JP2016113713A - Apparatus for manufacturing sheet - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、シート製造装置に関する。 The present invention relates to a sheet manufacturing apparatus.
従来、古紙を原料とし乾式で製紙する技術が開示されている(特許文献1参照)。特許文献1の図1に記載された古紙再生装置は、ターボカッター(繊維粗砕機)と乾式で離解、調整、混合するターボミルと、異物を除去するサイクロンと、未解繊維等を除去するスクリーンと、シートを形成するシート形成装置と、ピックアップ装置と、スムーズプレスと、ドライヤー部と、ポープリールと、を1列に配置している。特許文献1に記載された古紙再生装置は、一対の加圧ローラーや複数のローラーからなる加熱部を有している。 2. Description of the Related Art Conventionally, there has been disclosed a technique for making paper using dry paper as a raw material (see Patent Document 1). The used paper recycling apparatus described in FIG. 1 of Patent Document 1 includes a turbo cutter (fiber crusher), a turbo mill for dry disaggregation, adjustment, and mixing, a cyclone for removing foreign matters, a screen for removing undissolved fibers, and the like. A sheet forming apparatus for forming a sheet, a pickup apparatus, a smooth press, a dryer section, and a poplar are arranged in one row. The used paper recycling apparatus described in Patent Document 1 includes a heating unit including a pair of pressure rollers and a plurality of rollers.
しかしながら、特許文献1に記載された古紙再生装置は、加熱部のそれぞれのローラーが装置に備えられており、例えばローラーの交換の際にはローラーを一つずつ交換しなければならないという課題がある。 However, in the used paper recycling apparatus described in Patent Document 1, each roller of the heating unit is provided in the apparatus. For example, when replacing the rollers, there is a problem that the rollers must be replaced one by one. .
本発明の幾つかの態様に係る目的の1つは、加圧ローラーのメンテナンスが容易なシート製造装置を提供することにある。 One of the objects according to some aspects of the present invention is to provide a sheet manufacturing apparatus in which maintenance of a pressure roller is easy.
本発明は前述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の態様または適用例として実現することができる。 SUMMARY An advantage of some aspects of the invention is to solve at least a part of the problems described above, and the invention can be implemented as the following aspects or application examples.
本発明に係るシート製造装置の一態様は、
繊維を含む原料を解繊する解繊部と、
前記解繊部で解繊した解繊物の少なくとも一部を堆積する堆積部と、
前記堆積部で堆積した堆積物を加熱し加圧するシート形成部と、を備え、
前記シート形成部は、前記堆積物を加圧する一対の加圧ローラーを含む加圧ユニットを有することを特徴とする。
One aspect of the sheet manufacturing apparatus according to the present invention is:
A defibrating unit for defibrating raw materials containing fibers;
A depositing part for depositing at least a part of the defibrated material defibrated in the defibrating part;
A sheet forming unit that heats and pressurizes the deposit deposited in the deposition unit,
The sheet forming unit includes a pressure unit including a pair of pressure rollers that pressurize the deposit.
このようなシート製造装置では、シート形成部は、加圧ユニットを有しているので、加圧ユニット単位で取り外して交換や清掃ができ、加圧ローラーのメンテナンスが容易になる。 In such a sheet manufacturing apparatus, since the sheet forming unit has a pressure unit, it can be removed and replaced or cleaned in units of pressure units, and maintenance of the pressure roller is facilitated.
本発明に係るシート製造装置において、
前記加圧ユニットは、前記一対の加圧ローラーを付勢する付勢部を含んでもよい。
In the sheet manufacturing apparatus according to the present invention,
The pressure unit may include a biasing unit that biases the pair of pressure rollers.
このようなシート製造装置では、加圧ユニットごとに取り出して付勢部の交換や修理ができるので、付勢部のメンテナンスが容易になる。また、付勢部を含めて加圧ユニットとなっているので、ユニット単位で付勢力の調整をすることができる。 In such a sheet manufacturing apparatus, since the pressing unit can be taken out and replaced or repaired, the urging unit can be easily maintained. Moreover, since it is a pressurizing unit including the urging unit, the urging force can be adjusted in units.
本発明に係るシート製造装置において、
前記シート形成部は、前記加圧ユニットを複数有してもよい。
In the sheet manufacturing apparatus according to the present invention,
The sheet forming unit may include a plurality of the pressure units.
このようなシート製造装置では、複数ある加圧ユニットの内、メンテナンスの対象となるユニットだけを取り外してメンテナンスを行うことができる。 In such a sheet manufacturing apparatus, it is possible to perform maintenance by removing only a unit to be maintained from among a plurality of pressure units.
本発明に係るシート製造装置において、
前記複数の加圧ユニットは、それぞれ同じ構成であり、
一つの前記加圧ユニットに対して別の前記加圧ユニットを平行にならないように前記シート製造装置に装着することで、前記各加圧ユニットの一対の加圧ローラーの中心間を結ぶ線が、少なくとも2つの前記加圧ユニットにおいて互いに平行にならなくしてもよい。
In the sheet manufacturing apparatus according to the present invention,
Each of the plurality of pressure units has the same configuration,
A line connecting the centers of a pair of pressure rollers of each of the pressure units is attached to the sheet manufacturing apparatus so that the other pressure unit is not parallel to one pressure unit, The at least two pressure units may not be parallel to each other.
このようなシート製造装置では、2つの加圧ユニットを互いに平行にならないように組み付けることで、加圧ローラーの中心間を結ぶ線同士を平行にならないようにすることを容易に実現できる。 In such a sheet manufacturing apparatus, it is possible to easily prevent the lines connecting the centers of the pressure rollers from being parallel by assembling the two pressure units so as not to be parallel to each other.
本発明に係るシート製造装置において、
前記シート形成部は、前記堆積物を加熱する一対の加熱ローラーを含む加熱ユニットを有してもよい。
In the sheet manufacturing apparatus according to the present invention,
The sheet forming unit may include a heating unit including a pair of heating rollers for heating the deposit.
このようなシート製造装置では、加熱ユニットを有しているので、加熱ユニット単位で取り外して交換や清掃ができるので、加熱ローラーのメンテナンスが容易になる。 Since such a sheet manufacturing apparatus has a heating unit, it can be removed and replaced or cleaned in units of heating units, so that maintenance of the heating roller is facilitated.
本発明に係るシート製造装置において、
前記シート形成部は、前記加熱ユニットを複数有してもよい。
In the sheet manufacturing apparatus according to the present invention,
The sheet forming unit may include a plurality of the heating units.
このようなシート製造装置では、複数ある加熱ユニットの内、メンテナンスの対象となるユニットだけを取り外してメンテナンスを行うことができる。また、加熱量の調整をユニット単位で行いやすい。 In such a sheet manufacturing apparatus, it is possible to perform maintenance by removing only a unit to be maintained from among a plurality of heating units. Moreover, it is easy to adjust the heating amount in units.
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また、以下で説明される構成の全てが本発明の必須構成要件であるとは限らない。 DESCRIPTION OF EMBODIMENTS Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. The embodiments described below do not unduly limit the contents of the present invention described in the claims. In addition, not all of the configurations described below are essential constituent requirements of the present invention.
まず、図1を用いて本実施形態に係るシート製造装置における各処理部の詳細について説明し、次に、図2〜図4を用いてシート製造装置における各処理部の配置について説明し、最後に、図5〜図8を用いてシート形成部の詳細について説明する。 First, the details of each processing unit in the sheet manufacturing apparatus according to the present embodiment will be described with reference to FIG. 1, and then the arrangement of each processing unit in the sheet manufacturing apparatus will be described with reference to FIGS. Next, details of the sheet forming unit will be described with reference to FIGS.
1.シート製造装置
1.1.構成
まず、本実施形態に係るシート製造装置について、図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係るシート製造装置100を模式的に示す図である。
1. Sheet manufacturing apparatus 1.1. Configuration First, a sheet manufacturing apparatus according to the present embodiment will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a diagram schematically illustrating a
シート製造装置100は、図1に示すように、供給部10と、製造部102と、制御部140と、を備える。製造部102は、シートを製造する。製造部102は、粗砕部12と、解繊部20と、分級部30と、選別部40と、混合部50と、堆積部60と、ウェブ形成部70と、シート形成部80と、切断部90と、を有している。
As shown in FIG. 1, the
供給部10は、粗砕部12に原料を供給する。供給部10は、例えば、粗砕部12に原料を連続的に投入するための自動投入部である。
The
粗砕部12は、供給部10によって供給された原料を、空気中で裁断して細片にする。細片の形状や大きさは、例えば、数cm角の細片である。図示の例では、粗砕部12は、粗砕刃14を有し、粗砕刃14によって、投入された原料を裁断することができる。粗砕部12としては、例えば、シュレッダーを用いる。粗砕部12によって裁断された原料は、ホッパー1で受けてから管2を介して、解繊部20に移送(搬送)される。
The crushing
解繊部20は、粗砕部12によって裁断された原料を解繊する。ここで、「解繊する」とは、複数の繊維が結着されてなる原料(被解繊物)を、繊維1本1本に解きほぐすことをいう。解繊部20は、原料に付着した樹脂粒やインク、トナー、にじみ防止剤等の物質を、繊維から分離させる機能をも有する。
The defibrating
解繊部20を通過したものを「解繊物」という。「解繊物」には、解きほぐされた解繊物繊維の他に、繊維を解きほぐす際に繊維から分離した樹脂(複数の繊維同士を結着させるための樹脂)粒や、インク、トナーなどの色剤や、にじみ防止材、紙力増強剤等の添加剤を含んでいる場合もある。解きほぐされた解繊物の形状は、ひも(string)状や平ひも(ribbon)状である。解きほぐされた解繊物は、他の解きほぐされた繊維と絡み合っていない状態(独立した状態)で存在してもよいし、他の解きほぐされた解繊物と絡み合って塊状となった状態(いわゆる「ダマ」を形成している状態)で存在してもよい。
What has passed through the
解繊部20は、大気中(空気中)において乾式で解繊を行う。具体的には、解繊部20としては、インペラーミルを用いる。解繊部20は、原料を吸引し、解繊物を排出するような気流を発生させる機能を有している。これにより、解繊部20は、自ら発生する気流によって、導入口22から、原料を気流と共に吸引し、解繊処理して、排出口24へと搬送することができる。解繊部20を通過した解繊物は、管3を介して、分級部30に移送される。
The
分級部30は、解繊部20を通過した解繊物を分級する。具体的には、分級部30は、解繊物の中で比較的小さいものや密度の低いもの(樹脂粒や色剤や添加剤など)を分離して除去する。これにより、解繊物の中で比較的大きいもしくは密度の高いものである繊維の占める割合を高めることができる。
The classifying
分級部30としては、気流式分級機を用いる。気流式分級機は、旋回気流を発生させ、分級されるもののサイズと密度とにより受ける遠心力の差によって分離するものであり、気流の速度および遠心力の調整によって、分級点を調整することができる。具体的には、分級部30としては、サイクロン、エルボージェット、エディクラシファイヤーなどを用いる。特に図示のようなサイクロンは、構造が簡便であるため、分級部30として好適に用いることができる。
As the
分級部30は、例えば、導入口31と、導入口31が接続された円筒部32と、円筒部32の下方に位置し円筒部32と連続している逆円錐部33と、逆円錐部33の下部中央に設けられている下部排出口34と、円筒部32上部中央に設けられている上部排出口35と、を有している。
The
分級部30において、導入口31から導入された解繊物をのせた気流は、円筒部32で円周運動に変わる。これにより、導入された解繊物には遠心力がかかり、分級部30は、解繊物のうちで樹脂粒やインク粒よりも大きく密度の高い繊維(第1分級物)と、解繊物のうちで繊維よりも小さく密度の低い樹脂粒や色剤や添加剤など(第2分級物)と、に分離することができる。第1分級物は、下部排出口34から排出され、管4を介して、選別部40に導入される。一方、第2分級物は、上部排出口35から管5を介して受け部36に排出される。
In the
選別部40は、分級部30を通過した第1分級物を導入口42から導入し、繊維の長さによって選別する。選別部40としては、例えば、篩(ふるい)を用いる。選別部40は、網(フィルター、スクリーン)を有し、第1分級物に含まれる、網の目開きの大きさより小さい繊維または粒子(網を通過するもの、第1選別物)と、網の目開きの大きさより大きい繊維や未解繊片やダマ(網を通過しないもの、第2選別物)と、を分けることができる。例えば、第1選別物は、ホッパー6で受けてから管7を介して、混合部50に移送される。第2選別物は、排出口44から管8を介して、解繊部20に戻される。具体的には、選別部40は、モーターによって回転することができる円筒の篩である。選別部40の網は、例えば、金網、切れ目が入った金属板を引き延ばしたエキスパンドメタル、金属板にプレス機等で穴を形成したパンチングメタルを用いる。
The sorting
混合部50は、選別部40を通過した第1選別物と、樹脂を含む添加物と、を混合する。混合部50は、添加物を供給する添加物供給部52と、選別物と添加物とを搬送する管54と、ブロアー56と、を有している。図示の例では、添加物は、添加物供給部52からホッパー9を介して管54に供給される。管54は、管7と連続している。
The mixing
混合部50では、ブロアー56によって気流を発生させ、管54中において、第1選別物と添加物とを混合させながら、搬送することができる。なお、第1選別物と添加物とを混合させる機構は、特に限定されず、高速回転する羽根により攪拌するものであってもよいし、V型ミキサーのように容器の回転を利用するものであってもよい。
In the mixing
添加物供給部52としては、図1に示すようなスクリューフィーダーや、図示せぬディスクフィーダーなどを用いる。添加物供給部52から供給される添加物は、複数の繊維を結着させるための樹脂を含む。樹脂が供給された時点では、複数の繊維は結着されていない。樹脂は、シート形成部80を通過する際に溶融して、複数の繊維を結着させる。
As the
添加物供給部52から供給される樹脂は、熱可塑性樹脂や熱硬化性樹脂であり、例えば、AS樹脂、ABS樹脂、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリエチレンテレフタレート、ポリフェニレンエーテル、ポリブチレンテレフタレート、ナイロン、ポリアミド、ポリカーボネート、ポリアセタール、ポリフェニレンサルファイド、ポリエーテルエーテルケトン、などである。これらの樹脂は、単独または適宜混合して用いてもよい。添加物供給部52から供給される添加物は、繊維状であってもよく、粉末状であってもよい。
The resin supplied from the
なお、添加物供給部52から供給される添加物には、繊維を結着させる樹脂の他、製造されるシートの種類に応じて、繊維を着色するための着色剤や、繊維の凝集を防止するた
めの凝集防止材、繊維等が燃えにくくするための難燃剤が含まれていてもよい。混合部50を通過した混合物(第1分級物と添加物との混合物)は、管54を介して、堆積部60に移送される。
In addition to the resin that binds the fibers, the additive supplied from the
堆積部60は、混合部50を通過した混合物を導入口62から導入し、絡み合った解繊物(繊維)をほぐして、空気中で分散させながら降らせる。さらに、堆積部60は、添加物供給部52から供給される添加物の樹脂が繊維状である場合、絡み合った樹脂をほぐす。これにより、堆積部60は、ウェブ形成部70に、混合物を均一性よく堆積させることができる。
The depositing
堆積部60としては、回転する円筒の篩を用いる。堆積部60は、網を有し、混合部50を通過した混合物に含まれる、網の目開きの大きさより小さい繊維または粒子(網を通過するもの)を降らせる。堆積部60の構成は、例えば、選別部40の構成と同じである。
As the
なお、堆積部60の「篩」は、特定の対象物を選別する機能を有していなくてもよい。すなわち、堆積部60として用いられる「篩」とは、網を備えたもの、という意味であり、堆積部60は、堆積部60に導入された混合物の全てを降らしてもよい。
It should be noted that the “sieving” of the depositing
ウェブ形成部70は、堆積部60を通過した通過物を堆積して、ウェブWを形成する。ウェブ形成部70は、例えば、メッシュベルト72と、張架ローラー74と、サクション機構76と、を有している。
The
メッシュベルト72は、移動しながら、堆積部60の開口(網の開口)を通過した通過物を堆積する。メッシュベルト72は、張架ローラー74によって張架され、通過物を通しにくく空気を通す構成となっている。メッシュベルト72は、張架ローラー74が自転することによって移動する。メッシュベルト72が連続的に移動しながら、堆積部60を通過した通過物が連続的に降り積もることにより、メッシュベルト72上にウェブWが形成される。メッシュベルト72は、例えば、金属製、樹脂製、布製、あるいは不織布等である。
While moving, the
サクション機構76は、メッシュベルト72の下方(堆積部60側とは反対側)に設けられている。サクション機構76は、下方に向く気流(堆積部60からメッシュベルト72に向く気流)を発生させることができる。サクション機構76によって、堆積部60により空気中に分散された混合物をメッシュベルト72上に吸引することができる。これにより、堆積部60からの排出速度を大きくすることができる。さらに、サクション機構76によって、混合物の落下経路にダウンフローを形成することができ、落下中に解繊物や添加物が絡み合うことを防ぐことができる。
The
以上のように、堆積部60およびウェブ形成部70(ウェブ形成工程)を経ることにより、空気を多く含み柔らかくふくらんだ状態のウェブWが形成される。メッシュベルト72に堆積されたウェブWは、シート形成部80へと搬送される。
As described above, the web W in a soft and swelled state containing a large amount of air is formed by passing through the depositing
なお、図示の例では、ウェブWを調湿する調湿部78が設けられている。調湿部78は、ウェブWに対して水や水蒸気を添加して、ウェブWと水との量比を調節することができる。
In the illustrated example, a
シート形成部80は、メッシュベルト72に堆積したウェブWを加圧加熱してシートSを成形する。シート形成部80では、ウェブWにおいて混ぜ合された解繊物および添加物の混合物に、熱を加えることにより、混合物中の複数の繊維を、互いに添加物(樹脂)を
介して結着することができる。
The
シート形成部80としては、例えば、加熱ローラー(ヒーターローラー)、熱プレス成形機、ホットプレート、温風ブロアー、赤外線加熱器、フラッシュ定着器を用いる。図示の例では、シート形成部80は、第1結着部82と第2結着部84とを備え、結着部82,84がそれぞれ一対の加熱ローラー86を備えている。結着部82,84を加熱ローラー86として構成したことにより、結着部82,84を板状のプレス装置(平板プレス装置)として構成した場合に比べて、ウェブWを連続的に搬送しながらシートSを成形することができる。なお、加熱ローラー86の数は、特に限定されない。
As the
切断部90は、シート形成部80によって成形されたシートSを切断する。図示の例では、切断部90は、シートSの搬送方向と交差する方向にシートSを切断する第1切断部92と、搬送方向に平行な方向にシートSを切断する第2切断部94と、を有している。第2切断部94は、例えば、第1切断部92を通過したシートSを切断する。
The cutting
以上により、所定のサイズの単票のシートSが成形される。切断された単票のシートSは、排出部96へと排出される。
Thus, a single-sheet sheet S having a predetermined size is formed. The cut sheet S is discharged to the
1.2.配置
図2を用いてシート製造装置100における各処理部の配置について説明する。図2は、本実施形態に係るシート製造装置100の平面図である。なお、図2のシート製造装置100の各処理部については既に上記「1.1.構成」において説明したので、重複する説明については省略する。
1.2. Arrangement The arrangement of the processing units in the
図2において、シート製造装置100を操作する操作部141(制御部140)が配置されている側が、シート製造装置100の前側である。操作部141の位置する側を前側としたときに、解繊部20は後側に位置し、成形部106は前側に位置する。
In FIG. 2, the side on which the operation unit 141 (control unit 140) that operates the
図2に示すように、シート製造装置100は、供給部10及び排出部96を除く装置本体150の平面視における外形が矩形状であり、その四辺に4つの第1〜第4側壁150a〜150dを有する。前側の第1側壁150aは、シート製造装置100の正面であって、後側の第2側壁150bと対向して配置される。第1側壁150aの両端部と第2側壁150bの両端部とを接続するように第3側壁150cと第4側壁150dとが配置される。供給部10及び排出部96は、装置本体150の外側にあって、それぞれ第3側壁150c及び第4側壁150dに隣接して配置される。本実施形態では、第1及び第2側壁150a,150bが第3及び第4側壁150c,150dより長く、平面視で装置本体150は長方形である。第1〜第4側壁150a〜150dは、同じ高さを有する略長方形の板状体であり、したがって、装置本体150は略直方体である。
As shown in FIG. 2, the
シート製造装置100は、原料乃至シートSを搬送する2つの搬送ラインA,Bを前後に有する。供給部10は、第3側壁150cの外面に隣接して第2側壁150b寄りに配置される。供給部10が接続される後側搬送ラインAは、第3側壁150cから第4側壁150dへ向かって第2側壁150b側に粗砕部12、選別部40、分級部30、解繊部20の順に配置される。そして、前側搬送ラインBは、第3側壁150cから第4側壁150dへ向かって第1側壁150a側に堆積部60、混合部50、シート形成部80(加圧部81、加熱部83)、切断部90の順に配置される。前側搬送ラインBには、排出部96が接続される。排出部96は、第4側壁150dの外面に隣接して第1側壁150a寄りに配置される。このように、前後に2列配置した構成とすることで、1列構成よりも装置全体の長さを短くできる。そのため、シート製造装置100がオフィスや倉庫などにも置けるサイズとなる。
The
各処理部の処理の順は、前記「1.1.構成」において説明した通りであり、図2では各処理部を結ぶ実線の矢印で示す。これらの矢印の順に各処理部を説明する。シート製造装置100の後側搬送ラインAでは、原料が供給部10から装置本体150内に供給されて、第3側壁150c側にある粗砕部12で粗砕片となり、粗砕片は第4側壁150d側にある解繊部20へ搬送され、解繊部20で解繊されて解繊物となり、解繊物は装置本体150の中央付近にある分級部30で分級されて第1分級物となり、第1分級物は選別部40で選別されて第1選別物となって前側搬送ラインBへ送られる。そして、シート製造装置100の前側搬送ラインBでは、第1選別物が混合部50で樹脂を含む添加物と混合されて混合物となり、混合物は第3側壁150c側にある堆積部60に搬送されてほぐされてウェブ形成部70に堆積されてウェブとなり、ウェブはシート形成部80に搬送されて連続シートに成形され、連続シートは第4側壁150d側にある切断部90に搬送されて単票シートに切断されて装置本体150外の排出部96に排出される。
The processing order of each processing unit is as described in “1.1. Configuration”. In FIG. 2, the processing order is indicated by a solid arrow connecting the processing units. Each processing unit will be described in the order of these arrows. In the rear conveyance line A of the
なお、本実施形態では、2列の搬送ラインとする例について説明したが、これに限らず、3列以上の搬送ラインとしてもよいし、前後方向に延びる搬送ラインとしてもよい。 In the present embodiment, an example in which two lines of conveyance lines are used has been described. However, the present invention is not limited to this, and three or more lines of conveyance lines may be used.
2.後側搬送ライン
図3を用いて、後側搬送ラインAについて詳細に説明する。図3は、本実施形態に係るシート製造装置100の背面図である。
2. Rear Transfer Line The rear transfer line A will be described in detail with reference to FIG. FIG. 3 is a rear view of the
図3に示すように、シート製造装置100の後側搬送ラインAは、繊維を含む原料を供給する供給部10と、供給部10で供給した原料を粗砕する粗砕部12と、粗砕部12で粗砕した粗砕片を受ける受け部である漏斗状のホッパー1と、粗砕片を解繊物に解繊する解繊部20と、ホッパー1から解繊部20に粗砕片を搬送する搬送部である管2と、を備える。
As shown in FIG. 3, the rear conveyance line A of the
供給部10は、装置本体150の第3側壁150cに対して接離自在であって、第3側壁150cに設けられた開口である供給開口152から原料を装置本体150内へ供給する。供給部10は、シート製造装置100のなるべく下側に配置することが好ましい。このようにすることで、シート製造装置100のメンテナンスが容易になるからである。例えば、給紙中に紙詰まりが発生した場合に、供給部10の位置が低い方が詰まった原料を供給部10から取り除き易い。また、供給部10の位置が低ければ、例えば、供給部10を設置床面上を図示しないキャスターによってスライド移動することで、装置本体150側で詰まった原料への対応も容易である。
The
装置本体150は、シート製造装置100が設置されるオフィス等のフロア面に対向して配置される機台150eを有し、機台150eの両端から立ち上がるように第1側壁150a〜第4側壁150d(第1、第2側壁150a、150bについては図1を参照)が固定されている。機台150e上には、図示しない複数の支持台を介して、第3側壁150cから順に、ホッパー1、選別部40、ブロアー37及び解繊部20が設置される。このように、操作部141から見て装置本体150内の遠い位置に騒音が大きい乾式の解繊部20を配置することによって、騒音の低減になる。
The apparatus
また、操作部141を前側として説明したが、これに限らず、シート製造装置100の設置範囲における短い方向を前後方向(奥行)として、後側に解繊部20を配置してもよい。通常、装置をオフィス等に設置する場合には、短辺を奥行きとして長辺の一方をオフィス等の壁面に沿って設置することが多いからである。
Moreover, although the
管2は、ホッパー1の下方から解繊部20の上方へ向けて傾斜して配置される。管2を
傾斜させて配置することで、装置本体150内において管2の長さを長くすることができ、騒音をより減衰することができる。また、管2を傾斜して配置することで、管2の一部に解繊部20から上方に延びる部分を設けることができるので、その上方に延びる部分に消音部21を配置することができる。
The tube 2 is disposed so as to be inclined from below the hopper 1 toward above the
管2の傾斜はなるべく緩やかに(勾配を小さく)することが好ましい。管2における原料の搬送が解繊部20で発生する風力によって行われるため、管2の勾配を小さくすることで原料を容易に搬送することができる。管2の勾配を小さくするために、解繊部20はシート製造装置100のなるべく下側、例えば機台150e上に配置することが好ましい。解繊部20は、機台150e上に防振用のゴムを介して設置される。防振用のゴムを用いることにより、解繊部20の振動を減衰し、振動が機台150eに伝わることによる騒音も減少することができる。また、管2の勾配を小さくするためには、ホッパー1をシート製造装置100の上側に配置することが好ましいが、上述した供給部10の配置の理由により、ホッパー1の高さは必然的に低い位置になる。
It is preferable to make the inclination of the tube 2 as gentle as possible (decrease the gradient). Since the conveyance of the raw material in the pipe 2 is performed by the wind force generated in the
ブロアー37は、図1のシート製造装置100には無い構成であり、管3内に発生させた送風により、解繊部20から解繊物を吸気して分級部30へと搬送する。その他の構成については、すでに図1を用いて説明したので、ここでの説明は省略する。
The
3.前側搬送ライン
図4を用いて、前側搬送ラインBについて詳細に説明する。図4は、本実施形態に係るシート製造装置100の正面図である。
3. Front Transport Line The front transport line B will be described in detail with reference to FIG. FIG. 4 is a front view of the
図4に示すように、前側搬送ラインBは、解繊物の少なくとも一部を用いてシートSを成形する成形部106を備える。このようにすることで、成形部106でシートSの搬送不良が起こったとしても、成形部106が前側にあるので処理しやすい。
As shown in FIG. 4, the front conveyance line B includes a forming
前側搬送ラインBは、後側搬送ラインAからブロアー56で送られた第1解繊物を混合する混合部50が装置本体150の幅方向の中央付近の機台150e上に設置され、混合部50に対して第3側壁150c側の上方に堆積部60が配置され、堆積部60の下から第4側壁150d側へウェブW及びシートSが成形されて搬送される。ウェブW及びシートSの搬送方向に沿って、堆積部60の下から順にウェブ形成部70、調湿部78、シート形成部80、切断部90と並ぶ。
In the front conveyance line B, the mixing
排出部96は、装置本体150の外側であって第4側壁150dに隣接して配置され、第4側壁150dに開口する排出開口154から排出されたシートSを受ける。排出部96も供給部10と同様の理由により、シート製造装置100のなるべく下側に配置することが好ましい。排紙中に紙詰まりが発生する場合があるからである。
The
堆積部60及びウェブ形成部70を第3側壁150c側に配置し、排出部96を第4側壁150d側に配置することにより、第3側壁150cから第4側壁150dまでの装置本体150内の長手方向全体をウェブW及びシートSの成形に利用することができる。
The
成形部106は、解繊部20(後側搬送ラインA)で解繊された解繊物の少なくとも一部を堆積する堆積部60と、堆積部60で堆積した堆積物を加熱し加圧するシート形成部80と、を備える。シート形成部80は、堆積物を加圧する一対の加圧ローラー85,85を有する加圧部81と、堆積した堆積物を加熱する一対の加熱ローラー86,86を有する加熱部83と、を有する。
The forming
加圧ローラー85も大きく加圧するので所定の使用量で交換を必要とする。また、加熱
ローラー86は温度がかかることで所定の使用量で交換を必要とする。このようなローラー85,86を有する成形部106がシート製造装置100の前側にあることで交換の際の作業性がよい。なお、シート形成部80については、後述する。
Since the
操作部141は、装置本体150の前側の第1側壁150aの中央領域上部に位置しており、シート製造装置100を操作する作業者がアクセスしやすい位置に配置されている。操作部141は、図4では省略した第1側壁150aに配置され、例えば、各種処理条件や各処理部の状態を示す表示部と、作業者が各種条件等を入力する入力手段とを有する。
The
4.シート形成部
図5〜図7を用いてシート形成部80について、詳細に説明する。図5は、4つのユニット800,802,804,806を含むシート形成部80を模式的に示す平面図であり、図6は、シート形成部80を模式的に示す正面図であり、図7は、第2加熱ユニット806を模式的に示す斜視図である。図5及び図7では加熱部83の第2加熱ユニット806を装置本体150から外へ引き出した状態を示している。なお、図5及び図6において、シート形成部80以外の構成については図2及び図4と同様であるので省略している。
4). Sheet Forming Unit The
図5及び図6に示すように、装置本体150は、第3側壁150cから第4側壁150dまで延びる固定板150fを有する。固定板150fは、その両端が第3、第4側壁150c,150dに固定され、その下端が機台150eに固定された第1、第2側壁150a,150bとほぼ同じ大きさの板状の部材である。固定板150fは、装置本体150を前後に2つに仕切るものであるが、図示しない複数の切欠き部や貫通孔が形成され、原料や解繊物等の搬送路である管5,54等が固定板150fの前後に挿通することを許容する。
As shown in FIGS. 5 and 6, the apparatus
第1側壁150aから固定板150fに一対の第1レール816a,816aが複数組掛け渡されて固定されている。第1レール816a,816aは、例えば4組あり、それぞれが取付台826を装置本体150内の所定位置で保持する。
A plurality of pairs of
取付台826は、第1側壁150aから固定板150fまでの長さを有する板状の部材である。取付台826の両側面には、その長手方向に沿って一対の第2レール816b,816bが取付台826の両側面から突出するように固定される。第2レール816b,816bは、第1レール816a,816aに案内され、取付台826を第1レール816a,816aに沿って装置本体150内から外へと移動可能である。
The mounting
取付台826の第1側壁150a側の端面には表板157が固定され、表板157には取っ手158を有する。図5及び図7の第2結着部84で示すように、取っ手158を引っ張ることで取付台826を装置本体150の外まで移動させることができる。なお、図6では表板157は省略している。
A
取付台826の固定板150f側の端面には2つの位置決め穴842が開口する。固定板150fの所定位置には2つの位置決めピン840が突出するように固定される。取付台826を第1レール816a,816aに案内されて固定板150f側へ移動させることで、位置決め穴842が位置決めピン840を受け入れて、取付台826が固定板150fの所定位置に位置決めされる。
Two
シート形成部80は、第1加圧部81a、第2加圧部81b、第1結着部82、及び第2結着部84にそれぞれ1つずつ、合計4つのユニット800,802,804,806
を有する。4つのユニット800,802,804,806は、それぞれ取付台826上に載置され、固定される。第1加圧部81a、第2加圧部81b、第1結着部82、及び第2結着部84における取付台826の基本構成は、共通する。
The
Have The four
第1レール816a,816aは、各ユニット800,802,804,806を装置本体150内から外までガイドする案内部であり、第2レール816b,8116b及び取付台826は案内部にガイドされる被案内部である。
The first rails 816a and 816a are guide portions that guide the
4−1.加圧部
図5及び図6に示すように、加圧部81は、堆積物を加圧する一対の加圧ローラー85,85を含む加圧ユニット800,802を有する。図の例では加圧ユニットを複数有する例として2つの加圧ユニット800,802を示すが、これに限らず、3つ以上の加圧ユニットを有してもよいし、1つの加圧ユニットだけであってもよい。
4-1. Pressurizing unit As shown in FIGS. 5 and 6, the pressurizing
加圧部81は、ウェブの搬送方向に並んで配置する第1加圧部81aと第2加圧部81bとを含む。第1加圧部81aは取付台826上に固定された第1加圧ユニット800を有し、第2加圧部81bは取付台826上に固定された第2加圧ユニット802を有する。第1加圧部81aと第2加圧部81bは、同じ構成であるので、ここでは第1加圧部81aについて説明する。なお、図6では第1加圧ユニット800の内部構造がわかるように図の手前側の機構(表板157、ローラー固定板836a等)を省略している。
The pressurizing
第1加圧ユニット800は、一対の加圧ローラー85,85を含む。第1加圧ユニット800の一対の加圧ローラー85,85は、加圧ローラー85,85の回転軸の両端を支持する一対のローラー固定板836a,836bに回転可能に固定されている。一対の加圧ローラー85,85の一方(ここでは機台150e側)はローラー固定板836a、836bの所定位置に固定され、他方(ここでは装置本体150の上方側)の加圧ローラー85はその一方の加圧ローラー85に対して後述する付勢部830によって移動可能である。
The
第1加圧ユニット800は、少なくとも一対の加圧ローラー85,85を一体のまま装置本体150(ここでは取付台826を介している)に対して取り付け及び取り外しできればよく、加圧ローラー85,85を固定する構造は一対のローラー固定板836a,836bに限定されるものでは無い。
The
従来のシート製造装置のように、加圧ローラーの交換を、ユニットではなく装置本体内に組み付けられた状態で行おうとすると、周りのスペースが少ないため、取り外しにくく、組み付けにくい。これに対し、加圧ユニット800,802にすることで、加圧ユニット800,802単位で装置本体150から取り外すことができるので、加圧ローラー85,85を交換したり、清掃したりでき、メンテナンスが容易である。
When the pressure roller is exchanged in a state where it is assembled in the apparatus main body instead of the unit as in a conventional sheet manufacturing apparatus, it is difficult to remove and assemble because the surrounding space is small. On the other hand, since the
また、加圧ユニット800,802が複数ある場合には、ユニットごとに装置本体150から取り外してメンテナンスをすることができる。ユニットごとに加圧ローラーの消耗の程度も違うため、メンテナンスの対象となる加圧ユニット800,802ごとに対処できるので効率がよい。
When there are a plurality of
また、第1加圧ユニット800は、加圧ローラー85,85を回転する図示しない電動モーターを含んでもよいし、装置本体150側に設けられた電動モーターに連結して加圧ローラー85,85に動力を伝達する伝達機構だけを含んでもよい。
The
図6に示すように、第1加圧部81aの第1加圧ユニット800は、一対の加圧ローラ
ー85,85を付勢する付勢部830をさらに含む。なお、図5では付勢部830を省略している。
As shown in FIG. 6, the
付勢部830は、ローラー固定板836a,836bに固定され、第1加圧ユニット800に回転可能に固定された一方の加圧ローラー85に対して、他方の加圧ローラー85を押し付けるように付勢するものである。付勢部830の機構は、加圧ローラー85,85同士を押し付ける付勢力を加えるものであればコイルスプリング、空圧シリンダ、油圧シリンダ、電動モーター等の公知の機構を採用することができる。また、付勢部830の機構は、加圧ローラー85,85の消耗を減らすために、シート成形中以外の例えば待機時には加圧ローラー85,85同士を離間配置するように移動することができる。
The urging
付勢部830は、加圧ローラー85,85間に搬送されたウェブを挟み込んで加圧するものであるので、高い荷重をかける必要があり、加熱部83に比べると比較的大型の機構である。したがって、加圧ユニット800,802ごとに取り出して付勢部830の交換や修理ができるので、付勢部830のメンテナンスが容易になる。より具体的に説明すると、付勢部830の交換を、ユニットではなく装置本体150内に組み付けられた状態で行おうとすると、周りのスペースが少ないため、取り外しにくく、取り付けにくい。これに対し、加圧ユニット800,802にすることで、加圧ユニット800,802を装置本体150から取り外してから、付勢部830を交換し修理できるので、容易に交換できる。また、付勢部830を含めて加圧ユニット800,802となっているので、ユニット単位で付勢力の調整をすることができる。
The urging
また、図5の第2結着部84で示すのと同じように、第1加圧部81aも取付台826を装置本体150の外へ引き出して、取付台826上に固定された第1加圧ユニット800を装置本体150の外まで移動することができる。そのため、第1加圧ユニット800を装置本体150の外で容易にメンテナンスすることができる。また、第1加圧ユニット800を装置本体150の外まで引き出すことができるので、取付台826から取り外すことも容易であり、別の第1加圧ユニット800に交換することも容易である。
In addition, as shown by the second binding
第1加圧ユニット800は、取付台826を装置本体150の内部へ第1レール816a,816aに沿って移動すると、取付台826の端面の位置決め穴842が固定板150fから突出する位置決めピン840を受け入れて所定位置で停止する。そのため、第1加圧ユニット800が取付台826上の所定位置に固定されていれば、取付台826が固定板150fと位置決めされるので、第1加圧ユニット800を装置本体150の所定位置に配置することができる。
When the
4−2.加熱部
図5〜図7に示すように、加熱部83は、堆積物を加熱する一対の加熱ローラー86,86を含む加熱ユニットを有する。図の例では加熱ユニットを複数有する例として2つの加熱ユニット804,806を示すが、これに限らず、3つ以上の加熱ユニットを有してもよいし、1つの加熱ユニットだけであってもよい。
4-2. Heating Unit As shown in FIGS. 5 to 7, the
加熱部83は、第1結着部82と、第2結着部84とを含む。第1結着部82は取付台826上に固定された第1加熱ユニット804を有し、第2結着部84は取付台826上に固定された第2加熱ユニット806を有する。第1結着部82と第2結着部84は、同じ構成であるので、第2結着部84について説明する。
The
第2結着部84は、取付台826上に固定された第2加熱ユニット806を有する。第2加熱ユニット806は、一対の加熱ローラー86,86を含む。
The second
第2加熱ユニット806の一対の加熱ローラー86,86は、加熱ローラー86,86の回転軸の両端を支持する一対のローラー固定板836a,836bに回転可能に固定されている。一対の加熱ローラー86,86の一方(ここでは機台150e側)はローラー固定板836a、836bの所定位置に固定され、他方(ここでは装置本体150の上方側)の加熱ローラー86はその一方の加熱ローラー86に対して図示しない例えば手動の移動機構によって移動可能である。
The pair of
第2加熱ユニット806は、少なくとも一対の加熱ローラー86,86を一体のまま装置本体150(ここでは取付台826を介している)に対して取り付け及び取り外しできればよく、加熱ローラー86,86を固定する構造は一対のローラー固定板836a,836bに限定されるものでは無い。
The
このように、シート形成部80は、加熱ユニット804,806を有しているので、加熱ユニット804,806単位で取り外して交換や清掃ができ、加熱ローラー86,86のメンテナンスが容易になる。
As described above, since the
また、加熱ユニット804,806が複数ある場合には、ユニットごとに装置本体150から取り外してメンテナンスをすることができる。ユニットごとに加熱ローラーの消耗の程度も違うため、メンテナンスの対象となる加熱ユニット804,806ごとに対処できるので効率がよい。また、加熱量の調整をユニット単位で行いやすい。例えば、第1加熱ユニット804の加熱ローラー86,86を第2加熱ユニット806の加熱ローラー86,86よりも高い温度に設定したり、低い温度に設定したりできる。
In addition, when there are a plurality of
取付台826の前面側には表板157が固定され、表板157には取っ手158が固定されている。取付台826上には、2枚のローラー固定板836a,836bと、ローラー固定板836a,836bに挟み込まれるように回転可能に支持された一対の加熱ローラー86,86と、を含む第2加熱ユニット806が固定される。図示しないが、第2加熱ユニット806は、加熱ローラー86,86を加熱する加熱機構を含む。そのような加熱機構としては、輻射熱を利用した非接触型の加熱機構や電気抵抗を利用した接触型の加熱機構など公知の機構を採用することができる。
A
取っ手158を引っ張ることで、表板157が第1側壁150aから離れて第1側壁150aに開口156ができる。そして、表板157が固定された取付台826は、その両側面に設けられた第2レール816bが第1側壁150aの内部に延びる第1レール816aに案内されて装置本体150の外へ引き出される。このように、取付台826が装置本体150の外へ引き出されると、第2加熱ユニット806の上方には作業を遮るものが無いので、その場でメンテナンスすることも容易であるし、第2加熱ユニット806を取付台826から取り外したり取り付けたりすることも容易である。
By pulling the
第2加熱ユニット806は、加熱ローラー86,86同士を離接させる移動機構を有するが、図5〜図7では省略する。このような移動機構としては、一方の加熱ローラー86の回転軸を他方の加熱ローラー86に対して移動させ、移動した位置で固定できればよい。
Although the
4−3.変形例
図8を用いて、第1、第2加圧ユニット800,802の変形例について説明する。図8は、第1、第2加圧ユニット800,802の変形例を模式的に示す正面図である。なお、図8ではシート製造装置100の加圧部81だけを示し、他の部材は省略する。
4-3. Modification A modification of the first and
複数の加圧ユニット800,802は、それぞれ同じ構成であり、第1加圧ユニット8
00に対して第2加圧ユニット802を平行にならないようにシート製造装置に装着することで、各加圧ユニット800,802の一対の加圧ローラー85,85の中心間を結ぶ線L1,L2(一点鎖線で示す)が、少なくとも2つの加圧ユニット800,802において互いに平行にならないようにされている。
The plurality of
By attaching the
中心線L1は、第1加圧ユニット800の一対の加圧ローラー85,85の中心を通る仮想線分であり、中心線L2は、第2加圧ユニット802の一対の加圧ローラー85,85の中心を通る仮想線分である。
The center line L1 is a virtual line segment passing through the centers of the pair of
取付台826の配置は、図6と同じであるが、取付台826に対する第2加圧ユニット802の取付角度が第1加圧ユニット800のそれと異なる。例えば、図8に示すように、取付台826と第2加圧ユニット802との間に、所定角度の傾斜面を有するスペーサー828を挟み込んで固定して取付角度を変更することができる。
The arrangement of the mounting
このように、2つの加圧ユニット800,802を互いに平行にならないように組み付けることで、加圧ローラー85,85の中心間を結ぶ中心線L1,L2同士を平行にならないようにすることを容易に実現できる。シート製造装置では、例えば、シートの種類などによって加圧ローラー85,85の配置を変更することがあるため、このように中心線L1,L2同士の角度を変更することができると加圧ローラー85,85の配置の自由度が向上すると共に、変更の作業性が向上し、また作業時間を短縮することができる。
Thus, it is easy to prevent the center lines L1 and L2 connecting the centers of the
なお、上記の例では、乾式の態様であったが、本発明に係るシート製造装置は、湿式の態様であってもよい。例えば、解繊部20の代わりに離解部(パルパー)を、分級部30の代わりに脱墨具を、シート形成部80の代わりに抄紙部を用いてもよい。
In addition, in said example, although it was a dry aspect, the wet aspect may be sufficient as the sheet manufacturing apparatus which concerns on this invention. For example, a disaggregation unit (pulper) may be used instead of the
また、本発明に係るシート製造装置によって製造されるシートSは、シート状にしたものを主に指す。しかしシート状ものに限定されず、ボード状、ウェブ状であってもよい。本明細書におけるシートは、紙と不織布に分けられる。紙は、パルプや古紙を原料とし薄いシート状に成形した態様などを含み、筆記や印刷を目的とした記録紙や、壁紙、包装紙、色紙、画用紙、ケント紙などを含む。不織布は紙より厚いものや低強度のもので、一般的な不織布、繊維ボード、ティッシュペーパー(清掃用ティッシュペーパー)、キッチンペーパー、クリーナー、フィルター、液体(廃インクや油)吸収材、吸音材、断熱材、緩衝材、マットなどを含む。なお、原料としてはセルロースなどの植物繊維やPET(ポリエチレンテレフタレート)、ポリエステルなどの化学繊維や羊毛、絹などの動物繊維であってもよい。 Further, the sheet S manufactured by the sheet manufacturing apparatus according to the present invention mainly refers to a sheet shape. However, it is not limited to a sheet shape, and may be a board shape or a web shape. The sheet in this specification is divided into paper and non-woven fabric. The paper includes a mode in which pulp or used paper is used as a raw material and is formed into a thin sheet, and includes recording paper for writing and printing, wallpaper, wrapping paper, colored paper, drawing paper, Kent paper, and the like. Non-woven fabrics are thicker or lower in strength than paper, such as general non-woven fabrics, fiber boards, tissue paper (cleaning tissue paper), kitchen paper, cleaners, filters, liquid (waste ink and oil) absorbers, sound absorbing materials, Insulating materials, cushioning materials, mats, etc. The raw material may be plant fibers such as cellulose, chemical fibers such as PET (polyethylene terephthalate) and polyester, and animal fibers such as wool and silk.
また、上記の例では、案内部及び被案内部として第1、第2レール816a,816bと取付台826を用いたが、これに限らず、他の態様であってもよい。例えば、各ユニット800,802,804,806を装置本体150に直接固定してもよいし、各ユニット800,802,804,806自体を被案内部として装置本体150に設けた案内部に沿って移動可能としてもよい。また、例えば、案内部として一対の第1レール816a,816aを用いたが、1本のレールとしてもよいし、ガイドするものであれば棒状のガイドバーであってもよい。また、各ユニット800,802,804,806は、取付台826の下面に取り付けてもよいし、取付台826を枠体としてその枠の内側に取り付けてもよい。
In the above example, the first and
本発明は、本願に記載の特徴や効果を有する範囲で一部の構成を省略したり、各実施形態や変形例を組み合わせたりしてもよい。 In the present invention, a part of the configuration may be omitted within a range having the characteristics and effects described in the present application, or each embodiment or modification may be combined.
本発明は、実施の形態で説明した構成と実質的に同一の構成(機能、方法および結果が
同一の構成、あるいは目的および効果が同一の構成)を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成の本質的でない部分を置き換えた構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成と同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成に公知技術を付加した構成を含む。
The present invention includes configurations that are substantially the same as the configurations described in the embodiments (configurations that have the same functions, methods, and results, or configurations that have the same objects and effects). In addition, the invention includes a configuration in which a non-essential part of the configuration described in the embodiment is replaced. In addition, the present invention includes a configuration that exhibits the same operational effects as the configuration described in the embodiment or a configuration that can achieve the same object. Further, the invention includes a configuration in which a known technique is added to the configuration described in the embodiment.
1…ホッパー、2,3,4,5…管、6…ホッパー、7,8…管、9…ホッパー、10…供給部、12…粗砕部、14…粗砕刃、20…解繊部、21…消音部、22…導入口、24…排出口、30…分級部、31…導入口、32…円筒部、33…逆円錐部、34…下部排出口、35…上部排出口、36…受け部、37…ブロアー、40…選別部、42…導入口、44…排出口、45…篩、50…混合部、52…添加物供給部、54…管、56…ブロアー、60…堆積部、62…導入口、70…ウェブ形成部、72…メッシュベルト、74…張架ローラー、76…サクション機構、78…調湿部、80…シート形成部、81…加圧部、81a…第1加圧部、81b…第2加圧部、82…第1結着部、83…加熱部、84…第2結着部、85…加圧ローラー、86…加熱ローラー、90…切断部、21b…第1切断部、94…第2切断部、96…排出部、100…シート製造装置、102…製造部、106…成形部、140…制御部、141…操作部、150…装置本体、150a〜150d…第1〜第4側壁、150e…機台、150f…固定板、152…供給開口、154…排出開口、156…開口、157…表板、158…取っ手、800…第1加圧ユニット、802…第2加圧ユニット、804…第1加熱ユニット、806…第2加熱ユニット、816a…第1レール、816b…第2レール、826…取付台、828…スペーサー、830…付勢部、836a,836b…ローラー固定板、840…位置決めピン、842…位置決め穴、A…後側搬送ライン、B…前側搬送ライン、L1…第1中心線、L2…第2中心線、S…シート、W…ウェブ
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Hopper, 2, 3, 4, 5 ... Pipe, 6 ... Hopper, 7, 8 ... Pipe, 9 ... Hopper, 10 ... Supply part, 12 ... Crushing part, 14 ... Crushing blade, 20 ...
Claims (6)
前記解繊部で解繊した解繊物の少なくとも一部を堆積する堆積部と、
前記堆積部で堆積した堆積物を加熱し加圧するシート形成部と、を備え、
前記シート形成部は、前記堆積物を加圧する一対の加圧ローラーを含む加圧ユニットを有することを特徴とする、シート製造装置。 A defibrating unit for defibrating raw materials containing fibers;
A depositing part for depositing at least a part of the defibrated material defibrated in the defibrating part;
A sheet forming unit that heats and pressurizes the deposit deposited in the deposition unit,
The sheet manufacturing apparatus according to claim 1, wherein the sheet forming unit includes a pressure unit including a pair of pressure rollers that pressurize the deposit.
一つの前記加圧ユニットに対して別の前記加圧ユニットを平行にならないように前記シート製造装置に装着することで、前記各加圧ユニットの一対の加圧ローラーの中心間を結ぶ線が、少なくとも2つの前記加圧ユニットにおいて互いに平行でないことを特徴とする、請求項3に記載のシート製造装置。 Each of the plurality of pressure units has the same configuration,
A line connecting the centers of a pair of pressure rollers of each of the pressure units is attached to the sheet manufacturing apparatus so that the other pressure unit is not parallel to one pressure unit, The sheet manufacturing apparatus according to claim 3, wherein at least two of the pressure units are not parallel to each other.
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