JP2016145484A - マンホール構成用内張材 - Google Patents

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Abstract

【課題】劣化又は損傷を生じた既設のマンホールの内側に、耐久性及びシール性を向上させた新たなマンホールを構成するための内張材を提供する。【解決手段】本発明であるマンホール構成用内張材は、既設マンホールの内側に、湾曲した六角形状の内張セグメントを縦方向及び周方向に複数配置して円筒状の新たな内設マンホールを形成する、ことを特徴とする。なお、前記内設マンホールの上端には、前記内張セグメントの下半分である台形状の上端用セグメントを配置し、前記内設マンホールの下端には、前記内張セグメントの上半分である台形状の下端用セグメントを配置する。【選択図】図1

Description

本発明は、劣化又は損傷を生じた既設のマンホールの内側に新たなマンホールを構成するための内張材に関する。
マンホールは、コンクリート製のものが多く用いられているが、コンクリートには耐用年数があるため、長期間使用されることで経年劣化する。また、地震など外圧により損傷することもある。さらに、マンホール内の排水に含まれる化学物質により腐食することもある。このように、劣化又は損傷を生じたマンホールは、補修する必要がある。
特許文献1に記載の下水道における既設人孔の補修方法は、有底筒形ライニング材を用いて、内壁を補修する方法であるが、マンホール内に人が入る際に使用する足掛け金具がある場合には適さない。
また、特許文献2に記載のマンホールの補修及び補強方法は、コンクリートパネルを内張りして、マンホールの補修及び補強する方法であるが、劣化した部分を削り取り、そこに接着するだけなので、マンホールの劣化が甚だしい場合には、有効ではない。
そこで、特許文献3に記載のマンホール構成用内張材では、劣化又は損傷を生じた既設のマンホールの内側に新たなマンホールを構成するために、複数の内張セグメントを用いている。これにより、足掛け金具がある場合にも対応し、マンホールの劣化が激しい場合にも補修可能としている。
特開平05−059739号公報 特開2007−285066号公報 実用新案登録第3151620号公報
しかしながら、特許文献3に記載の発明では、円筒形のマンホールを輪切りにして断面を十字状に四分割したような形状の内張セグメントを組み合わせているので、接続部分における耐久性やシール性に若干の不安が残る。
そこで、本発明は、劣化又は損傷を生じた既設のマンホールの内側に、耐久性及びシール性を向上させた新たなマンホールを構成するための内張材を提供することを目的とするものである。
上記の課題を解決するために、本発明であるマンホール構成用内張材は、既設マンホールの内側に、湾曲した六角形状の内張セグメントを縦方向及び周方向に複数配置して円筒状の新たな内設マンホールを形成する、ことを特徴とする。
本発明であるマンホール構成用内張材は、前記内設マンホールの上端には、前記内張セグメントの下半分である台形状の上端用セグメントを配置し、前記内設マンホールの下端には、前記内張セグメントの上半分である台形状の下端用セグメントを配置する、ことを特徴とする。
本発明であるマンホール構成用内張材は、前記内張セグメントのうち、一の内張セグメントと、それと縦方向に隣接する他の内張セグメントとは、当該一の内張セグメントの上面に左端から右端まで設けた上溝と、当該他の内張セグメントの下面に左端から右端まで設けた下突条とを嵌合させることにより接合する、ことを特徴とする。
本発明であるマンホール構成用内張材は、前記内張セグメントのうち、一の内張セグメントと、それと周方向に隣接する他の内張セグメントとは、当該一の内張セグメントの斜め上の側面に設けた凹部と、当該他の内張セグメントの斜め下の側面に設けた凸部とを嵌合させることにより接合する、ことを特徴とする。
本発明であるマンホール構成用内張材は、前記内張セグメントのうち、一の内張セグメントと、それと周方向に隣接する他の内張セグメントとは、当該一の内張セグメントに空けた作業穴から入れたネジを、当該他の内張セグメントのネジ穴に螺合させ、その後前記作業穴を埋めることにより接合する、ことを特徴とする。
本発明であるマンホール構成用内張材は、前記既設マンホールに設置されていた足掛け金具と同じ位置に配置される前記内張セグメントに当該足掛け金具を取り付け、前記既設マンホールに空けられていた配管用切欠きと同じ位置に配置される前記内張セグメントに当該切欠きを空ける、ことを特徴とする。
本発明である内設マンホールの構築方法は、既設マンホールの内側に、湾曲した六角形状の内張セグメントを縦方向及び周方向に複数配置して円筒状の新たな内設マンホールを形成する方法であって、前記内張セグメントの型枠を作製し、当該型枠から複数の内張セグメントを製造する型作成の工程と、前記型作成で製造された内張セグメントであって、前記既設マンホールに設置されていた足掛け金具と同じ位置に配置される内張セグメントに当該足掛け金具を取り付ける足掛け金具取付の工程と、前記型作成で製造された内張セグメントであって、前記既設マンホールに空けられていた配管用切欠きと同じ位置に配置される内張セグメントに当該切欠きを空ける配管部切欠の工程と、前記内設マンホールの下端に、前記型作成で製造された内張セグメントと、前記内張セグメントの上半分である台形状の下端用セグメントとを、周方向に交互に配置する下端部配置の工程と、前記型作成で製造された内張セグメントを縦方向及び周方向に複数接合する際に、前記内張セグメントに空けた作業穴から入れたネジを、隣接する内張セグメントのネジ穴に螺合させ、その後前記作業穴を埋めるセグメント配置の工程と、前記内設マンホールの上端に、前記型作成で製造された内張セグメントと、前記内張セグメントの下半分である台形状の上端用セグメントとを、周方向に交互に配置する上端部配置の工程と、を有する、ことを特徴とする。
本発明である内張材を使用することにより、劣化又は損傷を生じた既設のマンホールの内側に、耐久性及びシール性が向上した新たなマンホールを構成することができる。これにより、既設のマンホールを容易に新設同様に復旧することができる。
本発明であるマンホール構成用内張材によって修復したマンホールの縦断面を正面側から見た図である。 本発明であるマンホール構成用内張材によって修復したマンホールの平面図である。 本発明であるマンホール構成用内張材を組み合わせて形成した内設マンホールの平面図である。 本発明であるマンホール構成用内張材を組み合わせて形成した内設マンホールの斜視図である。 本発明であるマンホール構成用内張材の(a)平面図、(b)正面図及び(c)側面図である。 本発明であるマンホール構成用内張材の内部を透過させた状態の(a)平面図、(b)正面図及び(c)側面図である。 本発明であるマンホール構成用内張材をマンホールの上端又は下端を合わせるために半分にした場合の(a)平面図、(b)正面図及び(c)側面図である。 本発明であるマンホール構成用内張材の(a)縦方向の接合部を側面から見た図及び(b)周方向の接合部を正面から見た図である。 本発明であるマンホール構成用内張材に足掛け金具を取り付けた場合のマンホールの縦断面を側面側から見た図である。 本発明であるマンホール構成用内張材を使用した内設マンホールの構築方法の流れを示すフローチャートである。
以下に、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略する場合がある。
まず、本発明の構造について説明する。図1は、マンホール構成用内張材によって修復したマンホールの縦断面を正面側から見た図である。図2は、マンホールの平面図である。マンホール100は、既設マンホール200と、既設マンホール200の内側に形成された内設マンホール300と、既設マンホール200の上側に設けられたテーパ部110と、テーパ部110の上面側に設けられた開口部120とを有する。なお、マンホール100は、内部が中空である円筒管が垂立した状態で地中に埋まっているものとする。
図1に示すように、既設マンホール200は、地中に配設された下水道などの配管130と地上とを繋ぐために、地中に埋設された円筒管である。既設マンホール200は、例えばコンクリート製であり、設置から年数が経過し、劣化又は損傷が進んだ状態のものである。既設マンホール200は、底部付近において、例えば横方向に、配管130が通る部分は穴等が空けられる。既設マンホール200は、作業者が配管130の位置まで降りて行く際に、内部を通過するための十分な広さがあり、既設マンホール200の内壁には、上り下りするための足掛け金具も取り付けられる。なお、横方向は、地面に対して略水平な方向を指すものとする。
内設マンホール300は、劣化又は損傷した既設マンホール200を修復するために、既設マンホール200の内壁に内張りされた円筒管である。内設マンホール300も、例えばコンクリート製であり、新たに製造及び設置されたものである。内設マンホール300についても、底部付近において、配管130が通る部分は穴等が空けられる。既設マンホール200の内壁に足掛け金具が取り付けられていた場合、内設マンホール300の内壁に足掛け金具を取り付けたものを使用する。内設マンホール300は、既設マンホール200に代わるものとして、既設マンホール200と同じ範囲、すなわち上端から下端まで設置される。
テーパ部110は、既設マンホール200の上端から開口部120までの先細りになった部分である。開口部120は、既設マンホール200に比べて径が小さいので、その間を繋ぐために傾斜のある管などを介す。テーパ部110は、テーパ状に傾斜している場合だけでなく、段差を設けるなどして開口部120に繋いでも良い。なお、既設マンホール200に連設されるテーパ部110までが地中に埋まった状態となる。
図2に示すように、開口部120は、地上への出口である。開口部120は、少なくとも作業者が出入りできる大きさの円形の穴であり、円盤状の蓋で塞がれる。蓋は、金属製など重量のあるものを用い、一般人が落ちたりしないように、簡単には開閉できないようになっている。なお、既設マンホール200の中心位置と、開口部120の中心位置とが合致している必要はない。
次に、内設マンホールの構造について説明する。図3は、マンホール構成用内張材を組み合わせて形成した内設マンホールの平面図である。図3に示すように、内設マンホール300は、複数の内張セグメント400を組み合わせることにより、円筒状に形成する。内張セグメント400は、円筒を縦方向及び周方向に複数に分割したプレキャストコンクリート製品である。各内張セグメント400は、円弧状に湾曲しており、それらを連結することで内部が中空の円筒状に形成される。なお、縦方向は、既設マンホール200の高さ方向、すなわち垂直方向を指すものとし、周方向は、既設マンホール200の外周面を周回する方向を指すものとする。
内張セグメント400の簡単な例としては、内設マンホール300を定間隔で輪切りにし、内設マンホール300の中心において、例えば90度で十字状に四分割するなど、定角度で分割する。全ての内張セグメント400が同一形状であり、型を一種類だけ作製しておくことで、予め内張セグメント400を製造しておくことができる。そして、既設マンホール200内で、内張セグメント400を連結させて配置する際に、内張セグメント400同士をエポキシ系の接着剤などを用いて固着させれば良い。
これにより、既設マンホール200が劣化又は損傷した場合に、既設マンホール200内に、予め製造しておいた内張セグメント400を持ち込んで、それを内装するかのごとく内張りしていくことで、新規に内設マンホール300を形成することができる。
次に、耐久性及びシール性を向上させた内設マンホールの構造について説明する。図4は、マンホール構成用内張材を組み合わせて形成した内設マンホールの斜視図である。図4に示すように、内張セグメント400は、湾曲した矩形状ではなく、湾曲した六角形状に成形する。そして、一の内張セグメント400と、周方向に隣接する内張セグメント400とを、縦方向に半分ずらした斜めの位置で接合することにより、円筒状に成形する。なお、六角形状の内張セグメント400の正面は、上辺、右上辺、右下辺、下辺、左下辺及び左上辺の六辺からなり、上辺及び下辺は同じ長さであり、右上辺、右下辺、左下辺及び左上辺は同じ長さである。
内設マンホール300の上端及び下端の位置を合わせるために、上端用セグメント500及び下端用セグメント510を使用する。上端用セグメント500及び下端用セグメント510は、内張セグメント400を上下に半分に切った台形状である。上辺が内設マンホール300の上端の位置にある内張セグメント400の斜め上側に隣接する箇所には、上端用セグメント500を使用すれば良い。また、下辺が内設マンホール300の下端の位置にある内張セグメント400の斜め下側に隣接する箇所には、下端用セグメント510を使用すれば良い。
次に、内設マンホールを構成する内張セグメントの構造について説明する。図5は、マンホール構成用内張材の(a)平面図、(b)正面図及び(c)側面図である。図6は、マンホール構成用内張材の内部を透過させた状態の(a)平面図、(b)正面図及び(c)側面図である。図7は、マンホール構成用内張材をマンホールの上端又は下端を合わせるために半分にした場合の(a)平面図、(b)正面図及び(c)側面図である。図8は、マンホール構成用内張材の(a)縦方向の接合部を側面から見た図及び(b)周方向の接合部を正面から見た図である。
マンホール構成用内張材である内張セグメント400は、図5(a)に示すように、円筒状の内設マンホール300の一部であり、円弧状に湾曲する。内張セグメント400を周方向に連結することにより円筒状になり、内設マンホール300が形成される。また、内張セグメント400を縦方向に連結することにより高さが調整される。なお、内張セグメント400を六枚連結したときに円筒状にするためには、内張セグメント400の幅を、内設マンホール300の円周の約6分の1の長さにすれば良い。具体的には、図3に示すように、内張セグメント400の上側と、左上側を平面視したときの半分と、及び右上側を平面視したときの半分とを合わせた部分が六等分になる。
図5(b)に示すように、内張セグメント400は、六角形状であるが、湾曲していることから、両側面が正面側に見える状態となる。また、図5(a)に示すように、六角形状であるから、両側面の上側が平面側に見える状態となる。さらに、図5(c)に示すように、湾曲していることから、背面の片側が側面側に見える状態となる。
内張セグメント400を周方向に連結する際に、隣接する内張セグメント400と側面が縦方向で重なる位置となる。そのため、一の内張セグメント400の右上側と隣接する内張セグメント400の左下側との接合を繰り返すと螺旋状に上がっていくことになる。また、内張セグメント400の接合する側を斜め上方向と斜め下方向を切り替えながら繰り返すと円筒状に繋がることになる。このように、縦方向及び周方向において、接合部分が一直線上にない。すなわち、耐久性及びシール性が向上することになる。
図5(a)に示すように、内張セグメント400の上面は、上溝410によって外側より内側が凹んでいる。なお、外側は正面側及び背面側を指し、内側はその間を指すものとする。また、図5(b)に示すように、内張セグメント400の下面は、下突条420によって外側より内側が突出している。上溝410及び下突条420は、左端から右端まで及んでおり、一の内張セグメント400の上溝410には、他の内張セグメント400の下突条420が嵌合可能となっている。図5(a)に示すように、上溝410の中心には上穴430も空けられる。上穴430は、内張セグメント400を吊り下げて運ぶ際に、吊り具を挿し込んで引っ掛けるための穴である。なお、上溝410及び下突条420は、間欠状に設けられても良いし、下溝及び上突条のように逆になっても良い。
図5(b)に示すように、内張セグメント400の斜め上の側面である左上側及び右上側には、それぞれ中央から上寄り側と下寄り側の二つの凹部440と、二つの凹部440の間にネジ穴450が空けられる。また、内張セグメント400の斜め下の側面である左下側及び右下側には、それぞれ中央から上寄り側と下寄り側の二つの凸部460と、二つの凸部460の間に貫通孔470が空けられる。貫通孔470は、内張セグメント400の内側に開口させた作業穴480と繋がっている。なお、内張セグメント400の内側は、内設マンホール300が円筒状に形成されたときに内周面となる側とし、内張セグメント400の外側は、内設マンホール300が円筒状に形成されたときに外周面となる側とする。
一の内張セグメント400の凹部440には、他の内張セグメント400の凸部460が嵌合可能となっている。そして、二つの凹部440と二つの凸部460を合わせたとき、一の内張セグメント400のネジ穴450と、他の内張セグメント400の貫通孔470との位置が合う。作業穴480からネジを入れ、貫通孔470に通す。ネジの軸は、ネジ穴450に螺合し、ネジの頭は、貫通孔470を通らずに、二つの内張セグメント400が接合される。なお、全ての内張セグメント400に適用するのであれば、内張セグメント400の左上側及び右上側に凸部460、内張セグメント400の左下側及び右下側に凹部440を設けるようにしても良い。
内張セグメント400は、例えばコンクリート製であるが、その内部には、図6(a)に示すように、左端から右端まで湾曲に沿って鉄筋490が通される。また、図6(b)に示すように、内張セグメント400の内部には、格子状に複数の鉄筋490が縦横に通される。ただし、図6(c)に示すように、左端に関しては、左上辺及び左下辺に沿って鉄筋490が通され、右端に関しては、右上辺及び右下辺に沿って鉄筋490が通される。さらに、凹部440や凸部460を設けた位置の奥側や、作業穴480を空けた周りにも鉄筋490が通される。鉄筋490を通すことにより、内張セグメント400自体のコンクリート強度を向上させている。
複数の内張セグメント400を接合させて内設マンホール300を形成するが、内設マンホール300の上端側及び下端側においては、凹凸が繰り返す状態となる。そこで、上端側においては、一つおきに、図7(a)に示す上端用セグメント500を取り付け、下端側においては、一つおきに、図7(b)に示す下端用セグメント510を取り付ける。これにより、内設マンホール300の上端及び内設マンホール300の下端を平坦に合わせる。
上端用セグメント500は、内張セグメント400を上下に半分に切った下側である。上端用セグメント500の上側には、上溝410を形成し、上穴430を空ける。また、下端用セグメント510は、内張セグメント400を上下に半分に切った上側である。下端用セグメント510の下側には、下突条420を形成する。
内張セグメント400を上下に積み重ねる縦接合については、図8(a)に示すように、一の内張セグメント400の上面に他の内張セグメント400の下面を、位置を合わせて載せれば良い。なお、上面の上溝410に、必要に応じてエポキシ系の接着剤などを塗布し、下面の下突条420がそこに嵌るように合わせる。また、上穴430を利用してネジなどで螺合させても良い。
また、内張セグメント400を環状に繋げる横接合については、図8(b)に示すように、一の内張セグメント400の左下面に他の内張セグメント400の右上面を合わせれば良い。なお、一の内張セグメント400が内設マンホール300の下端であれば、下端用セグメント510の右面を合わせれば良い。そして、一の内張セグメント400の左上面に第三の内張セグメント400の右下面を合わせれば良い。他の内張セグメント400と第三の内張セグメント400とは縦接合する。なお、一の内張セグメント400が内設マンホール300の上端に達していれば、上端用セグメント500の右面を合わせれば良い。
横接合においては、内張セグメント400同士の位置が半分ずれているので、エポキシ系の接着剤などを塗布することに加えて、ネジを用いて締結する。ネジは内張セグメント400の作業穴480から入れて、内張セグメント400の側面に空けたネジ穴450に螺合する。その後、作業穴480はコンクリート等を使用して埋める。これにより、周方向の連結が非常に強固になる。
内張セグメント400の形状を矩形状から六角形状にすることにより、縦方向に応力が集中していたものを、斜め方向に分散することも可能になるので、耐久性の向上が期待できる。すなわち、地震など外的要因に基づいてマンホール100が損傷する可能性が低減する。
次に、既設マンホールに足掛け金具が設置されていた場合の内設マンホールについて説明する。図9は、マンホール構成用内張材に足掛け金具を取り付けた場合のマンホールの縦断面を側面側から見た図である。既設マンホール200の内壁に足掛け金具600が取り付けられている場合、内設マンホール300の形成する際に邪魔となることがある。この場合、既設マンホール200の足掛け金具600を取り外し、内設マンホール300を形成した後に、内設マンホール300の内壁に足掛け金具600を取り付けるようにしても良い。
また、予め、内壁に足掛け金具が取り付けられた内張セグメント400を製造しておき、既設マンホール200の足掛け金具を取り外した後に、足掛け金具付きの内張セグメント400を配置して、内設マンホール300を形成しても良い。さらに、内張セグメント400の外壁に足掛け金具用の収納溝を形成しておき、既設マンホール200の足掛け金具を取り外すことなく、収納溝に嵌め込んで内張セグメント400を配置していくようにしても良い。足掛け金具600は、金具に限らず、足を掛ける手段であれば、含まれるものとする。
次に、内張セグメントを使用した内設マンホールの構築方法について説明する。図10は、マンホール構成用内張材を使用した内設マンホールの構築方法の流れを示すフローチャートである。図10に示すように、内設マンホールの構築方法700は、型作成710の工程と、足掛け金具取付720の工程と、配管部切欠730の工程と、下端部配置740の工程と、セグメント配置750の工程と、上端部配置760の工程とを有する。なお、内設マンホールの構築方法700において、別の工程を追加したり、一部の工程を省いたり、工程の順番を変える場合もある。
型作成710の工程では、既設マンホール200の内部の寸法、例えば内周長や高さなどを計測し、内張セグメント400の形状及びサイズと必要な枚数を算定する。そして、内張セグメント400の型枠を作製する。型枠内に固化前のコンクリートを流し込んで、固まったら型枠を外すことで、内張セグメント400が製造される。なお、上端用セグメント500及び下端用セグメント510については、型枠を別途作成して製造しても良い。または、内張セグメント400の型枠を利用して、型枠内に固化前のコンクリートを半分まで入れ、下面又は上面の型枠で押さえて固める方法でも良い。
足掛け金具取付720の工程では、既設マンホール200の内壁に足掛け金具600が設置されている場合に、足掛け金具600が取り付けられる位置の内張セグメント400に足掛け金具600を取り付ける。なお、既設マンホール200に既に設置されている足掛け金具600についても、取り外す等の処置を併せて施しておく。
配管部切欠730の工程では、既設マンホール200を通っている配管の位置に配置する内張セグメント400にも、配管を通すための切欠きを空けておく。なお、内張セグメント400を製造してから切欠きを空ける加工を施しても良い。または、切欠きが形成されるように型枠を作製した上で、切欠きのある内張セグメント400を製造しても良い。
下端部配置740の工程では、既設マンホール200の内側に内設マンホール300を形成するにあたり、まず下端部を環状に配置する。内張セグメント400は六角形状のものを用いるので、内張セグメント400とその半分である下端用セグメント510とを交互に周方向に配置することにより、下端部が凹凸のない環状に繋がる。
セグメント配置750の工程では、既設マンホール200の内壁に沿って、内張セグメント400を周方向に配置しながら、縦方向に積み上げていき、円筒状の内設マンホール300を形成する。なお、内張セグメント400が六角形状の場合、隣接する内張セグメント400は半分上下にずれているので、周方向へは斜め上及び斜め下方向に配置される。内張セグメント400同士の接合には、接着剤やネジなどを用いて、耐久性及びシール性を持たせる。なお、足掛け金具600の付いた内張セグメント400や、配管用の切欠きの空いた内張セグメント400については、設置されるべき位置を特定しておき、そこに配置する。
上端部配置760の工程では、既設マンホール200の上端位置に合わせて、内設マンホール300を形成する。内張セグメント400と上端用セグメント500とを交互に周方向に配置する。なお、内張セグメント400の上辺が既設マンホール200の上端と同じ高さであれば、そのまま内張セグメント400を配置し、内張セグメント400の上辺が既設マンホール200の上端を超える場合は、上端用セグメント500を配置する。
既設マンホール200の劣化や損傷を修復するのではなく、新たに内設マンホール300を設置するので、新品と同様の耐久性を持たせることができる。また、型で複数の内張セグメント400を製造しておき、既設マンホール200の内側に配置していくことで内設マンホール300が形成されるので、作業的にもコスト的にも非常に効率が良い。なお、内張セグメント400は、矩形状のものを縦横方向に配置するのではなく、六角形状のものを縦及び斜め方向に配置しているので、応力集中が緩和され、耐久性も向上する。
(変形例)
以上、本発明の実施例を述べたが、これらに限定されるものではない。例えば、内設マンホール300が劣化又は損傷してきた場合には、さらに内側に新たなマンホールを形成しても良いし、逆に外側に新たなマンホールを形成しても良い。また、既設マンホール200とテーパ部110を分けて既設マンホール200のみに内設マンホール300を形成しても良いし、テーパ部110も既設マンホール200に含めて内設マンホール300を形成するようにしても良い。
内張セグメント400の形状は、六角形状だけでなく、その他の形状でも良い。例えば、四角形状にして、周方向に隣接する内張セグメント400を縦方向に半分ずらして配置しても良い。すなわち、一の内張セグメント400に対して、他の内張セグメント400が上側、右上側、右下側、下側、左下側、左上側の六方に配置される。また、内張セグメント400を周方向に連結する際は、ネジで螺合させるだけでなく、ボルトとナットで結合したり、セメントなどで固着したり、その他の方法で固定しても良い。
100:マンホール
110:テーパ部
120:開口部
130:配管
200:既設マンホール
300:内設マンホール
400:内張セグメント
410:上溝
420:下突条
430:上穴
440:凹部
450:ネジ穴
460:凸部
470:貫通孔
480:作業穴
490:鉄筋
500:上端用セグメント
510:下端用セグメント
600:足掛け金具
700:内設マンホールの構築方法
710:型作成
720:足掛け金具取付
730:配管部切欠
740:下端部配置
750:セグメント配置
760:上端部配置
上記の課題を解決するために、本発明であるマンホール構成用内張材は、既設マンホールの内側に、同じ長さの上辺及び下辺、並びに同じ長さの右上辺、右下辺、左上辺及び左下辺からなる六角形状で、かつ円筒状に連結するために周方向に湾曲させたコンクリート製の内張セグメントを縦方向に複数配置し、応力を縦方向に集中させずに斜め方向に分散するために、隣接する前記内張セグメントを縦方向に半分ずらして周方向に配置していくことにより、縦方向及び周方向に接合部分が一直線上にならないように円筒状に垂立する新たな内設マンホールを形成するためのマンホール構成用内張材であって前記内張セグメントの上面に溝又は突条、下面に突条又は溝を設け、前記溝又は突条に対し、他の内張セグメントの突条又は溝を嵌合することにより縦方向に連結し、前記内張セグメントの右上側面及び左上側面にそれぞれ二つの凹部又は凸部、右下側面及び左下側面にそれぞれ二つの凸部又は凹部を設け、前記凹部又は凸部に対し、縦方向に半分ずれた隣接する内張セグメントの凸部又は凹部を嵌合することにより周方向に連結する、ことを特徴とする。
本発明である内設マンホールの構築方法は、既設マンホールの内側に、同じ長さの上辺及び下辺、並びに同じ長さの右上辺、右下辺、左上辺及び左下辺からなる六角形状で、かつ円筒状に連結するために周方向に湾曲させたコンクリート製の内張セグメントを縦方向に複数配置し、応力を縦方向に集中させずに斜め方向に分散するために、隣接する前記内張セグメントを縦方向に半分ずらして周方向に配置していくことにより、縦方向及び周方向に接合部分が一直線上にならないように円筒状に垂立する新たな内設マンホールを形成する方法であって、前記内張セグメントの上面に溝又は突条、下面に突条又は溝を設けられ、前記内張セグメントの右上側面及び左上側面にそれぞれ二つの凹部又は凸部、右下側面及び左下側面にそれぞれ二つの凸部又は凹部を設けられるように、前記内張セグメントの型枠を作製し、当該型枠から複数の内張セグメントを製造する型作成の工程と、前記型作成で製造された内張セグメントであって、前記既設マンホールに設置されていた足掛け金具と同じ位置に配置される内張セグメントに当該足掛け金具を取り付ける足掛け金具取付の工程と、前記型作成で製造された内張セグメントであって、前記既設マンホールに空けられていた配管用切欠きと同じ位置に配置される内張セグメントに当該切欠きを空ける配管部切欠の工程と、前記内設マンホールの下端に、前記型作成で製造された内張セグメントと、前記内張セグメントの上半分である台形状の下端用セグメントとを、周方向に交互に配置する下端部配置の工程と、前記型作成で製造された内張セグメントを縦方向及び周方向に複数接合する際に、前記溝又は突条に対し、他の内張セグメントの突条又は溝を嵌合することにより縦方向に連結し、前記凹部又は凸部に対し、縦方向に半分ずれた隣接する内張セグメントの凸部又は凹部を嵌合することにより周方向に連結するセグメント配置の工程と、前記内設マンホールの上端に、前記型作成で製造された内張セグメントと、前記内張セグメントの下半分である台形状の上端用セグメントとを、周方向に交互に配置する上端部配置の工程と、を有する、ことを特徴とする。

Claims (7)

  1. 既設マンホールの内側に、湾曲した六角形状の内張セグメントを縦方向及び周方向に複数配置して円筒状の新たな内設マンホールを形成する、
    ことを特徴とするマンホール構成用内張材。
  2. 前記内設マンホールの上端には、前記内張セグメントの下半分である台形状の上端用セグメントを配置し、
    前記内設マンホールの下端には、前記内張セグメントの上半分である台形状の下端用セグメントを配置する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のマンホール構成用内張材。
  3. 前記内張セグメントのうち、一の内張セグメントと、それと縦方向に隣接する他の内張セグメントとは、当該一の内張セグメントの上面に左端から右端まで設けた上溝と、当該他の内張セグメントの下面に左端から右端まで設けた下突条とを嵌合させることにより接合する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のマンホール構成用内張材。
  4. 前記内張セグメントのうち、一の内張セグメントと、それと周方向に隣接する他の内張セグメントとは、当該一の内張セグメントの斜め上の側面に設けた凹部と、当該他の内張セグメントの斜め下の側面に設けた凸部とを嵌合させることにより接合する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一に記載のマンホール構成用内張材。
  5. 前記内張セグメントのうち、一の内張セグメントと、それと周方向に隣接する他の内張セグメントとは、当該一の内張セグメントに空けた作業穴から入れたネジを、当該他の内張セグメントのネジ穴に螺合させ、その後前記作業穴を埋めることにより接合する、
    ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか一に記載のマンホール構成用内張材。
  6. 前記既設マンホールに設置されていた足掛け金具と同じ位置に配置される前記内張セグメントに当該足掛け金具を取り付け、
    前記既設マンホールに空けられていた配管用切欠きと同じ位置に配置される前記内張セグメントに当該切欠きを空ける、
    ことを特徴とする請求項1乃至5の何れか一に記載のマンホール構成用内張材。
  7. 既設マンホールの内側に、湾曲した六角形状の内張セグメントを縦方向及び周方向に複数配置して円筒状の新たな内設マンホールを形成する方法であって、
    前記内張セグメントの型枠を作製し、当該型枠から複数の内張セグメントを製造する型作成の工程と、
    前記型作成で製造された内張セグメントであって、前記既設マンホールに設置されていた足掛け金具と同じ位置に配置される内張セグメントに当該足掛け金具を取り付ける足掛け金具取付の工程と、
    前記型作成で製造された内張セグメントであって、前記既設マンホールに空けられていた配管用切欠きと同じ位置に配置される内張セグメントに当該切欠きを空ける配管部切欠の工程と、
    前記内設マンホールの下端に、前記型作成で製造された内張セグメントと、前記内張セグメントの上半分である台形状の下端用セグメントとを、周方向に交互に配置する下端部配置の工程と、
    前記型作成で製造された内張セグメントを縦方向及び周方向に複数接合する際に、前記内張セグメントに空けた作業穴から入れたネジを、隣接する内張セグメントのネジ穴に螺合させ、その後前記作業穴を埋めるセグメント配置の工程と、
    前記内設マンホールの上端に、前記型作成で製造された内張セグメントと、前記内張セグメントの下半分である台形状の上端用セグメントとを、周方向に交互に配置する上端部配置の工程と、を有する、
    ことを特徴とする内設マンホールの構築方法。
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