JP2016145480A - 開錠補助装置及びその付属部材 - Google Patents
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Abstract
Description
|R−r−w1+a1−a2|+l/2≦L/2、
|R−r−w2+b1−b2|+t/2≦T/2、
|R−r−w1+a1−a2|+t/2≦T/2、及び
|R−r−w2+b1−b2|+l/2≦L/2
を充足するように(w1、w2)が定められていることを特徴とする。
本発明は、サムターンを有する錠が設けられた扉に開錠補助装置を取り付けることにより、金属製の鍵により施錠及び開錠がなされる従来の錠を電子錠として用いることを可能にする。鍵の種類としては、広く対応できるものであるが、対応できないものもある。
図2Aに、本発明の一実施形態にかかる開錠補助装置の裏面図、図2Bに、B−B線に沿ったその断面図を示す。図2Bにおいては、つまみ201及びサムターン胴202を有するサムターン200もあわせて示してある。開錠補助装置210は、サムターン200を有する錠の補助装置であり、サムターン200を覆う凹部211と、凹部211内でサムターン200のつまみ201を収容する収容部材212と、収容部材212を回転させる駆動部213とを備える。
(条件1) |x1−x2|+l/2≦L/2
(条件2) |y1−y2|+t/2≦T/2
(条件3) |x1−x2|+t/2≦T/2
(条件4) |y1−y2|+l/2≦L/2
たとえば、凹部211が半径Rの円形である場合、図4Aに示すように、サムターン胴の半径をrとして、Δx(=x1−x2)及びΔy(=y1−y2)の最大値はR−rになる。図4Aには、凹部211の側面214Bも点線で示してある。図示の例では、つまみ201のずれが大きく、溝部212Aにつまみ201を収容することができないし、当然、つまみ201を回転させることもできない。上記条件3が満たされていない。
|R−r−w2|+t/2≦T/2、
|R−r−w1|+t/2≦T/2、及び
|R−r−w2|+l/2≦L/2
具体例を検討する。つまみ201の厚さt=2mm、溝部212Aの幅T=6mmとすると、たとえば、
|y1−y2|+t/2≦T/2、
すなわち、
|y1−y2|≦T/2−t/2=2mm
の条件を満たすようにy方向(縦方向)の取り付けを行わないといけないことになる。このような許容誤差の範囲でユーザーが手動で正確に取り付けることは著しく困難であり、上手く取り付けられない場合には、回転動作が途中で止まってしまう、錠又は開錠補助装置に無理な負荷がかかるといった不具合をもたらす。
第1の実施形態においては、つまみ201の回転軸がサムターン胴202の中心に位置し、また、収容部材212の回転軸が溝部212Aの中心に位置する場合を考えたが、必ずしもそのようにはならず、つまみ201の回転軸が座標(x1+a1、y1+b1)にあり、収容部材の回転軸が座標(x2+a2、y2+b2)にある場合もある。この際、第1の実施形態にて示した条件1乃至4は、以下のようになる。
(条件1’) |(x1+a1)−(x2+a2)|+l/2≦L/2
(条件2’) |(y1+b1)−(y2+b2)|+t/2≦T/2
(条件3’) |(x1+a1)−(x2+a2)|+t/2≦T/2
(条件4’) |(y1+b1)−(y2+b2)|+l/2≦L/2
このように回転軸の偏りがある場合には、調整部材215として円環状ではなく三日月状等の幅wが一定ではないものを用いるのが好ましい(たとえば図6参照)。
(条件1") |x1−x2|+lmax≦Lmin
(条件2") |y1−y2|+tmax≦Tmin
(条件3") |x1−x2|+tmax≦Tmin
(条件4") |y1−y2|+lmax≦Lmin
上記の2つの状況が同時に生じることもあり、その際に充足すべき理想的な条件は当業者には明らかだろう。
図7は、本発明の第3の実施形態にかかる開錠補助装置を示している。開錠補助装置700は、第1の実施形態で説明した開錠補助装置210と基本的には同一であるが、収容部材212に、拡張部材700を取り付ける点が異なる。なお、本実施形態では、簡略化のため、筐体214、収容部材212以外の構成要素を図示の際に省略し、また、筐体214を点線で示し、内部構成を実線で示している。
第1から第3の実施形態において説明した収容部材212、調整部材215、拡張部材700及び充填部材900は、開錠補助装置210が取り付けられるサムターン200の形状に合わせて個別に製造することができればよいが、現実的には、市場で流通している主要なサムターン200の種類と、扉に設置されたときの一般的なサムターン200の高さ・配置を想定して、あらかじめ数種類製造しておき、取り付け対象のサムターン200に適した組み合わせを選択することになる。
102 開錠補助装置
103 携帯端末
200 サムターン
201 つまみ
202 サムターン胴
210 開錠補助装置
211 凹部
212 収容部材
212A 溝部
212B 表面
213 駆動部
214 筐体
214A 突起部
214B 側面
214C 接触面
215 調整部材
700 拡張部材
700A 表面
900 充填部材
1101 メーカー名
1102 型番
1201 所定の印
1202 写真撮影位置
Claims (20)
- サムターンを有する錠の開錠補助装置であって、
前記サムターンを覆う凹部と、
前記凹部内で前記サムターンのつまみを収容する収容部材と、
前記収容部材を回転させる駆動部と、
前記サムターンのサムターン胴と前記凹部の側面との間の間隙を前記側面の少なくとも一部において縮小させる前記凹部の調整部材と
を備えることを特徴とする開錠補助装置。 - 前記調整部材は、前記つまみの回転軸と前記収容部材の回転軸とのずれの最大値を制限することを特徴とする請求項1に記載の開錠補助装置。
- 前記調整部材は、環状、三日月状、突起状又は多角形状であることを特徴とする請求項1又は2に記載の開錠補助装置。
- 前記収容部材が前記つまみを収容する溝部は、前記開錠補助装置の正面視及び/又は側面視において不可視であるように筐体内に配置されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の開錠補助装置。
- 前記開錠補助装置の筐体及び/又は前記調整部材は不透明であることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の開錠補助装置。
- 前記調整部材は、前記開錠補助装置の正面視において全体が筐体内に配置されていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の開錠補助装置。
- 前記錠は、半径rのサムターン胴を有する錠であり、
前記凹部は、扉との接触面において半径Rの円形であり、
前記つまみが横向きの方向をx軸、縦向きの方向をy軸とし、前記つまみの厚みをt、長さをl、前記つまみの回転軸と前記サムターン胴の中心位置とのずれを(a1、b1)、前記収容部材が前記つまみを収容する溝部の幅をT、長さをL、前記収容部材の回転軸と前記溝部の中心位置とのずれを(a2、b2)、前記調整部材のx軸方向及びy軸方向の厚さを(w1、w2)として、前記調整部材は、
|R−r−w1+a1−a2|+l/2≦L/2、
|R−r−w2+b1−b2|+t/2≦T/2、
|R−r−w1+a1−a2|+t/2≦T/2、及び
|R−r−w2+b1−b2|+l/2≦L/2
を充足するように(w1、w2)が定められていることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の開錠補助装置。 - 前記収容部材の前記サムターンに対向する表面と前記つまみとの間に位置し、前記つまみを収容する拡張部材をさらに備えることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の開錠補助装置。
- 前記開錠補助装置の筐体の前記サムターンが固定されている扉に対向する面に固定されて、前記扉と前記筐体との間の隙間を充填する充填部材をさらに備えることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の開錠補助装置。
- 前記開錠補助装置は、扉の室内側に設置され、
前記駆動部は、無線通信部を有し、
前記駆動部は、前記無線通信部が前記扉を介して受信した開錠信号に基づいて前記収容部材を回転させることを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の開錠補助装置。 - 前記開錠補助装置は、筐体への物体の接触又は接近を検知するセンサーを備え、
前記駆動部は、前記センサーが物体を検知したことを示す検知信号に基づいて前記収容部材を回転させることを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載の開錠補助装置。 - サムターンを有する錠の開錠補助装置を前記錠に取り付けるための調整部材であって、
前記サムターンのサムターン胴と、前記開錠補助装置が有する前記サムターンを覆う凹部の側面の少なくとも一部との間の間隙を縮小させる調整部材。 - 前記調整部材は、前記凹部内で前記サムターンのつまみを収容する収容部材の回転軸と前記つまみの回転軸とのずれの最大値を制限することを特徴とする請求項12に記載の調整部材。
- 前記調整部材は、環状、三日月状、突起状又は多角形状であることを特徴とする請求項12又は13に記載の調整部材。
- サムターンを有する錠の開錠補助装置を前記錠に取り付けるための1組のアタッチメント・セットの決定方法であって、
前記サムターンの写真を受信するステップと、
受信した前記写真から前記サムターンの形状情報を生成するステップと、
サムターンの形状情報とそれに適したアタッチメント・セットとを対応づけるアタッチメント・セット・テーブルを参照して、前記生成した形状情報に基づいて、取り付け対象のサムターンに適したアタッチメント・セットを決定するステップと
を含み、
決定された前記アタッチメント・セットは、前記サムターンのサムターン胴と、前記開錠補助装置が有する前記サムターンを覆う凹部の側面の少なくとも一部との間の間隙を縮小させる調整部材を有することを特徴とする決定方法。 - 前記写真は、正面写真を含み、
前記形状情報は、サムターンのつまみの厚さ及び長さ、サムターンのつまみの回転軸のサムターン胴の中心位置からのずれ、並びにサムターン胴の半径又は直径のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項15に記載の決定方法。 - 前記写真は、側面写真を含み、
前記形状情報は、サムターンの高さ及びサムターン胴の高さ、メーカー名並びに型番のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項15又は16に記載の決定方法。 - 前記決定は、前記つまみの回転軸と前記収容部材の回転軸とのずれを最小にする調整部材を決定することを特徴とする請求項15から17のいずれかに記載の決定方法。
- 前記写真は、前記サムターンの周囲に所定の印を含むことを特徴とする請求項15から18のいずれかに記載の決定方法。
- コンピュータに、サムターンを有する錠の開錠補助装置を前記錠に取り付けるための1組のアタッチメント・セットの決定方法を実行させるためのプログラムであって、前記決定方法は、
前記サムターンの写真を読み込むステップと、
読み込んだ前記写真から前記サムターンの形状情報を生成するステップと、
サムターンの形状情報とそれに適したアタッチメント・セットとを対応づけるアタッチメント・セット・テーブルを参照して、前記生成した形状情報に基づいて、取り付け対象のサムターンに適したアタッチメント・セットを決定するステップと
を含み、
決定された前記アタッチメント・セットは、前記サムターンのサムターン胴と、前記開錠補助装置が有する前記サムターンを覆う凹部の側面の少なくとも一部との間の間隙を縮小させる調整部材を有することを特徴とするプログラム。
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JP2004131949A (ja) * | 2002-10-08 | 2004-04-30 | Fujioka Kinzoku Kk | サムターンキャップ及びそれを備えたピッキング防止装置 |
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