JP2016135075A - 垂れ下がり防止部材取り付け用の先端アタッチメント - Google Patents

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雅広 柴田
中村 実
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朋行 若林
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Abstract

【課題】分線金物が通信ケーブルから外れた場合においても、引込線の垂れ下がりを防止するための垂れ下がり防止部材取り付け用の先端アタッチメントを提供する。【解決手段】この先端アタッチメントは、電柱に架設された通信ケーブルから分岐した引込線を通信ケーブルの吊線に掛止するための分線金物が吊線から外れた場合における引込線の垂れ下がりを防止するための垂れ下がり防止部材を通信ケーブルあるいは吊線に取り付けるためのもので、垂れ下がり防止部材を着脱自在に装着するようになっており、垂れ下がり防止部材が装着された状態で垂れ下がり防止部材を係止する係止手段を有しており、その先端アタッチメントは、伸縮自在の操作棒の先端に取り付けられ、作業者が操作棒を操作して、先端アタッチメントに着脱自在に装着された垂れ下がり防止部材を通信ケーブルと引込線へ取り付けられるようになっている。【選択図】 図7

Description

本発明は、電柱に架設された電線本線となる通信ケーブルから分岐した引込線を通信ケーブルに掛止する分線金物が通信ケーブルの吊線から外れた場合に、引込線の垂れ下がりを防止する垂れ下がり防止部材を通信ケーブルあるいは吊線に取り付けるための先端アタッチメントに関するものである。
従来、電柱に架設された電線本線となる通信ケーブルから、接続端子函等により分岐した家屋への引込線を引込む場合、通信ケーブルを支持する吊線に分線金物を取り付けて、分線金物により引込線を吊線に掛止する方法が行われていた。
この分線金物の一例としては、吊線を挟んでこれを挟持する取付部を有し、その取付部に係留部が設けられ、その係留部に、二つの引留具が係留され、それぞれの引留具に引込線が巻き付けられて、引込線が吊線に掛止されるものが知られていた。(特許文献1参照)。
なお、吊線と通信ケーブルとが一体に形成されたSS(Self-supporting)ケーブルの場合も、分線金物は、通信ケーブルと一体の吊線に取り付けられる。
特開2007−089351号公報 特開平11−150847号公報
しかしながら、従来の分線金物では、取付部が、吊線を挟んでネジ止めし、吊線を挟持する構造となっていたので、時間の経過と共に、風による振動などの影響を受けてネジが緩み、分線金物が吊線から外れて落下するという問題があった。
分線金物が吊線から外れて落下すると、引込線が、分線金物と共に大きく垂れ下がって地上に近づき危険であると共に、分岐元である接続端子函が損傷する可能性もあった。
そのため、現状では、分線金物が吊線から外れても、引込線が分線金物と共に大きく垂れ下がらないように、タイラップやケーブル縛り紐等によって通信ケーブルと分線金物等を縛っていた。
そのタイラップやケーブル縛り紐等によって通信ケーブルと分線金物等を縛る作業は、バケット車等を使って高所で行われるため、手間がかかり、危険も伴うと言う問題があった。
本発明は、分線金物が通信ケーブルから外れた場合においても、引込線の垂れ下がりを防止するための垂れ下がり防止部材を安全に取り付けるための先端アタッチメントを提供する。
本発明は上述の問題を解決するためのものであり、請求項1に係る発明は、電柱に架設された通信ケーブルから分岐した引込線を通信ケーブルの吊線に掛止するための分線金物が前記吊線から外れた場合における前記引込線の垂れ下がりを防止するための垂れ下がり防止部材を前記通信ケーブルに取り付けるための先端アタッチメントであって、
前記垂れ下がり防止部材を着脱自在に装着するようになっており、前記垂れ下がり防止部材が装着された状態で前記垂れ下がり防止部材を係止する係止手段を有していることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の先端アタッチメントにおいて、前記先端アタッチメントが、伸縮自在の操作棒の先端に取り付けられ、作業者が前記操作棒を操作して、前記先端アタッチメントに着脱自在に装着された前記垂れ下がり防止部材を前記通信ケーブルに取り付けることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1あるいは2に記載の先端アタッチメントにおいて、前記垂れ下がり防止部材が、前記引込線と係合する引込線抱え込み部と、前記通信ケーブルおよび前記吊線のいずれか1つと係合する係合部とからなり、前記係合部に前記引込線抱え込み部が取り付けられ、前記先端アタッチメントが、前記係合部および前記引込線抱え込み部を保持するための第1および第2の保持部材を有することを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項3に記載の先端アタッチメントにおいて、前記係止手段が、前記引込線抱え込み部を前記第1の保持部材に係止するための第1の係止手段と、前記係合部を前記第1の保持部材に係止するための第2の係止手段と、前記係合部を前記第2の保持部材に係止するための第3の係止手段とからなることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項4に記載の先端アタッチメントにおいて、前記第1の係止手段の係止状態が、第1の所定動作により解除され、前記第2および第3の係止手段の係止状態が、第2の所定動作により解除されることを特徴とする。
請求項6に係る発明は、請求項5に記載の先端アタッチメントにおいて、前記第1の所定動作が、前記引込線抱え込み部が前記引込線と係合した後に、前記先端アタッチメントと共に前記係合部を前記通信ケーブルの上側に持って行く動作であり、前記第2の所定動作が、前記係合部を前記通信ケーブルおよび前記吊線のいずれか1つと係合させる動作であることを特徴とする。
簡単かつ安全に垂れ下がり防止部材の通信ケーブルへの取り付けが行え、分線金物が吊線から外れた場合にも、引込線の大きな垂れ下がりを防止する効果がある。
分線金物を使用して家屋に引込線を引き込む場合の概略説明図である。 通信ケーブル3に取り付けられた状態の分線金物11の説明図である。 引込線9の垂れ下がり防止方法において使用する垂れ下がり防止用具を示す図である。 垂れ下がり防止部材17を示す図である。 垂れ下がり防止部材17の係合部17aを示す図である。 垂れ下がり防止部材17の引込線抱え込み部17bを示す図である。 垂れ下がり防止部材17を装着する先端アタッチメント15を示す図である。 垂れ下がり防止部材17を装着した状態の先端アタッチメント15を示す図である。 垂れ下がり防止部材17の取り付け方法のフローチャートである。 垂れ下がり防止部材17の取り付け方法についての説明図である。 垂れ下がり防止部材17の取り付け方法についての説明図である。 垂れ下がり防止部材17の取り付け方法についての説明図である。 垂れ下がり防止部材17の取り付け方法についての説明図である。 垂れ下がり防止部材17の取り付け方法についての説明図である。 垂れ下がり防止部材17の取り付け方法についての説明図である。 垂れ下がり防止部材17の取り付け方法についての説明図である。 垂れ下がり防止部材17の取り付け方法についての説明図である。
まず、本発明による垂れ下がり防止部材の取り付け用の先端アタッチメントについて説明する前に、分線金物により引込線を吊線に掛止する方法ついて簡単に説明する。
図1は、分線金物により引込線を吊線に掛止する方法の概略説明図である。
図1に示すように、電柱1の間に架設された電線本線となる通信ケーブル3に、その通信ケーブル3から接続端子函5により分岐した引込線9を家屋7へ引込む場合、通信ケーブル3に分線金物11を取り付けて、分線金物11により引込線9を通信ケーブル3に掛止するようにしていた。
なお、ここでは、吊線と通信ケーブルとが一体に形成されたSS(Self-supporting)ケーブル3の吊線に分線金物11が取りつけられるケースについて説明しているが、通信ケーブルと分離して併設された単独の吊線に分線金物11を取り付ける場合にも適用できる。
次に、図2を参照して、通信ケーブル3に取り付けられた分線金物11について説明する。図2は、通信ケーブル3に取り付けられた状態の分線金物11の説明図である。
図2に示すように、この分線金物11は、通信ケーブル3の吊線3aを挟んでこれをネジ止めにより挟持する取付部11aと、その取付部11aに設けられた係留部11bに係留された二つの引留具11cとを有しており、この取付部11aは、家屋7までの距離が最短となる通信ケーブル3の所定の位置に取り付けられる。
そして、通常、引込線9は、心線部9aと支持線部9bとからなり、その支持線部9bが、二つの引留具11cに巻回される。
なお、図2に示した分線金物11は一例であって、他の形態の分線金物にも本願発明は適用できる。
次に、本発明を実施した先端アタッチメントを使用した垂れ下がり防止部材の取り付け方法について説明する。
まず、この引込線9の垂れ下がり防止部材の取り付け方法において使用する用具について説明する。
図3は、引込線9の垂れ下がり防止部材17の取り付けにおいて使用する垂れ下がり防止部材取り付け用具を示す図であり、(a)は、作業者が持って使用する伸縮自在の操作棒13を示し、(b)は、操作棒13の先端に取り付ける先端アタッチメント15を示す。
図4は、先端アタッチメント15に装着する垂れ下がり防止部材17を示す。なお、図11は、先端アタッチメント15に装着された状態の垂れ下がり防止部材17を示す。
図3(a)に示すように、操作棒13は、収納式で伸縮自在となるようになっており、その先端には、図3(b)に示す先端アタッチメント15をネジ式で取りつけるための雌ネジ13aを有しており、伸ばして作業者が持った状態で、取り付けた先端アタッチメント15が通信ケーブル3の周辺に十分に届く長さとなる。操作棒13の先端の雌ネジ13aには円筒状のリング16aが挿入される。
図3(a)、(b)、図11に示すように、先端アタッチメント15は、図4に示す垂れ下がり防止部材17を離脱自在に装着するようになっており、その下端部に、操作棒13の雌ネジ13aと係合するボルト16bが挿入される穴15aを有している。なお、操作棒13の雌ネジ13aは、円筒状のリング16aが挿入された状態で、先端アタッチメント15の穴15aと係合され、ボルト16bで固定されるようになっている。これにより、操作棒13と先端アタッチメント15とが固定される。
次に、図4〜図6を参照して、垂れ下がり防止部材17について詳しく説明する。
図4に示すように、垂れ下がり防止部材17は、通信ケーブル3と着脱自在に係合する係合部17aと、その係合部17aに取り付けられた引込線抱え込み部17bとを有している。そして、その係合部17aは、通信ケーブル3を挟み込む形状となっており、引込線抱え込み部17bを取り付ける取付部17a1を有しており、その引込線抱え込み部17bの基端には、取付部17a1と係合する第1環状部17b1が設けられており、引込線抱え込み部17bの先端には、引込線9の支持線部9bを通すための第2環状部17b2が設けられている。
図5は、垂れ下がり防止部材17の係合部17aを示す図であり、(a)は、平面図であり、(b)は、正面図であり、(c)は、側面図である。
図5に示すように、垂れ下がり防止部材17の係合部17aは、その中央部に、引込線抱え込み部17bを取り付けるためのU字形状の取付部17a1を有しており、U字形状の取付部17a1の上部から所定の第1角度C1および第2角度C2に曲がって、それぞれ上方に伸長する第1の挟み込み部17a2を有している。
そして、第1の挟み込み部17a2の上端より、それぞれ左右に上端部17a3が伸長しており、その上端部17a3から、それぞれ所定の第3角度C3および第4角度C4に曲がって、それぞれ下方に第2の挟み込み部17a4が伸長している。
なお、第1の挟み込み部17a2および第2の挟み込み部17a4によって、後述するように通信ケーブル3を挟み込んで係合するようになっている。
なお、ここでは、吊線と通信ケーブルとが一体に形成されたSS(Self-supporting)ケーブル3に垂れ下がり防止部材17の係合部17aが係合するようになっているが、通信ケーブルと分離して併設された単独の吊線に垂れ下がり防止部材17の係合部17aが係合するようにしても良い。
図6は、垂れ下がり防止部材17の引込線抱え込み部17bを示す図であり、(a)は、正面図であり、(b)は、第2環状部17b1の側面図であり、(c)は、第1環状部17b2の側面図である。
図6に示すように、引込線抱え込み部17bは、取付部17a1と係合する第1環状部17b1を有しており、その第1環状部17b1から中央部17b3が伸長しており、その中央部17b3の先端に、引込線9の支持線部9bを通すための第2環状部17b2が設けられている。
第1環状部17b1は、中央部17b3から第5の角度C5に曲がって伸長する第1の伸長部17b1aを有し、その第1の伸長部17b1aからU字形状に曲がって、第2の伸長部17b1bが伸長しており、その第2の伸長部17b1bから第6および第7の角度C6、C7に曲がって第3の伸長部17b1cが伸長している。
なお、第1の伸長部17b1aおよび第3の伸長部17b1cによって、後述するように取付部17a1と係合するようになっている。
第2環状部17b2も、第1環状部17b1と同様な形状となっている。
すなわち、第2環状部17b2は、中央部17b3から第5の角度C5に曲がって伸長する第1の伸長部17b2aを有し、その第1の伸長部17b2aからU字形状に曲がって、第2の伸長部17b2bが伸長しており、その第2の伸長部17b2bから第6および第7の角度C6、C7に曲がって第3の伸長部17b2cが伸長している。
なお、第1の伸長部17b2aおよび第3の伸長部17b2cによって、後述するように引込線9の支持線部9bの挿入口17b2dを形成すると共に、引込線9の支持線部9bを保持するようになっている。また、第2環状部17b2の輪は、引留具11cが貫通しない大きさとなっている。
次に、図7および図8を参照して、本発明を実施した先端アタッチメント15について詳しく説明する。
図7は、垂れ下がり防止部材17を装着する先端アタッチメント15を示す図であり、(a)は、平面図であり、(b)は、正面図であり、(c)は、側面図である。
図8は、垂れ下がり防止部材17を装着した状態の先端アタッチメント15を示す図であり、(a)は、斜視図であり、(b)は、正面図である。
図7に示すように、先端アタッチメント15は、操作棒13の雌ネジ13aと係合する穴15aを有する基端部15cを有し、その基端部15cの中央から横方向に、垂れ下がり防止部材17の引込線抱え込み部17bおよび係合部17aの取付部17a1を保持するための第1保持部15dが設けられている。
その第1保持部15dには、引込線抱え込み部17bの第1環状部17b1を係止するための第1の係止手段としてのネジ15bおよび係合部17aの取付部17a1を係止するための第2の係止手段としての第1の溝15d2が設けられている。なお、第1保持部15dには、引込線抱え込み部17bの第1の伸長部17b1aを保持するための第2の溝15d1が設けられている。
さらに、その基端部15cの両端からは、それぞれ上方向に伸びる柱部15e1、15e2が設けられており、柱部15e1、15e2の上端には、それぞれ係合部17aの上端部17a3を保持するための第2保持部15f1、15f2が設けられている。
第2保持部15f1、15f2には、それぞれ、係合部17aの上端部17a3を係止するための第3の係止手段としての第3の溝15f1a、15f2aが設けられている。
そして、図8に示すように、先端アタッチメント15に垂れ下がり防止部材17が装着された状態おいて、引込線抱え込み部17bの第1環状部17b1が、ネジ15bに係止され、係合部17aの取付部17a1が、第1の溝15d2に係止され、引込線抱え込み部17bの第1の伸長部17b1aが、第2の溝15d1に保持され、係合部17aの上端部17a3が、第3の溝15f1a、15f2aに係止されている。
なお、先端アタッチメント15への垂れ下がり防止部材17の装着においては、垂れ下がり防止部材17の係合部17aを少したわませて、取付部17a1を、第1の溝15d2に係止させると共に、上端部17a3を、第3の溝15f1a、15f2aに係止させる。
図9は、本発明を実施した先端アタッチメント15を使用した垂れ下がり防止部材17の取り付け方法のフローチャートであり、図10〜17は、先端アタッチメント15を使用した垂れ下がり防止部材17の取り付け方法についての説明図である。
まず、図9のステップ101、103において、図10のAに示すように、作業者は、操作棒13の先端に先端アタッチメント15を取り付け、その先端アタッチメント15に、垂れ下がり防止部材17を装着する(図11参照)。
次に、ステップ105において、図10のBに示すように、作業者は、操作棒13を伸ばし、その伸ばした状態で、操作棒13を持って、図12に示すように、垂れ下がり防止部材17が装着された先端アタッチメント15を通信ケーブル3に近づけ、まず、図14に示すように、引込線抱え込み部17bの第2環状部17b2に引込線9の支持線部9bを挿入する。
なお、第2環状部17b2は、その下側から引込線9の支持線部9bを挿入できる構造となっており、第2環状部17b2を引込線9の支持線部9bの上側に持って行き、図13に示すように、第2環状部17b2の挿入口17b1dに引込線9の支持線部9bを接触させ、第2環状部17b2を先端アタッチメント15と共に下側に引く(操作棒13を下げる)ことによって第2環状部17b2に引込線9の支持線部9bを挿入できるようになっている。
なお、この実施形態では、引込線9の支持線部9bを環状部17b2に挿入するようになっていたが、引込線9を環状部17b2に挿入するようにしても良い。また、第2環状部17b2に挿入される引込線9の支持線部9bの部位は、引留具11cの下流側(家屋7側)の引留具11c近傍となる。
次に、ステップ107、109において、作業者は、先端アタッチメント15に固定された垂れ下がり防止部材17の係合部17aを通信ケーブル3に係合させると共に、垂れ下がり防止部材17を先端アタッチメント15から離脱させる(図15〜17参照)。
すなわち、先端アタッチメント15と共に係合部17aを通信ケーブル3の上側に持って行き、図15に示すように、先端アタッチメント15に固定された係合部17aの挿入口17a5(図4参照)に通信ケーブル3を接触させる。
なお、引込線抱え込み部17bの第2環状部17b2に引込線9の支持線部9bが挿入された状態で、先端アタッチメント15と共に係合部17aを通信ケーブル3の上側に持って行くと、図15、16に示すように、引込線抱え込み部17bがねじれ、引込線抱え込み部17bの第1環状部17b1が、ネジ15bによる係止から外れ、引込線抱え込み部17bが先端アタッチメント15より離脱可能となる。
そして、係合部17aは、その下側から通信ケーブル3を係合できる構造となっているので、係合部17aを通信ケーブル3の上側に持って行き、先端アタッチメント15に固定された係合部17aの挿入口17a5に通信ケーブル3を接触させながら、先端アタッチメント15を、係合部17aと共に下側に引く(操作棒13を下げる)と、先端アタッチメント15の第2保持部15f1、15f2によって、係合部17aの上端部17a3が押し下げられ、第1の挟み込み部17a2および第2の挟み込み部17a4および上端部17a3が弾性変形し、図16に示すように、第1の挟み込み部17a2および第2の挟み込み部17a4によって通信ケーブル3が挟み込まれる。
すなわち、第1の挟み込み部17a2および第2の挟み込み部17a4および上端部17a3が弾性変形し、第1の挟み込み部17a2および第2の挟み込み部17a4によって通信ケーブル3が挟み込まれる。それによって、図16に示すように、通信ケーブル3と垂れ下がり防止部材17の係合部17aとが係合される。
そして、通信ケーブル3に係合部17aが係合された係合部17aが弾性変形すると同時に、係合部17aが、先端アタッチメント15から離脱可能となる。すなわち、係合部17aの上端部17a3が弾性変形することにより、係合部17aの上端部17a3が、第3の溝15f1a、15f2aによる係止から外れると共に、係合部17aの取付部17a1が、第1の溝15d2による係止から外れる。
ここで、すでに引込線抱え込み部17bが先端アタッチメント15より離脱可能となっているので、先端アタッチメント15を少し上げた後に下げると、垂れ下がり防止部材17が、先端アタッチメント15から離脱されることとなる。
従って、後は、操作棒13を下げて先端アタッチメント15を回収し、ステップ111において、操作棒13を縮めれば、垂れ下がり防止部材17の取り付けが終了する。
上記のように垂れ下がり防止部材17を取り付けておけば、分線金物11のネジ止めされた取付部11aのネジが緩み、取付部11aが通信ケーブル3の吊線3aから外れても、垂れ下がり防止部材17(すなわち、引込線抱え込み部17bの第2環状部17b2)が引留具11cの下流側を支えるので、引込線9の通信ケーブル3からの大きな垂れ下がりを防止することができるようになる。
上述のように、本発明を実施した先端アタッチメントにより垂れ下がり防止部材を取り付ければ、簡単に垂れ下がり防止部材17の通信ケーブル3への取り付けが行え、分線金物が通信ケーブルから外れた場合においても、簡単に引込線の垂れ下がりを防止することができるという効果を奏する。
この発明は前述の発明の実施の形態に限定されることなく、適宜な変更を行うことにより、その他の態様で実施し得るものである。
上記実施形態では、垂れ下がり防止部材17を1つの分線金物11の右側に取りつける形態(図17参照)としていたが、例えば両側の複数の分線金物11に取り付ける形態としても良い。この場合、垂れ下がり防止部材17の形態を変更し、複数の分線金物11の引込線9に対応して、1つの係合部17aへ複数の引込線抱え込み部17bを係合させるようにする。
1 電柱
3 通信ケーブル
5 接続端子函
7 家屋
9 引込線
11 分線金物
13 操作棒
15 先端アタッチメント
17 垂れ下がり防止部材
17a 係合部
17b 引込線抱え込み部
15b ネジ(第1の係止手段)
15d2 第1の溝(第2の係止手段)
15f1a、15f2a 第3の溝(第3の係止手段)

Claims (6)

  1. 電柱に架設された通信ケーブルから分岐した引込線を通信ケーブルの吊線に掛止するための分線金物が前記吊線から外れた場合における前記引込線の垂れ下がりを防止するための垂れ下がり防止部材を前記通信ケーブルに取り付けるための先端アタッチメントであって、
    前記垂れ下がり防止部材を着脱自在に装着するようになっており、前記垂れ下がり防止部材が装着された状態で前記垂れ下がり防止部材を係止する係止手段を有していることを特徴とする先端アタッチメント。
  2. 前記先端アタッチメントが、伸縮自在の操作棒の先端に取り付けられ、作業者が前記操作棒を操作して、前記先端アタッチメントに着脱自在に装着された前記垂れ下がり防止部材を前記通信ケーブルへ取り付けることを特徴とする請求項1に記載の先端アタッチメント。
  3. 前記垂れ下がり防止部材が、前記引込線と係合する引込線抱え込み部と、前記通信ケーブルおよび前記吊線のいずれか1つと係合する係合部とからなり、前記係合部に前記引込線抱え込み部が取り付けられ、前記先端アタッチメントが、前記係合部および前記引込線抱え込み部を保持するための第1および第2の保持部材を有することを特徴とする請求項1あるいは2に記載の先端アタッチメント。
  4. 前記係止手段が、前記引込線抱え込み部を前記第1の保持部材に係止するための第1の係止手段と、前記係合部を前記第1の保持部材に係止するための第2の係止手段と、前記係合部を前記第2の保持部材に係止するための第3の係止手段とからなることを特徴とする請求項3に記載の先端アタッチメント。
  5. 前記第1の係止手段の係止状態が、第1の所定動作により解除され、前記第2および第3の係止手段の係止状態が、第2の所定動作により解除されることを特徴とする請求項4に記載の先端アタッチメント。
  6. 前記第1の所定動作が、前記引込線抱え込み部が前記引込線と係合した後に、前記先端アタッチメントと共に前記係合部を前記通信ケーブルの上側に持って行く動作であり、前記第2の所定動作が、前記係合部を前記通信ケーブルおよび前記吊線のいずれか1つと係合させる動作であることを特徴とする請求項5に記載の先端アタッチメント。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108695761A (zh) * 2018-04-28 2018-10-23 国家电网公司 绝缘斗臂车专用吊桶吊具

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