JP2016123704A - 光硬化型固定材 - Google Patents
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Abstract
【課題】 基材に担持させた光硬化型樹脂材を硬化させて施術対象部に抱着し固定するに際し、安全性が確保できて確実に処理できるとともに、無理なく沿わせて固定でき、分解することなく一時的に固定が解除できる機能を備えた光硬化型固定材を提供する。
【解決手段】 光硬化型樹脂材4を包含する繊維製の基材層2と、その基材層2の内部に介在させた光透過部を備え可撓性を有する芯材5と、前記基材層2を表裏両面から覆って透光性のある樹脂フイルムの被覆層6とを積層して内部を密閉した構成の固定材とする。
【選択図】図1
【解決手段】 光硬化型樹脂材4を包含する繊維製の基材層2と、その基材層2の内部に介在させた光透過部を備え可撓性を有する芯材5と、前記基材層2を表裏両面から覆って透光性のある樹脂フイルムの被覆層6とを積層して内部を密閉した構成の固定材とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、光硬化型樹脂材を担持する基材層に、固定や矯正保持などを必要とする対象体に巻き付けた後に保形機能を発揮する芯材を、内在させた積層構造の光硬化型固定材に関するものである。
従来、医療の分野で、殊に整形外科分野において骨折や捻挫などの治療を目的とする固定材が広く使用されている。この治療用の固定材としては、焼石膏を水で練って繊維基材に保持させてなる包帯を固定対象部位に巻き付けて固定する水硬性の固定材、例えばギプス包帯などが汎用されていた。
しかし、前記水硬性の固定材(ギプス包帯)は、重くて強度が不足することや、水に弱いことなど多くの問題点があった。そこで、このような問題点を解決する手段として、水硬化型の樹脂材を織物や編み物でなる基材に含浸させた水硬化型医療用固定材が、水に強く、強度も大きいとして利用されている。このような技術については例えば特許文献1によって知られている。
また、水硬化型樹脂による固定材にあっては、使用によって装着部位における生体機能の低下を招くという問題点があることから、装着後において障害を来さないで装着部位の固定が可能である光硬化型の樹脂を採用した医療用固定材が開発され、水硬化型の固定材の問題点を解決しようとするものがある。このような技術については、特許文献2、3などによって開示されている。
しかしながら、前記光硬化型樹脂を用いた固定材を使用するには当然のことながら、装着後に固定する操作は当該固定材に対して光線を照射して液状の樹脂を反応させて硬化することである。そして、使用する樹脂は一般に紫外線硬化型樹脂で、照射する光は強力であって、ほとんど目に見えないために直視していると目に障害を与えることになるという問題がある。したがって、このような危険性を備える紫外線を用いて目的を達成するものでは、特にその危険性を十分認識した立場で取扱わねばならず、医療従事者など施術者に大きな負担を与えるという問題点がある。そのために、可視光領域での光硬化が可能な硬化剤を用いることも一部提案されている。
また、前記先行技術による固定材では、例えば水硬化型樹脂を用いた場合、あるいは光硬化型樹脂を用いた場合であっても、被装着部に装着して樹脂の固定化を行うと、この固定材は装着状態で保持されて一応の目的は達成できる。しかしながら、例えば患部の治療などを行うときには解体しないと取り外すことができない。もっとも、部分的に樹脂固定材を選択的に、あるいは部分的に非硬化状態にすることで全体的な固定を除き一部が動くようにすることが記載されている。しかし、固定部分についてその固定を一時的に解除することは困難であるという問題点がある。したがって、一旦固定状態から治療などのために取り外すと、改めて別途固定材を準備して改めて固定をし直すことになり不便であるばかりか、経済的にも負担が多くなるという問題点がある。
本発明では光エネルギーによって基材に担持させてある光硬化型樹脂材を硬化させるに際し、施術者に取扱上での安全性が直接的に確保できて、施術対象部に対して確実に処理できるようにするとともに、被施術部位に対し無理なく沿わせて固定でき、固定材を分解することなく一時的に固定が解除できる機能を備え、かつ取扱いが容易な光硬化型固定材を提供することを目的とする。
前記目的を解決するために、本発明による光硬化型固定材は、
光硬化型樹脂材を含む繊維にてなる基材層と、その基材層の内部に介在させた光透過部を備え可撓性を有する芯材と、前記基材層を表裏両面から覆って透光性のある樹脂フイルムの被覆層とを積層して内部を密閉した構成であることを特徴とするものである。
光硬化型樹脂材を含む繊維にてなる基材層と、その基材層の内部に介在させた光透過部を備え可撓性を有する芯材と、前記基材層を表裏両面から覆って透光性のある樹脂フイルムの被覆層とを積層して内部を密閉した構成であることを特徴とするものである。
前記発明において、前記基材層は、光硬化型樹脂材を不織布および/または布帛に塗布もしくは含浸させて形成されているのが好ましい。こうすることによって、光硬化型の樹脂材を適正な使用量にして硬化後における固定保持の目的を容易に達成させることができる。また、この固定材を製作するに際しても基材層として光硬化型樹脂をシート状に担持させて取り扱いを容易にする。
前記基材層には、可視光〜紫外線領域での光硬化機能を備える光硬化樹脂を使用することにより、固定材を被装着体(固定対象体・人体の場合損傷した腕や脚部)に巻き付けて硬化処理を行う際、施術者が可視光線によって処理していることを認識でき、目を痛めることなく安全性を確保することができる。
また、基材層の内部に介在させる芯材としては、有機物の繊維をネット状に編成したもの、あるいはプラスチックシート材でネット状にしたものであるのが好ましい。このようなネット状にしたものを用いることで適度な剛性を維持して装着時に固定対象体の外形に沿わせる操作を容易にすることができる。なお、この有機物の繊維を用いる場合、撚糸としては太い糸を用いて剛性を備えつつ柔軟性をも得られる構造であるのが好ましい。
このような構成の光硬化型固定材は、所定寸法にした各部材を、芯材を基材層で上下から挟むように重ね、さらに両外側を透光性樹脂フイルムで覆うように積層して周囲を封止し密閉状態に固定材を形成する。こうした固定材を使用前の状態では、遮光性を有するフイルムで密閉包装し、使用時までは光硬化型樹脂が硬化しないように保持できる状態で提供する。もちろん、硬化時における異臭の放散を防止できる。
本発明の光硬化型固定材によれば、固定材としての厚みを薄くすることができ、しかも芯材を備えているので適度な剛性力が確保できて取扱いを容易にし、芯材が剛性を備えると同時に被処理面の外面に対して柔軟性を保って対応させることができる。したがって、光硬化処理を行って処理面が出入りのある曲面であってもそれに対応して芯材が保形力を発揮し、被装着体に対して被処理面に沿った形状で硬化して固定させることができるという効果を奏する。また、固定材の光硬化型樹脂を硬化処理するに際し、可視光線を交えた光照射器によって処理できるように光硬化型樹脂材を選択することにより、光照射時の安全性を確保できるという効果を合わせ有する。
しかも、本発明の光硬化型固定材は、固定機能を発揮する光硬化型樹脂材を含む基材層内に、可撓性を有する芯材が介在されているので、固定機能のみならず必要に応じて巻き付けている固定材を合わせ目から開いて装着部から取り外し、再び元の状態で被装着体に装着できるという機能をも具備する。したがって、例えば外科医療用固定材として使用する場合、患部の治療のために固定材を解体することなく合わせ目から開いて取り外し、処置後に再び当初の状態に装着することができるという利便さを有するものである。
また、本発明の光硬化型固定材は、外科医療用固定材のみならず、樹木などの補修用として幹や枝などの破損部分を補修して再生させるのに故障部分に巻き付けて固定保持するのに、光硬化樹脂による固定と基材層内に介在させた芯材の補強力によって長期間の使用ができるという効果を奏する。
次に、本発明の光硬化型固定材について、その一実施形態を表す図面を参照しつつ説明する。
この実施形態の光硬化型固定材1(以下、単に「固定材1」という)は、図1に示すように上下二層の基材層2,2間に芯材5を介在させ、前記基材層2と芯材5とを透光性のある樹脂フイルムにてなる被覆層6で被覆して周囲を密閉し、所定寸法で方形に形成してなるものである。なお、前記基材層2は上下ともに同じ構成のものが用いられ、必要に応じて層の厚さを異ならせることもできる。
前記基材層2は、化学繊維で作成された不織布、あるいは編地または織布、さらには前記編地や織布で起毛処理したものなどを基布3とし、この基布3に光硬化型樹脂4を含浸もしくは塗布したもので構成される。ここで用いられる光硬化型樹脂4としては、可視光〜紫外線硬化型樹脂が採用され、例えば光硬化開始剤を含めたメタアクリレート系樹脂が用いられる。
そして、前記基材層2としては、前記基布3として選択された材料にてなる繊維布の両面に前記光硬化型樹脂4を塗布(または浸漬)したものを二層用い、その基材層3で芯材5を挟み付けて主体となる構成とする。
前記芯材5としては、プラスチックのモノフィラメントを用いてネット状に編成したもの、あるいはプラスチックシートを縦方向に千鳥状に断続して切断し一部を残し、横方向に広げてなるエキスパンドネット(金属プレートで形成されるエキスパンドメタルと同様のもの)を用いるのがよい。前記編成されたネットである場合、網目が比較的に粗いネットであるのが照射光の通過を妨げず、樹脂の硬化を遅延させないで好ましい。また、化学繊維の太撚糸で網目の粗いネット状にしたものを用いてもよい。ここで採用するプラスチックとしてはポリプロピレン、ポリエチレン、ポリカーボネートなど適度の剛性を有して弾力性を備え、かつ透光性を有しているものが望ましい。
前述のような基材層2と芯材5とは、その芯材5が基材層2の主体となる基布3の長手方向(軸方向)に対して交差する方向(言い換えると横幅方向)に湾曲しやすい状態で配置する。そして、光硬化型樹脂4が付着する基材層2(二枚の基布)の間に前記芯材5を挟み込んで積層し、芯材5が内在する基材層2の外周面を透光性樹脂フイルムにてなる被覆層6を重ね合わせて周囲を密閉する。ここで使用される透光性樹脂フイルムとしてはポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアミド樹脂などのいずれかで透明なものを用いるようにする。
このような積層構造にされた固定材1は、その外形寸法が使用対象に応じる寸法の方形にして基材層2が被覆層6で密封状態にされているので、使用に供するまでは基材層2に含まれる光硬化型樹脂4は未反応状態に保たれる。しかし外部から光を浴びると光硬化型樹脂4が反応して硬化するので、未反応状態を維持できるように、遮光性の樹脂フイルムで形成した包装袋(図示せず)に収めて流通できるようにする。
使用に際しては、包装袋を開封して固定材1を取出し、図2(a)(b)で表すように、対処する被固定体A(医療用固定材として使用する場合は被施術者の患部)の装着個所に沿わせて両側から囲うようにして抱着(患部を抱え込むように重ね合わす)する。この場合、被施術者の患部Aは治療を施した後包帯あるいはガーゼなどを巻き付けた状態にして、その上側を固定材1で被覆し、さらにその上を包帯10などで巻いて固定材1を患部に沿わせるように固定する。こうすることにより、固定材1は被装着部に対して両側端部が重ね合わされて抱着され、前記芯材5は所定の期間外部からの包帯10などによる巻き付け固定力を受けて変形した状態なる。この際、基材層2の内部には芯材5が介在されていて、その芯材5が適度な剛性を有しているので、固定材1全体が方向性を失うことなく被固定体(患部A)を外部から保持する。
前記固定材1を被固定体に装着する際には、芯材5がネット状で曲がりやすい状態にされていることから、基材層2が積層構造で周囲を被覆層6(透光性樹脂フイルム)で包まれていてもずれを起こすことなく、そのまま積層構造を維持して湾曲し、被固定体(患部A)の表面に沿わせて抱着させることができる。
前記固定材1の被固定体に対する装着が終われば、光照射器(図示せず)によって固定材1の外部から光線を照射して基材層2内に含まれる光硬化型樹脂4を光エネルギーによって反応させて次第に硬化させる。この際、照射する光源としては、例えば350〜410nmの吸収波長を発するLEDライト(光照射器)で照射し、光硬化型樹脂4を硬化させる。もちろん、前記基布3に付着担持させている光硬化型樹脂4としては、前記光照射によって迅速に反応する成分に調整されたものを用いることは言うまでもない。そして、前記光照射器による照射光源としては、一部に可視光を照射する光源ランプを用いるようにすることで、光照射時に照射光が視認できるので、施術者が正しく処理することができ、不測の事故を防止できるという効果がある。
また、基材層2内部に介在する芯材5は、照射される光線を遮断することなく透過して基材層2に含まれる光硬化型樹脂4に照射されて反応し、硬化することができる。したがって、固定材1は、基材層2に含まれる光硬化型樹脂4の硬化により抱着した状態で被固定体(被施術者の患部A)を保形することができる。
例えば、被施術者が治療のために患部Aの状態を確認する必要が生じたときには、前述のように固定保持するために固定材1の外部に巻き付けていた包帯10を取り外せば、その包帯10による巻き付け力が除かれることにより、この固定材1は基材層2内に可撓性を有する芯材5の弾性によって巻き付け状態から緩められる。したがって、重ね合わせていた両側端部を押し開くようにすると、固定材1の抱着力が解放されるので、固定材1を大きく開いて取り外すことができる。
このように、一旦被施術者の患部を覆って固定状態で保形していた固定材1が取り外し可能であるから、患部の治療を行うことができ、治療あるいは患部の改善状態を確認した後は、取り外された固定材1を再び抱着して保形されていた状態に戻して包帯10等により巻き付け固定することができる。要するに、この実施形態の固定材1は、光硬化型樹脂4が硬化した状態であっても基材層2内部に適度な剛性と弾性力を所有している芯材5が配されているので、その弾性力で硬化した樹脂を破壊することなく被固定体(患部A)に対する抱着態勢から解放態勢に変化させるとともに、取り外し後も元の態勢に戻すことが可能になった。
したがって、この実施形態の固定材1によれば、固定材1による保形状態から患部の治療を行うときには、従来固定材を分解して取り除かねばならなかったのに比べて、必要時には固定材1を破損することなく取り外して治療が行い、その後再び元の状態に戻して固定状態に保たせることができるという効果を奏するのである。
また、本発明による固定材1は、外科医療用としての用途のみならず、例えば損傷した樹木の幹や枝などの復元保形用として、保形必要個所を抱時して回復を図るような用途にも採用することができる。このような場合は、人体等に使用する場合とほぼ同様の要領で施術することができる。
1 固定材
2 基材層
3 基布
4 光硬化型樹脂
5 芯材
6 被覆層
2 基材層
3 基布
4 光硬化型樹脂
5 芯材
6 被覆層
Claims (3)
- 光硬化型樹脂材を含む繊維にてなる基材層と、その基材層の内部に介在させた光透過部を備え可撓性を有する芯材と、前記基材層を表裏両面から覆って透光性のある樹脂フイルムの被覆層とを積層して内部を密閉した構成であることを特徴とする光硬化型固定材。
- 前記基材層は、光硬化型樹脂材を不織布および/または布帛に塗布もしくは含浸させて形成されている請求項1に記載の光硬化型固定材。
- 前記基材層の内部に介在させる芯材としては、有機物の繊維をネット状に編成したもの、あるいはプラスチック材でネット状にしたものである請求項1に記載の光硬化型固定材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014267333A JP2016123704A (ja) | 2014-12-29 | 2014-12-29 | 光硬化型固定材 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016123704A true JP2016123704A (ja) | 2016-07-11 |
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2014
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