JP2016112331A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】メイン制御基板の容量を削減することが可能な遊技機を提供する。【解決手段】遊技の制御を行うメイン制御基板300とは別に、入賞に係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示された場合に、メダルの払出を行う払出基板350を設け、ステータス基板100は、遊技者によるBETボタン7や、MAXBETボタン8等の操作を検出したことに基づいて、メイン制御基板300及び払出基板350に対して入力信号を送信する処理を行う。そして、メイン制御基板300や、払出基板350は、ステータス基板100から入力信号を受信したことに基づいて、受信した入力信号に応じた処理を実行する。【選択図】図4

Description

本発明は、遊技機に関する。
従来、複数の図柄が周面に描かれた複数のリールと、当該複数のリールの周面に描かれた図柄の一部を表示する表示窓とを備え、遊技者によるメダル等の遊技価値の投入操作とスタートレバーに対する開始操作とに基づいて全リールを回転させ、遊技者による停止ボタンの操作に基づいて各リールを停止させることにより表示窓に図柄を停止表示する遊技機(いわゆる「パチスロ」)が知られている。このような遊技機は、表示窓に表示される図柄のうち、予め定められたライン(以下、「有効ライン」という)上に予め定められた図柄の組み合わせが停止表示された場合に、遊技者に対して特典(例えば、メダル)を付与する。
また、このような遊技機は、遊技者によるスタートレバーの操作を検出し、スタートレバーの操作を検出したことに基づいて所定の乱数値を抽出し、当該抽出した乱数値と、当選役毎に抽選値が規定された当選役決定テーブルとに基づいて当選役を決定し、当該決定された当選役と、遊技者による停止ボタンの操作とに基づいてリールの停止制御を行う。ここで、決定された当選役によっては、予め定められた図柄の組み合わせのうち、複数の図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されることが許容される場合がある。
このとき、当選役として「ハズレ」が決定された場合には、何れのタイミングで停止ボタンの操作が行われたとしても特典を受けることができる図柄の組み合わせが表示されることはない。また、適切なタイミングで停止ボタンの操作が行われなければ当選役に係る図柄の組み合わせが有効ライン上に停止表示されない当選役や、何れのタイミングで停止ボタンの操作が行われても当選役に係る図柄の組み合わせが有効ライン上に停止表示される当選役がある。
すなわち、適切なタイミングで停止ボタンの操作が行われなければ当選役に係る図柄の組み合わせが有効ライン上に停止表示されない当選役が当選役として決定された場合には、適切なタイミングで停止操作を行う必要があることから、遊技者には停止ボタンの操作に関する一定の技量等が要求される。
また、このような遊技機にあっては、遊技者にとって不利な通常状態において、所定の条件が充足された場合には、通常状態と比較して遊技者にとって有利な状態(以下、「特定状態」という)に移行する制御が行われる。ここで、「特定状態」とは、メダルの払出が行われる図柄の組み合わせ(以下、「入賞に係る図柄の組み合わせ」という)が有効ライン上に表示される確率が通常状態よりも向上するボーナスゲーム(「RB(レギュラーボーナス)」,「BB(ビッグボーナス)」,「CB(チャレンジボーナス)」,「MB(ミドルボーナス)」等)や、適切な操作順序で停止ボタンを操作しなければ入賞に係る図柄の組み合わせが表示されない(または適切な操作順序で停止ボタンを操作しなければ、メダルの払出枚数が少ない方の入賞に係る図柄の組み合わせが表示される)特定の当選役が決定された場合に、適切な停止ボタンの操作順序等が報知される「AT(アシストタイム)」、メダルの投入操作を行うことなくスタートレバーを操作することにより遊技が開始される再遊技が当選役として決定される確率を向上させる「RT(リプレイタイム)」、ATとRTが同時に作動する「ART(アシストリプレイタイム)」等がある。従って、遊技者は、遊技者にとって有利な特定状態への移行を望みながら遊技を行うこととなる。
また、上記のような遊技機にあっては、遊技の制御を行うメイン制御基板と、演出の制御を行うサブ制御基板とを備えて、それぞれ分散して制御を行うように構成されている(例えば、特許文献1)。
特開2014−171807号公報
ところで、近年の遊技機に係る制御は、遊技に対する興趣を向上させるために、年々、複雑化してきている傾向にある。例えば、遊技の制御を行うメイン制御基板においても、リールを用いた演出等を実行することにより、遊技に対する興趣を向上させるように構成されている。
しかしながら、メイン制御基板(特にメインROM)に搭載できる容量は、予め定められた容量であることから、遊技に対する興趣を向上させる反面、容量の削減が求められていた。
本発明は、このような実情に鑑み、メイン制御基板の容量を削減することが可能な遊技機を提供することを目的とする。
このような課題を解決するために、本発明に係る遊技機は、複数の図柄が周面に配された複数のリールと、当選役を決定する当選役決定手段と、前記複数のリールを回転する制御を行うリール回転制御手段と、前記当選役決定手段により決定された前記当選役に基づいて、前記リール回転制御手段により回転されている前記リールを停止させる停止制御手段と、前記停止制御手段により、前記複数のリールが全て停止された結果、所定の図柄の組み合わせが表示されたか否かを判定する判定手段と、遊技の制御を行うメイン制御基板と、前記判定手段により前記所定の図柄の組み合わせが表示されたと判定された場合に、遊技媒体の払出に係る制御を行う払出基板と、遊技者による操作を検出する操作検出手段と、前記操作検出手段により遊技者による操作が検出された旨の信号を前記メイン制御基板、及び前記払出基板に送信する信号送信手段と、を備え、前記メイン制御基板は、前記信号送信手段により前記信号を受信した場合に、前記信号に応じた処理を行い、前記払出基板は、前記信号送信手段により前記信号を受信した場合に、前記信号に応じた処理を行うことを特徴とする。
ここで、「所定の図柄の組み合わせ」とは、予め定められた図柄の組み合わせであれば、どのような図柄の組み合わせであってもよい。
本発明によれば、メイン制御基板の容量を削減することが可能な遊技機を提供することができる。
遊技機の正面図の一例を示す図である。 キャビネットの内部構造の一例を示す図である。 前面扉の裏面の一例を示す図である。 遊技機全体のブロック図の一例を示す図である。 配列データテーブルの一例を示す図である。 図柄組み合わせ群が「00」の場合の図柄組み合わせテーブルの一例を示す図である。 図柄組み合わせ群が「01」の場合の図柄組み合わせテーブルの一例を示す図である。 図柄組み合わせ群が「02」の場合の図柄組み合わせテーブルの一例を示す図である。 当選役と、停止ボタンの操作順序と、入賞等の関係の一例を示す図である。 非RT遊技状態用当選役決定テーブルの一例を示す図である。 第1RT遊技状態用当選役決定テーブルの一例を示す図である。 BB中第2RT遊技状態用当選役決定テーブルの一例を示す図である。 非BB中第2RT遊技状態用当選役決定テーブルの一例を示す図である。 BB中第3RT遊技状態用当選役決定テーブルの一例を示す図である。 非BB中第3RT遊技状態用当選役決定テーブルの一例を示す図である。 第4RT遊技状態用当選役決定テーブルの一例を示す図である。 第5RT遊技状態用当選役決定テーブルの一例を示す図である。 第3RT中RB遊技状態用当選役決定テーブルの一例を示す図である。 遊技状態移行図の一例を示す図である。 メイン制御基板により管理される状態の一覧の一例を示す図である。 メイン制御基板により管理される状態の遷移図の一例を示す図である。 BB当選時用ART状態移行抽選テーブルの一例を示す図である。 BB中ART状態移行抽選テーブルの一例を示す図である。 ART状態用上乗せ抽選テーブルの一例を示す図である。 BB中上乗せ抽選テーブルの一例を示す図である。 演出決定テーブルの一例を示す図である。 メイン制御基板におけるプログラム開始処理の一例を示す図である。 メイン制御基板におけるメインループ処理の一例を示す図である。 メイン制御基板におけるスタートレバーチェック処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における内部抽選処理の一例を示す図である。 メイン制御基板におけるボーナス情報更新処理の一例を示す図である。 メイン制御基板におけるスタート時状態別処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における通常状態用処理の一例を示す図である。 メイン制御基板におけるBB状態用処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における第1転落待機状態用処理の一例を示す図である。 メイン制御基板におけるART準備状態用処理の一例を示す図である。 メイン制御基板におけるART状態用処理の一例を示す図である。 メイン制御基板におけるART中BB状態用処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における第2転落待機状態用処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における図柄コード設定処理の一例を示す図である。 メイン制御基板におけるリール回転開始準備処理の一例を示す図である。 メイン制御基板におけるリール停止前処理の一例を示す図である。 メイン制御基板におけるリール回転中処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における表示判定コマンド受信待機処理の一例を示す図である。 メイン制御基板におけるメダル払出終了コマンド受信待機処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における遊技状態移行処理の一例を示す図である。 メイン制御基板におけるBB作動中処理の一例を示す図である。 メイン制御基板におけるRB作動中処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における表示時状態別処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における表示時通常状態用処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における表示時BB準備状態用処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における表示時BB状態用処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における表示時RB状態用処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における表示時第1転落待機状態用処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における表示時ART準備状態用処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における表示時ART中BB準備状態用処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における表示時ART中BB状態用処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における表示時ART中RB状態用処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における表示時第2転落待機状態用処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における割込処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における入力ポート読込処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における制御コマンド受信処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における制御コマンド送信処理の一例を示す図である。 払出基板におけるメイン処理の一例を示す図である。 払出基板におけるメダル受付開始処理の一例を示す図である。 払出基板におけるメダル管理処理の一例を示す図である。 払出基板におけるメダル投入チェック処理の一例を示す図である。 払出基板における貯留メダル投入処理の一例を示す図である。 払出基板における表示判定処理の一例を示す図である。 払出基板における払出処理の一例を示す図である。 払出基板における割込処理の一例を示す図である。 払出基板における払出基板入力ポート読込処理の一例を示す図である。 払出基板における払出基板制御コマンド受信処理の一例を示す図である。 払出基板における払出基板制御コマンド送信処理の一例を示す図である。 サブ制御基板におけるメイン処理の一例を示す図である。 サブ制御基板における基板間通信処理の一例を示す図である。 サブ制御基板におけるコマンド解析処理の一例を示す図である。 サブ制御基板におけるコマンド別処理の一例を示す図である。 メイン制御基板により送信されるコマンド一覧の一例を示す図である。 払出基板により送信されるコマンド一覧の一例を示す図である。 スイッチ入力信号一覧の一例を示す図である。 第2実施形態における制御コマンド受信処理の一例を示す図である。 第2実施形態における制御コマンド送信処理の一例を示す図である。 第2実施形態における払出基板制御コマンド受信処理の一例を示す図である。 第2実施形態における払出基板制御コマンド送信処理の一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
(遊技機の構成)
まず、図1〜図3を用いて、本発明における遊技機1の構成について具体的に説明する。図1は、遊技機の正面図の一例を示す図であり、図2は、キャビネット2の内部構造の一例を示す図である。また、図3は、前面扉3の裏面の一例を示す図である。
(遊技機1)
本実施形態における遊技機1は、後述のキャビネット2と、前面扉3等から構成されている。
(キャビネット2)
キャビネット2は、略矩形状の箱体であって、正面側に開口を有する。また、キャビネット2には、複数の部品が取り付けられている。
(前面扉3)
前面扉3は、キャビネット2の正面側の開口を閉塞するように取り付けられている。また前面扉3には、複数の部品が取り付けられている。
(蝶番機構4)
蝶番機構4は、キャビネット2の正面視左側に設けられており、前面扉3を開閉可能に軸支するために設けられている。
(鍵穴5)
鍵穴5は、前面扉3の中央右側に設けられ、施錠装置(図示せず)により前面扉3を開錠するために設けられている。ここで、遊技店の店員等がメンテナンス作業や、設定値の変更等を行う場合に、前面扉3に設けられている施錠装置(図示せず)の開錠が行われる。まず、前面扉3の鍵穴5にドアキー(図示せず)を挿入して時計回り方向に所定角度回動することにより開錠する。次に、前面扉3を開放し、メンテナンス作業や、設定値の変更等の作業を行う。そして、メンテナンス作業や、設定値の変更等の作業が終了すると、前面扉3を閉じることにより施錠される。
(メダル投入口6)
メダル投入口6は、鍵穴5の正面視左側上方に設けられ、遊技者がメダルを投入するために設けられている。
(BETボタン7)
BETボタン7は、メダル投入口6の正面視左側に設けられ、貯留(クレジット)されたメダルのうち、「1」枚のメダルを遊技に使用するために設けられている。
(MAXBETボタン8)
MAXBETボタン8は、BETボタン7の正面視右側に設けられ、貯留(クレジット)されたメダルのうち、一遊技(「1」ゲーム)において使用可能な最大枚数のメダルを遊技に使用するために設けられている。ここで、本実施形態において、一遊技で使用可能なメダルの最大値は「3」枚である。
(精算ボタン9)
精算ボタン9は、BETボタン7の奥側に設けられ、遊技者が獲得したメダルのうち、貯留(クレジット)されているメダルの精算を行うために設けられている。なお、本実施形態において、貯留(クレジット)可能なメダルの最大枚数は「50」枚である。
(スタートレバー10)
スタートレバー10は、BETボタン7の下方に設けられている。また、スタートレバー10は、遊技者が後述の左リール18、中リール19、右リール20の回転を開始する契機となる開始操作を行うために設けられている。ここで、遊技者による開始操作が検出されたことに基づいて、後述のメイン制御基板300は、ハード乱数を取得する処理や、後述の左リール18、中リール19、右リール20の回転を開始する処理等を行う。
(左停止ボタン11)
左停止ボタン11は、スタートレバー10の正面視右側に設けられている。また、左停止ボタン11は、遊技者が後述の左リール18の回転を停止する契機となる停止操作を行うために設けられている。
(中停止ボタン12)
中停止ボタン12は、左停止ボタン11の正面視右側に設けられている。また、中停止ボタン12は、遊技者が後述の中リール19の回転を停止する契機となる停止操作を行うために設けられている。
(右停止ボタン13)
右停止ボタン13は、中停止ボタン12の正面視右側に設けられている。また、右停止ボタン13は、遊技者が後述の右リール20の回転を停止する契機となる停止操作を行うために設けられている。
(返却ボタン14)
返却ボタン14は、右停止ボタン13の正面視右側に設けられている。また、返却ボタン14は、メダル投入口6に投入されたメダルが後述のセレクター15に詰まった場合に、詰まったメダルを返却するために設けられている。
(セレクター15)
セレクター15は、前面扉3の背面側に設けられている。また、セレクター15は、メダル投入口6に投入されたメダルの材質や形状等が適正であるか否かを判別するために設けられている。
(エラー解除センサ16s)
エラー解除センサ16sは、鍵穴5の背面側に設けられており、遊技機1で発生したエラーを解除するために設けられている。ここで、エラー解除センサ16sは、発光部と受光部からなり、鍵穴5にドアキー(図示せず)を挿入し、当該ドアキー(図示せず)を反時計回り方向に所定角度回動させると、施錠部(図示せず)が回動することとなる。そして、受光部は、施錠部が回動することにより、発光部から発光された光を受光することができなくなる。これにより、エラー解除センサ16sは、遊技機1で発生したエラーを解除するためのエラー解除操作を検知することとなる。
(ドア開閉センサ17s)
ドア開閉センサ17sは、鍵穴5の背面側に設けられており、前面扉3が開放しているか否かを検出するために設けられている。ここで、ドア開閉センサ17sは、発光部と受光部からなり、鍵穴5にドアキー(図示せず)を挿入し、当該ドアキー(図示せず)を時計回り方向に所定角度回動させると、施錠部(図示せず)が回動することとなる。そして、受光部は、施錠部が回動することにより、発光部から発光された光を受光することができなくなる。これにより、ドア開閉センサ17sは、前面扉3の開放を検知することとなる。
(左リール18)
左リール18は、キャビネット2の内部に設けられており、円筒状の構造を有している。また、左リール18の円筒状の構造の周面には、透光性のシートが装着されており、当該シートには、複数種類の図柄が一列に描かれている。そして、左リール18は、後述の左ステッピングモータ151により回転駆動され、複数種類の図柄が変動表示される。
(中リール19)
中リール19は、キャビネット2の内部に設けられており、円筒状の構造を有している。また、中リール19の円筒状の構造の周面には、透光性のシートが装着されており、当該シートには、複数種類の図柄が一列に描かれている。そして、中リール19は、後述の中ステッピングモータ152により回転駆動され、複数種類の図柄が変動表示される。
(右リール20)
右リール20は、キャビネット2の内部に設けられており、円筒状の構造を有している。また、右リール20の円筒状の構造の周面には、透光性のシートが装着されており、当該シートには、複数種類の図柄が一列に描かれている。そして、右リール20は、後述の右ステッピングモータ153により回転駆動され、複数種類の図柄が変動表示される。
(演出ボタン21)
演出ボタン21は、MAXBETボタン8の正面視右側に設けられており、遊技者が所定のタイミングで操作するために設けられている。また、演出ボタン21には、後述の演出ボタンセンサ709sに接続されている。ここで、後述のサブ制御基板400は、後述の演出ボタンセンサ709sが演出ボタン21の操作を検出した場合に、後述の演出制御基板600を介して、後述の液晶表示装置45等の制御を行う。
(十字キー22)
十字キー22は、演出ボタン21の正面視右側に設けられており、上方向ボタン、下方向ボタン、左方向ボタン、及び右方向ボタンにより構成され、遊技者が所定のタイミングで操作するために設けられている。また、十字キー22には、後述の十字キー基板710が接続されている。そして、後述のサブ制御基板400は、後述の十字キー基板710が十字キー22の操作を検出した場合に、後述の演出制御基板600を介して、後述の液晶表示装置45等の制御を行う。
(表示窓23)
表示窓23は、左リール18、中リール19、右リール20の前面側に設けられており、左リール18、中リール19、右リール20の周面に描かれた複数の図柄を視認可能とするために設けられている。具体的には、左リール18の周面に描かれた「3」個の図柄、中リール19の周面に描かれた「3」個の図柄、及び右リール20の周面に描かれた「3」個の図柄の合計「9」個の図柄が表示窓23を介して視認可能となる。
(スタートランプ24)
スタートランプ24は、BETボタン7の上方に設けられており、スタートレバー10により開始操作を受け付けることが可能であるか否かを報知するために設けられている。具体的には、後述のメイン制御基板300は、BETボタン7、MAXBETボタン8の操作により、遊技に使用するメダルの枚数が「3」枚となった場合や、メダル投入口6に「3」枚のメダルが投入された場合、前回の遊技において、後述の「リプレイ」に係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示された場合に、スタートランプ24を点灯することにより、スタートレバー10により開始操作を受け付けることが可能である旨を報知する処理を行う。
(有効ライン)
ここで、本実施形態において、有効ラインは、表示窓23に表示された図柄のうち、左リール18の上段に表示された図柄と、中リール19の中段に表示された図柄と、右リール20の下段に表示された図柄を直線で結んだ「右下がりライン」と、左リール18の上段に表示された図柄と、中リール19の上段に表示された図柄と、右リール20の上段に表示された図柄を直線で結んだ「上段ライン」と、左リール18の中段に表示された図柄と、中リール19の中段に表示された図柄と、右リール20の中段に表示された図柄を直線で結んだ「中段ライン」と、左リール18の下段に表示された図柄と、中リール19の中段に表示された図柄と、右リール20の上段に表示された図柄を直線で結んだ「右上がりライン」と、左リール18の上段に表示された図柄と、中リール19の中段に表示された図柄と、右リール20の上段に表示された図柄を結んだ「小Vライン」と、左リール18の下段に表示された図柄と、中リール19の中段に表示された図柄と、右リール20の下段に表示された図柄を結んだ「小山ライン」と、の計「6」つのラインを有効ラインとしている。
ここで、本実施形態において、表示窓23に表示された図柄のうち、左リール18の下段に表示された図柄と、中リール19の下段に表示された図柄と、右リール20の下段に表示された図柄を直線で結んだラインを「下段ライン」という。なお、有効ラインは、右下がりラインと、上段ラインと、中段ラインと、右上がりラインと、小Vラインと、小山ラインに加えて、下段ラインを適用してもよい。
(第1BETランプ25)
第1BETランプ25は、スタートランプ24の正面視右側に設けられており、BET枚数が「1」枚であることを報知するために設けられている。具体的には、後述のメイン制御基板300は、メダル投入口6に「1」枚以上のメダルが投入された場合や、メダルが「1」枚以上貯留(クレジット)されている状態において、BETボタン7、またはMAXBETボタン8が操作された場合等に、第1BETランプ25を点灯する処理を行う。
(第2BETランプ26)
第2BETランプ26は、第1BETランプ25の上方に設けられており、BET枚数が「2」枚であることを報知するために設けられている。具体的には、後述のメイン制御基板300は、メダル投入口6に「2」枚以上のメダルが投入された場合や、メダルが「2」枚以上貯留(クレジット)されている状態において、BETボタン7が「2」回操作された場合等に、第2BETランプ26を点灯する処理を行う。
(第3BETランプ27)
第3BETランプ27は、第2BETランプ26の上方に設けられており、BET枚数が「3」枚であることを報知するために設けられている。具体的には、後述のメイン制御基板300は、メダル投入口6に「3」枚のメダルが投入された場合や、メダルが「3」枚以上貯留(クレジット)されている状態において、MAXBETボタン8が操作された場合、前回の遊技において、後述の「リプレイ」に係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示された場合等に、第3BETランプ27を点灯する処理を行う。
(貯留枚数表示器28)
貯留枚数表示器28は、第1BETランプ25、第2BETランプ26、第3BETランプ27の正面視右側に設けられている。また、貯留枚数表示器28は、遊技機1に貯留(クレジット)されている遊技者のメダルの貯留(クレジット)枚数を表示するために設けられている。
(払出枚数表示器29)
払出枚数表示器29は、貯留枚数表示器28の正面視右側に設けられている。また、払出枚数表示器29は、有効ライン上に表示された図柄の組み合わせに応じて払い出されるメダルの払出枚数を表示するために設けられている。また、払出枚数表示器29は、遊技機1がエラー状態となった場合に、エラー状態になったことが表示される。
(投入可能表示ランプ30)
投入可能表示ランプ30は、払出枚数表示器29の正面視右側に設けられている。ここで、後述のメイン制御基板300は、メダル投入口6により、メダルの投入を受け付ける場合には、投入可能表示ランプ30を点灯させる処理を行う。一方、後述のメイン制御基板300は、メダル投入口6により、メダルの投入を受け付けない場合には、投入可能表示ランプ30を消灯させる処理を行う。具体的には、投入可能表示ランプ30は、後述の貯留枚数カウンタの値が「50」となり、かつ、投入枚数カウンタの値が「3」となったことに基づいて消灯し、後述のステップS102の遊技開始管理処理において、投入枚数カウンタの値がクリアされたことに基づいて点灯することとなる。これにより、遊技者に対して、メダル投入口6により、メダルの投入を受け付けるか否かの報知を行う。
(再遊技表示ランプ31)
再遊技表示ランプ31は、投入可能表示ランプ30の下方に設けられている。ここで、後述のメイン制御基板300は、有効ライン上に後述の「リプレイ」に係る図柄の組み合わせが表示され、後述の再遊技作動中フラグがONとなったことに基づいて、再遊技表示ランプ31を点灯させる処理を行う。一方、後述のメイン制御基板300は、有効ライン上に後述の「リプレイ」に係る図柄の組み合わせが表示された次の遊技において、遊技結果として「リプレイ」に係る図柄の組み合わせが表示されなかった場合に、再遊技表示ランプ31を消灯させる処理を行う。これにより、有効ライン上に「リプレイ」に係る図柄の組み合わせが表示されたことと、メダルを使用することなく、次の遊技を行うことが可能である旨の報知を行う。
(Bonus表示部32)
Bonus表示部32は、表示窓23の正面視右側に設けられている。また、Bonus表示部32にはLEDが設けられている。ここで、後述のサブ制御基板400は、後述のメイン制御基板300により管理される状態がBB状態となった場合に、後述のコンパネLED中継基板700と、後述のBonus表示LED基板705を介してBonus表示部32に設けられたLEDを点灯させる処理を行う。一方、後述のサブ制御基板400は、BB状態が終了した場合に、後述のコンパネLED中継基板700と、後述のBonus表示LED基板705を介してBonus表示部32に設けられたLEDを消灯させる処理を行う。これにより、遊技者に対してBB状態に移行したことと、遊技者に対してBB状態が終了したことの報知を行う。
(ART表示部33)
ART表示部33は、Bonus表示部32の下方に設けられている。また、ART表示部33にはLEDが設けられている。ここで、後述のサブ制御基板400は、後述のメイン制御基板300により管理される状態がART状態となった場合に、後述のコンパネLED中継基板700と、後述のART表示LED基板706を介してART表示部33に設けられたLEDを点灯させる処理を行う。一方、後述のサブ制御基板400は、ART状態が終了した場合に、後述のコンパネLED中継基板700と、後述のART表示LED基板706を介してART表示部33に設けられたLEDを消灯させる処理を行う。これにより、遊技者に対してART状態に移行したことと、遊技者に対してART状態が終了したことの報知を行う。
(停止ボタン操作表示部34)
停止ボタン操作表示部34は、表示窓23の正面視左側に設けられており、(a)左停止ボタン11を操作することが最適であるタイミングに発光する左停止ボタン操作表示部34Lと、(b)中停止ボタン12を操作することが最適であるタイミングに発光する中停止ボタン操作表示部34Cと、(c)右停止ボタン13を操作することが最適であるタイミングに発光する右停止ボタン操作表示部34Rとにより構成されており、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の操作順序を報知するために設けられている。また、左停止ボタン操作表示部34L、中停止ボタン操作表示部34C、右停止ボタン操作表示部34RのそれぞれにはLEDが設けられている。これにより、後述のメイン制御基板300により管理される状態がART状態である場合において、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の最適な操作順序の報知を行う。
(左停止ボタン操作表示部34L)
左停止ボタン操作表示部34Lは、左停止ボタン11を操作することが最適なタイミングであることを報知するために設けられている。ここで、後述のサブ制御基板400は、後述のメイン制御基板300により管理される状態がART状態である場合において、左停止ボタン11を操作することが最適なタイミングである場合には、後述のコンパネLED中継基板700と、後述の停止ボタン操作LED基板707を介して左停止ボタン操作表示部34Lに設けられたLEDを点灯する処理を行う。一方、後述のサブ制御基板400は、後述のART状態において、左停止ボタン操作表示部34Lに設けられたLEDを点灯させる処理を行った後、左停止ボタン11の操作が行われた場合には、後述のコンパネLED中継基板700と、後述の停止ボタン操作LED基板707を介して左停止ボタン操作表示部34Lに設けられたLEDを消灯させる処理を行う。これにより、左停止ボタン11を操作することが最適なタイミングであることの報知を行う。
(中停止ボタン操作表示部34C)
中停止ボタン操作表示部34Cは、中停止ボタン12を操作することが最適なタイミングであることを報知するために設けられている。ここで、後述のサブ制御基板400は、メイン制御基板300により管理される状態がART状態である場合において、中停止ボタン12を操作することが最適なタイミングである場合には、後述のコンパネLED中継基板700と、後述の停止ボタン操作LED基板707を介して中停止ボタン操作表示部34Cに設けられたLEDを点灯する処理を行う。一方、後述のサブ制御基板400は、後述のART状態において、中停止ボタン操作表示部34Cに設けられたLEDを点灯させる処理を行った後、中停止ボタン12の操作が行われた場合には、後述のコンパネLED中継基板700と、後述の停止ボタン操作LED基板707を介して中停止ボタン操作表示部34Cに設けられたLEDを消灯させる処理を行う。これにより、中停止ボタン12を操作することが最適なタイミングであることの報知を行う。
(右停止ボタン操作表示部34R)
右停止ボタン操作表示部34Rは、右停止ボタン13を操作することが最適なタイミングであることを報知するために設けられている。ここで、後述のサブ制御基板400は、後述のメイン制御基板300により管理される状態がART状態である場合において、右停止ボタン13を操作することが最適なタイミングである場合には、後述のコンパネLED中継基板700と、後述の停止ボタン操作LED基板707を介して右停止ボタン操作表示部34Rに設けられたLEDを点灯する処理を行う。一方、後述のサブ制御基板400は、後述のART状態において、右停止ボタン操作表示部34Rに設けられたLEDを点灯させる処理を行った後、右停止ボタン13の操作が行われた場合には、後述のコンパネLED中継基板700と、後述の停止ボタン操作LED基板707を介して右停止ボタン操作表示部34Rに設けられたLEDを消灯させる処理を行う。これにより、右停止ボタン13を操作することが最適なタイミングであることの報知を行う。従って、後述のメイン制御基板300により管理される状態がART状態である場合において、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の最適な操作順序の報知を行う。
(スタートレバーLED35)
スタートレバーLED35は、スタートレバー10の内部に設けられている。ここで、後述のサブ制御基板400は、所定のタイミングで、後述のコンパネLED中継基板700と、後述のスタートレバーLED基板708を介してスタートレバーLED35を点灯または点滅させる処理を行う。これにより、遊技者に対して視覚に訴える演出を行うことが可能となる。
(腰部パネル36)
腰部パネル36は、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の下方に設けられており、遊技機1の機種名やモチーフ等を遊技者へ認識させるために設けられている。
けられている。
(受皿ユニット37)
受皿ユニット37は、腰部パネル36の下方に設けられている。また、受皿ユニット37は、後述のメダル払出口38から排出されたメダルを受け入れて貯留するために設けられている。
(メダル払出口38)
メダル払出口38は、腰部パネル36の下方に設けられており、メダルの払出が行われる場合において、後述のホッパー202により払い出されるメダルを排出するために設けられている。また、メダル払出口38は、後述のセレクターセンサ15sにより、メダル投入口6に投入されたメダルが適正なメダルではないと判別された場合に、適正でないメダルを排出するために設けられている。更に、メダル払出口38は、メダルの投入を受け付けることが不可能なタイミングに、メダル投入口6にメダルが投入された場合に、当該メダルの投入を受け付けることが不可能なタイミングで投入されたメダルを排出するために設けられている。
(左上部スピーカ39)
左上部スピーカ39は、前面扉3の背面側に設けられている。また、左上部スピーカ39は、演出を行う際にBGMや音声、効果音等を出力するために設けられている。
(左下部スピーカ40)
左下部スピーカ40は、前面扉3の背面側に設けられている。また、左下部スピーカ40は、演出を行う際にBGMや音声、効果音等を出力するために設けられている。
(右上部スピーカ41)
右上部スピーカ41は、前面扉3の背面側に設けられている。また、右上部スピーカ41は、演出を行う際にBGMや音声、効果音等を出力するために設けられている。
(右下部スピーカ42)
右下部スピーカ42は、前面扉3の背面側に設けられている。また、右下部スピーカ42は、演出を行う際にBGMや音声、効果音等を出力するために設けられている。
(設定表示部43)
設定表示部43は、後述のメイン制御基板300に設けられており、遊技機1の設定値を表示するために設けられている。ここで、後述のメイン制御基板300は、設定変更キー(図示せず)を後述の設定変更用鍵穴47に挿入した状態で時計回り方向に所定角度回動された場合に、現在設定されている設定値を設定表示部43に表示する処理を行う。
(設定変更ボタン44)
設定変更ボタン44は、後述の設定スイッチ基板250に設けられており、設定値を変更するために設けられている。ここで、後述のメイン制御基板300は、現在設定されている設定値が設定表示部43に表示されている状態において、設定変更ボタン44の操作が検出された場合に、設定表示部43に表示されている設定値を切り替えて表示する処理を行う。なお、現在設定されている設定値は、後述の設定変更キースイッチ48swがオンとなることによって設定表示部43に表示されることとなる。そして、後述のメイン制御基板300は、現在設定されている設定値が設定表示部43に表示されている状態において、スタートレバー10の操作が検出された場合に、設定値を確定する処理を行う。なお、後述のメイン制御基板300は、遊技機1でエラーが発生した場合に、設定変更ボタン44の操作が検出されたことに基づいて、エラーを解除する処理を行う。即ち、本実施形態において、設定変更ボタン44は、(a)設定値を切り替える機能と、(b)エラーを解除する機能を有する。
なお、本実施形態において、設定値は、遊技者にとって最も不利な設定「1」から、遊技者にとって最も有利な設定「6」の「6」段階の設定値が設けられている。このため、設定表示部43に設定「1」である旨の情報が表示されている状態において、設定変更ボタン44の操作が検出されると、設定表示部43に設定「2」である旨の情報が表示され、以降、設定変更ボタン44を操作する毎に、設定表示部43に表示される設定値が「1」ずつ加算して表示される。ただし、設定表示部43に設定「6」である旨の情報が表示されている状態において、設定変更ボタン44が操作されると、設定表示部43には設定「1」である旨の情報が表示されることとなる。
なお、本実施形態において、設定値は、設定「1」から設定「6」の「6」段階の設定値が設けられていることとしたが、これに限定されることはない。例えば、設定値は、「2」段階や、「3」段階でもよく、「4」段階や、「5」段階でもよい。
(液晶表示装置45)
液晶表示装置45は、左リール18、中リール19、右リール20の上方に設けられ、動画像・静止画像等を表示するために設けられている。ここで、後述のサブ制御基板400は、後述のメイン制御基板300により管理される状態がART状態である場合において、後述の内部抽選処理により「押し順ベルA〜押し順ベルE」の何れかが決定された場合等に、演出制御基板600を介して、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の操作順序を液晶表示装置45に表示する処理を行う。
(外部集中端子板46)
外部集中端子板46は、後述の設定スイッチ基板250の正面視右側下方に設けられ、ホールコンピュータ(図示せず)等の遊技機1の外部に対して、(a)遊技に使用したメダルの枚数を特定可能なメダル投入信号、(b)遊技者に対して払い出したメダルの枚数を特定可能なメダル払出信号、(c)後述のメイン制御基板300により管理される状態がART状態に移行した旨を特定可能なART状態信号、(d)後述のメイン制御基板300により管理される状態がBB状態に移行したことを特定可能なBB状態信号、(e)不正行為が行われたことが特定可能なセキュリティ信号を送信するために設けられている。
(設定変更用鍵穴47)
設定変更用鍵穴47は、後述の設定スイッチ基板250に設けられ、設定値を変更するために設けられている。また、設定変更用鍵穴47には、設定変更キー(図示せず)を設定変更用鍵穴47に挿入した状態で時計回り方向に所定角度回動されたことを検出する後述の設定変更キースイッチ48swが設けられている。
(ステータス基板100)
ステータス基板100は、前面扉3の背面側であって、表示窓23の下方に設けられている。また、ステータス基板100には、後述のBETスイッチ7sw、後述のMAXBETスイッチ8sw、後述の精算スイッチ9sw、後述のスタートスイッチ10sw、後述の左停止スイッチ11sw、後述の中停止スイッチ12sw、後述の右停止スイッチ13sw、後述のセレクターセンサ15s、エラー解除センサ16s、ドア開閉センサ17s、スタートランプ24、第1BETランプ25、第2BETランプ26、第3BETランプ27、貯留枚数表示器28、払出枚数表示器29、投入可能表示ランプ30、再遊技表示ランプ31、後述のメイン制御基板300、及び後述の払出基板350が接続されている。
(リール制御基板150)
リール制御基板150は、左リール18、中リール19、右リール20の上方に設けられており、左リール18、中リール19、右リール20の回転、及び停止を制御するために設けられている。また、リール制御基板150には、後述の左ステッピングモータ151、後述の中ステッピングモータ152、後述の右ステッピングモータ153、後述の左リールセンサ154s、後述の中リールセンサ155s、後述の右リールセンサ156s、および後述のメイン制御基板300が接続されている。
(左ステッピングモータ151)
左ステッピングモータ151は、左リール18の内部に設けられており、左リール18の制御を行うために設けられている。また、左ステッピングモータ151は、回転軸を指定された角度で停止させることが可能な構成を備えている。これにより、左リール18は、左ステッピングモータ151に対してパルス信号が出力されるごとに、一定の角度で回転する。なお、メイン制御基板300は、リールインデックスを検出してから左ステッピングモータ151に対してパルス信号を出力した回数をカウントすることによって、左リール18の回転角度を管理する。
(中ステッピングモータ152)
中ステッピングモータ152は、中リール19の内部に設けられており、中リール19の制御を行うために設けられている。また、中ステッピングモータ152は、回転軸を指定された角度で停止させることが可能な構成を備えている。これにより、中リール19は、中ステッピングモータ152に対してパルス信号が出力されるごとに、一定の角度で回転する。なお、メイン制御基板300は、リールインデックスを検出してから中ステッピングモータ152に対してパルス信号を出力した回数をカウントすることによって、中リール19の回転角度を管理する。
(右ステッピングモータ153)
右ステッピングモータ153は、右リール20の内部に設けられており、右リール20の制御を行うために設けられている。また、右ステッピングモータ153は、回転軸を指定された角度で停止させることが可能な構成を備えている。これにより、右リール20は、右ステッピングモータ153に対してパルス信号が出力されるごとに、一定の角度で回転する。なお、メイン制御基板300は、リールインデックスを検出してから右ステッピングモータ153に対してパルス信号を出力した回数をカウントすることによって、右リール20の回転角度を管理する。
(左リールセンサ154s)
左リールセンサ154sは、左リール18の内部に設けられており、発光部と受光部とを有する光センサを備えている。また、左リールセンサ154sは、左リール18が「1」回転したことを示すリールインデックスを検出するために設けられている。
(中リールセンサ155s)
中リールセンサ155sは、中リール19の内部に設けられており、発光部と受光部とを有する光センサを備えている。また、中リールセンサ155sは、中リール19が「1」回転したことを示すリールインデックスを検出するために設けられている。
(右リールセンサ156s)
右リールセンサ156sは、右リール20の内部に設けられており、発光部と受光部とを有する光センサを備えている。また、右リールセンサ156sは、右リール20が「1」回転したことを示すリールインデックスを検出するために設けられている。
(電源基板200)
電源基板200は、キャビネット2の内部であって、正面視左側に設けられており、遊技機1に電力を供給する制御を行うために設けられている。また、電源基板200には、後述の電源スイッチ201sw、ホッパー202、補助収納庫センサ203s、およびメイン制御基板300、払出基板350が接続されている。
(電源ボタン201)
電源ボタン201は、後述のホッパー202の正面視左側に設けられており、遊技機1に電力を供給する操作を行うために設けられている。
(ホッパー202)
ホッパー202は、電源基板200の正面視右側に設けられており、遊技者に対してメダルを払い出すために設けられている。ここで、後述の払出基板350は、有効ライン上にメダルを払い出す図柄の組み合わせが表示された場合に、電源基板200を介してホッパー202を駆動する処理を行い、遊技者に対してメダルを払い出す処理を行う。
(補助収納庫203)
補助収納庫203は、ホッパー202の正面視右側に設けられており、ホッパー202に貯留されているメダルが溢れた場合に、溢れたメダルを収納するために設けられている。
(設定スイッチ基板250)
設定スイッチ基板250は、キャビネット2の内部であって、キャビネット2の正面視上方右側に設けられている。また、設定スイッチ基板250には、後述の設定変更スイッチ44sw、及び後述の設定変更キースイッチ48swが接続されている。
(メイン制御基板300)
メイン制御基板300は、キャビネット2の内部であって、設定スイッチ基板250の正面視左側に設けられており、遊技機1の制御を行うために設けられている。また、メイン制御基板300は、後述のメインCPU301、後述のメインROM302、後述のメインRAM303、後述のメイン乱数発生器304を備えている。更に、メイン制御基板300には、設定表示部43、外部集中端子板46、ステータス基板100、リール制御基板150、電源基板200、設定スイッチ基板250、後述の払出基板350、及び後述のサブ制御基板400が接続されている。
(払出基板350)
払出基板350は、後述のサブ制御基板400の奥側に設けられており、メダル等の遊技媒体の払出制御を行うために設けられている。また、払出基板350は、遊技者によりメダル等の遊技媒体が投入されたことや、BETボタン7、MAXBETボタン8、精算ボタン9の操作が検出された場合に、メダルの投入制御や、精算制御を行うために設けられている。ここで、払出基板350は、払出CPU351、払出ROM352、払出RAM353、払出乱数発生器354を備えている。更に、払出基板350には、ステータス基板100、電源基板200、メイン制御基板300、及び後述のサブ制御基板400が接続されている。
なお、本実施形態において、メイン制御基板300と、払出基板350を前面扉3側ではなく、双方ともにキャビネット2側に設けている。これにより、メイン制御基板300と、払出基板350をキャビネット2側と前面扉3側の別々に配設する場合と比較して、メイン制御基板300と払出基板350を接続するハーネスを短くすることができる。
(サブ制御基板400)
サブ制御基板400は、メイン制御基板300の正面視左側に設けられており、主として演出の制御を行うために設けられている。また、サブ制御基板400は、後述のサブCPU401、後述のサブROM402、後述のサブRAM403、後述のサブ乱数発生器404を備えている。更に、サブ制御基板400には、メイン制御基板300、払出基板350、後述のバックライト中継基板450、後述の演出制御基板600、後述のコンパネLED中継基板700が接続されている。
(バックライト中継基板450)
バックライト中継基板450は、メイン制御基板300の下方に設けられており、サブ制御基板400と、後述の左バックライト基板451、後述の中バックライト基板452、後述の右バックライト基板453を中継するために設けられている。また、バックライト中継基板450には、サブ制御基板400、後述の左バックライト基板451、後述の中バックライト基板452、後述の右バックライト基板453が接続されている。
(左バックライト基板451)
左バックライト基板451は、左リール18の内部に設けられており、後述の左バックライト461が接続されている。また、左バックライト基板451は、サブ制御基板400からバックライト中継基板450を介して、後述の左バックライト461の発光制御を行うために設けられている。
なお、図2において、左ステッピングモータ151、中ステッピングモータ152、右ステッピングモータ153、左リールセンサ154s、中リールセンサ155s、右リールセンサ156s、左バックライト基板451、中バックライト基板452、及び右バックライト基板453の説明をするため、左リール18、中リール19、及び右リール20に装着されたシートの図示を省略している。
(中バックライト基板452)
中バックライト基板452は、中リール19の内部に設けられており、後述の中バックライト462が接続されている。また、中バックライト基板452は、サブ制御基板400からバックライト中継基板450を介して、後述の中バックライト462の発光制御を行うために設けられている。
(右バックライト基板453)
右バックライト基板453は、右リール20の内部に設けられており、後述の右バックライト463が接続されている。また、右バックライト基板453は、サブ制御基板400からバックライト中継基板450を介して、後述の右バックライト463の発光制御を行うために設けられている。
(アンプ基板500)
アンプ基板500は、左上部スピーカ39の上方に設けられており、左上部スピーカ39、左下部スピーカ40、右上部スピーカ41、右下部スピーカ42からBGMデータ、音声データ、効果音データ等を出力する制御を行うために設けられている。また、アンプ基板500には、左上部スピーカ39、左下部スピーカ40、右上部スピーカ41、右下部スピーカ42、後述の演出制御基板600が接続されている。
(演出装置ドライブ中継基板550)
演出装置ドライブ中継基板550は、後述の演出制御基板600の上方に設けられており、後述の演出制御基板600と、後述のLED制御基板650を中継するために設けられている。また、演出装置ドライブ中継基板550には、後述の演出制御基板600と、後述のLED制御基板650が接続されている。
(演出制御基板600)
演出制御基板600は、前面扉3の背面上方に設けられており、主として演出を実行するために設けられている。また、演出制御基板600は、後述の液晶制御CPU601、後述の液晶制御ROM602、後述の液晶制御RAM603、後述のCGROM604、後述の音源IC605、後述の音源ROM606、後述のVDP607を備えている。更に、演出制御基板600には、液晶表示装置45、サブ制御基板400、アンプ基板500、演出装置ドライブ中継基板550が接続されている。
(トップLED基板651)
トップLED基板651は、演出制御基板600の上方に設けられており、後述のトップLED661の制御を行うために設けられている。また、トップLED基板651には、演出装置ドライブ中継基板550と、後述のトップLED661が接続されている。
(コーナーLED基板652)
コーナーLED基板652は、演出装置ドライブ中継基板550の左右両側に設けられており、後述のコーナーLED662の制御を行うために設けられている。また、コーナーLED基板652には、演出装置ドライブ中継基板550と、後述のコーナーLED662が接続されている。
(サイドLED基板653)
サイドLED基板653は、前面扉3の背面側であって、表示窓23の左右両側に設けられており、後述のサイドLED663の制御を行うために設けられている。また、サイドLED基板653には、演出装置ドライブ中継基板550と、後述のサイドLED663が接続されている。
(受皿サイドLED基板654)
受皿サイドLED基板654は、前面扉3の背面側であって、左下部スピーカ40の外側と、右下部スピーカ42の外側に設けられており、後述の受皿サイドLED664の制御を行うために設けられている。また、受皿サイドLED基板654には、演出装置ドライブ中継基板550と、後述の受皿サイドLED664が接続されている。
(受皿LED基板655)
受皿LED基板655は、前面扉3の背面側であって、受皿ユニット37の背面側に設けられており、後述の受皿LED665の制御を行うために設けられている。また、受皿LED基板655には、演出装置ドライブ中継基板550と、後述の受皿LED665が接続されている。
(トップLED661)
トップLED661は、液晶表示装置45の上方に設けられている。また、トップLED661は、遊技者の視覚に訴える形状及び色彩、模様、絵柄等を施してデザイン設計されている。ここで、サブ制御基板400は、演出装置ドライブ中継基板550、演出制御基板600、トップLED基板651を介してトップLED661を点灯、点滅する処理を行う。これにより、遊技者に対して視覚に訴える演出を行うことができる。
(コーナーLED662)
コーナーLED662は、液晶表示装置45の左右両側に設けられている。また、コーナーLED662は、遊技者の視覚に訴える形状及び色彩、模様、絵柄等を施してデザイン設計されている。ここで、サブ制御基板400は、演出装置ドライブ中継基板550、演出制御基板600、コーナーLED基板652を介してコーナーLED662を点灯、点滅する処理を行う。これにより、遊技者に対して視覚に訴える演出を行うことができる。
(サイドLED663)
サイドLED663は、遊技機1の左右側端に設けられている。また、サイドLED663は、遊技者の視覚に訴える形状及び色彩、模様、絵柄等を施してデザイン設計されている。ここで、サブ制御基板400は、演出装置ドライブ中継基板550、演出制御基板600、サイドLED基板653を介してサイドLED663を点灯、点滅する処理を行う。これにより、遊技者に対して視覚に訴える演出を行うことができる。
(受皿サイドLED664)
受皿サイドLED664は、サイドLED663の下方に設けられている。また、受皿サイドLED664は、遊技者の視覚に訴える形状及び色彩、模様、絵柄等を施してデザイン設計されている。ここで、サブ制御基板400は、演出装置ドライブ中継基板550、演出制御基板600、受皿サイドLED基板654を介して受皿サイドLED664を点灯、点滅する処理を行う。これにより、遊技者に対して視覚に訴える演出を行うことができる。
(受皿LED665)
受皿LED665は、受皿ユニット37の正面視手前側に設けられている。また、受皿LED665は、遊技者の視覚に訴える形状及び色彩、模様、絵柄等を施してデザイン設計されている。ここで、サブ制御基板400は、演出装置ドライブ中継基板550、演出制御基板600、受皿LED基板655を介して受皿LED665を点灯、点滅する処理を行う。これにより、遊技者に対して視覚に訴える演出を行うことができる。
(コンパネLED中継基板700)
コンパネLED中継基板700は、左下部スピーカ40の上方に設けられており、サブ制御基板400と、後述のMAXBETボタンLED基板701、後述の停止ボタンLED基板702、後述の演出ボタンLED基板703、後述の腰部パネルLED基板704、後述のBonus表示LED基板705、後述のART表示LED基板706、後述の停止ボタン操作LED基板707、後述のスタートレバーLED基板708、後述の演出ボタンセンサ709s、後述の十字キー基板710を中継するために設けられている。また、コンパネLED中継基板700には、サブ制御基板400と、後述のMAXBETボタンLED基板701、後述の停止ボタンLED基板702、後述の演出ボタンLED基板703、後述の腰部パネルLED基板704、後述のBonus表示LED基板705、後述のART表示LED基板706、後述の停止ボタン操作LED基板707、後述のスタートレバーLED基板708、後述の演出ボタンセンサ709s、後述の十字キー基板710が接続されている。
(遊技機全体のブロック図)
次に、図4を用いて、遊技機1全体のブロック図について説明する。
遊技機1は、遊技機1の主たる動作を制御するメイン制御基板300に対して、ステータス基板100、リール制御基板150、電源基板200、設定スイッチ基板250、払出基板350、サブ制御基板400が接続されている。
(BETスイッチ7sw)
BETスイッチ7swは、BETボタン7の操作を検出するためのスイッチである。ここで、ステータス基板100は、BETスイッチ7swにより、BETボタン7の操作が検出された場合に、メイン制御基板300、及び払出基板350に対してBETスイッチ入力信号を送信する。そして、メイン制御基板300は、後述の回胴演出を実行する場合において、ステータス基板100からBETスイッチ入力信号を受信したことに基づいて、回胴演出を実行する処理を行うとともに、第1BETランプ25、第2BETランプ26、第3BETランプ27の点灯制御や、貯留枚数表示器28に表示される貯留枚数表示の減算表示制御を行う。また、払出基板350は、ステータス基板100からBETスイッチ入力信号を受信したことに基づいて、貯留(クレジット)されているメダルから「1」枚のメダルを使用する処理を行う。
(MAXBETスイッチ8sw)
MAXBETスイッチ8swは、MAXBETボタン8の操作を検出するためのスイッチである。ここで、ステータス基板100は、MAXBETスイッチ8swにより、MAXBETボタン8の操作が検出された場合に、メイン制御基板300、及び払出基板350に対してMAXBETスイッチ入力信号を送信する。そして、メイン制御基板300は、後述の回胴演出を実行する場合において、ステータス基板100からMAXBETスイッチ入力信号を受信したことに基づいて、回胴演出を実行する処理を行うとともに、第1BETランプ25、第2BETランプ26、第3BETランプ27の点灯制御や、貯留枚数表示器28に表示される貯留枚数表示の減算表示制御を行う。また、払出基板350は、ステータス基板100からMAXBETスイッチ入力信号を受信したことに基づいて、貯留(クレジット)されているメダルから「3」枚のメダルを使用する処理を行う。
(精算スイッチ9sw)
精算スイッチ9swは、精算ボタン9の操作を検出するためのスイッチである。ここで、ステータス基板100は、精算スイッチ9swにより、精算ボタン9の操作が検出された場合に、払出基板350に対して精算スイッチ入力信号を送信する。そして、払出基板350は、ステータス基板100から精算スイッチ入力信号を受信したことに基づいて、貯留(クレジット)されているメダルを精算する処理を行う。具体的には、払出基板350は、電源基板200に対して、貯留(クレジット)されているメダルを返却する旨の信号を送信する。そして、電源基板200は、ホッパー202を駆動することにより、貯留(クレジット)しているメダルを返却する処理を行う。
なお、本実施形態において、精算スイッチ入力信号は、払出基板350にのみ送信されることとなっているが、これに限定されることはない。例えば、精算スイッチ入力信号をメイン制御基板300に対しても送信することとしてもよい。この場合において、メイン制御基板300は、精算スイッチ入力信号を受信したことに基づいて、第1BETランプ25、第2BETランプ26、第3BETランプ27の消灯制御や、貯留枚数表示器28に表示される貯留枚数表示の減算表示制御を行うこととなる。
(スタートスイッチ10sw)
スタートスイッチ10swは、スタートレバー10の操作を検出するためのスイッチである。ここで、ステータス基板100は、スタートスイッチ10swにより、スタートレバー10の操作が検出された場合に、メイン制御基板300に対してスタートスイッチ入力信号を送信する。そして、メイン制御基板300は、ステータス基板100からスタートスイッチ入力信号を受信したことに基づいて、左リール18、中リール19、右リール20の回転を開始する処理や、スタートランプ24、投入可能表示ランプ30の消灯制御等を行う。
(左停止スイッチ11sw)
左停止スイッチ11swは、左停止ボタン11の操作を検出するためのスイッチである。ここで、ステータス基板100は、左停止スイッチ11swにより、左停止ボタン11の操作が検出された場合に、メイン制御基板300に対して左停止スイッチ入力信号を送信する。そして、メイン制御基板300は、ステータス基板100から左停止スイッチ入力信号を受信したことに基づいて、回転中の左リール18を停止する処理を行う。
(中停止スイッチ12sw)
中停止スイッチ12swは、中停止ボタン12の操作を検出するためのスイッチである。ここで、ステータス基板100は、中停止スイッチ12swにより、中停止ボタン12の操作が検出された場合に、メイン制御基板300に対して中停止スイッチ入力信号を送信する。そして、メイン制御基板300は、ステータス基板100から中停止スイッチ入力信号を受信したことに基づいて、回転中の中リール19を停止する処理を行う。
(右停止スイッチ13sw)
右停止スイッチ13swは、右停止ボタン13の操作を検出するためのスイッチである。ここで、ステータス基板100は、右停止スイッチ13swにより、右停止ボタン13の操作が検出された場合に、メイン制御基板300に対して右停止スイッチ入力信号を送信する。そして、メイン制御基板300は、ステータス基板100から右停止スイッチ入力信号を受信したことに基づいて、回転中の右リール20を停止する処理を行う。
(セレクターセンサ15s)
セレクターセンサ15sは、メダル投入口6に適正なメダルが投入されたことを検出するためのセンサである。ここで、ステータス基板100は、セレクターセンサ15sにより、正常なメダルの通過が検出された場合に、払出基板350に対してセレクターセンサ入力信号を送信する。そして、払出基板350は、ステータス基板100からセレクターセンサ入力信号を受信したことに基づいて、(a)貯留(クレジット)されるメダルの枚数を「1」加算する処理や、(b)遊技に使用するメダルの枚数に「1」加算する処理を行う。
なお、本実施形態において、セレクターセンサ入力信号は、払出基板350にのみ送信されることとなっているが、これに限定されることはない。例えば、セレクターセンサ入力信号をメイン制御基板300に対しても送信することとしてもよい。この場合において、メイン制御基板300は、セレクターセンサ入力信号を受信したことに基づいて、第1BETランプ25、第2BETランプ26、第3BETランプ27の点灯制御や、貯留枚数表示器28に表示される貯留枚数表示の加算表示制御を行うこととなる。
(設定変更スイッチ44sw)
設定変更スイッチ44swは、設定変更ボタン44の操作を検出するためのスイッチである。ここで、設定スイッチ基板250は、設定変更スイッチ44swにより、設定変更ボタン44の操作が検出された場合に、メイン制御基板300に対して所定の信号を送信する。そして、メイン制御基板300は、設定スイッチ基板250から所定の信号を受信したことに基づいて、設定表示部43に表示されている設定値を更新して表示する処理を行う。
(設定変更キースイッチ48sw)
設定変更キースイッチ48swは、設定変更キー(図示せず)が設定変更用鍵穴47に挿入された状態で、所定角度回動されたことを検出するためのスイッチである。ここで、設定スイッチ基板250は、設定変更キー(図示せず)が設定変更用鍵穴47に挿入された状態で、所定角度回動されたことが検出された場合に、メイン制御基板300に対して所定の信号を送信する。そして、メイン制御基板300は、設定スイッチ基板250から所定の信号を受信したことに基づいて、設定表示部43に現在の設定値を表示する処理を行う。
(電源スイッチ201sw)
電源スイッチ201swは、電源ボタン201の操作を検出するためのスイッチである。ここで、電源基板200は、電源スイッチ201swにより、電源ボタン201の操作が検出された場合に、遊技機1に電力を供給する処理を行う。
(ホッパーセンサ202s)
ホッパーセンサ202sは、ホッパー202が駆動されて、払い出されるメダルが通過したことを検出するためのセンサである。ここで、電源基板200は、ホッパーセンサ202sにより、メダルの払出が検出された場合に、払出基板350に対してホッパーセンサ入力信号を送信する。そして、払出基板350は、ステータス基板100からホッパーセンサ入力信号を受信したことに基づいて、払出枚数を減算する処理を行う。
(補助収納庫センサ203s)
補助収納庫センサ203sは、補助収納庫203に貯留されたメダルが満杯であることを検出するためのセンサである。ここで、電源基板200は、補助収納庫センサ203sにより、補助収納庫203に貯留されたメダルが満杯であることが検出された場合に、メイン制御基板300に対して、補助収納庫センサ入力信号を送信する。そして、メイン制御基板300は、電源基板200から補助収納庫センサ入力信号を受信したことに基づいて、補助収納庫203に貯留されたメダルが満杯である時のエラー処理を行う。
(メインCPU301)
メインCPU301は、メイン制御基板300に設けられている。また、メインCPU301は、後述のメインROM302に記憶されているプログラムを読み込み、遊技の進行に合わせて所定の演算処理を行うことにより、ステータス基板100、リール制御基板150、電源基板200、払出基板350、サブ制御基板400に対して所定の信号を送信する。
(メインROM302)
メインROM302は、メイン制御基板300に設けられている。また、メインROM302は、メインCPU301により実行される制御プログラム、データテーブル、払出基板350及びサブ制御基板400に対するコマンドを送信するためのデータ等を記憶するために設けられている。具体的には、メインROM302は、後述の配列データテーブル(図5参照)、後述の非RT遊技状態用当選役決定テーブル(図10参照)、後述の第1RT遊技状態用当選役決定テーブル(図11参照)、後述のBB中第2RT遊技状態用当選役決定テーブル(図12参照)、後述の非BB中第2RT遊技状態用当選役決定テーブル(図13参照)、後述のBB中第3RT遊技状態用当選役決定テーブル(図14参照)、後述の非BB中第3RT遊技状態用当選役決定テーブル(図15参照)、後述の第4RT遊技状態用当選役決定テーブル(図16参照)、後述の第5RT遊技状態用当選役決定テーブル(図17参照)、後述の第3RT中RB遊技状態用当選役決定テーブル(図18参照)、後述のBB当選時用ART状態移行抽選テーブル(図22参照)、後述のBB中ART状態移行抽選テーブル(図23参照)、後述のART状態用上乗せ抽選テーブル(図24参照)、後述のBB中上乗せ抽選テーブル(図25参照)等を記憶している。
(メインRAM303)
メインRAM303は、メイン制御基板300に設けられている。また、メインRAM303は、メインCPU301によるプログラムの実行により決定された各種データを記憶するために設けられている。具体的には、メインRAM303には、例えば、投入枚数カウンタ等の各種カウンタや、設定変更装置作動異常フラグ格納領域等の各種格納領域が設けられている。
(メイン乱数発生器304)
メイン乱数発生器304は、メイン制御基板300に設けられている。また、メイン乱数発生器304は、当選役を決定する抽選等で用いられる乱数を生成するために設けられている。ここで、本実施形態において、メイン乱数発生器304は、「0」〜「65535」の範囲で乱数値を生成する。
(払出CPU351)
払出CPU351は、払出基板350に設けられている。また、払出CPU351は、後述の払出ROM352に記憶されているプログラムを読み込み、遊技の進行に合わせて所定の演算処理を行うことにより、ステータス基板100、電源基板200、メイン制御基板300、サブ制御基板400に対して所定の信号を送信する。
(払出ROM352)
払出ROM352は、払出基板350に設けられている。また、払出ROM352は、払出CPU351により実行される制御プログラム、データテーブル、メイン制御基板300及びサブ制御基板400に対するコマンドを送信するためのデータ等を記憶するために設けられている。具体的には、払出ROM352は、後述の図柄組み合わせ群が「00」の図柄組み合わせテーブル(図6参照)、後述の図柄組み合わせ群が「01」の図柄組み合わせテーブル(図7参照)、後述の図柄組み合わせ群が「02」の図柄組み合わせテーブル(図8参照)等を記憶している。
(払出RAM353)
払出RAM353は、払出基板350に設けられている。また、払出RAM353は、払出CPU351によるプログラムの実行により決定された各種データを記憶するために設けられている。具体的には、払出RAM353には、例えば、投入枚数カウンタ等の各種カウンタや、再遊技作動中フラグ格納領域等の各種格納領域が設けられている。
(サブCPU401)
サブCPU401は、サブ制御基板400に設けられている。また、サブCPU401は、後述のサブROM402に記憶されているプログラムを読み込み、メイン制御基板300や、払出基板350から受信したコマンドの情報、メイン制御基板300や、払出基板350から受信したエラーの情報、演出ボタンセンサ709sや、十字キー基板710から入力された信号に基づいて所定の演算を行い、当該演算の結果をバックライト中継基板450や、演出制御基板600等に供給するために設けられている。
(サブROM402)
サブROM402は、サブ制御基板400に設けられている。また、サブROM402は、サブCPU401により実行される制御プログラム、データテーブル等を記憶するために設けられている。具体的には、サブROM402は、後述の演出決定テーブル(図26参照)等を記憶している。
(サブRAM403)
サブRAM403は、サブ制御基板400に設けられている。また、サブRAM403は、サブCPU401によるプログラムの実行により決定された各種データを記憶するために設けられている。具体的には、サブRAM403には、後述の演出決定テーブル(図26参照)にて決定された演出に係る情報を格納する演出情報格納領域等が設けられている。
(サブ乱数発生器404)
サブ乱数発生器404は、サブ制御基板400に設けられている。また、サブ乱数発生器404は、演出を決定する抽選等で用いられる乱数を生成するために設けられている。ここで、本実施形態において、サブ乱数発生器404は、「0」〜「65535」の範囲で乱数値を生成する。
(左バックライト461)
左バックライト461は、左バックライト基板451に設けられており、複数のLEDを備えている。ここで、サブ制御基板400は、バックライト中継基板450、左バックライト基板451を介して左バックライト461を発光させる処理を行う。これにより、左リール18の図柄の視認が容易となる。
(中バックライト462)
中バックライト462は、中バックライト基板452に設けられており、複数のLEDを備えている。ここで、サブ制御基板400は、バックライト中継基板450、中バックライト基板452を介して中バックライト462を発光させる処理を行う。これにより、中リール19の図柄の視認が容易となる。
(右バックライト463)
右バックライト463は、右バックライト基板453に設けられており、複数のLEDを備えている。ここで、サブ制御基板400は、バックライト中継基板450、右バックライト基板453を介して右バックライト463を発光させる処理を行う。これにより、右リール20の図柄の視認が容易となる。
(液晶制御CPU601)
液晶制御CPU601は、演出制御基板600に設けられている。また液晶制御CPU601は、後述の液晶制御ROM602に記憶されているプログラムを読み込み、サブ制御基板400から受信した信号に基づいてディスプレイリストを作成するために設けられている。また、液晶制御CPU601は、後述のCGROM604に記憶されている画像データを液晶表示装置45に表示させる制御を行う。
(液晶制御ROM602)
液晶制御ROM602は、演出制御基板600に設けられている。また、液晶制御ROM602は、液晶制御CPU601により実行される制御プログラム、データテーブル等を記憶するために設けられている。具体的には、液晶制御ROM602は、液晶制御CPU601の制御処理のプログラム、ディスプレイリストを生成するためのディスプレイリスト生成プログラム、アニメーションを表示する際に参照されるアニメシーンの組み合わせやアニメシーンの表示順序、画像の表示時間を示すウエイトフレーム、スプライトの識別番号や転送元アドレス等の各種対象データ、スプライトの表示位置や転送先アドレス等の各種パラメータ、描画方法等が記憶されている。
(液晶制御RAM603)
液晶制御RAM603は、演出制御基板600に設けられている。また、液晶制御RAM603は、液晶制御CPU601の演算処理時におけるデータのワークエリアとして機能し、液晶制御ROM602から読み出されたデータを一時的に記憶するために設けられている。
(CGROM604)
CGROM604は、演出制御基板600に設けられている。また、CGROM604は、所定範囲の画素(例えば、「32」ピクセル×「32」ピクセル)における画素毎に色番号を指定する色番号情報と、画像の透明度を示すα値とから構成され画素情報の集合からなる画像データを圧縮して記憶するために設けられている。
(音源IC605)
音源IC605は、演出制御基板600に設けられている。また、音源IC605は、後述の音源ROM606に記憶されている音声に関するプログラムやデータを読み込み、左上部スピーカ39、左下部スピーカ40、右上部スピーカ41、右下部スピーカ42を駆動する音声信号を生成するために設けられている。
(音源ROM606)
音源ROM606は、演出制御基板600に設けられている。また、音源ROM606は、演出を実行する際に出力される音声に関するプログラムやデータ等を記憶するために設けられている。
(VDP607)
VDP607は、いわゆる画像プロセッサであり、液晶制御CPU601からの指示に基づいて、第1フレームバッファ領域と第2フレームバッファ領域のうち「表示用フレームバッファ領域」から画像データを読み出す制御を行う。そして、読み出した画像データに基づいて、映像信号(例えば、LVDS信号やRGB信号)を生成することにより、液晶表示装置45に画像を表示する制御が行われる。なお、VDP607は、図示しない制御レジスタ、CGバスインターフェイス、CPUインターフェイス、クロック生成回路、伸長回路、描画回路、表示回路、メモリコントローラ等を備えており、これらをバスによって接続している。
(LED制御基板650)
LED制御基板650は、トップLED661、コーナーLED662、サイドLED663、受皿サイドLED664、受皿LED665の制御を行うために設けられている。また、LED制御基板650には、演出装置ドライブ中継基板550、トップLED基板651、コーナーLED基板652、サイドLED基板653、受皿サイドLED基板654、受皿LED基板655が接続されている。
(MAXBETボタンLED基板701)
MAXBETボタンLED基板701は、後述のMAXBETボタンLED721が接続されており、後述のMAXBETボタンLED721を発光する処理を行うために設けられている。ここで、サブ制御基板400は、MAXBETボタン8の操作が有効である場合に、コンパネLED中継基板700のMAXBETボタンLED基板701を介して後述のMAXBETボタンLED721を発光する処理を行う。これにより、MAXBETボタン8の操作が有効であることの報知を行う。
(停止ボタンLED基板702)
停止ボタンLED基板702は、後述の停止ボタンLED722が接続されており、後述の停止ボタンLED722を発光する処理を行うために設けられている。ここで、サブ制御基板400は、コンパネLED中継基板700の停止ボタンLED基板702を介して、後述の停止ボタンLED722を発光する処理を行う。具体的には、サブ制御基板400は、左停止ボタン11の操作が有効である場合には、停止ボタンLED基板702を介して、左停止ボタン11の内部に設けられている後述の停止ボタンLED722を発光し、中停止ボタン12の操作が有効である場合には、停止ボタンLED基板702を介して、中停止ボタン12の内部に設けられている後述の停止ボタンLED722を発光し、右停止ボタン13の操作が有効である場合には、停止ボタンLED基板702を介して、右停止ボタン13の内部に設けられている後述の停止ボタンLED722を発光する処理を行う。これにより、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の操作が有効であることの報知を行う。
(演出ボタンLED基板703)
演出ボタンLED基板703は、後述の演出ボタンLED723が接続されており、後述の演出ボタンLED723を発光する処理を行うために設けられている。ここで、サブ制御基板400は、演出ボタン21の操作が有効である場合に、コンパネLED中継基板700の演出ボタンLED基板703を介して、後述の演出ボタンLED723を発光する処理を行う。これにより、演出ボタン21の操作が有効であることの報知を行う。
(腰部パネルLED基板704)
腰部パネルLED基板704は、後述の腰部パネルLED724が接続されており、後述の腰部パネルLED724を発光する処理を行うために設けられている。ここで、サブ制御基板400は、コンパネLED中継基板700の腰部パネルLED基板704を介して、後述の腰部パネルLED724を発光する処理を行う。これにより、腰部パネル36に描かれている遊技機1の機種名やモチーフ等を遊技者へ認識させ易くしている。
(Bonus表示LED基板705)
Bonus表示LED基板705は、Bonus表示部32が接続されており、Bonus表示部32に設けられているLEDを発光する処理を行うために設けられている。ここで、サブ制御基板400は、メイン制御基板300により管理される状態がBB状態に移行したタイミングでコンパネLED中継基板700のBonus表示LED基板705を介して、Bonus表示部32に設けられているLEDを発光する処理を行う。これにより、後述のBB状態に移行したことの報知を行う。
(ART表示LED基板706)
ART表示LED基板706は、ART表示部33が接続されており、ART表示部33に設けられているLEDを発光する処理を行うために設けられている。ここで、サブ制御基板400は、メイン制御基板300により管理される状態がART状態に移行したタイミングでコンパネLED中継基板700のART表示LED基板706を介して、ART表示部33に設けられているLEDを発光する処理を行う。これにより、後述のART状態に移行したことの報知を行う。
(停止ボタン操作LED基板707)
停止ボタン操作LED基板707は、停止ボタン操作表示部34が接続されており、停止ボタン操作表示部34に設けられているLEDを発光する処理を行うために設けられている。ここで、サブ制御基板400は、コンパネLED中継基板700の停止ボタン操作LED基板707を介して、停止ボタン操作表示部34に設けられているLEDを発光する処理を行う。具体的には、サブ制御基板400は、メイン制御基板300により管理される状態が後述のART状態である場合において、左停止ボタン11を操作することが最適なタイミングである場合には、コンパネLED中継基板700の停止ボタン操作LED基板707を介して、左停止ボタン操作表示部34Lに設けられているLEDを点灯させ、中停止ボタン12を操作することが最適なタイミングである場合には、コンパネLED中継基板700の停止ボタン操作LED基板707を介して、中停止ボタン操作表示部34Cに設けられているLEDを点灯させ、右停止ボタン13を操作することが最適なタイミングである場合には、コンパネLED中継基板700の停止ボタン操作LED基板707を介して、右停止ボタン操作表示部34Rに設けられているLEDを点灯させる処理を行う。これにより、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の最適な操作順序の報知を行う。
(スタートレバーLED基板708)
スタートレバーLED基板708は、スタートレバーLED35が接続されており、スタートレバーLED35を発光する処理を行うために設けられている。ここで、サブ制御基板400は、コンパネLED中継基板700のスタートレバーLED基板708を介して、スタートレバーLED35を所定のタイミングで発光する処理を行う。これにより、遊技者に対して視覚に訴える演出を行う。
(演出ボタンセンサ709s)
演出ボタンセンサ709sは、演出ボタン21が接続されており、演出ボタン21の操作を検出するために設けられている。ここで、演出ボタンセンサ709sは、演出ボタン21の操作を検出したことに基づいて、サブ制御基板400に対して所定の信号を送信する。そして、サブ制御基板400は、所定の信号を受信したことに基づいて、演出ボタン21が操作されたときの処理を行う。
(十字キー基板710)
十字キー基板710は、十字キー22が接続されており、十字キー22の操作を検出するために設けられている。ここで、十字キー基板710は、十字キー22の操作を検出したことに基づいて、サブ制御基板400に対して所定の信号を送信する。そして、サブ制御基板400は、所定の信号を受信したことに基づいて、十字キー22が操作されたときの処理を行う。
(MAXBETボタンLED721)
MAXBETボタンLED721は、MAXBETボタン8の内部に設けられており、MAXBETボタンLED基板701に接続されている。ここで、MAXBETボタンLED721は、MAXBETボタン8の操作を受け付けるタイミングである場合には点灯し、MAXBETボタン8の操作を受け付けないタイミングである場合には消灯する。これにより、MAXBETボタン8の操作を受け付けるタイミングであることと、MAXBETボタン8の操作を受け付けないタイミングであることの報知を行う。
(停止ボタンLED722)
停止ボタンLED722は、(a)左停止ボタン11の内部に設けられている左停止ボタンLEDと、(b)中停止ボタン12の内部に設けられている中停止ボタンLEDと、(c)右停止ボタン13の内部に設けられている右停止ボタンLEDを備えている。ここで、左停止ボタンLEDは、左停止ボタン11の操作を受け付けるタイミングであることを報知するために設けられており、中停止ボタンLEDは、中停止ボタン12の操作を受け付けるタイミングであることを報知するために設けられており、右停止ボタンLEDは、右停止ボタン13の操作を受け付けるタイミングであることを報知するために設けられている。具体的には、左停止ボタンLED、中停止ボタンLED、右停止ボタンLEDは、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の操作を受け付けるタイミングである場合には点灯し、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の操作を受け付けないタイミングである場合には消灯する。これにより、(a)左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の操作を受け付けるタイミングであることと、(b)左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の操作を受け付けないタイミングであることの報知を行う。
(演出ボタンLED723)
演出ボタンLED723は、演出ボタン21の操作を受け付けるタイミングであることを報知するために設けられている。具体的には、演出ボタンLED723は、演出ボタン21の操作を受け付けるタイミングである場合には点灯し、演出ボタン21の操作を受け付けないタイミングである場合には消灯する。これにより、(a)演出ボタン21の操作を受け付けるタイミングであることと、(b)演出ボタン21の操作を受け付けないタイミングであることの報知を行う。
(腰部パネルLED724)
腰部パネルLED724は、腰部パネル36に描かれた遊技機1の機種名やモチーフ等を遊技者へ認識させ易くするために設けられている。ここで、腰部パネルLED724は、遊技機1に電力が供給された場合に点灯する。これにより、遊技者は、腰部パネル36に描かれた遊技機1の機種名やモチーフ等を認識し易くなる。なお、所定の条件が充足されたことに基づいて、腰部パネルLED724を消灯させることとしてもよい。これにより、遊技者に対して所定の条件が充足されたことを報知することができる。
(配列データテーブル)
次に、図5に基づいて、配列データテーブルの説明を行う。
配列データテーブルは、メインROM302に設けられており、左リールセンサ154s、中リールセンサ155s、右リールセンサ156sがリールインデックスを検出したときに、表示窓23の中段に表示されている図柄の図柄位置を「00」と規定している。また、図柄位置「00」を基準として、図柄位置「00」〜「20」が規定されている。
(図柄組み合わせ群が「00」の図柄組み合わせテーブル)
次に、図6に基づいて、図柄組み合わせ群が「00」の図柄組み合わせテーブルについて説明を行う。
図柄組み合わせ群が「00」の図柄組み合わせテーブルは、払出ROM352に記憶されており、図柄の組み合わせ名称と、図柄組み合わせ名称に対応するビットと、当該ビットに対応する図柄ビット名称と、図柄の組み合わせと、遊技者に対して払い出すメダルの払出枚数を規定している。
また、図柄組み合わせ群が「00」の図柄組み合わせテーブルのビット「00000001」には、図柄ビット名称「BNS01」として「同色赤BB」が規定されており、ビット「00000010」には、図柄ビット名称「BNS02」として「同色青BB」が規定されており、ビット「00000100」には、図柄ビット名称「BNS03」として「異色赤BB」が規定されており、ビット「00001000」には、図柄ビット名称「BNS04」として「異色青BB」が規定されており、ビット「00010000」には、図柄ビット名称「BNS05」として「JAC」が規定されている。
ここで、有効ライン上に沿って表示される図柄の組み合わせが、図柄組み合わせテーブルに規定されている図柄の組み合わせと一致する場合に、メダルの払出、再遊技の作動、ボーナスの作動、遊技状態の移行といった特典を付与する制御が行われる。例えば、「赤セブン」、「赤セブン」、「赤セブン」の図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたとき、「同色赤BB」に係る図柄の組み合わせが表示されたと判定され、ボーナスの作動が行われるとともに、後述のBB中第2RT遊技状態へ移行する制御が行われる。なお、有効ラインに沿って表示された図柄の組み合わせが、図柄組み合わせテーブルに規定されている図柄の組み合わせと一致しない場合は、「ハズレ」となる。
また、本実施形態においては、「同色赤BB」、「同色青BB」、「異色赤BB」、「異色青BB」に係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示された場合に、BB(第1種特別役物に係る役物連続作動装置)の作動が行われ、BBの作動が行われると、RBの当選確率が向上することとなる。また、本実施形態においては、「JAC」に係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示された場合に、RB(第1種特別役物)の作動が行われ、RBの作動が行われると、後述の「押し順ベルA」、「押し順ベルB」、「押し順ベルC」、「押し順ベルD」、及び「押し順ベルE」の当選確率が向上することとなる。
なお、本実施形態において、「同色赤BBに係る図柄の組み合わせ」、「同色青BBに係る図柄の組み合わせ」、「異色赤BBに係る図柄の組み合わせ」、「異色青BBに係る図柄の組み合わせ」を総称して、「BBに係る図柄の組み合わせ」という。また、「同色赤BBに係る図柄の組み合わせ」、「同色青BBに係る図柄の組み合わせ」を総称して、「同色BBに係る図柄の組み合わせ」という。また、「異色赤BBに係る図柄の組み合わせ」、「異色青BBに係る図柄の組み合わせ」を総称して、「異色BBに係る図柄の組み合わせ」という。
また、本実施形態において、「同色赤BBに係る図柄の組み合わせ」、「同色青BBに係る図柄の組み合わせ」、「異色赤BBに係る図柄の組み合わせ」、「異色青BBに係る図柄の組み合わせ」、「JACに係る図柄の組み合わせ」を総称して、「ボーナスに係る図柄の組み合わせ」という。
(図柄組み合わせ群が「01」の図柄組み合わせテーブル)
次に、図7に基づいて、図柄組み合わせ群が「01」の図柄組み合わせテーブルについて説明を行う。
図柄組み合わせ群が「01」の図柄組み合わせテーブルは、図柄組み合わせ群が「00」の図柄組み合わせテーブルと同様に、払出ROM352に記憶されており、図柄の組み合わせ名称と、図柄組み合わせ名称に対応するビットと、当該ビットに対応する図柄ビット名称と、図柄の組み合わせと、遊技者に対して払い出すメダルの払出枚数を規定している。
また、図柄組み合わせ群が「01」の図柄組み合わせテーブルのビット「00000001」には、図柄ビット名称「REP01」として「一般リプレイ」が規定されており、ビット「00000010」には、図柄ビット名称「REP02」として「第1RT遊技状態移行リプレイ」が規定されており、ビット「00000100」には、図柄ビット名称「REP03」として「第3RT遊技状態移行リプレイ」が規定されており、ビット「00001000」には、図柄ビット名称「REP04」として「第4RT遊技状態移行リプレイ」が規定されており、ビット「00010000」には、図柄ビット名称「REP05」として「第1スイカリプレイ」が規定されており、ビット「00100000」には、図柄ビット名称「REP06」として「第2スイカリプレイ」が規定されており、ビット「01000000」には、図柄ビット名称「REP07」として「第1BARリプレイ」が規定されており、ビット「10000000」には、図柄ビット名称「REP08」として「第2BARリプレイ」が規定されている。
ここで、本実施形態においては、「一般リプレイ」、「第1RT遊技状態移行リプレイ」、「第3RT遊技状態移行リプレイ」、「第4RT遊技状態移行リプレイ」、「第1スイカリプレイ」、「第2スイカリプレイ」、「第1BARリプレイ」、「第2BARリプレイ」に係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示された場合に、再遊技の作動が行われる。そして、再遊技の作動が行われると、メダルを投入することなく、遊技を行うことができる。
なお、本実施形態において、「一般リプレイに係る図柄の組み合わせ」、「第1RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせ」、「第3RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせ」、「第4RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせ」、「第1スイカリプレイに係る図柄の組み合わせ」、「第2スイカリプレイに係る図柄の組み合わせ」、「第1BARリプレイに係る図柄の組み合わせ」、「第2BARリプレイに係る図柄の組み合わせ」を総称して、「リプレイに係る図柄の組み合わせ」という。
また、本実施形態において、「第1RT遊技状態移行リプレイ」、「第3RT遊技状態移行リプレイ」、「第4RT遊技状態移行リプレイ」を総称して、「RT遊技状態移行リプレイ」という。また、「第1RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせ」、「第3RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせ」、「第4RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせ」を総称して、「RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせ」という。
また、本実施形態において、「第1スイカリプレイ」、「第2スイカリプレイ」を総称して、「スイカリプレイ」という。また、「第1スイカリプレイに係る図柄の組み合わせ」、「第2スイカリプレイに係る図柄の組み合わせ」を総称して、「スイカリプレイに係る図柄の組み合わせ」という。
また、本実施形態において、「第1BARリプレイ」、「第2BARリプレイ」を総称して、「BARリプレイ」という。また、「第1BARリプレイに係る図柄の組み合わせ」、「第2BARリプレイに係る図柄の組み合わせ」を総称して、「BARリプレイに係る図柄の組み合わせ」という。
(図柄組み合わせ群が「02」の図柄組み合わせテーブル)
次に、図8に基づいて、図柄組み合わせ群が「02」の図柄組み合わせテーブルについて説明を行う。
図柄組み合わせ群が「02」の図柄組み合わせテーブルは、図柄組み合わせ群が「00」の図柄組み合わせテーブルや、図柄組み合わせ群が「01」の図柄組み合わせテーブルと同様に、払出ROM352に記憶されており、図柄の組み合わせ名称と、図柄組み合わせ名称に対応するビットと、当該ビットに対応する図柄ビット名称と、図柄の組み合わせと、遊技者に対して払い出すメダルの払出枚数を規定している。なお、図柄組み合わせ群が「02」の図柄組み合わせテーブルに規定されている「ANY」とは、どの図柄であってもよいことを示している。
また、図柄組み合わせ群が「02」の図柄組み合わせテーブルのビット「00000001」には、図柄ビット名称「NML01」として「第1小役」が規定されており、ビット「00000010」には、図柄ビット名称「NML02」として「第2小役」が規定されており、ビット「00000100」には、図柄ビット名称「NML03」として「第3小役」が規定されており、ビット「00001000」には、図柄ビット名称「NML04」として「第4小役」が規定されている。
ここで、本実施形態においては、「第1小役」、「第2小役」、「第3小役」、「第4小役」に係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示された場合に、メダルの払出が行われる。
なお、「第1小役」、「第2小役」、「第3小役」、「第4小役」を総称して、「小役」という。また、「第1小役に係る図柄の組み合わせ」、「第2小役に係る図柄の組み合わせ」、「第3小役に係る図柄の組み合わせ」、「第4小役に係る図柄の組み合わせ」を総称して、「入賞に係る図柄の組み合わせ」という。
ここで、本実施形態においては、複数の有効ライン上に「入賞に係る図柄の組み合わせ」が表示されることがある。例えば、中リール19の中段に「ベル」に係る図柄が表示されると、「右下がりライン」、「中段ライン」、「右上がりライン」、「小山ライン」、及び「小Vライン」に「第1小役に係る図柄の組み合わせ」が表示されることとなる。この場合には、入賞に係る図柄の組み合わせが表示された有効ラインの数にメダルの払出枚数を乗じた数のメダルが遊技者に対して払い出されることとなる。
(当選役と、停止ボタンの操作順序と、入賞等の関係)
次に、図9に基づいて、当選役と、停止ボタンの操作順序と、入賞等の関係について説明を行う。
図9では、当選役に対応する当選番号と、当選番号の内容と、当選役に対応する条件装置と、各遊技状態で当選役として決定され得るか否かと、停止操作順序により有効ライン上に表示され得る図柄の組み合わせとの関係を示している。
また、図9に示す通り、決定された当選役によって、作動することとなる条件装置が異なる。例えば、後述の内部抽選処理により、当選番号「13」の当選役が決定された場合、作動することとなる条件装置は「REP01」、「REP05」、及び「REP07」である。即ち、当選番号「13」の当選役が決定された場合、「一般リプレイに係る図柄の組み合わせ」、「第1スイカリプレイに係る図柄の組み合わせ」、及び「第1BARリプレイに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示されることが許容される。
また、本実施形態において、同じ図柄位置で左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13を操作しても、遊技者による左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の操作順序によって、有効ライン上に揃う図柄の組み合わせが異なる当選役が設けられている。例えば、後述の内部抽選処理により、当選番号「03」の「RT3中リプレイA」が当選役として決定された場合に、作動することとなる条件装置は「REP01」、及び「REP04」である。この場合において、左停止ボタン11を最初に操作した場合には、「一般リプレイに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示されることとなる。また、中停止ボタン12を最初に操作した場合、または右停止ボタン13を最初に操作した場合には、「第4RT遊技状態移行リプレイ」に係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されることとなる。
また、本実施形態においては、遊技者による左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の操作順序によって、「入賞に係る図柄の組み合わせ」がどの有効ライン上に揃うかが異なる当選役が設けられている。例えば、後述の内部抽選処理により、当選番号「21」の「押し順ベルA」が当選役として決定された場合に、作動することとなる条件装置は「NML01」である。この場合において、最初に左停止ボタン11を操作し、次に中停止ボタン12を操作し、最後に右停止ボタン13を操作した場合には、「第1小役に係る図柄の組み合わせ」が「右下がりライン」、「中段ライン」、「右上がりライン」、「小山ライン」、及び「小Vライン」に表示されることとなる。一方、他の順序で左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13を操作した場合には、「第1小役に係る図柄の組み合わせ」が「上段ライン」にのみ表示されることとなる。
同様に、後述の内部抽選処理により、当選番号「22」の「押し順ベルB」が当選役として決定された場合において、最初に左停止ボタン11を操作し、次に右停止ボタン13を操作し、最後に中停止ボタン12を操作した場合には、「第1小役に係る図柄の組み合わせ」が「右下がりライン」、「中段ライン」、「右上がりライン」、「小山ライン」、及び「小Vライン」に表示されることとなる。一方、他の順序で左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13を操作した場合には、「第1小役に係る図柄の組み合わせ」が「上段ライン」にのみ表示されることとなる。
また、後述の内部抽選処理により、当選番号「23」の「押し順ベルC」が当選役として決定された場合において、最初に中停止ボタン12を操作した場合には、「第1小役に係る図柄の組み合わせ」が「右下がりライン」、「中段ライン」、「右上がりライン」、「小山ライン」、及び「小Vライン」に表示されることとなる。一方、最初に左停止ボタン11、または右停止ボタン13を操作した場合には、「第1小役に係る図柄の組み合わせ」が「上段ライン」にのみ表示されることとなる。
また、後述の内部抽選処理により、当選番号「24」の「押し順ベルD」が当選役として決定された場合において、最初に右停止ボタン13を操作し、次に左停止ボタン11を操作し、最後に中停止ボタン12を操作した場合には、「第1小役に係る図柄の組み合わせ」が「右下がりライン」、「中段ライン」、「右上がりライン」、「小山ライン」、及び「小Vライン」に表示されることとなる。一方、他の順序で左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13を操作した場合には、「第1小役に係る図柄の組み合わせ」が「上段ライン」にのみ表示されることとなる。
また、後述の内部抽選処理により、当選番号「25」の「押し順ベルE」が当選役として決定された場合において、最初に右停止ボタン13を操作し、次に中停止ボタン12を操作し、最後に左停止ボタン11を操作した場合には、「第1小役に係る図柄の組み合わせ」が「右下がりライン」、「中段ライン」、「右上がりライン」、「小山ライン」、及び「小Vライン」に表示されることとなる。一方、他の順序で左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13を操作した場合には、「第1小役に係る図柄の組み合わせ」が「上段ライン」にのみ表示されることとなる。
一方、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の操作順序がどのような順序であっても、有効ライン上に揃う図柄の組み合わせが異なることのない当選役が設けられている。例えば、後述の内部抽選処理により、当選番号「48」の「RB」が当選役として決定された場合に、作動することとなる条件装置は「BNS05」である。この場合においては、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13をどのような順序で操作した場合であっても、「JACに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示されることとなる。
(非RT遊技状態用当選役決定テーブル)
次に、図10に基づいて、非RT遊技状態用当選役決定テーブルについて説明を行う。
非RT遊技状態用当選役決定テーブルは、メインROM302に記憶されており、後述の非RT遊技状態における後述の内部抽選処理により、当選役を決定する際に用いられる。
また、非RT遊技状態用当選役決定テーブルは、当選番号と、当選番号の内容と、設定値毎の抽選値が規定されている。ここで、本実施形態において、非RT遊技状態用当選役決定テーブルは、設定値が「1」の場合の抽選値と、設定値が「2」の場合の抽選値と、設定値が「3」の場合の抽選値と、設定値が「4」の場合の抽選値と、設定値が「5」の場合の抽選値と、設定値が「6」の場合の抽選値がそれぞれ規定されている。なお、図10においては、設定値が「2」の場合の抽選値、設定値が「3」の場合の抽選値、設定値が「4」の場合の抽選値、設定値が「5」の場合の抽選値の図示を省略している。
また、非RT遊技状態用当選役決定テーブルは、当選番号「01」の「通常リプレイ」と、当選番号「18」の「直撃リプレイ」と、当選番号「19」の「スイカリプレイ」と、当選番号「20」の「チャンスリプレイ」と、当選番号「21」の「押し順ベルA」と、当選番号「22」の「押し順ベルB」と、当選番号「23」の「押し順ベルC」と、当選番号「24」の「押し順ベルD」と、当選番号「25」の「押し順ベルE」と、当選番号「26」の「チェリー」と、当選番号「28」の「赤セブンBB」と、当選番号「29」の「青セブンBB」と、当選番号「30」の「異色赤セブンBB」と、当選番号「31」の「異色青セブンBB」と、当選番号「32」の「チャンスリプレイ+赤セブンBB」と、当選番号「33」の「チャンスリプレイ+青セブンBB」と、当選番号「34」の「チャンスリプレイ+異色赤セブンBB」と、当選番号「35」の「チャンスリプレイ+異色青セブンBB」と、当選番号「36」の「スイカリプレイ+赤セブンBB」と、当選番号「37」の「スイカリプレイ+青セブンBB」と、当選番号「38」の「スイカリプレイ+異色赤セブンBB」と、当選番号「39」の「スイカリプレイ+異色青セブンBB」と、当選番号「40」の「チェリー+赤セブンBB」と、当選番号「41」の「チェリー+青セブンBB」と、当選番号「42」の「チェリー+異色赤セブンBB」と、当選番号「43」の「チェリー+異色青セブンBB」と、当選番号「44」の「中段チェリー+赤セブンBB」と、当選番号「45」の「中段チェリー+青セブンBB」と、当選番号「46」の「中段チェリー+異色赤セブンBB」と、当選番号「47」の「中段チェリー+異色青セブンBB」に抽選値が規定されている。
即ち、これら以外の抽選値は「0」であり、非RT遊技状態用当選役決定テーブルを用いて抽選を行った場合においては、当選番号「02」の「RT2中リプレイ」、当選番号「03」の「RT3中リプレイA」、当選番号「04」の「RT3中リプレイB」、当選番号「05」の「RT3中リプレイC」、当選番号「06」の「RT4中リプレイA」、当選番号「07」の「RT4中リプレイB」、当選番号「08」の「RT4中リプレイC」、当選番号「09」の「RT4中リプレイD」、当選番号「10」の「RT4中リプレイE」、当選番号「11」の「RT4中リプレイF」、当選番号「12」の「BAR揃いリプレイS1」、当選番号「13」の「BAR揃いリプレイS2」、当選番号「14」の「BAR揃いリプレイS3」、当選番号「15」の「BAR揃いリプレイW1」、当選番号「16」の「BAR揃いリプレイW2」、当選番号「17」の「BAR揃いリプレイW3」、当選番号「27」の「中段チェリー」、当選番号「48」の「RB」が当選役として決定されることはない。
(第1RT遊技状態用当選役決定テーブル)
次に、図11に基づいて、第1RT遊技状態用当選役決定テーブルについて説明を行う。
第1RT遊技状態用当選役決定テーブルは、メインROM302に記憶されており、後述の第1RT遊技状態における後述の内部抽選処理により、当選役を決定する際に用いられる。
また、第1RT遊技状態用当選役決定テーブルは、当選番号と、当選番号の内容と、設定値毎の抽選値が規定されている。ここで、本実施形態において、第1RT遊技状態用当選役決定テーブルは、設定値が「1」の場合の抽選値と、設定値が「2」の場合の抽選値と、設定値が「3」の場合の抽選値と、設定値が「4」の場合の抽選値と、設定値が「5」の場合の抽選値と、設定値が「6」の場合の抽選値がそれぞれ規定されている。なお、図11においては、設定値が「2」の場合の抽選値、設定値が「3」の場合の抽選値、設定値が「4」の場合の抽選値、設定値が「5」の場合の抽選値の図示を省略している。
また、第1RT遊技状態用当選役決定テーブルは、当選番号「01」の「通常リプレイ」と、当選番号「18」の「直撃リプレイ」と、当選番号「19」の「スイカリプレイ」と、当選番号「20」の「チャンスリプレイ」と、当選番号「21」の「押し順ベルA」と、当選番号「22」の「押し順ベルB」と、当選番号「23」の「押し順ベルC」と、当選番号「24」の「押し順ベルD」と、当選番号「25」の「押し順ベルE」と、当選番号「26」の「チェリー」と、当選番号「28」の「赤セブンBB」と、当選番号「29」の「青セブンBB」と、当選番号「30」の「異色赤セブンBB」と、当選番号「31」の「異色青セブンBB」と、当選番号「32」の「チャンスリプレイ+赤セブンBB」と、当選番号「33」の「チャンスリプレイ+青セブンBB」と、当選番号「34」の「チャンスリプレイ+異色赤セブンBB」と、当選番号「35」の「チャンスリプレイ+異色青セブンBB」と、当選番号「36」の「スイカリプレイ+赤セブンBB」と、当選番号「37」の「スイカリプレイ+青セブンBB」と、当選番号「38」の「スイカリプレイ+異色赤セブンBB」と、当選番号「39」の「スイカリプレイ+異色青セブンBB」と、当選番号「40」の「チェリー+赤セブンBB」と、当選番号「41」の「チェリー+青セブンBB」と、当選番号「42」の「チェリー+異色赤セブンBB」と、当選番号「43」の「チェリー+異色青セブンBB」と、当選番号「44」の「中段チェリー+赤セブンBB」と、当選番号「45」の「中段チェリー+青セブンBB」と、当選番号「46」の「中段チェリー+異色赤セブンBB」と、当選番号「47」の「中段チェリー+異色青セブンBB」に抽選値が規定されている。
即ち、これら以外の抽選値は「0」であり、第1RT遊技状態用当選役決定テーブルを用いて抽選を行った場合においては、当選番号「02」の「RT2中リプレイ」、当選番号「03」の「RT3中リプレイA」、当選番号「04」の「RT3中リプレイB」、当選番号「05」の「RT3中リプレイC」、当選番号「06」の「RT4中リプレイA」、当選番号「07」の「RT4中リプレイB」、当選番号「08」の「RT4中リプレイC」、当選番号「09」の「RT4中リプレイD」、当選番号「10」の「RT4中リプレイE」、当選番号「11」の「RT4中リプレイF」、当選番号「12」の「BAR揃いリプレイS1」、当選番号「13」の「BAR揃いリプレイS2」、当選番号「14」の「BAR揃いリプレイS3」、当選番号「15」の「BAR揃いリプレイW1」、当選番号「16」の「BAR揃いリプレイW2」、当選番号「17」の「BAR揃いリプレイW3」、当選番号「27」の「中段チェリー」、当選番号「48」の「RB」が当選役として決定されることはない。
(BB中第2RT遊技状態用当選役決定テーブル)
次に、図12に基づいて、BB中第2RT遊技状態用当選役決定テーブルについて説明を行う。
BB中第2RT遊技状態用当選役決定テーブルは、メインROM302に記憶されており、後述のBB中第2RT遊技状態における後述の内部抽選処理により、当選役を決定する際に用いられる。
また、BB中第2RT遊技状態用当選役決定テーブルは、当選番号と、当選番号の内容と、設定値毎の抽選値が規定されている。ここで、本実施形態において、BB中第2RT遊技状態用当選役決定テーブルは、設定値が「1」の場合の抽選値と、設定値が「2」の場合の抽選値と、設定値が「3」の場合の抽選値と、設定値が「4」の場合の抽選値と、設定値が「5」の場合の抽選値と、設定値が「6」の場合の抽選値がそれぞれ規定されている。なお、図12においては、設定値が「2」の場合の抽選値、設定値が「3」の場合の抽選値、設定値が「4」の場合の抽選値、設定値が「5」の場合の抽選値の図示を省略している。
また、BB中第2RT遊技状態用当選役決定テーブルは、当選番号「01」の「通常リプレイ」と、当選番号「02」の「RT2中リプレイ」と、当選番号「19」の「スイカリプレイ」と、当選番号「20」の「チャンスリプレイ」と、当選番号「21」の「押し順ベルA」と、当選番号「22」の「押し順ベルB」と、当選番号「23」の「押し順ベルC」と、当選番号「24」の「押し順ベルD」と、当選番号「25」の「押し順ベルE」と、当選番号「26」の「チェリー」と、当選番号「27」の「中段チェリー」と、当選番号「48」の「RB」に抽選値が規定されている。
即ち、これら以外の抽選値は「0」であり、BB中第2RT遊技状態用当選役決定テーブルを用いて抽選を行った場合においては、当選番号「03」の「RT3中リプレイA」、当選番号「04」の「RT3中リプレイB」、当選番号「05」の「RT3中リプレイC」、当選番号「06」の「RT4中リプレイA」、当選番号「07」の「RT4中リプレイB」、当選番号「08」の「RT4中リプレイC」、当選番号「09」の「RT4中リプレイD」、当選番号「10」の「RT4中リプレイE」、当選番号「11」の「RT4中リプレイF」、当選番号「12」の「BAR揃いリプレイS1」、当選番号「13」の「BAR揃いリプレイS2」、当選番号「14」の「BAR揃いリプレイS3」、当選番号「15」の「BAR揃いリプレイW1」、当選番号「16」の「BAR揃いリプレイW2」、当選番号「17」の「BAR揃いリプレイW3」、当選番号「18」の「直撃リプレイ」、当選番号「28」の「赤セブンBB」、当選番号「29」の「青セブンBB」、当選番号「30」の「異色赤セブンBB」、当選番号「31」の「異色青セブンBB」、当選番号「32」の「チャンスリプレイ+赤セブンBB」、当選番号「33」の「チャンスリプレイ+青セブンBB」、当選番号「34」の「チャンスリプレイ+異色赤セブンBB」、当選番号「35」の「チャンスリプレイ+異色青セブンBB」、当選番号「36」の「スイカリプレイ+赤セブンBB」、当選番号「37」の「スイカリプレイ+青セブンBB」、当選番号「38」の「スイカリプレイ+異色赤セブンBB」、当選番号「39」の「スイカリプレイ+異色青セブンBB」、当選番号「40」の「チェリー+赤セブンBB」、当選番号「41」の「チェリー+青セブンBB」、当選番号「42」の「チェリー+異色赤セブンBB」、当選番号「43」の「チェリー+異色青セブンBB」、当選番号「44」の「中段チェリー+赤セブンBB」、当選番号「45」の「中段チェリー+青セブンBB」、当選番号「46」の「中段チェリー+異色赤セブンBB」、当選番号「47」の「中段チェリー+異色青セブンBB」が当選役として決定されることはない。
(非BB中第2RT遊技状態用当選役決定テーブル)
次に、図13に基づいて、非BB中第2RT遊技状態用当選役決定テーブルについて説明を行う。
非BB中第2RT遊技状態用当選役決定テーブルは、メインROM302に記憶されており、後述の非BB中第2RT遊技状態における後述の内部抽選処理により、当選役を決定する際に用いられる。
また、非BB中第2RT遊技状態用当選役決定テーブルは、当選番号と、当選番号の内容と、設定値毎の抽選値が規定されている。ここで、本実施形態において、非BB中第2RT遊技状態用当選役決定テーブルは、設定値が「1」の場合の抽選値と、設定値が「2」の場合の抽選値と、設定値が「3」の場合の抽選値と、設定値が「4」の場合の抽選値と、設定値が「5」の場合の抽選値と、設定値が「6」の場合の抽選値がそれぞれ規定されている。なお、図13においては、設定値が「2」の場合の抽選値、設定値が「3」の場合の抽選値、設定値が「4」の場合の抽選値、設定値が「5」の場合の抽選値の図示を省略している。
また、非BB中第2RT遊技状態用当選役決定テーブルは、当選番号「01」の「通常リプレイ」と、当選番号「02」の「RT2中リプレイ」と、当選番号「19」の「スイカリプレイ」と、当選番号「20」の「チャンスリプレイ」と、当選番号「21」の「押し順ベルA」と、当選番号「22」の「押し順ベルB」と、当選番号「23」の「押し順ベルC」と、当選番号「24」の「押し順ベルD」と、当選番号「25」の「押し順ベルE」と、当選番号「26」の「チェリー」と、当選番号「28」の「赤セブンBB」と、当選番号「29」の「青セブンBB」と、当選番号「30」の「異色赤セブンBB」と、当選番号「31」の「異色青セブンBB」と、当選番号「32」の「チャンスリプレイ+赤セブンBB」と、当選番号「33」の「チャンスリプレイ+青セブンBB」と、当選番号「34」の「チャンスリプレイ+異色赤セブンBB」と、当選番号「35」の「チャンスリプレイ+異色青セブンBB」と、当選番号「36」の「スイカリプレイ+赤セブンBB」と、当選番号「37」の「スイカリプレイ+青セブンBB」と、当選番号「38」の「スイカリプレイ+異色赤セブンBB」と、当選番号「39」の「スイカリプレイ+異色青セブンBB」と、当選番号「40」の「チェリー+赤セブンBB」と、当選番号「41」の「チェリー+青セブンBB」と、当選番号「42」の「チェリー+異色赤セブンBB」と、当選番号「43」の「チェリー+異色青セブンBB」と、当選番号「44」の「中段チェリー+赤セブンBB」と、当選番号「45」の「中段チェリー+青セブンBB」と、当選番号「46」の「中段チェリー+異色赤セブンBB」と、当選番号「47」の「中段チェリー+異色青セブンBB」に抽選値が規定されている。
即ち、これら以外の抽選値は「0」であり、非BB中第2RT遊技状態用当選役決定テーブルを用いて抽選を行った場合においては、当選番号「03」の「RT3中リプレイA」、当選番号「04」の「RT3中リプレイB」、当選番号「05」の「RT3中リプレイC」、当選番号「06」の「RT4中リプレイA」、当選番号「07」の「RT4中リプレイB」、当選番号「08」の「RT4中リプレイC」、当選番号「09」の「RT4中リプレイD」、当選番号「10」の「RT4中リプレイE」、当選番号「11」の「RT4中リプレイF」、当選番号「12」の「BAR揃いリプレイS1」、当選番号「13」の「BAR揃いリプレイS2」、当選番号「14」の「BAR揃いリプレイS3」、当選番号「15」の「BAR揃いリプレイW1」、当選番号「16」の「BAR揃いリプレイW2」、当選番号「17」の「BAR揃いリプレイW3」、当選番号「18」の「直撃リプレイ」、当選番号「27」の「中段チェリー」、当選番号「48」の「RB」が当選役として決定されることはない。
(BB中第3RT遊技状態用当選役決定テーブル)
次に、図14に基づいて、BB中第3RT遊技状態用当選役決定テーブルについて説明を行う。
BB中第3RT遊技状態用当選役決定テーブルは、メインROM302に記憶されており、後述のBB中第3RT遊技状態における後述の内部抽選処理により、当選役を決定する際に用いられる。
また、BB中第3RT遊技状態用当選役決定テーブルは、当選番号と、当選番号の内容と、設定値毎の抽選値が規定されている。ここで、本実施形態において、BB中第3RT遊技状態用当選役決定テーブルは、設定値が「1」の場合の抽選値と、設定値が「2」の場合の抽選値と、設定値が「3」の場合の抽選値と、設定値が「4」の場合の抽選値と、設定値が「5」の場合の抽選値と、設定値が「6」の場合の抽選値がそれぞれ規定されている。なお、図14においては、設定値が「2」の場合の抽選値、設定値が「3」の場合の抽選値、設定値が「4」の場合の抽選値、設定値が「5」の場合の抽選値の図示を省略している。
また、BB中第3RT遊技状態用当選役決定テーブルは、当選番号「01」の「通常リプレイ」と、当選番号「03」の「RT3中リプレイA」と、当選番号「04」の「RT3中リプレイB」と、当選番号「05」の「RT3中リプレイC」と、当選番号「19」の「スイカリプレイ」と、当選番号「20」の「チャンスリプレイ」と、当選番号「21」の「押し順ベルA」と、当選番号「22」の「押し順ベルB」と、当選番号「23」の「押し順ベルC」と、当選番号「24」の「押し順ベルD」と、当選番号「25」の「押し順ベルE」と、当選番号「26」の「チェリー」と、当選番号「27」の「中段チェリー」に抽選値が規定されている。
即ち、これら以外の抽選値は「0」であり、BB中第3RT遊技状態用当選役決定テーブルを用いて抽選を行った場合においては、当選番号「02」の「RT2中リプレイ」、当選番号「06」の「RT4中リプレイA」、当選番号「07」の「RT4中リプレイB」、当選番号「08」の「RT4中リプレイC」、当選番号「09」の「RT4中リプレイD」、当選番号「10」の「RT4中リプレイE」、当選番号「11」の「RT4中リプレイF」、当選番号「12」の「BAR揃いリプレイS1」、当選番号「13」の「BAR揃いリプレイS2」、当選番号「14」の「BAR揃いリプレイS3」、当選番号「15」の「BAR揃いリプレイW1」、当選番号「16」の「BAR揃いリプレイW2」、当選番号「17」の「BAR揃いリプレイW3」、当選番号「18」の「直撃リプレイ」、当選番号「28」の「赤セブンBB」、当選番号「29」の「青セブンBB」、当選番号「30」の「異色赤セブンBB」、当選番号「31」の「異色青セブンBB」、当選番号「32」の「チャンスリプレイ+赤セブンBB」、当選番号「33」の「チャンスリプレイ+青セブンBB」、当選番号「34」の「チャンスリプレイ+異色赤セブンBB」、当選番号「35」の「チャンスリプレイ+異色青セブンBB」、当選番号「36」の「スイカリプレイ+赤セブンBB」、当選番号「37」の「スイカリプレイ+青セブンBB」、当選番号「38」の「スイカリプレイ+異色赤セブンBB」、当選番号「39」の「スイカリプレイ+異色青セブンBB」、当選番号「40」の「チェリー+赤セブンBB」、当選番号「41」の「チェリー+青セブンBB」、当選番号「42」の「チェリー+異色赤セブンBB」、当選番号「43」の「チェリー+異色青セブンBB」、当選番号「44」の「中段チェリー+赤セブンBB」、当選番号「45」の「中段チェリー+青セブンBB」、当選番号「46」の「中段チェリー+異色赤セブンBB」、当選番号「47」の「中段チェリー+異色青セブンBB」、当選番号「48」の「RB」が当選役として決定されることはない。
(非BB中第3RT遊技状態用当選役決定テーブル)
次に、図15に基づいて、非BB中第3RT遊技状態用当選役決定テーブルについて説明を行う。
非BB中第3RT遊技状態用当選役決定テーブルは、メインROM302に記憶されており、後述の非BB中第3RT遊技状態における後述の内部抽選処理により、当選役を決定する際に用いられる。
また、非BB中第3RT遊技状態用当選役決定テーブルは、当選番号と、当選番号の内容と、設定値毎の抽選値が規定されている。ここで、本実施形態において、非BB中第3RT遊技状態用当選役決定テーブルは、設定値が「1」の場合の抽選値と、設定値が「2」の場合の抽選値と、設定値が「3」の場合の抽選値と、設定値が「4」の場合の抽選値と、設定値が「5」の場合の抽選値と、設定値が「6」の場合の抽選値がそれぞれ規定されている。なお、図15においては、設定値が「2」の場合の抽選値、設定値が「3」の場合の抽選値、設定値が「4」の場合の抽選値、設定値が「5」の場合の抽選値の図示を省略している。
また、非BB中第3RT遊技状態用当選役決定テーブルは、当選番号「01」の「通常リプレイ」と、当選番号「03」の「RT3中リプレイA」と、当選番号「04」の「RT3中リプレイB」と、当選番号「05」の「RT3中リプレイC」と、当選番号「19」の「スイカリプレイ」と、当選番号「20」の「チャンスリプレイ」と、当選番号「21」の「押し順ベルA」と、当選番号「22」の「押し順ベルB」と、当選番号「23」の「押し順ベルC」と、当選番号「24」の「押し順ベルD」と、当選番号「25」の「押し順ベルE」と、当選番号「26」の「チェリー」と、当選番号「28」の「赤セブンBB」と、当選番号「29」の「青セブンBB」と、当選番号「30」の「異色赤セブンBB」と、当選番号「31」の「異色青セブンBB」と、当選番号「32」の「チャンスリプレイ+赤セブンBB」と、当選番号「33」の「チャンスリプレイ+青セブンBB」と、当選番号「34」の「チャンスリプレイ+異色赤セブンBB」と、当選番号「35」の「チャンスリプレイ+異色青セブンBB」と、当選番号「36」の「スイカリプレイ+赤セブンBB」と、当選番号「37」の「スイカリプレイ+青セブンBB」と、当選番号「38」の「スイカリプレイ+異色赤セブンBB」と、当選番号「39」の「スイカリプレイ+異色青セブンBB」と、当選番号「40」の「チェリー+赤セブンBB」と、当選番号「41」の「チェリー+青セブンBB」と、当選番号「42」の「チェリー+異色赤セブンBB」と、当選番号「43」の「チェリー+異色青セブンBB」と、当選番号「44」の「中段チェリー+赤セブンBB」と、当選番号「45」の「中段チェリー+青セブンBB」と、当選番号「46」の「中段チェリー+異色赤セブンBB」と、当選番号「47」の「中段チェリー+異色青セブンBB」に抽選値が規定されている。
即ち、これら以外の抽選値は「0」であり、非BB中第3RT遊技状態用当選役決定テーブルを用いて抽選を行った場合においては、当選番号「02」の「RT2中リプレイ」、当選番号「06」の「RT4中リプレイA」、当選番号「07」の「RT4中リプレイB」、当選番号「08」の「RT4中リプレイC」、当選番号「09」の「RT4中リプレイD」、当選番号「10」の「RT4中リプレイE」、当選番号「11」の「RT4中リプレイF」、当選番号「12」の「BAR揃いリプレイS1」、当選番号「13」の「BAR揃いリプレイS2」、当選番号「14」の「BAR揃いリプレイS3」、当選番号「15」の「BAR揃いリプレイW1」、当選番号「16」の「BAR揃いリプレイW2」、当選番号「17」の「BAR揃いリプレイW3」、当選番号「18」の「直撃リプレイ」、当選番号「27」の「中段チェリー」、当選番号「48」の「RB」が当選役として決定されることはない。
(第4RT遊技状態用当選役決定テーブル)
次に、図16に基づいて、第4RT遊技状態用当選役決定テーブルについて説明を行う。
第4RT遊技状態用当選役決定テーブルは、メインROM302に記憶されており、後述の第4RT遊技状態における後述の内部抽選処理により、当選役を決定する際に用いられる。
また、第4RT遊技状態用当選役決定テーブルは、当選番号と、当選番号の内容と、設定値毎の抽選値が規定されている。ここで、本実施形態において、第4RT遊技状態用当選役決定テーブルは、設定値が「1」の場合の抽選値と、設定値が「2」の場合の抽選値と、設定値が「3」の場合の抽選値と、設定値が「4」の場合の抽選値と、設定値が「5」の場合の抽選値と、設定値が「6」の場合の抽選値がそれぞれ規定されている。なお、図16においては、設定値が「2」の場合の抽選値、設定値が「3」の場合の抽選値、設定値が「4」の場合の抽選値、設定値が「5」の場合の抽選値の図示を省略している。
また、第4RT遊技状態用当選役決定テーブルは、当選番号「01」の「通常リプレイ」と、当選番号「06」の「RT4中リプレイA」と、当選番号「07」の「RT4中リプレイB」と、当選番号「08」の「RT4中リプレイC」と、当選番号「09」の「RT4中リプレイD」と、当選番号「10」の「RT4中リプレイE」と、当選番号「11」の「RT4中リプレイF」と、当選番号「12」の「BAR揃いリプレイS1」と、当選番号「13」の「BAR揃いリプレイS2」と、当選番号「14」の「BAR揃いリプレイS3」と、当選番号「15」の「BAR揃いリプレイW1」と、当選番号「16」の「BAR揃いリプレイW2」と、当選番号「17」の「BAR揃いリプレイW3」と、当選番号「19」の「スイカリプレイ」と、当選番号「20」の「チャンスリプレイ」と、当選番号「21」の「押し順ベルA」と、当選番号「22」の「押し順ベルB」と、当選番号「23」の「押し順ベルC」と、当選番号「24」の「押し順ベルD」と、当選番号「25」の「押し順ベルE」と、当選番号「26」の「チェリー」と、当選番号「28」の「赤セブンBB」と、当選番号「29」の「青セブンBB」と、当選番号「30」の「異色赤セブンBB」と、当選番号「31」の「異色青セブンBB」と、当選番号「32」の「チャンスリプレイ+赤セブンBB」と、当選番号「33」の「チャンスリプレイ+青セブンBB」と、当選番号「34」の「チャンスリプレイ+異色赤セブンBB」と、当選番号「35」の「チャンスリプレイ+異色青セブンBB」と、当選番号「36」の「スイカリプレイ+赤セブンBB」と、当選番号「37」の「スイカリプレイ+青セブンBB」と、当選番号「38」の「スイカリプレイ+異色赤セブンBB」と、当選番号「39」の「スイカリプレイ+異色青セブンBB」と、当選番号「40」の「チェリー+赤セブンBB」と、当選番号「41」の「チェリー+青セブンBB」と、当選番号「42」の「チェリー+異色赤セブンBB」と、当選番号「43」の「チェリー+異色青セブンBB」と、当選番号「44」の「中段チェリー+赤セブンBB」と、当選番号「45」の「中段チェリー+青セブンBB」と、当選番号「46」の「中段チェリー+異色赤セブンBB」と、当選番号「47」の「中段チェリー+異色青セブンBB」に抽選値が規定されている。
即ち、これら以外の抽選値は「0」であり、第1RT遊技状態用当選役決定テーブルを用いて抽選を行った場合においては、当選番号「02」の「RT2中リプレイ」、当選番号「03」の「RT3中リプレイA」、当選番号「04」の「RT3中リプレイB」、当選番号「05」の「RT3中リプレイC」、当選番号「18」の「直撃リプレイ」、当選番号「27」の「中段チェリー」、当選番号「48」の「RB」が当選役として決定されることはない。
(第5RT遊技状態用当選役決定テーブル)
次に、図17に基づいて、第5RT遊技状態用当選役決定テーブルについて説明を行う。
第5RT遊技状態用当選役決定テーブルは、メインROM302に記憶されており、後述の第5RT遊技状態における後述の内部抽選処理により、当選役を決定する際に用いられる。
また、第5RT遊技状態用当選役決定テーブルは、当選番号と、当選番号の内容と、設定値毎の抽選値が規定されている。ここで、本実施形態において、第5RT遊技状態用当選役決定テーブルは、設定値が「1」の場合の抽選値と、設定値が「2」の場合の抽選値と、設定値が「3」の場合の抽選値と、設定値が「4」の場合の抽選値と、設定値が「5」の場合の抽選値と、設定値が「6」の場合の抽選値がそれぞれ規定されている。なお、図17においては、設定値が「2」の場合の抽選値、設定値が「3」の場合の抽選値、設定値が「4」の場合の抽選値、設定値が「5」の場合の抽選値の図示を省略している。
また、第5RT遊技状態用当選役決定テーブルは、当選番号「01」の「通常リプレイ」と、当選番号「19」の「スイカリプレイ」と、当選番号「20」の「チャンスリプレイ」と、当選番号「21」の「押し順ベルA」と、当選番号「22」の「押し順ベルB」と、当選番号「23」の「押し順ベルC」と、当選番号「24」の「押し順ベルD」と、当選番号「25」の「押し順ベルE」と、当選番号「26」の「チェリー」と、当選番号「27」の「中段チェリー」に抽選値が規定されている。
即ち、これら以外の抽選値は「0」であり、第5RT遊技状態用当選役決定テーブルを用いて抽選を行った場合においては、当選番号「02」の「RT2中リプレイ」、当選番号「03」の「RT3中リプレイA」、当選番号「04」の「RT3中リプレイB」、当選番号「05」の「RT3中リプレイC」、当選番号「06」の「RT4中リプレイA」、当選番号「07」の「RT4中リプレイB」、当選番号「08」の「RT4中リプレイC」、当選番号「09」の「RT4中リプレイD」、当選番号「10」の「RT4中リプレイE」、当選番号「11」の「RT4中リプレイF」、当選番号「12」の「BAR揃いリプレイS1」、当選番号「13」の「BAR揃いリプレイS2」、当選番号「14」の「BAR揃いリプレイS3」、当選番号「15」の「BAR揃いリプレイW1」、当選番号「16」の「BAR揃いリプレイW2」、当選番号「17」の「BAR揃いリプレイW3」、当選番号「18」の「直撃リプレイ」、当選番号「28」の「赤セブンBB」、当選番号「29」の「青セブンBB」、当選番号「30」の「異色赤セブンBB」、当選番号「31」の「異色青セブンBB」、当選番号「32」の「チャンスリプレイ+赤セブンBB」、当選番号「33」の「チャンスリプレイ+青セブンBB」、当選番号「34」の「チャンスリプレイ+異色赤セブンBB」、当選番号「35」の「チャンスリプレイ+異色青セブンBB」、当選番号「36」の「スイカリプレイ+赤セブンBB」、当選番号「37」の「スイカリプレイ+青セブンBB」、当選番号「38」の「スイカリプレイ+異色赤セブンBB」、当選番号「39」の「スイカリプレイ+異色青セブンBB」、当選番号「40」の「チェリー+赤セブンBB」、当選番号「41」の「チェリー+青セブンBB」、当選番号「42」の「チェリー+異色赤セブンBB」、当選番号「43」の「チェリー+異色青セブンBB」、当選番号「44」の「中段チェリー+赤セブンBB」、当選番号「45」の「中段チェリー+青セブンBB」、当選番号「46」の「中段チェリー+異色赤セブンBB」、当選番号「47」の「中段チェリー+異色青セブンBB」、当選番号「48」の「RB」が当選役として決定されることはない。
(第3RT中RB遊技状態用当選役決定テーブル)
次に、図18に基づいて、第3RT中RB遊技状態用当選役決定テーブルについて説明を行う。
第3RT中RB遊技状態用当選役決定テーブルは、メインROM302に記憶されており、後述の第3RT中RB遊技状態における後述の内部抽選処理により、当選役を決定する際に用いられる。
また、第3RT中RB遊技状態用当選役決定テーブルは、当選番号と、当選番号の内容と、設定値毎の抽選値が規定されている。ここで、本実施形態において、第3RT中RB遊技状態用当選役決定テーブルは、設定値が「1」の場合の抽選値と、設定値が「2」の場合の抽選値と、設定値が「3」の場合の抽選値と、設定値が「4」の場合の抽選値と、設定値が「5」の場合の抽選値と、設定値が「6」の場合の抽選値がそれぞれ規定されている。なお、図18においては、設定値が「2」の場合の抽選値、設定値が「3」の場合の抽選値、設定値が「4」の場合の抽選値、設定値が「5」の場合の抽選値の図示を省略している。
また、第3RT中RB遊技状態用当選役決定テーブルは、当選番号「21」の「押し順ベルA」と、当選番号「22」の「押し順ベルB」と、当選番号「23」の「押し順ベルC」と、当選番号「24」の「押し順ベルD」と、当選番号「25」の「押し順ベルE」に抽選値が規定されている。
即ち、これら以外の抽選値は「0」であり、第3RT中RB遊技状態用当選役決定テーブルを用いて抽選を行った場合においては、当選番号「01」の「通常リプレイ」、当選番号「02」の「RT2中リプレイ」、当選番号「03」の「RT3中リプレイA」、当選番号「04」の「RT3中リプレイB」、当選番号「05」の「RT3中リプレイC」、当選番号「06」の「RT4中リプレイA」、当選番号「07」の「RT4中リプレイB」、当選番号「08」の「RT4中リプレイC」、当選番号「09」の「RT4中リプレイD」、当選番号「10」の「RT4中リプレイE」、当選番号「11」の「RT4中リプレイF」、当選番号「12」の「BAR揃いリプレイS1」、当選番号「13」の「BAR揃いリプレイS2」、当選番号「14」の「BAR揃いリプレイS3」、当選番号「15」の「BAR揃いリプレイW1」、当選番号「16」の「BAR揃いリプレイW2」、当選番号「17」の「BAR揃いリプレイW3」、当選番号「18」の「直撃リプレイ」、当選番号「19」の「スイカリプレイ」、当選番号「20」の「チャンスリプレイ」、当選番号「26」の「チェリー」、当選番号「27」の「中段チェリー」、当選番号「28」の「赤セブンBB」、当選番号「29」の「青セブンBB」、当選番号「30」の「異色赤セブンBB」、当選番号「31」の「異色青セブンBB」、当選番号「32」の「チャンスリプレイ+赤セブンBB」、当選番号「33」の「チャンスリプレイ+青セブンBB」、当選番号「34」の「チャンスリプレイ+異色赤セブンBB」、当選番号「35」の「チャンスリプレイ+異色青セブンBB」、当選番号「36」の「スイカリプレイ+赤セブンBB」、当選番号「37」の「スイカリプレイ+青セブンBB」、当選番号「38」の「スイカリプレイ+異色赤セブンBB」、当選番号「39」の「スイカリプレイ+異色青セブンBB」、当選番号「40」の「チェリー+赤セブンBB」、当選番号「41」の「チェリー+青セブンBB」、当選番号「42」の「チェリー+異色赤セブンBB」、当選番号「43」の「チェリー+異色青セブンBB」、当選番号「44」の「中段チェリー+赤セブンBB」、当選番号「45」の「中段チェリー+青セブンBB」、当選番号「46」の「中段チェリー+異色赤セブンBB」、当選番号「47」の「中段チェリー+異色青セブンBB」、当選番号「48」の「RB」が当選役として決定されることはない。
なお、本実施形態において、「通常リプレイ」、「RT2中リプレイ」、「RT3中リプレイA」、「RT3中リプレイB」、「RT3中リプレイC」、「RT4中リプレイA」、「RT4中リプレイB」、「RT4中リプレイC」、「RT4中リプレイD」、「RT4中リプレイE」、「RT4中リプレイF」、「BAR揃いリプレイS1」、「BAR揃いリプレイS2」、「BAR揃いリプレイS3」、「BAR揃いリプレイW1」、「BAR揃いリプレイW2」、「BAR揃いリプレイW3」、「直撃リプレイ」、「スイカリプレイ」、「チャンスリプレイ」を総称して「リプレイ」という。
また、「RT3中リプレイA」、「RT3中リプレイB」、「RT3中リプレイC」を総称して「RT3中リプレイ」という。また、「RT4中リプレイA」、「RT4中リプレイB」、「RT4中リプレイC」、「RT4中リプレイD」、「RT4中リプレイE」、「RT4中リプレイF」を総称して「RT4中リプレイ」という。また、「BAR揃いリプレイS1」、「BAR揃いリプレイS2」、「BAR揃いリプレイS3」、「BAR揃いリプレイW1」、「BAR揃いリプレイW2」、「BAR揃いリプレイW3」を総称して「BAR揃いリプレイ」という。
また、「押し順ベルA」、「押し順ベルB」、「押し順ベルC」、「押し順ベルD」、「押し順ベルE」を総称して「押し順ベル」という。
また、「赤セブンBB」、「青セブンBB」、「異色赤セブンBB」、「異色青セブンBB」、を総称して「BB」という。
なお、非RT遊技状態用当選役決定テーブルと、第1RT遊技状態用当選役決定テーブルと、BB中第2RT遊技状態用当選役決定テーブルと、非BB中第2RT遊技状態用当選役決定テーブルと、BB中第3RT遊技状態用当選役決定テーブルと、非BB中第3RT遊技状態用当選役決定テーブルと、第4RT遊技状態用当選役決定テーブルと、第5RT遊技状態用当選役決定テーブルと、第3RT中RB遊技状態用当選役決定テーブルとを総称して「当選役決定テーブル」という。
(遊技状態移行図)
次に、図19に基づいて、遊技状態移行図について説明を行う。
遊技状態移行図は、現在の遊技状態と、遊技状態を移行する条件となる移行条件と、移行先の遊技状態を規定している。
ここで、現在の遊技状態が非RT遊技状態である場合において、後述の内部抽選処理により「BB」に当選した場合に、非RT遊技状態から第5RT遊技状態に移行される。
また、現在の遊技状態が非RT遊技状態である場合において、「第3RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示された場合に、非RT遊技状態から非BB中第3RT遊技状態に移行される。
一方、現在の遊技状態が第1RT遊技状態である場合において、後述の内部抽選処理により「BB」に当選した場合に、第1RT遊技状態から第5RT遊技状態に移行される。
また、現在の遊技状態が第1RT遊技状態である場合において、「第3RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示された場合に、第1RT遊技状態から非BB中第3RT遊技状態に移行される。
一方、現在の遊技状態がBB中第2RT遊技状態である場合において、後述の内部抽選処理により「RB」に当選した場合に、BB中第2RT遊技状態からBB中第3RT遊技状態に移行される。
また、現在の遊技状態がBB中第2RT遊技状態である場合において、BBの終了条件が充足された場合に、BB中第2RT遊技状態から非BB中第2RT遊技状態に移行される。
一方、現在の遊技状態が非BB中第2RT遊技状態である場合において、「第3RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示された場合に、非BB中第2RT遊技状態から非BB中第3RT遊技状態に移行される。
また、現在の遊技状態が非BB中第2RT遊技状態である場合において、後述の内部抽選処理により「BB」に当選した場合に、非BB中第2RT遊技状態から第5RT遊技状態に移行される。
一方、現在の遊技状態がBB中第3RT遊技状態である場合において、「JACに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示された場合に、BB中第3RT遊技状態から第3RT中RB遊技状態に移行される。
また、現在の遊技状態がBB中第3RT遊技状態である場合において、BBの終了条件が充足された場合に、BB中第3RT遊技状態から非BB中第3RT遊技状態に移行される。
一方、現在の遊技状態が非BB中第3RT遊技状態である場合において、「第4RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示された場合に、非BB中第3RT遊技状態から第4RT遊技状態に移行される。
また、現在の遊技状態が非BB中第3RT遊技状態である場合において、後述の内部抽選処理により「BB」に当選した場合に、非BB中第3RT遊技状態から第5RT遊技状態に移行される。
一方、現在の遊技状態が第4RT遊技状態である場合において、「第1RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示された場合に、第4RT遊技状態から第1RT遊技状態に移行される。
また、現在の遊技状態が第4RT遊技状態である場合において、後述の内部抽選処理により「BB」に当選した場合に、第4RT遊技状態から第5RT遊技状態に移行される。
一方、現在の遊技状態が第5RT遊技状態である場合において、「BBに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示された場合に、第5RT遊技状態からBB中第2RT遊技状態に移行される。
一方、現在の遊技状態が第3RT中RB遊技状態である場合において、RBの終了条件が充足された場合に、第3RT中RB遊技状態からBB中第3RT遊技状態に移行される。
また、現在の遊技状態が第3RT中RB遊技状態である場合において、BBの終了条件が充足された場合に、第3RT中RB遊技状態から非RT遊技状態に移行される。
(メイン制御基板により管理される状態の一覧)
次に、図20に基づいて、メイン制御基板により管理される状態の一覧について説明を行う。
メイン制御基板300により管理される状態の一覧は、状態名と、各状態名に対応する状態番号について規定されている。ここで、本実施形態におけるメイン制御基板300により管理される状態は、状態番号が「01」の「通常状態」、状態番号が「02」の「BB準備状態」、状態番号が「03」の「BB状態」、状態番号が「04」の「RB状態」、状態番号が「05」の「第1転落待機状態」、状態番号が「06」の「ART準備状態」、状態番号が「07」の「ART状態」、状態番号が「08」の「ART中BB準備状態」、状態番号が「09」の「ART中BB状態」、状態番号が「10」の「ART中RB状態」、状態番号が「11」の「第2転落待機状態」が規定されている。
(メイン制御基板により管理される状態の遷移図)
次に、図21に基づいて、メイン制御基板により管理される状態の遷移図についての説明を行う。
本実施形態においては、メイン制御基板300により制御される遊技状態とは別に、メイン制御基板300により管理される状態が複数設けられている。以下、各状態についての説明と、各状態への移行条件等の説明を行う。
(通常状態)
通常状態は、遊技者にとって不利な状態である。ここで、本実施形態において、通常状態は、後述の内部抽選処理により、当選役としてBBが決定された際に、BB状態が終了した後、ART準備状態に移行するか否かの抽選が行われる。これにより、通常状態における遊技に対する興趣を向上させている。
また、通常状態において、後述の内部抽選処理により、当選役としてBBが決定された場合に、通常状態からBB準備状態に移行する制御が行われる。また、通常状態において、「第3RT遊技状態移行リプレイ」に係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示された場合に、通常状態からART準備状態に移行する制御が行われる。
(BB準備状態)
BB準備状態は、後述の内部抽選処理により、当選役としてBBが決定された場合に移行される状態である。具体的には、BB準備状態においては、後述の内部抽選処理により決定された当選役に対応するBBに係る図柄の組み合わせを有効ライン上に表示することができるタイミングで、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13を操作することにより、BBに係る図柄の組み合わせを有効ライン上に表示することができる。
また、BB準備状態において、BBに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示された場合に、BB準備状態からBB状態に移行する制御が行われる。
(BB状態)
BB状態は、BB準備状態において、BBに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたことに基づいて移行される状態である。ここで、本実施形態において、BB状態は、後述の内部抽選処理により、当選役として「スイカリプレイ」や、「チャンスリプレイ」、「チェリー」、「中段チェリー」が決定された場合に、ART準備状態に移行するか否かの抽選が行われる。これにより、BB状態における遊技に対する興趣を向上させている。
また、BB状態において、JACに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示された場合に、BB状態からRB状態に移行する制御が行われる。また、BB状態において、BB状態が終了し、ART準備状態に移行することが決定されていない場合に、BB状態から第1転落待機状態に移行する制御が行われる。また、BB状態において、BB状態が終了し、ART準備状態に移行することが決定されている場合に、BB状態からART準備状態に移行する制御が行われる。
(RB状態)
RB状態は、BB状態において、JACに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示された場合に移行される状態である。
また、RB状態において、BB状態の終了条件を満たした場合には、RB状態から通常状態に移行する制御が行われる。また、RB状態において、RB状態が終了し、BB状態の終了条件を満たしていない場合には、RB状態からBB状態に移行する制御が行われる。
(第1転落待機状態)
第1転落待機状態は、BB状態において、ART準備状態に移行することが決定されることなくBB状態が終了した場合に、通常状態に移行する前に移行する状態である。
また、第1転落待機状態において、第1RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示された場合に、第1転落待機状態から通常状態に移行する制御が行われる。また、第1転落待機状態において、後述の内部抽選処理により、当選役としてBBが決定された場合に、第1転落待機状態からBB準備状態に移行する制御が行われる。
(ART準備状態)
ART準備状態は、ART状態に移行することが決定されている場合において、BB状態が終了した後、ART状態に移行する前に移行される状態である。また、ART準備状態は、通常状態において、第3RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示された場合に移行される状態である。
また、ART準備状態において、第4RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示された場合に、ART準備状態からART状態に移行する制御が行われる。また、ART準備状態において、後述の内部抽選処理により、当選役としてBBが決定された場合に、ART準備状態からART中BB準備状態に移行する制御が行われる。
なお、ART準備状態において、後述の内部抽選処理により、当選役として「RT3中リプレイ」が決定された場合に、第4RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されるように、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の操作順序が報知される。
(ART状態)
ART状態は、後述の内部抽選処理により、「押し順ベル」が当選した場合に、「入賞に係る図柄の組み合わせ」を遊技者にとって有利な態様で有効ライン上に表示するために、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の操作順序が報知される状態である。これにより、遊技者は、報知された左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の操作順序に従って、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の操作を行うことにより、「入賞に係る図柄の組み合わせ」を遊技者にとって有利な態様で有効ライン上に表示させることができる。
また、ART状態において、後述の内部抽選処理により、当選役としてBBが決定された場合に、ART状態からART中BB準備状態に移行する制御が行われる。また、ART状態において、後述のART状態用ゲーム数カウンタの値が「0」となった場合に、ART状態から第2転落待機状態に移行する制御が行われる。
(ART中BB準備状態)
ART中BB準備状態は、ART状態において、BBに当選した場合に移行する状態である。具体的には、ART中BB準備状態においては、BB準備状態と同様に、後述の内部抽選処理により決定された当選役に対応するBBに係る図柄の組み合わせを有効ライン上に表示することができるタイミングで、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13を操作することにより、BBに係る図柄の組み合わせを有効ライン上に表示することができる。
また、ART中BB準備状態において、BBに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示された場合に、ART中BB準備状態からART中BB状態に移行する制御が行われる。
(ART中BB状態)
ART中BB状態は、ART状態において、BBに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたことに基づいて移行される状態である。ここで、本実施形態において、BB状態は、後述の内部抽選処理により、当選役として「スイカリプレイ」や、「チャンスリプレイ」、「チェリー」、「中段チェリー」が決定された場合に、ART状態において遊技可能なゲーム数を加算するか否かの抽選が行われる。これにより、ART中BB状態における遊技に対する興趣を向上させている。
また、ART中BB状態において、BB状態が終了した場合に、ART中BB状態からART準備状態に移行する制御が行われる。また、ART中BB状態において、JACに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示された場合に、ART中BB状態からART中RB状態に移行する制御が行われる。
(ART中RB状態)
ART中RB状態は、ART中BB状態において、JACに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示された場合に移行される状態である。
また、ART中RB状態において、ART中BB状態の終了条件を満たした場合には、ART中RB状態からART状態に移行する制御が行われる。また、ART中RB状態において、RB状態が終了し、BB状態の終了条件を満たしていない場合には、ART中RB状態からART中BB状態に移行する制御が行われる。
(第2転落待機状態)
第2転落待機状態は、ART状態が終了した後、通常状態に移行する前に移行する状態である。
また、第2転落待機状態において、第1RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示された場合に、第2転落待機状態から通常状態に移行する制御が行われる。また、第2転落待機状態において、後述の内部抽選処理により、当選役としてBBが決定された場合に、第2転落待機状態からART中BB準備状態に移行する制御が行われる。
(BB当選時用ART状態移行抽選テーブル)
次に、図22に基づいて、BB当選時用ART状態移行抽選テーブルについて説明を行う。
BB当選時用ART状態移行抽選テーブルは、メインROM302に設けられており、通常状態、または第1転落待機状態において、「BB」が当選した際に、ART状態に移行するか否かの抽選を行うために設けられている。具体的には、BB当選時用ART状態移行抽選テーブルは、当選役毎にART状態に移行することとなる抽選値が規定されている。例えば、当選役として当選番号「28」の「赤セブンBB」が決定された場合には、「32768/65536」の確率でART状態に移行することが決定される。
(BB中ART状態移行抽選テーブル)
次に、図23に基づいて、BB中ART状態移行抽選テーブルについて説明を行う。
BB中ART状態移行抽選テーブルは、メインROM302に設けられており、BB状態において、ART状態に移行するか否かの抽選を行うために設けられている。具体的には、BB中ART状態移行抽選テーブルは、当選役毎にART状態に移行することとなる抽選値が規定されている。例えば、当選役として当選番号「19」の「スイカリプレイ」が決定された場合には、「8192/65536」の確率でART状態に移行することが決定される。
(ART状態用上乗せ抽選テーブル)
次に、図24に基づいて、ART状態用上乗せ抽選テーブルについて説明を行う。
ART状態用上乗せ抽選テーブルは、メインROM302に設けられており、ART状態において、ART状態で遊技可能なゲーム数を上乗せするか否かの抽選を行うために設けられている。具体的には、ART状態用上乗せ抽選テーブルは、当選役毎に上乗せゲーム数の抽選値が規定されている。例えば、後述の内部抽選処理により、当選役として当選番号「19」の「スイカリプレイ」が決定された場合には、「4096/65536」の確率で上乗せゲーム数として「30」ゲームが決定され、「2048/65536」の確率で上乗せゲーム数として「50」ゲームが決定され、「1024/65536」の確率で上乗せゲーム数として「100」ゲームが決定されることとなる。
(BB中上乗せ抽選テーブル)
次に、図25に基づいて、BB中上乗せ抽選テーブルについて説明を行う。
BB中上乗せ抽選テーブルは、メインROM302に設けられており、ART中BB状態において、ART状態で遊技可能なゲーム数を上乗せするか否かの抽選を行うために設けられている。具体的には、BB中上乗せ抽選テーブルは、当選役毎に上乗せゲーム数の抽選値が規定されている。例えば、後述の内部抽選処理により、当選役として当選番号「19」の「スイカリプレイ」が決定された場合には、「6553/65536」の確率で上乗せゲーム数として「30」ゲームが決定され、「2048/65536」の確率で上乗せゲーム数として「50」ゲームが決定され、「1024/65536」の確率で上乗せゲーム数として「100」ゲームが決定されることとなる。
(演出決定テーブル)
次に、図26に基づいて、演出決定テーブルについて説明を行う。
演出決定テーブルは、サブROM402に設けられており、メイン制御基板300により管理される各状態において行われる演出を決定するために設けられている。具体的には、「演出No.」と、「演出No.」に対応する演出内容が規定されている。また、演出決定テーブルは、メイン制御基板300により管理される状態等の演出を実行するための条件が規定されている。
ここで、本実施形態において、演出決定テーブルは、(A)メイン制御基板300により管理される状態が通常状態の場合に用いられる通常状態用演出決定テーブル(図26(A)参照)と、(B)メイン制御基板300により管理される状態がBB準備状態の場合に用いられるBB準備状態用演出決定テーブル(図26(B)参照)と、(C)メイン制御基板300により管理される状態がBB状態の場合に用いられるBB状態用演出決定テーブル(図26(C)参照)と、(D)メイン制御基板300により管理される状態がRB状態の場合に用いられるRB状態用演出決定テーブル(図26(D)参照)と、(E)メイン制御基板300により管理される状態が第1転落待機状態の場合に用いられる第1転落待機状態用演出決定テーブル(図26(E)参照)と、(F)メイン制御基板300により管理される状態がART準備状態の場合に用いられるART準備状態用演出決定テーブル(図26(F)参照)と、(G)メイン制御基板300により管理される状態がART状態の場合に用いられるART状態用演出決定テーブル(図示せず)と、(H)メイン制御基板300により管理される状態がART中BB状態の場合に用いられるART中BB状態用演出決定テーブル(図示せず)と、(I)メイン制御基板300により管理される状態がART中RB状態の場合に用いられるART中RB状態用演出決定テーブル(図示せず)と、(J)メイン制御基板300により管理される状態が第2転落待機状態の場合に用いられる第2転落待機状態用演出決定テーブル(図示せず)とが設けられている。
(メイン制御基板300によるプログラム開始処理)
次に、図27に基づいて、メイン制御基板300により行われるプログラム開始処理についての説明を行う。なお、プログラム開始処理は、電源スイッチ201swがONとなったことに基づいて行われる処理である。
(ステップS1)
ステップS1において、メインCPU301は、電断中であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、遊技機1に電力が供給されている場合には、遊技機1が電断中であるか否かを判定し、遊技機1に電力が供給されていない場合には、バックアップ電源により遊技機1が電断中であるか否かを判定する処理を行う。そして、電断中であると判定された場合には(ステップS1=Yes)、ステップS1の処理を繰り返し実行する。一方、電断中ではないと判定された場合には(ステップS1=No)、ステップS2に処理を移行する。
(ステップS2)
ステップS2において、メインCPU301は、初期設定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、遊技機1の内部レジスタを設定するためのテーブルの番地を設定し、当該テーブルに基づいて、レジスタの番地をセットする処理等を行う。そして、ステップS2の処理が終了すると、ステップS3に処理を移行する。
(ステップS3)
ステップS3において、メインCPU301は、RAMチェックサム算出処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303のチェックサムを算出し、当該算出が終了した場合には、メインRAM303のチェックサムをセットする処理を行う。そして、ステップS3の処理が終了すると、ステップS4に処理を移行する。
(ステップS4)
ステップS4において、メインCPU301は、設定変更キースイッチがONであるか否かを判定する処理を行う。本実施形態においては、設定変更キー(図示せず)が設定変更用鍵穴47に挿入された状態で、所定角度回動されることにより、設定変更キースイッチ48swがONとなる。このため、ステップS4において、メインCPU301は、設定変更キー(図示せず)が設定変更用鍵穴47に挿入された状態で、所定角度回動されているか否かを判定する処理を行う。そして、設定変更キースイッチがONであると判定された場合には(ステップS4=Yes)、ステップS5に処理を移行し、設定変更キースイッチがOFFであると判定された場合には(ステップS4=No)、電断前に退避されたレジスタの値や、保存されたスタックポインタの値を復帰させる電断復帰処理に処理を移行する。
なお、電断復帰処理が終了すると、遊技機1の電源がOFFとなったときの状態に復帰することとなる。
(ステップS5)
ステップS5において、メインCPU301は、ドア開閉センサがONであるか否かを判定する処理を行う。本実施形態においては、鍵穴5にドアキー(図示せず)が挿入されて時計回り方向に所定角度回動され、かつ、前面扉3が所定角度以上開放されることにより、ドア開閉センサ17sがONとなる。このため、ステップS5において、メインCPU301は、鍵穴5にドアキー(図示せず)が挿入されて時計回り方向に所定角度回動され、かつ、前面扉3が所定角度以上開放されているか否かを判定する処理を行う。そして、ドア開閉センサがONであると判定された場合には(ステップS5=Yes)、ステップS7に処理を移行し、ドア開閉センサがOFFであると判定された場合には(ステップS5=No)、ステップS6に処理を移行する。
(ステップS6)
ステップS6において、メインCPU301は、設定変更装置作動異常フラグをセットする処理を行う。具体的には、設定変更キースイッチ48swがONであって(ステップS4=Yes)、ドア開閉センサ17sがOFFである場合(ステップS5=No)、前面扉3が所定角度以上開放していないにもかかわらず、設定変更用の鍵が挿入された状態で所定角度回動されていることとなる。このため、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている設定変更装置作動異常フラグ格納領域に設定変更装置作動異常フラグをセットする処理を行う。そして、ステップS6の処理が終了すると、前述した電断復帰処理に処理を移行する。
(ステップS7)
ステップS7において、メインCPU301は、設定値変更処理を行う。具体的には、メインCPU301は、現在の設定値を取得し、設定値の範囲が正常であるか否かを判定し、当該判定結果が正常である場合には、貯留枚数表示器28や、払出枚数表示器29、設定表示部43等に現在の設定値を表示する処理を行う。一方、上述の判定結果が正常ではない場合には、設定値の初期設定値をメインRAM303に設けられている設定値格納領域にセットする処理を行う。そして、メインCPU301は、設定変更スイッチ44swにより設定変更ボタン44の操作が検出されたことに基づいて、設定値の切替処理を行うとともに、スタートスイッチ10swによりスタートレバー10の操作が検出されたことに基づいて、設定値の確定処理を行い、所定角度回動されている設定変更用の鍵が抜差可能な角度まで回動されたことが検出されたことに基づいて、設定値をメインRAM303に設けられている設定値格納領域に格納する処理を行う。そして、ステップS7の処理が終了すると、ステップS8に処理を移行する。
(ステップS8)
ステップS8において、メインCPU301は、ドア開閉センサがOFFであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ドア開閉センサ17sがOFFであるか否かを判定する処理を行う。そして、ドア開閉センサがOFFであると判定された場合には(ステップS8=Yes)、ステップS9に処理を移行し、ドア開閉センサがOFFではないと判定された場合には(ステップS8=No)、ステップS10に処理を移行する。
(ステップS9)
ステップS9において、メインCPU301は、ドアクローズコマンドをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ドアクローズコマンドをサブ制御基板400に対して送信するために、当該ドアクローズコマンドを、メインRAM303に設けられているメイン用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。ここで、「ドアクローズコマンド」とは、前面扉3が閉じられた旨の情報を有するコマンドである。そして、ステップS9の処理が終了すると、メインループ処理(図28参照)に処理を移行する。
(ステップS10)
ステップS10において、メインCPU301は、ドアオープンコマンドをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ドアオープンコマンドをサブ制御基板400に対して送信するために、当該ドアオープンコマンドを、メインRAM303に設けられているメイン用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。ここで、「ドアオープンコマンド」とは、前面扉3が開放している旨の情報を有するコマンドである。そして、ステップS10の処理が終了すると、メインループ処理(図28参照)に処理を移行する。
(メイン制御基板300によるメインループ処理)
次に、図28に基づいて、メイン制御基板300により行われるメインループ処理についての説明を行う。
(ステップS101)
ステップS101において、メインCPU301は、初期化処理を行う。具体的には、メインCPU301は、スタックポインタをセットする処理や、メインRAM303の初期化開始番地と、初期化終了番地をセットしてから、メインRAM303の初期化開始番地から初期化終了番地領域までの領域を初期化する処理等を行う。そして、ステップS101の処理が終了すると、ステップS102に処理を移行する。
(ステップS102)
ステップS102において、メインCPU301は、遊技開始管理処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている投入枚数カウンタの値、メインRAM303に設けられている停止制御番号格納領域の値、メインRAM303に設けられている押圧基準位置格納領域の値をクリアする処理等を行う。そして、ステップS102の処理が終了すると、ステップS103に処理を移行する。
(ステップS103)
ステップS103において、メインCPU301は、後で図29を用いて詳述するスタートレバーチェック処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、スタートスイッチ10swがONであるか否かを判定する処理等を行う。そして、ステップS103の処理が終了すると、ステップS104に処理を移行する。
(ステップS104)
ステップS104において、メインCPU301は、後で図30を用いて詳述する内部抽選処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、抽選により当選役を決定する処理等を行う。そして、ステップS104の処理が終了すると、ステップS105に処理を移行する。
(ステップS105)
ステップS105において、メインCPU301は、後で図31を用いて詳述するボーナス情報更新処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているキャリーフラグ格納領域を更新する処理等を行う。そして、ステップS105の処理が終了すると、ステップS106に処理を移行する。
(ステップS106)
ステップS106において、メインCPU301は、後で図32を用いて詳述するスタート時状態別処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、メイン制御基板300により管理される状態に応じた処理等を行う。そして、ステップS106の処理が終了すると、ステップS107に処理を移行する。
(ステップS107)
ステップS107において、メインCPU301は、後で図40を用いて詳述する図柄コード設定処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、ステップS104の内部抽選処理により決定された当選役に基づいて、停止制御番号を取得し、メインRAM303に設けられている停止制御番号格納領域に格納する処理等を行う。そして、ステップS107の処理が終了すると、ステップS108に処理を移行する。
(ステップS108)
ステップS108において、メインCPU301は、後で図41を用いて詳述するリール回転開始準備処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、最小遊技時間をセットする処理等を行う。そして、ステップS108の処理が終了すると、ステップS109に処理を移行する。
(ステップS109)
ステップS109において、メインCPU301は、後で図42を用いて詳述するリール停止前処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、回転中の左リール18、中リール19、右リール20に対する引込予想処理等を行う。そして、ステップS109の処理が終了すると、ステップS110に処理を移行する。
(ステップS110)
ステップS110において、メインCPU301は、リール回転中フラグ設定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、左リール18、中リール19、右リール20が回転中である旨の情報をメインRAM303に設けられているリール情報格納領域に格納する処理を行う。そして、ステップS110の処理が終了すると、ステップS111に処理を移行する。
(ステップS111)
ステップS111において、メインCPU301は、リール回転開始処理を行う。具体的には、メインCPU301は、リール制御基板150を介して、左ステッピングモータ151、中ステッピングモータ152、右ステッピングモータ153を駆動することにより、左リール18、中リール19、右リール20を定速回転させるための処理を行う。そして、ステップS111の処理が終了すると、ステップS112に処理を移行する。
(ステップS112)
ステップS112において、メインCPU301は、操作可能状態フラグをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている操作可能状態フラグ格納領域の左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13に対応する操作可能状態フラグをONにする処理を行う。そして、ステップS112の処理が終了すると、ステップS113に処理を移行する。
(ステップS113)
ステップS113において、メインCPU301は、後で図43を用いて詳述するリール回転中処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、左停止スイッチ11sw、中停止スイッチ12sw、右停止スイッチ13swが遊技者による左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13に対する停止操作を検出したことに基づいて、左リール18、中リール19、右リール20の回転を停止させる処理等を行う。そして、ステップS113の処理が終了すると、ステップS114に処理を移行する。
(ステップS114)
ステップS114において、メインCPU301は、全リールが停止したか否かを判定する。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている操作可能状態フラグ格納領域の値に基づいて、左リール18、中リール19、右リール20が全て停止したか否かを判定する処理を行う。そして、全リールが停止したと判定された場合には(ステップS114=Yes)、ステップS115に処理を移行し、全リールが停止していないと判定された場合には(ステップS114=No)、ステップS113に処理を移行し、全リールが停止するまで、同様の処理を繰り返し実行する。
(ステップS115)
ステップS115において、メインCPU301は、後で図44を用いて詳述する表示判定コマンド受信待機処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、払出基板350から表示判定コマンドを受信するまで待機する処理を行う。そして、ステップS115の処理が終了すると、ステップS116に処理を移行する。
(ステップS116)
ステップS116において、メインCPU301は、後で図45を用いて詳述するメダル払出終了コマンド受信待機処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、払出基板350からメダル払出終了コマンドを受信するまで待機する処理等を行う。そして、ステップS116の処理が終了すると、ステップS117に処理を移行する。
(ステップS117)
ステップS117において、メインCPU301は、後で図46を用いて詳述する遊技状態移行処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、有効ライン上に表示された図柄の組み合わせに基づいて、遊技状態を移行する処理等を行う。そして、ステップS117の処理が終了すると、ステップS118に処理を移行する。
(ステップS118)
ステップS118において、メインCPU301は、後で図49を用いて詳述する表示時状態別処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、メイン制御基板300により管理される状態と、有効ライン上に表示された図柄の組み合わせに応じた処理を行う。そして、ステップS118の処理が終了すると、ステップS101に処理を移行し、繰り返しメインループ処理を実行する。
(スタートレバーチェック処理)
次に、図29に基づいて、図28のステップS103の処理により行われるスタートレバーチェック処理についての説明を行う。なお、図29はスタートレバーチェック処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS103−1)
ステップS103−1において、メインCPU301は、スタートスイッチがONであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、スタートスイッチ10swが遊技者によるスタートレバー10の操作を検出したか否かを判定する処理を行う。そして、スタートスイッチがONであると判定された場合には(ステップS103−1=Yes)、ステップS103−2に処理を移行し、スタートスイッチがONではないと判定された場合には(ステップS103−1=No)、ステップS103−1の処理を繰り返し実行する。
(ステップS103−2)
ステップS103−2において、メインCPU301は、投入枚数カウンタの値が「3」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている投入枚数カウンタの値が「3」であるか否かを判定する処理を行う。そして、投入枚数カウンタの値が「3」であると判定された場合には(ステップS103−2=Yes)、ステップS103−3に処理を移行し、投入枚数カウンタの値が「3」ではないと判定された場合には(ステップS103−2=No)、ステップS103−1に処理を移行する。
(ステップS103−3)
ステップS103−3において、メインCPU301は、再遊技作動中フラグをOFFにする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている再遊技作動中フラグ格納領域の値をOFFにする処理を行う。そして、ステップS103−3の処理が終了すると、スタートレバーチェック処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS104に処理を移行する。
(内部抽選処理)
次に、図30に基づいて、図28のステップS104の処理により行われる内部抽選処理についての説明を行う。なお、図30は内部抽選処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS104−1)
ステップS104−1において、メインCPU301は、抽選前エラーチェック処理を行う。具体的には、メインCPU301は、内部抽選処理により当選役を決定する前にエラーを検出する処理を行う。そして、ステップS104−1の処理が終了すると、ステップS104−2に処理を移行する。
なお、メインCPU301は、ステップS104−1の抽選前エラーチェック処理により、エラーが検出された場合に、復帰不可能エラー時処理を行う。
(ステップS104−2)
ステップS104−2において、メインCPU301は、ハード乱数取得処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メイン乱数発生器304により生成した乱数値を抽出する処理を行うとともに、抽出した乱数値をレジスタに記憶する処理を行う。そして、ステップS104−2の処理が終了すると、ステップS104−3に処理を移行する。
(ステップS104−3)
ステップS104−3において、メインCPU301は、当選番号初期値取得処理を行う。具体的には、メインCPU301は、当選役を決定するに際して当選番号の初期値を取得する処理を行う。ここで、本実施形態において、メインCPU301は、当選番号の初期値として「48」を取得し、レジスタに記憶する処理を行う。そして、ステップS104−3の処理が終了すると、ステップS104−4に処理を移行する。
(ステップS104−4)
ステップS104−4において、メインCPU301は、遊技状態取得処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技状態格納領域の値に基づいて、遊技状態を取得する処理を行う。そして、ステップS104−4の処理が終了すると、ステップS104−5に処理を移行する。
(ステップS104−5)
ステップS104−5において、メインCPU301は、当選役決定テーブルをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS104−4の遊技状態取得処理により取得した遊技状態に基づいて、メインROM302に記憶されている当選役決定テーブルをセットする処理を行う。そして、ステップS104−5の処理が終了すると、ステップS104−6に処理を移行する。
(ステップS104−6)
ステップS104−6において、メインCPU301は、抽選データ取得処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS104−5の処理によりセットされた当選役決定テーブルと、レジスタに記憶されている当選番号に基づいて、当選番号に対応する当選役に係るデータを取得する処理を行う。そして、ステップS104−6の処理が終了すると、ステップS104−7に処理を移行する。
(ステップS104−7)
ステップS104−7において、メインCPU301は、抽選値取得処理を行う。具体的には、メインCPU301は、レジスタに記憶されている当選番号に基づいて、現在セットされている当選役決定テーブルの抽選値を取得し、レジスタに記憶する処理を行う。そして、ステップS104−7の処理が終了すると、ステップS104−8に処理を移行する。
(ステップS104−8)
ステップS104−8において、メインCPU301は、抽選確認処理を行う。具体的には、メインCPU301は、レジスタに記憶されている乱数値から、ステップS104−7の抽選値取得処理により取得した抽選値を減算し、乱数値が記憶されていたレジスタの値を、減算した後の値に更新して記憶する処理を行う。そして、ステップS104−8の処理が終了すると、ステップS104−9に処理を移行する。
(ステップS104−9)
ステップS104−9において、メインCPU301は、当選したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS104−8の抽選確認処理によりレジスタに記憶された乱数値から、ステップS104−7の抽選値取得処理により取得した抽選値を減算する処理を行った結果、負の値となったか否かを判定する処理を行う。そして、当選したと判定された場合には(ステップS104−9=Yes)、内部抽選処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS105に処理を移行する。一方、当選していないと判定された場合には(ステップS104−9=No)、ステップS104−10に処理を移行する。
なお、当選したと判定された場合には(ステップS104−9=Yes)、レジスタに記憶されている当選番号に対応する当選役が決定される。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている当選役格納領域のうち、当選番号に対応する条件装置をONにする処理を行う。
(ステップS104−10)
ステップS104−10において、メインCPU301は、当選番号の値から「1」減算する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、レジスタに記憶している当選番号から「1」減算する処理を行う。そして、ステップS104−10の処理が終了すると、ステップS104−11に処理を移行する。
(ステップS104−11)
ステップS104−11において、メインCPU301は、当選番号の値が「0」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS104−10の処理により、レジスタに記憶されている当選番号の値から「1」減算した結果、当選番号の値が「0」となったか否かを判定する処理を行う。そして、当選番号の値が「0」であると判定された場合には(ステップS104−11=Yes)、内部抽選処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS105に処理を移行する。一方、当選番号の値が「0」ではないと判定された場合には(ステップS104−11=No)、ステップS104−4に処理を移行する。
なお、本実施形態において、当選番号の値が「0」となった場合には(ステップS104−11=YES)、当選役として「ハズレ」が決定されることとなる。
(ボーナス情報更新処理)
次に、図31に基づいて、図28のステップS105の処理により行われるボーナス情報更新処理についての説明を行う。なお、図31はボーナス情報更新処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS105−1)
ステップS105−1において、メインCPU301は、当選番号の値が「28」以上であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS104の内部抽選処理により決定された当選役の当選番号の値が「28」以上であるか否かを判定する処理を行う。そして、当選番号の値が「28」以上であると判定された場合には(ステップS105−1=Yes)、ステップS105−2に処理を移行し、当選番号の値が「28」以上ではないと判定された場合には(ステップS105−1=No)、ステップS105−6に処理を移行する。
(ステップS105−2)
ステップS105−2において、メインCPU301は、キャリーフラグ格納領域更新処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS104の内部抽選処理により決定されたボーナスの種類に基づいて、メインRAM303に設けられているキャリーフラグ格納領域の値を更新する処理を行う。例えば、ステップS104の内部抽選処理により、当選番号「28」の「赤セブンBB」が決定された場合には、メインRAM303に設けられているキャリーフラグ格納領域の「同色赤BB」に対応するビットをONにする処理を行う。そして、ステップS105−2の処理が終了すると、ステップS105−3に処理を移行する。
(ステップS105−3)
ステップS105−3において、メインCPU301は、当選番号の値が「48」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS104の内部抽選処理により決定された当選役の当選番号の値が「48」であるか否かを判定する処理を行う。そして、当選番号の値が「48」であると判定された場合には(ステップS105−3=Yes)、ステップS105−4に処理を移行し、当選番号の値が「48」ではないと判定された場合には(ステップS105−3=No)、ステップS105−5に処理を移行する。
(ステップS105−4)
ステップS105−4において、メインCPU301は、遊技状態をBB中第3RT遊技状態に移行する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技状態格納領域にBB中第3RT遊技状態に係る情報をセットする処理を行う。そして、ステップS105−4の処理が終了すると、ボーナス情報更新処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS106に処理を移行する。
(ステップS105−5)
ステップS105−5において、メインCPU301は、遊技状態を第5RT遊技状態に移行する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技状態格納領域に第5RT遊技状態に係る情報をセットする処理を行う。そして、ステップS105−5の処理が終了すると、ボーナス情報更新処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS106に処理を移行する。
(ステップS105−6)
ステップS105−5において、メインCPU301は、ボーナスフラグ設定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている当選役格納領域の値と、メインRAM303に設けられているキャリーフラグ格納領域の値の排他的論理和演算を行い、当該演算結果をメインRAM303に設けられている当選役格納領域に格納する処理を行う。そして、ステップS105−6の処理が終了すると、ボーナス情報更新処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS106に処理を移行する。
(スタート時状態別処理)
次に、図32に基づいて、図28のステップS106の処理により行われるスタート時状態別処理についての説明を行う。なお、図32はスタート時状態別処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS106−1)
ステップS106−1において、メインCPU301は、状態番号が「01」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態番号格納領域に格納されている値が「01」であるか否かを判定する処理を行う。そして、状態番号が「01」であると判定された場合には(ステップS106−1=Yes)、ステップS106−2に処理を移行し、状態番号が「01」ではないと判定された場合には(ステップS106−1=No)、ステップS106−3に処理を移行する。
(ステップS106−2)
ステップS106−2において、メインCPU301は、後で図33を用いて詳述する通常状態用処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、「BB」に当選した場合に、メイン制御基板300により管理される状態をBB準備状態に移行する処理等を行う。そして、ステップS106−2の処理が終了すると、スタート時状態別処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS107に処理を移行する。
(ステップS106−3)
ステップS106−3において、メインCPU301は、状態番号が「03」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態番号格納領域に格納されている値が「03」であるか否かを判定する処理を行う。そして、状態番号が「03」であると判定された場合には(ステップS106−3=Yes)、ステップS106−4に処理を移行し、状態番号が「03」ではないと判定された場合には(ステップS106−3=No)、ステップS106−5に処理を移行する。
(ステップS106−4)
ステップS106−4において、メインCPU301は、後で図34を用いて詳述するBB状態用処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、BB状態の終了後に、ART状態に移行するか否かを抽選する処理等を行う。そして、ステップS106−4の処理が終了すると、スタート時状態別処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS107に処理を移行する。
(ステップS106−5)
ステップS106−5において、メインCPU301は、状態番号が「05」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態番号格納領域に格納されている値が「05」であるか否かを判定する処理を行う。そして、状態番号が「05」であると判定された場合には(ステップS106−5=Yes)、ステップS106−6に処理を移行し、状態番号が「05」ではないと判定された場合には(ステップS106−5=No)、ステップS106−7に処理を移行する。
(ステップS106−6)
ステップS106−6において、メインCPU301は、後で図35を用いて詳述する第1転落待機状態用処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、「BB」に当選した場合に、メイン制御基板300により管理される状態をBB準備状態に移行する処理等を行う。そして、ステップS106−6の処理が終了すると、スタート時状態別処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS107に処理を移行する。
(ステップS106−7)
ステップS106−7において、メインCPU301は、状態番号が「06」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態番号格納領域に格納されている値が「06」であるか否かを判定する処理を行う。そして、状態番号が「06」であると判定された場合には(ステップS106−7=Yes)、ステップS106−8に処理を移行し、状態番号が「06」ではないと判定された場合には(ステップS106−7=No)、ステップS106−9に処理を移行する。
(ステップS106−8)
ステップS106−8において、メインCPU301は、後で図36を用いて詳述するART準備状態用処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、「BB」に当選した場合に、メイン制御基板300により管理される状態をART中BB準備状態に移行する処理等を行う。そして、ステップS106−8の処理が終了すると、スタート時状態別処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS107に処理を移行する。
(ステップS106−9)
ステップS106−9において、メインCPU301は、状態番号が「07」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態番号格納領域に格納されている値が「07」であるか否かを判定する処理を行う。そして、状態番号が「07」であると判定された場合には(ステップS106−9=Yes)、ステップS106−10に処理を移行し、状態番号が「07」ではないと判定された場合には(ステップS106−9=No)、ステップS106−11に処理を移行する。
(ステップS106−10)
ステップS106−10において、メインCPU301は、後で図37を用いて詳述するART状態用処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているART状態用ゲーム数カウンタの値を「1」減算する処理等を行う。そして、ステップS106−10の処理が終了すると、スタート時状態別処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS107に処理を移行する。
(ステップS106−11)
ステップS106−11において、メインCPU301は、状態番号が「09」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態番号格納領域に格納されている値が「09」であるか否かを判定する処理を行う。そして、状態番号が「09」であると判定された場合には(ステップS106−11=Yes)、ステップS106−12に処理を移行し、状態番号が「09」ではないと判定された場合には(ステップS106−11=No)、ステップS106−13に処理を移行する。
(ステップS106−12)
ステップS106−12において、メインCPU301は、後で図38を用いて詳述するART中BB状態用処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、ART状態において遊技可能なゲーム数を上乗せするか否かを抽選する処理等を行う。そして、ステップS106−12の処理が終了すると、スタート時状態別処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS107に処理を移行する。
(ステップS106−13)
ステップS106−13において、メインCPU301は、状態番号が「11」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態番号格納領域に格納されている値が「11」であるか否かを判定する処理を行う。そして、状態番号が「11」であると判定された場合には(ステップS106−13=Yes)、ステップS106−14に処理を移行し、状態番号が「11」ではないと判定された場合には(ステップS106−13=No)、スタート時状態別処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS107に処理を移行する。
(ステップS106−14)
ステップS106−14において、メインCPU301は、後で図39を用いて詳述する第2転落待機状態用処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、「BB」に当選した場合に、メイン制御基板300により管理される状態をART中BB準備状態に移行する処理等を行う。そして、ステップS106−14の処理が終了すると、スタート時状態別処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS107に処理を移行する。
(通常状態用処理)
次に、図33に基づいて、図32のステップS106−2の処理により行われる通常状態用処理についての説明を行う。なお、図33は通常状態用処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS106−2−1)
ステップS106−2−1において、メインCPU301は、当選番号の値が「28」以上であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS104の内部抽選処理により決定された当選役の当選番号の値が「28」以上であるか否かを判定する処理を行う。そして、当選番号の値が「28」以上であると判定された場合には(ステップS106−2−1=Yes)、ステップS106−2−2に処理を移行し、当選番号の値が「28」以上ではないと判定された場合には(ステップS106−2−1=No)、通常状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS107に処理を移行する。
(ステップS106−2−2)
ステップS106−2−2において、メインCPU301は、BB当選時用ART状態移行抽選処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインROM302に設けられているBB当選時用ART状態移行抽選テーブル(図22参照)と、メインRAM303に設けられている当選役格納領域に格納されている値に基づいて、BB状態終了後に、ART状態に移行するか否かを抽選する処理を行う。そして、ステップS106−2−2の処理が終了すると、ステップS106−2−3に処理を移行する。
(ステップS106−2−3)
ステップS106−2−3において、メインCPU301は、当選したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS106−2−2のBB当選時用ART状態移行抽選処理による抽選の結果、ART状態に移行することが決定されたか否かを判定する処理を行う。そして、当選したと判定された場合には(ステップS106−2−3=Yes)、ステップS106−2−4に処理を移行し、当選していないと判定された場合には(ステップS106−2−3=No)、ステップS106−2−5に処理を移行する。
(ステップS106−2−4)
ステップS106−2−4において、メインCPU301は、ART当選フラグをONにする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているART当選フラグ格納領域のART当選フラグをONにする処理を行う。そして、ステップS106−2−4の処理が終了すると、ステップS106−2−5に処理を移行する。
(ステップS106−2−5)
ステップS106−2−5において、メインCPU301は、メイン制御基板300により管理される状態をBB準備状態にする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に、BB準備状態に係る情報をセットする処理を行う。そして、ステップS106−2−5の処理が終了すると、通常状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS107に処理を移行する。
(BB状態用処理)
次に、図34に基づいて、図32のステップS106−4の処理により行われるBB状態用処理についての説明を行う。なお、図34はBB状態用処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS106−4−1)
ステップS106−4−1において、メインCPU301は、ART当選フラグがONであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているART当選フラグ格納領域に格納されている値に基づいて、ART当選フラグがONであるか否かを判定する処理を行う。そして、ART当選フラグがONであると判定された場合には(ステップS106−4−1=Yes)、BB状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS107に処理を移行する。一方、ART当選フラグがONではないと判定された場合には(ステップS106−4−1=No)、ステップS106−4−2に処理を移行する。
(ステップS106−4−2)
ステップS106−4−2において、メインCPU301は、BB中ART状態移行抽選処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインROM302に設けられているBB中ART状態移行抽選テーブル(図23参照)と、メインRAM303に設けられている当選役格納領域に格納されている値に基づいて、BB状態終了後に、ART状態に移行するか否かを抽選する処理を行う。そして、ステップS106−4−2の処理が終了すると、ステップS106−4−3に処理を移行する。
(ステップS106−4−3)
ステップS106−4−3において、メインCPU301は、当選したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS106−4−2のBB中ART状態移行抽選処理による抽選の結果、ART状態に移行することが決定されたか否かを判定する処理を行う。そして、当選したと判定された場合には(ステップS106−4−3=Yes)、ステップS106−4−4に処理を移行し、当選していないと判定された場合には(ステップS106−4−3=No)、BB状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS107に処理を移行する。
(ステップS106−4−4)
ステップS106−4−4において、メインCPU301は、ART当選フラグをONにする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているART当選フラグ格納領域のART当選フラグをONにする処理を行う。そして、ステップS106−4−4の処理が終了すると、BB状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS107に処理を移行する。
(第1転落待機状態用処理)
次に、図35に基づいて、図32のステップS106−6の処理により行われる第1転落待機状態用処理についての説明を行う。なお、図35は第1転落待機状態用処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS106−6−1)
ステップS106−6−1において、メインCPU301は、当選番号の値が「28」以上であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS104の内部抽選処理により決定された当選役の当選番号の値が「28」以上であるか否かを判定する処理を行う。そして、当選番号の値が「28」以上であると判定された場合には(ステップS106−6−1=Yes)、ステップS106−6−2に処理を移行し、当選番号の値が「28」以上ではないと判定された場合には(ステップS106−6−1=No)、第1転落待機状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS107に処理を移行する。
(ステップS106−6−2)
ステップS106−6−2において、メインCPU301は、メイン制御基板300により管理される状態をBB準備状態にする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に、BB準備状態に係る情報をセットする処理を行う。そして、ステップS106−6−2の処理が終了すると、第1転落待機状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS107に処理を移行する。
なお、第1転落待機状態において、当選番号の値が「28」以上であると判定された場合に(ステップS106−6−1=Yes)、メインROM302に設けられているBB当選時用ART状態移行抽選テーブル(図22参照)と、メインRAM303に設けられている当選役格納領域に格納されている値に基づいて、BB状態終了後に、ART状態に移行するか否かを抽選する処理を行うこととしてもよい。
(ART準備状態用処理)
次に、図36に基づいて、図32のステップS106−8の処理により行われるART準備状態用処理についての説明を行う。なお、図36はART準備状態用処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS106−8−1)
ステップS106−8−1において、メインCPU301は、当選番号の値が「28」以上であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS104の内部抽選処理により決定された当選役の当選番号の値が「28」以上であるか否かを判定する処理を行う。そして、当選番号の値が「28」以上であると判定された場合には(ステップS106−8−1=Yes)、ステップS106−8−2に処理を移行し、当選番号の値が「28」以上ではないと判定された場合には(ステップS106−8−1=No)、ART準備状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS107に処理を移行する。
(ステップS106−8−2)
ステップS106−8−2において、メインCPU301は、メイン制御基板300により管理される状態をART中BB準備状態にする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に、ART中BB準備状態に係る情報をセットする処理を行う。そして、ステップS106−8−2の処理が終了すると、ART準備状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS107に処理を移行する。
(ART状態用処理)
次に、図37に基づいて、図32のステップS106−10の処理により行われるART状態用処理についての説明を行う。なお、図37はART状態用処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS106−10−1)
ステップS106−10−1において、メインCPU301は、ART状態用ゲーム数カウンタの値から「1」減算する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているART状態用ゲーム数カウンタの値から「1」減算する処理を行う。そして、ステップS106−10−1の処理が終了すると、ステップS106−10−2に処理を移行する。
(ステップS106−10−2)
ステップS106−10−2において、メインCPU301は、ART状態用ゲーム数上乗せ抽選処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインROM302に設けられているART状態用上乗せ抽選テーブル(図24参照)と、メインRAM303に設けられている当選役格納領域に格納されている値に基づいて、ART状態において、遊技可能なゲーム数を上乗せするか否かを抽選する処理を行う。そして、ステップS106−10−2の処理が終了すると、ステップS106−10−3に処理を移行する。
(ステップS106−10−3)
ステップS106−10−3において、メインCPU301は、当選したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS106−10−2のART状態用ゲーム数上乗せ抽選処理を行った結果、ART状態用ゲーム数カウンタを上乗せすることが決定されたか否かを判定する処理を行う。そして、当選したと判定された場合には(ステップS106−10−3=Yes)、ステップS106−10−4に処理を移行し、当選していないと判定された場合には(ステップS106−10−3=No)、ステップS106−10−5に処理を移行する。
(ステップS106−10−4)
ステップS106−10−4において、メインCPU301は、ART状態用ゲーム数カウンタ加算処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているART状態用ゲーム数カウンタに格納されている値に、ステップS106−10−2のART状態用ゲーム数上乗せ抽選処理により決定された値を加算する処理を行う。そして、ステップS106−10−4の処理が終了すると、ステップS106−10−5に処理を移行する。
(ステップS106−10−5)
ステップS106−10−5において、メインCPU301は、当選番号の値が「28」以上であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS104の内部抽選処理により決定された当選役の当選番号の値が「28」以上であるか否かを判定する処理を行う。そして、当選番号の値が「28」以上であると判定された場合には(ステップS106−10−5=Yes)、ステップS106−10−6に処理を移行し、当選番号の値が「28」以上ではないと判定された場合には(ステップS106−10−5=No)、ステップS106−10−7に処理を移行する。
(ステップS106−10−6)
ステップS106−10−6において、メインCPU301は、メイン制御基板300により管理される状態をART中BB準備状態に移行する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域にART中BB準備状態に係る情報をセットする処理を行う。そして、ステップS106−10−6の処理が終了すると、ART状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS107に処理を移行する。
(ステップS106−10−7)
ステップS106−10−7において、メインCPU301は、ART状態用ゲーム数カウンタの値が「0」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS106−10−1の処理により、メインRAM303に設けられているART状態用ゲーム数カウンタの値から「1」減算した結果、メインRAM303に設けられているART状態用ゲーム数カウンタの値が「0」となったか否かを判定する処理を行う。そして、ART状態用ゲーム数カウンタの値が「0」であると判定された場合には(ステップS106−10−7=Yes)、ステップS106−10−8に処理を移行し、ART状態用ゲーム数カウンタの値が「0」ではないと判定された場合には(ステップS106−10−7=No)、ART状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS107に処理を移行する。
(ステップS106−10−8)
ステップS106−10−8において、メインCPU301は、メイン制御基板300により管理される状態を第2転落待機状態に移行する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に第2転落待機状態に係る情報をセットする処理を行う。そして、ステップS106−10−8の処理が終了すると、ART状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS107に処理を移行する。
(ART中BB状態用処理)
次に、図38に基づいて、図32のステップS106−12の処理により行われるART中BB状態用処理についての説明を行う。なお、図38はART中BB状態用処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS106−12−1)
ステップS106−12−1において、メインCPU301は、ART中BB状態用ゲーム数上乗せ抽選処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインROM302に設けられているBB中上乗せ抽選テーブル(図25参照)と、メインRAM303に設けられている当選役格納領域に格納されている値に基づいて、ART状態において、遊技可能なゲーム数を上乗せするか否かを抽選する処理を行う。そして、ステップS106−12−1の処理が終了すると、ステップS106−12−2に処理を移行する。
(ステップS106−12−2)
ステップS106−12−2において、メインCPU301は、当選したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS106−12−2のART中BB状態用ゲーム数上乗せ抽選処理を行った結果、ART状態用ゲーム数カウンタを上乗せすることが決定されたか否かを判定する処理を行う。そして、当選したと判定された場合には(ステップS106−12−2=Yes)、ステップS106−12−3に処理を移行し、当選していないと判定された場合には(ステップS106−12−2=No)、ART中BB状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS107に処理を移行する。
(ステップS106−12−3)
ステップS106−12−3において、メインCPU301は、ART状態用ゲーム数カウンタ加算処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているART状態用ゲーム数カウンタに格納されている値に、ステップS106−12−1のART中BB状態用ゲーム数上乗せ抽選処理により決定されたART状態用ゲーム数カウンタに加算する処理を行う。そして、ステップS106−12−3の処理が終了すると、ART中BB状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS107に処理を移行する。
(第2転落待機状態用処理)
次に、図39に基づいて、図32のステップS106−14の処理により行われる第2転落待機状態用処理についての説明を行う。なお、図39は第2転落待機状態用処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS106−14−1)
ステップS106−14−1において、メインCPU301は、当選番号の値が「28」以上であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS104の内部抽選処理により決定された当選役の当選番号の値が「28」以上であるか否かを判定する処理を行う。そして、当選番号の値が「28」以上であると判定された場合には(ステップS106−14−1=Yes)、ステップS106−14−2に処理を移行し、当選番号の値が「28」以上ではないと判定された場合には(ステップS106−14−1=No)、第2転落待機状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS107に処理を移行する。
(ステップS106−14−2)
ステップS106−14−2において、メインCPU301は、メイン制御基板300により管理される状態をART中BB準備状態にする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に、ART中BB準備状態に係る情報をセットする処理を行う。そして、ステップS106−14−2の処理が終了すると、第2転落待機状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS107に処理を移行する。
(図柄コード設定処理)
次に、図40に基づいて、図28のステップS107の処理により行われる図柄コード設定処理についての説明を行う。なお、図40は図柄コード設定処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS107−1)
ステップS107−1において、メインCPU301は、停止制御番号取得処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS104の内部抽選処理により決定した当選役の当選番号を停止制御番号として、メインRAM303に設けられている停止制御番号格納領域に格納するとともに、レジスタにセットする処理を行う。そして、ステップS107−1の処理が終了すると、ステップS107−2に処理を移行する。
(ステップS107−2)
ステップS107−2において、メインCPU301は、リール回転開始受付コマンドをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、リール回転開始受付コマンドを払出基板350及びサブ制御基板400に対して送信するために、当該リール回転開始受付コマンドを、メインRAM303に設けられているメイン用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。ここで、「リール回転開始受付コマンド」とは、スタートレバー10の操作が受け付けられた旨の情報等を有するコマンドである。そして、ステップS107−2の処理が終了すると、ステップS107−3に処理を移行する。
(ステップS107−3)
ステップS107−3において、メインCPU301は、回胴演出抽選処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、左リール18、中リール19、右リール20を回転させる回胴演出を行うか否かを抽選する処理を行い、当該抽選に当選した場合には、メインRAM303に設けられている回胴演出情報格納領域に、当選した回胴演出に係る情報を格納する処理を行う。そして、ステップS107−3の処理が終了すると、ステップS107−4に処理を移行する。
(ステップS107−4)
ステップS107−4において、メインCPU301は、条件装置コマンドをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、条件装置コマンドを払出基板350及びサブ制御基板400に対して送信するために、当該条件装置コマンドを、メインRAM303に設けられているメイン用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。ここで、「条件装置コマンド」とは、当選役に係る情報や、実行することとなる回胴演出に係る情報等を有するコマンドである。そして、ステップS107−4の処理が終了すると、図柄コード設定処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS108に処理を移行する。
(リール回転開始準備処理)
次に、図41に基づいて、図28のステップS108の処理により行われるリール回転開始準備処理についての説明を行う。なお、図41はリール回転開始準備処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS108−1)
ステップS108−1において、メインCPU301は、回胴演出設定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている回胴演出情報格納領域に格納されている情報に基づいて、回胴演出を実行するための情報をセットする処理を行うとともに、回胴演出を実行する処理を行う。そして、ステップS108−1の処理が終了すると、ステップS108−2に処理を移行する。
(ステップS108−2)
ステップS108−2において、メインCPU301は、最小遊技時間が経過したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、前回の遊技において、後述のステップS108−3の処理により設定されたタイマカウンタの値が「0」になったか否かを判定する処理を行う。そして、最小遊技時間が経過したと判定された場合には(ステップS108−2=Yes)、ステップS108−3に処理を移行し、最小遊技時間が経過していないと判定された場合には(ステップS108−2=No)、最小遊技時間が経過するまで、ステップS108−2の処理を繰り返し実行する。
(ステップS108−3)
ステップS108−3において、メインCPU301は、最小遊技時間をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、遊技に対する射幸性を抑えるために、前回の遊技におけるステップS108−3の処理から今回の遊技におけるステップS108−2の処理までの時間が最小遊技時間未満とならないように、最小遊技時間をタイマカウンタにセットする処理を行う。ここで、本実施形態において、最小遊技時間は、約「4.1」秒である。そして、ステップS108−3の処理が終了すると、ステップS108−4に処理を移行する。
(ステップS108−4)
ステップS108−4において、メインCPU301は、リール回転開始コマンドをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、リール回転開始コマンドをサブ制御基板400に対して送信するために、当該リール回転開始コマンドをメインRAM303に設けられているメイン用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。ここで、リール回転開始コマンドとは、左リール18、中リール19、右リール20の回転が開始される旨の情報を有するコマンドである。そして、ステップS108−4の処理が終了すると、リール回転開始準備処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS109に処理を移行する。
(リール停止前処理)
次に、図42に基づいて、図28のステップS109の処理により行われるリール停止前処理についての説明を行う。なお、図42はリール停止前処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS109−1)
ステップS109−1において、メインCPU301は、引込予想リール検索初期値をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、引込予想リール検索初期値として、右リール20に対応するデータ「100B」を、レジスタにセットする処理を行う。そして、ステップS109−1の処理が終了すると、ステップS109−2に処理を移行する。
(ステップS109−2)
ステップS109−2において、メインCPU301は、リールが回転中であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS109−1の処理でセットした引込予想リール検索初期値、または後述のステップS109−4により更新された検索対象リールの値に基づいて、検索対象である左リール18、中リール19、右リール20が回転中であるか否かを判定する処理を行う。そして、リールが回転中であると判定された場合には(ステップS109−2=Yes)、ステップS109−3に処理を移行し、リールが回転中でないと判定された場合には(ステップS109−2=No)、ステップS109−4に処理を移行する。
(ステップS109−3)
ステップS109−3において、メインCPU301は、引込予想処理を行う。具体的には、メインCPU301は、まず、仮想停止位置の初期値をセットし、仮想停止位置に応じた引込優先順位を取得し、メインRAM303に設けられている引込優先順位格納領域に格納する処理を行う。そして、ステップS109−3の処理が終了すると、ステップS109−4に処理を移行する。
なお、メインCPU301は、ステップS109−3の引込予想処理により、メインRAM303に設けられている引込優先順位格納領域に格納されたデータを所定のタイミングでクリアする処理を行う。
(ステップS109−4)
ステップS109−4において、メインCPU301は、次の検索対象リールを取得する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、検索対象リールが停止していると判定された場合(ステップS109−2=No)、またはステップS109−3の引込予想処理において、検索対象リールの引込予想処理が終了した場合に、次の検索対象リールを取得するために、レジスタにセットされている値を右シフトする処理を行う。そして、ステップS109−4の処理が終了すると、ステップS109−5に処理を移行する。
(ステップS109−5)
ステップS109−5において、メインCPU301は、全リールの処理が終了したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、左リール18、中リール19、右リール20の全てのリールの引込予想処理が終了したか否かを判定する処理を行う。そして、全リールの処理が終了したと判定された場合には(ステップS109−5=Yes)、リール停止前処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS110に処理を移行する。一方、全リールの処理が終了していないと判定された場合には(ステップS109−5=No)、ステップS109−2に処理を移行し、左リール18、中リール19、右リール20の全てのリールに対する引込予想処理が終了するまで、同様の処理を繰り返し実行する。
(リール回転中処理)
次に、図43に基づいて、図28のステップS113の処理により行われるリール回転中処理についての説明を行う。なお、図43はリール回転中処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS113−1)
ステップS113−1において、メインCPU301は、停止ボタン押圧時であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、左停止スイッチ11sw、中停止スイッチ12sw、右停止スイッチ13swが遊技者による左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の操作を検出したか否かを判定する処理を行う。そして、停止ボタンが押圧されたと判定された場合には(ステップS113−1=Yes)、ステップS113−2に処理を移行し、停止ボタンが押圧されていないと判定された場合には(ステップS113−1=No)、リール回転中処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS114に処理を移行する。
(ステップS113−2)
ステップS113−2において、メインCPU301は、操作可能状態フラグをOFFにする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、操作された左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13に基づいて、メインRAM303に設けられている操作可能状態フラグ格納領域の左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13に対応する操作可能状態フラグをOFFにする処理を行う。そして、ステップS113−2の処理が終了すると、ステップS113−3に処理を移行する。
(ステップS113−3)
ステップS113−3において、メインCPU301は、押圧情報保存処理を行う。具体的には、メインCPU301は、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13のうち、操作された停止ボタンに対応する左リール18、中リール19、右リール20と、左ステッピングモータ151、中ステッピングモータ152、右ステッピングモータ153に供給しているパルスカウンタの値に基づいて、押圧基準位置を取得し、メインRAM303に設けられている押圧基準位置格納領域に格納する処理を行う。そして、ステップS113−3の処理が終了すると、ステップS113−4に処理を移行する。
(ステップS113−4)
ステップS113−4において、メインCPU301は、滑りコマ数取得処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインROM302に設けられている停止テーブル(図示せず)と、引込優先順位と、内部抽選処理により決定された当選役と、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の操作順序等に基づいて、滑りコマ数を取得する処理を行う。ここで、本実施の形態において、メインCPU301は、滑りコマ数として、「0」コマから「4」コマの範囲内で滑りコマ数を決定する処理を行う。そして、ステップS113−4の処理が終了すると、ステップS113−5に処理を移行する。
(ステップS113−5)
ステップS113−5において、メインCPU301は、リール停止処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS113−3の押圧情報保存処理により保存された押圧基準位置と、ステップS113−4の滑りコマ数取得処理により取得した滑りコマ数とに基づいて、リールを停止させる処理を行う。そして、ステップS113−5の処理が終了すると、ステップS113−6に処理を移行する。
(ステップS113−6)
ステップS113−6において、メインCPU301は、リール停止コマンドをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、リール停止コマンドを払出基板350及びサブ制御基板400に対して送信するために、当該リール停止コマンドを、メインRAM303に設けられているメイン用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。ここで、「リール停止コマンド」とは、押圧基準位置や、滑りコマ数の情報等を有するコマンドである。そして、ステップS113−6の処理が終了すると、リール回転中処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS114に処理を移行する。
(表示判定コマンド受信待機処理)
次に、図44に基づいて、図28のステップS115の処理により行われる表示判定コマンド受信待機処理についての説明を行う。なお、図44は表示判定コマンド受信待機処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS115−1)
ステップS115−1において、メインCPU301は、表示判定コマンドを受信したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、払出基板350から表示判定コマンドを受信したか否かを判定する処理を行う。更に具体的には、メインCPU301は、メインRAM303の所定の領域に表示判定コマンドに係る情報が格納されているか否かを判定する処理を行う。そして、表示判定コマンドを受信したと判定された場合には(ステップS115−1=Yes)、ステップS115−2に処理を移行し、表示判定コマンドを受信していないと判定された場合には(ステップS115−1=No)、払出基板350から表示判定コマンドを受信するまでステップS115−1の処理を繰り返し実行する。
(ステップS115−2)
ステップS115−2において、メインCPU301は、リプレイに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、払出基板350から受信した表示判定コマンドに基づいて、リプレイに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。そして、リプレイに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたと判定された場合には(ステップS115−2=Yes)、ステップS115−3に処理を移行し、リプレイに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されていないと判定された場合には(ステップS115−2=No)、表示判定コマンド受信待機処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS116に処理を移行する。
(ステップS115−3)
ステップS115−3において、メインCPU301は、再遊技作動中フラグをONにする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている再遊技作動中フラグ格納領域の値をONにする処理を行う。そして、ステップS115−3の処理が終了すると、表示判定コマンド受信待機処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS116に処理を移行する。
(メダル払出終了コマンド受信待機処理)
次に、図45に基づいて、図28のステップS116の処理により行われるメダル払出終了コマンド受信待機処理についての説明を行う。なお、図45はメダル払出終了コマンド受信待機処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS116−1)
ステップS116−1において、メインCPU301は、メダル払出終了コマンドを受信したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、払出基板350からメダル払出終了コマンドを受信したか否かを判定する処理を行う。更に具体的には、メインCPU301は、メインRAM303の所定の領域にメダル払出終了コマンドに係る情報が格納されているか否かを判定する処理を行う。そして、メダル払出終了コマンドを受信したと判定された場合には(ステップS116−1=Yes)、メダル払出終了コマンド受信待機処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS117に処理を移行する。一方、メダル払出終了コマンドを受信していないと判定された場合には(ステップS116−1=No)、払出基板350からメダル払出終了コマンドを受信するまでステップS116−1の処理を繰り返し実行する。
(遊技状態移行処理)
次に、図46に基づいて、図28のステップS117の処理により行われる遊技状態移行処理についての説明を行う。なお、図46は遊技状態移行処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS117−1)
ステップS117−1において、メインCPU301は、遊技状態がBB中第2RT遊技状態であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技状態格納領域に格納されている値に基づいて、現在の遊技状態がBB中第2RT遊技状態であるか否かを判定する処理を行う。そして、遊技状態がBB中第2RT遊技状態であると判定された場合には(ステップS117−1=Yes)、ステップS117−3に処理を移行し、遊技状態がBB中第2RT遊技状態ではないと判定された場合には(ステップS117−1=No)、ステップS117−2に処理を移行する。
(ステップS117−2)
ステップS117−2において、メインCPU301は、遊技状態がBB中第3RT遊技状態であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技状態格納領域に格納されている値に基づいて、現在の遊技状態がBB中第3RT遊技状態であるか否かを判定する処理を行う。そして、遊技状態がBB中第3RT遊技状態であると判定された場合には(ステップS117−2=Yes)、ステップS117−3に処理を移行し、遊技状態がBB中第3RT遊技状態ではないと判定された場合には(ステップS117−2=No)、ステップS117−4に処理を移行する。
(ステップS117−3)
ステップS117−3において、メインCPU301は、後で図47を用いて詳述するBB作動中処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、「JACに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示された場合に、遊技状態を移行する処理等を行う。そして、ステップS117−3の処理が終了すると、遊技状態移行処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS118に処理を移行する。
(ステップS117−4)
ステップS117−4において、メインCPU301は、遊技状態が第3RT中RB遊技状態であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技状態格納領域に格納されている値に基づいて、現在の遊技状態が第3RT中RB遊技状態であるか否かを判定する処理を行う。そして、遊技状態が第3RT中RB遊技状態であると判定された場合には(ステップS117−4=Yes)、ステップS117−5に処理を移行し、遊技状態が第3RT中RB遊技状態ではないと判定された場合には(ステップS117−4=No)、ステップS117−6に処理を移行する。
(ステップS117−5)
ステップS117−5において、メインCPU301は、後で図48を用いて詳述するRB作動中処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている入賞回数カウンタの値や、メインRAM303に設けられている遊技可能回数カウンタの値に基づいて、遊技状態を移行する処理等を行う。そして、ステップS117−5の処理が終了すると、遊技状態移行処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS118に処理を移行する。
(ステップS117−6)
ステップS117−6において、メインCPU301は、第1RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、払出基板350により送信された表示判定コマンドに係る情報に基づいて、第1RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。そして、第1RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたと判定された場合には(ステップS117−6=Yes)、ステップS117−7に処理を移行し、第1RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されていないと判定された場合には(ステップS117−6=No)、ステップS117−8に処理を移行する。
(ステップS117−7)
ステップS117−7において、メインCPU301は、遊技状態を第1RT遊技状態に移行する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技状態格納領域に第1RT遊技状態に係る情報をセットする処理を行う。そして、ステップS117−7の処理が終了すると、遊技状態移行処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS118に処理を移行する。
(ステップS117−8)
ステップS117−8において、メインCPU301は、第3RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、払出基板350により送信された表示判定コマンドに係る情報に基づいて、第3RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。そして、第3RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたと判定された場合には(ステップS117−8=Yes)、ステップS117−9に処理を移行し、第3RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されていないと判定された場合には(ステップS117−8=No)、ステップS117−10に処理を移行する。
(ステップS117−9)
ステップS117−9において、メインCPU301は、遊技状態を非BB中第3RT遊技状態に移行する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技状態格納領域に非BB中第3RT遊技状態に係る情報をセットする処理を行う。そして、ステップS117−9の処理が終了すると、遊技状態移行処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS118に処理を移行する。
(ステップS117−10)
ステップS117−10において、メインCPU301は、第4RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、払出基板350により送信された表示判定コマンドに係る情報に基づいて、第4RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。そして、第4RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたと判定された場合には(ステップS117−10=Yes)、ステップS117−11に処理を移行し、第4RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されていないと判定された場合には(ステップS117−10=No)、ステップS117−12に処理を移行する。
(ステップS117−11)
ステップS117−11において、メインCPU301は、遊技状態を第4RT遊技状態に移行する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技状態格納領域に第4RT遊技状態に係る情報をセットする処理を行う。そして、ステップS117−11の処理が終了すると、遊技状態移行処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS118に処理を移行する。
(ステップS117−12)
ステップS117−12において、メインCPU301は、BBに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、払出基板350により送信された表示判定コマンドに係る情報に基づいて、BBに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。そして、BBに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたと判定された場合には(ステップS117−12=Yes)、ステップS117−13に処理を移行し、BBに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されていないと判定された場合には(ステップS117−12=No)、遊技状態移行処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS118に処理を移行する。
(ステップS117−13)
ステップS117−13において、メインCPU301は、BB作動時処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている払出枚数カウンタの値に所定の値をセットする処理や、メインRAM303に設けられているキャリーフラグ格納領域の値をクリアする処理等を行う。ここで、ステップS117−13のBB作動時処理において設定される払出枚数カウンタの値は適宜設定可能である。そして、ステップS117−13の処理が終了すると、ステップS117−14に処理を移行する。
(ステップS117−14)
ステップS117−14において、メインCPU301は、遊技状態をBB中第2RT遊技状態に移行する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技状態格納領域にBB中第2RT遊技状態に係る情報をセットする処理を行う。そして、ステップS117−14の処理が終了すると、遊技状態移行処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS118に処理を移行する。
(BB作動中処理)
次に、図47に基づいて、図46のステップS117−3の処理により行われるBB作動中処理についての説明を行う。なお、図47はBB作動中処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS117−3−1)
ステップS117−3−1において、メインCPU301は、JACに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、払出基板350により送信された表示判定コマンドに係る情報に基づいて、JACに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。そして、JACに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたと判定された場合には(ステップS117−3−1=Yes)、ステップS117−3−2に処理を移行し、JACに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されていないと判定された場合には(ステップS117−3−1=No)、ステップS117−3−5に処理を移行する。
(ステップS117−3−2)
ステップS117−3−2において、メインCPU301は、遊技状態を第3RT中RB遊技状態に移行する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技状態格納領域に第3RT中RB遊技状態に係る情報をセットする処理を行う。そして、ステップS117−3−2の処理が終了すると、ステップS117−3−3に処理を移行する。
(ステップS117−3−3)
ステップS117−3−3において、メインCPU301は、キャリーフラグ格納領域をクリアする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているキャリーフラグ格納領域をクリアする処理を行う。そして、ステップS117−3−3の処理が終了すると、ステップS117−3−4に処理を移行する。
(ステップS117−3−4)
ステップS117−3−4において、メインCPU301は、カウンタ設定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている入賞回数カウンタの値に所定の値をセットする処理を行うとともに、メインRAM303に設けられている遊技可能回数カウンタの値に所定の値をセットする処理を行う。ここで、ステップS117−3−4のカウンタ設定処理においてセットされる入賞回数カウンタの値や、遊技可能回数カウンタの値は、適宜設定可能である。そして、ステップS117−3−4の処理が終了すると、BB作動中処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS118に処理を移行する。
(ステップS117−3−5)
ステップS117−3−5において、メインCPU301は、払出枚数カウンタ減算処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている払出枚数カウンタの値から、払出基板350により送信されたメダル払出終了コマンドに係る情報に基づいて、遊技者に対して払い出したメダルの枚数の値を減算する処理を行う。そして、ステップS117−3−5の処理が終了すると、ステップS117−3−6に処理を移行する。
(ステップS117−3−6)
ステップS117−3−6において、メインCPU301は、払出枚数カウンタの値が「0」未満であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS117−3−5の払出枚数カウンタ減算処理により、メインRAM303に設けられている払出枚数カウンタの値から、払出基板350により送信されたメダル払出終了コマンドに係る情報に基づいて、遊技者に対して払い出したメダルの枚数の値を減算した結果、払出枚数カウンタの値が負の値となったか否かを判定する処理を行う。そして、払出枚数カウンタの値が「0」未満であると判定された場合には(ステップS117−3−6=Yes)、ステップS117−3−7に処理を移行し、払出枚数カウンタの値が「0」未満ではないと判定された場合には(ステップS117−3−6=No)、BB作動中処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS118に処理を移行する。
(ステップS117−3−7)
ステップS117−3−7において、メインCPU301は、遊技状態がBB中第2RT遊技状態であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技状態格納領域に格納されている値に基づいて、現在の遊技状態がBB中第2RT遊技状態であるか否かを判定する処理を行う。そして、遊技状態がBB中第2RT遊技状態であると判定された場合には(ステップS117−3−7=Yes)、ステップS117−3−8に処理を移行し、遊技状態がBB中第2RT遊技状態ではないと判定された場合には(ステップS117−3−7=No)、ステップS117−3−9に処理を移行する。
(ステップS117−3−8)
ステップS117−3−8において、メインCPU301は、遊技状態を非BB中第2RT遊技状態に移行する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技状態格納領域に非BB中第2RT遊技状態に係る情報をセットする処理を行う。そして、ステップS117−3−8の処理が終了すると、BB作動中処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS118に処理を移行する。
(ステップS117−3−9)
ステップS117−3−9において、メインCPU301は、遊技状態を非BB中第3RT遊技状態に移行する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技状態格納領域に非BB中第3RT遊技状態に係る情報をセットする処理を行う。そして、ステップS117−3−9の処理が終了すると、BB作動中処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS118に処理を移行する。
(RB作動中処理)
次に、図48に基づいて、図46のステップS117−5の処理により行われるRB作動中処理についての説明を行う。なお、図48はRB作動中処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS117−5−1)
ステップS117−5−1において、メインCPU301は、遊技可能回数カウンタの値から「1」減算する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技可能回数カウンタの値から「1」減算する処理を行う。そして、ステップS117−5−1の処理が終了すると、ステップS117−5−2に処理を移行する。
(ステップS117−5−2)
ステップS117−5−2において、メインCPU301は、入賞が成立したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、払出基板350により送信された表示判定コマンドに係る情報に基づいて、入賞に係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。そして、入賞が成立したと判定された場合には(ステップS117−5−2=Yes)、ステップS117−5−3に処理を移行し、入賞が成立していないと判定された場合には(ステップS117−5−2=No)、ステップS117−5−9に処理を移行する。
(ステップS117−5−3)
ステップS117−5−3において、メインCPU301は、払出枚数カウンタ減算処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている払出枚数カウンタの値から、払出基板350により送信されたメダル払出終了コマンドに係る情報に基づいて、遊技者に対して払い出したメダルの枚数の値を減算する処理を行う。そして、ステップS117−5−3の処理が終了すると、ステップS117−5−4に処理を移行する。
(ステップS117−5−4)
ステップS117−5−4において、メインCPU301は、払出枚数カウンタの値が「0」未満であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS117−5−3の払出枚数カウンタ減算処理により、メインRAM303に設けられている払出枚数カウンタの値から、払出基板350により送信されたメダル払出終了コマンドに係る情報に基づいて、遊技者に対して払い出したメダルの枚数の値を減算した結果、払出枚数カウンタの値が負の値となったか否かを判定する処理を行う。そして、払出枚数カウンタの値が「0」未満であると判定された場合には(ステップS117−5−4=Yes)、ステップS117−5−5に処理を移行し、払出枚数カウンタの値が「0」未満ではないと判定された場合には(ステップS117−5−4=No)、ステップS117−5−6に処理を移行する。
(ステップS117−5−5)
ステップS117−5−5において、メインCPU301は、遊技状態を非RT遊技状態に移行する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技状態格納領域に非RT遊技状態に係る情報をセットする処理を行う。そして、ステップS117−5−5の処理が終了すると、RB作動中処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS118に処理を移行する。
(ステップS117−5−6)
ステップS117−5−6において、メインCPU301は、入賞回数カウンタの値から「1」減算する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている入賞回数カウンタの値から「1」減算する処理を行う。そして、ステップS117−5−6の処理が終了すると、ステップS117−5−7に処理を移行する。
(ステップS117−5−7)
ステップS117−5−7において、メインCPU301は、入賞回数カウンタの値が「0」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS117−5−6の処理により、メインRAM303に設けられている入賞回数カウンタの値から「1」減算した結果、メインRAM303に設けられている入賞回数カウンタの値が「0」となったか否かを判定する処理を行う。そして、入賞回数カウンタの値が「0」であると判定された場合には(ステップS117−5−7=Yes)、ステップS117−5−8に処理を移行し、入賞回数カウンタの値が「0」ではないと判定された場合には(ステップS117−5−7=No)、ステップS117−5−9に処理を移行する。
(ステップS117−5−8)
ステップS117−5−8において、メインCPU301は、遊技状態をBB中第3RT遊技状態に移行する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技状態格納領域にBB中第3RT遊技状態に係る情報をセットする処理を行う。そして、ステップS117−5−8の処理が終了すると、RB作動中処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS118に処理を移行する。
(ステップS117−5−9)
ステップS117−5−9において、メインCPU301は、遊技可能回数カウンタの値が「0」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS117−5−1の処理により、メインRAM303に設けられている遊技可能回数カウンタの値から「1」減算した結果、メインRAM303に設けられている遊技可能回数カウンタの値が「0」となったか否かを判定する処理を行う。そして、遊技可能回数カウンタの値が「0」であると判定された場合には(ステップS117−5−9=Yes)、ステップS117−5−10に処理を移行し、遊技可能回数カウンタの値が「0」ではないと判定された場合には(ステップS117−5−9=No)、RB作動中処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS118に処理を移行する。
(ステップS117−5−10)
ステップS117−5−10において、メインCPU301は、遊技状態をBB中第3RT遊技状態に移行する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技状態格納領域にBB中第3RT遊技状態に係る情報をセットする処理を行う。そして、ステップS117−5−10の処理が終了すると、RB作動中処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS118に処理を移行する。
(表示時状態別処理)
次に、図49に基づいて、図28のステップS118の処理により行われる表示時状態別処理についての説明を行う。なお、図49は表示時状態別処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS118−1)
ステップS118−1において、メインCPU301は、状態番号が「01」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態番号格納領域に格納されている値が「01」であるか否かを判定する処理を行う。そして、状態番号が「01」であると判定された場合には(ステップS118−1=Yes)、ステップS118−2に処理を移行し、状態番号が「01」ではないと判定された場合には(ステップS118−1=No)、ステップS118−3に処理を移行する。
(ステップS118−2)
ステップS118−2において、メインCPU301は、後で図50を用いて詳述する表示時通常状態用処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、第3RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示された場合に、メイン制御基板300により管理される状態をART準備状態に移行する処理を行う。そして、ステップS118−2の処理が終了すると、表示時状態別処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
(ステップS118−3)
ステップS118−3において、メインCPU301は、状態番号が「02」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態番号格納領域に格納されている値が「02」であるか否かを判定する処理を行う。そして、状態番号が「02」であると判定された場合には(ステップS118−3=Yes)、ステップS118−4に処理を移行し、状態番号が「02」ではないと判定された場合には(ステップS118−3=No)、ステップS118−5に処理を移行する。
(ステップS118−4)
ステップS118−4において、メインCPU301は、後で図51を用いて詳述する表示時BB準備状態用処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、BBに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示された場合に、メイン制御基板300により管理される状態をBB状態に移行する処理を行う。そして、ステップS118−4の処理が終了すると、表示時状態別処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
(ステップS118−5)
ステップS118−5において、メインCPU301は、状態番号が「03」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態番号格納領域に格納されている値が「03」であるか否かを判定する処理を行う。そして、状態番号が「03」であると判定された場合には(ステップS118−5=Yes)、ステップS118−6に処理を移行し、状態番号が「03」ではないと判定された場合には(ステップS118−5=No)、ステップS118−7に処理を移行する。
(ステップS118−6)
ステップS118−6において、メインCPU301は、後で図52を用いて詳述する表示時BB状態用処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、JACに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示された場合に、メイン制御基板300により管理される状態をRB状態に移行する処理等を行う。そして、ステップS118−6の処理が終了すると、表示時状態別処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
(ステップS118−7)
ステップS118−7において、メインCPU301は、状態番号が「04」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態番号格納領域に格納されている値が「04」であるか否かを判定する処理を行う。そして、状態番号が「04」であると判定された場合には(ステップS118−7=Yes)、ステップS118−8に処理を移行し、状態番号が「04」ではないと判定された場合には(ステップS118−7=No)、ステップS118−9に処理を移行する。
(ステップS118−8)
ステップS118−8において、メインCPU301は、後で図53を用いて詳述する表示時RB状態用処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、RB終了時であって、BB終了時である場合に、メイン制御基板300により管理される状態を通常状態に移行する処理等を行う。そして、ステップS118−8の処理が終了すると、表示時状態別処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
(ステップS118−9)
ステップS118−9において、メインCPU301は、状態番号が「05」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態番号格納領域に格納されている値が「05」であるか否かを判定する処理を行う。そして、状態番号が「05」であると判定された場合には(ステップS118−9=Yes)、ステップS118−10に処理を移行し、状態番号が「05」ではないと判定された場合には(ステップS118−9=No)、ステップS118−11に処理を移行する。
(ステップS118−10)
ステップS118−10において、メインCPU301は、後で図54を用いて詳述する表示時第1転落待機状態用処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、第1RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示された場合に、メイン制御基板300により管理される状態を通常状態に移行する処理等を行う。そして、ステップS118−10の処理が終了すると、表示時状態別処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
(ステップS118−11)
ステップS118−11において、メインCPU301は、状態番号が「06」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態番号格納領域に格納されている値が「06」であるか否かを判定する処理を行う。そして、状態番号が「06」であると判定された場合には(ステップS118−11=Yes)、ステップS118−12に処理を移行し、状態番号が「06」ではないと判定された場合には(ステップS118−11=No)、ステップS118−13に処理を移行する。
(ステップS118−12)
ステップS118−12において、メインCPU301は、後で図55を用いて詳述する表示時ART準備状態用処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、第4RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示された場合に、メイン制御基板300により管理される状態をART状態に移行する処理等を行う。そして、ステップS118−12の処理が終了すると、表示時状態別処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
(ステップS118−13)
ステップS118−13において、メインCPU301は、状態番号が「08」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態番号格納領域に格納されている値が「08」であるか否かを判定する処理を行う。そして、状態番号が「08」であると判定された場合には(ステップS118−13=Yes)、ステップS118−14に処理を移行し、状態番号が「08」ではないと判定された場合には(ステップS118−13=No)、ステップS118−15に処理を移行する。
(ステップS118−14)
ステップS118−14において、メインCPU301は、後で図56を用いて詳述する表示時ART中BB準備状態用処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、BBに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示された場合に、メイン制御基板300により管理される状態をART中BB状態に移行する処理等を行う。そして、ステップS118−14の処理が終了すると、表示時状態別処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
(ステップS118−15)
ステップS118−15において、メインCPU301は、状態番号が「09」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態番号格納領域に格納されている値が「09」であるか否かを判定する処理を行う。そして、状態番号が「09」であると判定された場合には(ステップS118−15=Yes)、ステップS118−16に処理を移行し、状態番号が「09」ではないと判定された場合には(ステップS118−15=No)、ステップS118−17に処理を移行する。
(ステップS118−16)
ステップS118−16において、メインCPU301は、後で図57を用いて詳述する表示時ART中BB状態用処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、JACに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示された場合に、メイン制御基板300により管理される状態をART中RB状態に移行する処理等を行う。そして、ステップS118−16の処理が終了すると、表示時状態別処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
(ステップS118−17)
ステップS118−17において、メインCPU301は、状態番号が「10」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態番号格納領域に格納されている値が「10」であるか否かを判定する処理を行う。そして、状態番号が「10」であると判定された場合には(ステップS118−17=Yes)、ステップS118−18に処理を移行し、状態番号が「10」ではないと判定された場合には(ステップS118−17=No)、ステップS118−19に処理を移行する。
(ステップS118−18)
ステップS118−18において、メインCPU301は、後で図58を用いて詳述する表示時ART中RB状態用処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、RB終了時であって、BB終了時である場合に、メイン制御基板300により管理される状態をART状態に移行する処理等を行う。そして、ステップS118−18の処理が終了すると、表示時状態別処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
(ステップS118−19)
ステップS118−19において、メインCPU301は、状態番号が「11」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態番号格納領域に格納されている値が「11」であるか否かを判定する処理を行う。そして、状態番号が「11」であると判定された場合には(ステップS118−19=Yes)、ステップS118−20に処理を移行し、状態番号が「11」ではないと判定された場合には(ステップS118−19=No)、表示時状態別処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
(ステップS118−20)
ステップS118−20において、メインCPU301は、後で図59を用いて詳述する表示時第2転落待機状態用処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、第1RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示された場合に、メイン制御基板300により管理される状態を通常状態に移行する処理等を行う。そして、ステップS118−20の処理が終了すると、表示時状態別処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
(表示時通常状態用処理)
次に、図50に基づいて、図49のステップS118−2の処理により行われる表示時通常状態用処理についての説明を行う。なお、図50は表示時通常状態用処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS118−2−1)
ステップS118−2−1において、メインCPU301は、第3RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、払出基板350により送信された表示判定コマンドに係る情報に基づいて、第3RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。そして、第3RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたと判定された場合には(ステップS118−2−1=Yes)、ステップS118−2−2に処理を移行し、第3RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されていないと判定された場合には(ステップS118−2−1=No)、表示時通常状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
(ステップS118−2−2)
ステップS118−2−2において、メインCPU301は、メイン制御基板300により管理される状態をART準備状態にする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に、ART準備状態に係る情報をセットする処理を行う。そして、ステップS118−2−2の処理が終了すると、表示時通常状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
(表示時BB準備状態用処理)
次に、図51に基づいて、図49のステップS118−4の処理により行われる表示時BB準備状態用処理についての説明を行う。なお、図51は表示時BB準備状態用処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS118−4−1)
ステップS118−4−1において、メインCPU301は、BBに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、払出基板350により送信された表示判定コマンドに係る情報に基づいて、BBに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。そして、BBに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたと判定された場合には(ステップS118−4−1=Yes)、ステップS118−4−2に処理を移行し、BBに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されていないと判定された場合には(ステップS118−4−1=No)、表示時BB準備状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
(ステップS118−4−2)
ステップS118−4−2において、メインCPU301は、メイン制御基板300により管理される状態をBB状態にする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に、BB状態に係る情報をセットする処理を行う。そして、ステップS118−4−2の処理が終了すると、表示時BB準備状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
(表示時BB状態用処理)
次に、図52に基づいて、図49のステップS118−6の処理により行われる表示時BB状態用処理についての説明を行う。なお、図52は表示時BB状態用処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS118−6−1)
ステップS118−6−1において、メインCPU301は、JACに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、払出基板350により送信された表示判定コマンドに係る情報に基づいて、JACに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。そして、JACに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたと判定された場合には(ステップS118−6−1=Yes)、ステップS118−6−2に処理を移行し、JACに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されていないと判定された場合には(ステップS118−6−1=No)、ステップS118−6−3に処理を移行する。
(ステップS118−6−2)
ステップS118−6−2において、メインCPU301は、メイン制御基板300により管理される状態をRB状態にする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に、RB状態に係る情報をセットする処理を行う。そして、ステップS118−6−2の処理が終了すると、表示時BB状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
(ステップS118−6−3)
ステップS118−6−3において、メインCPU301は、BB終了時であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている払出枚数カウンタの値に基づいて、BB終了時であるか否かを判定する処理を行う。ここで、本実施形態においては、払出枚数カウンタの値が負の値になった際に、BBが終了することとなっている。そして、BB終了時であると判定された場合には(ステップS118−6−3=Yes)、ステップS118−6−4に処理を移行し、BB終了時ではないと判定された場合には(ステップS118−6−3=No)、表示時BB状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
(ステップS118−6−4)
ステップS118−6−4において、メインCPU301は、ART当選フラグがONであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているART当選フラグ格納領域に格納されている値に基づいて、ART当選フラグがONであるか否かを判定する処理を行う。そして、ART当選フラグがONであると判定された場合には(ステップS118−6−4=Yes)、ステップS118−6−5に処理を移行し、ART当選フラグがONではないと判定された場合には(ステップS118−6−4=No)、ステップS118−6−7に処理を移行する。
(ステップS118−6−5)
ステップS118−6−5において、メインCPU301は、メイン制御基板300により管理される状態をART準備状態にする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に、ART準備状態に係る情報をセットする処理を行う。そして、ステップS118−6−5の処理が終了すると、ステップS118−6−6に処理を移行する。
(ステップS118−6−6)
ステップS118−6−6において、メインCPU301は、ART当選フラグをOFFにする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているART当選フラグ格納領域のART当選フラグをOFFにする処理を行う。そして、ステップS118−6−6の処理が終了すると、表示時BB状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
(ステップS118−6−7)
ステップS118−6−7において、メインCPU301は、メイン制御基板300により管理される状態を第1転落待機状態にする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に、第1転落待機状態に係る情報をセットする処理を行う。そして、ステップS118−6−7の処理が終了すると、表示時BB状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
(表示時RB状態用処理)
次に、図53に基づいて、図49のステップS118−8の処理により行われる表示時RB状態用処理についての説明を行う。なお、図53は表示時RB状態用処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS118−8−1)
ステップS118−8−1において、メインCPU301は、RB終了時であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている入賞回数カウンタの値や、メインRAM303に設けられている遊技可能回数カウンタの値に基づいて、RB終了時であるか否かを判定する処理を行う。そして、RB終了時であると判定された場合には(ステップS118−8−1=Yes)、ステップS118−8−2に処理を移行し、RB終了時ではないと判定された場合には(ステップS118−8−1=No)、表示時RB状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
(ステップS118−8−2)
ステップS118−8−2において、メインCPU301は、BB終了時であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている払出枚数カウンタの値に基づいて、BB終了時であるか否かを判定する処理を行う。そして、BB終了時であると判定された場合には(ステップS118−8−2=Yes)、ステップS118−8−3に処理を移行し、BB終了時ではないと判定された場合には(ステップS118−8−2=No)、ステップS118−8−4に処理を移行する。
(ステップS118−8−3)
ステップS118−8−3において、メインCPU301は、メイン制御基板300により管理される状態を通常状態にする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に、通常状態に係る情報をセットする処理を行う。そして、ステップS118−8−3の処理が終了すると、表示時RB状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
(ステップS118−8−4)
ステップS118−8−4において、メインCPU301は、メイン制御基板300により管理される状態をBB状態にする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に、BB状態に係る情報をセットする処理を行う。そして、ステップS118−8−4の処理が終了すると、表示時RB状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
(表示時第1転落待機状態用処理)
次に、図54に基づいて、図49のステップS118−10の処理により行われる表示時第1転落待機状態用処理についての説明を行う。なお、図54は表示時第1転落待機状態用処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS118−10−1)
ステップS118−10−1において、メインCPU301は、第1RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、払出基板350により送信された表示判定コマンドに係る情報に基づいて、第1RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。そして、第1RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたと判定された場合には(ステップS118−10−1=Yes)、ステップS118−10−2に処理を移行し、第1RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されていないと判定された場合には(ステップS118−10−1=No)、表示時第1転落待機状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
(ステップS118−10−2)
ステップS118−10−2において、メインCPU301は、メイン制御基板300により管理される状態を通常状態にする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に、通常状態に係る情報をセットする処理を行う。そして、ステップS118−10−2の処理が終了すると、表示時第1転落待機状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
(表示時ART準備状態用処理)
次に、図55に基づいて、図49のステップS118−12の処理により行われる表示時ART準備状態用処理についての説明を行う。なお、図55は表示時ART準備状態用処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS118−12−1)
ステップS118−12−1において、メインCPU301は、第4RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、払出基板350により送信された表示判定コマンドに係る情報に基づいて、第4RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。そして、第4RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたと判定された場合には(ステップS118−12−1=Yes)、ステップS118−12−2に処理を移行し、第4RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されていないと判定された場合には(ステップS118−12−1=No)、表示時ART準備状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
(ステップS118−12−2)
ステップS118−12−2において、メインCPU301は、ART状態用ゲーム数カウンタ加算処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているART状態用ゲーム数カウンタの値をセットする処理を行う。ここで、本実施形態において、メインCPU301は、ART中BB状態が終了した後に、ART準備状態に移行した場合には、メインRAM303に設けられているART状態用ゲーム数カウンタの値をセットする処理を行わず、通常状態において、内部抽選処理により、直撃リプレイが当選し、第3RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示された後、第4RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示された場合や、BB状態において、ステップS106−4−2のBB中ART状態移行抽選処理に当選した後に、ART準備状態に移行し、第4RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示された場合に、メインRAM303に設けられているART状態用ゲーム数カウンタの値をセットする処理を行う。即ち、メインRAM303に設けられているART状態用ゲーム数カウンタの値をセットする処理は、いわゆる「初当たり」時に行われる処理である。そして、ステップS118−12−2の処理が終了すると、ステップS118−12−3に処理を移行する。
(ステップS118−12−3)
ステップS118−12−3において、メインCPU301は、メイン制御基板300により管理される状態をART状態にする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に、ART状態に係る情報をセットする処理を行う。そして、ステップS118−12−3の処理が終了すると、表示時ART準備状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
(表示時ART中BB準備状態用処理)
次に、図56に基づいて、図49のステップS118−14の処理により行われる表示時ART中BB準備状態用処理についての説明を行う。なお、図56は表示時ART中BB準備状態用処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS118−14−1)
ステップS118−14−1において、メインCPU301は、BBに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、払出基板350により送信された表示判定コマンドに係る情報に基づいて、BBに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。そして、BBに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたと判定された場合には(ステップS118−14−1=Yes)、ステップS118−14−2に処理を移行し、BBに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されていないと判定された場合には(ステップS118−14−1=No)、表示時ART中BB準備状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
(ステップS118−14−2)
ステップS118−14−2において、メインCPU301は、メイン制御基板300により管理される状態をART中BB状態にする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に、ART中BB状態に係る情報をセットする処理を行う。そして、ステップS118−14−2の処理が終了すると、表示時ART中BB準備状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
(表示時ART中BB状態用処理)
次に、図57に基づいて、図49のステップS118−16の処理により行われる表示時ART中BB状態用処理についての説明を行う。なお、図57は表示時ART中BB状態用処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS118−16−1)
ステップS118−16−1において、メインCPU301は、JACに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、払出基板350により送信された表示判定コマンドに係る情報に基づいて、JACに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。そして、JACに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたと判定された場合には(ステップS118−16−1=Yes)、ステップS118−16−2に処理を移行し、JACに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されていないと判定された場合には(ステップS118−16−1=No)、ステップS118−16−3に処理を移行する。
(ステップS118−16−2)
ステップS118−16−2において、メインCPU301は、メイン制御基板300により管理される状態をART中RB状態にする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に、ART中RB状態に係る情報をセットする処理を行う。そして、ステップS118−16−2の処理が終了すると、表示時ART中BB状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
(ステップS118−16−3)
ステップS118−16−3において、メインCPU301は、BB終了時であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている払出枚数カウンタの値に基づいて、BB終了時であるか否かを判定する処理を行う。そして、BB終了時であると判定された場合には(ステップS118−16−3=Yes)、ステップS118−16−4に処理を移行し、BB終了時ではないと判定された場合には(ステップS118−16−3=No)、表示時ART中BB状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
(ステップS118−16−4)
ステップS118−16−4において、メインCPU301は、メイン制御基板300により管理される状態をART準備状態にする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に、ART準備状態に係る情報をセットする処理を行う。そして、ステップS118−16−4の処理が終了すると、表示時ART中BB状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
(表示時ART中RB状態用処理)
次に、図58に基づいて、図49のステップS118−18の処理により行われる表示時ART中RB状態用処理についての説明を行う。なお、図58は表示時ART中RB状態用処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS118−18−1)
ステップS118−18−1において、メインCPU301は、RB終了時であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている入賞回数カウンタの値や、メインRAM303に設けられている遊技可能回数カウンタの値に基づいて、RB終了時であるか否かを判定する処理を行う。そして、RB終了時であると判定された場合には(ステップS118−18−1=Yes)、ステップS118−18−2に処理を移行し、RB終了時ではないと判定された場合には(ステップS118−18−1=No)、表示時ART中RB状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
(ステップS118−18−2)
ステップS118−18−2において、メインCPU301は、BB終了時であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている払出枚数カウンタの値に基づいて、BB終了時であるか否かを判定する処理を行う。そして、BB終了時であると判定された場合には(ステップS118−18−2=Yes)、ステップS118−18−3に処理を移行し、BB終了時ではないと判定された場合には(ステップS118−18−2=No)、ステップS118−18−4に処理を移行する。
(ステップS118−18−3)
ステップS118−18−3において、メインCPU301は、メイン制御基板300により管理される状態をART状態にする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に、ART状態に係る情報をセットする処理を行う。そして、ステップS118−18−3の処理が終了すると、表示時ART中RB状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
(ステップS118−18−4)
ステップS118−18−4において、メインCPU301は、メイン制御基板300により管理される状態をART中BB状態にする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に、ART中BB状態に係る情報をセットする処理を行う。そして、ステップS118−18−4の処理が終了すると、表示時RB状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
(表示時第2転落待機状態用処理)
次に、図59に基づいて、図49のステップS118−20の処理により行われる表示時第2転落待機状態用処理についての説明を行う。なお、図59は表示時第2転落待機状態用処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS118−20−1)
ステップS118−20−1において、メインCPU301は、第1RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、払出基板350により送信された表示判定コマンドに係る情報に基づいて、第1RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。そして、第1RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたと判定された場合には(ステップS118−20−1=Yes)、ステップS118−20−2に処理を移行し、第1RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されていないと判定された場合には(ステップS118−20−1=No)、表示時第2転落待機状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
(ステップS118−20−2)
ステップS118−20−2において、メインCPU301は、メイン制御基板300により管理される状態を通常状態にする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に、通常状態に係る情報をセットする処理を行う。そして、ステップS118−20−2の処理が終了すると、表示時第2転落待機状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
(割込処理)
次に、図60に基づいて、割込処理についての説明を行う。ここで、割込処理は、メインループ処理に対して、「1.49ms」毎に割り込んで行われる処理である。
(ステップS201)
ステップS201において、メインCPU301は、レジスタを退避する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS201の時点で使用しているレジスタの値を退避する処理を行う。そして、ステップS201の処理が終了すると、ステップS202に処理を移行する。
(ステップS202)
ステップS202において、メインCPU301は、後で図61を用いて詳述する入力ポート読込処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、BETスイッチ入力信号、MAXBETスイッチ入力信号、スタートスイッチ入力信号、左停止スイッチ入力信号、中停止スイッチ入力信号、右停止スイッチ入力信号、補助収納庫センサ入力信号、ドア開閉センサ入力信号を入力した場合の処理等を行う。そして、ステップS202の処理が終了すると、ステップS203に処理を移行する。
(ステップS203)
ステップS203において、メインCPU301は、外部信号出力データセット処理を行う。具体的には、メインCPU301は、エラーに係る外部信号の出力要求がある場合に、外部集中端子板46の出力ポートデータをセットする処理等を行う。そして、ステップS203の処理が終了すると、ステップS204に処理を移行する。
(ステップS204)
ステップS204において、メインCPU301は、タイマ計測処理を行う。具体的には、メインCPU301は、回胴演出時の演出用タイマや、最小遊技時間等を計測するためのタイマカウンタの値から「1」減算する処理を行う。そして、ステップS204の処理が終了すると、ステップS205に処理を移行する。
(ステップS205)
ステップS205において、メインCPU301は、リール番号として「3」をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、後述するステップS206のリール駆動制御処理において、駆動制御するリールの対象を設定するために、リール番号として「3」をセットする処理を行う。そして、ステップS205の処理が終了すると、ステップS206に処理を移行する。
(ステップS206)
ステップS206において、メインCPU301は、リール駆動制御処理を行う。具体的には、メインCPU301は、リール制御基板150を介して、ステップS205の処理によりセットされたリール番号、または、後述するステップS207の処理によりセットされたリール番号に対応する左リール18、中リール19、右リール20の左ステッピングモータ151、中ステッピングモータ152、右ステッピングモータ153を駆動することにより、左リール18、中リール19、右リール20の回転の加速、定速、減速制御等を行う。そして、ステップS206の処理が終了すると、ステップS207に処理を移行する。
なお、本実施形態において、メインCPU301は、リール番号が「3」の場合には、右リール20の駆動制御を行い、リール番号が「2」の場合には、中リール19の駆動制御を行い、リール番号が「1」の場合には、左リール18の駆動制御を行う。
(ステップS207)
ステップS207において、メインCPU301は、リール番号から「1」減算する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、現在レジスタにセットされているリール番号から「1」減算する処理を行う。そして、ステップS207の処理が終了すると、ステップS208に処理を移行する。
(ステップS208)
ステップS208において、メインCPU301は、リール番号が「0」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、左リール18、中リール19、右リール20の全てのリールに対して、ステップS206のリール駆動制御処理を行ったか否かを判定する処理を行う。そして、リール番号が「0」であると判定された場合には(ステップS208=Yes)、ステップS209に処理を移行し、リール番号が「0」ではないと判定された場合には(ステップS208=No)、ステップS206に処理を移行する。
(ステップS209)
ステップS209において、メインCPU301は、外部信号出力処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、外部集中端子板46の出力ポートデータを設定する処理等を行う。そして、ステップS209の処理が終了すると、ステップS210に処理を移行する。
(ステップS210)
ステップS210において、メインCPU301は、後で図62を用いて詳述する制御コマンド受信処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、払出基板350から受信したコマンドに含まれている情報をメインRAM303に格納する処理等を行う。そして、ステップS210の処理が終了すると、ステップS211に処理を移行する。
(ステップS211)
ステップS211において、メインCPU301は、後で図63を用いて詳述する制御コマンド送信処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、払出基板350や、サブ制御基板400に対して各種コマンドを送信する処理等を行う。そして、ステップS211の処理が終了すると、ステップS212に処理を移行する。
(ステップS212)
ステップS212において、メインCPU301は、LED出力データ作成処理を行う。具体的には、メインCPU301は、スタートランプ24、第1BETランプ25、第2BETランプ26、第3BETランプ27、貯留枚数表示器28、払出枚数表示器29、投入可能表示ランプ30、及び再遊技表示ランプ31の表示データを作成する処理を行う。そして、ステップS212の処理が終了すると、ステップS213に処理を移行する。
(ステップS213)
ステップS213において、メインCPU301は、LED表示処理を行う。具体的には、メインCPU301は、スタートランプ24、第1BETランプ25、第2BETランプ26、第3BETランプ27、貯留枚数表示器28、払出枚数表示器29、投入可能表示ランプ30、及び再遊技表示ランプ31の制御を行う。そして、ステップS213の処理が終了すると、ステップS214に処理を移行する。
ここで、メインCPU301は、払出基板350から受信したコマンドに基づいて、貯留枚数表示器28や、払出枚数表示器29等の制御を行う。具体的には、メインCPU301は、払出基板350から後述のメダル自動投入コマンドを受信した場合には、第1BETランプ25、第2BETランプ26、第3BETランプ27を点灯する制御を行う。また、メインCPU301は、払出基板350から後述の精算開始コマンドを受信した場合には、貯留枚数表示器28に表示されている貯留枚数を減算表示する処理を行い、後述の精算終了コマンドを受信した場合には、貯留枚数表示器28の減算表示を終了する処理を行う。
また、メインCPU301は、払出基板350から後述のメダル投入コマンドを受信した場合には、貯留枚数表示器28に表示されている貯留枚数を加算表示する処理を行う。また、メインCPU301は、払出基板350から後述のBETコマンドを受信した場合には、貯留枚数表示器28に表示されている貯留枚数を減算表示する処理を行う。
また、メインCPU301は、払出基板350から後述のメダル払出開始コマンドや、後述のメダル払出終了コマンドを受信した場合には、貯留枚数表示器28に表示されている貯留枚数を加算表示する処理を行うとともに、払出枚数表示器29に払出枚数を表示する処理を行う。また、メインCPU301は、払出基板350から後述のメダル投入エラーコマンドや、後述のイリーガルヒットコマンドを受信した場合には、払出枚数表示器29にエラー表示する処理を行う。
(ステップS214)
ステップS214において、メインCPU301は、ポート出力処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステータス基板100、リール制御基板150、電源基板200、サブ制御基板400に対して、所定の信号を送信する処理を行う。そして、ステップS214の処理が終了すると、ステップS215に処理を移行する。
(ステップS215)
ステップS215において、メインCPU301は、レジスタの復帰処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS201の処理において、退避したレジスタの値を復帰させる処理を行う。そして、ステップS215の処理が終了すると、割込処理を終了し、メインループ処理に復帰する。
(入力ポート読込処理)
次に、図61に基づいて、図60のステップS202の処理により行われる入力ポート読込処理についての説明を行う。なお、図61は入力ポート読込処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS202−1)
ステップS202−1において、メインCPU301は、BETスイッチ入力信号を受信したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステータス基板100からBETスイッチ入力信号を受信したか否かを判定する処理を行う。ここで、ステータス基板100は、BETスイッチ7swがBETボタン7の操作を検出した場合に、メイン制御基板300に対して、BETスイッチ入力信号を送信する処理を行う。そして、BETスイッチ入力信号を受信したと判定された場合には(ステップS202−1=Yes)、ステップS202−2に処理を移行し、BETスイッチ入力信号を受信していないと判定された場合には(ステップS202−1=No)、ステップS202−3に処理を移行する。
(ステップS202−2)
ステップS202−2において、メインCPU301は、BETスイッチがONになったと判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、BETスイッチ7swがONになった旨の情報をメインRAM303の所定の領域にセットする処理を行う。そして、ステップS202−2の処理が終了すると、入力ポート読込処理のサブルーチンを終了し、割込処理のステップS203に処理を移行する。
(ステップS202−3)
ステップS202−3において、メインCPU301は、MAXBETスイッチ入力信号を受信したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステータス基板100からMAXBETスイッチ入力信号を受信したか否かを判定する処理を行う。ここで、ステータス基板100は、MAXBETスイッチ8swがMAXBETボタン8の操作を検出した場合に、メイン制御基板300に対して、MAXBETスイッチ入力信号を送信する処理を行う。そして、MAXBETスイッチ入力信号を受信したと判定された場合には(ステップS202−3=Yes)、ステップS202−4に処理を移行し、MAXBETスイッチ入力信号を受信していないと判定された場合には(ステップS202−3=No)、ステップS202−5に処理を移行する。
(ステップS202−4)
ステップS202−4において、メインCPU301は、MAXBETスイッチがONになったと判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、MAXBETスイッチ8swがONになった旨の情報をメインRAM303の所定の領域にセットする処理を行う。そして、ステップS202−4の処理が終了すると、入力ポート読込処理のサブルーチンを終了し、割込処理のステップS203に処理を移行する。
(ステップS202−5)
ステップS202−5において、メインCPU301は、スタートスイッチ入力信号を受信したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステータス基板100からスタートスイッチ入力信号を受信したか否かを判定する処理を行う。ここで、ステータス基板100は、スタートスイッチ10swがスタートレバー10の操作を検出した場合に、メイン制御基板300に対して、スタートスイッチ入力信号を送信する処理を行う。そして、スタートスイッチ入力信号を受信したと判定された場合には(ステップS202−5=Yes)、ステップS202−6に処理を移行し、スタートスイッチ入力信号を受信していないと判定された場合には(ステップS202−5=No)、ステップS202−7に処理を移行する。
(ステップS202−6)
ステップS202−6において、メインCPU301は、スタートスイッチがONになったと判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、スタートスイッチ10swがONになった旨の情報をメインRAM303の所定の領域にセットする処理を行う。そして、ステップS202−6の処理が終了すると、入力ポート読込処理のサブルーチンを終了し、割込処理のステップS203に処理を移行する。
(ステップS202−7)
ステップS202−7において、メインCPU301は、左停止スイッチ入力信号を受信したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステータス基板100から左停止スイッチ入力信号を受信したか否かを判定する処理を行う。ここで、ステータス基板100は、左停止スイッチ11swが左停止ボタン11の操作を検出した場合に、メイン制御基板300に対して、左停止スイッチ入力信号を送信する処理を行う。そして、左停止スイッチ入力信号を受信したと判定された場合には(ステップS202−7=Yes)、ステップS202−8に処理を移行し、左停止スイッチ入力信号を受信していないと判定された場合には(ステップS202−7=No)、ステップS202−9に処理を移行する。
(ステップS202−8)
ステップS202−8において、メインCPU301は、左停止スイッチがONになったと判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、左停止スイッチ11swがONになった旨の情報をメインRAM303の所定の領域にセットする処理を行う。そして、ステップS202−8の処理が終了すると、入力ポート読込処理のサブルーチンを終了し、割込処理のステップS203に処理を移行する。
(ステップS202−9)
ステップS202−9において、メインCPU301は、中停止スイッチ入力信号を受信したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステータス基板100から中停止スイッチ入力信号を受信したか否かを判定する処理を行う。ここで、ステータス基板100は、中停止スイッチ12swが中停止ボタン12の操作を検出した場合に、メイン制御基板300に対して、中停止スイッチ入力信号を送信する処理を行う。そして、中停止スイッチ入力信号を受信したと判定された場合には(ステップS202−9=Yes)、ステップS202−10に処理を移行し、中停止スイッチ入力信号を受信していないと判定された場合には(ステップS202−9=No)、ステップS202−11に処理を移行する。
(ステップS202−10)
ステップS202−10において、メインCPU301は、中停止スイッチがONになったと判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、中停止スイッチ12swがONになった旨の情報をメインRAM303の所定の領域にセットする処理を行う。そして、ステップS202−10の処理が終了すると、入力ポート読込処理のサブルーチンを終了し、割込処理のステップS203に処理を移行する。
(ステップS202−11)
ステップS202−11において、メインCPU301は、右停止スイッチ入力信号を受信したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステータス基板100から右停止スイッチ入力信号を受信したか否かを判定する処理を行う。ここで、ステータス基板100は、右停止スイッチ13swが右停止ボタン13の操作を検出した場合に、メイン制御基板300に対して、右停止スイッチ入力信号を送信する処理を行う。そして、右停止スイッチ入力信号を受信したと判定された場合には(ステップS202−11=Yes)、ステップS202−12に処理を移行し、右停止スイッチ入力信号を受信していないと判定された場合には(ステップS202−11=No)、ステップS202−13に処理を移行する。
(ステップS202−12)
ステップS202−12において、メインCPU301は、右停止スイッチがONになったと判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、右停止スイッチ13swがONになった旨の情報をメインRAM303の所定の領域にセットする処理を行う。そして、ステップS202−12の処理が終了すると、入力ポート読込処理のサブルーチンを終了し、割込処理のステップS203に処理を移行する。
(ステップS202−13)
ステップS202−13において、メインCPU301は、補助収納庫センサ入力信号を受信したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステータス基板100から補助収納庫センサ入力信号を受信したか否かを判定する処理を行う。ここで、ステータス基板100は、補助収納庫センサ203sが補助収納庫203に収納されているメダルが満杯であることを検出した場合に、メイン制御基板300に対して、補助収納庫センサ入力信号を送信する処理を行う。そして、補助収納庫センサ入力信号を受信したと判定された場合には(ステップS202−13=Yes)、ステップS202−14に処理を移行し、補助収納庫センサ入力信号を受信していないと判定された場合には(ステップS202−13=No)、ステップS202−15に処理を移行する。
(ステップS202−14)
ステップS202−14において、メインCPU301は、補助収納庫センサがONになったと判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、補助収納庫センサ203sがONになった旨の情報をメインRAM303の所定の領域にセットする処理を行う。そして、ステップS202−14の処理が終了すると、入力ポート読込処理のサブルーチンを終了し、割込処理のステップS203に処理を移行する。
(ステップS202−15)
ステップS202−15において、メインCPU301は、ドア開閉センサ入力信号を受信したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステータス基板100からドア開閉センサ入力信号を受信したか否かを判定する処理を行う。ここで、ステータス基板100は、ドア開閉センサ17sにより前面扉3が開放されたことを検出された場合、またはドア開閉センサ17sにより前面扉3が閉塞されたことを検出した場合に、メイン制御基板300に対して、ドア開閉センサ入力信号を送信する処理を行う。そして、ドア開閉センサ入力信号を受信したと判定された場合には(ステップS202−15=Yes)、ステップS202−16に処理を移行し、ドア開閉センサ入力信号を受信していないと判定された場合には(ステップS202−15=No)、入力ポート読込処理のサブルーチンを終了し、割込処理のステップS203に処理を移行する。
(ステップS202−16)
ステップS202−16において、メインCPU301は、ドア開閉センサON/OFF切替処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ドア開閉センサ17sがONになった旨の情報がセットされているメインRAM303の所定の領域を書き換える処理を行う。更に具体的には、メインRAM303の所定の領域に前面扉3が開放中である旨の情報が格納されている場合であって、前面扉3が閉塞した旨の情報を有するドア開閉センサ入力信号を受信した場合には、メインRAM303の所定の領域に前面扉3が閉塞中である旨の情報を格納する処理を行い、メインRAM303の所定の領域に前面扉3が閉塞中である旨の情報が格納されている場合であって、前面扉3が開放した旨の情報を有するドア開閉センサ入力信号を受信した場合には、メインRAM303の所定の領域に前面扉3が開放中である旨の情報を格納する処理を行う。そして、ステップS202−16の処理が終了すると、入力ポート読込処理のサブルーチンを終了し、割込処理のステップS203に処理を移行する。
(制御コマンド受信処理)
次に、図62に基づいて、図60のステップS210の処理により行われる制御コマンド受信処理についての説明を行う。なお、図62は制御コマンド受信処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS210−1)
ステップS210−1において、メインCPU301は、メダル自動投入コマンドを受信したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、払出基板350からメダル自動投入コマンドを受信したか否かを判定する処理を行う。そして、メダル自動投入コマンドを受信したと判定された場合には(ステップS210−1=Yes)、ステップS210−2に処理を移行し、メダル自動投入コマンドを受信していないと判定された場合には(ステップS210−1=No)、ステップS210−3に処理を移行する。
(ステップS210−2)
ステップS210−2において、メインCPU301は、メダル自動投入コマンド情報格納処理を行う。具体的には、メインCPU301は、払出基板350から受信したメダル自動投入コマンドに含まれている情報を、メインRAM303に設けられている所定の領域に格納する処理を行う。更に具体的には、メインRAM303に設けられている投入枚数カウンタの値を更新する処理等を行う。そして、ステップS210−2の処理が終了すると、制御コマンド受信処理のサブルーチンを終了し、割込処理のステップS211に処理を移行する。
(ステップS210−3)
ステップS210−3において、メインCPU301は、精算コマンドを受信したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、払出基板350から精算開始コマンド、または精算終了コマンドを受信したか否かを判定する処理を行う。そして、精算コマンドを受信したと判定された場合には(ステップS210−3=Yes)、ステップS210−4に処理を移行し、精算コマンドを受信していないと判定された場合には(ステップS210−3=No)、ステップS210−5に処理を移行する。
(ステップS210−4)
ステップS210−4において、メインCPU301は、精算コマンド情報格納処理を行う。具体的には、メインCPU301は、払出基板350から受信した精算開始コマンド、または精算終了コマンドに含まれている情報を、メインRAM303に設けられている所定の領域に格納する処理を行う。そして、ステップS210−4の処理が終了すると、制御コマンド受信処理のサブルーチンを終了し、割込処理のステップS211に処理を移行する。
(ステップS210−5)
ステップS210−5において、メインCPU301は、メダル投入コマンドを受信したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、払出基板350からメダル投入コマンドを受信したか否かを判定する処理を行う。そして、メダル投入コマンドを受信したと判定された場合には(ステップS210−5=Yes)、ステップS210−6に処理を移行し、メダル投入コマンドを受信していないと判定された場合には(ステップS210−5=No)、ステップS210−7に処理を移行する。
(ステップS210−6)
ステップS210−6において、メインCPU301は、メダル投入コマンド情報格納処理を行う。具体的には、メインCPU301は、払出基板350から受信したメダル投入コマンドに含まれている情報を、メインRAM303に設けられている所定の領域に格納する処理を行う。更に具体的には、メインRAM303に設けられている投入枚数カウンタの値を更新する処理等を行う。そして、ステップS210−6の処理が終了すると、制御コマンド受信処理のサブルーチンを終了し、割込処理のステップS211に処理を移行する。
(ステップS210−7)
ステップS210−7において、メインCPU301は、BETコマンドを受信したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、払出基板350からBETコマンドを受信したか否かを判定する処理を行う。そして、BETコマンドを受信したと判定された場合には(ステップS210−7=Yes)、ステップS210−8に処理を移行し、BETコマンドを受信していないと判定された場合には(ステップS210−7=No)、ステップS210−9に処理を移行する。
(ステップS210−8)
ステップS210−8において、メインCPU301は、BETコマンド情報格納処理を行う。具体的には、メインCPU301は、払出基板350から受信したBETコマンドに含まれている情報を、メインRAM303に設けられている所定の領域に格納する処理を行う。更に具体的には、メインRAM303に設けられている投入枚数カウンタの値を更新する処理等を行う。そして、ステップS210−8の処理が終了すると、制御コマンド受信処理のサブルーチンを終了し、割込処理のステップS211に処理を移行する。
(ステップS210−9)
ステップS210−9において、メインCPU301は、表示判定コマンドを受信したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、払出基板350から表示判定コマンドを受信したか否かを判定する処理を行う。そして、表示判定コマンドを受信したと判定された場合には(ステップS210−9=Yes)、ステップS210−10に処理を移行し、表示判定コマンドを受信していないと判定された場合には(ステップS210−9=No)、ステップS210−11に処理を移行する。
(ステップS210−10)
ステップS210−10において、メインCPU301は、表示判定コマンド情報格納処理を行う。具体的には、メインCPU301は、払出基板350から受信した表示判定コマンドに含まれている情報を、メインRAM303に設けられている所定の領域に格納する処理を行う。そして、ステップS210−10の処理が終了すると、制御コマンド受信処理のサブルーチンを終了し、割込処理のステップS211に処理を移行する。
(ステップS210−11)
ステップS210−11において、メインCPU301は、メダル払出コマンドを受信したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、払出基板350からメダル払出開始コマンド、またはメダル払出終了コマンドを受信したか否かを判定する処理を行う。そして、メダル払出コマンドを受信したと判定された場合には(ステップS210−11=Yes)、ステップS210−12に処理を移行し、メダル払出コマンドを受信していないと判定された場合には(ステップS210−11=No)、ステップS210−13に処理を移行する。
(ステップS210−12)
ステップS210−12において、メインCPU301は、メダル払出コマンド情報格納処理を行う。具体的には、メインCPU301は、払出基板350から受信したメダル払出開始コマンド、またはメダル払出終了コマンドに含まれている情報を、メインRAM303に設けられている所定の領域に格納する処理を行う。そして、ステップS210−12の処理が終了すると、制御コマンド受信処理のサブルーチンを終了し、割込処理のステップS211に処理を移行する。
(ステップS210−13)
ステップS210−13において、メインCPU301は、イリーガルヒットコマンドを受信したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、払出基板350からイリーガルヒットコマンドを受信したか否かを判定する処理を行う。そして、イリーガルヒットコマンドを受信したと判定された場合には(ステップS210−13=Yes)、ステップS210−14に処理を移行し、イリーガルヒットコマンドを受信していないと判定された場合には(ステップS210−13=No)、ステップS210−15に処理を移行する。
(ステップS210−14)
ステップS210−14において、メインCPU301は、イリーガルヒットコマンド情報格納処理を行う。具体的には、メインCPU301は、払出基板350から受信したイリーガルヒットコマンドに含まれている情報を、メインRAM303に設けられている所定の領域に格納する処理を行う。また、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているメイン用伝送データ格納領域にイリーガルヒットコマンドをセットする処理を行う。そして、ステップS210−14の処理が終了すると、制御コマンド受信処理のサブルーチンを終了し、割込処理のステップS211に処理を移行する。
(ステップS210−15)
ステップS210−15において、メインCPU301は、メダル投入エラーコマンドを受信したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、払出基板350からメダル投入エラーコマンドを受信したか否かを判定する処理を行う。そして、メダル投入エラーコマンドを受信したと判定された場合には(ステップS210−15=Yes)、ステップS210−16に処理を移行し、メダル投入エラーコマンドを受信していないと判定された場合には(ステップS210−15=No)、制御コマンド受信処理のサブルーチンを終了し、割込処理のステップS211に処理を移行する。
(ステップS210−16)
ステップS210−16において、メインCPU301は、メダル投入エラーコマンド受信時処理を行う。具体的には、メインCPU301は、払出基板350から受信したメダル投入エラーコマンドに含まれている情報を、メインRAM303に設けられている所定の領域に格納する処理を行う。また、メインCPU301は、割込処理(図60参照)において、払出枚数表示器29にメダル投入エラーである旨の情報を表示する制御を行う。そして、ステップS210−16の処理が終了すると、制御コマンド受信処理のサブルーチンを終了し、割込処理のステップS211に処理を移行する。
(制御コマンド送信処理)
次に、図63に基づいて、図60のステップS211の処理により行われる制御コマンド送信処理についての説明を行う。なお、図63は制御コマンド送信処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS211−1)
ステップS211−1において、メインCPU301は、ドアクローズコマンド送信時であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインRAM303に設けられているメイン用伝送データ格納領域にドアクローズコマンドがセットされているか否かを判定する処理を行う。そして、ドアクローズコマンド送信時であると判定された場合には(ステップS211−1=Yes)、ステップS211−2に処理を移行し、ドアクローズコマンド送信時ではないと判定された場合には(ステップS211−1=No)、ステップS211−3に処理を移行する。
(ステップS211−2)
ステップS211−2において、メインCPU301は、ドアクローズコマンド送信処理を行う。具体的には、メインCPU301は、サブ制御基板400に対してドアクローズコマンドを送信する処理を行う。そして、ステップS211−2の処理が終了すると、制御コマンド送信処理のサブルーチンを終了し、割込処理のステップS212に処理を移行する。
(ステップS211−3)
ステップS211−3において、メインCPU301は、ドアオープンコマンド送信時であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインRAM303に設けられているメイン用伝送データ格納領域にドアオープンコマンドがセットされているか否かを判定する処理を行う。そして、ドアオープンコマンド送信時であると判定された場合には(ステップS211−3=Yes)、ステップS211−4に処理を移行し、ドアオープンコマンド送信時ではないと判定された場合には(ステップS211−3=No)、ステップS211−5に処理を移行する。
(ステップS211−4)
ステップS211−4において、メインCPU301は、ドアオープンコマンド送信処理を行う。具体的には、メインCPU301は、サブ制御基板400に対してドアオープンコマンドを送信する処理を行う。そして、ステップS211−4の処理が終了すると、制御コマンド送信処理のサブルーチンを終了し、割込処理のステップS212に処理を移行する。
(ステップS211−5)
ステップS211−5において、メインCPU301は、リール回転開始受付コマンド送信時であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているメイン用伝送データ格納領域にリール回転開始受付コマンドがセットされているか否かを判定する処理を行う。そして、リール回転開始受付コマンド送信時であると判定された場合には(ステップS211−5=Yes)、ステップS211−6に処理を移行し、リール回転開始受付コマンド送信時ではないと判定された場合には(ステップS211−5=No)、ステップS211−7に処理を移行する。
(ステップS211−6)
ステップS211−6において、メインCPU301は、リール回転開始受付コマンド送信処理を行う。具体的には、メインCPU301は、払出基板350及びサブ制御基板400に対してリール回転開始受付コマンドを送信する処理等を行う。そして、ステップS211−6の処理が終了すると、制御コマンド送信処理のサブルーチンを終了し、割込処理のステップS212に処理を移行する。
(ステップS211−7)
ステップS211−7において、メインCPU301は、条件装置コマンド送信時であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインRAM303に設けられているメイン用伝送データ格納領域に条件装置コマンドがセットされているか否かを判定する処理を行う。そして、条件装置コマンド送信時であると判定された場合には(ステップS211−7=Yes)、ステップS211−8に処理を移行し、条件装置コマンド送信時ではないと判定された場合には(ステップS211−7=No)、ステップS211−9に処理を移行する。
(ステップS211−8)
ステップS211−8において、メインCPU301は、条件装置コマンド送信処理を行う。具体的には、メインCPU301は、払出基板350及びサブ制御基板400に対して条件装置コマンドを送信する処理を行う。そして、ステップS211−8の処理が終了すると、制御コマンド送信処理のサブルーチンを終了し、割込処理のステップS212に処理を移行する。
(ステップS211−9)
ステップS211−9において、メインCPU301は、リール回転開始コマンド送信時であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインRAM303に設けられているメイン用伝送データ格納領域にリール回転開始コマンドがセットされているか否かを判定する処理を行う。そして、リール回転開始コマンド送信時であると判定された場合には(ステップS211−9=Yes)、ステップS211−10に処理を移行し、リール回転開始コマンド送信時ではないと判定された場合には(ステップS211−9=No)、ステップS211−11に処理を移行する。
(ステップS211−10)
ステップS211−10において、メインCPU301は、リール回転開始コマンド送信処理を行う。具体的には、メインCPU301は、サブ制御基板400に対してリール回転開始コマンドを送信する処理を行う。そして、ステップS211−10の処理が終了すると、制御コマンド送信処理のサブルーチンを終了し、割込処理のステップS212に処理を移行する。
(ステップS211−11)
ステップS211−11において、メインCPU301は、リール停止コマンド送信時であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインRAM303に設けられているメイン用伝送データ格納領域にリール停止コマンドがセットされているか否かを判定する処理を行う。そして、リール停止コマンド送信時であると判定された場合には(ステップS211−11=Yes)、ステップS211−12に処理を移行し、リール停止コマンド送信時ではないと判定された場合には(ステップS211−11=No)、ステップS211−13に処理を移行する。
(ステップS211−12)
ステップS211−12において、メインCPU301は、リール停止コマンド送信処理を行う。具体的には、メインCPU301は、払出基板350及びサブ制御基板400に対してリール停止コマンドを送信する処理を行う。そして、ステップS211−12の処理が終了すると、制御コマンド送信処理のサブルーチンを終了し、割込処理のステップS212に処理を移行する。
(ステップS211−13)
ステップS211−13において、メインCPU301は、イリーガルヒットコマンド送信時であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインRAM303に設けられているメイン用伝送データ格納領域にイリーガルヒットコマンドがセットされているか否かを判定する処理を行う。そして、イリーガルヒットコマンド送信時であると判定された場合には(ステップS211−13=Yes)、ステップS211−14に処理を移行し、イリーガルヒットコマンド送信時ではないと判定された場合には(ステップS211−13=No)、制御コマンド送信処理のサブルーチンを終了し、割込処理のステップS212に処理を移行する。
(ステップS211−14)
ステップS211−14において、メインCPU301は、イリーガルヒットコマンド送信処理を行う。具体的には、メインCPU301は、サブ制御基板400に対してイリーガルヒットコマンドを送信する処理を行う。そして、イリーガルヒットエラーは、遊技を継続することができないエラーであるため、ステップS211−14の処理が終了すると、図60の割込処理に処理を移行することなく処理を終了する。
(払出基板におけるメイン処理)
次に、図64に基づいて、払出基板350により行われるメイン処理についての説明を行う。なお、払出基板350により行われるメイン処理は、電源スイッチ201swがONとなったことに基づいて行われる処理である。
(ステップS301)
ステップS301において、払出CPU351は、初期化処理を行う。具体的には、払出CPU351は、払出RAM353の所定の領域をクリアする処理等を行う。そして、ステップS301の処理が終了すると、ステップS302に処理を移行する。
(ステップS302)
ステップS302において、払出CPU351は、後で図65を用いて詳述するメダル受付開始処理を行う。当該処理において、払出CPU351は、再遊技が作動している場合に、自動投入初期タイマをセットする処理等を行う。そして、ステップS302の処理が終了すると、ステップS303に処理を移行する。
(ステップS303)
ステップS303において、払出CPU351は、後で図66を用いて詳述するメダル管理処理を行う。当該処理において、払出CPU351は、後で図67を用いて詳述するメダル投入チェック処理等を行う。そして、ステップS303の処理が終了すると、ステップS304に処理を移行する。
(ステップS304)
ステップS304において、払出CPU351は、投入枚数カウンタの値が「3」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、払出RAM353に設けられている投入枚数カウンタの値が「3」となったか否かを判定する処理を行う。そして、投入枚数カウンタの値が「3」であると判定された場合には(ステップS304=Yes)、ステップS305に処理を移行し、投入枚数カウンタの値が「3」でないと判定された場合には(ステップS304=No)、ステップS302に処理を移行する。
(ステップS305)
ステップS305において、払出CPU351は、左リール18、中リール19、右リール20が全て停止したか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、メイン制御基板300から受信したリール停止コマンドに基づいて、左リール18、中リール19、右リール20が全て停止したか否かを判定する処理を行う。そして、左リール18、中リール19、右リール20が全て停止したと判定された場合には(ステップS305=Yes)、ステップS306に処理を移行し、左リール18、中リール19、右リール20が全て停止していないと判定された場合には(ステップS305=No)、左リール18、中リール19、右リール20が全て停止するまで、ステップS305の処理を繰り返し実行する。
(ステップS306)
ステップS306において、払出CPU351は、後で図69を用いて詳述する表示判定処理を行う。当該処理において、払出CPU351は、有効ライン上に表示された図柄の組み合わせに応じて払出枚数を算定する処理等を行う。そして、ステップS306の処理が終了すると、ステップS307に処理を移行する。
(ステップS307)
ステップS307において、払出CPU351は、後で図70を用いて詳述する払出処理を行う。当該処理において、払出CPU351は、電源基板200を介してホッパー202を駆動することによりメダルを払い出す処理等を行う。そして、ステップS307の処理が終了すると、ステップS308に処理を移行する。
(ステップS308)
ステップS308において、払出CPU351は、遊技終了時初期化処理を行う。具体的には、払出CPU351は、払出RAM353の所定の領域をクリアする処理を行う。そして、ステップS308の処理が終了すると、ステップS302に処理を移行する。
(メダル受付開始処理)
次に、図65に基づいて、図64のステップS302の処理により行われるメダル受付開始処理についての説明を行う。なお、図64はメダル受付開始処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS302−1)
ステップS302−1において、払出CPU351は、再遊技作動中フラグがONであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、リプレイに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示され、払出RAM353に設けられている再遊技作動中フラグ格納領域の再遊技作動中フラグがONとなっているか否かを判定する。そして、再遊技作動中フラグがONであると判定された場合には(ステップS302−1=Yes)、ステップS302−2に処理を移行し、再遊技作動中フラグがONではないと判定された場合には(ステップS302−1=No)、メダル受付開始処理のサブルーチンを終了し、払出基板におけるメイン処理のステップS303に処理を移行する。
(ステップS302−2)
ステップS302−2において、払出CPU351は、自動投入初期タイマをセットする処理を行う。具体的には、払出CPU351は、前回の遊技で使用したメダルを自動投入するための待機時間を設けるために、払出RAM353に設けられているタイマカウンタに所定の値をセットする処理を行う。そして、ステップS302−2の処理が終了すると、ステップS302−3に処理を移行する。
(ステップS302−3)
ステップS302−3において、払出CPU351は、タイマウエイト処理を行う。具体的には、払出CPU351は、ステップS302−2の処理や、後述のステップS302−8の処理によりタイマカウンタにセットされた値が「0」となるまで待機する処理を行う。そして、ステップS302−3の処理が終了すると、ステップS302−4に処理を移行する。
(ステップS302−4)
ステップS302−4において、払出CPU351は、メダル自動投入コマンドをセットする処理を行う。具体的には、払出CPU351は、メダル自動投入コマンドをメイン制御基板300及びサブ制御基板400に対して送信するために、当該メダル自動投入コマンドを、払出RAM353に設けられている払出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。ここで、「メダル自動投入コマンド」とは、前回の遊技で使用したメダルを自動投入する旨の情報を有するコマンドである。そして、ステップS302−4の処理が終了すると、ステップS302−5に処理を移行する。
(ステップS302−5)
ステップS302−5において、払出CPU351は、投入枚数カウンタの値に「1」加算する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、前回の遊技で使用したメダルの数を上限として、払出RAM353に設けられている投入枚数カウンタの値に「1」加算する処理を行う。そして、ステップS302−5の処理が終了すると、ステップS302−6に処理を移行する。
(ステップS302−6)
ステップS302−6において、払出CPU351は、投入枚数カウンタの値が「3」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、ステップS302−6の処理により、払出RAM353に設けられている投入枚数カウンタの値に「1」加算した結果、払出RAM353に設けられている投入枚数カウンタの値が「3」となったか否かを判定する。そして、投入枚数カウンタの値が「3」であると判定された場合には(ステップS302−6=Yes)、メダル受付開始処理のサブルーチンを終了し、払出基板におけるメイン処理のステップS303に処理を移行する。一方、投入枚数カウンタの値が「3」ではないと判定された場合には(ステップS302−6=No)、ステップS302−7に処理を移行する。
(ステップS302−7)
ステップS302−7において、払出CPU351は、自動投入間隔タイマをセットする処理を行う。具体的には、払出CPU351は、前回の遊技で使用したメダルを自動投入する際の間隔を設けるために、払出RAM353に設けられているタイマカウンタに所定の値をセットする処理を行う。そして、ステップS302−7の処理が終了すると、ステップS302−3に処理を移行する。
(メダル管理処理)
次に、図66に基づいて、図64のステップS303の処理により行われるメダル管理処理についての説明を行う。なお、図66はメダル管理処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS303−1)
ステップS303−1において、払出CPU351は、再遊技作動中フラグがONであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、払出RAM353に設けられている再遊技作動中フラグ格納領域の値がONであるか否かを判定する処理を行う。そして、再遊技作動中フラグがONであると判定された場合には(ステップS303−1=Yes)、メダル管理処理のサブルーチンを終了し、払出基板におけるメイン処理のステップS304に処理を移行する。一方、再遊技作動中フラグがONではないと判定された場合には(ステップS303−1=No)、ステップS303−2に処理を移行する。
なお、本実施形態においては、再遊技作動中フラグがONである場合には、メダル管理処理のサブルーチンを終了し、後述のメダル投入チェック処理が行われない。このため、再遊技作動中フラグがONである場合には、メダルの投入を受け付けないこととしているが、再遊技作動中フラグがONである場合であっても、メダルの投入を受け付けることとしてもよい。
(ステップS303−2)
ステップS303−2において、払出CPU351は、メダルが投入されたか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、セレクターセンサ15sによりメダルの投入が検出されたか否かを判定する処理を行う。そして、メダルが投入されたと判定された場合には(ステップS303−2=Yes)、ステップS303−3に処理を移行し、メダルが投入されていないと判定された場合には(ステップS303−2=No)、ステップS303−4に処理を移行する。
(ステップS303−3)
ステップS303−3において、払出CPU351は、後で図67を用いて詳述するメダル投入チェック処理を行う。当該処理において、払出CPU351は、払出RAM353に設けられている投入枚数カウンタの値や、払出RAM353に設けられている貯留枚数カウンタの値に基づいて、払出RAM353に設けられている投入枚数カウンタの値や、払出RAM353に設けられている貯留枚数カウンタの値を加算する処理等を行う。そして、ステップS303−3の処理が終了すると、メダル管理処理のサブルーチンを終了し、払出基板におけるメイン処理のステップS304に処理を移行する。
(ステップS303−4)
ステップS303−4において、払出CPU351は、投入要求枚数として「1」をセットする処理を行う。具体的には、払出CPU351は、レジスタに投入要求枚数として「1」をセットする処理を行う。そして、ステップS303−4の処理が終了すると、ステップS303−5に処理を移行する。
(ステップS303−5)
ステップS303−5において、払出CPU351は、BETスイッチがONであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、BETスイッチ7swにより、遊技者によるBETボタン7の操作が検出されたか否かを判定する処理を行う。より具体的には、ステータス基板100によりBETスイッチ入力信号を受信し、BETスイッチ入力信号に係る情報が払出RAM353の所定の領域に格納されているか否かを判定する処理を行う。そして、BETスイッチがONであると判定された場合には(ステップS303−5=Yes)、ステップS303−8に処理を移行し、BETスイッチがONではないと判定された場合には(ステップS303−5=No)、ステップS303−6に処理を移行する。
(ステップS303−6)
ステップS303−6において、払出CPU351は、投入要求枚数として「3」をセットする処理を行う。具体的には、払出CPU351は、レジスタにセットされている投入要求枚数の値を「1」から「3」に更新する処理を行う。そして、ステップS303−6の処理が終了すると、ステップS303−7に処理を移行する。
(ステップS303−7)
ステップS303−7において、払出CPU351は、MAXBETスイッチがONであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、MAXBETスイッチ8swにより、遊技者によるMAXBETボタン8の操作が検出されたか否かを判定する処理を行う。より具体的には、ステータス基板100によりMAXBETスイッチ入力信号を受信し、MAXBETスイッチ入力信号に係る情報が払出RAM353の所定の領域に格納されているか否かを判定する処理を行う。そして、MAXBETスイッチがONであると判定された場合には(ステップS303−7=Yes)、ステップS303−8に処理を移行し、MAXBETスイッチがONではないと判定された場合には(ステップS303−7=No)、ステップS303−11に処理を移行する。
(ステップS303−8)
ステップS303−8において、払出CPU351は、投入枚数カウンタの値が「3」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、払出RAM353に設けられている投入枚数カウンタの値が「3」であるか否かを判定する処理を行う。そして、投入枚数カウンタの値が「3」であると判定された場合には(ステップS303−8=Yes)、メダル管理処理のサブルーチンを終了し、払出基板におけるメイン処理のステップS304に処理を移行する。一方、投入枚数カウンタの値が「3」ではないと判定された場合には(ステップS303−8=No)、ステップS303−9に処理を移行する。
(ステップS303−9)
ステップS303−9において、払出CPU351は、貯留枚数カウンタの値が「1」以上であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、払出RAM353に設けられている貯留枚数カウンタの値が「1」以上であるか否かを判定する処理を行う。そして、貯留枚数カウンタの値が「1」以上であると判定された場合には(ステップS303−9=Yes)、ステップS303−10に処理を移行し、貯留枚数カウンタの値が「1」以上ではないと判定された場合には(ステップS303−9=No)、メダル管理処理のサブルーチンを終了し、払出基板におけるメイン処理のステップS304に処理を移行する。
(ステップS303−10)
ステップS303−10において、払出CPU351は、後で図68を用いて詳述する貯留メダル投入処理を行う。当該処理において、払出CPU351は、払出RAM353に設けられている投入枚数カウンタの値に基づいて、払出RAM353に設けられている投入枚数カウンタの値を加算する処理等を行う。そして、ステップS303−10の処理が終了すると、メダル管理処理のサブルーチンを終了し、払出基板におけるメイン処理のステップS304に処理を移行する。
(ステップS303−11)
ステップS303−11において、払出CPU351は、精算スイッチがONであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、精算スイッチ9swにより、遊技者による精算ボタン9の操作が検出されたか否かを判定する処理を行う。より具体的には、ステータス基板100により精算スイッチ入力信号を受信し、精算スイッチ入力信号に係る情報が払出RAM353の所定の領域に格納されているか否かを判定する処理を行う。そして、精算スイッチがONであると判定された場合には(ステップS303−11=Yes)、ステップS303−12に処理を移行し、精算スイッチがONではないと判定された場合には(ステップS303−11=No)、メダル管理処理のサブルーチンを終了し、払出基板におけるメイン処理のステップS304に処理を移行する。
(ステップS303−12)
ステップS303−12において、払出CPU351は、投入枚数カウンタの値、または貯留枚数カウンタの値が「1」以上であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、払出RAM353に設けられている投入枚数カウンタの値、または貯留枚数カウンタの値が「1」以上であるか否かを判定する処理を行う。そして、投入枚数カウンタの値、または貯留枚数カウンタの値が「1」以上であると判定された場合には(ステップS303−12=Yes)、ステップS303−13に処理を移行し、投入枚数カウンタの値、または貯留枚数カウンタの値が「1」以上ではないと判定された場合には(ステップS303−12=No)、メダル管理処理のサブルーチンを終了し、払出基板におけるメイン処理のステップS304に処理を移行する。
(ステップS303−13)
ステップS303−13において、払出CPU351は、精算開始コマンドをセットする処理を行う。具体的には、払出CPU351は、精算開始コマンドをメイン制御基板300及びサブ制御基板400に対して送信するために、当該精算開始コマンドを、払出RAM353に設けられている払出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。ここで、「精算開始コマンド」とは、遊技機1に貯留されているメダルを遊技者に対して返却する精算処理を開始する旨の情報等を有するコマンドである。そして、ステップS303−13の処理が終了すると、ステップS303−14に処理を移行する。
(ステップS303−14)
ステップS303−14において、払出CPU351は、投入枚数カウンタの値が「1」以上であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、払出RAM353に設けられている投入枚数カウンタの値が「1」以上であるか否かを判定する処理を行う。そして、投入枚数カウンタの値が「1」以上であると判定された場合には(ステップS303−14=Yes)、ステップS303−15に処理を移行し、投入枚数カウンタの値が「1」以上ではないと判定された場合には(ステップS303−14=No)、ステップS303−18に処理を移行する。
(ステップS303−15)
ステップS303−15において、払出CPU351は、投入メダル精算処理を行う。具体的には、払出CPU351は、BETされているメダルを遊技者に返却するために、電源基板200を介してホッパー202を駆動することにより、メダルを「1」枚返却する制御を行う。そして、ステップS303−15の処理が終了すると、ステップS303−16に処理を移行する。
(ステップS303−16)
ステップS303−16において、払出CPU351は、投入枚数カウンタの値から「1」減算する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、払出RAM353に設けられている投入枚数カウンタの値から「1」減算する処理を行う。そして、ステップS303−16の処理が終了すると、ステップS303−17に処理を移行する。
(ステップS303−17)
ステップS303−17において、払出CPU351は、投入枚数カウンタの値が「0」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、ステップS303−16の処理により、払出RAM353に設けられている投入枚数カウンタの値から「1」減算した結果、払出RAM353に設けられている投入枚数カウンタの値が「0」となったか否かを判定する処理を行う。そして、投入枚数カウンタの値が「0」であると判定された場合には(ステップS303−17=Yes)、ステップS303−19に処理を移行し、投入枚数カウンタの値が「0」ではないと判定された場合には(ステップS303−17=No)、ステップS303−15に処理を移行し、払出RAM353に設けられている投入枚数カウンタの値が「0」となるまで、同様の処理を繰り返し実行する。
(ステップS303−18)
ステップS303−18において、払出CPU351は、貯留メダル精算処理を行う。具体的には、払出CPU351は、遊技機1に貯留されているメダルを遊技者に返却するために、電源基板200を介してホッパー202を駆動することにより、メダルを「1」枚返却する制御を行う。そして、払出RAM353に設けられている貯留枚数カウンタの値から「1」減算し、当該処理を行った結果、払出RAM353に設けられている貯留枚数カウンタの値が「0」となったか否かを判定し、払出RAM353に設けられている貯留枚数カウンタの値が「0」となったと判定されるまで同様の処理を繰り返し実行する。そして、ステップS303−18の処理が終了すると、ステップS303−19に処理を移行する。
(ステップS303−19)
ステップS303−19において、払出CPU351は、精算終了コマンドをセットする処理を行う。具体的には、払出CPU351は、精算終了コマンドをメイン制御基板300及びサブ制御基板400に対して送信するために、当該精算終了コマンドを、払出RAM353に設けられている払出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。ここで、「精算終了コマンド」とは、BETされていたメダルを遊技者に対して返却し終えた旨の情報や、遊技機1に貯留されているメダルを遊技者に対して返却し終えた旨の情報等を有するコマンドである。そして、ステップS303−19の処理が終了すると、メダル管理処理のサブルーチンを終了し、払出基板におけるメイン処理のステップS304に処理を移行する。
(メダル投入チェック処理)
次に、図67に基づいて、図66のステップS303−3の処理により行われるメダル投入チェック処理についての説明を行う。なお、図67はメダル投入チェック処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS303−3−1)
ステップS303−3−1において、払出CPU351は、メダル通過監視開始処理を行う。具体的には、払出CPU351は、セレクター15により正常なメダルが投入されたか否かの判定等を行うメダル通過監視処理を開始する処理を行う。そして、ステップS303−3−1の処理が終了すると、ステップS303−3−2に処理を移行する。
(ステップS303−3−2)
ステップS303−3−2において、払出CPU351は、エラーを検出したか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、ステップS303−3−1のメダル通過監視開始処理により開始されたメダル通過監視処理において、エラーを検出したか否かを判定する処理を行う。そして、エラーを検出したと判定された場合には(ステップS303−3−2=Yes)、ステップS303−3−9に処理を移行し、エラーを検出していないと判定された場合には(ステップS303−3−2=No)、ステップS303−3−3に処理を移行する。
(ステップS303−3−3)
ステップS303−3−3において、払出CPU351は、メダル通過監視処理が終了したか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、ステップS303−3−1のメダル通過監視開始処理により開始されたメダル通過監視処理が終了したか否かを判定する処理を行う。そして、メダル通過監視処理が終了したと判定された場合には(ステップS303−3−3=Yes)、ステップS303−3−4に処理を移行し、メダル通過監視処理が終了していないと判定された場合には(ステップS303−3−3=No)、ステップS303−3−1に処理を移行し、メダル通過監視処理が終了するまで同様の処理を実行する。
(ステップS303−3−4)
ステップS303−3−4において、払出CPU351は、メダル投入枚数がMAX値であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、払出RAM353に設けられている投入枚数カウンタの値が「3」であり、払出RAM353に設けられている貯留枚数カウンタの値が「50」であるか否かを判定する処理を行う。そして、メダル投入枚数がMAX値であると判定された場合には(ステップS303−3−4=Yes)、メダル投入チェック処理のサブルーチンを終了し、メダル管理処理のステップS303−4に処理を移行する。一方、メダル投入枚数がMAX値ではないと判定された場合には(ステップS303−3−4=No)、ステップS303−3−5に処理を移行する。
(ステップS303−3−5)
ステップS303−3−5において、払出CPU351は、投入枚数カウンタの値が「3」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、払出RAM353に設けられている投入枚数カウンタの値が「3」であるか否かを判定する処理を行う。そして、投入枚数カウンタの値が「3」であると判定された場合には(ステップS303−3−5=Yes)、ステップS303−3−7に処理を移行し、投入枚数カウンタの値が「3」ではないと判定された場合には(ステップS303−3−5=No)、ステップS303−3−6に処理を移行する。
(ステップS303−3−6)
ステップS303−3−6において、払出CPU351は、投入枚数カウンタの値に「1」加算する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、払出RAM353に設けられている投入枚数カウンタの値に「1」加算する処理を行う。そして、ステップS303−3−6の処理が終了すると、ステップS303−3−8に処理を移行する。
(ステップS303−3−7)
ステップS303−3−7において、払出CPU351は、貯留枚数カウンタの値に「1」加算する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、払出RAM353に設けられている貯留枚数カウンタの値に「1」加算する処理を行う。そして、ステップS303−3−7の処理が終了すると、ステップS303−3−8に処理を移行する。
(ステップS303−3−8)
ステップS303−3−8において、払出CPU351は、メダル投入コマンドをセットする処理を行う。具体的には、払出CPU351は、メダル投入コマンドをメイン制御基板300及びサブ制御基板400に対して送信するために、当該メダル投入コマンドを、払出RAM353に設けられている払出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。ここで、「メダル投入コマンド」とは、メダル投入口6に正常なメダルが投入された旨の情報等を有するコマンドである。そして、ステップS303−3−8の処理が終了すると、メダル投入チェック処理のサブルーチンを終了し、メダル管理処理のステップS303−4に処理を移行する。
(ステップS303−3−9)
ステップS303−3−9において、払出CPU351は、メダル投入エラーコマンドをセットする処理を行う。具体的には、払出CPU351は、メダル投入エラーコマンドをメイン制御基板300及びサブ制御基板400に対して送信するために、当該メダル投入エラーコマンドを、払出RAM353に設けられている払出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。ここで、「メダル投入エラーコマンド」とは、メダル投入口6に投入されたメダルが正常に検知されなかった旨の情報等を有するコマンドである。そして、ステップS303−3−9の処理が終了すると、メダル投入チェック処理のサブルーチンを終了し、メダル管理処理のステップS303−4に処理を移行する。
(貯留メダル投入処理)
次に、図68に基づいて、図66のステップS303−10の処理により行われる貯留メダル投入処理についての説明を行う。なお、図68は貯留メダル投入処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS303−10−1)
ステップS303−10−1において、払出CPU351は、貯留枚数カウンタの値が投入要求枚数以上であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、払出RAM353に設けられている貯留枚数カウンタの値が、レジスタに記憶されている投入要求枚数以上であるか否かを判定する処理を行う。そして、貯留枚数カウンタの値が投入要求枚数以上であると判定された場合には(ステップS303−10−1=Yes)、ステップS303−10−3に処理を移行し、貯留枚数カウンタの値が投入要求枚数以上ではないと判定された場合には(ステップS303−10−1=No)、ステップS303−10−2に処理を移行する。
(ステップS303−10−2)
ステップS303−10−2において、払出CPU351は、貯留枚数カウンタの値を投入要求枚数にセットする処理を行う。具体的には、払出CPU351は、払出RAM353に設けられている貯留枚数カウンタの値をレジスタに記憶されている投入要求枚数の値にセットする処理を行う。そして、ステップS303−10−2の処理が終了すると、ステップS303−10−3に処理を移行する。
(ステップS303−10−3)
ステップS303−10−3において、払出CPU351は、BETコマンドをセットする処理を行う。具体的には、払出CPU351は、BETコマンドをメイン制御基板300及びサブ制御基板400に対して送信するために、当該BETコマンドを、払出RAM353に設けられている払出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。ここで、「BETコマンド」とは、BETボタン7、MAXBETボタン8が操作されることにより、貯留されているメダルが投入された旨の情報等を有するコマンドである。そして、ステップS303−10−3の処理が終了すると、ステップS303−10−4に処理を移行する。
(ステップS303−10−4)
ステップS303−10−4において、払出CPU351は、投入枚数カウンタの値に「1」加算する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、払出RAM353に設けられている投入枚数カウンタの値に「1」加算する処理を行う。そして、ステップS303−10−4の処理が終了すると、ステップS303−10−5に処理を移行する。
(ステップS303−10−5)
ステップS303−10−5において、払出CPU351は、投入要求枚数から「1」減算する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、レジスタに記憶されている投入要求枚数の値から「1」減算する処理を行う。そして、ステップS303−10−5の処理が終了すると、ステップS303−10−6に処理を移行する。
(ステップS303−10−6)
ステップS303−10−6において、払出CPU351は、貯留枚数カウンタの値から「1」減算する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、払出RAM353に設けられている貯留枚数カウンタの値から「1」減算する処理を行う。そして、ステップS303−10−6の処理が終了すると、ステップS303−10−7に処理を移行する。
(ステップS303−10−7)
ステップS303−10−7において、払出CPU351は、投入要求枚数が「0」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、ステップS303−10−5の処理により、レジスタに記憶されている投入要求枚数の値から「1」減算した結果、レジスタに記憶されている投入要求枚数の値が「0」となったか否かを判定する処理を行う。そして、投入要求枚数が「0」であると判定された場合には(ステップS303−10−7=Yes)、貯留メダル投入処理のサブルーチンを終了し、払出基板におけるメイン処理のステップS304に処理を移行する。一方、投入要求枚数が「0」ではないと判定された場合には(ステップS303−10−7=No)、ステップS303−10−3に処理を移行する。
(表示判定処理)
次に、図69に基づいて、図64のステップS306の処理により行われる表示判定処理についての説明を行う。なお、図69は表示判定処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS306−1)
ステップS306−1において、払出CPU351は、イリーガルヒットエラー判定処理を行う。具体的には、払出CPU351は、メイン制御基板300から受信した条件装置コマンドに含まれている当選役に係る情報と、メイン制御基板300から受信したリール停止コマンドに含まれている左リール18の停止位置に係る情報と、中リール19の停止位置に係る情報と、右リール20の停止位置に係る情報に基づいて、有効ライン上に表示された図柄の組み合わせが異常でないか否かの判定を行う。ここで、払出CPU351は、ステップS104の内部抽選処理により決定されていない当選役に係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されている場合に、イリーガルヒットエラーであると判定する処理を行う。そして、ステップS306−1の処理が終了すると、ステップS306−2に処理を移行する。
(ステップS306−2)
ステップS306−2において、払出CPU351は、イリーガルヒットエラーであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、ステップS306−1のイリーガルヒットエラー判定処理によりイリーガルヒットエラーであると判定されたか否かを判定する処理を行う。そして、イリーガルヒットエラーであると判定された場合には(ステップS306−2=Yes)、ステップS306−3に処理を移行し、イリーガルヒットエラーではないと判定された場合には(ステップS306−2=No)、ステップS306−4に処理を移行する。
(ステップS306−3)
ステップS306−3において、払出CPU351は、イリーガルヒットコマンドをセットする処理を行う。具体的には、払出CPU351は、イリーガルヒットコマンドをメイン制御基板300に対して送信するために、当該イリーガルヒットコマンドを、払出RAM353に設けられている払出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。ここで、「イリーガルヒットコマンド」とは、ステップS104の内部抽選処理により決定されていない当選役に係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示された旨の情報を有するコマンドである。そして、ステップS306−3の処理が終了すると、図64の払出基板におけるメイン処理に復帰せず、処理を終了する。
(ステップS306−4)
ステップS306−4において、払出CPU351は、表示判定コマンドをセットする処理を行う。具体的には、払出CPU351は、表示判定コマンドをメイン制御基板300及びサブ制御基板400に対して送信するために、当該表示判定コマンドを、払出RAM353に設けられている払出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。ここで、「表示判定コマンド」とは、有効ライン上に表示された図柄の組み合わせに関する情報等を有するコマンドである。そして、ステップS306−4の処理が終了すると、ステップS306−5に処理を移行する。
(ステップS306−5)
ステップS306−5において、払出CPU351は、入賞が成立したか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、メイン制御基板300から受信したリール停止コマンドに含まれている左リール18の停止位置に係る情報、中リール19の停止位置に係る情報、及び右リール20の停止位置に係る情報と、払出ROM352に設けられている図柄組み合わせテーブル(図6〜図8参照)に基づいて、入賞に係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。そして、入賞が成立したと判定された場合には(ステップS306−5=Yes)、ステップS306−6に処理を移行し、入賞が成立していないと判定された場合には(ステップS306−5=No)、ステップS306−7に処理を移行する。
(ステップS306−6)
ステップS306−6において、払出CPU351は、払出枚数算定処理を行う。具体的には、払出CPU351は、有効ライン上に表示された入賞に係る図柄の組み合わせに基づいて、払出枚数を算定する処理を行う。そして、ステップS306−6の処理が終了すると、表示判定処理のサブルーチンを終了し、払出基板におけるメイン処理のステップS307に処理を移行する。
(ステップS306−7)
ステップS306−7において、払出CPU351は、リプレイが成立したか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、リプレイに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。そして、リプレイが成立したと判定された場合には(ステップS306−7=Yes)、ステップS306−8に処理を移行し、リプレイが成立していないと判定された場合には(ステップS306−7=No)、表示判定処理のサブルーチンを終了し、払出基板におけるメイン処理のステップS307に処理を移行する。
(ステップS306−8)
ステップS306−8において、払出CPU351は、再遊技作動中フラグをONにする処理を行う。具体的には、払出CPU351は、払出RAM353に設けられている再遊技作動中フラグ格納領域の再遊技作動中フラグの値をONにする処理を行う。そして、ステップS306−8の処理が終了すると、表示判定処理のサブルーチンを終了し、払出基板におけるメイン処理のステップS307に処理を移行する。
(払出処理)
次に、図70に基づいて、図64のステップS307の処理により行われる払出処理についての説明を行う。なお、図70は払出処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS307−1)
ステップS307−1において、払出CPU351は、再遊技作動中フラグがONであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、払出RAM353に設けられている再遊技作動中フラグ格納領域の値に基づいて、再遊技作動中フラグがONであるか否かを判定する処理を行う。そして、再遊技作動中フラグがONであると判定された場合には(ステップS307−1=Yes)、ステップS307−3に処理を移行し、再遊技作動中フラグがONではないと判定された場合には(ステップS307−1=No)、ステップS307−2に処理を移行する。
(ステップS307−2)
ステップS307−2において、払出CPU351は、残り払出枚数カウンタをセットする処理を行う。具体的には、払出CPU351は、ステップS306−6の払出枚数算定処理において算定された払出枚数をレジスタにセットする処理を行う。そして、ステップS307−2の処理が終了すると、ステップS307−3に処理を移行する。
(ステップS307−3)
ステップS307−3において、払出CPU351は、残り払出枚数カウンタの値が「1」以上であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、ステップS307−2の処理により、レジスタにセットされた残り払出枚数カウンタの値が「1」以上であるか否かを判定する処理を行う。そして、残り払出枚数カウンタの値が「1」以上であると判定された場合には(ステップS307−3=Yes)、ステップS307−4に処理を移行し、残り払出枚数カウンタの値が「1」以上ではないと判定された場合には(ステップS307−3=No)、払出処理のサブルーチンを終了し、払出基板におけるメイン処理のステップS308に処理を移行する。
(ステップS307−4)
ステップS307−4において、払出CPU351は、メダル払出開始コマンドをセットする処理を行う。具体的には、払出CPU351は、メダル払出開始コマンドをメイン制御基板300及びサブ制御基板400に対して送信するために、当該メダル払出開始コマンドを、払出RAM353に設けられている払出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。ここで、「メダル払出開始コマンド」とは、メダルの払出を開始する旨の情報等を有するコマンドである。そして、ステップS307−4の処理が終了すると、ステップS307−5に処理を移行する。
(ステップS307−5)
ステップS307−5において、払出CPU351は、貯留枚数カウンタの値が「50」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、払出RAM353に設けられている貯留枚数カウンタの値が「50」であるか否かを判定する処理を行う。そして、貯留枚数カウンタの値が「50」であると判定された場合には(ステップS307−5=Yes)、ステップS307−7に処理を移行し、貯留枚数カウンタの値が「50」ではないと判定された場合には(ステップS307−5=No)、ステップS307−6に処理を移行する。
(ステップS307−6)
ステップS307−6において、払出CPU351は、貯留枚数カウンタの値に「1」加算する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、払出RAM353に設けられている貯留枚数カウンタの値に「1」加算する処理を行う。そして、ステップS307−6の処理が終了すると、ステップS307−8に処理を移行する。
(ステップS307−7)
ステップS307−7において、払出CPU351は、メダル払出処理を行う。具体的には、払出CPU351は、電源基板200を介してホッパー202を駆動することにより、メダルを「1」枚払い出す制御を行う。そして、ステップS307−7の処理が終了すると、ステップS307−8に処理を移行する。
(ステップS307−8)
ステップS307−8において、払出CPU351は、獲得枚数カウンタの値に「1」加算する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、払出RAM353に設けられている獲得枚数カウンタの値に「1」加算する処理を行う。そして、ステップS307−8の処理が終了すると、ステップS307−9に処理を移行する。
(ステップS307−9)
ステップS307−9において、払出CPU351は、残り払出枚数カウンタの値から「1」減算する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、レジスタにセットされている残り払出枚数カウンタの値から「1」減算する処理を行う。そして、ステップS307−9の処理が終了すると、ステップS307−10に処理を移行する。
(ステップS307−10)
ステップS307−10において、払出CPU351は、残り払出枚数カウンタの値が「0」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、ステップS307−9の処理により残り払出枚数カウンタの値から「1」減算した結果、残り払出枚数カウンタの値が「0」であるか否かを判定する処理を行う。そして、残り払出枚数カウンタの値が「0」であると判定された場合には(ステップS307−10=Yes)、ステップS307−11に処理を移行し、残り払出枚数カウンタの値が「0」ではないと判定された場合には(ステップS307−10=No)、ステップS307−5に処理を移行する。
(ステップS307−11)
ステップS307−11において、払出CPU351は、メダル払出終了コマンドをセットする処理を行う。具体的には、払出CPU351は、メダル払出終了コマンドをメイン制御基板300及びサブ制御基板400に対して送信するために、当該メダル払出終了コマンドを、払出RAM353に設けられている払出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。ここで、「メダル払出終了コマンド」とは、メダルの払出が終了した旨の情報等を有するコマンドである。そして、ステップS307−11の処理が終了すると、払出処理のサブルーチンを終了し、払出基板におけるメイン処理のステップS308に処理を移行する。
(払出基板における割込処理)
次に、図71に基づいて、払出基板における割込処理についての説明を行う。ここで、払出基板における割込処理は、払出基板におけるメイン処理に対して、「1.49ms」毎に割り込んで行われる処理である。
(ステップS401)
ステップS401において、払出CPU351は、レジスタを退避する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、ステップS401の時点で使用しているレジスタの値を退避する処理を行う。そして、ステップS401の処理が終了すると、ステップS402に処理を移行する。
(ステップS402)
ステップS402において、払出CPU351は、後で図72を用いて詳述する払出基板入力ポート読込処理を行う。当該処理において、払出CPU351は、BETスイッチ入力信号、MAXBETスイッチ入力信号、精算スイッチ入力信号、セレクターセンサ入力信号、ホッパーセンサ入力信号、ドア開閉センサ入力信号を入力した場合の処理等を行う。そして、ステップS402の処理が終了すると、ステップS403に処理を移行する。
(ステップS403)
ステップS403において、払出CPU351は、後で図73を用いて詳述する払出基板制御コマンド受信処理を行う。当該処理において、払出CPU351は、メイン制御基板300から受信したコマンドに含まれている情報を払出RAM353に格納する処理等を行う。そして、ステップS403の処理が終了すると、ステップS404に処理を移行する。
(ステップS404)
ステップS404において、払出CPU351は、後で図74を用いて詳述する払出基板制御コマンド送信処理を行う。当該処理において、払出CPU351は、メイン制御基板300や、サブ制御基板400に対して各種コマンドを送信する処理等を行う。そして、ステップS404の処理が終了すると、ステップS405に処理を移行する。
(ステップS405)
ステップS405において、払出CPU351は、払出基板ポート出力処理を行う。具体的には、払出CPU351は、ステータス基板100、電源基板200、メイン制御基板300、サブ制御基板400に対して、所定の信号を送信する処理を行う。そして、ステップS405の処理が終了すると、ステップS406に処理を移行する。
(ステップS406)
ステップS406において、払出CPU351は、レジスタの復帰処理を行う。具体的には、払出CPU351は、ステップS401の処理において、退避したレジスタの値を復帰させる処理を行う。そして、ステップS406の処理が終了すると、払出基板における割込処理を終了し、払出基板におけるメイン処理に復帰する。
(払出基板入力ポート読込処理)
次に、図72に基づいて、図71のステップS402の処理により行われる払出基板入力ポート読込処理についての説明を行う。なお、図72は払出基板入力ポート読込処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS402−1)
ステップS402−1において、払出CPU351は、BETスイッチ入力信号を受信したか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、ステータス基板100からBETスイッチ入力信号を受信したか否かを判定する処理を行う。ここで、ステータス基板100は、BETスイッチ7swがBETボタン7の操作を検出した場合に、払出基板350に対して、BETスイッチ入力信号を送信する処理を行う。そして、BETスイッチ入力信号を受信したと判定された場合には(ステップS402−1=Yes)、ステップS402−2に処理を移行し、BETスイッチ入力信号を受信していないと判定された場合には(ステップS402−1=No)、ステップS402−3に処理を移行する。
(ステップS402−2)
ステップS402−2において、払出CPU351は、BETスイッチがONになったと判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、BETスイッチ7swがONになった旨の情報を払出RAM353の所定の領域にセットする処理を行う。そして、ステップS402−2の処理が終了すると、払出基板入力ポート読込処理のサブルーチンを終了し、払出基板における割込処理のステップS403に処理を移行する。
(ステップS402−3)
ステップS402−3において、払出CPU351は、MAXBETスイッチ入力信号を受信したか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、ステータス基板100からMAXBETスイッチ入力信号を受信したか否かを判定する処理を行う。ここで、ステータス基板100は、MAXBETスイッチ8swがMAXBETボタン8の操作を検出した場合に、払出基板350に対して、MAXBETスイッチ入力信号を送信する処理を行う。そして、MAXBETスイッチ入力信号を受信したと判定された場合には(ステップS402−3=Yes)、ステップS402−4に処理を移行し、MAXBETスイッチ入力信号を受信していないと判定された場合には(ステップS402−3=No)、ステップS402−5に処理を移行する。
(ステップS402−4)
ステップS402−4において、払出CPU351は、MAXBETスイッチがONになったと判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、MAXBETスイッチ8swがONになった旨の情報を払出RAM353の所定の領域にセットする処理を行う。そして、ステップS402−4の処理が終了すると、払出基板入力ポート読込処理のサブルーチンを終了し、払出基板における割込処理のステップS403に処理を移行する。
(ステップS402−5)
ステップS402−5において、払出CPU351は、精算スイッチ入力信号を受信したか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、ステータス基板100から精算スイッチ入力信号を受信したか否かを判定する処理を行う。ここで、ステータス基板100は、精算スイッチ9swが精算ボタン9の操作を検出した場合に、払出基板350に対して、精算スイッチ入力信号を送信する処理を行う。そして、精算スイッチ入力信号を受信したと判定された場合には(ステップS402−5=Yes)、ステップS402−6に処理を移行し、精算スイッチ入力信号を受信していないと判定された場合には(ステップS402−5=No)、ステップS402−7に処理を移行する。
(ステップS402−6)
ステップS402−6において、払出CPU351は、精算スイッチがONになったと判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、精算スイッチ9swがONになった旨の情報を払出RAM353の所定の領域にセットする処理を行う。そして、ステップS402−6の処理が終了すると、払出基板入力ポート読込処理のサブルーチンを終了し、払出基板における割込処理のステップS403に処理を移行する。
(ステップS402−7)
ステップS402−7において、払出CPU351は、セレクターセンサ入力信号を受信したか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、ステータス基板100からセレクターセンサ入力信号を受信したか否かを判定する処理を行う。ここで、ステータス基板100は、セレクターセンサ15sがメダルの通過を検出した場合に、払出基板350に対して、セレクターセンサ入力信号を送信する処理を行う。そして、セレクターセンサ入力信号を受信したと判定された場合には(ステップS402−7=Yes)、ステップS402−8に処理を移行し、セレクターセンサ入力信号を受信していないと判定された場合には(ステップS402−7=No)、ステップS402−9に処理を移行する。
(ステップS402−8)
ステップS402−8において、払出CPU351は、セレクターセンサがONになったと判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、セレクターセンサ15sがONになった旨の情報を払出RAM353の所定の領域にセットする処理を行う。そして、ステップS402−8の処理が終了すると、払出基板入力ポート読込処理のサブルーチンを終了し、払出基板における割込処理のステップS403に処理を移行する。
(ステップS402−9)
ステップS402−9において、払出CPU351は、ホッパーセンサ入力信号を受信したか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、ステータス基板100からホッパーセンサ入力信号を受信したか否かを判定する処理を行う。ここで、ステータス基板100は、ホッパーセンサ202sが遊技者に対して払い出すメダルの通過を検出した場合に、払出基板350に対して、ホッパーセンサ入力信号を送信する処理を行う。そして、ホッパーセンサ入力信号を受信したと判定された場合には(ステップS402−9=Yes)、ステップS402−10に処理を移行し、ホッパーセンサ入力信号を受信していないと判定された場合には(ステップS402−9=No)、ステップS402−11に処理を移行する。
(ステップS402−10)
ステップS402−10において、払出CPU351は、ホッパーセンサがONになったと判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、ホッパーセンサ202sがONになった旨の情報を払出RAM353の所定の領域にセットする処理を行う。そして、ステップS402−10の処理が終了すると、払出基板入力ポート読込処理のサブルーチンを終了し、払出基板における割込処理のステップS403に処理を移行する。
(ステップS402−11)
ステップS402−11において、払出CPU351は、ドア開閉センサ入力信号を受信したか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、ステータス基板100からドア開閉センサ入力信号を受信したか否かを判定する処理を行う。ここで、ステータス基板100は、ドア開閉センサ17sにより前面扉3が開放されたことを検出された場合、またはドア開閉センサ17sにより前面扉3が閉塞されたことを検出した場合に、払出基板350に対して、ドア開閉センサ入力信号を送信する処理を行う。そして、ドア開閉センサ入力信号を受信したと判定された場合には(ステップS402−11=Yes)、ステップS402−12に処理を移行し、ドア開閉センサ入力信号を受信していないと判定された場合には(ステップS402−11=No)、払出基板入力ポート読込処理のサブルーチンを終了し、払出基板における割込処理のステップS403に処理を移行する。
(ステップS402−12)
ステップS402−12において、払出CPU351は、ドア関連処理を行う。具体的には、払出CPU351は、ドア開閉センサ17sがONになった旨の情報がセットされている払出RAM353の所定の領域を書き換える処理を行うとともに、ドアオープンコマンド、またはドアクローズコマンドをサブ制御基板400に対して送信するために、当該ドアオープンコマンドまたはドアクローズコマンドを、払出RAM305に設けられている払出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。更に具体的には、払出RAM353の所定の領域に前面扉3が開放中である旨の情報が格納されている場合であって、前面扉3が閉塞した旨の情報を有するドア開閉センサ入力信号を受信した場合には、払出RAM353の所定の領域に前面扉3が閉塞中である旨の情報を格納する処理を行うとともに、払出RAM353に設けられている払出用伝送データ格納領域にドアクローズコマンドをセットする処理を行う。一方、払出RAM353の所定の領域に前面扉3が閉塞中である旨の情報が格納されている場合であって、前面扉3が開放した旨の情報を有するドア開閉センサ入力信号を受信した場合には、払出RAM353の所定の領域に前面扉3が開放中である旨の情報を格納する処理を行とともに、払出RAM353に設けられている払出用伝送データ格納領域にドアオープンコマンドをセットする処理を行う。そして、ステップS402−12の処理が終了すると、払出基板入力ポート読込処理のサブルーチンを終了し、払出基板における割込処理のステップS403に処理を移行する。
(払出基板制御コマンド受信処理)
次に、図73に基づいて、図71のステップS402の処理により行われる払出基板入力ポート読込処理についての説明を行う。なお、図73は払出基板制御コマンド受信処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS403−1)
ステップS403−1において、払出CPU351は、リール回転開始受付コマンドを受信したか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、メイン制御基板300からリール回転開始受付コマンドを受信したか否かを判定する処理を行う。そして、リール回転開始受付コマンドを受信したと判定された場合には(ステップS403−1=Yes)、ステップS403−2に処理を移行し、リール回転開始受付コマンドを受信していないと判定された場合には(ステップS403−1=No)、ステップS403−3に処理を移行する。
(ステップS403−2)
ステップS403−2において、払出CPU351は、リール回転開始受付コマンド情報格納処理を行う。具体的には、払出CPU351は、メイン制御基板300から受信したリール回転開始受付コマンドに含まれている情報を、払出RAM353に設けられている所定の領域に格納する処理を行う。そして、ステップS403−2の処理が終了すると、払出基板制御コマンド受信処理のサブルーチンを終了し、払出基板における割込処理のステップS404に処理を移行する。
(ステップS403−3)
ステップS403−3において、払出CPU351は、条件装置コマンドを受信したか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、メイン制御基板300から条件装置コマンドを受信したか否かを判定する処理を行う。そして、条件装置コマンドを受信したと判定された場合には(ステップS403−3=Yes)、ステップS403−4に処理を移行し、条件装置コマンドを受信していないと判定された場合には(ステップS403−3=No)、ステップS403−5に処理を移行する。
(ステップS403−4)
ステップS403−4において、払出CPU351は、条件装置コマンド情報格納処理を行う。具体的には、払出CPU351は、メイン制御基板300から受信した条件装置コマンドに含まれている情報を、払出RAM353に設けられている所定の領域に格納する処理を行う。そして、ステップS403−4の処理が終了すると、払出基板制御コマンド受信処理のサブルーチンを終了し、払出基板における割込処理のステップS404に処理を移行する。
(ステップS403−5)
ステップS403−5において、払出CPU351は、リール停止コマンドを受信したか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、メイン制御基板300からリール停止コマンドを受信したか否かを判定する処理を行う。そして、リール停止コマンドを受信したと判定された場合には(ステップS403−5=Yes)、ステップS403−6に処理を移行し、リール停止コマンドを受信していないと判定された場合には(ステップS403−5=No)、払出基板制御コマンド受信処理のサブルーチンを終了し、払出基板における割込処理のステップS404に処理を移行する。
(ステップS403−6)
ステップS403−6において、払出CPU351は、リール停止コマンド情報格納処理を行う。具体的には、払出CPU351は、メイン制御基板300から受信したリール停止コマンドに含まれている情報を、払出RAM353に設けられている所定の領域に格納する処理を行う。そして、ステップS403−6の処理が終了すると、払出基板制御コマンド受信処理のサブルーチンを終了し、払出基板における割込処理のステップS404に処理を移行する。
(払出基板制御コマンド送信処理)
次に、図74に基づいて、図71のステップS404の処理により行われる払出基板入力ポート読込処理についての説明を行う。なお、図74は払出基板制御コマンド送信処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS404−1)
ステップS404−1において、払出CPU351は、メダル自動投入コマンド送信時であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、払出RAM353に設けられている払出用伝送データ格納領域にメダル自動投入コマンドがセットされているか否かを判定する処理を行う。そして、メダル自動投入コマンド送信時であると判定された場合には(ステップS404−1=Yes)、ステップS404−2に処理を移行し、メダル自動投入コマンド送信時ではないと判定された場合には(ステップS404−1=No)、ステップS404−3に処理を移行する。
(ステップS404−2)
ステップS404−2において、払出CPU351は、メダル自動投入コマンド送信処理を行う。具体的には、払出CPU351は、メイン制御基板300及びサブ制御基板400に対してメダル自動投入コマンドを送信する処理を行う。そして、ステップS404−2の処理が終了すると、払出基板制御コマンド送信処理のサブルーチンを終了し、払出基板における割込処理のステップS405に処理を移行する。
(ステップS404−3)
ステップS404−3において、払出CPU351は、精算コマンド送信時であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、払出RAM353に設けられている払出用伝送データ格納領域に精算開始コマンド、または精算終了コマンドがセットされているか否かを判定する処理を行う。そして、精算コマンド送信時であると判定された場合には(ステップS404−3=Yes)、ステップS404−4に処理を移行し、精算コマンド送信時ではないと判定された場合には(ステップS404−3=No)、ステップS404−5に処理を移行する。
(ステップS404−4)
ステップS404−4において、払出CPU351は、精算コマンド送信処理を行う。具体的には、払出CPU351は、メイン制御基板300及びサブ制御基板400に対して精算コマンドを送信する処理を行う。更に具体的には、払出CPU351は、払出RAM353に設けられている払出用伝送データ格納領域に精算開始コマンドがセットされている場合には、メイン制御基板300及びサブ制御基板400に対して精算開始コマンドを送信する処理を行い、払出RAM353に設けられている払出用伝送データ格納領域に精算終了コマンドがセットされている場合には、メイン制御基板300及びサブ制御基板400に対して精算終了コマンドを送信する処理を行う。そして、ステップS404−4の処理が終了すると、払出基板制御コマンド送信処理のサブルーチンを終了し、払出基板における割込処理のステップS405に処理を移行する。
(ステップS404−5)
ステップS404−5において、払出CPU351は、メダル投入コマンド送信時であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、払出RAM353に設けられている払出用伝送データ格納領域にメダル投入コマンドがセットされているか否かを判定する処理を行う。そして、メダル投入コマンド送信時であると判定された場合には(ステップS404−5=Yes)、ステップS404−6に処理を移行し、メダル投入コマンド送信時ではないと判定された場合には(ステップS404−5=No)、ステップS404−7に処理を移行する。
(ステップS404−6)
ステップS404−6において、払出CPU351は、メダル投入コマンド送信処理を行う。具体的には、払出CPU351は、メイン制御基板300及びサブ制御基板400に対してメダル投入コマンドを送信する処理を行う。そして、ステップS404−6の処理が終了すると、払出基板制御コマンド送信処理のサブルーチンを終了し、払出基板における割込処理のステップS405に処理を移行する。
(ステップS404−7)
ステップS404−7において、払出CPU351は、BETコマンド送信時であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、払出RAM353に設けられている払出用伝送データ格納領域にBETコマンドがセットされているか否かを判定する処理を行う。そして、BETコマンド送信時であると判定された場合には(ステップS404−7=Yes)、ステップS404−8に処理を移行し、BETコマンド送信時ではないと判定された場合には(ステップS404−7=No)、ステップS404−9に処理を移行する。
(ステップS404−8)
ステップS404−8において、払出CPU351は、BETコマンド送信処理を行う。具体的には、払出CPU351は、メイン制御基板300及びサブ制御基板400に対してBETコマンドを送信する処理を行う。そして、ステップS404−8の処理が終了すると、払出基板制御コマンド送信処理のサブルーチンを終了し、払出基板における割込処理のステップS405に処理を移行する。
(ステップS404−9)
ステップS404−9において、払出CPU351は、表示判定コマンド送信時であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、払出RAM353に設けられている払出用伝送データ格納領域に表示判定コマンドがセットされているか否かを判定する処理を行う。そして、表示判定コマンド送信時であると判定された場合には(ステップS404−9=Yes)、ステップS404−10に処理を移行し、表示判定コマンド送信時ではないと判定された場合には(ステップS404−9=No)、ステップS404−11に処理を移行する。
(ステップS404−10)
ステップS404−10において、払出CPU351は、表示判定コマンド送信処理を行う。具体的には、払出CPU351は、メイン制御基板300及びサブ制御基板400に対して表示判定コマンドを送信する処理を行う。そして、ステップS404−10の処理が終了すると、払出基板制御コマンド送信処理のサブルーチンを終了し、払出基板における割込処理のステップS405に処理を移行する。
(ステップS404−11)
ステップS404−11において、払出CPU351は、メダル払出コマンド送信時であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、払出RAM353に設けられている払出用伝送データ格納領域にメダル払出開始コマンド、またはメダル払出終了コマンドがセットされているか否かを判定する処理を行う。そして、メダル払出コマンド送信時であると判定された場合には(ステップS404−11=Yes)、ステップS404−12に処理を移行し、メダル払出コマンド送信時ではないと判定された場合には(ステップS404−11=No)、ステップS404−13に処理を移行する。
(ステップS404−12)
ステップS404−12において、払出CPU351は、メダル払出コマンド送信処理を行う。具体的には、払出CPU351は、メイン制御基板300及びサブ制御基板400に対してメダル払出コマンドを送信する処理を行う。更に具体的には、払出CPU351は、払出RAM353に設けられている払出用伝送データ格納領域にメダル払出開始コマンドがセットされている場合には、メイン制御基板300及びサブ制御基板400に対してメダル払出開始コマンドを送信する処理を行い、払出RAM353に設けられている払出用伝送データ格納領域にメダル払出終了コマンドがセットされている場合には、メイン制御基板300及びサブ制御基板400に対してメダル払出終了コマンドを送信する処理を行う。そして、ステップS404−12の処理が終了すると、払出基板制御コマンド送信処理のサブルーチンを終了し、払出基板における割込処理のステップS405に処理を移行する。
(ステップS404−13)
ステップS404−13において、払出CPU351は、ドアコマンド送信時であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、払出RAM353に設けられている払出用伝送データ格納領域にドアオープンコマンド、またはドアクローズコマンドがセットされているか否かを判定する処理を行う。そして、ドアコマンド送信時であると判定された場合には(ステップS404−13=Yes)、ステップS404−14に処理を移行し、ドアコマンド送信時ではないと判定された場合には(ステップS404−13=No)、ステップS404−15に処理を移行する。
(ステップS404−14)
ステップS404−14において、払出CPU351は、ドアコマンド送信処理を行う。具体的には、払出CPU351は、サブ制御基板400に対してドアコマンドを送信する処理を行う。更に具体的には、払出CPU351は、払出RAM353に設けられている払出用伝送データ格納領域にドアオープンコマンドがセットされている場合には、サブ制御基板400に対してドアオープンコマンドを送信する処理を行い、払出RAM353に設けられている払出用伝送データ格納領域にドアクローズコマンドがセットされている場合には、サブ制御基板400に対してドアクローズコマンドを送信する処理を行う。そして、ステップS404−14の処理が終了すると、払出基板制御コマンド送信処理のサブルーチンを終了し、払出基板における割込処理のステップS405に処理を移行する。
(ステップS404−15)
ステップS404−15において、払出CPU351は、エラーコマンド送信時であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、払出RAM353に設けられている払出用伝送データ格納領域にメダル投入エラーコマンドや、イリーガルヒットコマンド等の各種エラーに係るコマンドがセットされているか否かを判定する処理を行う。そして、エラーコマンド送信時であると判定された場合には(ステップS404−15=Yes)、ステップS404−16に処理を移行し、エラーコマンド送信時ではないと判定された場合には(ステップS404−15=No)、払出基板制御コマンド送信処理のサブルーチンを終了し、払出基板における割込処理のステップS405に処理を移行する。
(ステップS404−16)
ステップS404−16において、払出CPU351は、エラーコマンド送信処理を行う。具体的には、払出CPU351は、サブ制御基板400に対してエラーコマンドを送信する処理を行う。更に具体的には、払出CPU351は、払出RAM353に設けられている払出用伝送データ格納領域にイリーガルヒットコマンドがセットされている場合には、メイン制御基板300に対してイリーガルヒットコマンドを送信する処理を行い、払出RAM353に設けられている払出用伝送データ格納領域にメダル投入エラーコマンドがセットされている場合には、サブ制御基板400に対してメダル投入エラーコマンドを送信する処理を行う。そして、ステップS404−16の処理が終了すると、払出基板制御コマンド送信処理のサブルーチンを終了し、払出基板における割込処理のステップS405に処理を移行する。
(サブ制御基板におけるメイン処理)
次に、図75に基づいて、サブ制御基板におけるメイン処理についての説明を行う。
(ステップS501)
ステップS501において、サブCPU401は、初期化処理を行う。具体的には、サブCPU401は、サブRAM403のエラーチェック等の処理を行う。そして、ステップS501の処理が終了すると、ステップS502に処理を移行する。
(ステップS502)
ステップS502において、サブCPU401は、後で図76を用いて詳述する基板間通信処理を行う。当該処理において、サブCPU401は、メイン制御基板300から送信されたコマンドや、払出基板350から送信されたコマンドを解析する処理等を行う。そして、ステップS502の処理が終了すると、ステップS503に処理を移行する。
(ステップS503)
ステップS503において、サブCPU401は、サウンド制御処理を行う。具体的には、サブCPU401は、後述のサブ演出決定処理により決定された演出内容に基づいて、アンプ基板500を介して、左上部スピーカ39、左下部スピーカ40、右上部スピーカ41、右下部スピーカ42から音声を出力する処理等を行う。そして、ステップS503の処理が終了すると、ステップS504に処理を移行する。
(ステップS504)
ステップS504において、サブCPU401は、ランプ制御処理を行う。具体的には、サブCPU401は、後述のサブ演出決定処理により決定された演出内容に基づいて、コンパネLED中継基板700を介して、Bonus表示部32、ART表示部33、停止ボタン操作表示部34、スタートレバーLED35、MAXBETボタンLED721、停止ボタンLED722、演出ボタンLED723、腰部パネルLED724の制御を行う。また、サブCPU401は、後述のサブ演出決定処理により決定された演出内容に基づいて、演出制御基板600と、演出装置ドライブ中継基板550を介して、トップLED661、コーナーLED662、サイドLED663、受皿サイドLED664、受皿LED665の制御を行う。そして、ステップS504の処理が終了すると、ステップS505に処理を移行する。
(ステップS505)
ステップS505において、サブCPU401は、画像制御処理を行う。具体的には、サブCPU401は、後述のサブ演出決定処理により決定された演出内容に基づいて、演出制御基板600を介して液晶表示装置45の制御を行う。そして、ステップS505の処理が終了すると、ステップS506に処理を移行する。
(ステップS506)
ステップS506において、サブCPU401は、各種スイッチ検出時処理を行う。具体的には、サブCPU401は、演出ボタン検出センサ709swが演出ボタン21の操作を検出した場合や、十字キー基板710が十字キー22の操作を検出した場合に所定の処理を実行する処理を行う。そして、ステップS506の処理が終了すると、ステップS502に処理を移行する。
(基板間通信処理)
次に、図76に基づいて、図75のステップS502の処理により行われる基板間通信処理についての説明を行う。なお、図76は基板間通信処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS502−1)
ステップS502−1において、サブCPU401は、異なるコマンドを受信したか否かを判定する処理を行う。具体的には、サブCPU401は、メイン制御基板300や、払出基板350から受信したコマンドが前回受信したコマンドと異なるコマンドであるか否かを判定する処理を行う。そして、異なるコマンドを受信したと判定された場合には(ステップS502−1=Yes)、ステップS502−2に処理を移行し、異なるコマンドを受信していないと判定された場合には(ステップS502−1=No)、主基板通信処理のサブルーチンを終了し、サブ制御基板におけるメイン処理のステップS503に処理を移行する。
(ステップS502−2)
ステップS502−2において、サブCPU401は、遊技情報格納処理を行う。具体的には、サブCPU401は、前回送信されたコマンドと異なるコマンドに基づいて、遊技情報を作成し、サブRAM403の所定の格納領域に格納する処理を行う。そして、ステップS502−2の処理が終了すると、ステップS502−3に処理を移行する。
(ステップS502−3)
ステップS502−3において、サブCPU401は、後で図77を用いて詳述するコマンド解析処理を行う。当該処理において、サブCPU401は、ステップS502−2の処理により格納した遊技情報に基づいた処理を実行する。そして、ステップS502−3の処理が終了すると、主基板通信処理のサブルーチンを終了し、サブ制御基板におけるメイン処理のステップS503に処理を移行する。
(コマンド解析処理)
次に、図77に基づいて、図76のステップS502−3の処理により行われるコマンド解析処理についての説明を行う。なお、図75はコマンド解析処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS502−3−1)
ステップS502−3−1において、サブCPU401は、後で図78を用いて詳述するコマンド別処理を行う。当該処理において、サブCPU401は、メイン制御基板300から受信したコマンドに応じた処理を行う。そして、ステップS502−3−1の処理が終了すると、ステップS502−3−2に処理を移行する。
(ステップS502−3−2)
ステップS502−3−2において、サブCPU401は、ランプデータ決定処理を行う。具体的には、サブCPU401は、ステップS502−3−1のコマンド別処理により決定された演出内容に対応するランプデータを決定する処理を行う。そして、ステップS502−3−2の処理が終了すると、ステップS502−3−3に処理を移行する。
(ステップS502−3−3)
ステップS502−3−3において、サブCPU401は、サウンドデータ決定処理を行う。具体的には、サブCPU401は、ステップS502−3−1のコマンド別処理により決定された演出内容に対応するサウンドデータを決定する処理を行う。そして、ステップS502−3−3の処理が終了すると、ステップS502−3−4に処理を移行する。
(ステップS502−3−4)
ステップS502−3−4において、サブCPU401は、画像データ決定処理を行う。具体的には、サブCPU401は、ステップS502−3−1のコマンド別処理により決定された演出内容に対応する画像データを決定する処理を行う。そして、ステップS502−3−4の処理が終了すると、コマンド解析処理のサブルーチンを終了し、サブ制御基板におけるメイン処理のステップS503に処理を移行する。
(コマンド別処理)
次に、図78に基づいて、図77のステップS502−3−1の処理により行われるコマンド別処理についての説明を行う。なお、図78はコマンド別処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS502−3−1−1)
ステップS502−3−1−1において、サブCPU401は、受信したコマンドに応じた処理を行う。具体的には、サブCPU401は、メイン制御基板300や、払出基板350から受信したコマンドに応じた処理を行う。そして、ステップS502−3−1−1の処理が終了すると、ステップS502−3−1−2に処理を移行する。
(ステップS502−3−1−2)
ステップS502−3−1−2において、サブCPU401は、サブ演出決定処理を行う。具体的には、サブCPU401は、受信したコマンドと、演出決定テーブル(図26参照)に基づいて、液晶表示装置45等により実行される演出を決定する処理を行う。そして、ステップS502−3−1−2の処理が終了すると、コマンド別処理のサブルーチンを終了し、コマンド解析処理のステップS502−3−2に処理を移行する。
ここで、サブCPU401は、ステップS502−3−1−2のサブ演出決定処理において、メイン制御基板300や、払出基板350からドアオープンコマンドを受信している場合には、左上部スピーカ39、左下部スピーカ40、右上部スピーカ41、右下部スピーカ42により、前面扉3が開放している旨を音声等により報知を行うとともに、液晶表示装置45に前面扉3が開放している旨を示す画像を表示する演出を決定する処理を行う。
また、サブCPU401は、ステップS502−3−1−2のサブ演出決定処理において、メイン制御基板300や、払出基板350からドアクローズコマンドを受信している場合には、左上部スピーカ39、左下部スピーカ40、右上部スピーカ41、右下部スピーカ42により行っていた、前面扉3が開放している旨の報知を終了し、前面扉3が開放する前に、液晶表示装置45に表示していた画像を表示する演出を決定する処理を行う。
また、サブCPU401は、ステップS502−3−1−2のサブ演出決定処理において、メイン制御基板300からリール回転開始受付コマンドを受信している場合には、スタートレバー10の操作時の演出を決定する処理を行う。
また、サブCPU401は、ステップS502−3−1−2のサブ演出決定処理において、メイン制御基板300から条件装置コマンドを受信している場合には、当選役に応じた演出を決定する処理を行う。
また、サブCPU401は、ステップS502−3−1−2のサブ演出決定処理において、メイン制御基板300からリール回転開始コマンドを受信している場合には、リール回転開始時の演出を決定する処理を行う。
また、サブCPU401は、ステップS502−3−1−2のサブ演出決定処理において、メイン制御基板300からリール停止コマンドを受信している場合には、リール停止時の演出を決定する処理を行う。
また、サブCPU401は、ステップS502−3−1−2のサブ演出決定処理において、メイン制御基板300からイリーガルヒットコマンドを受信している場合には、イリーガルヒットエラーである旨を報知する演出を決定する処理を行う。
また、サブCPU401は、ステップS502−3−1−2のサブ演出決定処理において、払出基板350からメダル自動投入コマンドを受信している場合には、メダル自動投入時の演出を決定する処理を行う。
また、サブCPU401は、ステップS502−3−1−2のサブ演出決定処理において、払出基板350から精算開始コマンドを受信している場合には、精算開始時の演出を決定する処理を行う。
また、サブCPU401は、ステップS502−3−1−2のサブ演出決定処理において、払出基板350から精算終了コマンドを受信している場合には、払出基板350から精算終了コマンドを受信した場合に、左上部スピーカ39、左下部スピーカ40、右上部スピーカ41、右下部スピーカ42により出力されている精算時の音を停止し、精算開始コマンドを受信する前に出力されていた音を出力する演出を決定する処理を行う。
また、サブCPU401は、ステップS502−3−1−2のサブ演出決定処理において、払出基板350からメダル投入コマンドを受信している場合には、メダル投入時の音を出力する演出を決定する処理を行う。
また、サブCPU401は、ステップS502−3−1−2のサブ演出決定処理において、払出基板350からメダル投入エラーコマンドを受信している場合には、エラー音を出力する演出を決定する処理を行う。
また、サブCPU401は、ステップS502−3−1−2のサブ演出決定処理において、払出基板350からBETコマンドを受信している場合には、BETボタン7、MAXBETボタン8の操作時の音を出力する演出を決定する処理を行う。
また、サブCPU401は、ステップS502−3−1−2のサブ演出決定処理において、払出基板350から表示判定コマンドを受信している場合には、左リール18、中リール19、右リール20の全てが停止した時の演出を決定する処理を行う。
また、サブCPU401は、ステップS502−3−1−2のサブ演出決定処理において、払出基板350からメダル払出開始コマンドを受信している場合には、メダル払出時の演出を決定する処理を行う。
また、サブCPU401は、ステップS502−3−1−2のサブ演出決定処理において、払出基板350からメダル払出終了コマンドを受信している場合には、メダル払出終了時の演出を決定する処理を行う。
(メイン制御基板により送信されるコマンド一覧)
次に、図79に基づいて、メイン制御基板により送信されるコマンド一覧についての説明を行う。
メイン制御基板300は、払出基板350や、サブ制御基板400に対して、各種コマンドを送信する処理を行うが、コマンドの種類に応じて、サブ制御基板400に対してのみ送信するコマンドと、払出基板350及びサブ制御基板400に対して送信するコマンドが規定されている。
図79に示す通り、本実施形態において、メイン制御基板300がサブ制御基板400に対してのみ送信するコマンドの一例として、ドアクローズコマンドと、ドアオープンコマンドと、リール回転開始コマンドが挙げられる。
ここで、サブ制御基板400は、メイン制御基板300からドアオープンコマンドを受信した場合に、前面扉3が開放している旨を報知する制御を行う。具体的には、サブ制御基板400は、左上部スピーカ39、左下部スピーカ40、右上部スピーカ41、右下部スピーカ42により、前面扉3が開放している旨を音声等により報知を行うとともに、液晶表示装置45に前面扉3が開放している旨を示す画像を表示する制御を行う。
また、サブ制御基板400は、メイン制御基板300からドアクローズコマンドを受信した場合に、前面扉3が閉塞した旨を報知する制御を行う。具体的には、サブ制御基板400は、左上部スピーカ39、左下部スピーカ40、右上部スピーカ41、右下部スピーカ42により行っていた、前面扉3が開放している旨の報知を終了するとともに、液晶表示装置45に表示していた前面扉3が開放している旨を示す画像を非表示とする制御を行う。
また、サブ制御基板400は、メイン制御基板300からリール回転開始コマンドを受信した場合に、リール回転開始時の演出を実行する処理を行う。具体的には、サブ制御基板400は、左上部スピーカ39、左下部スピーカ40、右上部スピーカ41、右下部スピーカ42により、演出音を出力する制御や、液晶表示装置45に演出画像を表示する制御を行う。
一方、図79に示す通り、本実施形態において、メイン制御基板300が、払出基板350及びサブ制御基板400に対して送信するコマンドの一例として、リール回転開始受付コマンドと、条件装置コマンドと、リール停止コマンドが挙げられる。
ここで、払出基板350は、メイン制御基板300からリール回転開始受付コマンドを受信したことに基づいて、リール回転開始受付コマンドに係る情報を記憶する処理を行う。そして、記憶した情報は、エラー判定に用いられる。例えば、払出CPU351は、払出RAM353の所定の領域にリール回転開始受付コマンドに係る情報が記憶されていないにもかかわらず、リール停止コマンドを受信した場合には、メイン制御基板300から受信するコマンドの順序が正常ではないと判定し、エラー時の処理を行う。一方、サブ制御基板400は、メイン制御基板300からリール回転開始受付コマンドを受信した場合に、スタートレバー10の操作時の演出を実行する処理を行う。具体的には、サブ制御基板400は、左上部スピーカ39、左下部スピーカ40、右上部スピーカ41、右下部スピーカ42により、演出音を出力する制御や、液晶表示装置45に演出画像を表示する制御を行う。
また、払出基板350は、メイン制御基板300から条件装置コマンドを受信したことに基づいて、条件装置コマンドに係る情報を記憶する処理を行う。そして、記憶した情報は、エラー判定に用いられる。例えば、払出CPU351は、払出RAM353の所定の領域に記憶された条件装置コマンドに含まれている当選役に係る情報と、有効ライン上に表示された図柄の組み合わせに基づいて、イリーガルヒットエラーであるか否かを判定する処理を行う。一方、サブ制御基板400は、メイン制御基板300から条件装置コマンドを受信した場合に、当選役に応じた演出を実行する処理を行う。具体的には、サブ制御基板400は、左上部スピーカ39、左下部スピーカ40、右上部スピーカ41、右下部スピーカ42により、演出音を出力する制御を行ったり、液晶表示装置45に演出画像を表示する制御を行ったりする。
また、払出基板350は、メイン制御基板300からリール停止コマンドを受信したことに基づいて、リール停止コマンドに係る情報を記憶する処理を行う。そして、記憶した情報は、表示判定処理に用いられる。具体的には、払出CPU351は、払出RAM353の所定の領域に記憶されたリール停止コマンドに含まれている左リール18の停止位置に係る情報と、中リール19の停止位置に係る情報と、右リール20の停止位置に係る情報に基づいて、表示判定処理を行う。一方、サブ制御基板400は、メイン制御基板300からリール停止コマンドを受信した場合に、リール停止時の演出を実行する処理を行う。具体的には、サブ制御基板400は、左上部スピーカ39、左下部スピーカ40、右上部スピーカ41、右下部スピーカ42により、演出音を出力する制御や、液晶表示装置45に演出画像を表示する制御を行う。
なお、図示しないが、メイン制御基板300から、払出基板350に対してのみ送信するコマンドの一例としては、コマンドエラーである場合が挙げられる。ここで、コマンドエラーとは、メイン制御基板300と、払出基板350による通信時に起こるエラーである。そして、払出基板350は、メイン制御基板300から、コマンドエラーである旨の情報を受信した場合に、コマンドエラー時の処理を行うとともに、サブ制御基板400に対して、コマンドエラーである旨の情報を送信する。そして、サブ制御基板400は、払出基板350からコマンドエラーである旨の情報を受信した場合に、コマンドエラーである旨を報知する制御を行う。
このように、本実施形態において、メイン制御基板300は、一のコマンドを、払出基板350にのみ送信する場合と、サブ制御基板400にのみ送信する場合と、払出基板350及びサブ制御基板400に送信する場合とがある。そして、払出基板350と、サブ制御基板400は、受信したコマンドに応じた処理を行うこととなる。
(払出基板により送信されるコマンド一覧)
次に、図80に基づいて、払出基板により送信されるコマンド一覧についての説明を行う。
払出基板350は、メイン制御基板300や、サブ制御基板400に対して、各種コマンドを送信する処理を行うが、コマンドの種類に応じて、メイン制御基板300に対してのみ送信するコマンドと、サブ制御基板400に対してのみ送信するコマンドと、メイン制御基板300及びサブ制御基板400に対して送信するコマンドが規定されている。
図80に示す通り、本実施形態において、払出基板350がメイン制御基板300に対してのみ送信するコマンドの一例として、イリーガルヒットコマンドが挙げられる。
ここで、メイン制御基板300は、払出基板350からイリーガルヒットコマンドを受信したことに基づいて、イリーガルヒットエラーの情報を格納した後(ステップS210−14)、サブ制御基板400に対して、イリーガルヒットコマンドを送信する処理を行う(ステップS211−14)。
また、図80に示す通り、本実施形態において、払出基板350がサブ制御基板400に対してのみ送信するコマンドの一例として、ドアクローズコマンド、ドアオープンコマンドが挙げられる。
ここで、サブ制御基板400は、払出基板350からドアオープンコマンドを受信した場合に、前面扉3が開放している旨を報知する制御を行う。具体的には、サブ制御基板400は、左上部スピーカ39、左下部スピーカ40、右上部スピーカ41、右下部スピーカ42により、前面扉3が開放している旨を音声等により報知を行うとともに、液晶表示装置45に前面扉3が開放している旨を示す画像を表示する制御を行う。
また、サブ制御基板400は、払出基板350からドアクローズコマンドを受信した場合に、前面扉3が閉塞した旨を報知する制御を行う。具体的には、サブ制御基板400は、左上部スピーカ39、左下部スピーカ40、右上部スピーカ41、右下部スピーカ42により行っていた、前面扉3が開放している旨の報知を終了するとともに、液晶表示装置45に表示していた前面扉3が開放している旨を示す画像を非表示とする制御を行う。
また、図80に示す通り、本実施形態において、払出基板350がメイン制御基板300及びサブ制御基板400に対して送信するコマンドの一例として、メダル自動投入コマンド、精算開始コマンド、精算終了コマンド、メダル投入コマンド、メダル投入エラーコマンド、BETコマンド、表示判定コマンド、メダル払出開始コマンド、メダル払出終了コマンドが挙げられる。
ここで、メイン制御基板300は、払出基板350からメダル自動投入コマンドを受信したことに基づいて、第1BETランプ25、第2BETランプ26、第3BETランプ27の制御を行う。一方、サブ制御基板400は、払出基板350からメダル自動投入コマンドを受信した場合に、メダル自動投入時の演出を実行する処理を行う。具体的には、サブ制御基板400は、左上部スピーカ39、左下部スピーカ40、右上部スピーカ41、右下部スピーカ42により、メダル自動投入時の音を出力する制御を行う。
また、メイン制御基板300は、払出基板350から精算開始コマンドを受信したことに基づいて、貯留枚数表示器28を減算表示する制御を行う。一方、サブ制御基板400は、払出基板350から精算開始コマンドを受信した場合に、精算開始時の演出を実行する処理を行う。具体的には、サブ制御基板400は、左上部スピーカ39、左下部スピーカ40、右上部スピーカ41、右下部スピーカ42により、精算時の音を出力する制御を行う。
また、メイン制御基板300は、払出基板350から精算終了コマンドを受信したことに基づいて、貯留枚数表示器28の減算表示を「0」で停止する制御を行う。一方、サブ制御基板400は、払出基板350から精算終了コマンドを受信した場合に、左上部スピーカ39、左下部スピーカ40、右上部スピーカ41、右下部スピーカ42により出力されている精算時の音を停止する制御を行う。
また、メイン制御基板300は、払出基板350からメダル投入コマンドを受信したことに基づいて、第1BETランプ25、第2BETランプ26、第3BETランプ27を点灯する制御や、貯留枚数表示器28を加算表示する制御を行う。一方、サブ制御基板400は、払出基板350からメダル投入コマンドを受信した場合に、左上部スピーカ39、左下部スピーカ40、右上部スピーカ41、右下部スピーカ42により、メダル投入時の音を出力する制御を行う。
また、メイン制御基板300は、払出基板350からメダル投入エラーコマンドを受信したことに基づいて、貯留枚数表示器28にエラー表示する制御を行う。一方、サブ制御基板400は、払出基板350からメダル投入エラーコマンドを受信した場合に、左上部スピーカ39、左下部スピーカ40、右上部スピーカ41、右下部スピーカ42により、エラー音を出力する制御を行う。
また、メイン制御基板300は、払出基板350からBETコマンドを受信したことに基づいて、貯留枚数表示器28を減算表示する制御を行う。一方、サブ制御基板400は、払出基板350からBETコマンドを受信した場合に、左上部スピーカ39、左下部スピーカ40、右上部スピーカ41、右下部スピーカ42により、BETボタン7、MAXBETボタン8の操作時の音を出力する制御を行う。
また、メイン制御基板300は、払出基板350から表示判定コマンドを受信するまで、メインループ処理(図28参照)の表示判定コマンド受信待機処理を繰り返し実行する制御を行う。すなわち、メイン制御基板300は、払出基板350から表示判定コマンドを受信するまで待機することとなるので、表示判定コマンドは、以降の処理を行うための契機となる。一方、サブ制御基板400は、払出基板350から表示判定コマンドを受信した場合に、左上部スピーカ39、左下部スピーカ40、右上部スピーカ41、右下部スピーカ42により、左リール18、中リール19、及び右リール20が停止した時の音を出力する制御を行ったり、左リール18、中リール19、及び右リール20が停止した時の演出画像を液晶表示装置45に表示する制御を行ったりする。
また、メイン制御基板300は、払出基板350からメダル払出開始コマンドを受信したことに基づいて、貯留枚数表示器28や、払出枚数表示器29の表示制御を行う。一方、サブ制御基板400は、払出基板350からメダル払出開始コマンドを受信した場合に、左上部スピーカ39、左下部スピーカ40、右上部スピーカ41、右下部スピーカ42により、メダル払出時の音を出力する制御を行う。
また、メイン制御基板300は、払出基板350からメダル払出終了コマンドを受信したことに基づいて、貯留枚数表示器28や、払出枚数表示器29の更新表示を停止する制御を行う。一方、サブ制御基板400は、払出基板350からメダル払出終了コマンドを受信した場合に、左上部スピーカ39、左下部スピーカ40、右上部スピーカ41、右下部スピーカ42により出力されているメダル払出時の音を停止する制御を行う。
このように、本実施形態において、払出基板350は、一のコマンドを、メイン制御基板300にのみ送信する場合と、サブ制御基板400にのみ送信する場合と、メイン制御基板300及びサブ制御基板400に送信する場合とがある。そして、メイン制御基板300と、サブ制御基板400は、受信したコマンドに応じた処理を行うこととなる。
(スイッチ入力信号の一覧)
次に、図81に基づいて、スイッチ入力信号の一覧についての説明を行う。
ステータス基板100は、メイン制御基板300や、払出基板350に対して、各種入力信号を送信する処理を行うが、入力信号の種類に応じて、(a)メイン制御基板300に対してのみ送信する入力信号と、(b)払出基板350に対してのみ送信する入力信号と、(c)メイン制御基板300及び払出基板350に対して送信する入力信号が規定されている。
図81に示す通り、本実施形態において、ステータス基板100がメイン制御基板300に対してのみ送信する入力信号の一例として、スタートスイッチ入力信号、左停止スイッチ入力信号、中停止スイッチ入力信号、右停止スイッチ入力信号、補助収納庫センサ入力信号が挙げられる。
ここで、メイン制御基板300は、ステータス基板100からスタートスイッチ入力信号を受信したことに基づいて、メイン乱数発生器304により生成されている乱数値を取得する処理等を行う。
また、メイン制御基板300は、ステータス基板100から左停止スイッチ入力信号を受信したことに基づいて、左リール18の停止制御を行う。
また、メイン制御基板300は、ステータス基板100から中停止スイッチ入力信号を受信したことに基づいて、中リール19の停止制御を行う。
また、メイン制御基板300は、ステータス基板100から右停止スイッチ入力信号を受信したことに基づいて、右リール20の停止制御を行う。
また、メイン制御基板300は、ステータス基板100から補助収納庫センサ入力信号を受信したことに基づいて、補助収納庫が満杯であることを払出枚数表示器29に表示する制御を行う。
なお、ステータス基板100は、補助収納庫センサ入力信号を払出基板350に送信し、払出基板350により、補助収納庫センサ入力信号を受信した場合には、補助収納庫203が満杯であると判定し、メイン制御基板300に対して補助収納庫203が満杯である旨の情報を有するコマンドを送信することとしてもよい。この場合において、メイン制御基板300は、払出基板350から補助収納庫203が満杯である旨の情報を有するコマンドを受信したことに基づいて、ステップS212のLED表示処理により、払出枚数表示器29に補助収納庫203が満杯である旨を表示する制御を行うこととなる。このようにすることで、メイン制御基板300で補助収納庫203が満杯であるか否かの判定を行う必要がなくなるので、メイン制御基板300の処理負担を軽減することができる。
また、図81に示す通り、本実施形態において、ステータス基板100が払出基板350に対してのみ送信する入力信号の一例として、精算スイッチ入力信号、セレクターセンサ入力信号、ホッパーセンサ入力信号が挙げられる。
ここで、払出基板350は、ステータス基板100から精算スイッチ入力信号を受信したことに基づいて、遊技機1に貯留されているメダルを精算する処理を行う。
また、払出基板350は、ステータス基板100からセレクターセンサ入力信号を受信したことに基づいて、払出RAM353に設けられている投入枚数カウンタの値を更新する処理等を行う。
また、払出基板350は、ステータス基板100からホッパーセンサ入力信号を受信したことに基づいて、払出RAM353に設けられている残り払出枚数カウンタの値を更新する処理等を行う。
また、図81に示す通り、本実施形態において、ステータス基板100がメイン制御基板300、及び払出基板350に対してのみ送信する入力信号の一例として、BETスイッチ入力信号、MAXBETスイッチ入力信号、ドア開閉センサ入力信号が挙げられる。
ここで、メイン制御基板300は、ステータス基板100からBETスイッチ入力信号を受信したことに基づいて、回胴演出時の制御を行う。具体的には、メイン制御基板300は、回胴演出を実行している場合において、BETスイッチ入力信号を受信したことに基づいて、左リール18、中リール19、右リール20の一部または全部を用いて演出を行う。一方、払出基板350は、ステータス基板100からBETスイッチ入力信号を受信したことに基づいて、払出RAM353に設けられている投入枚数カウンタの値を更新する処理を行う。
また、メイン制御基板300は、ステータス基板100からMAXBETスイッチ入力信号を受信したことに基づいて、回胴演出時の制御を行う。具体的には、メイン制御基板300は、回胴演出を実行している場合において、MAXBETスイッチ入力信号を受信したことに基づいて、左リール18、中リール19、右リール20の一部または全部を用いて演出を行う。一方、払出基板350は、ステータス基板100からMAXBETスイッチ入力信号を受信したことに基づいて、払出RAM353に設けられている投入枚数カウンタの値を更新する処理を行う。
また、メイン制御基板300は、ステータス基板100からドア開閉センサ入力信号を受信したことに基づいて、ドア開閉時の制御を行う。具体的には、メイン制御基板300は、プログラム開始処理(図27参照)を実行している場合において、ドア開閉センサ入力信号を受信したことに基づいて、ドアクローズコマンド、またはドアオープンコマンドをサブ制御基板400に対して送信する処理等を行う。一方、払出基板350は、プログラム開始処理(図27参照)以降において、ステータス基板100からドア開閉センサ入力信号を受信したことに基づいて、ドアクローズコマンド、またはドアオープンコマンドをサブ制御基板400に対して送信する処理等を行う。
このように、本実施形態において、ステータス基板100は、一の入力信号を、メイン制御基板300にのみ送信する場合と、払出基板350にのみ送信する場合と、メイン制御基板300及び払出基板350に送信する場合とがある。そして、メイン制御基板300と、払出基板350は、受信した入力信号に応じた処理を行うこととなる。
(第2実施形態における制御コマンド受信処理)
次に、図82に基づいて、図60のステップS210の処理により行われる制御コマンド受信処理の第2実施形態について説明する。なお、図82は制御コマンド受信処理の第2実施形態を示す図である。
第2実施形態においては、図79に示すように、メイン制御基板300が払出基板350にのみ送信するコマンドと、メイン制御基板300がサブ制御基板400にのみ送信するコマンドと、メイン制御基板300が払出基板350及びサブ制御基板400に送信するコマンドを設けていない。すなわち、第2実施形態においては、メイン制御基板300は、払出基板350及びサブ制御基板400に対して全てのコマンドを送信する。同様に、払出基板350は、メイン制御基板300及びサブ制御基板400に対して全てのコマンドを送信する。
なお、以下において、上述した実施形態と同一の部分については説明を省略する。
(ステップS210−15)
ステップS210−15において、メインCPU301は、コマンドを受信したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、払出基板350からコマンドを受信したか否かを判定する処理を行う。そして、コマンドを受信したと判定された場合には(ステップS210−15=Yes)、ステップS210−16に処理を移行し、コマンドを受信していないと判定された場合には(ステップS210−15=No)、第2実施形態における制御コマンド受信処理のサブルーチンを終了し、割込処理のステップS211に処理を移行する。
(ステップS210−16)
ステップS210−16において、メインCPU301は、コマンド判別処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メイン制御基板300で使用するコマンドであるか否かを判定する処理を行う。ここで、メインCPU301は、払出基板350から、メダル自動投入コマンド、精算開始コマンド、精算終了コマンド、メダル投入コマンド、メダル投入エラーコマンド、BETコマンド、表示判定コマンド、メダル払出開始コマンド、メダル払出終了コマンド、イリーガルヒットコマンドを受信した場合に、メイン制御基板300で使用するコマンドであると判定する。そして、ステップS210−16の処理が終了すると、ステップS210−17に処理を移行する。
(ステップS210−17)
ステップS210−17において、メインCPU301は、メイン制御基板で使用するコマンドであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS210−16のコマンド判別処理を行った結果、メイン制御基板300で使用するコマンドであるか否かを判定する処理を行う。そして、メイン制御基板で使用するコマンドであると判定された場合には(ステップS210−17=Yes)、ステップS210−18に処理を移行し、メイン制御基板で使用するコマンドではないと判定された場合には(ステップS210−17=No)、第2実施形態における制御コマンド受信処理のサブルーチンを終了し、割込処理のステップS211に処理を移行する。
(ステップS210−18)
ステップS210−18において、メインCPU301は、コマンド情報格納処理を行う。具体的には、メインCPU301は、払出基板350により受信したコマンドを特定し、メインRAM303の所定の領域に受信したコマンドに係る情報を格納する処理を行う。そして、ステップS210−18の処理が終了すると、第2実施形態における制御コマンド受信処理のサブルーチンを終了し、割込処理のステップS211に処理を移行する。
このように、第2実施形態における制御コマンド受信処理では、メイン制御基板300が受信したコマンドを取捨選択することにより、払出基板350は、メイン制御基板300に対してのみ送信するコマンドであるか、サブ制御基板400に対してのみ送信するコマンドであるか、メイン制御基板300及びサブ制御基板400に対して送信するコマンドであるかを判別する必要や、規定しておく必要がなくなるので、払出ROM352の容量を削減することができる。
なお、第2実施形態においては、メイン制御基板300が払出基板350から受信したコマンドを取捨選択することとしているが、これに限定されることはない。例えば、サブ制御基板400が払出基板350から受信したコマンドを取捨選択することとしてもよい。これにより、払出基板350は、メイン制御基板300に対してのみ送信するコマンドであるか、サブ制御基板400に対してのみ送信するコマンドであるか、メイン制御基板300及びサブ制御基板400に対して送信するコマンドであるかを判別する必要や、規定しておく必要がなくなるので、払出ROM352の容量を削減することができる。
(第2実施形態における制御コマンド送信処理)
次に、図83に基づいて、図60のステップS211の処理により行われる制御コマンド送信処理の第2実施形態について説明する。なお、図83は制御コマンド送信処理の第2実施形態を示す図である。
(ステップS211−15)
ステップS211−15において、メインCPU301は、ドアクローズコマンド送信処理を行う。具体的には、メインCPU301は、払出基板350及びサブ制御基板400に対してドアクローズコマンドを送信する処理を行う。そして、ステップS211−15の処理が終了すると、第2実施形態における制御コマンド送信処理のサブルーチンを終了し、割込処理のステップS212に処理を移行する。
(ステップS211−16)
ステップS211−16において、メインCPU301は、ドアオープンコマンド送信処理を行う。具体的には、メインCPU301は、払出基板350及びサブ制御基板400に対してドアオープンコマンドを送信する処理を行う。そして、ステップS211−16の処理が終了すると、第2実施形態における制御コマンド送信処理のサブルーチンを終了し、割込処理のステップS212に処理を移行する。
(ステップS211−17)
ステップS211−17において、メインCPU301は、リール回転開始受付コマンド送信処理を行う。具体的には、メインCPU301は、払出基板350及びサブ制御基板400に対してリール回転開始受付コマンドを送信する処理を行う。そして、ステップS211−17の処理が終了すると、第2実施形態における制御コマンド送信処理のサブルーチンを終了し、割込処理のステップS212に処理を移行する。
(ステップS211−18)
ステップS211−18において、メインCPU301は、条件装置コマンド送信処理を行う。具体的には、メインCPU301は、払出基板350及びサブ制御基板400に対して条件装置コマンドを送信する処理を行う。そして、ステップS211−18の処理が終了すると、第2実施形態における制御コマンド送信処理のサブルーチンを終了し、割込処理のステップS212に処理を移行する。
(ステップS211−19)
ステップS211−19において、メインCPU301は、リール回転開始コマンド送信処理を行う。具体的には、メインCPU301は、払出基板350及びサブ制御基板400に対してリール回転開始コマンドを送信する処理を行う。そして、ステップS211−19の処理が終了すると、第2実施形態における制御コマンド送信処理のサブルーチンを終了し、割込処理のステップS212に処理を移行する。
(ステップS211−20)
ステップS211−20において、メインCPU301は、リール停止コマンド送信処理を行う。具体的には、メインCPU301は、払出基板350及びサブ制御基板400に対してリール停止コマンドを送信する処理を行う。そして、ステップS211−20の処理が終了すると、第2実施形態における制御コマンド送信処理のサブルーチンを終了し、割込処理のステップS212に処理を移行する。
(ステップS211−21)
ステップS211−21において、メインCPU301は、イリーガルヒットコマンド送信処理を行う。具体的には、メインCPU301は、払出基板350及びサブ制御基板400に対してイリーガルヒットコマンドを送信する処理を行う。そして、イリーガルヒットエラーは、遊技を継続することができないエラーであるため、ステップS211−21の処理が終了すると、図60の割込処理に処理を移行することなく処理を終了する。
(第2実施形態における払出基板制御コマンド受信処理)
次に、図84に基づいて、図71のステップS403の処理により行われる払出基板制御コマンド受信処理の第2実施形態について説明する。なお、図84は払出基板制御コマンド受信処理の第2実施形態を示す図である。
(ステップS403−13)
ステップS403−13において、払出CPU351は、コマンドを受信したか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、メイン制御基板300からコマンドを受信したか否かを判定する処理を行う。そして、コマンドを受信したと判定された場合には(ステップS403−13=Yes)、ステップS403−14に処理を移行し、コマンドを受信していないと判定された場合には(ステップS403−13=No)、第2実施形態における払出基板制御コマンド受信処理のサブルーチンを終了し、払出基板における割込処理のステップS404に処理を移行する。
(ステップS403−14)
ステップS403−14において、払出CPU351は、コマンド判別処理を行う。具体的には、払出CPU351は、払出基板350で使用するコマンドであるか否かを判定する処理を行う。ここで、払出CPU351は、メイン制御基板300から、リール回転開始受付コマンド、条件装置コマンド、リール停止コマンドを受信した場合に、払出基板350で使用するコマンドであると判定する。そして、ステップS403−14の処理が終了すると、ステップS403−15に処理を移行する。
(ステップS403−15)
ステップS403−15において、払出CPU351は、払出基板で使用するコマンドであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、ステップS403−15のコマンド判別処理を行った結果、払出基板350で使用するコマンドであるか否かを判定する処理を行う。そして、払出基板で使用するコマンドであると判定された場合には(ステップS403−15=Yes)、ステップS403−16に処理を移行し、払出基板で使用するコマンドではないと判定された場合には(ステップS403−15=No)、第2実施形態における払出基板制御コマンド受信処理のサブルーチンを終了し、払出基板における割込処理のステップS404に処理を移行する。
(ステップS403−16)
ステップS403−16において、払出CPU351は、コマンド情報格納処理を行う。具体的には、払出CPU351は、メイン制御基板300により受信したコマンドを特定し、払出RAM353の所定の領域に受信したコマンドに係る情報を格納する処理を行う。そして、ステップS403−16の処理が終了すると、第2実施形態における払出基板制御コマンド受信処理のサブルーチンを終了し、払出基板における割込処理のステップS404に処理を移行する。
このように、第2実施形態における払出基板制御コマンド受信処理では、払出基板350が受信したコマンドを取捨選択することにより、メイン制御基板300は、払出基板350に対してのみ送信するコマンドであるか、サブ制御基板400に対してのみ送信するコマンドであるか、払出基板350及びサブ制御基板400に対して送信するコマンドであるかを判別する必要や、規定しておく必要がなくなるので、メインROM302の容量を削減することができる。
なお、第2実施形態においては、払出基板350がメイン制御基板300から受信したコマンドを取捨選択することとしているが、これに限定されることはない。例えば、サブ制御基板400がメイン制御基板300から受信したコマンドを取捨選択することとしてもよい。これにより、メイン制御基板300は、払出基板350に対してのみ送信するコマンドであるか、サブ制御基板400に対してのみ送信するコマンドであるか、払出基板350及びサブ制御基板400に対して送信するコマンドであるかを判別する必要や、規定しておく必要がなくなるので、メインROM302の容量を削減することができる。
(第2実施形態における制御コマンド送信処理)
次に、図85に基づいて、図71のステップS404の処理により行われる払出基板制御コマンド送信処理の第2実施形態について説明する。なお、図85は払出基板制御コマンド送信処理の第2実施形態を示す図である。
(ステップS404−17)
ステップS404−17において、払出CPU351は、メダル自動投入コマンド送信処理を行う。具体的には、払出CPU351は、メイン制御基板300及びサブ制御基板400に対してメダル自動投入コマンドを送信する処理を行う。そして、ステップS404−17の処理が終了すると、第2実施形態における払出基板制御コマンド送信処理のサブルーチンを終了し、払出基板における割込処理のステップS405に処理を移行する。
(ステップS404−18)
ステップS404−18において、払出CPU351は、精算コマンド送信処理を行う。具体的には、払出CPU351は、メイン制御基板300及びサブ制御基板400に対して精算コマンドを送信する処理を行う。更に具体的には、払出CPU351は、払出RAM353に設けられている払出用伝送データ格納領域に精算開始コマンドがセットされている場合には、メイン制御基板300及びサブ制御基板400に対して精算開始コマンドを送信する処理を行い、払出RAM353に設けられている払出用伝送データ格納領域に精算終了コマンドがセットされている場合には、メイン制御基板300及びサブ制御基板400に対して精算終了コマンドを送信する処理を行う。そして、ステップS404−18の処理が終了すると、第2実施形態における払出基板制御コマンド送信処理のサブルーチンを終了し、払出基板における割込処理のステップS405に処理を移行する。
(ステップS404−19)
ステップS404−19において、払出CPU351は、メダル投入コマンド送信処理を行う。具体的には、払出CPU351は、メイン制御基板300及びサブ制御基板400に対してメダル投入コマンドを送信する処理を行う。そして、ステップS404−19の処理が終了すると、第2実施形態における払出基板制御コマンド送信処理のサブルーチンを終了し、払出基板における割込処理のステップS405に処理を移行する。
(ステップS404−20)
ステップS404−20において、払出CPU351は、BETコマンド送信処理を行う。具体的には、払出CPU351は、メイン制御基板300及びサブ制御基板400に対してBETコマンドを送信する処理を行う。そして、ステップS404−20の処理が終了すると、第2実施形態における払出基板制御コマンド送信処理のサブルーチンを終了し、払出基板における割込処理のステップS405に処理を移行する。
(ステップS404−21)
ステップS404−21において、払出CPU351は、表示判定コマンド送信処理を行う。具体的には、払出CPU351は、メイン制御基板300及びサブ制御基板400に対して表示判定コマンドを送信する処理を行う。そして、ステップS404−21の処理が終了すると、第2実施形態における払出基板制御コマンド送信処理のサブルーチンを終了し、払出基板における割込処理のステップS405に処理を移行する。
(ステップS404−22)
ステップS404−22において、払出CPU351は、メダル払出コマンド送信処理を行う。具体的には、払出CPU351は、メイン制御基板300及びサブ制御基板400に対してメダル払出コマンドを送信する処理を行う。更に具体的には、払出CPU351は、払出RAM353に設けられている払出用伝送データ格納領域にメダル払出開始コマンドがセットされている場合には、メイン制御基板300及びサブ制御基板400に対してメダル払出開始コマンドを送信する処理を行い、払出RAM353に設けられている払出用伝送データ格納領域にメダル払出終了コマンドがセットされている場合には、メイン制御基板300及びサブ制御基板400に対してメダル払出終了コマンドを送信する処理を行う。そして、ステップS404−22の処理が終了すると、第2実施形態における払出基板制御コマンド送信処理のサブルーチンを終了し、払出基板における割込処理のステップS405に処理を移行する。
(ステップS404−23)
ステップS404−23において、払出CPU351は、ドアコマンド送信処理を行う。具体的には、払出CPU351は、メイン制御基板300及びサブ制御基板400に対してドアコマンドを送信する処理を行う。更に具体的には、払出CPU351は、払出RAM353に設けられている払出用伝送データ格納領域にドアオープンコマンドがセットされている場合には、メイン制御基板300及びサブ制御基板400に対してドアオープンコマンドを送信する処理を行い、払出RAM353に設けられている払出用伝送データ格納領域にドアクローズコマンドがセットされている場合には、メイン制御基板300及びサブ制御基板400に対してドアクローズコマンドを送信する処理を行う。そして、ステップS404−23の処理が終了すると、第2実施形態における払出基板制御コマンド送信処理のサブルーチンを終了し、払出基板における割込処理のステップS405に処理を移行する。
(ステップS404−24)
ステップS404−24において、払出CPU351は、イリーガルヒットコマンド送信処理を行う。具体的には、払出CPU351は、メイン制御基板300及びサブ制御基板400に対してイリーガルヒットコマンドを送信する処理を行う。そして、ステップS404−24の処理が終了すると、第2実施形態における払出基板制御コマンド送信処理のサブルーチンを終了し、払出基板における割込処理のステップS405に処理を移行する。
(変形例)
以下において、本実施形態の変形例について説明する。
遊技機1の試験を行う際に、遊技機1の性能を試験するために必要な試験信号を払出基板350から出力することとしてもよい。ここで、試験信号の一例としては、条件装置に係る情報や、表示判定処理を行った結果に係る情報、メダルの払出に係る情報等が挙げられる。そして、払出基板350は、所定の条件が充足されたことに基づいて、払出基板350に設けられている試験端子板から試験信号を出力する処理を行う。これにより、メイン制御基板300により、試験信号を出力する処理を行う必要が無くなるので、メイン制御基板300の負荷を軽減することができる。
また、本実施形態において、セレクターセンサ15sは、メダル投入口6に異物が投入されたことを検出し、異物が投入されたことが検出された場合に、メイン制御基板300によりエラーであると判定する処理を行うこととしているが、これに限らず、払出基板350によりエラーであると判定する処理を行ってもよい。これにより、セレクターセンサ15sによる異物の検出をメイン制御基板300で行う必要がなくなるので、メイン制御基板300の負荷を軽減することができる。
また、本実施形態において、セレクターセンサ15sは、メダル投入口6に投入されたメダルが逆流したことを検出し、メダル投入口6に投入されたメダルが逆流したことが検出された場合に、メイン制御基板300によりエラーであると判定する処理を行うこととしているが、これに限らず、払出基板350によりメダル投入口6に投入されたメダルが逆流したか否かを判定する処理を行ってもよい。これにより、メダル投入口6に投入されたメダルが逆流したことを検出する処理をメイン制御基板300で行う必要がなくなるので、メイン制御基板300の負荷を軽減することができる。
また、本実施形態において、セレクターセンサ15sは、メダル投入口6に投入されたメダルが詰まったことを検出し、メダルが詰まったことが検出された場合に、メイン制御基板300によりエラーであると判定する処理を行うこととしているが、これに限らず、払出基板350によりメダル投入口6に投入されたメダルが詰まったか否かを判定する処理を行ってもよい。これにより、メダル投入口6に投入されたメダルが詰まったことを検出する処理をメイン制御基板300で行う必要がなくなるので、メイン制御基板300の負荷を軽減することができる。
また、本実施形態において、外部集中端子板46は、メイン制御基板300に接続しているが、これに限らず、外部集中端子板46を払出基板350に接続してもよい。この場合において、外部集中端子板46は、(a)払出基板350によりエラーが検出された場合に、遊技機1の外部でエラーが検出されたことを特定可能とするためのエラー信号、(b)払出基板350により、前面扉3が開放されたことが特定された場合に、遊技機1の外部で前面扉3が開放されたことを特定可能とするためのドア開放信号を出力することとしてもよい。
また、本実施形態において、ホッパーセンサ202sは、ホッパーセンサ202sに異物が投入されたことを検出し、異物が投入されたことが検出された場合に、メイン制御基板300によりエラーであると判定する処理を行うこととしているが、これに限らず、払出基板350によりエラーであると判定する処理を行ってもよい。これにより、ホッパーセンサ202sによる異物の検出をメイン制御基板300で行う必要がなくなるので、メイン制御基板300の負荷を軽減することができる。
また、本実施形態において、ホッパーセンサ202sは、ホッパー202により払い出されるメダルが逆流したことを検出し、ホッパー202により払い出されるメダルが逆流したことが検出された場合に、メイン制御基板300によりエラーであると判定する処理を行うこととしているが、これに限らず、払出基板350によりホッパー202により払い出されるメダルが逆流したか否かを判定する処理を行ってもよい。これにより、ホッパー202により払い出されるメダルが逆流したことを検出する処理をメイン制御基板300で行う必要がなくなるので、メイン制御基板300の負荷を軽減することができる。
また、本実施形態において、ホッパーセンサ202sは、ホッパー202により払い出されるメダルが詰まったことを検出し、メダルが詰まったことが検出された場合に、メイン制御基板300によりエラーであると判定する処理を行うこととしているが、これに限らず、払出基板350によりホッパー202により払い出されるメダルが詰まったか否かを判定する処理を行ってもよい。これにより、ホッパー202により払い出されるメダルが詰まったことを検出する処理をメイン制御基板300で行う必要がなくなるので、メイン制御基板300の負荷を軽減することができる。
また、本実施形態において、メイン制御基板300により、メインRAM303に設けられている設定値格納領域の値が正常であるか否かを確認する設定値確認処理を行うこととしているが、これに限らず、払出基板350により、設定値確認処理を行うこととしてもよい。この場合において、払出CPU351は、メインRAM303に設けられている設定値格納領域の値が「1」から「6」の範囲内の値であるか否かを判定する処理を行うこととなる。これにより、設定値確認処理をメイン制御基板300で行う必要がなくなるので、メイン制御基板300の負荷を軽減することができる。
なお、払出基板350により、メインRAM303に格納されている値が正常であるか否かを判定するRAM異常確認処理を行うこととしてもよい、この場合において、メインCPU301は、メインRAM303に格納されている値をコマンドとして払出基板350に送信し、払出CPU351は、メイン制御基板300からコマンドを受信したことに基づいて、メインRAM303に格納されている値が正常であるか否かを判定する処理を行うこととしてもよいし、払出CPU351がメインRAM303にアクセスすることにより、メインRAM303に格納されている値が正常であるか否かを判定する処理を行うこととしてもよい。これにより、RAM異常確認処理をメイン制御基板300で行う必要がなくなるので、メイン制御基板300の負荷を軽減することができる。
なお、払出基板350により、メイン制御基板300のバックアップが正常に行われているか否かを確認するバックアップ異常確認処理を行うこととしてもよい。この場合において、メインCPU301は、バックアップに係る値をコマンドとして払出基板350に送信し、払出CPU351は、メイン制御基板300からコマンドを受信したことに基づいて、メイン制御基板300のバックアップが正常に行われているか否かを確認することが好ましい。これにより、バックアップ異常確認処理をメイン制御基板300で行う必要がなくなるので、メイン制御基板300の負荷を軽減することができる。
なお、払出基板350により、メイン制御基板300のソフト乱数を初期化する処理を行うこととしてもよい。この場合において、払出CPU351は、メイン制御基板300に対して、ソフト乱数を初期化する初期化コマンドを送信し、メインCPU301は、払出基板350から初期化コマンドを受信したことに基づいて、メインCPU301のソフト乱数を初期化する処理を行うことが好ましい。これにより、ソフト乱数の初期化時期をメイン制御基板300で判断する必要がなくなるので、メイン制御基板300の負荷を軽減することができる。
このように、本発明によれば、遊技の制御を行うメイン制御基板300とは別に、入賞に係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示された場合に、メダルの払出を行う払出基板350を設け、ステータス基板100は、遊技者によるBETボタン7や、MAXBETボタン8等の操作を検出した場合に、メイン制御基板300、及び払出基板350に対して各種入力信号を送信する。そして、メイン制御基板300、及び払出基板350は、受信した入力信号に応じた処理を実行する。これにより、従来では、メイン制御基板300により行っていたメダルの払出を行う制御を払出基板350で行うこととなるので、メイン制御基板300の容量を削減することができる。また、ステータス基板100は、遊技者によるBETボタン7や、MAXBETボタン8等の操作を検出した場合に、メイン制御基板300、及び払出基板350に対して入力信号を送信することから、メイン制御基板300と、払出基板350は、受信した入力信号に応じた処理を実行することができるので、メイン制御基板300と、払出基板350で一のコマンドに応じた処理を同時に行うことができる。
なお、本実施形態において、左リール18、中リール19、右リール20は、本発明のリールを構成する。
また、本実施形態において、内部抽選処理を実行するメイン制御基板300は、本発明の当選役決定手段を構成する。
また、本実施形態において、左ステッピングモータ151、中ステッピングモータ152、右ステッピングモータ153、リール制御基板150、メイン制御基板300は、本発明のリール回転制御手段を構成する。
また、本実施形態において、リール回転中処理を行うメイン制御基板300は、本発明の停止制御手段を構成する。
また、本実施形態において、表示判定処理を行う払出基板350は、本発明の判定手段を構成する。
また、本実施形態において、メイン制御基板300は、本発明のメイン制御基板を構成する。
また、本実施形態において、払出基板350は、本発明の払出基板を構成する。
また、本実施形態において、BETボタン7、BETスイッチ7sw、MAXBETボタン8、MAXBETスイッチ8swは、本願の操作検出手段を構成する。
なお、本実施形態においては、メイン制御基板300及び払出基板350に送信する入力信号の一例として、BETスイッチ入力信号と、MAXBETスイッチ入力信号を例示しているが、これに限らず、精算スイッチ入力信号、スタートスイッチ入力信号、左停止スイッチ入力信号、中停止スイッチ入力信号、右停止スイッチ入力信号、セレクターセンサ入力信号等においても、メイン制御基板300及び払出基板350に送信することとしてもよい。この場合において、メイン制御基板300と、払出基板350は、受信した入力信号に応じた処理を行うこととなる。
また、本実施形態において、ステータス基板100は、本発明の信号送信手段を構成する。
なお、本実施形態では、回胴式遊技機(スロットマシン)に用いる遊技機について説明をしたが、パチンコ遊技機、雀球遊技機、アレンジボール遊技機に用いてもよい。
1 遊技機
2 キャビネット
3 前面扉
4 蝶番機構
5 鍵穴
6 メダル投入口
7 BETボタン
7sw BETスイッチ
8 MAXBETボタン
8sw MAXBETスイッチ
9 精算ボタン
9sw 精算スイッチ
10 スタートレバー
10sw スタートスイッチ
11 左停止ボタン
11sw 左停止スイッチ
12 中停止ボタン
12sw 中停止スイッチ
13 右停止ボタン
13sw 右停止スイッチ
14 返却ボタン
15 セレクター
15s セレクターセンサ
16s エラー解除センサ
17s ドア開閉センサ
18 左リール
19 中リール
20 右リール
21 演出ボタン
22 十字キー
23 表示窓
24 スタートランプ
25 第1BETランプ
26 第2BETランプ
27 第3BETランプ
28 貯留枚数表示器
29 払出枚数表示器
30 投入可能表示ランプ
31 再遊技表示ランプ
32 Bonus表示部
33 ART表示部
34 停止ボタン操作表示部
34L 左停止ボタン操作表示部
34C 中停止ボタン操作表示部
34R 右停止ボタン操作表示部
35 スタートレバーLED
36 腰部パネル
37 受皿ユニット
38 メダル払出口
39 左上部スピーカ
40 左下部スピーカ
41 右上部スピーカ
42 右下部スピーカ
43 設定表示部
44 設定変更ボタン
44sw 設定変更スイッチ
45 液晶表示装置
46 外部集中端子板
47 設定変更用鍵穴
48sw 設定変更キースイッチ
100 ステータス基板
150 リール制御基板
151 左ステッピングモータ
152 中ステッピングモータ
153 右ステッピングモータ
154s 左リールセンサ
155s 中リールセンサ
156s 右リールセンサ
200 電源基板
201 電源ボタン
201sw 電源スイッチ
202 ホッパー
202s ホッパーセンサ
203 補助収納庫
203s 補助収納庫センサ
204 排出スリット
205 ホッパーガイド部材
206 ガイド部材
207 払出ガイド部材
250 設定スイッチ基板
300 メイン制御基板
301 メインCPU
302 メインROM
303 メインRAM
304 メイン乱数発生器
350 払出基板
351 払出CPU
352 払出ROM
353 払出RAM
354 払出乱数発生器
400 サブ制御基板
401 サブCPU
402 サブROM
403 サブRAM
404 サブ乱数発生器
450 バックライト中継基板
451 左バックライト基板
452 中バックライト基板
453 右バックライト基板
461 左バックライト
462 中バックライト
463 右バックライト
500 アンプ基板
550 演出装置ドライブ中継基板
600 演出制御基板
601 演出制御CPU
602 演出制御ROM
603 演出制御RAM
604 CGROM
605 音源IC
606 音源ROM
607 VDP
650 LED制御基板
651 トップLED基板
652 コーナーLED基板
653 サイドLED基板
654 受皿サイドLED基板
655 受皿LED基板
661 コーナーLED
662 トップLED
663 サイドLED
664 受皿サイドLED
665 受皿LED
700 コンパネLED中継基板
701 MAXBETボタンLED基板
702 停止ボタンLED基板
703 演出ボタンLED基板
704 腰部パネルLED基板
705 Bonus表示LED基板
706 ART表示LED基板
707 停止ボタン操作LED基板
708 スタートレバーLED基板
709s 演出ボタンセンサ
710 十字キー基板
721 MAXBETボタンLED
722 停止ボタンLED
722L 左停止ボタンLED
722C 中停止ボタンLED
722R 右停止ボタンLED
723 演出ボタンLED
724 腰部パネルLED
このような課題を解決するために、本発明に係る遊技機は、複数の図柄が周面に配された複数のリールと、当選役を決定する当選役決定手段と、前記複数のリールを回転する制御を行うリール回転制御手段と、前記当選役決定手段により決定された前記当選役に基づいて、前記リール回転制御手段により回転されている前記リールを停止させる停止制御手段と、前記停止制御手段により、前記複数のリールが全て停止された結果、所定の図柄の組み合わせが表示されたか否かを判定する判定手段と、遊技の制御を行うメイン制御基板と、前記判定手段により前記所定の図柄の組み合わせが表示されたと判定された場合に、遊技媒体の払出に係る制御を行う払出基板と、遊技者による操作を検出する操作検出手段と、前記操作検出手段が接続されており、前記操作検出手段により遊技者による操作が検出された旨の信号を前記メイン制御基板、及び前記払出基板に送信する信号送信基板と、を備え、前記メイン制御基板は、前記信号送信基板から前記信号を受信した場合に、前記信号に応じた処理を行い、前記払出基板は、前記信号送信基板から前記信号を受信した場合に、前記メイン制御基板が前記信号を受信した場合に行う処理とは異なる処理を行うことを特徴とする。

Claims (1)

  1. 複数の図柄が周面に配された複数のリールと、
    当選役を決定する当選役決定手段と、
    前記複数のリールを回転する制御を行うリール回転制御手段と、
    前記当選役決定手段により決定された前記当選役に基づいて、前記リール回転制御手段により回転されている前記リールを停止させる停止制御手段と、
    前記停止制御手段により、前記複数のリールが全て停止された結果、所定の図柄の組み合わせが表示されたか否かを判定する判定手段と、
    遊技の制御を行うメイン制御基板と、
    前記判定手段により前記所定の図柄の組み合わせが表示されたと判定された場合に、遊技媒体の払出に係る制御を行う払出基板と、
    遊技者による操作を検出する操作検出手段と、
    前記操作検出手段により遊技者による操作が検出された旨の信号を前記メイン制御基板、及び前記払出基板に送信する信号送信手段と、
    を備え、
    前記メイン制御基板は、
    前記信号送信手段により前記信号を受信した場合に、前記信号に応じた処理を行い、
    前記払出基板は、
    前記信号送信手段により前記信号を受信した場合に、前記信号に応じた処理を行うことを特徴とする遊技機。
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