JP2016144116A - 通信方法 - Google Patents

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真人 安田
Masato Yasuda
真人 安田
一彰 中島
Kazuaki Nakajima
一彰 中島
英徳 塚原
Hidenori Tsukahara
英徳 塚原
雄太 清水
Yuta Shimizu
雄太 清水
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Abstract

【課題】無線LANのリンクが切断すると無線LAN通信で送受信する予定のデータの送受信に失敗すること。【解決手段】第1の無線端末は、データを複数の部分データに分割して無線LAN通信により第2の無線端末へ送信し、第2の無線端末との間の無線LANのリンクが切断された場合、無線LAN通信では送信できなかった残りの部分データをセルラー通信により第2の無線端末へ送信する。第2の無線端末は、第1の無線端末から無線LAN通信により受信した部分データとセルラー通信により受信した部分データとを結合してデータを生成する。【選択図】図1

Description

本発明は、ピアツーピア(以下「P2P」と記す)で相互に無線接続可能な無線端末(P2P端末)、その通信制御方法およびプログラム、通信方法、通信システムに関する。
自動車等の移動体に無線端末を搭載し、近くを走行する複数の移動体どうしで無線通信を行い、運転状況や娯楽情報などの各種の情報を交換することが行われている。このような移動体通信に利用できる無線通信方式として、Wi−Fi Directが注目されている。
それ以前のWi−Fiネットワークが特定のデバイスをアクセスポイント(AP)としたインフラストラクチャモードで動作するのに対して、Wi−Fi Directに準拠したネットワークでは、特定のデバイスではなく任意のP2P端末がグループオーナ(Group Owner)となることで、そのグループ内での通信を可能にする(例えば非特許文献1参照)。グループオーナはグループのアクセスポイントとして動作するP2P端末であり、当該グループの親として、他のP2P端末を子(クライアント)とするグループを形成することができる。
このように形成されたP2Pグループ内においては、インターネット等に接続することなく無線端末間でデータの共有およびデータの高速転送が可能となり、特にWi−Fi Directでは強固なセキュリティプロトコルがサポートされたことで従来のアドホックモード(IBSS:Independent Basic Service Setなど)に比べて高いセキュリティを実現することができる。
他方、無線LAN通信とセルラー通信とを行うことができる無線端末を含む無線通信ネットワークにおいて、データを基本データと補完データとに分割し、基本データはセルラー通信によって無線端末へ送信し、補完データは無線LAN通信によって無線端末へ送信することが、本発明に関連する第1の関連技術として提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開2004−128579号公報
Wi−Fiピアツーピア技術仕様バージョン1.1(Wi−Fi Alliance Technical Comittee PSP Task Group,Wi−Fi Peer−to−Peer(P2P)Technical Specification Version 1.1)
車車間通信などの移動体通信では、データの送信途中に移動体どうしが離れるケースが多々発生する。そして、移動体どうしが無線LANの通信可能エリア外に離れてしまうと、無線LANのリンクが切断されるため、通信が不可能になる。このため、容量の大きなデータを移動体どうしで送受信する場合や、高速ですれ違う移動体どうしでデータを送受信する場合などでは、必要十分な通信時間を確保できず、データの送受信に失敗する。
本発明に関連する第1の関連技術では、無線LAN通信とセルラー通信とを行うことができる無線端末を含む無線通信ネットワークにおいて、データを基本データと補完データとに分割し、基本データはセルラー通信によって無線端末へ送信し、補完データは無線LAN通信によって無線端末へ送信することにより、無線LAN通信が行えない状況下であっても一定品質のデータの送受信を可能にしている。しかし、この第1の関連技術であっても、無線LANのリンクの切断が発生した場合、無線LAN通信で送受信する予定の補完データの送受信に失敗することに変わりはない。
本発明の目的は、上述した課題、すなわち、無線LANのリンクが切断すると無線LAN通信で送受信する予定のデータの送受信に失敗する、という課題を解決する通信方法、通信システム、無線端末、およびその通信制御方法ならびにプログラムを提供することにある。
本発明の一実施形態に係る通信方法は、
無線LAN通信とセルラー通信とを行うことができる第1および第2の無線端末を含む無線通信ネットワークにおいて前記第1の無線端末と前記第2の無線端末との間でデータを送受信する通信方法であって、
前記第1の無線端末は、前記データを複数の部分データに分割して前記無線LAN通信により前記第2の無線端末へ送信し、前記第2の無線端末との間の無線LANのリンクが切断された場合、前記複数の部分データのうち前記無線LAN通信では送信できなかった部分データを前記セルラー通信により前記第2の無線端末へ送信し、
前記第2の無線端末は、前記第1の無線端末から前記無線LAN通信により受信した前記部分データと前記セルラー通信により受信した前記部分データとを結合して前記データを生成する。
本発明の他の実施形態に係る通信システムは、
無線LAN通信とセルラー通信とを行うことができる第1および第2の無線端末を含む無線通信ネットワークにおける通信システムであって、
前記第1および第2の無線端末は、無線LAN通信部とセルラー通信部とデータ記憶部と通信制御部とを有し、
前記第1の無線端末の前記通信制御部は、前記データ記憶部に記憶されたデータを複数の部分データに分割して前記無線LAN通信部により前記第2の無線端末へ送信し、前記第2の無線端末との間の無線LANのリンクが切断された場合、前記複数の部分データのうち前記無線LAN通信部では送信できなかった部分データを前記セルラー通信部により前記第2の無線端末へ送信し、
前記第2の無線端末の前記通信制御部は、前記部分データを前記無線LAN通信部により前記第1の無線端末から受信し、前記第1の無線端末との間の無線LANのリンクが切断された場合、前記複数の部分データのうち前記無線LAN通信部では受信できなかった部分データを前記セルラー通信部により前記第1の無線端末から受信する。
本発明の他の実施形態に係る無線端末は、
無線端末であって、
無線LAN通信部と、
セルラー通信部と、
データ記憶部と、
通信制御部と
を有し、
前記通信制御部は、
前記データ記憶部に記憶されたデータを複数の部分データに分割して前記無線LAN通信部により通信相手端末へ送信し、
前記通信相手端末との間の無線LANのリンクが切断された場合、前記複数の部分データのうち前記無線LAN通信部では送信できなかった部分データを前記セルラー通信部により前記通信相手端末へ送信する。
本発明の他の実施形態に係る無線端末は、
無線端末であって、
無線LAN通信部と、
セルラー通信部と、
データ記憶部と、
通信制御部と
を有し、
前記通信制御部は、
データを複数の部分データに分割した個々の部分データを前記無線LAN通信部により通信相手端末から受信し、
前記通信相手端末との間の無線LANのリンクが切断された場合、前記複数の部分データのうち前記無線LAN通信部では受信できなかった部分データを前記セルラー通信部により前記通信相手端末から受信する。
本発明の他の実施形態に係る無線端末の通信制御方法は、
無線LAN通信部とセルラー通信部とデータ記憶部とを有する無線端末の通信制御方法であって、
前記データ記憶部に記憶されたデータを複数の部分データに分割して前記無線LAN通信部により通信相手端末へ送信し、
前記通信相手端末との間の無線LANのリンクが切断された場合、前記複数の部分データのうち前記無線LAN通信部では送信できなかった部分データを前記セルラー通信部により前記通信相手端末へ送信する。
本発明の他の実施形態に係る無線端末の通信制御方法は、
無線LAN通信部とセルラー通信部とデータ記憶部とを有する無線端末の通信制御方法であって、
データを複数の部分データに分割した個々の部分データを前記無線LAN通信部により通信相手端末から受信し、
前記通信相手端末との間の無線LANのリンクが切断された場合、前記複数の部分データのうち前記無線LAN通信部では受信できなかった部分データを前記セルラー通信部により前記通信相手端末から受信する。
本発明の他の実施形態に係るプログラムは、
コンピュータを、
無線LAN通信部と、
セルラー通信部と、
データ記憶部と、
前記データ記憶部に記憶されたデータを複数の部分データに分割して前記無線LAN通信部により通信相手端末へ送信し、前記通信相手端末との間の無線LANのリンクが切断された場合、前記複数の部分データのうち前記無線LAN通信部では送信できなかった部分データを前記セルラー通信部により前記通信相手端末へ送信する通信制御部と、
して機能させる。
本発明の他の実施形態に係るプログラムは、
コンピュータを、
無線LAN通信部と、
セルラー通信部と、
データ記憶部と、
データを複数の部分データに分割した個々の部分データを前記無線LAN通信部により通信相手端末から受信し、前記通信相手端末との間の無線LANのリンクが切断された場合、前記複数の部分データのうち前記無線LAN通信部では受信できなかった部分データを前記セルラー通信部により前記通信相手端末から受信する通信制御部と、
して機能させる。
本発明は上述した構成を有するため、無線LANのリンクが切断しても無線LAN通信で送受信する予定のデータの送受信に失敗することがない。
本発明の第1の実施形態に係る通信システムのブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る通信システムの動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係る通信システムを構成するノード(無線端末)のブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る通信システムを構成するノードが記憶する接続ノードリストの一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る通信システムを構成するノードが記憶するグループ情報の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る通信システムが自動接続で用いるWi−Fi Directの接続フローを示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る通信システムがデバイス発見で用いるDEVICE DISCOVERYの動作フローを示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る通信システムが既存グループの発見で用いるDEVICE DISCOVERYの動作フローを示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る通信システムが自動接続で用いるGO NEGOTIATIONの動作フローを示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る通信システムが自動接続で用いるPROVISION DISCOVERYの動作フローを示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る通信システムが自動接続で用いるINVITATIONの動作フローを示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る通信システムが自動接続で用いるノードの離脱の動作フローを示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る通信システムを構成するノード(無線端末)の動作フローを示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る通信システムを構成するデータ送信側ノードの動作フローを示す図である。 送信データのフォーマットの一例を示す図である。 図13のステップS15におけるデータ受信側のノードの動作フローを示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る通信システムを構成するデータ送信側ノードの動作フローを示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る通信システムを構成するデータ送信側ノードの動作フローを示す図である。 本発明の第4の実施形態に係る通信システムを構成するデータ送信側ノードの動作フローを示す図である。 本発明の第5の実施形態に係る通信システムを構成するデータ送信側ノードの動作フローを示す図である。 本発明の第6の実施形態に係る通信システムを構成するデータ送信側ノードの動作フローを示す図である。 本発明の第7の実施形態に係る通信システムを構成するデータ送信側ノードの動作フローを示す図である。 本発明の第8の実施形態に係る通信システムを構成するデータ送信側ノードの動作フローを示す図である。 本発明の第9の実施形態に係る通信システムを構成するデータ送信側ノードの動作フローを示す図である。 本発明の第10の実施形態に係る通信システムを構成するデータ送信側ノードの動作フローを示す図である。 本発明の第11の実施形態に係る通信システムを構成するデータ送信側ノードの動作フローを示す図である。 本発明の第12の実施形態に係る通信システムを構成するデータ送信側ノードの動作フローを示す図である。 本発明の第13の実施形態に係る通信システムを構成するデータ送信側ノードの動作フローを示す図である。 本発明の第14の実施形態に係る通信システムを構成するデータ送信側ノードの動作フローを示す図である。 本発明の第14の実施形態において送受信端末が近い将来接近する可能性が無いかどうかを予測する方法の説明図である。 本発明の第15の実施形態に係る通信システムを構成するデータ送信側ノードの動作フローを示す図である。
次に本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1を参照すると、本発明の第1の実施形態にかかる通信システムは、複数のノードN1〜N2から構成される。各々のノードN1〜N2は、自動車などの車両に搭載された移動無線端末である。各々のノードN1〜N2は、無線LAN通信とセルラー通信とを行うことができる。無線LAN通信は、例えばWi−Fi Directであり、セルラー通信は、例えば3GやLTEである。但し、無線LAN通信は、Wi−Fi Directに限定されず、Wi−Fi等の他の種類の無線LANであってよい。また、セルラー通信は、3GやLTEに限定されない。
図1(A)では、ノードN1〜N2が、互いに接近した時点でWi−Fi Directによってピアツーピアグループ(以下、単にグループと記す)Gを構成している。グループGは、何れか一方のノードが親(グループオーナ)となって形成され、残りのノードがその子(クライアント)である。また、ノードN1は矢印A1で示される方向に移動し、ノードN2は矢印A1とは反対の矢印A2で示される方向に移動している。このような場面は、例えば、ノードN1が搭載された車両が道路上を走行し、その道路の反対車線をノードN2が搭載された車両が走行しているときなどに現れる。
他方、図1(B)では、ノードN1〜N2が、互いに離れてしまった状態を示している。この状態では、ノードN1とノードN2との間の無線LANのリンクはもはや維持できず、切断されている。従って、ノードN1〜N2は、無線LAN通信は行えないが、セルラー通信は行える状態になっている。
図2は本実施形態に係る通信システムの動作を示すフローチャートである。以下、図2を参照して、本実施形態に係る通信システムにおいて、グループGの形成後、ノードN1がノードN2に対してデータDを転送する動作について説明する。
まず、ノードN1は、データDを複数の部分データに分割し、個々の部分データを無線LAN通信により順番にノードN2へ送信する(ステップS1)。図1の例では、ノードN1は、データDを5個の部分データD1〜D5に分割し、部分データD1、D2、D3の順でノードN1に送信している。
次に、ノードN1は、ノードN2との間の無線LANのリンクが切断されたことを検出すると、データDを構成する部分データD1〜D5のうち無線LAN通信で送信できなかった残りの部分データを、セルラー通信により順番にノードNへ送信する(ステップS2)。図1の例では、部分データD1〜D5のうちデータD1〜D3が無線LAN通信によってノードN1から送信され、ノードN2で受信されている。このため、ノードN1は、残りの部分データD4、D5をセルラー通信により順番にノードN2へ送信している。
ノードN2は、ノードN1から無線LAN通信により受信した部分データD1〜D3とセルラー通信により受信した部分データD4〜D5とを結合し、データDを生成する(ステップS3)。
このように、ノードN1〜N2は、無線LANのリンクが切断しても無線LAN通信で送受信する予定のデータの送受信に失敗することがない。その理由は、ノードN1は、データDを複数の部分データに分割して無線LAN通信により順番にノードN2へ送信し、ノードN2との間の無線LANのリンクが切断されたことを検出すると、残りの部分データをセルラー通信により順番にノードNへ送信し、一方、ノードN2は、ノードN1から無線LAN通信により受信した部分データとセルラー通信により受信した部分データとを結合してデータDを生成するためである。
以下、本実施形態に係る通信システムの構成および動作をさらに詳細に説明する。
図3は、ノードN1〜N2として使用するノードNの構成例を示すブロック図である。この例のノードNは、無線通信インターフェイス部(以下、無線通信I/F部と記す)10、20と、操作入力部30と、画面表示部40と、記憶部50と、演算処理部60とから構成されている。
無線通信I/F部10、20は、専用の無線通信回路からなり、無線通信回線を介して接続された他の無線端末などの各種装置との間で無線通信を行う機能を有している。そのうち、無線通信I/F部10は、Wi−Fi Directに対応した無線LANのインターフェイスであり、無線通信I/F部20は、3GやLTEなどのセルラー通信に対応した無線インターフェイスである。
操作入力部30は、キーボードやマウスなどの操作入力装置からなり、オペレータの操作を検出して演算処理部60に出力する機能を有している。
画面表示部40は、LCD(Liquid Crystal Display)やPDP(Plasma Display Panel)などの画面表示装置からなり、演算処理部60からの指示に応じて、操作メニューなどの各種情報を画面表示する機能を有している。
記憶部50は、ハードディスクやメモリなどの記憶装置からなり、演算処理部60での各種処理に必要な処理情報やプログラム50Pを記憶する機能を有している。プログラム50Pは、演算処理部60に読み込まれて実行されることにより各種処理部を実現するプログラムであり、通信I/F部10、20や操作入力部30などのデータ入出力機能を介して外部装置(図示せず)や記憶媒体(図示せず)から予め読み込まれて記憶部50に保存される。記憶部50で記憶される主な処理情報として、共有情報50A、接続ノードリスト50B、およびグループ情報50Cがある。
共有情報50Aは、他のノードとお互いに共有するデータであり、例えば、災害情報や交通情報などである。
接続ノードリスト50Bは、接続を許可するノードの通信アドレスの一覧である。通信アドレスは、2種類あり、その1つはWi−Fi Directの通信アドレス(例えばMACアドレス)であり、他の1つはセルラー通信の通信アドレス(例えば電話番号やIPアドレス)である。図4は接続ノードリスト50Bの構成例である。この例の接続ノードリスト50Bは、MACアドレスとセルラー通信アドレスとの組を記憶するエントリを複数有する。
グループ情報50Cは、自端末が所属するグループ(P2Pグループ)に関する情報である。何れかのグループに参加している場合、そのグループオーナを特定する情報、そのクライアントノードを特定する情報がグループ情報50Cに登録される。また何れのグループにも参加していない場合、その旨が登録される。ノードNは、このグループ情報50Cにより自ノードがグループオーナか、クライアントかを管理し、グループオーナに応じた処理、クライアントに応じた処理を実行する。図5はグループ情報50Cの構成例である。この例のグループ情報50Cは、ノード識別子とMACアドレスとオーナビットとの組を記憶するエントリを、当該グループのメンバの数だけ有している。オーナビットは、その組のノード識別子あるいはMACアドレスで特定されるノードがグループオーナのときは値1に、そうでなければ、即ちクライアントであれば値0に、それぞれ設定される。
演算処理部60は、MPUなどのマイクロプロセッサとその周辺回路を有し、記憶部50からプログラム50Pを読み込んで実行することにより、上記ハードウェアとプログラム50Pとを協働させて各種処理部を実現する機能を有している。演算処理部60で実現される主な処理部として、Wi−Fi接続制御部60A、セルラー通信制御部60B、および自動接続制御部60Cがある。
Wi−Fi接続制御部60Aは、Wi−Fi Directのパケットを生成して無線通信I/F部10を通じて送信し、また無線通信I/F部10を通じてWi−Fi Directのパケットを受信するブロックである。Wi−Fi接続制御部60Aは、“Device Discovery”、“GO Negotiation”、“WPS(Wi−Fi Protected Setup)Provisioning Phase1”、“WPS Provisioning Phase2”といった単位で制御を行う。また、Wi−Fi接続制御部60Aは、自動接続制御部60Cからイベント(コマンド)を受信して制御を開始し、その結果をイベント(応答)として自動接続制御部60Cに通知する。Wi−Fi接続制御部60Aと無線通信I/F部10は、無線LAN通信部を構成する。
セルラー通信制御部60Bは、セルラー通信のパケットを生成して無線通信I/F部20を通じて送信し、また無線通信I/F部20を通じてセルラー通信のパケットを受信するブロックである。セルラー通信制御部60Bは、自動接続制御部60Cからイベント(コマンド)を受信するとそのイベントに応じた制御を実行し、その結果をイベント(応答)として自動接続制御部60Cに通知する。セルラー通信制御部60Bと無線通信I/F部20は、セルラー通信部を構成する。
自動接続制御部60Cは、Wi−Fi接続制御部60Aとセルラー通信制御部60Bの上位階層に位置する通信制御部である。自動接続制御部60Cは、セルラー通信制御部60Bを制御することにより、セルラー網経由でノード間のメッセージの送受信を実現する。また自動接続制御部60Cは、Wi−Fi接続制御部60Aを制御することにより、Wi−Fi Directによる自動接続およびノード間通信を実現する。Wi−Fi Directによる自動接続では、例えばノード同士が近づいた時に自動的に1つのグループを構築し、グループ内でノード間通信を実現する。また、既に構築されたグループに新しいノードが近づいた時には構築済みのグループに自動的に参加する。さらに、構築済みのグループからノードを自動的に離脱させる。そして、自動接続制御部60Cは、Wi−Fi Directによるノード間通信とセルラー通信とを有機的に関連付けて図2を参照して説明した通信方法をWi−Fi P2Pネットワークにおいて実現する。
以下、自動接続制御部60Cの機能をより詳細に説明する。まず、Wi−Fi Directの接続および離脱の機能について説明し、その後、図2を参照して説明した情報共有に関連する制御機能を説明する。
<Wi−Fi Directの接続および離脱>
図6に示すように、ノード間でグループを形成する場合(CASE1)、まず、Device Discovery処理により近隣のP2Pノードを探索し、P2Pノードが発見されるとGO Negotiation処理により何れか一方がグループオーナ(GO)、他方がクライアントとなって接続する。続いて、WPS Provision Phase−1(認証フェーズ)およびPahse−2(暗号化フェーズ)が順次実行される。
既存GOに接続する場合(CASE2)、まず、Device Discovery処理により近隣のP2Pノードを探索し、発見されたP2PノードがGOであれば、Provision Discovery処理により当該GOに接続し、続いて、WPS Provision Phase−1(認証フェーズ)およびPahse−2(暗号化フェーズ)が順次実行される。
PersitentGOに接続する場合(CASE3)、まず、Device Discovery処理により近隣のP2Pノードを探索し、発見されたP2PノードがPersistentGOであれば、Invitation処理により当該PersistentGOに接続し、続いて、WPS Provision Pahse−2(暗号化フェーズ)が順次実行される。
図7に例示するように、Device Discovery動作が実行される。すなわち、各ノードにおけるWi−Fi接続制御部は、自動接続制御部から検索要求を受けると、隣接ノードの検索を開始し、Search状態とListen状態とを交互に繰り返す。Search状態では、所定のチャネルを順次切り替えながらProbe Requestを送出し、それに対する応答であるProbe responseを待つ。Listen状態では、他ノードからのProbe Requestを待ち、Probe Requestを受信すれば、それに対してProbe Responseを返す。ノードN1がグループのクライアントの場合、ノードN1のWi−Fi接続制御部がノードN2からProbe Responseを受信すれば、当該隣接ノードN2の情報を隣接ノード情報として自グループのグループオーナへ通知する。
図8に例示するように、既存GOに対するDevice Discovery動作が実行される。ノードN2をグループオーナとするグループが既に構築されている場合、ノードN1からのProbe Requestに対して、GOノードN2がProbe Responseを返す。その際、GOノードN2からのProbe ResponseのP2P Device Info Attributeには、当該グループに属するクライアントのリスト(ここでは、ノードN2とN3の情報)が含まれる。
図9に例示するように、端末間でグループを形成する際のGO Negotiation動作が実行される。ノード間でGO Negotiation Request、GO Negotiation ResponseおよびGO Negotiation Confirmationをやりとりすることで、一方のノードがGOとなり、ビーコンをブロードキャストし始める。
図10に例示するように、既存GOに接続するためのProvision Discovery動作が実行される。ノードN1からのノードN2に対するProvision Discovery Requestに対して、GOノードN2がノードN1に対するProvision Discovery Responseを返すことでノードN1がノードN2に接続される。
図11に例示するように、Persistent−GOに接続するためのInvitation動作が実行される。ノードN1からのノードN2に対するInvitation Requestに対して、Persistent−GOノードN2がノードN1に対するInvitation Responseを返すことでノードN1がノードN2に接続される。
図12に示すように、クライアント主導の離脱では、クライアントノードN1がDeauthenticationあるいはDisassociation IndicationをGOノードN2へ送信することで、離脱可能である。逆に、グループ主導の離脱では、GOノードN2がクライアントノードN1へDeauthenticationあるいはDisassociation Indicationを送信することでクライアントを離脱させることができる。なお、ノードN1とノードN2とが通信可能エリア外に離れていく場合、ノードN1とノードN2との間の無線リンクは強制的に切断されることになる。このため図13に示されるような切断手順は実行されない可能性がある。
<情報共有に係る制御機能>
図13は本実施形態に係るノードNの動作を示すフローチャートである。以下、図13を参照して、ノードN1とノードN2とがグループを形成してノード間でデータを転送する際のノードN1、N2の動作について説明する。
ノードN1、N2の自動接続制御部は、近隣に存在するノードを探索する。この探索は、Wi−Fi Direct仕様のDevice Discoveryプロシージャに準拠して行う。例えば、図13では、デリバリノードN1は、Device Discovery処理のためにプローブ要求を送出し、ノードN2はノードN1に対してプローブ応答を送信することにより(S11)、ノードN1とノードN2とは互いを発見している。ノードN1とノードN2の自動接続制御部は、他のノードを発見すると、当該他のノードの分析を行う(S12、S13)。この分析では、他ノードが情報共有を行うノードであるか否かを判断する。この判断は、例えば、他ノードから送信されるプローブ要求またはプローブ応答に含まれる当該ノードを特定する情報であるMACアドレスが、接続ノードリスト50Bに記録された何れかのMACアドレスに一致するか否かを調査することにより行う。MACアドレスが一致すれば接続可と判断する。MACアドレスが一致しなければ接続不可と判断し、他ノードの探索を続行する。
ノードN1とノードN2の自動接続制御部は、お互いが情報共有を行うノードであることを確認すると、互いに接続手順を実行する(S14)。これにより、何れか一方のノードがオーナ、他方のノードがクライアントとなって、グループGが形成される。本例では、ノードN1がオーナ、ノードN2がクライアントとなっている。
そして、グループGが形成されると、ノードN1とノードN2との間で共有情報を転送する(S15)。具体的には、ノードN1の自動接続制御部は、Wi−Fi接続制御部60Aを使用して記憶部上の共有情報50A(データD)をノードN2へ送信し、ノードN2の自動接続制御部はWi−Fi接続制御部60Aを使用して共有情報50A(データD)をノードN1から受信し、記憶部50に保存する。本例では、ノードN1からノードN2へデータを転送する例を示しているが、ノードN2からノードN1へデータを転送するケースも勿論存在する。
ノードN1からノードN2へのデータDの転送は、ノードN1とノードN2との間のWi−Fi Directのリンク(コネクション)を通じて実施される。しかし、ノードN1とノードN2との距離がノードどうしの移動によって離れてしまってリンクが切断されてしまうと、ノードN1からノードN2への残りのデータD(即ち、Wi−Fi Directで転送できなかったデータ)の転送は、セルラー通信を使用して実施される。具体的には、ノードN1の自動接続制御部は、セルラー通信制御部60Bを使用して記憶部上の共有情報50A(データD)の残りをノードN2へ送信し、ノードN2の自動接続制御部はセルラー通信制御部60Bを使用して共有情報50A(データD)の残りをノードN1から受信し、記憶部50に保存する。
次に、図13のステップS15の詳細を説明する。まず、送信側ノードの動作を示す図14のフローチャートを参照して、ノードN1の動作を説明する。
ノードN1の自動接続制御部は、データDを部分データD1〜D5に分割する(S21)。次にノードN1の自動接続制御部は、未送信の部分データの1つD1に注目し、この部分データD1をWi−Fi接続制御部60Aを使用してノードN2へ送信する(S23)。
図15は送信データのフォーマットの一例を示す。部分データにヘッダが付加されて、1つの送信単位が形成される。ヘッダは、送信元情報と送信先情報と関係情報とから成る。送信元情報にはノードN1の例えばMACアドレスが設定される。送信先情報にはノードN2の例えばMACアドレスが設定される。関係情報は、部分データと分割元のデータとの関係を表す。関係情報は、図16に示すように、データ識別子と部分データ識別子と位置情報とから成る。データ識別子にはデータDを一意に識別する識別子が設定される。部分データ識別子には部分データを一意に識別する識別子が設定される。位置情報には部分データの分割元データにおける位置に関する情報、例えばバイト位置、最終の部分データか否かの情報などを表す。
ノードN1の自動接続制御部は、部分データを送信した後、送信した部分データに対するACKを受信したか否か(S24)、Wi−Fi Directのリンク断が発生しているか否かを監視する。そして、ノードN1の自動接続制御部は、送信した部分データに対するACKを受信したときは、注目中の部分データD1を送信済みにし(S25)、未送信の部分データの次の1つD2に注目し(S26)、この部分データD2をWi−Fi接続制御部60Aを使用してノードN2へ送信する。ノードN1の自動接続制御部は、Wi−Fi Directのリンク断が発生せず、送信した部分データに対するACKを正常に受信する場合、ステップS22〜S26の処理を繰り返す。そして、ノードN1の自動接続制御部は、最後の部分データD5に対するACKを受信し、未送信の部分データが残っていないことを検出すると(S27でYES)、図14の処理を終了する。
他方、ノードN1の自動接続制御部は、送信した部分データに対するACKを受信できずに、Wi−Fi Directのリンク断を検出すると(S28でYES)、タイマを起動し(S29)、Wi−Fi Directのリンクの再接続を試行する。そして、ノードN1の自動接続制御部は、再接続に成功すると(S30でYES)、タイマを停止させ(S32)、ステップS22に戻る。これにより、ノードN1の自動接続制御部は、未送信の部分データをWi−Fi DirectによりノードN2へ送信する動作を再び開始する。
しかし、ノードN1の自動接続制御部は、タイマがタイムアウトするまでにWi−Fi Directのリンクの再接続に成功しなかったときは(S31でYES)、Wi−Fi Directの代わりにセルラー通信を使用してデータをノードN2へ送信する(S34)。すなわち、ノードN1の自動接続制御部は、部分データD1〜D5のうち送信済みとなっていない全ての部分データ(未送信データ)を1以上のパケットにてセルラー通信制御部60B経由でノードN2へ送信する。但し、本実施形態では、未送信データをセルラー通信で送信する前に、データDに対する未送信データの割合が予め設定された閾値未満か否かを判定し(S33)、閾値未満である場合に限り、未送信データをセルラー通信で送信する。ノードN1の自動接続制御部は、データDに対する未送信データの割合が閾値以上であれば、未送信データのノードN2への送信を断念する(S35)。その理由は、Wi−Fi Directと相違して通信料金が発生するセルラー通信を使用して、容量の大きなデータを送信すると高額の通信料金が発生してしまうためである。
次に、受信側ノードの動作を示す図16のフローチャートを参照して、ノードN2のステップS15の動作を説明する。
ノードN2の自動接続制御部は、部分データをWi−Fi接続制御部60Aあるいはセルラー通信制御部60B経由でノードN1から受信すると記憶部50に保存し、ACKをノードN1に送信する(S41)。ノードN2の自動接続制御部は、Wi−Fi接続制御部60A経由で受信した部分データに対するACKはWi−Fi接続制御部60A経由で送信し、セルラー通信制御部60B経由で受信した部分データに対するACKはセルラー通信制御部60B経由で送信する。
次にノードN2の自動接続制御部は、データDの最後の部分データD5を受信したか否かを判定し(S42)、最後の部分データD5を受信していなければステップS41に戻って残りの部分データがノードN1から送られてくるのを待ち合わせる。他方、最後の部分データD5を受信していれば、ステップS43の処理へ進む。ノードN2の自動接続制御部は、最後の部分データD5を受信したか否かを、例えば、受信した部分データ中の関係情報の位置情報を参照して判定する。
ノードN2の自動接続制御部は、ステップS43では、部分データD1〜D5を、それらの関係情報に基づいて、結合し、分割元のデータDを再構成する。
第1の実施形態では、ノードN1の自動接続制御部は、データDを複数の部分データD1〜D5に分割してWi−Fi Direct通信により順にノードN2へ送信し、Wi−Fi Directのリンクが切断された場合、リンクの再接続を試み、一定時間内に再接続に成功すれば、部分データD1〜D5のうち送信済みでない未送信データを再びWi−Fi Direct通信によりノードN2へ送信した。またノードN1の自動接続制御部は、一定時間内にリンクの再接続に成功しなければ、データDに占める未送信データの割合が閾値未満であるという特定の条件が成立した場合に限定して、未送信データをセルラー通信によりノードN2へ送信し、上記特定の条件が成立しなければ、未送信データのノードN2への送信を断念した。しかし、本発明はそのような構成に限定されない。例えば、以下のような構成の第2乃至第15の実施形態が考えられる。
[第2の実施形態]
ノードN1の自動接続制御部は、データDを複数の部分データD1〜D5に分割してWi−Fi Direct通信により順にノードN2へ送信し、Wi−Fi Directのリンクが切断された場合、無条件に、未送信データをセルラー通信によりノードN2へ送信する。この実施形態では、図17に示すように、図14のステップS29〜S33、S35が省略され、ステップS28でリンク断が検出されると、直ちにステップS34が実行される。
[第3の実施形態]
ノードN1の自動接続制御部は、データDを複数の部分データD1〜D5に分割してWi−Fi Direct通信により順にノードN2へ送信し、Wi−Fi Directのリンクが切断された場合、データDに占める未送信データの割合が閾値未満であるという特定の条件が成立した場合に限定して、未送信データをセルラー通信によりノードN2へ送信し、上記特定の条件が成立しなければ、未送信データのノードN2への送信を断念する。この実施形態では、図18に示すように、図14のステップS29〜S32が省略され、ステップS28でリンク断が検出されると、直ちにステップS33が実行される。
[第4の実施形態]
第1の実施形態における上記特定の条件を、未送信データの量が予め定められた閾値未満であるという条件に置き換える。未送信データの量とは、部分データD1〜D5のうち送信済みでない部分データの合計量を意味する。この実施形態では、図19に示すように、図14のステップS33が、未送信データの量が閾値未満か否かを判定するステップS51に置き換えられる。
[第5の実施形態]
ノードN1の自動接続制御部は、データDを複数の部分データD1〜D5に分割してWi−Fi Direct通信により順にノードN2へ送信し、Wi−Fi Directのリンクが切断された場合、未送信データの量が閾値未満であるという特定の条件が成立した場合に限定して、未送信データをセルラー通信によりノードN2へ送信し、上記特定の条件が成立しなければ、未送信データのノードN2への送信を断念する。この実施形態では、図20に示すように、図19のステップS29〜S32が省略され、ステップS28でリンク断が検出されると、直ちにステップS51が実行される。
[第6の実施形態]
第1の実施形態における上記特定の条件を、データDの転送を要求したアプリケーションプログラム(以下、APと記す)の種別が予め定められた種別であるという条件に置き換える。データDの転送を要求するAPには、テレビ電話ソフト、音声電話ソフト、データ共有ソフトなどがある。これらのAPの1以上を予め定められた種別として設定する。この実施形態では、図21に示すように、図14のステップS33が、データ転送要求元が所定のAPか否かを判定するステップS52に置き換えられる。
[第7の実施形態]
ノードN1の自動接続制御部は、データDを複数の部分データD1〜D5に分割してWi−Fi Direct通信により順にノードN2へ送信し、Wi−Fi Directのリンクが切断された場合、データDの転送を要求したAPの種別が予め定められた種別であるという特定の条件が成立した場合に限定して、未送信データをセルラー通信によりノードN2へ送信し、上記特定の条件が成立しなければ、未送信データのノードN2への送信を断念する。この実施形態では、図22に示すように、図21のステップS29〜S32が省略され、ステップS28でリンク断が検出されると、直ちにステップS52が実行される。
[第8の実施形態]
第1の実施形態における上記特定の条件を、データDの種別が予め定められた種別であるという条件に置き換える。データDの種別には、動画、音声、テキストなどがある。これらの種別の1以上を予め定められた種別として設定する。この実施形態では、図23に示すように、図14のステップS33が、データが所定の種別か否かを判定するステップS53に置き換えられる。
[第9の実施形態]
ノードN1の自動接続制御部は、データDを複数の部分データD1〜D5に分割してWi−Fi Direct通信により順にノードN2へ送信し、Wi−Fi Directのリンクが切断された場合、データDの種別が予め定められた種別であるという特定の条件が成立した場合に限定して、未送信データをセルラー通信によりノードN2へ送信し、上記特定の条件が成立しなければ、未送信データのノードN2への送信を断念する。この実施形態では、図24に示すように、図23のステップS29〜S32が省略され、ステップS28でリンク断が検出されると、直ちにステップS53が実行される。
[第10の実施形態]
第1の実施形態における上記特定の条件を、通信相手端末が特定端末であるという条件に置き換える。通信相手端末が特定端末であるか否かを判断する方法として、例えば、記憶部50に1以上のP2P Device Nameを記載した特定端末リストを記憶しておき、通信相手端末のP2P Device Nameが上記特定端末リストに記載されていれば当該通信相手端末は特定端末であると決定する方法がある。ここではP2P Device Nameを使用したが、MACアドレス等、他の識別子を使用してもよい。この実施形態では、図25に示すように、図14のステップS33が、通信相手端末が特定端末か否かを判定するステップS54に置き換えられる。
[第11の実施形態]
ノードN1の自動接続制御部は、データDを複数の部分データD1〜D5に分割してWi−Fi Direct通信により順にノードN2へ送信し、Wi−Fi Directのリンクが切断された場合、通信相手端末が特定端末であるという特定の条件が成立した場合に限定して、未送信データをセルラー通信によりノードN2へ送信し、上記特定の条件が成立しなければ、未送信データのノードN2への送信を断念する。この実施形態では、図26に示すように、図25のステップS29〜S32が省略され、ステップS28でリンク断が検出されると、直ちにステップS54が実行される。
[第12の実施形態]
ノードN1の自動接続制御部は、データDを複数の部分データD1〜D5に分割してWi−Fi Direct通信により順にノードN2へ送信し、Wi−Fi Directのリンクが切断された場合、リンクの再接続を試み、一定時間内に再接続に成功すれば、部分データD1〜D5のうち送信済みでない未送信データを再びWi−Fi Direct通信によりノードN2へ送信する。またノードN1の自動接続制御部は、一定時間内にリンクの再接続に成功しなければ、送受信端末が所定距離以上離れたという特定の条件が成立するか否かを判定し、成立していなければ、再びWi−Fi Directのリンクの再接続を試みる。しかし、成立していれば、ノードN1の自動接続制御部は、未送信データをセルラー通信によりノードN2へ送信する。
通信相手端末が所定距離以上離れたか否かを判断する方法として、例えば、無線端末にGPS(Global Positioning System)を接続し、GPSで計測した無線端末の位置をセルラー通信により通信相手端末へ送信し、通信相手端末から受信した通信相手端末の現在位置とGPSで計測した自端末の現在位置との距離を算出し、この距離が所定値以上か否かを判断する方法がある。
この実施形態では、図27に示すように、図14のステップS33が、送受信端末が所定距離以上離れたか否かを判定するステップS55に置き換えられ、所定距離以上離れていなければステップS29に戻って、Wi−Fi Directのリンクの再接続を試る。他方、所定距離以上離れていれば、ステップS34へと進む。
[第13の実施形態]
ノードN1の自動接続制御部は、データDを複数の部分データD1〜D5に分割してWi−Fi Direct通信により順にノードN2へ送信し、Wi−Fi Directのリンクが切断された場合、リンクの再接続を試み、一定時間内に再接続に成功すれば、部分データD1〜D5のうち送信済みでない未送信データを再びWi−Fi Direct通信によりノードN2へ送信する。またノードN1の自動接続制御部は、一定時間内にリンクの再接続に成功しなければ、送受信端末が離れる方向に移動しているという特定の条件が成立するか否かを判定し、成立していなければ、再びWi−Fi Directのリンクの再接続を試みる。しかし、成立していれば、ノードN1の自動接続制御部は、未送信データをセルラー通信によりノードN2へ送信する。
通信相手端末が離れる方向に移動しているか否かを判断する方法として、例えば、無線端末にGPS(Global Positioning System)を接続し、GPSで計測した無線端末の位置をセルラー通信により定期的に通信相手端末へ送信し、通信相手端末から受信した通信相手端末の現在位置と前回の位置とその間の時間差とから通信相手端末の移動方向と速さを算出し、GPSで計測した自端末の現在位置と前回の位置とその間の時間差との自端末の移動方向と速さを算出し、通信相手端末と自端末の移動方向と速さとから両者が離れる方向に移動しているか否かを判断する方法がある。
この実施形態では、図28に示すように、図14のステップS33が、送受信端末が離れる方向に移動しているか否かを判定するステップS56に置き換えられ、離れる方向に移動していなければステップS29に戻って、Wi−Fi Directのリンクの再接続を試る。他方、離れる方向に移動していれば、ステップS34へと進む。
[第14の実施形態]
ノードN1の自動接続制御部は、データDを複数の部分データD1〜D5に分割してWi−Fi Direct通信により順にノードN2へ送信し、Wi−Fi Directのリンクが切断された場合、リンクの再接続を試み、一定時間内に再接続に成功すれば、部分データD1〜D5のうち送信済みでない未送信データを再びWi−Fi Direct通信によりノードN2へ送信する。またノードN1の自動接続制御部は、一定時間内にリンクの再接続に成功しなければ、送受信端末が近い将来接近する可能性が無いという特定の条件が成立するか否かを判定し、成立していなければ、再びWi−Fi Directのリンクの再接続を試みる。しかし、成立していれば、ノードN1の自動接続制御部は、未送信データをセルラー通信によりノードN2へ送信する。
この実施形態では、図29に示すように、図14のステップS33が、送受信端末が近い将来接近する可能性が無いか否かを判定するステップS57に置き換えられ、可能性が有ればステップS29に戻って、Wi−Fi Directのリンクの再接続を試る。他方、可能性が無ければ、ステップS34へと進む。
通信相手端末が近い将来接近する可能性が無いか否かを本実施形態では、移動体に搭載されたナビゲーションシステムを利用して判断する。
図30に目的地から割り出した経路を活用して予測を行う例を示す。図30において、ノードN1からその目的地まで延びる破線は、ノードN1の現在位置とその目的地とからカーナビゲーションによって導き出された移動経路である。同じく、ノードN2からその目的地まで延びる破線は、ノードN2の現在位置とその目的地とからカーナビゲーションによって導き出された移動経路である。ノードN1、N2の移動経路は一部で重複している。従って、ノードN1の現在位置と速度と移動経路、およびノードN2の現在位置と速度と移動経路に基づいて、一方のノードN1が他方のノードN2の所定範囲に移動してくる可能性とそれまでに要する最短時間とを予測することができる。そして、ノードN1が他方のノードN2の所定範囲に移動してくる可能性があり、かつ、その最短時間が閾値以下であれば、通信相手端末が近い将来接近する可能性が有ると判断し、それ以外は可能性は無いと判断する。上記所定範囲としては、例えば、ノードを中心とし、Wi−Fi Directによる通信可能最大距離を半径とする円の領域とすることができる。また上記通信可能最大距離として、例えば、過去に実施したWi−Fi Direct仕様のDevice Discoveryプロシージャによって発見した他ノードと自ノードとの間の距離の最大値あるいは平均値を使用することができる。
[第15の実施形態]
ノードN1の自動接続制御部は、データDを複数の部分データD1〜D5に分割してWi−Fi Direct通信により順にノードN2へ送信し、Wi−Fi Directのリンクが切断された場合、リンクの再接続を試み、一定時間内に再接続に成功すれば、部分データD1〜D5のうち送信済みでない未送信データを再びWi−Fi Direct通信によりノードN2へ送信する。またノードN1の自動接続制御部は、一定時間内にリンクの再接続に成功しなければ、未送信データをセルラー通信によりノードN2へ送信する。
この実施形態では、図31に示すように、図14のステップS33、S35が省略され、タイムアウトした場合、無条件に、未送信データをセルラー通信によりノードN2へ送信する。
[他の実施形態]
以上、本発明を幾つかの実施形態を挙げて説明したが、本発明は以上の実施形態にのみ限定されず、その他各種の付加変更が可能である。例えば、上記第1乃至第15の実施形態では、データDの転送をプッシュ方式で行ったが、本発明はデータDの転送をプル方式で行ってもよい。プル方式の場合、データDの受信側のノードN2がデータDの取得要求をWi−Fi Direct通信により送信側のノードN1へ送信し、ノードN1はこの要求を受けてデータDを複数の部分データD1〜D5に分割してWi−Fi Direct通信により受信側のノードN2へ送信する。
また上記第1乃至第15の実施形態では、Wi−Fi Directのリンク断をデータ送信側のノードN1が検出したが、データ受信側のノードN2が検出してもよい。
また上記第1乃至第15の実施形態では、送受信端末が所定距離以上離れたこと、送受信端末どうしが離れる方向に移動していること、送受信端末が近い将来接近する可能性が無いこと、データDの転送を要求しているAPが所定のAPであること、データDの種別が所定の種別であること、データDに対する送信済みデータの割合が閾値未満であること、データDのうちの未送信データ量が閾値未満であること、通信相手端末が特定端末であることを、データ送信側のノードN1が検出しているが、データ受信側のノードN2で検出するようにしてもよい。
また上記第1乃至第15の実施形態では、データ送信側のノードN1が無線LAN通信からセルラー通信への切り替えを判断したが、データ受信側のノードN2が無線LAN通信からセルラー通信への切り替えを判断してもよい。
本発明はグループを動的に形成可能な複数のノード(無線端末)からなるP2Pネットワークにおいて利用可能である。
G…グループ
N…ノード
D…データ
10、20…無線通信I/F部
30…操作入力部
40…画面表示部
50…記憶部
50A…共有情報
50B…接続ノードリスト
50C…グループ情報
50P…プログラム
60…演算処理部
60A…Wi−Fi接続制御部
60B…セルラー通信制御部
60C…自動接続制御部

Claims (20)

  1. 無線LAN通信とセルラー通信とを行うことができる第1および第2の無線端末を含む無線通信ネットワークにおいて前記第1の無線端末と前記第2の無線端末との間でデータを送受信する通信方法であって、
    前記第1の無線端末は、前記データを複数の部分データに分割して前記無線LAN通信により前記第2の無線端末へ送信し、前記第2の無線端末との間の無線LANのリンクが切断された場合、前記複数の部分データのうち前記無線LAN通信では送信できなかった部分データを前記セルラー通信により前記第2の無線端末へ送信し、
    前記第2の無線端末は、前記第1の無線端末から前記無線LAN通信により受信した前記部分データと前記セルラー通信により受信した前記部分データとを結合して前記データを生成する
    通信方法。
  2. 無線LAN通信とセルラー通信とを行うことができる第1および第2の無線端末を含む無線通信ネットワークにおける通信システムであって、
    前記第1および第2の無線端末は、無線LAN通信部とセルラー通信部とデータ記憶部と通信制御部とを有し、
    前記第1の無線端末の前記通信制御部は、前記データ記憶部に記憶されたデータを複数の部分データに分割して前記無線LAN通信部により前記第2の無線端末へ送信し、前記第2の無線端末との間の無線LANのリンクが切断された場合、前記複数の部分データのうち前記無線LAN通信部では送信できなかった部分データを前記セルラー通信部により前記第2の無線端末へ送信し、
    前記第2の無線端末の前記通信制御部は、前記部分データを前記無線LAN通信部により前記第1の無線端末から受信し、前記第1の無線端末との間の無線LANのリンクが切断された場合、前記複数の部分データのうち前記無線LAN通信部では受信できなかった部分データを前記セルラー通信部により前記第1の無線端末から受信する
    通信システム。
  3. 無線端末であって、
    無線LAN通信部と、
    セルラー通信部と、
    データ記憶部と、
    通信制御部と
    を有し、
    前記通信制御部は、
    前記データ記憶部に記憶されたデータを複数の部分データに分割して前記無線LAN通信部により通信相手端末へ送信し、
    前記通信相手端末との間の無線LANのリンクが切断された場合、前記複数の部分データのうち前記無線LAN通信部では送信できなかった部分データを前記セルラー通信部により前記通信相手端末へ送信する
    無線端末。
  4. 前記通信制御部は、一定時間内に再接続に成功しなければ、前記部分データを前記セルラー通信部により前記通信相手端末へ送信する前に、特定の条件が成立するか否かを判定し、特定の条件が成立する場合に限定して前記部分データを前記セルラー通信部により前記通信相手端末へ送信する
    請求項3に記載の無線端末。
  5. 前記通信制御部は、前記部分データを前記セルラー通信部により前記通信相手端末へ送信する前に、前記無線LANのリンクの再接続を試み、一定時間内に再接続に成功すれば、前記部分データを前記無線LAN通信部により通信相手端末へ送信し、一定時間内に再接続に成功しなければ、前記部分データを前記セルラー通信部により前記通信相手端末へ送信する
    請求項3に記載の無線端末。
  6. 前記通信制御部は、一定時間内に前記無線LANのリンクの再接続に成功しなければ、前記部分データを前記セルラー通信部により前記通信相手端末へ送信する前に、特定の条件が成立するか否かを判定し、特定の条件が成立する場合に限定して前記部分データを前記セルラー通信部により前記通信相手端末へ送信する
    請求項5に記載の無線端末。
  7. 前記通信制御部は、一定時間内に前記無線LANのリンクの再接続に成功しなければ、前記部分データを前記セルラー通信部により前記通信相手端末へ送信する前に、特定の条件が成立するか否かを判定し、特定の条件が成立する場合は前記部分データを前記セルラー通信部により前記通信相手端末へ送信し、特定の条件が成立しない場合は前記無線LANのリンクの再接続を再び試みる
    請求項5に記載の無線端末。
  8. 前記特定の条件が、分割元のデータに示す未送信データの割合が閾値未満であるという条件である
    請求項4または6に記載の無線端末。
  9. 前記特定の条件が、未送信データの量が閾値未満であるという条件である
    請求項4または6に記載の無線端末。
  10. 前記特定の条件が、前記データの転送を要求するアプリケーションプログラムが予め定められた種別であるという条件である
    請求項4または6に記載の無線端末。
  11. 前記特定の条件が、前記データが予め定められた種別であるという条件である
    請求項4または6に記載の無線端末。
  12. 前記特定の条件が、前記通信相手端末が予め定められた特定端末であるという条件である
    請求項4または6に記載の無線端末。
  13. 前記特定の条件が、前記通信相手端末どうしが所定距離以上離れたという条件である
    請求項7に記載の無線端末。
  14. 前記特定の条件が、前記通信相手端末どうしが離れる方向に移動しているという条件である
    請求項7に記載の無線端末。
  15. 前記特定の条件が、前記通信相手端末どうしが近い将来に接近する可能性が無いという条件である
    請求項7に記載の無線端末。
  16. 無線端末であって、
    無線LAN通信部と、
    セルラー通信部と、
    データ記憶部と、
    通信制御部と
    を有し、
    前記通信制御部は、
    データを複数の部分データに分割した個々の部分データを前記無線LAN通信部により通信相手端末から受信し、
    前記通信相手端末との間の無線LANのリンクが切断された場合、前記複数の部分データのうち前記無線LAN通信部では受信できなかった部分データを前記セルラー通信部により前記通信相手端末から受信する
    無線端末。
  17. 無線LAN通信部とセルラー通信部とデータ記憶部とを有する無線端末の通信制御方法であって、
    前記データ記憶部に記憶されたデータを複数の部分データに分割して前記無線LAN通信部により通信相手端末へ送信し、
    前記通信相手端末との間の無線LANのリンクが切断された場合、前記複数の部分データのうち前記無線LAN通信部では送信できなかった部分データを前記セルラー通信部により前記通信相手端末へ送信する
    無線端末の通信制御方法。
  18. 無線LAN通信部とセルラー通信部とデータ記憶部とを有する無線端末の通信制御方法であって、
    データを複数の部分データに分割した個々の部分データを前記無線LAN通信部により通信相手端末から受信し、
    前記通信相手端末との間の無線LANのリンクが切断された場合、前記複数の部分データのうち前記無線LAN通信部では受信できなかった部分データを前記セルラー通信部により前記通信相手端末から受信する
    無線端末の通信制御方法。
  19. コンピュータを、
    無線LAN通信部と、
    セルラー通信部と、
    データ記憶部と、
    前記データ記憶部に記憶されたデータを複数の部分データに分割して前記無線LAN通信部により通信相手端末へ送信し、前記通信相手端末との間の無線LANのリンクが切断された場合、前記複数の部分データのうち前記無線LAN通信部では送信できなかった部分データを前記セルラー通信部により前記通信相手端末へ送信する通信制御部と、
    して機能させるためのプログラム。
  20. コンピュータを、
    無線LAN通信部と、
    セルラー通信部と、
    データ記憶部と、
    データを複数の部分データに分割した個々の部分データを前記無線LAN通信部により通信相手端末から受信し、前記通信相手端末との間の無線LANのリンクが切断された場合、前記複数の部分データのうち前記無線LAN通信部では受信できなかった部分データを前記セルラー通信部により前記通信相手端末から受信する通信制御部と、
    して機能させるためのプログラム。
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