JP2016114334A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】冷却ファンを設けることなく、フィルタ再生時にアンモニアガスが排気から熱を受けて熱分解されるのを抑制する。【解決手段】排気を浄化する触媒30と、粒子状物質を捕集するフィルタ51と、反応材461を有して触媒30を暖機する反応器42と、アンモニアガスを貯蔵するタンク41と、を備える内燃機関100の制御装置200が、触媒30の暖機時に反応器42に供給されたアンモニアガスをタンク41に回収する必要があるか否かをフィルタ51の再生要求があったときに判定し、アンモニアガスをタンク41回収する必要があると判定したときは、反応材461の温度が脱離温度以上となる温度域でかつアンモニアガスが熱分解しない温度域である第1温度域に排気温度を制御してアンモニアガスの回収を完了した後、第1温度域よりも高い温度域でかつフィルタ51の再生が可能な温度域である第2温度域に排気温度を制御してフィルタ51を再生する。【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関の制御装置に関する。
従来の内燃機関の制御装置として、アンモニアガスを化学吸着したときに放熱する蓄熱反応材を有する反応器によってディーゼル酸化触媒を暖機すると共に、パティキュレートフィルタの再生時に反応器内でアンモニアガスが熱分解されるのを防止するために、排気温度が所定温度よりも高くなったときに反応器を冷却する冷却ファンを駆動するものがある(特許文献1参照)。
特開2013−190114号公報
そのため、アンモニアガスが熱分解されるのを防止するには冷却ファンが必要になるという問題点がある。
本発明はこのような問題点に着目してなされたものであり、冷却ファンを設けることなく、パティキュレートフィルタの再生時にアンモニアガスが排気から熱を受けて熱分解されるのを抑制することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のある態様によれば、機関本体から排出された排気を浄化する触媒と、触媒よりも下流に配置され、排気に含まれる粒子状物質を捕集するフィルタと、所定の脱離温度未満の温度域でアンモニアガスを化学吸着して放熱し、脱離温度以上の温度域でアンモニアガスが脱離していく反応材を有して触媒又は触媒に導入される排気を加熱し、触媒を暖機する反応器と、反応器に接続され、反応器に供給されると共に反応器から回収されるアンモニアガスを貯蔵するタンクと、を備える内燃機関を制御する制御装置が、触媒の暖機時に反応器に供給されたアンモニアガスをタンクに回収する必要があるか否かをフィルタの再生要求があったときに判定し、アンモニアガスをタンク回収する必要があると判定したときは、反応材の温度が脱離温度以上となる温度域でかつアンモニアガスが熱分解しない温度域である第1温度域に排気温度を制御してアンモニアガスの回収を完了した後、前記第1温度域よりも高い温度域でかつフィルタの再生が可能な温度域である第2温度域に排気温度を制御してフィルタを再生するように構成されている。
本発明によれば、フィルタを再生するために排気温度をアンモニアガスが熱分解してしまう第2温度域に制御するときは、必要に応じて排気温度を第2温度域に制御する前に第1温度域に制御するので、アンモニアガスを事前にタンクに回収することができる。そのため、冷却ファンを設けることなく、フィルタの再生時にアンモニアガスが排気から熱を受けて熱分解されるのを抑制することができる。
図1は、本発明の一実施形態による内燃機関及び内燃機関を制御する電子制御ユニットの概略構成図である。 図2Aは、パティキュレートフィルタの正面図である。 図2Bは、パティキュレートフィルタの側面断面図である。 図3は、タンク圧力とアンモニアガス回収率との関係を示す図である。 図4は、本発明の一実施形態によるフィルタ再生制御について説明するフローチャートである。 図5は、アンモニアガス回収処理について説明するフローチャートである。 図6は、フィルタ再生処理について説明するフローチャートである。 図7は、本発明の一実施形態によるフィルタ再生制御の動作について説明するタイムチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、以下の説明では、同様な構成要素には同一の参照番号を付す。
図1は、本発明の一実施形態による内燃機関100及び内燃機関100を制御する電子制御ユニット200の概略構成図である。
内燃機関100は、内部で燃料を圧縮自己着火燃焼させて、例えば車両などを駆動するための動力を発生させる機関本体1を備える。機関本体1は、各気筒に形成される燃焼室2と、各燃焼室2内にそれぞれ燃料を噴射するための電子制御式の燃料噴射弁3と、各燃焼室2内に吸入空気を導入するための吸気マニホールド4と、各燃焼室2内から排気を排出するための排気マニホールド5と、を含む。
各燃料噴射弁3は、燃料供給管15を介してコモンレール16に連結される。コモンレール16は、吐出量の変更が可能な電子制御式の燃料ポンプ17を介して燃料タンク18に連結される。燃料タンク18内に貯蔵されている燃料は、燃料ポンプ17によってコモンレール16内に供給される。コモンレール16内に供給された燃料は、各燃料供給管15を介して燃料噴射弁3に供給される。
吸気マニホールド4は、吸気ダクト6を介して排気ターボチャージャ7のコンプレッサ7aの出口に連結される。コンプレッサ7aの入口は、エアフローメータ8を介してエアクリーナ9に連結される。吸気ダクト6内には、ステップモータにより駆動される電気制御式のスロットル弁10が配置される。吸気ダクト6の周りには、吸気ダクト6内を流れる吸入空気を冷却するための冷却装置11が配置される。
排気マニホールド5は、排気ターボチャージャ7の排気タービン7bの入口に連結される。排気タービン7bの出口は、排気後処理装置20が設けられた排気管21に連結される。排気マニホールド5と吸気マニホールド4とは、排気再循環(Exhaust Gas Recirculation;以下「EGR」という。)を行うためにEGR通路12を介して互いに連結される。EGR通路12内には、電子制御式のEGR制御弁13が配置される。EGR通路12の周りには、EGR通路12内を流れるEGRガスを冷却するための冷却装置14が配置される。
排気後処理装置20は、機関本体1から排出される排気中の有害物質を取り除いた上で排気を外気に排出するための装置であって、触媒装置30と、化学蓄熱装置40と、パティキュレート(Particulate Matter。)捕集装置50と、を備える。
触媒装置30は、担体31に排気浄化触媒を担持させたものであり、排気管21に設けられる。触媒装置30には、排気浄化触媒の温度(以下「触媒温度」という。)を検出するための触媒温度センサ211が設けられる。排気浄化触媒は、例えば酸化触媒(二元触媒)や三元触媒であり、これらに限らず内燃機関100の種類や用途に応じて適当な触媒を用いることができる。本実施形態では、排気浄化触媒として酸化触媒を用いる。排気浄化触媒として酸化触媒を用いた場合は、排気中の有害物質であるハイドロカーボン(HC)及び一酸化炭素(CO)が酸化触媒によって酸化除去される。
このように触媒装置30は、内部に導入された排気を排気浄化触媒で浄化した上で排出する。触媒装置30が所望の排気浄化性能を発揮するには、排気浄化触媒を所定の活性温度まで昇温させて、排気浄化触媒を活性させる必要がある。そこで本実施形態では、冷間始動時などに触媒装置30を暖機するための装置として化学蓄熱装置40を備えている。
化学蓄熱装置40は、反応媒体と、蓄熱反応材と、の化学反応に伴う反応熱を利用して触媒装置30に導入される排気を加熱し、触媒装置30を暖機する装置である。化学蓄熱装置40は、タンク41と、反応器42と、接続管43と、開閉弁44と、を備える。
タンク41は、反応媒体としてのアンモニアガス(NH)を貯蔵する。タンク41には、タンク41内のアンモニアガスの貯蔵量を把握するために、タンク41内の圧力(以下「タンク圧力」という。)を検出する圧力センサ212が取り付けられる。タンク41内にアンモニアガスを貯蔵する方法は特に限られるものではなく、例えばアンモニアガスを物理吸着する物理吸着材をタンク41内に内蔵し、アンモニアガスを物理吸着材に吸着した状態で貯蔵しても良い。
反応器42は、触媒装置30よりも上流側の排気管21に設けられる。反応器42は、内部に蓄熱体46を収容したものである。反応器42と触媒装置30との間の排気管21には、反応器42から排出される排気の温度を検出する排気温度センサ213が設けられる。
蓄熱体46は、例えば複数枚のプレートを積層して構成されたものであり、各プレートにはアンモニアガスと化学反応を起こして発熱(放熱)する蓄熱反応材461が担持されている。各プレート間には排気の流れを阻害しないように所定の間隙が形成されている。蓄熱反応材461としては、例えば2価の塩化物や2価の臭化物、2価のヨウ化物などを用いることができる。本実施形態では、2価の塩化物である塩化マグネシウム(MgCl)を蓄熱反応材461として用いている。
蓄熱体46の内部には、各プレートに担持された蓄熱反応材461の表面にアンモニアガスを流すためのガス流路462が形成されている。蓄熱体46の表面には、蓄熱体46の内部に形成されたガス流路462にアンモニアガスを導入するための導入口47が形成されている。
接続管43は、一端がタンク41に接続され、他端が反応器42の内部に収容された蓄熱体46の導入口47に接続される通路である。接続管43を介してタンク41と蓄熱体46との間でアンモニアガスの授受が行われる。
開閉弁44は、接続管43に設けられる。開閉弁44が開かれると、タンク41と蓄熱体46との間でアンモニアガスの授受が可能となる。開閉弁44の開閉制御は、後述する電子制御ユニット200によって行われる。
化学蓄熱装置40は上記のように構成され、接続管43を介してタンク41から蓄熱体46にアンモニアガスが供給されると、蓄熱体46の内部でアンモニアガスと蓄熱反応材461とが化学反応を起こし、熱が発生する。化学蓄熱装置40は、この熱によって反応器42を流れる排気を加熱し、加熱された排気を触媒装置30に導入することで、触媒装置30を暖機する。なお、本実施形態では反応器42を触媒装置30よりも上流側の排気管21に設けているが、例えば反応器42を触媒装置30の外周に設け、触媒装置30を直接加熱するように化学蓄熱装置40を構成しても良い。この場合、蓄熱体46内部の蓄熱反応材461やアンモニアガスは排気によって間接的に加熱される。
パティキュレート捕集装置50は、触媒装置30よりも下流側の排気管21に設けられる。パティキュレート捕集装置50は、ウォールフロー型のパティキュレートフィルタ51を内蔵しており、内部に導入された排気をパティキュレートフィルタ51に通すことで排気中のパティキュレートを捕集する。
図2A及び図2Bは、ウォールフロー型のパティキュレートフィルタ51の構造について説明する図である。図2Aはパティキュレートフィルタ51の正面図であり、図2Bはパティキュレートフィルタ51の側面断面図である。
図2A及び図2Bに示すように、パティキュレートフィルタ51はハニカム構造をなしており、互いに平行をなして延びる複数個の排気流通路511,512と、これら排気流通路511,512を互いに隔てる隔壁513と、を備える。
本実施形態では、排気流通路511,512は、上流端が開放されかつ下流端が栓515により閉塞された排気流入通路511と、上流端が栓514により閉塞されかつ下流端が開放された排気流出通路512と、により構成される。なお、図2Aにおいてハッチングを付した部分が栓514を示す。したがって、排気流入通路511及び排気流出通路512は薄肉の隔壁513を介して交互に配置される。言い換えると排気流入通路511及び排気流出通路512は各排気流入通路511が4つの排気流出通路512によって包囲され、各排気流出通路512が4つの排気流入通路511によって包囲されるように配置される。
なお、排気流通路の構成は上記の構成に限られるものではなく、例えば排気流通路を、上流端及び下流端が開放された排気流入通路と、上流端が栓により閉塞されかつ下流端が開放された排気流出通路と、により構成しても良い。
隔壁513は多孔質材料、例えばコージェライト、炭化ケイ素、窒化ケイ素、ジルコニア、チタニア、アルミナ、シリカ、ムライト、リチウムアルミニウムシリケート、リン酸ジルコニウムのようなセラミックから形成される。したがって、図2Bに矢印で示されるように、排気はまず排気流入通路511内に流入し、次いで周囲の隔壁513内を通って隣接する排気流出通路512内に流出する。このように隔壁513は排気流入通路511の内周面を構成する。
隔壁513の両側面及び細孔内表面には酸化機能を有する触媒が担持される。酸化機能を有する触媒は白金Pt、ロジウムRh、パラジウムPdのような貴金属から構成される。酸化機能を有する触媒は、これに限らず例えばセリウムCe、プラセオジムPr、ネオジムNd、ランタンLaのような卑金属を含む複合酸化物から構成しても良いし、貴金属及び複合酸化物の組み合わせから構成しても良い。
図1に戻り、パティキュレート捕集装置50には、パティキュレートフィルタ51の温度(以下「フィルタ温度」という。)を検出するためのフィルタ温度センサ214と、パティキュレートフィルタ51の前後差圧(以下「フィルタ前後差圧」という。)を検出するための差圧センサ215と、が設けられる。なお、フィルタ温度センサ214の代わりにパティキュレートフィルタ51に流入する排気の温度、又はパティキュレートフィルタ51から流出する排気の温度を検出するための排気温度センサをパティキュレート捕集装置50に別途設け、排気温度センサで検出した排気温度をフィルタ温度として代用しても良い。また、差圧センサ215の代わりに機関背圧を検出するための背圧センサを排気管21に設け、背圧センサで検出した機関背圧をフィルタ前後差圧として代用しても良い。
電子制御ユニット200は、デジタルコンピュータから構成され、双方性バス201によって互いに接続されたROM(リードオンリメモリ)202、RAM(ランダムアクセスメモリ)203、CPU(マイクロプロセッサ)204、入力ポート205及び出力ポート206を備える。
入力ポート205には、前述したエアフローメータ8や触媒温度センサ211、圧力センサ212、排気温度センサ213、フィルタ温度センサ214、差圧センサ215の出力信号が、対応する各AD変換器207を介して入力される。また、入力ポート205には、アクセルペダル220の踏み込み量Lに比例した出力電圧を発生する負荷センサ216の出力電圧が、対応するAD変換器207を介して入力される。さらに入力ポート205には、機関本体1のクランクシャフトが例えば15°回転する毎に出力パルスを発生するクランク角センサ217の出力信号が入力される。
出力ポート206は、対応する駆動回路208を介して燃料噴射弁3、スロットル弁10を駆動するステップモータ、EGR制御弁13、燃料ポンプ17、化学蓄熱装置40の開閉弁44に接続される。
以下、電子制御ユニット200が実施する化学蓄熱装置40の制御、すなわち触媒装置30の暖機制御について説明する。
電子制御ユニット200は、機関本体1が始動されると、触媒温度センサ211で検出された触媒温度に基づいて触媒装置30の暖機が必要か否かを判断する。電子制御ユニット200は、触媒温度が排気浄化触媒の活性温度未満であれば、触媒装置30の暖機が必要と判断して化学蓄熱装置40の開閉弁44を開く。開閉弁44が開かれると、タンク圧力と蓄熱体46の内部圧力との圧力差に応じてアンモニアガスが接続管43内を移動する。
機関本体1の始動時は、通常、タンク41がアンモニアガスで満タンになっている状態なので、蓄熱体46の内部圧力よりもタンク圧力のほうが高い。そのため、開閉弁44が開かれると、接続管43を介してタンク41から蓄熱体46にアンモニアガスが供給される。これにより、タンク圧力は徐々に低下していく。
蓄熱体46に供給されたアンモニアガスは、蓄熱体46の内部に形成されたガス流路462を流れて蓄熱反応材461と化学反応を起こし、蓄熱反応材461に化学吸着される。この化学反応は発熱反応であり、この発熱反応によって生じる熱、すなわちアンモニアガスが蓄熱反応材461に化学吸着されたときに生じる熱によって、反応器42の内部を流れる排気が加熱される。これにより、反応器42の内部で加熱された排気が触媒装置30に導入され、触媒装置30の暖機が行われる。
このように電子制御ユニット200は、機関本体1の始動後に接続管43を介してタンク41から蓄熱体46にアンモニアガスを供給することで反応器42の内部を流れる排気を加熱し、触媒装置30を暖機する。
一方で機関本体1の始動後は、機関本体1の負荷変動に伴い機関本体1から排出される排気の温度が上昇していく。この排気温度の上昇に伴って蓄熱反応材461の温度も上昇していく。蓄熱反応材461の温度が所定の脱離温度(例えば200℃)以上になると、蓄熱反応材461に化学吸着されたアンモニアガスは、蓄熱反応材461から脱離する。これにより、蓄熱体46の内部圧力が上昇してタンク圧力よりも高くなると、接続管43を介して蓄熱体46からタンク41にアンモニアガスが戻され、触媒装置30の暖機時にタンク41から蓄熱体46に供給されたアンモニアガスがタンク41に回収される。なお、アンモニアガスが蓄熱反応材461から脱離する化学反応は吸熱反応であり、このとき蓄熱反応材461は熱を吸収(蓄熱)する。
電子制御ユニット200は、圧力センサ212で検出されたタンク圧力に基づいて、触媒装置30の暖機時にタンク41から蓄熱体46に供給されたアンモニアガスが全てタンク41に回収されたと判断すると開閉弁44を閉じて化学蓄熱装置40の制御を終了する。具体的には、電子制御ユニット200は図3のテーブルを参照してタンク圧力に基づいてアンモニアガス回収率を推定し、推定したアンモニアガス回収率が100%であればアンモニアガスの回収を完了したと判断し、開閉弁44を閉じて化学蓄熱装置40の制御を終了する。
アンモニアガス回収率を推定するときのタンク圧力については、例えばタンク内の温度(以下「タンク温度」という。)や外気温度を検出する温度センサを設け、タンク温度や外気温度に基づいて補正しても良い。具体的には、タンク温度や外気温度が予め設定した基準温度(例えば常温)から高くなるほどタンク圧力が低くなるように、逆にタンク温度や外気温度が基準温度から低くなるほどタンク圧力が高くなるように補正する。またタンク圧力を補正するのではなく、例えばマップ等を参照し、タンク圧力とタンク温度(又は外気温度)とに基づいて、直接アンモニアガス回収率を推定するようにしても良い。
また、アンモニアガス回収率が100%に達する前の状態(例えばアンモニアガス回収率が90%程度の状態)で開閉弁44を閉じて、化学蓄熱装置40による触媒装置30の暖機制御を終了しても良い。
なお、アンモニアガス回収率が100%の状態とは、蓄熱体46に供給したアンモニアガスが全てタンク41に回収されている状態、すなわちタンク41がアンモニアガスで満タンになっている状態である。
このように、化学蓄熱装置40は、触媒装置30の暖機時にタンク41から蓄熱体46に供給したアンモニアガスを、機関本体1の運転中にタンク41に回収できるように構成されており、次に触媒装置30の暖機が必要なときに再びタンク41から蓄熱体46にアンモニアガスを供給することができるようになっている。
電子制御ユニット200は、このようにして触媒装置30の暖機制御を実施する一方で、パティキュレートフィルタ51はパティキュレートを捕集し続けるとやがて目詰まりを起こすので、目詰まりを起こす前に捕集したパティキュレートを強制的に燃焼除去してパティキュレートフィルタ51を再生するフィルタ再生制御を実施する。
フィルタ再生制御が実施されると、電子制御ユニット200によって排気温度が所定の再生目標温度まで昇温させられる。再生目標温度は、パティキュレートフィルタ51の温度(フィルタ温度)を、捕集したパティキュレートが自己着火し始める600℃以上に維持することが可能な温度である。
しかしながら、触媒装置30の暖機時に蓄熱体46に供給したアンモニアガスをタンク41に完全に回収する前にフィルタ再生制御を実施してしまうと、以下のような問題が生じることがわかった。
すなわちアンモニアガスは、例えば400℃程度まで加熱されると、窒素ガス(N)と水素ガス(H)とに熱分解されてしまう。そのため、触媒装置30の暖機時に蓄熱体46に供給したアンモニアガスをタンク41に回収する前の状態、例えば蓄熱反応材461にアンモニアガスが化学吸着された状態で排気温度を再生目標温度まで一気に昇温させてしまうと、排気によって蓄熱反応材461が脱離温度以上に昇温させられ、蓄熱反応材461から脱離したアンモニアガスがさらに排気によって蓄熱体46の内部で熱分解される温度まで加熱されるおそれがある。また、蓄熱反応材461にアンモニアガスが化学吸着されていなくても、例えば蓄熱体46の内部にアンモニアガスが存在する状態で排気温度を再生目標温度まで一気に昇温させてしまうと、同様にして蓄熱体46の内部に存在するアンモニアガスが排気によって熱分解される温度まで加熱されるおそれがある。
このように、蓄熱反応材461にアンモニアガスが化学吸着された状態や、蓄熱体46の内部にアンモニアガスが存在する状態で排気温度を再生目標温度まで一気に昇温させてしまうと、熱分解される前にタンク41に回収されるアンモニアガスも一部存在するが、残りの多くのアンモニアガスについてはタンク41に回収される前に蓄熱体461の内部で排気によって熱分解される温度まで加熱されるおそれがある。
アンモニアガスが熱分解されてしまうと、アンモニアガスの総量が減少することになる。アンモニアガスの総量が減少すると、減少した分だけ反応器で得られる総熱量(化学反応により得られる総熱量)も減少してしまうので、化学蓄熱装置40による触媒装置30の暖機性能が悪化する。
また、触媒装置30の暖機が必要な冷間始動時は、化学蓄熱装置40による暖機に加えて、点火時期を遅角させて機関本体1から排出される排気の温度を上昇させることで触媒装置30の暖機を促進させている。したがって、化学蓄熱装置40による触媒装置30の暖機性能が悪化すると、触媒装置30の暖機が完了するまでに要する時間が長くなるので、排気温度を上昇させるために点火時期を遅角させている時間も長くなってしまう。その結果、燃費も悪化することになる。
そこで本実施形態では、蓄熱体46の内部にアンモニアガスが残存しているか否かをパティキュレートフィルタ51の再生要求があったときに判定し、アンモニアガスが残存していると判定したときは、排気温度を段階的に昇温させることで、蓄熱体46内のアンモニアガスをタンク41に回収した後、パティキュレートフィルタ51を再生することとした。以下、この本実施形態によるフィルタ再生制御について説明する。
図4は、電子制御ユニット200が実施する本実施形態によるフィルタ再生制御について説明するフローチャートである。
ステップS1において、電子制御ユニット200は、パティキュレートフィルタ51の再生要求があるか否かを判定する。電子制御ユニット200は、差圧センサ215で検出されたパティキュレートフィルタ51の前後差圧が許容上限値よりも大きければ、パティキュレートフィルタ51の再生要求があると判定してステップS2の処理に進む。一方で電子制御ユニット200は、パティキュレートフィルタ51の前後差圧が許容上限値以下であれば、パティキュレートフィルタ51の再生要求はないと判定して今回の処理を終了する。
ステップS2において、電子制御ユニット200は、図3のテーブルを参照してタンク圧力に基づいて推定したアンモニアガス回収率が100%か否かを判定する。アンモニアガス回収率については、前述した通りタンク圧力の他にタンク温度や外気温度を考慮して推定しても良い。電子制御ユニット200は、アンモニアガス回収率が100%でなければステップS3の処理に進み、100%であればステップS4の処理に進む。
ステップS3において、電子制御ユニット200は、蓄熱体46の内部に残存するアンモニアガスをタンク41に回収するためのアンモニアガス回収処理を実施する。アンモニアガス回収処理の内容については、図5を参照して後述する。
ステップS4において、電子制御ユニット200は、パティキュレートフィルタ51を再生するフィルタ再生処理を実施する。フィルタ再生処理の内容については、図6を参照して後述する。
図5は、アンモニアガス回収処理について説明するフローチャートである。
ステップS31において、電子制御ユニット200は、排気温度を第1温度域に制御する。第1温度域は、蓄熱反応材461の温度が脱離温度以上となる温度域でかつアンモニアガスが熱分解しない温度域である。すなわち第1温度域は、蓄熱体46の内部温度を200℃以上かつ400℃未満に維持することができる排気温度の範囲である。したがって、排気温度が第1温度域に収まっていれば、アンモニアガスを蓄熱反応材461から脱離させることができ、脱離したアンモニアガス及び蓄熱体46の内部に残存していたアンモニアガスを熱分解させることなくタンク41に回収することができる。
電子制御ユニット200は、具体的には、圧縮行程で燃料噴射弁3から燃焼用燃料を噴射すると共に、燃焼行程又は排気行程で燃料噴射弁3から追加燃料Wを噴射し、追加燃料Wの噴射量を例えば排気温度センサ213で検出される排気温度等に基づいて制御することで、排気温度を第1温度域に制御する。燃焼行程又は排気行程で追加燃料Wを噴射することで、機関出力を増大させることなく追加燃料Wが燃焼室2や排気管21で燃焼し、排気温度が上昇する。
ステップS32において、電子制御ユニット200は、図3のテーブルを参照してタンク圧力に基づいて推定したアンモニアガス回収率が100%か否かを判定する。アンモニアガス回収率については、前述した通りタンク圧力の他にタンク温度や外気温度を考慮して推定しても良い。電子制御ユニット200は、アンモニアガス回収率が100%であればステップS33の処理に進む。一方で電子制御ユニット200は、アンモニアガス回収率が100%未満であればステップS31の処理に戻り、アンモニアガス回収率が100%になるまで排気温度を第1温度域に制御する。
なお、本実施形態ではアンモニアガス回収率が100%か否かを判定し、アンモニアガス回収率が100%になるまで排気温度を第1温度域に制御しているが、アンモニアガスが熱分解されたとしても化学蓄熱装置40によって触媒装置30の暖機性能を長期的に確保できるようであれば、本ステップにおいてアンモニアガス回収率を100%よりも低い値に設定しても良い。
ステップS33において、電子制御ユニット200は、アンモニアガスの回収が完了したと判断して開閉弁44を閉じる。
図6は、フィルタ再生処理について説明するフローチャートである。
ステップS41において、電子制御ユニット200は、排気温度を第2温度域に制御する。より詳細には、排気温度を第2温度域内の再生目標温度に制御する。第2温度域は、第1温度域よりも高い温度域でかつパティキュレートフィルタ51の再生が可能な温度域である。すなわち第2温度域は、パティキュレートフィルタ51の温度を600℃以上に維持できる温度域である。
電子制御ユニット200は、具体的には、圧縮行程で燃料噴射弁3から燃焼用燃料を噴射すると共に、燃焼行程又は排気行程で燃料噴射弁3から追加燃料Wを噴射し、追加燃料Wの噴射量を例えば排気温度センサ213で検出される排気温度又はフィルタ温度等に基づいて制御することで、排気温度を第2温度域内の再生目標温度に制御する。本ステップにおける追加燃料Wの噴射量は、図5のステップS31における追加燃料Wの噴射量よりも多くなる。
ステップS42において、電子制御ユニット200は、パティキュレートフィルタ51に捕集されているパティキュレート量(以下「パティキュレート捕集量」という。)Qを読み込む。パティキュレート捕集量Qは、パティキュレートフィルタ51に単位時間当たりに捕集されるパティキュレート増大量q1と、パティキュレートフィルタ51から単位時間当たりに除去されるパティキュレート減少量q2と、を機関運転中に随時積算することで算出されている(Q=Qi−1+q1−q2)。なお、パティキュレート増大量q1は、機関負荷(燃料噴射量)及び機関回転速度の関数としてマップの形で予めROMに記憶されている。パティキュレート減少量q2は、吸入空気量及びフィルタ温度の関数としてマップの形で予めROMに記憶されている。
ステップS43において、電子制御ユニット200は、パティキュレート捕集量Qが予め設定された所定の再生終了値(例えばゼロ)以下か否かを判定する。電子制御ユニット200は、パティキュレート捕集量Qが再生終了値以下であればパティキュレートフィルタ51の再生が終了したと判定してフィルタ再生処理を終了する。一方で電子制御ユニット200は、パティキュレート捕集量Qが再生終了値よりも大きければステップS41の処理に戻り、排気温度を第2温度域内の再生目標温度に制御してパティキュレートフィルタ51の再生を継続する。
図7は、本実施形態によるフィルタ再生制御の動作について説明するタイムチャートである。
時刻t1で、パティキュレートフィルタ51の再生要求が有ると判定されると、アンモニアガス回収率が100%か否かが判定される。時刻t1の時点では、アンモニアガス回収率は100%未満なので、パティキュレートフィルタ51を再生する前に、まず蓄熱体46内部のアンモニアガスをタンク41に回収するための処理(アンモニアガス回収処理)が実施される。なお、時刻t1の時点では、アンモニアガス回収率は100%未満なので、前述した化学蓄熱装置40の制御によって開閉弁44は開いたままとなっている。
アンモニアガス回収処理が開始されると、排気温度が第1温度域に制御、維持される。第1温度域は、蓄熱反応材461の温度が脱離温度以上となる温度域でかつアンモニアガスが熱分解しない温度域である。したがって、排気温度を第1温度域に制御、維持することで、アンモニアガスを蓄熱反応材461から脱離させることができ、脱離したアンモニアガス及び蓄熱体46の内部に残存していたアンモニアガスを熱分解させることなくタンク41に回収することができる。その結果、時刻t1以降、アンモニアガス回収率が徐々に増加していくことになる。
時刻t2で、アンモニアガス回収率が100%になると、開閉弁44を閉じてアンモニアガス回収処理が終了され、フィルタ再生処理が開始される。フィルタ再生処理が開始されると、排気温度が第2温度域内の再生目標温度に制御、維持される。第2温度域は、第1温度域よりも高い温度域でかつパティキュレートフィルタ51の再生が可能な温度域である。したがって、排気温度を第2温度域内の再生目標温度に制御、維持することで、パティキュレートフィルタ51に捕集されたパティキュレートが燃焼除去される。
以上説明した本実施形態によれば、機関本体1から排出された排気を浄化する触媒装置(触媒)30と、触媒装置30よりも下流に配置され、排気に含まれる粒子状物質を捕集するパティキュレートフィルタ(フィルタ)51と、所定の脱離温度未満の温度域でアンモニアガスを化学吸着して放熱し、脱離温度以上の温度域でアンモニアガスが脱離していく蓄熱反応材(反応材)461を有して触媒装置30又は触媒装置30に導入される排気を加熱し、触媒装置30を暖機する反応器42と、反応器42に接続され、反応器42に供給されると共に反応器42から回収されるアンモニアガスを貯蔵するタンク41と、を備える内燃機関100を制御する電子制御ユニット(制御装置)200が、触媒装置30の暖機時に反応器42に供給されたアンモニアガスをタンク41に回収する必要があるか否かをパティキュレートフィルタ51の再生要求があったときに判定し、アンモニアガスをタンク41に回収する必要があると判定したときは、蓄熱反応材461の温度が脱離温度以上となる温度域でかつアンモニアガスが熱分解しない温度域である第1温度域に排気温度を制御してアンモニアガスの回収を完了した後、第1温度域よりも高い温度域でかつパティキュレートフィルタ51の再生が可能な温度域である第2温度域に排気温度を制御してパティキュレートフィルタ51を再生するように構成されている。
そのため、例えば反応器42を冷却するための冷却ファン等を設けることなく、パティキュレートフィルタ51の再生時に反応器42内のアンモニアガスが熱分解されるのを抑制することができる。また、冷却ファン等を設ける必要がないので、冷却ファン等を駆動するための電力も不要となり、結果として燃費の向上を図ることができる。
また、パティキュレートフィルタ51の再生要求があった場合に、アンモニアガスをタンク41に回収する必要があると判定したときは、アンモニアガスを回収するためにいったん排気温度を第1温度域まで昇温させるので、パティキュレートフィルタ51の再生前に予めパティキュレートフィルタ51を加熱しておくことができる。そのため、その後のパティキュレートフィルタ51の再生時において、パティキュレートフィルタ51の温度(フィルタ温度)を捕集したパティキュレートが自己着火し始める600℃以上まで昇温させるのに必要なエネルギ及び時間を低減させることができる。
また、アンモニアガスの熱分解を抑制することで、化学蓄熱装置40による触媒装置30の暖機性能の悪化を抑制でき、触媒装置30の暖機を早期に終了させることができる。触媒装置30の暖機が必要な冷間始動時は、化学蓄熱装置40による暖機に加えて、点火時期を遅角させて機関本体1から排出される排気の温度を上昇させることで触媒装置30の暖機を促進させている。したがって、触媒装置30の暖機を早期に終了することができれば、排気温度を上昇させるために点火時期を遅角させている時間も短くすることができるので、点火時期の遅角化による燃費の悪化も抑制できる。
さらに、アンモニアガスの熱分解を抑制することで、化学蓄熱装置40による触媒装置30の暖機性能を長期的に維持することができるので、化学蓄熱装置40の交換も不要となる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
例えば上記の実施形態では、燃料を圧縮自己着火燃焼させるように機関本体1を構成していたが、火花点火燃焼させるように構成しても良い。
また、上記の実施形態では、担体31とパティキュレートフィルタ51とを別個のケーシングに収めていたが、一つのケーシングに収めても良い。
また、上記の実施形態において、アンモニアガス回収処理の開始時に開閉弁44が閉じられている可能性がある場合(例えば、アンモニアガス回収率が100%に達する前に開閉弁44を閉じて化学蓄熱装置40による触媒装置30の暖機制御を終了するようにした場合)は、アンモニアガス回収処理の開始時に開閉弁44を開くようにしても良い。
また、上記の実施形態において、パティキュレートフィルタ51の再生要求の有無を差圧センサ215の検出値に基づいて判定していが、パティキュレート捕集量Qiに基づいて判定しても良い。
また、上記の実施形態において、排気後処理装置20にNOx触媒やSOx触媒等を別途に追加しても良い。
1 機関本体
30 触媒装置(触媒)
41 タンク
42 反応器
51 パティキュレートフィルタ(フィルタ)
100 内燃機関
200 電子制御ユニット(制御装置)
461 蓄熱反応材

Claims (1)

  1. 機関本体から排出された排気を浄化する触媒と、
    前記触媒よりも下流に配置され、排気に含まれる粒子状物質を捕集するフィルタと、
    所定の脱離温度未満の温度域でアンモニアガスを化学吸着して放熱し、前記脱離温度以上の温度域でアンモニアガスが脱離していく反応材を有して前記触媒又は前記触媒に導入される排気を加熱し、前記触媒を暖機する反応器と、
    前記反応器に接続され、前記反応器に供給されると共に前記反応器から回収されるアンモニアガスを貯蔵するタンクと、
    を備える内燃機関の制御装置であって、
    前記触媒の暖機時に前記反応器に供給されたアンモニアガスをタンクに回収する必要があるか否かを前記フィルタの再生要求があったときに判定し、
    アンモニアガスをタンクに回収する必要があると判定したときは、前記反応材の温度が前記脱離温度以上となる温度域でかつアンモニアガスが熱分解しない温度域である第1温度域に排気温度を制御してアンモニアガスの回収を完了した後、前記第1温度域よりも高い温度域でかつ前記フィルタの再生が可能な温度域である第2温度域に排気温度を制御して前記フィルタを再生するように構成された、
    ことを特徴とする内燃機関の制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114100369A (zh) * 2021-11-15 2022-03-01 长春盛恒环保科技有限公司 多功能的汽车尾气处理液及其制备方法、系统

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