JP2016116479A5 - 間欠式サイフォン排水装置を備えた水耕栽培装置 - Google Patents
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Description
本願発明は下記の間欠式サイフォン排水装置（５）を備えた水耕栽培装置である。
上段には培養液貯水槽（４）を、下段には培養液水槽（１）を配置してなる水耕栽培装置において、
上段の培養液貯水槽（４）には、砂、石、ペレット状のプラスチック等の吸水性のない素材からなる培地を充填し、さらに循環用ポンプ（２）と吸気排水位調整管（８）を備えた間欠式サイフォン排水装置（５）を設置し、
下段の培養液水槽（１）には培養液を溜めて構成されてなることを特徴とする間欠式サイフォン排水装置（５）を備えた水耕栽培装置であり、
循環用ポンプ（２）によって下段の培養液水槽（１）から汲み上げた培養液を上段の培養液貯水槽（４）の上部より注ぎ込み、培養液が培養液貯水槽（４）を満たすと、間欠式サイフォン排水装置（５）が作動し、培養液が吸気排水位調整管（８）の先端まで排出されると先端から空気が吸気されて、間欠式サイフォン排水装置（５）内に空気が入ることで培養液貯水槽（４）の排水が完全に止まる。
すなわち、上記発明においては、
水槽を上下に置き、上段となる培養液貯水槽（４）には、間欠式サイフォン排水装置（５）を設置し、水槽の中に苗や種等を育てる為に綿状の物や砂、石、ペレット状のプラスチック等の吸水性のない素材を培地として備え、育てる作物の根っこに合わせて培地の量や培地の素材の組み合わせを調整する。
下段には培養液水槽（１）に培養液を溜め、循環用ポンプ（２）を使用し、培養液給水ホースにて、培養液貯水槽（１）の上部より注ぎ込む。
培養液が培養液貯水槽（１）を満たすと間欠式サイフォン排水装置（５）が作動し、培養液排水口から培養液排水管に流れ込み培養液水槽（１）に排水が開始される。
排水は培養液が吸気排水位調整管（８）の先端まで排出されると先端から空気が吸気されることにより、間欠式サイフォン排水装置（５）内に空気が入ることで培養液貯水槽（４）の排水が完全に止まり、再度培養液が培養液貯水槽（４）を満すと排水される。この動作が繰り返されることで植物の栽培をすることが出来る。
上段には培養液貯水槽（４）を、下段には培養液水槽（１）を配置してなる水耕栽培装置において、
上段の培養液貯水槽（４）には、砂、石、ペレット状のプラスチック等の吸水性のない素材からなる培地を充填し、さらに循環用ポンプ（２）と吸気排水位調整管（８）を備えた間欠式サイフォン排水装置（５）を設置し、
下段の培養液水槽（１）には培養液を溜めて構成されてなることを特徴とする間欠式サイフォン排水装置（５）を備えた水耕栽培装置であり、
循環用ポンプ（２）によって下段の培養液水槽（１）から汲み上げた培養液を上段の培養液貯水槽（４）の上部より注ぎ込み、培養液が培養液貯水槽（４）を満たすと、間欠式サイフォン排水装置（５）が作動し、培養液が吸気排水位調整管（８）の先端まで排出されると先端から空気が吸気されて、間欠式サイフォン排水装置（５）内に空気が入ることで培養液貯水槽（４）の排水が完全に止まる。
すなわち、上記発明においては、
水槽を上下に置き、上段となる培養液貯水槽（４）には、間欠式サイフォン排水装置（５）を設置し、水槽の中に苗や種等を育てる為に綿状の物や砂、石、ペレット状のプラスチック等の吸水性のない素材を培地として備え、育てる作物の根っこに合わせて培地の量や培地の素材の組み合わせを調整する。
下段には培養液水槽（１）に培養液を溜め、循環用ポンプ（２）を使用し、培養液給水ホースにて、培養液貯水槽（１）の上部より注ぎ込む。
培養液が培養液貯水槽（１）を満たすと間欠式サイフォン排水装置（５）が作動し、培養液排水口から培養液排水管に流れ込み培養液水槽（１）に排水が開始される。
排水は培養液が吸気排水位調整管（８）の先端まで排出されると先端から空気が吸気されることにより、間欠式サイフォン排水装置（５）内に空気が入ることで培養液貯水槽（４）の排水が完全に止まり、再度培養液が培養液貯水槽（４）を満すと排水される。この動作が繰り返されることで植物の栽培をすることが出来る。
従来、水耕栽培は、プランター栽培の様に土を使った植物の栽培は難しかったが、本発明によって、土の代わりとなる綿状の物や砂、石、ペレット状のプラスチック等の吸水性のない素材を培地として使用することで植物は根っこを大地に張る効果と同じ作用となり、かつ、培養液貯水槽の培養液を給排水する動作を繰返すことで根っこを空気に触れさせると共に培養液の循環が出来る。 以上により、根っこを病気から防ぐことが出来るので水耕栽培でありながら、プランター栽培の感覚で植物の栽培が出来る。
以下、本発明の実施の形態を説明する。
培養液水槽（１）と培養液貯水槽（４）は培養液を溜める水槽であり、この水槽の形状は、図２では四角型に示しているが形状を変えた場合でも、効果は同じであり、また、培養液水槽（１）の大きさは、培養液貯水槽（４）内を培養液で十分満たせることが出来る物を使用しても効果は同じであることから、培養液貯水槽（４）と培養液水槽（１）の大きさは同じ物を使用しなくとも同等の効果がみられる。
培養液水槽（１）と培養液貯水槽（４）は培養液を溜める水槽であり、この水槽の形状は、図２では四角型に示しているが形状を変えた場合でも、効果は同じであり、また、培養液水槽（１）の大きさは、培養液貯水槽（４）内を培養液で十分満たせることが出来る物を使用しても効果は同じであることから、培養液貯水槽（４）と培養液水槽（１）の大きさは同じ物を使用しなくとも同等の効果がみられる。
培養液貯水槽（４）の上部より注ぎ込まれた培養液は、培養液貯水槽（４）と共に間欠式サイフォン排水装置（５）が培養液に満たされ始めると培養液排水口（６）を通り、培養液排水管（７）から、培養液水槽（１）への排水が始まる。
培養液水槽（１）に間欠式サイフォン排水装置（５）による排水が始まると、間欠式サイフォン排水装置（５）内の空気も一緒に排出され、空気が完全に排気し終わるとサイフォンの原理により、培養液水槽（１）中の培養液の排水が開始される。
培養液の排出によって、培養液貯水槽（４）の培養液の液面が下がり始め、吸気排水位調整管（８）の先端部分に液面が達すると、同先端部分より空気が吸気されることで間欠式サイフォン排水装置（５）内に空気が入り、排水が完全に停止する状態になる。
吸気排水位調整管（８）は、先端部分の高低差を変えることで、培養液貯水槽（４）内の培養液の残水量を調整する目的としていることから、多くの培養液を残したいならば、高めに調整し、完全に排水をしたいならば、培養液排水口（６）付近まで下げることで完全に排水することが出来る。
本発明の間欠式サイフォン排水装置（５）を備えた水耕栽培装置は、培養液が培養液水槽（１）から循環用ポンプ（２）そして、培養液貯水槽（４）を通り、間欠式サイフォン排水装置（５）から排出されることを繰返されることで、植物を生育させることが出来る環境と共に、根っこの病気等を防ぐことを目的とする。
Claims (1)
- 上段には培養液貯水槽（４）を、下段には培養液水槽（１）を配置してなる水耕栽培装置において、
上段には、培養液貯水槽（４）に、砂、石、ペレット状のプラスチック等の吸水性のない素材からなる培地を充填し、また吸気排水位調整管（８）を備えた間欠式サイフォン排水装置（５）と循環用ポンプ（２）とを設置し、
下段の培養液水槽（１）には培養液が溜められて構成されてなることを特徴とする間欠式サイフォン排水装置（５）を備えた水耕栽培装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2014258143A JP2016116479A (ja) | 2014-12-20 | 2014-12-20 | 間欠式サイフォン水耕栽培装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2014258143A JP2016116479A (ja) | 2014-12-20 | 2014-12-20 | 間欠式サイフォン水耕栽培装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2016116479A JP2016116479A (ja) | 2016-06-30 |
| JP2016116479A5 true JP2016116479A5 (ja) | 2018-02-15 |
Family
ID=56242498
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2014258143A Pending JP2016116479A (ja) | 2014-12-20 | 2014-12-20 | 間欠式サイフォン水耕栽培装置 |
Country Status (1)
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2014
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