JP2016116143A - 時刻同期監視方法、通信システム、及びマスタ装置 - Google Patents

時刻同期監視方法、通信システム、及びマスタ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】マスタ装置とスレーブ装置との間の高精度な時刻同期を可能にする時刻同期監視方法、通信システム、及びマスタ装置を提供する。【解決手段】PTP(Precision Time Protocol)が適用されたマスタ装置とスレーブ装置とを含む通信システムにおける時刻同期監視方法は、スレーブ装置2aがスレーブクロックに基づく時刻T3に、時刻T3を示す情報を含むClock_ReqメッセージS3を送信し、マスタ装置1aが、マスタクロックに基づく時刻T4にClock_Reqメッセージを受信するステップS4を有する。マスタ装置1aが、監視用時刻差分(T4−T3)が予め決められた許容範囲内であるか否かの判断を行い、判断の結果を出力する。【選択図】図4

Description

本発明は、マスタ装置とスレーブ装置との間で時刻同期用パケットを交換することによって、マスタ装置とスレーブ装置との間の時刻同期を監視する時刻同期監視方法、通信システム、及びマスタ装置に関するものである。
近年、ネットワーク通信におけるデータのパケット化に伴い、パケットベースで時刻同期を行う方法が提案されている。例えば、IEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers)1588には、PTP(Precision Time Protocol)が規定されている(非特許文献1参照)。PTPの時刻同期精度は、マイクロ秒単位又はナノ秒単位であり、ミリ秒単位の時刻同期精度を持つ時刻同期プロトコルであるNTP(Network Time Protocol)に比べて、高精度である。
PTPは、基準時刻(マスタクロック)を持つマスタ装置(主装置)と、基準時刻(スレーブクロック)を持つスレーブ装置(従装置)とを含む通信システムに適用される。PTPでは、マスタ装置とスレーブ装置との間で定期的に時刻同期用パケットを交換し、その過程で得られた情報に基づいて、スレーブ装置の基準時刻を補正する。
PTPの時刻同期処理は、以下の処理工程を有している。
第一に、マスタ装置がスレーブ装置に、時刻同期用パケットであるSyncメッセージ(Clock Sync message)を送信する。
第二に、マスタ装置がスレーブ装置に、時刻同期用パケットであるFollowupメッセージ(Clock Sync Followup message)を送信する。Followupメッセージは、マスタ装置からSyncメッセージを送信した際の時刻T1(マスタクロックに基づく時刻)を示す情報を含んでいる。スレーブ装置は、時刻T1(マスタクロックに基づく時刻)と、Syncメッセージを受信した際の時刻T2(スレーブクロックに基づく時刻)とを記録する。
第三に、スレーブ装置がマスタ装置に、時刻同期用パケットであるDelay_Reqメッセージ(Clock Delay Request message)を送信する。マスタ装置は、Delay_Reqメッセージを受信した際の時刻である時刻T4(マスタクロックに基づく時刻)を記録する。
第四に、マスタ装置がスレーブ装置に、時刻同期用パケットであるDelay_Respメッセージ(Clock Delay Response message)を送信する。Delay_Respメッセージは、時刻T4(マスタクロックに基づく時刻)を示す情報を含んでいる。スレーブ装置は、Delay_Respメッセージを受信したことで、マスタ装置がDelay_Reqメッセージを受信したことを確認できるため、Delay_Reqメッセージを送信した際の時刻T3(スレーブクロックに基づく時刻)を記録する。
スレーブ装置は、時刻T1、T2、T3、及びT4(すなわち、4つのタイムスタンプ)を記録しているため、マスタ装置からスレーブ装置への方向の伝搬時間(Propagation Time)である時刻差分(T2−T1)と、スレーブ装置からマスタ装置への方向の伝搬時間である時刻差分(T4−T3)とを算出可能である。スレーブ装置は、これらの2つの時刻差分から、伝送路における伝搬時間(遅延時間)を示す値として、上述の2つの時刻差分の平均値((T2−T1)+(T4−T3))/2を算出する。
さらに、マスタ装置からスレーブ装置への方向の伝搬時間である時刻差分(T2−T1)から、上記平均値(((T2−T1)+(T4−T3))/2)を減算することによって、マスタ装置の時刻(マスタクロックに基づく時刻)を基準にして、スレーブ装置の時刻(スレーブクロックに基づく時刻)を補正するために用いられるオフセット値((T2−T1)−(T4−T3))/2が算出される。スレーブ装置は、オフセット値が値0になるように基準時刻(スレーブクロック)の補正を行うことで、マスタ装置の基準時刻(マスタクロック)との時刻同期が可能である。
前述したように、PTPは、スレーブ装置が、4つのタイムスタンプを用いて、伝送路の伝搬時間(遅延時間)とオフセット値とを算出し、これらの値を基にスレーブ装置にて基準時刻の補正を行うプロトコルである。
このように、PTPには、4つのタイムスタンプを取得するための4回の同期用パケット送信が存在しているが、スレーブ装置の基準時刻の同期精度をマスタ装置に通知するシーケンスは存在しない。このため、マスタ装置は、スレーブ装置の基準時刻の同期処理が完了したか否かを判定することができない。同様に、マスタ装置には、スレーブクロックを監視するシーケンスが存在しないため、マスタクロック又はスレーブクロックに時刻ずれが発生した際に、これを検出することができない。
すなわち、マスタ装置は、前述のスレーブ装置における基準時刻の同期処理の完了判定及び前述のマスタクロック又はスレーブクロックの時刻ずれの検出をすることができないため、マスタ装置において、スレーブ装置の基準時刻の同期精度についての品質確保、保守及び管理を行うことが難しいという問題がある。また、このような問題を解決するためには、PTPにおける4回の時刻同期用パケットの送受信の工程の他に、スレーブ装置の基準時刻の同期処理の完了通知をマスタ装置に送信するためのシーケンスを追加する、又は、スレーブ装置に時刻同期処理の完了検知用ハードウェアを実装する、などの対策が必要となる。
そこで、本発明は、上記従来技術の課題に鑑みてなされたものであり、マスタ装置とスレーブ装置との間の高精度な時刻同期を可能にする時刻同期監視方法、通信システム、及びマスタ装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る時刻同期監視方法は、マスタ装置のマスタクロックとスレーブ装置のスレーブクロックとの間の同期を監視する時刻同期監視方法であって、前記マスタ装置が、前記マスタクロックに基づく第1時刻に第1メッセージを送信し、前記スレーブ装置が、前記スレーブクロックに基づく第2時刻に前記第1メッセージを受信する第1メッセージ送受信ステップと、前記マスタ装置が、前記第1時刻を示す情報を含む第2メッセージを送信し、前記スレーブ装置が、前記第2メッセージを受信する第2メッセージ送受信ステップと、前記スレーブ装置が、前記スレーブクロックに基づく第3時刻に、前記第3時刻を示す情報を含む第3メッセージを送信し、前記マスタ装置が、前記第3メッセージを受信する要求メッセージ送受信ステップと、前記マスタ装置が、前記マスタクロックに基づく時刻であって前記第3メッセージを受信した際の時刻である第4時刻を示す情報を含む、第4メッセージを送信し、前記スレーブ装置が、前記第4メッセージを受信する応答メッセージ送受信ステップと、前記マスタ装置が、前記第4時刻と前記第3時刻との間の差分である監視用時刻差分が予め決められた許容範囲内であるか否かの判断を行い、前記判断の結果を出力する判断ステップとを有することを特徴とする。
本発明の他の態様に係る時刻同期監視方法は、マスタ装置のマスタクロックと第1から第M(Mは2以上の整数)のスレーブ装置の第1から第Mのスレーブクロックとの間の同期を監視する時刻同期監視方法であって、前記マスタクロックと第m(mは1以上M以下の整数)のスレーブ装置の第mのスレーブクロックとの間の同期の監視のために実行される時刻同期監視処理は、前記マスタ装置が、前記マスタクロックに基づく第1時刻に第1メッセージを送信し、前記第mのスレーブ装置が、前記第mのスレーブクロックに基づく第2時刻に前記第1メッセージを受信する第1メッセージ送受信ステップと、前記マスタ装置が、前記第1時刻を示す情報を含む第2メッセージを送信し、前記第mのスレーブ装置が、前記第2メッセージを受信する第2メッセージ送受信ステップと、前記第mのスレーブ装置が、前記第mのスレーブクロックに基づく第3時刻に、前記第3時刻を示す情報を含む第3メッセージを送信し、前記マスタ装置が、前記第3メッセージを受信する要求メッセージ送受信ステップと、前記マスタ装置が、前記マスタクロックに基づく時刻であって前記第3メッセージを受信した際の時刻である第4時刻を示す情報を含む、第4メッセージを送信し、前記第mのスレーブ装置が、前記第4メッセージを受信する応答メッセージ送受信ステップと、前記マスタ装置が、前記第4時刻と前記第3時刻との間の差分である監視用時刻差分が予め決められた許容範囲内であるか否かの判断を行い、前記判断の結果を出力する判断ステップとを有することを特徴とする。
本発明の一態様によれば、マスタ装置は、マスタクロックとスレーブクロックとの間の監視用時刻差分に基づいて、スレーブ装置のスレーブクロックの時刻同期処理が完了しているか否かを判定することができる。
また、本発明の他の態様によれば、マスタ装置は、マスタクロックと複数のスレーブクロックとの間の複数の監視用時刻差分に基づいて、複数のスレーブ装置のスレーブクロックの時刻同期処理が完了しているか否かを判定することができ、さらに、マスタクロックと複数のスレーブクロックのいずれにも時刻ずれがない、又は、マスタ装置のマスタクロックに時刻ずれが発生していることを判定することができる。
比較例の通信システムの構成を示すブロック図である。 比較例が採用する時刻同期方法としてのPTPを示すシーケンス図である。 本発明の実施の形態1の時刻同期監視方法を実施する通信システムの構成を示すブロック図である。 実施の形態1の時刻同期監視方法を採用するPTPを示すシーケンス図である。 実施の形態1のマスタ装置の同期精度監視部の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2の時刻同期監視方法を実施する通信システムの構成を示すブロック図である。 実施の形態2の時刻同期監視方法を採用するPTPを示すシーケンス図である。 実施の形態2のマスタ装置の同期精度監視部の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態3の時刻同期監視方法を実施する通信システムの構成を示すブロック図である。 実施の形態1から3のマスタ装置の変形例のハードウェア構成図である。
以下に、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。以下の説明においては、最初に、比較例を図1及び図2に基づいて説明し、次に、実施の形態1から3及び変形例を図3から図10に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は、以下に記載する実施の形態1から3及び変形例に限定されるものではない。
《比較例》
図1は、PTPを用いる比較例の通信システムの構成を示すブロック図である。図1に示されるように、この通信システムは、マスタ装置1とスレーブ装置2とで構成される。マスタ装置1とスレーブ装置2とは、有線回線3によって接続される。マスタ装置1は、上位装置との通信を行う送受信部11と、スレーブ装置2との通信を行う送受信部12と、パケット抽出部13と、時刻同期処理部14と、時刻同期用パケット生成部15と、基準時刻取得部16とを備える。スレーブ装置2は、マスタ装置1との通信を行う送受信部21と、下位装置との通信を行う送受信部22と、パケット抽出部23と、時刻同期処理部24と、時刻同期用パケット生成部25と、時刻情報処理部26とを備える。
図2は、図1の比較例が採用する時刻同期方法としてのPTPを示すシーケンス図である。PTPの時刻同期処理は、以下の処理工程を有している。
第一に、マスタ装置1における時刻同期処理部14は、基準時刻取得部16からマスタクロックを取得する。時刻同期処理部14は、取得したマスタクロックを基に、時刻同期用パケット生成部15にて時刻同期用パケットであるSyncメッセージを生成し、時刻T1に、このSyncメッセージをスレーブ装置2に向けて送信する。スレーブ装置は、Syncメッセージを時刻T2に受信し、Syncメッセージを受信した際の時刻T2を示す情報を記憶する。
第二に、マスタ装置1における時刻同期処理部14は、時刻同期用パケット生成部15にて、時刻T1を示す情報を含んだ時刻同期用パケットであるFollowupメッセージを生成し、スレーブ装置2に向けて送信する。スレーブ装置2におけるパケット抽出部23は、下りパケットの中からFollowupメッセージを抽出し、時刻同期処理部24は、抽出されたFollowupメッセージから取得した時刻T1を示す情報と記憶されている時刻T2を示す情報を時刻情報処理部26に伝達する。
第三に、スレーブ装置2における時刻同期処理部24は、時刻情報処理部26からスレーブクロックを取得する。時刻同期処理部24は、取得したスレーブクロックを基に、時刻同期用パケット生成部25にて時刻同期用パケットであるDelay_Reqメッセージを生成させ、時刻T3に、これをマスタ装置1に向けて送信する。
第四に、マスタ装置1におけるパケット抽出部13は、送受信部12で受信された上りパケットの中からDelay_Reqメッセージを抽出し、時刻同期処理部14は、Delay_Reqメッセージの受信を契機に時刻同期用パケット生成部15にて、マスタ装置1がDelay_Reqメッセージを受信した際の時刻T4を示す情報を含んだ時刻同期用パケットであるDelay_Respメッセージを生成し、スレーブ装置2に向けて送信する。スレーブ装置2におけるパケット抽出部23は、下りパケットの中からDelay_Respメッセージを抽出し、時刻同期処理部24は、Delay_Respメッセージから取得した時刻T4を示す情報を時刻情報処理部26に伝達する。
スレーブ装置2における時刻情報処理部26は、時刻T1、T2、T3、及びT4を示す情報を用いて、マスタ装置1からスレーブ装置2への方向の伝搬時間(T2−T1)と、スレーブ装置2からマスタ装置1への方向の伝搬時間(T4−T3)を算出する。上述の2つの伝搬時間(すなわち、遅延時間)から、伝送路における伝搬時間の平均値を、次式、((T2−T1)+(T4−T3))/2、で算出する。さらに、マスタ装置1からスレーブ装置2への方向の伝搬時間(T2−T1)と伝送路における伝搬時間の平均値(((T2−T1)+(T4−T3))/2)とから、スレーブ装置2のオフセット値を、次式、((T2−T1)−(T4−T3))/2、で算出し、スレーブ装置2においては、オフセット値が値「0」になるように基準時刻(スレーブクロック)の補正を行う。このような基準時刻の補正は、例えば、定期的に繰り返される。
しかし、比較例においては、マスタ装置1は、スレーブ装置2の基準時刻の同期精度をマスタ装置1に通知するシーケンスは存在しない。このため、マスタ装置1は、スレーブ装置2の基準時刻の同期処理が完了したか否かを判定することができない。これに対し、以下の実施の形態1から3及び変形例においては、マスタ装置は、監視用時刻差分(T4−T3)を用いて、スレーブ装置の基準時刻の同期処理が完了したか否かを判定することができる。
《実施の形態1》
図3は、実施の形態1の時刻同期監視方法を実施する通信システムの構成を示すブロック図である。図3において、図1(比較例)に示される構成要素と同一又は対応する構成要素には、図1に示される符号と同じ符号を付す。図3に示されるように、この通信システムは、マスタ装置1aとスレーブ装置2aとで構成される。以下の説明において、マスタ装置及びスレーブ装置は、いずれも通信機能を備えた装置であり、例えば、局側通信装置及び端末側(加入者側)通信装置である。マスタ装置1aとスレーブ装置2aとは、有線回線3によって接続される。有線回線3は、ネットワークを含んでもよいが、PTP対応のネットワークである必要がある。図3に示される実施の形態1のマスタ装置1aは、送受信部11と、送受信部12と、パケット抽出部13と、時刻同期処理部14と、時刻同期用パケット生成部15と、基準時刻取得部16とに加えて、同期精度監視部17を備える点において、図1に示されるマスタ装置1と相違する。また、図3に示される実施の形態1のスレーブ装置2aは、送受信部21と、送受信部22と、パケット抽出部23と、時刻同期処理部24a(図1では符号24)と、時刻同期用パケット生成部25と、時刻情報処理部26とを備える点において、図1に示されるスレーブ装置2と共通するが、時刻同期処理部24aの指示に基づいて時刻同期用パケット生成部25が生成する時刻同期用パケットであるDelay_Reqメッセージに、このDelay_Reqメッセージを送信した際の時刻T3(スレーブクロックに基づく時刻)を示す情報が含まれる点において、図1に示される比較例のスレーブ装置2と相違する。
なお、マスタ装置1aは、送受信部11及び12と、パケット抽出部13と、時刻同期処理部14と、時刻同期用パケット生成部15と、基準時刻取得部16と、同期精度監視部17とを含むマスタ装置1aの全体の各種動作を制御する制御部と情報記憶部(メモリ)とを備えてもよい。また、同期精度監視部17は、同期精度の監視を行う監視部の他に、演算を行う算出部と算出された値を一時的に記憶する記憶部とを備えてもよい。また、スレーブ装置2aは、送受信部21及び22と、パケット抽出部23と、時刻同期処理部24aと、時刻同期用パケット生成部25と、時刻情報処理部26とを含むスレーブ装置2aの全体の各種動作を制御する制御部と情報記憶部(メモリ)とを備えてもよい。
図4は、実施の形態1の時刻同期監視方法を採用するPTPを示すシーケンス図である。図4のシーケンスは、スレーブ装置2aの時刻同期処理部24aが、送信するDelay_Reqメッセージに、このDelay_Reqメッセージを送信した際の時刻T3(スレーブクロックに基づく時刻)を示す情報を含む点において、図2に示される比較例のシーケンスと相違する。
図4に示されるように、実施の形態1の時刻同期監視方法では、第1の処理(第1メッセージ送受信ステップS1)として、マスタ装置1aが、マスタクロックに基づく時刻T1(第1時刻)に時刻同期メッセージ(第1メッセージ)としてのSyncメッセージ(Clock Sync message)を送信し、スレーブ装置2aが、スレーブクロックに基づく時刻T2(第2時刻)にSyncメッセージを受信する。スレーブ装置2aは、時刻T2を示す情報をメモリに一時的に記憶する。
次の第2の処理(第2メッセージ送受信ステップS2)として、マスタ装置1aが、時刻T1を示す情報を含む時刻同期メッセージ(第2メッセージ)としてのSync_Followupメッセージ(Clock Sync Followup message)を送信し、スレーブ装置2aが、このSync_Followupメッセージを受信する。スレーブ装置2aは、時刻T1を示す情報をメモリに一時的に記憶する。
次の第3の処理(要求メッセージ送受信ステップS3)として、スレーブ装置2aが、スレーブクロックに基づく時刻T3(第3時刻)に、この時刻T3を示す情報を含む時刻同期メッセージ(第3メッセージ)としてのDelay_Reqメッセージ(Clock Delay Request message)を送信し、マスタ装置1aが、時刻T4に、このDelay_Reqメッセージを受信する。スレーブ装置2aは、時刻T3を示す情報をメモリに一時的に記憶する。また、マスタ装置1aは、時刻T3を示す情報と時刻T4を示す情報をメモリに一時的に記憶する。
次の第4の処理(応答メッセージ送受信ステップS4)として、マスタ装置1aが、マスタクロックに基づく時刻であって時刻同期クロック(第3メッセージ)を受信した際の時刻である時刻T4(第4時刻)を示す情報を含む第4メッセージとしてのDelay_Respメッセージ(Clock Delay Response message)を送信し、スレーブ装置2aが、Delay_Respメッセージを受信する。スレーブ装置2aは、時刻T4を示す情報をメモリに一時的に記憶する。
次に、スレーブ装置2aは、マスタクロックに基づく時刻T1、スレーブクロックに基づく時刻T2、スレーブクロックに基づく時刻T3、及びマスタクロックに基づく時刻T4を用いて、スレーブ装置2aの基準時刻であるスレーブクロックを補正する。このときの補正は、比較例で説明した補正方法と同様である。例えば、スレーブ装置2aの時刻情報処理部26は、伝送路における伝搬時間(遅延時間)の平均値を、((T2−T1)+(T4−T3))/2で算出する。次に、スレーブ装置2aの時刻情報処理部26は、マスタ装置1aからスレーブ装置2aへの方向の伝搬時間(T2−T1)から伝送路における伝搬時間の平均値(((T2−T1)+(T4−T3))/2)を減算することによって、スレーブ装置2aのオフセット値を、((T2−T1)−(T4−T3))/2を算出し、スレーブ装置2aの時刻情報処理部26は、オフセット値が値「0」になるように基準時刻(スレーブクロック)の補正を行う。
さらに、実施の形態1においては、マスタ装置1aの同期精度監視部17が、時刻T4と時刻T3との間の差分である監視用時刻差分(T4−T3)が予め決められた許容範囲内であるか否かの判断を行い、判断の結果を出力する判断ステップを有する。判断ステップにおいて、監視用時刻差分(T4−T3)が前記許容範囲外であると判断された場合に、判断の結果は、スレーブ装置2aの基準時刻であるスレーブクロックに時刻ずれがあることを示す情報である。監視用時刻差分(T4−T3)が前記許容範囲内であると判断された場合に、判断の結果は、スレーブ装置2aの基準時刻であるスレーブクロックに時刻ずれがないことを示す情報である。この情報は、例えば、送受信部11を通して上位装置に通知される。
図5は、実施の形態1のマスタ装置1aの同期精度監視部17の動作を示すフローチャートである。図5に基づいて、同期精度監視部17の動作を説明する。
マスタ装置1aの同期精度監視部17は、スレーブ装置2aからDelay_Reqメッセージを受信する度に(ステップS11)、Delay_Reqメッセージがスレーブ装置2aから送信された際の時刻T3とマスタ装置1aがDelay_Respメッセージを送信した際の時刻T4を用いて、スレーブ装置2からマスタ装置1aへの方向の伝搬時間(すなわち、遅延時間)である監視用時刻差分(T4−T3)を算出し(ステップS12及びS13)、及びこれを記録する(ステップS14)。
マスタ装置1aの同期精度監視部17は、監視用時刻差分(T4−T3)が予め決められた許容範囲内に収まる場合(ステップS15)、スレーブクロックがオフセット値により補正されたと判断し、スレーブ装置2aにおける時刻同期が完了したと判定する(ステップS16)。同期精度監視部17は、監視用時刻差分(T4−T3)が許容範囲内に収まらない場合、スレーブクロックがオフセット値により補正されていないと判断し、スレーブ装置2aにおける時刻同期が完了していないと判定する(ステップS17)。
なお、図5においては、ステップS15において、監視用時刻差分(T4−T3)が許容範囲内に収まった場合に補正完了と判定(ステップS17)する場合を説明したが、PTPのプロセスを複数回繰り返し、監視用時刻差分(T4−T3)の判定(ステップS15に相当する判定)を複数回繰り返す場合もある。この場合には、例えば、監視用時刻差分(T4−T3)が10回連続で許容範囲内に収まった場合(判定を複数回繰り返す場合には「許容範囲内に収束した場合」ともいう)に、ステップS15の判定をYESとしてもよい。
以上に説明したように、実施の形態1の時刻同期監視方法、通信装置、及びマスタ装置1aによれば、マスタ装置1aの同期精度監視部17にて監視用時刻差分の算出及び記録、さらに変動監視を行うことで、シーケンスの追加及びハードウェア機能の追加を行わずに、マスタ装置1aからスレーブ装置2の時刻同期精度を監視することができる。また、マスタ装置1aの判断結果(監視結果)を、マスタ装置1aの送受信部11から上位装置に通知することで、警報機能を備えた通信システムとすることができ、保守の確実性及び迅速性が向上する。
《実施の形態2》
図6は、実施の形態2の時刻同期監視方法を実施する通信システムの構成を示すブロック図である。図6において、図3(実施の形態1)に示される構成要素と同一又は対応する構成要素には、図3に示される符号と同じ符号を付す。図6に示されるように、この通信システムは、マスタ装置1bと、第1から第M(Mは2以上の整数)のスレーブ装置2_1,2_2,…,2_Mとで構成される。マスタ装置1bは、スイッチングハブ41を介して第1から第Mのスレーブ装置2_1,2_2,…,2_Mの各々と接続される。図6に示される実施の形態2のマスタ装置1bは、上位装置との通信を行う送受信部11と、各スレーブ装置との通信を行う送受信部12と、パケット抽出部13と、時刻同期処理部14と、時刻同期用パケット生成部15と、基準時刻取得部16と、同期精度監視部17aとを備える。なお、第1から第M(Mは2以上の整数)のスレーブ装置2_1,2_2,…,2_Mの内の任意の1台を示す場合には、第mのスレーブ装置2_m(又は、スレーブ装置2_m)とも表記する。なお、実施の形態1におけるスレーブ装置2aと同じ構成を持つ。
図7は、実施の形態2の時刻同期監視方法を採用するPTPを示すシーケンス図である。図7は、マスタ装置1bと第1から第Mのスレーブ装置2_1,2_2,…,2_M−1,2_Mとの間のPTPを示す。
図7に示されるように、実施の形態2の時刻同期監視方法では、第1の処理(第1メッセージ送受信ステップ)として、マスタ装置1bが、マスタクロックに基づく時刻T1_1(第1時刻)に時刻同期メッセージ(第1メッセージ)としての第1のSyncメッセージ(Clock Sync message)を送信し、第1のスレーブ装置2_1が、スレーブクロックに基づく時刻T2_1(第2時刻)に第1のSyncメッセージを受信する。
次の第2の処理(第2メッセージ送受信ステップ)として、マスタ装置1bが、時刻T1_1(第1時刻)を示す情報を含む時刻同期メッセージ(第2メッセージ)としての第1のSync_Followupメッセージ(Clock Sync Followup message)を送信し、スレーブ装置2_1が、第2メッセージを受信する。
その後、第1の処理(第1メッセージ送受信ステップ)及び第2処理(第2メッセージ送受信ステップ)を、第2から第Mのスレーブ装置2_2,…,2_Mとの間で順に実行する。
次の第3の処理(要求メッセージ送受信ステップ)として、第1から第Mのスレーブ装置2_1,2_2,…,2_Mが、スレーブクロックに基づく時刻T3_1,T3_2,…,T3_M(第3時刻)に、時刻T3_1,T3_2,…,T3_M(第3時刻)を示す情報を含む時刻同期メッセージ(第3メッセージ)としての第1から第MのDelay_Reqメッセージ(Clock Delay Request message)を順に送信し、マスタ装置1bが、第1から第Mのスレーブ装置2_1,2_2,…,2_Mが第1から第MのDelay_Reqメッセージを受信する。
次の第4の処理(応答メッセージ送受信ステップ)として、マスタ装置1bが、マスタクロックに基づく時刻であって時刻同期クロック(第3メッセージ)を受信した際の時刻である時刻T4_1,T4_2,…,T4_M(第4時刻)を示す情報を含み、第4メッセージとしての第1から第MのDelay_Respメッセージ(Clock Delay Responce message)を順に送信し、スレーブ装置2_1,2_2,…,2_M−1,2_Mが、第1から第MのDelay_Respメッセージを受信する。
次に、第1から第Mのスレーブ装置2_1,2_2,…,2_Mは、マスタクロックに基づく時刻T1_1,T1_2,…,T1_Mと、スレーブクロックに基づく時刻T2_1,T2_2,…,T2_Mと、スレーブクロックに基づく時刻T3_1,T3_2,…,T3_Mと、及びマスタクロックに基づく時刻T4_1,T4_2,…,T4_Mを用いて、第1から第Mのスレーブ装置2_1,2_2,…,2_Mの各スレーブクロックを補正する。
次の、判断ステップにおいて、マスタ装置1bは、時刻T4_1,T4_2,…,T4_Mと時刻T3_1,T3_2,…,T3_Mとの間の差分である監視用時刻差分(T4_1−T3_1)、(T4_2−T3_2)、…、(T4_M−T3_M)が予め決められた許容範囲内に収まっているか否かの判断を行い、判断の結果を出力する。判断ステップにおいて、監視用時刻差分が許容範囲外であると判断された場合に、判断の結果は、スレーブクロックに時刻ずれがあることを示す情報である。実施の形態2のマスタ装置1bが行う時刻同期監視方法の内の、マスタ装置1bと、第1から第Mのスレーブ装置2_1,2_2,…,2_Mの個々との間の処理は、実施の形態1の時刻監視方法と同様である。しかし、実施の形態2の時刻同期監視方法では、マスタ装置1bが生成した第1から第Mのスレーブ装置2_1,2_2,…,2_Mについての監視用差分値の全てを用いて、通信システムの状態を判定している。以下に、これらの判定を行う、マスタ装置1bの同期精度監視部17aの動作を説明する。
図7は、実施の形態2のマスタ装置1bの同期精度監視部17aの動作を示すフローチャートである。図7に基づいて同期精度監視部17aの動作を説明する。
マスタ装置1bの同期精度監視部17aは、スレーブ装置2_mからDelay_Reqメッセージを受信する度に(ステップS21)、Delay_Reqメッセージがスレーブ装置2bから送信された際の時刻T3_mとマスタ装置1bがDelay_Respメッセージを送信した際の時刻T4_mを用いて、スレーブ装置2_mからマスタ装置1bへの方向の伝搬時間である監視用時刻差分(T4_m−T3_m)を算出し(ステップS22及びS23)及びこれを記録する(ステップS24)。
同期精度監視部17aは、監視用時刻差分(T4_m−T3_m)が予め決められた許容範囲内に収まる場合(ステップS25)、スレーブクロックがオフセット値により補正されたと判断し、スレーブ装置2_mにおける時刻同期が完了したと判定する(ステップS26)。同期精度監視部17aは、監視用時刻差分(T4_m−T3_m)が許容範囲内に収まらず変動し続ける場合、スレーブクロックがオフセット値により補正されていないと判断し、スレーブ装置2_mにおける時刻同期が完了していないと判定する(ステップS27)。なお、図8におけるステップS21からS27の処理は、実施の形態1で説明した図5のステップS11からS17の処理と同じである。図8におけるステップS21からS27の処理をM回繰り返した後、同期精度監視部17aの処理は、ステップS28に進む。
マスタ装置1bは、ステップS28以前のステップにおいて、第1から第Mのスレーブ装置2_1,…,2_MからDelay_Reqメッセージを受信する度に、Delay_Reqメッセージが第1から第Mのスレーブ装置2_1,…,2_Mから送信された際の時刻T3(すなわち、T3_1,…,T3_M)を示す時刻情報とマスタ装置1bが第1から第Mのスレーブ装置2_1,…,2_MからDelay_Reqメッセージを受信した際の時刻T4(すなわち、T4_1,…,T4_M)を示す時刻情報を用いて、第1から第Mのスレーブ装置2_1,…,2_Mからマスタ装置1bへ向かう方向の監視用時刻差分(T4−T3)(すなわち、(T4_1−T3_1)、…、(T4_M−T3_M))を各スレーブ装置2_1,…,2_Mについて算出し記録している。
ステップS28において、マスタ装置1bの同期精度監視部17aは、記録している各スレーブ装置2_1,…,2_Mにおける複数の監視用時刻差分(T4_1−T3_1)、…、(T4_M−T3_M)の全てが許容範囲内に収まった場合には(ステップS28においてYES)、マスタクロックと各スレーブクロックに時刻ずれがないと判定する。ステップS28において、マスタ装置1bの同期精度監視部17aは、記録している各スレーブ装置2_1,…,2_Mにおける複数の監視用時刻差分(T4_1−T3_1)、…、(T4_M−T3_M)の一部又は全部が許容範囲内に収まらなかった場合には(ステップS28においてNO)、処理は、ステップS30に進み、複数の監視用時刻差分(T4_1−T3_1)、…、(T4_M−T3_M)の全てが、一定範囲内にあり且つ同方向のずれであるかを判定する。ここで、一定範囲の上限は、前記許容範囲の上限よりも低い値である。また、同方向のずれとは、(T4_1−T3_1)、…、(T4_M−T3_M)の全ての符号が同じ符号になる場合を意味する。T4_mはマスタクロックに基づく時刻であり、T3_mはスレーブクロックに基づく時刻であるため、(T4_m−T3_m)は正の値だけでなく、負の値になることがある。
ステップS30において、M個の監視用時刻差分(T4_1−T3_1)、…、(T4_M−T3_M)の全てが、一定範囲内にあり且つ同方向のずれであると判定した場合には(ステップS30においてYES)、マスタクロックずれが発生したと判断する(ステップS31)。一方、ステップS30において、判断がNOの場合、すなわち、「一定範囲内に収まらない監視用時刻差分が1つ以上ある場合」又は「M個の監視用時刻差分の中に正の値と負の値がある場合」には、第1から第Mのスレーブ装置のいずれかに時刻ずれ(ステップS25で用いた許容範囲内の時刻ずれ)が発生したか、又は、他の障害(例えば、いずれかのスレーブ装置に障害が発生、又は、伝送路障害)が発生したと判断する(ステップS32)。なお、本発明の時刻同期監視方法は、図8のフロ−チャートに限定されない。
以上に説明したように、実施の形態2の時刻同期監視方法によれば、許容範囲を超える時刻ずれが生じていない場合に、マスタクロックとスレーブクロックの監視(ステップS29)、マスタクロックの監視(ステップS31)、及び、各スレーブ装置と伝送路の障害検出(ステップS32)が可能である。したがって、実施の形態2の時刻同期監視方法によれば、マスタ装置1bの同期精度監視部17aにて、複数台のスレーブ装置2_1,…,2_Mにおける監視用時刻差分を算出し、算出結果を記録し、監視用時刻差分の変動監視を行うことで、シーケンスやハードウェア機能の追加を行わずに、マスタクロックとスレーブクロックの監視及びスレーブ装置と伝送路の障害監視が可能である。
《実施の形態3》
実施の形態1及び2は、マスタ装置の動作クロック周波数とスレーブ装置の動作クロック周波数とが非同期であっても、マスタ装置がスレーブ装置の時刻同期精度を監視可能な方式について説明した。実施の形態3は、図9に示されるように、マスタ装置1cとスレーブ装置2cが同期イーサネット(登録商標)(Sync−E)処理部20及び30を具備し、Sync−E機能にて周波数同期した状態の通信システムに関する。実施の形態3では、マスタ装置1cとスレーブ装置2cがSync−E機能にて動作クロック周波数が同期した状態における、時刻同期監視方法を説明する。
図9は、実施の形態3の時刻同期監視方法を実施する通信システムの構成を示すブロック図である。図9において、図3(実施の形態1)に示される構成要素と同一又は対応する構成要素には、図3に示される符号と同じ符号を付す。図9に示されるように、この通信システムは、マスタ装置1cとスレーブ装置2cとで構成される。マスタ装置1cとスレーブ装置2cとは、有線回線3によって接続される。図9に示される実施の形態3のマスタ装置1cは、送受信部11と、送受信部12と、パケット抽出部13と、時刻同期処理部14と、時刻同期用パケット生成部15と、基準時刻取得部16と、同期精度監視部17とに加えて、クロック源18と、周波数分配部19と、Sync−E処理部20とを備える点において、実施の形態1のマスタ装置1aと相違する。また、図9に示される実施の形態3のスレーブ装置2cは、送受信部21と、送受信部22と、パケット抽出部23と、時刻同期処理部24aと、時刻同期用パケット生成部25と、時刻情報処理部26とに加えて、周波数分配部29と、Sync−E処理部30とを備える点において、実施の形態1のスレーブ装置2aと相違する。
図9に示されるSync−E機能と時刻同期処理の関係性を説明する。マスタ装置1cは、クロック源18から得た基準周波数を周波数分配部19で装置内に分配し動作する。マスタ装置1cのSync−E処理部20は、基準周波数の情報を含んだ周波数同期用フレームを、マスタ装置1cからスレーブ装置2cへの方向に送信する。周波数同期用フレームを受信したスレーブ装置2cには、Sync−E処理部30にて基準周波数の情報を抽出し、周波数分配部29がスレーブ装置2c内に分配する。したがって、マスタ装置1cとスレーブ装置2cは、基準周波数にて周波数同期した状態で動作する。マスタ装置1cとスレーブ装置2cは周波数同期しているため、双方における時刻監視用パケットを示す情報の差分は、図1の比較例の場合に比べ小さくなる。
図9における同期精度監視部17の動作を説明する。同期精度監視部17は、Delay_Reqメッセージがスレーブ装置2cから送信された際の時刻T3を示す情報とマスタ装置1cがDelay_Respメッセージを送信した際の時刻T4を示す情報を用いて、スレーブ装置2cからマスタ装置1cへの方向の伝搬時間である監視用時刻差分(T4−T3)を算出及び記録する。同期精度監視部17は、監視用時刻差分が予め決められた許容範囲内に収束した場合、スレーブクロックがオフセット値により補正されたと判断し、スレーブ装置2cにおける時刻同期が完了したと判定する。監視用時刻差分(T4−T3)が収束せず変動し続ける場合、スレーブクロックがオフセット値により補正されていないと判断し、スレーブ装置2cにおける時刻同期が完了していないと判定する。実施の形態3においては、Sync−E機能によってマスタ装置1cとスレーブ装置2cは、周波数同期しており、双方における時刻監視用パケットの時刻ずれは小さくなるため、同期精度監視部17にて監視する監視用時刻差分はより狭い範囲に収束する。したがって、Sync−E機能にて装置間を周波数同期させ、本発明による同期精度の監視を行うことで、実施の形態1及び2に比べ時刻同期精度の監視はより高精度となる。
《変形例》
図10は、上記実施の形態1から3のマスタ装置の構成を示すハードウェア構成図である。図10に示されるマスタ装置は、ソフトウェアとしてのプログラムを格納する記憶装置としてのメモリ91と、メモリ91に格納されたプログラムを実行する情報処理部としてのプロセッサ92とを有する。図10に示されるマスタ装置は、実施の形態1から3の子局装置の構造の具体例を示している。図10に示される装置の動作は、実施の形態1から3のマスタ装置の動作と同じである。
図10に示される装置が、実施の形態1から3のマスタ装置における処理を実現する場合には、図10に示されるマスタ装置の各構成は、プロセッサ92がメモリ91に記憶されたプログラムを実行することにより、実現される。なお、マスタ装置の各構成を実現するために、プロセッサ92とメモリ91と用いる場合を例示したが、マスタ装置の各構成の一部をプロセッサ92とメモリ91で実現し、他の部分をハードウェア回路で実現してもよい。図10に示されるマスタ装置によって、実施の形態1から3で説明した時刻同期監視方法を実現することができる。
1a,1b,1c マスタ装置(主装置)、 2a,2_1,2_2,…,2_M,2c スレーブ装置(従装置)、 3 有線回線、 11,12,21,22 送受信部、 13,23 パケット抽出部、 14,24 時刻同期処理部、 15,25 時刻同期用パケット生成部、 16 基準時刻取得部、 17,17a 同期精度監視部、 18 クロック源、 19 周波数分配部、 20 Sync−E処理部、 26 時刻情報処理部、 29 周波数分配部、 30 Sync−E処理部、 41 スイッチングハブ。

Claims (12)

  1. マスタ装置のマスタクロックとスレーブ装置のスレーブクロックとの間の同期を監視する時刻同期監視方法であって、
    前記マスタ装置が、前記マスタクロックに基づく第1時刻に第1メッセージを送信し、前記スレーブ装置が、前記スレーブクロックに基づく第2時刻に前記第1メッセージを受信する第1メッセージ送受信ステップと、
    前記マスタ装置が、前記第1時刻を示す情報を含む第2メッセージを送信し、前記スレーブ装置が、前記第2メッセージを受信する第2メッセージ送受信ステップと、
    前記スレーブ装置が、前記スレーブクロックに基づく第3時刻に、前記第3時刻を示す情報を含む第3メッセージを送信し、前記マスタ装置が、前記第3メッセージを受信する要求メッセージ送受信ステップと、
    前記マスタ装置が、前記マスタクロックに基づく時刻であって前記第3メッセージを受信した際の時刻である第4時刻を示す情報を含む、第4メッセージを送信し、前記スレーブ装置が、前記第4メッセージを受信する応答メッセージ送受信ステップと、
    前記マスタ装置が、前記第4時刻と前記第3時刻との間の差分である監視用時刻差分が予め決められた許容範囲内であるか否かの判断を行い、前記判断の結果を出力する判断ステップと
    を有することを特徴とする時刻同期監視方法。
  2. 前記判断ステップにおいて前記監視用時刻差分が前記許容範囲外であると判断された場合に、前記判断の結果は、前記スレーブクロックに時刻ずれがあることを示す情報である
    ことを特徴とする請求項1に記載の時刻同期監視方法。
  3. 前記スレーブ装置が、前記第1時刻、前記第2時刻、前記第3時刻、及び前記第4時刻に基づいて、前記スレーブクロックを補正する時刻補正ステップをさらに有することを特徴とする請求項1又は2に記載の時刻同期監視方法。
  4. 前記第1メッセージ送受信ステップの前に、前記マスタ装置が、前記マスタ装置の動作クロック周波数を示す第1の動作クロック周波数情報を前記スレーブ装置に送信し、前記スレーブ装置が、前記スレーブ装置の動作クロック周波数を、前記マスタ装置の動作クロック周波数に一致させるステップをさらに有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の時刻同期監視方法。
  5. マスタ装置のマスタクロックと第1から第M(Mは2以上の整数)のスレーブ装置の第1から第Mのスレーブクロックとの間の同期を監視する時刻同期監視方法であって、前記マスタクロックと第m(mは1以上M以下の整数)のスレーブ装置の第mのスレーブクロックとの間の同期の監視のために実行される時刻同期監視処理は、
    前記マスタ装置が、前記マスタクロックに基づく第1時刻に第1メッセージを送信し、前記第mのスレーブ装置が、前記第mのスレーブクロックに基づく第2時刻に前記第1メッセージを受信する第1メッセージ送受信ステップと、
    前記マスタ装置が、前記第1時刻を示す情報を含む第2メッセージを送信し、前記第mのスレーブ装置が、前記第2メッセージを受信する第2メッセージ送受信ステップと、
    前記第mのスレーブ装置が、前記第mのスレーブクロックに基づく第3時刻に、前記第3時刻を示す情報を含む第3メッセージを送信し、前記マスタ装置が、前記第3メッセージを受信する要求メッセージ送受信ステップと、
    前記マスタ装置が、前記マスタクロックに基づく時刻であって前記第3メッセージを受信した際の時刻である第4時刻を示す情報を含む、第4メッセージを送信し、前記第mのスレーブ装置が、前記第4メッセージを受信する応答メッセージ送受信ステップと、
    前記マスタ装置が、前記第4時刻と前記第3時刻との間の差分である監視用時刻差分が予め決められた許容範囲内であるか否かの判断を行い、前記判断の結果を出力する判断ステップと
    を有することを特徴とする時刻同期監視方法。
  6. 前記判断ステップにおいて、前記第1から第Mのスレーブ装置の全てについて、前記監視用時刻差分が前記許容範囲内であると判断された場合に、前記判断の結果は、前記マスタクロック及び前記第1から第Mのスレーブクロックのいずれにも時刻ずれがないことを示す情報である
    ことを特徴とする請求項5に記載の時刻同期監視方法。
  7. 前記第1から第Mのスレーブ装置の全てについて、前記判断ステップにおいて、前記監視用時刻差分が予め決められた範囲内であり、且つ、前記第1から第Mのスレーブ装置の全てについて、前記監視用時刻差分の符号が同じである場合に、前記判断の結果は、前記マスタクロックに時刻ずれがあることを示す情報である
    ことを特徴とする請求項5又は6に記載の時刻同期監視方法。
  8. 前記マスタクロックと第m(mは1以上M以下の整数)のスレーブ装置の第mのスレーブクロックとの間の同期の監視のために実行される時刻同期監視処理は、前記第1メッセージ送受信ステップの前に、前記マスタ装置が、前記マスタ装置の動作クロック周波数を示す第1の動作クロック周波数情報を前記第mのスレーブ装置に送信し、前記第mのスレーブ装置が、前記第mのスレーブ装置の動作クロック周波数を、前記マスタ装置の動作クロック周波数に一致させるステップをさらに有することを特徴とする請求項5から7のいずれか1項に記載の時刻同期監視方法。
  9. マスタ装置と、
    前記マスタ装置と通信するスレーブ装置と
    を有し、
    前記マスタ装置のマスタクロックと前記スレーブ装置のスレーブクロックとの間の同期を監視する通信システムであって、
    前記マスタ装置が、前記マスタクロックに基づく第1時刻に第1メッセージを送信し、前記スレーブ装置が、前記スレーブクロックに基づく第2時刻に前記第1メッセージを受信し、
    前記マスタ装置が、前記第1時刻を示す情報を含む第2メッセージを送信し、前記スレーブ装置が、前記第2メッセージを受信し、
    前記スレーブ装置が、前記スレーブクロックに基づく第3時刻に、前記第3時刻を示す情報を含む第3メッセージを送信し、前記マスタ装置が、前記第3メッセージを受信し、
    前記マスタ装置が、前記マスタクロックに基づく時刻であって前記第3メッセージを受信した際の時刻である第4時刻を示す情報を含む、第4メッセージを送信し、前記スレーブ装置が、前記第4メッセージを受信し、
    前記マスタ装置が、前記第4時刻と前記第3時刻との間の差分である監視用時刻差分が予め決められた許容範囲内であるか否かの判断を行い、前記判断の結果を出力する
    ことを特徴とする通信システム。
  10. マスタ装置と、
    前記マスタ装置と通信する第1から第M(Mは2以上の整数)のスレーブ装置と
    を有し、
    前記マスタ装置のマスタクロックと前記第1から第Mのスレーブ装置のスレーブクロックとの間の同期を監視する通信システムであって、
    前記マスタクロックと第m(mは1以上M以下の整数)のスレーブ装置の第mのスレーブクロックとの間の同期の監視のために実行される時刻同期監視処理において、
    前記マスタ装置が、前記マスタクロックに基づく第1時刻に第1メッセージを送信し、前記第mのスレーブ装置が、前記第mのスレーブクロックに基づく第2時刻に前記第1メッセージを受信し、
    前記マスタ装置が、前記第1時刻を示す情報を含む第2メッセージを送信し、前記第mのスレーブ装置が、前記第2メッセージを受信し、
    前記第mのスレーブ装置が、前記第mのスレーブクロックに基づく第3時刻に、前記第3時刻を示す情報を含む第3メッセージを送信し、前記マスタ装置が、前記第3メッセージを受信し、
    前記マスタ装置が、前記マスタクロックに基づく時刻であって前記第3メッセージを受信した際の時刻である第4時刻を示す情報を含む、第4メッセージを送信し、前記第mのスレーブ装置が、前記第4メッセージを受信し、
    前記マスタ装置が、前記第4時刻と前記第3時刻との間の差分である監視用時刻差分が予め決められた許容範囲内であるか否かの判断を行い、前記判断の結果を出力する
    ことを特徴とする通信システム。
  11. スレーブ装置と通信を行うマスタ装置であって、
    送受信部と、
    マスタクロックを出力する基準時刻取得部と、
    時刻同期用パケットを生成する時刻同期用パケット生成部と、
    前記スレーブ装置から送信された信号から時刻同期用パケットを抽出するパケット抽出部と、
    前記マスタクロックと前記スレーブ装置のスレーブクロックとの間の同期精度を監視する同期精度監視部と、
    を有し、
    前記マスタ装置が、前記マスタクロックに基づく第1時刻に第1メッセージを送信し、前記スレーブ装置が、前記スレーブクロックに基づく第2時刻に前記第1メッセージを受信し、
    前記マスタ装置が、前記第1時刻を示す情報を含む第2メッセージを送信し、前記スレーブ装置が、前記第2メッセージを受信し、
    前記スレーブ装置が、前記スレーブクロックに基づく第3時刻に、前記第3時刻を示す情報を含む第3メッセージを送信し、前記マスタ装置が、前記第3メッセージを受信し、
    前記マスタ装置が、前記マスタクロックに基づく時刻であって前記第3メッセージを受信した際の時刻である第4時刻を示す情報を含む、第4メッセージを送信し、前記スレーブ装置が、前記第4メッセージを受信し、
    前記マスタ装置が、前記第4時刻と前記第3時刻との間の差分である監視用時刻差分が予め決められた許容範囲内であるか否かの判断を行い、前記判断の結果を出力する
    ことを特徴とするマスタ装置。
  12. 第1から第M(Mは2以上の整数)のスレーブ装置と通信を行うマスタ装置であって、
    送受信部と、
    マスタクロックを出力する基準時刻取得部と、
    時刻同期用パケットを生成する時刻同期用パケット生成部と、
    前記第1から第Mのスレーブ装置から送信された信号から時刻同期用パケットを抽出するパケット抽出部と、
    前記マスタクロックと前記第1から第Mのスレーブ装置のスレーブクロックとの間の同期精度を監視する同期精度監視部と、
    を有し、
    前記マスタクロックと第m(mは1以上M以下の整数)のスレーブ装置の第mのスレーブクロックとの間の同期の監視のために実行される時刻同期監視処理において、
    前記マスタ装置が、前記マスタクロックに基づく第1時刻に第1メッセージを送信し、前記第mのスレーブ装置が、前記第mのスレーブクロックに基づく第2時刻に前記第1メッセージを受信し、
    前記マスタ装置が、前記第1時刻を示す情報を含む第2メッセージを送信し、前記第mのスレーブ装置が、前記第2メッセージを受信し、
    前記第mのスレーブ装置が、前記第mのスレーブクロックに基づく第3時刻に、前記第3時刻を示す情報を含む第3メッセージを送信し、前記マスタ装置が、前記第3メッセージを受信し、
    前記マスタ装置が、前記マスタクロックに基づく時刻であって前記第3メッセージを受信した際の時刻である第4時刻を示す情報を含む、第4メッセージを送信し、前記第mのスレーブ装置が、前記第4メッセージを受信し、
    前記マスタ装置が、前記第4時刻と前記第3時刻との間の差分である監視用時刻差分が予め決められた許容範囲内であるか否かの判断を行い、前記判断の結果を出力する
    ことを特徴とするマスタ装置。
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