JP2016143716A - 波長制御用モニタ、光モジュール、波長モニタ方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】半導体基板に並列に形成された出射波長可変の複数の半導体レーザから出射されるレーザ光を、電気光学効果を有し入射レーザ光の周波数に対して周期的な透過率を有する光フィルタの媒質に結晶のz軸方向に透過させ、媒質を透過したレーザ光の光強度を光検出器で検出し、光検出器で検出された光強度により半導体レーザの出射レーザ光の波長をモニタする波長制御用モニタであって、光フィルタの周期的な透過率特性に周波数方向に振動を与えて変調し、光検出器で検出された光強度の直流成分と振動による交流成分に従って、半導体レーザの出射レーザ光の波長をモニタする。
【選択図】図1
Description
また、出射光位置を不等間隔に配置した複数の半導体レーザから後面方向への出射光を光フィルタに入射する構造が提案されている(例えば下記特許文献2参照)。
前記レーザ光方向固定機構における前記光フィルタでの前記予め設定された光線伝搬角度が次式の解、
θk=arccos(mkc/2nλLetalonfk)
fk=fMON±F
但し、
θk:k番目(k=1,2,3…)の前記半導体レーザの出射レーザ光の前記光フィルタ内の光線伝搬角度(rad)、
mk:k番目の前記半導体レーザの出射レーザ光の前記光フィルタ内の干渉次数であり、予め定められたモニタ周波数fMONに対して前記コリメートレンズの中心に近い半導体レーザ順に小さく設定されたもの、
c:光速、
nλ:波長λにおける前記光フィルタの屈折率、
Letalon:前記光フィルタの透過方向の長さ、
fk:前記光フィルタの透過率がピークとなる周波数、
をそれぞれ示し、fkは全てのkにおいて、モニタしたいモニタ周波数fMON(例えばITU−T(International Telecommunication Union-Telecommunication sector)で規定される波長グリッドなど)から、前記光フィルタの透過率がピークとなる周波数と、前記光フィルタの透過率の周波数に対する傾きの絶対値が最大となる周波数(正方向と負方向は任意)との差Fを加算または減算した値、
となる。
図1にこの発明の一実施の形態による波長制御用モニタの構成図を示す。図1の波長制御用モニタにおいて、半導体基板1上には、例えば並列に形成された4つ以上の半導体レーザ101−112(図1は12個の場合を例示している)と、半導体レーザ101−112にそれぞれ設けられた、光を微小な領域に閉じ込め、特定の方向へ導波させる光導波路121−132が設けられている。
(≒√[2{(2nλLetalonfk/mkc)−1}])
fk=fMON±F (1)
θk:k番目(k=1,2,3,…)の半導体レーザから出射されたレーザ光の光フィルタ3(媒質31)内の光線伝搬角(rad)、
mk:k番目の半導体レーザから出射されたレーザ光の光フィルタ3の干渉次数、
c:光速、
nλ:波長λにおける光フィルタ3の屈折率、
Letalon:光フィルタ3の透過方向の長さ、
fk:前記光フィルタの透過率がピークとなる周波数、
をそれぞれ示す。
図2のLD出射点位置で示すような、光導波路121−132の出射点が配置された半導体基板1と、
光導波路126と127の中心の延長上にレンズ中心が位置し、かつ半導体基板1から0.7mmだけ離れた位置に設置された焦点距離が0.7mmのコリメートレンズ2、
半導体レーザ101−112が並んでいる方向(図1では垂線方向)となす角が90度になるように、かつコリメートレンズ2から3.0mmだけ離れて設置された、FSR(Free Spectrum Range)が50GHz、屈折率が約1.52、全体が直方体である場合に光入射面と垂直な両側の互いに対向する2つの側面(レーザ光の全体としての透過方向に平行な互いに対向する一対の側面)に電極32,33が形成された水晶製エタロン3、
半導体レーザ101−112が並んでいる方向の垂線と垂直になるように、かつ水晶製エタロン3から1.0mmだけ離れて配置された受光面積が250μm角(一辺が250μm)の正方形のフォトダイオードである光検出器4、
で構成される波長制御用モニタにおいて、交流電源6を駆動しない時、半導体レーザ101−112から発光し、コリメートレンズ2と水晶製エタロン3を透過して光検出器4で検出される光強度の波長依存性を図3に示す。
=a×T3(foutput_k)×Ik+a×bk×(dT3(foutput_k)/df)×V0×sin(ωt)×Ik
(4)
a:光検出器4の検出効率、
T3:水晶製エタロン3の透過率、
dT3(foutput_k)/df:foutput_kにおけるエタロン透過率の入射光周波数に対する傾き、
(式(4)上段では入射光の周波数依存性と、交流電圧による変調をうけた時間依存性が、式(4)下段では時間依存性の項を外に出したことによって時間依存性が無くなっている)
foutput_k:k番目の半導体レーザから出射される光周波数、
Ik:k番目の半導体レーザから出射される光強度(光パワー)、
bk:電気光学効果に依存する比例係数であり、印加された電圧とエタロン透過スペクトルの周波数シフト量との関係を示す値、
である。
ここで、係数bkについて考察する。水晶製エタロン3に交流電圧が印加され、水晶の電気光学効果によってファブリペロー共振器長が変調されたとき、エタロン透過スペクトルの周波数シフト量は下記式(5)で表される。
Δf:エタロン透過スペクトルの周波数シフト量、
Δ(nλLetalon):ファブリペロー共振器の光路長の変調量(ファブリペロー共振器の光路長=エタロン3の長さとエタロン3の屈折率の積)、
である。
レーザ光方向固定機構は上記のように例えば、複数の半導体レーザ101−112の出射レーザ光をコリメートレンズ2に導く複数の光導波路121−132からなり、各光導波路の出射位置が光フィルタ3での前記予め設定された光線伝搬角度に従って定められているものからなる。
または、複数の半導体レーザ101−112の出射レーザ光をコリメートレンズ2に導く複数の光導波路121−132と、複数の光導波路121−132から出射するレーザ光を光フィルタ3へ光フィルタ3内で前記予め設定された光線伝搬角度で伝搬されるように導く形状の前記コリメートレンズ(2)からなる。
または、複数の半導体レーザ101−112が、出射レーザ光が光フィルタ3内において前記予め設定された光線伝搬角度で伝搬される配置位置に固定されていることからなる。
透過率特性変調機構は、光フィルタ3の媒質31のレーザ光の透過方向に平行な互いに対向する一対の側面にそれぞれ設けられた電極32,33と、電極32,33間に交流電圧を印加する交流電源6と、からなる。
この発明の実施の形態2による波長制御用モニタは、上述の実施の形態1の変形例である。上記式(1)において、fkをモニタしたい周波数fMON(例えばITU−Tで規定される波長グリッド等)と等しく設定し、波長安定化制御器7において、HPF71を、交流電源6の周波数をカットし、交流電源6の例えば2倍(倍率は限定されない)の周波数を透過させるよう設定し、HPF71を透過した交流成分の信号の振幅が最小となるようにフィードバック制御器73でフィードバック制御する。
θk=arccos(mkc/2nλLetalonfk)
fk=fMON±F
fk=fMON
図7にこの発明の実施の形態3による波長制御用モニタの構成図を示す。この実施の形態3は実施の形態2の変形例であり、波長安定化制御器7が、同期検波器75とフィードバック制御器73で構成されている。光検出器4で検出される電気信号と、エタロン3に印加する交流電圧が同期検波器75に入力される。同期検波器75から出力される誤差信号はフィードバック制御器73に入力される。フィードバック制御器73では、半導体レーザ101−112の出射波長を安定化制御する。
この実施の形態4は上記実施の形態1、2、3の変形例である。図8は図1の実施の形態1、2の構成に実施の形態4の構成を適用した場合の波長制御用モニタの構成図、図9は図7の実施の形態3の構成に実施の形態4の構成を適用した場合の波長制御用モニタの構成図である。この実施の形態4では、交流電源6の替わりに負帰還増幅回路8で構成されることを特徴とする。光フィルタ3として水晶製エタロンを使用した場合、水晶は高い圧電効果を有しており、負帰還増幅回路8を接続することで、固有振動数で自己発振する。このような構成とすることで、交流電源を用いる場合よりも安価に波長安定制御機能を実現することができる。
なお、水晶製エタロンの代わりにニオブ酸リチウム製エタロン等を使用してもよい。
HPF71は、光検出器4からの検出信号の光フィルタ3の媒質31と負帰還増幅回路8で決まる固有振動周波数成分を通し、直流成分をカットする。振幅検知器72は、HPF71を透過した信号の振幅を検知する。LPF74は、光検出器4からの検出信号の固有振動周波数成分をカットし、直流成分を通す。フィードバック制御器73は、振幅検知器72で検知された振幅とLPF74を透過した信号に従って各半導体レーザ101−112の波長を安定化制御する。そしてフィードバック制御器73は、LPF74を透過した信号の値と、予め格納した各制御目標での値との関係に従って、各半導体レーザ101−112の出射波長を粗調し、HPF71を透過した固有振動周波数成分の信号の振幅が最大となるように各半導体レーザ101−112の出射波長を微調する。
HPF71は、光検出器4からの検出信号の光フィルタの媒質と負帰還増幅回路8で決まる固有振動周波数成分をカットし、固有振動周波数の2倍の周波数成分を通し、直流成分をカットする。振幅検知器72は、HPF71を透過した信号の振幅を検知する。LPF74は、光検出器4からの検出信号の固有振動周波数成分をカットし、直流成分を通す。フィードバック制御器73は、振幅検知器72で検知された振幅とLPF74を透過した信号に従って各半導体レーザ101−112の波長を安定化制御する。そしてフィードバック制御器73は、LPF74を透過した信号の値と、予め格納した各制御目標での値との関係に従って、各半導体レーザ101−112の出射波長を粗調し、HPF71を透過した固有振動周波数成分の信号の振幅が最小となるように各半導体レーザ101−112の出射波長を微調する。
同期検波器75は、光検出器4からの検出信号と固有振動周波数から同期検波を行い誤差信号を出力する。フィードバック制御器73は、同期検波器75から出力される誤差信号に従って各半導体レーザ101−112の出射波長を安定化制御する。そしてフィードバック制御器73は、誤差信号の値と、予め格納した各制御目標での値との関係を従って、誤差が最小となるように各半導体レーザ101−112の出射波長を制御する。
6 交流電源、7 波長安定化制御器、8 負帰還増幅回路、31 媒質、
32,33 電極、51−53 光線経路、71 HPF、74 LPF、
72 振幅検知器、73 フィードバック制御器、75 同期検波器、
101−112 半導体レーザ、121−132 光導波路。
Claims (17)
- 半導体基板と、
前記半導体基板に並列に形成された出射波長可変の複数の半導体レーザと、
前記各半導体レーザから出射されるレーザ光をコリメートするコリメートレンズと、
コリメートされたレーザ光が入射され内部を伝搬し、レーザ光が結晶のz軸方向に透過するように形成された媒質を含み、前記媒質が、電気光学効果を有し、入射レーザ光の周波数に対して周期的な透過率を有する光フィルタと、
前記各半導体レーザからの出射レーザ光を前記光フィルタでそれぞれ予め設定された光線伝搬角度で伝搬させるように固定するレーザ光方向固定機構と、
前記光フィルタを透過したレーザ光を受光して光強度を示す検出信号を出力する光検出器と、
前記光フィルタの周期的な透過率特性に周波数方向に変動を与えて変調させる透過率特性変調機構と、
前記光検出器からの検出信号の直流成分と前記透過率特性変調機構による交流成分に従って、出射波長を安定化するために前記各半導体レーザをフィードバック制御する波長安定化制御器と、
を備えた波長制御用モニタ。 - 前記レーザ光方向固定機構における前記光フィルタでの前記予め設定された光線伝搬角度が次式の解、
θk=arccos(mkc/2nλLetalonfk)
fk=fMON±F
但し、
θk:k番目(k=1,2,3…)の前記半導体レーザの出射レーザ光の前記光フィルタ内の光線伝搬角度(rad)、
mk:k番目の前記半導体レーザの出射レーザ光の前記光フィルタ内の干渉次数であり、予め定められたモニタ周波数fMONに対して前記コリメートレンズの中心に近い半導体レーザ順に小さく設定されたもの、
c:光速、
nλ:波長λにおける前記光フィルタの屈折率、
Letalon:前記光フィルタの透過方向の長さ、
fk:前記光フィルタの透過率がピークとなる周波数、
をそれぞれ示し、fkは全てのkにおいて、モニタしたいモニタ周波数fMONから、前記光フィルタの透過率がピークとなる周波数と、前記光フィルタの透過率の周波数に対する傾きの絶対値が最大となる周波数との差Fを加算または減算した値、
となる請求項1に記載の波長制御用モニタ。 - 前記透過率特性変調機構が、前記光フィルタの媒質のレーザ光の透過方向に平行な互いに対向する一対の側面にそれぞれ設けられた電極と、前記電極間に交流電圧を印加する交流電源と、からなる請求項2に記載の波長制御用モニタ。
- 前記波長安定化制御器が、
前記光検出器からの検出信号の前記交流電源の交流周波数成分を通し、直流成分をカットするハイパスフィルタ(HPF)と、
前記HPFを透過した信号の振幅を検知する振幅検知器と、
前記光検出器からの検出信号の前記交流電源の交流周波数成分をカットし、直流成分を通すローパスフィルタ(LPF)と、
前記振幅検知器で検知された振幅と前記LPFを透過した信号に従って前記各半導体レーザの波長を安定化制御するフィードバック制御器と、
を含み、
前記フィードバック制御器は、前記LPFを透過した信号の値と、予め格納した各制御目標での値との関係に従って、前記各半導体レーザの出射波長を粗調し、前記HPFを透過した交流成分の信号の振幅が最大となるように前記各半導体レーザの出射波長を微調する請求項3に記載の波長制御用モニタ。 - 前記光フィルタの透過率がピークとなる周波数fkとモニタ周波数fMONを一致させ、前記レーザ光方向固定機構における前記光フィルタでの前記予め設定された光線伝搬角度が以下の式の解となり、
θk=arccos(mkc/2nλLetalonfk)
fk=fMON
前記波長安定化制御器が、
前記光検出器からの検出信号の前記交流電源の交流周波数成分をカットし、前記交流電圧の周波数の2倍の周波数成分を通し、直流成分をカットするハイパスフィルタ(HPF)と、
前記HPFを透過した信号の振幅を検知する振幅検知器と、
前記光検出器からの検出信号の前記交流電源の交流周波数成分をカットし、直流成分を通すローパスフィルタ(LPF)と、
前記振幅検知器で検知された振幅と前記LPFを透過した信号に従って前記各半導体レーザの波長を安定化制御するフィードバック制御器と、
を含み、
前記フィードバック制御器は、前記LPFを透過した信号の値と、予め格納した各制御目標での値との関係に従って、前記各半導体レーザの出射波長を粗調し、前記HPFを透過した交流成分の信号の振幅が最小となるように前記各半導体レーザの出射波長を微調する請求項3に記載の波長制御用モニタ。 - 前記光フィルタの透過率がピークとなる周波数fkとモニタ周波数fMONを一致させ、前記レーザ光方向固定機構における前記光フィルタでの前記予め設定された光線伝搬角度が以下の式の解となり、
θk=arccos(mkc/2nλLetalonfk)
fk=fMON
前記波長安定化制御器が、
前記光検出器からの検出信号と前記光フィルタに印加される交流電圧から同期検波を行い誤差信号を出力する同期検波器と、
前記同期検波器から出力される前記誤差信号に従って前記各半導体レーザの出射波長を安定化制御するフィードバック制御器と、
を含み、
前記フィードバック制御器は、前記誤差信号の値と、予め格納した各制御目標での値との関係を従って、誤差が最小となるように前記各半導体レーザの出射波長を制御する請求項3に記載の波長制御用モニタ。 - 前記光フィルタの前記媒質が水晶製エタロンまたはニオブ酸リチウム製エタロンからなる請求項1から6までのいずれか1項に記載の波長制御用モニタ。
- 前記光フィルタの前記媒質が水晶製エタロンまたはニオブ酸リチウム製エタロンからなり、
前記透過率特性変調機構が、前記光フィルタに接続されて前記媒質を固有振動数で自己発振させる負帰還増増幅回路からなる請求項2に記載の波長制御用モニタ。 - 前記波長安定化制御器が、
前記光検出器からの検出信号の前記光フィルタの媒質と前記負帰還増幅回路で決まる固有振動周波数成分を通し、直流成分をカットするハイパスフィルタ(HPF)と、
前記HPFを透過した信号の振幅を検知する振幅検知器と、
前記光検出器からの検出信号の前記固有振動周波数成分をカットし、直流成分を通すローパスフィルタ(LPF)と、
前記振幅検知器で検知された振幅と前記LPFを透過した信号に従って前記各半導体レーザの波長を安定化制御するフィードバック制御器と、
を含み、
前記フィードバック制御器は、前記LPFを透過した信号の値と、予め格納した各制御目標での値との関係に従って、前記各半導体レーザの出射波長を粗調し、前記HPFを透過した前記固有振動周波数成分の信号の振幅が最大となるように前記各半導体レーザの出射波長を微調する請求項8に記載の波長制御用モニタ。 - 前記光フィルタの透過率がピークとなる周波数fkとモニタ周波数fMONを一致させ、前記レーザ光方向固定機構における前記光フィルタでの前記予め設定された光線伝搬角度が以下の式の解となり、
θk=arccos(mkc/2nλLetalonfk)
fk=fMON
前記波長安定化制御器が、
前記光検出器からの検出信号の前記光フィルタの媒質と前記負帰還増幅回路で決まる固有振動周波数成分をカットし、前記固有振動周波数の2倍の周波数成分を通し、直流成分をカットするハイパスフィルタ(HPF)と、
前記HPFを透過した信号の振幅を検知する振幅検知器と、
前記光検出器からの検出信号の前記固有振動周波数成分をカットし、直流成分を通すローパスフィルタ(LPF)と、
前記振幅検知器で検知された振幅と前記LPFを透過した信号に従って前記各半導体レーザの波長を安定化制御するフィードバック制御器と、
を含み、
前記フィードバック制御器は、前記LPFを透過した信号の値と、予め格納した各制御目標での値との関係に従って、前記各半導体レーザの出射波長を粗調し、前記HPFを透過した固有振動周波数成分の信号の振幅が最小となるように前記各半導体レーザの出射波長を微調する請求項8に記載の波長制御用モニタ。 - 前記光フィルタの透過率がピークとなる周波数fkとモニタ周波数fMONを一致させ、前記レーザ光方向固定機構における前記光フィルタでの前記予め設定された光線伝搬角度が以下の式の解となり、
θk=arccos(mkc/2nλLetalonfk)
fk=fMON
前記波長安定化制御器が、
前記光検出器からの検出信号と前記固有振動周波数から同期検波を行い誤差信号を出力する同期検波器と、
前記同期検波器から出力される前記誤差信号に従って前記各半導体レーザの出射波長を安定化制御するフィードバック制御器と、
を含み、
前記フィードバック制御器は、前記誤差信号の値と、予め格納した各制御目標での値との関係を従って、誤差が最小となるように前記各半導体レーザの出射波長を制御する請求項8に記載の波長制御用モニタ。 - 前記レーザ光方向固定機構が、前記複数の半導体レーザの出射レーザ光を前記コリメートレンズに導く複数の光導波路からなり、各光導波路の出射位置が前記光フィルタでの前記予め設定された光線伝搬角度に従って定められている請求項1から11までのいずれか1項に記載の波長制御用モニタ。
- 前記レーザ光方向固定機構が、前記複数の半導体レーザの出射レーザ光を前記コリメートレンズに導く複数の光導波路と、前記複数の光導波路から出射するレーザ光を前記光フィルタへ前記光フィルタ内で前記予め設定された光線伝搬角度で伝搬されるように導く形状の前記コリメートレンズからなる請求項1から11までのいずれか1項に記載の波長制御用モニタ。
- 前記レーザ光方向固定機構が、前記複数の半導体レーザが、出射レーザ光が前記光フィルタ内において前記予め設定された光線伝搬角度で伝搬される配置位置に固定されていることからなる請求項1から11までのいずれか1項に記載の波長制御用モニタ。
- 前記光フィルタに入射する複数のレーザ光が、前記媒質に対して絶対角が0.7度以上の入射角である請求項1から14までのいずれか1項に記載の波長制御用モニタ。
- 前記複数の半導体レーザを波長可変半導体レーザ光源とし、前記波長可変半導体レーザ光源の後面側で請求項1から15までのいずれか1項に記載の波長制御用モニタを構成した光モジュール。
- 半導体基板に並列に形成された出射波長可変の複数の半導体レーザから出射されるレーザ光を、電気光学効果を有し入射レーザ光の周波数に対して周期的な透過率を有する光フィルタの媒質に結晶のz軸方向に透過させ、前記媒質を透過したレーザ光の光強度を光検出器で検出し、前記光検出器で検出された光強度により前記半導体レーザの出射レーザ光の波長をモニタする波長モニタ方法であって、
前記光フィルタの周期的な透過率特性に周波数方向に振動を与えて変調させ、前記光検出器で検出された光強度の直流成分と前記振動による交流成分に従って、半導体レーザの出射レーザ光の波長をモニタする波長モニタ方法。
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