JP2016124624A - 巻取ローラー - Google Patents

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Abstract

【課題】帯状体ロールを容易に取り外すことができ、かつ、安価に製造できる巻取ローラーを提供する。
【解決手段】巻取ローラー3は、軸方向に延びる溝部11を外周面に形成した円柱状のローラー本体10と、一部が外周面から突出するように溝部に対して挿入可能とされた棒状の狭持部21と、狭持部を溝部に挿入した状態で溝部に対する狭持部の回転を規制する回転規制手段30と、を備える。狭持部は、溝部との間に剥離台紙を挟み込む狭持部位22を有する。狭持部位は、狭持部の軸線方向に直交する断面で、軸線方向に直交する第一方向の寸法を、軸線方向及び第一方向に直交する第二方向の寸法よりも長く設定した形状に形成される。回転規制手段は、狭持部位における第一方向をローラー本体の径方向に向けた状態に保持するように、溝部に対する狭持部の回転を規制する。
【選択図】図1

Description

本発明は、剥離台紙を巻き取る巻取ローラーに関する。
帯状の剥離台紙(ラベル台紙)の表面に複数のラベルを剥離台紙の長手方向に並べて仮着した帯状のラベルテープは、例えば、複数の各種製品に対してラベルを順次貼り付けるラベル貼付機において用いられる。
ラベル貼付機は、例えば特許文献1のように、ラベルを剥がした後の剥離台紙を巻き取るための巻取ローラー(巻取装置)を備える。剥離台紙は、その長手方向の一端を巻取ローラーの外周部に係止した上で、巻取ローラーを回転させることにより、剥離台紙が巻取ローラーに対してロール状に巻き取られる。
特許文献1には、ロール状に巻き取られた剥離台紙(以下、帯状体ロールと呼ぶ。)を容易に取り外すための巻取装置が開示されている。この巻取装置は、回転軸と、回転軸に一体に固定され、回転軸の径方向外側に間隔をあけた位置で回転軸の軸方向に延びるピン部材を含む回転部材と、回転軸に対して軸方向にスライド自在に支持され、回転部材と係合して回転部材と一体に回転可能な回転コアと、を有する。
この巻取装置では、回転コアを回転部材に係合させ、ピン部材と回転コアの外周面との間に剥離台紙の一端を挟み込んだ状態で、回転軸及び回転部材を回転させることで、剥離台紙が回転コア及びピン部材の周りにロール状に巻き取られる。ロール状の帯状体ロールは、回転コアを回転軸及び回転部材に対して軸方向にスライドさせることで、回転コアと共に回転軸及び回転部材から取り外すことができる。取り外した状態では、回転コアに対する帯状体ロールの締め付けが緩むため、帯状体ロールを回転部材から容易に取り外すことができる。
特開平7−24843号公報
しかしながら、特許文献1の巻取装置では、帯状体ロールが回転コア及びピン部材を強く締め付けるため、帯状体ロール(剥離台紙)とピン部材との摩擦力は非常に大きくなる。このため、回転コアと共に帯状体ロールを回転軸から引き抜く際には大きな力が必要となる。すなわち、ロール状に巻かれた帯状体の取り外しが依然として難しい、という問題がある。
また、特許文献1の巻取装置は、回転軸とピン部材とを一体に固定する構造、回転コアをピン部材の内周側に入り込むようにするための構造を有する。すなわち、特許文献1の巻取装置は複雑であるため、その製造コストが高い、という問題もある。
本発明は、上述した事情に鑑みたものであって、帯状体ロールを容易に取り外すことができ、かつ、安価に製造できる巻取ローラーを提供することを目的とする。
この課題を解決するために、本発明の巻取ローラーは、帯状の剥離台紙を巻き取る巻取ローラーであって、円柱状に形成され、軸方向に延びる溝部を外周面に形成したローラー本体と、棒状に形成されると共に、長手方向が前記溝部の延在方向に一致するように、かつ、一部が前記外周面から突出するように、前記溝部に対して挿入可能とされ、さらに、前記溝部に挿入された状態で前記長手方向に延びる軸線を中心に回転自在とされた狭持部と、前記狭持部を溝部に挿入した状態で、前記溝部に対する前記狭持部の回転を規制する回転規制手段と、を備え、前記狭持部が、前記溝部との間に前記剥離台紙を挟み込む狭持部位を有し、該狭持部位が、前記狭持部の軸線方向に直交する断面で、前記軸線方向に直交する第一方向の寸法を、前記軸線方向及び前記第一方向に直交する第二方向の寸法よりも長く設定した形状に形成され、前記回転規制手段は、前記狭持部位における前記第一方向を前記ローラー本体の径方向に向けた状態に保持するように、前記溝部に対する前記狭持部の回転を規制する。
本発明によれば、帯状体ロールを容易に巻取ローラーから取り外すことができ、かつ、巻取ローラーを安価に製造できる。
本発明の一実施形態に係る巻取ローラーをラベル貼付機の本体部に取り付けた状態を示しており、(a)は側面図、(b)は(a)のIB−IB矢視断面図、(c)は(a)のIC−IC矢視断面図である。 図1の棒状部材をローラー本体から取り外した状態を示す側面図である。 図1の巻取ローラーの溝部と狭持部とのに剥離台紙の端部を挟み込んだ状態を正面側から見た図である。 図1の巻取ローラーに剥離台紙を巻き取った状態を示す側面図である。 図1の巻取ローラーに剥離台紙を巻き取った状態を正面側から見た図である。 図1の巻取ローラーから帯状体ロールを取り外す方法を示す図である。
以下、図1〜6を参照して本発明の一実施形態について説明する。
図1〜3に示すように、本実施形態に係る巻取ローラー3は、各種商品に対してラベルを順次貼り付けるラベル貼付機1に備える。ラベル貼付機1は、帯状の剥離台紙Mの表面に複数のラベル(不図示)を剥離台紙Mの長手方向に並べて仮着したラベルテープを移送しつつ、ラベルを剥離台紙Mから剥離させて各種商品に貼り付けるものである。
巻取ローラー3は、ラベル貼付機1の本体部2に取り付けられた状態で回転することで、ラベルが剥離した後の剥離台紙Mをロール状に巻き取る。
本実施形態の巻取ローラー3は、ローラー本体10と、狭持部21と、回転規制手段30と、を備える。
ローラー本体10は、円柱状に形成されている。ローラー本体10は、その軸A1方向がラベル貼付機1の本体部2から離れる方向に延びるように取り付けられる。ローラー本体10を本体部2に取り付けた状態では、ローラー本体10がこれを回転駆動するモータ等の駆動部(不図示)に接続される。この駆動部は、巻取ローラー3と共に剥離台紙Mを巻き取る巻取装置を構成する。ローラー本体10は、本体部2に対して、例えば着脱不能であってもよいが、本実施形態ではローラー本体10の軸方向に着脱可能である。
ローラー本体10の外周面10aには、軸A1方向に延びる溝部11が形成されている。溝部11は、例えば断面半円状等の断面円弧状に形成されてもよいが、本実施形態では溝部11の加工容易性を考慮して、断面V字状に形成されている。また、溝部11は、少なくとも本体部2から離れて位置するローラー本体10の軸方向の先端面10bに開口していればよいが、本実施形態ではローラー本体10の両端面に開口している。
以上のように構成されるローラー本体10は、例えばポリプロピレン(PP)からなる。
狭持部21は、棒状に形成されている。また、狭持部21は、その長手方向(軸線A2方向)が溝部11の延在方向に一致するように、かつ、一部がローラー本体10の外周面10aから突出するように、溝部11に対して挿入可能である。また、狭持部21は、溝部11に挿入された状態で狭持部21の軸線A2を中心に回転自在である。
狭持部21は、ローラー本体10に対して、例えばその全体が溝部11に挿入されるように配されてもよいが、本実施形態では、狭持部21の長手方向の第一端部21Aがローラー本体10の先端面10b(軸方向端部)から突出するように配される。すなわち、第一端部21Aを除く狭持部21の部分が溝部11に挿入される。
狭持部21は、溝部11との間に剥離台紙Mを挟み込む狭持部位22を有する。狭持部21の軸線A2方向に直交する狭持部位22の断面形状は、軸線A2方向に直交する狭持部位22の第一方向の寸法D1を、軸線A2方向及び第一方向に直交する狭持部位22の第二方向の寸法D2よりも長く設定した形状に形成されている。このため、狭持部位22の第一方向がローラー本体10の径方向に向くように狭持部21を溝部11に挿入した状態では、ローラー本体10の外周面10aから突出する狭持部位22の突出長さが、狭持部位22の第二方向をローラー本体10の径方向に向けた状態(図6参照)と比較して長くなる。なお、狭持部位22の第二方向をローラー本体10の径方向に向けた状態では、例えば狭持部位22がローラー本体10の外周面10aから突出しなくてもよい。
狭持部位22は、例えば断面半円状に形成されてもよいが、本実施形態では断面長方形状に形成されている。
狭持部位22は、例えば狭持部21のうち溝部11に挿入される部分全体に形成されてもよいが、本実施形態では、溝部11に挿入される狭持部21のうち本体部2から離れて位置するローラー本体10の先端部において溝部11に挿入される狭持部21の第一端部21A側の部位23を除く部分に形成されている。
ローラー本体10の先端部において溝部11に挿入される狭持部21の第一端部21A側の部位23の断面形状は、任意であってよいが、本実施形態では狭持部21が溝部11に挿入された状態で軸線A2を中心に容易に回転できるように、断面円形状に形成されている。
以上のように構成される狭持部21は、例えばローラー本体10よりも硬度の高い材料からなっていてもよい。
また、本実施形態は、狭持部21の第一端部21Aに固定され、第一端部21Aから狭持部21の径方向外側に延びる操作部25を備える。狭持部21の径方向における操作部25の延出方向は、前述した狭持部位22の第一方向に一致している。本実施形態の操作部25は、棒状部材に屈曲加工を施すことで、狭持部21に一体に形成されている。また、本実施形態の操作部25はU字状に形成されている。このため、操作部25の延在方向先端は、狭持部21の第一端部21Aに対して逆に向いている。また、本実施形態では、狭持部21からその径方向に延びる操作部25の寸法が、ローラー本体10の直径寸法よりも短く設定されている。
回転規制手段30は、狭持部21を溝部11に挿入した状態で、狭持部位22における第一方向をローラー本体10の径方向に向けた状態に保持するように、溝部11に対する狭持部21の回転を規制する。本実施形態の回転規制手段30は、操作部25の延出方向先端に固定された被係止部26と、ローラー本体10に固定されて被係止部26を係止することで狭持部21の回転を係止する係止部31と、を備える。
被係止部26は、操作部25の延出方向先端から狭持部21と逆向きに延びている、このため、狭持部21を溝部11に挿入した状態では、被係止部26がローラー本体10の先端部に近づくように延びる。また、被係止部26は、図1,3に例示するように、狭持部位22の第一方向がローラー本体10の径方向に向くように狭持部21を溝部11に挿入した状態において、ローラー本体10の外周面10aよりも径方向内側に位置する。本実施形態の被係止部26は、狭持部21及び操作部25と一体に形成されている。すなわち、本実施形態では、狭持部21、操作部25及び被係止部26が、U字状に形成された棒状部材20によって構成されている。
本実施形態の係止部31は、ローラー本体10の外周面10aよりも径方向内側に設けられている。具体的には、係止部31は、ローラー本体10の先端部に形成された窪み部12の内部に設けられる。窪み部12は、ローラー本体10の外周面10aのうち溝部11と反対側の部分から径方向内側に窪んで形成されている。また、窪み部12は、ローラー本体10の先端面10bに開口している。また、窪み部12は、溝部11に配された狭持部21をその軸線A2を中心に回転させた際に、被係止部26が窪み部12の内外に出入りできるように形成されている(図6参照)。このため、窪み部12の底面13は、図3に示すようにローラー本体10の先端面10b側から見て、溝部11と反対側に位置する底面13の中央部分13Aから左右両側に向かうにしたがって、溝部11に近づく方向(図3において上方)に傾斜している。
本実施形態の係止部31は、弾性変形可能な板ばね部材からなる。係止部31は、ローラー本体10に面接触で固定される固定部32と、固定部32に連ねて形成されて被係止部26を保持する保持部33と、を備える。係止部31は、固定部32と保持部33との間で弾性的に折り曲げ可能に形成されている。
本実施形態の固定部32は、窪み部12の底面13のうち中央部分13Aに隣り合う一方の傾斜部分13B(図1(b)において左側の傾斜部分13B)に固定される。固定部32は、ローラー本体10に対して例えば着脱不能に固定されてもよいが、本実施形態ではネジ34によってローラー本体10に対して着脱自在に固定される。
保持部33は、固定部32に対して窪み部12の底面13の他方の傾斜部分13B側に配され、被係止部26をローラー本体10の周方向から挟み込む一対の支持壁部33A,33Bを有する。一対の支持壁部33A,33Bは、図示例のように板ばね部材をV字状に折り曲げることで構成されてもよいが、例えばU字状に折り曲げることで構成されてもよい。第一支持壁部33Aは、固定部32に対して窪み部12の底面13から離れるように延びている。第二支持壁部33Bは、第一支持壁部33Aの延出方向先端から、窪み部12の底面13の他方の傾斜部分13B側に延びている。また、第二支持壁部33Bは、その延出方向先端に向かうにしたがって窪み部12の底面13(特に他方の傾斜部分13B)に近づくように傾斜している。保持部33は、例えばU状に形成されてもよいが、本実施形態ではV字状に形成されている。
以上のように構成される本実施形態の保持部33は、ローラー本体10の先端面10b側に開口している。このため、溝部11に挿入された狭持部21をローラー本体10の先端部側から基端部側に向けてスライド移動させることで、棒状の被係止部26を保持部33内(一対の支持壁部33A,33Bの間)に挿入することができる。
次に、上記構成の巻取ローラー3の作用について説明する。
本実施形態の巻取ローラー3によって剥離台紙Mを巻き取る場合には、はじめに、図3に示すように、剥離台紙Mの長手方向の端部を、狭持部21の狭持部位22とローラー本体10の溝部11との間に挟み込む。これにより、剥離台紙Mの長手方向の端部が巻取ローラー3に固定される。次いで、狭持部位22の第一方向がローラー本体10の径方向に向くように、回転規制手段30によって狭持部21の回転位置を保持する、すなわち、被係止部26をローラー本体10の先端面10b側から係止部31の保持部33に挿入する。この状態では、保持部33の一対の支持壁部33A,33Bが被係止部26をローラー本体10の周方向から挟み込むため、狭持部21の回転が規制される。
その後、ローラー本体10をその軸A1を中心に回転(例えば図3の矢印方向に回転)させる。これにより、剥離台紙Mは、図4,5に示すように、ローラー本体10の外周面10a及び狭持部21の狭持部位22を覆うようにロール状に巻き取られる。この際、狭持部21の回転は回転規制手段30によって規制されるため、剥離台紙Mを巻き取る際に狭持部21がその軸線A2を中心に回転することはない。
巻取ローラー3においてロール状に巻き取られた剥離台紙M(以下、帯状体ロールMRと呼ぶ。)を巻取ローラー3から取り外す際には、図6に示すように、回転規制手段30による狭持部21の回転規制を解除し、狭持部21をその軸線A2を中心に90度回転させればよい。本実施形態では、被係止部26が保持部33の第二支持壁部33Bの延在方向先端側に向かうように、狭持部21を回転(図6において左回りに回転)させることで、第二支持壁部33Bが窪み部12の底面13から離れるように保持部33が固定部32に対して弾性的に折り曲げられる。これにより、被係止部26を保持部33の外側に抜き出すことができる。すなわち、回転規制手段30による狭持部21の回転規制を解除できる。
そして、狭持部21がその軸線A2を中心に90度回転することで、狭持部21の狭持部位22の第二方向がローラー本体10の径方向に向く。このため、帯状体ロールMRによって巻取ローラー3を締め付ける力が弱まり、帯状体ロールMR(剥離台紙M)とローラー本体10や狭持部21との摩擦力が小さくなる、あるいは無くなる。
最後に、狭持部21を溝部11からその延在方向に引き抜き、帯状体ロールMRをローラー本体10の先端部側に引き抜くことで、帯状体ロールMRの取外しが完了する。
以上説明したように、本実施形態の巻取ローラー3、これを備える巻取装置及びラベル貼付機1によれば、狭持部21を90度回転させるだけで、帯状体ロールMRによって巻取ローラー3を締め付ける力が弱まるため、帯状体ロールMRを容易に巻取ローラー3から取り外すことができる。
また、本実施形態の巻取ローラー3は、従来のものと比較して、円柱状に形成されたローラー本体10の溝部11に棒状の狭持部21を入れる単純な構造であるため、製造コストを低く抑えることができる。
また、本実施形態の巻取ローラー3によれば、狭持部21にはその径方向外側に延びる操作部25が固定されているため、帯状体ロールMRを巻取ローラー3から取り外す際に、小さな力でも狭持部21を容易に回転させることができる。すなわち、帯状体ロールMRをさらに容易に巻取ローラー3から取り外すことができる。
さらに、本実施形態の巻取ローラー3は、ローラー本体10、これに固定される係止部31、並びに、狭持部21、操作部25及び被係止部26を一体に形成した棒状部材20の三つだけで構成することができる。すなわち、巻取ローラー3の製造コストをさらに低く抑えることが可能となる。
また、本実施形態の巻取ローラー3によれば、係止部31がローラー本体10の外周面10aよりも径方向内側に設けられているため、係止部31が帯状体ロールMRをローラー本体10の軸方向に引き抜く際の妨げになることを確実に防止できる。
また、本実施形態の巻取ローラー3によれば、狭持部21が巻取ローラー3に対して着脱自在であるため、剥離台紙Mの長手方向の端部を巻取ローラー3に容易に固定できる。
以上、本発明の詳細について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることができる。
例えば、係止部31の固定部32は、少なくともローラー本体10のうち径方向外側に向く面に固定されればよく、例えば、ローラー本体10の外周面10aに固定されてもよい。すなわち、係止部31は、例えばローラー本体10の外周面10aよりも径方向外側に設けられてもよい。
1 ラベル貼付機
3 巻取ローラー
10 ローラー本体
10a 外周面
10b 先端面(軸方向端部)
11 溝部
20 棒状部材
21 狭持部
22 狭持部位
25 操作部
26 被係止部
30 回転規制手段
31 係止部
A1 軸
A2 軸線
M 剥離台紙
MR 帯状体ロール

Claims (4)

  1. 帯状の剥離台紙を巻き取る巻取ローラーであって、
    円柱状に形成され、軸方向に延びる溝部を外周面に形成したローラー本体と、
    棒状に形成されると共に、長手方向が前記溝部の延在方向に一致するように、かつ、一部が前記外周面から突出するように、前記溝部に対して挿入可能とされ、さらに、前記溝部に挿入された状態で前記長手方向に延びる軸線を中心に回転自在とされた狭持部と、
    前記狭持部を溝部に挿入した状態で、前記溝部に対する前記狭持部の回転を規制する回転規制手段と、を備え、
    前記狭持部が、前記溝部との間に前記剥離台紙を挟み込む狭持部位を有し、
    該狭持部位が、前記狭持部の軸線方向に直交する断面で、前記軸線方向に直交する第一方向の寸法を、前記軸線方向及び前記第一方向に直交する第二方向の寸法よりも長く設定した形状に形成され、
    前記回転規制手段は、前記狭持部位における前記第一方向を前記ローラー本体の径方向に向けた状態に保持するように、前記溝部に対する前記狭持部の回転を規制する巻取ローラー。
  2. 前記狭持部の長手方向の第一端部は、前記狭持部が前記溝部に挿入された状態で前記ローラー本体の軸方向端部から突出し、
    前記狭持部の第一端部に一体に固定され、前記第一端部から前記狭持部の径方向外側に延びる操作部を備える請求項1に記載の巻取ローラー。
  3. 前記回転規制手段が、
    前記操作部の延出方向先端に固定され、前記操作部の延出方向先端から前記狭持部と逆向きに延びる被係止部と、
    前記ローラー本体に固定され、前記被係止部を係止することで前記狭持部の回転を規制する係止部と、
    を備える請求項2に記載の巻取ローラー。
  4. 前記係止部が、前記ローラー本体の外周面よりも径方向内側に設けられている請求項3に記載の巻取ローラー。
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