JP2016119379A - 半導体装置及び電子装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】一つの半導体装置により、端子の配置が異なる複数の装置基板に半導体装置を実装する。【解決手段】半導体装置は、第1基板と、前記第1基板と対向するようにして配置された第2基板と、前記第1基板における前記第2基板と対向する第1面に設けられた半導体チップと、前記第1基板の前記第1面と反対側の第2面に設けられ、前記半導体チップで処理される信号が通る複数の第1端子と、前記第2基板における前記第1基板と対向する第3面の反対側の第4面に設けられ、前記半導体チップで処理される信号が通る複数の第2端子と、を備え、前記複数の第1端子の数と前記複数の第2端子の数とが同数である。【選択図】図3C

Description

本発明は、半導体装置及び電子装置に関する。
LSI(Large Scale Integration)等の半導体チップが搭載される電子装置の小型化
の要求に伴い、電子装置が備える装置基板の面積の縮小化が要求されている。装置基板の配線部の面積を縮小するため、半導体チップに要求される端子の配置は、電子装置によって異なっている。半導体チップの端子の配置が適切でない場合、装置基板の配線の引き回しが発生し、装置基板の配線部の面積が増大する。複数の電子装置に対して、同種の半導体チップを提供する場合、端子配置が異なる複数の半導体装置(半導体パッケージ)を用意することになる。
特開2008−10885号公報
同種の半導体装置を複数用意するには、開発、量産、在庫管理が複数となり、開発期間や費用が増大する。本件は、一つの半導体装置により、端子の配置が異なる複数の装置基板に半導体装置を実装可能な技術を提供することを目的とする。
本件の一観点による半導体装置は、第1基板と、前記第1基板と対向するようにして配置された第2基板と、前記第1基板における前記第2基板と対向する第1面に設けられた半導体チップと、前記第1基板の前記第1面と反対側の第2面に設けられ、前記半導体チップで処理される信号が通る複数の第1端子と、前記第2基板における前記第1基板と対向する第3面の反対側の第4面に設けられ、前記半導体チップで処理される信号が通る複数の第2端子と、を備え、前記複数の第1端子の数と前記複数の第2端子の数とが同数である。
本件によれば、一つの半導体装置により、端子の配置が異なる複数の装置基板に半導体装置を実装することができる。
図1Aは、半導体パッケージの一例を示す下面図である。 図1Bは、半導体パッケージの一例を示す断面図である。 図1Cは、半導体パッケージを装置基板上に実装した場合の上面図である。 図2Aは、半導体パッケージの一例を示す下面図である。 図2Bは、半導体パッケージの一例を示す断面図である。 図2Cは、半導体パッケージを装置基板上に実装した場合の上面図である。 図3Aは、実施例1に係る半導体パッケージの一例を示す下面図である。 図3Bは、実施例1に係る半導体パッケージの一例を示す上面図である。 図3Cは、実施例1に係る半導体パッケージの一例を示す断面図である。 図3Dは、実施例1に係る半導体パッケージの一例を示す断面図である。 図4Aは、半導体パッケージを装置基板に実装する場合の一例を示す断面図である。 図4Bは、半導体パッケージを装置基板に実装する場合の一例を示す上面図である。 図5Aは、半導体パッケージを装置基板に実装する場合の一例を示す断面図である。 図5Bは、半導体パッケージを装置基板に実装する場合の一例を示す断面図である。 図5Cは、半導体パッケージを装置基板に実装する場合の一例を示す上面図である。 図6Aは、半導体パッケージの第1構造例を示す下面図である。 図6Bは、半導体パッケージの下側を装置基板に実装する場合の斜視図である。 図6Cは、半導体パッケージの第1構造例を示す上面図である。 図6Dは、半導体パッケージの上側を装置基板に実装する場合の斜視図である。 図7Aは、半導体パッケージの第2構造例を示す下面図である。 図7Bは、半導体パッケージの下側を装置基板に実装する場合の斜視図である。 図7Cは、半導体パッケージの第2構造例を示す上面図である。 図7Dは、半導体パッケージの上側を装置基板に実装する場合の斜視図である。 図8Aは、半導体パッケージの第3構造例を示す下面図である。 図8Bは、半導体パッケージの下側を装置基板に実装する場合の斜視図である。 図8Cは、半導体パッケージの第3構造例を示す上面図である。 図8Dは、半導体パッケージの上側を装置基板に実装する場合の斜視図である。 図9は、実施例2に係る半導体パッケージの一例を示す断面図である。 図10Aは、実施例3に係る半導体パッケージの一例を示す下面図である。 図10Bは、実施例3に係る半導体パッケージの一例を示す上面図である。 図11Aは、実施例4に係る半導体パッケージの一例を示す下面図である。 図11Bは、実施例4に係る半導体パッケージの一例を示す上面図である。 図12は、実施例5に係る半導体パッケージの一例を示す断面図である。 図13は、実施例7に係る半導体パッケージの一例を示す断面図である。 図14は、実施例7に係る半導体パッケージの一例を示す断面図である。 図15は、実施例8に係る半導体パッケージの一例を示す断面図である。 図16は、実施例9に係る半導体パッケージの一例を示す断面図である。 図17は、実施例10に係る半導体パッケージの一例を示す上面図及び下面図である。 図18は、実施例11に係る半導体パッケージの一例を示す断面図である。
図1Aは、半導体パッケージ100の一例を示す下面図(底面図)である。図1Bは、
半導体パッケージ100の一例を示す断面図であって、図1Aの一点鎖線A−A’に沿った断面を示している。半導体パッケージ100は、パッケージ基板101と、パッケージ基板101上に設けられた半導体チップ102及びモールド樹脂103とを備えている。図1Aでは、半導体チップ102の外形を点線で示している。パッケージ基板101の上面に設けられた電極104と、半導体チップ102の上面に設けられた電極105とが、パッド106及びボンディングワイヤ107を介して電気的に接続されている。モールド樹脂103が、半導体チップ102を覆うようにしてパッケージ基板101上に形成されている。
パッケージ基板101の上面に設けられた電極104と、パッケージ基板101の下面に設けられた電極108とは、コンタクトプラグ109を介して電気的に接続されている。パッケージ基板101の下面には入力端子111、出力端子112が配設されている。入力端子111及び出力端子112は、電極108及び電極108に設けられた半田ボール110を有する。
図1Cは、半導体パッケージ100を装置基板120上に実装した場合の上面図(平面図)である。装置基板120上に半導体パッケージ100、130、140が実装されている。図1Cでは、半導体パッケージ100、入力端子111、出力端子112の其々の外形を実線で示し、半導体チップ102の外形を点線で示している。図1Cでは、半導体パッケージ100が備えるモールド樹脂103等の他の構成要素の図示を省略している。
半導体パッケージ100は、入力端子111、装置基板120に形成された配線121及び半導体パッケージ130の出力端子131を介して、半導体パッケージ130と接続されている。また、半導体パッケージ100は、出力端子112、装置基板120に形成された配線122及び半導体パッケージ140の入力端子141を介して、半導体パッケージ140と接続されている。半導体パッケージ100では、パッケージ基板101の外周部分に入力端子111及び出力端子112が配設され、入力端子111及び出力端子112が、半導体チップ102の向かい合う2辺(対辺)と平行に並んでいる。そのため、半導体パッケージ100、130及び140が、直線状に並ぶようにして、装置基板120上に配置されている。
図2Aは、半導体パッケージ200の一例を示す下面図である。図2Bは、半導体パッケージ200の一例を示す断面図であって、図2Aの一点鎖線B−B’に沿った断面を示している。図2Cは、半導体パッケージ200を装置基板220に実装した場合の上面図である。半導体パッケージ200は、パッケージ基板201、半導体チップ202、モールド樹脂203、電極204、205、パッド206、ボンディングワイヤ207、電極208、コンタクトプラグ209及び半田ボール210を備えている。半導体パッケージ200は、入力端子211及び出力端子212を備えている。
半導体パッケージ200は、入力端子211、装置基板220に形成された配線221及び半導体パッケージ230の出力端子231を介して、半導体パッケージ230と接続されている。また、半導体パッケージ200は、出力端子212、装置基板220に形成された配線222及び半導体パッケージ240の入力端子241を介して、半導体パッケージ240と接続されている。半導体パッケージ100と半導体パッケージ200との違いは、半導体パッケージ200では、入力端子211及び出力端子212が、半導体チップ202の隣接する2辺と平行に並んでいる。そのため、半導体パッケージ200、230及び240が、L字状に並ぶようにして、装置基板220上に配置されている。
装置基板120、220に対して、半導体パッケージを実装する場合、信号端子の位置が異なる2つの半導体パッケージ100、200を用意することになる。このように、同
種の半導体パッケージ100、200を用意するには、開発、量産、在庫管理が複数となり、開発期間や費用が増大する。
以下、図面を参照して、実施形態に係る半導体装置及び電子装置について説明する。以下の実施例1〜実施例11の構成は例示であり、実施形態に係る半導体装置及び電子装置は、実施例1〜実施例11の構成に限定されない。実施形態に係る半導体装置及び電子装置は、実施例1〜実施例11の構成を適宜組み合わせて実現されてもよい。
〈実施例1〉
実施例1について説明する。図3Aは、実施例1に係る半導体パッケージ(半導体装置)1の一例を示す下面図である。図3Bは、実施例1に係る半導体パッケージ1の一例を示す上面図である。図3C及び図3Dは、実施例1に係る半導体パッケージ1の一例を示す断面図である。図3Cは、図3A及び図3Bの一点鎖線A−A’に沿った断面を示している。図3Dは、図3A及び3Bの一点鎖線B−B’に沿った断面を示している。
半導体パッケージ1は、パッケージ基板11と、パッケージ基板11の上面に設けられた半導体チップ21及びモールド樹脂22と、モールド樹脂22上に設けられたパッケージ基板12とを備えている。半導体パッケージ1は、例えば、LSIパッケージである。半導体チップ21は、例えば、LSIチップである。パッケージ基板11とパッケージ基板12とは対向するようにして配置されており、パッケージ基板11とパッケージ基板12との間に半導体チップ21及びモールド樹脂22が配置されている。パッケージ基板11の上面は、パッケージ基板11におけるパッケージ基板12と対向する対向面(第1面)である。パッケージ基板11の下面及びパッケージ基板12の上面は、BGA(Ball Grid Array)構造を有する。図3A及び3Bでは、半導体チップ21の外形を点線で示し
ている。
パッケージ基板11の上面に複数の電極23及び複数のパッド24が設けられている。半導体チップ21の上面に複数の電極25が設けられている。パッケージ基板11の上面の電極23と、半導体チップ21の上面の電極25とが、電極23上に設けられたパッド25及びボンディングワイヤ26を介して電気的に接続されている。すなわち、ワイヤボンディングにより半導体チップ21がパッケージ基板11に搭載されている。モールド樹脂22が、半導体チップ21を覆うようにしてパッケージ基板11の上面に形成されている。
パッケージ基板11の下面に複数の電極27が設けられている。パッケージ基板11の下面は、パッケージ基板11におけるパッケージ基板12と対向する対向面(第1面)と反対側の反対面(第2面)である。パッケージ基板11内に複数のコンタクトプラグ28が設けられている。パッケージ基板11の上面の電極23と、パッケージ基板11の下面の電極27とが、パッケージ基板11内のコンタクトプラグ28を介して電気的に接続されている。
パッケージ基板11の下面に、複数の入力端子31及び複数の出力端子32が設けられている。入力端子31及び出力端子32は、第1端子の一例である。入力端子31及び出力端子32は、電極27及び電極27に設けられた半田ボール29を有する。入力端子31及び出力端子32は、コンタクトプラグ28、電極23、パッド24、ボンディングワイヤ26及び電極25を介して、半導体チップ21に電気的に接続されている。パッケージ基板11の下面には、複数の電源端子及び複数のGND(グランド)端子が設けられている。パッケージ基板11の下面の電源端子及びGND端子は、コンタクトプラグ28、電極23、パッド24、ボンディングワイヤ26及び電極25を介して、半導体チップ21に電気的に接続されている。
モールド樹脂22内に複数のバンプ41が設けられている。パッケージ基板12の下面に複数の電極42が設けられている。パッケージ基板12の下面は、パッケージ基板12におけるパッケージ基板11と対向する対向面(第3面)である。パッケージ基板11の上面の電極23と、パッケージ基板12の下面の電極42とは、バンプ41を介して電気的に接続されている。パッケージ基板12の上面に複数の電極43が設けられている。パッケージ基板12の上面は、パッケージ基板12におけるパッケージ基板11と対向する対向面(第3面)と反対側の反対面(第4面)である。
パッケージ基板12内に複数のコンタクトプラグ44が設けられている。パッケージ基板12の下面の電極42と、パッケージ基板12の上面の電極43とが、パッケージ基板12内のコンタクトプラグ44を介して電気的に接続されている。
パッケージ基板12の上面に、複数の入力端子51及び複数の出力端子52が設けられている。入力端子51及び出力端子52は、第2端子の一例である。入力端子51及び出力端子52は、電極43及び電極43に設けられた半田ボール45を有する。入力端子51及び出力端子52は、コンタクトプラグ44、電極42、バンプ41、電極23、パッド24、ボンディングワイヤ26及び電極25を介して、半導体チップ21に電気的に接続されている。パッケージ基板12の上面には、複数の電源端子及び複数のGND端子が設けられている。パッケージ基板12の上面の電源端子及びGND端子は、コンタクトプラグ44、電極42、バンプ41、電極23、パッド24、ボンディングワイヤ26及び電極25を介して、半導体チップ21に電気的に接続されている。パッケージ基板11の下面の複数のGND端子の数と、パッケージ基板12の上面の複数のGND端子の数とが同数である。パッケージ基板11の下面の複数の電源端子の数と、パッケージ基板12の上面の複数の電源端子の数とが同数である。
パッケージ基板11の下面の複数の入力端子31及び複数の出力端子32は、パッケージ基板11の外周部分に配置されている。パッケージ基板12の上面の複数の入力端子51及び複数の出力端子52は、パッケージ基板12の外周部分に配置されている。複数の入力端子31及び複数の出力端子32は、矩形のパッケージ基板11の向かい合う2辺(対辺)と平行に並んでいる。一方、複数の入力端子51及び複数の出力端子52は、矩形のパッケージ基板12の角の2辺と平行に並んでいる。したがって、パッケージ基板11の下面の複数の入力端子31及び複数の出力端子32の配置と、パッケージ基板12の上面の複数の入力端子51及び複数の出力端子52の配置とが異なる。
電極23、25、27、42、43及びパッド24は、例えば、Cu、Al等の金属である。モールド樹脂22は、例えば、熱硬化性のエポキシ系樹脂である。ボンディングワイヤ26は、例えば、Au線、Cu線等の金属細線である。コンタクトプラグ28、44は、例えば、Cu等の金属である。バンプ41は、例えば、半田である。また、バンプ41は、Cu、Al等の金属であってもよい。例えば、パッケージ基板11上に半導体チップ21、ボンディングワイヤ26及びモールド樹脂22を設けた後、モールド樹脂22に複数の貫通孔を形成し、複数の貫通孔内に半田を埋め込むことにより、モールド樹脂22内に複数のバンプ41が形成される。例えば、エッチングにより、モールド樹脂22に複数の貫通孔を形成してもよい。
図4Aは、半導体パッケージ1を装置基板61に実装する場合の一例を示す断面図である。図4Bは、半導体パッケージ1を装置基板61に実装する場合の一例を示す上面図である。図4A及び図4Bは、パッケージ基板11の下面の複数の端子(以下、端子群とも表記する)を用いて、半導体パッケージ1を装置基板61に実装する例を示している。
図4Aに示すように、パッケージ基板11と装置基板61とを向かい合わせた状態で、半導体パッケージ1が装置基板61に実装されている。パッケージ基板11の下面に設けられた半田ボール29を装置基板61の端子群に接触させた状態でリフロー(加熱)処理を行うことにより、半導体パッケージ1が装置基板61に実装される。図4Aは、図4Bの矢印Cの方向から見た場合の断面に対応している。図4Bに示すように、半導体パッケージ2、3が、半導体パッケージ1と隣接するようにして、装置基板61に実装されている。半導体パッケージ2、3は、例えば、LSIチップ等の半導体チップを備えたパッケージである。図4Bには、パッケージ基板11の下面の端子位置と、半導体チップ21の位置とが示されている。
パッケージ基板11の下面の入力端子31が、装置基板61の上面に設けられた端子62と接触し、パッケージ基板11の下面の出力端子32が、装置基板61の上面に設けられた端子63と接触している。装置基板61の上面の端子62は、装置基板61に形成された配線64に接続されている。装置基板61の上面の端子63は、装置基板61に形成された配線65に接続されている。
半導体パッケージ1は、パッケージ基板11の下面の入力端子31、装置基板61の端子62及び配線64、半導体パッケージ2の出力端子71を介して、半導体パッケージ2に電気的に接続されている。また、半導体パッケージ1は、パッケージ基板11の下面の出力端子32、装置基板61の端子63及び配線65、半導体パッケージ3の入力端子72を介して、半導体パッケージ3に電気的に接続されている。
パッケージ基板11の下面の複数の入力端子31及び複数の出力端子32は、矩形のパッケージ基板11の向かい合う2辺(対辺)と平行に並んでいる。したがって、半導体パッケージ1のパッケージ基板11側を装置基板61に実装することにより、半導体パッケージ1〜3を直線状に配置することができる。これにより、装置基板61上に半導体パッケージ1〜3が直線状に配置された電子装置(電子部品)を製造することができる。
半導体パッケージ1のパッケージ基板11側を装置基板61に実装する場合、入力端子31、コンタクトプラグ28、電極23、パッド24、ボンディングワイヤ26及び電極25を通って、半導体チップ21に信号が入力される。半導体チップ21に入力された信号は、半導体チップ21で処理され、半導体チップ21から出力される。半導体パッケージ1のパッケージ基板11側を装置基板61に実装する場合、半導体チップ21から出力される信号は、電極25、ボンディングワイヤ26、パッド24、電極23、コンタクトプラグ28及び出力端子32を通る。
図5A及び図5Bは、半導体パッケージ1を装置基板66に実装する場合の一例を示す断面図である。図5Cは、半導体パッケージ1を装置基板66に実装する場合の一例を示す上面図である。図5A〜図5Cは、パッケージ基板12の上面に設けられた端子群を用いて、半導体パッケージ1を装置基板66に実装する例を示している。
図5A及び図5Bに示すように、パッケージ基板12と装置基板66とを向かい合わせた状態で、半導体パッケージ1が装置基板66に実装されている。図5Aは、図5Cの矢印Dの方向から見た場合の断面に対応している。図5Bは、図5Cの矢印Eの方向から見た場合の断面に対応している。図5Cに示すように、半導体パッケージ2、3が、半導体パッケージ1と隣接するようにして、装置基板66に実装されている。図5Cには、パッケージ基板12の上面の端子群の位置と、半導体チップ21の位置とが示されている。
パッケージ基板12の上面の入力端子51が、装置基板66の上面に設けられた端子67と接触し、パッケージ基板12の上面の出力端子52が、装置基板66の上面の端子6
3と接触している。装置基板66の上面の端子67は、装置基板66に形成された配線69に接続されている。装置基板66の上面に設けられた端子68は、装置基板66に形成された配線70に接続されている。
半導体パッケージ1は、パッケージ基板12の上面の入力端子51、装置基板66の端子67及び配線69、半導体パッケージ2の出力端子71を介して、半導体パッケージ2と電気的に接続されている。また、半導体パッケージ1は、パッケージ基板12の上面の出力端子52、装置基板66の端子68及び配線70、半導体パッケージ3の入力端子72を介して、半導体パッケージ3と電気的に接続されている。
パッケージ基板12の上面の複数の入力端子51及び複数の出力端子52は、矩形のパッケージ基板12の角の2辺と平行に並んでいる。したがって、半導体パッケージ1のパッケージ基板12側を装置基板66に実装することにより、半導体パッケージ1〜3をL字状に配置することができる。これにより、装置基板66上に半導体パッケージ1〜3がL字状に配置された電子装置を製造することができる。
例えば、半導体パッケージ1を、ISP(Image Signal Processor)チップを備えたパッケージに適用し、半導体パッケージ2を、イメージセンサチップを備えたパッケージに適用し、半導体パッケージ3を、メモリチップを備えたパッケージに適用してもよい。このように、半導体パッケージ1〜3をカメラ用途の装置基板に実装してもよい。
半導体パッケージ1のパッケージ基板12側を装置基板に実装する場合、入力端子51、コンタクトプラグ44、電極42、バンプ41、電極23、パッド24、ボンディングワイヤ26及び電極25を通って、半導体チップ21に信号が入力される。半導体チップ21に入力された信号は、半導体チップ21で処理され、半導体チップ21から出力される。半導体パッケージ1のパッケージ基板12側を装置基板に実装する場合、半導体チップ21から出力される信号は、電極25、ボンディングワイヤ26、パッド24、電極23、バンプ41、電極42、コンタクトプラグ44及び出力端子52を通る。
図3A〜図5Cに示す半導体パッケージ1では、パッケージ基板11の下面の入力端子31と、パッケージ基板12の上面の入力端子51とが、バンプ41を介して電気的に接続されている。すなわち、共通のバンプ41を介して、パッケージ基板11の下面の入力端子31と半導体チップ21とが電気的に接続され、パッケージ基板12の上面の入力端子51と半導体チップ21とが電気的に接続されている。実施形態は、この接続例に限定されない。異なるバンプ41を介して、パッケージ基板11の下面の入力端子31と半導体チップ21とが電気的に接続され、パッケージ基板12の上面の入力端子51と半導体チップ21とが電気的に接続されてもよい。
図6A〜図8Dを参照して、半導体パッケージ1の第1構造例〜第3構造例について説明する。半導体パッケージ1の第1構造例〜第3構造例におけるパッケージ基板11の下面の入力端子31とパッケージ基板12の上面の入力端子51との電気的な接続関係は以下のようになっている。
パッケージ基板11の下面の入力端子31(A0)は、半導体チップ21の電極25(A0)と電気的に接続されている。また、パッケージ基板12の上面の入力端子51(A0)は、半導体チップ21の電極25(A0)と電気的に接続されている。すなわち、パッケージ基板11の下面の入力端子31(A0)及びパッケージ基板12の上面の入力端子51(A0)は、半導体チップ21の同じ電極25(A0)と電気的に接続されている。したがって、パッケージ基板11の下面の入力端子31(A0)とパッケージ基板12の上面の入力端子51(A0)とが電気的に接続されている。
パッケージ基板11の下面の入力端子31(A1〜A7)の其々は、半導体チップ21の電極25(A1〜A7)の其々と電気的に接続されている。また、パッケージ基板12の上面の入力端子51(A1〜A7)の其々は、半導体チップ21の電極25(A1〜A7)の其々と電気的に接続されている。すなわち、パッケージ基板11の下面の入力端子31(A1〜A7)の其々及びパッケージ基板12の上面の入力端子51(A1〜A7)の其々は、半導体チップ21の同じ電極25(A1〜A7)と電気的に接続されている。したがって、パッケージ基板11の下面の入力端子31(A1〜A7)の其々とパッケージ基板12の上面の入力端子51(A1〜A7)の其々とが電気的に接続されている。このように、パッケージ基板11の下面の入力端子31(A0〜A7)の数と、パッケージ基板12の上面の入力端子51(A0〜A7)の数とが同数となっている。
パッケージ基板11の下面の出力端子32(B0)は、半導体チップ21の電極25(B0)と電気的に接続されている。また、パッケージ基板12の上面の出力端子52(B0)は、半導体チップ21の電極25(B0)と電気的に接続されている。すなわち、パッケージ基板11の下面の出力端子32(B0)及びパッケージ基板12の上面の出力端子52(B0)は、半導体チップ21の同じ電極25(B0)と電気的に接続されている。したがって、パッケージ基板11の下面の出力端子32(B0)とパッケージ基板12の上面の出力端子52(B0)とが電気的に接続されている。
パッケージ基板11の下面の出力端子32(B1〜B7)の其々は、半導体チップ21の電極25(B1〜B7)の其々と電気的に接続されている。また、パッケージ基板12の上面の出力端子52(B1〜B7)の其々は、半導体チップ21の電極25(B1〜B7)の其々と電気的に接続されている。すなわち、パッケージ基板11の下面の出力端子32(B1〜B7)の其々及びパッケージ基板12の上面の出力端子52(B1〜B7)の其々は、半導体チップ21の同じ電極25(B1〜B7)と電気的に接続されている。したがって、パッケージ基板11の下面の出力端子32(B1〜B7)の其々とパッケージ基板12の上面の出力端子52(B1〜B7)の其々とが電気的に接続されている。このように、パッケージ基板11の下面の出力端子32(B0〜B7)の数と、パッケージ基板12の上面の出力端子52(B0〜B7)の数とが同数となっている。
図6A〜図6Dを参照して、半導体パッケージ1の第1構造例について説明する。図6Aは、半導体パッケージ1の第1構造例を示す下面図である。図6Bは、半導体パッケージ1のパッケージ基板11側(下側)を装置基板61に実装する場合の斜視図である。図6Cは、半導体パッケージ1の第1構造例を示す上面図である。図6Dは、半導体パッケージ1のパッケージ基板12側(上側)を装置基板66に実装する場合の斜視図である。
半導体パッケージ1の第1構造例では、パッケージ基板11の下面の入力端子31(A0〜A7)の配置と、パッケージ基板12の上面の入力端子51(A0〜A7)の配置とが同一である。図6A〜図6Dに示すように、入力端子31(A0〜A7)の座標と、入力端子51(A0〜A7)の座標とが同一である。したがって、入力端子31(A0〜A7)の配列順序及び配列方向と、入力端子51(A0〜A7)の配列順序及び配列方向とが同一である。図示していないが、装置基板61の上面の端子62(A0〜A7)の配列順序及び配列方向と、装置基板66の上面の端子67(A0〜A7)の配列順序及び配列方向とが同一である。
半導体パッケージ1の厚さ方向において、パッケージ基板11の下面の入力端子31(A0〜A7)と、パッケージ基板12の上面の入力端子51(A0〜A7)とが其々重なっていない。パッケージ基板11の電極23を引き回すことで、パッケージ基板11の下面の入力端子31(A0〜A7)と半導体チップ21とが其々電気的に接続され、パッケ
ージ基板12の上面の入力端子51(A0〜A7)と半導体チップ21とが其々電気的に接続される。パッケージ基板12の電極42を引き回すことで、パッケージ基板11の下面の入力端子31(A0〜A7)と半導体チップ21とが其々電気的に接続され、パッケージ基板12の上面の入力端子51(A0〜A7)と半導体チップ21とが其々電気的に接続される。
半導体パッケージ1の第1構造例では、パッケージ基板11の下面の出力端子32(B0〜B7)の配置と、パッケージ基板12の上面の出力端子52(B0〜B7)の配置とが異なる。図6A〜図6Dに示すように、パッケージ基板11の下面の出力端子32(B0〜B7)の座標とパッケージ基板12の上面の出力端子52(B0〜B7)の座標とが異なる。したがって、パッケージ基板11の下面の出力端子32(B0〜B7)の配列方向とパッケージ基板12の上面の出力端子52(B0〜B7)の配列方向とが異なる。図示していないが、装置基板61の上面の端子63(B0〜B7)の配置と、装置基板66の上面の端子68(B0〜B7)の配置とが異なる。
図6Bに示すように、半導体パッケージ1のパッケージ基板11側を装置基板61に実装することにより、半導体パッケージ1に対する入力信号の進行方向と、半導体パッケージ1からの出力信号の進行方向とが同一となる。半導体パッケージ1のパッケージ基板11側を装置基板61に実装することにより、半導体パッケージ1〜3を直線状に配置することができ、信号経路を直線的に伸ばすことができる。図6Dに示すように、半導体パッケージ1のパッケージ基板12側を装置基板61に実装することにより、半導体パッケージ1に対する入力信号の進行方向と、半導体パッケージ1からの出力信号の進行方向とが直交する。半導体パッケージ1のパッケージ基板12側を装置基板61に実装することにより、半導体パッケージ1〜3をL字状に配置することができ、信号経路を直角に曲げることができる。
半導体パッケージ1の第1構造例の端子配置は、半導体パッケージ1に対する信号の入力方向が同一で、半導体パッケージ1からの信号の出力方向が異なる2種の装置基板61、66に対して、半導体パッケージ1を実装する用途に適している。したがって、半導体パッケージ1の第1構造例の端子配置によれば、入力側の端子配置が同一で、出力側の端子配置が異なる2種の装置基板61、66に対して、半導体パッケージ1を実装することができる。
図7A〜図7Dを参照して、半導体パッケージ1の第2構造例について説明する。図7Aは、半導体パッケージ1の第2構造例を示す下面図である。図7Bは、半導体パッケージ1のパッケージ基板11側(下側)を装置基板61に実装する場合の斜視図である。図7Cは、半導体パッケージ1の第2構造例を示す上面図である。図7Dは、半導体パッケージ1のパッケージ基板12側(上側)を装置基板66に実装する場合の斜視図である。
半導体パッケージ1の第2構造例では、パッケージ基板11の下面の入力端子31(A0〜A7)の配置と、パッケージ基板12の上面の入力端子51(A0〜A7)の配置とが異なる。図7A〜図7Dに示すように、パッケージ基板11の下面の入力端子31(A0〜A7)の座標とパッケージ基板12の上面の入力端子51(A0〜A7)の座標とが異なる。図7A〜図7Dに示すように、パッケージ基板11の下面の入力端子31(A0〜A7)の配列順序と、パッケージ基板12の上面の入力端子51(A0〜A7)の配列順序とが逆になっている。図示していないが、装置基板61の上面の端子62(A0〜A7)の配列順序と、装置基板66の上面の端子67(A0〜A7)の配列順序とが逆になっている。
半導体パッケージ1の第2構造例では、パッケージ基板11の下面の出力端子32(B
0〜B7)の配置と、パッケージ基板12の上面の出力端子52(B0〜B7)の配置とが異なる。図7A〜図7Dに示すように、パッケージ基板11の下面の出力端子32(B0〜B7)の座標とパッケージ基板12の上面の出力端子52(B0〜B7)の座標とが異なる。したがって、パッケージ基板11の下面の出力端子32(B0〜B7)の配列方向とパッケージ基板12の上面の出力端子52(B0〜B7)の配列方向とが異なる。図示していないが、装置基板61の上面の端子63(B0〜B7)の配置と、装置基板66の上面の端子68(B0〜B7)の配置とが異なる。
半導体パッケージ1の厚さ方向において、パッケージ基板11の下面の入力端子31(A0〜A7)と、パッケージ基板12の上面の入力端子51(A0〜A7)とが其々重なっている。したがって、半導体パッケージ1の第2構造例は、半導体パッケージ1の第1構造例と比較して、パッケージ基板11の電極23又はパッケージ基板12の電極42の引き回しが行われていない。このため、半導体パッケージ1の第2構造例では、パッケージ基板11と半導体チップ21との信号接続経路が短くなり、また、パッケージ基板12と半導体チップ21との信号接続経路が短くなっている。
半導体パッケージ1の第2構造例は、装置基板61の上面の端子62(A0〜A7)の配列順序と、装置基板66の上面の端子67(A0〜A7)の配列順序とが逆になっている。したがって、半導体パッケージ1の第2構造例の端子配置は、入力側における端子群のパターンに共通性が要求されない2種の装置基板61、66に対して、半導体パッケージ1を実装する用途に適している。
図8A〜図8Dを参照して、半導体パッケージ1の第3構造例について説明する。図8Aは、半導体パッケージ1の第3構造例を示す下面図である。図8Bは、半導体パッケージ1のパッケージ基板11側(下側)を装置基板61に実装する場合の斜視図である。図8Cは、半導体パッケージ1の第3構造例を示す上面図である。図8Dは、半導体パッケージ1のパッケージ基板12側(上側)を装置基板66に実装する場合の斜視図である。
半導体パッケージ1の第3構造例では、パッケージ基板11の下面の入力端子31(A0〜A7)の配置と、パッケージ基板12の上面の入力端子51(A0〜A7)の配置とが異なる。図8A〜図8Dに示すように、パッケージ基板11の下面の入力端子31(A0〜A7)の座標とパッケージ基板12の上面の入力端子51(A0〜A7)の座標とが異なる。図8A〜図8Dに示すように、パッケージ基板11の下面の入力端子31(A0〜A7)の配列順序と、パッケージ基板12の上面の入力端子51(A0〜A7)の配列順序とが逆になっている。図示していないが、装置基板61の上面の端子62(A0〜A7)の配列順序と、装置基板66の上面の端子67(A0〜A7)の配列順序とが逆になっている。
半導体パッケージ1の第3構造例では、パッケージ基板11の下面の出力端子32(B0〜B7)の配置と、パッケージ基板12の上面の出力端子52(B0〜B7)の配置とが異なる。図8A〜図8Dに示すように、パッケージ基板11の下面の出力端子32(B0〜B7)が一直線に配列されているのに対して、パッケージ基板12の上面の出力端子52(B0〜B7)が2×4のマトリックス状に配列されている。図示していないが、装置基板61の上面の端子63(B0〜B7)が一直線に配列されているのに対して、装置基板66の上面の端子68(B0〜B7)が2×4のマトリックス状に配列されている。半導体パッケージ1の第3構造例の端子配置は、出力側の接続先の回路が半導体パッケージ1の角部の周辺に配置されている場合に適している。
実施例1に係る半導体パッケージ1によれば、一つの半導体パッケージ1により、端子の配置が異なる装置基板61、66に半導体パッケージ1を実装することができる。半導
体チップ21をパッケージ基板11に直接搭載する場合、半導体チップ21からパッケージ基板11の下面の端子群までの配線長(配線距離)は、半導体チップ21からパッケージ基板12の上面の端子群までの配線長より短い。パッケージ基板11の下面の端子群は、コンタクトプラグ28及び電極23を介して、パッド24と電気的に接続されている。一方、パッケージ基板12の上面の端子群は、コンタクトプラグ44、電極42、バンプ41及び電極23を介して、パッド24と電気的に接続されている。このように、半導体チップ21からパッケージ基板11の下面の端子群までの配線長は、半導体チップ21からパッケージ基板12の上面の端子群までの配線長と比較して、バンプ41及び電極42の配線長の分だけ短い。そのため、半導体パッケージ1のパッケージ基板12側を装置基板に実装する場合と比較して、半導体パッケージ1のパッケージ基板11側を装置基板に実装する場合の半導体チップ21の動作速度の上限が高くなる。例えば、高速動作用途の端子群をパッケージ基板11の下面に配置し、低速動作用途の端子群をパッケージ基板12の上面に配置するようにしてもよい。
〈実施例2〉
実施例2について説明する。実施例1と同一の構成要素については、実施例1と同一の符号を付し、その説明を省略する。図9は、実施例2に係る半導体パッケージ1の一例を示す断面図である。実施例1では、パッケージ基板11の上面にフェイスアップで半導体チップ21を実装する半導体パッケージ1の一例を示している。実施形態はこの例に限定されず、図9に示すにように、パッケージ基板11の上面にフェイスダウンで半導体チップ21を実装(フリップチップ接合)してもよい。
半導体チップ21の上面の電極25が、半田ボール46によりパッケージ基板11の上面に設けられた電極47に接合されている。したがって、半導体チップ21の上面の電極25と、パッケージ基板11の上面の電極47とが、半田ボール46を介して電気的に接続されている。パッケージ基板11の上面の電極23と、パッケージ基板11の上面の電極47とが、パッケージ基板11内に設けられた配線(図示せず)を介して電気的に接続されている。
実施例2に係る半導体パッケージ1によれば、パッケージ基板11の上面にフェイスダウンで半導体チップ21を実装した場合において、一つの半導体パッケージ1により、信号端子の位置が異なる装置基板61、66に半導体パッケージ1を実装することができる。
〈実施例3〉
実施例3について説明する。実施例1と同一の構成要素については、実施例1と同一の符号を付し、その説明を省略する。図10Aは、実施例3に係る半導体パッケージ1の一例を示す下面図である。図10Bは、実施例3に係る半導体パッケージ1の一例を示す上面図である。実施例3に係る半導体パッケージ1では、パッケージ基板11の下面の端子群のピッチ(間隔)と、パッケージ基板12の上面の端子群のピッチとが異なり、パッケージ基板12の上面の端子群のピッチが、パッケージ基板11の下面の端子群のピッチよりも小さい。したがって、パッケージ基板11の下面の端子群の配置と、パッケージ基板12の上面の端子群の配置とが異なる。
実施例3に係る半導体パッケージ1は、パッケージ基板11の下面の入力端子31(A0〜A7)のピッチと、パッケージ基板12の上面の入力端子51(A0〜A7)のピッチとが異なる。パッケージ基板11の下面の入力端子31(A0〜A7)のピッチは、0.65mmであり、パッケージ基板12の上面の入力端子51(A0〜A7)のピッチは、0.5mmである。このように、パッケージ基板12の上面の入力端子51(A0〜A7)のピッチが、パッケージ基板11の下面の入力端子31(A0〜A7)のピッチより
も小さい。したがって、パッケージ基板11の下面の入力端子31(A0〜A7)の配置と、パッケージ基板12の上面の入力端子51(A0〜A7)の配置とが異なる。
実施例3に係る半導体パッケージ1は、パッケージ基板11の下面の出力端子32(B0〜B7)のピッチと、パッケージ基板12の上面の出力端子52(B0〜B7)のピッチとが異なる。パッケージ基板11の下面の出力端子32(B0〜B7)のピッチは、0.65mmであり、パッケージ基板12の上面の出力端子52(B0〜B7)のピッチは、0.5mmである。このように、パッケージ基板12の上面の出力端子52(B0〜B7)のピッチが、パッケージ基板11の下面の出力端子32(B0〜B7)のピッチよりも小さい。したがって、実施例3に係る半導体パッケージ1は、パッケージ基板11の下面の出力端子32(B0〜B7)の配置と、パッケージ基板12の上面の出力端子52(B0〜B7)の配置とが異なる。
図10A及び図10Bに示す半導体パッケージ1の構造例では、パッケージ基板11の下面の入力端子31(A0〜A7)の配置と、パッケージ基板12の上面の入力端子51(A0〜A7)の配置とが同一である。入力端子31(A0〜A7)の配置は、例えば、入力端子31(A0〜A7)の配列順序及び配列方向である。入力端子51(A0〜A7)の配置は、例えば、入力端子51(A0〜A7)の配列順序及び配列方向である。
図10A及び図10Bに示す半導体パッケージ1の構造例では、パッケージ基板11の下面の出力端子32(B0〜B7)の配置と、パッケージ基板12の上面の出力端子52(B0〜B7)の配置とが同一である。出力端子32(B0〜B7)の配置は、例えば、出力端子32(B0〜B7)の配列順序及び配列方向である。出力端子52(B0〜B7)の配置は、例えば、出力端子52(B0〜B7)の配列順序及び配列方向である。
装置基板61の上面の端子62(A0〜A7)のピッチと、装置基板66の上面の端子67(A0〜A7)のピッチとが異なる。また、装置基板61の上面の端子63(B0〜B7)のピッチと、装置基板66の上面の端子68(B0〜B7)のピッチとが異なる。実施例3に係る半導体パッケージ1によれば、一つの半導体パッケージ1により、端子のピッチが異なる装置基板61、66に半導体パッケージ1を実装することができる。
実施例3は、図10A及び図10Bに示す半導体パッケージ1の構造例に限定されない。パッケージ基板11の下面の入力端子31(A0〜A7)のピッチが、パッケージ基板12の上面の入力端子51(A0〜A7)のピッチよりも小さくてもよい。また、パッケージ基板11の下面の出力端子32(B0〜B7)のピッチが、パッケージ基板12の上面の出力端子52(B0〜B7)のピッチよりも小さくてもよい。
パッケージ基板11の下面の入力端子31(A0〜A7)の配置と、パッケージ基板12の上面の入力端子51(A0〜A7)の配置とが異なってもよい。例えば、パッケージ基板11の下面の入力端子31(A0〜A7)の配列順序と、パッケージ基板12の上面の入力端子51(A0〜A7)の配列順序とが逆になってもよい。パッケージ基板11の下面の出力端子32(B0〜B7)の配置と、パッケージ基板12の上面の出力端子52(B0〜B7)の配置とが異なってもよい。例えば、パッケージ基板11の下面の出力端子32(B0〜B7)の配列順序と、パッケージ基板12の上面の出力端子52(B0〜B7)の配列順序とが逆になってもよい。また、実施例1に係る半導体パッケージ1の第1構造例〜第3構造例と、実施例3に係る半導体パッケージ1の構造例とを組み合わせてもよい。
〈実施例4〉
実施例4について説明する。実施例1と同一の構成要素については、実施例1と同一の
符号を付し、その説明を省略する。図11Aは、実施例4に係る半導体パッケージ1の一例を示す下面図である。図11Bは、実施例4に係る半導体パッケージ1の一例を示す上面図である。図11A及び図11Bに示すように、パッケージ基板11の下面の端子群のピッチと、パッケージ基板12の上面の端子群のピッチとが異なる。実施例1で説明したように、パッケージ基板11の下面には複数のGND端子が設けられ、パッケージ基板12の上面には複数のGND端子が設けられている。パッケージ基板11の下面の複数のGND端子の数と、パッケージ基板12の上面の複数のGND端子の数とが同数である。実施例4に係る半導体パッケージ1では、図11Bに示すように、パッケージ基板12の上面に複数のGND端子81が増設されている。
実施例4に係る半導体パッケージ1は、パッケージ基板12の上面の端子群のピッチが、パッケージ基板11の下面の端子群のピッチよりも小さい。そのため、パッケージ基板12の上面における端子未形成領域に複数の端子を増設することが容易となる。図11A及び図11Bに示す例に限定されず、パッケージ基板11の下面の端子群のピッチと、パッケージ基板12の上面の端子群のピッチとが同一であってもよい。この場合、パッケージ基板12の上面における端子未形成領域に複数の端子を増設する。パッケージ基板12の上面のGND端子81は、コンタクトプラグ44、電極42、バンプ41、電極23、パッド24、ボンディングワイヤ26及び電極25を介して、半導体チップ21に電気的に接続されている。
パッケージ基板12の上面にGND端子81を増設することにより、半導体パッケージ1のパッケージ基板12側を装置基板に実装した際、半導体チップ21の電圧の安定性が向上し、半導体チップ21の高速化に対応することができる。GND端子が増えると、装置基板のGNDから半導体チップ21のGNDまでの配線抵抗値が下がって、半導体チップ21内のGNDの電圧が安定するため、半導体チップ21の高速化に対応することができる。
実施例4は、図11A及び図11Bに示す半導体パッケージ1の構造例に限定されない。パッケージ基板12の上面に複数のGND端子81を増設するとともに、パッケージ基板12の上面に複数の電源端子を増設してもよい。パッケージ基板12の上面に複数のGND端子81を増設することに代えて、パッケージ基板12の上面に複数の電源端子を増設してもよい。パッケージ基板12の上面に電源端子を増設することにより、半導体パッケージ1のパッケージ基板12側を装置基板に実装した際、半導体チップ21の電圧の安定性が向上し、半導体チップ21の高速化に対応することができる。
パッケージ基板11の下面の端子群のピッチが、パッケージ基板12の上面の端子群のピッチよりも小さくてもよい。パッケージ基板11の下面に複数のGND端子が増設されてもよい。パッケージ基板11の下面に複数の電源端子が増設されてもよい。パッケージ基板11の下面に複数のGND端子及び複数の電源端子が増設されてもよい。また、実施例1に係る半導体パッケージ1の第1構造例〜第3構造例と、実施例4に係る半導体パッケージ1の構造例とを組み合わせてもよい。
〈実施例5〉
実施例5について説明する。実施例1と同一の構成要素については、実施例1と同一の符号を付し、その説明を省略する。図12は、実施例5に係る半導体パッケージ1の一例を示す断面図である。
パッケージ基板11の下面に電源端子82及びGND端子83が設けられている。電源端子82及びGND端子83は、電極27及び電極27に設けられた半田ボール29を有する。電源端子82は、コンタクトプラグ28、電極23、パッド24、ボンディングワ
イヤ26及び電極25を介して、半導体チップ21に電気的に接続されている。図示していないが、GND端子83は、コンタクトプラグ28、電極23、パッド24、ボンディングワイヤ26及び電極25を介して、半導体チップ21に電気的に接続されている。
パッケージ基板12の上面に電源端子84及びGND端子85が設けられている。電源端子84及びGND端子85は、電極43及び電極43に設けられた半田ボール45を有する。電源端子84は、コンタクトプラグ44、電極42、バンプ41、電極23、パッド24、ボンディングワイヤ26及び電極25を介して、半導体チップ21に電気的に接続されている。図示していないが、GND端子85は、コンタクトプラグ44、電極42、バンプ41、電極23、パッド24、ボンディングワイヤ26及び電極25を介して、半導体チップ21に電気的に接続されている。
パッケージ基板11の下面の電源端子82は、半導体チップ21の電源用の電極25と電気的に接続されている。また、パッケージ基板12の上面の電源端子84は、半導体チップ21の電源用の電極25と電気的に接続されている。すなわち、パッケージ基板11の下面の電源端子82及びパッケージ基板12の上面の電源端子84は、半導体チップ21の同じ電源用の電極25と電気的に接続されている。したがって、パッケージ基板11の下面の電源端子82とパッケージ基板12の上面の電源端子84とが電気的に接続されている。
パッケージ基板11の下面のGND端子83は、半導体チップ21のグランド用の電極25と電気的に接続されている。また、パッケージ基板12の上面のGND端子85は、半導体チップ21のグランド用の電極25と電気的に接続されている。すなわち、パッケージ基板11の下面のGND端子83及びパッケージ基板12の上面のGND端子85は、半導体チップ21の同じグランド用の電極25と電気的に接続されている。したがって、パッケージ基板11の下面のGND端子83とパッケージ基板12の上面のGND端子85とが電気的に接続されている。
パッケージ基板12の上面の電源端子84と電気的に接続された電極42と、パッケージ基板12の上面のGND端子85と電気的に接続された電極42との間にチップコンデンサ86が設けられている。チップコンデンサ86は、パッケージ基板12とモールド樹脂22との間に配置され、パッケージ基板12の下面に設けられている。すなわち、チップコンデンサ86は、平面視で、パッケージ基板12の電源端子84とパッケージ基板12のGND端子85との間に配置され、パッケージ基板12の電源端子82及びGND端子83と電気的に接続されている。半導体パッケージ1のパッケージ基板12側を装置基板に実装した際、チップコンデンサ86がバイパスコンデンサとして機能することにより、半導体チップ21の電圧の安定性が向上する。チップコンデンサ86は、コンデンサの一例である。
パッケージ基板11の下面の端子群は、コンタクトプラグ28及び電極23を介して、パッド24と電気的に接続されている。一方、パッケージ基板12の上面の端子群は、コンタクトプラグ44、電極42、バンプ41及び電極23を介して、パッド24と電気的に接続されている。そのため、パッケージ基板11の下面の端子群と比較して、パッケージ基板12の上面の端子群は、半導体チップ21からの配線長(配線距離)が、バンプ41及び電極42の配線長の分だけ長い。したがって、パッケージ基板12側にチップコンデンサ86を配置することが好ましい。この例に限定されず、パッケージ基板11の上面にチップコンデンサ86を設けてもよい。平面視で、パッケージ基板11のGND端子82とパッケージ基板11の電源端子84との間にチップコンデンサ86を配置し、チップコンデンサ86をパッケージ基板11の電源端子82及びGND端子83と電気的に接続してもよい。半導体パッケージ1のパッケージ基板11側を装置基板に実装した際、チッ
プコンデンサ86がバイパスコンデンサとして機能することにより、半導体チップ21の電圧の安定性が向上する。
実施例5に係る半導体パッケージ1では、パッケージ基板11の下面に複数の電源端子82及び複数のGND端子83を設けてもよい。実施例5に係る半導体パッケージ1では、パッケージ基板12の上面に複数の電源端子84及び複数のGND端子85を設けてもよい。実施例5に係る半導体パッケージ1では、複数のチップコンデンサ86をパッケージ基板12側に配置してもよい。実施例5に係る半導体パッケージ1では、複数のチップコンデンサ86をパッケージ基板11側に配置してもよい。
〈実施例6〉
実施例6について説明する。実施例1と同一の構成要素については、実施例1と同一の符号を付し、その説明を省略する。実施例1で説明したように、半導体パッケージ1のパッケージ基板12側を装置基板に実装する場合と比較して、半導体パッケージ1のパッケージ基板11側を装置基板に実装する場合の半導体チップ21の動作速度の上限が高くなる。半導体チップ21からパッケージ基板11の下面の端子群までの配線長を長く設計することで、パッケージ基板11側を装置基板に実装する場合と、パッケージ基板12側を装置基板に実装する場合とで、半導体チップ21の動作速度を同程度にすることができる。例えば、半導体チップ21からパッケージ基板11の下面の端子群までの配線長と半導体チップ21からパッケージ基板12の上面の端子群までの配線長との差分が所定範囲内となるように、半導体パッケージ1の配線長を決定する。
実施例1で説明したように、半導体チップ21からパッケージ基板11の下面の端子群までの配線長は、半導体チップ21からパッケージ基板12の上面の端子群までの配線長と比較して、バンプ41及び電極42の配線長の分だけ短い。パッケージ基板11の上面の電極23とパッケージ基板11の下面の電極27とを、コンタクトプラグ28及び内部配線を介して電気的に接続する。そして、パッケージ基板11のコンタクトプラグ28及び内部配線の配線長と、バンプ41、パッケージ基板12の電極42及びコンタクトプラグ44の配線長との差分が所定範囲内となるようにする。この場合、パッケージ基板11の電極23、コンタクトプラグ28及び内部配線の配線長が、パッケージ基板12の電極42及びコンタクトプラグ42の配線長より長くなる。パッケージ基板11の電極23、コンタクトプラグ28及び内部配線の配線長は、第1配線の配線長の一例である。パッケージ基板12の電極42及びコンタクトプラグ42の配線長は、第2配線の配線長の一例である。実施例6に係る半導体パッケージ1の構造例によれば、例えば、2種の半導体パッケージの速度性能を合わせた製品シリーズを用意することができる。
〈実施例7〉
実施例7について説明する。実施例1と同一の構成要素については、実施例1と同一の符号を付し、その説明を省略する。図13は、実施例7に係る半導体パッケージ1の一例を示す断面図である。図13に示すように、樹脂87が、パッケージ基板12の上面の端子群を覆うようにして、パッケージ基板12の上面に設けられている。樹脂87は、絶縁性樹脂である。絶縁性樹脂として、例えば、エポキシ系樹脂、ポリイミド樹脂、シリコーン樹脂を用いてもよい。
半導体パッケージ1のパッケージ基板11側を装置基板に実装する場合、パッケージ基板12の上面の端子群は使用されない。半導体パッケージ1のパッケージ基板11側を装置基板に実装する場合、パッケージ基板12の上面の端子群を樹脂87で覆うことにより、パッケージ基板12の上面の端子群と金属ゴミ等との接触による短絡不良や事故を抑止することができる。
図14は、実施例7に係る半導体パッケージ1の一例を示す断面図であって、パッケージ基板11の下面の端子群を用いて、半導体パッケージ1を装置基板61に実装する例を示している。パッケージ基板11の下面の端子群を用いて、半導体パッケージ1を装置基板61に実装しているため、パッケージ基板12の上面の端子群は使用されない。図14に示すように、パッケージ基板12の上面の使用されない端子群を樹脂87で覆うことにより、半導体パッケージ1を装置基板61に実装した際、パッケージ基板12の上面の端子群と金属ゴミ等との接触による短絡不良や事故を抑止することができる。
樹脂87が、パッケージ基板11の下面の端子群を覆うようにして、パッケージ基板11の下面に設けられてもよい。半導体パッケージ1のパッケージ基板12側を装置基板に実装する場合、パッケージ基板11の下面の端子群は使用されない。半導体パッケージ1のパッケージ基板12側を装置基板に実装する場合、パッケージ基板11の下面の端子群を樹脂87で覆うことにより、パッケージ基板11の下面の端子群と金属ゴミ等との接触による短絡不良や事故を抑止することができる。
〈実施例8〉
実施例8について説明する。実施例1、実施例5及び実施例7と同一の構成要素については、実施例1と同一の符号を付し、その説明を省略する。図15は、実施例8に係る半導体パッケージ1の一例を示す断面図である。
パッケージ基板11の下面に電源端子88及びGND端子89が設けられ、パッケージ基板12の上面に電源端子90及びGND端子91が設けられている。電源端子88及びGND端子89は、実施例5の電源端子82及びGND端子83と同様である。電源端子90及びGND端子91は、実施例5の電源端子84及びGND端子85と同様である。パッケージ基板11の下面の電源端子88とGND端子89との間にチップコンデンサ92が設けられている。チップコンデンサ92は、平面視で、パッケージ基板11の電源端子88とパッケージ基板11のGND端子89との間に配置され、パッケージ基板11の電源端子88及びGND端子89とチップコンデンサ92とが電気的に接続されている。これにより、半導体パッケージ1のパッケージ基板12側を装置基板に実装した際、半導体チップ21の電圧の安定性が向上する。チップコンデンサ92は、コンデンサの一例である。
パッケージ基板11の下面の端子群と比較して、パッケージ基板12の上面の端子群は、半導体チップ21からの配線長が長い。半導体パッケージ1のパッケージ基板12側を装置基板に実装する場合、パッケージ基板11の下面の端子群は使用されない。そこで、パッケージ基板11の下面の使用されない電源端子88及びGND端子89にチップコンデンサ92を電気的に接続することにより、半導体パッケージ1のパッケージ基板12側を装置基板に実装した際、半導体チップ21の電圧の安定性が向上する。
例えば、高融点半田を用いて、リフロー(加熱)処理を行うことにより、パッケージ基板11の下面の電源端子88及びGND端子89にチップコンデンサ92を接合してもよい。半導体パッケージ1にチップコンデンサ92を搭載することにより、チップコンデンサ92を備えた半導体パッケージ1の構造を得ることができる。半導体パッケージ1にチップコンデンサ92を搭載した後、パッケージ基板11の下面に設けられた半田ボール29を装置基板の端子群に接触させた状態でリフロー処理を行うことにより、半導体パッケージ1が装置基板に実装される。半導体パッケージ1を装置基板に実装する際、半導体パッケージ1にチップコンデンサ92を設置し、一回のリフロー処理により、半導体パッケージ1の実装及びチップコンデンサ92の搭載を同時に行ってもよい。
パッケージ基板12の上面の電源端子90とGND端子91との間にチップコンデンサ
92を設けてもよい。すなわち、チップコンデンサ92を、平面視で、パッケージ基板12の電源端子90とパッケージ基板12のGND端子91との間に配置し、パッケージ基板12の電源端子90及びGND端子91とチップコンデンサ92とを電気的に接続してもよい。これにより、半導体パッケージ1のパッケージ基板11側を装置基板に実装した際、半導体チップ21の電圧の安定性が向上する。
半導体パッケージ1のパッケージ基板11側を装置基板に実装する場合、パッケージ基板12の上面の端子群は使用されない。パッケージ基板12の上面の使用されない電源端子90及びGND端子91にチップコンデンサ92を電気的に接続することにより、半導体パッケージ1のパッケージ基板11側を装置基板に実装した際、半導体チップ21の電圧の安定性が向上する。
パッケージ基板11の下面に複数の電源端子88及び複数のGND端子89を設け、パッケージ基板12の上面に複数の電源端子90及び複数のGND端子91を設けてもよい。パッケージ基板11の下面に複数のチップコンデンサ92を設けてもよい。パッケージ基板12の上面に複数のチップコンデンサ92を設けてもよい。半導体パッケージ1のパッケージ基板12側を装置基板に実装する場合、実施例7と同様に、パッケージ基板11の下面の端子群を樹脂87で覆うようにしてもよい。この場合、樹脂87は、パッケージ基板11の下面の端子群及びチップコンデンサ92を覆う。半導体パッケージ1のパッケージ基板11側を装置基板に実装する場合、実施例7と同様に、パッケージ基板12の上面の端子群を樹脂87で覆うようにしてもよい。この場合、樹脂87は、パッケージ基板12の上面の端子群及びチップコンデンサ92を覆う。
〈実施例9〉
実施例9について説明する。実施例1と同一の構成要素については、実施例1と同一の符号を付し、その説明を省略する。図16は、実施例9に係る半導体パッケージ1の一例を示す断面図である。図16に示すように、ヒートシンク93が、パッケージ基板12の上面に設けられている。パッケージ基板12の上面には複数のGND端子94が設けられており、ヒートシンク93は、パッケージ基板12の上面の複数のGND端子94と接触している。ヒートシンク93は、例えば、Cu、Al等の金属である。GND端子94は、電極43及び電極43に設けられた半田ボール45を有する。図示していないが、GND端子94は、コンタクトプラグ44、電極42、バンプ41、電極23、パッド24、ボンディングワイヤ26及び電極25を介して、半導体チップ21に電気的に接続されている。
半導体パッケージ1のパッケージ基板11側を装置基板に実装する場合、パッケージ基板12の上面の端子群は使用されない。半導体パッケージ1のパッケージ基板11側を装置基板に実装する場合、ヒートシンク93をパッケージ基板12の上面に設けることにより、半導体チップ21で発生する熱がヒートシンク93に伝達され、半導体パッケージ1の放熱性が向上する。ヒートシンク93は、パッケージ基板12の上面のGND端子94に接触しているため、回路の短絡を抑止することができる。
例えば、高融点半田を用いて、リフロー処理を行うことにより、パッケージ基板12の上面の複数のGND端子94にヒートシンク93を接合してもよい。半導体パッケージ1にヒートシンク93を搭載することにより、ヒートシンク93を備えた半導体パッケージ1の構造を得ることができる。半導体パッケージ1にヒートシンク93を搭載した後、パッケージ基板11の下面に設けられた半田ボール29を装置基板の端子群に接触させた状態でリフロー処理を行うことにより、半導体パッケージ1が装置基板に実装される。半導体パッケージ1を装置基板に実装する際、半導体パッケージ1にヒートシンク93を設置し、一回のリフロー処理により、半導体パッケージ1の実装及びヒートシンク93の搭載
を同時に行ってもよい。
半導体パッケージ1のパッケージ基板12側を装置基板に実装する場合、パッケージ基板11の下面の端子群は使用されない。半導体パッケージ1のパッケージ基板12側を装置基板に実装する場合、ヒートシンク93を、パッケージ基板11の下面に設けることにより、半導体パッケージ1にヒートシンク93を搭載してもよい。パッケージ基板11の下面には複数のGND端子95が設けられており、ヒートシンク93は、パッケージ基板11の下面の複数のGND端子95と接触する。図示していないが、GND端子95は、コンタクトプラグ28、電極23、パッド24、ボンディングワイヤ26及び電極25を介して、半導体チップ21に電気的に接続されている。
〈実施例10〉
実施例10について説明する。実施例1と同一の構成要素については、実施例1と同一の符号を付し、その説明を省略する。図17の(A)は、実施例10に係る半導体パッケージ1の一例を示す上面図であり、図17の(B)は、実施例10に係る半導体パッケージ1の一例を示す下面図である。
図17に示すように、パッケージ基板11の下面の捺印記載と、パッケージ基板12の上面の捺印記載とが異なっている。パッケージ基板11の下面の捺印記載とパッケージ基板12の上面の捺印記載とを変えることで、パッケージ基板11の下面とパッケージ基板12の上面との識別を明確化できる。パッケージ基板11の下面及びパッケージ基板12の上面に対する捺印は、例えば、レーザ描画、インク転写(判子)等の印字技術を用いて行われる。
〈実施例11〉
実施例11について説明する。実施例1と同一の構成要素については、実施例1と同一の符号を付し、その説明を省略する。図18は、実施例11に係る半導体パッケージ1の一例を示す断面図である。実施例11に係る半導体パッケージ1は、パッケージ基板11上に複数の半導体チップが搭載されたSiP(System in Package)構造を採用している
図18に示すように、パッケージ基板11上に半導体チップ21が設けられ、半導体チップ21上に半導体チップ96が設けられている。したがって、半導体パッケージ1内に2つの半導体チップ21、96が設けられている。
半導体チップ96の上面に複数の電極97が設けられている。パッケージ基板11の上面の電極23と、半導体チップ96の上面の電極97とが、電極23上に設けられたパッド25及びボンディングワイヤ26を介して電気的に接続されている。すなわち、ワイヤボンディングにより半導体チップ96がパッケージ基板11に搭載されている。モールド樹脂22が、半導体チップ21、96を覆うようにしてパッケージ基板11の上面に形成されている。
パッケージ基板11の下面には、半導体チップ96と電気的に接続された複数の入力端子及び複数の出力端子が設けられている。コンタクトプラグ28、電極23、パッド24、ボンディングワイヤ26及び電極97を介して、パッケージ基板11の下面の入力端子及び出力端子と、半導体チップ96とが電気的に接続されている。
半導体パッケージ1のパッケージ基板11側を装置基板に実装する場合、パッケージ基板11の下面の入力端子、コンタクトプラグ28、電極23、パッド24、ボンディングワイヤ26及び電極97を通って、半導体チップ96に信号が入力される。半導体チップ
96に入力された信号は、半導体チップ96で処理され、半導体チップ96から出力される。半導体パッケージ1のパッケージ基板11側を装置基板に実装する場合、半導体チップ96から出力される信号は、電極97、ボンディングワイヤ26、パッド24、電極23、コンタクトプラグ28及びパッケージ基板11の下面の出力端子を通る。
パッケージ基板12の上面には、半導体チップ96と電気的に接続された複数の入力端子及び複数の出力端子が設けられている。コンタクトプラグ44、電極42、バンプ41、電極23、パッド24、ボンディングワイヤ26及び電極97を介して、パッケージ基板12の上面の入力端子及び出力端子と、半導体チップ96とが電気的に接続されている。
半導体パッケージ1のパッケージ基板12側を装置基板に実装する場合、パッケージ基板12の上面の入力端子、コンタクトプラグ44、電極42、バンプ41、電極23、パッド24、ボンディングワイヤ26及び電極97を通って、半導体チップ96に信号が入力される。半導体チップ96に入力された信号は、半導体チップ96で処理され、半導体チップ96から出力される。半導体パッケージ1のパッケージ基板12側を装置基板に実装する場合、半導体チップ96から出力される信号は、電極97、ボンディングワイヤ26、パッド24、電極23、バンプ41、電極42、コンタクトプラグ44及びパッケージ基板12の上面の出力端子を通る。
パッケージ基板11の下面に設けられ、半導体チップ96と電気的に接続された複数の入力端子の数と、パッケージ基板12の上面に設けられ、半導体チップ96と電気的に接続された複数の入力端子の数とが同数となっている。パッケージ基板11の下面に設けられ、半導体チップ96と電気的に接続された複数の出力端子の数と、パッケージ基板12の上面に設けられ、半導体チップ96と電気的に接続された複数の出力端子の数とが同数となっている。
パッケージ基板11の下面に設けられ、半導体チップ96と電気的に接続された複数の入力端子及び複数の出力端子の配置と、パッケージ基板12の上面に設けられ、半導体チップ96と電気的に接続された複数の入力端子及び複数の出力端子の配置とが異なる。パッケージ基板11の下面の端子群のピッチと、パッケージ基板12の上面の端子群のピッチとが異なってもよい。
1〜3 半導体パッケージ
11、12 パッケージ基板
21、96 半導体チップ
22 モールド樹脂
23、25、27、42、43、47、97 電極
24 パッド
26 ボンディングワイヤ
28 コンタクトプラグ
29、45、46 半田ボール
31、51、71 入力端子
32、52、72 出力端子
41 バンプ
44 コンタクトプラグ
61、66 装置基板
62、63、67、68 端子
64、65、69、70 配線
81、83、85、89、91、94、95 GND端子
82、84、88、90 電源端子
86、92 チップコンデンサ
87 樹脂

Claims (10)

  1. 第1基板と、
    前記第1基板と対向するようにして配置された第2基板と、
    前記第1基板における前記第2基板と対向する第1面に設けられた半導体チップと、
    前記第1基板の前記第1面と反対側の第2面に設けられ、前記半導体チップで処理される信号が通る複数の第1端子と、
    前記第2基板における前記第1基板と対向する第3面の反対側の第4面に設けられ、前記半導体チップで処理される信号が通る複数の第2端子と、
    を備え、
    前記複数の第1端子の数と前記複数の第2端子の数とが同数であることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記複数の第1端子の配列と、前記複数の第2端子の配列とが異なることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記複数の第1端子のピッチと、前記複数の第2端子のピッチとが異なることを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体装置。
  4. 前記第1基板の前記第2面に設けられ、前記半導体チップと電気的に接続された複数の第1グランド端子と、
    前記第2基板の前記第4面に設けられ、前記半導体チップと電気的に接続された複数の第2グランド端子と、
    前記第1基板の前記第2面又は前記第2基板の前記第4面に設けられ、前記半導体チップと電気的に接続された第3グランド端子と、
    を備え、
    前記複数の第1グランド端子の数と前記複数の第2グランド端子の数とが同数であることを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の半導体装置。
  5. 前記第2基板の前記第4面に設けられ、前記半導体チップと電気的に接続された第1電源端子及び第4グランド端子と、
    前記第2基板の前記第3面に設けられ、前記第1電源端子及び前記第4グランド端子と電気的に接続された第1コンデンサと、
    を備えることを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の半導体装置。
  6. 前記第1基板は、前記半導体チップで処理される信号が通る第1配線を有し、
    前記第2基板は、前記半導体チップで処理される信号が通る第2配線を有し、
    前記第1配線の配線長は、前記第2配線の配線長よりも長く、
    前記半導体チップから前記第1端子までの配線長と、前記半導体チップから前記第2端子までの配線長との差分が所定範囲内にあることを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載の半導体装置。
  7. 前記複数の第1端子又は前記複数の第2端子を覆う樹脂を備えることを特徴とする請求項1から6の何れか一項に記載の半導体装置。
  8. 前記第1基板の前記第2面又は前記第2基板の前記第4面に設けられ、前記半導体チップと電気的に接続された第2電源端子、第5グランド端子及び第2コンデンサを備え、
    前記第2コンデンサは、前記第2電源端子及び前記第5グランド端子と電気的に接続されていることを特徴とする請求項1から7の何れか一項に記載の半導体装置。
  9. 装置基板と、
    前記装置基板に実装された半導体装置と、
    を含み、
    前記半導体装置は、
    第1基板と、
    前記第1基板と対向するようにして配置された第2基板と、
    前記第1基板における前記第2基板と対向する第1面に設けられた半導体チップと、
    前記第1基板の前記第1面の反対側の第2面に設けられ、前記半導体チップで処理される信号が通る複数の第1端子と、
    前記第2基板における前記第1基板と対向する第3面の反対側の第4面に設けられ、前記半導体チップで処理される信号が通る複数の第2端子と、
    を備え、
    前記複数の第1端子の数と前記複数の第2端子の数とが同数であることを特徴とする電子装置。
  10. 前記半導体装置は、前記装置基板への実装に用いられていない前記複数の第1端子又は前記複数の第2端子を覆う樹脂を備えることを特徴とする請求項9に記載の電子装置。
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