JP2016125767A - アキュームレータ及び空気調和装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、容量の大きい空気調和装置に用いる場合にも、圧力損失を小さくし、気液分離性能及び液冷媒貯留機能の低下を抑制し、圧縮機の信頼性を確保することを目的とするものである。【解決手段】シェル12の直径に対するシェル12の高さ寸法の比は、4.4以上である。油管15は、シェル12内の油を流出管14へ導出する。また、油管15は、シェル12の外部に配置されている。さらに、油管15は、長さ方向の第1の端部15aと第2の端部15bとを有している。第1の端部15aは、シェル12の下部側面に接続されており、シェル12の内部と繋がっている。第2の端部15bは、シェル12の外部で流出管14に接続されており、流出管14内に繋がっている。【選択図】図3
Description
この発明は、シェル内の油を流出管へ導出することが可能なアキュームレータ、及びそれを用いた空気調和装置に関するものである。
従来の店舗用空気調和装置の室外機では、筐体の前面に空気吹出口が設けられている。また、空気吹出口の後方には、熱交換室が形成されている。熱交換室には、送風機及び熱交換器が設けられて風路が形成されている。また、筐体内の熱交換室の側方には、機械室が形成されている。機械室には、圧縮機、電気部品、及び冷媒回路部品(アキュームレータ)が収納されている(例えば、特許文献1参照)。
このような従来の室外機を大容量化するには、筐体を大きくする必要があるが、スペースの制約により、奥行き及び横に寸法を増加させる程度は小さく、結果的に高さ方向を増加させることになる。このため、アキュームレータについても、シェル径を増加させる割合よりも、シェル高さを増加させる割合が大きくなる。
また、アキュームレータは、液冷媒を内部に貯留して、ガス冷媒を排出する機能を有しているが、冷凍機油も内部に貯留し易いので、冷凍機油を意図的に排出させる必要がある。
これに対して、従来のアキュームレータでは、流出管としてU字管が用いられている。そして、U字管の下端部には、油を排出するための孔が設けられている。アキュームレータのシェル内に気液二相冷媒が流入すると、シェル側面に沿って旋回流が生じ、液滴が遠心分離効果により壁面に付着する。また、冷媒流量が小さい場合は、液冷媒は重力により下方に分離される。どちらにせよ、液冷媒は、シェルの下部に滞留され、ガス冷媒はシェル内の上部から排出されて圧縮機に至る(例えば、特許文献2参照)。
上記のように構成された従来のアキュームレータでは、大容量化の際に、U字管の径を拡大させる比率よりも、U字管の長さを増大させる傾向にある。このため、圧力損失が増大し、圧縮機の吸入圧力が低下するため、空気調和装置の能力低下及び性能低下が生じる。
また、敢えてU字管の径を拡大させると、シェル径がそれほど拡大できないので、U字管の曲げ加工が困難となり、加工性が低下する。さらに、シェルの内部でU字管が占める割合が増加し、容量が増加すると冷媒流量が増加することもあり、シェルの内部での冷媒流速が増加する。
このような状況で、気液二相流がシェル内に流入すると、シェル側面に沿って旋回流が生じるよりも先にガス流が壁面に衝突し、液冷媒が飛散する。また、冷媒流速が速いため、飛散した液滴がそのまま流出管を通してシェル外へ流出し易い。さらに、一旦壁面に付着した液滴が、高速のガス流速により壁面から飛散し、シェル外へ流出する可能性がある。さらにまた、U字管によりガス流れが乱され、液冷媒がシェル外へ移動し易い。よって、アキュームレータの気液分離性能及び液冷媒貯留機能が低下する。また、気液分離性能が悪化することにより、圧縮機の信頼性を損なう可能性がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、容量の大きい空気調和装置に用いる場合にも、圧力損失が小さく、気液分離性能及び液冷媒貯留機能の低下を抑制することができ、圧縮機の信頼性を確保することができるアキュームレータ、及びそれを用いた空気調和装置を得ることを目的とする。
この発明に係るアキュームレータは、円筒状の容器であるシェル、シェルの上部に接続されており、シェル内に冷媒を流入させる流入管、シェルの上部に接続されており、シェル内から冷媒を流出させる流出管、及びシェルの下部に接続されている第1の端部と、流出管に接続されている第2の端部とを有しており、かつシェルの外部に配置されており、シェル内の油を流出管に導出する油管を備えている。
この発明のアキュームレータは、シェル内の油を流出管に導出する油管が、シェルの外部に配置されており、シェルの下部と流出管とに接続されているので、容量の大きい空気調和装置に用いる場合にも、圧力損失が小さく、気液分離性能及び液冷媒貯留機能の低下を抑制することができ、圧縮機の信頼性を確保することができる。
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1による空気調和装置を示す構成図である。図において、室外機1は、ガス側配管2及び液側配管3を介して、室内機に設けられた室内熱交換器4に接続されている。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1による空気調和装置を示す構成図である。図において、室外機1は、ガス側配管2及び液側配管3を介して、室内機に設けられた室内熱交換器4に接続されている。
室内機は、例えば、空調対象空間である室内等に設置される。また、室内機は、室外機1と連係動作することで、室内空気との熱交換を行う。室外機1は、例えば、屋外等に設置される。また、室外機1は、室内機と連係動作することで、室外空気との熱交換を行う。
室外機1は、圧縮機5、四方弁6、膨張装置としての膨張弁7、室外熱交換器8、及びアキュームレータ9を有している。圧縮機5、四方弁6、室内熱交換器4、膨張弁7、室外熱交換器8、及びアキュームレータ9が冷媒配管で順次接続されることにより、冷媒回路が形成されている。なお、ガス側配管2及び液側配管3は、冷媒配管の一部を構成している。
圧縮機5は、冷媒を圧縮して吐出する。また、圧縮機5は、運転容量を可変にする構成により、冷媒の吐出量を変動させ、冷媒回路を流通する冷媒循環量を変動させる。
四方弁6は、4つのポートを有しており、冷媒の流路を切り替える。四方弁6のポートは、圧縮機5の吐出側、室外熱交換器8、アキュームレータ9、及び室内熱交換器4にそれぞれ接続されている。四方弁6で冷媒の流路を切り替えることにより、空気調和装置の運転状態を冷房運転と暖房運転との間で切り替える。
室内熱交換器4としては、例えば、空冷式熱交換器が用いられる。室内熱交換器4は、暖房運転時には凝縮器として機能し、冷媒運転時には蒸発器として機能する。
膨張弁7は、室内熱交換器4と室外熱交換器8との間に設けられている。膨張弁7は、室内熱交換器4と室外熱交換器8との間を接続する液側配管3を流通する冷媒の流量を調整する。また、膨張弁7は、冷媒の流量を調整することで、高圧の冷媒液を低圧に絞り膨張させる。膨張弁7としては、開度が可変な構成を有する流量調整弁(電子弁)が用いられている。
なお、冷媒回路の一部を構成する膨張装置は、上記の膨張弁7に限定されるものではなく、例えば、冷媒の流量調整量が固定されているキャピラリチューブであってもよい。
室外熱交換器8としては、例えば、空冷式熱交換器が用いられる。室外熱交換器8は、冷媒と周囲の熱媒体との間で熱交換を行う。また、室外熱交換器8は、暖房運転時には蒸発器として機能し、冷媒運転時には凝縮器として機能する。
アキュームレータ9は、圧縮機5の吸入側に設けられている。アキュームレータ9で液冷媒を貯留することにより、圧縮機5にはガス冷媒が供給される。
室外熱交換器8の容積と室内熱交換器4の容積とには差がある。また、室外機1と室内熱交換器4とを結ぶ延長配管内には、液冷媒又は二相冷媒が流れる。このため、冷房運転か暖房運転かによっても、外気及び室内の温度条件によっても、延長配管の長さによっても、冷凍サイクルに必要な冷媒量が異なる。
しかし、空気調和装置に封入されている冷媒量は一定であるので、必要冷媒量の変動量を吸収するためにアキュームレータ9が用いられている。また、アキュームレータ9は、起動時及び負荷変動発生時など、過渡的な変化に空気調和装置の制御が適切に行われない場合の圧縮機5への液バックに対するバッファとしての機能も有している。
図2は図1の室外機1の内部構造を示す斜視図である。室外機1の筐体10の前面には、空気吹出口(図示せず)が設けられている。空気吹出口の後方には、熱交換室10aが設けられている。熱交換室10aには、室外熱交換器8及び複数の送風機11が設けられている。また、熱交換室10a内には、風路が形成されている。
筐体10内の熱交換室10aの側方には、機械室10bが設けられている。機械室10bには、圧縮機5、冷媒回路部品であるアキュームレータ9、及び電機部品が収納されている。
図3は図1のアキュームレータ9を示す概略の構成図、図4は図3のIV−IV線に沿う断面図、図5は図3のV−V線に沿う断面図である。アキュームレータ9は、円筒状の密閉容器であるシェル12、流入管13、流出管14、及び油管15を有している。シェル12の高さ寸法は、シェル12の内径よりも大きい。この例では、シェル12の直径に対するシェル12の高さ寸法の比は、4.4以上である。
流入管13及び流出管14のシェル12側の端部は、シェル12の上端部に接続されており、シェル12の上端部からシェル12内に挿入されている。流入管13は、シェル12内に冷媒を流入させる。流出管14は、シェル12内から冷媒を流出させる。
シェル12内で、流入管13の端部は、屈曲しており、流出管14の端部よりも下方に位置している。流入管13は、四方弁6に接続されている。流出管14は、圧縮機5に接続されている。
油管15は、シェル12内の油を流出管14へ導出する。また、油管15は、シェル12の外部に配置されている。さらに、油管15は、長さ方向の第1の端部(下端部)15aと第2の端部(上端部)15bとを有している。
第1の端部15aは、シェル12の下部側面に接続されており、シェル12の内部と繋がっている。第2の端部15bは、シェル12の外部で流出管14に接続されており、流出管14内に繋がっている。
油管15と流出管14との合流部14aは、シェル12の上端部よりも高い位置にある。これにより、圧縮機5の停止時にアキュームレータ9内に液冷媒が多く存在しても、油管15を通って圧縮機5へ液冷媒が移動することがない。
ここで、アキュームレータ9に気液二相冷媒が流入する場合について説明する。流入管13からシェル12内に流入した気液二相冷媒は、シェル12の壁面に衝突する。シェル12の壁面に衝突した気液二相冷媒は、シェル12内の旋回流による遠心分離効果で気液分離され、高密度の液冷媒が壁面に付着し、重力によりシェル12の底部へ移動する。また、冷媒流量が少ない場合は、重力により液滴が落下する。いずれにしても、液冷媒がシェル12内に留まり、ガス冷媒が流出管14から導出され易い。
次に、圧縮機5で用いられている冷凍機油について説明する。冷凍機油は、圧縮機5の性能及び信頼性上、重要なものである。この冷凍機油の一部は、冷媒とともにサイクル内を循環する。アキュームレータ9に流入した冷凍機油は、液冷媒と類似の挙動をしてシェル12内に留まろうとする。この状態が続けば圧縮機5内の冷凍機油は減少し、圧縮機5の性能及び信頼性を大きく損なう。
これに対して、図3の構成では、シェル12の下部と流出管14との間に油管15が接続されているため、シェル12内の冷凍機油は油管15内を上昇し、流出管14内に入り、圧縮機5に至る。冷凍機油が油管15内を上昇する駆動源は、アキュームレータ9内の流出管14の入口から、流出管14と油管15との合流部14aまでの冷媒の圧力損失である。
次に、特定の容量の空気調和装置ではなく、製品群として、容量に幅のある空気調和装置の構成について説明する。
空気調和装置は、最大容量を基準として設計されていれば問題はないが、一般的には平均的な容量帯を基準として設計される。このため、室外機1の設置面積は、容量が大きくなっても、それほど大きな設置面積を許容されず、高さ方向を拡大させるのが通例となっている。
図6は図3の流出管14及び油管15の代わりにU字形の流出管(U字管)16を用いたアキュームレータ(比較例)を示す構成図、図7は図6のVII−VII線に沿う断面図、図8は図6のVIII−VIII線に沿う断面図である。流出管16の端部は、シェル12内の上部に配置されており、流出管16の端部よりも上方に位置している。流出管16は、シェル12内の下部でU字形に折り返されている。シェル12内の流出管16の下端部には、油孔16aが設けられている。
図6の構成では、シェル12内に滞留した冷凍機油は、油孔16aから流出管16に入り、アキュームレータ外へ排出される。U字形の流出管16は管長が大きいので、圧力損失が大きい。また、シェル12内で流出管16の占める割合が大きいため、内部流れの速度が大きく、またU字形の流出管16の存在により流れに乱れが生じる。
圧力損失を低下させるには、シェル12の径を拡大する方法があるが、室外機サイズが大型化するため好ましくない。また、流出管径を大きくする方法では、気液分離性能が低下する。
これに対して、実施の形態1(図3)の構成では、流出管14にU字形の折り返し部分が無いため、管長が小さく、圧力損失が小さい。また、U字形の流出管16をシェル12内に収容する場合に比べて、シェル12内の有効な容積が大きいため、内部流れの速度が小さい。さらに、シェル12内にU字管のような流れを乱す物がないため、流れに乱れが生じにくい。
図9は実施の形態1(図3)のアキュームレータ9における空気調和装置の容量比と流出管圧力損失の相対比との関係を図6(U字管ありの場合)の構成と比較して示すグラフである。また、図10は実施の形態1のアキュームレータ9における空気調和装置の容量比とアキュームレータ9内の平均流速比との関係を図6(U字管ありの場合)の構成と比較して示すグラフである。
これらの差異(流入管長さ及びアキュームレータ9内の冷媒流速)は、図11に示すように、アキュームレータ9の形状、即ちシェル12の径に対する高さ寸法の比に大きく依存している。シェル12の直径に対するシェル12の高さ寸法の比が4.4を超えると、返油機能をU字管方式(図6)から油管方式(図3)へ変更することによる効果が大きい。逆に4.4よりも低いと、有意差がない。
従って、実施の形態1のアキュームレータ9は、容量の大きい空気調和装置に用いる場合にも、U字管方式に比べて、圧力損失が小さく、気液分離性能及び液冷媒貯留機能の低下を抑制することができ、性能改善効果が得られる。また、気液二相流が流れる場合の液貯留量が大きく、圧縮機5の信頼性を確保できる。さらに、アキュームレータ9の内部構造が簡略化され、U字管形状による配管振動課題に対処する必要がないので、材料コスト及び製造コストが低減される。
ここで、図9〜11における容量比は、空気調和装置の平均的な容量を基準(=1)としたときの基準に対する容量の比である。例えば、5HPを基準とすれば、10HPの容量比は2となる。基準となる容量は、5HPに限定されるものではなく、例えば4HPであってもよい。また、比較する容量は、空気調和装置の能力(容量)を表す指標であればHPでなくてもよく、例えば冷房定格能力又は暖房定格能力などであってもよい。
また、図9の流出管圧力損失の相対比、及び図10のアキュームレータ内平均流速比についても、空気調和装置の容量比と同様に決める。但し、同じ空気調和装置であっても、条件によって圧損及び流速が異なるので、同一運転条件下での値の比をとる。
なお、流出管14の圧損(シェル12内の開口部から油管15との合流部14aまでの圧損)が小さい場合は、流出管14に絞りを設ければよい(但し、この場合の圧損も、U字管方式における流出管16の圧損(油孔16aから流出管16の上部までの圧損)よりは小さい)。
実施の形態2.
次に、図12はこの発明の実施の形態2による空気調和装置のアキュームレータを示す概略の構成図である。実施の形態2では、油管15と流出管14との合流部14aの高さ方向の位置が、流出管14の最上部と圧縮機5の吸入部(吸入管)との中間に位置している。即ち、流出管14は、圧縮機5の吸入部に接続されており、油管15の流出管14との接続部が、シェル12の上端部よりも低く、圧縮機5の吸入部よりも高くなっている。他の構成は、実施の形態1と同様である。
次に、図12はこの発明の実施の形態2による空気調和装置のアキュームレータを示す概略の構成図である。実施の形態2では、油管15と流出管14との合流部14aの高さ方向の位置が、流出管14の最上部と圧縮機5の吸入部(吸入管)との中間に位置している。即ち、流出管14は、圧縮機5の吸入部に接続されており、油管15の流出管14との接続部が、シェル12の上端部よりも低く、圧縮機5の吸入部よりも高くなっている。他の構成は、実施の形態1と同様である。
実施の形態1において、流出管14の入口から合流部14aまでの圧力損失が、油管15の液ヘッドよりも小さい場合、流出管14に絞りを設ける必要がある。これに対して、実施の形態2の構成では、液ヘッドを小さくするために、流出管14に絞りを設ける必要がない。
このように、流出管14に絞りを設けないので、アキュームレータの圧力損失を低減でき、性能が改善する。
なお、圧縮機5の停止時に、シェル12内の液冷媒が油管15を通して圧縮機5に至る恐れがある。しかし、シェル12内に大量の液冷媒が存在すると、シェル12内のガス空間が小さく、また、容量が大きくてもシェル径が小さいため、気液分離効率が大きく低下する。その状態で圧縮機を起動させても、多くの液冷媒が圧縮機5に至る。
つまり、起動前に圧縮機5の内部に液冷媒が存在するか、起動直後に液冷媒が圧縮機5に流入するかの違いであるが、インバータ駆動する圧縮機5では、起動時の負荷が小さく、信頼性上の有意差はない。
また、油管15がシェル12の外部に存在するので、電磁弁又は複数の油管を設けることで、シェル12内の液冷媒の量(液面高さ)に応じて、適切な冷媒制御を実施することができる。
なお、空気調和装置の冷媒回路は、図1の例に限定されるものではない。例えば、2台以上の圧縮機5が用いられていてもよい。また、例えば、2台以上の室内熱交換器4が用いられていてもよい。さらに、例えば、2台以上の室外熱交換器8が用いられていてもよい。さらにまた、例えば、四方弁6が用いられていなくてもよい。
また、冷媒回路を流通する冷媒については特に限定しない。例えば、二酸化炭素、炭化水素、又はヘリウム等の自然冷媒、若しくはR410A、R407C、又はR404等の代替冷媒などであってもよく、塩素を含まない冷媒が好適である。
さらに、冷媒との熱交換対象となる媒体は、空気に限定されるものではない。例えば、水、冷媒、又はブライン等であってもよい。
さらに、冷媒との熱交換対象となる媒体は、空気に限定されるものではない。例えば、水、冷媒、又はブライン等であってもよい。
4 室内熱交換器、5 圧縮機、7 膨張弁(膨張装置)、8 室外熱交換器、9 アキュームレータ、12 シェル、13 流入管、14 流出管、15 油管、15a 第1の端部、15b 第2の端部。
Claims (4)
- 円筒状の容器であるシェル、
前記シェルの上部に接続されており、前記シェル内に冷媒を流入させる流入管、
前記シェルの上部に接続されており、前記シェル内から冷媒を流出させる流出管、及び
前記シェルの下部に接続されている第1の端部と、前記流出管に接続されている第2の端部とを有しており、かつ前記シェルの外部に配置されており、前記シェル内の油を前記流出管に導出する油管
を備えているアキュームレータ。 - 前記シェルの直径に対する高さ寸法の比が4.4以上である請求項1記載のアキュームレータ。
- 前記油管の前記流出管との接続部は、前記シェルの上端部よりも低く、前記流出管が接続される圧縮機の吸入部よりも高くなっている請求項1又は請求項2に記載のアキュームレータ。
- 冷媒を圧縮して吐出する圧縮機と、
冷媒と周囲の熱媒体との間で熱交換を行う室内熱交換器及び室外熱交換器と、
前記室内熱交換器と前記室外熱交換器との間を流通する冷媒の流量を調整する膨張装置と、
前記圧縮機の吸入側に設けられており、液冷媒を貯留することにより前記圧縮機にガス冷媒を供給するアキュームレータと
を備え、
前記アキュームレータは、
円筒状の容器であるシェル、
前記シェルの上部に接続されており、前記シェル内に冷媒を流入させる流入管、
前記シェルの上部に接続されており、前記シェル内から冷媒を流出させる流出管、及び
前記シェルの下部に接続されている第1の端部と、前記流出管に接続されている第2の端部とを有しており、かつ前記シェルの外部に配置されており、前記シェル内の油を前記流出管に導出する油管
を有している空気調和装置。
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