JP2016116747A - 血管穿刺用補助装置、及びこれを用いた血管穿刺装置 - Google Patents
血管穿刺用補助装置、及びこれを用いた血管穿刺装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016116747A JP2016116747A JP2014258875A JP2014258875A JP2016116747A JP 2016116747 A JP2016116747 A JP 2016116747A JP 2014258875 A JP2014258875 A JP 2014258875A JP 2014258875 A JP2014258875 A JP 2014258875A JP 2016116747 A JP2016116747 A JP 2016116747A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blood vessel
- puncture
- image
- image forming
- ultrasonic probe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- External Artificial Organs (AREA)
- Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
Abstract
Description
例えば、PCPSは、ポンプと人工肺を用いた閉鎖回路の人工心肺装置(体外循環装置)により心肺補助を行うものであり、大腿静脈に挿入された静脈側カニューレ、及び大腿動脈に挿入された動脈側カニューレを介して、人工心肺装置と身体とをつなぐようになっている(例えば、特許文献1参照)。
これらカニューレと呼ばれる管は経皮的に挿入されるため、X線透視下で、先ず留置針を患者の大腿動静脈に穿刺するのが好ましく、そして、この穿刺した留置針を利用しながらカニューレを大腿動静脈に挿入するようにしている。このような手技を有するPCPS等については、留置針をいかに正確かつ迅速に血管に挿入できるかが成功の鍵となっている。
そこで、昨今、超音波エコー装置を用いて血管に穿刺をする手法の実現が望まれている。即ち、留置針などを穿刺する血管周辺に超音波プローブを押し当てて、超音波を送受信して血管周辺の断層画像を見ながら、血管に穿刺する手法の実現である。
しかし、超音波エコー装置についてはX線装置に比べて画像解像度が低いなど、血管穿刺の手技の難易度を相当に下げるには未だ問題があり、スタンダードになっていないのが現状である。
そして、超音波プローブは、被術者の身体に対して位置決め可能とされている。従って、超音波プローブを身体に固定して、安定した画像を得ることができる。また、一人で手技を行う場合は、両手を自由に使えることで、手技の確実性を増すことができる。また、二人以上で手技を行う場合であっても、プローブを扱う者と穿刺をする者との難しいコミュニケーションを図る必要がなく、手技が容易になる。
さらに、画像形成手段は、穿刺する深さ方向と略直交する方向の血管周辺領域の断面画像である横断面画像(即ち、血管の横断面の画像、及びその血管周辺の当該横断面で切断した画像)を、身体に少なくとも隣接させて穿刺方向を案内するように表示する。
そうすると、血管周辺領域の断面画像が身体に少なくとも隣接して表示されるため、穿刺する際、手技者は手元に近い画像を視認しながら、手元に集中して穿刺をすることができ、手技の難易度を下げることができる。しかも、穿刺する深さ方向と略直交する方向の血管周辺領域の断面画像である横断面画像が穿刺方向を案内するように表示されるため、手技者は、この横断面画像が案内する穿刺方向に従って穿刺をすれば、穿刺手段を血管に正確・迅速に穿刺できる。
このため、体外循環装置用の留置針を血管に穿刺する際、血流と留置針の穿刺方向の双方を把握できる。従って、被術者の静脈側に血流の方向に沿って穿刺される脱血側の留置針と、動脈側に血流と反対方向に沿って穿刺される送血側の留置針とを間違えることなく、適切に動脈と静脈に留置針を穿刺できる。また、留置針の穿刺方向が分かるため、徐々に身体に穿刺していく様子が分かり易く、手技がより容易になる。
尚、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。また、以下の図において、同一の符号を付した箇所は同様の構成である。
図1は、体外循環装置1、及びこれに利用される本発明の第1実施形態に係る血管穿刺装置20の主な構成を示す概略図である。
図1に示す体外循環装置1は、患者Pの血液の体外循環を行う装置であり、この「体外循環」には「体外循環動作」と「補助循環動作」が含まれる。
「体外循環動作」は、体外循環装置1の適用対象である患者(被術者)Pの心臓に血液が循環しないため患者Pの体内でガス交換ができない場合に、この体外循環装置1により、血液の循環動作と、この血液に対するガス交換動作(酸素付加及び/又は二酸化炭素除去)を行うことである。
また、「補助循環動作」とは、体外循環装置1の適用対象である患者(被術者)Pの心臓に血液が循環し、患者Pの肺でガス交換を行える場合で、体外循環装置1によっても血液の循環動作の補助を行うことである。装置によっては血液に対するガス交換動作を行う機能を持つものもある。
具体的に、PCPSは、静脈(大腿静脈)に挿入された静脈側カニューレ(脱血側カニューレ)5で体外に静脈血を引き出して、人工肺(好ましくは中空糸膜型人工肺)2でガス交換を行い、酸素加された血液を、動脈(大腿動脈)に挿入された動脈側カニューレ(送血側カニューレ)6で患者Pに戻す構成となっている。この回路における血液の循環動作は、人工肺2より上流側にあるポンプ(好ましくは遠心ポンプ)3で行われ、脱血チューブ11内の血液はV方向に流れ、送血チューブ12内の血液はW方向に流れる。なお、PCPSの全体的な制御はコントローラ10で行われる。
血管穿刺装置20は血管穿刺セットとも言え、血管穿刺用補助装置30と留置針21,22(本発明の穿刺手段の一例)とを備えている。
留置針21,22は、脱血及び送血側カニューレ5,6を血管内に挿入するための導入針である。即ち、留置針21,22を穿刺して血管内に挿入させ、その外套管23,24を残して内針25を抜き取り、次いで、不図示のガイドワイヤーを外套管23,24の中に通した後に外套管23,24を抜き取り、次いで、ガイドワイヤーに沿って脱血及び送血側カニューレ5,6を血管内に挿入するようになっている。図の留置針21は脱血側カニューレ5を挿入するための脱血側留置針21であり、留置針22は送血側カニューレ6を挿入するための送血側留置針22である。
脱血側留置針21は、その外套管23の基端側(把持部26側)に2つのマーカーMが連接(又は連続)して配置されている。また、この2つのマーカーMと所定間隔を開けて、先端側に1つのマーカーMが配置されている。
一方、送血側留置針22は、外套管24の基端側(把持部27側)に4つのマーカーMが連接等して配置されている。また、この4つのマーカーMと所定間隔を開けて、先端側に1つのマーカーMが配置されている。
これらのマーカーMは、好ましくはレーザーにより、外套管23,24の表面の極浅い部分にマーキングでき、生体への適合性が損なわれることがない。
そして、マーカーMは、穿刺方向も直ちに把握できる標識部ともなる。即ち、図の場合、脱血側留置針21では、連接している2つマーカーMから所定間隔を設けて配置される1つのマーカーMに向かう方向が穿刺方向となる。また、送血側留置針22では、連接している4つのマーカーMから所定間隔を設けて配置される1つのマーカーMに向かう方向が穿刺方向となる。
図2は血管穿刺用補助装置30を患者Pの大腿部に装着した図であり、図2(A)はその正面図、図2(B)はその側面図である。図3は図2の血管穿刺用補助装置30の部分正背面図であり、図3(A)はその部分正面図、図3(B)はその部分背面図である。図4は図2の血管穿刺用補助装置30の画像形成手段31に画像を表示した使用状態図である。なお、図3では図2(B)に示すベルト32を省略して図示している。
本実施形態の超音波プローブ31は三次元(3D)画像用のプローブであり、超音波を送受信する複数の圧電振動子(不図示)を図3(B)に示すようにn1〜nX個だけライン状に配列し、この複数の圧電振動子を図3(A)の幅方向W1に走査するようにしている。なお、本発明の三次元画像用プローブはこれに限られず、圧電振動子を図3の幅方向W1に配列して、高さ方向H1に走査させてもよい。或いは、圧電振動子をマトリックス状に配列した公知の2Dアレイプローブであっても構わない。
圧電振動子から送信した超音波は、図2(B)に示す穿刺しようとする血管周辺領域BBで反射し(血管壁では比較的強く反射される)、その反射波を受信して電気信号に変換したデータに基づいて、血管周辺領域BBに関する所定の画像が画像形成手段40に表示される。なお、超音波プローブ31は、リニア走査型やコンベックス走査型のいずれを用いることもできるが、本実施形態では、直線的に超音波を送信して接地表面付近を大きく視認でき、かつ、身体との接触面が略平坦なリニア型プローブが用いられている。
本実施形態の場合、画像形成手段40は、密着部31aの上に配置された第1の画像形成手段41と、さらに、超音波プローブ31からはみ出た(密着部31aの上に載置されていない)第2の画像形成手段42とを有している。
第1の画像形成手段41には、図2及び図4に示すように、留置針が穿刺する深さ方向(図のZ方向)と略直交する方向の血管周辺領域BBの断面画像である横断面画像が表示され、この横断面画像は穿刺方向(図4の血管が延びる方向DR)を案内するように表示される。例えば、仰向けに寝た患者Pの大腿動静脈BVに留置針21,22を挿入しようとする図4の状態では、第1の画像形成手段41には大腿動静脈BVが存在する領域の略水平断面(図の略XY面で切断した断面)が表示され、この表示された大腿動静脈BVの画像が実際の大腿動静脈BVの位置及び方向に沿って表示される。これにより手技者は、第1の画像形成手段41の縁41aに近接すると共に、第1の画像形成手段41に映しだされた大腿動静脈BVの位置に対応した位置PRから穿刺して、表示された大腿動静脈BVが向かう方向DRに向けて留置針21,22を押し進めて、大腿動静脈BVに留置針21,22を正確かつ迅速に穿刺及び挿入させることができる。
なお、図の第1の画像形成手段41と第2の画像形成手段42とは、物理的に分離して形成されているが、本発明はこれに限られず、物理的に分離せずに同じ表示画面の中で画面を分割するようにして構成してもよい。
この点、切り欠き部50は、その変形例である図5に示すように、超音波プローブ31の上に配置された第1の画像形成手段41側の幅W2に比べて端部45a側の幅W3が広いのが好ましく、これにより穿刺をする際、手が筐体45や第2の画像形成手段42に当たることを有効に防止できる。さらに切り欠き部50は、第1の画像形成手段41から端部45aに向うに従って幅が大きくなるのがより好ましく、これにより、血管の穿刺方向DRと切り欠き部50の延びる方向Yとが合っていなくても、留置針を押し進め易くなる。
また、第1の画像形成手段41は、本実施形態のように大腿部に装着される場合、高さ寸法H3に比べて、幅方向の寸法W1が大きいのが好ましく、これにより、図4に示すように、大腿動静脈BVの横方向(図4のX方向)の位置が分かり易くなる。
また、血管周辺領域の縦断層画像を表示する第2の画像形成手段42は、切り欠き部50に隣接して配置され、そして、該縦断層画像の血管BVは、長孔状の切り欠き部50の長手方向Yとは異なる方向に沿って、好ましくは、長手方向Yと略直交する方向Xに沿って表示可能としている。これにより、切り欠き部50の長手方向Yに沿って穿刺を進めていく手技者は、第2の画像形成手段42を見た場合であっても、穿刺すべき方向DRを混乱して間違えないようにしている。
図7の血管穿刺用補助装置30は、超音波プローブ31と、処理された画像データに基づいて血管周辺領域の画像を表示する画像形成手段40とを有している。
超音波プローブ31のハウジング37には、公知の送受信部50・コントローラ56・信号処理部51・画像生成部52が格納されている。
送受信部50は、超音波プローブ31に駆動信号を供給して超音波を発生させる送信部と、超音波プローブ31からの信号を受信する受信部とを備えている。なお、送受信部50の送信部は、走査を行うための遅延回路を有する。送受信部50の受信部は、超音波プローブ31から出力される信号を増幅するプリアンプ回路、増幅された信号をA/D変換するA/D変換回路、その他、受信遅延や加算回路などを有している。
信号処理部51は、送受信部50の受信部から入力された反射波データを信号処理するため回路であり、本実施形態の場合、信号強度を輝度で表現するBモードデータを生成するためのBモード処理部53と、カラードプラで必要なFTF解析を行い、ドプラ信号を処理するドプラ処理部54を有している。
なお、第1実施形態の超音波プローブ31は直線的に超音波を送信するリニア型プローブであるため、図3に示すように、横断面画像を表示する第1の画像形成手段41の概ねの部分は、超音波プローブ31の領域ARの上に配置されているが、本発明はこのような態様に限られない。例えば、超音波プローブ31に円弧状に揺動するコンベックス型プローブを用いた場合、圧電振動子を図3の幅方向W1に並べて高さ方向H1に揺動させれば、第1の画像形成手段41を超音波プローブ31の上からはみ出した部分を有するように接続してもよい。或いは、各種の超音波プローブ31において、超音波の送信角度によっては、第1の画像形成手段41が超音波プローブ31の上に全く配置されていなくてもよい。
図8〜図10は本発明の第1実施形態の第1変形例に係る血管穿刺用補助装置60であり、図8はその超音波プローブ31と画像形成手段40とを分離した状態の斜視図、図9は図8の超音波プローブ31と画像形成手段40とを接続して、図8のA−A線の位置で切断した場合の概略断面図、図10(A)はその画像形成手段40に血管を表示した図、図10(B)は図10(A)の画像形成手段40を視認した後に、画像形成手段40を移動させた図である。なお、これらの図では図2で示したベルトは省略して図示している。また、図9では内部機構を省略して図示している。
これらの図において、図1ないし図7の血管穿刺用補助装置30と同一の符号を付した箇所は同様の構成であるから、重複する説明は省略し、以下、相違点を中心に説明する。
本第1変形例に係る血管穿刺用補助装置60が上述した実施形態と異なるのは、超音波プローブ31と画像形成手段40との接続構造についてである。
具体的には、段部31cを有する階段状の超音波プローブ31側については、身体に密着する密着部31aの上に、上側に突出したコネクタ62が設けられている。これに対して、画像形成手段40側については、第1の画像形成手段41の裏側の筐体45の部分に、凹部64が形成され、この凹部64の中に図示しない端子が配設されている。そして、コネクタ62と凹部64とが嵌合して、超音波プローブ31と筐体45が機械的に接続され、また、コネクタ62の中のピン(不図示)と凹部64の中の端子(不図示)が接触して電気的に接続され、図7の画像生成部52と表示制御部55とが接続される。従って、穿刺をする際に出血した血液が付着し易い画像形成手段40の方だけを取り換えることができる。
図11及び図12は本発明の第1実施形態の第2変形例に係る血管穿刺用補助装置70であり、図11はその正面図、図12は図11の内部機構を省略したB−B断面図である。なお、これらの図では図2で示したベルトは省略して図示している。
これらの図において、図1ないし図10の血管穿刺用補助装置30,60と同一の符号を付した箇所は同様の構成であるから、重複する説明は省略し、以下、相違点を中心に説明する。
本第2変形例に係る血管穿刺用補助装置70が上述した実施形態及びその変形例に係る血管穿刺用補助装置30,60と異なるのは、主に筐体45の構造である。
これにより、切り欠き部50は、第1の画像形成手段41に表示された血管BVの位置に合わせるように移動することができ、また、その移動の際、第1の画像形成手段41に表示された血管BVを画像的に移動させる必要もない。
図13〜図15は本発明の第2実施形態に係る血管穿刺用補助装置80であり、図13は血管穿刺用補助装置80を患者(被術者)Pに装着して、シート部材82に画像を投射している図、図14はそのシート部材82に画像を表示した使用状態図、図15は血管穿刺用補助装置80の概略ブロック図である。なお、図13では投影装置83を支持するための脚部が省略して図示してある。
これらの図において、図1ないし図12の血管穿刺用補助装置30,60,70と同一の符号を付した箇所は同様の構成であるから、重複する説明は省略し、以下、相違点を中心に説明する。
すなわち、画像形成手段は、身体に隣接又は密着しているシート部材82に画像を直接投影する投影装置83からなる。
具体的には、図13及び図14に示すように、超音波プローブ31は縦断面形状が階段上ではなく、略矩形のパネル状になっている。そして、この超音波プローブ31の上面の略全面にシート部材82などが剥離自在な接着剤で貼付され、超音波プローブ31とシート部材82とは着脱自在になっている。
シート部材82は、薄いシート状の部材であり、投影装置83の画像が鮮明に投影される素材が好ましい。
投影装置83としては、所謂プロジェクターを利用でき、この際、シート部材82をカメラ(不図示)で撮像して3次元立体物データとして取り入れ、この3次元立体物データの形状に合うように血管の画像データを補正処理するプロジェクションマッピングを行ってもよい。これにより、シート部材82に可撓性を有する素材を用いて、患者の体形に密着させても、血管の形状を正確に投影することができる。また、このプロジェクションマッピングについては、複数のプロジェクターを用いて立体的表示を行うこともできる。なお、本実施形態の場合、図15に示すように、表示制御部55は超音波プローブ31のハウジング37に収容されており、表示制御部55と投影装置83とはインターフェースを介して(好ましくは、無線通信で)電気的に接続される。また、操作部46も超音波プローブ31側に配設されている。
例えば、上記実施形態では、超音波プローブ31は、電源部や集積回路が搭載された基板などの部品と同じハウジング37内に配設されて、これら部品と一体とされているが、本発明はこれに限られず、超音波プローブ31とその他の部品とを分離しても構わない。
また、上記実施形態では、画像形成手段40は超音波プローブ31からはみ出した余剰領域(上記実施形態では第2の画像形成手段42など)を有しているが、本発明では、画像形成手段40は超音波プローブ31の上だけに配置されていてもよい。
また、超音波プローブ31の上に配置された画像形成手段(上記実施形態では第1の画像形成手段41)には、横断面画像(穿刺する深さ方向と直交する方向の血管周辺領域の断面画像)が表示可能であれば、その他の画像が表示される構成でも構わず、例えば、横断面画像と縦断層画像(穿刺する深さ方向の血管周辺領域の断層画像)とを操作者の任意に切り替えられるようにしてもよい。
また、本第2実施形態では、画像形成手段である投影装置83によって画像を投影する媒体として、シート部材82を挙げたが、本実施形態はこれに限定されず、投影装置83により投影の可能なものあればよく、例えば、公知のプロジェクションマッピングの処理を行って、シート部材82を設けずに、直接、被術者の脚などに画像を投影しても良い。
Claims (8)
- 穿刺手段で穿刺しようとする被術者の血管周辺領域との間で超音波を送受信する超音波プローブと、前記超音波プローブの前記送受信に基づいた前記血管周辺領域に関する画像を表示する画像形成手段と、を備えた血管穿刺用補助装置であって、
前記超音波プローブは、前記被術者の身体に対して位置決め可能とされており、
前記画像形成手段は、前記穿刺する深さ方向と略直交する方向の前記血管周辺領域の断面画像である横断面画像を、前記身体に少なくとも隣接させて前記穿刺方向を案内するように表示する
ことを特徴とする血管穿刺用補助装置。 - 前記画像形成手段は、前記横断面画像が表示された領域以外の領域である余剰領域を有するディスプレイであることを特徴とする請求項1に記載の血管穿刺用補助装置。
- 前記余剰領域は、前記超音波プローブの上に配置されておらず、かつ、前記横断面画像の血管の位置および血管が延びる方向に略対応して、長孔状の切り欠き部が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の血管穿刺用補助装置。
- 前記切り欠き部は、前記横断面画像の血管の位置に合わせるように移動可能であることを特徴とする請求項3に記載の血管穿刺用補助装置。
- 前記超音波プローブと前記画像形成手段とは着脱自在であることを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の血管穿刺用補助装置。
- 前記画像形成手段は、前記穿刺手段に穿刺される生体適合性を有するシート部材に前記横断面画像を投影する投影装置からなる
ことを特徴とする請求項1に記載の血管穿刺用補助装置。 - 前記超音波プローブと前記シート部材とは着脱自在であることを特徴とする請求項6に記載の血管穿刺用補助装置。
- 前記請求項1乃至7のいずれかの血管穿刺用補助装置と、
体外循環装置のカニューレを挿入するための前記穿刺手段としての留置針と、
を有し、
前記画像形成手段は、カラードプラにより血流の方向情報を表示するようになっており、
前記留置針は、前記穿刺方向を示す標識部を有する
ことを特徴とする体外循環装置用の血管穿刺装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014258875A JP6433286B2 (ja) | 2014-12-22 | 2014-12-22 | 血管穿刺用補助装置、及びこれを用いた血管穿刺装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014258875A JP6433286B2 (ja) | 2014-12-22 | 2014-12-22 | 血管穿刺用補助装置、及びこれを用いた血管穿刺装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016116747A true JP2016116747A (ja) | 2016-06-30 |
JP6433286B2 JP6433286B2 (ja) | 2018-12-05 |
Family
ID=56242635
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014258875A Active JP6433286B2 (ja) | 2014-12-22 | 2014-12-22 | 血管穿刺用補助装置、及びこれを用いた血管穿刺装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6433286B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022153728A1 (ja) * | 2021-01-18 | 2022-07-21 | テルモ株式会社 | 断面画像取得装置 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002511781A (ja) * | 1997-04-24 | 2002-04-16 | ウィルク パテント ディベロプメント コーポレイション | 医療映像化装置と方法 |
JP2003507114A (ja) * | 1999-08-20 | 2003-02-25 | ノヴァソニックス インコーポレイテッド | 小型超音波装置および方法 |
JP2008264426A (ja) * | 2007-04-25 | 2008-11-06 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 超音波診断装置 |
WO2014073649A1 (ja) * | 2012-11-09 | 2014-05-15 | 株式会社東芝 | 穿刺支援装置 |
-
2014
- 2014-12-22 JP JP2014258875A patent/JP6433286B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002511781A (ja) * | 1997-04-24 | 2002-04-16 | ウィルク パテント ディベロプメント コーポレイション | 医療映像化装置と方法 |
JP2003507114A (ja) * | 1999-08-20 | 2003-02-25 | ノヴァソニックス インコーポレイテッド | 小型超音波装置および方法 |
JP2008264426A (ja) * | 2007-04-25 | 2008-11-06 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 超音波診断装置 |
WO2014073649A1 (ja) * | 2012-11-09 | 2014-05-15 | 株式会社東芝 | 穿刺支援装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022153728A1 (ja) * | 2021-01-18 | 2022-07-21 | テルモ株式会社 | 断面画像取得装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6433286B2 (ja) | 2018-12-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN108814691B (zh) | 针的超声引导辅助装置及系统 | |
US10792011B2 (en) | Systems and methods for hand-free continuous ultrasonic monitoring | |
JP5531239B2 (ja) | 穿刺支援システム | |
JP4772540B2 (ja) | 超音波診断装置 | |
US20140114194A1 (en) | Ultrasound diagnosis apparatus and ultrasound probe controlling method | |
US9610094B2 (en) | Method and apparatus for ultrasonic diagnosis | |
WO2014077396A1 (ja) | 超音波診断装置及び画像処理方法 | |
WO2023123877A1 (zh) | 实测定位手术导航系统及定位手术导航方法 | |
KR20220050146A (ko) | 휴대용 초음파 가이드 캐뉼러 삽입을 위한 시스템 및 방법 | |
US20160095581A1 (en) | Ultrasonic diagnosis apparatus | |
CN107427286B (zh) | 超声波图像显示装置及方法、以及存储有程序的存储介质 | |
US20190150894A1 (en) | Control device, control method, control system, and non-transitory storage medium | |
US20170150942A1 (en) | Ultrasonic diagnostic apparatus | |
US20210401398A1 (en) | Method and apparatus for visualizing a medical instrument under ultrasound guidance | |
JP6714927B2 (ja) | 超音波画像表示装置及び方法、並びにプログラムを格納した記録媒体 | |
JP6433286B2 (ja) | 血管穿刺用補助装置、及びこれを用いた血管穿刺装置 | |
JP5121384B2 (ja) | 超音波診断装置 | |
US20240050060A1 (en) | Ultrasonic diagnostic apparatus | |
JP5329857B2 (ja) | 超音波診断装置 | |
JP2023016128A (ja) | 血管穿刺支援装置 | |
JP5159086B2 (ja) | 超音波診断装置及びカテーテルナビゲーションシステム | |
JP2021074295A (ja) | 穿刺支援装置 | |
JP2023156099A (ja) | 超音波診断装置 | |
US20230263575A1 (en) | Ultrasonic diagnostic apparatus, ultrasonic probe, and attachment for ultrasonic probe | |
JP5454885B2 (ja) | 超音波プローブ用穿刺アダプタ及び超音波診断装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20171108 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180627 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180629 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20180824 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180913 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20181017 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20181106 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6433286 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |