JP2016140855A - バラスト水処理装置 - Google Patents

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Hitoshi Shiraishi
仁士 白石
昭典 川上
Akinori Kawakami
昭典 川上
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【課題】内部に流入したバラスト水を濾過して外部へ流出させる筒状のフィルタを備えるバラスト水処理装置において、フィルタの外周側に設けられるプリーツフィルタ部に対する逆洗効果を更に向上できるバラスト水処理装置を提供する。【解決手段】内部に流入したバラスト水W1を濾過して外部へ流出させる筒状のフィルタ52と、フィルタ52の二次側に設けられ、フィルタ52に向かって逆洗水W2を噴出する逆洗水噴出ノズル6と、を備える。フィルタ52は、その外周側に、プリーツの山部562及び谷部563がフィルタ52の軸方向D1に延びるプリーツフィルタ部56を有し、逆洗水噴出ノズル6による逆洗水W2の噴出方向DWは、フィルタ52の軸方向D1に視たときに、フィルタ52の径方向D2に対して傾斜している。【選択図】図3

Description

本発明は、内部に流入したバラスト水を濾過して外部へ流出させる筒状のフィルタを備えるバラスト水処理装置に関する。
タンカー等の船舶において、積み荷の原油等を降ろした後、再度目的地に向けて航行する際、航行中の船舶のバランスを取るため、一般的に、船舶に設けられたバラストタンク内にバラスト水と呼ばれる水を貯留する。バラスト水は、基本的に荷上港で取水されて、荷積港で排出される。そのため、それらの場所が異なっていれば、バラスト水中に含まれるプランクトンや細菌類の微生物が世界中を移動することになる。従って、荷上港と異なる海域の荷積港でバラスト水を排出すると、その港に別の海域の微生物を放出することになり、その海域の生態系を破壊するおそれがある。
バラスト水中に含まれる微生物の含有量を低減するために、バラスト水を濾過するフィルタを備えるバラスト水処理装置が用いられている。バラスト水処理装置のフィルタにおいては、高度の微生物除去性能が要求されているため、極小目開の金網などによる濾過体を必要としている。そのため、目詰まりが激しく、恒常的なフィルタの洗浄が重要とされている。
フィルタの濾過面積を大きくするためにプリーツ型のフィルタが用いられている(特許文献1参照)。プリーツ型のフィルタは、フィルタの外周を形成するように円周状に配置されている。プリーツ型のフィルタを逆洗するための逆洗ノズルは、径方向外側から径方向中心に向けて逆洗水を噴射する。
特開2012−245428号公報
プリーツ型のフィルタに対する逆洗効果を更に向上させることが望まれている。
本発明は、内部に流入したバラスト水を濾過して外部へ流出させる筒状のフィルタを備えるバラスト水処理装置において、フィルタの外周側に設けられるプリーツフィルタ部に対する逆洗効果を更に向上させることができるバラスト水処理装置を提供することを目的とする。
本発明は、内部に流入したバラスト水を濾過して外部へ流出させる筒状のフィルタと、前記フィルタの二次側に設けられ、前記フィルタに向かって逆洗水を噴出する逆洗水噴出ノズルと、を備え、前記フィルタは、その外周側に、プリーツの山部及び谷部が前記フィルタの軸方向に延びるプリーツフィルタ部を有し、前記逆洗水噴出ノズルによる逆洗水の噴出方向は、前記フィルタの軸方向に視たときに、前記フィルタの径方向に対して傾斜しているバラスト水処理装置に関する。
また、前記逆洗水噴出ノズルによる逆洗水の噴出方向は、前記フィルタの回転方向を向いていることが好ましい。
また、前記逆洗水噴出ノズルによる逆洗水の噴出方向は、前記フィルタの回転方向とは逆方向を向いていることが好ましい。
また、前記プリーツの前記山部と前記谷部との間の斜面に対する前記逆洗水噴出ノズルによる逆洗水の噴出方向の角度は、70〜110度であることが好ましい。
本発明のバラスト水処理装置によれば、内部に流入したバラスト水を濾過して外部へ流出させる筒状のフィルタを備えるバラスト水処理装置において、フィルタの外周側に設けられるプリーツフィルタ部に対する逆洗効果を更に向上させることができるバラスト水処理装置を提供することができる。
本発明のバラスト水処理装置の第1実施形態を示すフロー図である。 プリーツ型のフィルタ52を示す図で、(A)は(B)に示すA−A端面図、(B)は部分断面側面図である。 第1実施形態において逆洗水W2がフィルタ52に噴射される状態を示す模式的な部分平面図である。 第1実施形態において逆洗水W2がフィルタ52に噴射される状態を示す模式的な部分正面図である。 第2実施形態において逆洗水W2がフィルタ52に噴射される状態を示す模式的な部分平面図である。 本発明のバラスト水処理装置の第3実施形態を示すフロー図である。
本発明のバラスト水処理装置の第1実施形態を、図面を参照して説明する。図1は、本発明のバラスト水処理装置の第1実施形態を示すフロー図である。
図1に示すように、本実施形態のバラスト水処理装置1は、バラスト水濾過装置2と、紫外線リアクタ61と、バラストタンク62と、清浄水タンク65と、低圧逆洗水供給手段7と、高圧逆洗水供給手段41と、制御部(図示せず)と、を備える。
本実施形態のバラスト水処理装置1は、ラインとして、被処理水導入ラインL1と、被処理水排出ラインL2と、処理水ラインL11と、貯留処理水排出ラインL12と、低圧逆洗水流通ラインL21と、第3逆洗水流通ラインL23と、エア抜きラインL31と、を備える。「ライン」とは、流路、経路、管路等の流体の流通が可能なラインの総称である。
バラスト水濾過装置2は、ケーシング51と、フィルタ52と、フィルタ回転手段3と、吸引ノズル4と、逆洗水噴出ノズルとしての低圧逆洗水ノズル6と、高圧逆洗水ノズル40と、洗浄汚水排出手段5と、差圧検出手段8と、を備える。
ケーシング51は、円筒状であり、その内部にフィルタ52を収納する。フィルタ52は、全体視で円筒状であり、内部に流入した被処理水(バラスト水)W1(主に海水)を濾過してバラスト水(濾過処理水)W2として外部へ流出させる。フィルタ回転手段3は、フィルタ52を、その軸心を中心に回転させる。吸引ノズル4は、フィルタ52の一次側に設けられ、フィルタ52の内周面に向かって開口する。
低圧逆洗水ノズル6は、高圧逆洗水ノズル40とは別にフィルタ52の二次側に設けられ、フィルタ52の外周面に向かって、バラスト水処理運転中に逆洗水を低圧で噴射する(低圧逆洗水を噴射する)。低圧逆洗水は、高圧逆洗水ノズル40からの高圧逆洗水の噴射圧よりも低い噴射圧の逆洗水である。低圧逆洗水ノズル6からの低圧逆洗水の噴射は、ケーシング51及びフィルタ52の内部にバラスト水(W2,W1)が存在する(満たされる)状態で行われる。
高圧逆洗水ノズル40は、低圧逆洗水ノズル6とは別にフィルタ52の二次側に設けられ、フィルタ52の外周面に向かって逆洗水を高圧で噴射する(高圧逆洗水を噴射する)。高圧逆洗水ノズル40からの高圧逆洗水の噴射は、ケーシング51及びフィルタ52の内部に実質的にバラスト水(W2,W1)が存在しない状態(高圧逆洗水ノズル40からの高圧逆洗水が(水中ではなく)フィルタ52に直接当たる状態)で行われる(空間洗浄)。
洗浄汚水排出手段5は、吸引ノズル4で吸引された洗浄汚水W11をケーシング51の内部から外部へ排出する。差圧検出手段8は、フィルタ52の一次側と二次側との差圧を検出する。制御部は、差圧検出手段8により検出された差圧などに基づいて、逆洗水の噴射の有無、低圧逆洗水ノズル6と高圧逆洗水ノズル40との切り換え、逆洗水の噴射時の噴射圧力などを制御する。
バラスト水濾過装置2の詳細については後述する。
紫外線リアクタ61は、バラスト水濾過装置2のフィルタ52により濾過されたバラスト水(濾過処理水)W2に対して紫外線の照射を行う。
バラストタンク62は、紫外線リアクタ61により紫外線の照射が行われたバラスト水(濾過処理水)W2を、貯留処理水W3として貯留する。
また、紫外線リアクタ61は、バラストタンク62に貯留されるバラスト水(貯留処理水)W3を船外へ排出する際に、貯留処理水W3に対して紫外線の照射を行う。
清浄水タンク65は、バラスト水とは別に用意された清浄水W5を貯留する。
次に、各ラインについて詳述する。被処理水導入ラインL1は、一端部から被処理水W1(主に海水)が導入され、他端部において被処理水導入口20に接続しており、被処理水W1がバラスト水濾過装置2の被処理水導入口20に向けて流通するラインである。被処理水導入ラインL1には、汲み上げポンプP1、バルブV1、接続部J1、被処理水導入口20がこの順で接続されている。
被処理水排出ラインL2は、一端部において被処理水導入ラインL1の接続部J1に接続しており、他端部からフィルタ52内の水(バラスト水W1)が排出されるラインである。
処理水ラインL11は、一端部においてバラスト水濾過装置2の処理水流出口26に接続しており、他端部においてバラストタンク62に接続しており、バラスト水濾過装置2で濾過処理されたバラスト水(濾過処理水)W2がバラストタンク62に向けて流通するラインである。処理水ラインL11には、処理水流出口26、接続部J21、バルブV11、接続部J11、紫外線リアクタ61、バルブV12、バラストタンク62がこの順で設けられている。
貯留処理水排出ラインL12は、一端部において処理水ラインL11の接続部J11に接続しており、他端部からバラスト水(貯留処理水)W3を排出するラインである。貯留処理水排出ラインL12には、接続部J11、バルブV13、被処理水排出ポンプP11がこの順で設けられている。
低圧逆洗水流通ラインL21は、一端部において処理水ラインL11の接続部J21に接続しており、他端部において低圧逆洗水ノズル6に接続しているラインである。低圧逆洗水流通ラインL21には、バラスト水(濾過処理水)W2が低圧逆洗水ノズル6に向けて流通する。低圧逆洗水流通ラインL21には、接続部J21、バルブV21、逆洗水加圧ポンプP21がこの順で設けられている。
第3逆洗水流通ラインL23は、一端部において清浄水タンク65に接続しており、他端部において高圧逆洗水ノズル40に接続しているラインである。第3逆洗水流通ラインL23には、清浄水タンク65に貯留される清浄水W5が、高圧逆洗水として、高圧逆洗水ノズル40に向けて流通する。第3逆洗水流通ラインL23には、逆洗水高圧ポンプP23が設けられている。
ラインの各所には、各種のバルブ及びポンプが設けられている。具体的には、被処理水導入ラインL1における接続部J1よりも上流側には、汲み上げポンプP1が設けられている。汲み上げポンプP1は、被処理水導入ラインL1の一端部から被処理水W1(主に海水)を汲み上げる。被処理水導入ラインL1における汲み上げポンプP1と接続部J1との間には、バルブV1が設けられている。被処理水排出ラインL2には、バルブV2が設けられている。
処理水ラインL11における処理水流出口26と紫外線リアクタ61との間(詳細には、接続部J21と接続部J11との間)には、バルブV11が設けられている。処理水ラインL11における紫外線リアクタ61とバラストタンク62との間には、バルブV12が設けられている。貯留処理水排出ラインL12には、バルブV13及び被処理水排出ポンプP11が設けられている。
低圧逆洗水流通ラインL21における接続部J21と逆洗水加圧ポンプP21との間には、バルブV21が設けられている。低圧逆洗水流通ラインL21におけるバルブV21と低圧逆洗水ノズル6との間には、逆洗水加圧ポンプP21が設けられている。逆洗水加圧ポンプP21は、低圧逆洗水流通ラインL21を流通する水を加圧する。
次に、バラスト水濾過装置2の詳細について説明する。ケーシング51は、上部開口部及び下部開口部を有する円筒状に形成されており、上部開口部が蓋部10で密閉され、下部開口部が底部11で密閉されている。蓋部10には、エア抜きラインL31が接続されている。エア抜きラインL31には、ケーシング51の内部のエアを抜くためのエア抜きバルブV31が設けられている。
フィルタ52は、上部開口部及び下部開口部を有し、全体視で円筒状に形成されている。フィルタ52の詳細については後述する。ケーシング51とフィルタ52との間には、処理水流出空間27が形成される。上部開口部は、上閉止部13で密閉されている。下部開口部は、下閉止部14及び後述する下部回転軸部材16とで密閉されている。
フィルタ回転手段3は、上部回転軸部材15と、下部回転軸部材16と、上部回転軸部材15を回転させるモータ17とで構成されている。上部回転軸部材15は、フィルタ52の上閉止部13に、フィルタ52の軸心位置に軸心方向上向きに突設して設けられている。下部回転軸部材16は、フィルタ52の下閉止部14に、フィルタ52の軸心位置に軸心方向下向きに突設して設けられている。
上部回転軸部材15は、ケーシング51の蓋部10を貫通し且つシーリングされた軸受部材18を介して、蓋部10に回転自在に且つ液密に支持されている。下部回転軸部材16は、ケーシング51の底部11を貫通し且つシーリングされた軸受部材19を介して、底部11に回転自在に且つ液密に支持されている。下部回転軸部材16は、フィルタ52の内部と連通する管状体となっており、ケーシング51の底部11からケーシング51の外部に突出する。下部回転軸部材16には、ケーシング51への被処理水導入口20が接続されている。
被処理水導入口20には、被処理水導入ラインL1が接続されている。ケーシング51の側部には、処理水流出口26が設けられている。処理水流出口26には、処理水ラインL11が接続されている。
被処理水導入ラインL1を流通し且つ被処理水導入口20から導入された被処理水W1は、下部回転軸部材16を通ってフィルタ52の内部に入る。その被処理水W1は、フィルタ52を通過して濾過されて、ケーシング51とフィルタ52との間に形成される処理水流出空間27に入り、処理水流出口26から流出する。
洗浄汚水排出手段5は、洗浄汚水集合管28と、洗浄汚水排出管29と、バルブV32とを備える。洗浄汚水集合管28は、吸引ノズル4に接続する。洗浄汚水集合管28には、吸引ノズル4で吸引された洗浄汚水W11が集合する。洗浄汚水排出管29は、洗浄汚水集合管28の下端部に接続し、洗浄汚水W11を外部へ排出する。バルブV32は、洗浄汚水排出管29に設けられている。
洗浄汚水集合管28においては、上端部が閉鎖し、下端部が開口している。洗浄汚水集合管28は、フィルタ52の軸心に配置されている。洗浄汚水集合管28の上端部は、フィルタ52の上閉止部13の中央に設けられた孔に、軸受部材18を介して回転自在に嵌合している。洗浄汚水集合管28の下端部は、フィルタ52の下閉止部14の下部回転軸部材16の内部を、フィルタ52の回転を妨げないように通り、ケーシング51の被処理水導入口20に固定されて支持されている。
吸引ノズル4は、洗浄汚水集合管28に接続し、フィルタ52の内周面に向かって開口する。吸引ノズル4は、フィルタ52の軸方向全域から吸引可能であることが好ましい。なお、吸引ノズル4の構成は特に限定されるものではない。例えば、吸引ノズル4を、フィルタ52の軸方向に直線状及び/又は周方向に角度を変えて複数配置することができる。周方向に角度を変えて複数配置される吸引ノズル4は、同じ高さに配置してもよく、或いは高さを変えて配置してもよい。
本実施形態においては、複数の吸引ノズル4は、フィルタ52の軸方向(上下方向)に直線状に配置されて、洗浄汚水集合管28と接続している。また、フィルタ52の内周面に対向した位置でフィルタ52に向かって開口している吸引ノズル4の開口部は、フィルタ52の内周面に摺動可能に密着している。
上下方向に配置されている複数の吸引ノズル4の間の未吸引部を無くすため、フィルタ52の軸方向に2列に配置され、一方の列の吸引ノズル4の間に他方の列の吸引ノズル4が位置している。具体的には、複数の吸引ノズル4は、洗浄汚水集合管28の左右側に、高さ方向に交互に配置されている。なお、吸引ノズル4をフィルタ52の軸方向に配置する他の例として、複数の吸引ノズル4をフィルタ52の軸方向に、吸引ノズル4の間に未吸引部が存在しない間隔で螺旋状に配置してもよい。
吸引ノズル4の開口部がフィルタ52の内周面に摺動可能に密着した状態で、複数の吸引ノズル4は、フィルタ52の軸方向に直線状に配置されて洗浄汚水集合管28に接続している。上下方向に配置されている複数の吸引ノズル4は、各吸引ノズル4の間の未吸引部を無くすため、洗浄汚水集合管28の左右側に、高さ方向に交互に配置されている。そのため、フィルタ52の1回の回転でフィルタ52の内周面全域からの吸引を行うことができる。
低圧逆洗水ノズル6は、ケーシング51の側部に設けられており、ケーシング51の内部に開口している。低圧逆洗水ノズル6は、フィルタ52の軸方向全域に低圧逆洗水を噴射できることが好ましい。低圧逆洗水ノズル6の構成は特に限定されるものではない。例えば、低圧逆洗水ノズル6を、フィルタ52の軸方向に直線状及び/又は周方向に角度を変えて複数配置することができる。周方向に角度を変えて複数配置される低圧逆洗水ノズル6は、同じ高さに配置してもよく、或いは高さを変えて配置してもよい。本実施形態においては、低圧逆洗水ノズル6は、複数配置された各吸引ノズル4と同周上に位置し、且つ、フィルタ52の回転方向に対向する方向に向かって、吸引ノズル4の前に位置するように設けられている。なお、低圧逆洗水ノズル6は、各吸引ノズル4と対向するそれぞれの位置に設けられていてもよく、或いは、フィルタ52の回転方向に対向する方向に向かって、吸引ノズル4の後に位置するように設けられていてもよい。
低圧逆洗水供給手段7は、フィルタ52で濾過処理された濾過処理水W2を低圧に加圧して、低圧逆洗水W2として低圧逆洗水ノズル6に供給する。低圧逆洗水供給手段7は、逆洗水加圧ポンプP21、バルブV21、バルブV11などから構成される。
低圧逆洗水ノズル6は、フィルタ52の外周面(二次側)に低圧逆洗水W2を噴射して、フィルタ52の一次側に堆積した異物を剥離する。剥離した直後に吸引ノズル4による吸引が行われる。低圧逆洗水ノズル6から噴射された低圧逆洗水W2によりフィルタ52から剥離した異物は、洗浄汚水排出管29に設けられたバルブV32を開くことにより、吸引ノズル4により効果的に吸引される。バルブV32の二次側の圧力は大気圧に開放されているため、洗浄汚水集合管28の内部の圧力がフィルタ52の二次側の圧力よりも低くなり、フィルタ52の二次側にある濾過処理水W2の一部及び低圧逆洗水ノズル6から噴射した低圧逆洗水W2は、洗浄汚水W11となって洗浄汚水集合管28の内部を流通し、洗浄汚水排出管29から外部へ排出される。
差圧検出手段8は、フィルタ52の一次側と二次側との差圧を検出する。差圧検出手段8は、フィルタ52の内部に配置される一次側圧力センサ37と、処理水流出空間27に配置される二次側圧力センサ38と、を備える。差圧検出手段8は、一次側圧力センサ37によりフィルタ52の一次側の圧力を検知し、二次側圧力センサ38によりフィルタ52の二次側の圧力を検知して、フィルタ52の一次側と二次側との差圧を検出する。フィルタ52の一次側と二次側との差圧に基づいて、フィルタ52の汚れ具合を判断できる。差圧が大きい場合は、フィルタ52への異物の堆積量が多くなっていることを示し、差圧が小さい場合は、フィルタ52が初期状態に近い状態(異物の堆積量が少ない状態)であることを示している。
高圧逆洗水ノズル40は、ケーシング51の側部に設けられており、ケーシング51の内部に開口している。高圧逆洗水ノズル40は、フィルタ52の軸方向全域に高圧逆洗水を噴射できることが好ましい。高圧逆洗水ノズル40の構成は特に限定されるものではない。例えば、高圧逆洗水ノズル40を、フィルタ52の軸方向に直線状及び/又は周方向に角度を変えて複数配置することができる。周方向に角度を変えて複数配置される高圧逆洗水ノズル40は、同じ高さに配置してもよく、或いは高さを変えて配置してもよい。
高圧逆洗水供給手段41は、清浄水タンク65に貯留される清浄水W5を高圧に加圧して、高圧逆洗水W5として高圧逆洗水ノズル40に供給する。高圧逆洗水供給手段41は、逆洗水高圧ポンプP23などから構成される。
低圧逆洗水ノズル6に供給される低圧逆洗水としては、本実施形態においては、フィルタ52で濾過処理された濾過処理水W2が用いられる。高圧逆洗水ノズル40に供給される高圧逆洗水としては、本実施形態においては、清浄水タンク65に貯留される清浄水W5が用いられる。なお、フィルタ52への低圧逆洗水としては、清浄水タンク65に貯留されている清浄水W5などを使用することもできる。
高圧逆洗水ノズル40は、バラスト水処理運転の終了後、ケーシング51の内部の水が排出された状態(フィルタ52の内部に実質的にバラスト水W1が存在しない状態)で、フィルタ52の外周面(二次側)に高圧逆洗水W5を噴射して、フィルタ52の内周面(一次側)に堆積した異物を強力に剥離する。
高圧逆洗水ノズル40からは、フィルタ52の内部に実質的にバラスト水W1が存在しない状態で、高圧逆洗水W5が、回転しているフィルタ52の外周面に噴射される。
次に、本実施形態のバラスト水処理装置1の主な動作について簡単に説明する。
(1)バラスト水濾過装置2による被処理水W1の濾過処理
バルブV1、バルブV11及びバルブV12を開き、バルブV2、バルブV13、バルブV21、バルブV31及びバルブV32を閉じる。この状態で、汲み上げポンプP1を駆動させる。これにより、被処理水導入ラインL1の一端部から流入した被処理水W1は、被処理水導入ラインL1を流通する。被処理水導入口20から導入された被処理水W1は、フィルタ52で濾過処理され、濾過処理水W2として処理水流出口26から排出される。濾過処理水W2は、処理水ラインL11を流通し、紫外線リアクタ61により紫外線処理され、バラストタンク62に貯留処理水W3として貯留される。
(2)低圧逆洗水ノズル6によるフィルタ52の逆洗処理(バラスト水処理運転中の逆洗)
バルブV1、バルブV11、バルブV12、バルブV21及びバルブV32を開き、他のバルブを閉じて、濾過処理水W2が低圧逆洗水ノズル6に向けて流通する状態とする。そして、ケーシング51及びフィルタ52の内部にバラスト水(W2,W1)が存在した状態で、逆洗水加圧ポンプP21及び吸引ノズル4の吸引を稼働させる。これにより、低圧逆洗水ノズル6からの低圧逆洗水W2は、フィルタ52に向けて噴射され、逆洗が行われる。
(3)高圧逆洗水ノズル40によるフィルタ52の逆洗処理(空間洗浄)
被処理水W1の濾過処理終了後、被処理水排出ラインL2のバルブV2及びエア抜きラインL31のバルブV31を開き、他のバルブを閉じて、フィルタ52内の水を排出する。そして、ケーシング51及びフィルタ52の内部に実質的にバラスト水(W2,W1)が存在しない状態で、洗浄汚水排出管29に設けられたバルブV32を開き、逆洗水高圧ポンプP23を稼働させる。これにより、清浄水タンク65に貯留される清浄水W5は、第3逆洗水流通ラインL23を流通し、逆洗水高圧ポンプP23により高圧に加圧され、高圧逆洗水W5として、高圧逆洗水ノズル40からフィルタ52に向けて噴射され、逆洗が行われる。
(4)バラストタンク62から外部への貯留処理水W3の排水処理
バルブV12及びバルブV13を開き、他のバルブを閉じる。この状態で貯留処理水排出ラインL12に設けられた被処理水排出ポンプP11を稼働させる。これにより、バラストタンク62に貯留される貯留処理水W3は、紫外線リアクタ61により紫外線処理され、処理水ラインL11の一部及び貯留処理水排出ラインL12を介して外部に排出される。
次に、フィルタ52について詳述する。図2は、プリーツ型のフィルタ52を示す図で、(A)は(B)に示すA−A端面図、(B)は部分断面側面図である。図3は、第1実施形態において逆洗水W2がフィルタ52に噴射される状態を示す模式的な部分平面図である。図4は、第1実施形態において逆洗水W2がフィルタ52に噴射される状態を示す模式的な部分正面図である。
図2〜図4に示すように、フィルタ52は、その外周側にプリーツフィルタ部56を有する。詳細には、フィルタ52は、円筒状の支持体55と、全体視で円筒状のプリーツフィルタ部56と、円環状の保持リング部材57とを有する。支持体55は、多数の連通孔551(図3参照)を有する金属製の薄板を円筒状に形成したものである。
プリーツフィルタ部56は、プリーツの山部562及び谷部563と、山部562と谷部563との間の斜面であるプリーツ帯部561と、を有し、支持体55の外周面に設けられている。プリーツの山部562及び谷部563は、フィルタ52の軸方向D1に延びている。山部562を含む頂角の角度は、例えば30〜60度である。
本実施形態においては、プリーツフィルタ部56は、焼結金属フィルタから構成されている。焼結金属フィルタは、金属の粉をプレスで押し固めてから焼結して製造される。平板状のフィルタ基材をプリーツ状に折り曲げて、更に円筒状に丸めて接合して、円筒形のプリーツフィルタ部56が得られる。焼結金属フィルタは、フィルタとして機能するための多孔性を有すると共に、十分な機械的強度を有する。なお、プリーツフィルタ部56は、焼結金属フィルタ以外のフィルタから構成することができる。
保持リング部材57は、支持体55の外周面に設けられているプリーツフィルタ部56を、周方向D3に巻回して保持する。保持リング部材57は、フィルタ52の軸方向D1に離間して複数設けられている。隣接する保持リング部材57,57の間の領域は、大きく開放している。そのため、フィルタ52の外側に配置されている低圧逆洗水ノズル6及び高圧逆洗水ノズル40からの逆洗水は、隣接する保持リング部材57,57の間の領域を介して、プリーツフィルタ部56の外周面に向けて噴射される。
図3に示すように、1つの吸引ノズル4及び1つのプリーツの山部562に対応して、2つの低圧逆洗水ノズル6(6a,6b)が設けられている。2つの低圧逆洗水ノズル6は、フィルタ52の回転方向D3の上流側に配置される上流側ノズル6aと、フィルタ52の回転方向D3の下流側に配置される下流側ノズル6bと、から構成される。
なお、図3では、回転方向D3に回転するフィルタ52におけるプリーツの山部562が、吸引ノズル4に対向する位置に配置される状態を示す。また、プリーツフィルタ部56のプリーツ形状は、1つの吸引ノズル4に2つ以上のプリーツの山部562が対向して配置される形状であってもよい。
低圧逆洗水ノズル6(6a,6b)による逆洗水W2の噴出方向DW(DW1,DW2)は、フィルタ52の軸方向D1に視たときに、フィルタ52の径方向D2に対して傾斜している。
上流側ノズル6aによる逆洗水W2の噴出方向DW1は、フィルタ52の回転方向D3を向いている。上流側ノズル6aからの逆洗水W2は、プリーツの山部562に対して上流側のプリーツ帯部561(上流側帯部561a)に向けて噴射される。
下流側ノズル6bによる逆洗水W2の噴出方向DW2は、フィルタ52の回転方向D3とは逆方向を向いている。下流側ノズル6bからの逆洗水W2は、プリーツの山部562に対して下流側のプリーツ帯部561(下流側帯部561b)に向けて噴射される。
プリーツの山部562と谷部563との間の斜面、すなわち、プリーツ帯部561に対する低圧逆洗水ノズル6(6a,6b)による逆洗水W2の噴出方向DWの角度θは、70〜110度であることが好ましい。角度θは80〜100度であることが特に好ましい。
低圧逆洗水ノズル6(6a,6b)による逆洗水W2の噴出形状は、フィルタ52の軸方向D1に視たときに、図3に示すように、ほとんど拡がらず、ほぼ直線状である。低圧逆洗水ノズル6(6a,6b)による逆洗水W2の噴出形状は、フィルタ52の回転方向D3に視たときに、図4に示すように、大きく拡がっている。
低圧逆洗水ノズル6(6a,6b)から逆洗水W2がプリーツフィルタ部56に向けて噴射されると、プリーツフィルタ部56に付着している異物Cに逆洗水W2の噴射力が作用し、プリーツフィルタ部56から異物Cが剥離する。剥離した異物Cは、逆洗水W2と共に、吸引ノズル4により吸引される。
第1実施形態のバラスト水処理装置1によれば、例えば、次のような効果を奏する。
第1実施形態においては、フィルタ52は、その外周側に、プリーツの山部562及び谷部563がフィルタ52の軸方向D1に延びるプリーツフィルタ部56を有し、低圧逆洗水ノズル6(6a,6b)による逆洗水W2の噴出方向DW(DW1,DW2)は、フィルタ52の軸方向D1に視たときに、フィルタ52の径方向D2に対して傾斜している。そのため、プリーツの山部562と谷部563との間の斜面であるプリーツ帯部561に対して、逆洗水W2は直角(90度)に近い角度で噴射される。従って、逆洗水W2の噴射力が、プリーツフィルタ部56に付着している異物Cに効率的に作用し、異物Cが剥離しやすい。そのため、プリーツフィルタ部56に対する逆洗効果を向上させることができる。
〔第2実施形態〕
次に、本発明の第2実施形態について、図5を参照して説明する。図5は、第2実施形態において逆洗水W2がフィルタ52に噴射される状態を示す模式的な部分平面図である。第2実施形態では、主に第1実施形態との相違点について説明する。このため、第1実施形態と同一(又は同等)の構成については同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。また、第2実施形態において特に説明しない点については、第1実施形態の説明が適宜に適用される。
第1実施形態においては、吸引ノズル4に対向するプリーツの山部562の上流側に接する上流側帯部561aと、当該山部562の下流側に接する下流側帯部561bとに向けて、それぞれ上流側ノズル6aと下流側ノズル6bとから逆洗水W2が噴射される。これに対して、第2実施形態においては、図5に示すように、吸引ノズル4に対向しないプリーツの山部562の上流側に接する上流側帯部561aと、当該山部562の下流側に接する下流側帯部561bに向けて、それぞれ上流側ノズル6aと下流側ノズル6bとから逆洗水W2が噴射される。
第2実施形態によれば、吸引ノズル4よりも回転方向D3の上流側の位置において、低圧逆洗水ノズル6から噴射される逆洗水W2は、プリーツ帯部561に吹き付けられる。プリーツフィルタ部56から剥離した異物Cは、プリーツフィルタ部56と一緒に回転方向D3に移動し、吸引ノズル4に対向する位置において吸引ノズル4から吸引される。
〔第3実施形態〕
次に、本発明の第3実施形態について、図6を参照して説明する。図6は、本発明のバラスト水処理装置の第3実施形態を示すフロー図である。第1実施形態は、高圧逆洗水ノズル40を備えており、高圧逆洗水ノズル40によるフィルタ52の空間洗浄を行う。これに対して、第3実施形態は、高圧逆洗水ノズル40を備えておらず、低圧逆洗水ノズル6によるフィルタ52の空間洗浄を行う。
詳述すると、図6に示すように、第3実施形態のバラスト水処理装置1Cは、第1実施形態のバラスト水処理装置1と比べて、高圧逆洗水ノズル40及びこれに関連する構成を備えていない。一方、第3実施形態のバラスト水処理装置1Cは、低圧逆洗水ノズル6によるフィルタ52の空間洗浄を行うための構成を備えている。具体的には、第3実施形態のバラスト水処理装置1Cは、清浄水タンク65と、第4逆洗水流通ラインL24と、バルブV24とを備える。
第4逆洗水流通ラインL24は、一端部において清浄水タンク65に接続しており、他端部において低圧逆洗水流通ラインL21の接続部J24に接続しているラインである。接続部J24は、低圧逆洗水流通ラインL21におけるバルブV21と逆洗水加圧ポンプP21との間に設けられている。第4逆洗水流通ラインL24には、清浄水タンク65に貯留される清浄水W5が、空間洗浄用逆洗水として流通する。
第3実施形態においては、第1実施形態における前記の「(3)高圧逆洗水ノズル40によるフィルタ52の逆洗処理(空間洗浄)」に代えて、以下の(3−2)を実施する。
(3−2)低圧逆洗水ノズル6によるフィルタ52の逆洗処理(空間洗浄)
被処理水W1の濾過処理終了後、被処理水排出ラインL2のバルブV2及びエア抜きラインL31のバルブV31を開き、他のバルブを閉じて、フィルタ52内の水を排出する。そして、ケーシング51及びフィルタ52の内部に実質的にバラスト水(W2,W1)が存在しない状態で、第4逆洗水流通ラインL24のバルブV24及び洗浄汚水排出管29に設けられたバルブV32を開き、逆洗水加圧ポンプP21を稼働させる。これにより、清浄水タンク65に貯留される清浄水W5は、第4逆洗水流通ラインL24及び低圧逆洗水流通ラインL21の一部を流通し、逆洗水加圧ポンプP21により加圧され、空間洗浄用逆洗水W5として、低圧逆洗水ノズル6からフィルタ52に向けて噴射され、逆洗が行われる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明した。しかし、本発明は、上述した実施形態に限定されることなく、種々の形態で実施することができる。
前記実施形態においては、低圧逆洗水ノズル6は、上流側ノズル6a及び下流側ノズル6bから構成されているが、これに制限されない。低圧逆洗水ノズル6は、上流側ノズル6aのみから構成されていてもよく、又は下流側ノズル6bのみから構成されていてもよい。
前記実施形態においては、低圧逆洗水ノズル6(6a,6b)において、逆洗水W2の噴出方向DWが、フィルタ52の軸方向D1に視たときに、フィルタ52の径方向D2に対して傾斜しているが、これに制限されない。高圧逆洗水ノズル40において、高圧逆洗水W5の噴出方向が、フィルタ52の軸方向D1に視たときに、フィルタ52の径方向D2に対して傾斜してもよい。つまり、低圧逆洗水ノズル6の構成は、高圧逆洗水ノズル40の構成に適用することができる。
前記実施形態においては、フィルタ52への低圧逆洗水W2としてフィルタ52で濾過処理され且つバラストタンク62を経ていない濾過処理水W2が使用されているが、これに制限されない。被処理水W1や、バラストタンク62に貯留されている貯留処理水W3や、清浄水タンク65や他のタンクに貯留されている清浄水(生活用水や飲料水など)などを、低圧逆洗水W2として使用してもよい。
前記実施形態においては、フィルタ52への高圧逆洗水W5として清浄水タンク65に貯留される清浄水W5が使用されているが、これに制限されない。被処理水W1や、バラストタンク62に貯留されている貯留処理水W3や、他の用途で使用する目的で貯留されている清浄水タンクや他のタンクに貯留されている清浄水(生活用水や飲料水など)や、フィルタ52で濾過処理され且つバラストタンク62を経ていない濾過処理水W2などを、高圧逆洗水W5として使用してもよい。
1,1C バラスト水処理装置
4 吸引ノズル
6 低圧逆洗水ノズル(逆洗水噴出ノズル)
52 フィルタ
55 支持体
56 プリーツフィルタ部
561 プリーツ帯部(斜面)
562 プリーツの山部
563 プリーツの谷部
C 異物
D1 軸方向
D2 径方向
D3 回転方向
DW 逆洗水の噴出方向
θ 角度
W1 バラスト水、被処理水
W2 バラスト水、濾過処理水、(低圧)逆洗水

Claims (4)

  1. 内部に流入したバラスト水を濾過して外部へ流出させる筒状のフィルタと、
    前記フィルタの二次側に設けられ、前記フィルタに向かって逆洗水を噴出する逆洗水噴出ノズルと、を備え、
    前記フィルタは、その外周側に、プリーツの山部及び谷部が前記フィルタの軸方向に延びるプリーツフィルタ部を有し、
    前記逆洗水噴出ノズルによる逆洗水の噴出方向は、前記フィルタの軸方向に視たときに、前記フィルタの径方向に対して傾斜しているバラスト水処理装置。
  2. 前記逆洗水噴出ノズルによる逆洗水の噴出方向は、前記フィルタの回転方向を向いている
    請求項1に記載のバラスト水処理装置。
  3. 前記逆洗水噴出ノズルによる逆洗水の噴出方向は、前記フィルタの回転方向とは逆方向を向いている
    請求項1又は2に記載のバラスト水処理装置。
  4. 前記プリーツの前記山部と前記谷部との間の斜面に対する前記逆洗水噴出ノズルによる逆洗水の噴出方向の角度は、70〜110度である
    請求項1〜3のいずれかに記載のバラスト水処理装置。
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