JP2016143136A - 仲介サーバとそのためのコンピュータプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 アクセストークンをクライアント装置に登録させるために、ユーザがクライアント装置とブラウザ装置とのうちのブラウザ装置を先に利用せずに済む技術を提供すること。
【解決手段】 仲介サーバ50は、MFP10からID要求を取得することに応じて(S130)、一時的IDであるTempIDを生成し(S131)、TempIDを含むID提示画面を表わすID提示画面データをMFP10に供給する(S132)。その後、仲介サーバ50は、端末装置80からTempIDを取得することに応じて、SPサーバ100からアクセストークンを取得する。そして、仲介サーバ50は、アクセストークンを含む登録情報がMFP10に登録されるように、登録情報をMFP10に供給する。これにより、MFP10は、アクセストークンを利用して、SPサーバ100からサービスの提供を受けることができる。
【選択図】 図7

Description

本明細書では、サービス提供サーバからクライアント装置へのサービスの提供を仲介するための仲介サーバに関する技術を開示する。
特許文献1には、ウェブブラウザを搭載しているPCと、多機能装置(以下では「MFP」と記載する)と、サービス提供装置と、中継装置と、を備えるシステムが開示されている。PCは、ユーザからの指示に応じて、仮登録ID発行要求を中継装置に送信する。中継装置は、PCから仮登録ID発行要求を受信することに応じて、仮登録IDを生成して、仮登録IDをPCに送信する。これにより、PCにおいて仮登録IDが表示されるので、ユーザは、仮登録IDを知ることができる。その後、ユーザは、MFPを操作して、仮登録IDをMFPに入力する。この場合、MFPは、仮登録IDを中継装置に送信する。中継装置は、MFPから仮登録IDを受信することに応じて、サービス提供装置からアクセストークンを受信し、当該アクセストークンをMFPに送信して、アクセストークンをMFPに登録する。この結果、MFPは、アクセストークンを利用して、サービス提供装置からサービスの提供を受けることができる。
特開2012−113696号公報
特許文献1の技術では、仲介サーバは、PCから仮登録ID発行要求を受信することに応じて仮登録IDを生成し、その後、MFPから仮登録IDを受信することに応じてアクセストークンをMFPに登録する。即ち、アクセストークンをMFPに登録させるために、ユーザは、MFPとPCとのうちのPCを先に利用して、仮登録IDを中継装置に生成させる必要がある。
本明細書では、アクセストークンをクライアント装置に登録させるために、ユーザがクライアント装置とブラウザ装置とのうちのブラウザ装置を先に利用せずに済む技術を提供する。
本明細書では、仲介サーバのためのコンピュータプログラムを開示する。コンピュータプログラムは、仲介サーバのコンピュータに、以下の各処理、即ち、第1のトリガ情報生成処理と、出力処理と、第1のトリガ情報取得処理と、第1のアクセストークン取得処理と、第1の登録情報供給処理と、を実行させる。第1のトリガ情報生成処理では、1個以上のサービス提供サーバからサービスの提供を受けるべきクライアント装置から、第1のトリガ情報の生成要求を取得することに応じて、第1のトリガ情報を生成する。第1のトリガ情報は、仲介サーバが1個以上のサービス提供サーバのうちの特定のサービス提供サーバから第1のアクセストークンを取得するためのトリガとして利用されるべき情報である。出力処理では、第1のトリガ情報を外部に出力する。第1のトリガ情報取得処理では、第1のトリガ情報を外部に出力した後に、ウェブブラウザを備えるブラウザ装置が、ウェブブラウザを利用して、第1のトリガ情報を仲介サーバに供給することに応じて、ブラウザ装置から第1のトリガ情報を取得する。ブラウザ装置は、クライアント装置とは異なる。第1のアクセストークン取得処理では、ブラウザ装置から第1のトリガ情報を取得することに応じて、特定のサービス提供サーバから第1のアクセストークンを取得する。第1の登録情報供給処理では、第1のアクセストークンを含む第1の登録情報がクライアント装置に登録されるように、第1の登録情報をクライアント装置に供給する。クライアント装置に登録される第1の登録情報内の第1のアクセストークンは、クライアント装置が、特定のサービス提供サーバから特定のサービスの提供を受けるために利用されるべき情報である。
上記のコンピュータプログラムは、以下の仲介サーバを実現することができる。仲介サーバは、ブラウザ装置から第1のトリガ情報の生成要求を取得しなくても、クライアント装置から第1のトリガ情報の生成要求を取得することに応じて、第1のトリガ情報を生成し、第1のトリガ情報を外部に出力する。これにより、ユーザは、第1のトリガ情報を知り得る。そして、仲介サーバは、ブラウザ装置から第1のトリガ情報を取得することに応じて、特定のサービス提供サーバから第1のアクセストークンを取得し、第1のアクセストークンを含む第1の登録情報をクライアント装置に供給する。これにより、第1の登録情報がクライアント装置に登録される。このように、本技術によると、アクセストークンをクライアント装置に登録させるために、ユーザがクライアント装置とブラウザ装置とのうちのブラウザ装置を先に利用せずに済み、この結果、ユーザの利便性を向上させ得る。
上記のコンピュータプログラムによって実現される仲介サーバそのもの及び仲介サーバの制御方法も新規で有用である。また、仲介サーバと他の少なくとも1個の装置(例えば、クライアント装置、ブラウザ装置)とを備える通信システムも新規で有用である。また、上記のコンピュータプログラムを記憶するコンピュータ読取可能記憶媒体も新規で有用である。
通信システムの構成を示す。 端末装置を先に利用するケースのシーケンス図を示す。 図2の続きのシーケンス図を示す。 図3の続きのシーケンス図を示す。 端末装置で表示される各画面を示す。 多機能機で表示される各画面を示す。 多機能機を先に利用するケースのシーケンス図を示す。 図7の続きのシーケンス図を示す。 図8の続きのシーケンス図を示す。 図9の続きのシーケンス図を示す。 ダウンロード印刷及びスキャンアップロードのシーケンス図を示す。 第2実施例のシーケンス図を示す。
(第1実施例)
(通信システム2の構成;図1)
図1に示されるように、通信システム2は、多機能機10と、仲介サーバ50と、端末装置80と、複数個のサービス提供サーバ100,110と、を備える。各デバイス10等は、インターネット4に接続されており、インターネット4を介して相互に通信可能である。本実施例では、サービス提供サーバ(例えば100)によって生成されるアクセストークンを多機能機10に登録して、多機能機10が当該アクセストークンを利用してサービス提供サーバからサービスの提供を受けることを実現する。なお、以下では、多機能機、サービス提供サーバのことを、それぞれ、「MFP」、「SPサーバ」と記載する。
(MFP10の構成)
MFP10は、印刷機能、スキャン機能等を含む多機能を実行可能である。MFP10は、図示省略のLAN(Local Area Networkの略)に接続されるデバイスであり、当該LANに接続される他の装置(例えばPC(Personal Computerの略)等)の周辺機器である。MFP10は、操作部12と、表示部14と、印刷実行部16と、スキャン実行部18と、ネットワークインターフェイス20と、制御部30と、を備える。
操作部12は、複数のキーを備える。ユーザは、操作部12を操作することによって、様々な指示を多機能機10に入力することができる。表示部14は、様々な情報を表示するためのディスプレイである。表示部14は、いわゆるタッチパネルとして機能する。即ち、表示部14は、ユーザによって操作される操作部としても機能する。印刷実行部16は、インクジェット方式、レーザー方式等の印刷機構を備える。スキャン実行部18は、CCD、CIS等のスキャン機構を備える。MFP10は、ネットワークインターフェイス20を介して(即ちLANを介して)、インターネット4に接続可能である。
制御部30は、CPU32と、メモリ34と、を備える。CPU32は、メモリ34に格納されているプログラム36に従って、様々な処理を実行する。メモリ34は、上記のプログラム36の他に、サービスユーザテーブル38を記憶する。
サービスユーザテーブル38には、1個以上のサービスユーザ情報が記述される。各サービスユーザ情報は、サービスIDと表示名とアクセストークンとが関連付けられた情報である。サービスIDは、SPサーバ(例えば100)によって提供されるサービスを識別するための情報であり、換言すると、SPサーバを識別するための情報である。本実施例では、SPサーバ100のサービスID、SPサーバ110のサービスIDは、それぞれ、「SID1」、「SID2」である。表示名は、MFP10を利用するユーザの表示用の名称である。アクセストークンは、SPサーバからサービスの提供を受けるための認証情報である。
多機能機10は、サービスユーザテーブル38にサービスユーザ情報が登録されると、当該サービスユーザ情報を利用して、SPサーバ(例えば100)からサービスの提供を受けることができる。詳しくは後述するが、ユーザは、MFP10と端末装置80とのうちの端末装置80を先に利用して、サービスユーザ情報をサービスユーザテーブル38に登録することもできるし(図2〜図4参照)、MFP10を先に利用して、サービスユーザ情報をサービスユーザテーブル38に登録することもできる(図7〜図10参照)。
(仲介サーバ50の構成)
仲介サーバ50は、MFP10のベンダによってインターネット4上に設置される。仲介サーバ50は、各SPサーバ100,110からMFP10へのサービスの提供を仲介する。
仲介サーバ50は、ネットワークインターフェイス60と、制御部70と、を備える。仲介サーバ50は、ネットワークインターフェイス60を介して、インターネット4に接続される。制御部70は、CPU72と、メモリ74と、を備える。CPU72は、メモリ74に格納されているプログラム76に従って、様々な処理を実行する。プログラム76は、各サービス提供サーバ100,110に対応する各API(Application Program Interfaceの略)を含む。各APIのそれぞれは、当該APIに対応するサービス提供サーバと通信してデータ処理を実行するためのプログラムである。
(端末装置80の構成)
端末装置80は、PC、携帯電話、スマートフォン等のユーザ端末である。端末装置80は、LANを介して、又は、3G、4G等の電話回線ネットワークを介して、インターネット4に接続される。端末装置80は、ウェブブラウザ82を備えており、ウェブブラウザ82を利用して、仲介サーバ50及び各SPサーバ100,110との通信を実行する。
(SPサーバ100,110の構成)
各SPサーバ100,110は、例えば、「Evernote(登録商標)」、「Google(登録商標) Docs」、「PICASA(登録商標)」、「Facebook(登録商標)」等の各サービス名を有するサーバ(即ちクラウドサーバ)である。なお、本実施例では、記載の簡略化のために、SPサーバ100のサービス名、SPサーバ110のサービス名を、それぞれ、「SVA」、「SVB」と記載する。各SPサーバ100,110は、インターネット4を介して、当該サーバに対応するサービスを通信機器(例えばMFP10)に提供する。各SPサーバ100,110は、様々な機能を実行することによって、様々なサービスを通信機器に提供することができる。例えば、SPサーバ100は、通信機器からデータを取得して当該データを保存するデータ保存サービス、及び、サーバ内のデータを通信機器に供給するデータ供給サービスを提供する。
(端末装置80を先に利用するケース;図2)
続いて、図2〜図4を参照して、ユーザがMFP10と端末装置80とのうちの端末装置80を先に利用して、SPサーバ100によって生成されるアクセストークンを含むサービスユーザ情報をMFP10に登録するための処理を説明する。なお、ユーザは、サービスユーザ情報をMFP10に登録するための作業を実行する前に、アカウント情報ACをSPサーバ100に登録しておく。この結果、図2のX1に示されるように、SPサーバ100において、アカウント情報ACが記憶される。アカウント情報ACは、例えば、アカウント名とパスワードとを含む。
なお、図2以降の各処理では、一対のデバイスの間で複数個の情報がまとめて通信されるように説明することがある。例えば、一方のデバイスから他方のデバイスに1個の要求が複数個の情報を含むように説明することがある。ただし、変形例では、一対のデバイスの間で複数個の要求及び複数個の応答の通信が実行されることによって、複数個の情報が順次通信されてもよい。
A1では、ユーザは、端末装置80のウェブブラウザ82を起動させて、仲介サーバ50内の初期画面データのURL(Uniform Resource Locatorの略)50Aを端末装置80に入力する。ユーザによってA1の操作が実行されると、S10において、端末装置80のウェブブラウザ82は、インターネット4を介して、入力済みのURL50Aが宛先として指定されている初期画面要求を仲介サーバ50に供給する。初期画面要求は、初期画面データの供給を要求するためのコマンドである。なお、端末装置80は、ウェブブラウザ82を利用して、S10の処理のみならず、以下の様々な処理を実行する。ただし、以下では、「端末装置80のウェブブラウザ82は・・・を実行する」と記載せずに、簡単に、「端末装置80は・・・を実行する」と記載する。また、本実施例では、各デバイス10,50,80,100の間の通信の全てがインターネットを介する通信であるので、以下では、「インターネットを介して」という説明を省略する。
仲介サーバ50のCPU72は、端末装置80から初期画面要求を取得することに応じて、S12において、初期画面データを端末装置80に供給する。
端末装置80は、仲介サーバ50から初期画面データを取得することに応じて、S14において、初期画面データによって表わされる初期画面SC1を表示する。図5には、初期画面SC1が示されている。初期画面SC1は、MFP10に関係する基本情報を選択するための画面である。基本情報は、MFP10が設置される国を示す情報と、MFP10の表示言語を示す情報と、MFP10のモデル名を示す情報と、を含む。図2のA2では、ユーザは、初期画面SC1を見ながら、基本情報(即ち、国(例えば「US」)、言語(例えば「English」)、及び、モデル名(例えば「ML1」))を選択するための操作を端末装置80に実行する。ユーザによってA2の操作が実行されると、S20において、端末装置80は、選択済みの基本情報を含むサービス画面要求を仲介サーバ50に供給する。サービス画面要求は、サービス画面データの供給を要求するためのコマンドである。
仲介サーバ50のCPU72は、端末装置80からサービス画面要求を取得することに応じて、サーバ画面要求内の基本情報に従ってサービス画面データを生成する。具体的には、CPU72は、メモリ74内に予め記憶されているサーバテーブル(図示省略)から、基本情報が示す国に設置されている1個以上のSPサーバ(以下では「設置SPサーバ」と呼ぶ)を特定する。上記のサーバテーブルでは、複数個の国のそれぞれについて、1個以上の設置SPサーバが記述されている。次いで、CPU72は、メモリ74内に予め記憶されているモデル名テーブル(図示省略)から、特定済みの1個以上の設置SPサーバのうち、基本情報が示すモデル名を有するMFP10にサービスを提供可能な1個以上のSPサーバ(以下では「対象SPサーバ」と呼ぶ)を特定する。上記のサーバテーブルでは、複数個のモデル名のそれぞれについて、1個以上の対象SPサーバが記述されている。次いで、CPU72は、特定済みの1個以上の対象SPサーバに対応する1個以上のサービス名を示すサービス画面を表わすサービス画面データを生成する。ここで、CPU72は、基本情報が示す言語で1個以上のサービス名が記述されているサービス画面を表わすサービス画面データを生成する。次いで、S22において、CPU72は、生成済みのサービス画面データを端末装置80に供給する。
端末装置80は、仲介サーバ50からサービス画面データを取得することに応じて、S24において、サービス画面データによって表わされるサービス画面SC2を表示する。図5には、サービス画面SC2が示されている。サービス画面SC2は、1個以上のサービス名(図5の例では、「SVA」、「SVB」、「SVC」)の中から1個のサービス名を選択するための画面である。図2のA3では、ユーザは、サービス画面SC2を見ながら、1個のサービス名を選択する操作を端末装置80に実行する。図2の例では、SPサーバ100のサービス名「SVA」が選択される。ユーザによってA3の操作が実行されると、S30において、端末装置80は、選択済みのサービス名「SVA」を含むReqT(Request Tokenの略)要求を仲介サーバ50に供給する。ReqT要求は、ReqTの供給を要求するためのコマンドである。ReqTは、後述のログイン画面データ(S40,S42参照)をSPサーバ100に要求するのに必要な認証情報である。
仲介サーバ50のCPU72は、端末装置80からReqT要求を取得することに応じて、メモリ74内に予め記憶されているサービスIDテーブル(図示省略)から、ReqT要求内のサービス名「SVA」に関連付けられているサービスID「SID1」を特定する。上記のサービスIDテーブルでは、複数個のSPサーバ100,110のそれぞれについて、当該SPサーバによって提供されるサービスのサービス名と、当該サービスを識別するためのサービスIDと、が関連付けられている。そして、S31において、CPU72は、特定済みのサービスID「SID1」をメモリ74に記憶させる(X2参照)。次いで、S32において、CPU72は、仲介サーバ50のURL50Bを含むReqT要求をSPサーバ100に供給する。URL50Bは、A1で入力されるURL50Aとは異なり、端末装置80が後述のID要求(図3のS60参照)を仲介サーバ50に供給するのに必要なURLである。
SPサーバ100は、仲介サーバ50からReqT要求を取得することに応じて、S33において、ReqTを生成する。これにより、X3に示されるように、SPサーバ100において、生成済みのReqTと、ReqT要求内のURL50Bと、が関連付けられる。次いで、S34において、SPサーバ100は、ReqTと、SPサーバ100のURL100Aと、を含む第1の応答を仲介サーバ50に供給する。第1の応答は、S32のReqT要求に対する応答である。URL100Aは、端末装置80が後述のログイン画面要求(S40参照)をSPサーバ100に供給するのに必要なURLである。
仲介サーバ50のCPU72は、SPサーバ100から第1の応答を取得することに応じて、S36において、第1の応答内のReqTとRedirect要求とを含む第2の応答を端末装置80に供給する。Redirect要求は、Redirect先のURLとして、第1の応答内のURL100Aを含む。第2の応答は、S30のReqT要求に対する応答である。
端末装置80は、仲介サーバ50から第2の応答を取得することに応じて、S40において、第2の応答内のRedirect要求に従って、URL100Aが宛先として指定されているログイン画面要求をSPサーバ100に供給する。ログイン画面要求は、第2の応答内のReqTを含む。ログイン画面要求は、ログイン画面データの供給を要求するためのコマンドである。
SPサーバ100は、端末装置80からログイン画面要求を取得することに応じて、まず、ログイン画面要求内のReqTがSPサーバ100に記憶されているのか否かを判断する(即ちReqTの認証を実行する)。そして、SPサーバ100は、ReqTがSPサーバ100に記憶されていると判断する場合(即ちReqTの認証が成功する場合)には、S42において、SPサーバ100は、ログイン画面データを端末装置80に供給する。
端末装置80は、SPサーバ100からログイン画面データを取得することに応じて、S44において、ログイン画面データによって表わされるログイン画面SC3を表示する。図5には、ログイン画面SC3が示されている。ログイン画面SC3は、アカウント名とパスワードとを含むアカウント情報ACを入力するための画面である。S44が終了すると、図3に進む。
(図2の続き;図3)
図3のA4では、ユーザは、ログイン画面SC3を見ながら、アカウント情報ACを入力する操作を端末装置80に実行する。ユーザによってA4の操作が実行されると、S50において、端末装置80は、入力済みのアカウント情報ACを含むログイン要求をSPサーバ100に供給する。ログイン要求は、端末装置80のログインを要求するためのコマンドである。
SPサーバ100は、端末装置80からログイン要求を取得することに応じて、ログイン要求内のアカウント情報ACがSPサーバ100に記憶されているのか否かを判断する(即ちアカウント情報ACの認証を実行する)。本ケースでは、S51において、SPサーバ100は、アカウント情報ACの認証が成功したと判断する。アカウント情報ACの認は、ReqTを含むログイン画面要求(図2のS40参照)に応じて実行される処理であるので、この段階で、SPサーバ100において、アカウント情報ACを含む情報X1と、ReqT及びURL50Bを含む情報X3と、が関連付けられる。また、アカウント情報ACの認証が成功することに応じて、端末装置80のログインが成功した状態、即ち、アカウント情報ACに対応するログインが成功した状態(即ちログイン状態)になる。次いで、S52において、SPサーバ100は、ReqTとは異なるAuthT(Authentication Tokenの略)を生成する。これにより、X4に示されるように、SPサーバ100において、情報X1内のアカウント情報ACと、情報X3内のReqtと、生成済みのAuthTと、情報X3内のURL50Bと、が関連付けられる。AuthTは、仲介サーバ50が後述のAccT(Access Tokenの略)要求(図4のS92参照)をSPサーバ100に供給するのに必要な認証情報である。次いで、S54において、SPサーバ100は、AuthTとRedirect要求とを含むログイン成功通知を端末装置80に供給する。Redirect要求は、Redirect先のURLとして、ログインが成功したアカウント状態ACに関連付けられている仲介サーバ50のURL50B(X4参照)を含む。
端末装置80は、SPサーバ100からログイン成功通知を取得することに応じて、S60において、ログイン成功通知内のRedirect要求に従って、URL50Bが宛先として指定されているID要求を仲介サーバ50に供給する。ID要求は、ログイン成功通知内のAuthTを含む。ID要求は、一時的ID(以下では「Temp(Temporaryの略)ID」と呼ぶ)の供給を要求するためのコマンドである。
仲介サーバ50のCPU72は、端末装置80からID要求を取得することに応じて、S61において、ランダムに決定される文字列であるTempIDを生成し、生成済みのTempIDとID要求内のAuthTとをメモリ74に記憶させる。これにより、X5に示されるように、メモリ74内において、TempIDと、AuthTと、サービスID「SID1」(X2参照)と、が関連付けられる。このように、TempIDとサービスID「SID1」とが関連付けられるので、この後、MFP10からTempIDが取得される場合(図4のS80参照)に、TempIDに関連付けられているサービスID「SID1」を含むサービスユーザ情報をMFP10に適切に登録させることができる。次いで、S62において、CPU72は、TempIDを示すID提示画面を表わすID提示画面データを端末装置80に供給する。
端末装置80は、仲介サーバ50からID提示画面データを取得することに応じて、S64において、ID提示画面データによって表わされるID提示画面SC4を表示する。図5には、ID提示画面SC4が示されている。ID提示画面SC4は、TempIDを示す文字列「a1myy27a」と、TempIDをMFP10に入力することをユーザに促すメッセージと、を含む。これにより、ユーザは、TempIDを知ることができると共に、TempIDをMFP10に入力すべきことを知ることができる。図3のS64が終了すると、ユーザが端末装置80を利用する処理が終了し、次いで、ユーザがMFP10を利用する図4の処理に進む。
(図3の続き;図4)
SPサーバ100は、図3のS54のログイン成功通知を供給すると、情報X4から、以降の処理で不要な情報であるReqT及びURL50Bを削除する。この結果、図4の情報X6は、アカウント情報ACとAuthTとのみを含む。
図4のA5では、ユーザは、MFP10の表示部14に表示される登録メイン画面SC10を見ながら、ID入力ボタンを選択する操作をMFP10に実行する。図6には、登録メイン画面SC10が示されている。登録メイン画面SC10は、文字列「ID Input」を示すID入力ボタンと、文字列「ID Issue」を示すID発行ボタンと、文字列「Register」を示す登録ボタンと、を含む。ID入力ボタンは、ユーザが端末装置80を先に利用するケースにおいて、TempIDを入力するためのボタンである。ID発行ボタンは、ユーザがMFP10を先に利用するケースにおいて、TempIDの発行を要求するためのボタンである。登録ボタンは、ユーザがMFP10を先に利用するケースにおいて、サービスユーザ情報を登録するためのボタンである。ユーザによってA5の操作が実行されると、S70において、MFP10のCPU32は、ID入力画面要求を仲介サーバ50に供給する。ID入力画面要求は、ID入力画面データの供給を要求するためのコマンドである。
仲介サーバ50のCPU72は、MFP10からID入力画面要求を取得することに応じて、S72において、ID入力画面データをMFP10に供給する。
MFP10のCPU32は、仲介サーバ50からID入力画面データを取得することに応じて、S74において、ID入力画面データを表示部14に供給して、ID入力画面SC11を表示部14に表示させる。図6には、ID入力画面SC11が示されている。ID入力画面SC11は、TempIDを入力するための画面である。図4のA6では、ユーザは、ID入力画面SC11を見ながら、図3のS64で知ったTempIDを入力する操作をMFP10に実行する。ユーザによってA6の操作が実行されると、S80において、CPU32は、入力済みのTempIDを含む表示名入力画面要求を仲介サーバ50に供給する。表示名入力画面要求は、表示名入力画面データの供給を要求するためのコマンドである。
仲介サーバ50のCPU72は、MFP10から表示名入力画面要求を取得することに応じて、まず、仲介サーバ50のメモリ74から、表示名入力画面要求内のTempIDを含む情報X5を抽出する。これにより、この後、CPU72は、情報X5を利用して、各処理(即ち後述のS91,S92,S96,S98)を実行することなる。換言すると、CPU72は、TempIDを取得することをトリガとして、上記の各処理を実行する。次いで、S82において、CPU72は、表示名入力画面データをMFP10に供給する。
MFP10のCPU32は、仲介サーバ50から表示名入力画面データを取得することに応じて、S84において、表示名入力画面データを表示部14に供給して、表示名入力画面SC12を表示部14に表示させる。図6には、表示名入力画面SC12が示されている。表示名入力画面SC12は、表示名を入力するための画面である。図4のA7では、ユーザは、表示名入力画面SC12を見ながら、所望の表示名を入力する操作をMFP10に実行する。ユーザによってA7の操作が実行されると、S90において、CPU32は、入力済みの表示名(図4の例では「Alice」)を含む登録情報要求を仲介サーバ50に供給する。登録情報要求は、登録情報の供給を要求するためのコマンドである。
仲介サーバ50のCPU72は、MFP10から登録情報要求を取得することに応じて、S91において、登録情報要求内の表示名「Alice」をメモリ74に記憶させる。これにより、X7に示されるように、メモリ74内では、TempIDと、AuthTと、サービスID「SID1」と、表示名「Alice」と、が関連付けられる。次いで、S92において、CPU72は、情報X7内のAuthTを含むAccT要求を、情報X7内のサービスID「SID1」に対応するSPサーバ100に供給する。AccT要求は、AccTの供給を要求するためのコマンドである。
SPサーバ100は、仲介サーバ50からAccT要求を取得することに応じて、まず、AccT要求内のAuthTがSPサーバ100に記憶されているのか否かを判断する(即ちAuthTの認証を実行する)。そして、SPサーバ100は、AuthTがSPサーバ100に記憶されていると判断する場合(即ちAuthTの認証が成功する場合)に、S93において、ReqT及びAuthTとは異なるAccTを生成する。これにより、X8に示されるように、SPサーバ100において、アカウント情報ACと、AuthTと、生成済みのAccTと、が関連付けられる。次いで、S94において、SPサーバ100は、AccTを含む応答を仲介サーバ50に供給する。
仲介サーバ50のCPU72は、SPサーバ100から応答を取得することに応じて、S96において、登録情報RI1をMFP10に供給する。登録情報RI1は、情報X7内のサービスID「SID1」と、情報X7内の表示名「Alice」と、応答内のAccTと、を含む。次いで、CPU72は、登録情報RI1をMFP10に供給することに応じて、S98において、メモリ74から情報X7を削除する。これにより、メモリ74を解放することができる。
MFP10のCPU32は、仲介サーバ50から登録情報RI1を取得することに応じて、S100において、登録情報RI1をメモリ74内のサービスユーザテーブル38(図1参照)に登録する。これにより、サービスID「SID1」と表示名「Alice」とAccTとが関連付けられている新たな1個のサービスユーザ情報が、サービスユーザテーブル38に登録される。このために、この後、CPU32は、当該サービスユーザ情報を利用して、SPサーバ100からサービスの提供を受けることができる。次いで、CPU32は、登録完了画面データを表示部14に供給して、登録完了画面SC13を表示部14に表示させる。なお、登録完了画面データは、MFP10のメモリ34内に予め記憶されていてもよいし、仲介サーバ50から登録情報RI1と共に取得されてもよい。図6には、登録完了画面SC13が示されている。登録完了画面SC13は、サービスユーザ情報の登録が完了したことを示すメッセージを含む。図4のS102の処理が終了すると、端末装置80を先に利用して、サービスユーザ情報をMFP10に登録するための処理が終了する。
(MFP10を先に利用するケース;図7)
続いて、図7〜図10を参照して、ユーザがMFP10と端末装置80とのうちのMFP10を先に利用して、SPサーバ100によって生成されるアクセストークンを含むサービスユーザ情報をMFP10に登録するための処理を説明する。なお、以下では、図2〜図6と同じ名称を有するコマンド、画面等の要素については、当該要素に関する記載を省略することがあるが、当該要素の説明は、上記の説明と同様である。図2のケースと同様に、X11に示されるように、SPサーバ100において、アカウント情報ACが予め記憶されている。
A11では、ユーザは、MFP10の表示部14に表示される登録メイン画面SC10(図6参照)を見ながら、ID発行ボタンを選択する操作をMFP10に実行する。ID発行ボタンは、文字列「ID Issue」を示すボタンである(図6のSC10参照)。ユーザによってA11の操作が実行されると、S110において、MFP10のCPU32は、基本情報(即ち、国、言語、モデル名)を含むサービス画面要求を仲介サーバ50に供給する。MFP10では、MFP10の初期設定が実行される際(通常はMFP10の電源が最初にONされる際)に、MFP10が設置される国を示す情報と、MFP10の表示言語を示す情報と、がメモリ34に記憶される。また、メモリ34は、MFP10のモデル名を示す情報を予め記憶している。即ち、メモリ34は、A11の操作が実行される前に、基本情報を予め記憶している。このために、CPU32は、メモリ34内の基本情報を含むサービス画面要求を仲介サーバ50に供給する。このように、図7のケースでは、図2のケースとは異なり、ユーザは、国、言語、及び、モデル名を選択せずに済む。
仲介サーバ50のCPU72は、MFP10からサービス画面要求を取得することに応じて、サーバ画面要求内の基本情報に従ってサービス画面データを生成する。当該処理は、図2のS20のサービス画面要求に応じてサービス画面データを生成する処理と同様である。次いで、S112において、CPU72は、生成済みのサービス画面データをMFP10に供給する。
MFP10のCPU32は、仲介サーバ50からサービス画面データを取得することに応じて、S114において、サービス画面データを表示部14に供給して、サービス画面SC21を表示部14に表示させる。図6には、サービス画面SC21が示されている。図7のA12では、ユーザは、サービス画面SC21を見ながら、1個のサービス名を選択する操作をMFP10に実行する。図7の例では、SPサーバ100のサービス名「SVA」が選択される。ユーザによってA12の操作が実行されると、S120において、CPU32は、選択済みのサービス名「SVA」を含む表示名入力画面要求を仲介サーバ50に供給する。
仲介サーバ50のCPU72は、MFP10から表示名入力画面要求を取得することに応じて、メモリ74内の上記のサービスIDテーブル(図示省略)から、表示名入力画面要求内のサービス名「SVA」に関連付けられているサービスID「SID1」を特定する。そして、S121において、CPU72は、特定済みのサービスID「SID1」をメモリ74に記憶させる(X12参照)。次いで、S122において、CPU72は、表示名入力画面データをMFP10に供給する。
MFP10のCPU32は、仲介サーバ50から表示名入力画面データを取得することに応じて、S124において、表示名入力画面データを表示部14に供給して、表示名入力画面SC22を表示部14に表示させる。図6には、表示名入力画面SC22が示されている。図7のA13では、ユーザは、表示名入力画面SC22を見ながら、所望の表示名を入力する操作をMFP10に実行する。ユーザによってA13の操作が実行されると、S130において、CPU32は、入力済みの表示名(図7の例では「Alice」)と、MFP10のMACアドレス(以下では「MAC」と記載する)と、を含むID要求を仲介サーバ50に供給する。
仲介サーバ50のCPU72は、MFP10からID要求を取得することに応じて、S131において、TempIDを生成し、ID要求内のMACと、生成済みのTempIDと、ID要求内の表示名「Alice」と、をメモリ74に記憶させる。これにより、X13に示されるように、メモリ74内において、MACと、TempIDと、サービスID「SID1」(X12参照)と、表示名「Alice」と、が関連付けられる。このように、TempIDとサービスID「SID1」とが関連付けられので、仲介サーバ50は、この後、端末装置80からTempIDを取得する場合(図8のS150参照)に、TempIDに関連付けられているサービスID「SID1」によって識別されるSPサーバ100のURL100Aを端末装置80に適切に供給することができる(図8のS156参照)。また、仲介サーバ50は、端末装置80から表示名を取得するのではなく、MFP10から表示名「Alice」を取得する。即ち、表示名「Alice」は、MFP10に入力される文字列であり、MFP10が表示可能な各文字によって構成される。従って、この後、表示名「Alice」を含むサービスユーザ情報がMFP10に登録される場合(図10のS220参照)に、MFP10が表示名「Alice」を適切に表示することができる。次いで、S132において、CPU72は、TempIDを示すID提示画面を表わすID提示画面データを端末装置80に供給する。
MFP10のCPU32は、仲介サーバ50からID提示画面データを取得することに応じて、S134において、ID提示画面データを表示部14に供給して、ID提示画面SC23を表示部14に表示させる。図6には、ID提示画面SC23が示されている。ID提示画面SC23は、TempIDを示す文字列「a1myy27a」と、仲介サーバ50のURL50Cを示す文字列と、ウェブブラウザ82を利用してURL50CにアクセスしてTempIDを入力することをユーザに促すメッセージと、を含む。これにより、ユーザは、TempIDを知ることができると共に、TempIDを端末装置80に入力すべきことを知ることができる。URL50Cは、端末装置80が後述のID入力画面要求(図8のS140参照)を仲介サーバ50に供給するのに必要なURLである。図7のS134が終了すると、ユーザがMFP10を利用する処理が終了し、次いで、ユーザが端末装置80を利用する図8の処理に進む。
(図7の続き;図8)
図8のA21では、ユーザは、端末装置80のウェブブラウザ82を起動させて、図7のS134で表示されるURL50C(図6のSC23参照)を端末装置80に入力する。ユーザによってA21の操作が実行されると、S140において、端末装置80は、入力済みのURL50Cが宛先として指定されているID入力画面要求を仲介サーバ50に供給する。
仲介サーバ50のCPU72は、端末装置80からID入力画面要求を取得することに応じて、S142において、ID入力画面データを端末装置80に供給する。
端末装置80は、仲介サーバ50からID入力画面データを取得することに応じて、S144において、ID入力画面データによって表わされるID入力画面SC31を表示する。図5には、ID入力画面SC31が示されている。図8のA22では、ユーザは、ID入力画面SC31を見ながら、図7のS134で知ったTempID(図6のSC23参照)を入力する操作を端末装置80に実行する。ユーザによってA22の操作が実行されると、S150において、端末装置80は、入力済みのTempIDを含むReqT要求を仲介サーバ50に供給する。
仲介サーバ50のCPU72は、端末装置80からReqT要求を取得することに応じて、まず、仲介サーバ50のメモリ74から、ReqT要求内のTempIDを含む情報X13を抽出する。これにより、この後、CPU72は、情報X13を利用して、各処理(即ち後述の図9のS182,S185)を実行することなる。換言すると、CPU72は、TempIDを取得することをトリガとして、上記の各処理を実行する。次いで、S152において、CPU72は、仲介サーバ50のURL50Dを含むReqT要求をSPサーバ100に供給する。URL50Dは、端末装置80が後述の第1のAccT要求(図9のS180参照)を仲介サーバ50に供給するのに必要なURLである。
SPサーバ100によって実行されるS153,S154は、図2のS33,S34と同様である。これにより、X14に示されるように、SPサーバ100において、ReqTと、URL50Dと、が関連付けられる。また、仲介サーバ50のCPU72によって実行されるS156は、図2のS36と同様である。また、端末装置80によって実行されるS160,S162,S164は、図2のS40,S42,S44と同様である。S164では、図5のログイン画面SC32が表示される。図8のS164が終了すると、図9に進む。
(図8の続き;図9)
図9のA23は、図3のA4と同様である。また、端末装置80及びSPサーバ100によって実行されるS170,S171,S172,S174は、図3のS50,S51,S52,S54と同様である。これにより、X15に示されるように、SPサーバ100において、アカウント情報ACと、ReqTと、AuthTと、URL50Dと、が関連付けられる。なお、S174のログイン成功通知は、S52のログイン成功通知とは異なり、Redirect先のURLとして、情報X15内のURL50Dを含む。
端末装置80は、SPサーバ100からログイン成功通知を取得することに応じて、S180において、ログイン成功通知内のRedirect要求に従って、URL50Dが宛先として指定されている第1のAccT要求を仲介サーバ50に供給する。
仲介サーバ50のCPU72は、端末装置80から第1のAccT要求を取得することに応じて、S182において、第1のAccT要求内のAuthを含む第2のAccT要求をSPサーバ100に供給する。
SPサーバ100によって実行されるS183,S184は、図4のS93,S94と同様である。これにより、X16に示されるように、SPサーバ100において、アカウント情報ACと、ReqTと、AuthTと、AccTと、URL50Dと、が関連付けられる。
仲介サーバ50のCPU72は、SPサーバ100から応答を取得することに応じて、S185において、AccTをメモリ74に記憶させる。これにより、X17に示されるように、メモリ74内において、MACと、TempIDと、サーバID「SID1」と、表示名「Alice」と、AccTと、が関連付けられる。このように、サーバID「SID1」と表示名「Alice」とAccTとが関連付けられるので、仲介サーバ50は、この後、これらの情報を含むサービスユーザ情報をMFP10に適切に登録することができる(図10のS212,S220参照)。次いで、S186において、CPU72は、記憶通知画面データを端末装置80に供給する。
端末装置80は、仲介サーバ50から記憶通知画面データを取得することに応じて、S188において、記憶通知画面データによって表わされる記憶通知画面SC33を表示する。図5には、記憶通知画面SC33が示されている。記憶通知画面SC33は、AccTが仲介サーバ50に記憶されたことを示すメッセージと、MFP10において登録ボタンを操作することをユーザに促すメッセージと、を含む。これにより、ユーザは、AccTが仲介サーバ50に記憶されたこと、及び、MFP10において登録ボタンを操作すべきことを知ることができる。図9のS188が終了すると、ユーザが端末装置80を利用する処理が終了し、次いで、ユーザがMFP10を利用する図10の処理に進む。
(図9の続き;図10)
SPサーバ100は、図9のS184の応答を供給すると、情報X16から、以降の処理で不要な情報であるReqT、AuthT、及び、URL50Dを削除する。この結果、図10の情報X18は、アカウント情報ACとAccTとのみを含む。また、仲介サーバ50のCPU72は、図9のS186の記憶通知画面データを供給すると、情報X17から、以降の処理で不要な情報であるTempIDを削除する。この結果、図10の情報X19は、MACとサービスID「SID1」と表示名「Alice」とAccTとのみを含む。
A31では、ユーザは、MFP10の表示部14に表示される登録メイン画面SC10(図6参照)を見ながら、登録ボタンを選択する操作をMFP10に実行する。登録ボタンは、文字列「Register」を示すボタンである(図6のSC10参照)。ユーザによってA31の操作が実行されると、S200において、MFP10のCPU32は、MACを含む表示名選択画面要求を仲介サーバ50に供給する。表示名選択画面要求は、表示名選択画面データの供給を要求するためのコマンドである。
仲介サーバ50のCPU72は、MFP10から表示名選択画面要求を取得することに応じて、表示名選択画面データを生成する。具体的には、CPU72は、メモリ74から、表示名選択画面要求内のMACに関連付けられている表示名「Alice」(X19参照)を抽出して、抽出済みの表示名「Alice」を選択肢として含む表示名選択画面を表わす表示名選択画面データを生成する。なお、仮に、他の表示名に対応するユーザによって図7〜図9の処理が実行済みである状況では、当該他の表示名がMACに関連付けられている。この場合、CPU72は、表示名「Alice」と当該他の表示名とを含む複数個の表示名を選択肢として含む表示名選択画面を表わす表示名選択画面データを生成する。次いで、S202において、CPU72は、生成済みの表示名選択画面データをMFP10に供給する。
MFP10のCPU32は、仲介サーバ50から表示名選択画面データを取得することに応じて、S204において、表示名選択画面データを表示部14に供給して、表示名選択画面SC41を表示部14に表示させる。図6には、表示名選択画面SC41が示されている。表示名選択画面SC41は、表示名「Alice」を選択肢として含む。図10のA32では、ユーザは、表示名選択画面SC41を見ながら、表示名「Alice」を選択する操作をMFP10に実行する。ユーザによってA32の操作が実行されると、S210において、CPU32は、選択済みの表示名「Alice」を含む登録情報要求を仲介サーバ50に供給する。
仲介サーバ50のCPU72は、MFP10から登録情報要求を取得することに応じて、メモリ74から、登録情報要求内の表示名「Alice」を含む情報X19を抽出する。次いで、S212において、CPU72は、抽出済みの情報X19を利用して、登録情報RI2をMFP10に供給する。登録情報RI2は、情報X19内のサービスID「SID1」、表示名「Alice」、及び、AccTを含み、情報X19内のMACを含まない。このように、仲介サーバ50は、MFP10から情報X19内の表示名「Alice」を取得すれば、登録情報RI2をMFP10に供給して、登録情報RI2に一致するサービスユーザ情報をMFP10に登録することができる。即ち、仲介サーバ50は、情報X19がメモリ74内に記憶された後に、情報X19内のサービスID「SID1」によって識別されるSPサーバ100を選択する操作がユーザによってMFP10に実行されなくても、登録情報RI2をMFP10に供給して、登録情報RI2に一致するサービスユーザ情報をMFP10に登録することができる。ユーザがSPサーバ100を選択せずに済むので、ユーザの利便性を向上させ得る。次いで、CPU72は、登録情報RI2をMFP10に供給することに応じて、S214において、メモリ74から情報X19を削除する。これにより、メモリ74を解放することができる。
MFP10のCPU32は、仲介サーバ50から登録情報RI2を取得することに応じて、S220において、登録情報RI2をメモリ74内のサービスユーザテーブル38(図1参照)に登録する。これにより、サービスID「SID1」と表示名「Alice」とAccTとが関連付けられている新たな1個のサービスユーザ情報が、サービスユーザテーブル38に登録される。次いで、CPU32は、登録完了画面データを表示部14に供給して、登録完了画面SC42を表示部14に表示させる。なお、登録完了画面データは、MFP10のメモリ34内に予め記憶されていてもよいし、仲介サーバ50から登録情報RI2と共に取得されてもよい。図6には、登録完了画面SC42が示されている。図10のS222の処理が終了すると、MFP10を先に利用して、サービスユーザ情報をMFP10に登録するための全ての処理が終了する。
上述したように、本実施例では、ユーザは、端末装置80を先に利用して、サービスユーザ情報をMFP10に登録することもできるし(図2〜図4参照)、MFP10を先に利用して、サービスユーザ情報をMFP10に登録することもできる(図7〜図10参照)。以下では、図2〜図4又は図7〜図10で登録されたサービスユーザ情報のことを「対象サービスユーザ情報」と呼ぶ。MFP10は、登録済みの対象サービスユーザ情報がユーザによって選択されることに応じて、SPサーバ100から様々なサービスの提供を受けることができる。以下では、MFP10が、SPサーバ100から画像ファイルをダウンロードして(即ちデータ供給サービスの提供を受けて)、印刷を実行するケース(以下では「ダウンロード印刷」と呼ぶ)と、原稿のスキャンを実行して、画像ファイルをSPサーバ100にアップロードする(即ちデータ保存サービスの提供を受ける)ケースと、を順次説明する。
(ダウンロード印刷;図11)
図11のX20に示されるように、SPサーバ100では、アカウント情報ACとAccTと画像ファイルF1とが関連付けられている。画像ファイルF1は、図示省略の処理において、ユーザによってSPサーバ100にアップロードされたファイルである。
A51において、ユーザは、MFP10のサービスユーザテーブル38(図1参照)に記述されている1個以上のサービスユーザ情報の中から対象サービスユーザ情報を選択する操作をMFP10に実行する。なお、図11ではA51の操作が簡単に示されているが、実際には、A51の操作が実行される前に、MFP10のCPU32は、サービスユーザテーブル38内の1個以上のサービスID及び1個以上の表示名を仲介サーバ50に供給する。そして、CPU32は、仲介サーバ50から、上記の1個以上のサービスIDに対応する1個以上のサービス名を選択肢として含むサービス名選択画面を表わすサービス名選択画面データを取得して、サービス名選択画面を表示部14に表示させる。A51では、ユーザは、サービス名選択画面において、SPサーバ100のサービス名「SVA」を選択する。これは、ユーザが対象サービスユーザ情報内のサービスID「SID1」を選択することに等しい。また、CPU32は、仲介サーバ50から、上記の1個以上の表示名を選択肢として含む表示名選択画面を表わす表示名選択画面データを取得して、表示名選択画面を表示部14に表示させる。A51では、ユーザは、表示名選択画面において、表示名「Alice」を選択する。CPU32は、選択済みのサービスID「SID1」及び選択済みの表示名「Alice」を仲介サーバ50に順次供給する。そして、S250において、CPU32は、選択済みのサービスID「SID1」及び選択済みの表示名「Alice」に関連付けられているAccT(即ち対象サービスユーザ情報内のAccT)を含む第1のファイルURL要求を仲介サーバ50に供給する。第1のファイルURL要求(さらには後述の第2のファイルURL要求)は、画像ファイルF1のURLの供給を要求するためのコマンドである。
仲介サーバ50のCPU72は、MFP10から第1のファイルURL要求を取得することに応じて、S252において、第1のファイルURL要求内のAccTを含む第2のファイルURL要求をSPサーバ100に供給する。
SPサーバ100は、仲介サーバ50から第2のファイルURL要求を取得することに応じて、第2のファイルURL要求内のAccTの認証を実行する。本ケースではAccTの認証が成功し、S254において、SPサーバ100は、AccTに関連付けられている画像ファイルF1(X20参照)のURLである画像ファイルURLを仲介サーバ50に供給する。
仲介サーバ50のCPU72は、SPサーバ100から画像ファイルURLを取得することに応じて、S256において、画像ファイルURLをMFP10に供給する。
MFP10のCPU32は、SPサーバ100から画像ファイルURLを取得することに応じて、S260において、画像ファイルURLが宛先として指定されているダウンロード要求をSPサーバ100に供給する。ダウンロード要求は、対象サービスユーザ情報内のAccTを含む。ダウンロード要求は、画像ファイルF1のダウンロード(即ち供給)を要求するためのコマンドである。
SPサーバ100は、MFP10からダウンロード要求を取得することに応じて、ダウンロード要求内のAccTの認証を実行する。本ケースではAccTの認証が成功し、S262において、SPサーバ100は、AccTに関連付けられている画像ファイルF1(X20参照)を仲介サーバ50に供給する。
MFP10のCPU32は、SPサーバ100から画像ファイルF1を取得することに応じて、S264において、画像ファイルF1によって表わされる画像の印刷を実行する。具体的には、CPU32は、画像ファイルF1を変換して、印刷実行部16が解釈可能な印刷データを生成し、当該印刷データを印刷実行部16に供給する。この結果、画像ファイルF1によって表わされる画像が印刷された印刷媒体をユーザに提供することができる。これにより、ダウンロード印刷が終了する。
(スキャンアップロード;図11)
続いて、スキャンアップロードの内容について説明する。X21に示されるように、SPサーバ100では、アカウント情報ACとAccTとが関連付けられている。
A52において、ユーザは、対象サービスユーザ情報を選択する操作をMFP10に実行する。A52の操作は、A51の操作と同様である。ユーザによってA52の操作が実行されると、S270において、MFP10のCPU32は、AccTを含む第1のアップロードURL要求を仲介サーバ50に供給する。第1のアップロードURL要求(さらには後述の第2のアップロードURL要求)は、画像ファイルのアップロード先のURLの供給を要求するためのコマンドである。
仲介サーバ50のCPU72は、MFP10から第1のアップロードURL要求を取得することに応じて、S272において、第1のアップロードURL要求内のAccTを含む第2のアップロードURL要求をSPサーバ100に供給する。
SPサーバ100は、仲介サーバ50から第2のアップロードURL要求を取得することに応じて、第2のアップロードURL要求内のAccTの認証を実行する。本ケースではAccTの認証が成功し、S274において、SPサーバ100は、アップロードURLを生成して、当該アップロードURLを仲介サーバ50に供給する。
仲介サーバ50のCPU72は、SPサーバ100からアップロードURLを取得することに応じて、S276において、アップロードURLをMFP10に供給する。
MFP10のCPU32は、SPサーバ100からアップロードURLを取得することに応じて、S280において、原稿のスキャンをスキャン実行部18に実行させ、スキャン実行部18から得られるスキャン結果を利用して画像ファイルF2を生成する。次いで、S290において、CPU32は、アップロードURLが宛先として指定されているアップロード要求をSPサーバ100に供給する。アップロード要求は、対象サービスユーザ情報内のAccTと、生成済みの画像ファイルF2と、を含む。アップロード要求は、画像ファイルF2のアップロード(即ち保存)を要求するためのコマンドである。
SPサーバ100は、MFP10からアップロード要求を取得することに応じて、アップロード要求内のAccTの認証を実行する。本ケースではAccTの認証が成功し、SPサーバ100は、アップロード要求内の画像ファイルF2をAccTに関連付けて記憶する。これにより、スキャンアップロードが完了する。
(本実施例の効果)
本実施例によると、仲介サーバ50は、端末装置80からID要求を取得しなくても、MFP10からID要求を取得することに応じて(図7のS130)、TempIDを生成し(S131)、TempIDを含むID提示画面SC23(図6)をMF10に表示させることができる(図7のS134)。これにより、ユーザは、TempIDを知ることができる。そして、仲介サーバ50は、端末装置80からTempIDを取得することに応じて(図8のS150)、SPサーバ100からAccTを取得し(図9のS184)、AccTを含む登録情報RI2をMFP10に供給する(図10のS212)。これにより、登録情報RI2に一致するサービスユーザ情報がMFP10に登録される(S220)。このように、本実施例によると、AccTを含むサービスユーザ情報をMFP10に登録させるために、ユーザが端末装置80とMFP10とのうちの端末装置80を先に利用せずに済む。このために、ユーザの利便性を向上させ得る。
また、仲介サーバ50は、端末装置80からID要求を取得することに応じて(図3のS60)、TempIDを生成し(S61)、TempIDを含むID提示画面SC4(図5)を端末装置80に表示させることができる(図2のS64)。これにより、ユーザは、TempIDを知ることができる。そして、仲介サーバ50は、MFP10からTempIDを取得することに応じて(図4のS80)、SPサーバ100からAccTを取得し(S94)、AccTを含む登録情報RI1をMFP10に供給する(S96)。これにより、登録情報RI1に一致するサービスユーザ情報がMFP10に登録される(S100)。このように、本実施例によると、ユーザは、端末装置80を先に利用して、AccTを含むサービスユーザ情報をMFP10に登録させることもできる。即ち、ユーザは、端末装置80とMFP10とのうちのどちらを先に利用しても、サービスユーザ情報をMFP10に登録させることができる。このために、ユーザの利便性を向上させ得る。
(対応関係)
MFP10、端末装置80、SPサーバ100が、それぞれ、「クライント装置」、「ブラウザ装置」、「特定のサービス提供サーバ」の一例である。図7のS130のID要求、S131のTempIDが、それぞれ、「第1のトリガ情報の生成要求」、「第1のトリガ情報」の一例である。図3のS60のID要求、S61のTempIDが、それぞれ、「第2のトリガ情報の生成要求」、「第2のトリガ情報」の一例である。図9のS184の応答内のAccTが、「第1のアクセストークン」の一例である。図4のS94の応答内のAccTが、「第2のアクセストークン」の一例である。図10のS212の登録情報RI2が、「第1の登録情報」の一例である。図4のS96の登録情報RI1が、「第2の登録情報」の一例である。図11でSPサーバ100によって提供されるデータ供給サービス及びデータ保存サービスが、「特定のサービス」の一例である。図8のS156の第2の応答内のURL100Aが、「第1のURL」の一例である。図7のS120の表示名入力画面要求内のサーバ名「SVA」、図7のS121で記憶されるサービスID「SID1」が、それぞれ、「選択結果情報」、「特定のサーバ情報」の一例である。図7のS130のID要求内の表示名「Alice」、当該ID要求内のMACが、それぞれ、「ユーザ名」、「装置識別情報」の一例である。
(第2実施例;図12)
本実施例では、ユーザがMFP10を先に利用してサービスユーザ情報をMFP10に登録するための処理(図7〜図10参照)が、第1実施例とは異なる。本実施例では、図7の各処理に代えて、図12の各処理が実行される。図12のA11〜A13の操作とS110〜S124の処理とは、図7と同様である。ユーザによってA13の操作が実行されると、S300において、MFP10のCPU32は、入力済みの表示名「Alice」を含むアドレス入力画面要求を仲介サーバ50に供給する。アドレス入力画面要求は、アドレス入力画面データの供給を要求するためのコマンドである。
仲介サーバ50のCPU72は、MFP10からアドレス入力画面要求を取得することに応じて、S301において、アドレス入力画面要求内の表示名「Alice」をメモリ74に記憶させる。これにより、X31に示されるように、メモリ74内において、サービスID「SID1」(X12参照)と、表示名「Alice」と、が関連付けられる。次いで、S302において、CPU72は、アドレス入力画面を表わすアドレス入力画面データをMFP10に供給する。
MFP10のCPU32は、仲介サーバ50からアドレス入力画面データを取得することに応じて、S304において、アドレス入力画面データを表示部14に供給して、アドレス入力画面SC61を表示部14に表示させる。アドレス入力画面SC61は、電子メールを受信するためのメールアドレスを入力するための画面である。A61では、ユーザは、アドレス入力画面SC61を見ながら、端末装置80に設定されているメールアドレスMAを入力するための操作をMFP10に実行する。A61の操作が実行されると、S310において、CPU32は、入力済みのメールアドレスMAとMACとを含むID要求を仲介サーバ50に供給する。
仲介サーバ50のCPU72は、MFP10からID要求を取得することに応じて、S311において、TempIDを生成し、ID要求内のMACと、生成済みのTempIDと、をメモリ74に記憶させる。これにより、X32に示されるように、メモリ74内において、MACと、TempIDと、サービスID「SID1」(X31参照)と、表示名「Alice」(X31参照)と、が関連付けられる。次いで、S312において、CPU72は、S310のID要求内のメールアドレスMAを送信先として、対象URLが記述されている本文を含む電子メールEMを端末装置80に送信する。対象URLは、仲介サーバ50にアクセスするためのURLであり、具体的には、後述のReqT要求(図8のS150参照)を仲介サーバ50に供給するための宛先のURLである。対象URLは、仲介サーバ50のURL50Cを示す文字列と、クエリ文字列としてTempIDと、を含む。クエリ文字列は、文字「?」より後ろの文字列である。図12のS312が終了すると、ユーザがMFP10を利用する処理が終了し、次いで、ユーザが端末装置80を利用する図8の処理に進む。
ユーザは、端末装置80が仲介サーバ50から電子メールEMを受信した後に、電子メールEMの本文に記述されている対象URLを選択するための操作を端末装置80に実行する。これにより、図8のA21,S140〜S144,A22が実行されることなく、S150において、端末装置80は、選択済みの対象URLが宛先として指定されているReqT要求を仲介サーバ50に供給する。対象URLのクエリ文字列がTempIDを含むので、ReqT要求がTempIDを含むことになる。S150以降の処理は、第1実施例と同様である。
(本実施例の効果)
本実施例でも、AccTを含むサービスユーザ情報をMFP10に登録させるために、ユーザが端末装置80とMFP10とのうちの端末装置80を先に利用せずに済む。このために、ユーザの利便性を向上させ得る。また、ユーザが電子メールEM内の対象URLを選択すれば、端末装置80がTempIDを含むReqT要求を仲介サーバ50に供給する(図8のT150)。即ち、ユーザがURL50C及びTempIDを端末装置80に入力するための操作(図8のA21,A22)を実行せず済む。このために、ユーザの利便性を向上させ得る。なお、本実施例では、電子メールEM内の対象URLが、「第2のURL」の一例である。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。例えば、以下の変形例が含まれる。
(変形例1)上記の各実施例では、仲介サーバ50は、SPサーバ100からAccTを直接的に取得する(図4のS92〜S94、図9のS182〜S184)。これに代えて、例えば、仲介サーバ50は、図4のS91の後に所定の指示をMFP10に供給して、SPサーバ100へのAccT要求の供給及びSPサーバ100からのAccTの取得をMFP10に実行させ、その後、MFP10からAccTを取得してもよい。また、例えば、仲介サーバ50は、端末装置80から図9のS180の第1のAccT要求を取得することに応じて所定の指示を端末装置80に供給して、SPサーバ100へのAccT要求の供給及びSPサーバ100からのAccTの取得を端末装置80に実行させ、その後、端末装置80からAccTを取得してもよい。即ち、仲介サーバ50は、SPサーバ100から、MFP10又は端末装置80を介して、AccTを間接的に取得してもよい。一般的に言うと、「第1(又は第2)のアクセストークン取得処理」では、特定のサービス提供サーバから第1(又は第2)のアクセストークンを直接的に取得してもよいし、特定のサービス提供サーバからブラウザ装置(又はクライアント装置)を介して第1(又は第2)のアクセストークンを間接的に取得してもよい。
(変形例2)図8のS156において、仲介サーバ50は、SPサーバ100のURL100Aを含まない第2の応答を端末装置80に供給してもよい(即ちRedirectの仕組みが利用されなくてもよい)。この場合、端末装置80のユーザがURL100Aを端末装置80に入力する操作を実行することに応じて、端末装置80は、S160のログイン画面要求をSPサーバ100に供給してもよい。本変形例では、「URL供給処理」を省略可能である。
(変形例3)上記の各実施例では、サービスID「SID1」と表示名「Alice」とAccTとを含むサービスユーザ情報がMFP10に登録される。ただし、MFP10がSPサーバ100からサービスの提供を受けるためには、少なくともAccTがMFP10に登録されればよく、サービスID「SID1」と表示名「Alice」とがMFP10に登録されなくてもよい。この場合、仲介サーバ50は、例えば、図7のS120において、MFP10からサービス名「SVA」を取得する処理を実行しなくてもよく、さらに、S121において、サービスID「SID1」を記憶する処理を実行しなくてもよい。また、仲介サーバ50は、例えば、図7のS130において、MFP10から表示名「Alice」を取得する処理を実行しなくてもよく、さらに、S131において、表示名「Alice」を記憶する処理を実行しなくてもよい。本変形例では、「選択結果情報取得処理」、「第1の記憶制御処理」、「第2の記憶制御処理」、「ユーザ名取得処理」、及び、「第3の記憶制御処理」を省略可能である。また、本変形例では、「第1の登録情報」は、第1のアクセストークンのみを含んでいてもよい。
(変形例4)上記の各実施例では、仲介サーバ50は、図7のS130において、MFP10からMACを取得し、S131において、MACを記憶する。そして、仲介サーバ50は、図10のS200において、MFP10からMACを取得し、S202,S204において、MACに関連付けられている表示名「Alice」を含む表示名選択画面をMFP10に表示させる。これに代えて、仲介サーバ50は、MACを記憶しなくてもよい。即ち、情報X19は、MACを含んでいなくてもよい。そして、仲介サーバ50は、図10のS200〜S210に代えて、以下を実行してもよい。即ち、仲介サーバ50は、ユーザが、サービス名「SVA」を選択する操作と、表示名「Alice」を入力する操作と、をMFP10に実行することに応じて、MFP10から選択済みのサービス名「SVA」と入力済みの表示名「Alice」とを取得してもよい。そして、仲介サーバ50は、取得済みのサービス名「SVA」に対応するサービスID「SID1」と取得済みの表示名「Alice」とに関連付けられているAccTを抽出し(X19参照)、抽出済みのAccTを含む登録情報RI2をMFP10に供給してもよい。本変形例では、「装置識別情報取得処理」及び「第4の記憶制御処理」を省略可能である。
(変形例5)上記の各実施例では、仲介サーバ50は、図7のS132において、ID提示画面データをMFP10に供給して、ID提示画面SC23をMFP10に表示させる。これに代えて、仲介サーバ50は、TempIDを含む画像を表わす印刷画像データをMFP10に供給して、当該画像の印刷をMFP10に実行させてもよい。本実施例では、印刷画像データを供給する処理が、「出力処理」の一例である。なお、「出力処理」は、例えば、「第1のトリガ情報をユーザに通知するために、第1のトリガ情報を外部に出力する出力処理」に置換されてもよい。
(変形例6)上記の各実施例において、仲介サーバ50は、図2〜図4の処理を実行不可能であってもよい。即ち、仲介サーバ50は、ユーザが端末装置80を先に利用することに応じて、AccTを含むサービスユーザ情報をMFP10に登録させる処理を実行不可能であってもよい。本変形例では、「第2のトリガ情報生成処理」、「トリガ情報供給処理」、「第2のトリガ情報取得処理」、「第2のアクセストークン取得処理」、及び、「第2の登録情報供給処理」を省略可能である。
(変形例7)第2実施例の図12のS312において、仲介サーバ50は、TempIDが記述されている本文であって、URL50Cが記述されてない本文を含む電子メールEMを送信してもよい。この場合、端末装置80のユーザがURL50CとTempIDとを入力する操作を端末装置80に実行することに応じて、端末装置80は、図8のS150において、ReqT要求を仲介サーバ50に供給してもよい。即ち、「電子メール」は、少なくとも第1のトリガ情報が記述されている本文を含んでいればよい。
(変形例8)仲介サーバ50は、別体に構成されている2個以上のサーバを備えていてもよい。例えば、仲介サーバ50は、各デバイス10,80,100,110との通信を実行するための第1のサーバと、情報(例えば、図4の情報X7、図9の情報X17等)を記憶するための第2のサーバと、を備えていてもよい。この場合、第1のサーバは、第2のサーバにアクセスして、第2のサーバに情報を記憶させたり、第2のサーバから情報を取得したりする。
(変形例9)「クライアント装置」は、MFP10に限られず、サービス提供サーバからサービスの提供を受けるべき他の種類の装置(プリンタ、スキャナ、FAX装置、電話装置、PC、携帯電話等)であってもよい。
(変形例10)上記の実施例では、仲介サーバ50のCPU72がプログラム76に従って処理を実行することによって、図2〜4及び図7〜図12の各処理が実現される。これに代えて、これらの各処理のうちの少なくとも1つの処理は、論理回路等のハードウェアによって実現されてもよい。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:通信システム、4:インターネット、10:多機能機(MFP)、12:操作部、14:表示部、16:印刷実行部、18:スキャン実行部、20:ネットワークインターフェイス、30:制御部、32:CPU、34:メモリ、36:プログラム、38:サービスユーザテーブル、50:仲介サーバ、60:ネットワークインターフェイス、70:制御部、72:CPU、74:メモリ、76:プログラム、80:端末装置、82:ウェブブラウザ、100,110:サービス提供サーバ(SPサーバ)

Claims (13)

  1. 仲介サーバのためのコンピュータプログラムであって、
    前記仲介サーバのコンピュータに、以下の各処理、即ち、
    1個以上のサービス提供サーバからサービスの提供を受けるべきクライアント装置から、第1のトリガ情報の生成要求を取得することに応じて、前記第1のトリガ情報を生成する第1のトリガ情報生成処理であって、前記第1のトリガ情報は、前記仲介サーバが前記1個以上のサービス提供サーバのうちの特定のサービス提供サーバから第1のアクセストークンを取得するためのトリガとして利用されるべき情報である、前記第1のトリガ情報生成処理と、
    前記第1のトリガ情報を外部に出力する出力処理と、
    前記第1のトリガ情報を外部に出力した後に、ウェブブラウザを備えるブラウザ装置が、前記ウェブブラウザを利用して、前記第1のトリガ情報を前記仲介サーバに供給することに応じて、前記ブラウザ装置から前記第1のトリガ情報を取得する第1のトリガ情報取得処理であって、前記ブラウザ装置は、前記クライアント装置とは異なる、前記第1のトリガ情報取得処理と、
    前記ブラウザ装置から前記第1のトリガ情報を取得することに応じて、前記特定のサービス提供サーバから前記第1のアクセストークンを取得する第1のアクセストークン取得処理と、
    前記第1のアクセストークンを含む第1の登録情報が前記クライアント装置に登録されるように、前記第1の登録情報を前記クライアント装置に供給する第1の登録情報供給処理であって、前記クライアント装置に登録される前記第1の登録情報内の前記第1のアクセストークンは、前記クライアント装置が、前記特定のサービス提供サーバから特定のサービスの提供を受けるために利用されるべき情報である、前記第1の登録情報供給処理と、を実行させる、コンピュータプログラム。
  2. 前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータに、さらに、
    前記ブラウザ装置から前記第1のトリガ情報を取得することに応じて、前記特定のサービス提供サーバ内のログイン画面データの位置を示す第1のURLを前記ブラウザ装置に供給するURL供給処理を実行させ、
    前記第1のアクセストークン取得処理では、前記ブラウザ装置が、前記ウェブブラウザを利用して、前記第1のURLによって示される前記ログイン画面データにアクセスして、前記特定のサービス提供サーバにログインした後に、前記特定のサービス提供サーバから前記第1のアクセストークンが取得される、請求項1に記載のコンピュータプログラム。
  3. 前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータに、さらに、
    前記第1のトリガ情報を生成する前に、前記クライント装置から選択結果情報を取得する選択結果情報取得処理であって、前記選択結果情報は、前記1個以上のサービス提供サーバの中から前記クライント装置のユーザによって選択される前記特定のサービス提供サーバを示す情報である、前記選択結果情報取得処理と、
    前記第1のトリガ情報を生成することに応じて、前記第1のトリガ情報と、前記選択結果情報によって示される前記特定のサービス提供サーバを識別するための特定のサーバ情報と、を関連付けて、前記仲介サーバのメモリに記憶させる第1の記憶制御処理と、を実行させ、
    前記URL供給処理は、
    前記ブラウザ装置から前記第1のトリガ情報を取得することに応じて、前記メモリから、取得済みの前記第1のトリガ情報に関連付けられている前記特定のサーバ情報を抽出する処理と、
    抽出済みの前記特定のサーバ情報によって識別される前記特定のサービス提供サーバ内の前記ログイン画面データの位置を示す前記第1のURLを前記ブラウザ装置に供給する処理と、を含む、請求項2に記載のコンピュータプログラム。
  4. 前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータに、さらに、
    前記第1のトリガ情報を生成する前に、前記クライント装置から選択結果情報を取得する選択結果情報取得処理であって、前記選択結果情報は、前記1個以上のサービス提供サーバの中から前記クライント装置のユーザによって選択される前記特定のサービス提供サーバを示す情報である、前記選択結果情報取得処理と、
    前記特定のサービス提供サーバから前記第1のアクセストークンを取得することに応じて、前記第1のアクセストークンと、前記選択結果情報によって示される前記特定のサービス提供サーバを識別するための特定のサーバ情報と、を関連付けて、前記仲介サーバのメモリに記憶させる第2の記憶制御処理を実行させ、
    前記第1の登録情報供給処理では、前記第1のアクセストークンと、前記仲介サーバの前記メモリ内で前記第1のアクセストークンに関連付けられている前記特定のサーバ情報と、を含む前記第1の登録情報が前記クライアント装置に供給され、
    前記クライント装置に登録される前記第1の登録情報内の前記特定のサーバ情報は、前記クライアント装置が、前記特定のサービス提供サーバから前記特定のサービスの提供を受けるために、前記ユーザによって選択されるべき情報である、請求項1から3のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
  5. 前記第1の登録情報供給処理では、前記第1のアクセストークンと前記特定のサーバ情報とが前記メモリに記憶された後に、前記1個以上のサービス提供サーバの中から前記特定のサービス提供サーバが前記ユーザによって選択されなくても、前記第1のアクセストークンと前記特定のサーバ情報とを含む前記第1の登録情報が前記クライアント装置に供給される、請求項4に記載のコンピュータプログラム。
  6. 前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータに、さらに、
    前記第1のトリガ情報を生成する前に、前記クライント装置から、前記クライント装置のユーザによって入力されるユーザ名を取得するユーザ名取得処理と、
    前記特定のサービス提供サーバから前記第1のアクセストークンを取得することに応じて、前記第1のアクセストークンと前記ユーザ名とを関連付けて、前記仲介サーバのメモリに記憶させる第3の記憶制御処理と、を実行させ、
    前記第1の登録情報供給処理では、前記第1のアクセストークンと、前記仲介サーバの前記メモリ内で前記第1のアクセストークンに関連付けられている前記ユーザ名と、を含む前記第1の登録情報が前記クライアント装置に供給され、
    前記クライント装置に登録される前記第1の登録情報内の前記ユーザ名は、前記クライアント装置が、前記特定のサービス提供サーバから前記特定のサービスの提供を受けるために、前記ユーザによって選択されるべき情報である、請求項1から5のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
  7. 前記第1の登録情報供給処理では、前記第1のアクセストークンと前記ユーザ名とが前記メモリに記憶された後に、前記クライアント装置から前記ユーザ名を取得することに応じて、前記第1のアクセストークンと前記ユーザ名とを含む前記第1の登録情報が前記クライアント装置に供給される、請求項6に記載のコンピュータプログラム。
  8. 前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータに、さらに、
    前記第1のトリガ情報を生成する前に、前記クライント装置から、前記クライント装置を識別するための装置識別情報を取得する装置識別情報取得処理と、
    前記特定のサービス提供サーバから前記第1のアクセストークンを取得することに応じて、前記第1のアクセストークンと前記装置識別情報とを関連付けて、前記仲介サーバのメモリに記憶させる第4の記憶制御処理と、を実行させ、
    前記第1の登録情報供給処理では、前記第1のアクセストークンと前記装置識別情報とが前記メモリに記憶された後に、前記クライアント装置から前記装置識別情報を取得することに応じて、前記メモリ内で前記装置識別情報に関連付けられている前記第1のアクセストークンを含む前記第1の登録情報であって、前記装置識別情報を含まない前記第1の登録情報が前記クライアント装置に供給される、請求項1から7のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
  9. 前記出力処理では、前記第1のトリガ情報が前記クライアント装置で表示されるように、前記第1のトリガ情報が前記クライアント装置に供給される、請求項1から8のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
  10. 前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータに、さらに、
    前記クライント装置からメールアドレスを取得するメールアドレス取得処理と、
    前記出力処理では、取得済みのメールアドレスを送信先として、前記第1のトリガ情報が記述されている本文を含む電子メールが送信される、請求項1から8のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
  11. 前記出力処理では、取得済みのメールアドレスを送信先として、前記仲介サーバにアクセスするための第2のURLが記述されている前記本文を含む前記電子メールが送信され、
    前記第2のURLは、前記第1のトリガ情報を示す文字列を含む、請求項10に記載のコンピュータプログラム。
  12. 前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータに、さらに、
    前記ブラウザ装置から、第2のトリガ情報の生成要求を取得することに応じて、前記第2のトリガ情報を生成する第2のトリガ情報生成処理であって、前記第2のトリガ情報は、前記仲介サーバが前記特定のサービス提供サーバから第2のアクセストークンを取得するためのトリガとして利用されるべき情報である、前記第2のトリガ情報生成処理と、
    前記第2のトリガ情報を前記ブラウザ装置に供給するトリガ情報供給処理と、
    前記第2のトリガ情報を前記ブラウザ装置に供給した後に、前記クライアント装置から前記第2のトリガ情報を取得する第2のトリガ情報取得処理と、
    前記クライアント装置から前記第2のトリガ情報を取得することに応じて、前記特定のサービス提供サーバから前記第2のアクセストークンを取得する第2のアクセストークン取得処理と、
    前記第2のアクセストークンを含む第2の登録情報が前記クライアント装置に登録されるように、前記第2の登録情報を前記クライアント装置に供給する第2の登録情報供給処理であって、前記クライアント装置に登録される前記第2の登録情報内の前記第2のアクセストークンは、前記クライアント装置が、前記特定のサービス提供サーバから前記特定のサービスの提供を受けるために利用されるべき情報である、前記第2の登録情報供給処理と、
    を実行させる、請求項1から11のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
  13. 仲介サーバであって、
    1個以上のサービス提供サーバからサービスの提供を受けるべきクライアント装置から、第1のトリガ情報の生成要求を取得することに応じて、前記第1のトリガ情報を生成する第1のトリガ情報生成部であって、前記第1のトリガ情報は、前記仲介サーバが前記1個以上のサービス提供サーバのうちの特定のサービス提供サーバから第1のアクセストークンを取得するためのトリガとして利用されるべき情報である、前記第1のトリガ情報生成部と、
    前記第1のトリガ情報を外部に出力する出力部と、
    前記第1のトリガ情報を外部に出力した後に、ウェブブラウザを備えるブラウザ装置が、前記ウェブブラウザを利用して、前記第1のトリガ情報を前記仲介サーバに供給することに応じて、前記ブラウザ装置から前記第1のトリガ情報を取得する第1のトリガ情報取得部であって、前記ブラウザ装置は、前記クライアント装置とは異なる、前記第1のトリガ情報取得部と、
    前記ブラウザ装置から前記第1のトリガ情報を取得することに応じて、前記特定のサービス提供サーバから前記第1のアクセストークンを取得する第1のアクセストークン取得部と、
    前記第1のアクセストークンを含む第1の登録情報が前記クライアント装置に登録されるように、前記第1の登録情報を前記クライアント装置に供給する第1の登録情報供給部であって、前記クライアント装置に登録される前記第1の登録情報内の前記第1のアクセストークンは、前記クライアント装置が、前記特定のサービス提供サーバから特定のサービスの提供を受けるために利用されるべき情報である、前記第1の登録情報供給部と、
    を備える仲介サーバ。
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