JP2016117255A - 電子機器およびデバイス管理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 電子機器の不正な移転を検出することができるようにする。【解決手段】 OA機器13の起動時に、登録位置情報取得部64は、取得されたスマートメーターIDが前回取得されたスマートメーターIDとは異なる場合に、今回取得されたスマートメーターIDの登録位置情報をデバイス管理サーバー41から取得する。移転判定部65は、今回取得された登録位置情報が前回取得された登録位置情報とは異なる場合に、当該OA機器13が移転されたと判定し、当該OA1機器13が移転されたことを示すログを記憶装置66に記録する。利用禁止部67は、移転判定部65によりOA機器13が移転されたと判定された場合、記憶装置66へのログの記録が完了した後に、ユーザーによるOA機器13の利用を禁止する。【選択図】 図2
Description
本発明は、電子機器およびデバイス管理システムに関するものである。
保守管理、資産保全などの観点から、家庭用電気機器、OA(Office Automation)機器などといったデバイスの所在地を遠隔から特定可能なシステムが提案されている。ある位置検出システムでは、端末が、GPS(Global Positioning System)で測位し、測位結果を監視センターへ送信している(例えば特許文献1参照)。
しかしながら、GPS、携帯電話網などを使用したシステムでは、電波の届かない屋内にデバイスが配置されている場合には、現在位置を検出することが困難であり、例えばリース契約に基づいて設置されたOA機器を不正に移転させているような場合であっても、そのような電子機器の不正な移転を検出することが困難となってしまう。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、電子機器の不正な移転を検出することができる電子機器およびデバイス管理システムを得ることを目的とする。
本発明に係る電子機器は、スマートメーターと通信可能な通信装置と、当該電子機器の起動時に前記通信装置を使用して、前記通信装置が通信可能なスマートメーターのスマートメーターIDを取得するスマートメーターID取得部と、前記スマートメーターID取得部により今回取得された前記スマートメーターIDが前記スマートメーターID取得部により前回取得されたスマートメーターIDとは異なる場合に、今回取得された前記スマートメーターIDを有するスマートメーターについて配電事業者に登録されている設置場所を示す登録位置情報を外部サーバーから取得する登録位置情報取得部と、前記登録位置情報取得部により今回取得された前記登録位置情報が前記登録位置情報取得部により前回取得された前記登録位置情報とは異なる場合に、当該電子機器が移転されたと判定し、前記登録位置情報取得部により今回取得された前記登録位置情報が前記登録位置情報取得部により前回取得された前記登録位置情報と同一である場合には、当該電子機器が移転されていないと判定し、当該電子機器が移転されたと判定した場合、当該電子機器が移転されたことを示すログを前記記憶装置に記録する移転判定部と、前記移転判定部により当該電子機器が移転されたと判定された場合、前記記憶装置への前記ログの記録が完了した後に、ユーザーによる当該電子機器の利用を禁止する利用禁止部とを備える。
本発明に係るデバイス管理システムは、上述の電子機器と、前記スマートメーターと、前記外部サーバーとを備える。そして、前記スマートメーターは、前記電子機器が配置されているユーザー建屋に配置されており、前記外部サーバーは、前記スマートメーターが需要場所に設置された契約者の顧客情報として少なくともスマートメーターIDおよび前記需要場所の住所情報を関連付けてデータベースで管理している。
本発明によれば、電子機器の不正な移転を検出することができる。
以下、図に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る電子機器であるOA機器を含むシステムの構成を示すブロック図である。
図1に示すシステムにおいて、スマートメーター11は、ユーザー建屋に設置されており、所定の通信網で配電事業者の電力情報収集装置21と通信可能な電力量計である。この通信網は、スマートグリットにおけるAルートであり、例えば、送配電網ケーブルにおけるPLC(Power Line Communication)、送配電網に併設された無線設備(950MHz帯マルチホップ通信など)である。
スマートメーター11は、ユーザー建屋の消費電力を計測し、自動検針機能によって消費電力量を遠隔の配電事業者へ送信したり、供給契約時および解約時に遠隔の配電事業者から受信される指令に基づきリモート接続および切断を行ったりする。さらに、スマートメーター11は、ユーザー建屋内のLAN(Local Area Network)12に接続されており、そのLAN12に接続された家庭用機器やOA機器13の制御、モニタリングなどを行う。このLAN12は、スマートグリッドにおけるBルートであり、例えば、ユーザー建屋内の屋内配電網におけるPLC、無線設備(IEEE802.15.4、ZigBee、920MHz帯など)などである。
OA機器13は、ネットワーク通信機能を有し、スマートメーター11による制御、モニタリングなどのためにスマートメーター11と通信可能な機器である。
電力情報収集装置21は、配電事業者のサイトに設置され、複数の契約者のユーザー建屋のスマートメーター11からデータ収集を行う。
さらに、配電事業者のサイトでは、電力情報収集装置21がLAN22に接続されており、LAN22には、顧客情報管理サーバー23が接続されている。
顧客情報管理サーバー23は、内蔵コンピューターでサーバープログラムを実行し、そのサーバープログラムに従って、スマートメーターが需要場所に設置された契約者の顧客情報として少なくともスマートメーターID(各スマートメーターに固有の識別子)および需要場所の住所情報を関連付けてデータベースで管理する。なお、需要場所が、集合住宅や商業ビルの場合、需要場所の住所情報にはフロアナンバー(階数)、部屋番号などまで含まれる。
また、LAN22には、配電事業者側のフロントエンドサーバーである通信サーバー24が接続されており、インターネットなどのWAN(Wide Area Network)31を介してサービス事業者との通信を行う。このWAN31は、スマートグリットのCルートである。さらに、ユーザー建屋のOA機器13またはスマートメーター11が、このWAN31に接続されている(ここでは、OA機器13がWAN31に接続されている)。
サービス事業者のサイトには、デバイス管理サーバー41が設置されており、管理対象のデバイス(ここでは、OA機器13)をデバイスID(各デバイスに固有の識別子)に関連付けて管理している。ここでは、サービス事業者は、例えばOA機器13のベンダーであったり、そのベンダーのOA機器13の所在地を把握するサービスを提供する企業であったりする。
この実施の形態では、OA機器13は、複合機などの画像形成装置である。
図2は、図1におけるOA機器13の構成例を示すブロック図である。OA機器13は、通信装置61、通信処理部62、スマートメーターID取得部63、登録位置情報取得部64、移転判定部65、記憶装置66、および利用禁止部67を備える。
通信装置61は、LAN12およびWAN31を介して通信可能なネットワークインターフェイスなどの装置である。通信処理部62、スマートメーターID取得部63、登録位置情報取得部64、移転判定部65、記憶装置66、および利用禁止部67は、例えばOA機器13内のコンピューターでプログラムを実行することで実現される。
通信装置61は、LAN12に接続されると、スマートメーター11と通信可能となる。
通信処理部62は、通信装置61を制御して、所定のプロトコルで、スマートメーター11とデータ通信を行うとともに、所定のプロトコルで、デバイス管理サーバー41とデータ通信を行う。
スマートメーターID取得部63は、当該OA機器13の起動時に通信装置61および通信制御部62を使用して、通信装置61が通信可能なスマートメーター11から、そのスマートメーター11のスマートメーターIDを取得する。
登録位置情報取得部64は、スマートメーターID取得部63により今回取得されたスマートメーターIDがスマートメーターID取得部63により前回取得されたスマートメーターIDとは異なる場合に、今回取得されたスマートメーターIDを有するスマートメーターについて配電事業者に登録されている設置場所を示す登録位置情報をデバイス管理サーバー41から取得する。
なお、スマートメーターID取得部63により今回取得されたスマートメーターIDがスマートメーターID取得部63により前回取得されたスマートメーターIDと同一である場合には、登録位置情報取得部64は、登録位置情報の取得を行わない。
移転判定部65は、登録位置情報取得部64により今回取得された登録位置情報が登録位置情報取得部64により前回取得された登録位置情報とは異なる場合に、当該OA機器13が移転されたと判定し、登録位置情報取得部64により今回取得された登録位置情報が登録位置情報取得部64により前回取得された登録位置情報と同一である場合には、当該OA機器13が移転されていないと判定する。
そして、移転判定部65は、当該OA機器13が移転されたと判定した場合、当該OA機器13が移転されたことを示すログを記憶装置66に記録する。
このログには、現時点で当該OA機器13の通信処理部62に割り当てられているグローバルIPアドレス、今回取得された上述のスマートメーターID、今回取得された上述の登録位置情報などが含まれている。
さらに、この実施の形態では、移転判定部65は、当該OA機器13が移転されたと判定した場合、当該OA機器13が移転されたことを示すログを記憶装置66に記録するとともに、通信装置61および通信処理部62を使用して、当該OA機器13が移転されたことを示す通知を所定の宛先に送信する。
この通知は、例えば、電子メールで、所定の電子メールアドレスへ送信される。この通知には、通信処理部62に割り当てられているグローバルIPアドレス、上述のスマートメーターID、上述の登録位置情報などが含まれている。
また、この実施の形態では、移転判定部65は、記憶装置66にスマートメーターIDおよび登録位置情報が格納されている場合において、登録位置情報取得部64がデバイス管理サーバー41からの登録位置情報の取得に失敗したときに、当該OA機器13が移転されたと判定する。なお、移転判定部65は、記憶装置66にスマートメーターIDおよび登録位置情報が格納されていない場合において、登録位置情報取得部64がデバイス管理サーバー41からの登録位置情報の取得に失敗したときには、当該OA機器13が移転されたとは判定しない。
記憶装置66は、フラッシュメモリーなどの不揮発性の記憶装置である。
この実施の形態では、記憶装置66にスマートメーターIDおよび登録位置情報が格納されていない場合、今回取得されたスマートメーターIDおよび今回取得された登録位置情報が記憶装置66に格納される。
一方、この実施の形態では、記憶装置66にスマートメーターIDおよび登録位置情報が格納されている場合、(a)登録位置情報取得部64は、今回取得されたスマートメーターIDが記憶装置66に格納されているスマートメーターIDとは異なる場合、登録位置情報をデバイス管理サーバー41から取得し、(b)移転判定部65は、今回取得された登録位置情報が記憶装置66に格納されている登録位置情報とは異なる場合、当該OA機器13が移転されたと判定し、今回取得された登録位置情報が記憶装置66に格納されている登録位置情報と同一である場合には、当該OA機器13が移転されていないと判定する。
なお、記憶装置66にスマートメーターIDおよび登録位置情報が格納されている場合において、今回取得されたスマートメーターIDが記憶装置66に格納されているスマートメーターIDとは異なるが、今回取得された登録位置情報が記憶装置66に格納されている登録位置情報と同一であるときには、移転判定部65によって、記憶装置66に格納されているスマートメーターIDが、今回取得されたスマートメーターIDで更新される。
利用禁止部67は、移転判定部65により当該OA機器13が移転されたと判定された場合、記憶装置66への上述のログの記録が完了した後に、ユーザーによる当該OA機器13の利用を禁止する。例えば、利用禁止部67は、通信装置61および通信処理部62により受信される、印刷などの動作の要求を、当該OA機器13に拒否させたり、例えば当該OA機器13の起動後にログイン画面を表示させないようにして、操作パネル(図示せず)に対して印刷などの動作の要求を行えないように当該OA機器13を制御したりする。
さらに、この実施の形態では、利用禁止部67は、移転判定部65により当該OA機器13が移転されたと判定された場合、記憶装置66への上述のログの記録および上述の通知の送信の両方が完了した後に、ユーザーによる当該OA機器13の利用を禁止する。
次に、この実施の形態におけるOA機器13の動作について説明する。図3は、図2に示すOA機器13の起動時の動作について説明するフローチャートである。
OA機器13が起動すると、移転判定部65は、記憶装置66にスマートメーターIDおよび登録位置情報が格納されているか否かを判定する(ステップS1)。
記憶装置66にスマートメーターIDおよび登録位置情報が格納されていないと判定された場合、スマートメーターID取得部63は、通信装置61および通信制御部62を使用して、通信装置61が通信可能なスマートメーター11のスマートメーターIDを取得する(ステップS2)。
また、登録位置情報取得部64は、通信装置61および通信制御部62を使用して、デバイス管理サーバー41から公開鍵を取得し(ステップS3)、その公開鍵で、取得されたスマートメーターIDおよび当該OA機器13のデバイスIDを暗号化し、暗号化されたスマートメーターIDおよびデバイスIDを、通信装置61および通信制御部62を使用して、デバイス管理サーバー41へ送信する(ステップS4)。
そして、登録位置情報取得部64は、通信装置61および通信制御部62を使用して、デバイス管理サーバー41から、当該OA機器13の登録位置情報を受信する(ステップS5)。
このとき、デバイス管理サーバー41は、暗号化されたスマートメーターIDおよびデバイスIDを受信し、上述の公開鍵に対応する秘密鍵で、暗号化されたスマートメーターIDおよびデバイスIDを復号し、そのスマートメーターIDに対応する住所情報を登録位置情報として配電事業者側の通信サーバー24を介して顧客情報管理サーバー23から取得し、当該OA機器13へ送信する。
そして、移転判定部65は、ステップS2で取得されたスマートメーターIDおよびステップS5で受信された登録位置情報を記憶装置66に格納する(ステップS6)。
このように、記憶装置66にスマートメーターIDおよび登録位置情報が格納されていない場合には、スマートメーターIDおよび登録位置情報が記憶装置66に格納される。つまり、当該OA機器13が正当な設置場所に設置され最初に起動した際に、その設置場所のスマートメーター11のスマートメーターIDおよび登録位置情報が記憶装置66に格納される。
一方、記憶装置66にスマートメーターIDおよび登録位置情報が格納されていると判定された場合、スマートメーターID取得部63は、通信装置61および通信制御部62を使用して、通信装置61が通信可能なスマートメーター11のスマートメーターIDを取得する(ステップS11)。
移転判定部65は、今回取得されたスマートメーターIDが記憶装置66に格納されているスマートメーターIDとは異なるか否かを判定する(ステップS12)。
今回取得されたスマートメーターIDが記憶装置66に格納されているスマートメーターIDとは異なると判定された場合、登録位置情報取得部64は、上述の公開鍵で、今回取得されたスマートメーターIDおよび当該OA機器13のデバイスIDを暗号化し、暗号化されたスマートメーターIDおよびデバイスIDを、通信装置61および通信制御部62を使用して、デバイス管理サーバー41へ送信する(ステップS13)。そして、登録位置情報取得部64は、通信装置61および通信制御部62を使用して、デバイス管理サーバー41から、当該OA機器13の登録位置情報を受信する(ステップS14)。
そして、移転判定部65は、今回取得された登録位置情報が記憶装置66に格納されている登録位置情報とは異なるか否かを判定する(ステップS15)。
今回取得された登録位置情報が記憶装置66に格納されている登録位置情報とは異なると判定された場合、移転判定部65は、当該OA機器13が移転されたと判定し、上述のログの記録(ステップS16)および上述の通知の送信(ステップS17)を行う。
そして、利用禁止部67は、上述のログの記録および上述の通知の送信の完了後に、ユーザーによる当該OA機器13の利用を禁止する(ステップS18)。なお、所定時間内に上述の通知の送信が完了できない場合には、ログの記録後に、利用禁止部67は、ユーザーによる当該OA機器13の利用を禁止する。
一方、今回取得された登録位置情報が記憶装置66に格納されている登録位置情報と同一であると判定された場合、移転判定部65は、当該OA機器13は移転されていないと判定し、今回取得されたスマートメーターIDで、記憶装置66に格納されているスマートメーターIDを更新する(ステップS19)。
また、ステップS12において、今回取得されたスマートメーターIDが記憶装置66に格納されているスマートメーターIDと同一であると判定された場合、登録位置情報の取得(ステップS13,S14)、上述のログの記録(ステップS16)、上述の通知の送信(ステップS17)、利用禁止(ステップS18)、およびスマートメーターIDの更新(ステップS19)は、行われない。
以上のように、上記実施の形態によれば、スマートメーターID取得部63は、当該OA機器13の起動時に通信装置61を使用して、通信装置61が通信可能なスマートメーター11のスマートメーターIDを取得する。登録位置情報取得部64は、今回取得されたスマートメーターIDが前回取得されたスマートメーターIDとは異なる場合に、今回取得されたスマートメーターIDを有するスマートメーターについて配電事業者に登録されている設置場所を示す登録位置情報をデバイス管理サーバー41から取得する。移転判定部65は、今回取得された登録位置情報が前回取得された登録位置情報とは異なる場合に、当該OA機器13が移転されたと判定する。移転判定部65は、当該OA機器13が移転されたと判定した場合、当該OA1機器13が移転されたことを示すログを記憶装置66に記録する。そして、利用禁止部67は、移転判定部65によりOA機器13が移転されたと判定された場合、記憶装置66へのログの記録が完了した後に、ユーザーによるOA機器13の利用を禁止する。
これにより、OA機器13の不正な移転を検出することができる。例えば、サービス事業者がリース契約に基づいて設置したOA機器が不当に移転されたことを検出することができる。特に、上述のログの記録後に利用禁止が開始されるため、OA機器13の不正移転を行った者が、不正移転が検出されたことを気づく前に、ログの記録が行われる。そして、事後的に当該OA機器13を回収した際に、ログから不正移転の事実および移転先などを特定することができる。
なお、上述の各実施の形態は、本発明の好適な例であるが、本発明は、これらに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の変形、変更が可能である。
例えば、上記実施の形態では、OA機器13は、サービス事業者から登録位置情報を取得しているが、その代わりに、登録位置情報を配電事業者の通信サーバー24などから直接取得するようにしてもよい。
また、上記実施の形態において、利用禁止部67は、当該OA機器13が起動する際に毎回、上述のログが記憶装置66に記録されているか否かを判定し、上述のログが記憶装置66に記録されていると判定した場合には、継続的に、ユーザーによるOA機器13の利用を禁止する。また、OA機器13の起動時に、上述のログが記憶装置66に記録されていると判定した場合には、利用禁止部67は、この時点で通信処理部62に割り当てられているグローバルIPアドレス、上述のスマートメーターID、上述の登録位置情報などを収集し、収集した情報を含むログを記憶装置66に記録するようにしてもよい。このようにすることで、利用禁止が開始された後にOA機器13が不正移転された場合、その移転先の情報(上述のグローバルIPドレスなど)に基づいて、事後的に当該OA機器13を回収した際に、ログから移転経路を特定することができる。
本発明は、例えば、OA機器の不正移転の検出に適用可能である。
11 スマートメーター
13 OA機器(電子機器の一例)
41 デバイス管理サーバー(外部サーバーの一例)
61 通信装置
63 スマートメーターID取得部
64 登録位置情報取得部
65 移転判定部
66 記憶装置
67 利用禁止部
13 OA機器(電子機器の一例)
41 デバイス管理サーバー(外部サーバーの一例)
61 通信装置
63 スマートメーターID取得部
64 登録位置情報取得部
65 移転判定部
66 記憶装置
67 利用禁止部
Claims (8)
- 電子機器において、
不揮発性の記憶装置と、
スマートメーターと通信可能な通信装置と、
当該電子機器の起動時に前記通信装置を使用して、前記通信装置が通信可能なスマートメーターのスマートメーターIDを取得するスマートメーターID取得部と、
前記スマートメーターID取得部により今回取得された前記スマートメーターIDが前記スマートメーターID取得部により前回取得されたスマートメーターIDとは異なる場合に、今回取得された前記スマートメーターIDを有するスマートメーターについて配電事業者に登録されている設置場所を示す登録位置情報を外部サーバーから取得する登録位置情報取得部と、
前記登録位置情報取得部により今回取得された前記登録位置情報が前記登録位置情報取得部により前回取得された前記登録位置情報とは異なる場合に、当該電子機器が移転されたと判定し、前記登録位置情報取得部により今回取得された前記登録位置情報が前記登録位置情報取得部により前回取得された前記登録位置情報と同一である場合には、当該電子機器が移転されていないと判定し、当該電子機器が移転されたと判定した場合、当該電子機器が移転されたことを示すログを前記記憶装置に記録する移転判定部と、
前記移転判定部により当該電子機器が移転されたと判定された場合、前記記憶装置への前記ログの記録が完了した後に、ユーザーによる当該電子機器の利用を禁止する利用禁止部と、
を備えることを特徴とする電子機器。 - 前記移転判定部は、当該電子機器が移転されたと判定した場合、当該電子機器が移転されたことを示すログを前記記憶装置に記録するとともに、当該電子機器が移転されたことを示す通知を所定の宛先に送信し、
前記利用禁止部は、前記移転判定部により当該電子機器が移転されたと判定された場合、前記記憶装置への前記ログの記録および前記通知の送信の両方が完了した後に、ユーザーによる当該電子機器の利用を禁止すること、
を特徴とする請求項1記載の電子機器。 - 前記ログは、現時点で当該電子機器に割り当てられているグローバルIPアドレス、今回取得された前記スマートメーターID、および今回取得された前記登録位置情報の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1または請求項2記載の電子機器。
- 前記利用禁止部は、当該電子機器が起動する際に、前記ログが前記記憶装置に記録されているか否かを判定し、前記ログが前記記憶装置に記録されていると判定した場合には、継続的に、ユーザーによる当該電子機器の利用を禁止し、さらに、現時点で当該電子機器に割り当てられているグローバルIPアドレス、今回取得された前記スマートメーターID、および今回取得された前記登録位置情報の少なくとも1つを含むログを前記記憶装置に記録することを特徴とする請求項3記載の電子機器。
- 前記記憶装置に前記スマートメーターIDおよび前記登録位置情報が格納されていない場合、今回取得された前記スマートメーターIDおよび今回取得された前記登録位置情報が前記記憶装置に格納され、
前記記憶装置に前記スマートメーターIDおよび前記登録位置情報が格納されている場合、前記登録位置情報取得部は、今回取得された前記スマートメーターIDが前記記憶装置に格納されている前記スマートメーターIDとは異なる場合に、前記登録位置情報を前記外部サーバーから取得し、前記移転判定部は、今回取得された前記登録位置情報が前記記憶装置に格納されている前記登録位置情報とは異なる場合に、当該電子機器が移転されたと判定し、今回取得された前記登録位置情報が前記記憶装置に格納されている前記登録位置情報と同一である場合には、当該電子機器が移転されていないと判定すること、
を特徴とする請求項1記載の電子機器。 - 前記記憶装置に前記スマートメーターIDおよび前記登録位置情報が格納されている場合、今回取得された前記スマートメーターIDが前記記憶装置に格納されている前記スマートメーターIDとは異なるが、今回取得された前記登録位置情報が前記記憶装置に格納されている前記登録位置情報と同一であるときには、前記記憶装置に格納されている前記スマートメーターIDが、今回取得された前記スマートメーターIDで更新されることを特徴とする請求項5記載の電子機器。
- 前記移転判定部は、前記記憶装置に前記スマートメーターIDおよび前記登録位置情報が格納されている場合において、前記登録位置情報取得部が、前記外部サーバーからの前記登録位置情報の取得に失敗したときには、当該電子機器が移転されたと判定することを特徴とする請求項1から請求項6のうちのいずれか1項記載の電子機器。
- 請求項1から請求項7のうちのいずれか1項記載の電子機器と、
前記スマートメーターと、
前記外部サーバーとを備え、
前記スマートメーターは、前記電子機器が配置されているユーザー建屋に配置されており、
前記外部サーバーは、前記スマートメーターが需要場所に設置された契約者の顧客情報として少なくともスマートメーターIDおよび前記需要場所の住所情報を関連付けてデータベースで管理していること、
を特徴とするデバイス管理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014259437A JP2016117255A (ja) | 2014-12-22 | 2014-12-22 | 電子機器およびデバイス管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014259437A JP2016117255A (ja) | 2014-12-22 | 2014-12-22 | 電子機器およびデバイス管理システム |
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---|---|
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ID=56243554
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
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JP (1) | JP2016117255A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018106649A (ja) * | 2016-12-28 | 2018-07-05 | 東京電力ホールディングス株式会社 | 認証システム及び認証方法 |
-
2014
- 2014-12-22 JP JP2014259437A patent/JP2016117255A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2018106649A (ja) * | 2016-12-28 | 2018-07-05 | 東京電力ホールディングス株式会社 | 認証システム及び認証方法 |
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