JP2016120881A - 車室外照明制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】自車の状況により合った車室外照明の調光制御を行うことを可能にする車室外照明制御装置を提供する。
【解決手段】車両に搭載され、車両の車室外照明9の調光制御を行う調光制御部107と、車両の状況として、車両が停止しているか否かを判定する停止判定部102とを備え、調光制御部107は、停止判定部102で車両が停止していると判定したことをもとに、車室外照明9を減光する調光制御を行うことで、自車の状況により合った車室外照明9の調光制御を行う。
【選択図】図2
【解決手段】車両に搭載され、車両の車室外照明9の調光制御を行う調光制御部107と、車両の状況として、車両が停止しているか否かを判定する停止判定部102とを備え、調光制御部107は、停止判定部102で車両が停止していると判定したことをもとに、車室外照明9を減光する調光制御を行うことで、自車の状況により合った車室外照明9の調光制御を行う。
【選択図】図2
Description
本発明は、車両の車室外照明の調光制御を行う車室外照明制御装置に関するものである。
特許文献1には、光センサや車載カメラなどの光学センサで検出した走行中の道路の明るさに応じて、明るい道路ではヘッドライトを初期値よりも減光する一方、暗い道路ではヘッドライトの光度を初期値に戻す技術が開示されている。
しかしながら、特許文献1に開示の技術のように、暗い道路である場合に単純にヘッドライトの減光を行わないようにすると、自車の状況によっては不都合が生じる。詳しくは、以下の通りである。交差点で自車を停車させている状態や、駐車スペースに自車を駐車させている状態といった、減光しても支障のない自車の停止状態において減光を行わないと、周囲の車両のドライバに不快感を与えてしまうおそれがある。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされたものであって、その目的は、自車の状況により合った車室外照明の調光制御を行うことを可能にする車室外照明制御装置を提供することにある。
本発明の車室外照明制御装置は、車両に搭載され、車両の車室外照明(9)の調光制御を行う調光制御部(107、107a、107b)と、車両の状況として、車両が停止しているか否かを判定する停止判定部(102)とを備え、調光制御部は、停止判定部で車両が停止していると判定したことをもとに、車室外照明を減光する調光制御を行うことを特徴としている。
これによれば、調光制御部は、停止判定部で車両が停止していると判定したことをもとに、車室外照明を減光する調光制御を行うので、減光しても支障のない自車の停止状態において減光を行うことが可能になる。よって、停止している自車の周囲のドライバにまぶしさによる不快感を与えにくくなる。その結果、自車の状況により合った車室外照明の調光制御を行うことが可能になる。
(実施形態1)
<調光制御システム100の概略構成>
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。図1は、本発明が適用された調光制御システム100の概略的な構成の一例を示すブロック図である。図1に示す調光制御システム100は、車両に搭載されるものであり、車室外照明制御装置1、照度センサ2、ナビゲーション装置3、カメラ4、車輪速センサ5、フットブレーキSW6、パーキングブレーキSW7、スタートSW8、車室外照明9、キャンセルSW10、及び表示装置11を含んでいる。一例として、車室外照明制御装置1は、車載LANを介して照度センサ2、ナビゲーション装置3、カメラ4、車輪速センサ5、フットブレーキSW6、パーキングブレーキSW7、スタートSW8と接続されている。なお、調光制御システム100を搭載している車両を以降では自車と呼ぶ。
<調光制御システム100の概略構成>
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。図1は、本発明が適用された調光制御システム100の概略的な構成の一例を示すブロック図である。図1に示す調光制御システム100は、車両に搭載されるものであり、車室外照明制御装置1、照度センサ2、ナビゲーション装置3、カメラ4、車輪速センサ5、フットブレーキSW6、パーキングブレーキSW7、スタートSW8、車室外照明9、キャンセルSW10、及び表示装置11を含んでいる。一例として、車室外照明制御装置1は、車載LANを介して照度センサ2、ナビゲーション装置3、カメラ4、車輪速センサ5、フットブレーキSW6、パーキングブレーキSW7、スタートSW8と接続されている。なお、調光制御システム100を搭載している車両を以降では自車と呼ぶ。
照度センサ2は、自車の周囲の明るさを示す指標としての照度を逐次検出する。この照度センサ2が請求項の光学センサに相当する。ナビゲーション装置3は、自車の現在位置を検出する位置検出器や地図データを格納する地図データベース(以下、地図DB)やセンタ等から配信される注意して走行すべき地点(以下、注意地点)を含む交通情報を受信する通信機を備えている。
位置検出器は、例えば衛星測位システムに用いられる受信機を備えており、測位衛星から受信した信号をもとに、自車の現在位置を逐次検出する。検出した現在位置(以下、自車位置)は、例えば緯度/経度で表すものとする。なお、位置検出器は、後述する車輪速センサ5から出力されるパルス信号やジャイロセンサで検出するヨーレートなども補足的に用いることで自車位置を検出する構成としてもよい。
地図データは、ノードデータ及びリンクデータを含む。リンクとは、電子地図上の各道路を、交差や分岐や合流する点等の複数のノードにて分割したときのノード間を結ぶものである。リンクデータは、リンクID、リンク長、リンク方向、リンクの始端と終端とのノード座標(緯度/経度)、及び道路属性等の各データから構成される。ノードデータは、ノードID、ノード座標、ノード名称、ノード種別等の各データから構成される。
カメラ4は、撮像方向が自車の前方を向くように用いられることで、自車前方に所定角範囲で広がる領域を逐次撮像する。カメラ4で撮像された撮像画像を以降では自車前方画像と呼ぶ。車輪速センサ5は、自車の転動輪の回転速度に応じたパルス信号を逐次出力する。車輪速センサ5から出力されたパルス信号からは、自車の車速を算出することができる。
フットブレーキSW6は、自車のフットブレーキのペダルの踏み込みの有無に応じた信号を出力する。フットブレーキSW6は、例えばペダルの踏み込みがなされているときにオンとなる。パーキングブレーキSW7は、自車のパーキングブレーキのオンオフに応じた信号を出力する。スタートSW8は、自車の走行駆動源を始動させるためのスイッチであって、スイッチのオンオフに応じた信号を出力する。
車室外照明9は、自車の車外を照らすために自車に設けられたライトであって、例えばヘッドライト、車幅灯、尾灯、番号灯があるが、本実施形態ではヘッドライトである場合を例に挙げて説明を行う。
車室外照明制御装置1は、CPU、ROMやRAM等のメモリ、I/O、及びこれらを接続するバスを備え、ROMに記憶された制御プログラムを実行することで各種の処理を実行する。車室外照明制御装置1は、自車の状況に応じて車室外照明9を調光する調光制御を行う。車室外照明制御装置1の詳細については後述する。なお、車室外照明制御装置1が実行する機能の一部または全部を、一つあるいは複数のIC等によりハードウェア的に構成してもよい。
キャンセルSW10は、車室外照明制御装置1での調光制御の実施の有無を切り替えるためのユーザからの操作入力を受け付けるスイッチである。キャンセルSW10を設けることで、自車のドライバが調光制御を必要としていない場合には、調光制御を実施させないようにすることが可能になる。キャンセルSW10は、例えばステアリングホイールなどに設けられる構成とすればよい。このキャンセルSW10が請求項の操作入力装置に相当する。
なお、調光制御の実施の有無は、ライトスイッチのポジションの切り替えによって実現する構成としてもよい。一例として、調光制御を実施するポジションにある場合には調光制御を実施し、車室外照明を点灯する点灯ポジションや車室外照明を消灯する消灯ポジションにある場合には調光制御を実施しない構成とすればよい。この場合には、ライトスイッチが請求項の操作入力装置に相当する。
表示装置11は、車室外照明制御装置1での調光制御の実施の有無を示す表示を行う。例えば、表示装置11はインジケータであって、キャンセルSW10やライトスイッチによって調光制御の実施の有無を切り替えるのに応じて、アイコンの発光表示を切り替えたりなどすればよい。これによれば、自車のドライバが、自車における調光制御の実施の有無の状態を認識しやすくなる。
<車室外照明制御装置1の概略構成>
続いて、車室外照明制御装置1の概略的な構成について説明を行う。車室外照明制御装置1は、図2に示すように明るさ取得部101、停止判定部102、先頭判定部103、対向車有無判定部104、対応関係記憶部105、調光制御検出部106、調光制御部107、実施切替部108、及び表示処理部109を備えている。
続いて、車室外照明制御装置1の概略的な構成について説明を行う。車室外照明制御装置1は、図2に示すように明るさ取得部101、停止判定部102、先頭判定部103、対向車有無判定部104、対応関係記憶部105、調光制御検出部106、調光制御部107、実施切替部108、及び表示処理部109を備えている。
明るさ取得部101は、照度センサ2で検出した自車の周囲の照度を取得する。停止判定部102は、自車が停止しているか否かを判定する。一例として、自車が停止しているか否かについては、車輪速センサ5から得られるパルス信号から算出した自車の車速をもとに判定すればよい。また、フットブレーキSW6やパーキングブレーキSW7やスタートSW8から得られる信号をもとに判定してもよい。なお、自車が停止しているか否かを判定できる情報が得られるセンサやスイッチであれば、本実施形態で説明した以外のセンサやスイッチ等を用いる構成としてもよい。
先頭判定部103は、停止判定部102で自車が停止していると判定した場合に、自車が交差点での先頭車両に該当しているか否かを判定する。一例として、自車が交差点での先頭車両に該当しているか否かは、カメラ4から得られる自車前方画像を画像認識処理することによって判定すればよい。
自車が先頭車両か否かについては、車両後部の画像パターンとテンプレートマッチングする所定の大きさ以上の前方車両が存在するか否かで判定すればよい。自車が交差点に位置するか否かは、交差点に特有の区画線や路面標示や構造物を画像認識処理で検出したか否かで判定すればよい。自車が交差点に位置するか否かは、ナビゲーション装置3から得られる自車位置と地図データとから判定してもよい。
対向車有無判定部104は、停止判定部102で自車が停止していると判定した場合に、自車の対向車の有無を判定する。一例として、自車が対向車の有無は、カメラ4から得られる自車前方画像を画像認識処理することによって判定すればよい。自車が対向車の有無については、車両前部の画像パターンとテンプレートマッチングする車両が存在するか否かで判定すればよい。
対応関係記憶部105は、車両の状況と、その状況において好ましいと推定される車室外照明9の明るさとを対応付けたテーブル(以下、対応関係テーブル)を記憶している。本実施形態の例では、対応関係テーブルで対応付けられる車両の状況は、「周囲の照度」、「停止の有無」、「交差点での先頭車両か否か」、「対向車の有無」とする。また、対応関係テーブルで対応付けられる車室外照明9の明るさは、車室外照明9の光度とする。
例えば、対応関係テーブルでは、複数段階に区分された「周囲の照度」が大きくなるのに応じて、車室外照明9の光度を段階的に下げて対応付ける。また、対応関係テーブルでは、「停止している」には、「停止していない」よりも小さい光度を対応付ける。なお、車室外照明9の光度の最小値に対応付けられる「周囲の照度」には、「停止している」場合と「停止していない」場合とのいずれも車室外照明9の光度の最小値を対応付ければよい。
また、車両の状況が「停止している」、且つ「交差点での先頭車両」である場合には、車室外照明9の光度の最大値を対応付ける。さらに、「停止している」且つ「交差点での先頭車両でない」且つ「対向車あり」である場合には、「対向車なし」の場合よりも小さい車室外照明9の光度が対応付けられる。「停止している」且つ「交差点での先頭車両でない」場合には、「停止していない」場合よりも小さい車室外照明9の光度を対応付ければよい。
なお、車室外照明9の光度の最小値に対応付けられる「周囲の照度」には、「停止している」且つ「交差点での先頭車両でない」場合と「停止していない」場合とのいずれも車室外照明9の光度の最小値を対応付ければよい。また、車両の状況が「停止している」且つ「交差点での先頭車両でない」且つ「対向車あり」である場合には、「周囲の照度」に関わらず車室外照明9の光度の最小値が対応付けられるなど、「周囲の照度」に関わらず一定値以下の光度が対応付けられる構成としてもよい。他にも、「停止している」且つ「交差点での先頭車両でない」場合に、「対向車あり」か「対向車なし」かに関わらず、「停止していない」場合よりも小さい同一の光度が対応付けられる構成としてもよい。
なお、「周囲の照度」、「停止の有無」、「交差点での先頭車両か否か」、「対向車の有無」といった車両の状況の組み合わせに対して車室外照明9の光度が対応付けられた対応関係テーブルが1つである構成に限らない。例えば、「周囲の照度」に対して車室外照明9の光度が対応付けられたテーブルと、このテーブルから導かれる光度を補正する補正値が「停止の有無」、「交差点での先頭車両か否か」、「対向車の有無」といった車両の状況の組み合わせと対応付けられたテーブルとを用いる構成としてもよい。また、ここでは、対応関係の態様としてテーブルを例に挙げたが、マップなど、テーブル以外の態様としてもよい。
調光制御検出部106は、車室外照明9へ流れている電流を逐次検出する。調光制御部107は、明るさ取得部101、停止判定部102、先頭判定部103、対向車有無判定部104から入力される情報をもとに、対応関係記憶部105に記憶されている対応関係テーブルを参照して、自車の状況において好ましいと推定される車室外照明9の光度を決定する。そして、車室外照明9の光度が、決定した光度となるように車室外照明9へ指示を行うことで調光制御を行う。調光制御の際、調光制御検出部106で検出した、車室外照明9へ流れている電流に基づいたフィードバック制御を行うことで、車室外照明9の光度が、決定した光度となるようにする。
本実施形態では、車室外照明9の明るさとして光度を用いる場合を例に挙げるが、光度以外の指標を用いる構成としてもよい。
実施切替部108は、キャンセルSW10で受け付けた操作入力に応じて、調光制御の実施の有無を切り替える。キャンセルSW10で調光制御の実施なしとする操作入力が行われた場合には、調光制御部107での調光制御を実施しないモードに切り替える。一方、キャンセルSW10で調光制御の実施ありとする操作入力が行われた場合には、調光制御部107での調光制御を実施するモードに切り替える。表示処理部109は、実施切替部108での調光制御の実施の有無の切り替えに応じて、調光制御の実施の有無を示す表示を表示装置11に行わせる。
<調光制御処理>
続いて、車室外照明制御装置1での調光制御処理について、図3に示すフローチャートを用いて説明を行う。調光制御処理は、自車の状況に応じて車室外照明9を調光制御する処理である。図3のフローチャートは、調光制御を実施するモードへ切り替えられており、且つ、自車のイグニッション電源がオンになった場合に開始する構成とすればよい。
続いて、車室外照明制御装置1での調光制御処理について、図3に示すフローチャートを用いて説明を行う。調光制御処理は、自車の状況に応じて車室外照明9を調光制御する処理である。図3のフローチャートは、調光制御を実施するモードへ切り替えられており、且つ、自車のイグニッション電源がオンになった場合に開始する構成とすればよい。
ステップS1では、明るさ取得部101が、照度センサ2で検出した自車の周囲の照度を取得する。ステップS2では、停止判定部102が、自車が停止しているか否かを判定する。そして、自車が停止していると判定した場合(S2でYES)には、ステップS3に移る。一方、自車が停止していないと判定した場合(S2でNO)には、ステップS8に移る。
ステップS3では、先頭判定部103が、自車が交差点での先頭車両に該当しているか否かを判定する。そして、自車が交差点での先頭車両に該当していると判定した場合(S3でYES)には、ステップS4に移る。一方、自車が交差点での先頭車両に該当していないと判定した場合(S3でNO)には、ステップS5に移る。
ステップS4では、調光制御部107が、S1で取得した「周囲の照度」、S2での判定結果「停止している」、S3での判定結果「交差点での先頭車両」が示す自車の状況をもとに、対応関係記憶部105に記憶されている対応関係テーブルを参照して、調光すべき車室外照明9の光度を決定する(図3の第1光度決定)。
対応関係テーブルでは、車両の状況が「停止している」、且つ「交差点での先頭車両」である場合には、車室外照明9の光度の最大値を対応付けている。よって、S4では、車室外照明9の光度の最大値を、調光すべき車室外照明9の光度と決定する。そして、光度を決定した後はステップS5に移り、S4で決定した光度となるように調光制御部107が調光制御を行う。詳しくは、最大値の光度からの減光を行わず、それまでの光度が最大値未満である場合には光度を大きくする。調光制御を行った後は、ステップS10に移る。
S2において自車が停止していないと判定した場合のステップS6では、調光制御部107が、S1で取得した「周囲の照度」、S2での判定結果「停止していない」が示す自車の状況をもとに、対応関係記憶部105に記憶されている対応関係テーブルを参照して、調光すべき車室外照明9の光度を決定する(図3の第2光度決定)。
対応関係テーブルでは、「周囲の照度」が大きくなるのに応じて、車室外照明9の光度を段階的に下げて対応付けている。また、車両の状況が「停止していない」場合には、「停止している」場合よりも大きい車室外照明9の光度が対応付けられている。よって、S6では、車両の状況が「停止している」場合よりも大きい、「周囲の照度」に応じた車室外照明9の光度が決定される。そして、光度を決定した後はステップS5に移り、S6で決定した光度となるように調光制御部107が調光制御を行う。詳しくは、自車の周囲の照度が大きくなるほど減光を行う。調光制御を行った後はステップS10に移る。
S3において自車が交差点での先頭車両に該当していないと判定した場合のステップS7では、対向車有無判定部104が、自車の対向車の有無を判定する。そして、自車の対向車ありと判定した場合(S7でYES)には、ステップS9に移る。一方、自車の対向車なしと判定した場合(S7でNO)には、ステップS8に移る。
S7において自車の対向車なしと判定したステップS8では、調光制御部107が、S1で取得した「周囲の照度」、S2での判定結果「停止している」、S3での判定結果「交差点での先頭車両でない」、S7での判定結果「対向車なし」が示す自車の状況をもとに、対応関係記憶部105に記憶されている対応関係テーブルを参照して、調光すべき車室外照明9の光度を決定する(図3の第3光度決定)。
対応関係テーブルでは、車両の状況が「停止している」且つ「交差点での先頭車両でない」且つ「対向車なし」である場合には、「停止していない」の場合よりも小さい車室外照明9の光度が対応付けられている。よって、S8では、「停止していない」の場合よりも小さい車室外照明9の光度を、調光すべき車室外照明9の光度と決定する。そして、光度を決定した後はステップS5に移り、S8で決定した光度となるように調光制御部107が調光制御を行う。詳しくは、自車の周囲の照度に応じて、自車が停止していない場合よりも減光する。調光制御を行った後はステップS10に移る。
S7において自車の対向車ありと判定したステップS9では、調光制御部107が、S1で取得した「周囲の照度」、S2での判定結果「停止している」、S3での判定結果「交差点での先頭車両でない」、S7での判定結果「対向車あり」が示す自車の状況をもとに、対応関係記憶部105に記憶されている対応関係テーブルを参照して、調光すべき車室外照明9の光度を決定する(図3の第4光度決定)。
対応関係テーブルでは、車両の状況が「停止している」且つ「交差点での先頭車両でない」且つ「対向車あり」である場合には、「対向車なし」の場合よりも小さい車室外照明9の光度が対応付けられている。よって、S9では、「対向車なし」の場合よりも小さい車室外照明9の光度を、調光すべき車室外照明9の光度と決定する。そして、光度を決定した後はステップS5に移り、S9で決定した光度となるように調光制御部107が調光制御を行う。詳しくは、自車の対向車なしの場合よりも減光する。調光制御を行った後はステップS10に移る。
なお、周囲の照度に応じて、自車の対向車なしの場合よりも減光する構成であってもよい。また、周囲の照度に関わらず、一定値以下の光度となるように減光する構成としてもよい。つまり、調光制御部107は、先頭判定部103で自車が交差点での先頭車両に該当していないと判定した場合であって、且つ、自車の対向車があると判定した場合には、明るさ取得部101で取得した自車の周囲の明るさに関わらず、車室外照明9を減光する調光制御を行う構成としてもよい。
また、対応関係テーブルにおいて、「停止している」且つ「交差点での先頭車両でない」場合に、「対向車あり」か「対向車なし」かに関わらず、「停止していない」場合よりも小さい同一の光度が対応付けられている場合には、対向車の有無に関わらず同じ光度で、自車が停止していない場合よりも減光する構成とすればよい。
ステップS10では、調光制御処理の終了タイミングであった場合(S10でYES)には、調光制御処理を終了する。一方、調光制御処理の終了タイミングでなかった場合(S10でNO)には、S1に戻って処理を繰り返す。調光制御処理の終了タイミングとしては、例えば自車のイグニッション電源のオフやキャンセルSW10による調光制御の不実施への切り替えなどがある。
<実施形態1のまとめ>
実施形態1の構成によれば、自車が停止していると停止判定部102で判定したことをもとに、車室外照明9を減光するので、減光しても支障のない自車の停止状態において減光を行うことが可能になる。
実施形態1の構成によれば、自車が停止していると停止判定部102で判定したことをもとに、車室外照明9を減光するので、減光しても支障のない自車の停止状態において減光を行うことが可能になる。
また、実施形態1の構成によれば、自車が停止していると停止判定部102で判定した場合であっても、先頭判定部103で自車が交差点での先頭車両に該当していると判定した場合には、車室外照明9の減光を行わない。よって、自車が交差点での先頭車両であって自車を対向車に認識させたい状況においては、交差点における自車の存在を対向車のドライバに認識させやすくすることが可能になる。
さらに、実施形態1の構成によれば、自車が停止していると停止判定部102で判定した場合であって、且つ、先頭判定部103で自車が交差点での先頭車両に該当していると判定した場合であっても、対向車有無判定部104で自車の対向車ありと判定した場合には減光を行う。よって、自車が交差点での先頭車両でなく後続車両であって、減光しても支障のない状況において減光を行うことが可能になる。
従って、実施形態1の構成によれば、自車を対向車のドライバに認識させたい状況において車室外照明9の減光を行わず光度を大きくすることで、自車を対向車のドライバに認識させやすくし、円滑な交通を支援することが可能になる。また、減光しても支障のない状況において車室外照明9の減光を行うので、車室外照明9による電力消費を抑えることが可能になるとともに、自車の周囲のドライバに不快感を生じさせにくくすることが可能になる。
(変形例1)
実施形態1では、「交差点での先頭車両か否か」、「対向車の有無」といった自車の状況に応じて調光制御を行う構成を示したが、必ずしもこれに限らない。例えば、注意して走行すべき注意地点に自車が位置するか否かに応じて調光制御を行う構成(以下、変形例1)としてもよい。
実施形態1では、「交差点での先頭車両か否か」、「対向車の有無」といった自車の状況に応じて調光制御を行う構成を示したが、必ずしもこれに限らない。例えば、注意して走行すべき注意地点に自車が位置するか否かに応じて調光制御を行う構成(以下、変形例1)としてもよい。
以下では、この変形例1について図面を用いて説明を行う。なお、説明の便宜上、この変形例1以降の説明において、それまでの説明に用いた図に示した部材と同一の機能を有する部材については、同一の符号を付し、その説明を省略する。変形例1は、車室外照明制御装置1の代わりに車室外照明制御装置1aを備える点を除けば、実施形態1と同様である。
<車室外照明制御装置1aの概略構成>
ここで、図4を用いて、車室外照明制御装置1aの概略的な構成の一例について説明を行う。車室外照明制御装置1aは、図4に示すように、明るさ取得部101、停止判定部102、対応関係記憶部105a、調光制御検出部106、調光制御部107a、実施切替部108、表示処理部109、及び注意地点判定部110を備えている。車室外照明制御装置1aは、先頭判定部103及び対向車有無判定部104の代わりに注意地点判定部110を備えている点、対応関係記憶部105及び調光制御部107の代わりに対応関係記憶部105a及び調光制御部107aを備えている点を除けば、実施形態1の車室外照明制御装置1と同様である。
ここで、図4を用いて、車室外照明制御装置1aの概略的な構成の一例について説明を行う。車室外照明制御装置1aは、図4に示すように、明るさ取得部101、停止判定部102、対応関係記憶部105a、調光制御検出部106、調光制御部107a、実施切替部108、表示処理部109、及び注意地点判定部110を備えている。車室外照明制御装置1aは、先頭判定部103及び対向車有無判定部104の代わりに注意地点判定部110を備えている点、対応関係記憶部105及び調光制御部107の代わりに対応関係記憶部105a及び調光制御部107aを備えている点を除けば、実施形態1の車室外照明制御装置1と同様である。
注意地点判定部110は、自車が注意地点に位置しているか否かを判定する。一例として自車が注意地点に位置しているか否かは、ナビゲーション装置3から得られる自車位置と地図データと注意地点を含む交通情報とから判定すればよい。なお、注意地点の情報が地図データに含まれている場合には、注意地点を含む交通情報を用いない構成としてもよい。注意地点の一例としては、交通事故多発地点、見通しの悪い交差点、急ブレーキ多発地点などがある。また、注意地点判定部110は、注意地点と自車位置との距離が近接と言える程度の所定距離未満(例えば数mなど)となった場合に、自車が注意地点に位置していると判定してもよい。
対応関係記憶部105aは、記憶される対応関係テーブルで対応付けられる情報の一部が異なる点を除けば、対応関係記憶部105と同様である。対応関係記憶部105aに記憶される対応関係テーブルで対応付けられる車両の状況は、「周囲の照度」、「停止の有無」、「注意地点に位置するか否か」とする。
例えば、対応関係記憶部105aに記憶される対応関係テーブルでは、「注意地点に位置しない」場合には、「停止している」場合と「停止していない」場合とのそれぞれについて、実施形態1と同様の光度を対応付ける。一方、「注意地点に位置する」場合には、「停止している」場合と「停止していない」場合とのいずれについても、車室外照明9の光度の最大値を対応付ける。
調光制御部107aは、一部の処理が異なる点を除けば、調光制御部107と同様である。調光制御部107aは、注意地点判定部110で自車が注意地点に位置しないと判定し、且つ、停止判定部102で自車が停止していないと判定した場合には、前述のS6の処理と同様の処理を行い、自車の周囲の照度が大きくなるほど減光を行う。
また、調光制御部107aは、注意地点判定部110で自車が注意地点に位置しないと判定し、且つ、停止判定部102で自車が停止していると判定した場合には、明るさ取得部101で取得した周囲の照度と、停止判定部102及び注意地点判定部110での判定結果とが示す自車の状況をもとに、対応関係記憶部105aに記憶されている対応関係テーブルを参照して調光すべき車室外照明9の光度を決定する。そして、自車の周囲の照度に応じて、自車が停止していない場合よりも減光を行う。
一方、調光制御部107aは、注意地点判定部110で自車が注意地点に位置すると判定した場合には、この判定結果が示す自車の状況をもとに、対応関係記憶部105aに記憶されている対応関係テーブルを参照して、車室外照明9の光度の最大値を、調光すべき車室外照明9の光度と決定する。そして、それまでの車室外照明9の光度が最大値未満である場合には光度を大きくし、光度を最大値にする。
注意地点判定部110で自車が注意地点に位置すると判定した場合には、明るさ取得部101で取得した周囲の照度と停止判定部102での判定結果に関わらず、車室外照明9の光度を最大値にすればよい。なお、明るさ取得部101で取得した周囲の照度や停止判定部102での判定結果に応じて調整すべき光度を決定しつつ、注意地点判定部110で自車が注意地点に位置すると判定した場合に、自車が注意地点に位置しないと判定した場合の光度よりも光度を大きくする構成としてもよい。
<変形例1のまとめ>
変形例1によれば、交通事故多発地点などの、注意して走行すべき注意地点に自車が位置する場合に、車室外照明9の光度を大きくするので、注意地点において自車の存在を周辺のドライバに認識させることが可能になる。その結果、注意地点の円滑な交通を支援することが可能になる。
変形例1によれば、交通事故多発地点などの、注意して走行すべき注意地点に自車が位置する場合に、車室外照明9の光度を大きくするので、注意地点において自車の存在を周辺のドライバに認識させることが可能になる。その結果、注意地点の円滑な交通を支援することが可能になる。
また、変形例1の構成によれば、実施形態1と同様に、自車が停止していると停止判定部102で判定したことをもとに、車室外照明9を減光することで、減光しても支障のない自車の停止状態において減光を行うことが可能になる。
なお、変形例1と実施形態1とを組み合わせる構成としてもよい。変形例1と実施形態1とを組み合わせる構成においては、注意地点判定部110で自車が注意地点に位置しないと判定した場合には、「周囲の照度」、「停止の有無」、「交差点での先頭車両か否か」、「対向車の有無」といった車両の状況に応じて、実施形態1で説明したのと同様の調光制御を行えばよい。一方、注意地点判定部110で自車が注意地点に位置すると判定した場合には、「周囲の照度」、「停止の有無」、「交差点での先頭車両か否か」、「対向車の有無」といった車両の状況に関わらず、車室外照明9の光度を最大値にするように調光制御を行えばよい。
また、注意地点判定部110で自車が注意地点に位置すると判定した場合に、「周囲の照度」、「停止の有無」、「交差点での先頭車両か否か」、「対向車の有無」といった車両の状況に応じて調整すべき光度を決定しつつ、自車が注意地点に位置しないと判定した場合よりも減光する調光制御を行ってもよい。
(変形例2)
実施形態1では、「交差点での先頭車両か否か」、「対向車の有無」といった自車の状況に応じて調光制御を行う構成を示したが、必ずしもこれに限らない。例えば、周囲が明るいと推定される領域に進入した場合に予め減光しておく調光制御を行う構成(以下、変形例2)としてもよい。
実施形態1では、「交差点での先頭車両か否か」、「対向車の有無」といった自車の状況に応じて調光制御を行う構成を示したが、必ずしもこれに限らない。例えば、周囲が明るいと推定される領域に進入した場合に予め減光しておく調光制御を行う構成(以下、変形例2)としてもよい。
以下では、この変形例2について図面を用いて説明を行う。変形例2は、車室外照明制御装置1の代わりに車室外照明制御装置1bを備える点を除けば、実施形態1と同様である。
<車室外照明制御装置1bの概略構成>
ここで、図5を用いて、車室外照明制御装置1bの概略的な構成の一例について説明を行う。車室外照明制御装置1bは、図5に示すように、明るさ取得部101、停止判定部102、先頭判定部103、対向車有無判定部104、対応関係記憶部105、調光制御検出部106、調光制御部107b、実施切替部108、表示処理部109、及び領域進入判定部111を備えている。車室外照明制御装置1bは、領域進入判定部111を備えている点、調光制御部107の代わりに調光制御部107bを備えている点を除けば、実施形態1の車室外照明制御装置1と同様である。
ここで、図5を用いて、車室外照明制御装置1bの概略的な構成の一例について説明を行う。車室外照明制御装置1bは、図5に示すように、明るさ取得部101、停止判定部102、先頭判定部103、対向車有無判定部104、対応関係記憶部105、調光制御検出部106、調光制御部107b、実施切替部108、表示処理部109、及び領域進入判定部111を備えている。車室外照明制御装置1bは、領域進入判定部111を備えている点、調光制御部107の代わりに調光制御部107bを備えている点を除けば、実施形態1の車室外照明制御装置1と同様である。
領域進入判定部111は、周囲が明るいと推定される領域(以下、対象領域)に自車が進入したか否かを判定する。一例として対象領域に自車が進入したか否かは、ナビゲーション装置3から得られる自車位置と地図データとから判定すればよい。対象領域の一例としては、市街地や繁華街などがある。地図データからの対象領域の判別は、商業施設の密度等をもとに行えばよい。
調光制御部107bは、一部の処理が異なる点を除けば、調光制御部107と同様である。調光制御部107bは、領域進入判定部111で対象領域に自車が進入したと判定した場合に、例えば車室外照明9の光度を、市街地や繁華街などを通行するのに最低限必要と推定される程度に小さい所定の光度に決定する。そして、領域進入判定部111で対象領域に自車が進入したと判定した場合に、対応関係記憶部105に記憶している対応関係テーブルを参照して光度を決定するのに先がけて、予め車室外照明9の減光を行う。なお、それまでの光度が十分に小さい光度であった場合には減光を行わない構成としてもよい。
領域進入判定部111で対象領域に自車が進入したと判定し、予め車室外照明9の減光を行った後は、実施形態1で説明したのと同様に、対応関係記憶部105に記憶している対応関係テーブルを参照して光度を決定し、調光制御を行う構成とすればよい。他にも、領域進入判定部111で対象領域に自車が進入していないと判定するまでは、対応関係記憶部105に記憶している対応関係テーブルを参照した光度の決定を行わず、予め行っておいた減光を維持する構成としてもよい。
<変形例2のまとめ>
変形例2によれば、市街地や繁華街などの、周囲が明るいと推定される領域に進入した時点で減光を行うことが可能になる。よって、減光しても支障のない場所で迅速に減光を行って、車室外照明9による電力消費を抑えることが可能になるとともに、自車の周囲のドライバに不快感を生じさせにくくすることが可能になる。
変形例2によれば、市街地や繁華街などの、周囲が明るいと推定される領域に進入した時点で減光を行うことが可能になる。よって、減光しても支障のない場所で迅速に減光を行って、車室外照明9による電力消費を抑えることが可能になるとともに、自車の周囲のドライバに不快感を生じさせにくくすることが可能になる。
また、変形例2の構成によれば、実施形態1と同様に、自車が停止していると停止判定部102で判定したことをもとに、車室外照明9を減光することで、減光しても支障のない自車の停止状態において減光を行うことが可能になる。
なお、変形例2と変形例1とを組み合わせる構成としてもよい。
(変形例3)
また、対応関係記憶部105に記憶される対応関係テーブルにおいて、車両の状況が「停止している」、且つ「交差点での先頭車両」である場合に、車室外照明9の光度の最大値よりも小さい値が対応付けられる構成(以下、変形例3)としてもよい。つまり、車両の状況が「停止している」、且つ「交差点での先頭車両」である場合に車室外照明9の減光を行わない構成に限らず、減光を行う構成としてもよい。この場合には、車室外照明9の減光の度合いを、少なくとも「交差点での先頭車両でない」場合に比べて小さくすればよい。また、自車が対向車から認知できると推定される光度が保たれるように車室外照明9の減光を行うものとする。
また、対応関係記憶部105に記憶される対応関係テーブルにおいて、車両の状況が「停止している」、且つ「交差点での先頭車両」である場合に、車室外照明9の光度の最大値よりも小さい値が対応付けられる構成(以下、変形例3)としてもよい。つまり、車両の状況が「停止している」、且つ「交差点での先頭車両」である場合に車室外照明9の減光を行わない構成に限らず、減光を行う構成としてもよい。この場合には、車室外照明9の減光の度合いを、少なくとも「交差点での先頭車両でない」場合に比べて小さくすればよい。また、自車が対向車から認知できると推定される光度が保たれるように車室外照明9の減光を行うものとする。
変形例3の構成によっても、自車を対向車に認識させたい状況において車室外照明9の減光の度合いを抑えて光度を大きくすることで、自車を対向車に認識させやすくし、円滑な交通を促進することが可能になる。
なお、本発明は、上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
1 車室外照明制御装置、9 車室外照明、10 キャンセルSW(操作入力装置)、11 表示装置、100 調光制御システム、101 明るさ取得部、102 停止判定部、103 先頭判定部、104 対向車有無判定部、105、105a 対応関係記憶部、107、107a、107b 調光制御部、108 実施切替部、109 表示処理部、110 注意地点判定部、111 領域進入判定部
Claims (11)
- 車両に搭載され、
前記車両の車室外照明(9)の調光制御を行う調光制御部(107、107a、107b)と、
前記車両の状況として、前記車両が停止しているか否かを判定する停止判定部(102)とを備え、
前記調光制御部は、前記停止判定部で前記車両が停止していると判定したことをもとに、前記車室外照明を減光する調光制御を行うことを特徴とする車室外照明制御装置。 - 請求項1において、
前記車両の状況として、光学センサで検出した前記車両の周囲の明るさを取得する明るさ取得部(101)を備え、
前記調光制御部は、
前記停止判定部で前記車両が停止していないと判定した場合には、前記明るさ取得部で取得した前記車両の周囲の明るさが大きくなるのに応じて、前記車室外照明を減光する調光制御を行うことを特徴とする車室外照明制御装置。 - 請求項2において、
前記調光制御部は、前記停止判定部で前記車両が停止していると判定した場合には、前記車両が停止していないと判定した場合よりも、前記明るさ取得部で取得した前記車両の周囲の明るさに応じた減光の度合いを大きくする調光制御を行うことを特徴とする車室外照明制御装置。 - 請求項1〜3のいずれか1項において、
前記停止判定部で前記車両が停止していると判定した場合に、前記車両の状況として、前記車両が交差点での先頭車両に該当しているか否かを判定する先頭判定部(103)を備え、
前記調光制御部は、前記停止判定部で前記車両が停止していると判定した場合であっても、前記先頭判定部で前記車両が交差点での先頭車両に該当していると判定した場合には、前記車室外照明の減光を行わないことを特徴とする車室外照明制御装置。 - 請求項1〜3のいずれか1項において、
前記停止判定部で前記車両が停止していると判定した場合に、前記車両の状況として、前記車両が交差点での先頭車両に該当しているか否かを判定する先頭判定部(103)を備え、
前記調光制御部は、前記先頭判定部で前記車両が交差点での先頭車両に該当していると判定した場合には、前記車室外照明の減光の度合いを、前記先頭判定部で前記車両が交差点での先頭車両に該当していないと判定した場合に比べて小さくする調光制御を行うことを特徴とする車室外照明制御装置。 - 請求項4又は5において、
前記停止判定部で前記車両が停止していると判定した場合に、前記車両の状況として、前記車両の対向車の有無を判定する対向車有無判定部(104)を備え、
前記調光制御部は、前記先頭判定部で前記車両が交差点での先頭車両に該当していないと判定した場合であって、且つ、前記車両の対向車があると判定した場合には、前記車室外照明を減光する調光制御を行うことを特徴とする車室外照明制御装置。 - 請求項1〜3のいずれか1項において、
前記車両の状況として、注意して走行すべき注意地点に位置するか否かを判定する注意地点判定部(110)を備え、
前記調光制御部は、前記停止判定部で前記車両が停止していると判定した場合であっても、前記車両の状況として、前記注意地点判定部で前記注意地点に位置すると判定した場合には、前記車室外照明の明るさを大きくする調光制御を行うことを特徴とする車室外照明制御装置。 - 請求項1〜3のいずれか1項において、
周囲が明るいと推定される領域に前記車両が進入したか否かを判定する領域進入判定部(111)を備え、
前記調光制御部は、前記領域進入判定部で周囲が明るいと推定される領域に前記車両が進入したと判定した場合に、前記車室外照明を予め減光しておく調光制御を行うことを特徴とする車室外照明制御装置。 - 請求項1〜8のいずれか1項において、
前記調光制御の実施の有無を切り替えるためのユーザからの操作入力を受け付ける操作入力装置(10)で受け付けた操作入力に応じて、前記調光制御の実施の有無を切り替える実施切替部(108)を備えることを特徴とする車室外照明制御装置。 - 請求項1〜9のいずれか1項において、
前記調光制御の実施の有無を示す表示を表示装置(11)に行わせる表示処理部(109)を備えることを特徴とする車室外照明制御装置。 - 請求項1〜10のいずれか1項において、
前記車両の状況と、その状況において好ましいと推定される前記車室外照明の明るさとの対応関係を記憶している対応関係記憶部(105、105a)を備え、
前記調光制御部は、前記車両の状況に応じて、前記対応関係記憶部に記憶されている前記対応関係を参照することで、前記車両の状況において好ましいと推定される前記車室外照明の明るさが得られるように調光制御を行うことを特徴とする車室外照明制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014263121A JP2016120881A (ja) | 2014-12-25 | 2014-12-25 | 車室外照明制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014263121A JP2016120881A (ja) | 2014-12-25 | 2014-12-25 | 車室外照明制御装置 |
Publications (1)
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JP2016120881A true JP2016120881A (ja) | 2016-07-07 |
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ID=56328024
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JP2014263121A Pending JP2016120881A (ja) | 2014-12-25 | 2014-12-25 | 車室外照明制御装置 |
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JP (1) | JP2016120881A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN117284194A (zh) * | 2023-11-24 | 2023-12-26 | 徐州昊德照明有限公司 | 一种汽车灯光控制系统 |
-
2014
- 2014-12-25 JP JP2014263121A patent/JP2016120881A/ja active Pending
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CN117284194A (zh) * | 2023-11-24 | 2023-12-26 | 徐州昊德照明有限公司 | 一种汽车灯光控制系统 |
CN117284194B (zh) * | 2023-11-24 | 2024-02-09 | 徐州昊德照明有限公司 | 一种汽车灯光控制系统 |
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