JP2016140268A - 微生物の生存期間を長期化させる方法、微生物製剤、微生物製剤の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明は、培養後の微生物の生存期間を長期化させる方法であって、培養後の微生物を二酸化ケイ素に付着させたことを特徴とする。また、本発明は、土壌に生息する微生物の生存期間を長期化させる方法であって、土壌に生息する微生物に二酸化ケイ素を供給したことを特徴とする。また、本発明の微生物製剤は、培養後の微生物を付着させた二酸化ケイ素により構成されたことを特徴とする。
【選択図】図1
Description
例えば、微生物を利用して汚染土壌を浄化する方法として、主として、浄化対象とする汚染土壌中の油等の汚染物質の分解に寄与する石油分解菌等の微生物を汚染土壌に供給して汚染土壌を浄化するバイオオーグメンテーション(例えば特許文献1等参照)と、浄化対象とする汚染土壌中に生息する汚染物質の分解や除去に寄与する微生物を活性化させて汚染土壌を浄化するバイオスティミュレーションと、が知られている。
例えば、バイオオーグメンテーションにおいて目的とする所定の浄化性能を達成するためには、培養直後の活性の高い微生物を汚染土壌に供給(添加)することが重要となるが、浄化工事の進捗状況によっては、培養直後の活性の高い微生物を汚染土壌に供給することができないことがあり、この場合、培養後の微生物を低温状態に維持して微生物の活性や濃度の減少を緩やかにするようにしている。即ち、培養後の微生物を低温状態に維持して微生物の生存期間を長期化させるようにしている。
しかしながら、実際の浄化工事においては、対象となる土量に比例して大量の微生物を使用するため、このような大量の微生物を低温状態に維持するためには、業務用の大型の冷蔵庫等の設備が何台も必要となり、このような何台もの大型の設備を準備することは、設置場所の確保やコスト等から考えて採用し難い。
また、バイオスティミュレーションにおいては、浄化対象とする汚染土壌中に生息する汚染物質の分解や除去に寄与する微生物を活性化させるため、汚染土壌の温度・pH・水分・酸素・栄養塩などの様々な環境要因が整っていなければならず、環境要因が整っていなければ微生物が早期に死滅する可能性もあり、この場合、バイオスティミュレーションによる浄化効果が得られない。
また、微生物を培養した菌液と二酸化ケイ素とを混合して、培養後の微生物を二酸化ケイ素に付着させたので、二酸化ケイ素に付着した微生物の生存期間が長くなり、培養後の微生物の生存期間を長期化させることができる。
また、本発明に係る微生物の生存期間を長期化させる方法は、土壌に生息する微生物の生存期間を長期化させる方法であって、土壌に生息する微生物に二酸化ケイ素を供給したので、土壌に生息する微生物が二酸化ケイ素に付着し、二酸化ケイ素に付着した微生物の生存期間が長くなり、土壌に生息する微生物の生存期間を長期化させることができる。
また、本発明に係る微生物製剤は、培養後の微生物を付着させた二酸化ケイ素により構成されたので、微生物の生存期間が長い微生物製剤を得ることができる。また、軽量な二酸化ケイ素に培養後の微生物を付着した構成であるので、重量あたりの菌体数の多い、軽量でかつ取扱い容易であるとともに、環境適合性が高い微生物製剤を得ることができる。
さらに、本発明に係る微生物製剤の製造方法は、微生物を培養した菌液に二酸化ケイ素を加えて、培養後の微生物を二酸化ケイ素に付着させるので、簡単に製造できる。また、菌液濃度や二酸化ケイ素の量を調整することで、目的に適した微生物濃度の微生物製剤を容易に製造できる。
培養後の微生物を二酸化ケイ素(シリカ)に付着させたことによって、二酸化ケイ素に付着した培養後の微生物の生存期間を長期化できることを、以下の実験により確認した。
・実験対象とした菌種
以下の3種類の菌について、それぞれ以下の実験を行って培養後の菌の生存率を求めた。
(1)Rhodococcus erythropolis NDKK6(→Rhdococcus sp.RN1(受託番号:FERM P-20708))。
(2)Gordonia terrae NDKY76A(→Gordonia sp.RN2(受託番号:FERM P-20709))。
(3)Bacillus subtilis(natto)Takahashi(入手元「有限会社 ▲高▼橋祐蔵研究所」)。
(1)100mlのLB(Luria-Bertani)液体培地(以下、LB培地という)にて上述した各菌を30℃で振盪培養を行った(菌体数が飽和に達したと判断(約108cells/ml〜109cells/ml)されるまで培養した)後、LB培地を遠心分離(4℃において5000rpmの遠心分離を5分間行った。)し、菌体を洗浄した後、蒸留水で懸濁したものを供試用の菌液とし、当該菌液中の生菌数(二酸化ケイ素を添加前の最大生菌数)を計数した。
当該菌液をシャーレ上に敷き詰められた二酸化ケイ素5gの上に滴下し、撹拌しながら約1時間〜3時間自然乾燥させた。菌体を付着させた二酸化ケイ素5gは、コニカルチューブに移し替え、30℃で静置した。次に、菌体を付着後の二酸化ケイ素を滅菌水にて希釈混合し、平板培地に塗抹後、所定時間経過後に生菌数(二酸化ケイ素を添加して所定時間経過後の生菌数)を計数した。
(2)そして、(二酸化ケイ素を添加して所定時間経過後の生菌数)/(二酸化ケイ素を添加前の最大生菌数)=生存率と定義した。
上述した実験において、Rhodococcus erythropolis NDKK6を二酸化ケイ素に付着させた場合における、Rhodococcus erythropolis NDKK6の生存率の変化を、図1(a)の表、図1(b)のグラフに示す。
・Rhodococcus erythropolis NDKK6の培養液中での生存率
LB培地で72時間培養したRhodococcus erythropolis NDKK6の培養液(5.5×109cells/ml)を作製した。その菌液を室温(25℃)で保存し、LB寒天培地を用い、生存率を測定した。この場合の生存率の変化を、図2(a)の表、図2(b)のグラフに示す。
実験結果から、培養液中でのRhodococcus erythropolis NDKK6の生存率は、時間が経過する毎に徐々に小さくなり(生菌数が徐々に少なくなっていき)、5週目で10%以下になったのに対して、二酸化ケイ素に付着させたRhodococcus erythropolis NDKK6の生存率は5週目まで80%以上を維持した。
また、Rhodococcus erythropolis NDKK6の場合、同じ経過時期において、二酸化ケイ素への付着によって、培養液中での生存率よりも顕著に高い生存率が確認され、培養後のRhodococcus erythropolis NDKK6を二酸化ケイ素に付着させた場合、Rhodococcus erythropolis NDKK6の生存期間を長期化させる効果が高いことがわかった。
上述した実験において、Gordonia terrae NDKY76Aを二酸化ケイ素に付着させた場合における、Gordonia terrae NDKY76Aの生存率の変化を、図3(a)の表、図3(b)のグラフに示す。
・Gordonia terrae NDKY76Aの培養液中での生存率
LB培地で72時間培養したGordonia terrae NDKY76Aの培養液(5.9×109cells/ml)を作製した。その菌液を室温(25℃)で保存し、LB寒天培地を用い、生存率を測定した。この場合の生存率の変化を、図4(a)の表、図4(b)のグラフに示す。
実験結果から、培養液中でのGordonia terrae NDKY76Aの生存率は、時間が経過する毎に小さくなり(生菌数が少なくなっていき)、2週目で40%以下4週目で20%以下、5週目で10%以下になったのに対して、二酸化ケイ素に付着させたGordonia terrae NDKY76Aの生存率は、時間が経過する毎に小さくなったが、4周目まで40%以上を維持し、5週目でも20%以上を維持した。
また、Gordonia terrae NDKY76Aの場合、同じ経過時期において、二酸化ケイ素への付着によって、培養液中での生存率よりも高い生存率が確認され、培養後のGordonia terrae NDKY76Aを二酸化ケイ素に付着させた場合、Gordonia terrae NDKY76Aの生存期間を長期化させることができることがわかった。
上述した実験において、Bacillus subtilis(natto)Takahashiを二酸化ケイ素に付着させた場合における、Bacillus subtilis(natto)Takahashiの生存率の変化を、図5(a)の表、図5(b)のグラフに示す。
実験結果から、二酸化ケイ素に付着させたBacillus subtilis(natto)Takahashiの生存率は、4周目まで95%以上を維持し、5週目でも94.5%を維持した。
このように、Bacillus subtilis(natto)Takahashiにおいては、二酸化ケイ素への付着によって、Bacillus subtilis(natto)Takahashiの生存期間を長期化させることができる著しい効果が確認された。
土壌中の二酸化ケイ素量を見ると30%以上を占めている。また、二酸化ケイ素は、シリカゲルでも知られるように吸水性が高い。吸水性が高い理由として、二酸化ケイ素は四面体構造をとり、さらに四面体構造がシート状に連なり結晶構造をとる。シート状構造には、多数の間隙があり、その結果、間隙に水が入り込むため、吸水性が高い。さらに、間隙も非常に小さく水の流出が少ないため、保水性も高い。二酸化ケイ素の四面体構造を図6に示し、二酸化ケイ素のシート状構造は図7に示す。
このように、二酸化ケイ素の高い吸水性と保水性が、保持している微生物に適度な湿度を与えることで、生存率が向上したと考えられる。
また、微生物が好気性の菌である場合、液体環境であると、菌が沈んで分解してしまうが、二酸化ケイ素に付着した場合、液体が少なく菌が空気に触れ易くなるので、菌が、生き伸び易くなると考えられる。
例えば浄化工事において汚染土壌への微生物の供給工事日の日程に合うようにRhodococcus erythropolis NDKK6を培養していたが、何等かの事情で日程通りに浄化工事を行えず、汚染土壌への微生物の供給工事日を延期しなければならない場合において、培養直後のRhodococcus erythropolis NDKK6に二酸化ケイ素を供給して、培養直後のRhodococcus erythropolis NDKK6を二酸化ケイ素に付着させることで、培養直後のRhodococcus erythropolis NDKK6の長期保存が可能となり、油汚染土壌へのRhodococcus erythropolis NDKK6の供給工事が遅れた場合でも、培養直後と同等の活性の高いRhodococcus erythropolis NDKK6を油汚染土壌に供給することできるようになり、バイオオーグメンテーションによる浄化工事において所定の浄化性能を達成できるようになる。
従って、バイオオーグメンテーションによる浄化工事の遅延によってRhodococcus erythropolis NDKK6等の石油分解菌を保管する必要が生じた場合、浄化工事に必要な大量の石油分解菌を低温状態に維持するための冷蔵庫等を用意する必要が無くなって、培養直後の石油分解菌を二酸化ケイ素に付着させるだけという、簡単かつ低コストな方法によって、石油分解菌の生存期間を長期化させることができるようになり、培養直後の石油分解菌を濃度及び活性を維持させた状態で保存することができるようになる。
実施形態1で説明した培養後の微生物の生存期間を長期化させる方法を利用し、培養後の微生物を付着した二酸化ケイ素によって粉末/顆粒状に構成された微生物製剤を製造できる。
例えば、培養後の菌液に二酸化ケイ素を加えて、充分に撹拌した後に、自然乾燥によって二酸化ケイ素の外表面を乾燥状態にして、培養後の微生物を二酸化ケイ素に付着させたことによって、培養後の微生物を付着した二酸化ケイ素により構成された微生物製剤を簡単に製造できる。
また、当該微生物製剤の微生物濃度を増減させたい場合、言い換えれば、二酸化ケイ素の単位グラム当たりの菌数を増減させたい場合には、菌液の濃度、あるいは、二酸化ケイ素の量を変更することで、調整できる。
例えば、菌液を希釈または濃縮して、1(菌液):1(二酸化ケイ素)の割合で混合して乾燥させることで、微生物濃度の異なる微生物製剤を容易に製造できる。例えば、10mlの菌液に10gの二酸化ケイ素を加え、充分に撹拌した後、自然乾燥させたことによって、培養後の微生物を付着した二酸化ケイ素により構成された粉末/顆粒状の微生物製剤を製造できる。
また、菌液に供給される二酸化ケイ素の量を少なくすれば、単位グラム当たりの二酸化ケイ素への微生物の付着量が増えるため、単位グラム当たりの菌数が多い微生物製剤を製造でき、逆に、菌液に供給される二酸化ケイ素の量を多くすれば、単位グラム当たりの二酸化ケイ素への微生物の付着量が減るため、単位グラム当たりの菌数が少ない微生物製剤を製造できる。
即ち、菌液濃度や二酸化ケイ素の量を調整することで、目的に適した微生物濃度の微生物製剤を容易に製造できる。
例えば、バイオオーグメンテーションによって油汚染土壌を浄化する場合において、液体で輸送量の多い菌液を用いる場合に比べて、当該微生物製剤を油汚染土壌に供給する場合、微生物製剤を油汚染土壌に輸送するための輸送コストを減らすことができるとともに、固体であるため取り扱いが容易となり、かつ、二酸化ケイ素は、もともと土中の成分であるため、環境適合性が高いという効果もある。
土壌に二酸化ケイ素を供給することによって、土壌に生息する微生物の生存期間を長期化させるようにしてもよい。
例えば、浄化対象とする油汚染土壌中に生息する汚染物質の分解や除去に寄与する微生物を活性化させて汚染土壌を浄化するバイオスティミュレーションにおいて、油汚染土壌中の微生物に二酸化ケイ素単体や、二酸化ケイ素を主成分とするゼオライト、珪藻土、珪砂等の二酸化ケイ素含有物質を供給することで、油汚染土壌中の微生物が供給された二酸化ケイ素に付着して、油汚染土壌中の微生物の生存期間を長期化させることができ、油汚染土壌中の微生物の活性及び濃度を維持させることができるため、バイオスティミュレーションによる浄化作業を効果的に行うことが可能となる。
例えば、上述したように、バイオオーグメンテーションによって油汚染土壌を浄化する場合において当該微生物製剤を油汚染土壌に供給しても良いし、あるいは、浄化対象とする油汚染土壌中に生息する汚染物質の分解や除去に寄与する微生物を活性化させて油汚染土壌を浄化するバイオスティミュレーションにおいて当該微生物製剤を油汚染土壌に供給しても良く、バイオオーグメンテーションやバイオスティミュレーションによる浄化作業をより効果的に行うことが可能となる。
(1)河川・湖沼への応用
水圏環境において底土中の微生物は物質循環や水質浄化に重要な役割を果たしている。従って、二酸化ケイ素単体や二酸化ケイ素含有物質、あるいは、上述した微生物製剤を、水圏環境に供給することにより、底土中の微生物数が増大し、また微生物叢が豊かになる。その結果、物質循環が活発になることから水質浄化が効率的に行える。
(2)農地への応用
上記と同様に、二酸化ケイ素単体や二酸化ケイ素含有物質、あるいは、上述した微生物製剤を、農地に供給することにより、土壌中の微生物数が増大し微生物叢が豊かになる。その結果、土壌中の有機物が効率よく分解され、無機化が促進される。最終的に無機物は植物の肥料成分になることから、効率の良い有機農業に寄与できる。また、農地において、微生物が二酸化ケイ素の間隙内に入り込んで安定化(生存が長期化)し、微生物叢が固定化するため、他の菌(病原菌等)の増殖を抑制できるようになる。
(3)畜産への応用
稲わら等の家畜の餌に、二酸化ケイ素に乳酸菌などの土壌細菌を付着させた微生物製剤を混ぜ込んで、二酸化ケイ素に固定化させた乳酸菌などの土壌細菌を家畜に食べさせる。
農業用の土壌改良には、例えばバシラス(Bacillus)属微生物、ストレプトマイセス(Streptomyces)属微生物、シュードモナス(Pseudomonas)属微生物、アゾモナス(Azomonas)属微生物、汚染土壌浄化には、例えばロドコッカス(Rhodococcus)属微生物、ゴルドニア(Gordonia)属微生物、畜産土壌への散布には例えばラクトバシラス(Lactobacillus)属微生物、ラクトコッカス(Lactococcus)属微生物などを用いることができるが、より具体的には、例えば、Bacillus subtilis(natto)Takahashi、Gordonia terrae NDKY76A、Rhodococcus erythropolis NDKK6などを用いることができる。
Claims (5)
- 培養後の微生物の生存期間を長期化させる方法であって、
培養後の微生物を二酸化ケイ素に付着させたことを特徴とする微生物の生存期間を長期化させる方法。 - 微生物を培養した菌液と二酸化ケイ素とを混合して、培養後の微生物を二酸化ケイ素に付着させたことを特徴とする請求項1に記載の微生物の生存期間を長期化させる方法。
- 土壌に生息する微生物の生存期間を長期化させる方法であって、
土壌に生息する微生物に二酸化ケイ素を供給したことを特徴とする微生物の生存期間を長期化させる方法。 - 培養後の微生物を付着させた二酸化ケイ素により構成されたことを特徴とする微生物製剤。
- 請求項4に記載の微生物製剤の製造方法であって、微生物を培養した菌液に二酸化ケイ素を加えて、培養後の微生物を二酸化ケイ素に付着させたことを特徴とする微生物製剤の製造方法。
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