JP2016143393A - プログラム、情報処理装置、及び、情報処理方法 - Google Patents

プログラム、情報処理装置、及び、情報処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】様々な車両に適切な駐車区画を提案することが可能なプログラム等を提供する。【解決手段】サーバコンピュータ1に、車両を撮像した撮像画像に基づいて特定された前記車両の種別と搭乗者の搭乗位置とに応じて寸法が調整された前記車両の駐車区画を決定する処理を実行させる。その他、サーバコンピュータ1は、撮像画像中の車両の幅若しくは長さ、またはナンバープレートに基づき車両の種別を特定する。サーバコンピュータ1は、助手席側に搭乗者が存在するか否か判断し、存在すると判断した場合に、幅方向の寸法を増加する。【選択図】図1

Description

本発明は、プログラム、情報処理装置、及び、情報処理方法に関する。
従来、ETC(electronic toll collection)車載端末を用いて目標駐車エリアを教示する駐車場管理システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−139983号公報
しかしながら、従来の技術ではETC車載端末を搭載していない車両に対しては対応できないという問題がある。
一つの側面では、車両に応じた駐車区画を提示することを目的とする。
一つの例では、プログラムは、コンピュータに、車両を撮像した撮像画像に基づいて特定された前記車両の種別と搭乗者の搭乗位置とに応じて寸法が調整された前記車両の駐車区画を決定する処理を実行させる。
一つの側面では、車両に応じた駐車区画を提示することが可能となる。
情報処理システムのハードウェア群を示す説明図である。 サーバコンピュータのハードウェア群を示すブロック図である。 基本区画ファイルのレコードレイアウトを示す説明図である。 搭乗位置を示す説明図である。 調整後の駐車区画を示す説明図である。 調整後の駐車区画を示す説明図である。 基本区画の決定処理手順を示すフローチャートである。 搭乗者に基づく調整処理手順を示すフローチャートである。 ドア種別に基づく調整処理手順を示すフローチャートである。 子供の存否に基づく調整処理手順を示すフローチャートである。 後方開閉部の種別に基づく調整処理手順を示すフローチャートである。 マークに基づく調整処理手順を示すフローチャートである。 駐車区画の出力処理手順を示すフローチャートである。 実施の形態2に係る情報処理システムの概要を示す説明図である。 実施の形態3に係る情報処理システムの概要を示す説明図である。 実施の形態4に係る情報処理システムの概要を示す説明図である。 端末装置のハードウェア群を示すブロック図である。 表示処理の手順を示すフローチャートである。 実施の形態5に係る情報処理システムの概要を示す説明図である。 駐車区画及び車両駐車位置を示す説明図である。 車両駐車位置の決定処理手順を示すフローチャートである。 車両駐車位置の表示処理手順を示すフローチャートである。 上述した形態のサーバコンピュータの動作を示す機能ブロック図である。 実施の形態6に係るサーバコンピュータのハードウェア群を示すブロック図である。
実施の形態1
以下実施の形態を、図面を参照して説明する。図1は情報処理システムのハードウェア群を示す説明図である。情報処理システムは情報処理装置1、撮像装置2、移動体3及びプロジェクタ4を含む。情報処置装置1、撮像装置2及び移動体3は、インターネット、公衆回線網、またはLAN(Local Area Network)等の通信網Nを介して接続されている。情報処理装置1はサーバコンピュータまたはパーソナルコンピュータ等である。以下では情報処理装置1をサーバコンピュータ1と読み替えて説明する。
撮像装置2はCCD(charge-coupled device)カメラ、赤外線カメラ等であり、複数方向から撮影することができるよう駐車ゲート付近に複数設けられている。以下では撮像装置2をカメラ2という。カメラ2は車両の種別及び搭乗者の搭乗位置を特定すべく車両を撮影する。本実施形態ではナンバープレート撮影用のカメラ2、車両前方向から撮影するカメラ2、車両側面方向から撮影するカメラ2及び車両後方から撮影するカメラ2の4台を用いる例を挙げて説明する。なお一台のカメラ2を用い車両の移動に合わせて撮影角度を変えることによりナンバープレートを撮影し、さらに車両の前、側面及び後方向を撮影しても良い。
サーバコンピュータ1はカメラ2から取得した画像を分析する。サーバコンピュータ1はナンバープレート、ドア形状、または搭乗位置等に基づき寸法が調整された駐車区画を決定する。サーバコンピュータ1は決定した駐車区画を移動体3へ出力する。移動体3は小型ヘリコプターまたはドローン等の飛行体である。移動体3は地面方向に向けて決定した駐車区画を表示することが可能なプロジェクタ4を搭載している。移動体3はプロジェクタ4を介して決定した駐車区画を地面に向けて表示する。運転手は地面に表示された駐車区画を目印に駐車を行う。以下詳細を説明する。
図2はサーバコンピュータ1のハードウェア群を示すブロック図である。サーバコンピュータ1は制御部としてのCPU(Central Processing Unit)11、RAM(Random Access Memory)12、入力部13、表示部14、記憶部15、及び通信部16等を含む。CPU11は、バス17を介してハードウェア各部と接続されている。CPU11は記憶部15に記憶された制御プログラム15Pに従いハードウェア各部を制御する。RAM12は例えばSRAM(Static RAM)、DRAM(Dynamic RAM)、フラッシュメモリ等である。RAM12は、記憶部としても機能し、CPU11による各種プログラムの実行時に発生する種々のデータを一時的に記憶する。
入力部13はマウスまたはキーボード、マウスまたはタッチパネル等の入力デバイスであり、受け付けた操作情報をCPU11へ出力する。表示部14は液晶ディスプレイまたは有機EL(electroluminescence)ディスプレイ等であり、CPU11の指示に従い各種情報を表示する。通信部16は通信モジュールであり、通信網Nを介してカメラ2との間で情報の送受信を行う。記憶部15はハードディスクまたは大容量メモリであり、制御プログラム15P及び基本区画ファイル151等を格納している。
図3は基本区画ファイル151のレコードレイアウトを示す説明図である。基本区画ファイル151は車両区分フィールド、幅フィールド及び長さフィールド等を含む。車両区分フィールドには車両の大きさが記憶されている。本実施形態では車両の大きさを大、中、小と3つに分けているが、一例でありこれに限るものではない。幅フィールドには、車両の大きさに対応付けて車両の幅方向の長さが記憶されている。
長さフィールドには、車両の大きさに対応付けて車両の長さ方向の長さが記憶されている。幅及び長さ共に、車両の大きさが大きくなるにつれて、大きな値となっている。なお、本実施形態における数値は一例でありこれに限るものではない。またこれらの値は入力部13からユーザが適宜の値に変更することができる。また、基本区画ファイル151は記憶部15に記憶する例を挙げたが、RAM12に記憶するほか、通信網Nを介して接続される図示しないデータベースに記憶しても良い。
図4は搭乗位置を示す説明図である。図4では一例として6人乗りの車両を示している。矢印で示す方向が車両進行方向である。Aが運転席、Bが助手席、C〜Fが後部座席である。図4に示す車両には運転席の乗降ドアである第1ドア、助手席の乗降ドアである第2ドア、後部座席運転席側の乗降ドアである第3ドア、及び、後部座席助手席側の乗降ドアである第4ドアが設けられている。また後方には後部ドアが設けられている。
車両の大きさに基づく調整処理について説明する。CPU11は、カメラ2から取得したナンバープレートに基づき車両の種別を判断する。CPU11は、3ナンバーであると認識した場合、車両区分として大型を示す大、5ナンバーであると認識した場合、車両区分として中型を示す中と判断する。またCPU11は、ナンバープレートが黄色であると認識した場合、車両区分として軽自動車を示す小と判断する。CPU11は、基本区画ファイル151を参照し、認識した車両区分に応じた幅及び長さを読み出す。以下ではナンバープレートに基づき決定した幅及び長さを基本区画という。
本実施形態ではナンバープレートを用いる形態を例示して説明するが、これに限るものではない。CPU11は、車両前方または後方のカメラ2から撮影した画像に基づき、幅を決定する。また車両側方のカメラ2から撮影した画像に基づき、長さを決定しても良い。CPU11は、基本区画ファイル151を参照し、決定した幅及び長さに最も近似する基本区画を選択するようにすれば良い。
続いて搭乗者の有無に基づく調整処理について説明する。CPU11は、カメラ2から取得した画像に基づき、助手席に搭乗者が存在しているか否かを判断する。同様にCPU11は、カメラ2から取得した画像に基づき、座席C〜Fに搭乗者が存在するか否かを判断する。CPU11は、座席に対応付けて搭乗者の有無をRAM12に記憶する。CPU11は、助手席に搭乗者が存在しないと判断した場合、基本区画を変更しない。CPU11は、助手席に搭乗者が存在していると判断した場合、幅方向を所定寸法(例えば10cm)増加する。なお、増加または減少する寸法については記憶部15に予め記憶されている。またユーザが入力部13から適宜の値に変更することが可能である。CPU11は、幅方向の増加寸法をRAM12に記憶する。
次に、搭乗者の有無及びドアの形状に基づく調整処理について説明する。CPU11は、側方に設けたカメラ2から取得した画像に基づき、第3ドア及び第4ドアがスライドドアか否かを判断する。ドアの短辺を軸として回転するドア(以下、通常ドアという)と、車両の前後方向にスライドするスライドドアとでは、ハンドルの位置が相違する。CPU11は、パターンマッチングによりハンドルの位置を認識し、認識したハンドルの位置に基づき、通常ドアか、スライドドアかを判断する。
CPU11は、第1ドア〜第4ドアの全てが通常ドアであると判断した場合、基本区画を変更しない。CPU11は、第4ドアがスライドドアであり、かつ、座席Bに搭乗者が存在する場合、基本区画の幅を所定寸法(例えば10cm)増加する。CPU11は、第4ドアがスライドドアであり、座席Bに搭乗者が存在せず、かつ座席DまたはFに搭乗者が存在する場合、基本区画の幅を所定寸法(例えば10cm)縮小する。横方向を縮小してもスライドドアであるため、容易に乗降することができる。CPU11は、幅方向の増加寸法をRAM12に記憶する。なお、本実施形態では4ドアの例を挙げたが、2ドアタイプの車両に対しても適用可能である。CPU11は、2ドアの車両の場合、ドアが大きく開くため、基本区画の幅を所定寸法増加させる。
次に、子供の有無及びドアの形状に基づく調整処理について説明する。CPU11は、カメラ2から取り込んだ画像に基づき、搭乗者が子供か否かを判断する。CPU11は、正面または側面のカメラ2から取り込んだ画像を分析し、顔の大きさ、背丈または肩幅等に基づき、子供か否かを判断する。CPU11は、座席の位置に対応付けて子供か否かの情報をRAM12に記憶する。
CPU11は、子供が搭乗していないと判断した場合、基本区画を変更しない。CPU11は、子供が座席DまたはFに搭乗しており、かつ、第4ドアがスライドドアであると判断した場合、基本区画を変更しない。CPU11は、子供が座席DまたはFに搭乗しており、かつ、第4ドアが通常ドアであると判断した場合、子供が不注意でドアを大きく開ける可能性があるため、基本区画の幅を所定寸法増加させる。CPU11は増加した寸法をRAM12に記憶する。
次に、車両後方の開閉部の種類に基づく調整処理について説明する。CPU11は、後方または側方のカメラ2から撮影した画像に基づき、後方の開閉部の種類を判断する。具体的にはCPU11はテール付近の車両形状によりセダン車両に多いトランクか否かを判断する。CPU11は、トランクでないと判断した場合、1BOXまたはワゴン車に多い跳ね上げ式または観音開き式かを判断する。この場合、CPU11は、後方ドアのハンドルの位置により、跳ね上げ式か観音開き式かを判断する。なお、後方から見て右または左側面を中心に横方向に開閉する形式の後方ドアを認識しても良い。
CPU11は、後方の開閉部がトランク式であると判断した場合、基本区画を変更しない。CPU11は、後方の開閉部が跳ね上げ式であると判断した場合、基本区画を長さ方向に20cm増加させる。CPU11は、後方の開閉部が観音開き式であると判断した場合、基本区画を長さ方向に10cm増加させる。CPU11は、増加した寸法をRAM12に記憶する。
最後にマークに基づく調整処理について説明する。マークには例えば、障害者マーク、高齢者マーク、または初心者マーク等が存在する。CPU11は、カメラ2から取り込んだ画像に対し、パターンマッチング処理を行い、障害者マーク、高齢者マークまたは初心者マークが存在するか否かを判断する。CPU11は、障害者マークが存在すると判断した場合、車いすでの乗降を考慮して、幅方向及び長さ方向を50cm増加させる。CPU11は、高齢者マークが存在すると判断した場合、幅方向を30cm増加させる。CPU11は、初心者マークが存在すると判断した場合、運転が不慣れなことを考慮して、横方向及び縦方向を30cm増加させる。CPU11は調整した寸法をRAM12に記憶する。
CPU11は、RAM12に記憶した調整寸法を読み出す。CPU11は、幅方向の増加寸法及び減少寸法に基づき、合計調整幅を算出する。CPU11は、基本区画の幅に合計調整幅を加算し、駐車区画幅を決定する。CPU11は、長さ方向の増加寸法及び減少寸法に基づき、合計調整長さを算出する。CPU11は、基本区画の長さに合計調整長さを加算し、駐車区画長さを決定する。なお、本実施形態では合計した長さ及び幅を用いる例を示すが、これに限るものではない。CPU11は、RAM12に記憶した幅方向及び長さ方向の増加幅及び増加長さが最も大きいものを選択しても良い。この場合、CPU11は、基本区画の幅に選択した増加幅を加算し、駐車区画幅を決定する。またCPU11は、基本区画の長さに選択した増加長さを加算し、駐車区画長さを決定する。
例えば、5ナンバー、座席Bに搭乗者が存在し、座席DまたはFに子供が存在し、第4ドアが通常ドア、後方開閉部が跳ね上げ式、かつ初心者マークを有する条件を満たす車両で存在するとする。CPU11は、5ナンバーであることから中の基本区画(幅2.5m、長さ5m)を選択する。CPU11は、助手席である座席Bに搭乗者が存在することから幅方向を10cm増加する。CPU11は、座席Dに子供が存在し、かつ、第4ドアが通常ドアであることから、幅を20cm増加する。
CPU11は、後方開閉部が跳ね上げ式であることから長さ方向を20cm増加する。CPU11は、初心者マークが存在することから幅方向を30cm、長さ方向を30cm増加する。
図5は調整後の駐車区画を示す説明図である。幅方向が合計で60cm増加し、長さ方向が50cm増加し、幅3.1m、長さ5.5mの駐車区画となる。図6は調整後の駐車区画を示す説明図である。幅方向及び長さ方向の最大値を選択した場合、幅方向が30cm増加し、長さ方向も30cm増加して、幅2.8m、長さ5.3mの駐車区画となる。
以上のハードウェア群において各種ソフトウェア処理を、フローチャートを用いて説明する。図7は基本区画の決定処理手順を示すフローチャートである。CPU11は、カメラ2から取得した画像に基づきナンバープレートを認識する(ステップS71)。CPU11は、3ナンバーであるか否かを判断する(ステップS72)。CPU11は、3ナンバーであると判断した場合(ステップS72でYES)、処理をステップS73へ移行させる。CPU11は、基本区画を大と決定する(ステップS73)。CPU11は、その後処理をステップS77へ移行させる。
CPU11は、3ナンバーでないと判断した場合(ステップS72でNO)、処理をステップS74へ移行させる。CPU11は、5ナンバーであるか否かを判断する(ステップS74)。CPU11は、5ナンバーであると判断した場合(ステップS74でYES)、処理をステップS75へ移行させる。CPU11は、基本区画を中と決定する(ステップS75)。CPU11は、その後処理をステップS77へ移行させる。
CPU11は、5ナンバーでないと判断した場合(ステップS74でNO)、処理をステップS76へ移行させる。CPU11は、基本区画を小と決定する(ステップS76)。CPU11は、基本区画ファイル151から決定した大きさに対応する幅及び長さを読み出す(ステップS77)。CPU11は、読み出した基本区画の幅及び長さをRAM12に記憶する(ステップS78)。
図8は搭乗者に基づく調整処理手順を示すフローチャートである。CPU11は、カメラ2から取り込んだ画像に基づき、各座席に搭乗者が存在するか否かを判断する(ステップS81)。CPU11は、搭乗者が存在する座席をRAM12に記憶する(ステップS82)。CPU11は、助手席に搭乗者が存在するか否かを判断する(ステップS83)。CPU11は、搭乗者が存在すると判断した場合(ステップS83でYES)、処理をステップS84へ移行させる。
CPU11は、基本区画の幅方向を10cm増加する(ステップS84)。CPU11は、増加寸法をRAM12に記憶する(ステップS85)。CPU11は、助手席に搭乗者が存在しないと判断した場合(ステップS83でNO)、ステップS84及び85の処理をスキップする。
図9はドア種別に基づく調整処理手順を示すフローチャートである。CPU11は、カメラ2から取得した画像に基づき、車両側面のドアハンドル位置を認識する(ステップS91)。CPU11は、ドアハンドル位置に基づき、第3ドア及び第4ドアがスライドドアか否かを判断する(ステップS92)。CPU11は、第3ドア及び第4ドアの種別をRAM12に記憶する(ステップS93)。CPU11は、第4ドアは通常ドアか否かを判断する(ステップS94)。
CPU11は、第4ドアが通常ドアと判断した場合(ステップS94でYES)、処理を終了する。CPU11は、第4ドアが通常ドアでないと判断した場合(ステップS94でNO)、処理をステップS95へ移行させる。CPU11は、第4ドアはスライドドアであり、かつ、助手席に搭乗者が存在するか否かを判断する(ステップS95)。CPU11は、第4ドアがスライドドアであり、かつ、助手席に搭乗者が存在すると判断した場合(ステップS95でYES)、処理をステップS96へ移行させる。
CPU11は、幅方向を10cm増加する(ステップS96)。CPU11は、その後処理をステップS99へ移行させる。CPU11は、第4ドアがスライドドアであり、かつ、助手席に搭乗者が存在すると判断しない場合(ステップS95でNO)、処理をステップS97へ移行させる。CPU11は、第4ドアはスライドであり、助手席には搭乗者が存在せず、かつ、座席DまたはFに搭乗者が存在するか否かを判断する(ステップS97)。CPU11は、第4ドアはスライドであり、助手席には搭乗者が存在せず、かつ、座席DまたはFに搭乗者が存在すると判断した場合(ステップS97でYES)、処理をステップS98へ移行させる。
CPU11は、幅方向を10cm減少する(ステップS98)。CPU11は、その後処理をステップS99へ移行させる。CPU11は、第4ドアはスライドであり、助手席には搭乗者が存在せず、かつ、座席DまたはFに搭乗者が存在すると判断しない場合(ステップS97でNO)、処理を終了する。ステップS96又はステップS98の後、CPU11は、増加または減少した寸法をRAM12に記憶する(ステップS99)。
図10は子供の存否に基づく調整処理手順を示すフローチャートである。CPU11はカメラ2から取り込んだ画像に基づき、座席DまたはFに搭乗している子供を認識する(ステップS101)。CPU11は、子供が搭乗していると認識した場合、RAM12に子供が搭乗している座席を記憶する(ステップS102)。CPU11は、子供が座席DまたはFに搭乗しているか否かを判断する(ステップS103)。CPU11は、子供が搭乗していないと判断した場合(ステップS103でNO)、処理を終了する。
CPU11は、子供が座席DまたはFに搭乗していると判断した場合(ステップS103でYES)、処理をステップS104へ移行させる。CPU11は、第4ドアはスライドドアか否かを判断する(ステップS104)。CPU11は、第4ドアがスライドドアでないと判断した場合(ステップS104でNO)、処理をステップS105へ移行させる。CPU11は、幅方向を20cm増加させる(ステップS105)。CPU11は、増加した寸法をRAM12に記憶する(ステップS106)。CPU11は、第4ドアがスライドドアであると判断した場合(ステップS104でYES)、処理を終了する。
図11は後方開閉部の種別に基づく調整処理手順を示すフローチャートである。CPU11は、後方に設置したカメラ2から取得した画像に基づき判断した後方開閉部の種類をRAM12に記憶する(ステップS111)。CPU11は、後方開閉部はトランク式か否かを判断する(ステップS112)。CPU11は、トランク式であると判断した場合(ステップS112でYES)、処理を終了する。CPU11は、トランク式でないと判断した場合(ステップS112でNO)、処理をステップS113へ移行する。
CPU11は、後方開閉部は跳ね上げ式か否かを判断する(ステップS113)。CPU11は、跳ね上げ式であると判断した場合(ステップS113でYES)、処理をステップS114へ移行させる。CPU11は、長さ方向を20cm増加させる(ステップS114)。一方、後方開閉部は跳ね上げ式でないと判断した場合(ステップS113でNO)、処理をステップS115へ移行させる。CPU11は、観音開き式であると判断して長さ方向を10cm増加する(ステップS115)。CPU11は、ステップS114またはステップS115の後に、増加した寸法をRAM12に記憶する(ステップS116)。
図12はマークに基づく調整処理手順を示すフローチャートである。CPU11は、カメラ2から取得した画像に基づき、車両に取り付けられたマークの種別を認識する(ステップS121)。CPU11は、認識したマークの種別をRAM12に記憶する(ステップS122)。CPU11は、マークが障害者マークか否かを判断する(ステップS123)。CPU11は、障害者マークであると判断した場合(ステップS123でYES)、幅方向及び長さ方向を50cm増加させる(ステップS124)。CPU11は、その後処理をステップS129へ移行させる。
CPU11は、マークが障害者マークでないと判断した場合(ステップS123でNO)、処理をステップS125へ移行させる。CPU11は、マークが高齢者マークか否かを判断する(ステップS125)。CPU11は、高齢者マークであると判断した場合(ステップS125でYES)、処理をステップS126へ移行させる。CPU11は、幅方向を30cm増加させる(ステップS126)。CPU11は、その後処理をステップS129へ移行させる。
CPU11は、マークが高齢者マークでないと判断した場合(ステップS125でNO)、処理をステップS127へ移行させる。CPU11は、マークが初心者マークか否かを判断する(ステップS127)。CPU11は、初心者マークでないと判断した場合(ステップS127でNO)、処理を終了する。CPU11は、初心者マークであると判断した場合(ステップS127でYES)、処理をステップS128へ移行させる。CPU11は、幅方向及び長さ方向を30cm増加する(ステップS128)。CPU11は、増加した寸法をRAM12に記憶する(ステップS129)。
図13は駐車区画の出力処理手順を示すフローチャートである。CPU11は、RAM12を参照し幅方向の合計値を算出する(ステップS131)。CPU11は、基本区画に合計値を加算し、駐車区画幅を算出する(ステップS132)。CPU11は、RAM12を参照し長さ方向の合計値を算出する(ステップS133)。CPU11は、基本区画に合計値を加算し、駐車区画長さを算出する(ステップS134)。CPU11は、駐車区画長さ及び幅を、通信部16を介して、移動体3へ出力する(ステップS135)。
移動体3は駐車区画長さ及び幅を、通信網Nを介して受信する(ステップS136)。CPU11は、駐車区画長さ及び幅に対応する駐車区画をプロジェクタ4で地面に向けて出力する(ステップS137)。例えば駐車区画の枠線、または駐車区画全体を赤色等で表示するようにすれば良い。これにより、適切な駐車区画を提案することが可能となる。また車両の大きさ、搭乗者、ドア形状、後方開閉部の種類、マーク等の各要素に応じて適切な駐車区画を提案することが可能となる。
実施の形態2
実施の形態2は発光素子を用いる形態に関する。図14は実施の形態2に係る情報処理システムの概要を示す説明図である。移動体3に代えて発光素子51を用いても良い。サーバコンピュータ1には通信網Nを介して発光素子制御部5が接続されている。発光素子制御部5は、LED(light-emitting diode)または電球等の地面に埋め込まれた発光素子51、51、・・・の点灯制御を行う。発光素子51は幅及び長さ方向にて格子状に配置されている。例えば5cm間隔で配置すれば良い。発光素子制御部5は駐車区画幅及び長さを受信する。発光素子制御部5は駐車区画幅及び長さに応じた発光素子51、51を点灯させる。これにより、駐車区画に応じた駐車位置を認識することができる。
本実施の形態2は以上の如きであり、その他は実施の形態1と同様であるので、対応する部分には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
実施の形態3
実施の形態3はレールに取り付けられた移動体3を用いる形態に関する。図15は実施の形態3に係る情報処理システムの概要を示す説明図である。実施の形態1で述べた移動体3は駐車場内の天井または壁に架設されたレール31に取り付けられている。レール31には例えばベルトコンベアが設けられており、サーバコンピュータ1の指示に従い移動体3を移動させる。移動体3は適切な位置にてプロジェクタ4から駐車区画を表示する。なお、移動体3自身に駆動機構を設け、レール3上を移動させるようにしても良い。また移動体3を用いず、複数のプロジェクタ4をレール3に取り付け、各プロジェクタ4から駐車区画を表示するようにしても良い。これにより、移動体3の上下方向の移動に制限がある場所でも駐車区画を適切に表示することが可能となる。
本実施の形態3は以上の如きであり、その他は実施の形態1から2と同様であるので、対応する部分には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
実施の形態4
実施の形態4は駐車区画をユーザに運転者に出力する形態に関する。図16は実施の形態4に係る情報処理システムの概要を示す説明図である。移動体3にはさらにカメラ8が地面方向に向けて取り付けられている。カメラ8はプロジェクタ4により表示された駐車区画を撮影する。移動体3は撮影した映像をサーバコンピュータ1へ出力する。車両には端末装置7が搭載されている。端末装置7は例えば、カーナビゲーション装置、携帯電話またはPDA(personal digital assistant)等である。本実施形態では端末装置7はカーナビゲーション装置であるものとして説明する。
駐車ゲート付近、電灯、移動体3等にはBluetooth(登録商標)規格等の近距離通信用のビーコン6が分散配置されている。ビーコン6はサーバコンピュータ1と通信網Nを介して接続されている。サーバコンピュータ1はビーコン6にカメラ8から出力された画像を出力する。ビーコン6は端末装置7に画像を出力する。なお、本実施形態においてカメラ8が撮影する画像は動画であるものとして説明する。
図17は端末装置7のハードウェア群を示すブロック図である。端末装置7は制御部としてのCPU71、RAM72、入力部73、表示部74、記憶部75、通信部76、及びGPS(global positioning system)モジュール78等を含む。CPU71は、バス77を介してハードウェア各部と接続されている。CPU71は記憶部75に記憶された制御プログラムに従いハードウェア各部を制御する。RAM72は例えばSRAM、DRAM、フラッシュメモリ等である。RAM72は、記憶部としても機能し、CPU71による各種プログラムの実行時に発生する種々のデータを一時的に記憶する。
入力部73はボタン、タッチパネル等の入力デバイスであり、受け付けた操作情報をCPU71へ出力する。表示部74は液晶ディスプレイまたは有機EL(electroluminescence)ディスプレイ等であり、CPU71の指示に従い各種情報を表示する。通信部76は例えばブルートゥース規格等の通信モジュールであり、ビーコン6との間で情報の送受信を行う。記憶部75はハードディスクまたは大容量メモリである。GPSモジュール78は衛星から出力される経度及び緯度の情報を受信する。CPU71は、ビーコン6から受信した画像を表示部74に表示する。
図18は表示処理の手順を示すフローチャートである。サーバコンピュータ1のCPU11は、カメラ8が撮像した画像をカメラ8から受信する(ステップS181)。CPU11は、画像をビーコン6へ、通信部16を介して出力する(ステップS182)。ビーコン6は画像を受信する(ステップS183)。ビーコン6は通信範囲内にある端末装置7との間で通信を確立する(ステップS184)。ビーコン6は通信を確立した端末装置7へ画像を出力する(ステップS185)。
端末装置7はビーコン6から出力された画像を、通信部76を介して受信する(ステップS186)。CPU71は、表示部74に受信した画像を表示する(ステップS187)。なお、本実施形態においてはカメラ8が撮影した画像をサーバコンピュータ1へ出力する例を示したがこれに限るものではない。カメラ8は撮影した画像を移動体3の制御部または移動体3に搭載されたビーコン6へ直接出力するようにしても良い。これにより、運転者の端末装置7の表示部74には、駐車区画が表示される。また駐車区画及び車両の映像を上部から見ることができるので、容易に駐車することが可能となる。
本実施の形態4は以上の如きであり、その他は実施の形態1から3と同様であるので、対応する部分には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
実施の形態5
実施の形態5は駐車区画内部の車両駐車位置を表示する形態に関する。図19は実施の形態5に係る情報処理システムの概要を示す説明図である。移動体3はプロジェクタ4により駐車区画の中に、さらに点線で示す矩形状の車両駐車位置を表示する。車両駐車位置は車両を駐車することが可能な駐車区画の内、乗降のし易い駐車位置を、推奨位置として運転者に示すものである。
図20は駐車区画及び車両駐車位置を示す説明図である。CPU11は、図13で述べた処理により求めた駐車区画幅及び駐車区画長さを読み出す。本実施形態では駐車区画幅は3.1m、駐車区画長さは5.5mである。CPU11は、カメラ2により認識した車両の幅及び長さを読み出す。CPU11は、車両駐車位置の外形を点線で示すように読み出した車両の幅及び長さに設定する。CPU11は、設定した車両駐車位置を運転席側から一定寸法幅方向にずらし、かつ前側から長さ方向に一定寸法ずらした位置を決定する。本実施形態では幅方向へずらす寸法(以下、オフセット幅という)を0.35m、長さ方向へずらす寸法(以下、オフセット長さという)を0.25mとする。サーバコンピュータ1のCPU11は、最終的に求めた車両駐車位置を移動体3へ出力する。
移動体3はプロジェクタ4から出力された車両駐車位置を地面にむけて表示する。またサーバコンピュータ1のCPU11は、駐車区画の幅及び長さと、最終的に求めた車両駐車位置の幅、長さ、及び位置との関係に基づき、駐車区画及び車両駐車位置を示す縮尺画像を生成する。その際車両の進行方向が理解することができるよう運転者及びハンドルを示す画像を、図20に示すように車両駐車位置内に描画しても良い。
サーバコンピュータ1のCPU11は、ビーコン6へ生成した駐車区画、車両駐車位置運転手及びハンドルを含む画像(以下、まとめて縮尺画像という)を出力する。端末装置7のCPU71は、縮尺画像を表示部74に表示する。同様にサーバコンピュータ1は縮尺画像を移動体3へ出力しても良い。この場合移動体3は縮尺画像を実寸に合わせた上で、プロジェクタ4を通じて地面に表示する。
図21は車両駐車位置の決定処理手順を示すフローチャートである。CPU11は、図13の処理により求めた駐車区画幅及び駐車区画長さを読み出す(ステップS211)。CPU11は、カメラ2から取得した画像に基づき、車両の長さ及び幅を算出する(ステップS212)。例えば、カメラ2から車両を撮像し、幅及び長さ方向の画素数を求める。CPU11は、1画素当たりの長さを、長さ及び幅の画素数に乗じることで、車両の長さ及び幅を算出すれば良い。CPU11は、記憶部15からオフセット幅を読み出す(ステップS213)。
CPU11は、記憶部15からオフセット長さを読み出す(ステップS214)。CPU11は、駐車区画幅及び長さに基づき、駐車区画を決定する(ステップS215)。CPU11は、オフセット幅及びオフセット長さと、車両の幅及び長さと、駐車区画とに基づき、車両駐車位置を決定する(ステップS216)。具体的にはCPU11は、車両の幅及び長さで構成される車両駐車位置を、駐車区画の運転席側からオフセット幅ずらし、前側からオフセット長さずらした位置に、駐車区画に対して対応付ける。CPU11はハンドル及び運転席(または運転者)を示すアイコンを記憶部15から読み出す。CPU11は、アイコンを車両駐車位置の内、前方運転席側に貼り付ける。CPU11は、ステップS215により決定した駐車区画、ステップS216により決定した車両駐車位置及び貼り付けたアイコンに基づき、図20に示した縮尺画像を生成する(ステップS217)。
図22は車両駐車位置の表示処理手順を示すフローチャートである。サーバコンピュータ1のCPU11は、ステップS217で生成した縮尺画像を移動体3へ出力する(ステップS211)。移動体3は縮尺画像を受信する(ステップS222)。移動体3は、地面に向けてプロジェクタ4により縮尺画像を表示する(ステップS223)。具体的には、移動体3は地面に表示した縮尺画像に基づく駐車区画の幅及び長さをカメラ8から取り込む。移動体3は高さの情報を取得し、また高さに対応する1画素当たりの長さを読み出す。移動体3は1画素当たりの長さに基づき、表示した駐車区画の幅及び長さを求める。
移動体3は求めた駐車区画の幅及び長さが、ステップS132及びS134で算出した実寸と一致するよう拡大または縮小処理を行う。これにより、地面に実寸に対応する駐車区画、車両駐車位置、ハンドル及び運転席の画像が表示される。サーバコンピュータ1のCPU11は、ビーコン6を介して、縮尺画像を、端末装置7へ出力する(ステップS224)。端末装置7のCPU71は、通信部76を介して、ビーコン6から出力された縮尺画像を受信する(ステップS225)。CPU71は、表示部74に縮尺画像を表示する(ステップS226)。これにより、運転手は地面に表示された駐車区画内に表示された車両駐車位置を目標に駐車することが可能となる。また、表示部74に車両駐車位置が表示されるため、事前に好ましい駐車位置を把握することが可能となる。
本実施の形態5は以上の如きであり、その他は実施の形態1から4と同様であるので、対応する部分には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
実施の形態6
図23は上述した形態のサーバコンピュータ1の動作を示す機能ブロック図である。CPU11が制御プログラム15Pを実行することにより、サーバコンピュータ1は以下のように動作する。決定部231は、車両を撮像した撮像画像に基づいて特定された前記車両の種別と搭乗者の搭乗位置とに応じて寸法が調整された前記車両の駐車区画を決定する。
図24は実施の形態6に係るサーバコンピュータ1のハードウェア群を示すブロック図である。サーバコンピュータ1を動作させるためのプログラムは、ディスクドライブ等の読み取り部10AにCD-ROM、DVD(Digital Versatile Disc)ディスク、メモリーカード、またはUSB(Universal Serial Bus)メモリ等の可搬型記録媒体1Aを読み取らせて記憶部15に記憶しても良い。また当該プログラムを記憶したフラッシュメモリ等の半導体メモリ1Bをサーバコンピュータ1内に実装しても良い。さらに、当該プログラムは、インターネット等の通信網Nを介して接続される他のサーバコンピュータ(図示せず)からダウンロードすることも可能である。以下に、その内容を説明する。
図24に示すサーバコンピュータ1は、上述した各種ソフトウェア処理を実行するプログラムを、可搬型記録媒体1Aまたは半導体メモリ1Bから読み取り、或いは、通信網Nを介して他のコンピュータ(図示せず)からダウンロードする。当該プログラムは、制御プログラム15Pとしてインストールされ、RAM12にロードして実行される。これにより、上述したサーバコンピュータ1として機能する。
本実施の形態6は以上の如きであり、その他は実施の形態1から5と同様であるので、対応する部分には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
以上の実施の形態1乃至6を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
コンピュータに、
車両を撮像した撮像画像に基づいて特定された前記車両の種別と搭乗者の搭乗位置とに応じて寸法が調整された前記車両の駐車区画を決定する
処理を実行させるプログラム。
(付記2)
撮像画像中の車両の幅若しくは長さ、またはナンバープレートに基づき車両の種別を特定する
付記1に記載のプログラム。
(付記3)
助手席側に搭乗者が存在するか否か判断し、
存在すると判断した場合に、幅方向の寸法を増加する
付記1または2に記載のプログラム。
(付記4)
撮像画像に基づき車両がスライドドアを有するか否かを判断し、
存在すると判断した場合に、幅方向の寸法を調整する
付記1から3のいずれか一つに記載のプログラム。
(付記5)
撮像画像に基づき車両に子供が搭乗しているか否かを判断し、
子供が搭乗していると判断した場合に、幅方向の寸法を増加する
付記1から4のいずれか一つに記載のプログラム。
(付記6)
撮像画像に基づき車両後方の開閉部の種類を特定し、
特定した種類に基づいて長さ方向の寸法を決定する
付記1から5のいずれか一つに記載のプログラム。
(付記7)
撮像画像に基づき車両に取り付けられたマークの種別を特定し、
特定したマークに基づき幅方向の寸法を増加する
付記1から6のいずれか一つに記載のプログラム。
(付記8)
寸法を調整した後の駐車区画を出力する
付記1から7のいずれか一つに記載のプログラム。
(付記9)
寸法を調整した後の駐車区画を、通信網を介して前記車両内の端末装置へ出力する
付記1から7のいずれか一つに記載のプログラム。
(付記10)
幅方向または長さ方向に対して調整する寸法が複数存在する場合、寸法の合計値または最大値に基づき、駐車区画を出力する
付記3から9のいずれか一つに記載のプログラム。
(付記11)
寸法を調整した後の駐車区画及び該駐車区画内部の車両駐車位置を出力する
付記3から10のいずれか一つに記載のプログラム。
(付記12)
寸法を調整した後の駐車区画及び該駐車区画内部の車両駐車位置を、通信網を介して前記車両内の端末装置へ出力する
付記3から11のいずれか一つに記載のプログラム。
(付記12)
車両を撮像した撮像画像に基づいて特定された前記車両の種別と搭乗者の搭乗位置とに応じて寸法が調整された前記車両の駐車区画を決定する決定部
を備える情報処理装置。
(付記13)
コンピュータを用いた情報処理方法において、
車両を撮像した撮像画像に基づいて特定された前記車両の種別と搭乗者の搭乗位置とに応じて寸法が調整された前記車両の駐車区画を決定する
情報処理方法。
1 サーバコンピュータ
1A 可搬型記録媒体
1B 半導体メモリ
2 カメラ
3 移動体
4 プロジェクタ
5 発光素子制御部
6 ビーコン
7 端末装置
8 カメラ
10A 読み取り部
11 CPU
12 RAM
13 入力部
14 表示部
15 記憶部
15P 制御プログラム
16 通信部
31 レール
71 CPU
72 RAM
73 入力部
74 表示部
75 記憶部
76 通信部
78 GPSモジュール
151 基本区画ファイル
231 決定部
N 通信網

Claims (11)

  1. コンピュータに、
    車両を撮像した撮像画像に基づいて特定された前記車両の種別と搭乗者の搭乗位置とに応じて寸法が調整された前記車両の駐車区画を決定する
    処理を実行させるプログラム。
  2. 撮像画像中の車両の幅若しくは長さ、またはナンバープレートに基づき車両の種別を特定する
    請求項1に記載のプログラム。
  3. 助手席側に搭乗者が存在するか否か判断し、
    存在すると判断した場合に、幅方向の寸法を増加する
    請求項1または2に記載のプログラム。
  4. 撮像画像に基づき車両がスライドドアを有するか否かを判断し、
    存在すると判断した場合に、幅方向の寸法を調整する
    請求項1から3のいずれか一つに記載のプログラム。
  5. 撮像画像に基づき車両に子供が搭乗しているか否かを判断し、
    子供が搭乗していると判断した場合に、幅方向の寸法を増加する
    請求項1から4のいずれか一つに記載のプログラム。
  6. 撮像画像に基づき車両後方の開閉部の種類を特定し、
    特定した種類に基づいて長さ方向の寸法を決定する
    請求項1から5のいずれか一つに記載のプログラム。
  7. 撮像画像に基づき車両に取り付けられたマークの種別を特定し、
    特定したマークに基づき幅方向の寸法を増加する
    請求項1から6のいずれか一つに記載のプログラム。
  8. 寸法を調整した後の駐車区画を出力する
    付記1から7のいずれか一つに記載のプログラム。
  9. 寸法を調整した後の駐車区画を、通信網を介して前記車両内の端末装置へ出力する
    付記1から7のいずれか一つに記載のプログラム。
  10. 車両を撮像した撮像画像に基づいて特定された前記車両の種別と搭乗者の搭乗位置とに応じて寸法が調整された前記車両の駐車区画を決定する決定部
    を備える情報処理装置。
  11. コンピュータを用いた情報処理方法において、
    車両を撮像した撮像画像に基づいて特定された前記車両の種別と搭乗者の搭乗位置とに応じて寸法が調整された前記車両の駐車区画を決定する
    情報処理方法。
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