JP2016134361A - 電源切替開閉器 - Google Patents

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伊藤 一敏
Kazutoshi Ito
一敏 伊藤
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Abstract

【課題】従来同様、アークガス発生による内圧の上昇を防ぐ機能を維持しつつ、上記の各問題(電源切替開閉器の前面側にスス汚れが付着する問題、および、絶縁板とパネルとの間に十分な絶縁距離が必要となり機器のコンパクト化が図れないという問題)を回避することができる技術を提供すること。
【解決手段】可動コンタクト4を備えたクロスバー2を回転させ、可動コンタクトをクロスバーの左右両側に配置された固定コンタクト5,6の一方に接触させる電源切替開閉器において、前記クロスバー2を収容するベース部8と、該ベース部の上方を被覆するカバー部9を有し、該カバー部を、前記ベース部との間に側面方向に開口する隙間10を持たせて配置し、前記ベース部内には、該ベース部内で発生するアークガスを前記隙間に導く放出路を形成した。
【選択図】図2

Description

本発明は、負荷につながる商用電源に停電が生じたような場合に、電源を商用電源から非常用電源などのその他の電源に切替え、また商用電源の復電時には商用電源に切替えるために用いられる電源切替開閉器に関するものである。
電源切替開閉器は複数の電源を切替えて負荷に給電するための装置であり、停電対策のために発電機等の非常用電源(予備電源)を有した施設に広く使用されている。常時はドライブハンドルとこれに連動する可動コンタクトを商用電源側として負荷に給電しているが、商用電源の停電時にはソレノイド等を利用してドライブハンドルをその他の電源側に切替えることにより、負荷への給電を継続できるようになっている(特許文献1)。
この電源の切り替え時にはアークガスが発生するため、従来から、このアークガス発生による内圧の上昇を防ぎ、遮断機能を向上させることを目的として、図4、図5に示すように、機器本体13を被覆するカバー部14に開孔部15を形成して、アークガスの放出を促す構造が広く採用されている。
しかし、上記構造では、開孔部15から、電源切替開閉器の前面方向に向けて、アークガスが噴き出すだめ、電源切替開閉器の前面側にスス汚れが付着して、外観を損ねるという問題があった。また、上記構造では、地絡を防止するために、前記のカバー部と、電源切替開閉器の前面側に配置されるパネルとの間に十分な距離を確保することが必要となり、筺体のコンパクト化を図れないという問題があった。
特開2003−123597号公報
本発明の目的は、電源切替開閉器の内部において、従来同様、アークガス発生による内圧の上昇を防ぐ機能を維持しつつ、上記の各問題(電源切替開閉器の前面側にスス汚れが付着する問題、および、絶縁板とパネルとの間に十分な絶縁距離が必要となり機器のコンパクト化が図れないという問題)を回避することができる技術を提供することである。
本発明は、上記の課題を解決する手段として、可動コンタクトを備えたクロスバーを回転させ、可動コンタクトをクロスバーの左右両側に配置された固定コンタクトの一方に接触させる電源切替開閉器において、前記クロスバーを収容するベース部と、該ベース部の上方を被覆するカバー部を有し、該カバー部を、前記ベース部との間に隙間を持たせて配置し、前記ベース部内には、該ベース部内で発生するアークガスを前記隙間に導く放出路を形成する、という構成を採用したことを特徴とするものである。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の電源切替開閉器において、前記放出路をS字状に形成したことを特徴とするものである。
本発明では、可動コンタクトを備えたクロスバーを回転させ、可動コンタクトをクロスバーの左右両側に配置された固定コンタクトの一方に接触させる電源切替開閉器において、前記クロスバーを収容するベース部と、該ベース部の上方を被覆するカバー部を有し、該カバー部を、前記ベース部との間に隙間を持たせて配置し、前記ベース部内には、該ベース部内で発生するアークガスを前記隙間に導く放出路を形成する、という構成を採用しているため、アークガスは、電源切替開閉器の側面方向に向けて噴き出され、従来のように、電源切替開閉器の前面側にスス汚れが付着して外観を損ねる、という問題を回避することができる。また、当該構造によれば、カバー部自体には、開口孔は形成する必要がないため、カバー部と電源切替開閉器の前面側に配置されるパネルとの間の絶縁距離の確保が不要となり、筺体の前後方向の寸法を小さくすることができる。
請求項2記載の発明のように、前記の放出路をS字状に形成することにより、外部からベース部内に、異物が直接侵入することを防止することができる。
本発明の一実施形態を示す平面図である。 本発明の一実施形態を示す正面図である。 図2の要部拡大図である。 従来技術を示す平面図である。 従来技術を示す正面図である。
以下に本発明の好ましい実施形態を示す。
図1は本発明の電源切替開閉器の平面図、図2は正面図、図3は要部拡大図である。本明細書においては電源切替開閉器の底面側を下側として説明するが、実際の使用状態においては電源切替開閉器の底面を盤の垂直面に固定するのが普通である。
これらの図において、1は電源切替開閉器の機器本体である。この機器本体1の中央下部には回転可能なクロスバー2が設けられており、このクロスバー2には、接点3を備えた可動コンタクト4が搭載されている。クロスバー2は駆動回転軸21により時計方向及び反時計方向に回転される。駆動回転軸21の回転は、図示しないソレノイドとトグル機構によって行われるが、その構造は本発明の要部ではなく、かつ当業者には周知であるため、説明を省略する。
可動コンタクト4はその中央部を回転支持軸22によりクロスバー2に軸支されており、可動コンタクト4の内部には接圧用スプリング(図示せず)が収納されている。接圧用スプリングは可動コンタクト4の下部を押圧する構造となっている。機器本体1内部の左右位置には固定コンタクト5、6が設けられており、可動コンタクト4を何れかの固定コンタクト5、6と接触させることができる。この接触時に接圧用スプリングが可動コンタクト4の接点3を、固定コンタクト5または6に所定圧で押し付ける。
例えば固定コンタクト5を商用電源、固定コンタクト6を非常用電源に接続しておけば、クロスバー2を回転させて可動コンタクト4を倒す方向を切替えることにより、負荷端子7を非常電源に接続された状態と、商用電源に接続された状態とに切替えることができる。なお機器本体1の左右には、これらの固定コンタクト5、6に対応する電源入力端子5a、6aが設けられている。
機器本体1は、筺体状のベース部8に収容され、ベース部8の上方の開口部は、カバー部9で被覆されている。この開口部にはフランジ状の突起11が形成されている。
カバー部9は、ベース部8の突起11との間に隙間10を持たせて配置され、ベース部8内には、ベース部内で発生するアークガスを、この隙間10に導く放出路が形成されている。この隙間10は、図2に矢印で示すように、機器本体1の側面方向にアークガスを噴き出すことができるよう、側面方向に開口している。このような構造とすることにより、可動コンタクト4を動かして接点3を固定コンタクト5、6から離す瞬間に生ずるアークガスは、電源切替開閉器の側面方向に向けて噴き出される。また放出路をS字状に湾曲させることによりススの排出量自体を抑えることができる。このため従来のように、電源切替開閉器の前面側にスス汚れが付着して外観を損ねる、という問題を回避することができる。
なおカバー部9の端部はベース部8の上方の開口部よりもオーバーハングした形状となっており、その先端とベース部8の開口部との間に隙間10が形成されている。当該構造によれば、カバー部9自体には、従来のように開口孔が形成されないため、アークガスが電源切替開閉器の前面側に直接吹き出すことはない。この結果、カバー部9と電源切替開閉器の前面側に配置されるパネルとの間の絶縁距離の確保が不要となり、本発明の電源切替開閉器を収納する分電盤などの筺体の前後方向の寸法を小さくすることができる。
なお本実施形態では、アークガスを隙間10に導く放出路をS字状に形成している。すなわち図2に示すように、アークガスはベース部8の上面の突起11とカバー部9の裏面との隙間を通り、カバー部9の端部の折り曲げ部9aの裏面に沿って図2の下側方向に流れたうえ、隙間10から放出される。このように放出路をS字状にしたことにより、異物が落下してきてもカバー部9の端部の折り曲げ部9aに当たり、ベース部8内への侵入を妨げることができる。なお電源切替開閉器は図2の右側を上側に向けて設置されるため、上側となる側の端部の折り曲げ部9aの長さを、下側となる側(左側)よりも大きくしておくことが好ましい。
1 機器本体
2 クロスバー
3 接点
4 可動コンタクト
5 固定コンタクト
5a電源入力端子
6 固定コンタクト
6a電源入力端子
7 負荷端子
8 ベース部
9 カバー部
9a 折り曲げ部
10 隙間
11 突起
13 機器本体
14 カバー部
15 開孔部
21 駆動回転軸
22 回転支持軸

Claims (2)

  1. 可動コンタクトを備えたクロスバーを回転させ、可動コンタクトをクロスバーの左右両側に配置された固定コンタクトの一方に接触させる電源切替開閉器において、
    前記クロスバーを収容するベース部と、該ベース部の上方を被覆するカバー部を有し、
    該カバー部を、前記ベース部との間に側面方向に開口する隙間を持たせて配置し、
    前記ベース部内には、該ベース部内で発生するアークガスを前記隙間に導く放出路を形成した
    ことを特徴とする電源切替開閉器。
  2. 前記放出路をS字状に形成した
    ことを特徴とする請求項1記載の電源切替開閉器。
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