JP2016131514A - 釣り用リールに用いられるハンドル - Google Patents
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Abstract
【課題】ノブシャフトとベアリングとの間にガタが生じない構造を有する釣りリール用ハンドルを提供する。
【解決手段】釣りリール用ハンドル1は,略円筒状のノブシャフト3と,ノブシャフト3の一端部と他端よりも内側の部分とに位置する2つのボールベアリング4,5を介してノブシャフト3の周りに回動可能に設けられた略円筒状のノブ6と,を備え、ノブシャフト3に挿通されて,2つのボールベアリング4,5間に位置する円筒状のディスタンスカラー9と,ノブシャフト3の一端面に螺着される固定ネジ10と,を備え、そして,一方のボールベアリング4の内輪4aは,固定ネジ10の頭部の裏面とディスタンスカラー9の一端面に密着した状態で挟まれて固定され,他方のボールベアリング5の内輪5aは,ディスタンスカラー9の他端面とノブシャフト3の大径部3aの一段目に密着した状態で挟まれて固定された構造とする。
【選択図】図2
【解決手段】釣りリール用ハンドル1は,略円筒状のノブシャフト3と,ノブシャフト3の一端部と他端よりも内側の部分とに位置する2つのボールベアリング4,5を介してノブシャフト3の周りに回動可能に設けられた略円筒状のノブ6と,を備え、ノブシャフト3に挿通されて,2つのボールベアリング4,5間に位置する円筒状のディスタンスカラー9と,ノブシャフト3の一端面に螺着される固定ネジ10と,を備え、そして,一方のボールベアリング4の内輪4aは,固定ネジ10の頭部の裏面とディスタンスカラー9の一端面に密着した状態で挟まれて固定され,他方のボールベアリング5の内輪5aは,ディスタンスカラー9の他端面とノブシャフト3の大径部3aの一段目に密着した状態で挟まれて固定された構造とする。
【選択図】図2
Description
本発明は,釣り用リールに用いられるハンドルに関する。
釣り用リールは,ハンドルが着脱式に取り換え可能な方式となっている。通常,釣り用リールが販売されている場合には,標準のハンドルが備えられており,利き腕の関係もあって,左右に取り換え可能になっているものも多い。また,標準のハンドルを,自らの趣味・趣向に合わせたハンドルに取り換えることが行われることも多い。そのため,種々の取り換え用ハンドルが開発され,販売が行われている(特許文献1)。
現在,釣り用リールに用いられる標準ハンドルや販売されている取り換え用ハンドルについて,これらのハンドル部分は,基本的には同様の原理に基づいて部品が構成されている。
すなわち,中心軸であるノブシャフトに,リール本体側(以下,ノブの両端のうちリール本体側の方を「内側」,もう一方の側を「外側」という)から,ベアリング,ノブ,ワッシャー,ベアリングの順に挿通し,これら一連の部品をネジで締めた構造である。他に,カラーなど,ワッシャーとベアリング,ノブとワッシャー間の距離を調整する部材が用いられたり,ワッシャーが内側に追加されたりする場合などがあるが,基本的には同様の構造であり,ノブシャフトを中心軸として,ノブがワッシャーとベアリングに挟まれた構造となっている。また,ノブシャフトの外径は,ベアリングの内径よりも若干小さい径となっていることが通常であり,押し込んだりしなくてもスムーズにベアリングをノブシャフトに挿通することができる構造となっている。この基本的構造により,ベアリングがスムーズにノブシャフトに嵌るとともに,両側から構成部材に挟まれる形となり,一連の部材がノブシャフトの軸方向にわずかな隙間を持った形で緩やかに固定された構造となっている。
すなわち,中心軸であるノブシャフトに,リール本体側(以下,ノブの両端のうちリール本体側の方を「内側」,もう一方の側を「外側」という)から,ベアリング,ノブ,ワッシャー,ベアリングの順に挿通し,これら一連の部品をネジで締めた構造である。他に,カラーなど,ワッシャーとベアリング,ノブとワッシャー間の距離を調整する部材が用いられたり,ワッシャーが内側に追加されたりする場合などがあるが,基本的には同様の構造であり,ノブシャフトを中心軸として,ノブがワッシャーとベアリングに挟まれた構造となっている。また,ノブシャフトの外径は,ベアリングの内径よりも若干小さい径となっていることが通常であり,押し込んだりしなくてもスムーズにベアリングをノブシャフトに挿通することができる構造となっている。この基本的構造により,ベアリングがスムーズにノブシャフトに嵌るとともに,両側から構成部材に挟まれる形となり,一連の部材がノブシャフトの軸方向にわずかな隙間を持った形で緩やかに固定された構造となっている。
このような共通した基本的構造となるのは,ノブをもってハンドルを回転させる際に,ノブを一方向の向きに固定しながら,ハンドルを回転させることを可能とするため,このような基本的構造が定着してきたからであると考えられる。加えて,釣り用リールに用いられるハンドルに特有な事情として,ハンドルの内部に海水が流入することがしばしばあり,これが原因で錆などが生じ回転が鈍くなる場合などがあるため,部品交換や分解洗浄などがしやすいような構造になっているものと考えられる。
しかしながら,この基本的構造には課題があることを発明者は感じていた。すなわち,緩みから生ずるずれ(以下,「ガタ」という)が生じやすい点,ならびに,ガタの調整に比較的手間がかかる点である。
ノブシャフトに必要な部材を挿通した結果,ノブシャフトに複数の部材が連なってハンドルが構成されることとなるが,構成部材は軸方向にわずかな隙間を持った形で固定されている。このわずかな隙間は,ワッシャーを複数用いることにより解消しうるものではある。しかしながら,ワッシャー自体は,0.1mm,0.15mm,0.2mm,0.5mmなど極めて薄い部材として市販されているものであり,これらを組み合わせてガタの無いちょうど良いあんばいのハンドルとすることは,非常に手間のかかる作業である。また,ワッシャーが多すぎると,ベアリングがうまく機能せず,ノブの回転が重くなってしまうことがある。このようにワッシャー自体が軸方向に不完全に固定された状態であり,また,ノブシャフトの外径がベアリングの内径よりも若干小さく,かつ,ノブの内径がベアリングの外径よりも若干大きいため,ノブシャフトの径方向についてもガタが生じてしまう。
ノブシャフトに必要な部材を挿通した結果,ノブシャフトに複数の部材が連なってハンドルが構成されることとなるが,構成部材は軸方向にわずかな隙間を持った形で固定されている。このわずかな隙間は,ワッシャーを複数用いることにより解消しうるものではある。しかしながら,ワッシャー自体は,0.1mm,0.15mm,0.2mm,0.5mmなど極めて薄い部材として市販されているものであり,これらを組み合わせてガタの無いちょうど良いあんばいのハンドルとすることは,非常に手間のかかる作業である。また,ワッシャーが多すぎると,ベアリングがうまく機能せず,ノブの回転が重くなってしまうことがある。このようにワッシャー自体が軸方向に不完全に固定された状態であり,また,ノブシャフトの外径がベアリングの内径よりも若干小さく,かつ,ノブの内径がベアリングの外径よりも若干大きいため,ノブシャフトの径方向についてもガタが生じてしまう。
上記事情を背景として,本発明では,ノブシャフトとベアリングとの間にガタが生じない構造を有する釣り用リールに用いられるハンドル等の開発を課題とする。
発明者は,この基本的構造の構造上の問題が,ワッシャーを介するなどした不完全なベアリングの固定にあることを見出し,釣り用具としての部品交換や分解洗浄のしやすさなどは維持しつつ,ベアリングの内輪もしくは外輪を別個に固定する構造に着想し,ノブシャフトとベアリングとの間にガタが生じない構造を有する釣り用リールに用いられるハンドルに関する発明を完成させるに至った。
本発明は,以下の構成からなる。
本発明の第一の構成は,ノブシャフトと,前記ノブシャフトの両端に設置された2つのベアリングを介して前記ノブシャフトの周りに回動可能に設けられたノブと,を備えた釣り用リールに用いられるハンドルであって,
前記2つのベアリングの内輪もしくは外輪の少なくともいずれか一方が,前記ハンドルの構成部材に密着した状態で挟まれて固定されていることを特徴とする釣り用リールに用いられるハンドルである。
本発明の第一の構成は,ノブシャフトと,前記ノブシャフトの両端に設置された2つのベアリングを介して前記ノブシャフトの周りに回動可能に設けられたノブと,を備えた釣り用リールに用いられるハンドルであって,
前記2つのベアリングの内輪もしくは外輪の少なくともいずれか一方が,前記ハンドルの構成部材に密着した状態で挟まれて固定されていることを特徴とする釣り用リールに用いられるハンドルである。
本発明において,「ノブシャフトの両端」は,ノブシャフトの左右の端っこのみを意味するものではなく,端っこならびにその近傍を含むものとして定義される。すなわち,本発明の要旨に鑑み,実施形態等からも明らかなように,ノブシャフトの内側ならびに外側に設置される2つのベアリングについて,ハンドルの構造上,回動可能に設置しうる範囲という意味合のものとして「ノブシャフトの両端」は定義されるものである。
本発明の第二の構成は,前記2つのベアリング間に設けられた隙間調整部材と,前記ノブシャフトの一端面に螺着される固定ネジと,を備え,
一方の前記ベアリングの内輪が,前記固定ネジと前記隙間調整部材に密着した状態で挟まれて固定され,
他方の前記ベアリングの内輪が,前記隙間調整部材と前記ノブシャフトに密着した状態で挟まれて固定されていることを特徴とする第一の構成に記載の釣り用リールに用いられるハンドルである。
本発明の第三の構成は,前記隙間調整部材が,前記ノブシャフトに挿通される円筒状部材からなることを特徴とする第二の構成に記載の釣り用リールに用いられるハンドルである。
一方の前記ベアリングの内輪が,前記固定ネジと前記隙間調整部材に密着した状態で挟まれて固定され,
他方の前記ベアリングの内輪が,前記隙間調整部材と前記ノブシャフトに密着した状態で挟まれて固定されていることを特徴とする第一の構成に記載の釣り用リールに用いられるハンドルである。
本発明の第三の構成は,前記隙間調整部材が,前記ノブシャフトに挿通される円筒状部材からなることを特徴とする第二の構成に記載の釣り用リールに用いられるハンドルである。
本発明の第四の構成は,前記ノブの前記固定ネジ側の端部を閉塞するカバーネジをさらに備え,
一方の前記ベアリングの外輪が,前記カバーネジと前記ノブに密着した状態で挟まれて固定されていることを特徴とする第二又は第三の構成に記載の釣り用リールに用いられるハンドルである。
一方の前記ベアリングの外輪が,前記カバーネジと前記ノブに密着した状態で挟まれて固定されていることを特徴とする第二又は第三の構成に記載の釣り用リールに用いられるハンドルである。
本発明の第五の構成は,前記ノブシャフトが,前記ベアリングと密着するための突起部を有し,当該突起部と,前記固定ネジもしくはメインプレートのいずれか又は両方とで,前記ベアリングの内輪が密着した状態で挟まれて固定されていることを特徴とする第二から第四の構成に記載の釣り用リールに用いられるハンドルである。
本発明の第六の構成は,第一から第五の構成に記載の釣り用リールに用いられるハンドルに取り換えるための部材を備えた交換キットである。
本発明の第七の構成は,ノブシャフトと,前記ノブシャフトの両端に設置された2つのベアリングを介して前記ノブシャフトの周りに回動可能に設けられたノブと,を備えた釣り用リールに用いられるハンドルのガタ防止方法であって、
前記2つのベアリングの内輪もしくは外輪の少なくともいずれか一方を,前記ハンドルの構成部材で密着した状態で挟んで固定することを特徴とする釣り用リールに用いられるハンドルのガタ防止方法である。
本発明の第七の構成は,ノブシャフトと,前記ノブシャフトの両端に設置された2つのベアリングを介して前記ノブシャフトの周りに回動可能に設けられたノブと,を備えた釣り用リールに用いられるハンドルのガタ防止方法であって、
前記2つのベアリングの内輪もしくは外輪の少なくともいずれか一方を,前記ハンドルの構成部材で密着した状態で挟んで固定することを特徴とする釣り用リールに用いられるハンドルのガタ防止方法である。
本発明により,ノブシャフトとベアリングとの間にガタが生じない構造を有する釣り用リールに用いられるハンドルの提供が可能となった。
すなわち,本発明の釣り用リールに用いられるハンドルによれば,ベアリングがハンドル構成部材に密着した状態で挟まれて完全に固定された状態となるので,ノブシャフトとベアリングとの間にガタが生じない釣り用リールに用いられるハンドルを提供することが可能となる。
加えて本発明によれば,釣りリール用ハンドルの各構成部材が隙間なく連なることにより,魚がかかった際の感触がより敏感に伝わることとなり,魚釣りの楽しみを向上させるという効果を有する。
すなわち,本発明の釣り用リールに用いられるハンドルによれば,ベアリングがハンドル構成部材に密着した状態で挟まれて完全に固定された状態となるので,ノブシャフトとベアリングとの間にガタが生じない釣り用リールに用いられるハンドルを提供することが可能となる。
加えて本発明によれば,釣りリール用ハンドルの各構成部材が隙間なく連なることにより,魚がかかった際の感触がより敏感に伝わることとなり,魚釣りの楽しみを向上させるという効果を有する。
以下,本発明の釣り用リールに用いられるハンドル(以下,「釣りリール用ハンドル」という)等について,詳述する。
<<I.本発明の要旨>>
本発明は,釣りリール用ハンドルの構造上の問題である,ワッシャーを介するなどした不完全なベアリングの固定を排除し,釣り用具としての部品交換や分解洗浄のしやすさなどは維持しつつ,ベアリングの内輪もしくは外輪を,ハンドルを構成する部材により密着して挟み,別個に固定する釣りリール用ハンドル,そのための釣りリール用ハンドル交換キット,釣りリール用ハンドルのガタ防止方法の発明である。
すなわち,釣りリール用ハンドルの特徴である,ノブシャフトの外径がベアリングの内径よりも若干小さく,ノブの内径がベアリングの外径よりも若干大きいなど,部品交換や分解洗浄のしやすさを保つための隙間の多い構造は維持しつつ,ハンドルの構成部材により,ベアリングの内輪もしくは外輪のいずれか又は両方を別個に固定し,釣りリール用ハンドルのガタを防止することを発明の要旨とする。
本発明は,釣りリール用ハンドルの構造上の問題である,ワッシャーを介するなどした不完全なベアリングの固定を排除し,釣り用具としての部品交換や分解洗浄のしやすさなどは維持しつつ,ベアリングの内輪もしくは外輪を,ハンドルを構成する部材により密着して挟み,別個に固定する釣りリール用ハンドル,そのための釣りリール用ハンドル交換キット,釣りリール用ハンドルのガタ防止方法の発明である。
すなわち,釣りリール用ハンドルの特徴である,ノブシャフトの外径がベアリングの内径よりも若干小さく,ノブの内径がベアリングの外径よりも若干大きいなど,部品交換や分解洗浄のしやすさを保つための隙間の多い構造は維持しつつ,ハンドルの構成部材により,ベアリングの内輪もしくは外輪のいずれか又は両方を別個に固定し,釣りリール用ハンドルのガタを防止することを発明の要旨とする。
本発明の要旨を鑑みると,ベアリングの固定形態について,下記の態様が挙げられる。なお,内側ベアリングとは,ノブの両端のうちリール本体側に設置されるベアリングのことであり(例えば,図1でいえば5),外側ベアリングとは,その反対側に設置されるベアリング(例えば,図1でいえば4)のことである。
(1) 内側ベアリングと外側ベアリングのそれぞれについて,内輪,外輪ともに密着固定を行う。
(2) 内側ベアリングと外側ベアリングのそれぞれについて,内輪のみ,もしくは外輪のみの密着固定を行う。
(3) 内側ベアリングと外側ベアリングのそれぞれについて内輪の密着固定を行ったうえで,固定を行っていない,内側ベアリングと外側ベアリングの外輪について,いずれか一方のみの密着固定を行う。
(4) 内側ベアリングと外側ベアリングのそれぞれについて外輪の密着固定を行ったうえで,固定を行っていない,内側ベアリングと外側ベアリングの内輪について,いずれか一方のみの密着固定を行う。
(5) 内側ベアリングについては内輪のみの密着固定を行い,外側ベアリングについては外輪のみの密着固定を行う。
(6) 内側ベアリングについては外輪のみの密着固定を行い,外側ベアリングについては内輪のみの密着固定を行う。
(1) 内側ベアリングと外側ベアリングのそれぞれについて,内輪,外輪ともに密着固定を行う。
(2) 内側ベアリングと外側ベアリングのそれぞれについて,内輪のみ,もしくは外輪のみの密着固定を行う。
(3) 内側ベアリングと外側ベアリングのそれぞれについて内輪の密着固定を行ったうえで,固定を行っていない,内側ベアリングと外側ベアリングの外輪について,いずれか一方のみの密着固定を行う。
(4) 内側ベアリングと外側ベアリングのそれぞれについて外輪の密着固定を行ったうえで,固定を行っていない,内側ベアリングと外側ベアリングの内輪について,いずれか一方のみの密着固定を行う。
(5) 内側ベアリングについては内輪のみの密着固定を行い,外側ベアリングについては外輪のみの密着固定を行う。
(6) 内側ベアリングについては外輪のみの密着固定を行い,外側ベアリングについては内輪のみの密着固定を行う。
ベアリングを挟むための構成部材については,ハンドルを構成するために必要な部材である限り,特に限定されるものではなく,種々の構成部材を用いることができ,必要に応じて,構成部材の形状を変化させるなどすることにより,用いることができる。このような構成部材としては,例えば,ノブ,ノブシャフト,固定ネジ,カバーネジ,メインプレート,隙間調整部材(ディスタンスカラー)などが挙げられる。
本発明においては,ベアリングを挟むための構成部材として隙間調整部材(ディスタンスカラー)を用いることが好ましい。この好ましい構成によれば,従来の部材の構造を大きく変えることなく,ベアリングの内輪の密着固定が可能となるため,釣りリール用ハンドルの取扱性を向上させ,より安価に本発明の釣りリール用ハンドルを作製できるという効果が得られる。
隙間調整部材としては,典型的には,ノブシャフトに挿通される円筒状部材を用いればよい。円筒状部材の内径については,ノブシャフトの外径よりもわずかに大きな径とすればよく,また,円筒状部材の外径については,ノブの内径よりもわずかに小さい径とし,その厚みはベアリングの内輪の厚みとほぼ同様の厚みとすればよい。
隙間調整部材としては,典型的には,ノブシャフトに挿通される円筒状部材を用いればよい。円筒状部材の内径については,ノブシャフトの外径よりもわずかに大きな径とすればよく,また,円筒状部材の外径については,ノブの内径よりもわずかに小さい径とし,その厚みはベアリングの内輪の厚みとほぼ同様の厚みとすればよい。
本発明においては,ノブシャフトの形状を変化させて,ベアリングを密着固定するための突起部を設けることが好ましい。この好ましい構成によれば,構成部材の部材数を大きく変えることなく,ベアリングを密着固定できることから,本発明の釣りリール用ハンドルをより経済的に作製できることが期待できる。
本発明においては,ノブの固定ネジ側の端部を閉塞するカバーネジをさらに備え,当該カバーネジによって外側ベアリングの外輪を固定することが好ましい。この好ましい構成によれば,構成部材の部材数や従来の構造を大きく変えることなく,外側ベアリングを密着固定できることから,本発明の釣りリール用ハンドルをより経済的に作製できるという効果が得られる。
なお,本発明の要旨を鑑みると,構成部材としてワッシャーは含まれるものではないが,これを完全に排除する趣旨ではない。すなわち,実質的には,ワッシャーを除く構成部材でベアリングの内輪もしくは外輪を固定することが可能であるにも関わらず,単に,調整部材の備品としてワッシャーを含むような釣りリール用ハンドルキットなどは,本発明の要旨に添うものであり,権利の及ぶ範囲にあるものである。
<<II.実施の形態>>
以下,好適な実施の形態を用いて本発明をさらに具体的に説明する。但し,下記の実施の形態は本発明を具現化した例に過ぎず,本発明はこれに限定されるものではない。
以下,好適な実施の形態を用いて本発明をさらに具体的に説明する。但し,下記の実施の形態は本発明を具現化した例に過ぎず,本発明はこれに限定されるものではない。
[実施の形態1]
まず,本発明の実施の形態1における釣り用リールに用いられるハンドル(以下,「釣りリール用ハンドル」という)について,図1,図2を参照しながら説明する。
まず,本発明の実施の形態1における釣り用リールに用いられるハンドル(以下,「釣りリール用ハンドル」という)について,図1,図2を参照しながら説明する。
図1は,本発明の実施の形態1における釣りリール用ハンドルの全体構成を示す側断面図,図2は,当該釣りリール用ハンドルの主要部を示す拡大側断面図である。
図1,図2に示すように,本実施の形態の釣りリール用ハンドル1は,図示しないリール本体にメインプレート2を介して連結された略円筒状のノブシャフト3と,ノブシャフト3の一端部と他端よりも内側の部分とに位置する2つのボールベアリング4,5を介してノブシャフト3の周りに回動可能に設けられた略円筒状のノブ6と,を備えている。ここで,釣りリール用ハンドル1は,バランスをとるために,リール本体に対して対称に2つ設けられている。また,ノブシャフト3の他端よりも内側の部分には,二段からなる段差状の大径部3aが形成されている。そして,ノブシャフト3の他端は,メインプレート2の貫通孔2aに差し込み,ノブシャフト3の他端面にネジ7を螺着することにより,メインプレート2に連結されている。さらに,ノブ6の内周面には,内方に突出する円筒状の凸部8が形成されている。
釣りリール用ハンドル1において,2つのボールベアリング4,5の内輪4a,5aもしくは外輪4b,5bの少なくともいずれか一方は,釣りリール用ハンドル1の構成部材に密着した状態で挟まれて固定されている。
釣りリール用ハンドル1において,2つのボールベアリング4,5の内輪4a,5aもしくは外輪4b,5bの少なくともいずれか一方は,釣りリール用ハンドル1の構成部材に密着した状態で挟まれて固定されている。
より具体的には,釣りリール用ハンドル1は,ノブシャフト3に挿通されて,2つのボールベアリング4,5間に位置する円筒状のディスタンスカラー9と,ノブシャフト3の一端面に螺着される固定ネジ10と,を備えている。そして,一方のボールベアリング4の内輪4aは,固定ネジ10の頭部の裏面とディスタンスカラー9の一端面に密着した状態で挟まれて固定されている。また,他方のボールベアリング5の内輪5aは,ディスタンスカラー9の他端面とノブシャフト3の大径部3aの一段目に密着した状態で挟まれて固定されている。
本実施の形態の釣りリール用ハンドル1の構成によれば,2つのボールベアリング4,5が完全に固定された状態となるので,ノブシャフト3と2つのボールベアリング4,5との間にガタが生じない釣りリール用ハンドルを提供することができる。
釣りリール用ハンドル1は,ノブ6の固定ネジ10側の端部を閉塞するカバーネジ11をさらに備えている。そして,一方のボールベアリング4の外輪4bは,カバーネジ11の先端面とノブ6の凸部8の一端面に密着した状態で挟まれて固定されている。
この構成によれば,さらなるガタつきの防止を図ることが可能な釣りリール用ハンドルを提供することができる。
この構成によれば,さらなるガタつきの防止を図ることが可能な釣りリール用ハンドルを提供することができる。
上記のような構成部材を備えた釣りリール用ハンドル1は,以下のようにして組み立てられる。すなわち,まず,ノブシャフト3の他端をメインプレート2の貫通孔2aに差し込み,ノブシャフト3の他端面にネジ7を螺着することにより,ノブシャフト3をメインプレート2に連結する。次いで,ノブシャフト3に,他方のボールベアリング5,ディスタンスカラー9,ノブ6,一方のボールベアリング4を,この順番で挿通する。次いで,ノブシャフト3の一端面に,固定ネジ10を螺着する。これにより,一方のボールベアリング4の内輪4aが,固定ネジ10の頭部の裏面とディスタンスカラー9の一端面に密着した状態で挟まれて固定されるとともに,他方のボールベアリング5の内輪5aが,ディスタンスカラー9の他端面とノブシャフト3の大径部3aの一段目に密着した状態で挟まれて固定され,ノブシャフト3と2つのボールベアリング4,5との間にガタが生じない釣りリール用ハンドル1が得られる。
最後に,ノブ6の固定ネジ10側の端部の内径部分に,カバーネジ11を螺着する。これにより,一方のボールベアリング4の外輪4bが,カバーネジ11の先端面とノブ6の凸部8の一端面に密着した状態で挟まれて固定され,さらなるガタつきの防止を図ることが可能な釣りリール用ハンドル1が得られる。
最後に,ノブ6の固定ネジ10側の端部の内径部分に,カバーネジ11を螺着する。これにより,一方のボールベアリング4の外輪4bが,カバーネジ11の先端面とノブ6の凸部8の一端面に密着した状態で挟まれて固定され,さらなるガタつきの防止を図ることが可能な釣りリール用ハンドル1が得られる。
また,上記のような構成部材を備えた釣りリール用ハンドル1は,以下のようにして分解される。すなわち,まず,カバーネジ11,固定ネジ10を,この順番で外す。次いで,ノブシャフト3から,一方のボールベアリング4,ノブ6,ディスタンスカラー9,他方のボールベアリング5を,この順番で抜き取る。最後に,ネジ7を外して,ノブシャフト3の他端をメインプレート2の貫通孔2aから抜き取る。以上により,釣りリール用ハンドル1の構成部材がバラバラに分解され,構成部材の交換や洗浄などのメンテナンスが可能となる。
なお,本実施の形態においては,2つのボールベアリング4,5の内輪4a,5aと一方のボールベアリング4の外輪4bが,釣りリール用ハンドル1の構成部材に密着した状態で挟まれて固定されている場合を例に挙げて説明したが,必ずしもこのような構成に限定されるものではない。例えば,図3に示すように,2つのボールベアリング4,5の内輪4a,5aのみが,釣りリール用ハンドル12の構成部材に密着した状態で挟まれて固定されていてもよい。
図3に示す釣りリール用ハンドル12においては,図1,図2に示す釣りリール用ハンドル1と異なり,カバーネジ11’の先端部が短くなっている。そして,一方のボールベアリング4の内輪4aは,固定ネジ10の頭部の裏面とディスタンスカラー9の一端面に密着した状態で挟まれて固定されており,他方のボールベアリング5の内輪5aは,ディスタンスカラー9の他端面とノブシャフト3の大径部3aの一段目に密着した状態で挟まれて固定されている。一方,2つのボールベアリング4,5の外輪4b,5bは,密着固定されていない。
図3に示す釣りリール用ハンドル12においては,図1,図2に示す釣りリール用ハンドル1と異なり,カバーネジ11’の先端部が短くなっている。そして,一方のボールベアリング4の内輪4aは,固定ネジ10の頭部の裏面とディスタンスカラー9の一端面に密着した状態で挟まれて固定されており,他方のボールベアリング5の内輪5aは,ディスタンスカラー9の他端面とノブシャフト3の大径部3aの一段目に密着した状態で挟まれて固定されている。一方,2つのボールベアリング4,5の外輪4b,5bは,密着固定されていない。
また,本実施の形態においては,ベアリングとしてボールベアリング4,5を用いる場合を例に挙げて説明したが,必ずしもこのような構成に限定されるものではない。ベアリングは,内輪と外輪を有するローリングベアリングであればよく,例えば,ローラベアリング等を用いることもできる。
また,本実施の形態においては,ノブシャフトとして略円筒状のノブシャフト3を用いる場合を例に挙げて説明したが,必ずしもこのような構成に限定されるものではない。ノブシャフトは,両端部に固定ネジ10とネジ7を螺着するためのネジ孔を有していればよく,その他の部分は中実円柱状に形成されていてもよい。
[実施の形態2]
次に,本発明の実施の形態2における釣りリール用ハンドルについて,図4を参照しながら説明する。
次に,本発明の実施の形態2における釣りリール用ハンドルについて,図4を参照しながら説明する。
図4は,本発明の実施の形態2における釣りリール用ハンドルの主要部を示す拡大側断面図である。
図4に示すように,本実施の形態の釣りリール用ハンドル13は,図示しないリール本体にメインプレート14を介して連結された略円柱状のノブシャフト15と,ノブシャフト15の一端部と他端よりも内側の部分とに位置する2つのボールベアリング16,17を介してノブシャフト15の周りに回動可能に設けられた略円筒状のノブ18と,を備えている。ここで,ノブシャフト15の両端よりも内側の部分には,大径部15a,15bが形成されている。そして,ノブシャフト15の他端は,当該ノブシャフト15の他端に他方のボールベアリング17を挿通した状態で,メインプレート14の貫通孔14aに差し込み,ノブシャフト15の他端面にネジ19を螺着することにより,メインプレート14に連結されている。また、メインプレート14の他方のボールベアリング17側の貫通孔14aの周りには,二段からなる段差状部分14bが形成されている。さらに,ノブ18の内周面には,内方に突出する円筒状の凸部20が形成されている。
釣りリール用ハンドル13において,2つのボールベアリング16,17の内輪16a,17aもしくは外輪16b,17bの少なくともいずれか一方は,釣りリール用ハンドル13の構成部材に密着した状態で挟まれて固定されている。
釣りリール用ハンドル13において,2つのボールベアリング16,17の内輪16a,17aもしくは外輪16b,17bの少なくともいずれか一方は,釣りリール用ハンドル13の構成部材に密着した状態で挟まれて固定されている。
より具体的には,釣りリール用ハンドル13は,ノブシャフト15の一端面に螺着される固定ネジ21を備えている。そして,一方のボールベアリング16の内輪16aは,固定ネジ21の頭部の裏面とノブシャフト15の大径部15aに密着した状態で挟まれて固定されている。また,他方のボールベアリング17の内輪17aは,ノブシャフト15の大径部15bとメインプレート14の段差状部分14bの二段目に密着した状態で挟まれて固定されている。
本実施の形態の釣りリール用ハンドル13の構成によれば,2つのボールベアリング16,17が完全に固定された状態となるので,ノブシャフト15と2つのボールベアリング16,17との間にガタが生じない釣りリール用ハンドルを提供することができる。
また,本実施の形態の釣りリール用ハンドル13の構成によれば,ディスタンスカラーを構成部材として含まないため,部品点数を削減して軽量化を図ることができるとともに,低コスト化を図ることもできる。
また,本実施の形態の釣りリール用ハンドル13の構成によれば,ディスタンスカラーを構成部材として含まないため,部品点数を削減して軽量化を図ることができるとともに,低コスト化を図ることもできる。
釣りリール用ハンドル13は,ノブ18の固定ネジ21側の端部を閉塞するカバーネジ22をさらに備えている。そして,一方のボールベアリング16の外輪16bは,カバーネジ22の先端面とノブ18の凸部20の一端面に密着した状態で挟まれて固定されている。
この構成によれば,さらなるガタつきの防止を図ることが可能な釣りリール用ハンドルを提供することができる。
この構成によれば,さらなるガタつきの防止を図ることが可能な釣りリール用ハンドルを提供することができる。
上記のような構成部材を備えた釣りリール用ハンドル13は,以下のようにして組み立てられる。すなわち,まず,ノブシャフト15の他端に他方のボールベアリング17を挿通した状態で,当該ノブシャフト15の他端をメインプレート14の貫通孔14aに差し込み,ノブシャフト15の他端面にネジ19を螺着することにより,ノブシャフト15をメインプレート14に連結する。次いで,ノブシャフト15に,ノブ18,一方のボールベアリング16を,この順番で挿通する。次いで,ノブシャフト15の一端面に,固定ネジ21を螺着する。これにより,一方のボールベアリング16の内輪16aが,固定ネジ21の頭部の裏面とノブシャフト15の大径部15aに密着した状態で挟まれて固定されるとともに,他方のボールベアリング17の内輪17aが,ノブシャフト15の大径部15bとメインプレート14の段差状部分14bの二段目に密着した状態で挟まれて固定され,ノブシャフト15と2つのボールベアリング16,17との間にガタが生じない釣りリール用ハンドルが得られる。
最後に,ノブ18の固定ネジ21側の端部の内径部分に,カバーネジ22を螺着する。これにより,一方のボールベアリング16の外輪16bが,カバーネジ22の先端面とノブ18の凸部20の一端面に密着した状態で挟まれて固定され,さらなるガタつきの防止を図ることが可能な釣りリール用ハンドルが得られる。
最後に,ノブ18の固定ネジ21側の端部の内径部分に,カバーネジ22を螺着する。これにより,一方のボールベアリング16の外輪16bが,カバーネジ22の先端面とノブ18の凸部20の一端面に密着した状態で挟まれて固定され,さらなるガタつきの防止を図ることが可能な釣りリール用ハンドルが得られる。
また,上記のような構成部材を備えた釣りリール用ハンドル13は,以下のようにして分解される。すなわち,まず,カバーネジ22,固定ネジ21を,この順番で外す。次いで,ノブシャフト15から,一方のボールベアリング16,ノブ18を,この順番で抜き取る。最後に,ネジ19を外して,ノブシャフト15の他端をメインプレート14の貫通孔14aから抜き取るとともに,ノブシャフト15の他端から他方のボールベアリング17を抜き取る。以上により,釣りリール用ハンドル13の構成部材がバラバラに分解され,構成部材の交換や洗浄などのメンテナンスが可能となる。
なお,本実施の形態においては,ベアリングとしてボールベアリング16,17を用いる場合を例に挙げて説明したが,必ずしもこのような構成に限定されるものではない。ベアリングは,内輪と外輪を有するローリングベアリングであればよく,例えば,ローラベアリング等を用いることもできる。
また,本実施の形態においては,ノブシャフトとして略円柱状のノブシャフト15を用いる場合を例に挙げて説明したが,必ずしもこのような構成に限定されるものではない。ノブシャフトは,上記実施の形態1の釣りリール用ハンドル1の場合と同様に,略円筒状に形成されていてもよい。
1,12,13 釣り用リールに用いられるハンドル(釣りリール用ハンドル)
2,14 メインプレート
2a,14a 貫通孔
3,15 ノブシャフト
3a,15a,15b 大径部
4,5,16,17 ボールベアリング
4a,5a,16a,17a 内輪
4b,5b,16b,17b 外輪
6,18 ノブ
7,19 ネジ
8,20 凸部
9 ディスタンスカラー
10,21 固定ネジ
11,11’,22 カバーネジ
14b 段差状部分
2,14 メインプレート
2a,14a 貫通孔
3,15 ノブシャフト
3a,15a,15b 大径部
4,5,16,17 ボールベアリング
4a,5a,16a,17a 内輪
4b,5b,16b,17b 外輪
6,18 ノブ
7,19 ネジ
8,20 凸部
9 ディスタンスカラー
10,21 固定ネジ
11,11’,22 カバーネジ
14b 段差状部分
Claims (7)
- ノブシャフトと,前記ノブシャフトの両端に設置された2つのベアリングを介して前記ノブシャフトの周りに回動可能に設けられたノブと,を備えた釣り用リールに用いられるハンドルであって,
前記2つのベアリングの内輪もしくは外輪の少なくともいずれか一方が,前記ハンドルの構成部材に密着した状態で挟まれて固定されていることを特徴とする釣り用リールに用いられるハンドル。 - 前記2つのベアリング間に設けられた隙間調整部材と,前記ノブシャフトの一端面に螺着される固定ネジと,を備え,
一方の前記ベアリングの内輪が,前記固定ネジと前記隙間調整部材に密着した状態で挟まれて固定され,
他方の前記ベアリングの内輪が,前記隙間調整部材と前記ノブシャフトに密着した状態で挟まれて固定されていることを特徴とする請求項1に記載の釣り用リールに用いられるハンドル。 - 前記隙間調整部材が,前記ノブシャフトに挿通される円筒状部材からなることを特徴とする請求項2に記載の釣り用リールに用いられるハンドル。
- 前記ノブの前記固定ネジ側の端部を閉塞するカバーネジをさらに備え,
一方の前記ベアリングの外輪が,前記カバーネジと前記ノブに密着した状態で挟まれて固定されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の釣り用リールに用いられるハンドル。 - 前記ノブシャフトが,前記ベアリングと密着するための突起部を有し,当該突起部と,前記固定ネジもしくはメインプレートのいずれか又は両方とで,前記ベアリングの内輪が密着した状態で挟まれて固定されていることを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載の釣り用リールに用いられるハンドル。
- 請求項1から5のいずれか1項に記載の釣り用リールに用いられるハンドルに取り換えるための部材を備えた交換キット。
- ノブシャフトと,前記ノブシャフトの両端に設置された2つのベアリングを介して前記ノブシャフトの周りに回動可能に設けられたノブと,を備えた釣り用リールに用いられるハンドルのガタ防止方法であって、
前記2つのベアリングの内輪もしくは外輪の少なくともいずれか一方を,前記ハンドルの構成部材で密着した状態で挟んで固定することを特徴とする釣り用リールに用いられるハンドルのガタ防止方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015007318A JP2016131514A (ja) | 2015-01-17 | 2015-01-17 | 釣り用リールに用いられるハンドル |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2016131514A true JP2016131514A (ja) | 2016-07-25 |
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ID=56425811
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JP (1) | JP2016131514A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7465181B2 (ja) | 2020-09-08 | 2024-04-10 | 株式会社シマノ | 釣り用リールの支持構造 |
Citations (3)
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JPH08196172A (ja) * | 1995-01-24 | 1996-08-06 | Daiwa Seiko Inc | 魚釣用リールのハンドル |
JP2006149316A (ja) * | 2004-11-30 | 2006-06-15 | Daiwa Seiko Inc | 魚釣用リール |
JP2007143457A (ja) * | 2005-11-28 | 2007-06-14 | Daiwa Seiko Inc | 魚釣用リ−ルのハンドル |
-
2015
- 2015-01-17 JP JP2015007318A patent/JP2016131514A/ja active Pending
Patent Citations (3)
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