JP2016142562A - 携帯装置およびビーム投射装置を用いて距離または面積を測定する方法 - Google Patents

携帯装置およびビーム投射装置を用いて距離または面積を測定する方法 Download PDF

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Abstract

【課題】携帯装置およびビーム投射装置を用いて距離または面積を測定する方法を提供する。
【解決手段】携帯装置およびビーム投射装置を用い、ビーム投射装置が投射するビーム方向と携帯装置の光感知モジュールが取得する画像方向とを一致させる。第一測定点及び第二測定点に光を投射し、第一距離及び第二距離を測定する。且つ携帯装置の方向角度検知器の第一方位角と第二方位角とを組み合わせ、第一測定点及び第二測定点の移動座標を算出する。第一測定点及び第二測定点の距離を高速に算出し、距離、第一距離、及び第二距離により包囲される面積を計算する。これにより、任意の2つの点の間の距離を計算するのみではなく、面積を計算するために必要な距離を計測することができ、距離を測定する過程で利便性が向上する効果を有する。
【選択図】図6

Description

本発明は、携帯装置およびビーム投射装置を用いて距離または面積を測定する方法に関する。
図1から図4の距離の測定システム及びその方法(例えば、特許文献1参照。)はデジタル画像中の画素値及び距離の関係を利用して距離の測定を行う距離測定システムである。図1は従来の機能を示すブロック模式図であり、レーザー光源20によりレーザービームが目標物30の表面に投射され、デジタルカメラ10により画像情報が取得され、計算ユニット40により画像情報の画素値が計算され、画素値と距離との比例関係を利用して目標物30の長さ或いはデジタルカメラ10との距離を換算する。
図2は従来の距離の測定システムの画素数により距離を測定する概略図である。デジタルカメラ10によりCD直線及びEF直線の位置でそれぞれ画像情報が取得され、且つレーザー光源20がCD直線及びEF直線でそれぞれ輝点を投射する。ここで、OPはデジタルカメラ10の光学的原点であり、PD及びPFはレーザー光源20がCD平面及びEF平面にそれぞれ投射される輝点であり、Oはデジタルカメラ10により撮影されたスキャン平面の中心点であり、HDはCD平面とデジタルカメラ10の表面との間の距離であり、HFはEF平面とデジタルカメラ10の表面との間の距離であり、hSはOPとデジタルカメラ10の表面との間の距離であり、DD及びDFはデジタルカメラ10がCD平面及びEF平面で撮影可能な実際の最大撮影長さであり、DrはPD及びPFとO点との間の距離であり、2Θmaxはデジタルカメラ10の最大撮影角度であり、Nmaxはデジタルカメラ10の単一の走査線の最大撮影画素値であり、ND及びNFはPD及びPFからOまでの距離のそれぞれの画素値である。
図3は従来のデジタルカメラ10により画像を取得する透視投影図である。Z軸はデジタルカメラ10の光学的原点OPの画像の取得方向であり、デジタルカメラ10はZ軸方向に沿って画像を取得し、例えばA点及びB点の平面のスキャン平面を含む画像情報を取得する。また、Z軸方向はスキャン平面の法線方向でもあり、Z軸がスキャン平面を通過する点はO点となり、スキャン平面の中心点でもある。C点からD点までの直線及びE点からF点までの直線はスキャン平面上でO点に交差する走査線であり、且つ各スキャン平面上のO点は各走査線の1/2.Nmaxの画素点の位置に位置される。
図2によれば、レーザー光源20から投射されたレーザービームはデジタルカメラ10の画像の取得方向に平行になり、レーザー光源20のレーザービームをデジタルカメラ10の何れか1面のスキャン平面に垂直であり、且つレーザービームのスキャン平面での投射輝点(PD、PF)は共にスキャン平面のO点と同じ距離(Dr)を保持する。
レーザー光源20の投射輝点とO点等との距離の特性を利用し、単一のレーザー光源(レーザー光源20)を使用して従来の2組のレーザー光源を替え、何れか1面のスキャン平面で同じ水平距離(Dr)を取得する。また、デジタルカメラ10により撮影された画像情報のスキャン時間及びスキャンされる物体の水平距離は線形比例の関係を有する。このため計算ユニット40は画素値の大きさがスキャンされる物体の水平距離を直接表し、以下の式になる。
Figure 2016142562
三平方の定理に基づいて以下の式を得る。
Figure 2016142562
上述の画素値と水平距離との比例関を三平方の定理に当て嵌めて以下の式が得られる。
Figure 2016142562
ここでは、cotΘmax及びhsの2つのパラメータ値は計算モデルにより事前に cotΘmax及びhsの2つのパラメータ値の大きさを算出する。これにより、これらパラメータ値の大きさに基づいて、計算ユニット40がND値及びNF値を計算後にHD値及びHF値を求める。
図4はcotΘmax及びhsの2つのパラメータ値を計算する計算モデルのシステム組織図である。計算モデルは、デジタルカメラ10、2組の垂直メジャー41、及び2組の水平メジャー42を備える。これら水平メジャー42はデジタルカメラ10の表面との垂直距離をそれぞれhm1及びhm2とし、これら垂直距離hm1及びhm2はこれら垂直メジャー41により簡単に測定できる。hsの測定の正確性を高めるため、パラメータ値の計算モデルでは、デジタルカメラ10により撮影可能な最大角度2Θmaxを2Θsにまで更に縮め、これによりデジタルカメラ10により撮影されたスキャン平面の辺縁を除去し、不明瞭な辺縁の発生を防ぎ、測定の正確性を高める。
なお、図4によれば、デジタルカメラ10の最大撮影角度が2Θsに制限される場合、デジタルカメラ10はこれら水平メジャー42の最大水平撮影距離でこれら水平メジャーにより簡単に測定でき、それぞれDm1及びDm2となる。三平方の定理に基づいて以下の式を得る。
Figure 2016142562
上述の式を整理すると、cotΘsの関係式が以下のように示される。
Figure 2016142562
また、パラメータ値cotΘmax の大きさは以上の関係式から、Dm1及びDm2を再度デジタルカメラ10の最大撮影角度を2Θmaxが対応する値で上述の関係式に代入して計算する。さらに上述のcotΘsの関係式を整理し、以下の関係式を得る。
Figure 2016142562
これによりパラメータ値hsの大きさが得られる。
Figure 2016142562
次に、他の測定工具としてはレーザー距離計があり、レーザー光源を使用して調光を目標物に発射し、目標物が反射するレーザー信号をレーザー受信機で受信する。よくあるレーザー受信機としてはアバランシェフォトダイオード(Avalanche Photo Diode、APD)があり、光信号を電気信号に転換し、の受信された反射信号により目標物の距離を計算し、その原理方式は:Td=2L/Cである。Tdはパルス信号の発射時間とパルス信号の受信時間の間の時間の遅延を指し、Lは測定される目標物の距離を指し、Cは光の伝送速度を指す。よって、遅延時間Tdが測定されると、測定される目標物の距離Lも知ることができる。
このため、科学の発展に伴い、レーザー距離計も建築工程や装飾工程等に幅広く応用されている。例えば、図5に示すように、レーザー距離計100を使用してテーブル101を測定するため、テーブルを壁につけるようにする。壁を利用して信号を反射することで、長さLを測定する。
台湾特許出願公開第I289196号明細書
しかしながら、従来の距離測定システム及び方法、或いはレーザー距離計は、距離の測定過程において、以下の問題を有する。
(1).測定者が固定位置に立ち、レーザー光源により測定点を所定の箇所に投射できるが、任意の2つの点の間の距離の計算が出来ず、距離測定が不便である。
(2).レーザー光源により測定点を所定の箇所に投射できるが、空間上の面積の計算が出来ず、距離測定が面積測定にまで拡充出来ない。よって、改善の余地がある。
そこで、本発明者は上記の欠点が改善可能と考え、鋭意検討を重ねた結果、合理的設計で上記の課題を効果的に改善する本発明の提案に到った。
本発明は、上述のような従来の問題を解決するためになされたものであり、その目的は、任意の2つの点の間の距離を素早く計算可能であり、面積まで計算可能である携帯装置およびビーム投射装置を用いて距離または面積を測定する方法を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明による携帯装置およびビーム投射装置を用いて距離または面積を測定する方法は以下の工程a)〜f)を含む。
工程a)では、マイクロプロセッサ、メモリ、光センサモジュール、及び方位角センサを備え、マイクロプロセッサが、メモリ、光センサモジュール、及び方位角センサにそれぞれ電気的に接続されている携帯装置を提供する。
工程b)では、携帯装置に電気的に結合され、携帯装置により駆動され、光センサモジュールが取得する画像の方向と一致する方向にビームを投射するビーム投射装置を提供する。
工程c)では、接続関係が起動すると、方位角センサが初期化され、光センサモジュールが原点位置に設定され、マイクロプロセッサを利用して、メモリ、光センサモジュール、方位角センサ、及びビーム投射装置の接続関係を設定する。
工程d)では、方位角センサにより第一方位角を生成させ、ビーム投射装置により投射されるビームが空間中の第一測定点まで到達した後、光センサモジュールが起動されて第一画像情報を取得し、マイクロプロセッサにより第一測定点と光センサモジュールとの間の第一距離が算出され、第一距離及び第一方位角を計算することで第一測定点の移動座標を算出し、第一距離及び第一測定点の移動座標がメモリ内に保存され、光センサモジュールが回転してビーム投射装置を連動させる。
工程e)では、方位角センサにより第二方位角を生成させ、ビーム投射装置により投射されるビームが空間中の第二測定点に到達した後、光センサモジュールが起動されて第二画像情報を取得し、マイクロプロセッサにより第二測定点と光センサモジュールとの間の第二距離が算出され、第二距離及び第二方位角を計算することで第二測定点の移動座標を算出し、第二距離及び第二測定点の移動座標がメモリ内に保存され、光センサモジュールが転向すると共にビーム投射装置を連動させる。
工程f)では、マイクロプロセッサにより第一測定点の移動座標及び第二測定点の移動座標を読み取り、第一測定点及び第二測定点の距離を算出する。
本発明によれば、すなわち、携帯装置およびビーム投射装置を用いて距離または面積を測定する方法は、第一距離並びに第二距離及び第一方位角並びに第二方位角により第一測定点及び第二測定点の移動座標を算出し、第一測定点及び第二測定点の距離を素早く算出し、距離、第一距離、及び第二距離により包囲される面積の計算にも拡充し、任意の2つの点の間の距離を計算するのみではなく、面積を計算するために必要な距離を計測でき、距離測定において利便性及び拡充性が向上する効果を有する。
従来の機能を示すブロック模式図である。 従来の画素数により距離を測定する概略図である。 従来のデジタルカメラにより画像を捕獲する模式図である。 従来のパラメータ値の計算によるモデル計算のシステム組織図である。 従来の距離測定メータの使用状態を示す模式図である。 本発明の一実施形態による携帯装置およびビーム投射装置を用いて距離または面積を測定する方法を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態による携帯装置およびビーム投射装置を用いて距離または面積を測定する方法において携帯装置とビーム投射装置との結合を説明するブロック図である。 本発明の一実施形態による携帯装置およびビーム投射装置を用いて距離または面積を測定する方法においてビーム投射装置を示す分解斜視図である。 本発明の一実施形態による携帯装置およびビーム投射装置を用いて距離または面積を測定する方法においてビーム投射装置を示す斜視図である。 本発明の一実施形態による携帯装置およびビーム投射装置を用いて距離または面積を測定する方法においてビーム投射装置及び携帯装置を示す斜視図である。 本発明の一実施形態による携帯装置およびビーム投射装置を用いて距離または面積を測定する方法においてビーム投射装置及び携帯装置を示す斜視図である。 本発明の一実施形態による携帯装置およびビーム投射装置を用いて距離または面積を測定する方法においてビーム投射装置と携帯装置とを組み合わせる斜視図である。 本発明の一実施形態による携帯装置およびビーム投射装置を用いて距離または面積を測定する方法においてビーム投射装置及び携帯装置を示す分解斜視図である。 本発明の一実施形態による携帯装置およびビーム投射装置を用いて距離または面積を測定する方法においてビーム投射装置及び携帯装置を示す斜視図である。 本発明の一実施形態による携帯装置およびビーム投射装置を用いて距離または面積を測定する方法において光発射モジュールの発光方向とコネクタプラグの挿入方向とが同一である変形例を示す断面図である。 図11Aに示す11B―11Bの断面図である。 本発明の一実施形態による携帯装置およびビーム投射装置を用いて距離または面積を測定する方法において光発射モジュールの発光方向とコネクタプラグの挿入方向とが垂直である変形例を示す断面図である。 図11Cの11D―11D線断面図である。 本発明の一実施形態による携帯装置およびビーム投射装置を用いて距離または面積を測定する方法の使用状態を示す模式図である。 本発明の一実施形態による携帯装置およびビーム投射装置を用いて距離または面積を測定する方法により距離測定を行う使用状態を示す参考図である。 本発明の一実施形態による携帯装置およびビーム投射装置を用いて距離または面積を測定する方法により面積測定を行う使用状態を示す参考図である。
本発明における好適な実施形態について、添付図面を参照して説明する。尚、以下に説明する実施形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を限定するものではない。また、以下に説明される構成の全てが、本発明の必須要件であるとは限らない。
(一実施形態)
まず、本発明の一実施形態による携帯装置およびビーム投射装置を用いて距離または面積を測定する方法について図面(図6〜図13B)に基づき説明する。本実施形態では、開始(工程S1)し、携帯装置50を提供する工程a)では、携帯装置50はマイクロプロセッサ51、メモリ52、光センサモジュール53、及び方位角センサ54を少なくとも有し、且つマイクロプロセッサ51はメモリ52、光センサモジュール53、及び方位角センサ54にそれぞれ電気的に接続され(工程S2)、光センサモジュールはカメラモジュール或いはアバランシェフォトダイオード(APD)の内の何れか1つで構成される。主に光感知器の原理を利用して測定者の位置(例えば、O点)から空間中の所定の点(例えば、A点)までの間(OA)の距離を取得する。但し、これは従来の技術であるため詳述はしない。携帯装置50はスマートフォン、タブレット端末、及び距離計を含み、これら携帯装置は共に光センサモジュール53を有する構成になる。本発明の以下の実施形態ではスマートフォンを例にして説明するが、但しこれに限定するわけではない。図7に示すように、本実施形態によると、携帯装置50はスマートフォンであり、伝送用接続ポート55及びオーディオジャック55’を有し、且つ伝送用接続ポート55及びオーディオジャック55’はマイクロプロセッサ51にそれぞれ電気的に接続される。
ビーム投射装置60を提供する工程b)では、ビーム投射装置60は携帯装置50に電気的に結合され、ビーム投射装置60は携帯装置50により駆動され、且つビーム投射装置60により投射されるビームの方向と光センサモジュール53により取得される画像の方向とは一致し(工程S3)、またビーム投射装置60は携帯装置50内に結合され、携帯装置50の外に結合される。本実施形態では、図8A及び図8Bに示すように、ビーム投射装置60は回路基板71を具備し、回路基板71の前端には電気的接続部72が設けられ、電気的接続部72は携帯装置50の伝送用接続ポート55或いはオーディオジャック55’の規格に適合するように設計される。伝送用接続ポート55或いはオーディオジャック55’に挿入されて電源及び信号を取得するコネクタプラグ70、回路基板71の側辺に設置される光発射モジュール80、回路基板71と光発射モジュール80との間に接続される駆動回路73、及び回路基板71及び光発射モジュール80を被覆し、コネクタプラグ70の電気的接続部72をそれの内側に突出するケーシング90を備える。またケーシング90の周辺の何れかの1面には発光孔91が設けられ、光発射モジュール80からの発射された光が投射される。このほか、駆動回路73は回路基板71及び光発射モジュール80うちの何れかの位置に設置されている。
また、本発明の好ましい実施形態において、伝送用接続ポート55はスマートフォンの後側に位置され、ビーム投射装置60がスマートフォンの後側に結合される。例えば、図9A、図9B、及び図9Cに示すように、他の好ましい実施形態では、伝送用接続ポート55はスマートフォンの側辺に位置され、ビーム投射装置60がスマートフォンの側辺に結合される。例えば、図10A及び図10Bに示すように、2つの好ましい実施形態では、ビーム投射装置60は各種のスマートフォンの伝送用接続ポート55に結合される。当然ながら、前述のように、携帯装置50はスマートフォン以外に、タブレット端末や距離計等の装置でもよい。このため、ビーム投射装置60は伝送用接続ポート55或いはオーディオジャック55’を電気的接続用インターフェースとするものに限定されず、タブレット端末或いは距離計自体が装備する接続ポート、或いは、ビーム投射装置60が携帯装置50に直接に結合または内蔵されてもよい。
なお、例えば、図11Aないし図11Dに示すように、光発射モジュール80は、中空管81、中空管81に内設されると共に底端には複数本のピン83が設けられる発光素子82、及び中空管81に内設されると共に発光素子82の前方に位置される光学レンズ84を備える。発光素子82はレーザーダイオード及び発光ダイオードの内の何れか1つで構成される素子を備え、且つ発光ダイオードは可視光発光ダイオード及び赤外線発光ダイオードを含む。本実施形態では、図11Aに示すように、光発射モジュール80はコネクタプラグ70と同一方向を呈するように設計され、或いは図11Cに示すように、コネクタプラグ70とは垂直方向を呈するように設計される。ケーシング90の発光孔91はL字型を呈し、且つL字型発光孔の曲角側には45°の傾斜を呈する反射ミラー92が設置され、出力光を所定方向に90°屈折させる(図11B、図11D参照)。
続いて、図12に示す使用状態図を説明する(工程S4〜工程S7)。
マイクロプロセッサ51を利用してメモリ52、光センサモジュール53、方位角センサ54、及びビーム投射装置60の接続関係を設定するc)では、接続関係が起動すると、方位角センサ54が初期化され、光センサモジュール53が原点位置Oに設定される(工程S4)。
光センサモジュール53が回転してビーム投射装置60を連動させるd)では、方位角センサ54により第一方位角α1及び第一方位角β1を生成させ、ビーム投射装置60により投射されるビームが空間中の第一測定点Aまで到達した後、光センサモジュール53が起動されて第一画像情報P1を取得し、マイクロプロセッサ51により第一測定点Aと光センサモジュール53との間の第一距離OA算出され、第一距離OA及び第一方位角α1並びに第一方位角β1を計算することで第一測定点Aの移動座標X1、Y1、Z1を算出し、移動座標X1、Y1、Z1の式は以下になる。
Figure 2016142562
第一距離OA及び第一測定点Aの移動座標X1、Y1、Z1はメモリ52内に保存される(工程S5)。
光センサモジュール53が転向すると共にビーム投射装置60を連動させる工程e)では、方位角センサ54により第二方位角α2及び第二方位角β2を生成させ、ビーム投射装置60により投射されたビームが空間中の第二測定点Bに到達した後、光センサモジュール53が起動されて第二画像情報P2を取得し、マイクロプロセッサ51により第二測定点Bと光センサモジュール53との間の第二距離OBが算出され、第二距離OB及び第二方位角α2並びに第二方位角β2を計算することで第二測定点Bの移動座標X2、Y2、Z2を算出し、移動座標の式は以下になる。
Figure 2016142562
第二距離OB及び第二測定点Bの移動座標X2、Y2、Z2はメモリ52内に保存される(工程S6)。
マイクロプロセッサ51により第一測定点Aの移動座標X1、Y1、Z1及び第二測定点Bの移動座標X2、Y2、Z2が読み取られ、第一測定点A及び第二測定点Bの距離ABが算出される工程f)では(工程S7)、距離ABの式は以下になる。
Figure 2016142562
最後に終了する(工程S9)。
また、本発明は、距離ABがメモリ内に保存され、マイクロプロセッサにより距離AB、第一距離OA、及び第二距離OBが読み取られ、包囲される面積OABが計算される工程g)を更に含み(工程S8)、最後に終了する(工程S9)。
従って、携帯装置50は表示モジュール56及び工程c)〜g)でプログラムされたアプリケーションプログラム57を含み、表示モジュール56はマイクロプロセッサ51に電気的に接続され、アプリケーションプログラム57はメモリ52内に保存され、且つ表示モジュール965を操作することで、マイクロプロセッサ51を実行し、アプリケーションプログラム57を読み取り、表示モジュール56が距離AB及び面積OABを有する測定メニューMを表示する。
図13Aは測定距離の使用状態の参考図であり、測定者が測定メニューMの距離ABを押した後に、空間中の任意の場所に第一測定点A及び第二測定点Bが投射され、測定者は任意の2つの点の間の距離ABを容易に計算できる。図13Bは面積測定の使用状態の参考図であり、測定者が測定メニューMの面積OABを押した後に、空間中の任意の場所に第一測定点A及び第二測定点Bが投射され、距離AB、第一距離OA、及び第二距離OBが形成され、測定者が面積OABを計算するために必要な距離を容易に計測できる。同様に、空間中の任意の場所に第三測定点Cが投射され、第三測定点Cの移動座標X3、Y3、Z3が算出され、第二測定点B及び第三測定点Cの距離BC、距離BC、第二距離OB、及び第三距離OCが算出され、包囲される面積OBCが計算される。さらに2つの面積OAB及び面積OBCを合わせた大面積OABCとしてもよく、測定者にとって測定過程における利便性及び拡充性が高まる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
S1〜S9 工程
50 携帯装置
51 マイクロプロセッサ
52 メモリ
53 光センサモジュール
54 方位角センサ
55 伝送用接続ポート
55’ オーディオジャック
56 表示モジュール
57 アプリケーションプログラム
60 ビーム投射装置
70 コネクタプラグ
71 回路基板
72 電気的接続部
73 駆動回路
80 光発射モジュール
81 中空管
82 発光素子
83 ピン
84 光学レンズ
90 ケーシング
91 発光孔
92 反射ミラー
A 第一測定点
B 第二測定点
C 第三測定点
M 測定メニュー
P1 第一画像情報
P2 第二画像情報
α1 第一方位角
β1 第一方位角
α2 第二方位角
β2 第二方位角
X1 第一測定点の移動座標
Y1 第一測定点の移動座標
Z1 第一測定点の移動座標
X2 第二測定点の移動座標
Y2 第二測定点の移動座標
Z2 第二測定点の移動座標
X3 第三測定点の移動座標
Y3 第三測定点の移動座標
Z3 第三測定点の移動座標
OA 第一距離
OB 第二距離
OC 第三距離
AB 距離
BC 距離
OAB 面積
OBC 面積
OABC 面積

Claims (9)

  1. マイクロプロセッサ、メモリ、光センサモジュール、及び方位角センサを備え、前記マイクロプロセッサが、前記メモリ、前記光センサモジュール、及び前記方位角センサにそれぞれ電気的に接続されている携帯装置を提供する工程a)と、
    前記携帯装置に電気的に結合され、前記携帯装置により駆動され、前記光センサモジュールが取得する画像の方向と一致する方向にビームを投射するビーム投射装置を提供する工程b)と、
    接続関係が起動すると、前記方位角センサが初期化され、前記光センサモジュールが原点位置に設定され、前記マイクロプロセッサを利用して、前記メモリ、前記光センサモジュール、前記方位角センサ、及び前記ビーム投射装置の接続関係を設定する工程c)と、
    前記方位角センサにより第一方位角を生成させ、前記ビーム投射装置により投射されるビームが空間中の第一測定点まで到達した後、前記光センサモジュールが起動されて第一画像情報を取得し、前記マイクロプロセッサにより前記第一測定点と前記光センサモジュールとの間の第一距離が算出され、前記第一距離及び前記第一方位角を計算することで前記第一測定点の移動座標を算出し、前記第一距離及び前記第一測定点の移動座標が前記メモリ内に保存され、前記光センサモジュールが回転して前記ビーム投射装置を連動させる工程d)と、
    前記方位角センサにより第二方位角を生成させ、前記ビーム投射装置により投射されるビームが空間中の第二測定点に到達した後、前記光センサモジュールが起動されて第二画像情報を取得し、前記マイクロプロセッサにより前記第二測定点と前記光センサモジュールとの間の第二距離が算出され、前記第二距離及び前記第二方位角を計算することで前記第二測定点の移動座標を算出し、前記第二距離及び前記第二測定点の移動座標が前記メモリ内に保存され、前記光センサモジュールが転向すると共に前記ビーム投射装置を連動させる工程e)と、
    前記マイクロプロセッサにより前記第一測定点の移動座標及び前記第二測定点の移動座標を読み取り、前記第一測定点及び前記第二測定点の距離を算出する工程f)と、を含むことを特徴とする携帯装置およびビーム投射装置を用いて距離または面積を測定する方法。
  2. 前記距離を前記メモリ内に保存し、前記マイクロプロセッサにより前記距離、前記第一距離、及び前記第二距離を読み取り、包囲される面積を計算する工程g)を更に含むことを特徴とする請求項1記載の携帯装置およびビーム投射装置を用いて距離または面積を測定する方法。
  3. 前記携帯装置は、表示モジュール、及び、前記工程c)〜g)がプログラミングされたアプリケーションプログラムを有し、
    前記表示モジュールは、前記マイクロプロセッサに電気的に接続されており、
    前記アプリケーションプログラムは前記メモリ内に保存されており、
    前記表示モジュールを操作することで、前記マイクロプロセッサが実行し前記アプリケーションプログラムを読み取り、前記表示モジュールが距離及び面積を有する測定メニューを表示することを特徴とする請求項2記載の携帯装置およびビーム投射装置を用いて距離または面積を測定する方法。
  4. 前記携帯装置は、スマートフォン、タブレット端末、及び距離計のうちの何れか1つで構成されていることを特徴とする請求項1記載の携帯装置およびビーム投射装置を用いて距離または面積を測定する方法。
  5. 前記光センサモジュールは、カメラモジュール及びアバランシェフォトダイオードのうちの何れか1つで構成されていることを特徴とする請求項1記載の携帯装置およびビーム投射装置を用いて距離または面積を測定する方法。
  6. 前記ビーム投射装置は、
    回路基板を有し、前記回路基板の前端に電気的接続部が設けられており、前記電気的接続部が前記携帯装置の伝送用接続ポート或いはオーディオジャックの所定規格に適合するように構成されており、前記伝送用接続ポートに挿入されて電源及び信号を取得するコネクタプラグと、
    前記回路基板の側辺に設置されている光発射モジュールと、
    前記回路基板と前記光発射モジュールとの間に接続されている駆動回路と、
    前記回路基板及び前記光発射モジュールを被覆し、内側に、前記コネクタプラグの前記電気的接続部が突出しているケーシングと、を有し、
    前記ケーシングは、周辺の何れかの1つの面に発光孔が設けられており、
    前記発光孔は前記光発射モジュールから発射された光を投射するのに用いられることを特徴とする請求項1記載の携帯装置およびビーム投射装置を用いて距離または面積を測定する方法。
  7. 前記光発射モジュールは、
    中空管と、
    前記中空管に内設されており、底端に複数本のピンが設置されている発光素子と、
    前記中空管に内設されており、前記発光素子の前方に位置する光学レンズと、を有し、
    前記発光素子は、レーザーダイオード及び発光ダイオードのうちの何れか1つで構成される素子を有し、
    前記発光ダイオードは可視光の発光ダイオード及び赤外線発光ダイオードを有することを特徴とする請求項6記載の携帯装置およびビーム投射装置を用いて距離または面積を測定する方法。
  8. 前記光発射モジュールは、光の発射方向が前記コネクタプラグの挿入方向と同一である、或いは、光の発射方向が前記コネクタプラグの挿入方向に対して垂直であることを特徴とする請求項6記載の携帯装置およびビーム投射装置を用いて距離または面積を測定する方法。
  9. 前記ケーシングの前記発光孔は、L字状を呈し、前記発光孔の湾曲部に45°傾斜する反射ミラーが設置されており、光が90°反射され所定方向に投射されることを特徴とする請求項6記載の携帯装置およびビーム投射装置を用いて距離または面積を測定する方法。
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