JP2016122230A - 媒体処理装置 - Google Patents

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由之 登坂
Yoshiyuki Tosaka
由之 登坂
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Abstract

【課題】運搬時において、媒体収納庫の傾きをより効果的に規制するための媒体処理装置を提供する。【解決手段】媒体を収納する収納庫と、前記収納庫を所定数着脱可能なスロットと、前記スロットを形成する装填フレームと、を備え、前記装填フレームは、前記装填フレームを形成する第1の側壁部と、前記第1の側壁部と対向し、前記第1の側壁部の高さより低い高さの第2の側壁部とを有し、前記第1の側壁部には、前記スロットに前記所定数の収納庫が装填された状態において、前記収納庫の天面の位置を規制する規制部材が設けられる、媒体処理装置。【選択図】図14

Description

本発明は、媒体処理装置に関する。
従来、媒体集積装置に関し、例えば金融機関(消費者金融、銀行等)の営業店カウンタ内に設置される窓口用現金処理装置(TCR:Teller Cash Recycler)や、ATM(Automated Teller
Machine)が提案されている。
このような媒体集積装置では、特定の国においての使用を前提として、特定の国の紙幣の金種をそれぞれ収納するために、複数の紙幣カセットが下部筐体に並べて配置されている。ここで、1個の紙幣カセットの代わりに、上部と下部にそれぞれ1個ずつ、計2個の紙幣カセットを設ける形態も提案されている。例えば下記特許文献1では、2個の小収納カセットを上下に並べて装填可能な媒体処理装置について開示されている。
また、媒体集積装置を工場から出荷若しくは設置のために運搬する際には、輸送時の振動による破損を防止するために、紙幣カセットを輸送金具やネジ等で固定している。
特開2014−6884号公報
しかしながら、上記輸送金具やネジ等で紙幣カセットを固定する場合、取り付けガタや部品精度のバラつきによるガタが発生してしまうことがある。ガタが発生すると、紙幣カセットを固定していたネジ等を支点として紙幣カセットに傾きが生じ、輸送時に傷や破損が余計に発生する場合がある。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、運搬時において、媒体収納庫の傾きをより効果的に規制することが可能な、新規かつ改良された媒体処理装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、媒体を収納する収納庫と、前記収納庫を所定数着脱可能なスロットと、前記スロットを形成する装填フレームと、を備え、前記装填フレームは、前記装填フレームを形成する第1の側壁部と、前記第1の側壁部と対向し、前記第1の側壁部の高さより低い高さの第2の側壁部とを有し、前記第1の側壁部には、前記スロットに前記所定数の収納庫が装填された状態において、前記収納庫の天面の位置を規制する規制部材が設けられる、媒体処理装置が提供される。
また、前記規制部材は、前記収納庫の天面における前記第1の側壁部側の端部を規制してもよい。
また、前記装填フレームの底面における前記第2の側壁部側には、前記収納庫の底面の位置を決める位置決め部材が設けられてもよい。
また、前記第2の側壁部の高さは、前記スロットに装填された前記収納庫の高さより低くされてもよい。
また、前記装填フレームは、下部に前記収納庫の位置を仕切る仕切り部材が設けられ、当該仕切り部材により前記スロットを形成してもよい。
また、前記スロットには、複数の前記収納庫が上下方向に重ねて装填されてもよい。
また、下側に位置する前記収納庫の底面の位置を決める位置決め部材が、当該底面における前記第2の側壁部側に設けられ、上側に位置する前記収納庫の天面における前記第1の側壁部側の端部には、当該天面の位置を決める位置決め部材が設けられてもよい。
また、前記規制部材は、前記天面を押さえる板状部材であって、前記位置決め部材は、前記板状部材から突出し、前記収納庫の天面に対して略垂直に貫通する部材であってもよい。
以上説明したように本発明によれば、運搬時において、媒体収納庫の傾きをより効果的に規制することが可能である。
本発明の実施形態である現金処理装置の要部構成図である。 本実施形態による装填フレームの外観構成を説明する図である。 本実施形態による装填フレームに紙幣カセットが装填されている状態の外観構成を説明する図である。 本実施形態による紙幣カセットが装填フレームに装填されている状態を示す側面図である。 図4のA−A線断面図である。 従来の輸送金具の取付けについて説明する図である。 従来の輸送金具の取付けにより発生するガタを示す図である。 ガタの発生による輸送時の紙幣カセットの傾きを説明する図である。 紙幣カセットがDRCタイプの場合における従来の輸送金具の取付けについて説明する図である。 DRCタイプの場合における従来の輸送金具の取付けにより発生するガタを示す図である。 ガタの発生による輸送時のDRCタイプの紙幣カセットの傾きを説明する図である。 ガタの発生による輸送時のDRCタイプの紙幣カセットの傾きを説明する図である。 装填フレームの比較例を示す図である。 第1の実施形態による装填フレームの構成を示す図である。 図14のAA−AA線断面図である。 紙幣カセットの傾きについて説明する図である。 第1の実施形態による輸送金具による傾きの規制について説明する図である。 第2の実施形態による装填フレームの構成を示す図である。 第2の実施形態による輸送金具の上面図である。 第3の実施形態による装填フレームにおける輸送金具の取付けを説明する図である。 第3の実施形態による位置決めピンと位置決め用の丸孔との嵌合関係について説明する図である。 第3の実施形態による装填フレームにおける位置決めピンを有する輸送金具44の取付けを説明する図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
本発明は、以下本明細書において詳細に説明するような多様な形態で実施され得る。また、本実施形態による媒体処理装置(現金処理装置10)は、
A.媒体を収納する収納庫(紙幣カセット29)と、
B.前記収納庫を所定数着脱可能なスロット(26)と、
C.前記スロットを形成する装填フレーム(2)と、
を有し、
D.前記装填フレームは、前記装填フレームを形成する第1の側壁部(非保守面側壁部21)と、前記第1の側壁部と対向し、前記第1の側壁部の高さより低い高さの第2の側壁部(保守面側壁部20)とを有し、
E.前記第1の側壁部には、前記スロットに前記所定数の収納庫が装填された状態において、前記収納庫の天面の位置を規制する規制部材(輸送金具44、44’)が設けられる。
<1.本実施形態による現金処理装置の概要>
[1−1.現金処理装置の要部構成]
図1は、本発明の実施形態である現金処理装置10の要部構成図である。本実施形態による現金処理装置10は、金融機関の受付窓口員などのオペレータによる操作に基づいて金銭の取引を実行する操作型端末であってよい。また、例えば、この現金処理装置10は、金融機関の営業店などに設置される。以下では、現金処理装置10が窓口用現金入出金機(TCR:Teller Cash Recycler)である場合を主に想定する。
図1に示すように、現金処理装置10は、入金口101、出金口102(第1の出金口102−1、第2の出金口102−2)、搬送部103、認識部104、一時保留部105、紙幣カセット29a〜29e、入金庫(リジェクト庫)29fおよびブレード112、113を有する。なお、以下においては、説明の簡便さのため、スロット26a〜26eに装着される紙幣カセット29a〜29eを紙幣カセットA〜Eと記載し、スロット26fに装着される入金庫29fを入金庫Fと記載する場合もある。
入金口101は、オペレータによって紙幣が投入される投入口である。入金口101には、開口部を開閉するシャッタ(不図示)が設けられてよい。また、入金口101は、束で投入された紙幣を一枚ずつ分離して搬送部103に繰り出す分離機能を有していてよい。なお、入金口101は、搬送部103側に傾くことや、オペレータによる取り出し口側に傾くことが可能な可動式であってもよい。
出金口102は、オペレータが受け取る紙幣が排出される排出口である。出金口102には、開口部を開閉するシャッタ(不図示)が設けられてよい。また、出金口102は、排出する紙幣を集積する集積機能を有していてよい。なお、出金口102は、搬送部103側に傾くことや、オペレータによる取り出し口側に傾くことが可能な可動式であってもよい。図1に示すように、出金口102としては、第1の出金口102−1および第2の出金口102−2が存在してよい。現金処理装置10における第1の出金口102−1および第2の出金口102−2それぞれの位置は特に限定されない。
搬送部103は、紙幣を搬送する機能を有している。紙幣の搬送には、対向して当接する複数のローラの間に紙幣を挟んで送出する機構が用いられてよい。搬送部103は、駆動モータ(不図示)によって駆動され得る。駆動モータ(不図示)は、例えば、DCサーボモータまたはパルスモータによって構成されており、かかるモータが回転することにより搬送部103を駆動する。
ブレード112、113は、搬送部103の分岐部分に配置されており、制御部(不図示)の制御に従って紙幣の搬送方向を制御する。例えば、ブレード112、113は、ロータリー式ソレノイドを直結させて回転する手法を用いて紙幣の搬送方向を制御してもよい。
認識部104は、1枚ずつ搬送される紙幣の認識を行う。認識部104は、双方向(方向D1および方向D2)に搬送される紙幣の認識を行うことができる。具体的には、認識部104は、搬送部103によって搬送された紙幣の金種、真偽、正損および走行状態などを鑑別し、搬送される紙幣に対して、正常判定または異常判定を行う。異常判定(リジェクト判定)は、真偽、正損(汚損、損壊、外形異常など)、走行異常(スキュー紙幣、重走など)といった要因に基づいて行われる。また、異常紙幣(以下、「リジェクト紙幣」とも言う。)は、出金紙幣として取り扱えない二千円札および五千円札を含んでもよいし、外国紙幣を含んでもよい。
一時保留部105は、紙幣の分離と収納の両方の機能を有する。例えば、一時保留部105は、入金時に入金口101から分離されて認識部104により正常と認識された紙幣を一時的に収納する。一時保留部105に収納された紙幣は、取引が成立した場合(例えば、入金した紙幣の口座計上が確定した場合)などに繰り出され、認識部104に搬送され、認識部104を経て紙幣カセットA〜Dなどに搬送される。なお、一時保留部105の収納形式は、紙幣を順次重ねて集積する集積式であってもよいし、紙幣を順次巻いて収納するドラム式であってもよい。
紙幣カセットA〜Dは、紙幣を金種毎に収納可能であり、紙幣の収納および分離の両方の機能を有する。紙幣カセットA〜Dには、同一金種の紙幣を収納する紙幣カセットが存在してもよい。例えば、紙幣カセットA、Cが一万円札を収納可能であり、紙幣カセットB、Dが千円札を収納可能であってもよい。また、紙幣カセットA〜Dは、現金処理装置10に対して着脱可能な構造になっていてよい。
紙幣カセットEは、紙幣を収納する収納機能および1枚ずつ繰り出す分離機能を有する。例えば、紙幣カセットEは、回収時に各紙幣カセットA〜Dから分離された紙幣を収納することができる。また、紙幣カセットEは、補充時に収納している紙幣を繰り出し、紙幣カセットA〜Dに紙幣を補充することができる。このように、紙幣カセットEは、複数の用途に利用され得る。また、紙幣カセットEは、現金処理装置10に対して着脱可能な構造になっていてよい。
入金庫Fは、紙幣を収納する収納機能を有する。例えば、入金庫Fは、認識部104によって異常であると認識された紙幣(リジェクト紙幣)を収納する機能を有している。また、入金庫Fは、リジェクト紙幣の他に、正常紙幣、外国紙幣、偽造券などといった、他の紙幣と様々な区別をされた紙幣を収納することが可能な多目的な紙幣カセット(入金庫)であってよい。また、入金庫Fは、現金処理装置10に対して着脱可能な構造になっていてよい。
また、上述した入金口101および出金口102は、フロントパネルにより覆われ、当該フロントパネルには、表示パネルやスイッチ、取手部等が設けられる。
また、現金処理装置10は、上部筐体11および下部筐体12から構成される。上部筐体11は、上部ユニット119を保持できる構造のフレームと全体を覆うための化粧カバーで構成され、下部筐体12の上面に締結されている。また、上部ユニット119には、図示せぬスライドレールと上部ユニット119を取り付けるためのブラケットが実装され、上部ユニット119を上部筐体11から引き出すことが可能である。
上部ユニット119は、上部搬送ユニットと入出金ユニットを含む。上部搬送ユニットは、図示せぬフレームと、認識部104および搬送部103の一部を含み、入出金ユニットは、図示せぬフレームと、入金口101、出金口102−1、出金口102−2、一時保留部105、フロントパネル、搬送部103の一部、および図示せぬ回転支点部とロック機構部を含む。
下部筐体12は、厚い板で形成された金庫筐体116、金庫扉114、および下部ユニット117から構成された強固な構造となっている。金庫扉114は、下部筐体12の装置前面を塞ぐための扉であり、図示せぬ支点部およびロック機構、錠等により開閉、ロック、および施錠が可能である。
化粧扉115は、金庫筐体116の装置前面側に設けられた扉であり、図示せぬ支点部およびロック機構等により開閉、ロックが可能である。また、化粧扉115は、内部に、取扱いできない紙幣の収納庫等に用いられるPost Box118を有する。
下部ユニット117には、図示せぬスライドレールと下部ユニット117を取り付けるためのブラケットが実装され、下部ユニット117を下部筐体12から引き出すことが可能である。また、下部ユニット117は、着脱可能な紙幣カセットA〜Eおよび入金庫Fと、これらのカセットが装填される装填フレーム2から構成される。かかる装填フレーム2について、以下図2〜図3を参照して具体的に説明する。
[1−2.装填フレームの構成]
図2は、本実施形態による装填フレーム2の外観構成を説明する図である。図2に示すように、装填フレーム2は、現金処理装置10の下部筐体12から装置前面に引き出すことが可能である。
また、装填フレーム2は、保守面側壁部20、非保守面側壁部21、4つの仕切り板22、後側壁部23、前側壁部24、および入金庫F(収納専用の入金庫29f)により構成され、図示せぬ締結部品にて固定されている。また、装填フレーム2は、図示せぬストッパおよびロックレバーにて下部筐体12との位置関係が決められる。ここで、現金処理装置10が金融機関の営業店などにおいてカウンタ内に設置された場合に、現金処理装置10を操作する受付窓口員が位置する側を保守面側と称す。
保守面側壁部20および非保守面側壁部21は互いに対向する側壁部であって、装填フレーム2の長手方向に位置する。保守面側壁部20の高さは、非保守面側壁部21の高さより低く形成される。また、前側壁部24および後側壁部23は互いに対向する側壁部であって、装填フレーム2の短手方向に位置する。
4つの仕切り板22は、装填フレーム2内において紙幣カセット29を装填するスロット26a〜26eを形成する。例えばスロット26aには紙幣カセットA、スロット26bには紙幣カセットB、スロット26cには紙幣カセットC、スロット26dには紙幣カセットD、スロット26eには紙幣カセットEがそれぞれ装填され得る。
スロット26に装填される紙幣カセット29は、装填フレーム2に対して着脱可能である。紙幣カセット29を着脱して使用する場合、操作者は、図3に示すように、紙幣カセット29を保守面側壁部20の高さL1以上に持ち上げてから保守面側(図中手前側)に抜き取る、またはセットする。図3は、本実施形態による装填フレーム2に紙幣カセット29が装填されている状態の外観構成を説明する図である。
ここで、保守面側壁部20の高さL1は、紙幣カセット29の高さHより低くされることで、操作者が紙幣カセット29を持ち上げる量を少なくし、操作性を良くしている。一方、非保守面側壁部21の高さL2は、装填フレーム2全体の剛性アップと紙幣カセットセット時に紙幣カセット29の傾きが最小となるよう出来る限り高くされる。例えば、非保守面側壁部21の高さL2は、紙幣カセット29の高さHと同程度の高さにされる。
続いて、紙幣カセット29の構成について、図4を参照して説明する。
[1−3.紙幣カセットの構成]
図4は、本実施形態による紙幣カセット29が装填フレーム2に装填されている状態を示す側面図である。図4に示すように、装填フレーム2の底面には、紙幣カセット29の左右方向の位置を決めるための位置決めピン30と、振れ防止ピン31が設けられる。各ピンは、それぞれ紙幣カセット29に接して高さを決めるための段付き形状を有する。位置決めピン30は、装填フレーム2の底面における保守面側壁部20側に設けられる。また、振れ防止ピン31は、位置決めピン30を支点として紙幣カセット29が振れることを防止するために設けられる。紙幣カセット29の前後方向については、図3に示すように、前側壁部24、後側壁部23、または仕切り板22により傾倒が規制される。
一方の紙幣カセット29の底面には、図4に示す位置決めピン30および振れ防止ピン31とそれぞれ嵌合する、位置決め用の丸孔と、振れ防止用の角孔が設けられている。ここで、図5に、図4のA−A線断面図を示す。図5の断面図に示すように、紙幣カセット29の底面には、位置決めピン30と嵌合する位置決め用の丸孔32と、振れ防止ピン31と嵌合する振れ防止用の角孔33が設けられている。
ところで、現金処理装置10を工場から出荷する際、または設置のための運搬する際には、輸送時の振動で紙幣カセット29が傾いて破損や傷が発生することを防止するために、紙幣カセット29の位置を固定する輸送金具が取り付けられる。しかしながら、従来の輸送金具では、取り付けガタや部品精度のバラつきによるガタが発生してしまうことがあった。以下、従来の輸送金具の取付けの問題点について図6〜図11を参照して説明する。
(本発明の課題)
図6は、従来の輸送金具の取付けについて説明する図である。図6に示すように、従来は、紙幣カセット29の外形の突起上面34を輸送金具40で規制し、輸送金具40は、保守面側壁部20の外側から保守面側壁部20に固定ネジ41により固定されていた。なお、輸送金具40の固定は保守エリア内にて作業できることが前提であるため、保守面側および上面からの輸送金具40や固定ネジ41の取り付けが原則となる。
輸送金具40で固定する場合においては、図7に示すように取り付けガタや部品精度のバラつきにより、輸送金具40と紙幣カセット29の外形の突起上面34との間にガタBが発生してしまう。このようなガタBが発生した場合、現金処理装置10の輸送時の振動等により、図8左に示すように紙幣カセット29が位置決めピン30を回転支点として反時計回りに傾くが、紙幣カセット29の外形の突起が保守面側壁部20に当接して規制される。また、ガタBの発生により、図8右に示すように、紙幣カセット29が振れ防止ピン31を回転支点として時計回りに傾く場合もあるが、この場合は非保守面側壁部21にて規制される。
ここで、装填フレーム2に装填される紙幣カセット29には、運用により、図3に示すような1スロットに1カセットで装填するタイプのSRC(Single Recycle Cassete)の他、収納カセット数を増やすために、1スロットに2カセットで装填するタイプのDRC(Dual Recycle Cassete)がある。2つの紙幣カセットは上下方向に重ねて1スロットに装填される。このような紙幣カセットも、従来、輸送時には輸送金具を取り付けて振動による紙幣カセットの傾きを防止していた。以下、図9を参照して説明する。
図9は、紙幣カセットがDRCタイプの場合における輸送金具の取付けについて説明する図である。紙幣カセットがDRCタイプの場合、図9に示すように、2つの紙幣カセット29U、29Lが上下方向に重ねて装填される。下側に位置する紙幣カセット29L(DRC‐Lower)は、SRCの基本機能を有する小型カセットである。また、上側に位置する紙幣カセット29U(DRC‐Upper)は、SRCの基本機能と、下側の紙幣カセット29Lへの搬送路(不図示)および紙幣カセット29U内の集積部への分岐を持つ搬送機能を有する小型カセットである。
DRCタイプの場合も、図4、図5を参照して説明したSRCタイプと同様に、紙幣カセット29Lの底面に、位置決めピン30と嵌合する丸孔と、振れ防止ピン31と嵌合する角孔が設けられている。また、位置決めピン30および振れ防止ピン31は、それぞれ紙幣カセット29Lに接して高さを決めるための段付き形状を有する。さらに、紙幣カセット29Lの天面には、上に重ねられる紙幣カセット29Uの左右方向の位置決めのための位置決めピン35と、位置決めピン35を支点として紙幣カセット29Uの振れを防止するための振れ防止ピン36が設けられている。そして、上側に位置する紙幣カセット29Uの底面には、位置決めピン35と嵌合する丸孔と、振れ防止ピン36と嵌合する角孔が設けられている。また、紙幣カセット29Lの天面に紙幣カセット29Uの底面が接地し、紙幣カセット29Uの高さ方向が決められる。
紙幣カセット29Lは、天面に接地する紙幣カセット29Uにより上下方向の動きが規制され、また、左右方向の動き(傾き)は、紙幣カセット29Lの左右に位置する保守面側壁部20および非保守面側壁部21により規制されるため、輸送金具の取付けは行われない。
一方、紙幣カセット29Uは、外形の突起上面37が輸送金具40で規制され、輸送金具40は、保守面側壁部20の外側から保守面側壁部20に固定ネジ41により固定される。このように輸送金具40で固定する場合、SRCの場合の問題点と同様に、図10に示すように取り付けガタや部品精度のバラつきにより、輸送金具40と紙幣カセット29Uの外形の突起上面37との間にガタBが発生してしまう。
このようなガタBが発生した場合、現金処理装置10の輸送時の振動等による、図11に示すような紙幣カセット29Uの時計回りの傾きは、輸送金具40と非保守面側壁部21により規制される。しかしながら、図12に示すような紙幣カセット29Uの反時計回りの傾きは、図8左に示すようなSRCの反時計回りの傾きの場合と異なり、回転支点となる位置決めピン35と輸送金具40との距離が短く、また、保守面側壁部20が低いため、反時計回りの傾きの規制が効かず、傾斜が大きくなる。これにより、紙幣カセット29Uの非保守面側がc1程高く浮いてしまい、輸送時に傷や破損が発生してしまっていた。
かかる状況に対して、図13に示す比較例のように、非保守面側壁部21の高さL2と同じ高さL1’を有する保守面側壁部200により装填フレーム82を形成することで、DRCタイプの紙幣カセット29Uの反時計回りの傾きが規制できる。しかし、このような装填フレーム82にSRCタイプの紙幣カセット29を着脱する際は、保守面側壁部200の高さL1’といった高い位置まで持ち上げる必要があるため、操作性が悪くなってしまう。
そこで、上記事情を一着眼点にして本発明の実施形態による現金処理装置10を創作するに至った。本実施形態による現金処理装置10は、輸送金具による紙幣カセットの固定位置を調整することで、媒体収納庫(紙幣カセット)の傾きをより効果的に規制することを可能とする。すなわち、紙幣カセット29を着脱する際の操作性を失わずに、かつ、DRCタイプの紙幣カセット29U、29Lが装填された場合にも運搬時の振動等による紙幣カセット29Uの傾きを十分に防止できる現金処理装置10を提供する。以下、このような本発明の実施形態について図14〜図22を参照して詳細に説明する。
<2.第1の実施形態>
図14は、第1の実施形態による装填フレーム2の構成を示す図である。図14に示すように、保守面側壁部20の高さL1は、紙幣カセット29の着脱の操作性を良くするために、装填フレーム2のスロット26に上下に重ねて装填された、DRCタイプの紙幣カセット29’(上側の紙幣カセット29Uおよび下側の紙幣カセット29L)の高さよりも低くされる。一方、非保守面側壁部21の高さL2は、装填フレーム2全体の剛性アップするよう出来る限り高くされる。
また、上側に位置する紙幣カセット29Uの底面には、下側に位置する紙幣カセット29Lの天面に設けられた位置決めピン35および振れ防止ピン36とそれぞれ嵌合する、位置決め用の丸孔と、振れ防止用の角孔が設けられている。ここで、図15に、図14のAA−AA線断面図を示す。図15の断面図に示すように、紙幣カセット29Uの底面には、位置決めピン35と嵌合する位置決め用の丸孔38と、振れ防止ピン36と嵌合する振れ防止用の角孔39が設けられている。なお位置決めピン35は、紙幣カセット29Lの天面における保守面側壁部20側に設けられ、振れ防止ピン36は、紙幣カセット29Lの天面における非保守面側壁部21側に設けられる。
そして、非保守面側壁部21には、紙幣カセット29Uの天面の位置を規制する輸送金具44(規制部材)が取り付けられている。輸送金具44は、紙幣カセット29Uの天面における非保守面側壁部21側の端部を規制すると共に、非保守面側壁部21の曲げ面に固定ネジ45により固定され、紙幣カセット29Uの反時計回りの傾きによる天面端部の上方向への浮き上がりを効果的に規制する。以下、輸送金具44による紙幣カセット29Uの傾きの規制について図16〜図17を参照して説明する。
図16は、紙幣カセット29Uの傾きについて説明する図である。図16左に示すように、紙幣カセット29Uの底面に設けられた位置決めピン35用の丸孔38の幅Eは、紙幣カセット29Lの天面に設けられる位置決めピン35が嵌合した際に、隙間C2(隙間C3+隙間C3)が生じる幅となる。そして、輸送時の振動等により、図16右に示すように、紙幣カセット29Uが位置決めピン35との接地点47を回転支点として反時計回りに回転し、位置決めピン35用の丸孔38の隙間C2により傾きが発生することが想定される。紙幣カセット29Uの傾きは、丸孔38の厚さdに応じて、最大傾きF1(F1=sin-1C2/d)が発生し得る。
これに対して、本実施形態では、図14を参照して説明したように紙幣カセット29Uの天面における非保守面側の端部を輸送金具44で規制している。ここで、図17に、第1の実施形態による輸送金具44による傾きの規制について説明する図を示す。図17に示すように、傾きが発生する要因となる、紙幣カセット29Uの底面に設けられた位置決め用の丸孔38から、最大の距離L4となる紙幣カセット29Uの天面における非保守面側の端部を、輸送金具44で規制することで、傾きを微小な範囲で効果的に規制することが可能となる。
以上説明したように、本発明の第1の実施形態によれば、紙幣カセット29Uの位置決め用の丸孔38が保守面側に形成されている際に、これと対角となる位置を規制することで、保守面側壁部20の高さL1を高くすることなく、紙幣カセット29Uの反時計回りの傾きを最小に抑えることが可能となる。
<3.第2の実施形態>
続いて、本発明の第2の実施形態について説明する。上述した第1の実施形態では、上側に位置する紙幣カセット29Uの位置決めを紙幣カセット29Uの底面で行っているが、本発明はこれに限定されず、位置決めを傾き規制と兼ねることが可能である。以下、図18〜図19を参照して説明する。
図18は、第2の実施形態による装填フレームの構成を示す図である。図18に示すように、第2の実施形態では、DRCタイプの紙幣カセット29’を装填した際に、紙幣カセット29U’の位置決めを紙幣カセット29Uの底面で実施せず、位置決め用ピン48を有した輸送金具44’を用いることで、位置決めを傾き規制と兼ねることが可能である。
輸送金具44’に設けられた位置決め用ピン48は、紙幣カセット29U’の天面に対して略垂直に貫通し、紙幣カセット29U’の位置決めを行う。ここで、図19に、第2の実施形態による輸送金具44’の上面図を示す。図19に示すように、輸送金具44’は、非保守面側壁部21に固定ネジ45により固定され、紙幣カセット29U’の天面における非保守側端部を規制する。また、輸送金具44’に設けられた位置決めピン48は、紙幣カセット29U’の天面に形成された位置決め用の丸孔49と嵌合する。
位置決めピン48と位置決め用の丸孔49が嵌合する関係の場合、図16と同様に傾きが生じ得る。しかしながら、図18に示すように、傾きが発生する要因となる、紙幣カセット29U’の天面に設けられた位置決め用の丸孔49から、最大の距離L5となる紙幣カセット29U’の底面の保守面側の端部が、紙幣カセット29L’の天面で規制されるため、傾きを効果的に規制することが可能となる。
このように、本発明の第2の実施形態では、紙幣カセット29U’の底面に位置決め用の丸孔と紙幣カセット29L’の天面に位置決めピンがなくとも、位置決めピン48を有する輸送金具44’の取付けのみで、紙幣カセット29U’の位置決めと傾き規制を実施することができる。
<4.第3の実施形態>
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。上述した各実施形態では、装填フレーム2の1スロットに複数の紙幣カセットを装填するDRCタイプを想定して説明したが、本発明はこれに限定されず、輸送金具44、44’をSRCタイプにも適用することが可能である。以下、図20〜図22を参照して説明する。
図20は、第3の実施形態による装填フレームにおける輸送金具44の取付けを説明する図である。図20に示すように、装填フレーム2に、SRCタイプの紙幣カセット29が装填された場合、紙幣カセット29の底面における保守面側に設けられた位置決め用の丸孔32と、装填フレーム2の底面における同じく保守面側に設けられた位置決めピン30とが嵌合して紙幣カセット29の位置が決められる。
ここで、位置決めピン30と位置決め用の丸孔32との嵌合関係について図21を参照して説明する。図21に示すように、紙幣カセット29の底面に設けられた位置決めピン30用の丸孔32の幅Gは、位置決めピン30が嵌合した際に、隙間C4(隙間C5+隙間C5)が生じる幅となる。そして、図16右に示す場合と同様に、輸送時の振動等により、紙幣カセット29が位置決めピン30との接地点50を回転支点として反時計回りに回転し、位置決めピン30用の丸孔32の隙間C4により傾きが発生することが想定される。紙幣カセット29の傾きは、丸孔32の厚さIに応じて、最大傾きF2(F2=sin-1C4/I)が発生し得る。
そこで、本実施形態では、図20に示すように、傾きが発生する要因となる位置決め用の丸孔32から、最大の距離L6となる紙幣カセット29の天面の非保守面側の端部を、輸送金具44で規制することで、傾きを微小な範囲で効果的に規制することが可能となる。また、装填フレーム2の各スロット26にSRCタイプとDRCタイプの紙幣カセットが混在した運用の場合も、共通の輸送金具44を使用することができるので、部品種類の削減と作業の共通化を図ることができる。
図22は、第3の実施形態による装填フレームにおける位置決めピン48を有する輸送金具44の取付けを説明する図である。紙幣カセット29の天面における非保守面側には、位置決めピン48と嵌合する位置決め用の丸孔(不図示)が形成され、図22に示すように、位置決めピン48が紙幣カセット29の天面に対して略垂直に貫通し、紙幣カセット29の丸孔と嵌合することで紙幣カセット29の位置決めを行う。また、図22に示すように、輸送金具44’は、非保守面側壁部21に固定ネジ45により固定され、紙幣カセット29の天面における非保守側端部を規制する。
このように、本発明の第3の実施形態では、位置決めピン48を有する輸送金具44’の取付けのみで、紙幣カセット29の位置決めと傾き規制を実施することができる。また、装填フレーム2の各スロット26にSRCタイプとDRCタイプの紙幣カセットが混在した運用の場合も、共通の輸送金具44’を使用することができるので、部品種類の削減と作業の共通化を図ることができる。
<5.むすび>
以上説明したように、本発明の実施形態によれば、輸送金具による紙幣カセットの固定位置を調整することで、媒体収納庫(紙幣カセット)の傾きをより効果的に規制することができる。
なお、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、DRCタイプの紙幣カセット29’は、上記実施形態に示すように2つの紙幣カセット29U、29Lが上下方向に重ねられて装填される形態に限らず、3つ以上の紙幣カセットが上下に重ねられて装填される形態であってもよい。
10 現金処理装置
11 上部筐体
12 下部筐体
26a〜26f スロット
29a〜29e、A〜E 紙幣カセット
29f、F 入金庫(リジェクト庫)
29U 紙幣カセット(DRCタイプ)
29L 紙幣カセット(DRCタイプ)
101 入金口
102 出金口
103 搬送部
104 認識部
105 一時保留部
116 金庫筐体
117 下部フレーム
119 上部フレーム
112、113 ブレード
2 装填フレーム
20 保守面側壁部
21 非保守面側壁部
22 仕切り版
24 前側壁部
23 後側壁部
30、35、48 位置決めピン
31、36 振れ防止ピン
32、49 丸孔
33 角孔
44、44’ 輸送金具
45 固定ネジ

Claims (8)

  1. 媒体を収納する収納庫と、
    前記収納庫を所定数着脱可能なスロットと、
    前記スロットを形成する装填フレームと、
    を備え、
    前記装填フレームは、前記装填フレームを形成する第1の側壁部と、前記第1の側壁部と対向し、前記第1の側壁部の高さより低い高さの第2の側壁部とを有し、
    前記第1の側壁部には、前記スロットに前記所定数の収納庫が装填された状態において、前記収納庫の天面の位置を規制する規制部材が設けられる、媒体処理装置。
  2. 前記規制部材は、前記収納庫の天面における前記第1の側壁部側の端部を規制する、請求項1に記載の媒体処理装置。
  3. 前記装填フレームの底面における前記第2の側壁部側には、前記収納庫の底面の位置を決める位置決め部材が設けられる、請求項1または2に記載の媒体処理装置。
  4. 前記第2の側壁部の高さは、前記スロットに装填された前記収納庫の高さより低くされる、請求項1〜3のいずれか1項に記載の媒体処理装置。
  5. 前記装填フレームは、下部に前記収納庫の位置を仕切る仕切り部材が設けられ、当該仕切り部材により前記スロットを形成する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の媒体処理装置。
  6. 前記スロットには、複数の前記収納庫が上下方向に重ねて装填される、請求項1〜5のいずれか1項に記載の媒体処理装置。
  7. 下側に位置する前記収納庫の底面の位置を決める位置決め部材が、当該底面における前記第2の側壁部側に設けられ、
    上側に位置する前記収納庫の天面における前記第1の側壁部側の端部には、当該天面の位置を決める位置決め部材が設けられる、請求項6に記載の媒体処理装置。
  8. 前記規制部材は、前記天面を押さえる板状部材であって、
    前記位置決め部材は、前記板状部材から突出し、前記収納庫の天面に対して略垂直に貫通する部材である、請求項7に記載の媒体処理装置。
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