JP2016122520A - 車両用ランプ - Google Patents

車両用ランプ Download PDF

Info

Publication number
JP2016122520A
JP2016122520A JP2014260649A JP2014260649A JP2016122520A JP 2016122520 A JP2016122520 A JP 2016122520A JP 2014260649 A JP2014260649 A JP 2014260649A JP 2014260649 A JP2014260649 A JP 2014260649A JP 2016122520 A JP2016122520 A JP 2016122520A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
light guide
pair
emitted
light emitting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014260649A
Other languages
English (en)
Inventor
敬太 牛草
Keita Ushikusa
敬太 牛草
佐藤 公一
Koichi Sato
公一 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Stanley Electric Co Ltd
Original Assignee
Stanley Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Stanley Electric Co Ltd filed Critical Stanley Electric Co Ltd
Priority to JP2014260649A priority Critical patent/JP2016122520A/ja
Publication of JP2016122520A publication Critical patent/JP2016122520A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】導光体の薄型化に対して良好な光利用効率を確保することができる車両用ランプを提供することにある。【解決手段】導光体を複数の導光体ブロック11で構成し、夫々の導光体ブロック11を略平板状の光入射導光部20と、光入射導光部20の面方向に垂直な方向に延びる略平板状の一対の光出射部30、31とで構成した。光入射導光部30、31は、導光光を一対の光出射部30、31に向ける全反射面となるプリズム面(25a、25b)、(26a、26b)を有する一対のプリズム部25、26と、導光光を一対の光出射部30、31に向ける全反射面となる一対の側方傾斜面27、28を有し、複数の導光体ブロック11の夫々の光出射部30、31の中央側が露出すると共に隣接する光出射部30、31同士の境界部が仕切枠40で遮蔽される前面カバー4を備えたケーシング5内に収容した。【選択図】図6

Description

本発明は、車両用ランプに関するものであり、詳しくは、半導体発光素子からの光が導光体内を導光されてその出射光が照射光として用いられる車両用ランプに関する。
従来、この種の車両用ランプとしては、例えば、特許文献1に「灯具」として図12(a(光軸AXを含む縦断面図)、b(光軸AXを含む横断面図))に示す構成のものが開示されている。
それは、透明樹脂からなり全体として板状の導光体(レンズ体)80の端面近傍にLED光源90が照射方向を該端面に向けて配置されている。レンズ体80は、LED光源90から該レンズ体80の厚み方向に出射された光の光路制御を担う第1光学系81、LED光源90からレンズ体80の面方向に出射された光のうち狭角方向に出射された光の光路制御を担う第2光学系82及びレンズ体80の面方向に出射された光のうち広角方向に出射された光の光路制御を行う第3光学系83の3つの光学系を有している。
そのうち、第1光学系81は、レンズ体80が空気層Sを挟んで光入射側の部分80aと光出射側の部分80bで構成され、LED光源90から出射して光入射側の部分80aの光入射面80aaで集光されて光軸AXに略平行な光として導光された光LL1が、一旦空気層Sを通過した後に光出射側の部分80bに入射して2回の内部反射(全反射)を経て光出射面80bbの光軸AX近傍領域からレンズ体80外に出射される(図12(a)参照)。
また、第2光学系82は、LED光源90から出射して光入射面80ccで集光されて光軸AXに略平行な光として導光された光LL2が、2回の内部反射(全反射)を経て光出射面80bbの光軸AX近傍の側方領域からレンズ体80外に出射される(図12(b)参照)。
更に、第3光学系83は、LED光源90から出射して光入射面80ddから入射した光LL3が、1回の内部反射(全反射)を経て光出射面80bbの最側方領域からレンズ体80外に出射される(図12(b)参照)。
特許第5569807号公報
ところで、上記特許文献1で開示された灯具100は、第1光学系81においてレンズ体80が空気層Sを有しており、LED光源90からの出射光はレンズ体80の導光途中で空気層Sを通過することになる。そのため、空気層Sによる導光損失が生じて光利用効率が低下する。
また、LED光源90からレンズ体80の厚み方向に出射された光は、LED光源90から180°の角度範囲に出射された光のうち、光入射面80aaの厚み領域(狭角方向)に向かう光のみが光入射側の部分80aに入射し、それ以外の方向(広角方向)に向かう光はレンズ体80による光路制御の対象にはならない。そのため、LED光源90からの出射光の利用効率が低いものとなってしまう。したがって、レンズ体80の薄型化に伴って光利用効率が低下することになる。
そこで、本発明は上記問題に鑑みて創案なされたもので、その目的とするところは、レンズ体(導光体)の薄型化に対して良好な光利用効率を確保することができる車両用ランプを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載された発明は、複数の光源と、前記複数の光源の夫々からの出射光を導光する複数の導光体ブロックが一体に形成されてなる導光体が、ケーシング内に収容されてなる車両用ランプであって、前記複数の導光体ブロックの夫々は、略平板状の光入射導光部と、前記光入射導光部の一端部に設けられて前記光入射導光部の面方向に垂直な方向に延びる略平板状の一対の光出射部を有し、前記光入射導光部は、前記光源から出射して前記光入射導光部内を導光された光の一部を前記一対の光出射部の夫々に向けて全反射するプリズム面を有する一対の三角プリズム部と、前記光源から出射して前記光入射導光部内を導光された光の一部を前記一対の光出射部の夫々に向けて全反射する一対の側面反射面を有し、前記ケーシングが、前記複数の導光体ブロックの夫々の光出射部の中央側が露出すると共に隣接する光出射部同士の境界部が仕切枠で遮蔽される前面カバーを備えたことを特徴とするものである。
また、本発明の請求項2に記載された発明は、請求項1において、前記複数の導光体ブロックの夫々の光入射導光部には、傾斜状に切り欠いた傾斜切欠面と楔状に切り欠いた一対の楔切欠面が形成されており、前記光源から出射して前記光入射導光部に該光入射導光部の面方向に垂直な方向から入射した光の一部が前記傾斜切欠面で前記一対の三角プリズム部に向けて全反射され、一部が一対の楔切欠面で前記一対の側面反射面の夫々に向けて全反射されることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項3に記載された発明は、請求項1又は請求項2において、前記複数の導光体ブロックの夫々に設けられた一対の光出射部の光出射面には、出射光を所定の方向に向ける適宜なレンズカットが施されていることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項4に記載された発明は、請求項1〜請求項3のいずれかにおいて、前記導光体に設けられた複数の光出射部は所定の段差を有して配設されていることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項5に記載された発明は、車両用ランプに用いる導光体ユニットであって、複数の光源と、前記複数の光源の夫々からの出射光を導光する複数の導光体ブロックが一体に形成されてなる導光体を有し、前記複数の導光体ブロックの夫々は、略平板状の光入射導光部と、前記光入射導光部の一端部に設けられて前記光入射導光部の面方向に垂直な方向に延びる略平板状の一対の光出射部を有し、前記光入射導光部は、前記光源から出射して前記光入射導光部内を導光された光の一部を前記一対の光出射部の夫々に向けて全反射するプリズム面を有する一対の三角プリズム部と、前記光源から出射して前記光入射導光部内を導光された光の一部を前記一対の光出射部の夫々に向けて全反射する一対の側面反射面を有することを特徴とするものである。
また、本発明の請求項6に記載された発明は、請求項5において、前記複数の導光体ブロックの夫々の光入射導光部には、傾斜状に切り欠いた傾斜切欠面と楔状に切り欠いた一対の楔切欠面が形成されており、前記光源から出射して前記光入射導光部に該光入射導光部の面方向に垂直な方向から入射した光の一部が前記傾斜切欠面で前記一対の三角プリズム部に向けて全反射され、一部が一対の楔切欠面で前記一対の側面反射面の夫々に向けて全反射されることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項7に記載された発明は、請求項5又は請求項6において、前記複数の導光体ブロックの夫々に設けられた一対の光出射部の光出射面には、出射光を所定の方向に向ける適宜なレンズカットが施されていることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項8に記載された発明は、請求項5〜請求項7のいずれかにおいて、前記導光体に設けられた複数の光出射部は所定の段差を有して配設されていることを特徴とするものである。
本発明の車両用ランプによれば、光源からの出射光が導光体の、空気層が介在しない光入射導光部内を導光されると共にプリズム面及び側面反射面による全反射光が光出射部から出射され、端部側からの出射光が中央側からの出射光に比べて比較的暗い輝度分布を有するものとなる。
そのため、光出射部の中央側が露出すると共に隣接する光出射部同士の境界部が仕切枠で遮蔽されるような前面カバーを備えたケーシング内に収容することにより、光出射部からの出射光を有効に且つ効率良く活用することができる。そのため、導光体(導光体の光入射導光部)の薄型化に対して良好な光利用効率を確保することができ、明るく見栄えが良好で商品性に優れた車両用ランプを実現することができる。
本発明の実施形態に係る導光体を表側から見た斜視図である。 導光体を構成する導光体ブロックを裏側から見た斜視図である。 導光体ブロックの部分正面図である。 図3のA−A断面図である。 図3のB−B断面図である。 導光体を構成する導光体ブロックを表側から見た斜視図である。 光線追跡図である。 同じく、光線追跡図である。 車両用ランプを構成する導光体とケーシングの関係を示す説明図である。 車両用ランプをその光出射方向から見た図である。 車両の装飾部を前方から見た図である。 従来例の説明図である。
以下、この発明の好適な実施形態を図1〜図11を参照しながら、詳細に説明する(同一部分については同じ符号を付す)。尚、以下に述べる実施形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの実施形態に限られるものではない。
図1〜図6は本発明に係る実施形態の車両用ランプを構成する導光体の説明図である。そのうち、図1は複数の導光体ブロックで一体に形成された導光体を表側から見た斜視図、図2は導光体ブロックの1つを裏側から見た斜視図、図3は導光体ブロックの部分正面図、図4は図3のA−A断面図、図5は図3のB−B断面図、図6は導光体ブロックの1つを表側から見た斜視図である。
車両用ランプを構成する導光体10は、例えばポリカーボネート樹脂やアクリル樹脂等の透明樹脂からなると共に複数の導光体ブロック11で一体に形成され、各導光体ブロック11は光入射導光部20と第1光出射部30及び第2光出射部31からなる一対の光出射部を有している。
そのうち、光入射導光部20は略平板状を呈しており、一方の面(裏面)20b側に、中心軸Zを中心軸とする軸方向に延びる筒状中空部21aを有する錐台形状の光源保持部21が設けられ、筒状中空部21aに後述する光源(例えば、LED)を勘合装着することにより光源が光源保持部21を介して導光体ブロック11に固定支持される(図2参照)。
また、光入射導光部20の、光源保持部21に対向する位置の他方の面(表面)20a側には図3にあるように切欠孔24が形成され、表面20aから裏面20b側に向かって所定の角度αで斜めに中心軸Zの延長線上まで切り欠いた傾斜切欠部22の平面状の傾斜切欠面22aと(図4参照)、中心軸Zの延長線の、傾斜切欠部22と反対側に、表面20aから裏面20b側に向かって所定の幅D及び所定の角度2βで楔状に切り欠いた楔切欠部23の一対の平面状の楔切欠面23a、23bを有している(図5参照)。なお、角度βは中心軸Z方向に対する夫々の楔切欠面23a、23bの傾斜角度である。また、傾斜切欠面22aと楔切欠面23a、23bは、傾斜切欠面22aの縁線と一対の楔切欠面23a、23bの交線とが中心軸Zの延長線上の1点Pで交わっている。
したがって、光入射導光部20の、光源保持部21に対応する領域を表面20a側から見ると図3にあるように、中心軸Zの延長線を中心点Qとする矩形状の切欠孔24が観視される。切欠孔24は中心軸Zを中心とする中心点Qの一方の側(上側)に形成された傾斜切欠部22の奥に傾斜切欠面22aが露出し、他方の側(下側)に形成された楔切欠部23の奥に一対の楔切欠面23a、23bが露出している。
傾斜切欠面22aの上方から両斜め上方には図6に示すように、所定の角度で上方に突出する同一形状の第1プリズム部25及び第2プリズム部26の2つの三角形状のプリズム部(三角プリズム部)が同一高さで周方向に連設されており、夫々のプリズム部25、26は互いに対向方向を向く面(第1プリズム面)25a、26a及び互いに反対方向を向く面(第2プリズム面)25b、26bを有している。
一対の楔切欠面23a、23bの夫々の側方には、下方に向かって所定の角度で外側に開く側方傾斜面27、28が形成されている。
光入射導光部20の一端部(下部)には、該光入射導光部20の面方向に垂直な略平板状の第1光出射部30と第2光出射部31の2つの光出射部が設けられている。2つの光出射部30、31のうち、第1光出射部30は第1プリズム部25の第2プリズム面25bの下方に位置し、第2光出射部31は第2プリズム部26の第2プリズム面26bの下方に位置している。2つの光出射部30、31は互いに光入射導光部20の面方向に直線状に配設されると共に上下方向に所定の段差を有して配設されている。
また、第1光出射部30及び第2光出射部31の夫々の下面(光入射導光部20と反対側の面で光出射面となる面)30a、31aには適宜なレンズカットが施されて出射光が所定の方向に向かうように設定されている。
次に、上述の構成を有する導光体について、図7(光線追跡図)及び図8(光線追跡図)を用いて光学的に説明する。
光入射導光部20の光源保持部21に装着された光源(LED)2から出射して光入射導光部20の面方向に垂直な方向から光入射導光部20に向かう光L1、L2は、光源2に対向する側の面(裏面)20bから光入射導光部20内に入射する。
そのうち、光源2から上半分の方向に向かう光L11、L12の夫々は図7に示すように、光入射導光部20内を導光されて傾斜切欠面22aに至り、傾斜切欠面22aで全反射による内部反射(以下、「内部反射」と呼称する)されて上方に位置する第1プリズム部25及び第2プリズム部26の夫々の第1プリズム面25a、26aに向けて光入射導光部20内を導光される。
そして、第1プリズム部25の第1プリズム面25aに至った光L11は、第1プリズム面25aで内部反射されて第2プリズム面25bに向けて第1プリズム部25内を導光され、第2プリズム面25bで内部反射されて下方に位置する第1光出射部30に向けて光入射導光部20内を導光され、第1光出射部30の下面(光出射面)30aから外部の所定の方向に向けて出射される。
また、第2プリズム部26の第1プリズム面26aに至った光L12は、第1プリズム面26aで内部反射されて第2プリズム面26bに向けて第2プリズム部26内を導光され、第2プリズム面26bで内部反射されて下方に位置する第2光出射部31に向けて光入射導光部20内を導光され、第2光出射部31の下面(光出射面)31aから外部の所定の方向に向けて出射される。
一方、光源2から下半分の方向に向かう光L21、L22は図8に示すように、そのうち一方の横半分の方向に向けて出射された光L21が、光入射導光部20内を導光されて楔切欠面23aに至り、楔切欠面23aで内部反射されて側方に位置する側方傾斜面27に向けて光入射導光部20内を導光され、側方傾斜面27で内部反射されて下方に位置する第1光出射部30に向けて光入射導光部20内を導光され、第1光出射部30の下面(光出射面)30aから外部の所定の方向に向けて出射される。
また、光源2から他方の横半分の方向に向かう光L22は、光入射導光部20内を導光されて楔切欠面23bに至り、楔切欠面23bで内部反射されて側方に位置する側方傾斜面28に向けて光入射導光部20内を導光され、側方傾斜面28で内部反射されて下方に位置する第2光出射部31に向けて光入射導光部20内を導光され、第2光出射部31の下面(光出射面)31aから外部の所定の方向に向けて出射される。
これにより、光源2からの出射光の総光量のうち約半分の光量が第1光出射部30の光出射面30aから外部に出射され、約半分の光量が第2光出射部31の光出射面31aから外部に出射される。したがって、第1光出射部30及び第2光出射部31からはほぼ均等な光量が出射され、第1光出射部30及び第2光出射部31において互いに明るさのバラツキの少ない出射光を得ることができる。
また、第1光出射部30及び第2光出射部31の夫々からの出射光は、光源2からの出射光が空気層を介在しない各導光体ブロック11内の導光路を経て夫々の光出射面30a、31aに至った光である。したがって、第1光出射部30及び第2光出射部31の夫々の光出射面30a、31aからの出射光は空気層による導光損失がなく、良好な光利用効率を実現することができる。言い換えると、第1光出射部30及び第2光出射部31の夫々からは明るい光を得ることができる。
ところで、第1光出射部30からの出射光は、第1プリズム部25の第2プリズム面25bによる内部反射光及び側方傾斜面27による内部反射光が第1光出射部30の光出射面30aに到達した領域から出射される。同様に、第2光出射部31からの出射光は、第2プリズム部26の第2プリズム面26bによる内部反射光及び側方傾斜面28による内部反射光が第2光出射部31の光出射面31aに到達した領域から出射される。
そのため、第1光出射部30及び第2光出射部31の夫々からの出射光の輝度分布は一様ではなく、端部側が中央側に比べて比較的暗い輝度分布を有するものとなる。したがって、図9(車両用ランプを構成する導光体とケーシングの関係を示す説明図)及び図10(導光体を組み込んだ車両用ランプをその光出射方向から見た図)にあるように、上記導光体10を、該導光体10の光出射方向前面に、第1光出射部30の光出射面30a及び第2光出射部31の光出射面31aの夫々の中央側が露出すると共に隣接する光出射面30a、31a同士の境界部が仕切枠3で遮蔽されるような前面カバー4を備えたケーシング5内に収容することにより、第1光出射部30及び第2光出射部31からの出射光を有効に且つ効率良く活用することができる。そのため、導光体(導光体の光入射導光部)の薄型化に対して良好な光利用効率を確保することができ、明るく見栄えが良好で商品性に優れた車両用ランプ1を実現することができる。
また、図11(車両の装飾部を前方から見た図)にあるように、全体が透明部材からなる前面カバー4を備えたケーシング5内に導光体10を収容して車両用ランプ1を構成し、該車両用ランプ1を例えば、車両のフロントガーニッシュ等の、デザイン上の観点から縦方向に所定の間隔で仕切枠41が設けてなる装飾部40に取り付けることにより、夜間照明点灯時の美観を向上させて車両の商品性を高めることができる。
1… 車両用ランプ
2… 光源
3… 仕切枠
4… 前面カバー
5… ケーシング
10… 導光体
11… 導光体ブロック
20… 光入射導光部
20a… 表面
20b… 裏面
21… 光源保持部
21a… 筒状中空部
22… 傾斜切欠部
22a… 傾斜切欠面
23… 楔切欠部
23a… 楔切欠面
23b… 楔切欠面
24… 切欠孔
25… 第1プリズム部
25a… 第1プリズム面
25b… 第2プリズム面
26… 第2プリズム部
26a… 第1プリズム面
26b… 第2プリズム面
27… 側方傾斜面
28… 側方傾斜面
30… 第1光出射部
30a… 下面(光出射面)
31… 第2光出射部
31a… 下面(光出射面)
40… 装飾部
41… 仕切枠

Claims (8)

  1. 複数の光源と、前記複数の光源の夫々からの出射光を導光する複数の導光体ブロックが一体に形成されてなる導光体が、ケーシング内に収容されてなる車両用ランプであって、
    前記複数の導光体ブロックの夫々は、略平板状の光入射導光部と、前記光入射導光部の一端部に設けられて前記光入射導光部の面方向に垂直な方向に延びる略平板状の一対の光出射部を有し、
    前記光入射導光部は、前記光源から出射して前記光入射導光部内を導光された光の一部を前記一対の光出射部の夫々に向けて全反射するプリズム面を有する一対の三角プリズム部と、前記光源から出射して前記光入射導光部内を導光された光の一部を前記一対の光出射部の夫々に向けて全反射する一対の側面反射面を有し、
    前記ケーシングが、前記複数の導光体ブロックの夫々の光出射部の中央側が露出すると共に隣接する光出射部同士の境界部が仕切枠で遮蔽される前面カバーを備えたことを特徴とする車両用ランプ。
  2. 前記複数の導光体ブロックの夫々の光入射導光部には、傾斜状に切り欠いた傾斜切欠面と楔状に切り欠いた一対の楔切欠面が形成されており、前記光源から出射して前記光入射導光部に該光入射導光部の面方向に垂直な方向から入射した光の一部が前記傾斜切欠面で前記一対の三角プリズム部に向けて全反射され、一部が一対の楔切欠面で前記一対の側面反射面の夫々に向けて全反射されることを特徴とする請求項1に記載の車両用ランプ。
  3. 前記複数の導光体ブロックの夫々に設けられた一対の光出射部の光出射面には、出射光を所定の方向に向ける適宜なレンズカットが施されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両用ランプ。
  4. 前記導光体に設けられた複数の光出射部は所定の段差を有して配設されていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の車両用ランプ。
  5. 車両用ランプに用いる導光体ユニットであって、
    複数の光源と、前記複数の光源の夫々からの出射光を導光する複数の導光体ブロックが一体に形成されてなる導光体を有し、
    前記複数の導光体ブロックの夫々は、略平板状の光入射導光部と、前記光入射導光部の一端部に設けられて前記光入射導光部の面方向に垂直な方向に延びる略平板状の一対の光出射部を有し、
    前記光入射導光部は、前記光源から出射して前記光入射導光部内を導光された光の一部を前記一対の光出射部の夫々に向けて全反射するプリズム面を有する一対の三角プリズム部と、前記光源から出射して前記光入射導光部内を導光された光の一部を前記一対の光出射部の夫々に向けて全反射する一対の側面反射面を有することを特徴とする導光体ユニット。
  6. 前記複数の導光体ブロックの夫々の光入射導光部には、傾斜状に切り欠いた傾斜切欠面と楔状に切り欠いた一対の楔切欠面が形成されており、前記光源から出射して前記光入射導光部に該光入射導光部の面方向に垂直な方向から入射した光の一部が前記傾斜切欠面で前記一対の三角プリズム部に向けて全反射され、一部が一対の楔切欠面で前記一対の側面反射面の夫々に向けて全反射されることを特徴とする請求項5に記載の導光体ユニット。
  7. 前記複数の導光体ブロックの夫々に設けられた一対の光出射部の光出射面には、出射光を所定の方向に向ける適宜なレンズカットが施されていることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の導光体ユニット。
  8. 前記導光体に設けられた複数の光出射部は所定の段差を有して配設されていることを特徴とする請求項5〜請求項7のいずれかに記載の導光体ユニット。
JP2014260649A 2014-12-24 2014-12-24 車両用ランプ Pending JP2016122520A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014260649A JP2016122520A (ja) 2014-12-24 2014-12-24 車両用ランプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014260649A JP2016122520A (ja) 2014-12-24 2014-12-24 車両用ランプ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016122520A true JP2016122520A (ja) 2016-07-07

Family

ID=56329099

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014260649A Pending JP2016122520A (ja) 2014-12-24 2014-12-24 車両用ランプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016122520A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018014279A (ja) * 2016-07-22 2018-01-25 スタンレー電気株式会社 光学レンズ
JP2019023965A (ja) * 2017-07-24 2019-02-14 スタンレー電気株式会社 車両用灯具

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018014279A (ja) * 2016-07-22 2018-01-25 スタンレー電気株式会社 光学レンズ
JP2019023965A (ja) * 2017-07-24 2019-02-14 スタンレー電気株式会社 車両用灯具

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10371341B2 (en) Vehicle lamp
JP5911397B2 (ja) 車両用前照灯
US8480266B2 (en) Vehicle light unit and vehicle light
US9261254B2 (en) Automotive vehicle optical device having dioptric elements integrated into the light duct
US20170292671A1 (en) Motor vehicle headlight module for emitting a light beam
US8702281B2 (en) Lighting fixture unit
EP2993392A1 (en) Lens member and vehicle lighting unit
JP6264789B2 (ja) 車両用灯具
JP6207384B2 (ja) 照明装置及び光学部材
CN112469941A (zh) 前灯装置
JP2016178024A (ja) 車両用灯具
EP2957824B1 (en) Vehicle lighting unit
JP2022512815A (ja) 車両用照明器具の発光モジュール
JP2014154524A (ja) 灯具
KR102293083B1 (ko) 자동차 헤드램프용 조명 장치 및 자동차 헤드램프
JP6694708B2 (ja) 車両用灯具
US20140226354A1 (en) Optical system for an illumination device for vehicles
JP2016039121A (ja) 導光体を用いた灯具
JP2016122520A (ja) 車両用ランプ
JP2014154522A (ja) 導光レンズ及び灯具
JP6385175B2 (ja) 車両用信号灯
JP2020004483A (ja) 車両用灯具
JP2016181364A (ja) 車両用灯具
JP2014099324A (ja) 車両用灯具
JP7243114B2 (ja) 車両用灯具