JP2016146940A - 服用物包装体 - Google Patents

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Abstract

【課題】服用物の嚥下を容易化できしかも服用の直前まで服用物の変性を極力防止できる服用物包装体を提供すること。
【解決手段】固体状の服用物5を密閉状態で収容する服用物用空間Z1と、服用物と同時に嚥下される服用補助物質6を密閉状態で収容する補助物質用空間Z2と、を備え、服用物用空間Z1は、服用時に当該服用物用空間と外部とを連通させて服用物を外部に取り出し可能とする第1取出部3aを有し、補助物質用空間Z2は、服用時に当該補助物質用空間と外部とを連通させて補助物質用空間から服用補助物質を外部に取り出し可能とする第2取出し部3bを有し、第1取出部3aと第2取出し部3bとが隣接している服用物包装体。
【選択図】図1

Description

本発明は、固体状の服用物を収容する服用物包装体に関する。
服用物を収容する服用物包装体に関する従来技術として、例えば、錠剤等の服用物を密閉状態で収容する服用物用空間と、この服用物と同時に嚥下される服用補助物質を密閉状態で収容する補助物質用空間とが、服用物の取出し方向に沿って並ぶ状態で配置され、服用時に服用物及び服用補助物質を外部に取り出すための単一の取出口が設けられたものがある(例えば、特許文献1参照)。服用物とともに服用補助物質が服用者の口に投与されることで、服用者は別途の水や白湯がなくても或いは比較的少ない水や白湯があれば、服用物を容易に嚥下することができる。服用補助物質は、特開平10−234820号公報(特許文献2)にも記載されているように、ゼリー等の流動性物質が用いられる。
特開2011−200261号公報 特開平10−234820号公報
上記従来の服用物包装体では、服用物及び服用補助物質は、一旦、包装体内で混成された状態となった後、取出口から外部に取り出されることになる(特許文献1の段落「0038」及び「0039」参照)。服用補助物質は、服用者の嚥下を容易にするために多量の水分を含有しているため、服用物によっては、服用補助物質との接触時間が長くなると服用までに溶融することで問題となる場合がある。
例えば、服用物が薬物を収容した水溶性のカプセル錠である場合は、服用物と服用補助物質とが混成されてから服用までの時間が長時間化した場合、カプセルが溶融してしまい、内部の薬物が拡散してしまい必要な部位に十分な量の薬物が投与されず、本来の効能を得難くなるという問題がある。また、服用物によっては、水分含有量の多い服用補助物質と混成されて溶融することで粘性が増し、嚥下に悪影響が出る可能性がある。
そこで、服用物の嚥下を容易化できしかも服用の直前まで服用物の変性を極力防止できる服用物包装体が望まれる。
本発明に係る服用物包装体の特徴構成は、固体状の服用物を収容する服用物包装体において、前記服用物を密閉状態で収容する服用物用空間と、前記服用物と同時に嚥下される服用補助物質を密閉状態で収容する補助物質用空間と、を備え、前記服用物用空間は、服用時に当該服用物用空間と外部とを連通させて前記服用物用空間から前記服用物を外部に取り出し可能とする第1取出部を有し、前記補助物質用空間は、服用時に当該補助物質用空間と外部とを連通させて前記補助物質用空間から前記服用補助物質を外部に取り出し可能とする第2取出し部を有し、前記第1取出部と前記第2取出し部とが隣接している点にある。
本特徴構成によれば、服用物を服用する際には、第1取出部及び第2取出部が第1取出部から服用物が取り出され、第2取出部から服用補助物質が取り出される。第1取出部と第2取出部とは隣接しているので、これらの取り出し部の双方を服用者の口にあてがわせることができ、その状態で服用物及び服用補助物質を同時に取り出されることで、服用物及び服用補助物質が服用者の口腔内に供給される。そのため、服用物と服用補助物との双方が口腔内で混成されて一緒に嚥下できるため、服用物の嚥下が容易となる。しかも、服用物及び服用補助物質は、服用者の口腔内に取り込まれる際にはじめて混成されるため、服用の直前まで服用物及び服用補助物質を分離した状態で維持でき、服用物が服用補助物質に接触するタイミングを極力遅らせることができる。したがって、服用物の嚥下を容易化できしかも服用の直前まで服用物の変性を極力防止できる。
このような効果を好適に得るためにも、隣接する第1取出部及び第2取出部の位置関係は、第1取出部及び第2取出部の両方を同時に服用者の口に挿入乃至あてがわせることができる程度に近づいている位置関係が好ましく、具体的には例えば、第1取出部及び第2取出部の断面形状が取出方向視で3センチメートル四方の矩形状又はそれと同等の面積である9平方センチメートルの領域内に収まる位置関係が好ましい。
ここで、前記服用物用空間が、前記服用物としての複数個の錠剤又はカプセルを列状に並ぶ状態で収容するように形成され、前記補助物質用空間が、列状に並ぶ前記複数個の錠剤又はカプセルの列方向に沿って 形成されていると好適である。
この構成によれば、錠剤やカプセルは服用物収容空間において列状に並ぶ状態で収容され、列状に並ぶこれらの服用物の列方向と同じ方向に沿って、補助物質用空間が形成される。そのため、服用物を服用物用空間の内部で列方向に沿って第1取出部に向かって移動させ、服用補助物質を補助物質用空間の内部で列方向に沿って第2取出部に向かって移動させることで服用物及び服用補助物質を取り出すことができる。そのため、服用物及び服用補助物質を同時に取り出し易い。
また、前記服用物用空間と前記補助物質用空間との前記列方向における長さが同じであると好適である。
この構成によれば、服用物用空間に収容された列方向に並ぶ複数の服用物のうち第1取出部に近い一部だけを第1取出部から取り出す場合でも、その一部の服用物に対応する量だけの服用補助物質を補助物質用空間から取り出すことができる。したがって、服用物用空間に収容されている服用物を複数回に分けて服用する場合にでも、各回ごとの服用物を適切な量の服用補助物質と共に服用することができる。
また、前記服用物用空間と前記補助物質用空間とが、前記列方向に交差する方向に隣接していると好適である。
この構成によれば、包装体の包装材料を透明な材質で形成することで、服用物用空間に対して補助物質用空間が隣接する方向以外の方向から服用物用空間に収容された服用物を視認し得る。そのため、服用補助物質が色彩を帯びているかいないかに関わらず、服用物収容空間に収容されている服用物の視覚的な確認が行い易い。
また、前記列方向に直交する方向における断面視で、前記補助物質用空間が、前記服用物用空間を囲む状態に配置されていると好適である。
この構成によれば、服用物を第1取出部から取り出す際に、取り出し方向視で服用物の周囲を包囲するように服用補助物質が第2取出部から取り出されるため、服用者の口腔内で服用物が適切に服用補助物質に包囲された状態とし易い。
第1実施形態に係る服用物包装体の斜視図 第1実施形態に係る服用物包装体の服用時における第1取出部及び第2取出部を示す図 第2実施形態に係る服用物包装体の斜視図 第2実施形態に係る服用物包装体の服用時における第1取出部及び第2取出部を示す図 別実施形態に係る服用物包装体の斜視図 別実施形態に係る服用物包装体の斜視図 別実施形態に係る服用物包装体の斜視図 服用物包装体における情報を印字する部分を示す図 服用物包装体における情報を印字する部分の別形態を示す図
本発明に係る服用物包装体の実施形態を図面に基づいて説明する。
〔第1実施形態〕
本実施形態では、固体状の服用物として薬物の錠剤やカプセル剤を収容する服用物包装体を例示する。
図1に示すように、本実施形態の服用物包装体1は長尺状のスティック形状に形成されており、包装体本体により形成される収容空間Zは、板状の仕切部2により2つの空間Z1・Z2に区切られている。仕切部2は、服用物包装体1の長手方向の両端部に位置する一端側の取出部3及び他端側の取出部4の間に延在し、その外周縁の全部が服用物包装体1の包装体本体の内表面に接続されている。これにより、服用物包装体1の収容空間Zは、服用物用空間Z1と補助物質用空間Z2とにそれぞれ密閉状態で仕切られている。
服用物用空間Z1には、服用物5が密閉状態で収容されており、補助物質用空間Z2には、服用者により服用物5と同時に嚥下される服用補助物質6が密閉状態で収容されている。このように、服用物包装体1は、服用物5を密閉状態で収容する服用物用空間Z1と、服用物5と同時に嚥下される服用補助物質6を密閉状態で収容する補助物質用空間Z2と、を備えている。
本実施形態では、固体状の服用物として薬物の錠剤やカプセル剤を例示しているが、本発明においては、服用物としては、薬物に限らず、食品等、ヒトの口腔から体内に取り込まれる固体状の物質であればよく、固体状の服用物としては、粉状の服用物も含む。また、服用補助物質としては、可食性で流動性のあるゲル状物質(例えば、ゼラチンやペクチンなど)を用いるのが好ましい。
取出部3・4には切除位置を示す切除位置表示部7が印字により設けられており、服用者又は介護者等が、この切除位置表示部7が印字された切除位置において端片部8を切除できるようになっている。なお、切除位置表示部7は印字でなく、切り込み等の加工により設けてもよい。また、取出部としては、他端側の取出部4を設けずに、一端側の取出部3のみ設けてもよい。
図2に示すように、服用物5の服用時には、服用者又は介護者等が、例えば、長手方向の一端側の切除位置表示部7が印字された切除位置において端片部8を切除することで、服用物用空間Z1が外部と連通し、服用物用空間Z1の長手方向の一端部において形成される開口が第1取出部3aとなって、服用物5を外部に取り出し可能となる。同様に、切除位置表示部7が印字された切除位置において端片部8が切除されることで、補助物質用空間Z2が外部と連通し、補助物質用空間Z2の長手方向の一端部において形成される開口が第2取出部3bとなって、服用補助物質6を外部に取り出し可能となる。
このように、服用物用空間Z1は、服用時に当該服用物用空間Z1と外部とを連通させて服用物用空間Z1から服用物5を外部に取り出し可能とする第1取出部3aを有している。また、補助物質用空間Z2は、服用時に当該補助物質用空間Z2と外部とを連通させて補助物質用空間Z2から服用補助物質6を外部に取り出し可能とする第2取出部3bを有している。
服用物用空間Z1は、長手方向視の大きさが服用物5の大きさに対応した大きさに形成されており、服用物5を長手方向に沿って列状に並ぶ状態で収容するように形成されている。そして、補助物質用空間Z2は、長手方向視の形状が服用物用空間Z1と略同じ形状に形成されており、列状に並ぶ複数個の服用物5の列方向に沿って形成され、服用物用空間Z1と列方向における長さが同じとなっている。
なお、補助物質用空間Z2の容積は服用物用空間Z1の容積と略同容積か、又は服用物用空間Z1の容積より大きいことが好ましい、本実施形態のように両者の長さが同じである場合は、長手方向視の補助物質用空間Z2の大きさは、長手方向視の服用物用空間Z1の大きさと同じまたはより大きいことが好ましい。補助物質用空間Z2に収容される服用補助物質6は、補助物質用空間Z2の容積の8割以上の体積であることが好ましい。
服用物用空間Z1と補助物質用空間Z2とは、仕切部2を隔てて、長手方向に直行する方向で隣接している。つまり、服用物用空間Z1と補助物質用空間Z2とが、列方向に交差する方向に隣接している。服用物用空間Z1と補助物質用空間Z2とがこのように配置されているため、第1取出部3aと第2取出部3bとは隣接しており、服用者が取出部3を口にあてがうことで、第1取出部3aと第2取出部3bとの双方が口にあてがわれる。したがって、服用物用空間Z1の第1取出部3aから取り出される服用物5と、補助物質用空間Z2の第2取出部3bからの取り出される服用補助物質6とを、同時に口腔内に供給することができ、服用者の口腔内において、服用物5と服用補助物質6とが混成されるため、服用物5が服用補助物質6に接触のタイミングを極力遅らせることができる。これにより、服用物5及び服用補助物質6の接触による服用物5の変化を極力抑えた状態で、服用物5及び服用補助物質6を服用者の口腔内に供給できる。
〔第2実施形態〕
第2実施形態の服用物包装体1は、服用物用空間Z1及び補助物質用空間Z2の形状及び配置が第1実施形態と異なる。
図3及び図4に示すように、本実施形態では、包装体本体により形成される収容空間Zは、筒状の仕切部2により2つの空間Z1・Z2に区切られている。仕切部2は、服用物包装体1の長手方向の両端部に位置する一端側の取出部3及び他端側の取出部4の間に延在し、筒形状の仕切部2の内方側(円筒径方向で中心側)の空間が服用物用空間Z1となっており、服用物包装体1の包装体本体と円筒形状の仕切部2との間に形成される空間が補助物質用空間Z2となっている。つまり、第2実施形態では、服用物用空間Z1及び補助物質用空間Z2は、筒形状の仕切部2の円筒径方向で隣接しており、複数の服用物5が並ぶ列方向に直交する方向における断面視で、補助物質用空間が、服用物用空間を囲む状態に配置されている。
服用物用空間Z1及び補助物質用空間Z2をこのように配置する場合、服用物用空間Z1に収容される服用物5を視認できるようにするためには、包装体本体及び仕切部2を透明材料にすることに加えて、補助物質用空間Z2に収容される服用補助物質も透明な材料にすることが好ましい。
図4に示すように、服用物5の服用時には、服用者又は介護者等が、例えば、長手方向の一端側の切除位置表示部7が印字された切除位置において端片部8を切除することで、包装体本体及び仕切部2の一端部に開口が形成される。これにより、服用物用空間Z1が外部と連通し、服用物用空間Z1の長手方向の一端部において形成される開口が第1取出部3aとなって、服用物5を外部に取り出し可能となる。同様に、切除位置表示部7が印字された切除位置において端片部8が切除されることで、補助物質用空間Z2が外部と連通し、補助物質用空間Z2の長手方向の一端部において形成される開口が第2取出部3bとなって、服用補助物質6を外部に取り出し可能となる。
服用物用空間Z1の第1取出部3aから取り出される服用物5と、補助物質用空間Z2の第2取出部3bからの取り出される服用補助物質6とを、同時に口腔内に供給することができ、服用者の口腔内において、服用物5と服用補助物質6とが混成される。本実施形態では、服用物用空間Z1及び補助物質用空間Z2は、筒形状の仕切部2の円筒径方向で隣接しており、複数の服用物5が並ぶ列方向に直交する方向における断面視で、補助物質用空間Z2が、服用物用空間Z1を囲む状態に配置されているため、服用物5を第1取出部3aから取り出す際に、取り出し方向視で服用物5の周囲を包囲するように服用補助物質6が第2取出部3bから取り出されるため、服用者の口腔内で服用物5が適切に服用補助物質6に包囲された状態とし易い。
〔別実施形態〕
以上、発明者によってなされた発明を発明の実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。以下、本発明の別実施形態を例示する。また、以下に記載された各構成は、矛盾が生じない限り組み合わせることができる。
(1)上記第1実施形態及び第2実施形態では、服用物用空間が、複数個の服用物を列状に並ぶ状態で収容するように形成され、補助物質用空間が、列状に並ぶ複数個の服用物の列方向に沿って形成されているものを例示したが、図5に示すように、服用物用空間Z1が、複数個の服用物5を一纏まりに収容するものであってもよい。
(2)上記第1実施形態及び第2実施形態では、服用物用空間と補助物質用空間とが隣接するものを例示したが、図5に示すように、服用物用空間と補助物質用空間とが離間して配置されているものでもよい。この場合でも、服用物用空間Z1の第1取出部3aと補助物質用空間Z2の第2取出部3bとが隣接しているので、服用物5と服用補助物質6とを、同時に口腔内に供給することができ、服用者の口腔内において、服用物5と服用補助物質6とが混成される。
(3)服用物用空間と補助物質用空間とが列方向に交差する方向に隣接する場合の列方向に交差する方向としては、服用物用空間の列方向に交差する方向での断面形状から特定される方向であればよい。例えば、服用物用空間の該方向での断面形状が偏平である場合、第1実施形態では、服用物用空間の偏平断面形状についての長手方向である例を示しており、これに代えて、図6で示すように、服用物用空間の偏平断面形状についての短手方向であっても良い。
(4)上記第1実施形態及び第2実施形態では、服用物用空間が1個の連続する空間であるものを例示したが、図7に示すように、服用物用空間Z1を複数の小空間Z1sに区分してもよい。図7に示す例では、補助物質用空間Z2を、服用物用空間Z1の複数の小空間Z1sに対応させて複数の小空間Z2sに区分し、服用物用の小空間Z1sと補助物質用の小空間Z2sとで小空間対を為し、この小空間対が長手方向に複数並んでいる。図7の服用物包装体1では、各小空間対のそれぞれについて第1取出部3a及び第2取出部3bが設けられている。
(5)服用物包装体1においては、収容された服用物の属性を示す情報を作業者や服用者が目視できるように表示したり、服用物包装体1に対して処理を行う装置がその服用物包装体1を個別に識別可能な情報を表示しておくことによって、服用物包装体1の取り違えを防止したり、作業者や服用者の利便性の向上を図ることができる。属性を示す情報としては、例えば、服用者の氏名、服用タイミング、収容されている服用物5の名称、収容されている服用物5の期限、又は、服用物包装体1を各別に識別するための識別情報等がある。服用物包装体1の識別情報としては、例えば、シリアル番号、バーコード、又は二次元コードなどが考えられる。
具体的には、例えば図8や図9に示すように、服用物包装体1に属性情報を表示する表示領域9を設け、その表示領域9に印字又は貼付等によって属性情報を表示させることが考えられる。図8には、服用物包装体1の包装体本体における胴体部分に表示領域9を設けた場合を示している。また、図9には、服用物包装体1の長手方向の一端部に表示領域9を設けた場合を示している。なお、収容される服用物5の外部からの視認性を考慮すると、表示領域9は、服用物包装体1の長手方向の一端部に設けられることが好ましいが、表示領域9をその他の部分に設けるようにしてもよい。
Z1 服用物用空間
Z2 補助物質用空間
1 服用物包装体
3a 第1取出部
3b 第2取出部
5 服用物
6 服用補助物質

Claims (5)

  1. 固体状の服用物を収容する服用物包装体であって、
    前記服用物を密閉状態で収容する服用物用空間と、前記服用物と同時に嚥下される服用補助物質を密閉状態で収容する補助物質用空間と、を備え、
    前記服用物用空間は、服用時に当該服用物用空間と外部とを連通させて前記服用物用空間から前記服用物を外部に取り出し可能とする第1取出部を有し、
    前記補助物質用空間は、服用時に当該補助物質用空間と外部とを連通させて前記補助物質用空間から前記服用補助物質を外部に取り出し可能とする第2取出し部を有し、
    前記第1取出部と前記第2取出し部とが隣接している服用物包装体。
  2. 前記服用物用空間が、前記服用物としての複数個の錠剤又はカプセルを列状に並ぶ状態で収容するように形成され、
    前記補助物質用空間が、列状に並ぶ前記複数個の錠剤又はカプセルの列方向に沿って形成されている請求項1に記載の服用物包装体。
  3. 前記服用物用空間と前記補助物質用空間との前記列方向における長さが同じである請求項2に記載の服用物包装体。
  4. 前記服用物用空間と前記補助物質用空間とが、前記列方向に交差する方向に隣接している請求項3に記載の服用物包装体。
  5. 前記列方向に直交する方向における断面視で、前記補助物質用空間が、前記服用物用空間を囲む状態に配置されている請求項4に記載の服用物包装体。
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