JP2016128740A - 燃料及びガス用の噴射システム - Google Patents

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Abstract

【課題】噴射システムは、燃料、空気、及び/又は不活性ガスを様々な方法で混合して、酸素と燃料が燃焼する前に混合させかつ混合物が燃焼チャンバを出る前に反応を完了させるための、様々な滞留期間をもたらすためのシステムを提供する。【解決手段】噴射システム50は、発電システムの燃焼器と発電システムのタービン段とを分離するタービンノズル54の表面に埋め込まれ、かつ、第1の出口60と第2の出口62の間に配置された混合ゾーンであって、第1の出口は第2の出口と概ね対向して配向される、混合ゾーン52と、第1の出口を通してキャリアガスを混合ゾーンに送給するための第1の噴射導管64と、第2の出口を通して燃料を混合ゾーンに送給するための第2の噴射導管66を備え、キャリアガス及び燃料は、第1の噴射導管及び第2の噴射導管を出る際に混合ゾーンにおいて相互混合する。【選択図】図2

Description

本開示は、一般的に、燃料及びガス用の噴射システムに関する。より具体的に、本開示は、燃料及びキャリアガスを発電システムの構成要素に導入するための噴射システムに関する。構成要素には、例えば、ガスタービンシステム又は他の型式のターボ機械で用いられるもののような、燃焼器及び再熱燃焼器などを含むことができる。
タービンシステム(ターボ機械としても知られる)は、例えば発電機に対する動力を発生させることができる。高温ガス又は蒸気等の作動流体は、タービンシステムのロータに結合されたタービンブレードセットを横切って流れることができる。ブレードに対する作動流体の力により、ブレード(及び結合されたロータ本体)が回転する。多くの場合、ロータ本体は、発電機等の発電電動機械の駆動軸に機械的に結合される。この意味において、タービンシステムのロータが回転を始めると発電機の駆動軸も回転して特定の電力及び電流を発生させる。
燃焼ベースのターボ機械において作動流体を発生させるためには、燃料又は他の反応物質が空気の存在下で燃焼し、仕事を与えるための、すなわちタービンシステムのブレードを起動させるための高温ガス流を発生させる必要がある。いくつかの燃焼器では、自己点火の原理を応用して、燃焼器において空気の存在下で燃料を燃焼させる。自己点火とは、高温反応チャンバにおいて燃料と空気を混合させ、そこで燃料と空気が、反応を励起させるために必要な火炎なしに、チャンバ内で燃焼し得ることをいう。従来のシステムにおいては、燃料は、所定の距離をおいてチャンバの上流に配置された混合ダクトにおいて、ターボ機械の空気流に加えられる。燃料及び空気は、チャンバに到達する前に混合ダクト内で混合され、そこで自己点火により燃焼反応が起きる。
米国特許第8511059号明細書
本開示の実施形態は、一般的に、燃料及びガスの噴射システムに関する。具体的には、本開示による噴射システムは、燃料、空気、及び/又は不活性ガスを様々な方法で混合して、酸素と燃料が燃焼する前に混合させかつ混合物が燃焼チャンバを出る前に反応を完了させるための、様々な滞留期間をもたらすためのシステムを提供する。
本開示の第1の態様は、発電システムの燃焼器と発電システムのタービン段とを分離するタービンノズルの表面に埋め込まれ、かつ、第1の出口と第2の出口との間に配置された混合ゾーンであって、第1の出口は第2の出口と概ね対向して配向される、混合ゾーンと、第1の出口を通してキャリアガスを混合ゾーンに送給するための第1の噴射導管と、第2の出口を通して燃料を混合ゾーンに送給するための第2の噴射導管とを含み、キャリアガス及び燃料は、第1の噴射導管及び第2の噴射導管を出る際に混合ゾーンにおいて混合される、噴射システムを提供する。
本開示の第2の態様は、発電システムの燃焼器と発電システムのタービン段とを分離するタービンノズルの表面に、第1の出口を通して燃料を送給するための少なくとも1つの第1の噴射導管と、第2の出口を通してキャリアガスをタービンノズルの表面に送給するための第2の噴射導管であって、少なくとも1つの第1の噴射導管は、第2の噴射導管内に配置されている、第2の噴射導管と、第2の噴射導管と少なくとも1つの第1の噴射導管との間に配置された少なくとも1つの隔壁と、を含み、少なくとも1つの隔壁は、少なくとも1つの第1の噴射導管の燃料と第2の噴射導管のキャリアガスとを分離する、噴射システムを提供する。
本開示の第3の態様は、発電システムの燃焼器と発電システムのタービン段とを分離するタービンノズルの表面に、第1の出口を通して燃料及びキャリアガスのうちの一方を送給するための少なくとも1つの第1の噴射導管と、複数の第2の出口のそれぞれを通してタービンノズルの表面に燃料及びキャリアガスのうちの他方を送給するための、少なくとも2つの第2の噴射導管と、を含み、複数の第2の噴射導管は第1の噴射導管に隣接し、少なくとも1つの第1の噴射導管と少なくとも2つの第2の噴射導管の直線配置により、燃料及びキャリアガスに対して交互の出口のシーケンスを形成する、噴射システムを提供する。
本発明のこれらの及び他の特徴は、本発明の種々の実施形態を示す添付図面と併用される本発明の種々の態様の以下の詳細な説明からより容易に理解されるであろう。
再熱燃焼器を含むガスタービンシステムの概略図。 本開示の1つの実施形態による燃料及びキャリアガス用の噴射システムの部分斜視図。 本開示の1つの実施形態による燃料及びキャリアガス用の噴射システムの部分斜視図。 本開示の1つの実施形態による燃料及びキャリアガス用の噴射システムの部分斜視図。 本開示の別の実施形態による燃料及びキャリアガス用の別の噴射システムの部分斜視図。 本開示の別の実施形態による燃料及びキャリアガス用の別の噴射システムの部分斜視図。 本開示の別の実施形態による燃料及びキャリアガス用のさらに別の噴射システムの部分斜視図。 本開示の別の実施形態による燃料及びキャリアガス用のさらに別の噴射システムの部分斜視図。 本開示の実施形態による燃焼器とタービンセクションとの間のタービンノズルの断面図。
本発明の図面は、必ずしも縮尺通りでないことに留意されたい。図面は、本発明の典型的な態様を示すことを意図しており、従って、本発明の範囲を限定するものと考えるべきではない。図面において、同様な番号付けは、図面間で同様の要素を表す。
本明細書で説明するように、本発明の態様は、一般的に、発電システムへのキャリアガス及び可燃性燃料のうちの一方又は両方用の噴射システムに関する。例示的な実施形態において、本開示による噴射システムは、ガスタービンシステムの反応チャンバ内に燃料及びキャリアガスを噴射できる。ガスタービンシステムの反応チャンバの1つの型式には、再熱燃焼器の反応チャンバが含まれ得る。本開示では、反応チャンバとタービン段とを分離するタービンノズルの1つ又はそれ以上の特定の位置に配置することができる、燃料及びキャリアガスを噴射するためのいくつかの噴射システムについて説明する。
「内側」、「外側」、「真下」、「下」、「下部」、「上」、「上部」、「入口」、「出口」等などの空間的相対用語は、本明細書では、図面に示すように、別の要素又は特徴に対する1つの要素又は特徴の関係を説明するのに説明を容易にするために用いることができる。空間的相対用語は、図面に示した向きに加えて、使用中又は運転中の装置の異なる向きを含むことを意図し得る。例えば、図面において装置を反転させると、他の要素又は特徴の「下」又は「直下」として説明された要素は、他の要素又は特徴の「上」に配向される。従って、例示的な用語「下」は、上及び下の両方の向きを含むことができる。装置は、他の向き(90度回転、又は他の向き)にすることもでき、本明細書で用いられる空間的相対記述語は、これに従って解釈される。
図1を参照すると、ターボ機械の形態の従来の発電システム10が示される。本開示の実施形態は、発電システム10と共に使用するように適合すること及び/又はその構成要素に統合することができる。発電システム10は、例として、燃焼ベースのターボ機械組立体であるように示されるが、本開示の実施形態は、適用できる場合は他の型式の燃焼システムと共に使用するよう適合させることもできる。燃焼ベースのターボ機械の設定において、燃料供給源14に接続された燃焼器12は、通常、発電システム10の圧縮機16と高圧(HP)ガスタービン18との間に配置される。燃料供給源14は、燃焼器12に流体接続されるか、さもなければ燃焼器12に結合された1つ又はそれ以上の燃料ノズルの形態とすることができる。1つの実施形態において、燃料供給源14は、発電システム10の燃焼器12及び/又は他の燃焼器の周りに周方向に配置された一群の燃料ノズルに流体接続することができる。圧縮機16及びHPガスタービン18は、回転軸20を介して互いに機械的に結合することができる。出力及び/又は効率を高めるために、発電システム10は、HPガスタービン18から出力される流体と流体連通する再熱燃焼器22及び低圧(LP)ガスタービン24を含むこともできる。
空気26は、圧縮機16、燃焼器12、HPガスタービン18、再熱燃焼器22及びLPガスタービン24を通って順に流れる。圧縮機16によりもたらされる圧縮により、空気26の温度も上昇させることができる。燃料供給源14は、燃焼器12及び再熱燃焼器22に燃料を供給することができ、燃料は空気26の存在下で燃焼して高温ガス流を発生させる。燃焼器12からの高温ガス流は、HPガスタービン18に流入し、例えば一群のタービンバケットを回転させることにより回転軸20に機械的エネルギーを与え、それにより圧縮機16及び/又は回転軸20に機械的に結合された任意のロード(図示せず)に動力を戻すことができる。同様に、燃料供給源14から再熱燃焼器22に供給される燃料は、ガスタービン18から送給される余剰空気の存在下で燃焼し、LPガスタービン24に対して高温ガス流を発生させ、高温ガス流は、例えばLPガスタービン24のタービンバケットを回転させることにより、回転軸20に追加の機械的エネルギーを伝えることができる。発電システム10は、同一のオペレータにより制御されるいくつかの個別のターボ機械のうち1つ及び/又はより大きい発電システムの一部とすることができる。
図2を参照すると、本開示による噴射システム50が示される。噴射システム50は、タービンノズル54の表面内に埋め込まれた混合ゾーン52を含むことができる。タービンノズル54は、燃焼器(例えば燃焼器12(図1)又は再熱燃焼器22(図1))を、例えば発電システム10(図1)などのシステムのタービン段(例えばHPタービン18(図1)又はLPタービン24(図1))から分離することができる。ガスタービンシステムの例において、タービンノズル54は、発電システム10の再熱燃焼器22をLPタービン24から分離することができる。ここで、タービンノズル54は、再熱燃焼器22を通る流体の流れに曝露させることができる。
混合ゾーン52は、第1の出口60と第2の出口62との間に配置できる。第1の出口60は、第1の噴射導管64のキャリアガス(例えば、酸素又は不活性ガスを含む燃焼ガス)を混合ゾーン52に連通させるための、1つ又はそれ以上の孔、オリフィス、チャネル、ノズル等の形態とすることができる。第1の出口60から混合ゾーン52に送られるキャリアガスは、圧縮機(例えば、圧縮機16(図1))から送られた余剰冷却空気とすること、又は例えば発電システム10の外部に配置された空気又は他のガスの独立供給源から送給することができる。第2の出口62は、第2の噴射導管66の燃料を混合ゾーン52に連通させるための、1つ又はそれ以上の孔、オリフィス、チャネル、ノズル等の形態とすることができる。第2の出口62を通して混合ゾーン52に送られる燃料は、例えば燃料供給源(図1)又は未反応燃料を受ける及び/又は発生させる他の供給源とすることができる。キャリアガスは、例えば空気等の酸化ガス、不活性ガス、又は燃料の混合及び反応を促進し、点火が行われる前及び後の両方の燃料の残留時間を制御する目的に適した任意の化学組成の混合物とすることができる。いずれの場合も、混合ゾーン52に送られた燃料及びキャリアガスは、そこで互いに混合し、反応性ガス混合物68となり得る。
混合ゾーン52における燃料とガスとの相互混合を強化するために、第1の出口60及び第2の出口62は、概ね互いに「対向する」向きにすることができる。最も一般的意味において、「対向する」とは、第1の出口60及び第2の出口62からの少なくとも一部の燃料及び少なくとも一部のキャリアガスが、反応性ガス混合物68として混合ゾーン52を出る前に、混合ゾーン52内で互いに衝突する全ての方向を含む。1つの実施形態において、第1の出口60及び第2の出口62は、特定の直線方向に沿って直接対向させて、つまり反対の若しくは概ね反対の向き(つまり、約5度の誤差の範囲内)として、水平軸(例えば、図2の軸「X」)に対する第1の出口60及び第2の出口62の角度方向が約180度異なるものとすることができる。第1の出口60及び第2の出口62の対向する向きは、タービンノズル54の表面内に窪みつまり凹部を形成し、第1及び第2の出口60、62をこの窪み内に配置することにより向上させることができる。別の実施形態において、第1又は第2の出口60、62は、例えば1つの流体流成分ベクトルが1つの軸に沿った他の出口と同一方向で、別の成分ベクトルが別の軸に沿った別の出口の別の方向であるように、第1又は第2の出口60、62の他方の流れの方向に向けることができる。例えば、第1又は第2の出口60、62を、タービンノズル54の表面に概ね直角の方向に向け、他方の出口を、約45度より小さい角度差だけ他方の出口と異なるタービンノズル54の表面から角度を付けた向きにすることができる。図2の例においては、第1及び第2の出口60、62は、互いに概ね対向する向きであり、流体流を正の「Y」方向成分ベクトルに沿って連通させるが、X方向成分ベクトルは対向する向きにあり、互いの方を向いている。本開示の実施形態においては、運転中に第1の出口60を出るキャリアガスの少なくとも一部が、第2の出口62を出る燃料の少なくとも一部と衝突する及び/又は相互混合する限り、第1の出口60及び第2の出口62の間で任意の数の可能性のある相対的向きが考えられる。
図3を参照すると、追加の構成要素を含む噴射システム50が示される。噴射システム50は、タービンノズル54の表面内に埋め込まれ、混合ゾーン52を囲む混合チャンバ70を含む。混合チャンバ70は、混合ゾーン52と混合チャンバの外部との間で混合チャンバ70を通って延びる吐出通路72を含むこともできる。混合チャンバ70、並びに第1の出口60及び第2の出口62の概ね対向する向きにより、吐出通路72を通って混合ゾーン52を出る前に、第1及び第2の噴射導管64、66からのキャリアガス及び燃料間の接触量を増加させることができる。ここで、第1及び第2の出口60、62は、対向する「X」方向成分ベクトルにより方向付けることができ、かつ、別のY−Z平面(つまりX軸に沿った異なる座標に配置された)に配置することができる。この場合、第1及び第2の出口60、62は、混合チャンバ70内で混合し吐出通路72を通り抜ける前に、混合チャンバ70内で概ね時計回り又は反時計回り方向に流れる、混合ゾーン52におけるキャリアガス及び燃料の流体流を連通させることができる。
図3にさらに示すように、吐出通路72は、特定の幾何学的形状をもつ外形にして、一方向における流体連通を許容しながら、他方向における流体連通を妨害することができる。例えば、吐出通路72は、吐出通路72の一端の断面積が他端における断面積より大きい、概ね円錐台とすることができる。吐出通路72は、付加的に又は代替的に、例えばラビリンス形状、テーパ形状等の他の幾何学的形状を含むように機械加工することができる。いずれの場合においても、吐出通路72に向かう混合ゾーン52内のキャリアガス及び燃料の流体流量は、吐出通路72への混合チャンバ70外(例えば反応チャンバ内)の物質の流体流量よりも概ね大きくすることができる。従って、吐出通路72の特定の外形により、タービンノズル54の外の燃焼ガスが、吐出通路72を通って混合ゾーン52に流体連通して流入するのを防ぐことができる。他の実施形態において、燃焼ガスが混合ゾーンに流入するリスクが低い場合、吐出通路72は、例えば概ね円筒形、長方形断面を有する平行六面体形状経路などの、他の任意の所望する幾何学的形状を有してもよい。
噴射システム50は、発電システム10(図1)の構成要素に対して混合反応ガスを提供すること以外の機能も果たすことができる。例えば、噴射システム50は、タービンノズル54を冷却することができる。1つの実施形態において、第1及び第2の噴射導管64、66のいずれか又は両方が、熱伝導性材料からなることができる。熱伝導性材料には、例えば合金等の金属組成物、熱伝導性プラスチック及び/又は有機材料、伝導性セラミック材料等が含まれる。いずれの場合においても、伝熱特性を有する第1及び第2の噴射導管64、66の材料組成により、第1及び第2の噴射導管におけるそれぞれの流体(例えばキャリアガス又は燃料)に、タービンノズル54の表面から熱を吸収させることができる。この場合、燃焼反応中にタービンノズル54に移行した熱を、第1及び/又は第2の噴射導管のキャリアガス又は燃料に移行させることにより部分的に放散させて、タービンノズル54に対する損傷の量を低減することができる。
図4を参照すると、噴射システム50は、タービンノズル54に結合して及び/又はタービンノズル54の追加の構成要素を含んで示される。ここで、第2の噴射導管64は、複数のキャリアガス供給導管76からキャリアガスを収集するためにマニホルド74と流体連通することができる。キャリアガス供給導管76は、それぞれ、キャリアガスの単一の供給源又はキャリアガスの異なる供給源と流体連通させることができる。図4に示すように、マニホルド74は、種々の層を1つの第1の噴射導管64に流体的に接続する、孔、オリフィス、通路等を有する種々の層から成ることができる。マニホルド74における種々の層のうち少なくとも1つは、キャリアガスの供給源に接続するいくつかのキャリアガス供給導管76のうち1つを含むことができる。マニホルド74は、複数の供給源からのキャリアガスを一緒に組み合わせて、第1の噴射導管64に供給することができる。また図4に示すように、第2の噴射導管66は、マニホルド74を通って延び、第2の噴射導管66がマニホルド74におけるキャリアガスから流体的に切り離されるようにすることができる。この配置において、第2の噴射導管66が熱伝導性材料からなる場合、マニホルド74は、タービンノズル54の、混合ゾーン52により占有されるものよりも大きい表面積を冷却することができ、第2の噴射導管66内の燃料も、タービンノズル54から熱を吸収して追加の冷却を行うことができる。
ここで図5を参照すると、本開示の別の実施形態による噴射システム100が示される。噴射システム100は、キャリアガスを送給するための第1の出口160と、タービンノズル154の表面に燃料を送給するための少なくとも1つの第2の出口162とを含むことができる。第1の噴射導管164は、第1の出口160を通してタービンノズル154の表面に冷却空気(キャリアガスとして)を送給できる。少なくとも1つの第2の噴射導管166は、第2の出口162を通してタービンノズル154の表面に燃料を送給できる。さらに、第2の噴射導管166は、第1の噴射導管164内に配置できる。第1の噴射導管164と第2の噴射導管166との間に隔壁168を配置できる。隔壁168は、第1の噴射導管164のキャリアガスと第2の噴射導管の燃料とを分離することができる。本明細書の他の箇所で述べたように、タービンノズル154は、燃焼器(例えば燃焼器12(図1)又は再熱燃焼器22(図1)を、発電システム10(図1)などのシステムの、タービン段(例えばHPタービン18(図1)又はLPタービン26(図1))から分離することができる。例示的な実施形態において、タービンノズル154は、再熱燃焼器22を、ガスタービンシステムの形態の発電システム10のLPタービン24と分離することができ、再熱燃焼器22を通る流体の流れに曝露させることができる。
噴射システム100は、タービンノズル154の表面内に配置された混合チャンバ170を含むこともできる。混合チャンバ170は、第1及び第2の出口160、162の上に配置された吐出通路172を含み、混合チャンバ170の内部と外部の間の流体連通をもたらすこともできる。混合チャンバ170は、第1及び第2の出口160、162を通して第1及び第2の噴射導管164、166を出るキャリアガスと燃料との混合の領域を与えることができる。吐出通路172は、図5に示すように、第1及び/又は第2の出口160、162と直接位置合わせすること及び/又は同軸に配置することができる。代替的に、吐出通路172は、第1及び/又は第2の出口160、162とは別の軸と位置合わせしてもよい。さらに別の実施形態において、吐出通路172は、混合チャンバ170を通って延びる複数の吐出通路172の形態とすることもできる。
噴射システム100の実施形態は、第1の噴射導管164と第2の噴射導管166の様々な相対位置を含み、他の構成要素をそれらの間に配置すること、さもなければ適用可能な場合は含ませることができる。例えば、第2の噴射導管166は、第1の噴射導管164内に配置することができる。図5に示すように、第1及び第2の出口160、162は、2つの出口の間の概ね円形の仕切りの形態である隔壁168と同軸の配置を有することができる。隔壁168は、第1及び/又は第2の噴射導管164、166の一部を構成することができ、又は完全に別の構造とすることができる。第1の噴射導管164は、タービンノズル154内で分割又は分岐することができ、第1の噴射導管64(図2〜図4)に関して本明細書の他の箇所で述べた熱伝導性材料のうち1つなどの熱伝導性材料から構成することができる。第1の噴射導管164が熱伝導性材料から構成される場合、第1の噴射導管164のキャリアガスは、第1の噴射導管164と流体連通する複数の供給源から収集され、第1の噴射導管164の熱伝導性組成により、タービンノズル154のより大きい表面積から熱を吸収することができる。第2の噴射導管166は、タービンノズル154の表面に対して、概ね直角にタービンノズル154内に延びて、第2の出口162を特定の燃料源に接続することができる。また、第2の噴射導管166は、熱伝導性材料から構成することができる。第2の噴射導管166及び/又は隔壁168の組成物に熱伝導性材料を使用することにより、隔壁168を通して、第2の噴射導管166の燃料と第1の噴射導管164のキャリアガスとの間で熱を移行させることができる。
図6を参照すると、第1及び第2の噴射導管264、266の別の配置を有する噴射システム200が示される。噴射システム200は、それぞれが第1の噴射導管264内に配置できる複数の第2の噴射導管266を含むことができる。ここで、いくつかの第2の噴射導管266は、第1の噴射導管264と同軸でなく、均一に又は不均一に第1の噴射導管264の断面領域にわたって分散させることができる。いくつかの第2の出口262は、タービンノズル254の表面を超えて燃料を送り、そこで、燃料を第1の出口260を通ってタービンノズル254の表面に送給された第1の噴射導管264からの冷却空気(キャリアガスとして)と混合させることができる。複数の隔壁268は、第1の噴射導管264と複数の第2の噴射導管266のうち1つとの間に配置して、第1の噴射導管264のキャリアガスを第2の噴射導管266の燃料から分離することができる。第1の噴射導管264内の第2の噴射導管266の数及びサイズは、意図する用途、反応条件等に基づいて変更し、噴射の際の燃料と空気の混合量、噴射システム200により与えられる追加燃焼のレベル、及びその他の反応特性を制御することができる。一例として図6から混合チャンバ170(図5)及び吐出通路172(図5)は省略されるが、これらの構成要素は、複数の第2の噴射導管266を使用する実施形態において、付随して起こる改修を伴って又は伴うことなく使用できることを理解されたい。
図7を参照すると、本開示の別の実施形態による別の噴射システム300が示される。噴射システム300は、例えば酸素と燃料の噴射後の混合の前に長い遅延が望まれるような状況に対して特に適した噴射導管の配置を含むことができる。図7に示すように、噴射システム300は、タービンノズル354の表面に燃料又は空気のいずれかを送給するための、対応する第1の噴射導管364に流体接続された少なくとも1つの第1の出口360を含むことができる。同様に、少なくとも1つの第2の出口362は、タービンノズル354の表面と少なくとも1つの第2の噴射導管366との間の流体連通を与えることができる。第2の出口362及び第2の噴射導管366は、第1の出口360及び第1の噴射導管364を通って送給されるものとは異なる流体をタービンノズル354の表面に送給できる。例えば、第1の噴射導管364がキャリアガスをタービンノズル354の表面に送給する場合、第2の噴射導管366は、燃料をタービンノズル354の表面に送給することができる。第1の噴射導管364は、発電システムの圧縮機からのキャリアガス(例えば冷却空気)の供給源と流体連通することができ、又は代替的な実施形態においては、発電システム10(図1)内に又はその外部に配置された専用のキャリアガス供給源に流体接続することができる。
第1及び第2の出口360、362は、互いに対して様々な寸法を有することができ、いくつかの実施形態においては、タービンノズル354の表面に概ね類似した流体の流れを送給するために、ほぼ等しい表面積とすることができる。噴射システム300は、第1の噴射導管364に隣接して配置された少なくとも2つの第2の噴射導管366を含み、第1及び第2の噴射導管364、366並びに第1及び第2の出口360、362がタービンノズル354の表面にわたって出口の交互の直線シーケンスを形成するようにすることができる。交互の直線シーケンスにより、2つの第1の出口360及び/又は第2の出口362が、互いに隣りに配置されて、燃料又は空気の量が、異常に多い又は少ない量の他の媒体と混合するのを防止することができる。図7に示され、本明細書で検討される例示的な実施形態は、噴射システム200の一般化した形態であり、第1及び第2の出口360、362及び/又は第1及び第2の噴射導管364、366の出口の交互の直線シーケンスに関して異なる形状を有する他の実施形態も、本明細書で考えられ、検討される。各第1の出口360及び各第2の出口362は、互いに概ね同一平面にあり(例えば、図7に示される同一の平面X−Y内)、両方の媒体がそれぞれの出口を通ってタービンノズル354を出た後、燃料とキャリアガスとの特定の混合形式及び量をもたらすことができる。
第1及び第2の出口360、362の交互シーケンスは、特定の形式の形状つまりパターンを形成することができる。例えば、図7に示すように、複数の第1及び第2の出口360、362及び/又は第1及び第2の噴射導管364、366は、直線的な列形状のパターンを形成することができる。このパターンは、タービンノズル354の特定の領域に対して特に有効である。例えば、タービンノズル354を通る流体の流れは、第1及び第2の噴射導管364、366及び/又は第1及び第2の出口360、362の列形状の交互パターンの方向と概ね平行な移動方向を有することができる。第1及び第2の出口360、362は、タービンノズル354の「前縁」又は「後縁」のうちの一方上に配置することができる。前縁は、一般的に、反応チャンバからの流体が横切って流れるタービンノズル354の縁を指し、後縁は、一般的に、流体が横切って流れ、発電システムのタービン段に先行するタービンノズル354の縁を指す。タービンノズル354の前縁及び後縁の例は、本明細書の他の箇所で検討する。
図8を参照すると、異なる配置の構成要素を有する噴射システム400が示される。噴射システム400は、少なくとも1つの第1の出口460の周りに概ね円形に配置された一群の第2の出口462を含むことができる。この特定のパターンは、例えば1つの第2の出口462から第1の出口460へ、及び、概ね円形配置の反対側に配置された別の第2の出口462への、第1及び第2の出口460、462の交互の直線シーケンスを維持することができる。出口の形式は、特定の直線方向に沿って交互になるが、第2の出口462は、噴射システム400の中心に又は中心近くに配置された第1の出口460と概ね円形のパターンにあることができる。第1及び第2の出口460、462は、第1及び第2の噴射導管464、466に流体接続することができる。
同じく図8に示すように、噴射システム400は、内部に混合ゾーンを定める混合チャンバ470を含むことができる。混合ゾーンは、一般的に、タービンノズル454の表面の上の混合チャンバ470内に空間を含むことができる。交互の配置を有する第1及び第2の出口460、462からのキャリアガス及び燃料は、混合ゾーン内(つまり混合チャンバ内)で相互に混合させることができる。相互に混合したキャリアガス及び燃料は、混合チャンバ470を通って延びる吐出通路472を通って、タービンノズル454の表面から離れるように流れることができる。混合チャンバ470及び吐出通路472を追加して交互の第1及び第2の出口460、462の上に混合ゾーンを形成することにより、キャリアガス及び燃料が反応ゾーンに流入して燃焼する前に混合する程度を増大させることができる。
図9を参照すると、噴射システム50(図2〜図4)、100(図5)、200(図6)、300(図7)、400(図8)の考えられる様々な位置を有するタービンノズル554の断面が示される。図9において、タービンノズル554は、例として示されるが、適用可能な場合、例えばタービンノズル54(図2〜図4)、タービンノズル154(図5)、タービンノズル254(図6)、タービンノズル354(図7)、及び/又はタービンノズル454(図8)などの本明細書で検討した他の形式のタービンノズルを使用することもできる。図9において特定され本明細書で検討したタービンノズル554の位置は、例として与えられたものであり、特定の噴射システムの考えられる位置を限定することを意図するものではない。噴射システム50、100、200、300、400の配置は、意図する用途及び噴射システムを使用する発電システムの形式に基づいて変えることができる。タービンノズル554は、特定の発電システムの再熱燃焼器22とLP(低圧)タービン24との間に配置することができる。
図9のX−Y平面における断面図に示すように、タービンノズル554は、再熱燃焼器22の下流、LPタービン24の上流、かつ内側側壁506と外側側壁508との間に配置することができる。対応する流体流Fは、再熱燃焼器22からLPタービン24へ移動する間にタービンノズル554を通ることができる。噴射システム50、100、200、300、400は、反応チャンバ502からタービン段504への流体Fの流れに対するそれらの位置のためにそのように名付けられた、前縁510又は後縁512のような流体流Fに曝露される位置に配置することができる。これに加えて又は代替的に、噴射システム50、100、200、300、400は、タービンノズル554の正圧側面514及び/又は負圧側面516に又はその近くに配置することができる。正圧側面514及び負圧側面516は、それぞれの位置の近くを流れる流体から生じる圧力が正であるか負であるかに基づいて特定することができる。タービンノズル554は、噴射システム50、100、200、300、400の単一の実施形態を含むことができ、又は、様々な技術的用途に対して望まれる又は必要なように、本明細書で説明した噴射システム50、100、200、300、400の複数の実施形態を含むことができる。
本開示の装置及び方法は、いずれか1つの特定のガスタービン、燃焼エンジン、発電システム又は他のシステムに限定されるものではなく、他の発電システム及び/又はシステム等(例えば、コンバインドサイクル、シンプルサイクル、原子力反応炉など)にも用いることができる。さらに、本発明の装置は、本明細書で説明した装置の運転範囲、効率、耐久性及び信頼性の向上の恩恵を受ける、本明細書に説明されていない他のシステムにも用いることができる。また、様々な噴射システムは、まとめて、単一のノズルに、又は単一の発電システムの異なる部分の異なるノズルに/ノズルと共に使用することができる。所望の場合、任意の数の異なる実施形態を追加しても、又は一緒に使用してもよく、また、例示として本明細書で説明された実施形態は、互いに相互排他的であることを意図するものではない。
本開示の実施形態は、いくつかの技術的及び商業上の利点を提供する。例えば、本明細書で検討された噴射システムの実施形態は、他の噴射システムと比較して、全ガスタービン燃料流のより大きい部分を、タービンノズルを通して噴射することを可能にして効率を改善することにより、既存の再熱燃焼器技術を利用することができる。本開示の実施形態による、タービンノズルに追加する噴射システムの位置及びサイズも変えて、タービンノズルを通して噴射される燃料及びキャリアガスの量を変化させ、噴射された燃料及びキャリアガスの噴射と反応(例えば自己点火による)との間に異なる量の遅延をもたらすことができる。別個のキャリアガス噴射導管及び出口を使用することにより、本開示の噴射システムが、発電システムの圧縮機構成要素からキャリアガスを導入する代わりに、専用の供給源からのキャリアガスの使用を可能にすることもできる。
本明細書で用いられる用語は、特定の実施形態を説明するためのものにすぎず、本開示を限定することを意図したものではない。本明細書で用いられる場合、単数形「1つの(a)」、「1つの(an)」及び「その(the)」は、文脈が明らかにそうでないことを示さない限り、複数形も同様に含むことを意図したものである。「備える(comprise)」及び/又は「備えている(comprising)」という用語は、本明細書で用いられる場合、記述された特徴、整数、ステップ、動作、要素、及び/又は構成要素の存在を指定するが、1つ又はそれ以上の他の特徴、整数、ステップ、動作、要素、構成要素、及び/又はそれらの群の存在又は追加を排除するものではないことがさらに理解されるであろう。
本書面による説明は、例を用いて、最良の形態を含む本発明を開示し、当業者が、任意の装置又はシステムを作成及び使用すること及び任意の組み込まれた方法を実施することなど、本発明を実施するのを可能にするものである。本発明の特許可能な範囲は、特許請求の範囲により規定され、かつ当業者には思い浮かぶ他の例を含むことができる。かかる他の例は、それらが特許請求の範囲の文言とは異ならない構造的要素を有する場合、又は特許請求の範囲の文言と非実質的な差異(insubstantial difference)を有する同等の構造的要素を含む場合、特許請求の範囲に入ることを意図している。
最後に、代表的な実施態様を以下に示す。
[実施形態1]
噴射システムであって、
発電システムの燃焼器と上記発電システムのタービン段とを分離するタービンノズルの表面に配置され、かつ、第1の出口と第2の出口との間に配置された混合ゾーンであって、上記第1の出口は上記第2の出口と概ね対向して配向される、混合ゾーンと、
上記第1の出口を通してキャリアガスを上記混合ゾーンに送給するための第1の噴射導管と、
上記第2の出口を通して燃料を上記混合ゾーンに送給するための第2の噴射導管と、
を備え、
上記キャリアガス及び上記燃料は、上記第1の噴射導管及び上記第2の噴射導管を出る際に上記混合ゾーンにおいて相互混合する、噴射システム。
[実施形態2]
上記混合ゾーンは、上記タービンノズルの上記表面の窪み内に埋め込まれる、実施形態1に記載の噴射システム。
[実施形態3]
上記タービンノズルの上記表面内に埋め込まれ、上記混合ゾーンを内部に囲む混合チャンバと、
上記混合ゾーンと上記混合チャンバの外部との間で上記混合チャンバを通って延びる吐出通路と、
をさらに備える、実施形態1に記載の噴射システム。
[実施形態4]
上記吐出通路の外形は、上記タービンノズルの外の燃焼ガスが上記混合チャンバに流体連通するのを防止する、実施形態3に記載の噴射システム。
[実施形態5]
上記燃焼器は、上記発電システムの再熱燃焼器を備え、上記タービンノズルの上記表面は、上記再熱燃焼器を通る流体の流れに曝露され、上記発電システムはガスタービンシステムを備える、実施形態1に記載の噴射システム。
[実施形態6]
上記第1の噴射導管及び上記第2の噴射導管のうちの少なくとも一方は、熱伝導性材料で構成され、上記第1の噴射導管又は上記第2の噴射導管のうちの1つの中のそれぞれの流体は、上記タービンノズルの上記表面から熱を吸収する、実施形態1に記載の噴射システム。
[実施形態7]
上記タービンノズル内に埋め込まれたマニホルドをさらに備え、上記マニホルドは、上記第1の噴射導管及び複数のキャリアガス供給導管と流体連通する、実施形態1に記載の噴射システム。
[実施形態8]
噴射システムであって、
発電システムの燃焼器と上記発電システムのタービン段とを分離するタービンノズルの表面に、第1の出口を通してキャリアガスを送給するための少なくとも1つの第1の噴射導管と、
第2の出口を通して、燃料を上記タービンノズルの表面に送給するための第2の噴射導管であって、上記少なくとも1つの第2の噴射導管は、上記第1の噴射導管内に配置される、第2の噴射導管と、
上記第1の噴射導管と上記少なくとも1つの第2の噴射導管との間に配置された少なくとも1つの隔壁と、
を備え、上記少なくとも1つの隔壁は、上記少なくとも1つの第1の噴射導管の上記キャリアガスと上記第2の噴射導管の上記燃料とを分離する、噴射システム。
[実施形態9]
上記少なくとも1つの第2の噴射導管は、複数の第2の噴射導管を備え、上記複数の第2の噴射導管のそれぞれは、上記第1の噴射導管内に配置される、実施形態8に記載の噴射システム。
[実施形態10]
上記少なくとも1つの隔壁は複数の隔壁を含み、上記複数の隔壁の各々は、上記第1の噴射導管と上記複数の第2の噴射導管のそれぞれとの間に配置され、上記複数の隔壁の各々は、上記複数の第2の噴射導管の各々の上記燃料を上記第1の噴射導管の上記キャリアガスから分離する、実施形態9に記載の噴射システム。
[実施形態11]
上記タービンノズルの上記表面内に配置された混合チャンバをさらに備え、上記キャリアガス及び上記燃料は、上記第1の噴射導管及び上記第2の噴射導管を出る際に上記混合チャンバ内で相互混合される、実施形態8に記載の噴射システム。
[実施形態12]
上記第1の噴射導管は、熱伝導性材料で構成され、上記第1の噴射導管及び上記第2の噴射導管のうち1つのそれぞれの流体は、上記熱伝導性材料を通して上記タービンノズルの上記表面から熱を吸収する、実施形態8に記載の噴射システム。
[実施形態13]
上記タービンノズルの上記表面は、上記タービンノズルの前縁、後縁、負圧表面、正圧表面、及び側壁のうちの1つを含む、実施形態8に記載の噴射システム。
[実施形態14]
噴射システムであって、
発電システムの燃焼器と上記発電システムのタービン段とを分離するタービンノズルの表面に、第1の出口を通して燃料及びキャリアガスのうちの一方を送給するための少なくとも1つの第1の噴射導管と、
複数の第2の出口のそれぞれを通して上記タービンノズルの上記表面に上記燃料及び上記キャリアガスのうちの他方を送給するための、少なくとも2つの第2の噴射導管と、
を備え、上記複数の第2の噴射導管は上記第1の噴射導管に隣接し、
上記少なくとも1つの第1の噴射導管と上記少なくとも2つの第2の噴射導管の直線配置により、上記燃料及び上記キャリアガスに対して交互の出口のシーケンスを形成する、噴射システム。
[実施形態15]
上記少なくとも2つの第2の出口は、上記少なくとも1つの第1の出口の周りに概ね円形に配置された複数の第2の出口の一部を含む、実施形態14に記載の噴射システム。
[実施形態16]
上記タービンノズルの上記表面近くに配置された混合ゾーンをさらに備え、上記キャリアガスと上記燃料は、上記第1の出口及び上記複数の第2の出口を出る際に、上記混合ゾーン内で相互混合する、実施形態14に記載の噴射システム。
[実施形態17]
上記第1の出口及び上記複数の第2の出口のそれぞれは、互いに概ね同一平面にある、実施形態14に記載の噴射システム。
[実施形態18]
上記第1の噴射導管及び上記複数の第2の噴射導管は、概ね列形状パターンで配置され、上記タービンノズルの上記表面は、上記タービンノズルの前縁及び後縁のうち1つを備える、実施形態14に記載の噴射システム。
[実施形態19]
上記複数の第2の噴射導管のそれぞれは、キャリアガスと熱連通する、実施形態14に記載の噴射システム。
[実施形態20]
上記タービンノズルの上記表面は、上記発電システムの再熱燃焼器を通る流体の流れに曝露され、上記発電システムは、ガスタービンシステムを備える、実施形態14に記載の噴射システム。
10:発電システム
12:燃焼器
14:燃料供給源
16:圧縮機
18:ガスタービン
20:回転軸
22:再熱燃焼器
24:低圧(LP)ガスタービン
26:空気
50、100、200、300、400:噴射システム
52:混合ゾーン
54、154、254、354、454、554:タービンノズル
60、160、260、360、460:第1の出口
62、162、262、362、462:第2の出口
64、164、264、364、466:第1の噴射導管
66、166、266、366、464:第2の噴射導管
70、170、470:混合チャンバ
72、172、472:吐出通路
74:マニホルド
76:ガス供給導管
168、268:隔壁
502:反応チャンバ
504:タービン段
510:前縁
512:後縁
514:正圧側面
516:負圧側面

Claims (10)

  1. 噴射システム(50、100、200、300、400)であって、
    発電システム(10)の燃焼器(12)と前記発電システムのタービン段(504)とを分離するタービンノズル(54、154、254、354、454、554)の表面に配置され、かつ、第1の出口(60、160、260、360)と第2の出口(62、162、262、362、462)との間に配置された混合ゾーンで(52)あって、前記第1の出口は前記第2の出口と概ね対向して配向される、混合ゾーンと、
    前記第1の出口を通してキャリアガスを前記混合ゾーンに送給するための第1の噴射導管(164、264、364)と、
    前記第2の出口を通して燃料を前記混合ゾーンに送給するための第2の噴射導管(166、266、366)と、
    を備え、
    前記キャリアガス及び前記燃料は、前記第1の噴射導管及び前記第2の噴射導管を出る際に前記混合ゾーンにおいて相互混合する、噴射システム。
  2. 前記混合ゾーンは、前記タービンノズルの前記表面の窪み内に埋め込まれる、請求項1に記載の噴射システム。
  3. 前記タービンノズルの前記表面内に埋め込まれ、前記混合ゾーンを内部に囲む混合チャンバと、
    前記混合ゾーンと前記混合チャンバの外部との間で前記混合チャンバを通って延びる吐出通路(72、172、472)と、
    をさらに備える、請求項1に記載の噴射システム。
  4. 前記吐出通路の外形は、前記タービンノズルの外の燃焼ガスが前記混合チャンバに流体連通するのを防止する、請求項3に記載の噴射システム。
  5. 前記燃焼器は、前記発電システムの再熱燃焼器(22)を備え、前記タービンノズルの前記表面は、前記再熱燃焼器を通る流体の流れに曝露され、前記発電システムはガスタービン(18)システムを備える、請求項1に記載の噴射システム。
  6. 前記第1の噴射導管及び前記第2の噴射導管のうちの少なくとも一方は、熱伝導性材料で構成され、前記第1の噴射導管又は前記第2の噴射導管のうちの1つの中のそれぞれの流体は、前記タービンノズルの前記表面から熱を吸収する、請求項1に記載の噴射システム。
  7. 前記タービンノズル内に埋め込まれたマニホルドをさらに備え、前記マニホルドは、前記第1の噴射導管及び複数のキャリアガス供給導管と流体連通する、請求項1に記載の噴射システム。
  8. 噴射システム(50、100、200、300、400)であって、
    発電システム(10)の燃焼器(12)と前記発電システムのタービン段(54)とを分離するタービンノズル(54、154、254、354、454、554)の表面に、第1の出口(60、160、260、360)を通してキャリアガスを送給するための少なくとも1つの第1の噴射導管(164、264、364)と、
    第2の出口(62、162、262、362、462)を通して、燃料を前記タービンノズルの表面に送給するための第2の噴射導管(166、266、366)であって、前記少なくとも1つの第2の噴射導管は、前記第1の噴射導管内に配置される、第2の噴射導管と、
    前記第1の噴射導管と前記少なくとも1つの第2の噴射導管との間に配置された少なくとも1つの隔壁(168、268)と、
    を備え、前記少なくとも1つの隔壁は、前記少なくとも1つの第1の噴射導管の前記キャリアガスと前記第2の噴射導管の前記燃料とを分離する、噴射システム。
  9. 前記少なくとも1つの第2の噴射導管は、複数の第2の噴射導管を備え、前記複数の第2の噴射導管のそれぞれは、前記第1の噴射導管内に配置される、請求項8に記載の噴射システム。
  10. 前記少なくとも1つの隔壁は複数の隔壁を含み、前記複数の隔壁の各々は、前記第1の噴射導管と前記複数の第2の噴射導管のそれぞれとの間に配置され、前記複数の隔壁の各々は、前記複数の第2の噴射導管の各々の前記燃料を前記第1の噴射導管の前記キャリアガスから分離する、請求項9に記載の噴射システム。
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