JP2016150501A - 印刷制御装置、印刷制御プログラム及び記録媒体 - Google Patents

印刷制御装置、印刷制御プログラム及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】動作不良の印字素子を特定するにあたって、不良情報を受け付けた場合に、その不良情報の入力誤りがあるか否かを判断し得る試験画像を描画させるように制御するようにした印刷制御装置を提供する。
【解決手段】印刷制御装置10の描画制御手段は、印字素子の動作状態を確認するための試験画像を記録媒体に描画させるように制御し、印字素子を連続して同数配列される複数の部分配列に分け、部分配列を、所属する印字素子の数が互いに1以外の公約数を有さず、印字ヘッドに複数配列された印字素子数が所属する印字素子の数の最小公倍数以下となる数の組み合わせとなるように複数種類設定し、各種類の部分配列毎に、部分配列内で互いに対応する位置にある各印字素子に記録媒体に線を順次描かせて試験画像を描画させるように制御し、組み合わせの設定には、印字素子の総数以上となる必要最低限の印字素子数を満たす部分配列よりも多い数の部分配列を用いる。
【選択図】図1

Description

本発明は、印刷制御装置、印刷制御プログラム及び記録媒体に関する。
特許文献1には、印字ヘッドに複数配列された印字素子の各々により、前記印字素子の動作状態を確認するための試験画像を記録媒体に描画させる描画制御手段を備え、前記描画制御手段は、複数配列された印字素子の少なくとも一部の印字素子を連続して同数配列される複数の部分配列に分け、前記部分配列を、所属する印字素子の数が互いに1以外の公約数を有さないとともに、前記印字ヘッドに複数配列された印字素子数が前記所属する印字素子の数の最小公倍数以下となる数の組み合わせとなるように複数種類設定し、前記各種類の部分配列毎に、前記部分配列内で互いに対応する位置にある各印字素子に前記記録媒体の所定方向に線を順次描かせて前記試験画像を描画させることを特徴とする印刷制御装置について開示されている。
特許第4946515号公報
本発明は、動作不良の印字素子を特定するにあたって、不良情報を受け付けた場合に、その不良情報の入力誤りがあるか否かを判断し得る試験画像を描画させるように制御するようにした印刷制御装置、印刷制御プログラム及び記録媒体を提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
請求項1の発明は、印字ヘッドに複数配列された印字素子の各々により、前記印字素子の動作状態を確認するための試験画像を記録媒体に描画させるように制御する描画制御手段を備え、前記描画制御手段は、複数配列された印字素子の少なくとも一部の印字素子を連続して同数配列される複数の部分配列に分け、前記部分配列を、所属する印字素子の数が互いに1以外の公約数を有さないとともに、前記印字ヘッドに複数配列された印字素子数が前記所属する印字素子の数の最小公倍数以下となる数の組み合わせとなるように複数種類設定し、前記各種類の部分配列毎に、前記部分配列内で互いに対応する位置にある各印字素子に前記記録媒体の所定方向に線を順次描かせて前記試験画像を描画させるように制御し、前記組み合わせの設定は、前記印字素子の総数以上となる必要最低限の印字素子数を満たす部分配列よりも多い数の部分配列を用いて組み合わせを設定することを特徴とする印刷制御装置である。
請求項2の発明は、前記試験画像に基づいて確認された動作不良の印字素子に関する不良情報を受け付ける不良情報受付手段と、前記不良情報に基づいて動作不良の印字素子を特定する特定手段を備え、前記特定手段は、複数の前記部分配列から印字素子の総数に対して必要最低限の印字素子数を満たす組み合わせを作り、該各組み合わせから動作不良の印字素子を特定することを特徴とする請求項1に記載の印刷制御装置である。
請求項3の発明は、印字ヘッドに複数配列された印字素子の各々により、前記印字素子の動作状態を確認するための試験画像を記録媒体に描画させるように制御する描画制御手段と、前記試験画像に基づいて確認された動作不良の印字素子に関する不良情報を受け付ける不良情報受付手段と、前記不良情報に基づいて動作不良の印字素子を特定する特定手段を備え、前記描画制御手段は、複数配列された印字素子の少なくとも一部の印字素子を連続して同数配列される複数の部分配列に分け、前記部分配列を、所属する印字素子の数が互いに1以外の公約数を有さないとともに、前記印字ヘッドに複数配列された印字素子数が前記所属する印字素子の数の最小公倍数以下となる数の組み合わせとなるように複数種類設定し、前記各種類の部分配列毎に、前記部分配列内で互いに対応する位置にある各印字素子に前記記録媒体の所定方向に線を順次描かせて前記試験画像を描画させるように制御し、前記不良情報受付手段は、不良情報として、動作不良の第1の印字素子を特定する番号と、動作不良の第2の印字素子として該第1の印字素子からのずれ量を受け付け、前記特定手段は、第1の印字素子を特定する番号と前記ずれ量から動作不良の印字素子を特定することを特徴とする印刷制御装置である。
請求項4の発明は、前記組み合わせの設定は、前記印字素子の総数以上となる必要最低限の印字素子数を満たす部分配列よりも多い数の部分配列を用いて組み合わせを設定することを特徴とする請求項3に記載の印刷制御装置である。
請求項5の発明は、前記特定手段は、第1の印字素子を特定する番号と前記ずれ量を用いて、複数の前記部分配列から印字素子の総数に対して必要最低限の印字素子数を満たす組み合わせを作り、該各組み合わせから動作不良の印字素子を特定することを特徴とする請求項4に記載の印刷制御装置である。
請求項6の発明は、コンピュータを、印字ヘッドに複数配列された印字素子の各々により、前記印字素子の動作状態を確認するための試験画像を記録媒体に描画させるように制御する描画制御手段として機能させ、前記描画制御手段は、複数配列された印字素子の少なくとも一部の印字素子を連続して同数配列される複数の部分配列に分け、前記部分配列を、所属する印字素子の数が互いに1以外の公約数を有さないとともに、前記印字ヘッドに複数配列された印字素子数が前記所属する印字素子の数の最小公倍数以下となる数の組み合わせとなるように複数種類設定し、前記各種類の部分配列毎に、前記部分配列内で互いに対応する位置にある各印字素子に前記記録媒体の所定方向に線を順次描かせて前記試験画像を描画させるように制御し、前記組み合わせの設定は、前記印字素子の総数以上となる必要最低限の印字素子数を満たす部分配列よりも多い数の部分配列を用いて組み合わせを設定することを特徴とする印刷制御プログラムである。
請求項7の発明は、コンピュータを、印字ヘッドに複数配列された印字素子の各々により、前記印字素子の動作状態を確認するための試験画像を記録媒体に描画させるように制御する描画制御手段と、前記試験画像に基づいて確認された動作不良の印字素子に関する不良情報を受け付ける不良情報受付手段と、前記不良情報に基づいて動作不良の印字素子を特定する特定手段として機能させ、前記描画制御手段は、複数配列された印字素子の少なくとも一部の印字素子を連続して同数配列される複数の部分配列に分け、前記部分配列を、所属する印字素子の数が互いに1以外の公約数を有さないとともに、前記印字ヘッドに複数配列された印字素子数が前記所属する印字素子の数の最小公倍数以下となる数の組み合わせとなるように複数種類設定し、前記各種類の部分配列毎に、前記部分配列内で互いに対応する位置にある各印字素子に前記記録媒体の所定方向に線を順次描かせて前記試験画像を描画させるように制御し、前記不良情報受付手段は、不良情報として、動作不良の第1の印字素子を特定する番号と、動作不良の第2の印字素子として該第1の印字素子からのずれ量を受け付け、前記特定手段は、第1の印字素子を特定する番号と前記ずれ量から動作不良の印字素子を特定することを特徴とする印刷制御プログラムである。
請求項8の発明は、請求項1に記載の印刷制御装置によって試験画像が印刷されたことを特徴とする記録媒体である。
請求項1の印刷制御装置によれば、動作不良の印字素子を特定するにあたって、不良情報を受け付けた場合に、その不良情報の入力誤りがあるか否かを判断し得る試験画像を描画させるように制御することができる。
請求項2の印刷制御装置によれば、動作不良の印字素子を特定するにあたって、不良情報を受け付けた場合に、その不良情報の入力誤りがあるか否かを判断することができる。
請求項3の印刷制御装置によれば、動作不良の印字素子を特定するにあたって、ずれ量を用いない場合に比べて、不良情報の入力を容易にすることができる。
請求項4の印刷制御装置によれば、不良情報を受け付けた場合に、その不良情報の入力誤りがあるか否かを判断し得る試験画像を描画することができる。
請求項5の印刷制御装置によれば、不良情報を受け付けた場合に、その不良情報の入力誤りがあるか否かを判断させるように制御することができる。
請求項6の印刷制御プログラムによれば、動作不良の印字素子を特定するにあたって、不良情報を受け付けた場合に、その不良情報の入力誤りがあるか否かを判断し得る試験画像を描画させるように制御することができる。
請求項7の印刷制御プログラムによれば、動作不良の印字素子を特定するにあたって、ずれ量を用いない場合に比べて、不良情報の入力を容易にすることができる。
請求項8の記録媒体によれば、動作不良の印字素子を特定するにあたって、不良情報を受け付けた場合に、その不良情報の入力誤りがあるか否かを判断することができる。
第1の実施の形態である印刷システムの構成例についての概念的なモジュール構成図である。 第1の実施の形態にかかる試験画像の例を示す図である。 印字ヘッドにおける印字素子の配列例を示す図である。 動作不良の印字素子の特定に使用するテーブルの例を示す図である。 第1の実施の形態にかかる試験画像の他の例を示す図である。 第1の実施の形態にかかる印刷制御装置の動作例のフロー図である。 第2の実施の形態にかかる印刷制御装置の動作例のフロー図である。 第2の実施の形態にかかる試験画像の例を示す図である。 第2の実施の形態にかかる印刷制御装置の他の動作例のフロー図である。 第2の実施の形態にかかる試験画像の他の例を示す図である。 第2の実施の形態による処理例を示す説明図である。 第2の実施の形態による処理例を示す説明図である。 第3の実施の形態による処理例を示す説明図である。 第4の実施の形態による処理例を示す説明図である。 第4の実施の形態による処理対象の例を示す説明図である。 第4の実施の形態による処理例を示す説明図である。 第4の実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態を実現するコンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図である。
以下、図面に基づき本発明を実現するにあたっての好適な各種の実施の形態の例を説明する。
<<第1の実施の形態>>
図1は、第1の実施の形態である印刷システムの構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア(コンピュータ・プログラム)、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはコンピュータ・プログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、それらのモジュールとして機能させるためのコンピュータ・プログラム(コンピュータにそれぞれの手順を実行させるためのプログラム、コンピュータをそれぞれの手段として機能させるためのプログラム、コンピュータにそれぞれの機能を実現させるためのプログラム)、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がコンピュータ・プログラムの場合は、記憶装置に記憶させる、又は記憶装置に記憶させるように制御するの意である。また、モジュールは機能に一対一に対応していてもよいが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係等)の場合にも用いる。「予め定められた」とは、対象としている処理の前に定まっていることをいい、本実施の形態による処理が始まる前はもちろんのこと、本実施の形態による処理が始まった後であっても、対象としている処理の前であれば、そのときの状況・状態に応じて、又はそれまでの状況・状態に応じて定まることの意を含めて用いる。「予め定められた値」が複数ある場合は、それぞれ異なった値であってもよいし、2以上の値(もちろんのことながら、全ての値も含む)が同じであってもよい。また、「Aである場合、Bをする」という意味を有する記載は、「Aであるか否かを判断し、Aであると判断した場合はBをする」の意味で用いる。ただし、Aであるか否かの判断が不要である場合を除く。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク(一対一対応の通信接続を含む)等の通信手段で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「装置」と「システム」とは、互いに同義の用語として用いる。もちろんのことながら、「システム」には、人為的な取り決めである社会的な「仕組み」(社会システム)にすぎないものは含まない。
また、各モジュールによる処理毎に又はモジュール内で複数の処理を行う場合はその処理毎に、対象となる情報を記憶装置から読み込み、その処理を行った後に、処理結果を記憶装置に書き出すものである。したがって、処理前の記憶装置からの読み込み、処理後の記憶装置への書き出しについては、説明を省略する場合がある。なお、ここでの記憶装置としては、ハードディスク、RAM(Random Access Memory)、外部記憶媒体、通信回線を介した記憶装置、CPU(Central Processing Unit)内のレジスタ等を含んでいてもよい。
図1において、印刷システムは、印刷制御装置10及び印刷装置12を含んで構成されている。印刷制御装置10は、アプリケーションモジュール14から取得した印刷対象である画像データを印刷装置12が処理可能な形式のデータに変換し、印刷装置12に出力する。印刷装置12は、印刷制御装置10から受け取った変換後の画像データを印刷出力する。なお、アプリケーションモジュール14は、印刷対象である画像データを印刷指示とともに印刷制御装置10に出力する機能を有する一般的なソフトウェアである。
上記印刷制御装置10は、描画制御モジュール100、操作受付モジュール102、補正モジュール104、出力モジュール106、表示制御モジュール108及び記憶モジュール110を含んで構成されている。
描画制御モジュール100は、中央処理装置(CPU)及びCPUの処理動作を制御するプログラムを含んで実現され、アプリケーションモジュール14から取得した画像データを印刷装置12が処理可能な印刷データに変換する。また、後述する印刷装置12の印字ヘッドに複数配列された印字素子の動作状態を確認するための試験画像を記録媒体に描画させるために、試験画像データの生成も行う。なお、上記試験画像データの生成は、記憶モジュール110に予め記憶しておいたデータを使用してもよいし、USB(ユニバーサルシリアルバス)ポート、ネットワークポート等の適宜な通信インタフェース等を介して外部から取得したデータを使用してもよい。
操作受付モジュール102は、CPU及びCPUの処理動作を制御するプログラムを含んで実現され、操作モジュール16からの入力を受け付ける。この入力には、例えば印刷装置12に設けられた印字ヘッド122に複数配列された印字素子のうち、動作不良が生じている印字素子に関する不良情報等が含まれる。不良情報は、動作不良が生じている印字素子の番号等の情報である。
補正モジュール104は、CPU及びCPUの処理動作を制御するプログラムを含んで実現され、上記不良情報に基づいて印字ヘッド122の印字動作を補正する補正情報を生成する。この補正情報を生成する際に、補正モジュール104は、動作不良の印字素子を特定する処理も行う。動作不良の印字素子を特定は、例えば所定のテーブル又は所定の数式を使用して行う。これらのテーブル及び数式については後述する。
出力モジュール106は、CPU及びCPUの処理動作を制御するプログラムを含んで実現され、描画制御モジュール100が生成した印刷データ、試験画像データ等を通信回線18を介して印刷装置12に出力する。
表示制御モジュール108は、CPU及びCPUの処理動作を制御するプログラムを含んで実現され、利用者に不良情報の入力を要請する画像等を表示モジュール20に表示する動作を制御する。
記憶モジュール110は、CPUの作業メモリとして使用されるランダムアクセスメモリ(RAM)、ハードディスク装置等の磁気記憶装置その他のコンピュータが読み取り可能な記憶装置により実現され、上記CPUの処理動作を制御するプログラム、試験画像データ等を記憶する。
なお、操作モジュール16は、マウス、キーボード、タッチパネル、音声、視線、ジェスチャ等を用いた利用者の操作を受け付ける。利用者が動作不良の印字素子に関する不良情報等を入力するために使用する。また、通信回線18は、USB(ユニバーサルシリアルバス)ポート、ネットワークポート等の適宜な通信インタフェースにより実現され、出力モジュール106と印刷装置12との間でデータの授受を行う。また、表示モジュール20は、液晶ディスプレイ等の表示装置により実現され、表示制御モジュール108の制御に基づいて各種画像を表示する。
また、印刷装置12は、ヘッド駆動モジュール120、印字ヘッド122及び媒体搬送モジュール124を含んで構成されている。
ヘッド駆動モジュール120は、印刷制御装置10から受け取った印刷データ、試験画像データ等に基づいて印字ヘッド122の動作を制御する。
印字ヘッド122は、インク滴吐出用ノズル等の印字素子が複数配列されて構成され、印刷用紙等の記録媒体に画像を印刷する。
媒体搬送モジュール124は、上記印字ヘッド122により画像が印刷される記録媒体を、印字ヘッド122の印字タイミングに同期して搬送する。以上のようにして、記録媒体が印字ヘッド122に対向する領域を通過する際に、印字ヘッド122より印刷データに応じて液滴が噴射され、記録媒体に試験画像が形成される。
図2(a)、(b)には、描画制御モジュール100が生成した試験画像データに基づいて印刷装置12が印刷出力した試験画像の例が示される。本例は、35個の印字素子が配列された印字ヘッド122にて描画した試験画像である。
図2(a)において、試験画像は、描画制御モジュール100が、印字ヘッド122に複数(例えば35個)配列された印字素子を連続して同数配列される複数の部分配列に分け、この部分配列を、所属する印字素子の数が互いに1以外の公約数を有さない数(例えば5個及び7個)の組み合わせとなるように複数種類設定し、各種類の部分配列毎に、部分配列内で互いに対応する位置にある各印字素子に記録媒体の所定方向(例えば紙送り方向)に線を順次描かせるように試験画像データを生成し、印刷装置12に描画させたものである。なお、図2(a)の矢印A方向が紙送り方向であり、印字ヘッド122には、紙送り方向に交差(例えば、直交)する方向に印字素子が配列されている。
図3には、印字ヘッド122における印字素子の配列例が示される。図3では、35個の印字素子が配列されている。ここで、印字素子に0番から34番(総数35個)の番号を割り付けると、印字素子の数が5個の部分配列は7個(a〜g)設定され、それぞれの部分配列a〜gには、0番〜4番、5番〜9番、10番〜14番、15番〜19番、20番〜24番、25番〜29番、30番〜34番の印字素子が含まれることになる。これらの部分配列内で互いに対応する位置にある印字素子、すなわちI:(0,5,10,15,20,25,30)番、II:(1,6,11,16,21,26,31)番、III:(2,7,12,17,22,27,32)番、IV:(3,8,13,18,23,28,33)番、V:(4,9,14,19,24,29,34)番の印字素子により、上記括弧の順序(I〜V)で紙送り方向に平行に等しい長さの線を描画させることによって、互いに等しい距離離間した7本の平行線で構成される線の組が5個形成された5段画像が描画される。なお、図2(a)では、上記各括弧内の印字素子が同時に線の描画を行った例が示されているが、同一の組に含まれる各線の始点・終点が各々直線上に配置されるタイミングで各印字素子に描画を行わせてもよい。これにより、紙送り方向に斜めにずれた試験画像を形成することもできる。また、図2(a)では、上記括弧の順序で、各括弧に記載された印字素子に平行線を描画させているが、括弧の順序はこれに限定されず、他の順序であってもよい。なお、図3は、印字素子が一列に配列された例であるが、印字素子の配置はこれに限られず、印刷される際の印字ヘッド122と記録媒体との相対移動方向と直交する方向の印字素子の間隔が等間隔であればよい。例えば印字素子が千鳥状に配置されている場合など、印字素子が2次元的に配列されていてもよい。
同様にして、印字素子の数が7個の部分配列は5個設定されるので、互いに等しい距離離間した5本の平行線で構成される線の組が7個形成された7段画像が描画される。
以上のように、図2(a)では、上記5段画像及び7段画像により構成される2つの直線群により試験画像が形成されている。この場合、各直線群に含まれる組の数は、各部分配列に含まれる印字素子の数に等しく5個と7個になっており、互いに1以外の公約数を有さない(この関係を以下「互いに素」ともいう)数の組み合わせとなっている。この試験画像は、ヘッド駆動モジュール120の制御により印字ヘッド122の1回の走査で描画されるように構成するのが好適である。なお、試験画像には、印字素子識別用の符号を描画してもよい。図2(a)に示す例では、この符号は、上記組に付した0から始まる番号であり、5段画像では0〜4の番号が、7段画像では0〜6の番号が付されている。なお、符号は1つの直線群に含まれる線の組のそれぞれを特定できればよく、数字以外の記号(例えばA,B,C,・・・)でも構わない。また、この符号は、上記線の組を描画する際に使用する印字素子を表す括弧(5段画像ではI〜V)の順序を表しているが、上述したとおりこの順序はI,II,III,IV,Vである必要はない。この順序が変更された場合には、対応する図2(a)の符号の順序も変更される。例えば、括弧IとIIに所属する印字素子の描画順序が入れ替わると、対応する符号も0→1の順序が1→0となる。
図2(b)には、印字ヘッド122に配列された印字素子の一部に動作不良(描画できない状態)が生じた場合の試験画像の例が示される。本例においては、動作不良の印字素子が2個発生しており、それぞれ不良1、不良2と呼ぶ。このような描画できない印字素子により、5段画像及び7段画像のそれぞれにおいて、線が消失している部分が生じている。
第1の実施の形態にかかる試験画像では、この消失部分の位置(以下、消失位置ともいう)に基づいて、補正モジュール104が以下のように動作不良の印字素子を特定する。
すなわち、印字素子の番号を0から始まる番号とし、動作不良の印字素子の番号をXとすると、5段画像においては、X÷5の余りに相当する符号の位置に消失位置が現れ、7段画像においては、X÷7の余りに相当する符号の位置に消失位置が現れる。また、各直線群に含まれる組の数すなわち段数は互いに素の関係になっており、これらの組み合わせと上記Xとは一対一の関係となる。このため、段数の積が特定できるXの最大値となる。
図2(b)の例において、不良1による消失位置は、5段画像の符号0の位置と7段画像の符号3の位置である。これらの符号の数値を、利用者が操作モジュール16から入力し、操作受付モジュール102が入力された符号の数値を補正モジュール104に渡す。ここで、不良1の印字素子の番号をXとし、利用者が入力した消失位置との関係を合同式で表すと、
(1)X≡0(mod5)。これは、番号Xを5で割ると余りが0であることを意味している。
(2)X−3≡0(mod7)。これは、番号Xから3を引いた数を7で割ると余りが0であることを意味している。
上記(1)より、Xは5の倍数であるからX=5kとおき、(2)の合同式に代入する。
(3)5k−3≡0(mod7)。したがって、5k≡3(mod7)。さらに変形して7k−2k≡3(mod7)。
ここで、7kは7で割り切れる(余りが0)ので、
(4)−2k≡3(mod7)。したがって、2k≡−3(mod7)。したがって、2k≡4(mod7)となり、k≡2(mod7)となる。
よって、kは7で割ると2余る数であるので、k=7l+2と書ける。ここで、lは整数である。Xをlで表すと、
(5)X=5k=5(7l+2)=35l+10。ただし、0≦X≦34なのでX=10となり、不良1の印字素子の番号は10であることがわかる。
また、不良2による消失位置は、5段画像の符号1の位置と7段画像の符号5の位置である。したがって、これを合同式で表すと、X−1≡0(mod5)、及びX−5≡0(mod7)となる。これらを、不良1の場合と同様にして解くと、X=26となり、不良2の印字素子の番号は26であることがわかる。
以上のようにして、第1の実施の形態にかかる試験画像によれば、合同式という数式を使用して動作不良の印字素子を特定することができる。
なお、動作不良の印字素子を特定は、逐次代入法により演算して求める方法もある。例えば、不良1の例では、X=5aとして、0≦X≦34の範囲で満たす候補をテーブル化(0,5,10,15,20,25,30)し、この中からX=7b+3を満たすものを、3を引いて7で割り切れるか否かの判定を行って求め、その値(この場合10)を動作不良の印字素子の番号として特定する。
また、動作不良の印字素子の特定には、所定のテーブルを使用してもよい。
図4(a)、(b)には、動作不良の印字素子の特定に使用するテーブルの例が示される。図4(a)、(b)は、35個の印字素子が配列された印字ヘッド122において動作不良の印字素子を特定するためのテーブルである。
図4(a)には、各印字素子のそれぞれに動作不良が発生した場合に、5段画像及び7段画像のそれぞれにおいて発生する消失位置が、印字素子の番号毎に整理されている。図4(a)からわかるように、各消失位置の符号は、印字素子番号を段数(5及び7)で割った余りの数値であることがわかる。
また、図4(b)は、図4(a)を5段画像における消失位置で整理したテーブルである。図4(b)からわかるように、5段画像における消失位置と7段画像における消失位置とは、35個の印字素子に対して唯一の組み合わせであることがわかる。
補正モジュール104は、利用者が操作モジュール16から入力した符号に基づき、上記図4(a)又は図4(b)を参照して動作不良の印字素子を特定することができる。例えば、上述した不良1の場合では、5段画像の消失位置が符号0、7段画像の消失位置が符号3であるので、図4(a)又は図4(b)から動作不良の印字素子の番号を10番と特定できる。同様に、不良2の場合には、5段画像の消失位置が符号1、7段画像の消失位置が符号5であるので、動作不良の印字素子の番号を26番と特定できる。
以上に述べた実施の形態においては、動作不良の印字素子の番号を試験画像上で数える必要がなく、消失位置が属する組の位置を確認すればよいので、動作不良の印字素子の特定を容易に且つ正確に行うことができる。
なお、第1の実施の形態においては、図2(a)、(b)に示されるように、5段画像と7段画像を用い、印字素子が35個配列された印字ヘッド122に対して識別可能な構成としているが、印字ヘッド122の印字素子数は選択した画像の段数の最小公倍数(図2(a)、(b)の例では5×7)の範囲であればよい。例えば、印字素子数が画像の段数で割り切れなかった場合、最後の部分配列に関しては他の部分配列に対して少ない数(印字素子数を画像の段数で割った余りの数)が割り当てられることとなる。例えば、34個の印字素子が配列された印字ヘッド122で5段画像を形成しようとした場合、印字素子は0番から33番(総数34個)の番号が割り付けられ、部分配列は7個(a〜g)設定されるが、部分配列a〜fには、印字素子が5個ずつ割り当てられ、最後の部分配列gには5個ではなく4個の印字素子が割り当てられることになる。これらの部分配列内で互いに対応する位置にある印字素子、すなわちI:(0,5,10,15,20,25,30)番、II:(1,6,11,16,21,26,31)番、III:(2,7,12,17,22,27,32)番、IV:(3,8,13,18,23,28,33)番、V:(4,9,14,19,24,29)番の印字素子により、上記括弧の順序(I〜V)で紙送り方向に平行に等しい長さの線を描画させることにより、最後の印字素子(図3の34番)による線が消失した5段画像が描画される。この5段画像では、5番目の線の組の線の数が6本となる。また、印字素子の数が33個の場合には、最後の部分配列gに3個の印字素子が割り当てられ、4番目及び5番目の線の組の線の数が6本となる。
なお、同様にして、7段画像では、印字素子の数が34個の場合には、5個ある部分配列の最後の部分配列に6個の印字素子が割り当てられ、7番目の線の組の線の数が4本となる。また、印字素子の数が33個の場合には、最後の部分配列に5個の印字素子が割り当てられ、6番目及び7番目の線の組の線の数が4本となる。
一方、印字ヘッド122に配列された印字素子の一部の印字素子の動作状態を確認する場合には、当該一部の連続する印字素子により試験画像を描画する。例えば、印字ヘッド122に144個の印字素子が配列されており、そのうちの連続する35個の印字素子の動作状態を確認する場合には、その35個の印字素子を使用して5段画像と7段画像からなる試験画像を描画する。
さらに、それぞれの印字素子により描画される線の長さは必ずしも等しい長さである必要はない。印字素子の動作不良による線の消失が認識できれば異なる長さとしても構わないが、等しい長さである方が容易且つ正確に消失位置を認識しやすいため、より好ましい。
図5には、試験画像の他の例が示される。図5では、印字ヘッド122に配列された印字素子の数が多数になった場合の例である。印字幅が記録媒体の被記録領域の幅以上に形成された印字ヘッドにおいては、印字素子数が多くなり、例えば6880個の印字素子が配列された印字ヘッド122もある。
図5の例では、上述した線の組が7個形成された7段画像、9個形成された9段画像、11個形成された11段画像及び13個形成された13段画像により試験画像が形成されている。ここで、7,9,11,13は互いに素であり、7×9×11×13=9009>6880であるため、それぞれの段の消失位置から動作不良の印字素子を特定することができる。なお、本実施の形態の印字ヘッド122は、印字幅が記録媒体の被記録領域の幅以上に形成された型式であるので、符号を試験画像の外に描画することが困難であるので、試験画像内に描画している。
図5において、各段に消失位置が1つ存在しており、それぞれ7段画像の符号1の位置、9段画像の符号3の位置、11段画像の符号6の位置及び13段画像の符号9の位置である。
図5の例においても、これらの消失位置の情報に基づき、補正モジュール104が所定の式(合同式)又は所定のテーブルを使用して動作不良の印字素子を特定することができる。以下には、合同式を使用して特定する方法の例を示す。
7段画像の消失位置が1、9段画像の消失位置が3、11段画像の消失位置が6及び13段画像の消失位置が9なので、合同式で表すと、
(1)X−1≡0(mod7)
(2)X−3≡0(mod9)
(3)X−6≡0(mod11)
(4)X−9≡0(mod13)となる。
(3)より、X−6は11の倍数なのでX−6=11kとおくと、(2)はX−6+3≡0(mod9)となり、11k+3≡0(mod9)であるから、9k+2k≡−3(mod9)となる。
ここで、9kは9で割り切れるので2k≡−3(mod9)である。余りが−3となるのは、余りが6となることに等しいので、2k≡6(mod9)となる。2と9は互いに素なのでk≡3(mod9)と変形でき、kは9で割って3余る数、すなわちk=9l+3となる(lは整数)。
次に、X−6=11k、k=9l+3を(4)に代入すると、
(5)X−6−3≡0(mod13)。したがって、11(9l+3)−3≡0(mod13)となり、99l+30≡0(mod13)となる。これを変形して、91l+8l+26+4≡0(mod13)となる。ここで、91lと26は13の倍数なので、8l≡−4(mod13)となり、さらに4と13は互いに素なので、2l≡−1(mod13)となる。余り−1となるのは、余りが12となることに等しいので、2l≡12(mod13)となる。2と13は互いに素なので、l≡6(mod13)と変形でき、lは13で割って6余る数、すなわちl=13m+6となる。
次に、X−6=11k、k=9l+3、l=13m+6を(1)に代入すると、
(6)X−6+5≡0(mod7)。したがって、11(9(13m+6)+3)+5≡0(mod7)となり、1287m+632≡0(mod7)となる。したがって、
(7)1281m+6m+630+2≡0(mod7)となる。ここで、1281mと630は7の倍数なので、6m≡−2(mod7)となる。さらに、2と7は互いに素なので3m≡−1(mod7)となる。余りが−1となるのは、余りが6となることに等しいので、3m≡6(mod7)となる。さらに、3と7は互いに素なのでm≡2(mod7)と変形でき、mは7で割って2余る数、すなわち、m=7n+2となる。したがって、
(8)X=11k+6=11(9l+3)+6=11(9(13m+6)+3)+6=11(9(13(7n+2)+6)+3)+6となり、
(9)X=9009n+3207が求まる。
ここで、ノズル番号は0≦X≦6879であるので、動作不良の印字素子の番号は、3207番であることがわかる。
図6には、本実施の形態にかかる印刷制御装置10の動作例のフローが示される。図6において、描画制御モジュール100が試験画像データを生成し、印刷装置12の印字ヘッド122に配列された各印字素子に、試験画像を描画させる(S101)。この試験画像は、印刷用紙等の記録媒体に描画される。
次に、利用者が、上記試験画像が描画された記録媒体を参照し、消失位置がないか否かを確認する。消失位置があった場合には、その位置を示す符号を操作モジュール16を介して入力する。操作受付モジュール102は、入力された符号を不良情報として受け付ける(S102)。この場合の操作受付モジュール102が、不良情報受付モジュールとして機能する。
操作受付モジュール102は、受け付けた符号を補正モジュール104に渡し、補正モジュール104では、上述した図2(a)、(b)、図4(a)、(b)及び図5で説明した手順により、所定の数式又は所定のテーブルを使用して動作不良の印字素子を特定する(S103)。
次に、補正モジュール104は、上記特定した動作不良の印字素子の影響を低減するために、印字ヘッド122に配列された他の印字素子の印字動作を補正するための補正情報を生成する(S104)。印字動作の補正は、例えば解像度変換においては、動作不良の印字素子周辺の解像度を下げる処理を行う。また、色変換においては、動作不良の印字素子周辺の濃度が高くなるように補正を行う。さらに、ハーフトーン処理においては、動作不良の印字素子周辺の印字素子に対して通常より大きなインク滴を打ち込む補正を行う(液滴吐出型の印字素子の場合)。これらの補正は、全てを同時に行ってもよいし、一つだけ行ってもよい。
≪第2の実施の形態≫
第2の実施の形態において特徴的な点は、利用者が操作モジュール16から入力した不良情報、すなわち動作不良の印字素子を特定するための消失位置の情報の真偽を操作受付モジュール102が確認し、偽と判定した場合に、不良情報の再入力を要求する点にある。
図7には、第2の実施の形態にかかる印刷制御装置10の動作例のフローが示される。図7において、描画制御モジュール100が試験画像データを生成し、印刷装置12の印字ヘッド122に配列された各印字素子に、試験画像を描画させる(S201)。この試験画像は、印刷用紙等の記録媒体に描画される。
次に、利用者が、上記試験画像が描画された記録媒体を参照し、消失位置がないか否かを確認する。消失位置があった場合には、その位置を示す符号を不良情報として操作モジュール16から入力する。操作受付モジュール102は、入力された符号を不良情報として受け付ける(S202)。
操作受付モジュール102は、受け付けた符号を補正モジュール104に渡し、補正モジュール104では、第1の実施の形態で説明した手順により、所定の数式又は所定のテーブルを使用して動作不良の印字素子を特定する(S203)。
次に、操作受付モジュール102は、補正モジュール104が特定した印字素子の番号を受け取り、その番号の真偽を確認する(S204)。この真偽は、例えば補正モジュール104が特定した番号と、印刷ヘッド122の印字素子数とを比較し、番号が印字素子数より大きいか否かにより判定できる。第2の実施の形態は、例えば図5に示されるように、印字素子数より試験画像により特定可能な数の方が大きい場合であって、特定した番号が印字素子数より大きい場合に偽と判定する。なお、印字素子数は、印刷装置から取得してもよいし、予め記憶モジュール110に格納しておいてもよい。
S204において、補正モジュール104が特定した番号が正しくない(偽)場合には、操作受付モジュール102が不良情報の再入力を要請する(S205)。この再入力要請は、操作受付モジュール102からの指示に基づき、表示制御モジュール108が表示モジュール20に再入力を要請する旨の表示をすることにより行う。
一方、S204において、補正モジュール104が特定した番号が正しい場合には、補正モジュール104が、上記特定した動作不良の印字素子の影響を低減するために、印字ヘッド122に配列された他の印字素子の印字動作を補正するための補正情報を生成する(S206)。
なお、図7では、補正モジュール104が特定した番号の真偽を確認する構成となっているが、利用者が試験画像から動作不良の印字素子の番号を数え、その数値を入力して真偽を確認する構成でもよい。
図8には、第2の実施の形態にかかる試験画像の例が示される。図8において、試験画像は、5段画像、6段画像、7段画像及び10段画像により構成されている。これらのうち、5段画像、6段画像及び7段画像により動作不良の印字素子を特定し、10段画像により特定した印字素子の番号の真偽を確認する。この10段画像が、第2の実施の形態における真偽確認画像に相当する。なお、5段画像、6段画像及び7段画像により5×6×7=210個までの印字素子の動作不良を特定することができる。
図8に示された例では、2つの印字素子が動作不良の場合が示されており、5段画像の消失位置が0と4、6段画像の消失位置が4と5、7段画像の消失位置が1と2、10段画像の消失位置が4と5になっている。
ここで、動作不良の印字素子を特定するためには、利用者が操作モジュール16から、5段画像、6段画像及び7段画像の消失位置を、2つの印字素子に対応して2組入力する必要がある。すなわち、1つ目の印字素子の消失位置として4、4、1を、2つ目の印字素子の消失位置として0、5、2をそれぞれ入力する必要がある。しかし、1つ目の印字素子と2つ目の印字素子の5段画像における消失位置を読み間違えて、1つ目の印字素子の消失位置を0、4、1と入力する可能性がある。これは、5段画像における2つの消失位置が図の左右方向で離れており、符号4に対応する消失位置が、符号0に対応する消失位置より印字素子の順番としては前であることを判読し難くなっているからである。
このような読み間違いを検出するため、図8の例では、10段画像の消失位置も入力することになっている。10段画像の消失位置は、当該消失位置に対応する動作不良の印字素子の番号を10で割った余りの数値となる。つまり、10進数表記した場合の1の位の数値である。図8では、1つ目の印字素子の消失位置が4となっており、1つ目の動作不良の印字素子の番号は10で割って4余る数値となっていることがわかる。
一方、5段画像、6段画像、7段画像の消失位置を、上記0、4、1と誤って入力した場合、第1の実施の形態で説明した方法により動作不良の印字素子の番号は190と決定される。190は10で割り切れるため、10段画像の消失位置と矛盾しており、5段画像、6段画像、7段画像の消失位置に関する不良情報が間違っている(偽である)ことがわかる。
図9には、第2の実施の形態かかる印刷制御装置10の他の動作例のフローが示される。図9では、入力された不良情報を、図8に示された真偽確認画像により真偽を判定する構成となっている。
図9において、描画制御モジュール100が印字ヘッド122に配列された各印字素子に試験画像を記録媒体に描画させ(S301)、利用者が上記試験画像が描画された記録媒体を参照し、消失位置があった場合には、その位置を示す符号を不良情報として操作モジュール16から入力する。操作受付モジュール102は、入力された符号を不良情報として受け付ける(S302)。
操作受付モジュール102は、受け付けた符号を補正モジュール104に渡し、補正モジュール104では、第1の実施の形態で説明した手順により、所定の数式又は所定のテーブルを使用して動作不良の印字素子を特定する(S303)。
次に、操作受付モジュール102は、補正モジュール104が特定した印字素子の番号を受け取り、その番号が真偽確認画像における消失位置と矛盾しないか否かを確認する(S304)。
S304において、補正モジュール104が特定した印字素子の番号が真偽確認画像における消失位置と矛盾する場合には、操作受付モジュール102が不良情報の再入力を要請する(S305)。
一方、S304において、補正モジュール104が特定した印字素子の番号が真偽確認画像における消失位置と矛盾しない場合には、補正モジュール104が、上記特定した動作不良の印字素子の影響を低減するために、印字ヘッド122に配列された他の印字素子の印字動作を補正するための補正情報を生成する(S306)。
図10には、第2の実施の形態にかかる試験画像の他の例が示される。図10は、印字ヘッド122に100個の印字素子が配列されている場合に動作不良の印字素子を特定し、且つその真偽を確認するための試験画像である。
図10において、試験画像は動作不良確認画像と真偽確認画像とにより構成されている。動作不良確認画像は、印字ヘッド122に配列された印字素子1つに1本の水平線(図の横方向に描画された直線)が対応し、階段状に描画されている。動作不良の印字素子があると、その印字素子が描画する予定の水平線が描画されず、消失位置として認識される。図10の場合には、41番の印字素子に動作不良が生じた例が示されている。なお、図10に示されるように、印字素子の番号を読み取りやすくするために、番号の数字を付記する構成が好適である。
また、真偽確認画像は、3段画像により構成されており、消失位置が印字素子の番号を3で割ったときの余りの数値の位置となる。
図10の試験画像を使用する場合には、使用者が動作不良確認画像を参照し、消失位置を読み取って操作モジュール16から入力する。この場合、操作不良の印字素子の番号が直接入力されるので、補正モジュール104は印字素子の番号を特定する処理を行う必要がない。また、利用者は、真偽確認画像の消失位置も入力する。
次に、操作受付モジュール102は、利用者が入力した印字素子の番号を、真偽確認画像における消失位置と矛盾しないか否かを確認する。矛盾する場合には不良情報の再入力を要請し、矛盾しない場合には補正モジュール104が補正情報を生成する。
図10の例では、動作不良の印字素子の番号を41と入力した場合には、真偽確認画像における消失位置2と矛盾しない。一方、例えば印字素子の番号を読み間違えて42と入力すると、これは3で割り切れるため、真偽確認画像の消失位置2と矛盾することになり、誤りを検出することができる。
<<第3の実施の形態>>
第3の実施の形態を説明する前に、前述の第2の実施の形態で、誤った入力があった場合でも、真偽の判定で真と判定してしまうことがあり得ることについて、図11、図12の例を用いて説明する。
図11は、第2の実施の形態による処理例を示す説明図である。この試験画像は、5段画像、6段画像、7段画像の組み合わせであり、真偽用として10段画像がある。ここで、図11の例に示すように、動作不良印刷素子1100があった場合、5段画像では消失位置(5)1102が「5」であり、6段画像では消失位置(6)1104が「6」であり、7段画像では消失位置(5)1106が「5」であり、10段画像では消失位置(10)1108は「10」である。
ここで、図12の上段の例に示すように、利用者のミスなく入力(本来の正しい入力)が行われた場合、つまり、5段画像では「5」、6段画像では「6」、7段画像では「5」が入力され、前述したように、補正モジュール104が、動作不良が生じている印字素子の番号を「180」と特定する。一方、真偽用の10段画像では「10」が入力されているので、両者(「180」と「10」)における1の位は「0」であり、一致する。したがって、判定としては「真」となる。
一方、図12の下段の例に示すように、利用者によってミス入力が行われた場合、つまり、5段画像では「5」、6段画像では「6」、7段画像では「6」であり、7段画像で入力ミス(本来「5」とするところを「6」と入力してしまったミス)が発生しており、不良ノズルは、90番目となる。そして、真偽用の10段画像の入力は「10」であるので、1の位の数値「0」が一致するので、真と判定されてしまう。この入力ミスは、肉眼で各段画像における消失位置を判断するため、起こりえることである。そこで、第3の実施の形態では、利用者の入力ミスがないことを確認するものである。
図13は、第3の実施の形態(描画制御モジュール100)による処理例を示す説明図である。
描画制御モジュール100における組み合わせの設定は、印字素子の総数以上となる必要最低限の印字素子数を満たす部分配列よりも多い数の部分配列を用いて組み合わせを設定する。
補正モジュール104は、複数の部分配列から印字素子の総数に対して必要最低限の印字素子数を満たす組み合わせを作り、その各組み合わせから動作不良の印字素子を特定する。
図13の例に示す試験画像は、印字素子の総ノズル数が60の場合の例を示している。ここで、7段画像と9段画像の組み合わせで、63(=7×9)個のノズルまでの検査が可能である。つまり、必要最低限(総ノズル数)の素数の組み合わせとなっている。この組み合わせに加えて、10段画像を追加する。もちろんのことながら、これらも互いに素の関係(「7」と「10」、「9」と「10」)を有している。
この場合、3つの段画像の組み合わせでは、
7×9×10=630ノズル
までの検査が可能である。
7段画像と9段画像の2つの段画像の組み合わせでは、
7×9=63ノズル
までの検査が可能である。
7段画像と10段画像の2つの段画像の組み合わせでは、
7×10=70ノズル
までの検査が可能である。
9段画像と10段画像の2つの段画像の組み合わせでは、
9×10=90ノズル
までの検査が可能である。
つまり、対象としている印字素子数を検査可能な必要最低限の段画像の組み合わせを作成し、その段画像(例えば、7段画像、9段画像)よりも多くの段数を有しており、互いに素の関係(例えば、「7」と「10」、「9」と「10」)となる段数の画像(例えば、10段画像)を生成する。
そして、動作不良の印字素子を特定するための組み合わせとして、2種以上を生成する。この場合は、7段画像と9段画像の組み合わせ、7段画像と10段画像の組み合わせ、9段画像と10段画像の組み合わせ、7段画像と9段画像と10段画像の組み合わせ、を生成する。
動作不良の印字素子による消失位置の発生は、正しい入力では、
7段画像では1段目、
9段画像では5段目、
10段画像では10段目、
である。
これらの段画像の組み合わせで、動作不良の印字素子の番号を特定する。この例の場合、前述の組み合わせにおいて、特定される動作不良の印字素子の番号は、
7段画像と9段画像と10段画像の組み合わせでは「50」、
7段画像と9段画像の組み合わせでは「50」、
7段画像と10段画像の組み合わせでは「50」、
9段画像と10段画像の組み合わせでは「50」、
となり、4つの解が全て一致する。したがって、「50」真で正解と判断できる。
一方、入力ミスがあった場合(7段画像における本来の「1」を「2」と入力してしまった場合)、
7段画像では2段目、
9段画像では5段目、
10段画像では10段目、
である。
前述の組み合わせにおいて、特定される動作不良の印字素子の番号は、
7段画像と9段画像と10段画像の組み合わせでは「590」、
7段画像と9段画像の組み合わせでは「23」、
7段画像と10段画像の組み合わせでは「30」、
9段画像と10段画像の組み合わせでは「50」、
となり、4つの解が全て一致しない。この場合、「偽」と判定する。つまり、入力ミスあり、再入力を促すようにする。なお、一致しないものが1つでもあれば、「偽」と判定する。
<<第4の実施の形態>>
操作モジュール16は、不良情報として、動作不良の第1の印字素子を特定する番号(段数)と、動作不良の第2の印字素子として該第1の印字素子からのずれ量を受け付け、補正モジュール104は、第1の印字素子を特定する番号(段数)とずれ量から動作不良の印字素子を特定する。
また、第3の実施の形態と組み合わせて、描画制御モジュール100は、印字素子の総数以上となる必要最低限の印字素子数を満たす部分配列よりも多い数の部分配列を用いて組み合わせを設定するようにしてもよい。そして、その場合は、補正モジュール104は、第1の印字素子を特定する番号(段数)とずれ量を用いて、複数の部分配列から印字素子の総数に対して必要最低限の印字素子数を満たす組み合わせを作り、その各組み合わせから動作不良の印字素子を特定する。
図14は、第4の実施の形態による処理例を示す説明図である。図14の例に示す動作不良の印字素子を特定できる段画像の組み合わせ(図14の例では、10段画像と9段画像と11段画像と13段画像であり、これらは互いに素の関係)があり、この組み合わせによって動作不良の印字素子を特定できる総ノズル数は、12870個(=10×9×11×13)である。
前述の実施の形態では、このような試験画像の場合、密集して複数の動作不良の印字素子が発生した場合にも、全ての消失位置について、該当する番号(段数)を全て入力しなければならない。
図15は、第4の実施の形態による処理対象の例を示す説明図である。
この例では、密集して複数の動作不良の印字素子が発生している。例えば、グループA1510の領域では4つ、グループC1530の領域では4つ、グループD1540の領域では4つ発生している。なお、このグループ分けは、利用者が任意に定める。このグループにおいて、利用者は、各グループの最左位置の動作不良の印字素子の段数だけを入力する。そして、ある段画像だけは、各グループ内の最左位置にある動作不良の印字素子を基準として、その基準からの位置情報(ずれ量)を入力する。対象とする段画像として、例えば、一番上(又は一番下)にある段画像としてもよいし、真偽判断用の10段画像としてもよい。つまり、グループ内では、各段画像の最左位置にある動作不良の印字素子の段数、ある段画像におけるその印字素子(最左位置にある動作不良の印字素子)からのずれ量を入力すればよい。一般的に、消失位置が密集している場合は、消失位置の段数よりもずれ量の方が係数しやすい、また、対象とする段画像以外の段画像では、最左位置にある動作不良の印字素子の段数以外は入力する必要がない。
図16は、第4の実施の形態による処理例を示す説明図である。
グループA1510における利用者の入力は、グループA1510内の最初の消失位置として、10段画像では1、9段画像では2、11段画像では11、13段画像では11が入力され、10段画像における最初の消失位置Xからのずれ量として3、次に消失位置Xからのずれ量として9、次に消失位置Xからのずれ量として12、次に消失位置Xからのずれ量として15、次に消失位置Xからのずれ量として18が入力される。
10段画像の1、9段画像の2、11段画像の11、13段画像の11から、動作不良の印字素子は11番目となり、その11にずれ量(3、9、12、15、18)をそれぞれ加算すると、(14、20、23、26、29)となり、結局、グループA1510での動作不良の印字素子は、11番目、14番目、20番目、23番目、26番目、29番目となる。
グループB1520における利用者の入力は、グループB1520内の最初の消失位置として、10段画像では8、9段画像では6、11段画像では1、13段画像では13が入力され、グループB1520では各段画像での消失画素は1つだけなので、ずれ量は不要である。
10段画像の8、9段画像の6、11段画像の1、13段画像の13から、動作不良の印字素子は78番目となる。
グループC1530における利用者の入力は、グループC1530内の最初の消失位置として、10段画像では9、9段画像では1、11段画像では10、13段画像では5が入力され、10段画像における最初の消失位置Yからのずれ量として3、次に消失位置Yからのずれ量として6、次に消失位置Yからのずれ量として12が入力される。
10段画像の9、9段画像の1、11段画像の10、13段画像の5から、動作不良の印字素子は109番目となり、その109にずれ量(3、6、12)をそれぞれ加算すると、(112、115、121)となり、結局、グループC1530での動作不良の印字素子は、109番目、112番目、115番目、121番目となる。
グループD1540における利用者の入力は、グループD1540内の最初の消失位置として、10段画像では8、9段画像では6、11段画像では3、13段画像では12が入力され、10段画像における最初の消失位置Zからのずれ量として1、次に消失位置Zからのずれ量として5、次に消失位置Zからのずれ量として13が入力される。
10段画像の8、9段画像の6、11段画像の3、13段画像の12から、動作不良の印字素子は168番目となり、その168にずれ量(1、5、13)をそれぞれ加算すると、(169、173、181)となり、結局、グループD1540での動作不良の印字素子は、168番目、169番目、173番目、181番目となる。
前述したように、このグループA1510、グループC1530、グループD1540では、10段画像における2番目以降の消失位置(最初の消失位置X以外の消失位置)については、最初の消失位置Xからのずれ量を入力し、9段画像、11段画像、13段画像における2番以降の消失位置は入力不要である。これは、各段画像における最初の消失位置で、動作不良の印字素子を特定し、ずれ量を加算することによってそれに続く動作不良の印字素子を特定しているからである。
図17は、第4の実施の形態による処理例を示す説明図である。操作モジュール16が、入力を促す画像の例を示している。
操作モジュール16は、不良情報受付画面1700内に、10段画像消失位置入力欄1710、9段画像消失位置入力欄1730、11段画像消失位置入力欄1740、13段画像消失位置入力欄1750、ずれ量入力欄1712、ずれ量入力欄1714、ずれ量入力欄1716、ずれ量入力欄1718、ずれ量入力欄1720、次グループボタン1790、終了ボタン1792を表示している。あるグループNにおいて、10段画像、9段画像、11段画像、13段画像のそれぞれにおける最左位置の動作不良の印字素子の段数を入力させるための10段画像消失位置入力欄1710、9段画像消失位置入力欄1730、11段画像消失位置入力欄1740、13段画像消失位置入力欄1750があり、そして、10段画像にだけ10段画像消失位置入力欄1710に入力された位置からの、2番目以降の消失位置のずれ量を入力させるためのずれ量入力欄1712、1714、1716、1718、1720がある。なお、これ以上の消失位置のずれ量を入力できるように欄を多くしてもよいし、欄を付加できるようなユーザーインタフェースを加えてもよい。グループ内の入力が終了したら、次グループボタン1790が利用者によって選択され、最後のグループ内の入力が終了したら、終了ボタン1792が利用者によって選択され、動作不良の印字素子を特定する処理を行い、その番号を表示等する。
図18を参照して、本実施の形態の印刷制御装置10のハードウェア構成例について説明する。図18に示す構成は、例えばパーソナルコンピュータ(PC)等によって構成されるものであり、スキャナ等のデータ読み取り部1817と、プリンタ等のデータ出力部1818(印刷装置12に相当)を備えたハードウェア構成例を示している。
CPU(Central Processing Unit)1801は、前述の実施の形態において説明した各種のモジュール、すなわち、アプリケーションモジュール14、描画制御モジュール100、操作受付モジュール102、補正モジュール104、出力モジュール106、表示制御モジュール108等の各モジュールの実行シーケンスを記述したコンピュータ・プログラムにしたがった処理を実行する制御部である。
ROM(Read Only Memory)1802は、CPU1801が使用するプログラムや演算パラメータ等を格納する。RAM(Random Access Memory)1803は、CPU1801の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を格納する。これらはCPUバス等から構成されるホストバス1804により相互に接続されている。
ホストバス1804は、ブリッジ1805を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バス等の外部バス1806に接続されている。
キーボード1808、マウス等のポインティングデバイス1809は、操作者により操作される入力デバイスである。ディスプレイ1810は、液晶表示装置又はCRT(Cathode Ray Tube)等があり、各種情報をテキストやイメージ情報として表示する。
HDD(Hard Disk Drive)1811は、ハードディスク(フラッシュメモリ等であってもよい)を内蔵し、ハードディスクを駆動し、CPU1801によって実行するプログラムや情報を記録又は再生させる。ハードディスクには、試験画像、不良情報等が格納される。さらに、その他の各種データ、各種コンピュータ・プログラム等が格納される。
ドライブ1812は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、又は半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体1813に記録されているデータ又はプログラムを読み出して、そのデータ又はプログラムを、インタフェース1807、外部バス1806、ブリッジ1805、及びホストバス1804を介して接続されているRAM1803に供給する。リムーバブル記録媒体1813も、ハードディスクと同様のデータ記録領域として利用可能である。
接続ポート1814は、外部接続機器1815を接続するポートであり、USB、IEEE1394等の接続部を持つ。接続ポート1814は、インタフェース1807、及び外部バス1806、ブリッジ1805、ホストバス1804等を介してCPU1801等に接続されている。通信部1816は、通信回線に接続され、外部とのデータ通信処理を実行する。データ読み取り部1817は、例えばスキャナであり、ドキュメントの読み取り処理を実行する。データ出力部1818は、例えばプリンタであり、ドキュメントデータの出力処理を実行する。
なお、図18に示す印刷制御装置10のハードウェア構成は、1つの構成例を示すものであり、本実施の形態は、図18に示す構成に限らず、本実施の形態において説明したモジュールを実行可能な構成であればよい。例えば、一部のモジュールを専用のハードウェア(例えば特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)等)で構成してもよく、一部のモジュールは外部のシステム内にあり通信回線で接続しているような形態でもよく、さらに図18に示すシステムが複数互いに通信回線によって接続されていて互いに協調動作するようにしてもよい。また、特に、パーソナルコンピュータの他、携帯情報通信機器(携帯電話、スマートフォン、モバイル機器、ウェアラブルコンピュータ等を含む)、情報家電、ロボット、複写機、ファックス、スキャナ、プリンタ、複合機(スキャナ、プリンタ、複写機、ファックス等のいずれか2つ以上の機能を有している画像処理装置)などに組み込まれていてもよい。
なお、説明したプログラムについては、記録媒体に格納して提供してもよく、また、そのプログラムを通信手段によって提供してもよい。その場合、例えば、前記説明したプログラムについて、「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」の発明として捉えてもよい。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通等のために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blu−ray(登録商標) Disc)、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM(登録商標))、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、SD(Secure Digital)メモリーカード等が含まれる。
そして、前記のプログラム又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、又は無線通信ネットワーク、さらにこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分であってもよく、又は別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化等、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
前述の実施の形態(特に、第1の実施の形態、第2の実施の形態)は以下のように把握してもよい。また、これらと、第3の実施の形態、第4の実施の形態とを組み合わせてもよいし、第3の実施の形態と第4の実施の形態とを組み合わせてもよい。
[A] 印字ヘッドに複数配列された印字素子の各々により、前記印字素子の動作状態を確認するための試験画像を記録媒体に描画させるように制御する描画制御手段を備え、
前記描画制御手段は、複数配列された印字素子の少なくとも一部の印字素子を連続して同数配列される複数の部分配列に分け、前記部分配列を、所属する印字素子の数が互いに1以外の公約数を有さないとともに、前記印字ヘッドに複数配列された印字素子数が前記所属する印字素子の数の最小公倍数以下となる数の組み合わせとなるように複数種類設定し、前記各種類の部分配列毎に、前記部分配列内で互いに対応する位置にある各印字素子に前記記録媒体の所定方向に線を順次描かせて前記試験画像を描画させるように制御することを特徴とする印刷制御装置。
[B] [A]記載の印刷制御装置の前記描画制御手段は、前記試験画像に印字素子識別用の符号を描画させることを特徴とする印刷制御装置。
[C] [A]又は[B]記載の印刷制御装置は、前記試験画像に基づいて確認された動作不良の印字素子に関する不良情報を受け付ける不良情報受付手段と、前記不良情報に基づいて前記印字ヘッドの印字動作を補正する補正手段と、を備えることを特徴とする印刷制御装置。
[D] [C]記載の印刷制御装置の前記補正手段は、前記不良情報に基づいて動作不良の印字素子を特定することを特徴とする印刷制御装置。
[E] [D]記載の印刷制御装置の前記補正手段は、所定のテーブルを使用して前記動作不良の印字素子を特定することを特徴とする印刷制御装置。
[F] [D]記載の印刷制御装置の前記補正手段は、所定の数式を使用して前記動作不良の印字素子を特定することを特徴とする印刷制御装置。
[G] [C]から[F]のいずれか一項記載の印刷制御装置の前記不良情報受付手段は、受け付けた不良情報の真偽を確認し、偽と判定した場合に、不良情報の再入力を要求することを特徴とする印刷制御装置。
[H] [C]から[G]のいずれか一項記載の印刷制御装置の前記試験画像には、前記不良情報の真偽を確認するための真偽確認画像が含まれることを特徴とする印刷制御装置。
[I] 記録媒体に画像データを印字する印字素子が複数配列された印字ヘッドと、
前記印字素子の各々により、前記印字素子の動作状態を確認するための試験画像を前記記録媒体に描画させるように制御する描画制御手段と、を備え、
前記描画制御手段は、複数配列された印字素子の少なくとも一部の印字素子を連続して同数配列される複数の部分配列に分け、前記部分配列を、所属する印字素子の数が互いに1以外の公約数を有さないとともに、前記印字ヘッドに複数配列された印字素子数が前記所属する印字素子の数の最小公倍数以下となる数の組み合わせとなるように複数種類設定し、前記各種類の部分配列毎に、前記部分配列内で互いに対応する位置にある各印字素子に前記記録媒体の所定方向に線を順次描かせて前記試験画像を描画させるように制御することを特徴とする印刷システム。
[J] 印字ヘッドに複数配列された印字素子の少なくとも一部の印字素子を連続して同数配列される複数の部分配列に分け、
前記部分配列を、所属する印字素子の数が互いに1以外の公約数を有さないとともに、前記印字ヘッドに複数配列された印字素子数が前記所属する印字素子の数の最小公倍数以下となる数の組み合わせとなるように複数種類設定し、
前記各種類の部分配列毎に、前記部分配列内で互いに対応する位置にある各印字素子に前記記録媒体の所定方向に線を順次描かせて、前記印字素子の動作状態を確認するための試験画像を記録媒体に描画させるように制御する処理をコンピュータに実行させることを特徴とする印刷制御プログラム。
[K] 互いに等しい距離離間し、始点・終点が各々直線上に配置され、互いに平行に描画される所定本数の線の組を複数含む直線群により構成され、且つ前記組の数が異なる直線群が複数存在し、各直線群に含まれる組の数は互いに1以外の公約数を有さないとともに、印字ヘッドに複数配列された印字素子数が前記各直線群に含まれる組の数の最小公倍数以下となる数の組み合わせとなっている、印字ヘッドに複数配列された印字素子の動作試験を行うための試験画像が描画されたことを特徴とする記録媒体。
[L] [K]記載の記録媒体の前記試験画像が、動作不良の印字素子に関する不良情報の真偽を確認するための真偽確認画像を含むことを特徴とする記録媒体。
[A]の発明によれば、部分配列を有していない技術と比べて、動作不良の印字素子を容易に特定することができる。
[B]の発明によれば、部分配列を有していない技術と比べて、印字素子の識別を容易に行うことができる。
[C]の発明によれば、部分配列を有していない技術と比べて、動作不良の印字素子がある印字ヘッドの印字動作を容易に補正することができる。
[D]の発明によれば、部分配列を有していない技術と比べて、不良情報により正確に動作不良の印字素子を特定することができる。
[E]の発明によれば、部分配列を有していない技術と比べて、所定のテーブルにより動作不良の印字素子を容易に特定することができる。
[F]の発明によれば、部分配列を有していない技術と比べて、所定の数式により動作不良の印字素子を容易に特定することができる。
[G]の発明によれば、部分配列を有していない技術と比べて、不良情報の真偽を確認することができる。
[H]の発明によれば、部分配列を有していない技術と比べて、真偽確認画像により容易に不良情報の真偽を確認することができる。
[I]の発明によれば、部分配列を有していない技術と比べて、動作不良の印字素子を容易に特定することができる印刷システムを実現できる。
[J]の発明によれば、部分配列を有していない技術と比べて、動作不良の印字素子を容易に特定することができる印刷制御プログラムを実現できる。
[K]の発明によれば、部分配列を有していない技術と比べて、動作不良の印字素子を容易に特定することができる記録媒体を実現できる。
[L]の発明によれば、部分配列を有していない技術と比べて、不良情報の真偽を確認することができる記録媒体を実現できる。
10…印刷制御装置
12…印刷装置
14…アプリケーションモジュール
16…操作モジュール
18…通信回線
20…表示モジュール
100…描画制御モジュール
102…操作受付モジュール
104…補正モジュール
106…出力モジュール
108…表示制御モジュール
110…記憶モジュール
120…ヘッド駆動モジュール
122…印字ヘッド
124…媒体搬送モジュール

Claims (8)

  1. 印字ヘッドに複数配列された印字素子の各々により、前記印字素子の動作状態を確認するための試験画像を記録媒体に描画させるように制御する描画制御手段を備え、
    前記描画制御手段は、複数配列された印字素子の少なくとも一部の印字素子を連続して同数配列される複数の部分配列に分け、前記部分配列を、所属する印字素子の数が互いに1以外の公約数を有さないとともに、前記印字ヘッドに複数配列された印字素子数が前記所属する印字素子の数の最小公倍数以下となる数の組み合わせとなるように複数種類設定し、前記各種類の部分配列毎に、前記部分配列内で互いに対応する位置にある各印字素子に前記記録媒体の所定方向に線を順次描かせて前記試験画像を描画させるように制御し、
    前記組み合わせの設定は、前記印字素子の総数以上となる必要最低限の印字素子数を満たす部分配列よりも多い数の部分配列を用いて組み合わせを設定する
    ことを特徴とする印刷制御装置。
  2. 前記試験画像に基づいて確認された動作不良の印字素子に関する不良情報を受け付ける不良情報受付手段と、
    前記不良情報に基づいて動作不良の印字素子を特定する特定手段
    を備え、
    前記特定手段は、複数の前記部分配列から印字素子の総数に対して必要最低限の印字素子数を満たす組み合わせを作り、該各組み合わせから動作不良の印字素子を特定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の印刷制御装置。
  3. 印字ヘッドに複数配列された印字素子の各々により、前記印字素子の動作状態を確認するための試験画像を記録媒体に描画させるように制御する描画制御手段と、
    前記試験画像に基づいて確認された動作不良の印字素子に関する不良情報を受け付ける不良情報受付手段と、
    前記不良情報に基づいて動作不良の印字素子を特定する特定手段
    を備え、
    前記描画制御手段は、複数配列された印字素子の少なくとも一部の印字素子を連続して同数配列される複数の部分配列に分け、前記部分配列を、所属する印字素子の数が互いに1以外の公約数を有さないとともに、前記印字ヘッドに複数配列された印字素子数が前記所属する印字素子の数の最小公倍数以下となる数の組み合わせとなるように複数種類設定し、前記各種類の部分配列毎に、前記部分配列内で互いに対応する位置にある各印字素子に前記記録媒体の所定方向に線を順次描かせて前記試験画像を描画させるように制御し、
    前記不良情報受付手段は、不良情報として、動作不良の第1の印字素子を特定する番号と、動作不良の第2の印字素子として該第1の印字素子からのずれ量を受け付け、
    前記特定手段は、第1の印字素子を特定する番号と前記ずれ量から動作不良の印字素子を特定する
    ことを特徴とする印刷制御装置。
  4. 前記組み合わせの設定は、前記印字素子の総数以上となる必要最低限の印字素子数を満たす部分配列よりも多い数の部分配列を用いて組み合わせを設定する
    ことを特徴とする請求項3に記載の印刷制御装置。
  5. 前記特定手段は、第1の印字素子を特定する番号と前記ずれ量を用いて、複数の前記部分配列から印字素子の総数に対して必要最低限の印字素子数を満たす組み合わせを作り、該各組み合わせから動作不良の印字素子を特定する
    ことを特徴とする請求項4に記載の印刷制御装置。
  6. コンピュータを、
    印字ヘッドに複数配列された印字素子の各々により、前記印字素子の動作状態を確認するための試験画像を記録媒体に描画させるように制御する描画制御手段として機能させ、
    前記描画制御手段は、複数配列された印字素子の少なくとも一部の印字素子を連続して同数配列される複数の部分配列に分け、前記部分配列を、所属する印字素子の数が互いに1以外の公約数を有さないとともに、前記印字ヘッドに複数配列された印字素子数が前記所属する印字素子の数の最小公倍数以下となる数の組み合わせとなるように複数種類設定し、前記各種類の部分配列毎に、前記部分配列内で互いに対応する位置にある各印字素子に前記記録媒体の所定方向に線を順次描かせて前記試験画像を描画させるように制御し、
    前記組み合わせの設定は、前記印字素子の総数以上となる必要最低限の印字素子数を満たす部分配列よりも多い数の部分配列を用いて組み合わせを設定する
    ことを特徴とする印刷制御プログラム。
  7. コンピュータを、
    印字ヘッドに複数配列された印字素子の各々により、前記印字素子の動作状態を確認するための試験画像を記録媒体に描画させるように制御する描画制御手段と、
    前記試験画像に基づいて確認された動作不良の印字素子に関する不良情報を受け付ける不良情報受付手段と、
    前記不良情報に基づいて動作不良の印字素子を特定する特定手段
    として機能させ、
    前記描画制御手段は、複数配列された印字素子の少なくとも一部の印字素子を連続して同数配列される複数の部分配列に分け、前記部分配列を、所属する印字素子の数が互いに1以外の公約数を有さないとともに、前記印字ヘッドに複数配列された印字素子数が前記所属する印字素子の数の最小公倍数以下となる数の組み合わせとなるように複数種類設定し、前記各種類の部分配列毎に、前記部分配列内で互いに対応する位置にある各印字素子に前記記録媒体の所定方向に線を順次描かせて前記試験画像を描画させるように制御し、
    前記不良情報受付手段は、不良情報として、動作不良の第1の印字素子を特定する番号と、動作不良の第2の印字素子として該第1の印字素子からのずれ量を受け付け、
    前記特定手段は、第1の印字素子を特定する番号と前記ずれ量から動作不良の印字素子を特定する
    ことを特徴とする印刷制御プログラム。
  8. 請求項1に記載の印刷制御装置によって試験画像が印刷された
    ことを特徴とする記録媒体。
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