JP2016130771A - 表示装置、制御方法、プログラム及び記憶媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】片目のみが視認可能な領域と両目で視認可能な領域との境界をまたぐ虚像を表示する場合であっても、虚像が示す情報を観察者に好適に視認させることが可能な表示装置を提供する。
【解決手段】虚像表示装置100は、プロジェクタ2の出射光に基づきスクリーン3に中間像を表示させ、凹面鏡4の略全面に中間像を構成する光を照射する。そして、虚像表示装置100は、右目中間像領域CR及び左目中間像領域CLの輝度を、両目視中間像領域CBよりも高く設定することで、右目虚像領域IVR及び左目虚像領域IVLを、両目視虚像領域IVBよりも相対的に明るく表示する。
【選択図】図2
【解決手段】虚像表示装置100は、プロジェクタ2の出射光に基づきスクリーン3に中間像を表示させ、凹面鏡4の略全面に中間像を構成する光を照射する。そして、虚像表示装置100は、右目中間像領域CR及び左目中間像領域CLの輝度を、両目視中間像領域CBよりも高く設定することで、右目虚像領域IVR及び左目虚像領域IVLを、両目視虚像領域IVBよりも相対的に明るく表示する。
【選択図】図2
Description
本発明は、虚像として画像を視認させる表示装置に関する。
従来から、ユーザの目の位置(アイポイント)から虚像として画像を視認させるヘッドアップディスプレイなどの表示装置が知られている。例えば、特許文献1には、両目で視認可能な虚像の表示領域には比較的重要度の高い情報を表示させ、片目でのみ視認可能な虚像の表示領域では比較的重要度の低い情報を表示させるヘッドアップディスプレイが知られている。
特許文献1のように、片目のみが視認可能な領域も利用して虚像を表示する場合、虚像の画角を広くすることができるという利点がある。一方、片目でのみ視認する場合には、両目で視認する場合と比較して、一般的に、視力が低くなり視認性が低くなる。よって、片目のみが視認可能な領域と両目で視認可能な領域との境界をまたぐ虚像を表示する場合には、観察者は、片目のみが視認可能な部分の虚像の情報を視認することが難しい。
本発明が解決しようとする課題は上記のようなものが例として挙げられる。本発明は、片目のみが視認可能な領域と両目で視認可能な領域との境界をまたぐ虚像を表示する場合であっても、虚像が示す情報を観察者に好適に視認させることが可能な表示装置を提供することを主な目的とする。
請求項に記載の発明は、表示装置であって、凹面形状の反射面を有する光学素子と、観察者の眼の位置に関する位置情報を取得する取得部と、表示部を介して観察者が視認可能な虚像を形成させるための光を、前記光学素子に照射する光源部と、前記虚像に含まれる、前記観察者が両目で視認可能な第1範囲の輝度と、前記観察者が単眼でのみ視認可能な第2範囲の輝度とを異ならせる輝度調整部と、を備えることを特徴とする。
また、請求項に記載の発明は、凹面形状の反射面を有する光学素子と、表示部を介して観察者が視認可能な虚像を形成させるための光を、前記光学素子に照射する光源部と、を有する表示装置が実行する制御方法であって、観察者の眼の位置に関する位置情報を取得する取得工程と、前記虚像に含まれる、前記観察者が両目で視認可能な第1範囲の輝度と、前記観察者が単眼でのみ視認可能な第2範囲の輝度とを異ならせる輝度調整工程と、を有することを特徴とする。
また、請求項に記載の発明は、凹面形状の反射面を有する光学素子と、表示部を介して観察者が視認可能な虚像を形成させるための光を、前記光学素子に照射する光源部と、を有する表示装置を制御するコンピュータが実行するプログラムであって、観察者の眼の位置に関する位置情報を取得する取得部と、前記虚像に含まれる、前記観察者が両目で視認可能な第1範囲の輝度と、前記観察者が単眼でのみ視認可能な第2範囲の輝度とを異ならせる輝度調整手段として前記コンピュータを機能させることを特徴とする。
本発明の1つの好適な実施形態では、表示装置は、凹面形状の反射面を有する光学素子と、観察者の眼の位置に関する位置情報を取得する取得部と、表示部を介して観察者が視認可能な虚像を形成させるための光を、前記光学素子に照射する光源部と、前記虚像に含まれる、前記観察者が両目で視認可能な第1範囲の輝度と、前記観察者が単眼でのみ視認可能な第2範囲の輝度とを異ならせる輝度調整部と、を備える。
上記表示装置は、光学素子と、取得部と、光源部と、輝度調整部とを備える。光学素子は、凹面形状の反射面を有する。取得部は、観察者の眼の位置に関する位置情報を取得する。光源部は、表示部を介して観察者が視認可能な虚像を形成させるための光を、光学素子に照射する。輝度調整部は、虚像に含まれる、観察者が両目で視認可能な第1範囲の輝度と、観察者が単眼でのみ視認可能な第2範囲の輝度とを異ならせる。このようにすることで、表示装置は、片目でのみ視認可能な部分を利用して虚像を広い画角で表示した場合であっても、虚像全体を観察者に好適に視認させることができる。
上記表示装置の一態様では、前記輝度調整部は、前記第2範囲の輝度を、前記第1範囲の輝度よりも高くする。一般に、片目でのみ視認する場合には、両目で視認する場合と比較して、視力が低くなり、視認性が低くなる。従って、この態様により、表示装置は、虚像全体を観察者に好適に視認させることができる。
上記表示装置の他の一態様では、前記取得部は、前記観察者の両目の間隔に関する情報を取得し、前記輝度調整部は、前記第1範囲及び前記第2範囲を、前記間隔に関する情報に基づいて認識する。この態様により、表示装置は、観察者が両目で視認可能な第1範囲と、観察者が単眼でのみ視認可能な第2範囲とをそれぞれ好適に認識することができる。
上記表示装置の他の一態様では、前記第1範囲と前記第2範囲の境界に設けられた所定範囲では、前記第1範囲及び前記第2範囲が並ぶ方向での位置の変化に応じて輝度が徐々に変化する。この態様により、表示装置は、第1範囲と第2範囲との境界が観察者に視認されるのを好適に抑制することができる。
上記表示装置の他の一態様では、前記輝度調整部は、入射する光の光量を調整する輝度調整素子の位置を調整することで、前記第1範囲の輝度と、前記第2範囲の輝度とを異ならせる。この態様により、表示装置は、好適に、第1範囲の輝度と、第2範囲の輝度とを異ならせることができる。
上記表示装置の他の一態様では、前記輝度調整部は、前記光源部に入力される画像の輝度の設定値を調整することで、前記第1範囲の輝度と、前記第2範囲の輝度とを異ならせる。この態様によっても、表示装置は、好適に、第1範囲の輝度と、第2範囲の輝度とを異ならせることができる。
本発明の他の好適な実施形態では、凹面形状の反射面を有する光学素子と、表示部を介して観察者が視認可能な虚像を形成させるための光を、前記光学素子に照射する光源部と、を有する表示装置が実行する制御方法であって、観察者の眼の位置に関する位置情報を取得する取得工程と、前記虚像に含まれる、前記観察者が両目で視認可能な第1範囲の輝度と、前記観察者が単眼でのみ視認可能な第2範囲の輝度とを異ならせる輝度調整工程を有する。表示装置は、この制御方法を実行することで、片目でのみ視認可能な部分を利用して虚像を広い画角で表示した場合であっても、虚像全体を観察者に好適に視認させることができる。
本発明の他の好適な実施形態では、凹面形状の反射面を有する光学素子と、表示部を介して観察者が視認可能な虚像を形成させるための光を、前記光学素子に照射する光源部と、を有する表示装置を制御するコンピュータが実行するプログラムであって、観察者の眼の位置に関する位置情報を取得する取得部と、前記虚像に含まれる、前記観察者が両目で視認可能な第1範囲の輝度と、前記観察者が単眼でのみ視認可能な第2範囲の輝度とを異ならせる輝度調整手段として前記コンピュータを機能させる。コンピュータは、このプログラムを実行することで、片目でのみ視認可能な部分を利用して虚像を広い画角で表示した場合であっても、虚像全体を観察者に好適に視認させることができる。好適には、上記プログラムは、記憶媒体に記憶される。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施例について説明する。
[概略構成]
図1は、実施例に係る虚像表示装置100の概略構成図である。図1に示すように、虚像表示装置100は、ウィンドシールド6を有する車両に搭載され、画像をユーザの目の位置(「アイポイントPE」とも呼ぶ。)から虚像として視認させるヘッドアップディスプレイである。虚像表示装置100は、光源ユニット1と、カメラ7とを有する。以後では、地面に垂直な方向をZ軸、車両の進行方向(即ち観察者の視線方向)をX軸、Z軸及びX軸に垂直な車両の側面方向をY軸とし、各軸の正方向を図1及び後述する図2が示す方向に定める。
図1は、実施例に係る虚像表示装置100の概略構成図である。図1に示すように、虚像表示装置100は、ウィンドシールド6を有する車両に搭載され、画像をユーザの目の位置(「アイポイントPE」とも呼ぶ。)から虚像として視認させるヘッドアップディスプレイである。虚像表示装置100は、光源ユニット1と、カメラ7とを有する。以後では、地面に垂直な方向をZ軸、車両の進行方向(即ち観察者の視線方向)をX軸、Z軸及びX軸に垂直な車両の側面方向をY軸とし、各軸の正方向を図1及び後述する図2が示す方向に定める。
光源ユニット1は、レーザ光を出射するプロジェクタ2と、スクリーン3と、凹面鏡4と、制御部5とを有する。
プロジェクタ2は、赤色、緑色、青色のレーザ光源、及び、レーザ光源から出射されたレーザ光を走査するスキャン機構(走査機構)などを有する。プロジェクタ2から照射された光は、スクリーン3に入射する。後述するように、プロジェクタ2は、好適には、制御部5から送信される制御信号に基づき移動自在に構成される。プロジェクタ2は、本発明における「光源部」の一例である。
スクリーン3は、プロジェクタ2から光が照射されることで、ユーザに提示する画像の中間像を形成する。例えば、スクリーン3は、射出瞳拡大素子(EPE)であって、複数のマイクロレンズが配列されたマイクロレンズアレイである。スクリーン3から出射された光は、凹面鏡4に入射する。ここで、スクリーン3により表示される中間像は、観察者が両目により視認可能な虚像部分に対応する表示領域(「両目視中間像領域CB」とも呼ぶ。)と、左目では視認不可であって右目のみが視認可能な虚像部分に対応する表示領域(「右目中間像領域CR」とも呼ぶ。)と、右目では視認不可であって左目のみが視認可能な虚像部分に対応する表示領域(「左目中間像領域CL」とも呼ぶ。)とを有する。以後では、右目中間像領域CRと左目中間像領域CLとを総称して、「片目中間像領域CRL」とも呼ぶ。
凹面鏡4は、スクリーン3から出射された光を反射し、ウィンドシールド6へ到達させる。この場合、凹面鏡4は、光を反射することで、当該光が示す画像を拡大させる。凹面鏡4で反射された光は、さらにウィンドシールド6で反射され、観察者のアイポイントPEへ到達する。これにより、観察者は、虚像を視認する。後述するように、本実施例では、スクリーン3の中間像の光は、凹面鏡4の略全面に照射される。この場合、虚像が視認可能なアイポイントの範囲(「アイボックスEB」とも呼ぶ。)のY軸方向の幅は、観察者の目の幅と同等の幅に設定される。なお、凹面鏡4は、本発明における「光学素子」の一例であり、ウィンドシールド6は、本発明における「表示部」の一例である。
カメラ7は、虚像の観察者の顔を撮影可能な向きに設置され、撮影した画像(「撮影画像Im」とも呼ぶ。)を光源ユニット1の制御部5へ供給する。
制御部5は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)などを含んでおり、光源ユニット1全体の制御を行う。実施例では、制御部5は、カメラ7から撮影画像Imを受信し、撮影画像Imを対象に公知の画像認識技術を適用することにより、観察者の両目の間隔(「両目間隔W」とも呼ぶ。)を測定する。そして、制御部5は、両目間隔Wに基づき、両目視中間像領域CB及び片目中間像領域CRLの各領域を特定し、両目視中間像領域CBと片目中間像領域CRLとで輝度を変える。制御部5は、本発明における「取得部」、「輝度調整部」、及び本発明におけるプログラムを実行するコンピュータの一例である。なお、プロジェクタ2と制御部5とは、一体に構成されていてもよい。
なお、好適には、制御部5は、検出した頭の位置に合わせて、アイボックスEBを移動させることで、観察者に虚像を視認させるとよい。この場合、制御部5は、頭の位置に応じて、虚像に対応する中間像のスクリーン3での表示位置、即ち、中間像を生成するための光のスクリーン3への照射範囲を変更し、虚像の表示位置を調整することで、アイボックスEBを移動させる。これにより、観察者の頭部が移動した場合であっても、観察者に好適に虚像を視認させることができる。
[両目視中間像領域及び片目中間像領域の特定]
次に、中間像における両目視中間像領域CBと片目中間像領域CRLの特定方法について説明する。概略的には、虚像表示装置100は、両目視中間像領域CBと片目中間像領域CRLを、両目間隔Wに基づき特定する。以後では、Y軸正方向を「右方向」、Y軸負方向を「左方向」とも表記する。
次に、中間像における両目視中間像領域CBと片目中間像領域CRLの特定方法について説明する。概略的には、虚像表示装置100は、両目視中間像領域CBと片目中間像領域CRLを、両目間隔Wに基づき特定する。以後では、Y軸正方向を「右方向」、Y軸負方向を「左方向」とも表記する。
まず、両目視中間像領域CBと片目中間像領域CRLとにそれぞれ対応する虚像の表示領域の存在について、図2を参照して説明する。
図2(A)は、左目又は右目のいずれかにより視認可能な虚像と、凹面鏡4と、アイボックスEBとの光学的な位置関係を示す図である。図2(A)において、破線「Lax」は、凹面鏡4の光軸を示す。
図2(A)に示すように、観察者の右目と凹面鏡4の左端位置とを結ぶ光線「L1」の延長上にある位置「9L」は、片目又は両目で視認可能な虚像の見かけ上の表示領域(「虚像表示領域IV」とも呼ぶ。)の左端位置に相当する。また、観察者の左目と凹面鏡4の右端位置とを結ぶ光線「L2」の延長上にある位置「9R」は、虚像表示領域IVの右端位置に相当する。なお、観察者は、左目では虚像表示領域IVの左端位置9Lを視認することはできず、右目では虚像表示領域IVの右端位置9Rを視認することはできない。
図2(B)は、左右両目により視認可能な虚像と、凹面鏡4と、アイボックスEBとの光学的な位置関係を示す図である。以後では、虚像表示領域IVのうち、左右両目により視認可能な部分を「両目視虚像領域IVB」、右目のみが視認可能な部分を「右目虚像領域IVR」、左目のみが視認可能な部分を「左目虚像領域IVL」とも呼ぶ。
図2(B)に示すように、この場合、観察者の左目と凹面鏡4の左端位置とを結ぶ光線「L3」の延長上にある位置「9LB」は、両目視虚像領域IVBの左端位置に相当する。また、観察者の右目と凹面鏡4の右端位置とを結ぶ光線「L4」の延長上にある位置「9RB」は、両目視虚像領域IVBの右端位置に相当する。そして、両目視虚像領域IVBの両端位置9RB、9LBは、虚像表示領域IVの両端位置9R、9Lの内側に存在する。よって、左端位置9Lと左端位置9LBとの間には、右目虚像領域IVRが形成され、右端位置9Rと右端位置9RBとの間には、左目虚像領域IVLが形成される。
図3は、スクリーン3に表示される中間像内の各領域の配置を示す。図3に示すように、中間像の左端領域は、右目中間像領域CRに相当し、中間像の中央領域は、両目視中間像領域CBに相当し、中間像の右端領域は、左目中間像領域CLに相当する。なお、図3に示すように、中間像における各領域の面積は、中間像における各領域のY軸方向の幅に比例する。
次に、虚像表示領域IVのサイズ(即ちY軸方向の幅)と、両目間隔Wとの関係について、再び図2を参照して説明する。
凹面鏡4の略全面を使用する場合に必要な虚像表示領域IVのサイズは、図2(A)に示す関係に基づき、幾何学的に算出される。具体的には、虚像距離を「De」、アイポイントから凹面鏡4までの距離を「Dz」、凹面鏡4のY軸方向の幅を「MS」とすると、以下の式(1)により表される。
図4は、式(1)〜(3)に基づき導出された中間像のサイズ(即ちY軸方向の幅)と両目間隔Wとの関係を表すグラフを示す。図4の縦軸の「規格化中間像サイズ」は、両目間隔Wが標準的な「65mm」である場合に必要な中間像のY軸方向の幅を「1」とした場合の各両目間隔Wにおいて必要な中間像のY軸方向の幅を示す。また、図5は、中間像における両目視中間像領域CBの面積割合を表すグラフと、中間像における右目中間像領域CR及び左目中間像領域CLを合わせた面積割合を表すグラフとを示す。なお、図4及び図5では、虚像距離Deを「20000mm」、距離Dzを「1200mm」、凹面鏡4の幅MSを「250mm」として計算を行っている。
図4に示すように、両目間隔Wが広くなるほど、左目中間像領域CL及び右目中間像領域CRは左右に広がるため、中間像の全体サイズを大きくする必要がある。また、図5に示すように、両目間隔Wが広くなるほど、中間像における右目中間像領域CR及び左目中間像領域CLの割合が大きくなる。
図6(A)〜(C)は、それぞれ、図4及び図5の例において、両目間隔Wを「55mm」、「65mm」、「75mm」に設定した場合の中間像における両目視中間像領域CB、右目中間像領域CR及び左目中間像領域CLの区分けを示す。図6に示すように、両目間隔Wが「75mm」の場合(図6(C)参照)は、相対的に左目中間像領域CL及び右目中間像領域CRの面積が最も大きくなり、かつ、中間像全体のサイズも最も大きくなる。一方、両目間隔Wが「55mm」の場合(図6(A)参照)は、相対的に左目中間像領域CL及び右目中間像領域CRの面積が最も小さくなり、かつ、中間像全体のサイズも最も小さくなる。
以上を勘案し、制御部5は、予め計測又は算出された虚像距離De、距離Dz、及び凹面鏡4の幅MSから図4及び図5のグラフに相当する情報を予め生成し、メモリに記憶しておく。そして、制御部5は、撮影画像Imから両目間隔Wを検出した場合に、上述の情報を参照し、スクリーン3内における両目視中間像領域CB、右目中間像領域CR及び左目中間像領域CLの各々の位置及び範囲を特定する。
[輝度設定方法]
虚像表示装置100は、特定した右目中間像領域CR及び左目中間像領域CLの輝度を、両目視中間像領域CBよりも高く設定することで、右目虚像領域IVR及び左目虚像領域IVLを、両目視虚像領域IVBよりも相対的に明るく表示する。
虚像表示装置100は、特定した右目中間像領域CR及び左目中間像領域CLの輝度を、両目視中間像領域CBよりも高く設定することで、右目虚像領域IVR及び左目虚像領域IVLを、両目視虚像領域IVBよりも相対的に明るく表示する。
一般に、片目でのみ視認する場合には、両目で視認する場合と比較して、視力が低くなり、視認性が低くなる。以上を勘案し、虚像表示装置100は、右目中間像領域CR及び左目中間像領域CLの輝度を、両目視中間像領域CBよりも高く設定する。これにより、虚像表示装置100は、右目虚像領域IVR又は/及び左目虚像領域IVLと両目視虚像領域IVBとにまたがった画像を表示する場合であっても、当該画像の全体を好適に観察者に視認させる。
図7(A)〜(C)は、中間像の各領域に設定する輝度を示す。具体的に、図7(A)は、右目中間像領域CR、両目視中間像領域CB及び左目中間像領域CLの配置例を示し、図7(B)は、図7(A)の破線15に沿った各位置での輝度の設定値を示し、図7(C)は、図7(A)に示す中間像の各位置での輝度を濃淡により示した図である。なお、図7(C)では、色が濃いほど輝度が低いものとする。
図7(B)及び(C)に示すように、制御部5は、両目視中間像領域CBの各位置での輝度を一律に輝度値「Vb」に設定し、右目中間像領域CR及び左目中間像領域CLの各位置での輝度を一律に輝度値「Va」に設定する。ここで、輝度値Vaは、輝度値Vbよりも高い値に設定される。これにより、制御部5は、右目中間像領域CR及び左目中間像領域CLの視認性を相対的に向上させることができる。
図8は、虚像表示領域IVの表示例を示す。図8の例では、虚像表示装置100は、虚像として、右目虚像領域IVRと両目視虚像領域IVBとの境界線31、又は両目視虚像領域IVBと左目虚像領域IVLとの境界線32を跨ぐ画像21〜23を表示している。ここで、画像21は、走行車線の両端位置を描いた画像であり、画像22は、前方車両の位置を示す画像であり、画像23は、前方車両との車間距離を表す画像である。この場合であっても、虚像表示装置100は、視認性が低くなる右目虚像領域IVR及び左目虚像領域IVLを両目視虚像領域IVBよりも高い輝度により表示する。これにより、虚像表示装置100は、各画像21〜23の全体を好適に観察者に視認させ、各画像21〜23が示す情報を観察者に好適に認識させることができる。
次に、輝度の調整方法の具体例(第1調整例〜第4調整例)について説明する。
図9(A)は、第1調整例の概要を示す図である。図9(A)に示すように、第1調整例では、スクリーン3の背面(即ち、プロジェクタ2と対向する面と反対側の面)に、輝度調整素子8が設けられている。輝度調整素子8は、例えば、目で見える範囲の入射光を均等に吸収するNDフィルタであり、スクリーン3に形成される両目視中間像領域CBの光が入射する位置に設けられる。そして、輝度調整素子8は、両目視中間像領域CBの輝度を低下させることで、相対的に右目虚像領域IVR及び左目虚像領域IVLを明るくする。
また、輝度調整素子8は、制御部5の制御に基づき移動自在であり、制御部5は、検出した観察者の両目間隔Wに基づきスクリーン3における両目視中間像領域CBの位置を特定した場合に、特定した両目視中間像領域CBの光が入射する位置に、輝度調整素子8を移動させる。
図9(B)は、第2調整例の概要を示す図である。図9(B)に示すように、第2調整例では、プロジェクタ2とスクリーン3との間に、輝度調整素子8Aが設けられている。輝度調整素子8Aは、両目視中間像領域CBへの投影光が入射する位置に配置され、両目視中間像領域CBの輝度を低下させることで、相対的に右目虚像領域IVR及び左目虚像領域IVLを明るくする。また、輝度調整素子8Aは、制御部5の制御に基づき移動自在であり、制御部5は、検出した観察者の両目間隔Wに基づきスクリーン3における両目視中間像領域CBの位置を特定した場合に、特定した両目視中間像領域CBの光が入射する位置に輝度調整素子8Aを移動させる。
図9(C)は、第3調整例の概要を示す図である。図9(C)に示すように、第3調整例では、スクリーン3の背面の左右の両端位置に、輝度調整素子8Bがそれぞれ設けられている。ここで、輝度調整素子8Bは、入射する光の光量を増加させる素子であり、右目中間像領域CR及び左目中間像領域CLの光が入射する位置に設けられる。そして、輝度調整素子8Bは、右目中間像領域CR及び左目中間像領域CLの光量を増加させることで、相対的に右目虚像領域IVR及び左目虚像領域IVLを明るくする。この場合、輝度調整素子8は、制御部5の制御に基づき移動自在であり、制御部5は、検出した観察者の両目間隔Wに基づきスクリーン3における右目中間像領域CR及び左目中間像領域CLの位置を特定した場合に、特定した右目中間像領域CR及び左目中間像領域CLの光が入射する位置に輝度調整素子8を移動させる。
次に、第4調整例について説明する。第4調整例では、制御部5は、プロジェクタ2に入力する画像の輝度の設定値を調整することで、右目中間像領域CR及び左目中間像領域CLと、両目視中間像領域CBとの輝度を異ならせる。具体的には、制御部5は、プロジェクタ2に入力する画像において、右目中間像領域CR及び左目中間像領域CLに表示させる画像の輝度値を、両目視中間像領域CBに表示させる画像の輝度値よりも高くする。
[変形例]
次に、上記した実施例の変形例について説明する。なお、以下で提示する変形例は、上記した実施例に適宜組み合わせて実施することができる。
次に、上記した実施例の変形例について説明する。なお、以下で提示する変形例は、上記した実施例に適宜組み合わせて実施することができる。
(変形例1)
本変形例では、虚像表示装置100は、右目中間像領域CRと両目視中間像領域CBとの境界付近、及び、左目中間像領域CLと両目視中間像領域CBとの境界付近の輝度を徐々に変化させる。これにより、両目視虚像領域IVBと右目虚像領域IVR及び両目視虚像領域IVBとの境界が輝度差に起因して観察者に視認されるのを好適に抑制する。
本変形例では、虚像表示装置100は、右目中間像領域CRと両目視中間像領域CBとの境界付近、及び、左目中間像領域CLと両目視中間像領域CBとの境界付近の輝度を徐々に変化させる。これにより、両目視虚像領域IVBと右目虚像領域IVR及び両目視虚像領域IVBとの境界が輝度差に起因して観察者に視認されるのを好適に抑制する。
図10は、変形例1において、中間像の各領域に設定する輝度を示す。具体的に、図10(A)は、右目中間像領域CR、両目視中間像領域CB及び左目中間像領域CLの配置例を示し、図10(B)は、図7(A)の破線16に沿った各位置での輝度の設定値を示し、図10(C)は、図10(A)に示す中間像の各位置での輝度を濃淡により示した図である。なお、図10(C)では、色が濃いほど輝度が低いものとする。
図10(A)に示す中間像には、右目中間像領域CRと両目視中間像領域CBとの境界に対し線対称となる矩形の境界領域11Rと、両目視中間像領域CBと左目中間像領域CLとの境界に対し線対称となる矩形の境界領域11Lとが設けられている。ここで、境界領域11R、11Lでは、輝度がY軸方向に沿って連続的に変化する。この例では、境界領域11Lの左端から右端にかけて、輝度が値Vaから値Vb(<Va)に連続的に変化し、境界領域11Rの左端から右端にかけて、輝度が値Vbから値Vaに連続的に変化する。そして、境界領域11L及び境界領域11R以外の右目中間像領域CR及び左目中間像領域CLの輝度は、輝度値Vaに設定され、境界領域11L及び境界領域11R以外の両目視中間像領域CBの輝度は、値Vbに設定される。
このように、虚像表示装置100は、右目中間像領域CRと両目視中間像領域CBとの境界付近、及び、左目中間像領域CLと両目視中間像領域CBとの境界付近の輝度を徐々に変化させる。これにより、両目視虚像領域IVBと右目虚像領域IVR及び両目視虚像領域IVBとの境界が目立つのを好適に抑制することができる。
(変形例2)
制御部5は、アイポイントPEのX軸方向の位置を検出し、X軸方向でのアイポイントPEの位置に基づき、中間像の表示態様を変更してもよい。
制御部5は、アイポイントPEのX軸方向の位置を検出し、X軸方向でのアイポイントPEの位置に基づき、中間像の表示態様を変更してもよい。
図11(A)は、目から凹面鏡4までの距離Dzと、式(1)〜(3)に基づき導出される中間像のサイズとの関係を示すグラフである。図11(A)に示すように、距離Dzに応じて、凹面鏡4の全体を使用するのに必要な中間像のサイズは異なる。
よって、好適には、制御部5は、まず、カメラ7が生成した撮影画像Imを対象にした公知の画像認識技術により観察者の目を検出し、検出した目と凹面鏡4との距離Dzに基づき、図11(A)に示すグラフに相当する情報を参照して中間像のサイズを決定する。この場合、制御部5は、撮影画像Im又は及び観察者の頭部の位置を測定するレーダなどの検出値に基づき、距離Dzを検出する。なお、制御部5は、この場合、距離Dzを直接検出してもよく、基準となるX軸上の位置に対するX軸上の目の位置を検出することで、距離Dzを認識してもよい。
図11(B)は、距離Dzに応じた中間像における両目視中間像領域CBの面積割合を示すグラフと、距離Dzに応じた中間像における右目中間像領域CR及び左目中間像領域CLを合わせた面積割合を示すグラフとを示す。図11(B)に示すように、距離Dzが変わると、中間像における両目視中間像領域CB、右目中間像領域CR、左目中間像領域CLの割合が僅かに変化する。よって、制御部5は、中間像のサイズと同様、距離Dsに基づき、図11(B)に示すグラフに相当する情報を参照し、中間像における両目視中間像領域CB、右目中間像領域CR、左目中間像領域CLの割合を変化させてもよい。
(変形例3)
図1に示す虚像表示装置100の構成は一例であり、本発明が適用可能な虚像表示装置100の構成は、これに限定されない。
図1に示す虚像表示装置100の構成は一例であり、本発明が適用可能な虚像表示装置100の構成は、これに限定されない。
図12は、虚像表示装置100の他の構成例を示す。図12の例では、ウィンドシールド6よりも観察者側にコンバイナ12が設けられており、さらに、凹面鏡4に代えて、画像の拡大効果がない立上げミラー11が光源ユニット1内に設けられている。コンバイナ13は、スクリーン3から入射した光を反射することで、入射光に対応する像を拡大した虚像として表示させるハーフミラーである。具体的には、コンバイナ12は、スクリーン3からの光が入射する面(つまり入射面)が凹面形状に構成されている。なお、コンバイナ12は、本発明における「光学素子」の一例に相当する。そして、図12の例では、スクリーン3で結像された中間像の光は、立上げミラー11でコンバイナ12に向けて反射され、さらにコンバイナ12が入射光の一部をアイポイントに反射することで、観察者に虚像を視認させる。
図12の例であっても、虚像表示装置100は、コンバイナ12の略全面にスクリーン3で結像される中間像の光を照射させる構成とする。そして、虚像表示装置100は、検知した両目間隔Wに基づき、スクリーン3における両目視中間像領域CB、右目中間像領域CR、左目中間像領域CLの位置及び範囲を特定し、両目視中間像領域CBよりも右目中間像領域CR及び左目中間像領域CLの輝度を高く設定する。このように、変形例によっても、虚像表示装置100は、画角の広い虚像を観察者に好適に視認させることができる。
(変形例4)
虚像表示装置100は、光源として液晶ディスプレイを有してもよい。
虚像表示装置100は、光源として液晶ディスプレイを有してもよい。
図13は、本変形例に係る虚像表示装置100の構成例を示す。図13では、虚像表示装置100は、プロジェクタ2及びスクリーン3に代えて、液晶ディスプレイ13を有する。液晶ディスプレイ13が表示する画像の光は、凹面鏡4の略全面に照射される。
そして、液晶ディスプレイ13は、制御部5の制御に基づき、ディスプレイに中間像に相当する画像を表示し、かつ、両目視中間像領域CBに相当する画素よりも、右目中間像領域CR及び左目中間像領域CLに相当する画素の輝度を高くする。これにより、虚像表示装置100は、実施例と同様、画角の広い虚像を観察者に好適に視認させることができる。なお、制御部5と液晶ディスプレイ13とは一体に構成されていてもよい。本変形例において、液晶ディスプレイ13は、「光源部」の一例である。
1 光源ユニット
2 プロジェクタ
3 スクリーン
4 凹面鏡
5 制御部
6 ウィンドシールド
7 カメラ
11 立上げミラー
12 コンバイナ
13 液晶ディスプレイ
100 虚像表示装置
2 プロジェクタ
3 スクリーン
4 凹面鏡
5 制御部
6 ウィンドシールド
7 カメラ
11 立上げミラー
12 コンバイナ
13 液晶ディスプレイ
100 虚像表示装置
Claims (9)
- 凹面形状の反射面を有する光学素子と、
観察者の眼の位置に関する位置情報を取得する取得部と、
表示部を介して観察者が視認可能な虚像を形成させるための光を、前記光学素子に照射する光源部と、
前記虚像に含まれる、前記観察者が両目で視認可能な第1範囲の輝度と、前記観察者が単眼でのみ視認可能な第2範囲の輝度とを異ならせる輝度調整部と、
を備えることを特徴とする表示装置。 - 前記輝度調整部は、前記第2範囲の輝度を、前記第1範囲の輝度よりも高くすることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
- 前記取得部は、前記観察者の両目の間隔に関する情報を取得し、
前記輝度調整部は、前記第1範囲及び前記第2範囲を、前記間隔に関する情報に基づいて認識することを特徴とする請求項1または2に記載の表示装置。 - 前記第1範囲と前記第2範囲の境界に設けられた所定範囲では、前記第1範囲及び前記第2範囲が並ぶ方向での位置の変化に応じて輝度が徐々に変化することを特徴とすることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の表示装置。
- 前記輝度調整部は、入射する光の光量を調整する輝度調整素子の位置を調整することで、前記第1範囲の輝度と、前記第2範囲の輝度とを異ならせることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の表示装置。
- 前記輝度調整部は、前記光源部に入力される画像の輝度の設定値を調整することで、前記第1範囲の輝度と、前記第2範囲の輝度とを異ならせることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の表示装置。
- 凹面形状の反射面を有する光学素子と、
表示部を介して観察者が視認可能な虚像を形成させるための光を、前記光学素子に照射する光源部と、を有する表示装置が実行する制御方法であって、
観察者の眼の位置に関する位置情報を取得する取得工程と、
前記虚像に含まれる、前記観察者が両目で視認可能な第1範囲の輝度と、前記観察者が単眼でのみ視認可能な第2範囲の輝度とを異ならせる輝度調整工程と、
を有することを特徴とする制御方法。 - 凹面形状の反射面を有する光学素子と、
表示部を介して観察者が視認可能な虚像を形成させるための光を、前記光学素子に照射する光源部と、を有する表示装置を制御するコンピュータが実行するプログラムであって、
観察者の眼の位置に関する位置情報を取得する取得部と、
前記虚像に含まれる、前記観察者が両目で視認可能な第1範囲の輝度と、前記観察者が単眼でのみ視認可能な第2範囲の輝度とを異ならせる輝度調整部
として前記コンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。 - 請求項8に記載のプログラムを記憶したことを特徴とする記憶媒体。
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JP2015004357A JP2016130771A (ja) | 2015-01-13 | 2015-01-13 | 表示装置、制御方法、プログラム及び記憶媒体 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015004357A JP2016130771A (ja) | 2015-01-13 | 2015-01-13 | 表示装置、制御方法、プログラム及び記憶媒体 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2016130771A true JP2016130771A (ja) | 2016-07-21 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2015004357A Pending JP2016130771A (ja) | 2015-01-13 | 2015-01-13 | 表示装置、制御方法、プログラム及び記憶媒体 |
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JP (1) | JP2016130771A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2015
- 2015-01-13 JP JP2015004357A patent/JP2016130771A/ja active Pending
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