JP2016140740A - 創外固定器 - Google Patents

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慶治 後藤
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慶治 後藤
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Abstract

【課題】スクリュウピンの刺入方向や上下方向位置がずれても複数のスクリュウピンを強固に一体連結できる創外固定器を提供する。
【解決手段】スクリュウピン12の刺入方向ずれは、包持部材31に包納された半切ボール32の回転で方向調整し、ネジ部35aを締め付け半切ボール32を固定する。スクリュウピン12の上下方向位置ずれは、包持部材31の長穴部31eの範囲で、連結ネジ37にスプリングワッシャ38a,38bを介したナット39a,39bで締め付け固定する。このように2か所調整可能な締結部を設け、一体連結する。
【選択図】図2

Description

この発明は、人体における下腿粉砕骨折や下腿開放骨折及び関節部骨折で、体外から骨折部を固定し、骨折の治療をする創外固定器に関するものである。
従来、この種の創外固定器として、図1に示すホフマンII創外固定器10がある。この器具は、外的要因で人体の大腿骨や脛骨20が骨折部20cで骨折し、破折骨20a,20bに分断した場合、破折骨20a,20bの両方に人体の外側から、複数のスクリュウピン12を刺入し、それらのスクリュウピン12の体外露出部を挟持部材11で固定した後、双方の挟持部材11にバー連結部材14を挟持装着し、双方の挟持部材11が動揺することが無いようストレートバー13でバー連結部材14に挟持装着し、破折骨20aと破折骨20bを骨折部20cで接合させ、骨折部20cが完全骨癒合するまで長期装着し、骨折部の治療をすることを目的に使用するものである。このホフマンII創外固定器では、スクリュウピン12を挟持部材11に固定する場合、挟持部材11の挿通部にスクリュウピン12の刺入方向と刺入位置のバラツキを調整する機構が設けられていないため、一直線上に整列した状態で2本のスクリュウピン12を固定する必要がある。しかし、医師が手術室という限定した場所で、強固に固定保持が出来ない破折骨20a,20bに2本のスクリュウピン12を正確に一直線上に刺入するのは困難である。従い、一直線上に刺入しているように見えるスクリュウピン12を挟持部材11に固定し、ストレートバー13に連結固定すると各スクリュウピン12には常に曲げ応力がかけられた状態になる。
特開1984−203551号公報
ホフマンII創外固定器に使用しているスクリュウピン12は金属製のため、この程度の曲げ応力では破折することはない。しかし、この状態で患者が数カ月間長期にわたり装着していると、破折骨20a,20bに刺入したスクリュウピン12の破折骨刺入部で緩みが生じ、骨癒合に時間がかかることがある。また創外固定器は、体外からスクリュウピン12を刺入するため、皮膚表面との界面でのこすれから細菌感染の危険がある。これらが発生すると、患者の肉体的負担と経済的負担また、医師や介護士の介護負担も大きくなる。したがい医師はスクリュウピン12の刺入には細心の注意を払う必要がある。
本発明は、以上のような欠点をなくすためになされたものである。
図2に本発明創外固定器30を示す。人体の大腿骨や脛骨20が骨折部20cで骨折し、破折骨20a,20bに分断された場合、ホフマンII創外固定器と同様に適用されるが、スクリュウピン12の体外保持部は樹脂で作られた半切ボール32に挟持保持される。半切ボール32は球状になっているため、スクリュウピン12の刺入方向が多少ずれても、半切ボール32の可動域内で調整し、ネジ部35aを締め付けスクリュウピン12を挟持できる。また、スクリュウピン12の刺入位置が上下方向にずれても,半切ボール32を包持する包持部材31は連結ネジ37との連結保持部が長穴となっているため、長穴31eの先端部の開口部31fより、全長にわたりネジ37aが施され、相対する2面が面取りされた平面37bの連結ネジ37に差込し、上下位置を調整し、スプリングワッシャ38a,38bとナット39a,39bで一体連結できる。これら、刺入方向と上下方向のずれは、個別に保持位置調整して連結ネジ部材37に固定する。図3は本発明のスクリュウピン12の挟持部断面図を示す。スクリュウピン12の一端を固定する半切ボール32は樹脂で球状に作られ、スクリュウピン12の挿入口32aと開閉自在に半切断された半切断部32bを備えたボール形状である。包持部材31には、半切ボール32を包納する為、一端に開口部31aが設けられ、穴長はスクリュウピン12を挿通した半切ボールの中心位置まで達し、これより先は半球状の凹部穴31cがある。開口部31aには開口部を塞ぐためのネジ部がある。なを半切ボール32の回転防止のため凹部33a面には突起33bを設け、凹部31c面には突起31gを設けておくとよい。図4は本発明のスクリュウピン12の挟持部構成斜視図を示す。キャップ36にはネジ部36aがあり、固定部材35のネジ部35aを取り付ける。包持部材31には半切ボール32にスクリュウピン12を挿通させるための貫通穴31bがある。包持部材31内に半切ボール32、半切ボール押さえ部33、緩み止め防止用のスプリングワッシャ34の順に包納し、固定部材35を取り付けたキャップ36をネジ部31dに取り付ける。スクリュウピン12の挟持固定は固定部材35の六角穴部35bに六角レンチを使用して、固定部材35がスプリングワッシャ34、半ボール押さえ部33、スクリュウピン12を挿通した半切ボール32を押さえることで行う。図5は本発明の創外固定器の取り付け側面図を示す。スクリュウピン12の固定は、スクリュウピン12の体外露出部の端部を半切ボール32に挿通し、スクリュウピン12の刺入方向のままに半切ボール32を位置調整し、ネジ部35aで半切ボール32を締め付け固定する。スクリュウピン12の上下方向のずれは、包持部材31を長穴31eの開口部31fより連結ネジ部材37に差入し、上下位置ずれのままにスプリングワッシャ38a,38bとナット39a,39bに六角スパナ等を使用して、複数の包持部材31を連結ネジ37に一体連結させる。
本発明は、以上の構成よりなる創外固定器である。
スクリュウピン12は刺入方向や刺入上下位置が多少ずれていても、個別に位置調整し、締結する構造になっているので、スクリュウピン12は曲げ応力を受けた状態で締結されることはない。以上のように本発明創外固定器によれば、骨に刺入したスクリュウピン12と破折骨20a,20b部の刺入部では、スクリュウピン12が受ける曲げ応力で、スクリュウピン12と骨との境目に緩みが無く、またスクリュウピン12と皮膚表面との界面にこすれが無いことから、細菌感染の危険性にさらされることが少ない。よって、骨癒合が完了するまで、長期間装着することができる。また、医師はスクリュウピン12を一直線状に刺入する必要は無くなり、技術的負担は軽減される。なを本発明装置には、従来よりあるスクリュウピンを挿入口32aの大きさを変えた半切ボール32を交換することで使用できる。
ホフマンII創外固定器の斜視図である。 本発明の創外固定器斜視図である。 本発明のスクリュウピン12の挟持部断面図である。 本発明のスクリュウピン12の挟持部構成斜視図である。 本発明の創外固定器取り付け側面図である。
以下、本発明を実施するための形態について説明する。
スクリュウピン12を保持する包持部材31の内部に半切ボール32、半切ボール押さえ部33、スプリングワッシャ34を包納し、固定部材35を取り付けたキャップ36を包持部材31に取り付ける。スクリュウピン12の体外露出部を半切ボール32の挿入口32aにスクリュウピン12の刺入方向のままに挿通し、固定部材35のネジ部35aを仮止め締結する。スクリュウピン12を取り付けた複数の包持部材31を連結ネジ37に差入し、スクリュウピン12の刺入上下位置方向ずれのままにスプリングワッシャ38a,38bとナット39a,39bで仮止め締結し、全てが締結されているのを確認後、本締結する。
本発明は、以上のような構造である。
これを使用するときは、スクリュウピン12の刺入方向、上下位置がずれても個別に調整できるので、容易に一体連結できる。
30 創外固定器
31 包持部材
32 半切ボール
33 半切ボール押さえ部
34 スプリングワッシャ
35 固定部材
36 キャップ
37 連結ネジ
38 スプリングワッシャ
39 ナット

Claims (1)

  1. 包持部材31に半切ボール32、半切ボール押さえ33、スプリングワッシャ34を包納し、固定部材35を取り付けたキャップ36を包持部材31に取り付けて、スクリュウピン12の刺入で刺入方向がばらついてもスクリュウピン12を半切ボール32で挟持できる創外固定器。
JP2015030044A 2015-01-30 2015-01-30 創外固定器 Pending JP2016140740A (ja)

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