JP2016137650A - 記録装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】記録ヘッドから液体を吐出することに伴って発生するミストを、記録品質の低下を抑制しつつ効率良く回収する。
【解決手段】被記録媒体Pに対して往復移動しながら液体を吐出可能な記録ヘッド7と、記録ヘッド7の往復移動方向Bに延設される送風部21と、送風部21による送風方向Dにおいて送風部21とで記録ヘッド7を挟む位置に設けられるとともに往復移動方向Bに延設され、送風部21から送られる気流を吸引する吸気部19と、を備え、送風部21から往復移動方向Bにおける記録ヘッド位置に向かう気流を抑制するように構成されている。
【選択図】図1
【解決手段】被記録媒体Pに対して往復移動しながら液体を吐出可能な記録ヘッド7と、記録ヘッド7の往復移動方向Bに延設される送風部21と、送風部21による送風方向Dにおいて送風部21とで記録ヘッド7を挟む位置に設けられるとともに往復移動方向Bに延設され、送風部21から送られる気流を吸引する吸気部19と、を備え、送風部21から往復移動方向Bにおける記録ヘッド位置に向かう気流を抑制するように構成されている。
【選択図】図1
Description
本発明は、記録装置に関する。
従来から、被記録媒体に対して液体を吐出可能な記録ヘッドを備える記録装置が使用されている。このような記録装置においては、液体の吐出に伴い、ミストが発生する場合がある。また、このような記録装置のうち、被記録媒体に対して往復移動しながら液体を吐出可能な記録ヘッドを備える記録装置が多く使用されている。
例えば、特許文献1には、記録ヘッドを有したキャリッジを往復移動させることにより記録する記録装置であって、キャリッジの往復移動方向における一端側に吸引ファン(吸気部)が設けられ、他端側に給気口(送風部)が設けられた記録装置が開示されている。
例えば、特許文献1には、記録ヘッドを有したキャリッジを往復移動させることにより記録する記録装置であって、キャリッジの往復移動方向における一端側に吸引ファン(吸気部)が設けられ、他端側に給気口(送風部)が設けられた記録装置が開示されている。
特許文献1の記録装置は、キャリッジの往復移動方向に吸気部と送風部とを備えている。このため、キャリッジの移動範囲に気流を生成する。このような気流を記録中に生成すると、記録ヘッドから吐出された液体が該気流の影響を受け、所定の着弾位置に着弾しない虞がある。このため、記録中は、ミストの回収と、記録ヘッドに対する気流の影響の抑制と、のいずれかを優先させなくてはならず、例えば、連続して長い時間記録する場合にはミストの回収が十分に行えない時間が長くなりミストを効率よく回収できない場合があった。このように、従来の記録装置においては、記録ヘッドから液体を吐出することに伴って発生するミストを、記録品質の低下を抑制しつつ効率良く回収することが困難であった。
そこで、本発明の目的は、記録ヘッドから液体を吐出することに伴って発生するミストを、記録品質の低下を抑制しつつ効率良く回収することである。
上記課題を解決するための本発明の第1の態様の記録装置は、被記録媒体に対して往復移動しながら液体を吐出可能な記録ヘッドと、前記記録ヘッドの往復移動方向に延設される送風部と、前記送風部による送風方向において前記送風部とで前記記録ヘッドを挟む位置に設けられるとともに前記往復移動方向に延設され、前記送風部から送られる気流を吸引する吸気部と、を備え、前記送風部から前記往復移動方向における記録ヘッド位置に向かう気流を抑制するように構成されていることを特徴とする。
本発明の第2の態様の記録装置は、前記第1の態様において、前記記録ヘッド位置を検出する検出部を備え、前記検出部の検出結果に基づいて、前記送風部から前記記録ヘッド位置に向かう気流を抑制することを特徴とする。
本発明の第3の態様の記録装置は、前記第1又は第2の態様において、前記記録ヘッドが設けられ、前記記録ヘッドと共に前記往復移動方向に往復移動するキャリッジと、前記送風部と前記記録ヘッドとの間の位置に設けられ、前記キャリッジと連動して前記往復移動方向に往復移動する防風蓋と、を備えることを特徴とする。
本発明の第4の態様の記録装置は、前記第3の態様において、前記防風蓋は、前記キャリッジに取り付けられていることを特徴とする。
本発明の第5の態様の記録装置は、前記第3の態様において、前記防風蓋を前記キャリッジと連動して前記往復移動方向に往復移動させる防風蓋駆動部を備えることを特徴とする。
本発明の第6の態様の記録装置は、前記第1から第5のいずれか1つの態様において、前記被記録媒体を前記送風方向に沿って搬送する搬送部を備え、前記送風方向は、前記被記録媒体の搬送方向の下流側から上流側に向かう方向であることを特徴とする。
本発明の第7の態様の記録装置は、前記第1から第6のいずれか1つの態様において、前記送風部は、前記往復移動方向に複数並べられる指向性ファンを有することを特徴とする。
本発明の第8の態様の記録装置は、前記第1から第7のいずれか1つの態様において、前記送風部から前記記録ヘッド位置に向かう気流を遮断するエアカーテンを発生させるエアカーテン発生部を備えることを特徴とする。
本発明によれば、記録ヘッドから液体を吐出することに伴って発生するミストを、記録品質の低下を抑制しつつ効率良く回収することができる。
[実施例1](図1〜図3)
以下に、本発明の実施例に係る記録装置について、添付図面を参照して詳細に説明する。
最初に、本発明の実施例1に係る記録装置1の概要について説明する。
図1は本実施例の記録装置1の概略側面図である。
以下に、本発明の実施例に係る記録装置について、添付図面を参照して詳細に説明する。
最初に、本発明の実施例1に係る記録装置1の概要について説明する。
図1は本実施例の記録装置1の概略側面図である。
本実施例の記録装置1は、記録を行うための被記録媒体PのロールR1を繰り出すことが可能な繰出部2を備えている。また、粘着剤が付着された支持面Fで被記録媒体Pを支持する粘着性ベルト10により被記録媒体Pを搬送方向Aに搬送する搬送機構3を備えている。また、被記録媒体Pの搬送方向Aと交差する往復移動方向Bに記録ヘッド7を往復走査させて記録する記録機構4を備えている。また、粘着性ベルト10の洗浄機構15を備えている。さらに、被記録媒体Pを巻き取る巻取軸17と巻き取られている被記録媒体Pを切断するカッター16とを有する巻取機構18を備えている。
繰出部2は、記録を行うための被記録媒体PのロールR1のセット位置を兼ねる回転軸5を備え、回転軸5にセットされたロールR1から従動ローラー6を介して被記録媒体Pを搬送機構3に繰り出すことが可能な構成となっている。なお、被記録媒体Pを搬送機構3に繰り出す際、回転軸5は回転方向Cに回転する。
搬送機構3は、繰出部2から繰り出された被記録媒体Pを載置して搬送する粘着性ベルト10と、粘着性ベルト10を移動させる駆動ローラーとしての搬送ローラー8と、従動ローラー9とを備えている。被記録媒体Pは加圧ローラー12により粘着性ベルト10の支持面Fに加圧されて貼り付けられて載置される。なお、被記録媒体Pを搬送する際、搬送ローラー8は回転方向Cに回転する。
記録機構4は、記録ヘッド7を搭載するキャリッジ43を往復移動方向Bに往復移動させるキャリッジモーター30(図2参照)を有している。なお、図1において往復移動方向Bは紙面に対して垂直方向である。
記録の際、記録ヘッド7を往復走査させて記録するが、記録走査中(記録ヘッド7の移動中)は、搬送機構3は被記録媒体Pの搬送を停止させる。別の表現をすると、記録の際、記録ヘッド7の往復走査と被記録媒体Pの搬送は交互に行われる。すなわち、記録の際、記録ヘッド7の往復走査に対応して、搬送機構3は被記録媒体Pを間欠搬送させている。
記録の際、記録ヘッド7を往復走査させて記録するが、記録走査中(記録ヘッド7の移動中)は、搬送機構3は被記録媒体Pの搬送を停止させる。別の表現をすると、記録の際、記録ヘッド7の往復走査と被記録媒体Pの搬送は交互に行われる。すなわち、記録の際、記録ヘッド7の往復走査に対応して、搬送機構3は被記録媒体Pを間欠搬送させている。
また、詳細は後述するが、記録機構4における、被記録媒体Pの搬送方向Aにおける記録ヘッド7の下流側には、複数の指向性ファン22(図3参照)を有し記録ヘッド7の往復移動方向Bに延設される送風部21が設けられている。また、送風部21による送風方向Dにおいて送風部21とで記録ヘッド7を挟む位置(搬送方向Aにおける記録ヘッド7の上流側)には、往復移動方向Bに延設され、ファン20が発生する気流によって送風部21から送られる気流を吸引する開口を有する吸気部19が設けられている。
吸気部19の開口部は送風部21や記録ヘッド7に対向している。
吸気部19の開口部は送風部21や記録ヘッド7に対向している。
粘着性ベルト10の洗浄機構15は、複数の洗浄ローラーが回転軸方向に連結されて構成された洗浄ユニット13と、洗浄ユニット13を洗浄するための洗浄剤が入ったトレイ14と、を有する。
巻取機構18は、記録がなされ、従動ローラー11を介して搬送機構3から搬送された被記録媒体Pを巻き取る機構であり、巻取軸17に巻き取り用の紙管等をセットしてこれに該被記録媒体Pを巻き付けていくことにより、被記録媒体PのロールR2として巻き取ることができる。
なお、本実施例の記録装置1は、ロール状の被記録媒体Pを粘着性ベルト10に支持させて搬送する記録装置であるが、このような構成の記録装置に限定されない。例えば、ロール状の被記録媒体Pのほか単票状の被記録媒体Pを、搬送部としてのローラー対で挟持して搬送可能な構成としてもよい。さらには、被記録媒体Pを不動の支持部に支持させ、記録ヘッド7を被記録媒体Pに対して移動させて記録する、所謂フラッドベッドタイプの構成としてもよい。
次に、本実施例の記録装置1における電気的な構成について説明する。
図2は、本実施例の記録装置1のブロック図である。
制御部25には、記録装置1の全体の制御を司るCPU39が設けられている。CPU39は、システムバス40を介して、CPU39が実行する各種制御プログラム等を格納したROM41と、データを一時的に格納可能なRAM42と接続されている。
図2は、本実施例の記録装置1のブロック図である。
制御部25には、記録装置1の全体の制御を司るCPU39が設けられている。CPU39は、システムバス40を介して、CPU39が実行する各種制御プログラム等を格納したROM41と、データを一時的に格納可能なRAM42と接続されている。
また、CPU39は、システムバス40を介して、記録ヘッド7を駆動するためのヘッド駆動部28と接続されている。
また、CPU39は、システムバス40を介して、キャリッジモーター30、搬送モーター31、繰出モーター32、巻取モーター33、指向性ファンモーター34及びファンモーター35を駆動させるためのモーター駆動部29と接続されている。
また、CPU39は、システムバス40を介して、キャリッジモーター30、搬送モーター31、繰出モーター32、巻取モーター33、指向性ファンモーター34及びファンモーター35を駆動させるためのモーター駆動部29と接続されている。
ここで、キャリッジモーター30は、記録ヘッド7を搭載したキャリッジ43を移動させるためのモーターである。また、搬送モーター31は、搬送ローラー8を駆動するためのモーターである。また、繰出モーター32は、回転軸5の回転機構であり、被記録媒体Pを搬送機構3に送り出すために回転軸5を駆動するモーターである。また、巻取モーター33は、巻取軸17を回転させるための駆動モーターである。また、指向性ファンモーター34は、指向性ファン22を駆動するモーターである。そして、ファンモーター35は、ファン20を駆動するモーターである。
また、CPU39は、システムバス40を介して、被記録媒体Pを切断するようカッター16を駆動させるカッター駆動部36と接続されている。
さらに、CPU39は、システムバス40を介して、入出力部37と接続されており、入出力部37は、往復移動方向Bにおける記録ヘッド7の位置を検出する検出部としてのエンコーダー23、記録データ等を外部装置から入力するPC38と接続されている。
さらに、CPU39は、システムバス40を介して、入出力部37と接続されており、入出力部37は、往復移動方向Bにおける記録ヘッド7の位置を検出する検出部としてのエンコーダー23、記録データ等を外部装置から入力するPC38と接続されている。
次に、本実施例の記録装置1の要部である記録機構4について説明する。
図3は、本実施例の記録装置1の要部である記録機構4を表す概略平面図である。
本実施例の記録ヘッド7(キャリッジ43)は、搬送方向Aに移動する被記録媒体Pに対して往復移動方向Bに移動して記録(インクを吐出)することが可能である。記録ヘッド7を有するキャリッジ43にはエンコーダー23が設けられており、往復移動方向Bに延設されるエンコーダーレーン24を読み取ることにより、往復移動方向Bにおける記録ヘッド7の位置を検出することが可能な構成となっている。
図3は、本実施例の記録装置1の要部である記録機構4を表す概略平面図である。
本実施例の記録ヘッド7(キャリッジ43)は、搬送方向Aに移動する被記録媒体Pに対して往復移動方向Bに移動して記録(インクを吐出)することが可能である。記録ヘッド7を有するキャリッジ43にはエンコーダー23が設けられており、往復移動方向Bに延設されるエンコーダーレーン24を読み取ることにより、往復移動方向Bにおける記録ヘッド7の位置を検出することが可能な構成となっている。
また、図3で表されるように、本実施例の送風部21には、搬送方向Aと沿う方向である送風方向Dに気流を発生する指向性ファン22が往復移動方向Bに並べて複数設けられている。このような構成により、往復移動方向Bにおける記録ヘッド7の移動範囲全体に亘り、送風方向Dに気流を発生することが可能になっている。そして、図2及び図3で表されるように、エンコーダー23並びに各指向性ファン22(ファンモーター35)は、制御部25に接続されている。
本実施例の記録機構4は、上記のような構成になっている。
そして、制御部25は、エンコーダー23で検出される往復移動方向Bにおける記録ヘッド7の位置(記録ヘッド位置)から、該記録ヘッド位置に送風する指向性ファン22の送風(ファンモーター35の駆動)を停止するよう制御する。
別の表現をすると、本実施例の記録機構4は、被記録媒体Pに対して往復移動しながらインクを吐出可能な記録ヘッド7と、往復移動方向Bに延設される送風部21と、送風部21による送風方向Dにおいて送風部21とで記録ヘッド7を挟む位置に設けられるとともに往復移動方向Bに延設され、送風部21から送られる気流を吸引する吸気部19と、を備えている。
そして、制御部25による送風部21の制御により、送風部21から吸気部19まで流れる気流のうち、送風部21から往復移動方向Bにおける記録ヘッド位置に向かう気流を抑制する。
このような構成により、本実施例の記録装置1は、送風部21から吸気部19まで送風される気流のうち往復移動方向Bにおける記録ヘッド位置に向かう気流のみを抑制して記録動作を実行することができる。このため、記録中(インクを吐出中)においても、記録ヘッド7からインクを吐出することに伴って発生するミストを、記録品質の低下を抑制しつつ効率良く回収することができる構成になっている。
ここで、「記録ヘッド位置」とは、往復移動方向Bにおいて記録ヘッド7が存在している位置であり、詳細には、記録ヘッド7の液体吐出部(インクを吐出するノズルが形成されている部分)が存在している位置を意味する。
そして、制御部25は、エンコーダー23で検出される往復移動方向Bにおける記録ヘッド7の位置(記録ヘッド位置)から、該記録ヘッド位置に送風する指向性ファン22の送風(ファンモーター35の駆動)を停止するよう制御する。
別の表現をすると、本実施例の記録機構4は、被記録媒体Pに対して往復移動しながらインクを吐出可能な記録ヘッド7と、往復移動方向Bに延設される送風部21と、送風部21による送風方向Dにおいて送風部21とで記録ヘッド7を挟む位置に設けられるとともに往復移動方向Bに延設され、送風部21から送られる気流を吸引する吸気部19と、を備えている。
そして、制御部25による送風部21の制御により、送風部21から吸気部19まで流れる気流のうち、送風部21から往復移動方向Bにおける記録ヘッド位置に向かう気流を抑制する。
このような構成により、本実施例の記録装置1は、送風部21から吸気部19まで送風される気流のうち往復移動方向Bにおける記録ヘッド位置に向かう気流のみを抑制して記録動作を実行することができる。このため、記録中(インクを吐出中)においても、記録ヘッド7からインクを吐出することに伴って発生するミストを、記録品質の低下を抑制しつつ効率良く回収することができる構成になっている。
ここで、「記録ヘッド位置」とは、往復移動方向Bにおいて記録ヘッド7が存在している位置であり、詳細には、記録ヘッド7の液体吐出部(インクを吐出するノズルが形成されている部分)が存在している位置を意味する。
また、上記のように、本実施例の記録装置1は、エンコーダー23により記録ヘッド位置を検出し、エンコーダー23の検出結果に基づいて、制御部25による送風部21の制御により、送風部21から記録ヘッド位置に向かう気流を抑制する。具体的には、エンコーダー23の検出結果に基づいて、記録ヘッド位置に送風する指向性ファン22のみを、記録ヘッド位置に対応させて停止する。このように、エンコーダー23と往復移動方向Bに複数並べられる指向性ファン22を有する送風部21とを用いることで、記録中、高い精度で、送風部21から送風される気流のうち送風部21から記録ヘッド位置に向かう気流を抑制する。
そして、図3で表されるように、送風部21は、送風方向Dと交差する方向である往復移動方向Bに複数並べられる指向性ファン22を有する。指向性ファン22は送風方向Dを特に高い精度で管理できるため、本実施例の記録装置1は、特に高い精度で、記録ヘッド7からインクを吐出することに伴って発生するミストを、記録品質の低下を抑制しつつ効率良く吸気部19で回収することができる構成になっている。
なお、本実施例の記録装置1は、図1で表されるように、被記録媒体Pを送風方向Dに沿って搬送する搬送部としての搬送機構3を備えているが、送風方向Dは、被記録媒体Pの搬送方向Aの下流側から上流側に向かう方向である。
送風部21や吸気部19としては様々な形状や大きさのものを使用できるが、本実施例の記録装置1では、搬送方向Aの下流側に送風部21、搬送方向Aの上流側に吸気部19を配置するのが装置構成上適切である。すなわち、本実施例の記録装置1は、装置構成を適切にしつつ、記録ヘッド7から液体を吐出することに伴って発生するミストを、記録品質の低下を抑制しつつ効率良く回収することができる構成になっている。
送風部21や吸気部19としては様々な形状や大きさのものを使用できるが、本実施例の記録装置1では、搬送方向Aの下流側に送風部21、搬送方向Aの上流側に吸気部19を配置するのが装置構成上適切である。すなわち、本実施例の記録装置1は、装置構成を適切にしつつ、記録ヘッド7から液体を吐出することに伴って発生するミストを、記録品質の低下を抑制しつつ効率良く回収することができる構成になっている。
なお、本実施例の記録装置1は、往復移動方向Bに複数並べられる指向性ファン22を個々に制御することにより、送風部21から吸気部19までの気流の経路のうち、送風部21側の気流生成要素を往復移動方向Bにおいて制御する構成である。ただし、このような構成には限定されず、例えば、上下方向等、搬送方向Aと往復移動方向Bに交差する方向に開閉するシャッターを往復移動方向Bに複数並べて吸気部19の開口部に設け、送風部21から吸気部19までの気流の経路のうち、各々のシャッターの開閉制御により吸気部19側の気流生成要素を往復移動方向Bにおいて制御する構成としてもよい。具体的には搬送方向Aにおいて記録ヘッドに対向する位置のシャッターを閉めることによって、記録ヘッド位置に向かう気流の抑制をおこなうことができる。すなわち、記録ヘッド位置に向かう気流の抑制は、送風部21及び吸気部19の何れで行ってもよい。
[実施例2](図4)
次に、本発明の実施例2に係る記録装置について説明する。
図4は本発明の実施例2に係る記録装置1の要部である記録機構4の概略斜視図であり、実施例1の記録機構4を表す図3に対応する図である。なお、上記実施例1と共通する構成部材は同じ符号で示しており、詳細な説明は省略する。
本実施例の記録装置1は、記録機構4の構成及び記録機構4に対する制御部25の制御のみが実施例1の記録装置1と相違する。
次に、本発明の実施例2に係る記録装置について説明する。
図4は本発明の実施例2に係る記録装置1の要部である記録機構4の概略斜視図であり、実施例1の記録機構4を表す図3に対応する図である。なお、上記実施例1と共通する構成部材は同じ符号で示しており、詳細な説明は省略する。
本実施例の記録装置1は、記録機構4の構成及び記録機構4に対する制御部25の制御のみが実施例1の記録装置1と相違する。
実施例1の記録装置1は、エンコーダー23で検出される往復移動方向Bにおける記録ヘッド位置から、該記録ヘッド位置に送風する指向性ファン22の送風を停止するよう制御部25が制御する構成であった。
一方、本実施例の記録装置1は、送風部21から往復移動方向Bにおける記録ヘッド位置に向かう気流を抑制することが可能な構成になっていることは実施例1の記録装置1と共通するが、制御部25による制御を伴うことなく該気流の抑制が可能になっている。
一方、本実施例の記録装置1は、送風部21から往復移動方向Bにおける記録ヘッド位置に向かう気流を抑制することが可能な構成になっていることは実施例1の記録装置1と共通するが、制御部25による制御を伴うことなく該気流の抑制が可能になっている。
図4で表されるように、本実施例の記録装置1は、実施例1の記録装置1と同様、記録ヘッド7が設けられ記録ヘッド7と共に往復移動方向Bに往復移動するキャリッジ43を備えている。そして、本実施例の記録装置1は、送風部21と記録ヘッド7との間の位置に、該キャリッジ43と連動して往復移動方向Bに往復移動する防風蓋26を備えている。
このように、本実施例の記録装置1は、キャリッジ43と連動して往復移動方向Bに往復移動する防風蓋26を備えている。このため、防風蓋26により、複雑な制御をすることなく、送風部21から吸気部19まで送風される気流のうち送風部21から記録ヘッド位置に向かう気流を抑制することができるように構成されている。
このように、本実施例の記録装置1は、キャリッジ43と連動して往復移動方向Bに往復移動する防風蓋26を備えている。このため、防風蓋26により、複雑な制御をすることなく、送風部21から吸気部19まで送風される気流のうち送風部21から記録ヘッド位置に向かう気流を抑制することができるように構成されている。
ここで、図4で表されるように、防風蓋26はキャリッジ43に取り付けられている。このため、このような特に簡単な構成で、送風部21から送風される気流のうち送風部21から記録ヘッド位置に向かう気流を抑制している。
ただし、このような構成には限定されない。例えば、防風蓋26をキャリッジ43と連動して往復移動方向Bに往復移動させる防風蓋駆動部を備える構成としてもよい。このような構成であっても、防風蓋26をキャリッジ43と連動して往復移動方向Bに往復移動させることができるので、送風部21から送風される気流のうち送風部21から記録ヘッド位置に向かう気流を抑制することができる。
[実施例3](図5)
次に、本発明の実施例3に係る記録装置について説明する。
図5は本発明の実施例3に係る記録装置1の要部である記録機構4の概略斜視図であり、実施例1の記録機構4を表す図3及び実施例2の記録機構4を表す図4に対応する図である。なお、上記実施例1及び2と共通する構成部材は同じ符号で示しており、詳細な説明は省略する。
本実施例の記録装置1は、記録機構4の構成及び記録機構4に対する制御部25の制御のみが実施例1及び2の記録装置1と相違する。
次に、本発明の実施例3に係る記録装置について説明する。
図5は本発明の実施例3に係る記録装置1の要部である記録機構4の概略斜視図であり、実施例1の記録機構4を表す図3及び実施例2の記録機構4を表す図4に対応する図である。なお、上記実施例1及び2と共通する構成部材は同じ符号で示しており、詳細な説明は省略する。
本実施例の記録装置1は、記録機構4の構成及び記録機構4に対する制御部25の制御のみが実施例1及び2の記録装置1と相違する。
実施例1の記録装置1は、エンコーダー23で検出される往復移動方向Bにおける記録ヘッド位置から、該記録ヘッド位置に送風する指向性ファン22の送風を停止するよう制御部25が制御する構成であった。
また、実施例2の記録装置1は、制御部25による制御を伴うことなく、キャリッジ43に取り付けられた防風蓋26が記録ヘッド位置に向かう気流を抑制する構成であった。
一方、本実施例の記録装置1は、送風部21から往復移動方向Bにおける記録ヘッド位置に向かう気流を抑制することが可能な構成になっていることは実施例1及び2の記録装置1と共通するが、記録ヘッド位置に向かう気流を遮断するエアカーテンを発生させることにより該気流の抑制が可能になっている。
また、実施例2の記録装置1は、制御部25による制御を伴うことなく、キャリッジ43に取り付けられた防風蓋26が記録ヘッド位置に向かう気流を抑制する構成であった。
一方、本実施例の記録装置1は、送風部21から往復移動方向Bにおける記録ヘッド位置に向かう気流を抑制することが可能な構成になっていることは実施例1及び2の記録装置1と共通するが、記録ヘッド位置に向かう気流を遮断するエアカーテンを発生させることにより該気流の抑制が可能になっている。
図5で表されるように、本実施例の記録装置1は、送風部21から記録ヘッド位置に向かう気流を遮断するエアカーテンを発生させるエアカーテン発生部27を備えている。このため、エアカーテンにより、特に高い精度で、送風部21から送風される気流のうち送風部21から記録ヘッド位置に向かう気流を抑制することができる構成になっている。
詳細には、エアカーテン発生部27は、不図示のエアポンプから供給される気体(エア)を、キャリッジ43に往復移動方向Bに沿って並べられたエア送出口44から方向Eに送出可能に構成されている。エア送出口44は記録ヘッド7(キャリッジ43)の往復移動に伴い移動するので、送風部21から送風される気流のうち送風部21から記録ヘッド位置に向かう気流をエアカーテンで抑制あるいは遮断することができる。
なお、方向Eは、送風方向Dと往復移動方向Bに交差する方向であり、送風部21から送風される送風方向Dの気流を抑制可能な方向に設定されている。
なお、方向Eは、送風方向Dと往復移動方向Bに交差する方向であり、送風部21から送風される送風方向Dの気流を抑制可能な方向に設定されている。
また、エアカーテン発生部27の構成は特に限定が無い。本実施例のような構成の他、例えば、記録ヘッド7の昇温を抑制するために記録ヘッド7に送風するファンをキャリッジ43に設け、該ファンから記録ヘッド7に送風した気流が送風部21に向けて流れるような気流(エアカーテンに対応)を発生させる気流の経路を設ける構成としてもよい。
なお、本発明は上記実施例に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれることは言うまでもない。
以上、本発明について具体的な実施例に基づいて詳述した。ここで、本発明について、もう一度まとめて説明する。
以上、本発明について具体的な実施例に基づいて詳述した。ここで、本発明について、もう一度まとめて説明する。
本発明の第1の態様の記録装置1は、被記録媒体Pに対して往復移動しながら液体を吐出可能な記録ヘッド7と、記録ヘッド7の往復移動方向Bに延設される送風部21と、送風部21による送風方向Dにおいて送風部21とで記録ヘッド7を挟む位置に設けられるとともに往復移動方向Bに延設され、送風部21から送られる気流を吸引する吸気部19と、を備え、送風部21から往復移動方向Bにおける記録ヘッド位置に向かう気流を抑制するように構成されていることを特徴とする。
ここで、「記録ヘッド位置」とは、往復移動方向Bにおいて記録ヘッド7が存在している位置であり、詳細には、記録ヘッド7の液体吐出部が存在している位置を意味する。
本態様によれば、記録ヘッド7の往復移動方向Bに延設される送風部21と、送風方向Dにおいて送風部21とで記録ヘッド7を挟む位置に設けられるとともに往復移動方向Bに延設され送風部21から送られる気流を吸引する吸気部19と、を備える。そして、送風部21から往復移動方向Bにおける記録ヘッド位置に向かう気流を抑制する。すなわち、送風部21から送風される気流のうち往復移動方向Bにおける記録ヘッド位置に向かう気流のみを抑制して記録動作を実行することができる。このため、記録中においても、記録ヘッド7から液体を吐出することに伴って発生するミストを、記録品質の低下を抑制しつつ効率良く回収することができる。
本態様によれば、記録ヘッド7の往復移動方向Bに延設される送風部21と、送風方向Dにおいて送風部21とで記録ヘッド7を挟む位置に設けられるとともに往復移動方向Bに延設され送風部21から送られる気流を吸引する吸気部19と、を備える。そして、送風部21から往復移動方向Bにおける記録ヘッド位置に向かう気流を抑制する。すなわち、送風部21から送風される気流のうち往復移動方向Bにおける記録ヘッド位置に向かう気流のみを抑制して記録動作を実行することができる。このため、記録中においても、記録ヘッド7から液体を吐出することに伴って発生するミストを、記録品質の低下を抑制しつつ効率良く回収することができる。
本発明の第2の態様の記録装置1は、前記第1の態様において、前記記録ヘッド位置を検出する検出部23を備え、検出部23の検出結果に基づいて、送風部21から前記記録ヘッド位置に向かう気流を抑制することを特徴とする。
本態様によれば、記録ヘッド位置を検出する検出部23を備え、検出部23の検出結果に基づいて送風部21から記録ヘッド位置に向かう気流を抑制する。このため、例えば、検出部23としてのエンコーダーと送風部21としての往復移動方向Bに複数並べられるファンなどとを用いて、高い精度で、送風部21から送風される気流のうち送風部21から前記記録ヘッド位置に向かう気流を抑制することができる。
本発明の第3の態様の記録装置1は、前記第1又は第2の態様において、記録ヘッド7が設けられ、記録ヘッド7と共に往復移動方向Bに往復移動するキャリッジ43と、送風部21と記録ヘッド7との間の位置に設けられ、キャリッジ43と連動して往復移動方向Bに往復移動する防風蓋26と、を備えることを特徴とする。
本態様によれば、キャリッジ43と連動して往復移動方向Bに往復移動する防風蓋26を備える。このため、防風蓋26により、複雑な制御をすることなく、送風部21から送風される気流のうち送風部21から前記記録ヘッド位置に向かう気流を抑制することができる。
本発明の第4の態様の記録装置1は、前記第3の態様において、防風蓋26は、キャリッジ43に取り付けられていることを特徴とする。
本態様によれば、防風蓋26はキャリッジ43に取り付けられているので、特に簡単に、送風部21から送風される気流のうち送風部21から前記記録ヘッド位置に向かう気流を抑制することができる。
本発明の第5の態様の記録装置1は、前記第3の態様において、防風蓋26をキャリッジ43と連動して往復移動方向Bに往復移動させる防風蓋駆動部を備えることを特徴とする。
本態様によれば、防風蓋26をキャリッジ43と連動して往復移動方向Bに往復移動させる防風蓋駆動部を備える。このため、防風蓋26をキャリッジ43と連動して往復移動方向Bに往復移動させることで、送風部21から送風される気流のうち送風部21から前記記録ヘッド位置に向かう気流を抑制することができる。
本発明の第6の態様の記録装置1は、前記第1から第5のいずれか1つの態様において、被記録媒体Pを送風方向Dに沿って搬送する搬送部3を備え、送風方向Dは、被記録媒体Pの搬送方向Aの下流側から上流側に向かう方向であることを特徴とする。
本態様によれば、送風方向Dは被記録媒体Pの搬送方向Aの下流側から上流側に向かう方向である。送風部21や吸気部19としては様々な形状や大きさのものを使用できるが、搬送方向Aの下流側に送風部21、搬送方向Aの上流側に吸気部19を配置するのが装置構成上適切である場合に、装置構成を適切にしつつ、記録ヘッド7から液体を吐出することに伴って発生するミストを、記録品質の低下を抑制しつつ効率良く回収することができる。
本発明の第7の態様の記録装置1は、前記第1から第6のいずれか1つの態様において、送風部21は、往復移動方向Bに複数並べられる指向性ファン22を有することを特徴とする。
本態様によれば、送風部21は往復移動方向Bに複数並べられる指向性ファン22を有する。指向性ファン22は送風方向Dを特に高い精度で管理できるため、特に高い精度で、記録ヘッド7から液体を吐出することに伴って発生するミストを、記録品質の低下を抑制しつつ効率良く回収することができる。
本発明の第8の態様の記録装置1は、前記第1から第7のいずれか1つの態様において、送風部21から前記記録ヘッド位置に向かう気流を遮断するエアカーテンを発生させるエアカーテン発生部27を備えることを特徴とする。
本態様によれば、送風部21から前記記録ヘッド位置に向かう気流を遮断するエアカーテンを発生させるエアカーテン発生部27を備える。このため、エアカーテンにより、特に高い精度で、送風部21から送風される気流のうち送風部21から前記記録ヘッド位置に向かう気流を抑制することができる。
1…記録装置、2…繰出部、3…搬送機構(搬送部)、4…記録機構、
5…繰出部2の回転軸、6…従動ローラー、7…記録ヘッド、8…搬送ローラー、
9…従動ローラー、10…粘着性ベルト、11…従動ローラー、12…加圧ローラー、
13…洗浄ユニット、14…トレイ、15…洗浄機構、16…カッター、
17…巻取軸、18…巻取機構、19…吸気部、20…ファン、21…送風部、
22…指向性ファン、23…エンコーダー、24…エンコーダーレーン、
25…制御部、26…防風蓋、27…エアカーテン発生部、28…ヘッド駆動部、
29…モーター駆動部、30…キャリッジモーター、31…搬送モーター、
32…繰出モーター、33…巻取モーター、34…指向性ファンモーター、
35…ファンモーター、36…カッター駆動部、37…入出力部、38…PC、
39…CPU、40…システムバス、41…ROM、42…RAM、
43…キャリッジ、44…エア送出口、F…支持面、P…被記録媒体、
R1…被記録媒体Pのロール、R2…被記録媒体Pのロール
5…繰出部2の回転軸、6…従動ローラー、7…記録ヘッド、8…搬送ローラー、
9…従動ローラー、10…粘着性ベルト、11…従動ローラー、12…加圧ローラー、
13…洗浄ユニット、14…トレイ、15…洗浄機構、16…カッター、
17…巻取軸、18…巻取機構、19…吸気部、20…ファン、21…送風部、
22…指向性ファン、23…エンコーダー、24…エンコーダーレーン、
25…制御部、26…防風蓋、27…エアカーテン発生部、28…ヘッド駆動部、
29…モーター駆動部、30…キャリッジモーター、31…搬送モーター、
32…繰出モーター、33…巻取モーター、34…指向性ファンモーター、
35…ファンモーター、36…カッター駆動部、37…入出力部、38…PC、
39…CPU、40…システムバス、41…ROM、42…RAM、
43…キャリッジ、44…エア送出口、F…支持面、P…被記録媒体、
R1…被記録媒体Pのロール、R2…被記録媒体Pのロール
Claims (8)
- 被記録媒体に対して往復移動しながら液体を吐出可能な記録ヘッドと、
前記記録ヘッドの往復移動方向に延設される送風部と、
前記送風部による送風方向において前記送風部とで前記記録ヘッドを挟む位置に設けられるとともに前記往復移動方向に延設され、前記送風部から送られる気流を吸引する吸気部と、を備え、
前記送風部から前記往復移動方向における記録ヘッド位置に向かう気流を抑制するように構成されていることを特徴とする記録装置。 - 請求項1に記載の記録装置において、
前記記録ヘッド位置を検出する検出部を備え、
前記検出部の検出結果に基づいて、前記送風部から前記記録ヘッド位置に向かう気流を抑制することを特徴とする記録装置。 - 請求項1に記載の記録装置において、
前記記録ヘッドが設けられ、前記記録ヘッドと共に前記往復移動方向に往復移動するキャリッジと、
前記送風部と前記記録ヘッドとの間の位置に設けられ、前記キャリッジと連動して前記往復移動方向に往復移動する防風蓋と、
を備えることを特徴とする記録装置。 - 請求項3に記載の記録装置において、
前記防風蓋は、前記キャリッジに取り付けられていることを特徴とする記録装置。 - 請求項3に記載の記録装置において、
前記防風蓋を前記キャリッジと連動して前記往復移動方向に往復移動させる防風蓋駆動部を備えることを特徴とする記録装置。 - 請求項1から5のいずれか1項に記載の記録装置において、
前記被記録媒体を前記送風方向に沿って搬送する搬送部を備え、
前記送風方向は、前記被記録媒体の搬送方向の下流側から上流側に向かう方向であることを特徴とする記録装置。 - 請求項1から6のいずれか1項に記載の記録装置において、
前記送風部は、前記往復移動方向に複数並べられる指向性ファンを有することを特徴とする記録装置。 - 請求項1から7のいずれか1項に記載の記録装置において、
前記送風部から前記記録ヘッド位置に向かう気流を遮断するエアカーテンを発生させるエアカーテン発生部を備えることを特徴とする記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015014094A JP2016137650A (ja) | 2015-01-28 | 2015-01-28 | 記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015014094A JP2016137650A (ja) | 2015-01-28 | 2015-01-28 | 記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016137650A true JP2016137650A (ja) | 2016-08-04 |
Family
ID=56558749
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015014094A Pending JP2016137650A (ja) | 2015-01-28 | 2015-01-28 | 記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2016137650A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020026081A (ja) * | 2018-08-10 | 2020-02-20 | キヤノン株式会社 | 記録装置、その制御方法、及びプログラム |
-
2015
- 2015-01-28 JP JP2015014094A patent/JP2016137650A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020026081A (ja) * | 2018-08-10 | 2020-02-20 | キヤノン株式会社 | 記録装置、その制御方法、及びプログラム |
JP7224808B2 (ja) | 2018-08-10 | 2023-02-20 | キヤノン株式会社 | 記録装置、その制御方法、及びプログラム |
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