JP2016149342A - 内燃機関用の点火プラグ - Google Patents

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Abstract

【課題】自動車等に備えられる内燃機関に適した内燃機関用の点火プラグを提供すること。【解決手段】内燃機関用の点火プラグ1は筒状の外部導体10、筒状誘電体20、中心電極30を備える。筒状誘電体20は外部導体10の内側に保持され、外部導体10の先端から露出した誘電体先端部21を有する。中心電極30は筒状誘電体20の内側に保持され、筒状誘電体20の先端から露出した電極先端部31を有する。当該点火プラグ1は中心電極30に高周波電圧が印加されて電極先端部31からプラグ軸方向Yの先端側Y1に向けて放電S2を形成するように構成されている。そして、電極先端部31と誘電体先端部21との間には、中心電極30に高周波電圧が印加されると、上記放電S2に先立って電極先端部31と誘電体先端部21との間に部分放電S1が生じるよう両者を離隔させる空間部50が形成されている。【選択図】図3

Description

本発明は、内燃機関用の点火プラグに関する。
内燃機関の燃焼室に充填された空気燃料混合気に点火する点火プラグとして、高周波電気エネルギにより点火するものがある。このような点火プラグの例として、特許文献1には、中心電極としての内側導体と、接地電極としての外側導体と、両者の先端において両者の間に設けられる誘電体としてのパッキンとを有する同軸導波構造体を備える点火プラグが開示されている。特許文献1に開示の構成では、同軸導波構造体の先端を内燃機関の燃焼室に突出させる。そして、同軸導波構造体に高周波電圧を印加して内側導体の先端に電界集中させることにより、当該先端にマイクロ波プラズマからなる自由プラズマが形成される。かかる自由プラズマによって当該同軸導波構造体の先端に放電が形成されることにより、燃焼室内の空気燃料混合気に点火される。
特許第4404770号公報
しかしながら、特許文献1に開示される構成では、マイクロ波による電界集中だけによって放電を形成していることから、高圧力場における放電形成は困難である。例えば、出力が500Wのマイクロ波発振器を用いた場合には、常温での放電形成限界圧力は2気圧程度である。また、アンテナとしての内側導体(すなわち、中心電極)の端部が、高周波による加熱やエンジン筒内の燃焼による加熱に基づいて高温(例えば、ノック限界の900℃程度)になった場合でも、その放電形成限界圧力は高々8気圧程度である。一方、自動車等の内燃機関における燃焼室の内圧は、高負荷域では20気圧以上であって、上述の放電形成限界圧力よりも大きい。そのため、自動車等の内燃機関において、高負荷域では、マイクロ波の電界集中だけによって放電を形成することは困難である。
かかる高負荷域でのマイクロ波の電界集中による放電形成を容易にするには、第1の方法として大出力のマイクロ波発振器を用いて電界強度を高めることや、第2の方法として火花放電、レーザなどの放電形成アシストを併用することが考えられる。しかし、第1の方法では、電界強度は入力電力の平方根に比例するため、電界強度を高めるには消費エネルギの大幅な増大を招くという問題が生じる。また、大出力のマイクロ波発振器を使用することに伴うコストの増加及び体格の大型化という問題も生じる。また、第2の方法では、点火システムの複雑化、装置全体の大型化、部品点数の増加に伴う高コスト化という問題が生じる。そのため、いずれも自動車等に備えられる内燃機関に使用するのに適していない。
本発明は、かかる背景に鑑みてなされたもので、自動車等に備えられる内燃機関に適した内燃機関用の点火プラグを提供しようとするものである。
本発明の一態様は、筒状の外部導体(10)と、
上記外部導体(10)の内側に保持されるとともに、上記外部導体におけるプラグ軸方向(Y)の先端側(Y1)に露出した誘電体先端部(21、210、211、212)を有する筒状誘電体(20、200、201、202)と、
上記筒状誘電体の内側に保持されるとともに、上記筒状誘電体におけるプラグ軸方向の先端側に露出した電極先端部(31、310、311)を有する中心電極(30、300、301)と、
を備え、
上記中心電極に高周波電圧が印加されて上記電極先端部からプラグ軸方向の先端側に向けて放電を形成するように構成された内燃機関用の点火プラグ(1)であって、
上記電極先端部と上記誘電体先端部との間には、上記中心電極に高周波電圧が印加されたときに、上記放電に先立って上記電極先端部と上記誘電体先端部との間において上記電極先端部から部分放電が生じるように両者を離隔させる空間部(50、500、501、502、503、504、505)が形成されていることを特徴とする内燃機関用の点火プラグ(1)にある。
上記内燃機関用の点火プラグにおいては、中心電極に高周波電圧が印加されると、まず、中心電極が加熱されて、中心電極と筒状誘電体との間に形成された空間部における気体密度が低下することにより、当該空間部内の気圧が低下することとなる。これにより、当該空間部における放電開始電圧が低下するため、当該空間部において部分放電が発生しやすくなる。そして、さらに高周波電圧が印加されることにより、電極先端部から当該空間部内に部分放電が形成される。形成された部分放電は、高周波電圧の印加によって中心電極の電極先端部から放出された高周波エネルギを吸収することにより電極先端部からプラグ軸方向の先端側に向かって伸長して、電極先端部から先端側に向けて放電が形成されることとなる。
すなわち、上述の部分放電が中心電極の電極先端部からプラグ軸方向の先端側に向けて形成される放電のトリガ放電となり、より小さなエネルギ(すなわち、低い電界強度)で電極先端部から先端側に向かって放電形成が可能となる。これにより、例えば、20気圧以上の高圧力条件においても高周波電圧の印加に基づく電界集中による放電形成が容易となる。その結果、内燃機関における高EGR条件下での着火限界(いわゆる、EGR限界)や、希薄燃料条件(すなわち、リーン燃焼)の着火限界(いわゆる、リーン限界)を改善して内燃機関における熱効率の向上を図ることができ、燃費の向上に寄与することができる。
そして、上記内燃機関用の点火プラグにおいては、大出力のマイクロ波発振器を使用する必要がないため、消費エネルギの低減、コスト低下が可能となり、体格の大型化及び点火システムの複雑化を抑制できる。そのため、自動車用等の内燃機関に使用することに一層適した内燃機関用の点火プラグとなる。
以上のごとく、上記態様によれば、自動車用等の内燃機関に使用することに一層適した内燃機関用の点火プラグを提供することができる。
なお、特許請求の範囲及び課題を解決する手段に記載した括弧内の符号は、後述する実施例に記載の具体的手段との対応関係を示すものであり、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
実施例1における、内燃機関用の点火プラグの斜視図。 実施例1における、内燃機関用の点火プラグの先端断面図。 実施例1における、内燃機関用の点火プラグでの放電形成を示す模式図。 実施例1における、内燃機関用の点火プラグでの放電形成を示す図。 実施例1における、放電試験の結果を示す図。 実施例2における、内燃機関用の点火プラグの斜視図。 実施例2における、内燃機関用の点火プラグの先端断面図。 実施例2における、内燃機関用の点火プラグでの放電形成を示す模式図。 実施例3における、内燃機関用の点火プラグの先端断面図。 実施例4における、内燃機関用の点火プラグの先端断面図。 実施例5における、内燃機関用の点火プラグの先端断面図。 実施例6における、内燃機関用の点火プラグの先端断面図。 実施例7における、内燃機関用の点火プラグの先端断面図。 実施例8における、内燃機関用の点火プラグの先端断面図。
本発明の内燃機関用の点火プラグは、自動車等に備えられる内燃機関における着火手段として用いることができる。
上記内燃機関用の点火プラグにおいて、燃焼室へ挿入される側を先端側とし、先端側の端部を先端というものとする。また先端側の反対側を基端側とし、基端側の端部を基端というものとする。
また、本明細書において、プラグ軸方向とは、点火プラグの軸方向を意味する。
また、本明細書において、上記空間部は、電極先端部と誘電体先端部との間に空気層を介在させるものであって、電極先端部の外側縁部と誘電体先端部の内側縁部とを結ぶ仮想線分を含む空間として規定されるものである。
(実施例1)
上記内燃機関用の点火プラグの実施例につき、図1〜図3を用いて説明する。
実施例1の内燃機関用の点火プラグ1は、図1、図2に示すように、外部導体10、筒状誘電体20及び中心電極30を備える。
外部導体10は、筒状を成している。
筒状誘電体20は、外部導体10の内側に保持されるとともに、外部導体10におけるプラグ軸方向Yの先端側Y1に露出した誘導体先端部21を有する。
中心電極30は、筒状誘電体20の内側に保持されるとともに、筒状誘電体20におけるプラグ軸方向Yの先端側Y1に露出した電極先端部31を有する。
そして、内燃機関用の点火プラグ1は、図3に示すように、中心電極30に高周波電圧が印加されて電極先端部31からプラグ軸方向Yの先端側Y1に向けて放電S2を形成するように構成されている。電極先端部31と誘電体先端部21との間には、中心電極30に高周波電圧が印加されたときに、電極先端部31からプラグ軸方向Yの先端側Y1に向かって形成される放電S2に先立って電極先端部31と誘電体先端部21との間において電極先端部31から部分放電S1が生じるように両者を離隔させる空間部50が形成されている。
なお、本例では、プラグ軸方向Yの先端の方向を先端側Y1とし、先端側Y1と反対側を基端側Y2とする。
以下、本例の内燃機関用の点火プラグ1(以下、単に「点火プラグ1」ともいう)について、詳述する。
図1に示すように、本例では、外部導体10は、円筒状の第1外部導体11と、第1外部導体11の内側に中心軸を共有するように設けられた円筒状の第2外部導体12とからなる。第1外部導体11と第2外部導体12との間には、隙間10aが形成されている。第1外部導体11は、点火プラグ1のハウジング13も兼ねており、ハウジング13の外周面には内燃機関に螺合するための取付ネジ部131が形成されている。
図2に示すように、筒状誘電体20は第1外部導体11及び第2外部導体12と中心軸を共有するように第2外部導体12の内側に設けられている。筒状誘電体20の先端側Y1の先端である誘電体先端部21は、第2外部導体12の先端側Y1の端部である外部導体先端部121よりも先端側Y1に位置している。すなわち、筒状誘電体20の誘電体先端部21は先端側Y1に突出している。筒状誘電体20の材料として、電極先端部31の電界強度を向上する材料を採用することが好ましい。電極先端部31の電界強度を向上することにより、電極先端部31と誘電体先端部21との間に部分放電が形成されやすくなるからである。電極先端部31の電界強度を向上する筒状誘電体20の材料として、誘電率の高い材質(例えばアルミナ)を用いることができる。
中心電極30は円柱形状を有しており、筒状誘電体20と中心軸を共有するように筒状誘電体20の内側に設けられている。中心電極30の外径は筒状誘電体20の内径よりも小さくなっており、中心電極30の外周面31bと、筒状誘電体20の内周面21bとは離隔している。中心電極30の先端側Y1の端部である電極先端部31は、誘電体先端部21よりも基端側Y2に位置している。そして、第2外部導体12の外部導体先端部121と、プラグ軸方向Yにおける位置が同一となっている。
中心電極30の材料として、中心電極30の電極先端部31が加熱され易いようにするために、比較的導電率の低い材料又は当該材料を一部に含む材料を用いることができる。このような材料として、例えば銅よりも導電率の低い材料を用いることができる。なお、電極先端部31のみがこのような材料からなることとしてもよい。この場合にも電極先端部31が加熱され易いようにすることができる。
また、中心電極30の材料として、中心電極30の電極先端部31が加熱され易いようにするために、高周波エネルギを吸収しやすい材料又は当該材料を一部に含む材料を用いることができる。あるいは、中心電極30の外周面31b又は筒状誘電体20の内周面21bに高周波エネルギを吸収しやすい材料をコーティングすることにより、中心電極30の電極先端部31が加熱され易いようにしてもよい。高周波エネルギを吸収しやすい材料として、例えばカーボンを用いることができる。高周波エネルギを吸収しやすい材料を一部に含む材料として、例えばステンレス鋼(SUS)を用いることができる。
空間部50は、図2に示すように、筒状誘電体20の内周面21bと中心電極30の電極先端部31及び外周面31bとによって囲まれた空間として形成されている。空間部50は、電極先端部31の外側縁部31aと誘電体先端部21の内側縁部21aとを結ぶ仮想線分Lを含む空間である。すなわち、空間部50により電極先端部31と誘電体先端部21とが離隔している。なお、外部導体10、筒状誘電体20及び中心電極30からなる同軸管のプラグ軸方向Yの長さは、電極先端部31の電界強度が最大となる大きさにすることができ、例えば、印加される高周波の波長の1/4の大きさにすることができる。
点火プラグ1は、図示しない高周波(例えば、マイクロ波)発生器に接続されており、高周波発生器から出力された高周波電力が中心電極30に入力されるように構成されている。
次に、本例の作用効果につき説明する。
本例の内燃機関用の点火プラグ1においては、中心電極30に高周波電圧が印加されると、まず、中心電極30が加熱されて、当該電極先端部31と誘電体先端部21との間に形成された空間部50における気体密度が低下することとなる。これにより、放電開始電圧が低下するため、当該空間部50において部分放電が発生しやすくなる。そして、さらに高周波電圧が印加されると、図3に示すように、電極先端部31から当該空間部50内に部分放電S1が生じる。当該部分放電S1は、高周波電圧の印加によって中心電極30の電極先端部31から放出された高周波(例えば、マイクロ波)エネルギが入力されることにより電極先端部31からプラグ軸方向Yの先端側Y1に伸長して開放電極すなわちアンテナを形成し、電極先端部31からプラグ軸方向Yの先端側Y1に向けて放電S2を形成する。これにより、中心電極30から高周波エネルギが空間部50に放射されることとなる。
すなわち、上述の部分放電S1が中心電極30からプラグ軸方向Yの先端側Y1に向かう放電S2のトリガ放電となり、より小さなエネルギ(すなわち、低い電界強度)で中心電極30からプラグ軸方向Yの先端側Y1に向かう放電S2の形成が可能となる。これにより、例えば、20気圧以上の高圧力条件においても高周波電圧の印加に基づく放電形成が容易となる。その結果、内燃機関における高EGR条件下での着火限界(いわゆる、EGR限界)や、希薄燃料条件下での燃焼(すなわち、リーン燃焼)の着火限界(いわゆる、リーン限界)を改善して内燃機関における熱効率の向上を図ることができ、燃費の向上に寄与することができる。
そして、上記内燃機関用の点火プラグ1においては、大出力のマイクロ波発振器を使用する必要がないため、消費エネルギの低減、コスト低減が可能となり、体格の大型化及び点火システムの複雑化を抑制できる。そのため、自動車等に備えられる内燃機関に使用することに一層適した内燃機関用の点火プラグ1となる。
また、本例では、電極先端部31は、誘電体先端部21よりも基端側Y2に位置している。これにより、空間部50が筒状誘電体20の内側に形成されることとなる。これにより、空間部50を十分確保することができ、部分放電の形成を促すことができる。また、当該空間部50内に形成された部分放電が内燃機関の燃焼室内における混合ガスの気流の影響を受けにくくなり、当該部分放電が高周波エネルギの入力により伸長することを促すことができる。その結果、より小さなエネルギ、すなわちより低い電界強度で中心電極30からプラグ軸方向Yの先端側Y1に向かう放電S2の形成が可能となり、自動車等に備えられる内燃機関に使用することに一層適した内燃機関用の点火プラグ1となる。
また、本例では、電極先端部31は、プラグ軸方向Yにおいて、外部導体10の先端側Y1の端部121と同じ位置に位置している。これにより、電極先端部31が外部導体10、筒状誘電体20及び中心電極30からなる同軸管の開放端に位置することとなり、電極先端部31と筒状誘電体20との間の空間における電極先端部31近傍の電界強度を最大にすることが可能となり、両者間での部分放電が発生しやすくなる。
また、本例では、筒状誘電体20の誘電体先端部21が、第2外部導体12の先端部121から先端側Y1に突出している。これにより、空間部50を十分確保することができ、部分放電の形成を促すことができる。その結果、中心電極30からプラグ軸方向Yの先端側Y1に向かう放電S2の形成を促進することができ、自動車等に備えられた内燃機関に使用することに一層適した内燃機関用の点火プラグ1となる。
以上のごとく、本例によれば、自動車用等に備えられた内燃機関に使用することに一層適した内燃機関用の点火プラグ1を提供することができる。
(放電試験)
次に実施例1の内燃機関用の点火プラグ1について放電試験を行った。
点火プラグ1を設置した燃焼室内における空気燃料混合気の圧力(以下、雰囲気圧力という)を0.6MPa〜5MPaまで変化させて、電極先端部31からプラグ軸方向Yの先端側Y1に向けて形成される放電S2の放電長さを観測した。なお、本試験では図3に示すように、プラグ軸方向Yにおける、誘電体先端部21から放電S2の先端側Y1の端部までの長さを放電S2の放電長さMとする。
図4(1)に示すように、雰囲気圧力0.6MPaにおいて、中心電極30への高周波電圧の印加から0.55ms経過後に、電極先端部31からプラグ軸方向Yの先端側Y1に向けて放電S2が形成され始めた。そして、図4(2)に示す0.75ms経過後の状態、図4(3)に示す1.06ms経過後の状態を経て、図4(4)に示す2.95ms経過後において、当該放電S2が十分長く形成されることが確認された。そして、図5に示すように、雰囲気圧力0.6MPaにおける放電S2の長さMは6.0mmであった。また、放電S2の長さMは、雰囲気圧力1.0MPaにおいて6.0mm、雰囲気圧力2.0MPaにおいて3.8mm、雰囲気圧力3.0MPaにおいて2.6mm、雰囲気圧力4.0MPaにおいて1.8mm、雰囲気圧力5.0MPaにおいて1.4mmであった。
以上のように、実施例1の内燃機関用の点火プラグ1において、中心電極30への高周波電圧の印加後、電極先端部31からプラグ軸方向Yの先端側Y1に向けて充分に長い放電S2が形成されることが確認された。
(実施例2)
実施例2の内燃機関用の点火プラグ1は、図6、図7、図8に示すように、接地電極40を備えている。接地電極40は、外部導体10から延設されるとともに、電極先端部31との間にギャップを形成している。そして、本例の内燃機関用の点火プラグ1は、図8に示すように、中心電極30に高周波電圧が印加されて電極先端部31と接地電極40との間に放電S2を形成するように構成されている。電極先端部31と誘電体先端部21との間には、中心電極30に高周波電圧が印加されたときに、電極先端部31と接地電極40との間の放電に先立って電極先端部31と誘電体先端部21との間において電極先端部31から部分放電S1が生じるように両者を離隔させる空間部50が形成されている。
その他の構成は、実施例1の場合と同一である。
本例によれば、上述の実施例1の場合と同等の作用効果を奏する。そして、本例では、第1外部導体11から延設されるとともに、中心電極30の電極先端部31との間にギャップを形成する接地電極40を備え、該ギャップに放電S2が形成されるように構成されている。これにより、部分放電S1の形成後に、接地電極40に向けて、放電S2の形成を促すことが期待できる。
本例によれば、実施例1の場合と同様に、自動車用等に備えられた内燃機関に使用することに一層適した内燃機関用の点火プラグ1を提供することができる。
(実施例3)
本例の内燃機関用の点火プラグ1は、実施例2における中心電極30(図7)に替えて、図9に示す中心電極300を備える。その他の構成要素は実施例2の場合と同様であり、本例においても実施例2の場合と同一の符号を用いてその説明を省略する。
中心電極300は円柱形状を有しており、図9に示すように、筒状誘電体20と中心軸を共有するように筒状誘電体20の内側に設けられている。中心電極300の先端側Y1の端部である電極先端部310は、誘電体先端部21よりも基端側Y2に位置しているとともに、第2外部導体12の外部導体先端部121よりも基端側Y2に位置している。
筒状誘電体20の内周面21bと中心電極300の電極先端部310及び外周面310bとによって囲まれた空間として空間部500が形成されている。空間部500は、電極先端部310の外側縁部310aと誘電体先端部21の内側縁部21aとを結ぶ仮想線分Lを含む空間である。すなわち、空間部500により電極先端部310と誘電体先端部21とが離隔している。
本例の点火プラグ1においても、実施例2の場合において誘電体先端部21がプラグ軸方向Yにおいて、外部導体先端部121と同じ位置にあることによる作用効果を除いて、実施例2と同様の作用効果を奏する。なお、本例では接地電極40が備えられた構成としているが、これに替えて、実施例1の場合と同様に接地電極40が備えられていない構成としてもよい。この場合も本例と同等の作用効果を奏する。
(実施例4)
本例の内燃機関用の点火プラグ1は、実施例3における筒状誘電体20(図9)に替えて、図10に示す筒状誘電体200を備える。図10に示すように、筒状誘電体200の先端側Y1の端部である誘電体先端部210は、プラグ軸方向Yにおける位置が第2外部導体12の先端側Y1の端部である外部導体先端部121と同一となっている。すなわち、筒状誘電体200の誘電体先端部210はプラグ軸方向Yにおいて外部導体先端部121と面一となっている。
図10に示すように、筒状誘電体200の内周面210bと中心電極300の電極先端部310及び外周面310bとによって囲まれた空間として空間部501が形成されている。空間部501は、電極先端部310の外側縁部310aと誘電体先端部210の内側縁部210aとを結ぶ仮想線分Lを含む空間である。すなわち、空間部501により電極先端部310と誘電体先端部210とが離隔している。
その他の構成要素は実施例2の場合と同様であり、本例においても実施例2の場合と同一の符号を用いてその説明を省略する。
本例の点火プラグ1においても、実施例3の場合と同様の作用効果を奏する。なお、本例では接地電極40が備えられた構成としているが、これに替えて、実施例1の場合と同様に接地電極40が備えられていない構成としてもよい。この場合も本例と同等の作用効果を奏する。
(実施例5)
本例の内燃機関用の点火プラグ1は、図11に示すように、実施例2における筒状誘電体20(図7)に替えて、実施例4における筒状誘電体200(図10)を備える。すなわち、本例では、筒状誘電体200の誘電体先端部210、中心電極30の電極先端部31及び外部導体10(すなわち、本例における第2外部導体12)の先端部121は面一となっている。
図11に示すように、筒状誘電体200の内周面210bと中心電極30の外周面31bとによって囲まれた空間として空間部502が形成されている。空間部502は、電極先端部31の外側縁部31aと誘電体先端部210の内側縁部210aとを結ぶ仮想線分Lを含む空間である。すなわち、空間部502により電極先端部31と誘電体先端部210とが離隔している。
その他の構成要素は実施例3の場合と同様であり、本例においても実施例3の場合と同一の符号を用いてその説明を省略する。
本例の内燃機関用の点火プラグ1によれば、実施例2の場合において電極先端部31が誘電体先端部21よりも基端側Y2に位置していることによる作用効果及び、筒状誘電体20の誘電体先端部21が第2外部導体12の先端部121から先端側Y1に突出していることによる作用効果を除いて、実施例2と同様の作用効果を奏する。なお、本例では接地電極40が備えられた構成としているが、これに替えて、実施例1の場合と同様に接地電極40が備えられていない構成としてもよい。この場合も本例と同等の作用効果を奏する。
(実施例6)
本例の内燃機関用の点火プラグ1は、実施例5の中心電極30(図11)に対して、図12に示すように、電極先端部310が誘電体先端部210よりも先端側Y1に突出した中心電極301を備えている。
図12に示すように、中心電極301の外周面311bと筒状誘電体200の内側縁部210aの間の空間として空間部503が形成されている。空間部503は、電極先端部311の外側縁部311aと誘電体先端部210の内側縁部210aとを結ぶ仮想線分Lを含む空間である。すなわち、空間部503により電極先端部311と誘電体先端部210とが離隔している。その他の構成要素は実施例5の場合と同様であり、本例においても実施例5の場合と同一の符号を用いてその説明を省略する。
本例の内燃機関用の点火プラグ1によれば、図7に示す実施例2の場合において電極先端部31が誘電体先端部21よりも基端側Y2に位置していることによる作用効果と、電極先端部31がプラグ軸方向Yにおいて第2外部導体12の先端部121と同じ位置に位置していることによる作用効果と、筒状誘電体20の誘電体先端部21が第2外部導体12の先端部121から先端側Y1に突出していることによる作用効果とを除いて、実施例2と同様の作用効果を奏する。なお、本例では接地電極40が備えられた構成としているが、これに替えて、実施例1の場合と同様に接地電極40が備えられていない構成としてもよい。この場合も本例と同等の作用効果を奏する。
(実施例7)
本例の内燃機関用の点火プラグ1は、実施例5の筒状誘電体200(図11)に替えて、図13に示すように、筒状誘電体201を備えている。筒状誘電体201の内径は、中心電極30の外径と略同一であって、筒状誘電体201の内周面211bは中心電極30の外周面31bに接している。
図13に示すように、筒状誘電体201の先端側Y1には、中心電極30を中心とする円錐状に形成された切り欠き部221が形成されている。そして、切り欠き部221の壁面221aと中心電極30の外周面31bとによって囲まれた空間として空間部504が形成されている。空間部504は、電極先端部31の外側縁部31aと誘電体先端部211の内側縁部211aとを結ぶ仮想線分Lを含む空間である。すなわち、空間部504により電極先端部31と誘電体先端部211とが離隔している。
その他の構成要素は実施例5の場合と同様であり、本例においても実施例5の場合と同一の符号を用いてその説明を省略する。本例の点火プラグ1においても、実施例5の場合と同様の作用効果を奏する。
なお、本例では、切り欠き部221を円錐状に形成したが、これに限らず、中心電極30の電極先端部31の周囲に、部分放電の形成が可能な程度の空間からなる空間部が形成されていればよい。また、本例では接地電極40が備えられた構成としているが、これに替えて、実施例1の場合と同様に接地電極40が備えられていない構成としてもよい。この場合も本例と同等の作用効果を奏する。
(実施例8)
本例の内燃機関用の点火プラグ1は、実施例7の筒状誘電体201(図13)に替えて、図14に示すように、筒状誘電体202を備えている。筒状誘電体202の内径は、中心電極30の外径と略同一であって、筒状誘電体201の内周面212bと中心電極30の外周面31bとが接している。筒状誘電体202の誘電体先端部212は、中心電極30の電極先端部31及び外部導体10(第1外部導体12)の先端部121よりも先端側Y1に位置している。
図14に示すように、筒状誘電体202の内周面212bと中心電極30の電極先端部31とによって囲まれた空間として空間部505が形成されている。空間部505は、電極先端部31の外側縁部31aと誘電体先端部212の内側縁部212aとを結ぶ仮想線分Lを含む空間である。
その他の構成要素は実施例7の場合と同様であり、本例においても実施例7の場合と同一の符号を用いてその説明を省略する。本例の点火プラグ1においても、実施例7の場合と同様の作用効果を奏する。なお、本例では接地電極40が備えられた構成としているが、これに替えて、実施例1の場合と同様に接地電極40が備えられていない構成としてもよい。この場合も本例と同等の作用効果を奏する。
本発明は上記各実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々の実施例に適用することが可能である。
1 内燃機関用の点火プラグ
10 外部導体
20、200、201、202 筒状誘電体
21、210、211、212 誘導体先端部
30、300、301 中心電極
31、310、311 電極先端部
40 接地電極
50、500、501、502、503、504、505 空間部
上記内燃機関用の点火プラグにおいては、中心電極に高周波電圧が印加されると、まず、中心電極が加熱されて、中心電極と筒状誘電体との間に形成された空間部における気体密度が低下することとなる。これにより、当該空間部における放電開始電圧が低下するため、当該空間部において部分放電が発生しやすくなる。そして、さらに高周波電圧が印加されることにより、電極先端部から当該空間部内に部分放電が形成される。形成された部分放電は、高周波電圧の印加によって中心電極の電極先端部から放出された高周波エネルギを吸収することにより電極先端部からプラグ軸方向の先端側に向かって伸長して、電極先端部から先端側に向けて放電が形成されることとなる。

Claims (5)

  1. 筒状の外部導体(10)と、
    上記外部導体(10)の内側に保持されるとともに、上記外部導体におけるプラグ軸方向(Y)の先端側(Y1)に露出した誘電体先端部(21、210、211、212)を有する筒状誘電体(20、200、201、202)と、
    上記筒状誘電体の内側に保持されるとともに、上記筒状誘電体におけるプラグ軸方向の先端側に露出した電極先端部(31、310、311)を有する中心電極(30、300、301)と、
    を備え、
    上記中心電極に高周波電圧が印加されて上記電極先端部からプラグ軸方向の先端側に向けて放電を形成するように構成された内燃機関用の点火プラグ(1)であって、
    上記電極先端部と上記誘電体先端部との間には、上記中心電極に高周波電圧が印加されたときに、上記放電に先立って上記電極先端部と上記誘電体先端部との間において上記電極先端部から部分放電が生じるように両者を離隔させる空間部(50、500、501、502、503、504、505)が形成されていることを特徴とする内燃機関用の点火プラグ(1)。
  2. 上記電極先端部は、上記誘電体先端部よりもプラグ軸方向の基端側(Y2)に位置していることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関用の点火プラグ。
  3. 上記電極先端部は、プラグ軸方向において、上記外部導体の先端側の端部(121)と同じ位置に位置していることを特徴とする請求項1又は2に記載の内燃機関用の点火プラグ。
  4. 上記誘電体先端部は、上記外部導体におけるプラグ軸方向の先端側の端部よりも上記先端側に位置していることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の内燃機関用の点火プラグ。
  5. 上記外部導体から延設されるとともに、上記電極先端部との間にギャップを形成する接地電極(40)を備え、該ギャップに上記放電が形成されるように構成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の内燃機関用の点火プラグ。
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