JP2016149891A - 磁電気装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 スイッチS1とS2とが同時に閉じられると、スイッチS1、S2を介してDC電源VdcとコイルLとが連結され、コイルLのDC電源Vdcの出力電流で励起された磁場によって鉄心ユニット21が磁化され、磁石になる。スイッチS1とS2とが開けられると、ダイオードD1、D2を介してコイルLがダンピングキャパシタCdと連結される。この時、逆起電力によってコイルLで電流が生成され、鉄心ユニット21はすぐに消磁され、渦電流が生成され、コイルLと連結される。コイルLは逆起電力によって生成された電流と渦電流とを含む電流が出力され、ダンピングキャパシタCdに蓄積される。
【選択図】 図3
Description
本発明に係る磁電気装置は、正磁気減衰効果を有するリラクタンス成分を通じて電流を切り替えて制御することによって出力が入力よりも高くなるようにすることで電気エネルギーの蓄積を可能にするものである。本発明におけるリラクタンス成分は、鉄心ユニット及び少なくとも一つのコイルを備えている。鉄心ユニットは、容量性と誘導性とを兼ねて有するように少なくとも1種の鉄心材料によって作られ、ループ形状に形成された第1のセグメントと、第1のセグメントと連結された第2のセグメントとにより構成されている。前記少なくとも一つのコイルは鉄心ユニットに緩く結合されるように巻き回されている。
図7と図8は、本発明に係る磁電気装置の第2の実施形態におけるリラクタンス成分3を構成する鉄心ユニット31及びコイルLを示している。鉄心ユニット31は、ループ形状に形成された誘導性のMn−Zn鉄心32と、ループ形状に形成された容量性のNi−Zn鉄心33とを同心状に積み重ねて第1のセグメントとして構成されている。鉄心ユニット31の第2のセグメントは、第1のセグメントによって取り囲まれて設けられた永久磁石34として構成され、第1のセグメントの対向する部分に隣接して配置された相反する両端を有する。コイルLは緩く第1のセグメントに巻き回されている。コイルLが鉄心ユニット31と緩く連結されているので、第1のセグメント及び永久磁石34の間にエアギャップが形成されない。また、永久磁石34は負インピーダンス(負インダクタンス)効果を有するので、コイルLが電流によって励起され磁場が発生し、鉄心ユニット31が磁化されると、鉄心ユニット31が急激に磁気飽和になり、続いてコイルLへの電流の供給が停止されると、磁気分路によって鉄心ユニット31から磁気エネルギーが放出され、渦電流が発生してコイルLに流れる。こうして、コイルLによって出力される電気エネルギーが増える。
図14と図15は、本発明に係る磁電気装置の第3の実施形態におけるリラクタンス成分4を構成する鉄心ユニット41、第1のコイルL1及び第2のコイルL2を示している。鉄心ユニット41は、第1のケイ素鋼板のセット42と、第2のケイ素鋼板のセット43と、第1のケイ素鋼板のセット42及び第2のケイ素鋼板のセット43の間に挟まれるように設けられた誘導性のアモルファス鉄心44とを備えている。鉄心ユニット41は、矩形のループ形状に形成された第1のセグメントと、第1のセグメントの向かい合って配置された部分の間に延伸されるように、第1のセグメントによって取り囲まれて設けられた第2のセグメントとからなり、全体で「日」の字形に形成されている。第1のコイルL1と第2のコイルL2はそれぞれ、第1のケイ素鋼板のセット42と、第2のケイ素鋼板のセット43とに対応して緩く巻き回され、鉄心ユニット41の第1のセグメントにおける第2のセグメントから離れた両側にそれぞれ設けられた第1のセクションと第2のセクションとに連結されている。
3 : リラクタンス成分
4 : リラクタンス成分
5 : スイッチング回路
6 : スイッチング回路
8 : スイッチング回路
21 : 鉄心ユニット
22 : 鉄心
23 : 永久磁石
31 : 鉄心ユニット
32 : 鉄心
33 : 鉄心
34 : 永久磁石
41 : 鉄心ユニット
Cd : ダンピングキャパシタ
D1 : ダイオード
D2 : ダイオード
Df1 : フリーホイールダイオード
Df2 : フリーホイールダイオード
Df3 : フリーホイールダイオード
Df4 : フリーホイールダイオード
L : コイル
L1 : コイル
L2 : コイル
S1 : スイッチ
S2 : スイッチ
S3 : スイッチ
S4 : スイッチ
Vdc : 直流(DC)電源
Claims (8)
- 容量性と誘導性とを兼ねて有するように少なくとも1種の鉄心材料によって作られ、ループ形状に形成された第1のセグメントと前記第1のセグメントと連結された第2のセグメントとにより構成された鉄心ユニットと、前記鉄心ユニットに緩く結合されるように巻き回された少なくとも一つのコイルとを有する少なくとも一つのリラクタンス成分と、
前記少なくとも一つのコイルと連結され、前記コイルとにより共振回路に構成された少なくとも一つのダンピングキャパシタと、
前記少なくとも一つのコイル及び直流電源と電気的に連結され、前記コイルを励磁するよう前記少なくとも一つのコイルと前記直流電源との間を導通状態にするように制御し、前記鉄心ユニットが磁気飽和を起こすと、前記少なくとも一つのコイルと前記直流電源との間を非導通状態にし、変動磁場が発生すると共に前記共振回路に流れる渦電流が発生し、前記ダンピングキャパシタに電気エネルギーを蓄積するように構成されたスイッチング回路と
を備えていることを特徴とする磁電気装置。 - 前記第1のセグメントは、容量性と誘導性とを兼ねて有するpn型半導体からなった鉄心であり、
前記第2のセグメントは、前記鉄心に取り囲まれるように設けられた永久磁石であり、前記鉄心における対向部分にそれぞれ隣接する相反する両端を有し、
前記少なくとも一つのコイルは、前記第1のセグメントに巻き回されて設けられた一つのコイルを含むことを特徴とする請求項1に記載の磁電気装置。 - 前記スイッチング回路は、第1のスイッチと、第2のスイッチと、第1のダイオードと、第2のダイオードとを有し、
前記第1のスイッチは、前記コイルの一端部及び前記直流電源の正極の間に連結され、
前記第2のスイッチは、前記コイルの他端部及び前記直流電源の負極の間に連結され、
前記第1のダイオードは、前記コイルの一端部と連結されたカソードと、前記直流電源の負極と連結されたアノードとを有し、
前記第2のダイオードは、前記コイルの他端部と連結されたアノードと、前記直流電源の正極と連結されたカソードとを有し、
前記スイッチング回路は、前記第1のスイッチと前記第2のスイッチとを同時に電気的に導通させると共に遮断させるように作動可能であることを特徴とする請求項2に記載の磁電気装置。 - 前記鉄心は、固体インダクターであることを特徴とする請求項2に記載の磁電気装置。
- 前記鉄心ユニットは、ループ形状に形成された誘導性のMn−Zn鉄心と、ループ形状に形成された容量性のNi−Zn鉄心とを同心状に積み重ねて前記第1のセグメントとして構成され、
前記第2のセグメントは、前記第1のセグメントによって取り囲まれて設けられた永久磁石として構成され、前記第1のセグメントに隣接して配置された相反する両端を有し、
前記少なくとも一つのコイルは、前記第1のセグメントに巻き回された一つのコイルを含むことを特徴とする請求項1に記載の磁電気装置。 - 前記スイッチング回路は、前記直流電源に並列に接続されている二つのブリッジアームを有し、
前記二つのブリッジアームはそれぞれ、第1のスイッチと、第2のスイッチと、第1のフリーホイールダイオードと、第2のフリーホイールダイオードとを有し、
前記第1のスイッチは、前記直流電源の正極と連結された一端を有し、
前記第2のスイッチは、前記第1のスイッチの他端及び前記直流電源の負極の間に連結され、
前記第1のフリーホイールダイオードは、前記第1のスイッチと並列に連結され、前記直流電源の正極と連結されたカソードを有し、
前記第2のフリーホイールダイオードは、前記第2のスイッチと並列に連結され、前記直流電源の負極と連結されたアノードを有し、
前記コイルは、前記二つのブリッジアームの前記第1のスイッチと前記第2のスイッチとの共通ノードの間に連結され、
前記スイッチング回路は、前記二つのブリッジアームにおける一つのブリッジアームの前記第1のスイッチと他の一つのブリッジアームの前記第2のスイッチとを同時に電気的に導通させてから、前記一つのブリッジアームの前記第2のスイッチと前記他の一つのブリッジアームの前記第1のスイッチとを遮断させるように作動可能であることを特徴とする請求項5に記載の磁電気装置。 - 前記鉄心ユニットにおいて、前記第2のセグメントが前記第1のセグメントの向かい合って配置された部分の間に延伸されるように前記第1のセグメントによって取り囲まれて設けられ、
前記鉄心ユニットは、第1のケイ素鋼板のセットと、第2のケイ素鋼板のセットと、前記第1のケイ素鋼板のセット及び前記第2のケイ素鋼板のセットの間に挟まれるように設けられた誘導性のアモルファス鉄心とを備え、
前記少なくとも一つのコイルは、前記第1のケイ素鋼板のセットと、前記第2のケイ素鋼板のセットとに対応して緩く巻き回された第1のコイルと第2のコイルとを有し、
前記第1のコイルと前記第2のコイルとは、前記第1のセグメントにおける前記第2のセグメントから離れた両側にそれぞれ設けられた第1のセクションと第2のセクションとに連結されていることを特徴とする請求項1に記載の磁電気装置。 - 更に前記ダンピングキャパシタが前記直流電源の正極及び負極の間に連結された全波整流回路を有し、
前記ダンピングキャパシタと前記第2のコイルとにより前記共振回路に構成され、
前記スイッチング回路は、前記第1のコイルの一端部及び前記直流電源の正極の間に連結された第1のスイッチと、前記第1のコイルの他端部及び前記直流電源の負極の間に連結された第2のスイッチと、前記第1のスイッチと並列に接続され、前記第1のコイルの一端部と連結されたアノードを有する第1のフリーホイールダイオードと、前記第2のスイッチと並列に接続され、前記第1のコイルの他端部と連結されたカソードを有する第2のフリーホイールダイオードとを有し、
前記スイッチング回路は、前記第1のスイッチと前記第2のスイッチとを電気的に導通させてから、同時に遮断させるように作動可能であることを特徴とする請求項7に記載の磁電気装置。
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-
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- 2015-02-13 JP JP2015026367A patent/JP2016149891A/ja active Pending
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