JP2016121934A - 組合せ計量装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】清掃時等において部品を着脱する場合に、部品の着脱における作業性の向上を図ることができる組合せ計量装置を提供する。
【解決手段】組合せ計量装置1は、物品を計量する複数の計量ホッパ40と、計量ホッパで計量された物品を目標重量になるように組合せ選択を行う制御部80と、制御部80にて選択された計量ホッパ40から排出される物品を集合させる集合シュート60と、集合シュート60の下方に配置されたタイミングホッパ70と、タイミングホッパ70を着脱可能に支持する支持部110と、支持部110をタイミングホッパ70の装着位置よりも垂直上方に移動させる移動機構120と、を備える。
【選択図】図5
【解決手段】組合せ計量装置1は、物品を計量する複数の計量ホッパ40と、計量ホッパで計量された物品を目標重量になるように組合せ選択を行う制御部80と、制御部80にて選択された計量ホッパ40から排出される物品を集合させる集合シュート60と、集合シュート60の下方に配置されたタイミングホッパ70と、タイミングホッパ70を着脱可能に支持する支持部110と、支持部110をタイミングホッパ70の装着位置よりも垂直上方に移動させる移動機構120と、を備える。
【選択図】図5
Description
本発明は、組合せ計量装置に関する。
従来の組合せ計量装置として、例えば特許文献1に記載の装置が知られている。特許文献1に記載の組合せ計量装置は、物品を計量する複数の計量ホッパと、組合せ選択された計量ホッパから排出される物品を集合させる集合シュートと、集合シュートの下方に配置されたタイミングホッパと、を備えている。タイミングホッパは、各部を支持する架台の下方に位置し、横方向(水平方向)に引き出し可能に設けられている。
組合せ計量装置は、食品等の物品を計量対象とする場合、洗浄が行われる。洗浄の際、計量ホッパ、集合シュート及びタイミングホッパ等を取り外す必要がある。従来の組合せ計量装置では、計量ホッパ及び集合シュートを取り外す際、作業者は、例えば架台に上がって作業を行う。一方、タイミングホッパは、架台の下方において水平方向に引き出し可能に設けられているため、作業者が架台の下方に移動して着脱を行わなければならない。そのため、ホッパ等を取り外す場合には架台に上がって作業をし、タイミングホッパを取り外す場合には架台を降りて架台の下に潜り込んで作業をする必要があるため、非常に作業性が悪い。
本発明は、清掃時等において部品を着脱する場合に、部品の着脱における作業性の向上を図ることができる組合せ計量装置を提供することを目的とする。
本発明に係る組合せ計量装置は、物品を計量する複数の計量ホッパと、計量ホッパで計量された物品を目標重量になるように組合せ選択を行う制御部と、制御部にて選択された計量ホッパから排出される物品を集合させる集合シュートと、集合シュートの下方に配置されたタイミングホッパと、を備える組合せ計量装置であって、タイミングホッパを着脱可能に支持する支持部と、支持部をタイミングホッパの装着位置よりも垂直上方に移動させる移動機構と、を備える。
この組合せ計量装置では、タイミングホッパを着脱可能に支持する支持部を、タイミングホッパの装着位置よりも垂直上方に移動させる移動機構を備えている。この構成により、タイミングホッパを着脱する際には、支持部を上昇させることで、他の部品(計量ホッパ、集合シュート等)と同様に、例えば各部を支持する架台上で作業を行うことができる。したがって、作業者がわざわざ架台の下方に移動する手間が省けるため、清掃時等における部品等の着脱の際のタイミングホッパの着脱における作業性の向上を図ることができる。
一実施形態においては、移動機構は、垂直方向に沿って延在するガイドレールを有し、支持部は、ガイドレールに沿って移動する。この構成により、タイミングホッパを上下に移動させる際に、タイミングホッパに揺れ等が生じない。そのため、タイミングホッパを上昇又は下降させる際に、タイミングホッパが他の部品と接触することを防止できる。
本発明によれば、清掃時等において部品を着脱する場合に、部品の着脱における作業性の向上を図ることができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明において同一又は相当要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
(1)全体構成
図1は、一実施形態に係る組合せ計量装置を示す斜視図である。図2は、組合せ計量装置の構成を模式的に示す図である。図3は、組合せ計量装置の構成を示すブロック図である。図1〜図3に示されるように、組合せ計量装置1は、分散テーブル10と、複数の搬送部20と、複数のプールホッパ30と、複数の計量ホッパ40と、複数のブースターホッパ50と、集合排出シュート(集合シュート)60と、タイミングホッパ70と、制御部80と、を備えている。
図1は、一実施形態に係る組合せ計量装置を示す斜視図である。図2は、組合せ計量装置の構成を模式的に示す図である。図3は、組合せ計量装置の構成を示すブロック図である。図1〜図3に示されるように、組合せ計量装置1は、分散テーブル10と、複数の搬送部20と、複数のプールホッパ30と、複数の計量ホッパ40と、複数のブースターホッパ50と、集合排出シュート(集合シュート)60と、タイミングホッパ70と、制御部80と、を備えている。
分散テーブル10、搬送部20、プールホッパ30、計量ホッパ40、ブースターホッパ50、及び、集合排出シュート60は、フレーム90を介して基台100に支持されている。タイミングホッパ70は、後述する支持部110を介して基台100に支持されている。組合せ計量装置1では、分散テーブル10、搬送部20、プールホッパ30、計量ホッパ40、ブースターホッパ50、集合排出シュート60、及び、タイミングホッパ70は、着脱可能に設けられている。
上記構成を有する組合せ計量装置1は、以下のように機能する。組合せ計量装置1には、外部から組合せ計量装置1の被計量物としての物品が供給される。物品は、例えば食品である。物品は、分散テーブル10に投入される。分散テーブル10は、物品を分散させながら搬送し、分散テーブル10の周囲に配置された複数の搬送部20に物品を供給する。搬送部20のそれぞれは、分散テーブル10から供給された物品を、各搬送部20に対応して設けられたプールホッパ30まで搬送し、そのプールホッパ30に供給する。
各プールホッパ30に供給された物品は、そのプールホッパ30の下方に配置された計量ホッパ40へと受け渡される。制御部80は、計量ホッパ40が有する後述のロードセル46の計量値(計量ホッパ40内の物品の計量値)を基に組合せ計量演算を行い、組合せ計量演算の結果が所定の許容範囲内で、且つ、最も目標値に近くなる物品の組合せを選択する。選択された組合せに含まれる計量ホッパ40内の物品は、ブースターホッパ50を介して集合排出シュート60へと排出される。集合排出シュート60に排出された物品は、タイミングホッパ70に供給される。タイミングホッパ70は、例えば、組合せ計量装置1の後段に設置された製袋包装機等に物品を供給する。
(2)詳細構成
続いて、組合せ計量装置1の各部の構成について詳細に説明する。
続いて、組合せ計量装置1の各部の構成について詳細に説明する。
(2−1)分散テーブル
分散テーブル10は、円錐台状(円錐形)のテーブル状の部材である。分散テーブル10は、分散テーブル10の上方に設置された図示しないクロスフィーダから、物品の供給を受ける。分散テーブル10は、モータ(図示しない)によって中心軸を中心として回転(正転及び逆転)する。分散テーブル10は、中心軸を中心として回転することによって、分散テーブル10上に供給された物品物を、分散テーブル10の外側に搬送(分散)する。分散テーブル10の外縁まで搬送された物品は、分散テーブル10の外縁側下方に配置された複数の搬送部20に供給される。
分散テーブル10は、円錐台状(円錐形)のテーブル状の部材である。分散テーブル10は、分散テーブル10の上方に設置された図示しないクロスフィーダから、物品の供給を受ける。分散テーブル10は、モータ(図示しない)によって中心軸を中心として回転(正転及び逆転)する。分散テーブル10は、中心軸を中心として回転することによって、分散テーブル10上に供給された物品物を、分散テーブル10の外側に搬送(分散)する。分散テーブル10の外縁まで搬送された物品は、分散テーブル10の外縁側下方に配置された複数の搬送部20に供給される。
(2−2)搬送部
組合せ計量装置1は、複数の搬送部20を有する。複数の搬送部20は、分散テーブル10の周囲に環状に配置されている。複数の搬送部20は、分散テーブル10を中心として放射状に延びている。搬送部20には、ガイドリング21が設けられている。
組合せ計量装置1は、複数の搬送部20を有する。複数の搬送部20は、分散テーブル10の周囲に環状に配置されている。複数の搬送部20は、分散テーブル10を中心として放射状に延びている。搬送部20には、ガイドリング21が設けられている。
各搬送部20は、スクリュー22により、分散テーブル10から供給された物品を、径方向外向き(分散テーブル10から遠ざかる向き)に搬送する。各搬送部20の外縁まで搬送された物品は、各搬送部20の外縁側下方に配置されるプールホッパ30に供給される。
(2−3)プールホッパ
組合せ計量装置1は、搬送部20と同数のプールホッパ30を有する。プールホッパ30は、各搬送部20の外縁側下方に1つ配置されている。プールホッパ30には、上方に配置された搬送部20から供給される物品が一時的に貯留される。
組合せ計量装置1は、搬送部20と同数のプールホッパ30を有する。プールホッパ30は、各搬送部20の外縁側下方に1つ配置されている。プールホッパ30には、上方に配置された搬送部20から供給される物品が一時的に貯留される。
各プールホッパ30の下部には、PHゲート32が設けられている。PHゲート32が開かれることで、プールホッパ30の下方に配置された計量ホッパ40に、プールホッパ30内の物品が供給される。各PHゲート32は、図示しないリンク機構が、ステッピングモータ34により動作させられることで開閉する。ステッピングモータ34の開閉は、制御部80により制御される。
(2−4)計量ホッパ
組合せ計量装置1は、プールホッパ30と同数の計量ホッパ40を有する。各プールホッパ30の下方には、計量ホッパ40が1つ配置される。計量ホッパ40は、プールホッパ30から供給された物品の重量、すなわち搬送部20からプールホッパ30を介して供給された物品の重量を計量する。
組合せ計量装置1は、プールホッパ30と同数の計量ホッパ40を有する。各プールホッパ30の下方には、計量ホッパ40が1つ配置される。計量ホッパ40は、プールホッパ30から供給された物品の重量、すなわち搬送部20からプールホッパ30を介して供給された物品の重量を計量する。
各計量ホッパ40の下部には、WHゲート42が設けられている。WHゲート42が開かれることで、集合排出シュート60に、計量ホッパ40内の物品が供給される。各WHゲート42は、図示しないリンク機構が、ステッピングモータ44により動作させられることで開閉する。ステッピングモータ44の開閉は、制御部80により制御される。
各計量ホッパ40は、計量ホッパ40に保持される物品を計量するためのロードセル46を有する。ロードセル46は、計量機構の一例である。ロードセル46の計量結果は、計量信号として、図示しない増幅器を介して後述する制御部80のマルチプレクサ83に送信される。
(2−5)ブースターホッパ
組合せ計量装置1は、計量ホッパ40と同数のブースターホッパ50を有する。各ブースターホッパ50の下方には、ブースターホッパ50が1つ配置される。ブースターホッパ50には、上方に配置された計量ホッパ40から供給される物品が一時的に貯留される。
組合せ計量装置1は、計量ホッパ40と同数のブースターホッパ50を有する。各ブースターホッパ50の下方には、ブースターホッパ50が1つ配置される。ブースターホッパ50には、上方に配置された計量ホッパ40から供給される物品が一時的に貯留される。
各ブースターホッパ50の下部には、BHゲート52が設けられている。BHゲート52が開かれることで、ブースターホッパ50の下方に配置された集合排出シュート60に、ブースターホッパ50内の物品が供給される。各BHゲート52は、図示しないリンク機構が、ステッピングモータ54により動作させられることで開閉する。ステッピングモータ54の開閉は、制御部80により制御される。
(2−6)集合排出シュート
集合排出シュート60は、排出経路部材の一例である。集合排出シュート60は、ロードセル46の計量結果に基づいた組合せ計量後に、ブースターホッパ50から組合せに選択された計量済みの物品が供給される。集合排出シュート60は、ブースターホッパ50から供給された物品を集合させてタイミングホッパ70に供給する。
集合排出シュート60は、排出経路部材の一例である。集合排出シュート60は、ロードセル46の計量結果に基づいた組合せ計量後に、ブースターホッパ50から組合せに選択された計量済みの物品が供給される。集合排出シュート60は、ブースターホッパ50から供給された物品を集合させてタイミングホッパ70に供給する。
集合排出シュート60の一部(下部)は、基台100の上面102よりも下方に位置している。具体的には、基台100には、上面102に開口部104(図4参照)が設けられている。開口部104は、例えば、八角形を呈している。集合排出シュート60は、基台100の開口部104に配置されている。
(2−7)タイミングホッパ
タイミングホッパ70は、集合排出シュート60から供給された物品を、後段の製袋包装機等に受け渡す。タイミングホッパ70の下部には、THゲート72が設けられている。THゲート72が開かれることで、後段の製袋包装機等に、タイミングホッパ70内の物品が供給される。THゲート72は、図示しないリンク機構が、ステッピングモータ74により動作させられることで開閉する。ステッピングモータ74の開閉は、制御部80により制御される。タイミングホッパ70は、このTHゲート72を閉鎖している間は、集合排出シュート60から滑り落ちた物品を受け、その内部に保持し、THゲート72を開放することによって、保持した物品を下方へ送り、後段の製袋包装機等に受け渡す。
タイミングホッパ70は、集合排出シュート60から供給された物品を、後段の製袋包装機等に受け渡す。タイミングホッパ70の下部には、THゲート72が設けられている。THゲート72が開かれることで、後段の製袋包装機等に、タイミングホッパ70内の物品が供給される。THゲート72は、図示しないリンク機構が、ステッピングモータ74により動作させられることで開閉する。ステッピングモータ74の開閉は、制御部80により制御される。タイミングホッパ70は、このTHゲート72を閉鎖している間は、集合排出シュート60から滑り落ちた物品を受け、その内部に保持し、THゲート72を開放することによって、保持した物品を下方へ送り、後段の製袋包装機等に受け渡す。
タイミングホッパ70は、基台100の下方に配置されている。図4は、タイミングホッパを上から見た図である。図5は、タイミングホッパの装着位置を示す図である。図6は、タイミングホッパの着脱位置を示す図である。図4では、フレーム90を取り外した状態を示している。図4〜図6に示されるように、本実施形態では、組合せ計量装置1は、タイミングホッパ70を支持する構成として、支持部110と、移動機構120と、を備えている。以下の説明においては、図4〜図6に示す方向(X方向、Y方向、Z方向)を用いて説明する。
支持部110は、タイミングホッパ70を着脱可能に支持する。支持部110は、第1支持部112と、第2支持部114と、を有する。支持部110は、図4に示されるように、タイミングホッパ70が基台100の中央部に位置するように、タイミングホッパ70を支持している。支持部110は、基台100の上から見て、開口部104の内側に位置している。
第1支持部112は、タイミングホッパ70を支持する。第1支持部112は、支持部材116a,116bと、フレーム部材118と、を有している。支持部材116a,116bは、タイミングホッパ70を直接支持する。支持部材116a,116bは、図4に示されるように、タイミングホッパ70を挟む位置に一対配置されている。支持部材116a,116bは、例えば棒状(柱状)を呈しており、互いにX方向に沿って延在している。タイミングホッパ70には、取付部材76が設けられている。取付部材76は、フック状を呈しており、タイミングホッパ70に複数(ここでは4つ)設けられている。支持部材116は、取付部材76を係止することにより、タイミングホッパ70を支持している。これにより、タイミングホッパ70は、支持部材116a,116b(支持部110)において着脱可能に設けられている。
フレーム部材118は、支持部材116a,116bを支持している。フレーム部材118は、第1部材120a,120b,120c,120dと、第2部材122a,122b,122c,122dと、第3部材124a,124bと、第4部材126a,126b,126c,126dと、第5部材128a,128bと、を有している。フレーム部材118は、第1部材120a〜120d、第2部材122a〜122d、第3部材124a,124b、第4部材126a〜126d、及び、第5部材128a,128bが接続されて構成されている。
第1部材120a〜120dは、支持部材116a,116bそれぞれの端部が接続される。第1部材120a〜120dは、支持部材116a,116bの延在方向に直交するY方向に沿って延在している。第1部材120aと第1部材120bとは、互いに平行に延在すると共にX方向において所定の間隔(支持部材116の長さ寸法)をあけて対向して配置されている。第1部材120cと第1部材120dとは、互いに平行に延在すると共にX方向において所定の間隔(支持部材116の長さ寸法)あけて対向して配置されている。第1部材120aと第1部材120cとは、同一直線上に位置している。第1部材120bと第1部材120dとは、同一直線上に位置している。
第2部材122a〜122dは、第1部材120a〜120dのそれぞれに接続されている。第2部材122a〜122dは、第1部材120a〜120dの延在方向に直交するX方向に沿って延在している。第2部材122aは、第1部材120aの一端部に接続されおり、タイミングホッパ70の外側に向かって延在している。第2部材122bは、第1部材120bの一端部に接続されおり、タイミングホッパ70の外側に向かって延在している。
第2部材122cは、第1部材120cの一端部に接続されおり、タイミングホッパ70の外側に向かって延在している。第2部材122dは、第1部材120dの一端部に接続されおり、タイミングホッパ70の外側に向かって延在している。第2部材122aと第2部材122bとは、同一直線上に位置している。第2部材122cと第2部材122dとは、同一直線上に位置している。第2部材122aと第2部材122cとは、Y方向において所定の間隔をあけて対向して配置されている。第2部材122bと第2部材122dとは、Y方向において所定の間隔をあけて対向して配置されている。
第3部材124aは、第2部材122aと第2部材122cとを連結している。第3部材124bは、第2部材122bと第2部材122dとを連結している。第3部材124a,124bは、Y方向に沿って延在している。第3部材124aは、第2部材122aの一端部と第2部材122cの一端部とを連結している。第3部材124bは、第2部材122bの一端部と第2部材122dの一端部とを連結している。
第4部材126a〜126dは、第2部材122a〜122dのそれぞれに接続されている。第4部材126a〜126dは、Z方向に沿って延在している。第4部材126aは、第2部材122aの一端部(第3部材124aの一端部)に接続されており、第2部材122aから下方に向かって延在している。第4部材126bは、第2部材122bの一端部(第3部材124bの一端部)に接続されており、第2部材122bから下方に向かって延在している。第4部材126cは、第3部材124cの一端部(第3部材124aの他端部)に接続されており、第2部材122cから下方に向かって延在している。第4部材126dは、第2部材122dの一端部(第3部材124bの他端部)に接続されており、第2部材122dから下方に向かって延在している。
第5部材128aは、第4部材126aと第4部材126cとを連結している。第5部材128bは、第4部材126bと第4部材126dとを連結している。第3部材124a,124bは、Y方向に沿って延在している。第5部材128aは、第4部材126aの下端部と第4部材126cの下端部とを連結している。第5部材128bは、第4部材126bの下端部と第4部材126dの下端部とを連結している。
第2支持部114は、第1支持部112を支持する。第2支持部114は、接続部材130a,130b,130c,130dと、固定部材132a,132b,132c,132dと、連結部材134a,134bと、を有している。
接続部材130a〜130dのそれぞれは、一端部が基台100に固定されている。接続部材130a〜130dのそれぞれは、X方向に沿って延在している。接続部材130aの一端部は、基台100においてX方向において対向する一対の側面100a,100bの側面100a側に固定されている。接続部材130bの一端部は、側面100b側に固定されている。接続部材130aと接続部材130bとは、同一直線上に位置している。
接続部材130cの一端部は、側面100a側に固定されている。接続部材130dの一端部は、側面100b側に固定されている。接続部材130cと接続部材130dとは、同一直線上に位置している。接続部材130aと接続部材130cとは、Y方向において所定の間隔(第3部材124a及び第5部材128aの長さ寸法以上の間隔)をあけて対向して配置されている。接続部材130bと接続部材130dとは、Y方向において所定の間隔(第3部材124b及び第5部材128bの長さ寸法以上の間隔)をあけて対向して配置されている。
固定部材132a〜132dのそれぞれは、接続部材130a〜130dそれぞれの他端部に接続されている。固定部材132a〜132dのそれぞれは、接続部材130a〜130dそれぞれの他端部から、Z方向に沿って上方に延在している。
連結部材134aは、固定部材132aと固定部材132cとを連結している。連結部材134bは、固定部材132bと固定部材132dとを連結している。連結部材134a,134bは、Y方向に沿って延在している。連結部材134aは、固定部材132aの下端部と固定部材132c下端部とを連結している(接続部材130aの他端部と接続部材130cの他端部とを連結している)。連結部材134bは、固定部材132bの下端部と固定部材132dの下端部とを連結している。(接続部材130bの他端部と接続部材130dの他端部とを連結している)
移動機構120は、支持部110をタイミングホッパ70の装着位置よりも垂直(鉛直)上方に移動させる。移動機構120は、支持部110を、装着位置(図4に示す位置)と着脱位置(図5に示す位置)との間で移動させる。ガイドローラ140と、ガイドレール142と、ロッドレスシリンダ(駆動部)144と、を有している。
ガイドローラ140は、第1支持部112におけるフレーム部材118の第4部材126a〜126dのそれぞれに取り付けられている。ガイドローラ140は、ガイドレール142に沿って移動する。ガイドローラ140は、各第4部材126a〜126dにおいて、回転自在に軸支されている。ガイドローラ140は、各第4部材126a〜126dにおいて、Z方向において所定の間隔をあけて例えば2つ取り付けられている。ガイドローラ140には、V溝が設けられている。
ガイドレール142は、固定部材132a〜132dのそれぞれに設けられている。ガイドレール142は、その延在方向が固定部材132a〜132dの延在方向に沿うように取り付けられている。ガイドレール142は、互いに対向する固定部材132a,132c及び固定部材132b,132dのそれぞれの内側に配置されている。ガイドレール142は、延在方向から見て、三角形状を呈している。ガイドレール142は、ガイドローラ140のV溝に位置しており、ガイドローラ140をガイドする。
第2支持部114は、第1支持部112に設けられたガイドローラ140が連結部材134a,134bに当接することにより、第1支持部112を支持している。
ロッドレスシリンダ144は、支持部110を垂直方向(Z方向)に移動させる。ロッドレスシリンダ144は、2組設けられている。ロッドレスシリンダ144は、Z方向に沿って延在している。各ロッドレスシリンダ144の可動部146は、第2支持部114の第5部材128a,128bに接続されている。これにより、支持部110は、可動部146の垂直方向における移動に応じて、上下方向に移動する。ロッドレスシリンダ144は、例えば、エアによって駆動される。ロッドレスシリンダ144の動作は、後述するタッチパネル86の操作に応じて制御部80により制御されてもよいし、ロッドレスシリンダ144の動作を制御する専用の操作部(図示しない)を有していてもよい。
上記構成を有する組合せ計量装置1では、清掃時等にタイミングホッパ70を取り外すときには、所定の操作によりロッドレスシリンダ144の可動部が上昇するように駆動させる。これにより、タイミングホッパ70がガイドレール142に沿って上昇する。タイミングホッパ70は、ロッドレスシリンダ144によって押し上げられることにより、図5に示されるように、着脱位置に到達する。着脱位置においては、タイミングホッパ70の取付部材76は、開口部104を介して、基台100の上面102よりも上方に位置する。これにより、タイミングホッパ70を支持部110から取り外す作業を、作業者が基台100の上で行うことができる。
清掃終了後等にタイミングホッパ70を支持部110に取り付けられた後には、所定の操作によりロッドレスシリンダ144の可動部が下降するように駆動させる。これにより、タイミングホッパ70がガイドレール142に沿って下降する。タイミングホッパ70は、ロッドレスシリンダ144によって下降させられることにより、図4に示されるように、装着位置に到達する。
(2−8)制御部
図2に示されるように、制御部80は、CPU(Central ProcessingUnit)81と、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等のメモリ82と、を有する。また、制御部80は、マルチプレクサ83と、A/D変換器84と、DSP(デジタルシグナルプロセッサ)85と、を有する。
図2に示されるように、制御部80は、CPU(Central ProcessingUnit)81と、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等のメモリ82と、を有する。また、制御部80は、マルチプレクサ83と、A/D変換器84と、DSP(デジタルシグナルプロセッサ)85と、を有する。
マルチプレクサ83は、DSP85の命令に従い、ロードセル46の重量信号から1の重量信号を選択し、A/D変換器84に送信する。A/D変換器84は、マルチプレクサ83から受け取った重量信号(アナログ信号)を、DSP85から送信されるタイミング信号に従いデジタル信号に変換し、DSP85に送信する。DSP85は、A/D変換器84から送信されたデジタル信号に対してフィルタ処理を行う。
制御部80は、ステッピングモータ34、ステッピングモータ44、ステッピングモータ54、ステッピングモータ74、及びタッチパネル86等、組合せ計量装置1の各部と接続されている。タッチパネル86は、入力と出力の両機能を兼ね備えた液晶ディスプレイ(LCD)であり、入力部及び出力部として機能する。タッチパネル86は、組合せ計量に関する各種設定等の入力を受け付ける。例えば、タッチパネル86は、運転パラメータの入力、及び、物品の1個当たりの重量に関する単重値の入力等を受け付ける。制御部80では、CPU81が、メモリ82に記憶されているプログラムを実行することで、組合せ計量装置1の各部を制御する。
制御部80は、例えば、計量ホッパ40における計量値を基に、組合せ計量演算を行う。具体的には、制御部80は、DSP85によりフィルタ処理された信号を用いて、各計量ホッパ40に保持されている物品の重量を算出し、重量の合計が所定の目標重量範囲で、且つ、最も目標値に近くなるよう組合せ計量演算を行う。そして、制御部80は、組合せ計量演算の結果を基に、計量ホッパ40の組合せを決定し、決定された計量ホッパ40のWHゲート42が開くよう、ステッピングモータ44の動作を制御する。また、制御部80は、タイミングホッパ70のTHゲート72の開閉を制御する。
(作用効果)
以上説明したように、本実施形態に係る組合せ計量装置1は、タイミングホッパ70を着脱可能に支持する支持部110を、タイミングホッパ70の装着位置よりも垂直上方に移動させる移動機構120を備えている。この構成により、タイミングホッパ70を着脱する際には、支持部110を上昇させることで、他の部品(各ホッパ30,40,50、集合排出シュート60等)と同様に、各部を支持する基台100上で作業を行うことができる。したがって、作業者がわざわざ基台100の下方に移動する手間が省けるため、清掃時等における部品等の着脱の際のタイミングホッパ70の着脱における作業性の向上を図ることができる。
以上説明したように、本実施形態に係る組合せ計量装置1は、タイミングホッパ70を着脱可能に支持する支持部110を、タイミングホッパ70の装着位置よりも垂直上方に移動させる移動機構120を備えている。この構成により、タイミングホッパ70を着脱する際には、支持部110を上昇させることで、他の部品(各ホッパ30,40,50、集合排出シュート60等)と同様に、各部を支持する基台100上で作業を行うことができる。したがって、作業者がわざわざ基台100の下方に移動する手間が省けるため、清掃時等における部品等の着脱の際のタイミングホッパ70の着脱における作業性の向上を図ることができる。
本実施形態では、移動機構120は、垂直方向に沿って延在するガイドレール142を有し、支持部110は、ガイドレール142に沿って移動する。この構成により、タイミングホッパ70を上下に移動させる際に、タイミングホッパ70に揺れ等が生じない。そのため、タイミングホッパ70を上昇又は下降させる際に、タイミングホッパ70が他の部品と接触することを防止できる。
ここで、タイミングホッパ70を斜め上方に持ち上げる構成の場合、タイミングホッパ70が幅方向に移動するため、その移動領域を確保する必要がある。そのため、タイミングホッパ70を移動させる機構が大型化するため、組合せ計量装置自体が大型化する。これに対して、本実施形態の組合せ計量装置1では、移動機構120がタイミングホッパ70を装着位置から垂直に上昇させるため、タイミングホッパ70の幅方向への移動を最小限に抑えることができる。その結果、組合せ計量装置1の大型化を抑制できる。
本発明は、上記実施形態に限定されない。例えば、上記実施形態では、物品として食品を一例に説明したが、物品は他のものであってもよい。
上記実施形態では、組合せ計量装置1が、分散テーブル10、搬送部20、プールホッパ30、計量ホッパ40、ブースターホッパ50、集合排出シュート60を備える形態を一例に説明した。しかし、組合せ計量装置は、上記各部を全て備えていいなくてもよいし、その他の部品を更に備えていてもよい。
上記実施形態では、ガイドローラ140、ガイドレール142及びロッドレスシリンダ144により移動機構120が構成されている形態を一例に説明したが、移動機構の構成はこれに限定されない。例えば、移動機構120は、ロッドレスシリンダ144(駆動部)を備えてなくてもよい。例えば、支持部110は、手動で移動する構成であってもよい。また、支持部110をガイドする手段としては、リニアガイド等を用いることができる。
上記実施形態では、組合せ計量装置1が分散テーブル10を備え、搬送部20が分散テーブル10を中心に放射状に配置された円形配置の形態を一例に説明した。しかし、組合せ計量装置は、搬送部及び計量ホッパのそれぞれが直線的に並んで配置された直線配置の形態であってもよい。
上記実施形態では、分散テーブル10が回転によって物品を分散させる形態を一例に説明したが、分散テーブル10は、振動することによって物品を分散させてもよい。また、搬送部20がスクリュー22によって物品を搬送する形態を一例に説明したが、搬送部20は、例えば、振動によって物品を搬送してもよい。
1…組合せ計量装置、40…計量ホッパ、60…集合排出シュート(集合シュート)、70…タイミングホッパ、80…制御部、支持部、移動機構、ガイドレール。
Claims (2)
- 物品を計量する複数の計量ホッパと、
前記計量ホッパで計量された物品を目標重量になるように組合せ選択を行う制御部と、
前記制御部にて選択された前記計量ホッパから排出される前記物品を集合させる集合シュートと、
前記集合シュートの下方に配置されたタイミングホッパと、を備える組合せ計量装置であって、
前記タイミングホッパを着脱可能に支持する支持部と、
前記支持部を前記タイミングホッパの装着位置よりも垂直上方に移動させる移動機構と、を備える、組合せ計量装置。 - 前記移動機構は、垂直方向に沿って延在するガイドレールを有し、
前記支持部は、前記ガイドレールに沿って移動する、請求項1に記載の組合せ計量装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014261897A JP2016121934A (ja) | 2014-12-25 | 2014-12-25 | 組合せ計量装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014261897A JP2016121934A (ja) | 2014-12-25 | 2014-12-25 | 組合せ計量装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016121934A true JP2016121934A (ja) | 2016-07-07 |
Family
ID=56326514
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014261897A Pending JP2016121934A (ja) | 2014-12-25 | 2014-12-25 | 組合せ計量装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2016121934A (ja) |
-
2014
- 2014-12-25 JP JP2014261897A patent/JP2016121934A/ja active Pending
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