JP2016143680A - 太陽電池モジュール - Google Patents
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Abstract
【課題】封止材の劣化及びモジュールの絶縁性能の低下を抑制し、良好な品質を長期に亘って維持することである。【解決手段】太陽電池モジュール10は、複数の太陽電池セル11と、アルミニウムを主成分として構成され、太陽電池セル11同士を接続する配線材15と、太陽電池セル11の第1面側に配置された第1保護部材12と、太陽電池セル11の第2面側に配置された第2保護部材13と、第1保護部材12と太陽電池セル11の間に充填された第1封止材14aと、第2保護部材13と太陽電池セル11の間に充填された第2封止材14bとを備える。第1封止材14a及び第2封止材14bの少なくとも一方は、酢酸ビニルモノマーに由来する成分を含まない。【選択図】図2
Description
本開示は、太陽電池モジュールに関する。
太陽電池モジュールは、複数の太陽電池セルと、太陽電池セル同士を接続する配線材と、各太陽電池セルを挟む2枚の保護部材と、各保護部材の間に充填された封止材とを備える。一般的に、配線材には銅製の部材が、封止材にはエチレン‐酢酸ビニル共重合体(EVA)がそれぞれ用いられている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、銅製の配線材を用いた場合、封止材中に銅が拡散して、封止材の黄変、分子量の低下などが発生し、またモジュールの絶縁性能が低下する可能性がある。太陽電池モジュールでは、かかる封止材の劣化、絶縁性能の低下といった問題の発生を抑制し、良好な品質を長期に亘って維持することが求められている。
本開示に係る太陽電池モジュールは、複数の太陽電池セルと、アルミニウムを主成分として構成され、太陽電池セル同士を接続する配線材と、太陽電池セルの第1面側に配置された第1保護部材と、太陽電池セルの第2面側に配置された第2保護部材と、第1保護部材と太陽電池セルの間に充填された第1封止材と、第2保護部材と太陽電池セルの間に充填された第2封止材とを備え、第1封止材及び第2封止材の少なくとも一方は、酢酸ビニルモノマーに由来する成分を含まない。
本開示に係る太陽電池モジュールによれば、封止材の劣化及び絶縁性能の低下が抑制され、良好な品質を長期に亘って維持することができる。
上述のように、銅製の配線材を用いた場合は、封止材中に銅が拡散して、封止材の黄変、分子量の低下などが発生し、またモジュールの絶縁性能が低下する可能性がある。かかる不具合の発生を抑制すべく、本発明者らは、銅製の配線材に代えてアルミニウムを主成分として構成される配線材(アルミニウム製の配線材)の適用を検討した。しかし、アルミニウム製の配線材を用いた場合も、アルミニウムが封止材中に溶出して、絶縁性能が低下することが判明した。本発明者らは、さらに鋭意検討した結果、封止材であるEVA中の酢酸ビニルモノマーに由来する成分から酢酸が生成し、この酢酸がアルミニウムを溶出させることをつきとめた。そして、アルミニウム製の配線材と、酢酸ビニルモノマーに由来する成分を含まない封止材とを用いることにより、封止材の劣化及び絶縁性能の低下が抑制され、良好な品質を長期に亘って維持することが可能な太陽電池モジュールの開発に成功したのである。
以下、図面を参照しながら、実施形態の一例について詳細に説明する。
実施形態において参照する図面は、模式的に記載されたものであり、図面に描画された構成要素の寸法比率などは、現物と異なる場合がある。具体的な寸法比率等は、以下の説明を参酌して判断されるべきである。以下では、太陽電池セルの「第1面」を光が主に入射する受光面(50%超過〜100%の光が受光面から入射する)として説明する。太陽電池セルの「第2面」を裏面とする。
実施形態において参照する図面は、模式的に記載されたものであり、図面に描画された構成要素の寸法比率などは、現物と異なる場合がある。具体的な寸法比率等は、以下の説明を参酌して判断されるべきである。以下では、太陽電池セルの「第1面」を光が主に入射する受光面(50%超過〜100%の光が受光面から入射する)として説明する。太陽電池セルの「第2面」を裏面とする。
図1は、実施形態の一例である太陽電池モジュール10を受光面側から見た平面図である。図2及び図3は、太陽電池モジュール10の断面図である。図1〜図3に示すように、太陽電池モジュール10は、複数の太陽電池セル11と、太陽電池セル11同士を接続する配線材15とを備える。太陽電池モジュール10は、さらに太陽電池セル11の受光面側に配置された第1保護部材12と、太陽電池セル11の裏面側に配置された第2保護部材13と、各保保護部材の間に充填された封止材14とを備える。封止材14は、第1保護部材12と太陽電池セル11の間に充填された第1封止材14aと、第2保護部材13と太陽電池セル11の間に配置された第2封止材14bとを含む。
太陽電池セル11、第1保護部材12、第2保護部材13、及び封止材14は、太陽電池パネル17を構成する。太陽電池パネル17は、太陽電池セル11のストリング19が各保護部材により挟まれた板状体である。図1に例示する太陽電池モジュール10は、平面視(受光面に対して垂直な方向から見た場合)において略矩形形状を有する太陽電池パネル17と、太陽電池パネル17の周縁部に取り付けられたフレーム18とを備える。図1では、4つの太陽電池セル11からなるストリング19が6列並んだ太陽電池パネル17を例示しているが、太陽電池セル11の配置等はこれに限定されず、用途等に合せて適宜変更可能である。
太陽電池セル11は、受光によりキャリアを生成する光電変換部を備える。太陽電池セル11は、光電変換部で生成したキャリアを収集する電極として、光電変換部の受光面上に形成される受光面電極と、裏面上に形成される裏面電極とを有する。太陽電池セル11の電極は、例えば後述する透明導電層上に形成され、細線状のフィンガー電極と、フィンガー電極からキャリアを収集するバスバー電極とを含む。但し、太陽電池セル11の構造はこれに限定されず、例えば光電変換部の裏面上のみに電極が形成された構造であってもよい。裏面電極は受光面電極よりも大面積に形成されることが好ましく、電極面積が大きい方の面(又は電極が形成される面)が太陽電池セル11の裏面であるといえる。
光電変換部は、例えば結晶系シリコン(c‐Si)、ガリウム砒素(GaAs)、インジウム燐(InP)等の半導体基板と、当該基板上に形成された非晶質半導体層と、当該非晶質半導体層上に形成された透明導電層とを有する。非晶質半導体層を構成する非晶質半導体としては、i型非晶質シリコン、n型非晶質シリコン、p型非晶質シリコン等が例示できる。透明導電層は、酸化インジウム(In2O3)、酸化亜鉛(ZnO)等の金属酸化物に、錫(Sn)、アンチモン(Sb)等をドープした透明導電性酸化物から構成されることが好ましい。光電変換部は、例えばn型単結晶シリコン基板の受光面上にi型非晶質シリコン層、p型非晶質シリコン層、透明導電層が順に形成され、基板の裏面上にi型非晶質シリコン層、n型非晶質シリコン層、透明導電層が順に形成された構造を有する。或いは、p型非晶質シリコン層がn型単結晶シリコン基板の裏面側に、n型非晶質シリコン層が基板の受光面側にそれぞれ形成されていてもよい。
配線材15は、太陽電池セル11同士を接続する金属製部材であって、例えば幅0.5mm〜2mm、厚み0.05mm〜0.5mm程度の断面視矩形形状の部材である。本実施形態では、複数の太陽電池セル11が同一平面上に配置されており、隣り合う太陽電池セル11同士が配線材15によって直列に接続され、これにより太陽電池セル11のストリング19が形成されている。配線材15は、隣り合う太陽電池セル11の間でモジュールの厚み方向に曲がり、一方の太陽電池セル11の受光面電極と他方の太陽電池セル11の裏面電極とにそれぞれ取り付けられる。なお、図1に例示する太陽電池モジュール10は、隣り合うストリング19同士を接続する配線材15z(渡り配線材とも呼ばれる)を備える。隣り合うストリング19同士を接続する配線材15zは、ストリング19の端に位置する太陽電池セル11上から延出した配線材15に接続され、例えば配線材15zの一部が図示しない端子ボックスに接続される。
配線材15は、アルミニウムを主成分として構成される。ここで、「アルミニウムを主成分とする」とは、配線材15の構成材料に占めるアルミニウムの割合(重量%)が最も多いことを意味し、アルミニウムが100重量%であってもよい。配線材15の構成材料には、例えばアルミニウム又はアルミニウム合金が用いられ、銅を含有しないことが好ましい。アルミニウムの含有量は、配線材15の総重量に対して、好ましくは50%以上、より好ましくは70%以上、特に好ましくは80%以上である。太陽電池モジュール10では、アルミニウム製の配線材15を用いるため、銅の拡散による封止材14の劣化が発生しない。配線材15zも、配線材15と同様の材料で構成されることが好ましい。
配線材15は、例えば太陽電池セル11のバスバー電極上に接着材16を用いて取り付けられる。接着材16には、半田を用いてもよいが、好ましくはエポキシ系樹脂等を主成分とする樹脂接着剤を用いる。樹脂接着剤は、銀粒子等の導電性フィラーを含有する導電性接着剤、樹脂成分のみから構成される非導電性接着剤のいずれであってもよい。
第1保護部材12には、例えばガラス基板、樹脂基板、又は樹脂シート等の透光性を有する部材を用いることができる。これらのうち、耐火性、耐久性等の観点から、ガラス基板を用いることが好ましい。ガラス基板の厚みは特に限定されないが、好ましくは2〜6mm程度である。
第2保護部材13には、第1保護部材12と同じ透明な部材を用いてもよいし、裏面側からの受光を想定しない場合は不透明な部材を用いてもよい。本実施形態では、第2保護部材13に樹脂シートを用いる。なお、第1保護部材12及び第2保護部材13の少なくとも一方には、例えば酸素透過度が4cc(NTP)/m2/day/0.1mm/atm以上の樹脂シートを用いることができる。上記のように、第1保護部材12にはガラス基板を用いることが好適であるから、かかる酸素透過率が高い樹脂シートは第2保護部材13に適用される。酸素透過度が4cc(NTP)/m2/day/0.1mm/atm以上の樹脂シートとしては、厚みが50μm〜150μmのポリエチレンテレフタレート(PET)製のシートが例示できる。銅製の配線材を用いた場合には銅害を抑制すべく酸素透過度が低い保護部材を適用するが、太陽電池モジュール10ではアルミニウム製の配線材15を用いているため、酸素透過率が高い安価な樹脂シートを使用することが可能である。
封止材14は、太陽電池セル11に水分等が作用することを防ぐ役割を果たす。封止材14は、例えば第1封止材14a、第2封止材14bをそれぞれ構成する2枚の樹脂シートを用いて、後述のラミネート工程により形成される。封止材14の厚みは特に限定されないが、好ましくは第1封止材14a、第2封止材14bのそれぞれの厚みが100μm〜600μm程度である。
第1封止材14a及び第2封止材14bの少なくとも一方は、酢酸ビニルモノマーに由来する成分(以下、「VA成分」という)を含まない。これにより、配線材15からのアルミニウムの溶出が抑制され、良好な絶縁性能を維持することができる。ここで、封止材14におけるVA成分の含有量が極微量である場合(VA成分を実質的に含まないと認められる場合)は、封止材14にVA成分が含まれないと解釈されるべきである。
第1封止材14a及び第2封止材14bの一方のみ、例えばガラス基材(第1保護部材12)と太陽電池セル11の間に配置された第1封止材14aはVA成分を含まず、第2封止材14bのみVA成分を含む構成としてもよい。第2保護部材13よりも第1保護部材12と太陽電池セル11の間に配置される方が、VA成分中の酢酸が抜けずに滞留し易くなるためである。太陽電池セル11の電極が裏面側のみに形成される場合でも同様である。但し、配線材15のアルミニウムが封止材14中に溶出することをより確実に抑制するためには、第1封止材14a及び第2封止材14bのいずれもVA成分を含まないことが好適である。
第1封止材14a及び第2封止材14bは、VA成分を含まず、各保護部材及び太陽電池セル11に対する密着性が良く、水分を透過し難い樹脂で構成されることが好適である。第1封止材14a及び第2封止材14bの少なくとも一方、好ましくは両方が、温度85℃、湿度85%の環境下に1000時間曝したときの水分含有量(以下、「水分含有量(85℃、85%、1000時間)」とする)が800ppm以下である。当該水分含有量が800ppm以下であれば、例えば第1封止材14a及び第2封止材14bのいずれかにVA成分が含まれる場合であっても、配線材15のアルミニウムの溶出を十分に抑制することができる。封止材の水分含有量は、カールフィッシャー法を用いて測定できる。なお、水分含有量(85℃、85%、1000時間)は、通常、封止材の飽和水分濃度である。
第1封止材14a及び第2封止材14bの水分含有量(85℃、85%、1000時間)は、100ppm〜600ppmであることが特に好ましい。例えば、接着材16中には僅かに水分が含まれ、この水分は湿度変化時に封止材14中に拡散するが、封止材14の水分含有量が少な過ぎると、水分の拡散が妨げられ封止材14と配線材15の界面で水蒸気に起因する気泡が発生し易くなると考えられる。水分含有量(85℃、85%、1000時間)が100ppm〜600ppmであれば、かかる気泡の発生を抑制することができる。
封止材14を構成する好適な樹脂としては、炭素数2〜20のαオレフィンから選ばれる少なくとも1種を重合して得られる、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレンとその他のαオレフィンとのランダム又はブロック共重合体などのオレフィン系樹脂(ポリオレフィン)、ポリオールとポリカルボン酸又はその酸無水物・低級アルキルエステルとの重縮合物などのエステル系樹脂(ポリエステル)、ポリイソシアネートと活性水素基含有化合物(ジオール、ポリオールリオール、ジカルボン酸、ポリカルボン酸、ポリアミン、ポリチオール等)との重付加物などのウレタン系樹脂(ポリウレタン)が例示できる。
第1封止材14a及び第2封止材14bの少なくとも一方、好ましくは両方が、上記オレフィン系樹脂を主成分とすることが好ましい。好適なオレフィン系樹脂は、エチレンに由来する成分を含み、例えばエチレンと炭素数3〜20のαオレフィンから選ばれる少なくとも1種との共重合体である。ここで、「オレフィン系樹脂を主成分とする」とは、第1封止材14a及び第2封止材14bの構成材料に占めるオレフィン系樹脂の割合(重量%)が最も多いことを意味し、オレフィン系樹脂が100重量%であってもよい。オレフィン系樹脂の含有量は、第1封止材14a及び第2封止材14bの総重量に対して、好ましくは50%以上、より好ましくは70%以上、特に好ましくは80%以上である。
第1封止材14a及び第2封止材14bは、架橋性、非架橋性のいずれであってもよい。第1封止材14a及び第2封止材14bの一方が架橋性、他方が非架橋性であってもよい。なお、架橋性樹脂とは、例えば「複数のポリマー分子を繋げる結合を持つ樹脂」や「ポリマー分子から枝分かれしたポリマー鎖が、他のポリマー分子に結合して網目構造を持つ樹脂」等が含まれる。非架橋性樹脂はそれらを包含しない樹脂である。また、非架橋性樹脂は熱や変形により流動(塑性変形)する、又は流動し易くなる特性を有する。
封止材14は、各種添加物を含有することができる。添加物としては、酸化防止剤、紫外線吸収剤、耐候性付与剤、シランカップリング剤、粘着性付与剤、酸化チタン(TiO2)等の顔料などが例示できる。裏面側からの受光を想定しない場合には、例えば第2封止材14bに酸化チタンを添加することで、太陽電池セル11の受光効率を向上させることができる。
上記構成を備えた太陽電池モジュール10は、配線材15により接続された太陽電池セル11のストリング19を、第1保護部材12、第2保護部材13、及び封止材14を構成する樹脂シートを用いてラミネートすることにより製造できる。ラミネート装置では、例えばヒーター上に、第1保護部材12、第1封止材14aを構成する樹脂シート、太陽電池セル11のストリング19、第2封止材14bを構成する樹脂シート、第2保護部材13が順に積層される。この積層体は、例えば真空状態で150℃程度に加熱される。その後、大気圧下でヒーター側に各構成部材を押し付けながら所定時間加熱を継続して太陽電池パネルを作製する。最後に、フレーム等を太陽電池パネルに取り付けて太陽電池モジュール10が得られる。
上記構成を備えた太陽電池モジュール10によれば、アルミニウム製の配線材15、及びVA成分を含まない封止材14を用いることにより、封止材14の劣化及びモジュールの絶縁性能の低下が抑制され、良好な品質を長期に亘って維持することが可能である。つまり、太陽電池モジュール10は、優れた耐久性を有する。
10 太陽電池モジュール、11 太陽電池セル、12 第1保護部材、13 第2保護部材、14 封止材、14a 第1封止材、14b 第2封止材、15,15z 配線材、16 接着材、17 太陽電池パネル、18 フレーム、19 ストリング
Claims (6)
- 複数の太陽電池セルと、
アルミニウムを主成分として構成され、前記太陽電池セル同士を接続する配線材と、
前記太陽電池セルの第1面側に配置された第1保護部材と、
前記太陽電池セルの第2面側に配置された第2保護部材と、
前記第1保護部材と前記太陽電池セルの間に充填された第1封止材と、
前記第2保護部材と前記太陽電池セルの間に充填された第2封止材と、
を備え、
前記第1封止材及び前記第2封止材の少なくとも一方は、酢酸ビニルモノマーに由来する成分を含まない、太陽電池モジュール。 - 前記第1封止材及び前記第2封止材は、酢酸ビニルモノマーに由来する成分を含まない、請求項1に記載の太陽電池モジュール。
- 前記第1封止材及び前記第2封止材の少なくとも一方は、オレフィン系樹脂を主成分とする、請求項1又は2に記載の太陽電池モジュール。
- 前記第1封止材及び前記第2封止材の少なくとも一方は、温度85℃、湿度85%の環境下に1000時間曝したときの水分含有量が800ppm以下である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の太陽電池モジュール。
- 前記第1封止材及び前記第2封止材は、温度85℃、湿度85%の環境下に1000時間曝したときの水分含有量が100ppm〜600ppmである、請求項4に記載の太陽電池モジュール。
- 前記第1保護部材及び前記第2保護部材の少なくとも一方は、酸素透過度が4cc(NTP)/m2/day/0.1mm/atm以上の樹脂シートである、請求項1〜5のいずれか1項に記載の太陽電池モジュール。
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---|---|---|---|
JP2015016051A JP2016143680A (ja) | 2015-01-29 | 2015-01-29 | 太陽電池モジュール |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018116899A1 (ja) | 2016-12-22 | 2018-06-28 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 太陽電池モジュール |
JP2020083429A (ja) * | 2018-11-29 | 2020-06-04 | 共同印刷株式会社 | 包装袋 |
CN112447872A (zh) * | 2019-08-28 | 2021-03-05 | 松下电器产业株式会社 | 太阳能电池模块 |
-
2015
- 2015-01-29 JP JP2015016051A patent/JP2016143680A/ja active Pending
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