JP2016115069A - 携帯端末および携帯端末で実行されるプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】広告効果を高める。【解決手段】ウェブページを閲覧するためのブラウザを備えるスマートフォン3であって、スマートフォン3にインストールされた一つまたは複数のアプリおよびブラウザが、それぞれアクセス可能となるサーバプロセスを実行するプロセス実行部31と、プロセスの起動時に、スマートフォン3内において特定可能な識別情報を発行してサーバプロセス用のメモリ領域に記憶させる識別情報発行部32と、を備え、プロセス実行部31は、ブラウザからの要求に応じて識別情報をブラウザに送信する識別情報送信部311と、ブラウザ利用情報および識別情報をブラウザから受信し、アプリ利用情報を各アプリから受信し、受信したブラウザ利用情報およびアプリ利用情報を識別情報に対応付けてサーバプロセス用のメモリ領域に記憶させる利用情報受信部312と、をさらに備える。【選択図】図3

Description

本発明は、広告配信を受け取る携帯端末および携帯端末で実行されるプログラムに関する。
近年、広告効果を高める手法としてリターゲティング広告と呼ばれる広告手法が注目されている。リターゲティング広告とは、検索サイトやバナー広告等から特定の広告主サイトを訪問したユーザが、他のサイトに移動したときに、再度広告主サイトの広告を表示させ、広告主サイトへの再訪を促す手法である。下記特許文献1には、リターゲティング広告を行う際にブラウザのCookieを利用することが開示されている。
特開2013−077119号公報
スマートフォンでは、ブラウザを利用してウェブサイトにアクセスすることができる一方、アプリケーション(以下、「アプリ」ともいう。)を利用してウェブサイトにアクセスすることもできる。アプリを利用してウェブサイトにアクセスする場合には、ブラウザが起動しないため、Cookieを利用することができない。したがって、スマートフォンにおいて、ブラウザを利用したときの閲覧情報と、各アプリを利用したときのそれぞれの閲覧情報とが、同一のスマートフォンによるものかどうかを判別することができない。つまり、スマートフォンに対するリターゲティング広告は、ブラウザと各アプリとにそれぞれ個別に行うことになるため、広告効果を高める観点からは改善の余地がある。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、広告効果を高めることができる携帯端末および携帯端末で実行されるプログラムを提供することを目的の一つとする。
本発明の一態様である携帯端末は、ウェブページを閲覧するためのブラウザを備える携帯端末であって、前記携帯端末にインストールされた一つまたは複数のアプリケーションおよび前記ブラウザが、それぞれアクセス可能となるサーバ機能用のプロセスを実行するプロセス実行手段と、前記プロセスの起動時に、前記携帯端末内において特定可能な識別情報を発行する識別情報発行手段と、前記識別情報発行手段により発行された前記識別情報を記憶する識別情報記憶手段と、を備え、前記プロセス実行手段は、前記ブラウザからの要求に応じて前記識別情報を前記ブラウザに送信する識別情報送信手段と、前記ブラウザの利用に関するブラウザ利用情報および前記識別情報を、前記ブラウザから受信するブラウザ利用情報受信手段と、前記アプリケーションの利用に関するアプリ利用情報を、前記アプリケーションから受信するアプリ利用情報受信手段と、前記ブラウザ利用情報受信手段により受信される前記ブラウザ利用情報、および前記アプリ利用情報受信手段により受信される前記アプリ利用情報を、前記識別情報に対応付けて記憶する利用情報記憶手段と、をさらに備える。
本発明の一態様である携帯端末で実行されるプログラムは、ウェブページを閲覧するためのブラウザを備える携帯端末で実行されるプログラムであって、コンピュータを、前記携帯端末にインストールされた一つまたは複数のアプリケーションおよび前記ブラウザが、それぞれアクセス可能となるサーバ機能用のプロセスを実行するプロセス実行手段、前記プロセスの起動時に、前記携帯端末内において特定可能な識別情報を発行する識別情報発行手段、前記識別情報発行手段により発行された前記識別情報を記憶させる識別情報記憶手段、として機能させ、前記プロセス実行手段は、前記ブラウザからの要求に応じて前記識別情報を前記ブラウザに送信する識別情報送信手段、前記ブラウザの利用に関するブラウザ利用情報および前記識別情報を、前記ブラウザから受信するブラウザ利用情報受信手段、前記アプリケーションの利用に関するアプリ利用情報を、前記アプリケーションから受信するアプリ利用情報受信手段、前記ブラウザ利用情報受信手段により受信される前記ブラウザ利用情報、および前記アプリ利用情報受信手段により受信される前記アプリ利用情報を、前記識別情報に対応付けて記憶させる利用情報記憶手段、として前記コンピュータをさらに機能させる。
本発明によれば、広告効果を高めることができる。
実施形態における携帯装置であるスマートフォンを含む広告システムの構成を例示するブロック図である。 図1に示すスマートフォンでの処理概要を説明するための概念図である。 図1に示すスマートフォンの機能構成を例示するブロック図である。 スマートフォンにアプリをインストールする際の動作を説明するためのフローチャートである。 ユーザ利用情報を蓄積する際の動作を説明するためのフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、本発明に係る携帯端末および携帯端末で実行されるプログラムの好適な実施形態について説明する。
まず、図1を参照して、実施形態における携帯端末を含む広告システムの構成について説明する。この広告システムは、広告提供サーバ1と、アプリ提供サーバ2と、携帯端末としてのスマートフォン3と、を備える。広告提供サーバ1、アプリ提供サーバ2およびスマートフォン3は、インターネットや移動体通信網等のネットワーク4を介して相互に接続可能である。
広告提供サーバ1は、スマートフォン3にリターゲティング広告を提供するサーバ装置である。アプリ提供サーバ2は、スマートフォン用のアプリケーションを提供するアプリ提供サイトを管理するサーバ装置である。スマートフォン3は、携帯電話機能と携帯情報端末機能とを融合した携帯電話端末である。
なお、本実施形態では、携帯端末としてスマートフォンを用いて説明するが、これに限定されない。ブラウザとアプリとが独立して携帯起動する端末であって、本発明を適用していない状態で、ブラウザを利用したときの閲覧情報と、各アプリを利用したときのそれぞれの閲覧情報とが、同一の端末によるものかどうかを判別するための手段が備えられていない携帯端末であれば、本発明を適用することができる。
スマートフォン3は、物理構成として、例えば、CPU(Central Processing Unit)と、メモリと、通信インターフェースとを備える。メモリは、例えば、CPUで処理されるプログラムおよびデータを記憶するROM(Read Only Memory)、主として制御処理のための各種作業領域として使用するRAM(Random Access Memory)等を含む。CPUが、ROMに記憶されたプログラムを実行し、通信インターフェースを介して受信されるメッセージや、RAMに展開されるデータ等を処理することで、後述するスマートフォン3の各部の機能を実現する。
スマートフォン3の機能構成を説明する前に、図2を参照して、スマートフォン3でブラウザAと複数のアプリB,Cとを利用する際に実行される処理の概要について説明する。
スマートフォン3には、ウェブページを閲覧するためのブラウザAが予めインストールされている。スマートフォン3は、ユーザの操作指示に従って、アプリ提供サーバ2からアプリB,Cをそれぞれダウンロードし、インストールする。図2では、二つのアプリB,Cがインストールされているが、インストールするアプリの数はいくつであってもよい。
サーバプロセスDは、ブラウザAおよびアプリB,Cが、それぞれアクセス可能なサーバ機能用のプロセスである。サーバプロセスDは、スマートフォン3に最初にアプリがインストールされたときに、そのアプリに組み込まれたSDK(Software Development Kit)により生成され、起動する。サーバプロセスDには、予め決められた特定のポート番号が割り当てられる。
2番目以降にインストールされるアプリケーションは、サーバプロセスが既に起動しているかどうかを確認し、起動している場合には、サーバプロセスを起動させずに、既に起動しているサーバプロセスを利用する。なお、サーバプロセスが既に起動している場合、2番目以降にインストールされるアプリケーションは、サーバプロセスのデータをミラーリングする冗長化プロセスを起動させることとしてもよい。これにより、信頼性を向上させることができる。
また、各アプリケーションは、サーバプロセスを随時監視し、サーバプロセスが停止している場合にはサーバプロセスを再起動させることとしてもよい。これにより、可用性を向上させることができる。
SDKは、サーバプロセスを起動するときに、スマートフォン3を一意に特定するための識別情報を発行し、サーバプロセスD用のメモリ領域DM1に識別情報を記憶させる(識別情報記憶手段)。
ブラウザAは、起動時に、識別情報を送信するように要求する識別情報送信要求をサーバプロセスDに送信する。なお、この識別情報送信要求は、ユーザがブラウザAを操作するたびに、ブラウザAからサーバプロセスDに送信することとしてもよい。
識別情報送信要求は、予め決められたポート番号を指定して行われる。このポート番号は、上述したようにサーバプロセスDに割り当てられるポート番号である。ブラウザAは、識別情報送信要求に対して応答がない場合に、サーバプロセスが起動していない状態であると判断する。一方、識別情報送信要求に対する応答として識別情報を受信した場合には、ブラウザA用のメモリ領域AM1に、その識別情報を記憶させる。
ブラウザAは、ユーザがブラウザAを操作するたびに、ブラウザAの利用に関する情報(以下、「ブラウザ利用情報」という。)と、メモリ領域AM1に記憶させた識別情報とをサーバプロセスDに送信する。
ブラウザ利用情報としては、例えば、ブラウザに対して入力された操作内容に関する情報、ブラウザにより表示されているウェブページを特定する情報、ブラウザ利用情報を取得したときの日時情報、ブラウザ利用情報を取得したときの位置情報(例えばGPSにより測位)、表示されているウェブページ内のコンテンツに関する情報等が該当する。
アプリB,Cは、ユーザがアプリB,Cを操作するたびに、アプリの利用に関する情報(以下、「アプリ利用情報」という。)を、サーバプロセスDに送信する。
アプリ利用情報としては、例えば、アプリに対して入力された操作内容に関する情報、アプリにより表示されているウェブページを特定する情報、アプリ利用情報を取得したときの日時情報、アプリ利用情報を取得したときの位置情報(GPSにより測位)、表示されているウェブページ内のコンテンツに関する情報等が該当する。
サーバプロセスDは、ブラウザ利用情報およびアプリ利用情報を識別情報に対応付けて、ユーザ利用情報としてサーバプロセスD用のメモリ領域DM2に記憶させ(利用情報記憶手段)、ブラウザAに送信する。ブラウザAは、受信したユーザ利用情報を、ブラウザ用のメモリ領域AM2に記憶させる。
なお、識別情報やユーザ利用情報を各メモリ領域に格納する際に、暗号化して格納することが好ましい。暗号化する際の手法としては、例えば、共通鍵方式や公開鍵暗号方式等のような公知の暗号化技術を用いることができる。
図3を参照して、実施形態におけるスマートフォン3の機能構成について説明する。スマートフォン3は、機能構成として、例えば、プロセス実行部(プロセス実行手段)31と、識別情報発行部(識別情報発行手段)32とを有する。プロセス実行部31は、識別情報送信部(識別情報送信手段)311と、利用情報受信部(ブラウザ利用情報受信手段、アプリ利用情報受信手段)312と、利用情報送信部(利用情報送信手段)313とをさらに有する。
プロセス実行部31は、スマートフォン3にインストールされた一つまたは複数のアプリケーション、およびブラウザが、それぞれアクセス可能なサーバプロセスを実行する。
識別情報発行部32は、サーバプロセスを最初に起動するときに、識別情報を発行し、その発行した識別情報を、サーバプロセス用のメモリ領域に記憶する。
識別情報送信部311は、ブラウザから送信される識別情報送信要求の応答として、サーバプロセス用のメモリ領域に記憶されている識別情報をブラウザに送信する。
利用情報受信部312は、ブラウザから送信されるブラウザ利用情報および識別情報を受信し、その受信したブラウザ利用情報を識別情報に対応付けてサーバプロセス用のメモリ領域に記憶する。
利用情報受信部312は、アプリ利用情報をそれぞれのアプリから受信し、その受信したアプリ利用情報を識別情報に対応付けてサーバプロセス用のメモリ領域に記憶する。
利用情報送信部313は、ブラウザから受信したブラウザ利用情報および識別情報を、サーバプロセス用のメモリ領域に記憶した後、そのメモリ領域に識別情報に対応付けて記憶されているブラウザ利用情報およびアプリ利用情報をブラウザに送信する。
なお、利用情報送信部313は、ブラウザ利用情報およびアプリ利用情報を、ブラウザに送信せずに、広告提供サーバ1等の特定の外部サーバに送信することとしてもよい。この場合、利用情報送信部313は、ブラウザ利用情報およびアプリ利用情報とともに、識別情報を、広告提供サーバ1に送信する。また、ブラウザは、ブラウザ用のメモリ領域に記憶されている識別情報を用いて、広告提供サーバ1からブラウザ利用情報およびアプリ利用情報を取得する。
次に、図4を参照して、スマートフォン3にアプリをインストールする際の動作について説明する。
最初に、スマートフォン3は、ユーザの操作指示に従って、アプリのダウンロード要求をアプリ提供サーバ2に送信する(ステップS101)。
続いて、アプリ提供サーバ2は、ダウンロード要求に対応するアプリをスマートフォン3に送信する(ステップS102)。
続いて、スマートフォン3は、アプリのインストールを開始する(ステップS103)。
続いて、スマートフォン3は、アプリに組み込まれたSDKに従って、サーバプロセスが既に起動しているかどうかを確認する(ステップS104)。この判定がYESである場合(ステップS104;YES)には、この動作手順を終了する。
一方、上記ステップS104の判定において、サーバプロセスが起動していないと判定された場合(ステップS104;NO)に、スマートフォン3は、SDKに従って、サーバプロセスを生成し、起動する(ステップS105)。
続いて、スマートフォン3は、SDKに従って、スマートフォン3を一意に特定する識別情報を発行し、サーバプロセス用のメモリ領域に識別情報を格納する(ステップS106)。
続いて、スマートフォン3のサーバプロセスは、識別情報送信要求をブラウザから受信した場合には、その要求に応じてサーバプロセス用のメモリ領域に格納されている識別情報をブラウザに送信し、その識別情報を受信したブラウザは、ブラウザ用のメモリ領域に識別情報を格納する(ステップS107)。そして、この動作手順を終了する。
次に、図5を参照して、ユーザ利用情報を蓄積していく際の動作について説明する。
最初に、ユーザの操作指示に従って、いずれかのアプリで操作が発生した場合(ステップS201)に、そのアプリは、その操作内容に関する情報等を含むアプリ利用情報をサーバプロセスに送信する(ステップS202)。
続いて、サーバプロセスは、上記ステップS202で送信されたアプリ利用情報を受信すると、サーバプロセス用のメモリ領域で識別情報に対応付けて記憶されているユーザ利用情報に追加する(ステップS203)。
続いて、ユーザの操作指示に従って、ブラウザで操作が発生した場合(ステップS204)に、ブラウザは、その操作内容に関する情報等を含むブラウザ利用情報と、ブラウザ用のメモリ領域に格納されている識別情報とをサーバプロセスに送信する(ステップS205)。
続いて、サーバプロセスは、上記ステップS205で送信されたブラウザ利用情報を受信すると、サーバプロセス用のメモリ領域で識別情報に対応付けて記憶されているユーザ利用情報に追加する(ステップS206)。
続いて、サーバプロセスは、上記ステップS206で追加された後のユーザ利用情報をブラウザに送信する(ステップS207)。
続いて、ブラウザは、上記ステップS207で送信されたユーザ利用情報を受信すると、ブラウザ用のメモリ領域に格納されているユーザ利用情報に追加する(ステップS208)。
上述したように、実施形態におけるスマートフォン3によれば、プロセス実行部31を有することで、ブラウザおよび各アプリケーションが、それぞれアクセス可能なサーバプロセスを実行することができ、識別情報発行部32を有することで、サーバプロセスの起動時に、スマートフォン3内で特定可能な識別情報を発行して、サーバプロセス用のメモリ領域に格納することができる。
また、識別情報送信部311を有することで、ブラウザからの識別情報送信要求に応じて識別情報をブラウザに送信することができ、利用情報受信部312を有することで、ブラウザ利用情報および識別情報をブラウザから受信し、アプリ利用情報を各アプリから受信して、サーバプロセス用のメモリ領域に、識別情報と対応付けて格納することができ、利用情報送信部313を有することで、識別情報に対応付けて格納されたブラウザ利用情報およびアプリ利用情報を、ブラウザに送信することができる。
これにより、ブラウザ利用情報とアプリ利用情報とが同一のスマートフォンによるものであることを、識別情報に基づいて判別することができるため、従来、ブラウザとアプリとでそれぞれ個別に行っていたリターゲティング広告を、ブラウザとアプリとを相互に連携させて行うことが可能となる。それゆえ、広告効果をより高めることが可能となる。
例示的に、スマートフォン3のブラウザを利用してオンラインショッピングしているユーザが商品をカートに入れ、決済することなく、ゲームアプリを起動してゲームを開始した場合には、ブラウザを利用してカートに入れた商品に関する広告を、ゲームアプリを利用しているユーザに対して提示することが可能となる。
また、上述した実施形態で説明したように、アプリの利用情報とブラウザの利用情報とを照合する手段を搭載しないような独自の仕様があるスマートフォンに本発明を適用することで、アプリの利用に関する情報とウェブの閲覧に関する情報とを効果的に蓄積、照合、分析することができるようになるため、より精度の高い広告等のマーケティングに利用することが可能となる。
[変形例]
なお、上述した実施形態は、単なる例示に過ぎず、実施形態に明示していない種々の変形や技術の適用を排除するものではない。すなわち、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な形態に変形して実施することができる。
例えば、上述した実施形態では、ブラウザとサーバプロセスとが情報のやり取りを行っているが、これに限定されない。例えば、ブラウザ内のインラインフレームまたはアプリ内のインラインブラウザが、サーバプロセスと情報のやり取りを行うこととしてもよい。
さらに、この変形例において、ブラウザ利用情報およびアプリ利用情報を、ブラウザに送信せずに、広告提供サーバ1等の特定の外部サーバに送信することとしてもよい。この場合には、利用情報送信部313が、ブラウザ利用情報およびアプリ利用情報を、インラインフレームまたはインラインブラウザに送信し、インラインフレームまたはインラインブラウザが、ブラウザ利用情報およびアプリ利用情報を、広告提供サーバ1等の特定の外部サーバに送信する。また、ブラウザは、ブラウザ用のメモリ領域に記憶されている識別情報を用いて、広告提供サーバ1からブラウザ利用情報およびアプリ利用情報を取得する。
1…広告提供サーバ
2…アプリ提供サーバ
3…スマートフォン
4…ネットワーク
31…プロセス実行部
32…識別情報発行部
311…識別情報送信部
312…利用情報受信部
313…利用情報送信部
A…ブラウザ
B,C…アプリ
D…サーバプロセス
AM1,AM2…ブラウザ用のメモリ領域
DM1,DM2…サーバプロセス用のメモリ領域

Claims (8)

  1. ウェブページを閲覧するためのブラウザを備える携帯端末であって、
    前記携帯端末にインストールされた一つまたは複数のアプリケーションおよび前記ブラウザが、それぞれアクセス可能となるサーバ機能用のプロセスを実行するプロセス実行手段と、
    前記プロセスの起動時に、前記携帯端末内において特定可能な識別情報を発行する識別情報発行手段と、
    前記識別情報発行手段により発行された前記識別情報を記憶する識別情報記憶手段と、を備え、
    前記プロセス実行手段は、
    前記ブラウザからの要求に応じて前記識別情報を前記ブラウザに送信する識別情報送信手段と、
    前記ブラウザの利用に関するブラウザ利用情報および前記識別情報を、前記ブラウザから受信するブラウザ利用情報受信手段と、
    前記アプリケーションの利用に関するアプリ利用情報を、前記アプリケーションから受信するアプリ利用情報受信手段と、
    前記ブラウザ利用情報受信手段により受信される前記ブラウザ利用情報、および前記アプリ利用情報受信手段により受信される前記アプリ利用情報を、前記識別情報に対応付けて記憶する利用情報記憶手段と、
    をさらに備えることを特徴とする携帯端末。
  2. 前記プロセス実行手段は、前記利用情報記憶手段により前記識別情報に対応付けて記憶された前記ブラウザ利用情報および前記アプリ利用情報を、前記ブラウザに送信する利用情報送信手段を、さらに備えることを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  3. 前記プロセス実行手段は、前記利用情報記憶手段により前記識別情報に対応付けて記憶された前記ブラウザ利用情報および前記アプリ利用情報を、前記識別情報とともに、外部装置に送信する利用情報送信手段を、さらに備え、
    前記ブラウザは、前記識別情報に基づいて、前記外部装置から前記ブラウザ利用情報および前記アプリ利用情報を取得する、ことを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  4. 前記ブラウザから送信される前記ブラウザ利用情報は、インラインフレームまたはインラインブラウザの内容に関する情報である、ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の携帯端末。
  5. ウェブページを閲覧するためのブラウザを備える携帯端末で実行されるプログラムであって、
    コンピュータを、
    前記携帯端末にインストールされた一つまたは複数のアプリケーションおよび前記ブラウザが、それぞれアクセス可能となるサーバ機能用のプロセスを実行するプロセス実行手段、
    前記プロセスの起動時に、前記携帯端末内において特定可能な識別情報を発行する識別情報発行手段、
    前記識別情報発行手段により発行された前記識別情報を記憶させる識別情報記憶手段、として機能させ、
    前記プロセス実行手段は、
    前記ブラウザからの要求に応じて前記識別情報を前記ブラウザに送信する識別情報送信手段、
    前記ブラウザの利用に関するブラウザ利用情報および前記識別情報を、前記ブラウザから受信するブラウザ利用情報受信手段、
    前記アプリケーションの利用に関するアプリ利用情報を、前記アプリケーションから受信するアプリ利用情報受信手段、
    前記ブラウザ利用情報受信手段により受信される前記ブラウザ利用情報、および前記アプリ利用情報受信手段により受信される前記アプリ利用情報を、前記識別情報に対応付けて記憶させる利用情報記憶手段、として前記コンピュータをさらに機能させることを特徴とするプログラム。
  6. 前記プロセス実行手段は、前記利用情報記憶手段により前記識別情報に対応付けて記憶された前記ブラウザ利用情報および前記アプリ利用情報を、前記ブラウザに送信する利用情報送信手段、として前記コンピュータをさらに機能させることを特徴とする請求項5記載のプログラム。
  7. 前記プロセス実行手段は、前記利用情報記憶手段により前記識別情報に対応付けて記憶された前記ブラウザ利用情報および前記アプリ利用情報を、前記識別情報とともに、外部装置に送信する利用情報送信手段、として前記コンピュータをさらに機能させることを特徴とする請求項5記載のプログラム。
  8. 前記ブラウザから送信される前記ブラウザ利用情報は、インラインフレームまたはインラインブラウザの内容に関する情報である、ことを特徴とする請求項5〜7のいずれか1項に記載のプログラム。
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