JP2016147613A - 航空機の補強構造体 - Google Patents

航空機の補強構造体 Download PDF

Info

Publication number
JP2016147613A
JP2016147613A JP2015026298A JP2015026298A JP2016147613A JP 2016147613 A JP2016147613 A JP 2016147613A JP 2015026298 A JP2015026298 A JP 2015026298A JP 2015026298 A JP2015026298 A JP 2015026298A JP 2016147613 A JP2016147613 A JP 2016147613A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sandwich panel
honeycomb sandwich
skin
honeycomb
outer plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015026298A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6577716B2 (ja
Inventor
拓 岡本
Taku Okamoto
拓 岡本
正好 須原
Masayoshi Suhara
正好 須原
竜一 長瀬
Ryuichi Nagase
竜一 長瀬
利和 重冨
Toshikazu Shigetomi
利和 重冨
守正 石田
Morimasa Ishida
守正 石田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Aircraft Corp
Original Assignee
Mitsubishi Aircraft Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Aircraft Corp filed Critical Mitsubishi Aircraft Corp
Priority to JP2015026298A priority Critical patent/JP6577716B2/ja
Priority to US15/041,503 priority patent/US10940937B2/en
Publication of JP2016147613A publication Critical patent/JP2016147613A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6577716B2 publication Critical patent/JP6577716B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64CAEROPLANES; HELICOPTERS
    • B64C3/00Wings
    • B64C3/26Construction, shape, or attachment of separate skins, e.g. panels

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

【課題】航空機の応力外皮構造に用いられるハニカムサンドイッチパネルの内部に浸入した水分が滞留するのを防ぐ。【解決手段】水平尾翼の外殻をなす外板8A、Bと、外板を補強するハニカムサンドイッチパネル10と、を備え、ハニカムサンドイッチパネル10は、複数のセルSを有するハニカムコア11と、ハニカムコア11の表側に接合され、外板の側に配置されるアウタースキン12と、ハニカムコア11の裏側に接合され、水平尾翼の内側に配置されるインナースキン13と、を備える。インナースキン13には、複数のセルのそれぞれとハニカムサンドイッチパネル10の外部とを連通する排水路14が形成されている。【選択図】図3

Description

本発明は、航空機の翼に代表される応力外皮構造の内部に浸入した水分を排出する技術に関する。
航空機が備える応力外皮構造である例えば翼では、外皮を補強材に固定するファスナを貫通されるファスナ・ホールから応力外皮構造の内部に水分が浸入することがあり、この水は、通常、飛行中の高度が高いときには氷結しているが、地上に着陸すると融解する。したがって、航空機の航行を続けると、浸入した水は、氷結と融解を繰り返し、氷結した位置によっては、構造強度の低下を誘発して構造損傷が生じるおそれがある。
特に、応力外皮構造のスキンと称される外板の補強構造としてハニカムサンドイッチパネルが用いられることがあるが、このハニカムサンドイッチパネル内に水分が浸入して構造強度低下を招く恐れがある。この場合には、例えば特許文献1に開示される手法により、水分が浸入した箇所を部分的に取り換える必要があり、補修が大規模となる。また、ハニカムサンドイッチパネルに水分が浸水した場合には、この水分を乾燥させる処置が必要となるが、水分が気化することにともなって、ハニカムサンドイッチパネル内の圧力が上昇して、ハニカムサンドイッチパネルを損傷させてしまうおそれがある。
特開2014−188993号公報
しかし、応力外皮構造となる翼のハニカムサンドイッチパネルの補修となると、重要な構造部材であるがために、当局の認定が必要であり、確実な作業が要求される。また、水分を乾燥させるとしても、ハニカムサンドイッチパネルが損傷させないように慎重な作業が必要となるので、作業時間が長くなる。
そこで本発明は、航空機の応力外皮構造に用いられるハニカムサンドイッチパネルの内部に浸入した水分が滞留するのを防ぐことを目的とする。
航空機に使用されている応力外皮構造の外板の補強材として用いられるハニカムサンドイッチパネルは、外圧変化に対する補強材として適用されている。このハニカムサンドイッチパネルは、ハニカムコアと、ハニカムコアの表(おもて)側に接合されるアウタースキンと、ハニカムコアの裏側に接合されるインナースキンと、から構成される。なお、アウタースキンが外板の側に配置される。このハニカムサンドイッチパネルは補強材として機能するが、アウタースキンに専ら補強を担わせることで、インナースキンの剛性を下げることができる。そこで、本発明では、ハニカムサンドイッチパネルに浸入した水分がパネル内に滞留するのを避けるために、自然に又は強制的に気化した水分がハニカムサンドイッチパネルの外部に搬送する排水路を設ける。また、この排水路を設けることにより、水分を強制的に乾燥させても、ハニカムサンドイッチパネル内の圧力が上昇して、サンドイッチパネルを損傷させることを回避することができる。
本発明の航空機における補強構造体は、航空機の機体の外殻をなす外板と、外板を補強するハニカムサンドイッチパネルと、を備える。
本発明におけるハニカムサンドイッチパネルは、複数のセルを有するハニカムコアと、ハニカムコアの表側に接合され、外板の側に配置されるアウタースキンと、ハニカムコアの裏側に接合され、構造体の内側に配置されるインナースキンと、を備える。そして、本発明のインナースキンには、複数のセルのそれぞれとハニカムサンドイッチパネルの外部とを連通する排水路が形成されていることを特徴とする。
本発明の補強構造体によれば、ハニカムサンドイッチパネルの内部に浸入した水分が、排水路からハニカムサンドイッチパネルの外部に排出される。したがって、ハニカムサンドイッチパネルの内部に水分が滞留するのを防ぐことができるので、滞留した水分が氷結してハニカムサンドイッチパネル10を損傷させるのを防ぐことができる。また、駐機中に水分を強制的に加熱して乾燥する処置をしたとしても、排水路から気化した水分が排出されるので、ハニカムサンドイッチパネルの内部の圧力が上昇して、ハニカムサンドイッチパネルを損傷させるおそれがない。
本発明における補強構造体は、航空機の翼をなす外板を補強するものである場合には、当該外板は、上側外板と、上側外板よりも下側に配置される下側外板と、からなり、上側外板と下側外板に、それぞれ外板の側にアウタースキンが設けられハニカムサンドイッチパネルのインナーパネルに排水路が設けられる。
本発明における補強構造体における排水路は、それぞれのセルに対応し、インナーパネルの表裏を貫通する孔の形態にすることができるし、または、帯状のインナーパネルを間隔をあけて配置することにより形成される、複数の前記セルにわたるスリットの形態にすることができる。
本発明によれば、インナースキンに排水路を設けるので、ハニカムサンドイッチパネルの内部に浸入した水分が例えば駐機中に自然に気化して排水路からハニカムサンドイッチパネルの外部に排出される。したがって、ハニカムサンドイッチパネルの内部に水分が滞留するのを防ぐことができるので、滞留した水分が氷結してハニカムサンドイッチパネルを損傷させるのを防ぐことができる。
また、水分を強制的に乾燥する処置したとしても、排水路から排出されるので、ハニカムサンドイッチパネル内の圧力が上昇して、ハニカムサンドイッチパネルを損傷させるおそれがない。
本実施形態における応力外皮構造が適用される航空機の外観を示す斜視図である。 本実施形態における水平尾翼の内部構造を示す図である。 本実施形態における水平尾翼の外板及び外板を補強するハニカムサンドイッチパネルの構成を示す断面図である。 図3の外板とハニカムサンドイッチパネルを示し、(a)は分解斜視図、(b)は平面図である。 本実施形態におけるハニカムサンドイッチパネルの変形例を示す平面図である。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。
本実施形態は、図1に示すように、航空機1の応力外皮構造の一つである水平尾翼7L,7Rに適用され、水平尾翼7L,7Rの外板を補強するハニカムサンドイッチパネル10の内部に浸入した水分をハニカムサンドイッチパネル10から排出できる構造に関するものである。なお、ここでは水平尾翼7L,7Rを例にするが、航空機1の他の部位について本実施形態と同様の排水構造を設けることもできる。
水平尾翼7(7L,7R)は、図2に示すように、それぞれ、鉛直方向の上側に配置される外板8Aと鉛直方向の下側に配置される外板8Bと、外板8Aと外板8Bの間を繋ぐ複数のリブ8Cと、複数のリブ8Cを翼長方向に繋ぐ桁フランジ8Dと、外板8Aと外板8Bの強度を補強するストリンガ8Eと、を備えており、応力外皮構造をなしている。
水平尾翼7L,7Rは、外板8A,8Bとリブ8Cを固定する手段として、締結具としてのファスナFを用いており、ファスナFは、外板8A,8Bの表裏を貫通するファスナ・ホールを介してリブ8Cと締結されるが、航空機1の飛行中に、大気中の水分がこのファスナ・ホールを通って水平尾翼7L,7Rの内部に浸入する。外板8A,8Bの内側には、ハニカムサンドイッチパネル10が設けられており、浸入した水分は、ハニカムサンドイッチパネル10の内部にも浸入する。ハニカムサンドイッチパネル10も含め、水平尾翼7L,7Rの内部に浸入した水分は、飛行中の高度が高い領域においては固相の氷として存在するが、着陸のために高度が低くなると溶けて液相の水になる。航行を続けると、航空機1は低い高度と高い高度を繰り返して行き来するので、水平尾翼7L,7Rに浸入した水分は、氷結と融解を繰り返すが、浸入した箇所によっては構造強度の低下を招いてしまう。そこで、本実施形態は、水平尾翼7L,7R、特にハニカムサンドイッチパネル10に浸入した水分が滞留するのを防ぐために、ハニカムサンドイッチパネル10のインナースキン13に排水路14を設ける。
ハニカムサンドイッチパネル10は、図3に示すように、ハニカムコア11と、ハニカムコア11の表裏両面に接合されるアウタースキン12及びインナースキン13と、から構成される。ハニカムサンドイッチパネル10は、軽量のハニカムコア11と高強度のアウタースキン12及びインナースキン13との積層構造を採用することにより、軽量で高強度が要求される航空機部品などによく用いられる。なお、ハニカムコア11は、蜂の巣状に多数の細孔が両端面に開口する形態をなしており、アルミニウム合金や樹脂などで作製される。
アウタースキン12及びインナースキン13は、繊維強化樹脂(Fiber Reinforced Plastics:FRP)から構成される。強化繊維としては、例えば炭素繊維やガラス繊維などが用いられ、特に炭素繊維を強化繊維として用いたCFRP(Carbon Fiber Reinforced Plastics)は、その他のFRPと比べて強度と弾性率が高く、かつ耐蝕性に優れる。
ハニカムサンドイッチパネル10は、ハニカムコア11の表裏にアウタースキン12及びインナースキン13の前駆体となるプリプレグを樹脂製の接着剤(熱硬化性樹脂)を介して積層する。プリプレグは、未硬化樹脂を含浸させた炭素繊維からなるシート状の部材を複数枚積層したものである。ハニカムコア11とプリプレグの積層体をオートクレーブの中に入れて、高温高圧で樹脂を硬化させてハニカムサンドイッチパネル10は製造される。なお、先にプリプレグのみを積層させて、オートクレーブで硬化させて、その後、ハニカムコア11の表裏に接着により接合してハニカムサンドイッチパネル10を製造してもよい。
本実施形態のハニカムサンドイッチパネル10は、図3に示すように、外板8A,8Bの側にアウタースキン12が配置され、インナースキン13は水平尾翼7,7の内部に配置される。したがって、図3において、上側の外板8Aに付随するハニカムサンドイッチパネル10はアウタースキン12が上側を向き、下側の外板8Bに付随するハニカムサンドイッチパネル10はアウタースキン12が下側を向いており、それぞれのインナースキン13,13が水平尾翼7,7の厚さ方向の中央を向くことになる。
さて、本実施形態のハニカムサンドイッチパネル10は、図4に示すように、外板8A,8Bのいずれにおいても、インナースキン13にその表裏を貫通する排水路14が形成されている。排水路14は、ハニカムコア11を構成するそれぞれのセルSに対応して設けられている。つまり、ハニカムコア11をなすそれぞれのセルSは必ず排水路14を介してインナースキン13の外側と通じている。
本実施形態の水平尾翼7,7に設けられるハニカムサンドイッチパネル10は、セルSが排水路14を介してインナースキン13の外側と通じているので、以下の効果を奏する。
はじめに、ハニカムサンドイッチパネル10の内部に浸入した水分が、排水路14からハニカムサンドイッチパネル10の外部に排出される。したがって、ハニカムサンドイッチパネル10の内部に水分が滞留するのを防ぐことができるので、滞留した水分が氷結してハニカムサンドイッチパネル10を損傷させるのを防ぐことができる。
ここで、排水路14からの排水としては、少なくとも二つの形態を含んでいる。一つ目は、駐機中に融解した水分が液滴となって排水路14から排出される形態であり、これは、上側の外板8Aに付随するハニカムサンドイッチパネル10に生じる。二つ目は、気化した水分が排水路14から排出されるという形態であり、この形態は、自然に気化する場合と強制的に加熱して気化させる場合とを含んでいる。二つ目の形態は、上側の外板8Aと下側の外板8Bの両方に生じる。
また、駐機中に水分を強制的に加熱して乾燥する処置をしたとしても、排水路14から気化した水分が排出されるので、ハニカムサンドイッチパネル10の内部の圧力が上昇して、ハニカムサンドイッチパネル10を損傷させるおそれがない。
しかも、本実施形態は、ハニカムコア11をなすそれぞれのセルSに必ず排水路14が設けられているので、いずれのセルSに水分が浸入しても、ハニカムサンドイッチパネル10の外部にもれなく排水することができる。
一方で、本実施形態は、排水路14を除いてインナースキン13が設けられるので、以下説明するように、ハニカムサンドイッチパネル10の内部へ水分が浸入する可能性を抑えることができる。
ハニカムサンドイッチパネル10にインナースキン13を設けなければ、排水路14を備えていることと等価となり、ハニカムコア11に浸入した水分を排出させることができるとも言える。しかし、インナースキン13を設けない場合にはハニカムコア11の内部は、周囲の湿度が高くなるとそれに倣って湿度が高くなるので、水分が滞留しやすくなる。これに対して、排水路14を除いてインナースキン13を設ければ、ハニカムコア11の内部の湿度は、周囲の湿度の変化に対して鈍感であるから、全くインナースキン13を設けない場合に比べて水分が浸入しにくい。特に、下側の外板8Bに付随するハニカムサンドイッチパネル10については、排水路14を除いてインナースキン13を設けなければ、上側のハニカムサンドイッチパネル10から液滴となって落下する水分が下側のハニカムコア11に確実に浸入してしまう。これに対して、排水路14を備えているとはいえインナースキン13を設けることにより、液滴となって落下する水分が下側のハニカムコア11に浸入する可能性を確実に小さくすることができる。
以上、本発明を好ましい実施形態に基づいて説明したが、これ以外にも、本発明の主旨を逸脱しない限り、上記実施の形態で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に適宜変更したりすることが可能である。
例えば、排水路14として、インナースキン13の表裏を貫通する円形の孔の例を示したが、セルSに浸入した水分がインナースキン13の外部に排出され得るのであれば、排水路の形態は問われない。
例えば、図5(a)に示すように、帯状のインナースキン13を、間隔を空けて設けることにより、この間隔の部分を排水路14とすることができる。
また、図5(b)に示すように、それぞれのセルSに対応して設ける排水路14の大きさを、相違させることができる。
さらに、上側の外板8Aに対応する排水路14と下側の外板8Bに対応する排水路14の開口寸法を相違させることができる。例えば、上側のハニカムサンドイッチパネル10から液滴となって落下する水分が浸入するのを避けることを目的として、下側の排水路14の開口寸法を小さくすれば良い。
また、本発明における排水路としては、孔あるいはスリットのようにインナースキン13の表裏を貫通する形態に限るものでなく、少なくとも気化した水分を通過させる領域がインナースキン13に設けられている。この典型例としては、透湿性の繊維素材が掲げられる。透湿性の繊維素材は、例えばスキンを形成した場合、湿度の通過を許容するが、液適となる水分の通過を許容しない素材である。この素材は、ゴアテックス(登録商標)として知られているが、インナースキン13をこの透湿性素材から形成したとすれば、インナースキン13の全表面に排水路14が形成されることになる。
また、以上の実施形態は、応力外皮構造として水平尾翼を例にしたが、水平尾翼以外でもハニカムサンドイッチパネルが付随される航空機の補強構造体、例えば主翼5L,5R(図1)などに適用することができる。
1 航空機
5L,5R 主翼
7L,7R 水平尾翼
8A,8B 外板
8C リブ
8D 桁フランジ
8E ストリンガ
10 ハニカムサンドイッチパネル
11 ハニカムコア
12 アウタースキン
13 インナースキン
14 排水路
S セル

Claims (4)

  1. 航空機の機体の外殻をなす外板と、前記外板を補強するハニカムサンドイッチパネルと、を備える航空機の構造体であって、
    前記ハニカムサンドイッチパネルは、
    複数のセルを有するハニカムコアと、
    前記ハニカムコアの表側に接合され、前記外板の側に配置されるアウタースキンと、
    前記ハニカムコアの裏側に接合され、前記構造体の内側に配置されるインナースキンと、
    を備え、
    前記インナースキンには、
    複数の前記セルのそれぞれと前記ハニカムサンドイッチパネルの外部とを連通する排水路が形成されている、
    ことを特徴とする航空機の補強構造体。
  2. 前記補強構造体は、
    前記航空機の翼をなす前記外板を補強するものであり、
    当該外板は、上側外板と、前記上側外板よりも下側に配置される下側外板と、からなり、
    前記上側外板と前記下側外板に、それぞれ当該外板の側にアウタースキンが設けられた前記ハニカムサンドイッチパネルの前記インナーパネルに前記排水路が設けられる、
    請求項1に記載の補強構造体。
  3. 前記排水路は、
    それぞれの前記セルに対応し、前記インナーパネルの表裏を貫通する孔、または、
    帯状の前記インナーパネルを、間隔をあけて配置することにより形成される、複数の前記セルにわたって形成されるスリットである、
    請求項1又は請求項2に記載の補強構造体。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の補強構造体を備える、
    ことを特徴とする航空機。
JP2015026298A 2015-02-13 2015-02-13 航空機の補強構造体 Active JP6577716B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015026298A JP6577716B2 (ja) 2015-02-13 2015-02-13 航空機の補強構造体
US15/041,503 US10940937B2 (en) 2015-02-13 2016-02-11 Aircraft reinforcing structure

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015026298A JP6577716B2 (ja) 2015-02-13 2015-02-13 航空機の補強構造体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016147613A true JP2016147613A (ja) 2016-08-18
JP6577716B2 JP6577716B2 (ja) 2019-09-18

Family

ID=56620755

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015026298A Active JP6577716B2 (ja) 2015-02-13 2015-02-13 航空機の補強構造体

Country Status (2)

Country Link
US (1) US10940937B2 (ja)
JP (1) JP6577716B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019155850A (ja) * 2018-03-16 2019-09-19 住友ベークライト株式会社 複合材料
WO2020003608A1 (ja) * 2018-06-28 2020-01-02 三菱重工業株式会社 複合材、複合材の製造方法、及び複合材の硬化方法
WO2020003610A1 (ja) * 2018-06-28 2020-01-02 三菱重工業株式会社 複合材及び複合材の硬化方法

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6804340B2 (ja) * 2017-03-03 2020-12-23 三菱航空機株式会社 ハニカムサンドイッチパネル
US10507935B1 (en) * 2018-05-02 2019-12-17 Northrop Grumman Systems Corporation Orthogonal shear structure
US11161592B2 (en) * 2019-09-11 2021-11-02 Textron Innovations Inc. Torque box sleeves for aircraft wing assemblies
CN117516297A (zh) * 2023-12-04 2024-02-06 北京中科宇航技术有限公司 一种火箭整流罩倒锥结构

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06173772A (ja) * 1992-08-10 1994-06-21 Boeing Co:The 逆推進装置内壁およびそのサンドイッチ構造
JPH07186942A (ja) * 1993-12-27 1995-07-25 Hitachi Ltd 鉄道車両の床構造
US5445861A (en) * 1992-09-04 1995-08-29 The Boeing Company Lightweight honeycomb panel structure
US20030146346A1 (en) * 2002-12-09 2003-08-07 Chapman Jr W. Cullen Tubular members integrated to form a structure
JP2009530164A (ja) * 2006-03-21 2009-08-27 エアバス・オペレーションズ・ゲーエムベーハー 排水装置、航空機、および航空機の外部スキンと内部ライニングとの間に存在する流体を排出する方法

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2939944A (en) * 1957-03-18 1960-06-07 Budd Co Method of fabricating honeycomb grid reinforced structure
US3771748A (en) * 1972-10-10 1973-11-13 I M Ind Kynock Ltd Structures
US4249976A (en) * 1979-04-04 1981-02-10 Grumman Aerospace Corporation Manufacture of honeycomb sandwich
FR2735166B1 (fr) * 1995-06-08 1997-08-29 Aerospatiale Procede de fabrication d'un panneau ou analogue a proprietes structurale et acoustique et panneau ainsi obtenu
JP4078017B2 (ja) * 2000-06-27 2008-04-23 三菱重工業株式会社 宇宙環境で使用されるハニカムサンドイッチパネル
JP2014188993A (ja) 2013-03-28 2014-10-06 Mitsubishi Aircraft Corp ハニカムコアサンドイッチパネルの修理方法、および修理装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06173772A (ja) * 1992-08-10 1994-06-21 Boeing Co:The 逆推進装置内壁およびそのサンドイッチ構造
US5445861A (en) * 1992-09-04 1995-08-29 The Boeing Company Lightweight honeycomb panel structure
JPH07186942A (ja) * 1993-12-27 1995-07-25 Hitachi Ltd 鉄道車両の床構造
US20030146346A1 (en) * 2002-12-09 2003-08-07 Chapman Jr W. Cullen Tubular members integrated to form a structure
JP2009530164A (ja) * 2006-03-21 2009-08-27 エアバス・オペレーションズ・ゲーエムベーハー 排水装置、航空機、および航空機の外部スキンと内部ライニングとの間に存在する流体を排出する方法

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019155850A (ja) * 2018-03-16 2019-09-19 住友ベークライト株式会社 複合材料
WO2020003608A1 (ja) * 2018-06-28 2020-01-02 三菱重工業株式会社 複合材、複合材の製造方法、及び複合材の硬化方法
WO2020003610A1 (ja) * 2018-06-28 2020-01-02 三菱重工業株式会社 複合材及び複合材の硬化方法
JP2020001270A (ja) * 2018-06-28 2020-01-09 三菱重工業株式会社 複合材及び複合材の硬化方法
JP2020001269A (ja) * 2018-06-28 2020-01-09 三菱重工業株式会社 複合材、複合材の製造方法、及び複合材の硬化方法
CN111712377A (zh) * 2018-06-28 2020-09-25 三菱重工业株式会社 复合材料、复合材料的制造方法及复合材料的固化方法
JP7034849B2 (ja) 2018-06-28 2022-03-14 三菱重工業株式会社 複合材、複合材の製造方法、及び複合材の硬化方法
JP7039401B2 (ja) 2018-06-28 2022-03-22 三菱重工業株式会社 複合材及び複合材の硬化方法
US11926131B2 (en) 2018-06-28 2024-03-12 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Composite material and method for curing composite material

Also Published As

Publication number Publication date
JP6577716B2 (ja) 2019-09-18
US10940937B2 (en) 2021-03-09
US20160236768A1 (en) 2016-08-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6577716B2 (ja) 航空機の補強構造体
EP2487106B1 (en) Composite material structure, as well as aircraft wing and fuselage provided therewith
JP6628955B2 (ja) 垂直統合式ストリンガ
US10308345B2 (en) Structure
ES2674659T3 (es) Método para fabricar una caja de torsión aeronáutica, caja de torsión y herramienta para fabricar una caja de torsión aeronáutica
US7828246B2 (en) Wing with sectioned tubular members
US20180117873A1 (en) Isogrid stiffening elements
US9371128B2 (en) Structural component comprising at least one main-load-bearing covering shell and a carrier structure for fixing the main-load-bearing covering shell, and flow body comprising such a structural component
US20080283664A1 (en) Aircraft Fuselage Structure
US20090277996A1 (en) Wing and empennage leading edge structure made of thermoplastic material with a stiffened double shell configuration
RU2645500C1 (ru) Конструкция из композиционного материала и содержащие ее крыло летательного аппарата и фюзеляж летательного аппарата, способ изготовления конструкции из композиционного материала
BRPI0806718A2 (pt) elemento de revestimento como parte de uma fuselagem de aeronave
US10532807B2 (en) Leading edge with laminar flow control and manufacturing method thereof
US20180281923A1 (en) Skin panel of composite material having an internal grid
KR20140143687A (ko) 항공기 날개 조립체의 아웃보드 날개 박스와 중앙 날개부 사이의 하부 조인트
ES2744569T3 (es) Borde de ataque blindado y procedimiento de fabricación del mismo
US10814957B2 (en) Panel member for an airframe
US20080233344A1 (en) Airplane component as well as method for manufacturing an airplane component
US10562607B2 (en) Control surface element
EP3424813B1 (en) Skin-panel interface of an aircraft
KR102213059B1 (ko) 선박용 복합재 패널 및 그 제조방법
US9340319B2 (en) Cargo pallet and method of manufacture thereof
US20160167332A1 (en) Composite material incorporating water ingress barrier
US5211594A (en) Water ski hydrofoil and process
KR20140147931A (ko) 무인항공기용 날개 및 그 제조방법

Legal Events

Date Code Title Description
A625 Written request for application examination (by other person)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625

Effective date: 20180209

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181221

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190108

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190227

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190807

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190823

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6577716

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150