JP2016128618A - セルロース材料のウェブを乾燥するためのヤンキーシリンダ - Google Patents

セルロース材料のウェブを乾燥するためのヤンキーシリンダ Download PDF

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Abstract

【課題】単純構成のヤンキーシリンダの提供。
【解決手段】ヤンキーシリンダ1は、円筒状の外面と軸方向端部3、4を有する円筒状シェル2と端部ヘッド5、6とを備え、ヘッド5,6はシェル2とシリンダ1の内部空間8を規定する様に溶接によりシェル2に固定され支持ジャーナル12、13が軸受に支持され、シリンダ1が回転軸R周りを回転可能な様にヘッド5,6に固定され、ヘッドに断熱部16が接続され、断熱部は分割セグメント17、18を備え、分割セグメント17,18は円周方向に配置され、ヘッド5,6には、ヘッド5,6の円形外周部と支持ジャーナル12,13との間に配置された複数のディスタンスピース19があり、ディスタンスピース19は間隔を空けて設けられ、ヘッド5,6から突出する様に固定され、分割セグメント17,18が、ヘッド5,6から離間した位置で少なくとも2つのディスタンスピース19に固定されるヤンキーシリンダ1。
【選択図】図2

Description

本発明は、セルロース材料のウェブを乾燥するためのヤンキーシリンダであって、円筒状シェルと、円筒状シェルの各軸方向端部に溶接された端部ヘッドと、各端部ヘッドに接続された断熱部とを備えるヤンキーシリンダに関する。
製紙技術において、湿った紙ウェブを熱で乾燥させるためにヤンキーシリンダが用いられている。一般的に、ヤンキーシリンダは、蒸気により内部が加熱される。外部への熱損失を回避するために、ヤンキーシリンダは、端部ヘッド(すなわち、端壁をなす円筒状のカバー)において断熱されているものが多い。このような断熱の例が、例えば、特許文献1に記載されている。通常、ヤンキーシリンダは鋳造によって製造され、製造に用いられる方法により、多くの場合、端部ヘッド(円筒状カバー)は、鐘形に近い形状のものを含む湾曲形状を有する。このような端部ヘッドを断熱パネルで覆う場合、断熱効果をもたらす重要な部分となりうる断熱空気層を端部ヘッドと断熱パネルとの間に設けることは容易である。最近では、鋳造ではなく溶接プロセスによってヤンキーシリンダの製造を行う種々のヤンキーの構成が提案されてきた。現在の製造方法に伴う様々な理由から、端部ヘッドは、通常、実質的に平坦なものである。このような溶接型のヤンキーシリンダの一例が、例えば、特許文献2に開示されている。このような端部ヘッドに断熱パネルを固定する場合、断熱パネルと端部ヘッドとの間に空気の層を作り出すためにさらなるステップを追加する必要がある。特許文献3には、各端部ヘッドに接続リングを固定し、端部ヘッドの外側の平坦な表面に接続リングを溶接する構成が提案されている。断熱部は、接続リング及び支持ジャーナルに固定される。断熱部は、複数の異なるセグメントを備える。また、同様の構成が特許文献4にも開示されている。特許文献3に開示されている構成では、断熱部のセグメントと端部ヘッドとの間に断熱空気層を設ける際の技術的問題への解決策が提案されている。しかしながら、この文献において提案された解決策では、接続リング全体を各端部ヘッドに溶接する必要がある。本発明の目的は、複雑ではない単純な構成のものであって、既存のヤンキーシリンダに容易に適応可能な別の解決策を提案することである。以下に説明するように、本発明によって上記及び他の目的が達成される。
米国特許第4520578号明細書 国際公開第2008/105005号 国際公開第2011/030363号 国際公開第2013/087597号
本発明は、セルロース材料のウェブを乾燥するためのヤンキーシリンダに関する。本発明のヤンキーシリンダは、実質的に円筒状の外面及び2つの軸方向端部を有する円筒状シェルと、円筒状シェルの各軸方向端部に位置する端部ヘッドとを備える。端部ヘッドは、平坦な外側面(外面)を有するように実質的に平坦である。端部ヘッドは、円筒状シェルとともにヤンキーシリンダの内部空間を画定するように溶接によって円筒状シェルに固定される。各端部ヘッドは、円形外周部を有し、支持ジャーナルが軸受によって支持されたときに、ヤンキーシリンダが回転軸周りを回転可能なようにヤンキーシリンダの各端部ヘッドに支持ジャーナルが固定される。各端部ヘッドには断熱部が接続され、各端部ヘッド上の断熱部は、端部ヘッドの周囲部に分散配置された複数の分割セグメントを備える。本発明によれば、各端部ヘッドには、端部ヘッドの円形外周部と支持ジャーナルとの間に位置する端部ヘッドの領域に複数の別個のディスタンスピースが配置される。別個のディスタンスピースは、互いに間隔を空けて設けられ、端部ヘッドから突出するように端部ヘッドに固定される。各セグメントは、端部ヘッドから離間した位置で保持されるように、少なくとも2つのこのようなディスタンスピースに固定される。
本発明の実施形態において、分割セグメントは、支持ジャーナルに対して半径方向内側の位置に配置された第1の分割セグメント群と、支持ジャーナルに対して半径方向外側の位置に配置された第2の分割セグメント群とに分けられる。このような実施形態において、第1の分割セグメント群内の分割セグメントは、任意に、半径方向の最も内側の縁部で支持ジャーナルに固定されてもよい。
このような2つの分割セグメント群を有する実施形態について、第1の群に属する各分割セグメントは、分割セグメントが半径方向に相対移動可能であり且つ第1の群の分割セグメントが半径方向外側よりも内側に移動する自由度が高くなるように、支持ジャーナル及び端部ヘッドに固定されてもよい。第2の群に属する各分割セグメントは、分割セグメントが半径方向に相対移動可能であり且つ第2の群の分割セグメントが半径方向内側よりも外側に移動する自由度が高くなるように、端部ヘッドに固定されてもよい。
分割セグメントは、端部ヘッドに向かって延びる側部フランジを有してもよい。
任意に、第2の分割セグメント群に属する各分割セグメントの半径方向の最も外側の縁部に、端部ヘッドに向かって延びる湾曲フランジが溶接されてもよい。
各ディスタンスピースは、好ましくは、各セグメントと接触する端部に雌ねじを有し、セグメントは、ディスタンスピースが通過できない大きさの貫通孔を有しうる。また、ねじ付きボルトは、セグメント内の貫通孔を通ってディスタンスピースの雌ねじ内へ延びることで、セグメントがディスタンスピースに固定されてもよい。
各分割セグメントは、いくつかのディスタンスピースに固定される。本発明の実施形態において、各分割セグメントは、ねじ付きボルト及びワッシャによって対応するディスタンスピースに固定され、ワッシャは、ボルトのヘッドと分割セグメントの外面との間のスペーサとして作用する。ワッシャは延長部をさらに有してもよく、延長部は、ボルト用のブッシングとして作用し、分割セグメントの貫通孔内でボルトのシャフトを中心合わせする。ブッシングは、任意に、分割セグメントと、ディスタンスピース及び対応するねじ付きボルトと、が相対移動可能なように、公差をもたせて貫通孔内に嵌め合わされる。選択されたディスタンスピースに対して、選択されたディスタンスピースのボルトとの接続に使用されるワッシャは、他のボルトに対して用いられるブッシングより小さな公差で嵌め合わされているブッシングを有してもよく、これにより、分割セグメントと、選択されたディスタンスピース及び対応するボルトと、の間の相対移動が、分割セグメントが固定される他のディスタンスピースに対するものより制約される。
分割セグメントは、好ましくは(必須ではなく)、板金製であり、例えば、鋼であり、断熱材シートが、任意に、分割セグメントの端部ヘッドと対面する側で各分割セグメントに固定されてもよく、好ましくは、空気の層が、断熱材シートを端部ヘッドから隔てる。
断熱材シートは、アルミニウムを含んでもよい。
本発明の実施形態において、分割セグメントは、共通する端部ヘッド又は支持ジャーナルを介して間接的に接続される以外は、隣接する分割セグメントが互いに接続されないように、互いに分離されている。
端部ヘッドの少なくとも1つにマンホールが配設されてもよく、マンホールは、好ましくは、第2の分割セグメント群内の分割セグメントの裏側に位置する。
セルロース材料のウェブを乾燥するために用いられるヤンキーシリンダの概略図。 本発明によるヤンキーシリンダの一実施形態の断面図。 図2に破線で示す部分IIIの拡大図。 断熱部がない状態の本発明によるヤンキーシリンダの一実施形態の斜視図。 ヤンキーシリンダに断熱部が固定された、図4に対応する斜視図。 断熱部の一部を形成する2つのセグメントを示す斜視図。 断熱部の一部を形成するセグメントの別の態様を示す斜視図。 ねじ付きボルトを示す図。 ねじ付きボルトのシャフトのためのブッシングとして作用しうる延長部を有する、ねじ付きボルトのために用いられるワッシャの断面図。 ディスタンスピースの断面図。 端部ヘッドに固定された断熱部のセグメントの一部を示す断面図。 セグメントがディスタンスピースに固定され、ディスタンスピースが端部ヘッドに固定される様子を示す、図10の一部の拡大図。 端部ヘッドに固定される2つの隣接するセグメントの一部を示す断面図。 セグメントが複数のディスタンスピースの1つに固定され、一方の縁部で支持ジャーナルの一部に固定される様子を示す断面図。 断熱材を分割セグメントに固定するために使用されうる要素の正面図。 図14aに示すものと同じ要素の側面図。 断熱材が分割セグメントに固定されうる様子を示す断面図。
図1を参照すると、ウェブWを乾燥するためのヤンキーシリンダ1が示されている。図1に示すように、セルロース材料のウェブが、例えば、サクションロールや拡張ニップロールでありうるロール41の周りにあるフェルト等の織物42を通過する。例えば、ロール41は、米国特許第7527708号明細書又は欧州特許第2085513(B1)号明細書に開示されているようなロールであってもよい。ウェブは、任意の種類の繊維ウェブであってもよいが、特に、例えば、トイレットペーパーやペーパータオル等の用途を意図したティッシュペーパーウェブであってもよい。ウェブWは、ロール41とヤンキーシリンダ1との間に形成されたニップにおいてヤンキーシリンダ1に移送され、ヤンキーシリンダの表面を通った後、本発明の分野の当業者に知られているように、ドクター43によって引き剥がす。参照番号13は、ヤンキーシリンダの支持ジャーナルを示す。
ヤンキーシリンダは、通常、蒸気によって内部が加熱される。ウェブWがヤンキーシリンダの外面上を通過するとき、ウェブWに含まれる水分が蒸発し、ウェブWが乾燥される。本発明は、このような用途のヤンキーシリンダに関する。図2は、本発明のヤンキーシリンダの一実施形態を示す断面図である。図2から分かるように、ヤンキーシリンダ1は、円筒状シェル2を備える。円筒状シェル2は、実質的に円筒状の外面を有する(他、図1を参照)。円筒状シェル2は、2つの軸方向端部、すなわち、第1の軸方向端部3及び第2の軸方向端部4を有する。各軸方向端部3、4には、端部ヘッド5、6がある。端部ヘッド5、6は、平らな外面を有するように実質的に平坦である(図4の表面70を参照)。端部ヘッド5、6は、溶接によって円筒状シェル2に固定される。溶接接続部は、参照番号7で示される。端部ヘッド5、6は、円筒状シェル2に溶接されてもよく、例えば、国際公開第2008/105005号又は国際公開第2014/077761号に開示されている方法で溶接されてもよい。このようにして、円筒状シェル2及び端部ヘッド5、6は、ヤンキーシリンダ1の内部空間8を画定する。
端部ヘッドは、ボルト10によって端部ヘッド5、6に固定された管状連結材9によって互いに接続されてもよい。
図1及び図4から分かるように、各端部ヘッド5、6は、円形外周部11を有する。図2に示すように、ヤンキーシリンダ1の端部ヘッド5、6のそれぞれに支持ジャーナル12、13が固定されることで、支持ジャーナル12、13が軸受に支持されると、ヤンキーシリンダ1が回転軸R(図2及び図5を参照)の周りを回転可能なようになる。支持ジャーナル12、13は、ボルト14によって管状連結材9に固定されてもよい。支持ジャーナルは、開口部15を有することが好ましく、開口部15は、円筒状シェル2を加熱して円筒状シェル2がウェブWの水分を蒸発させるように熱蒸気を内部空間8に供給できるとともに、凝縮水をヤンキーシリンダから排出させることができる。円筒状シェル2の内面に、円筒状シェルは、凝縮水を受けるための円周溝60を有してもよい。凝縮水は、例えば、国際公開第2012/033444号に開示された方法で排出されうる。
本発明によれば、図2及び図3に示すように、端部ヘッド5、6のそれぞれに断熱部16が接続される。
以下に説明するように、各端部ヘッド5、6に接続された断熱部16は、各端部ヘッド5、6の円周方向において端部ヘッド5、6にわたって、端部ヘッド5、6を覆うように分散配置された複数の分割セグメント17、18を備える。以下、図4を参照する。図4には、断熱部が端部ヘッドに固定される前の状態のヤンキーシリンダ1が示されている。図4から分かるように、端部ヘッド6にわたって複数の別個のディスタンスピース19が分散配置される。なお、反対側の端部ヘッド5も同様である。別個のディスタンスピースは、各端部ヘッド5、6の円形外周部11と端部ヘッド5、6のそれぞれの支持ジャーナル12、13との間に位置する端部ヘッド5、6の領域に配置される。別個のディスタンスピース19は、互いに間隔を空けて設けられ、それぞれの端部ヘッド5、6から突出するように端部ヘッド5、6に固定される。
以下、図5を参照する。断熱部16を端部ヘッド5、6に固定する際は、各分割セグメント17、18が少なくとも2つのこのようなディスタンスピース19に固定されて、分割セグメント17、18が、端部ヘッド5、6から離間した位置でディスタンスピース19によって保持されるように、分割セグメント17、18をディスタンスピース19に固定する。
図5に示す実施形態において、分割セグメント17、18は、支持ジャーナル12、13に対して半径方向内側の位置に配置された第1の分割セグメント17群と、支持ジャーナル12、13に対して半径方向外側の位置に設けられた第2の分割セグメント18群とに分けられる。しかしながら、各分割セグメントが、各支持ジャーナルから端部ヘッド5、6の各外周部11まで端部ヘッド5、6の部分を覆うように延びる実施形態も考えられることを理解されたい。
分割セグメント17、18をディスタンスピース19に固定する方法を説明する前に、図6及び図7を参照しながら、分割セグメント17、18の可能な実施形態について説明する。分割セグメント17、18は、好適には、板金製であってもよいが、他の材料、例えば、セラミック材料のものも考えられうる。図6に示す実施形態において、セグメント17、18は、セグメントの材料である板金を曲げて得られる側部フランジ23を有する。図7に示すように、半径方向の最外位置に位置することが意図されたセグメント18は、曲げ処理が困難な湾曲した側部フランジ24を有しうる。このようなフランジ24は、分割セグメント18の半径方向の最外縁部に別々に溶接されうる。セグメント17、18は、ディスタンスピース19に固定されると、側部フランジ23、24が端部ヘッド5、6と対向し、端部ヘッド5、6へ向かって延びるように固定される。好ましくは、セグメント17、18は、端部ヘッド5、6と接触するように端部ヘッド5、6まで延びる。分割セグメント17、18は、以下に説明するように、ブッシングとともにボルトを嵌め合わせ可能な貫通孔28、29を有する。
図8a、図8b及び図9に、分割セグメント17、18を固定するために使用する要素を示す。図8aは、ボルトヘッド31と、ねじ部34を有するシャフト32と、を有するボルト30を示す。図8bは、貫通孔52と、ボルト30のシャフト32用のブッシングとして作用しうる延長部36と、を有するワッシャ35を示す。図9は、貫通孔44を有する別個のディスタンスピース19を示す。ディスタンスピース19の貫通孔44の各端部には、ねじ付きボルトと協働しうる雌ねじ45、46がある。
以下、ディスタンスピース19を用いてセグメント18を端部ヘッド6に固定する方法を示す断面図である図10を参照する。ディスタンスピース19は、ディスタンスピース19の雌ねじ46と協働するねじを有するボルト26によって、端部ヘッド6に固定される。ボルト26は、ねじによってそれ自体で端部ヘッド6に固定されてもよい。分割セグメント18は、分割セグメント18の貫通孔28が、ディスタンスピース19の貫通孔44と一致するように、ディスタンスピース19にわたって配置されている。ワッシャ35は、ボルト30のシャフト32に取り付けられ、シャフト32は、ボルト30のねじ部34がディスタンスピース19の雌ねじ45と係合しうるように貫通孔44内に延びる。図11から分かるように、ワッシャ35は、延長部36の外径と分割セグメント18の貫通孔28の内径との間に、ある一定の公差が存在するような寸法を有する。このように、延長部36とセグメント18の貫通孔28との間には遊びPがある。このような遊びPにより、分割セグメント18とディスタンスピース19との間での相対移動がある程度可能となり、それによって、分割セグメント18と端壁5、6との間での相対移動がある程度可能となる。図10及び図11を参照すると、ボルトヘッド30が、ワッシャ35をセグメント18に対して押圧するようにワッシャ35に作用することができ、セグメント18は、ディスタンスピース19の外側端部に対して押圧されうることが分かる。これにより、セグメント18は、別個のディスタンスピース19に固定されることで、端部ヘッド6にも固定される(なお、他方の端部ヘッド5も同様である)。各分割セグメント17、18は、上述したようにして、少なくとも2つのディスタンスピース19によって端部ヘッド5、6のそれぞれに固定される。好ましくは、セグメント17、18は、3つ以上のこのようなディスタンスピースによって各端部ヘッド5、6に固定される。例えば、セグメント17、18は、3〜10個のこのような別個のディスタンスピース19に固定されうる。本願発明者らが考える実施形態において、半径方向の最外セグメント18は、8つのこのようなディスタンスピース19に固定されることができ、半径方向の最内セグメント17は、3つのこのようなディスタンスピース19に固定される。
また、図10を参照すると、断熱材シート38が、分割セグメント18の端部ヘッド6と対面する側で分割セグメント18に固定されている様子と、断熱材シート38と端部ヘッド5、6とを空気の層が隔てている様子とが分かる。このような断熱材シート38は、アルミニウム製又はアルミニウムを含むものであってもよい。AluCoatという商標名の市販の断熱材も利用可能である。本願発明者らは、断熱効果の最も重要な部分は、セグメント17、18間の空気の層によるものであること、さらには、別個の断熱材シートでは断熱効果への寄与は適度なものでしかないと考えている。それでも、断熱材シート38は、断熱性をより効果的なものにしうることに変わりはない。しかしながら、断熱材シート38は任意のものであり、このような断熱材料シート38を備えない実施形態も考えられる。図10から分かるように、断熱材シート38は、空気以外のものがない空間39が存在するように、距離Dだけ端部ヘッド6の表面から隔てられている。このように、空間39は、セグメント18を端部ヘッド6から隔てる空気の層を構成する。図10から、セグメント18の湾曲フランジ24が、端部ヘッド6の外周部11付近の端部ヘッド6の表面と接触している様子が分かる。
図12を参照すると、隣接する分割セグメント18、18(又は17、18)が、共通する端部ヘッド5、6又は支持ジャーナル12、13を通して間接的には接続されるが、互いには接続されないようにして、2つの分割セグメント18がディスタンスピース19に固定されている様子が分かる。このようにして、セグメント17、18間に間隔が設けられてもよい。言い換えれば、各セグメント17、18は、他の分割セグメント17、18から独立して、それぞれの端部ヘッド5、6との間で固定又は切り離しが可能であるということである。また、端部ヘッド5、6に、セグメント17、18によって覆われていない部分が少し存在するが、本願発明者らは、このような部分が存在しても断熱効率全体に特に影響を及ぼすものではないと考える。
図13を参照すると、支持ジャーナル12、13に対して半径方向の内側位置に位置する分割セグメント17が固定されうる様子が示されている。分割セグメント17の半径方向の内側縁部において(他、図6を参照)、分割セグメント17は、ねじやボルト等の固定要素26又は同等の固定要素によって支持ジャーナル13に直接固定される。分割セグメントは、支持ジャーナル13から離れて、図10から図12を参照して上述したものと同じようにディスタンスピース19に固定される。
以下、図14a、図14b及び図15を参照しながら、断熱材シート38をセグメント17、18に固定する方法の一例について説明する。図14a及び図14bに、別個の固定要素47が示されている。固定要素は、例えば、鋼や銅等の金属材料から作られることが好ましい。なお、図14bは、図14aに示す同じ要素47の側面図である。固定要素47は、2つの脚部49を有し、脚部49は、先細端部50を有し、底部48によって互いに接続される。底部48は、セグメント17、18の表面に接着、リベット締め、ねじ留め、はんだ付け、又は他の方法で固定されうる。
そして、断熱材シート38は、脚部49の先細端部50が断熱材シートを貫通するように、固定要素47に対して押圧される。脚部49は、断熱材シート38の厚みを越える長さを有するため、脚部49は、貫通された断熱材シート38を越えて延びる。脚部49が断熱材シート38を完全に貫通すると、断熱材シート38をセグメント17、18に固定するように、図15に示すように折り曲げられうる。別個の固定要素47とは別の態様として、断熱材シート38は、セグメント17、18への接着によって固定されてもよい。図14a及び図14bに示すように、接着剤及び固定要素47が組み合わせて使用されうる実施形態も考えられる。各分割セグメント17、18は、特定のセグメント17、18の形状に適合する形状を有する断熱材シート38を独自に有することも適切である。
本発明の好適な実施形態によれば、第1の群に属する各分割セグメント17は、分割セグメント17が半径方向において相対移動可能であるように、支持ジャーナル12、13及び端部ヘッド5、6に固定される。好ましくは、第1のセグメント群内の分割セグメント17は、半径方向外側よりも内側に移動する自由度が高い。好ましくは、第2のセグメント群に属する各分割セグメント18は、分割セグメント18が半径方向に相対移動が可能なように、端部ヘッド5、6に固定される。第2のセグメント群については、このような各分割セグメント18が、半径方向内側より外側に移動する自由度が高いことが好ましい。
上記に説明したように、各分割セグメント17、18は、いくつかのディスタンスピース19に固定され、各セグメント17、18は、ワッシャ35がボルト30のヘッド31と分割セグメント17、18の外面との間のスペーサとして作用するように、ねじ付きボルト30及びワッシャ35によってディスタンスピース19に固定される。上記において説明したように、ワッシャ35は延長部を有し、延長部は、ねじ付きボルト30用のブッシング36を形成し、分割セグメント17、18の貫通孔においてねじ付きボルト30のシャフト32を中心合わせする。ブッシング36は貫通孔に公差を設けて嵌め合わされるため、分割セグメント17、18と、ディスタンスピース19及び対応するねじ付きボルト30と、が相対移動可能である。
図6を参照すると、分割セグメント17、18は、ボルト30及び対応するワッシャ35用の貫通孔28、29を有する。図6において、参照番号29は、貫通孔28より小さな直径を有する貫通孔を示すために使用されている。したがって、貫通孔29との接続に使用されるブッシング(延長部)36は、他の貫通孔及び対応するねじ付きボルト30に使用されるブッシング36より小さな公差で嵌め合わされる。このようにして、分割セグメント17、18とディスタンスピース19との間の相対移動は、ブッシング36が小さい方の貫通孔29に取り付けられる点でより制約が大きく、一方で、分割セグメント17、18と対応するディスタンスピース19との間の相対移動は、大きい方の貫通孔28では制約が小さくなる。ここで、ボルト30及びワッシャ35は、実際の公差等の決定的な要因以外、すべて同じ寸法を有するものとしている。重要なことは、場所によって公差が小さいところがあるということである。図6に示す実施形態において、半径方向内側のセグメント17は、その半径方向の最外縁部付近に配置されたより小さな直径を有する貫通孔29を有する。このように、半径方向において内向きの方向に進むほど、相対移動の余地は大きくなる。このような相対移動は、例えば、熱膨張等によって生じうる。一方で、半径方向の最外セグメント18は、その半径方向の最内縁部付近でより小さな直径を有する貫通孔29を有する。このように、半径方向に内向きの方向において膨張/相対移動の余地が小さくなる。外側セグメント18と対応する端部ヘッド5、6との間に相対移動が存在すれば、相対移動のほとんどは、支持ジャーナル12、13から半径方向外方へ離れる方向のものになる。
セグメントと対応するねじ付きボルト30(及び、ひいては、端部ヘッド5、6)との間の相対移動は、所定の方向においてより制約される。
図4を参照すると、端部ヘッド5、6の少なくとも1つにマンホール40が配設される。好ましくは、マンホール40は、第2の分割セグメント群内の分割セグメント18の裏側に位置しうる。このようにして、断熱部を取り外す部分がわずかしかなくても、マンホール40へのアクセスが可能となる。
端部ヘッドの表面から突出する別個のディスタンスピースによって、分割セグメントを端部ヘッドにそれぞれ固定することによって、端部ヘッドの外周部にリングを固定することが不要になるという利点が得られる。本発明は、端部ヘッド5、6から離間して断熱部のセグメントが保持されるように、断熱部を端部ヘッドに固定する単純な方法を提供する。これにより、セグメントと端部ヘッドとの間に空気の断熱層が生じる。セグメントを半径方向内側の群及び半径方向外側の群に分ける実施形態では、各セグメントの小型化を実現できることで、端部ヘッドへの接続に際し、各セグメントの輸送や取り扱いが容易になるという利点が得られる。また、断熱部をわずかな部分しか取り外さなくても、マンホールへのアクセスが可能になる。
セグメントが側部フランジの場合、隔離性を高めるために、セグメントと端部ヘッドとの間の領域を密封可能であるという利点が得られる。
ディスタンスピース19とセグメント17、18との間の異なる接続点ごとに異なる公差を用いることで、セグメント17、18と端部ヘッド5、6との間の相対移動をある程度まで制御することができるようになる。

Claims (13)

  1. セルロース材料のウェブ(W)を乾燥するためのヤンキーシリンダ(1)であって、
    実質的に円筒状の外面及び2つの軸方向端部(3、4)を有する円筒状シェル(2)と、
    前記円筒状シェル(2)の前記軸方向端部(3、4)のそれぞれに位置し、平坦な外面を有する端部ヘッド(5、6)であって、それぞれが、前記円筒状シェル(2)とともに前記ヤンキーシリンダ(1)の内部空間(8)を画定するように溶接によって前記円筒状シェル(2)に固定され、円形の外周部(11)を有する端部ヘッド(5、6)と、
    支持ジャーナル(12、13)であって、前記支持ジャーナル(12、13)が軸受によって支持されたときに、前記ヤンキーシリンダ(1)が回転軸(R)周りを回転可能なように前記ヤンキーシリンダ(1)の各端部ヘッド(5、6)に固定された支持ジャーナル(12、13)と、
    各端部ヘッド(5、6)に接続された断熱部(16)であって、各端部ヘッド(5、6)上の前記断熱部(16)は、複数の分割セグメント(17、18)を備え、前記複数の分割セグメント(17、18)が前記端部ヘッド(5、6)を覆うように円周方向において前記端部ヘッド(5、6)に分散配置された、断熱部(16)と、を備え、
    各端部ヘッドには、前記端部ヘッド(5、6)の前記円形外周部(11)と前記支持ジャーナル(12、13)との間に位置する前記端部ヘッド(5、6)の領域に配置された複数の別個のディスタンスピース(19)があり、前記別個のディスタンスピース(19)は、互いに間隔を空けて設けられており、前記端部ヘッド(5、6)から突出するように前記端部ヘッド(5、6)に固定されており、各分割セグメント(17、18)は、前記端部ヘッド(5、6)から離間した位置で前記ディスタンスピース(19)によって保持されるように、少なくとも2つの前記ディスタンスピース(19)に固定されている、ヤンキーシリンダ(1)。
  2. 前記分割セグメント(17、18)は、前記支持ジャーナル(12、13)に対して半径方向内側の位置に配置された第1の分割セグメント(17)群と、前記支持ジャーナル(12、13)に対して半径方向外側の位置に配置された第2の分割セグメント(18)群とに分けられる、請求項1に記載のヤンキーシリンダ(1)。
  3. 前記第1の分割セグメント群内の前記分割セグメント(17)は、半径方向の最も内側の縁部で前記支持ジャーナル(12、13)に固定されている、請求項2に記載のヤンキーシリンダ(1)。
  4. 前記第1の群に属する各分割セグメント(17)は、前記分割セグメント(17)が半径方向において相対移動可能であり且つ前記分割セグメント(17)が半径方向外側よりも内側に移動する自由度が高くなるように、前記支持ジャーナル(12、13)及び前記端部ヘッド(5、6)に固定されており、
    前記第2の群に属する各分割セグメント(18)は、前記分割セグメント(18)が半径方向において相対移動可能であり且つ前記分割セグメント(18)が半径方向内側よりも外側に移動する自由度が高くなるように、前記端部ヘッド(5、6)に固定されている、請求項3に記載のヤンキーシリンダ(1)。
  5. 前記分割セグメント(17、18)は、前記端部ヘッド(5、6)に向かって延びる側部フランジ(23、24)を有する、請求項4に記載のヤンキーシリンダ(1)。
  6. 前記第2の分割セグメント群に属する各分割セグメント(18)の半径方向の最も外側の縁部に湾曲フランジ(24)が溶接されており、前記湾曲フランジ(24)は、前記端部ヘッド(5、6)に向かって延びている、請求項5に記載のヤンキーシリンダ(1)。
  7. 各ディスタンスピース(19)は、各分割セグメント(17、18)と接触する端部に雌ねじ(45)付きの孔(44)を有し、前記分割セグメント(17、18)は、前記ディスタンスピース(19)が通過できない大きさの貫通孔を有し、
    ねじ付きボルト(30)が、前記分割セグメント(17、18)内の前記貫通孔を通って前記ディスタンスピース(19)の前記雌ねじ(45)内へ延びることで、前記分割セグメント(17、18)が前記ディスタンスピース(19)に固定されている、請求項1に記載のヤンキーシリンダ(1)。
  8. 各分割セグメント(17、18)は、複数のディスタンスピース(19)に固定され、前記分割セグメント(17、18)は、ねじ付きボルト(30)及びワッシャ(35)によって各ディスタンスピース(19)に固定され、前記ワッシャ(35)は、前記ボルト(30)のヘッド(31)と、前記分割セグメント(17、18)の外面との間のスペーサとして作用し、前記ワッシャ(35)は、前記ねじ付きボルト(30)用のブッシング(36)を形成して、前記分割セグメント(17、18)の前記貫通孔内で前記ねじ付きボルト(30)のシャフト(32)を中心合わせする延長部をさらに有し、前記ブッシング(36)は、前記分割セグメント(17、18)と、前記ディスタンスピース(19)及び対応する前記ねじ付きボルト(30)と、が相対移動可能なように、公差をもたせて前記貫通孔内に嵌め合わされ、
    選択されたディスタンスピース(19)に対して、当該選択されたディスタンスピース(19)の前記ねじ付きボルト(30)との接続に使用される前記ワッシャ(35)は、他のねじ付きボルト(30)に対して用いられる前記ブッシング(36)より小さな公差で嵌め合わされているブッシング(36)を有し、これにより、前記分割セグメント(17、18)と、前記選択されたディスタンスピース(19)及び前記対応するねじ付きボルト(30)と、の間の相対移動が、前記分割セグメント(17、18)が固定される他のディスタンスピース(19)に対するものよりも制約されている、請求項7に記載のヤンキーシリンダ(1)。
  9. 前記分割セグメント(17、18)は板金製であり、断熱材シート(38)が、前記分割セグメント(17、18)の前記端部ヘッド(5、6)と対面する側で各分割セグメント(17、18)に固定され、空気の層が前記断熱材シート(38)を前記端部ヘッド(5、6)から隔てている、請求項1に記載のヤンキーシリンダ(1)。
  10. 前記断熱材シート(38)はアルミニウムを含む、請求項9に記載のヤンキーシリンダ(1)。
  11. 前記分割セグメント(17、18)は、共通する前記端部ヘッド(5、6)又は支持ジャーナル(12、13)を介して間接的に接続される以外、隣接する分割セグメント(17、18)が互いに接続されないように、互いに分離されている、請求項1に記載のヤンキーシリンダ(1)。
  12. 前記端部ヘッド(5、6)の少なくとも1つにマンホール(40)が配設され、前記マンホール(40)は、前記第2の分割セグメント群内の分割セグメント(18)の裏側に位置している、請求項2に記載のヤンキーシリンダ(1)。
  13. 各分割セグメント(17、18)は、各支持ジャーナル(12、13)から、前記端部ヘッド(5、6)の前記外周部(11)まで前記端部ヘッド(5、6)の部分を覆うように伸びている、請求項1に記載のヤンキーシリンダ(1)。
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