JP2016153702A - 天井設置型空気調和機 - Google Patents

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一紀 福田
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Abstract

【課題】ガイドローラのガイドローラが外れるのを抑制して安全性を高めた空気調和機を提供することにある。
【解決手段】ガイドローラを挟み込み、ガイドローラの左右方向の移動を規制する一対の左右側規制部と、左右側規制部を連結する上側連結部と、左右側規制部に設けられ、ガイドローラの回転軸の上方向の移動を規制する上側規制部と、左右側規制部に設けられ、ガイドローラの回転軸の前後方向(ワイヤの移動方向)の移動を規制する前後側規制部と、左右側規制部のガイドローラの配置位置より下側の左右側規制部を連結する下側連結部を備えたガイドローラ組立体によってガイドローラの回転軸を支持する構成とした。これによれば、ガイドローラ支持体の上側規制部と左右側規制部によってガイドローラの回転軸がガイドローラ支持体から脱落することがないので、安全性を高めることができるようになる。
【選択図】図2

Description

本発明は、室内の冷房又は暖房を行うユニット本体を室内の天井に設置した天井設置型空気調和機に関するものである。
ユニット本体の下部に化粧パネルを装着する天井設置型空気調和機(以下、空気調和機と表記する)において、吸い込みグリルのフィルタ、或いは吸い込みグリルの清掃、点検、又は交換を容易に行うため、吸い込みグリルを昇降自在にした空気調和機が知られている。
例えば、空気調和機の内部に回転ドラムを設け、この回転ドラムに巻回されたワイヤの他端を吸い込みグリルに固定して吸い込みグリルを昇降自在に支持し、電動モータの駆動により吸い込みグリル及び吸い込みグリルに支持されたフィルタを昇降する空気調和機が知られている。しかしながら、この空気調和機においては、ワイヤを吸い込みグリルに固定しているため、吸い込みグリルを床面に対して水平に保つことが困難であるという課題があった。
このような課題を解決するため、例えば、特開平11−23001号公報(特許文献1)においては、化粧パネルに電動モータによって正逆回転駆動される回転ドラムと、吸い込みグリルに回転可能なガイドローラを備えたガイドローラ組立体を設け、回転ドラムに巻回されたワイヤの端部をガイドローラ組立体のガイドローラに通して化粧パネルに固定した空気調和機が提案されている。そして、この空気調和機においては、電動モータによって回転ドラムを回転してワイヤを繰り出し或いは巻き取ると、吸い込みグリルはこれに対応して昇降されることになる。
すなわち、リモコン等によって吸い込みグリルを所定の位置まで降下させ、フィルタ或いは吸い込みグリルを清掃、点検、又は交換することができるようになる。更に清掃等の作業後は、回転ドラムでワイヤを巻き取り、吸い込みグリルを上昇させて化粧パネルに取り付けられたマイクロスイッチによって、吸い込みグリルが化粧パネルに収納された時に回転ドラムの回転が自動停止するものである。
そして、この吸い込みグリルが昇降動作される時、ガイドローラ組立体のガイドローラによってワイヤを案内しているので、ワイヤが繰り出し或いは巻き取られても、ガイドローラが回転することによって吸い込みグリルはワイヤの移動とは無関係に水平状態の位置を保持することができるものである。
特開平11−23001号公報
そして、特許文献1に記載の空気調和機では、ワイヤを繰り出し、或いは巻き取ることで吸い込みグリルを昇降しているが、ガイドローラ組立体のガイドローラの回転軸は二股状のガイドローラ支持部によって回転自在に支持されている。ところが、このガイドローラ支持部はガイドローラ組立体からワイヤを取り出したりするために弾性を備えている。このため、この弾性を備えたガイドローラ支持部が何らかの要因で外側に撓むと、ガイドローラの回転軸が撓んだローラ支持部から外れてしまい、吸い込みグリルが大きく傾いたり、吸い込みグリルが落下するという課題があり、安全性の確保が強く要請されている。
また、これ以外の構成のガイドローラ組立体としては、合成樹脂で形成され上端が開放された2つの側面壁に、水平方向に延びる一方が開放され他方が閉塞した水平案内溝を形成し、この水平案内溝の途中にガイドローラの回転軸を軸支する軸支孔を形成したものが知られている。そして、ガイドローラの回転軸を水平案内溝の開放側から差し込んで軸支孔まで移動させ、これによってガイドローラの回転軸を2つの側面壁に軸支するようにしている。
しかしながら、この構成のガイドローラ組立体においては、水平案内溝が水平方向に向けて開放されているので、ワイヤの移動によってガイドローラが水平案内溝を移動して側面壁から外れたり、側面壁が合成樹脂であり、かつ上方が開放されているので、側面壁が外側に撓んでガイドローラの回転軸が撓んだ側面壁からから外れてしまう恐れがある。したがって、特許文献1と同様に吸い込みグリルが大きく傾いたり、吸い込みグリルが落下するという課題があり、安全性の確保が強く要請されている。
本発明の目的は、ガイドローラ組立体のガイドローラが外れるのを抑制して安全性を高めた新規な空気調和機を提供することにある。
本発明の特徴は、ガイドローラを挟み込み、ガイドローラの左右方向の移動を規制する一対の左右側規制部と、左右側規制部のガイドローラの配置位置より上側の左右側規制部を連結する上側連結部と、左右側規制部に設けられ、ガイドローラの回転軸の上方向の移動を規制する上側規制部と、左右側規制部に設けられ、ガイドローラの回転軸の前後方向(ワイヤの移動方向)の移動を規制する前後側規制部と、左右側規制部のガイドローラの配置位置より下側の左右側規制部を連結する下側連結部を備えたガイドローラ支持体によってガイドローラの回転軸を支持する、ところにある。
本発明によれば、ガイドローラ支持体の上側規制部、左右側規制部及び前後側規制部によって、ガイドローラの回転軸がガイドローラ支持体から脱落することがなくなり、安全性を高めることができるようになる。
本発明が適用される空気調和機の吸い込みグリルが下降した状態を示す側断面図である。 本発明のガイドローラ組立体を実装した吸い込みグリルを斜め上方から見た斜視図である。 本発明の第1の実施形態になるガイドローラ組立体の全体斜視図である. 本発明の第2の実施形態になるガイドローラ組立体の全体斜視図である。
本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明するが、本発明は以下の実施形態に限定されることなく、本発明の技術的な概念の中で種々の変形例や応用例をもその範囲に含むものである。
以下、本発明の実施形態を説明するが、その前に本発明が適用される空気調和機の全体的な構成を図1に基づき説明する。図1において、参照番号2は、天井埋込型の空気調和機の室内ユニットであるユニット本体を示し、室内の天井1の裏に埋設される。ユニット本体2の内部には、熱交換器3、ドレインパン4、送風機5、電動ファンモータ6が配置され、その下部には開口部を覆うように化粧パネル7が着脱自在に装着されている。
化粧パネル7の中央部には吸い込み口8が形成され、吸い込み口8の両側2方向或いは周辺4方向には吹き出し口9が設けられている。吸い込み口8には吸い込みグリル10が嵌合され、その上部にはフィルタ11が吸い込みグリル10に着脱自在となるように装着されている。
この空気調和機で冷房運転を行う場合は、図示しない冷凍サイクルを作動させて冷媒配管(図示せず)を通して冷媒を熱交換器3に流通させる。そして、室内空気は電動ファンモータ6で駆動される送風機5により吸い込み口8から吸い込まれ、フィルタ11で清浄化された後に熱交換器3に送られる。熱交換された空気は冷却されて冷却風として吹き出し口9から室内に吹き出され、室内を冷房する。尚、暖房運転の場合もこれとほぼ同様であるので説明を省略する。
次に、吸い込みグリルの昇降機構について説明する。図1、図2において、吸い込みグリル10の4つの隅部にはそれぞれガイドローラ組立体12が取付けられている。2本のワイヤ13は、それぞれの一端がガイドローラ組立体12を介して電動モータ14で駆動される回転ドラム15に巻回され、他端が化粧パネル7に固定されて吸い込みグリル10を昇降自在に支持している。尚、電動モータ14と回転ドラム15は夫々のワイヤ13に対応して一対設けられている。
回転ドラム15は図示しない制御部にて駆動制御される可逆回転可能な電動モータ14により駆動され、この駆動によりワイヤ13が回転ドラム15から繰り出されたり、巻き取られて吸い込みグリル10が昇降される。尚、通常では吸い込みグリル10は化粧パネル7内に収納される。
フィルタ11および吸い込みグリル10を洗浄する場合、吸い込みグリル10が化粧パネル7に収納されている時に電動モータ14を駆動する。そして、一対の電動モータ14を回転することにより各回転ドラム15から夫々のワイヤ13が繰り出されることで吸い込みグリル10が下降して吊り下げられる。
吸い込みグリル10が所定の位置まで降りてきたとき、リモコン等を操作して電動モータ14の駆動を停止させる。吸い込みグリル10が下降した後は、フィルタ11を取り外して清掃あるいは洗浄することができる。
フィルタ11の洗浄後、フィルタ11を再び吸い込みグリル10に設置し、再度リモコン等を操作して電動モータ14を駆動させれば、回転ドラム15にワイヤ13が巻き取られ、吸い込みグリル10は上昇する。尚、化粧パネル7にマイクロスイッチ等の検出器を取り付けてあるので、吸い込みグリル10が化粧パネル7の吸い込み口8に収納されたとき電動モータ14の駆動を自動停止することができる。
次に本発明の実施形態になるガイドローラ組立体の具体的な構成を説明する。
図3は本発明の第1の実施形態のガイドローラ組立体12の全体斜視図を示している。ガイドローラ組立体12は、ガイドローラ支持体20と、このガイドローラ支持体20の内部に収納されているガイドローラ21から構成されている。ガイドローラ21は中心付近に回転軸22を有しており、ガイドローラ21と回転軸22は一体的に形成されている。ガイドローラ21と回転軸22はポリオキシメチレン(POM)のような合成樹脂で作られており、射出成型によって図示のような形状に作られている。
ガイドローラ支持体20は全体が合成樹脂で一体的に作られており、内部にガイドローラ21を収納する収納部23が形成されている。ガイドローラ支持体20の上側にはガイドローラ21の上端を覆う壁面状の上側覆い部(上側連結部)24が形成され、また、ガイドローラ支持体20の左右にはガイドローラ21の左側を覆う壁面状の左側覆い部(左側規制部)25と、ガイドローラ21の右側を覆う壁面状の右側覆い部(右側規制部)26が形成されている。更に、左右側覆い部25、26のガイドローラ21の下側部は下側連結部29で連結されており、この下側連結部29は吸い込みグリル10への取付部としての機能を備えている。ここで、本実施例では上側覆い部24、左右側覆い部25、26及び連結部29は射出成型によって合成樹脂で一体的に形成され、かつ両端が開放された箱状に形成されているので、変形等の恐れがなく機械的強度が大きいものである。
左右側覆い部25、26の側面には案内溝27が形成されており、この案内溝27は図にある通り、一方が開放された開放部27Aと他方が閉塞した閉塞部27Bを備えた水平通路部27Cと垂直通路部(上側規制部と前後側規制部)27Dよりなる「L」字状の溝である。そして、水平通路部27Cはガイドローラ21の回転軸22が移動できる幅(回転軸22の直径より大きい)を有し、また、垂直通路部27Dは途中までガイドローラ21の回転軸22が移動できる幅(回転軸22の直径より大きい)を有している。
したがって、ガイドローラ支持体20にガイドローラ21を組み込む場合は、回転軸22を左右側覆い部25、26の水平通路部27Cに沿って移動させ、その後に垂直通路部27Dに移動させれば、回転軸22はこの部分で軸支され、ガイドローラ支持体20にガイドローラ21を組み込むことができる。更に、このようにして作られたガイドレール組立体12の連結部29を、嵌合、或いは固定ねじによって吸い込みグリル10に固定すれば良いものである。そして、ワイヤ13はガイドローラ21の外周側から収納部23の空間を通って反対側のガイドローラ21の外周から引き出されるものである。
したがって、ガイドローラ21の回転軸22は垂直通路部27Dで上方向の移動と前後方向(ワイヤの移動方向)の移動が規制され、また、ガイドローラ21は左右側覆い部25、26の内側の側面で左右方向の移動が規制されることになる。したがって、ワイヤ13の移動によってもガイドローラ21の回転軸22は垂直通路部27Dによって移動が阻止されるので、脱落する恐れが少なくなるものである。
また、この時、左右側覆い部25、26は上側連結部24と下側連結部29で連結されているため強度的に強くなり、左右側覆い部25、26が撓むことなく、ガイドローラ21がガイドローラ組立体12から脱落する恐れがないものとなる。
このように、本実施例によれば、ガイドローラを挟み込み、ガイドローラの左右方向の移動を規制する一対の左右側覆い部(左右側規制部)と、左右側覆い部を連結する上側覆い部(上側連結部)と、左右側覆い部に設けられ、ガイドローラの回転軸の上方向の移動を規制し、かつガイドローラの回転軸の前後方向(ワイヤの移動方向)の移動を規制する垂通路部(上側規制部と前後側規制部)と、ガイドローラの配置位置より下側の左右側覆い部を連結する下側連結部を備えたガイドローラ組立体によってガイドローラの回転軸を支持する構成としている。これによれば、ガイドローラの回転軸がガイドローラ支持体から脱落することがないので、安全性を高めることができるようになる。
図4は本発明の第2の実施形態のガイドローラ組立体12の全体斜視図を示している。ガイドローラ組立体12は、第1ガイドローラ支持体20A、第2ガイドローラ支持体20Bと、この夫々のガイドローラ支持体20A、20Bの内部に収納されているガイドローラ21から構成されている。ガイドローラ21は中心付近に回転軸22を有しており、ガイドローラ21と回転軸22は一体的に形成されている。ガイドローラ21と回転軸22は合成樹脂で作られており、射出成型によって図示のような形状に作られている。
第1ガイドローラ支持体20Aと第2ガイドローラ支持体20Bは、ガイドローラ21の回転軸22の軸方向に沿って分割されている。夫々のガイドローラ支持体20A、20Bは全体が合成樹脂で一体的に作られており、内部にガイドローラ21を収納する収納部23が形成されている。
夫々のガイドローラ支持体20A、20Bの上側にはガイドローラ21の上端を覆う壁面状の上側覆い部(上側連結部)24A、24Bが形成され、また、ガイドローラ支持体20A、20Bの左右にはガイドローラ21の左側を覆う壁面状の左側覆い部(左側規制部)25A、25Bと、ガイドローラ21の右側を覆う壁面状の右側覆い部(右側規制部)26A、26Bが形成されている。
更に、左右側覆い部25A、25B、26A、26Bのガイドローラ21の下側部は下側連結部29A、29Bで連結されており、この下側連結部29A、29Bは吸い込みグリル10への取付部としての機能を備えている。ここで、本実施例では上側覆い部24A、24B、左右覆い部25A、25B、26A、26B及び下側連結部29A、29Bは射出成型によって合成樹脂で一体的に形成され、かつ両端が開放された箱状に形成されているので、変形等の恐れがなく機械的強度が大きいものである。
左右側覆い部25A、25B、26A、26Bの側面には半円状の支持孔28(上側規制部と前後側規制部)が形成されており、この支持孔28は図にある通り、左右側覆い部25A、25B、26A、26Bが組み合わされた時にガイドローラ21の回転軸22を軸支する構成となっている。
したがって、ガイドローラ支持体20にガイドローラ21を組み込む場合は、ガイドローラ21を挟んでガイドローラ支持体20A、20Bを組み合わせ、左右側覆い部25A、25B、26A、26Bの側面に形成された半円状の支持孔28にガイドローラ21の回転軸22を配置することによって図にある通り、左右側覆い部25A、25B、26A、26Bが組み合わされた時にガイドローラ21の回転軸22を軸支することができる。この状態でガイドローラ支持体20A、20Bを相互に固定ねじによって固定すればガイドローラ組立体12が完成されるものである。尚、固定ねじの代わりに接着剤や超音波溶着によって固定することができる。
更に、このようにして作られたガイドローラ組立体12の連結部29A、29Bを嵌合、或いは固定ねじによって吸い込みグリル10に固定すれば良いものである。そして、ワイヤ13はガイドローラ21の外周側から収納部23の空間を通って反対側のガイドローラ21の外周から引き出されるものである。
このように、ガイドローラ21の回転軸22は左右側覆い部25A、25B、26A、26Bの側面に形成された半円状の支持孔28で上方向及び前後方向の移動が規制され、また、ガイドローラ21は左右側覆い部25A、25B、26A、26Bの内側の側面で左右方向の移動が規制されることになる。したがって、ワイヤ13の移動によってもガイドローラ21の回転軸22は垂直通路部27Dによって移動が阻止されるので、脱落する恐れが少なくなるものである。
また、この時、左右側覆い部25A、25B、26A、26Bは上側連結部24A、24Bと下側連結部29A、29Bで連結されているため強度的に強くなり、左右側覆い部25A、25B、26A、26Bが撓むことなく、ガイドローラ21がガイドローラ組立体12から脱落する恐れがないものとなる。
このように、本実施例によれば、ガイドローラの回転軸の上方向の移動を規制する左右覆い部の支持孔(上側規制部と前後側規制部)と、ガイドローラを挟み込み、ガイドローラの左右方向の移動を規制する一対の左右側覆い部(左右側規制部)と、左右側覆い部のガイドローラの配置位置より下側を連結する連結部を備えたガイドローラ支持体によってガイドローラの回転軸を支持する構成としている。これによれば、ガイドローラ支持体の上側規制部と左右側規制部によってガイドローラの回転軸がガイドローラ支持体から脱落することがないので、安全性を高めることができるようになる。
尚、実施例1及び実施例2に示す上側覆い部24、24A、24Bによって、上側から落下するごみ等がガイドローラ21の回転軸22付近に付着して、ガイドローラ21が回転不良になるのを抑制することができる。また、本実施例ではユニット本体を天井内に埋設したものを説明したが、これ以外にユニット本体を天井から吊り下げ、ユニット本体の下部に吸い込みグリルを有した化粧パネルを備えた空気調和機においても適用可能である。
以上述べた通り、本発明よれば、ガイドローラを挟み込み、ガイドローラの左右方向の移動を規制する一対の左右側規制部と、左右側規制部を連結する上側連結部と、左右側規制部に設けられ、ガイドローラの回転軸の上方向の移動を規制する上側規制部と、左右側規制部に設けられガイドローラの回転軸の前後方向(ワイヤの移動方向)の移動を規制する前後側規制部と、左右側規制部のガイドローラの配置位置より下側の左右側規制部を連結する下側連結部を備えたガイドローラ組立体によってガイドローラの回転軸を支持する構成とした。これによれば、ガイドローラ支持体の上側規制部と左右側規制部によってガイドローラの回転軸がガイドローラ支持体から脱落することがないので、安全性を高めることができるようになる。
尚、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
1…天井、2…ユニット本体、3…熱交換器、5…送風機、6…ファンモータ、7…化粧パネル、8…吸い込み口、9…吹出し口、10…吸い込みグリル、11…フィルタ、12…ガイドローラ組立体、13…ワイヤ、14…電動モータ、15…回転ドラム、20…ガイドローラ支持体、21…ガイドローラ、22…回転軸、23…空間、24…上側覆い部、25…左側覆い部、26…右側覆い部、27…案内溝、28…支持孔。

Claims (6)

  1. 熱交換器、送風機を有したユニット本体を天井内に埋設、若しくは天井から吊下げ、前記ユニット本体の下部に吸い込みグリルを有した化粧パネルを備えると共に、前記化粧パネルに設けられ正逆回転駆動される一対の回転ドラムと、前記各回転ドラムを夫々正逆回転駆動する一対の電動モータと、前記吸い込みグリルの4角隅部に設けられたガイドローラ組立体と、前記回転ドラムによって繰り出し、巻き取られる2本のワイヤを夫々一対の前記ガイドローラ組立体のガイドローラに掛けて前記化粧パネルに係止し、前記回転ドラムを正逆転することで前記吸い込むグリルを昇降させる天井設置型空気調和機において、
    前記ガイドローラ組立体は、前記ガイドローラを挟み込み、前記ガイドローラの左右方向の移動を規制する一対の左右側規制部と、前記左右側規制部の前記ガイドローラの配置位置より上側の前記左右側規制部を連結する上側連結部と、前記左右側規制部に設けられ、前記ガイドローラの回転軸の上方向の移動を規制する上側規制部と、前記左右側規制部に設けられ前記ガイドローラの前記回転軸の前後方向の移動を規制する前後側規制部と、前記左右側規制部の前記ガイドローラの配置位置より下側の前記左右側規制部を連結する下側連結部を備えたガイドローラ支持体よりなり、前記一対の左右側規制部によって前記ガイドローラの前記回転軸を支持することを特徴とする天井設置型空気調和機。
  2. 請求項1に記載の天井設置型空気調和機において、
    前記ガイドローラ支持体の前記左右側規制部には案内溝が形成されており、前記案内溝は、一方が開放された開放部を備えた水平通路部と、この水平部に接続され他方が閉塞した閉塞部を備えた垂直通路部よりなる溝であり、前記ガイドローラの回転軸が前記開放部から前記水平通路部を移動した後に前記垂直通路部で軸支されることを特徴とする天井設置型空気調和機。
  3. 請求項2に記載の天井設置型空気調和機において、
    前記左右側規制部に形成された案内溝の幅は、前記ガイドローラの前記回転軸の直径より大きいことを特徴とする天井設置型空気調和機。
  4. 請求項1に記載の天井設置型空気調和機において、
    前記ガイドローラ支持体の前記左右側規制部は前記ガイドローラの前記回転軸方向に沿って2分割され、前記左右側規制部の側面には半円状の支持孔が形成されており、前記支持孔は前記左右側規制部が組み合わされた時に前記ガイドローラの前記回転軸を軸支することを特徴とする天井設置型空気調和機。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の天井設置型空気調和機において、
    前記上側規制部、前記左右側規制部及び前記連結部は合成樹脂で一体的に形成されていることを特徴とする天井設置型空気調和機。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の天井設置型空気調和機において、
    前記連結部は、前記吸い込みグリルの取付部を兼ねていることを特徴とする天井設置型空気調和機。
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