JP2016116621A - Gpsユニットを具えたシューズ並びにその製造方法 - Google Patents

Gpsユニットを具えたシューズ並びにその製造方法 Download PDF

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光秀 宮城
光秀 宮城
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株式会社サンダーグ
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Abstract

【課題】 靴底にGPSユニットの収容部を形成する場合に、アッパーにおける甲皮と組み合わさた中底に、確実に開口部を形成することができる手法を案出することを技術課題とした。
【解決手段】 靴底2の踵部20に、GPSユニット5の収容部21を上方が解放された状態で形成し、更に靴底2上に設けられる中底32には、前記収容部21に対応する位置にGPSユニット5の取出口35を開口させて成り、且つこの取出口35は、甲皮31と中底32とが組み合わされた後に、打ち抜き形成されたものであることを特徴として成る。
【選択図】図1

Description

本発明は使用者の所在を確認することができるGPSユニットを具えたシューズ並びにその製造方法に関するものである。

近時、高齢化社会が進むにつれ、いわゆる認知機能が低下した高齢者も増加している。このような高齢者にあっては、身体機能や下肢機能が衰えていない場合、本人が身元や所在地を認識できていないいわゆる徘徊状態、更には行方不明状態となることも多く、社会問題化している。
このため、シューズ等の履物にGPS(GLOBAL POSITIONING SYSTEM)ユニットを取り付け、使用者の所在地が容易に確認できるようなものが提案されている(例えば特許文献1参照)。

ところでこのようなGPSユニットは、作動電源として繰り返し充放電が可能なバッテリを内蔵することが望ましいが、この場合バッテリ残量が低下した都度充電する必要があり、実用化にあたってはその充電態様をも考慮する必要がある。
例えば靴底近くに充電器との接続端子を設けて充電器による通電を行うものや、無接点充電を行うものも提案されているが、特に我が国では玄関から室内に上がる場合靴を脱ぐ習慣があり、また一般的に玄関付近にはコンセントが設置されていないことも多く、実用的なものではなかった。
このようなことから最も現実的な充電手法は、GPSユニットをシューズから取り外して、これを居室等で充電することであるが、このためにはGPSユニットを収納するための構造を工夫する必要が生ずる。

このような工夫の一環として、最も一般的に着想でき、且つ既存のシューズ構造への適用ができる手法は、図7に示すように取り外し自在の中敷7′に対し、GPSユニット5′を納める手法である。
しかしながら現状で提供されているGPSユニット5′は厚さが15mm程度であり、これを中敷7′の踵部に収納するとなると、中敷7′の実質的厚さは20mm以上となり、これを一般的なシューズ1′に適用した場合には、使用者の足の踵が高い位置となって著しく使用感を損ねてしまう。
もちろん市販のGPSユニット5′の小型化、薄型化が進んだ場合には、中敷7′への適用は実現し得るであろうが、現状では妥当な工夫であるとは言えない。

このようなことを考慮すると、現実的には靴底、特に踵部の高さに着目して、この部位にGPSユニットを埋設状態で収納することが妥当なものであり、前記特許文献1においてもそのような構成が開示されている。
しかしながらこのような先行技術にあっては、充電のためのGPSユニットの取り外しまでの考慮は開示されていない。
もちろん踵部分にGPSユニットを収納し、且つこれを取り外すにあたっては、その周囲に取出口(開口部)を設けることは必然であり、しかもGPSユニットの確実な保護を考慮すれば、その上方すなわち靴の内側となる中底に取出口を設けることが自然である。

ところでこのような着想に従い、現実に靴底及び中底に開口部が設けられたシューズを製造するとなると、特に中底に開口部を形成することに関して、従来の製造手法では大きな問題点があり、その改良が必要とされる。
すなわち一般的にシューズ製造の現場では、成形の基本となる木型が極めて重要な役割を占めるものであり、具体的にはまず木型を案内部材として、その表面形状に合わせるように甲皮を成形するとともに、底部側に配置された中底の周縁に甲皮の下方周縁を吊り込みという作業で接着固定させてアッパーを構成している。
この後、木型を納めたままのアッパーの中底に、別体形成されている靴底を貼り合わせるものであり、この際、木型と適宜の押圧部材との間で靴底とアッパーとを加圧し、その接着を強固にするとともに、その間、一定時間加熱雰囲気内に置き、甲皮部分の成形を併せ行っている。つまり、従来シューズ製造の現場で木型が最重要視されている理由は、一度セットされた後は、アッパーの形成からシューズ完了に至るまでこれを外さないことがシューズ製造で最も好ましいとされていたからである。

ところでこのような従来の手法を念頭に、靴底踵部にGPSユニットの収容部を形成する場合、靴底については、その成型加工時に収容部を凹陥成形すればよいが、それに対応する取出口を中底に形成することは、想像以上に容易ではない。
すなわち単純に考えれば、予め対応する開口部を取出口として中底に開けておけば対応できるものと予想されるが、実際の作業では中底に対して、甲皮を吊り込み作業により接着させるため、このような開口が踵近くにあったのでは、その周囲の中底周縁の材料は細くなってしまい、必要な強度が得られず、甲皮を組み合わせることが困難あるいは不可能となってしまうのである。仮に技術レベルの高い作業者によってはできたとしても、甲皮の下方周縁が取出口内に進入してしまうことは回避できないため、いずれにせよこの部位を除去する作業が必要となってしまう。

結果的に、アッパーと靴底とを組み合わせてシューズが形成された状態で、初めて木型を外し、後から取出口を形成することが求められるが、抜き型で裁断を試みたとしても、抜型刃の受けとなる部位は、靴底に形成された収容部の空間となっていて、現実には受け部が無い状態での抜型刃による裁断は不可能となってしまう。

特開2001−321202公報

本発明はこのような背景を考慮してなされたものであって、靴底にGPSユニットの収容部を形成する場合に、アッパーにおける甲皮と組み合わさた中底に、確実に開口部を形成することができる手法を案出することを技術課題としたものである。

すなわち請求項1記載のGPSユニットを具えたシューズは、靴底の踵部に、GPSユニットの収容部を上方が解放された状態で形成し、更に靴底上に設けられる中底には、前記収容部に対応する位置にGPSユニットの取出口を開口させて成り、且つこの取出口は、甲皮と中底とが組み合わされた後に、打ち抜き形成されたものであることを特徴として成るものである。

また請求項2記載のGPSユニットを具えたシューズの製造方法は、靴底の踵部に、GPSユニットの収容部が、上方が解放された状態で形成された靴を製造するにあたり、前記収容部は、靴底成形時にモールド成形により構成し、一方、中底に開口形成される取出口は、甲皮を木型を用いて成形しながら、甲皮周縁を中底に吊り込むことによりアッパーを形成した後、木型を外した状態で、所定の位置で中底を裁断することにより形成し、その後、再度アッパーに木型を装着した状態で、アッパーと靴底とを一体化することを特徴として成るものである。
そしてこれら各請求項記載の発明の構成を手段として前記課題の解決が図られる。

本発明によれば、靴底にGPSユニットの収容部を形成する場合に、アッパーにおける甲皮と組み合わされた中底に、確実に開口部を形成することができる。
このため、シューズの生産性を低下させてしまうことなく、GPSユニットを収容できるシューズを低コストで提供することが可能となる。

本発明のシューズの使用状況を示す概念図である。 本発明のシューズを示す分解斜視図である。 本発明のシューズの製造方法を段階的に示す工程図である。 本発明のシューズの製造方法を段階的に示す工程図である。 本発明のシューズを示す横断面図である。 GPSユニットおよび充電器を示す斜視図である。 既存の中敷に対しGPSユニットを収納する構成を示す縦断側面図である。

以下、本発明を実施するための形態について図示の実施例に基づいて説明するものであり、本発明のGPSユニットを具えたシューズの製造方法について説明しながら、この方法を実施することによって製造される本発明のGPSユニットを具えたシューズについて説明する。
なお、以下の実施例に対して本発明の技術的思想の範囲内において適宜変更を加えることも可能である。

図中、符号1で示すものが本発明のGPSユニットを具えたシューズ(以下、シューズと称する)であって、このものは一例として図1、2に示すように、接地部材である靴底2と、装着者の足を包むように覆うアッパー3とを具えて成り、これらが接着等によって一体化されて成るものである。
更に本発明の特徴的構成として、靴底2の踵部20に、GPSユニット5の収容部21を上方が解放された状態で形成し、更に靴底2上に設けられる中底32には、前記収容部21に対応する位置にGPSユニット5の取出口35を開口させて成り、且つこの取出口35は、甲皮31と中底32とが組み合わされた後に、打ち抜き形成されたものである。

ここで前記GPSユニット5とは、GPS衛星からの信号を受信するための受信部と、この信号を解析して自身の位置情報を導出するための演算部と、得られた位置情報を携帯電話網等を利用したネットワークに送信するための送信部と、これら各部位を駆動するための電源部と、この電源部に電力を供給するバッテリ(リチウムイオン電池等の二次電池)とを具えて成るものである。
そしてこれら各部を構成する電子部品等が搭載された基盤は、一例として樹脂製の筐体50内に収容されるものであり、この筐体外面には前記二次電池を充電するための充電端子(+端子51、−端子52)が露出した状態で具えられている(図6参照)。
なおGPSユニット5は図6に示すように、充電器55にセットされることにより、充電器55に具えられた+端子551と+端子51とが接触し、−端子552と−端子52とが接触することにより、二次電池の充電を行うことができるように構成される。
以下、本発明のシューズ1の製造方法について、図3、4を参照しながら段階的に説明し、続いてこの結果得られる本発明のシューズ1の使用態様について説明する。

(1)靴底の成形
まず靴底2は、ゴム素材等をモールド成型することにより得るものであり、その踵部20に、GPSユニット5の収容部21が、上方が解放された状態で凹陥状に形成されるようにする。
なお靴底2を形成するにあたっては、複数のゴムシートを積層させる等の手法を採ることも可能であり、この場合には打ち抜きされた部位が重ねられることにより、凹陥状の収容部21を上方が解放された状態でが形成することができる。

(2)アッパーの成形
一方、アッパー3については、まず図3(a)に示すように、複数のパーツを適宜縫合するなどして甲皮31が形成されるものであり、この甲皮31の周縁部が、中底32との接合部位となる吊込代34とされる。
次いで図3(b)に示すように、木型6を案内部材として、その表面形状に合わせるように甲皮31を密接させて成形するものであり、吊込代34が木型6の底面側(図3(b)中においては上面となっており、現実の作業もこの状態で行われることが多い)から突出した状態とする。

次いで図3(c)に示すように、環状になっている吊込代34の内側に中底32を配するものであり、木型6の底面(図3(c)中においては上面となっている)に対して密接した状態とする。
次いで中底32の周縁部に接着剤を塗布し、適宜の吊り込み装置を用いて図3(d)に示すように、吊込代34を中底32側に吊り込むことにより、中底32と甲皮31を一体化するとともに、甲皮31の形状を所望の立体形状とする。

(3)中底への取出口の成形
そして従来手法ではこの時点で、後述する加圧プレス機10を用いてアッパー3と靴底2との一体化が行われるものであり、柔軟な素材により形成されているアッパー3が加圧を受けるため、木型6を装着したまま加圧プレス機10にかけられるものであり、この工程が終わるまで途中で木型6を取り外すことがないというのが斯界の常識であった。
しかしながら本発明においては図3(e)に示すように、ここで一旦アッパー3から木型6を取り外すとともに、中底32に対する取出口35の形成が行われる。
すなわち、図4(a)、(b)に示すように、木型6が取り外されたアッパー3を治具8に対して挿着し、適宜位置決めした後、抜型刃9によって中底32の一部を打ち抜いて切除することにより取出口35を形成する(図4(c))。この際、吊込代34の一部が取出口35の形成位置に入り込んでいた場合には、この部位も切除されることとなる。
なお前記治具8における抜型刃9の受け部となる個所は、刃を傷めない程度の適宜の硬度の金属素材によって構成されることが好ましい。

(4)靴底とアッパーとの一体化
次いで図4(d)に示すように、再度アッパー3に木型6を装着し、これを加圧プレス機10の下型10Bにセットし、更にその上に靴底2を載置し、図4(e)に示すように上型10Aをかぶせて加圧した状態で加熱することにより、アッパー3と靴底2とを一体化してシューズ1が構成される。なお靴底2とアッパー3との接合面には、適宜接着剤が塗布されるものとする。
次いでシューズ1は図4(f)に示すように、加圧プレス機10から取り出され、更に木型6が抜き取られた後、静置・冷却されて完成する。

そして本発明のシューズ1が使用されるにあたっては、図5に示すように靴底2の踵部20に形成されている収容部21にGPSユニット5が収容される。
なお実使用上は、中底32の上に中敷7を敷くことが想定されるが、この場合、中敷7にも取出口35と同形状の取出口71が形成されるとともに、適宜の蓋72によって取出口71を塞ぐようにする形態が好ましい。もちろん中敷7に取出口71を形成することなく、中敷7によって中底32の取出口35を塞ぐようにしてもよい。
またGPSユニット5の上下左右等適宜の部位に緩衝性を有するスペーサを設置するようにしてもよい。

そしてGPSユニット5における受信部が、GPS衛星からの信号を受信するとともに、この信号を演算部により解析して使用者の位置情報を導出し、得られた位置情報を送信部によって携帯電話網等を利用したネットワークに送信するような処理が一定間隔で継続される。
使用者の関係者等は、PC、スマートホン等を用いてアプリケーションソフトを操作するものであり、このアプリケーションソフトによってネットワークから得られる情報が解析され、シューズ1を挿着した使用者の位置が地図上に表示されることとなる。
そしてGPSユニット5のバッテリが消耗したときには、玄関で脱がれたシューズ1から、使用者の親族等が収容部21に納められているGPSユニット5を取り外し、居室に設置された充電器55にセットして充電を行うようにする。充電の完了後には、充電器55からGPSユニット5が取り外され、再びシューズ1の収容部21にセットされる。
このように本発明によれば、居室にシューズ1を持ち込む必要がなくGPSユニット5の充電を行うことができるものであり、我が国の生活様式に見合った使用形態を実現することができるものである。

1 シューズ
2 靴底
20 踵部
21 収容部
3 アッパー
31 甲皮
32 中底
33
34 吊込代
35 取出口
5 GPSユニット
50 筐体
51 +端子
52 −端子
55 充電器
551 +端子
552 −端子
6 木型
7 中敷
71 取出口
72 蓋
8 治具
9 抜型刃
10 加圧プレス機
10A 上型
10B 下型

Claims (2)

  1. 靴底の踵部に、GPSユニットの収容部を上方が解放された状態で形成し、
    更に靴底上に設けられる中底には、前記収容部に対応する位置にGPSユニットの取出口を開口させて成り、
    且つこの取出口は、甲皮と中底とが組み合わされた後に、打ち抜き形成されたものであることを特徴とするGPSユニットを具えたシューズ。
  2. 靴底の踵部に、GPSユニットの収容部が、上方が解放された状態で形成された靴を製造するにあたり、
    前記収容部は、靴底成形時にモールド成形により構成し、
    一方、中底に開口形成される取出口は、甲皮を木型を用いて成形しながら、甲皮周縁を中底に吊り込むことによりアッパーを形成した後、木型を外した状態で、所定の位置で中底裁断することにより形成し、
    その後、再度アッパーに木型を装着した状態で、アッパーと靴底とを一体化することを特徴とするGPSユニットを具えたシューズの製造方法。
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