JP2016152210A - Light source for lighting - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、照明用光源に関する。 The present invention relates to an illumination light source.
従来、発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)などの半導体発光素子は、小型、高効率及び長寿命であることから、様々な製品の光源として期待されている。 Conventionally, semiconductor light emitting devices such as light emitting diodes (LEDs) are expected to serve as light sources for various products because of their small size, high efficiency, and long life.
例えば、LEDは、電球形LEDランプ(LED電球)若しくは直管LEDランプなどの照明用光源、又は、シーリングライト若しくはダウンライトなどの天井に設置される照明器具などに用いられている。例えば、特許文献1には、従来のLEDを用いた照明装置が開示されている。
For example, the LED is used in an illumination light source such as a bulb-shaped LED lamp (LED bulb) or a straight tube LED lamp, or a lighting fixture installed on a ceiling such as a ceiling light or a downlight. For example,
ところで、近年、ダウンライトなどの外観を変更したいという要望がある。従来では、外観を変更するためには、照明器具の取り替えが必要となり、非常に煩雑な作業が必要となる。また、照明器具を取り替えずに、ランプのみを交換することが考えられる。しかしながら、この場合、使用可能なランプが既存の照明器具に適合可能なものに限られる。 By the way, in recent years, there is a desire to change the appearance of a downlight or the like. Conventionally, in order to change the appearance, it is necessary to replace the luminaire, and a very complicated operation is required. It is also conceivable to replace only the lamp without replacing the luminaire. In this case, however, usable lamps are limited to those that can be adapted to existing lighting fixtures.
そこで、本発明は、照明器具などの給電部に取り付けるだけで外観を容易に変更することができ、かつ、汎用性の高い照明用光源を提供することを目的とする。 Accordingly, an object of the present invention is to provide an illumination light source that can be easily changed in appearance only by being attached to a power supply unit such as a lighting fixture, and that is highly versatile.
上記目的を達成するため、本発明の一態様に係る照明用光源は、発光モジュールを備えるランプ本体と、透光性を有し、前記ランプ本体の外方、かつ、前記発光モジュールの光出射面側に、前記ランプ本体に対する相対位置が変更可能に設けられたカバーと、前記ランプ本体と前記カバーの光出射面との間に設けられた、前記発光モジュールから出射される光を拡散させる拡散部材とを備える。 In order to achieve the above object, a light source for illumination according to an aspect of the present invention includes a lamp body including a light emitting module, a light transmitting surface, the outside of the lamp body, and a light emitting surface of the light emitting module. And a diffusion member for diffusing the light emitted from the light emitting module provided between the lamp body and the light emitting surface of the cover. With.
また、本発明の一態様に係る照明用光源は、発光モジュールを備えるランプ本体と、前記ランプ本体とカバーの光出射面との間に設けられた、前記発光モジュールから出射される光を拡散させる拡散部材とを備え、前記カバーは、透光性を有し、前記ランプ本体の外方、かつ、前記発光モジュールの光出射面側に、前記ランプ本体に対する相対位置が変更可能に設けられる。 The illumination light source according to one embodiment of the present invention diffuses light emitted from the light emitting module provided between a lamp main body including the light emitting module and the light emitting surface of the lamp main body and the cover. The cover has translucency, and is provided on the outer side of the lamp body and on the light emitting surface side of the light emitting module so that the relative position with respect to the lamp body can be changed.
本発明によれば、照明器具などの給電部に取り付けるだけで外観を容易に変更することができ、かつ、汎用性の高い照明用光源を提供することができる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, an external appearance can be easily changed only by attaching to electric power feeding parts, such as a lighting fixture, and the highly versatile illumination light source can be provided.
以下では、本発明の実施の形態に係る照明用光源について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置及び接続形態などは、一例であり、本発明を限定する趣旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。 Below, the light source for illumination which concerns on embodiment of this invention is demonstrated in detail using drawing. Each of the embodiments described below shows a preferred specific example of the present invention. Therefore, the numerical values, shapes, materials, components, component arrangements, connection forms, and the like shown in the following embodiments are merely examples, and are not intended to limit the present invention. Therefore, among the constituent elements in the following embodiments, constituent elements that are not described in the independent claims showing the highest concept of the present invention are described as optional constituent elements.
また、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、同じ構成部材については同じ符号を付している。また、以下の実施の形態において、略均一又は略一致などの表現を用いている。例えば、略均一は、完全に均一であることを意味するだけでなく、実質的に均一、すなわち、数%程度の誤差を含むことも意味する。他の「略」を用いた表現についても同様である。 Each figure is a mimetic diagram and is not necessarily illustrated strictly. Moreover, in each figure, the same code | symbol is attached | subjected about the same structural member. In the following embodiments, expressions such as substantially uniform or substantially coincident are used. For example, substantially uniform means not only that it is completely uniform, but also means that it is substantially uniform, that is, includes an error of the order of several percent. The same applies to expressions using other “abbreviations”.
以下の各実施の形態及びその変形例では、照明用光源の一例として、電球形ランプ(LED電球)について説明する。 In the following embodiments and modifications thereof, a light bulb shaped lamp (LED light bulb) will be described as an example of an illumination light source.
(実施の形態1)
[概要]
まず、本実施の形態に係る電球形ランプ1及び電球形ランプ1が取り付けられる照明器具200の概要について、図1A〜図3を用いて説明する。
(Embodiment 1)
[Overview]
First, the outline | summary of the
図1A及び図1Bは、本実施の形態に係る電球形ランプ1の外観を示す斜視図である。具体的には、図1Aは、電球形ランプ1を下方から見たときの斜視図である。図1Bは、電球形ランプ1を上方から見たときの斜視図である。
1A and 1B are perspective views showing an appearance of a light bulb shaped
図2は、本実施の形態に係る電球形ランプ1の分解斜視図である。なお、図2において、紙面上下方向に沿って描かれた一点鎖線は、電球形ランプ1のランプ軸J(中心軸)を示している。ランプ軸Jとは、電球形ランプ1を照明器具のソケットに取り付ける際の回転中心となる軸である。本実施の形態では、ランプ軸Jは、筐体60、口金80及びカバー101(第1カバー110)の回転軸に一致する。
FIG. 2 is an exploded perspective view of the light bulb shaped
図3は、本実施の形態に係る電球形ランプ1が取り付けられた照明器具200の断面概要を示す図である。図3においては、照明器具200と電球形ランプ1との位置関係が分かりやすいように、照明器具200を断面図で示し、電球形ランプ1を側面図で示している。
FIG. 3 is a diagram showing a cross-sectional outline of a
なお、以下の説明において、「上」又は「上方」は、電球形ランプ1の口金80側であり、「下」又は「下方」は、電球形ランプ1のカバー101側である。具体的には、図1A及び図1Bに示すZ軸正方向が上方であり、Z軸負方向が下方である。
In the following description, “upper” or “upper” is the
各図において、Z軸方向は、ランプ軸Jに平行な方向である。X軸方向及びY軸方向は、ランプ軸Jに直交する面において、互いに直交する2つの方向である。 In each figure, the Z-axis direction is a direction parallel to the lamp axis J. The X-axis direction and the Y-axis direction are two directions orthogonal to each other on the plane orthogonal to the lamp axis J.
図2に示すように、電球形ランプ1は、ランプ本体100と、カバー101と、拡散部材102とを備える。
As shown in FIG. 2, the light bulb shaped
ランプ本体100は、電球形ランプ1の本体部である。ランプ本体100は、発光モジュール10を備え、例えば、可視光(照明光)を出射する。また、電球形ランプ1は、ランプ本体100の外側面に設けられた、ランプ本体100に対するカバー101の位置(相対位置)を調整するための位置調整部を備える。本実施の形態では、位置調整部は、ランプ本体100と一体に形成されている。具体的には、位置調整部は、雄ねじ部61を有する。
The lamp
カバー101は、透光性を有し、ランプ本体100の外方、かつ、発光モジュール10の光出射面側(具体的には、Z軸負方向)に、ランプ本体100に対する相対位置が変更可能に設けられている。ランプ本体100から出射された光は、カバー101を透過して外部に放出される。また、カバー101は、電球形ランプ1の外観を規定する部材である。カバー101は、雄ねじ部61に螺合する雌ねじ部114を有する。
The
拡散部材102は、ランプ本体100とカバー101の光出射面との間に設けられ、発光モジュール10から出射される光を拡散させる。本実施の形態では、電球形ランプ1は、複数の拡散部材102を備える。具体的には、4つの拡散部材102が、カバー101に支持されている。
The diffusing
電球形ランプ1は、ランプ本体100に対するカバー101の位置、すなわち、相対位置を調整することができる。具体的には、電球形ランプ1は、ランプ軸J上における、発光モジュール10(又は、ランプ本体100の先端若しくは口金80)とカバー101の光出射面との間の距離を変更することができる。これにより、電球形ランプ1は、ランプ本体100とカバー101とを近付けた状態で、又は、遠ざけた状態で照明器具200などに取り付けることができる。
The light bulb shaped
なお、照明器具200は、例えば、ダウンライトなどの埋込型照明器具である。図3に示すように、照明器具200は、天井210に埋め込まれている。照明器具200は、ソケット201と、器具本体202とを備える。
Note that the
ソケット201は、商用電源などの外部電源に接続されている。ソケット201は、電球形ランプ1の口金80がねじ入れられることで、口金80と電気的及び機械的に接続する。これにより、電球形ランプ1は、ソケット201を介して外部から発光モジュール10を点灯させるための電力を受けることができる。
The
器具本体202は、電球形ランプ1を収容するための空間を形成する。なお、器具本体202の深さ(具体的には、Z軸方向の長さ)は、照明器具の種類によって様々に異なっている。
The
以下では、電球形ランプ1の構成要素について、図面を用いて詳細に説明する。
Below, the component of the lightbulb-shaped
[ランプ本体]
ランプ本体100は、図2に示すように、発光モジュール10と、基台20と、駆動回路30と、回路ケース40と、ヒートシンク50と、筐体60と、グローブ70と、口金80とを備える。
[Lamp body]
As shown in FIG. 2, the
発光モジュール10は、所定の色(波長)の光を放出する発光装置である。本実施の形態に係る発光モジュール10は、例えば、白色光を放出する。
The
発光モジュール10は、グローブ70の内方に配置されている。具体的には、発光モジュール10は、基台20に載置されており、駆動回路30から供給される電力によって発光する。
The
図2に示すように、発光モジュール10は、基板11と、基板11に実装された発光素子12とを備える。本実施の形態では、発光モジュール10は、基板11とランプ軸Jとが交差するように配置されている。
As shown in FIG. 2, the
基板11は、発光素子12を実装するための実装基板である。基板11は、例えば、平面視において略円形の基板である。基板11は、基台20上に取り付けられている。基板11としては、例えば、アルミニウムなどの金属の基材に絶縁被覆を施すことで形成されるメタルベース基板、アルミナなどのセラミック材料の焼結体であるセラミックス基板、又は、樹脂材料からなる樹脂基板などが用いられる。なお、基板11の形状は、円形に限らず、矩形などでもよい。
The
発光素子12は、基板11の片面上に複数個実装されている。本実施の形態では、複数の発光素子12が、基板11の下面(Z軸負方向の面)のランプ軸Jを中心とする円周上に平面配置されている。各発光素子12は、主光出射方向を電球形ランプ1の前方(Z軸負方向)に向けた姿勢で実装されている。
A plurality of
本実施の形態に係る発光素子12は、表面実装(SMD:Surface Mount Device)型LED素子である。図2に示すように、発光素子12は、容器12aと、容器12a内に配置されたLEDチップ12bと、LEDチップ12bを封止する封止部材12cとを備える。封止部材12cは、LEDチップ12bから発せられる光の波長を変換する波長変換材料を含んでいる。
The light-emitting
本実施の形態では、LEDチップ12bとして、例えば、青色光を発する青色LEDチップが用いられる。青色LEDチップとしては、例えばInGaN系の材料によって形成された、中心波長が440nm〜470nmの窒化ガリウム系の発光素子が用いられる。この場合、封止部材12cは、白色光を放出するために、例えば、YAG(イットリウム・アルミニウム・ガーネット)系の黄色蛍光体粒子を波長変換材として含んでいる。
In the present embodiment, for example, a blue LED chip that emits blue light is used as the
基台20(モジュールプレート)は、発光モジュール10を支持する支持部材(支持台)である。基台20は、例えば、ランプ軸Jと直交する平面を有する略円板状の部材である。発光モジュール10は、止め金具、ねじ又は接着剤などにより基台20に固定されている。
The base 20 (module plate) is a support member (support base) that supports the
基台20は、発光モジュール10(発光素子12)で発生する熱を放熱させるための放熱部材(ヒートシンク)としても機能する。したがって、基台20は、金属材料、又は、熱伝導率の高い樹脂材料によって形成されることが好ましい。これにより、発光モジュール10で発生した熱をヒートシンク50に効率良く伝導させることができる。基台20は、例えば、アルミダイキャストによって成型される。
The base 20 also functions as a heat radiating member (heat sink) for radiating heat generated in the light emitting module 10 (light emitting element 12). Therefore, the
駆動回路30は、発光モジュール10を駆動するための回路ユニットである。本実施の形態に係る駆動回路30は、発光モジュール10(発光素子12)を点灯(発光)させるための電力を発光モジュール10に供給する点灯回路(電源回路)である。駆動回路30は、口金80から供給される交流電力を直流電圧に変換し、発光モジュール10に供給する。駆動回路30は、図示しないリード線などによって、発光モジュール10及び口金80の各々と電気的に接続されている。
The
駆動回路30は、回路ケース40に収納されている。例えば、駆動回路30は、ねじ止め、接着又は係合などによって回路ケース40に固定されている。
The
回路ケース40は、駆動回路30を収納するためのケース部材(内部筐体)である。回路ケース40は、駆動回路30を囲むように形成された絶縁性の筒体(絶縁ケース)である。回路ケース40は、例えば、ポリブチレンテレフタレート(PBT)などの絶縁性樹脂材料などを用いて形成される。
The
ヒートシンク50は、駆動回路30を囲むように配置された筒体(筐体)である。具体的には、ヒートシンク50は、回路ケース40を介して駆動回路30を囲んでいる。
The
ヒートシンク50は、放熱部として機能する。ヒートシンク50は、基台20に接触した状態で基台20に接続されている。これにより、発光モジュール10で発生した熱は、基台20を介してヒートシンク50に伝導するので、発光モジュール10の熱を効率良く放熱させることができる。また、ヒートシンク50は、駆動回路30で発生する熱を放熱する放熱部材としても機能する。
The
ヒートシンク50は、例えば、金属材料などの熱伝導率が高い材料を用いて形成される。例えば、ヒートシンク50は、回路ケース40より熱伝導率が高い材料を用いて形成される。
The
筐体60は、電球形ランプ1の外郭筐体である。筐体60の外側面は、ランプ外部(大気中)に露出している。筐体60は、ヒートシンク50の周囲を囲むように配置された筒体である。筐体60の一方の端部(Z軸負方向の端部)には、グローブ70が接続され、他方の端部(Z軸正方向の端部)には、口金80が接続されている。
The
筐体60は、発光モジュール10を保持する。本実施の形態では、筐体60は、ヒートシンク50、回路ケース40及び基台20を介して発光モジュール10を保持する。
The
筐体60は、絶縁性を有する。筐体60は、例えば、PBTなどの絶縁性樹脂材料を用いて形成される。筐体60が、金属製のヒートシンク50及び駆動回路30を囲むことで、電球形ランプ1の絶縁性を向上させることができる。
The
筐体60は、図2に示すように、ランプ軸Jに沿った方向(Z軸方向)に長尺の筒体である。本実施の形態では、筐体60は、内径及び外径が略均一の第1円筒部60aと、内径及び外径が漸次的に増加する第2円筒部60bとを有する。なお、第1円筒部60a及び第2円筒部60bは、例えば樹脂材料を用いた射出成形などによって一体に形成されている。
As shown in FIG. 2, the
第1円筒部60aの一方(Z軸正方向)の端部には、口金80が接続されている。第1円筒部60aの他方(Z軸負方向)の端部には、第2円筒部60bの一方の端部が接続されている。第2円筒部60bの他方の端部には、グローブ70が接続されている。第2円筒部60bは、Z軸負方向に向かうにつれて、内径及び外径が漸次的に増加する。具体的には、第2円筒部60bは、円錐台状の筒部である。
A
本実施の形態では、図2に示すように、筐体60の外側面には、位置調整部(具体的には、雄ねじ部61)が設けられている。具体的には、雄ねじ部61は、第2円筒部60bのZ軸負方向の端部に設けられている。より具体的には、雄ねじ部61は、ランプ本体100の最大径を有する部分に設けられている。したがって、例えば、ランプ本体100を上面視した(口金80側から見た)場合、雄ねじ部61がランプ本体100の外周に相当する。
In the present embodiment, as shown in FIG. 2, a position adjustment portion (specifically, a male screw portion 61) is provided on the outer surface of the
グローブ70は、発光モジュール10の光出射面側に設けられた透光性を有するカバーである。グローブ70は、発光モジュール10から放出される光をランプ外部に取り出すように形成されている。つまり、グローブ70の内面に入射した発光モジュール10から放出される光は、グローブ70を透過してグローブ70の外部へと取り出される。
The
グローブ70は、例えば、筐体60の端部に嵌め入れられている。あるいは、グローブ70は、接着剤などを用いて筐体60の端部に接着されていてもよい。
For example, the
グローブ70は、例えば、ランプ軸Jを中心とする中空の回転体である。本実施の形態では、グローブ70は、略半球体であるが、これに限らない。グローブ70は、扁平な回転楕円体などのいかなる形状でもよい。
The
グローブ70は、例えば、シリカガラスなどのガラス材料、又は、アクリル(PMMA)若しくはポリカーボネート(PC)などの樹脂材料から形成される。なお、グローブ70には、発光モジュール10から放出される光を拡散させるための拡散処理が施されていてもよい。
The
口金80は、発光モジュール10(発光素子12)を発光させるための電力をランプ外部から受電する受電部である。口金80は、例えば、照明器具200のソケット201に取り付けられる。これにより、口金80は、電球形ランプ1を点灯させる際に、照明器具200のソケット201から電力を受けることができる。
The
口金80は、金属製の有底筒体である。本実施の形態では、口金80は、ねじ込み式のエジソンタイプ(E型)の口金である。例えば、口金80として、E26形、E17形又はE16形などを用いることができる。また、口金80として、差し込み式の口金を用いてもよい。
The
[カバー]
カバー101は、図1A〜図3に示すように、第1カバー110と、第2カバー120とを備える。本実施の形態では、カバー101は、第1カバー110と第2カバー120とが組み合わされることで形成される。このようにカバー101は、分離可能な2つの部材(第1カバー110及び第2カバー120)から形成されているが、これに限らない。カバー101は、一体に形成されていてもよい。
[cover]
As illustrated in FIGS. 1A to 3, the
第1カバー110は、図1B及び図2に示すように、筒状部111と、雌ねじ部114と、板状部115と、リブ116と、被係止部117と、支持部118とを備える。
As shown in FIGS. 1B and 2, the
筒状部111は、ランプ本体100が挿入される筒状の部分である。本実施の形態では、筒状部111は、ランプ軸Jを中心とする略円筒部である。筒状部111の内側面には、雌ねじ部114が設けられている。雌ねじ部114は、ランプ本体100の外側面に設けられた雄ねじ部61に螺合する。
The
筒状部111は、第1開口112及び第2開口113を有する。第1開口112は、ランプ本体100の口金80側の開口である。第2開口113は、第2カバー120側の開口である。ランプ本体100は、グローブ70を先端として第1開口112から挿入される。筒状部111をランプ本体100に対して回転させることで、雄ねじ部61と雌ねじ部114とが螺合して、ランプ本体100を挿入方向(Z軸負方向)に進行させることができる。
The
板状部115は、筒状部111の第2開口113側に設けられた板状の部分である。本実施の形態では、板状部115は、ランプ軸Jを中心としてランプ軸Jに略直交する略円板である。板状部115は、電球形ランプ1が照明器具200に取り付けられた場合に、照明器具200の器具本体202を覆う。なお、板状部115の下面は、光反射性を有してもよい。これにより、ランプ本体100から出射された光を反射させて、効率良く第2カバー120から外部へ放出させることができる。
The plate-
リブ116は、板状部115の上面に立設するように設けられている。本実施の形態では、平面視において、複数のリブ116がランプ軸Jを中心として放射状に設けられている。リブ116は、電球形ランプ1が照明器具200に取り付けられた場合に、天井210(及び器具本体202)に当接する。
The
被係止部117は、第2カバー120の爪部121によって係止される部分である。本実施の形態では、被係止部117は、平面視において対称な位置に複数の被係止部117(図1Bの例では6個)が設けられている。
The locked
被係止部117は、板状部115の端面から中心に向かって凹んだ凹部である。被係止部117には、爪部121が挿入されて係止される。
The locked
支持部118は、拡散部材102を支持する部分である。本実施の形態では、平面視において対称な位置に、複数の支持部118(図2の例では4個)が設けられている。支持部118は、第2開口113の近傍に設けられている。
The
本実施の形態では、支持部118は、拡散部材102を可動に支持する軸である。具体的には、支持部118は、拡散部材102が支持部118を軸として回動可能になるように拡散部材102を支持する。
In the present embodiment, the
第1カバー110は、例えば、透光性を有する樹脂材料を用いた射出成形などにより一体に形成される。あるいは、第1カバー110は、金属材料から形成されてもよい。また、第1カバー110は、複数の構成要素を組み合わせて形成されてもよい。例えば、筒状部111と、板状部115とは別体であり、これらを組み合わせることで第1カバー110が形成されてもよい。
The
第2カバー120は、透光性を有するカバーである。第2カバー120は、ランプ本体100から出射された光を透過して、光出射面から外部に放出する。なお、第2カバー120の光出射面は、ランプ本体100(発光モジュール10)とは反対側の面(Z軸負方向側の面)である。
The
第2カバー120は、第1カバー110の下面を覆うように設けられている。図3に示すように、第2カバー120は、電球形ランプ1を照明器具200に取り付けた場合に、天井210より下方に位置し、ユーザが視認可能な部材である。つまり、第2カバー120は、電球形ランプ1の外観を規定する部材である。したがって、第2カバー120の形状を異ならせることにより、電球形ランプ1の外観を変更することができる。
The
図1Bに示すように、第2カバー120は、爪部121を有する。本実施の形態では、平面視において対称な位置に複数の爪部121(図1Bの例では6個)が設けられている。
As shown in FIG. 1B, the
爪部121は、第1カバー110の被係止部117に係止する。これにより、第2カバー120は、第1カバー110に取り付けることができる。また、第2カバー120は、容易に第1カバー110から取り外すことができるので、電球形ランプ1の外観を容易に変更することができる。
The
第2カバー120は、例えば、アクリル又はポリカーボネートなどの透光性を有する樹脂材料を用いた射出成形などにより一体に形成される。あるいは、第2カバー120は、シリカガラスなどのガラス材料から形成されてもよい。
The
[拡散部材]
拡散部材102は、ランプ本体100とカバー101の光出射面との間に設けられ、発光モジュール10から出射される光を拡散させる。本実施の形態では、拡散部材102は、グローブ70とカバー101の光出射面との間に設けられている。具体的には、拡散部材102は、第1カバー110の支持部118によって可動に支持されている。
[Diffusion member]
The diffusing
拡散部材102は、例えば、シリカガラスなどのガラス材料、又は、アクリル若しくはポリカーボネートなどの樹脂材料から形成される。拡散部材102は、ランプ本体100から放出される光を拡散させるための拡散処理が施されている。例えば、拡散部材102は、表面に光拡散膜が形成されている。
The
具体的には、シリカ若しくは炭酸カルシウムなどの光拡散剤を含有する樹脂、又は、白色顔料などを拡散部材102の表面に塗布することによって、光拡散膜を形成することができる。あるいは、拡散部材102の表面に複数の光拡散ドット又は複数の微小な窪みを形成することによって、光拡散機能を持たせることもできる。あるいは、拡散部材102は、光拡散剤を含有する樹脂材料を用いた射出成形などにより形成されていてもよい。
Specifically, a light diffusing film can be formed by applying a resin containing a light diffusing agent such as silica or calcium carbonate, or a white pigment to the surface of the diffusing
図4は、本実施の形態に係る拡散部材102の斜視図である。図4に示すように、拡散部材102は、板状部131と、取付部132と、接続部133と、当接部134とを備える。
FIG. 4 is a perspective view of the diffusing
板状部131は、ランプ本体100が出射する光を拡散させる板状の部分である。なお、上記の拡散処理は、板状部131のみに施されていてもよい。本実施の形態では、板状部131は、略矩形の平板であるが、形状及び大きさなどはこれに限らない。
The plate-
取付部132は、第1カバー110の支持部118に取り付けられる部分である。取付部132は、略円形の枠体であって、一部が切り欠かれた形状を有する。切り欠き状の部分を介して支持部118が枠内に挿入される。これにより、図4に示す軸Pを回動軸として、拡散部材102は回動する。
The
接続部133は、取付部132と板状部131とを接続する部分である。接続部133の形状は、略直方体状である。拡散部材102は軸Pを中心に回動するので、接続部133の長さが、板状部131の可動範囲に関わる。具体的には、接続部133が長い程、板状部131の可動範囲が大きくなり、接続部133が短い程、板状部131の可動範囲が小さくなる。
The
当接部134は、取付部132に接続されている。当接部134を動かすことによって、取付部132、接続部133及び板状部131を回動させることができる。当接部134は、後述するように、ランプ本体100に当接する。例えば、ランプ本体100が当接部134を押すことで、拡散部材102が回動する。
The
なお、図4に示すように、拡散部材102は、取付部132、接続部133及び当接部134を軸Pに沿って平行に2つずつ備える。これにより、拡散部材102の回動を安定させることができる。
As shown in FIG. 4, the diffusing
[ランプ本体とカバーと拡散部材との位置関係]
続いて、本実施の形態に係るランプ本体100とカバー101と拡散部材102との位置関係について、図5A〜図6を用いて説明する。
[Positional relationship among lamp body, cover and diffusion member]
Next, the positional relationship among the lamp
本実施の形態では、拡散部材102は、位置及び姿勢を変更することができる。例えば、複数の拡散部材102は、各々が回動することで、第1カバー110の第2開口113を開閉することができる。具体的には、拡散部材102は、ランプ本体100を光出射側から見た(Z軸正方向に見た)場合、ランプ本体100に重複する第1位置と、ランプ本体100に重複しない第2位置との間で移動可能である。
In the present embodiment, the diffusing
図5Aは、本実施の形態に係る拡散部材102が閉じているときの第1カバー110と拡散部材102とを示す斜視図である。具体的には、図5Aは、拡散部材102が第1位置に位置している場合を示している。
FIG. 5A is a perspective view showing
図5Aに示す例では、4つの拡散部材102が第1カバー110の第2開口113を閉じるように配置されている。この場合、ランプ本体100から出射される光は、第2開口113を通過するので、拡散部材102によって拡散される。
In the example shown in FIG. 5A, the four
図5Bは、本実施の形態に係る拡散部材102が開いているときの第1カバー110と拡散部材102とを示す斜視図である。具体的には、図5Bは、拡散部材102が第2位置に位置している場合を示している。
FIG. 5B is a perspective view showing the
図5Bに示すように、4つの拡散部材102が第1カバー110の第2開口113を開けるように配置されている。この場合、ランプ本体100から出射される光は、拡散部材102によってはほとんど拡散されない。
As shown in FIG. 5B, the four
本実施の形態では、拡散部材102は、ランプ本体100に対するカバー101の位置(すなわち、相対位置)に応じて、位置及び姿勢の少なくとも一方を変更可能である。例えば、拡散部材102は、発光モジュール10からカバー101の光出射面までの距離が所定の距離より長い場合に、第1位置に配置される。拡散部材102は、発光モジュール10からカバー101の光出射面までの距離が所定の距離より短い場合に、第2位置に配置される。
In the present embodiment, the diffusing
ここで、拡散部材102の位置及び姿勢を変更する方法について、図6を用いて説明する。図6は、本実施の形態に係る拡散部材102の位置及び姿勢を変更する方法を示す図である。なお、図6では、説明を分かりやすくするために、筒状部111と支持部118とランプ本体100と拡散部材102とのみを示している。具体的には、筒状部111を断面図で示し、ランプ本体100及び拡散部材102などは側面図で示している。
Here, a method of changing the position and posture of the diffusing
ランプ本体100にカバー101を取り付ける時点(初期状態)では、図5Aに示すように、4つの拡散部材102は、第1位置に位置している。すなわち、4つの拡散部材102は、第2開口113を閉じるように配置されている。
At the time of attaching the
したがって、例えば、図6の(a)に示すように、ランプ本体100からカバー101の光出射面が離れているとき、4つの拡散部材102は、第2開口113を閉じたままである。よって、この場合、ランプ本体100から出射される光は、拡散部材102によって拡散される。
Therefore, for example, as shown in FIG. 6A, when the light emitting surface of the
ランプ本体100とカバー101の光出射面との距離を短くしていくと、ランプ本体100(グローブ70)が、拡散部材102の当接部134に当接する。さらに、ランプ本体100とカバー101の光出射面との距離を近付けることで、図6の(b)に示すように、当接部134がZ軸負方向に押されて、支持部118を回動軸として回動する。
When the distance between the
さらに、ランプ本体100とカバー101の光出射面との距離を短くすると、図6の(c)に示すように、拡散部材102の当接部134が押されて、板状部131が第2開口113を開くように配置される。つまり、4つの拡散部材102は、第2位置に位置する。
Further, when the distance between the lamp
以上のように、本実施の形態に係る電球形ランプ1によれば、ランプ本体100とカバー101の光出射面との距離が短くなるにつれて、ランプ本体100が当接部134を押すので、拡散部材102が閉じた状態から開いた状態に変化させることができる。つまり、ランプ本体100とカバー101の光出射面との距離に連動して、拡散部材102を可動させることができる。
As described above, according to the light bulb shaped
なお、拡散部材102の位置及び姿勢を手動で動かしてもよい。
Note that the position and orientation of the diffusing
[効果など]
以下では、本実施の形態に係る電球形ランプ1の効果などを説明する。
[Effects, etc.]
Hereinafter, effects of the light bulb shaped
上述したように、本実施の形態に係る電球形ランプ1は、発光モジュール10を備えるランプ本体100と、透光性を有し、ランプ本体100の外方、かつ、発光モジュール10の光出射面側に、ランプ本体100に対する相対位置が変更可能に設けられたカバー101と、ランプ本体100とカバー101の光出射面との間に設けられた、発光モジュール10から出射される光を拡散させる拡散部材102とを備える。
As described above, the light bulb shaped
これにより、本実施の形態に係る電球形ランプ1によれば、ランプ本体100に対するカバー101の位置を変更することができるので、深さが異なる照明器具にも電球形ランプ1を適用することができる。したがって、本実施の形態に係る電球形ランプ1によれば、汎用性を高めることができる。例えば、照明器具を取り替えなくても、既存の照明器具に電球形ランプ1を適用させることができるので、外観を容易に変更することができる。つまり、電球形ランプ1を変更するだけで、あるいは、カバー101を変更するだけで、ダウンライトなどの照明器具の外観を変更することができる。
Thereby, according to the light bulb shaped
さらに、本実施の形態に係る電球形ランプ1によれば、発光均斉度を高めることができる。具体的には、以下の通りである。
Furthermore, according to the light bulb shaped
まず、比較例として、拡散部材102を備えない電球形ランプ1aについて、図7Aを用いて説明する。図7Aは、比較例に係る電球形ランプ1aのランプ本体100からの光の出射方向を模式的に示す断面図である。なお、図7Aでは、ランプ本体100から出射される光が照射する領域をドットの網掛けで示している。
First, as a comparative example, a light bulb shaped lamp 1a that does not include the diffusing
電球形ランプ1aが拡散部材102を備えないので、ランプ本体100から出射される光は、図7Aに示すように、照明器具200の器具本体202の開口203から広がるように出射される。ランプ本体100とカバー101の光出射面とが離れている、すなわち、ランプ本体100が器具本体202の奥に配置されているので、器具本体202の開口203から出射される光は充分に広がらない。
Since the light bulb shaped lamp 1a does not include the diffusing
このため、図7Aに示すように、カバー101の光出射面では、中央(ランプ軸J)から離れる程、光量が少なくなる。したがって、比較例に係る電球形ランプ1aでは、発光均斉度が良くない。具体的には、電球形ランプ1aの照明エリア(すなわち、電球形ランプ1aからの光によって照らされる領域)が狭くなる、あるいは、当該エリアの外周部の光量が少なくなる。
For this reason, as shown in FIG. 7A, on the light emitting surface of the
これに対して、上述したように、本実施の形態に係る電球形ランプ1は、拡散部材102を備える。
On the other hand, as described above, the light bulb shaped
図7Bは、本実施の形態に係る電球形ランプ1のランプ本体100からの光の出射方向を模式的に示す断面図である。なお、図7Bでは、ランプ本体100から出射される光が照射する領域をドットの網掛けで示している。また、光の進行方向の一例を模式的に太矢印で示している。
FIG. 7B is a cross-sectional view schematically showing the light emission direction from the
電球形ランプ1が拡散部材102を備えるので、ランプ本体100から出射される光は、図7Bに示すように、拡散部材102によって拡散されて、照明器具200の器具本体202の開口203から充分に広がるように出射される。つまり、ランプ本体100が器具本体202の奥に配置されていたとしても、拡散部材102によって光を拡散させることができるので、器具本体202の開口203から出射される光を充分に広げることができる。
Since the light bulb shaped
このため、図7Bに示すように、カバー101の光出射面では、ランプ軸Jから離れた位置においても光量の減少を抑制することができる。したがって、本実施の形態に係る電球形ランプ1によれば、発光均斉度を高めることができる。具体的には、電球形ランプ1の照明エリアが狭くなるのを抑制し、当該エリアの外周部の光量の減少を抑制することができる。
For this reason, as shown in FIG. 7B, the light emission surface of the
なお、ランプ本体100とカバー101の光出射面との距離に応じて、拡散部材102による効果の影響は異なる。
Note that the effect of the effect of the diffusing
例えば、ランプ本体100がカバー101から離れる程、すなわち、ランプ本体100が器具本体202の奥に配置される程、器具本体202の開口203から出射される光はより中央寄りの光となる。このため、拡散部材102によって光を拡散させることが求められる。
For example, the farther the
一方で、ランプ本体100がカバー101に近付く程、すなわち、ランプ本体100が器具本体202の手前(開口203に近い位置)に配置される程、器具本体202の開口203から出射される光は広がりやすくなる。このため、拡散部材102によって光を拡散させなくても、充分な発光均斉度を得ることができる。逆に、拡散部材102による光の吸収などによる光量の減少がデメリットになる可能性もある。
On the other hand, the closer the
そこで、本実施の形態に係る電球形ランプ1では、例えば、拡散部材102は、相対位置に応じて、位置及び姿勢の少なくとも一方を変更可能である。
Therefore, in the light bulb shaped
これにより、ランプ本体100とカバー101の光出射面との距離に応じて拡散部材102の位置及び姿勢を変更することができるので、発光均斉度の向上と光量とをバランス良く調整することができる。
Thereby, since the position and posture of the diffusing
また、例えば、拡散部材102は、ランプ本体100を光出射側から見た場合に、ランプ本体100に重複する第1位置と、ランプ本体100に重複しない第2位置との間で移動可能である。
Further, for example, when the
これにより、拡散部材102による拡散効果が求められる場合には、第1位置に拡散部材102を配置することで、発光均斉度を高めることができる。また、拡散部材102による拡散効果が求められない場合には、第2位置に拡散部材102を配置することで、光量の減少を抑制することができる。
Thereby, when the diffusion effect by the
また、例えば、拡散部材102は、(i)発光モジュール10からカバー101の光出射面までの距離が所定の距離より長い場合に、第1位置に配置され、(ii)発光モジュール10からカバー101の光出射面までの距離が所定の距離より短い場合に、第2位置に配置される。
Further, for example, the diffusing
これにより、例えば、ランプ本体100が照明器具200の器具本体202の奥に配置されている場合には、第1位置に拡散部材102を配置することで、発光均斉度を高めることができる。また、ランプ本体100が器具本体202の手前に配置されている場合には、第2位置に拡散部材102を配置することで、光量の減少を抑制することができる。
Thereby, for example, when the lamp
また、例えば、ランプ本体100は、発光モジュール10を保持する筐体60と、発光モジュール10の光出射面側に設けられた透光性を有するグローブ70とを備え、拡散部材102は、グローブ70とカバー101の光出射面との間に設けられている。
In addition, for example, the
これにより、例えば、ランプ本体100にカバー101を取り付ける場合に拡散部材102の取り付け又は取り外しを容易に行うことができる。したがって、発光均斉度の向上と光量とをバランス良く調整することができる。
Thereby, for example, when the
(実施の形態2)
以下では、実施の形態2に係る電球形ランプについて説明する。
(Embodiment 2)
Hereinafter, the light bulb shaped lamp according to the second embodiment will be described.
上記の実施の形態1では、拡散部材102がランプ本体100に対するカバー101の位置に応じて可動する例について説明した。これに対して、本実施の形態に係る電球形ランプでは、拡散部材は、ランプ本体又はカバーに固定されている。
In the first embodiment, the example in which the diffusing
図8は、本実施の形態に係る電球形ランプ2の一部分解斜視図である。図9は、本実施の形態に係る電球形ランプ2の断面図である。なお、図9では、カバー301の第2カバー120を示していない。
FIG. 8 is a partially exploded perspective view of the light bulb shaped
本実施の形態に係る電球形ランプ2は、図8及び図9に示すように、実施の形態1に係る電球形ランプ1と比較して、カバー101及び拡散部材102の代わりに、カバー301及び拡散部材302を備える。
As shown in FIGS. 8 and 9, the light bulb shaped
カバー301は、実施の形態1に係るカバー101と比較して、第1カバー110の代わりに第1カバー310を備える。第1カバー310は、支持部118を有していない。第1カバー310のその他の構成は、実施の形態1に係る第1カバー110と同じである。
The
拡散部材302は、ランプ本体100とカバー301の光出射面との間に設けられ、発光モジュール10から出射される光を拡散させる。拡散部材302には、例えば、実施の形態1と同様の拡散処理が施されている。拡散部材302は、例えば、実施の形態1に係る拡散部材102と同じ材料を用いて形成される。
The
拡散部材302は、カバー301に固定されている。本実施の形態では、拡散部材302は、第1カバー310に固定されている。具体的には、拡散部材302は、第1カバー310の筒状部111に固定されている。より具体的には、拡散部材302は、第2開口113を覆うように、筒状部111の、第2開口113側の端部に固定されている。拡散部材302は、例えば、止め金具、ねじ又は接着剤によってカバー301に固定されている。なお、拡散部材302は、第1カバー310と一体に形成されてもよい。
The
図8及び図9に示すように、拡散部材302は、板状部331と、支持部332とを備える。
As shown in FIGS. 8 and 9, the diffusing
板状部331は、ランプ本体100が出射する光を拡散させる板状の部分である。板状部331は、例えば、略円板状であり、ランプ軸Jに直交するように設けられている。板状部331は、図9に示すように、中央部分がランプ本体100側(Z軸正方向)に凹んでいる。これにより、板状部331に入射する光を外方へ拡散させやすくすることができる。なお、上述した拡散処理は、板状部331のみに施されていてもよい。
The plate-
板状部331は、例えば、下面視において(Z軸正方向に見た場合)、第2開口113を覆うように配置されている。板状部331の下面視における大きさは、例えば、第2開口113より大きい。なお、板状部331の形状及び大きさなどは、これに限らない。
For example, the plate-
支持部332は、板状部331を支持する部分である。支持部332は、例えば、棒状であり、筒状部111と板状部331とに固定されている。本実施の形態では、3つの支持部332が、平面視において対称な位置に設けられている。
The
以上のように、本実施の形態に係る電球形ランプ2では、例えば、拡散部材302は、ランプ本体100又はカバー301に固定されている。
As described above, in the light bulb shaped
これにより、拡散部材302がランプ本体100からの光を拡散させることができるので、実施の形態1と同様に、発光均斉度を高めることができる。
Thereby, since the diffusing
なお、本実施の形態では、拡散部材302がカバー301に固定されている例について示したが、これに限らない。拡散部材302は、ランプ本体100に固定されてもよい。例えば、拡散部材302は、グローブ70又は筐体60に固定されてもよい。
In the present embodiment, an example in which the diffusing
(その他)
以上、本発明に係る照明用光源について、上記実施の形態及びその変形例に基づいて説明したが、本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではない。
(Other)
As described above, the illumination light source according to the present invention has been described based on the above embodiment and the modifications thereof, but the present invention is not limited to the above embodiment.
例えば、上記の実施の形態では、拡散部材102及び302は、透光性を有する例について示したが、これに限らない。拡散部材102及び302は、反射性を有してもよい。例えば、拡散部材102及び302は、ランプ本体100から出射される光を拡散反射させてもよい。
For example, in the above-described embodiment, the
また、例えば、上記の実施の形態では、拡散部材102が回動可能である例について示したが、これに限らない。例えば、拡散部材102は、スライド式に移動可能であってもよい。例えば、拡散部材102は、ランプ軸Jに直交する面(XY面)内でスライド可能でもよい。
For example, in the above-described embodiment, an example in which the diffusing
また、例えば、上記の実施の形態では、筐体60に位置調整部が設けられた例を示したが、これに限らない。ランプ本体100の外側面に位置調整部が設けられていればよく、例えば、グローブ70に位置調整部が設けられていてもよい。具体的には、グローブ70は、外側面に雄ねじ部61が設けられていてもよい。
For example, in the above-described embodiment, an example in which the position adjustment unit is provided in the
あるいは、ランプ本体100は、筐体60を備えていなくてもよい。この場合、ヒートシンク50が外郭筐体として機能するので、ヒートシンク50の外側面に位置調整部が設けられていてもよい。また、ランプ本体100は、筐体60及びヒートシンク50の両方を備えていなくてもよい。この場合、回路ケース40が外郭筐体として機能するので、回路ケース40の外側面に位置調整部が設けられていてもよい。
Alternatively, the
また、ランプ本体100に、カバー101の相対位置を変更するための凹部を設けてもよい。例えば、カバー101に凹部に挿入される凸部を設け、凸部を凹部に挿入することで、ランプ本体100に対するカバー101の相対位置を変化させてもよい。例えば、凸部に雄ねじ部61を設け、凹部に雌ねじ部114を設けてもよい。あるいは、凹部に係止する凹凸部又は爪部などを凸部に設けてもよい。
Further, the
また、カバー101の形状、大きさ、材質などは、上記の実施の形態で示した例に限定されない。また、例えば、電球形ランプ1は、カバー101を備えなくてもよい。
Further, the shape, size, material, and the like of the
また、例えば、上記の実施の形態では、発光素子12がSMD型LED素子である例について示したが、これに限らない。例えば、発光モジュール10は、ベアチップが基板11上に直接実装されたCOB(Chip On Board)型の発光モジュールでもよい。つまり、発光素子12として、LEDチップそのものが採用されてもよい。この場合、封止部材によって、複数のLEDチップを一括又は個別に封止してもよい。封止部材には、上述のように黄色蛍光体などの波長変換材が含有されてもよい。
For example, in the above-described embodiment, an example in which the
また、例えば、上記の実施の形態において、発光素子12の一例としてLEDを示したが、これに限らない。発光素子12は、半導体レーザなどの半導体発光素子、有機EL(Electro Luminescence)又は無機ELなどの固体発光素子を用いてもよい。
Further, for example, in the above embodiment, the LED is shown as an example of the
また、例えば、上記の実施の形態では、照明器具200の一例としてダウンライトを示し、照明用光源の一例として、口金80を備える電球形ランプ1を示したが、これに限らない。例えば、照明用光源は、直管形ランプでもよい。あるいは、照明用光源は、天井に設けられた引掛シーリングボディ(シーリングライト用の給電部)の照明用電力供給部に取付可能なランプでもよい。この場合、照明用光源は、口金80の代わりに、引掛シーリングボディにシーリングライトを取り付けるためのアダプタと同様の構造を有する受電部を備えていればよい。また、照明器具200は、ペンダント型の照明器具(ペンダントライト)、卓上ライトなど、その他の照明器具でもよい。
For example, in the above-described embodiment, the downlight is shown as an example of the
その他、各実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態や、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。 In addition, the embodiment can be realized by arbitrarily combining the components and functions in each embodiment without departing from the scope of the present invention, or a form obtained by subjecting each embodiment to various modifications conceived by those skilled in the art. Forms are also included in the present invention.
1、1a、2 電球形ランプ(照明用光源)
10 発光モジュール
60 筐体
100 ランプ本体
101、301 カバー
102、302 拡散部材
1, 1a, 2 Bulb lamp (light source for illumination)
DESCRIPTION OF
Claims (7)
透光性を有し、前記ランプ本体の外方、かつ、前記発光モジュールの光出射面側に、前記ランプ本体に対する相対位置が変更可能に設けられたカバーと、
前記ランプ本体と前記カバーの光出射面との間に設けられた、前記発光モジュールから出射される光を拡散させる拡散部材とを備える
照明用光源。 A lamp body including a light emitting module;
A cover having translucency, provided on the outer side of the lamp body and on the light emitting surface side of the light emitting module so that the relative position with respect to the lamp body can be changed;
A light source for illumination, comprising: a diffusing member that diffuses light emitted from the light emitting module, provided between the lamp body and a light emitting surface of the cover.
請求項1に記載の照明用光源。 The illumination light source according to claim 1, wherein the diffusing member is capable of changing at least one of a position and a posture according to the relative position.
請求項2に記載の照明用光源。 The diffusion member is movable between a first position that overlaps the lamp body and a second position that does not overlap the lamp body when the lamp body is viewed from the light emitting side. The light source for illumination as described.
請求項3に記載の照明用光源。 The diffusing member is arranged at the first position when (i) a distance from the light emitting module to the light emitting surface of the cover is longer than a predetermined distance, and (ii) light emitting from the cover from the light emitting module. The illumination light source according to claim 3, wherein the illumination light source is disposed at the second position when a distance to a surface is shorter than the predetermined distance.
請求項1に記載の照明用光源。 The illumination light source according to claim 1, wherein the diffusing member is fixed to the lamp body or the cover.
前記発光モジュールを保持する筐体と、
前記発光モジュールの光出射面側に設けられた透光性を有するグローブとを備え、
前記拡散部材は、前記グローブと前記カバーの光出射面との間に設けられている
請求項1〜5のいずれか1項に記載の照明用光源。 The lamp body is
A housing for holding the light emitting module;
A light-transmitting glove provided on the light emitting surface side of the light emitting module;
The light source for illumination according to claim 1, wherein the diffusing member is provided between the globe and a light emitting surface of the cover.
前記ランプ本体とカバーの光出射面との間に設けられた、前記発光モジュールから出射される光を拡散させる拡散部材とを備え、
前記カバーは、透光性を有し、前記ランプ本体の外方、かつ、前記発光モジュールの光出射面側に、前記ランプ本体に対する相対位置が変更可能に設けられる
照明用光源。 A lamp body including a light emitting module;
A diffusion member provided between the lamp body and the light emission surface of the cover, for diffusing the light emitted from the light emitting module;
The light source for illumination, wherein the cover has translucency and is provided on the outer side of the lamp body and on the light emitting surface side of the light emitting module so that the relative position to the lamp body can be changed.
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