JP2016127527A - スピーカ - Google Patents

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Abstract

【課題】シート状接着剤を用いて振動板の外周縁部とバッフルの外周縁部とが接着結合されるスピーカにおいて、これら外周縁部の接着結合時におけるシート状接着剤の変形に起因する音響性能及び防水性能の低下を抑制できるスピーカを提供する。
【解決手段】スピーカは、磁気回路と、振動板3と、ボイスコイルと、バッフル5と、フレーム6と、シート状接着剤7とを備える。前記振動板の外周縁部20は、前記シート状接着剤と接着可能な平坦な第1接着面21を有する。前記バッフルの外周縁部30は、前記シート状接着剤と接着可能な第2接着面31を有する。前記バッフルの外周縁部30は、さらに、前記シート状接着剤が前記第1接着面に接着された後、前記シート状接着剤に前記第2接着面が接着される間、前記シート状接着剤の一部を前記第1接着面に向かって押圧した状態を保持できるように、前記第2接着面から突出するボス部42を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、スピーカに関する。
従来、携帯電話機等の携帯型電子機器に適用されるスピーカが知られている(例えば、特許文献1参照)。この種のスピーカは、携帯型電子機器への適用のために防水対策を必要とするものであり、磁気回路と、振動板と、ボイスコイルと、バッフルと、フレームと、シート状接着剤とを備えている。
前記振動板は、前記磁気回路の一方に配置されている。前記ボイスコイルは、前記磁気回路の磁気ギャップに配置されるとともに、前記振動板に結合されている。前記バッフルは、音を放出する音孔を有し、前記振動板を覆うように前記振動板に対して前記磁気回路と反対側に配置されている。
前記フレームは、環状のものであり、前記磁気回路、前記振動板及び前記バッフルを保持できるように構成されている。前記シート状接着剤は、両面テープであり、前記振動板の外周縁部に前記バッフルの外周縁部を接着結合するために、これら両者の間に前記両外周縁部に沿って設けられている。
このようなスピーカにおいては、前記バッフルの外周縁部が、前記振動板の外周縁部に接着結合するように、前記シート状接着剤に過剰な力で押し付けられる傾向がある。また、前記スピーカが、携帯型電子機器に適用された状態で、高温雰囲気下で長時間保持されたり使用されたりすることがある。
このような事態が起こると、前記バッフルによる押圧荷重、又は/及び、高温による熱膨張のために、前記シート状接着剤の皺、撓み等の変形、又は/及び、位置ずれが生じ、互いに接着結合する前記バッフルの外周縁部と前記振動板の外周縁部との間に僅かな隙間が発生することがある。
そのため、互いの外周縁部が接着結合された前記バッフルと前記振動板との間に形成された空間に前記音孔を介して水が入り込んだ場合、前記スピーカの更なる内部への水の浸入を前記僅かな隙間を通じて許してしまう可能性がある。すなわち、前記スピーカの防水性が損なわれるおそれがある。
また、前記シート状接着剤の皺、撓み等の変形、又は/及び、位置ずれが生じたときには、前記シート状接着剤が前記振動板に干渉するように前記バッフルと前記振動板との間に形成された空間にはみだす可能性もある。この場合には、前記スピーカの音響性能の低下を招くおそれがある。
特開2008−278146号公報
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、シート状接着剤を用いて振動板の外周縁部とバッフルの外周縁部とが接着結合されるスピーカにおいて、これら外周縁部の接着結合時におけるシート状接着剤の変形に起因する音響性能及び防水性能の低下を抑制できるスピーカの提供を目的とする。
本発明の一態様に係るスピーカは、
磁気回路と、
前記磁気回路の一方に配置された振動板と、
前記磁気回路の磁気ギャップに配置されるとともに、前記振動板と結合されたボイスコイルと、
音を放出する音孔を有し、前記振動板を覆うように前記振動板に対して前記磁気回路と反対側に配置されたバッフルと、
前記磁気回路、前記振動板及び前記バッフルを保持するためのフレームと、
前記振動板の外周縁部と前記バッフルの外周縁部とを接着結合するために、これら外周縁部間に配置されたシート状接着剤とを備えるスピーカにおいて、
前記振動板の外周縁部が、
前記シート状接着剤と接着可能な平坦な第1接着面を有し、
前記バッフルの外周縁部が、
前記シート状接着剤と接着可能な第2接着面と、
前記シート状接着剤が前記第1接着面に接着された後、前記シート状接着剤に前記第2接着面が接着される間、前記シート状接着剤の一部を前記第1接着面に向かって押圧した状態を保持できるように、前記第2接着面から突出するボス部とを有するものである。
この構成によれば、前記バッフルの外周縁部を前記振動板の外周縁部に接着結合するために、まず前記ボス部により前記シート状接着剤を押圧し、次にその押圧状態を維持したまま前記第2接着面を前記シート状接着剤に押し付けて接着することが可能となる。したがって、この接着結合時に、前記シート状接着剤が前記第2接着に押されることにより前記振動板に干渉するように過度に変形(撓み等)又は/及び位置ずれすることを極力阻止できる。
そして、前記バッフルの外周縁部を前記振動板の外周縁部に結合したとき、前記バッフルの音孔を介して当該バッフルと前記振動板の間の空間に入り込んだ水が前記スピーカの更なる内部へ浸入するのを防ぐことができるように、この空間に面する、前記シート状接着剤と前記第1接着面及び前記第2接着面のそれぞれとの密着部分を十分に確保できる。よって、前記シート状接着剤の変形及び位置ずれに起因する、前記スピーカの音響性能及び防水性能の低下を抑制できる。
本発明の別の態様によれば、
前記ボス部が、前記バッフルの外周縁部の周方向に所定間隔ごとに配置される。
本発明によれば、シート状接着剤を用いて振動板の外周縁部とバッフルの外周縁部とが接着結合されるスピーカにおいて、これら外周縁部の接着結合時におけるシート状接着剤の変形に起因する音響性能及び防水性能の低下を抑制できるスピーカを提供できる。
本発明の一実施形態に係るスピーカを概略的に示す断面図である。 図1の一部拡大図である。 本発明の別実施形態に係るスピーカを概略的に示す断面図である。 図3のスピーカの平面図である。 図1のスピーカにおけるバッフルの下方斜視図である。 図1のスピーカにおけるバッフルの外周縁部を振動板の外周縁部に接着結合する様子を概略的に示す断面図である。 図1のスピーカの変形例に係る一部構成を概略的に示す断面図である。
まず、本発明の一実施形態の概略構成について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るスピーカ1を概略的に示す断面図である。図2は、図1の一部拡大図である。なお、図1において、矢印Xの方向を前記スピーカ1の上下方向とし、矢印Yの方向を前記スピーカ1の左右方向とする。
前記スピーカ1は、携帯電話機等の携帯型電子機器に適用され得るものである。前記スピーカ1は、携帯型電子機器への適用のために防水対策を必要とするものであり、図1に示すように、磁気回路2と、振動板3と、ボイスコイル4と、バッフル5と、フレーム6と、シート状接着剤7とを備えている。
本実施形態において、前記磁気回路2は、磁性材料からなる有底筒状のヨーク11と、永久磁石からなる柱状のマグネット12と、磁性材料からなる板状のポールピース13とを有している。前記マグネット12は、前記ヨーク11内でその径方向に配置され、前記ヨーク11の底面に固定されている。
前記ポールピース13は、前記ヨーク11内に配置され、前記マグネット12を覆うように当該マグネット12の上面に固定されている。前記ポールピース13と前記ヨーク11の周側壁部14との間には、磁気ギャップ15が前記ヨーク11の軸支方向と直交する方向に所定間隔を有するように形成されている。
前記振動板3は、前記磁気回路2の一方(上方)に配置されている。前記振動板3は、空気を通さない薄膜、例えば合成樹脂製の薄膜フィルムからなり、音を放つために当該振動板3の振動によって周囲の空気を押して振動させることができるように構成されている。
前記振動板3は、中央部17と、前記中央部17を囲むように形成された外周部18とを有している。前記外周部18の周縁には、平坦な外周縁部20が備えられている。図2に示すように、前記外周縁部20には、平坦な第1接着面(上面)21が含まれている。
前記ボイスコイル4は、前記磁気回路2の磁気ギャップ15に配置されるとともに、前記振動板3と結合されている。本実施形態において、前記ボイスコイル4は、前記ポールピース13及び前記ヨーク11の周側壁部14に沿って延びる筒状に形成されている。
前記バッフル5は、音を放出する音孔24を有し、前記振動板3を覆うように前記振動板3に対して前記磁気回路2と反対側に配置されている。本実施形態において、前記バッフル5は、当該バッフル5と前記振動板3との間に空間25が形成されるように、前記振動板3の上方に配置されている。
前記バッフル5は、バッフル本体27と、前記バッフル本体27の周縁から他方(下方)へ突設された環状の突出部28とを有している。そして、前記突出部28の突出端側に、外周縁部30が備えられている。図2に示すように、前記外周縁部30には、第2接着面(下面)31が含まれている。
前記フレーム6は、前記磁気回路2、前記振動板3及び前記バッフル5を保持できるように構成されている。本実施形態において、前記フレーム6は、前記磁気回路2を囲む環状のフレーム本体33と、前記フレーム本体33の周縁から一方(上方)へ突設された環状の周側壁部34とを有している。
前記フレーム本体33上で前記周側壁部34の内周側に、支持部35が設けられている。そして、前記フレーム6は、前記周側壁部34によりその内側に配置された前記振動板3及び前記バッフル5を位置決めしつつ、前記支持部35により前記振動板3の外周縁部20を支えることができるようになっている。
本実施形態において、前記支持部35は、前記振動板3の外周縁部20を支持可能な金属性のリング体36から構成されている。前記リング体36は、前記フレーム本体33の内周、及び、前記周側壁部34により位置決めされた前記振動板3の外周縁部20に沿う環状に形成されている。
そして、前記リング体36は、その下面で前記フレーム本体33に接着剤(例えば、変性シリコン系接着剤)を用いて接着結合されている。前記リング体36は、その上面で前記振動板3の外周縁部20に接着剤(例えば、ポリエステル系接着剤)を用いて接着結合されている。
なお、スピーカ外形寸法の小型化を図るべく、前記フレーム6に代えて、例えば、図3、図4に示すように、前記バッフル5の外形寸法に応じた矩形環状のフレーム本体33Aと、前記振動板3及び前記バッフル5を支持できるように前記フレーム本体33Aの4隅角部のみに突設された周側壁部(受け部)34Aとを備えるフレーム6Aを採用することもできる。
前記シート状接着剤7は、前記振動板3の外周縁部20と前記バッフル5の外周縁部30とを接着結合するために、これら両者の間に設けられている。本実施形態において、前記シート状接着剤7は、両面テープからなり、前記振動板3の外周縁部20及び前記バッフル5の外周縁部30に沿う環状に形成されている。
前記シート状接着剤7は、一方の平坦な面(上面)で前記バッフル5側の前記第2接着面31と接着し、他方の平坦な面(下面)で前記振動板3側の前記第1接着面21と接着して、前記振動板3の外周縁部20と前記バッフル5の外周縁部30とを接着結合するようになっている。
前記シート状接着剤7としては、具体的には例えば、両方の面にアクリル系粘着材を備える従来一般的な両面テープを採用することができる。
そして、前記スピーカ1が、前述の各部を備えることにより、携帯型電子機器に適用された場合、外部から与えられる音声信号により前記ボイスコイル4を前記振動板3が振動するように動作させて、前記振動板3から音を放つことができるようになっている。
次に、前記振動板3の外周縁部20と前記バッフル5の外周縁部30との接着結合についてより詳細に説明する。
図5は、前記バッフル5の下方斜視図である。図6は、前記バッフル5の外周縁部30を前記振動板3の外周縁部20に接着結合する様子を概略的に示す断面図である。
図2、図5、図6に示すように、前記スピーカ1においては、前記振動板3の外周縁部20が、前記シート状接着剤7と接着可能な平坦な第1接着面21を有している。本実施形態において、前記第1接着面21は、前記シート状接着剤7を載置しつつ、前記シート状接着剤7の他方の平坦な面と接着されている。
前記バッフル5の外周縁部30は、前記シート状接着剤7と接着可能な第2接着面31を有している。前記バッフル5の外周縁部30は、さらに、ボス部(突起)41を有している。本実施形態において、前記第2接着面31は、前記振動板3側の前記第1接着面21と対向し得るように形成されている。
前記第2接着面31は、前記第1接着面21と略平行に並べられ得る平坦な面とされている。前記第2接着面31は、前記第1接着面21との間に前記シート状接着剤7を挟んだ状態で、前記シート状接着剤7に載置されつつ、前記シート状接着剤7の一方の平坦な面と接着されている。
また、前記ボス部41は、前記シート状接着剤7が前記第1接着面21に接着された後、前記シート状接着剤7に前記第2接着面31が接着される間、前記シート状接着剤7の一部を前記第1接着面21に向かって押圧した状態を保持できるように、前記第2接着面31から突設されている。
本実施形態において、前記ボス部41は、複数(具体的には、14個)設けられており、前記バッフル5の外周縁部30(前記第2接着面31)の周方向に所定間隔ごとに(間欠的に)配置されている。詳しくは、前記ボス部41は、前記第2接着面31の周方向に略均等な間隔で隣り合うように並べられている。
前記ボス部41は、前記振動板3の外周縁部20の径方向(前記スピーカ1の左右方向を含む方向を含む前記スピーカ1の上下方向と直交する方向)に関して、ここでは更に前記外周縁部20の周方向に関して、前記振動板3側の前記第1接着面21の中途部に接し得るように配置されている。
すなわち、前記ボス部41は、前記振動板3の外周縁部20と前記バッフル5の外周縁部30との接着結合時に、前記第1接着面21を押圧する当該ボス部41の周囲に、前記第2接着面31と前記シート状接着剤7の密着部分が形成されるように、前記第2接着面31の中途部に配置されている。
前記ボス部41は、本実施形態においては、前記第2接着面31から前記振動板3の外周縁部20に向かって下方に突出し得る円柱状に形成されている。なお、前記ボス部41の形状は、前述の円柱状に限定されず、例えば、前記外周縁部20側と凸とし得る円錐状又は半球状であってもよい。
前記ボス部41の突出幅は、前記ボス部41と共に前記第2接着面31が前記シート状接着剤7に接着可能なように適宜設定される。前記第2接着面31上で隣り合う前記ボス部41の間隔は、それらの間で前記第2接着面31と前記シート状接着剤7との密着部分を十分に確保可能なように適宜設定される。
また、本実施形態において、前記振動板3の外周縁部20と前記バッフル5の外周縁部30との接着結合時に、前記シート状接着剤7の外周面の位置が規定されるようになっている。詳しくは、前記バッフル5の周側壁部43が、前記シート状接着剤7に外周面に接するように設けられている。
このような構成において、前記バッフル5の外周縁部30を前記振動板3の外周縁部20に接着結合する場合には、まず前記外周縁部20の第1接着面21に接着された状態の前記シート状接着剤7に向かって(図6の矢印Aの方向に)前記バッフル5の外周縁部30を移動させる。
つづいて、前記外周縁部30のうち前記ボス部41を前記第2接着面31よりも先に前記シート状接着剤7に接触させ、前記ボス部41により当該シート状接着剤7の一部を前記第1接着面21に向かって押圧する。この押圧を続けながら、前記第2接着面31を前記シート状接着剤7に押し付ける。
これにより、前記第2接着面31を、前記他方の接着面で前記第1接着面21に接着された状態の前記シート状接着剤7における前記一方の面に圧接して接着することが可能となる。つまり、前記バッフル5の外周縁部30を前記振動板3の外周縁部20に接着結合させることが可能となる。
したがって、前記バッフル5の外周縁部30を前記振動板3の外周縁部20に接着結合するために、前記外周縁部30を前記シート状接着剤7に押し付けたとき、その影響を受けて前記シート状接着剤7が前記振動板3に干渉するように過度に変形(撓み等)又は/及び位置ずれすることを極力阻止できる。
なお、前記ボス部41が前記シート状接着剤7の一部を押圧する際には、比較的小さな前記ボス部41が前記第2接着面31(前記外周縁部30)に点在するように設けられているにすぎないので、前記ボス部41の押圧により前記シート状接着剤7を過度に変形(撓み等)又は/及び位置ずれさせることはない。
そして、前記音孔24から前記空間25を経た水の浸入を防ぐことができるように、前記シート状接着剤7と前記第1接着面21及び前記第2接着面31との密着部分を十分に確保できる。よって、前記シート状接着剤7の変形及び位置ずれに起因する、前記スピーカ1の音響性能及び防水性能の低下を抑制できる。
また、前記スピーカ1においては、当該スピーカ1が携帯電話機等の携帯型電子機器に適用される際に別のシート状接着剤51を用いて前記携帯型電子機器のケース52に接着結合される前記バッフル5の平坦な表面(上面)54に、別のボス部を設けてもよい。
例えば、図7に示すように、別のボス部55は、前記バッフル5に前記ケース52が接着結合されるとき、前記バッフル5の平坦な表面54に接着された状態の前記別のシート状接着剤51の一部を押圧した状態を保持できるように、前記表面54から突設される。
この場合、前記ケース52は、前記別のシート状接着剤51と接着可能な平坦な裏面(下面)57と、別の音孔58とを有し、前記シート状接着剤51を前記バッフル5の表面54と前記ケース52の裏面57との間に挟むように前記スピーカ1を当該ケース52の内部に設置可能なものとなる。
したがって、前記ケース52の裏面57を前記バッフル5の表面54に接着結合するために前記ケース52を前記別のシート状接着剤51に押し付けたとき、前記別のシート状接着剤51が前記別の音孔58を塞ぐように過度に変形(撓み)又は/及び位置ずれすることを極力阻止できる。よって、前記スピーカ1の音響性能の低下を抑制できる。
1 スピーカ
2 磁気回路
3 振動板
4 ボイスコイル
5 バッフル
6 フレーム
7 シート状接着剤
15 磁気ギャップ
20 振動板の外周縁部
21 第1接着面
24 音孔
30 バッフルの外周縁部
31 第2接着面

Claims (2)

  1. 磁気回路と、
    前記磁気回路の一方に配置された振動板と、
    前記磁気回路の磁気ギャップに配置されるとともに、前記振動板と結合されたボイスコイルと、
    音を放出する音孔を有し、前記振動板を覆うように前記振動板に対して前記磁気回路と反対側に配置されたバッフルと、
    前記磁気回路、前記振動板及び前記バッフルを保持するためのフレームと、
    前記振動板の外周縁部と前記バッフルの外周縁部とを接着結合するために、これら外周縁部間に配置されたシート状接着剤とを備えるスピーカにおいて、
    前記振動板の外周縁部が、
    前記シート状接着剤と接着可能な平坦な第1接着面を有し、
    前記バッフルの外周縁部が、
    前記シート状接着剤と接着可能な第2接着面と、
    前記シート状接着剤が前記第1接着面に接着された後、前記シート状接着剤に前記第2接着面が接着される間、前記シート状接着剤の一部を前記第1接着面に向かって押圧した状態を保持できるように、前記第2接着面から突出するボス部とを有することを特徴とするスピーカ。
  2. 前記ボス部が、前記バッフルの外周縁部の周方向に所定間隔ごとに配置されていることを特徴とする請求項1に記載のスピーカ。
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