JP2016155420A - ウォッシャノズル及びノズル付きワイパアーム - Google Patents

ウォッシャノズル及びノズル付きワイパアーム Download PDF

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Abstract

【課題】意匠性を向上させることができるウォッシャノズルを提供すること。
【解決手段】ウォッシャノズル1は、ワイパアーム51に固定され、給送された洗浄液を払拭面に噴射するためのものであって、ワイパアーム51の反払拭面側を覆う上部11と、上部11からワイパアーム51の幅方向に突出する幅方向延出部12と、幅方向延出部12からワイパアーム51の払拭面側を覆うように延びる固定片部13とを備え、払拭面側から固定片部13を貫通するねじ54によってワイパアーム51に固定される。
【選択図】図2

Description

本発明は、ワイパアームに固定されて洗浄液を噴射するウォッシャノズル及びウォッシャノズルを備えたノズル付きワイパアームに関するものである。
従来から車両にはフロントガラス等の払拭面を払拭するためのワイパと、給送された洗浄液を払拭面に噴射するためのウォッシャノズルとが備えられている。そして、ウォッシャノズルとしては、ワイパのワイパアームに固定されたものがある(例えば、特許文献1参照)。このようなウォッシャノズルは、例えば、ワイパアームの反払拭面側からウォッシャノズルを貫通してワイパアームに螺合されるねじ等の固定部材によって固定されていた。
実開平3−13256号公報
しかしながら、上記のようなウォッシャノズルが固定されたノズル付きワイパアームでは、ねじの頭部等、固定部材が反払拭面側に、即ち、ワイパアームの表側に露出して、車両を外側から見た際の美観(意匠性)を損ねるという問題があった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、意匠性を向上させることができるウォッシャノズル及びノズル付きワイパアームを提供することにある。
上記課題を解決するウォッシャノズルは、ワイパアームに固定され、給送された洗浄液を払拭面に噴射するためのウォッシャノズルであって、前記ワイパアームの反払拭面側を覆う上部と、前記上部から前記ワイパアームの幅方向に突出する幅方向延出部と、前記幅方向延出部から前記ワイパアームの払拭面側を覆うように延びる固定片部とを備え、払拭面側から前記固定片部を貫通する固定部材によって前記ワイパアームに固定可能とされる。
同構成によれば、ワイパアームの反払拭面側を覆う上部と、上部からワイパアームの幅方向に突出する幅方向延出部と、幅方向延出部からワイパアームの払拭面側を覆うように延びる固定片部とを備え、払拭面側から固定片部を貫通する固定部材によってワイパアームに固定可能であるため、固定部材が反払拭面側に露出しないようにすることができる。よって、固定部材が反払拭面側に露出したものに比べて、車両を外側から見た際の意匠性を向上させることができる。
上記ウォッシャノズルにおいて、前記ワイパアームとの対向面には、前記ワイパアームの長手方向の一部に設けられた突出部が長手方向に係合するように嵌る位置決め溝が形成されることが好ましい。
同構成によれば、ウォッシャノズルのワイパアームとの対向面には、ワイパアームの長手方向の一部に設けられた突出部が長手方向に係合するように嵌る位置決め溝が形成されるため、該位置決め溝にワイパアームの突出部が嵌るように配置することで、ワイパアームの一定の位置にウォッシャノズルを配置することができる。よって、例えば、払拭面側から固定片部を貫通してワイパアームに形成された雌ねじに固定部材としてのねじを螺合させるといった作業が容易となる。
上記ウォッシャノズルにおいて、前記幅方向延出部の払拭面側に設けられ、前記ワイパアームの長手方向に沿って延びて洗浄液給送用のホースが連結される筒状の導入筒部を備え、前記固定片部は、前記導入筒部と前記ワイパアームの長手方向にずれた位置に設けられることが好ましい。
同構成によれば、ワイパアームの長手方向に沿って延びて洗浄液給送用のホースが連結される筒状の導入筒部が、幅方向延出部の払拭面側に設けられ、固定片部は、導入筒部とワイパアームの長手方向にずれた位置に設けられるため、導入筒部を払拭面側に大きく張り出させることなく、スライドコアを用いて容易に製造することが可能となる。詳しくは、例えば、導入筒部と固定片部とがワイパアームの幅方向(払拭方向)に並んだ構成では、同幅方向に沿って可動する成形金型のスライドコアにて導入筒部を成形することが固定片部の存在によって困難となり、導入筒部を固定片部よりも払拭面側に大きく張り出させるといった必要が生じる。これに対して、上記構成では固定片部は、導入筒部とワイパアームの長手方向にずれた位置に設けられ、導入筒部の幅方向に固定片部が存在しないため、導入筒部を払拭面側に大きく張り出させることなく、スライドコアを用いて容易に製造することが可能となる。
上記ウォッシャノズルにおいて、前記固定片部は、前記導入筒部を前記ワイパアームの長手方向にずれた位置で挟むように一対設けられることが好ましい。
同構成によれば、固定片部は、導入筒部に対しワイパアームの長手方向の外側にずれた位置で導入筒部を挟むように一対設けられるため、ワイパアームに対してがたつきが抑えられて強固に固定することができる。
上記ウォッシャノズルにおいて、前記幅方向延出部の払拭面側に設けられ、前記ワイパアームの長手方向に沿って延びて洗浄液給送用のホースが連結される筒状の導入筒部と、前記導入筒部の反払拭面側を覆う導入筒部カバー部とを備えることが好ましい。
同構成によれば、幅方向延出部の払拭面側に設けられ、ワイパアームの長手方向に沿って延びて洗浄液給送用のホースが連結される筒状の導入筒部と、導入筒部の反払拭面側を覆う導入筒部カバー部とを備えるため、導入筒部が反払拭面側に露出しないようにすることができる。よって、導入筒部が反払拭面側に露出したものに比べて、車両を外側から見た際の意匠性を向上させることができる。
上記ウォッシャノズルにおいて、前記ホースの反払拭面側を覆うためのホースカバー部を備えることが好ましい。
同構成によれば、ホースの反払拭面側を覆うためのホースカバー部を備えるため、ホースが反払拭面側に露出しないようにすることができる。よって、ホースが反払拭面側に露出したものに比べて、車両を外側から見た際の意匠性を向上させることができる。
上記課題を解決するノズル付きワイパアームは、前記ワイパアームが、基端がピボット軸に固定されるアームヘッドと、該アームヘッドの先端に回動可能に基端が連結されたリテーナと、該リテーナの先端に基端が固定され先端部にワイパブレードが連結される平板棒状のアームピースとを有したものであって、前記ワイパアームと、前記アームピースに固定された上記ウォッシャノズルとを備える。
同構成によれば、ノズル付きワイパアームにおいて、上記した効果を得ることができる。
本発明のウォッシャノズル及びノズル付きワイパアームでは、意匠性を向上させることができる。
一実施形態におけるノズル付きワイパアームの平面図。 一実施形態におけるウォッシャノズルとワイパアームの斜視図。 一実施形態におけるウォッシャノズルとワイパアームの平面図。 一実施形態におけるウォッシャノズルとワイパアームの底面図。 一実施形態におけるウォッシャノズルとワイパアームの側面図。 図3のA−A線に沿った断面図。 一実施形態におけるウォッシャノズルとワイパアームの分解斜視図。 一実施形態におけるウォッシャノズルの製造方法を説明するための断面図。
以下、ウォッシャノズルを備えたノズル付きワイパアームの一実施形態を図1〜図8に従って説明する。
図1〜図6に示すように、ノズル付きワイパアームのウォッシャノズル1は、車両に設けられるワイパアーム51(詳しくは、そのアームピースAP)に固定され、給送された洗浄液を払拭面(図3中、紙面奥側であって、図4中、紙面手前側の図示しないフロントガラス)に噴射するためのものである。
図1に示すように、本実施形態のワイパアーム51は、基端が図示しないピボット軸に固定されるアームヘッドAHと、該アームヘッドAHの先端に回動可能に基端が連結されたリテーナRと、該リテーナRの先端に基端が固定され先端部にワイパブレードWBが連結される平板棒状のアームピースAPとを有したものである。
ウォッシャノズル1は、ワイパアーム51、具体的には、板面が払拭面と対向する平板棒状のアームピースAPの反払拭面側を覆う上部11と、上部11からワイパアーム51の幅方向の一方(図3中、右方向であって、図4中、左方向)側に突出する幅方向延出部12と、幅方向延出部12からワイパアーム51のアームピースAPの払拭面側を覆うように(ワイパアーム51の下方に)延びる固定片部13とを備える。
上部11は、ワイパアーム51のアームピースAPの上面(反払拭面側の面)に沿って長尺板状に形成され、幅方向延出部12は、上部11の側方の一方からワイパアーム51の幅方向に板状に突出している。図6に示すように、本実施形態の幅方向延出部12は、その上面が幅方向の外側ほど払拭面側に近づくように傾斜して形成されている。そして、固定片部13は、幅方向延出部12からワイパアーム51の払拭面側を覆うように、言い換えると、前記上部11とでワイパアーム51を挟むように延出され、前記上部11とでワイパアーム51の幅方向の他方側(幅方向延出部12の突出方向と反対側)が開口する断面コ字状を成している。
又、ウォッシャノズル1は、ワイパアーム51の長手方向に沿って延びて洗浄液給送用のホース52(図3及び図4参照)が連結される筒状の導入筒部14を備えており、該導入筒部14は幅方向延出部12の払拭面側に設けられている。詳しくは、幅方向延出部12におけるワイパアーム51の先端側には払拭面側(下側)に膨出する膨出部15が形成され、導入筒部14は膨出部15からワイパアーム51の長手方向の基端方向に沿って延びている。図4に示すように、導入筒部14の内部は膨出部15内に形成されたノズル部材収容部16に連通されている。ノズル部材収容部16は、ワイパアーム51の先端側で開口するとともに、その内面が球面状に形成されている。そして、ノズル部材収容部16には、導入筒部14内を介してノズル部材収容部16に到達した洗浄液を払拭面に噴射するためのノズル口53aを有するノズル部材53が、液密状態で転動可能に収容保持されており、膨出部15に対してノズル部材53の角度調節が可能となっている。
又、図3に示すように、前記幅方向延出部12の一部は、前記導入筒部14の反払拭面側を覆うように形成されて導入筒部カバー部17を構成している。又、前記幅方向延出部12の一部は、導入筒部カバー部17から連続的に前記ホース52の反払拭面側を覆うように形成されてホースカバー部18を構成している。本実施形態の導入筒部カバー部17及びホースカバー部18は、ワイパアーム51の基端側に向かうほど上部11からの幅方向の突出量T(図3参照)が小さくなる形状に形成されている。
又、図4、図5及び図7に示すように、ウォッシャノズル1におけるワイパアーム51(アームピースAP)との対向面であって、本実施形態では上部11におけるワイパアーム51との対向面には、ワイパアーム51の長手方向の一部に設けられた突出部51aが長手方向に係合するように嵌る位置決め溝19が形成されている。本実施形態の位置決め溝19は、上部11におけるワイパアーム51との対向面側に凸設された凸部20に形成され、ワイパアーム51の幅方向の他方側(幅方向延出部12の突出方向とは反対側)からワイパアーム51の幅方向中央と対応した位置に向かって凹設されている。
そして、ウォッシャノズル1は、払拭面側から固定片部13を貫通する固定部材としてのねじ54によってワイパアーム51に固定可能とされ、ワイパアーム51に固定される。
詳しくは、図4及び図5に示すように、固定片部13は、導入筒部14とワイパアーム51の長手方向の両外側にずれた位置であって、本実施形態では、導入筒部14をワイパアーム51の長手方向にずれた位置で挟むように一対設けられている。言い換えると、導入筒部14は、ワイパアーム51の長手方向に離間して形成された一対の固定片部13の間に設けられている。又、本実施形態の導入筒部14は、前記払拭面の直交方向(図5中、左右方向)に固定片部13と一部重なる位置に設けられている。
図5及び図7に示すように、各固定片部13には、払拭面側からねじ頭収容凹部21が凹設形成され、該ねじ頭収容凹部21の底には上部11側(ワイパアーム51側)に貫通するねじ挿通孔22が形成されている。
そして、ウォッシャノズル1は、幅方向延出部12の突出方向とは反対側の開口からワイパアーム51(アームピースAP)が幅方向から挿入され、前記位置決め溝19にワイパアーム51の突出部51aが嵌った状態とされることでワイパアーム51に対する位置決めがなされる。この状態でウォッシャノズル1の払拭面側から固定片部13のねじ挿通孔22を貫通してワイパアーム51(アームピースAP)に形成された雌ねじ51b(図7参照)にねじ54が螺合されることによってウォッシャノズル1はワイパアーム51に固定されている。
ここで、ワイパアーム51(アームピースAP)の雌ねじ51bに螺合されたねじ54の先端部は、ワイパアーム51(アームピースAP)の反払拭面側の面から僅かに突出する場合がある。このねじ54の先端部の突出部位を収容すべく、上部11におけるねじ頭収容凹部21に対応する位置のワイパアーム51(アームピースAP)との対向面には、ねじ先端収容部23が形成されている。
ところで、本実施形態のウォッシャノズル1は樹脂製であって、その製造には、図8に示すように、成形金型として上型61、下型62、及び左右一対のスライドコア63,64等が用いられる。そして、前記導入筒部14は、外周における下側(払拭面側の約180°の範囲)が下型62によって成形され、外周における上側(反払拭面側の約180°の範囲)が左右一対のスライドコア63,64によって成形される。ここで、スライドコア63,64は、幅方向(図8中、左右方向)に沿って可動されるが、固定片部13は、導入筒部14とワイパアーム51の長手方向(図8中、紙面直交方向)にずれた位置に設けられているため、一方の(図8中、左側の)スライドコア63の可動が固定片部13の存在によって阻害されることはない。
上記のように構成されたウォッシャノズル1の作用について説明する。
例えば、運転席に設けられたウォッシャスイッチによって払拭面であるフロントガラスを洗浄する旨の操作が行われると、ワイパアーム51及びワイパブレードWB(車両用ワイパ)が往復揺動されるとともに、図示しないウォッシャポンプからホース52を介してウォッシャノズル1に洗浄液が給送される。すると、ウォッシャノズル1のノズル口53aからワイパブレードWBの側方の払拭面に洗浄液が噴射され、洗浄液が噴射された払拭面はワイパブレードWBによって迅速に払拭されて洗浄される。
次に、上記実施形態の特徴的な効果を以下に記載する。
(1)ウォッシャノズル1は、ワイパアーム51の反払拭面側を覆う上部11と、上部11からワイパアーム51の幅方向に突出する幅方向延出部12と、幅方向延出部12からワイパアーム51の払拭面側を覆うように延びる固定片部13とを備える。そして、ウォッシャノズル1は、払拭面側から固定片部13を貫通するねじ54によってワイパアーム51に固定可能とされるため、ねじ54が反払拭面側に露出しないようにすることができる。よって、ねじ54が反払拭面側に露出したものに比べて、車両を外側から見た際の意匠性を向上させることができる。
(2)ウォッシャノズル1におけるワイパアーム51との対向面(本実施形態では上部11)には、ワイパアーム51の長手方向の一部に設けられた突出部51aが長手方向に係合するように嵌る位置決め溝19が形成される。よって、位置決め溝19にワイパアーム51の突出部51aが嵌るように配置することで、ワイパアーム51の一定の位置にウォッシャノズル1を配置することができる。よって、例えば、本実施形態のように、払拭面側から固定片部13を貫通してワイパアーム51に形成された雌ねじ51bにねじ54を螺合させるといった作業が容易となる。
(3)ウォッシャノズル1は、ワイパアーム51の長手方向に沿って延びて洗浄液給送用のホース52が連結される筒状の導入筒部14が、幅方向延出部12の払拭面側に設けられている。そして、固定片部13は、導入筒部14とワイパアーム51の長手方向にずれた位置に設けられる、言い換えれば、導入筒部14に対してワイパアーム51の長手方向の両外側にずれて位置するように設けられるため、導入筒部14を払拭面側に大きく張り出させることなく、スライドコア63,64を用いてウォッシャノズル1を容易に製造することが可能となる。詳しくは、例えば、導入筒部14と固定片部13とがワイパアーム51の幅方向(払拭方向)に並んだ構成では、同幅方向に沿って可動する成形金型のスライドコア63,64にて導入筒部14を成形することが固定片部13の存在によって困難となり、導入筒部14を固定片部13よりも払拭面側に大きく張り出させるといった必要が生じる。これに対して、上記構成では固定片部13は、導入筒部14とワイパアーム51の長手方向にずれた位置に設けられ、導入筒部14の幅方向に固定片部13が存在しないため、導入筒部14を払拭面側に大きく張り出させることなく、スライドコア63,64を用いてウォッシャノズル1を容易に製造することが可能となる。
そして、本実施形態では導入筒部14は、固定片部13と払拭面の直交方向に一部重なる位置に設けられるため、導入筒部14の払拭面側への張り出し量が小さい構成となり、例えば、払拭面との間隔を(衝突しないように)十分に保つことができる。言い換えると、ワイパアーム51の払拭面からの高さを高く設定する必要がなくなる。
(4)固定片部13は、導入筒部14に対しワイパアーム51の長手方向の両外側にずれた位置で挟むように一対設けられるため、ワイパアーム51に対してがたつきが抑えられて強固に固定することができる。
(5)ウォッシャノズル1は、導入筒部14の反払拭面側を覆う導入筒部カバー部17を備えるため、導入筒部14が反払拭面側に露出しないようにすることができる。よって、導入筒部14が反払拭面側に露出したものに比べて、車両を外側から見た際の意匠性を向上させることができる。また、導入筒部14に外力などが作用する事象も低減でき、例えば、導入筒部14に接続されたホース52の外れを防止できる。
(6)ウォッシャノズル1は、ホース52の反払拭面側を覆うためのホースカバー部18を備えるため、ホース52が反払拭面側に露出しないようにすることができる。よって、ホース52が反払拭面側に露出したものに比べて、車両を外側から見た際の意匠性を向上させることができる。また、ホース52の紫外線等による劣化を抑制することができる。
上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、ウォッシャノズル1の上部11には、ワイパアーム51の突出部51aが長手方向に係合するように嵌る位置決め溝19が形成されるとしたが、ワイパアーム51に対する長手方向の位置決めができれば、固定片部13に位置決め溝を形成してもよい。又、位置決め溝19が形成されていないウォッシャノズル1としてもよい。
・上記実施形態では、固定片部13は、導入筒部14とワイパアーム51の長手方向にずれた位置に設けられるとしたが、これに限定されず、導入筒部14とワイパアーム51の長手方向に一致した位置に設けてもよい。尚、この場合、導入筒部14を、固定片部13よりも払拭面側に大きく張り出させれば、スライドコアを用いてウォッシャノズルを容易に製造することができる。
・上記実施形態では、導入筒部14は、固定片部13と払拭面の直交方向(上下方向)に一部重なる位置に設けられるとしたが、これに限定されず、例えば、固定片部13と払拭面の直交方向に全体が重なる位置に設けてもよいし、一部も重ならない位置に設けてもよい。
・上記実施形態では、固定片部13は、導入筒部14をワイパアーム51の長手方向にずれた位置で挟むように一対設けられるとしたが、これに限定されず、例えば、固定片部13を一つとしてもよいし、導入筒部14を挟まないように一対設けてもよい。又、固定片部13は、三つ以上設けてもよい。
・上記実施形態では、固定部材をねじ54としたが、リベット等により固定してもよい。
・上記実施形態では、ウォッシャノズル1は、幅方向延出部12の一部であり導入筒部14の反払拭面側を覆う導入筒部カバー部17を備えるとしたが、これに限定されず、導入筒部14が反払拭面側に露出した(反払拭面側から見える)ものとしてもよい。
・上記実施形態では、ウォッシャノズル1は、幅方向延出部12の一部でありホース52の反払拭面側を覆うためのホースカバー部18を備えるとしたが、これに限定されず、ホース52が反払拭面側に露出する(反払拭面側から見える)ものとしてもよい。
・上記実施形態では、ワイパアーム51は、アームヘッドAHとリテーナRとアームピースAPとを有するものとしたが、これに限定されず、他の構成のワイパアームに変更してウォッシャノズル1を固定してもよい。
上記実施の形態から把握できる技術的思想について、以下にその効果とともに記載する。
(イ)請求項3又は4に記載のウォッシャノズルにおいて、前記導入筒部は、前記払拭面の直交方向に前記固定片部と少なくとも一部重なる位置に設けられたことを特徴とするウォッシャノズル。
同構成によれば、導入筒部は、固定片部と払拭面の直交方向に少なくとも一部重なる位置に設けられるため、導入筒部の払拭面側への張り出し量が小さい構成となり、例えば、払拭面との間隔を十分に保つことができる。言い換えると、ワイパアームを払拭面から大きく浮かせる必要がなくなる。
11…上部、12…幅方向延出部、13…固定片部、14…導入筒部、17…導入筒部カバー部、18…ホースカバー部、19…位置決め溝、51…ワイパアーム、51a…突出部、52…ホース、54…ねじ(固定部材)、AH…アームヘッド、AP…アームピース、R…リテーナ、WB…ワイパブレード。

Claims (7)

  1. ワイパアームに固定され、給送された洗浄液を払拭面に噴射するためのウォッシャノズルであって、
    前記ワイパアームの反払拭面側を覆う上部と、
    前記上部から前記ワイパアームの幅方向に突出する幅方向延出部と、
    前記幅方向延出部から前記ワイパアームの払拭面側を覆うように延びる固定片部と
    を備え、
    払拭面側から前記固定片部を貫通する固定部材によって前記ワイパアームに固定可能とされたことを特徴とするウォッシャノズル。
  2. 請求項1に記載のウォッシャノズルにおいて、
    前記ワイパアームとの対向面には、前記ワイパアームの長手方向の一部に設けられた突出部が長手方向に係合するように嵌る位置決め溝が形成されたことを特徴とするウォッシャノズル。
  3. 請求項1又は2に記載のウォッシャノズルにおいて、
    前記幅方向延出部の払拭面側に設けられ、前記ワイパアームの長手方向に沿って延びて洗浄液給送用のホースが連結される筒状の導入筒部を備え、
    前記固定片部は、前記導入筒部と前記ワイパアームの長手方向にずれた位置に設けられたことを特徴とするウォッシャノズル。
  4. 請求項3に記載のウォッシャノズルにおいて、
    前記固定片部は、前記導入筒部を前記ワイパアームの長手方向にずれた位置で挟むように一対設けられたことを特徴とするウォッシャノズル。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載のウォッシャノズルにおいて、
    前記幅方向延出部の払拭面側に設けられ、前記ワイパアームの長手方向に沿って延びて洗浄液給送用のホースが連結される筒状の導入筒部と、
    前記導入筒部の反払拭面側を覆う導入筒部カバー部と
    を備えたことを特徴とするウォッシャノズル。
  6. 請求項5に記載のウォッシャノズルにおいて、
    前記ホースの反払拭面側を覆うためのホースカバー部を備えたことを特徴とするウォッシャノズル。
  7. 前記ワイパアームは、基端がピボット軸に固定されるアームヘッドと、該アームヘッドの先端に回動可能に基端が連結されたリテーナと、該リテーナの先端に基端が固定され先端部にワイパブレードが連結される平板棒状のアームピースとを有したものであって、
    前記ワイパアームと、
    前記アームピースに固定された請求項1乃至6のいずれか1項に記載のウォッシャノズルと
    を備えたことを特徴とするノズル付きワイパアーム。
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