JP2003190373A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
提案することである。 【解決手段】 筐体を覆う前面パネル12を、その全体
形状を規定し縦辺に沿う軸の周りに開放可能な本体パネ
ル71と、図柄表示用窓部が形成されたパネル72とに
より分割可能で、結合手段75によりパネル72を背後
から本体パネル71に着脱可能な構成とし、遊技の態様
を規定する遊技系制御装置611〜614を回胴装置と
隣接しパネル72と対向する位置に配置する。前面パネ
ル12を開放するだけで、遊技系制御装置611〜61
4が容易に入れ替えられるように、また、遊技機の顔と
なるパネル72だけを入れ替えるだけで、遊技系制御装
置611〜614以外の非遊技系の装置の一時的な取り
外し等を伴うことなく遊技者からみた遊技機全体を一新
できるようにする。
Description
として、複数の表示領域で図柄が変動する表示部が設け
られ、所定の図柄の組み合わせ(以下、適宜、役とい
う)で停止すると入賞となる遊技機があり、スロットマ
シンが知られている。かかる遊技機には、遊技者の操作
で図柄の変動を開始せしめる始動スイッチや、図柄の変
動を停止せしめる停止スイッチ等で構成された操作部が
設けられており、入賞時には、役の種類に応じた数の遊
技媒体の払い出しが遊技者に対してなされ、また、図柄
によっては、通常の遊技とは異なる、遊技者に有利なボ
ーナス遊技が与えられるようになっている。
は、複数のリールが回転軸方向を水平にとって水平方向
に並んだものが用いられており、表示領域としての各リ
ールの表面には多数の図柄が周方向に等間隔に形成され
ている。この複数のリールよりなる回胴装置は遊技機の
ハウジング内に内蔵され、前面パネルのリール表示用の
窓部を介して、各リールの縦方向に並んだ複数の図柄が
視認可能である。遊技者は、背後から前面へと流れてく
る図柄を見ながらリールの回転を停止するタイミングを
計り、入賞を目指す。
ち、どの位置の出目により入賞か否かを判定するかは、
いくつか用意されており、各リールとも上下方向中央位
置の出目すなわち上下方向中央で水平なライン上の出目
で判定する基本的なものの他、例えば、賭ける遊技媒体
の数に応じて、別の水平なライン上の出目で判定するも
のや、斜め方向のライン上の出目で判定するものが有効
になり、遊技に一層の奥行きを与えている。この遊技媒
体の賭け数の指定は、上記始動スイッチ等とともに上記
操作部を構成するベットスイッチの操作状態や、与えら
れたボーナス遊技の種類に応じてなされる。
RT)等の画像表示装置により、遊技の案内やエラーメ
ッセージ等を表示するようになっている。近年、画像表
示装置に、図柄変動と一体化したアニメーション画像を
表示し、一層、遊技の興趣を高めている。
装置が内蔵され、内蔵される装置には、制御装置とし
て、回胴装置や画像表示装置等を制御して遊技態様を規
定する遊技系の制御装置と、確定図柄に応じた遊技媒体
の払い出し等を司る非遊技系の制御装置とがある。これ
らの制御装置は、一般的にマイクロコンピュータを中心
に構成される。
度な技術が集約されて、遊技者を捉えて離さない魅力に
満ちた遊技を楽しめる遊技機となっている。パチンコと
同様、手軽に楽しめる娯楽として遊技人口が増大し、近
年、広く国民に親しまれている。これに伴って遊技客も
多様化し、上記の基本的な構成を備えているだけではな
く、遊技機のハウジングに施された意匠やリールの図
柄、画像表示装置の画面に表示されるアニメーション画
像でも集客が異なるため、遊技場では、遊技客のニーズ
に応じた機種の導入を図る必要がある。その上、時とと
もに流行が変化するから、相当の短周期で新機種に入れ
替えざるを得ない。
置される遊技機の台数は多く、頻繁に機種を入れ替える
となると、相当な投資となる。また、上記のごとく遊技
機は技術集約型の機器であって多くの部品から構成され
ており、次々と旧機種が産業廃棄物化していくのは資源
保護の観点からも望ましくない。そこで、回胴装置や遊
技系の制御装置、ハウジングのように、遊技機の実質的
な部分のみを入れ替えて実質的な新機種として再生する
ことが考えられる。
解し、遊技機の実質的な部分を新しいものに交換する再
生作業をするとなると、作業者に相当の熟練が要求され
る。また、熟練者が行っても、単純な台の入れ替えに比
して膨大な時間を要し、遊技場の規模によっては、遊技
場に長い休業を強いることになる。また、工場ではない
遊技場でかかる再生のための作業を行うのは、作業スペ
ース等の点で相当の困難を伴う。
遊技場でも簡単に新機種として再生することのできる遊
技機を提供することを目的とする。
は、図柄が表面に形成された複数のリールからなる回胴
装置をハウジングに内蔵し、回転するリールの表面の図
柄を、上記ハウジングの前面パネルに形成された図柄表
示用の窓部を通して表示し、前面パネルに設けられた遊
技用の操作部の操作に基づいて、リールが回転開始およ
び回転停止するとともに、遊技の帰趨に応じて遊技媒体
を払い出す遊技機において、上記前面パネルを、その全
体形状を規定する本体パネルと、該本体パネルに形成さ
れた開口部を閉鎖するパネルであって上記図柄表示用窓
部が形成されたパネルとにより構成するとともに、上記
本体パネルの辺に沿う軸の周りに回動自在に構成して前
面パネルの背後を開放可能とし、かつ、上記パネルによ
り上記開口部を本体パネルの背後から閉鎖した状態で上
記パネルと本体パネルとを結合し、結合状態とその解除
状態とが切り換え自在に構成された結合手段を具備せし
め、かつ、遊技の態様を規定する遊技系制御装置を、上
記回胴装置と隣接する位置に配置する。
るから、新機種として再生する場合には、前面パネルを
開放して遊技系制御装置を取り外せば、回胴装置に隣接
して空間が確保され、回胴装置の交換やリール表面の図
柄の差し替えも容易である。さらに、パネルは結合手段
の結合状態を解除するだけで取り外される。パネルは図
柄表示用窓部が形成されて遊技機の顔となる部分であ
り、これを入れ替えれば、非遊技系の装置を一時的に取
り外す分解作業を伴わないで前面パネルのデザインが一
新する。そして、前面パネルは遊技者と対向する部分で
あるから、遊技者から見た遊技機全体が一新することに
なる。したがって、遊技機の実質的部分がすべて、容易
に新しいものに切り換わることになる。
の構成において、上記遊技系制御装置を、上記パネルと
対向する位置に配置する。
置に配置しているから、遊技系制御装置が前面パネル側
または筐体側のいずれに固定される構造であっても、前
面パネルを開放すれば、遊技系制御装置の着脱をきわめ
て容易に行うことができる。
2の発明の構成において、上記パネルを跨いで、上記遊
技系制御装置が固定される板状部材を設け、かつ、該板
状部材と上記本体パネルとを結合し、結合状態とその解
除状態とが切り換え自在に構成された結合手段を具備せ
しめる。
が取り付けられる構造とすることで、遊技系制御装置を
回動装置と非隣接状態で入れ替えが可能である。回動装
置が邪魔にならないので作業性がさらに向上する。な
お、遊技系制御装置は板状部材を結合手段の結合状態を
解除すれば、容易に取り外される。また、遊技系制御装
置が板状部材を介して本体パネルと結合するので、パネ
ルには負担がなく、パネルの材料選択やデザインの自由
度が広がる。
実施の形態を図面にしたがって説明する。図1、図2、
図3、図4、図5に本発明を適用した遊技機の外観を示
し、図6、図7、図8、図9、図10に上記遊技機の断
面を示す。遊技機S1のハウジング1aは、遊技客と対
向して前面パネルである前面枠12を有し、前面枠12
は、後述する回胴装置60等が格納された矩形の箱状の
筐体13の前面開口部を閉鎖している。遊技機S1は、
筐体13を額縁状に縁取る木製の外枠11により、遊技
場の島に固定される。島において遊技機S1は台間球貸
機S2と交互に配列される。
下にそれぞれヒンジ141,142が設けられており、
前面枠12が外枠11に蝶着される。前面枠12がヒン
ジ141,142を中心に水平方向に手前側に開放可能
である。前面枠12の閉鎖状態は、ヒンジ141,14
2が設けられた側縁とは反対側の側縁の近傍にキーシリ
ンダ38が設けられて、図示しないドアキーによるロッ
クで保持される。図11に、前面枠12を開放状態とし
たときの図10と同じ断面を示し、図12に前面枠12
を開放状態としたときの遊技機S1の筐体13側を示し
(前面枠21側は図示せず)、図13に前面枠12を開
放状態としたときの遊技機S1の前面枠12側を示す
(筐体13側は図示せず)。
向を上下方向にとって10cm強の曲率半径で円弧状に
湾曲しており、等間隔に、3つの縦長の窓部301,3
02,303が水平方向に形成されている。筐体13内
には、半径10cm程度の3つのリール601,60
2,603が回転軸を水平方向にとって配設された回胴
装置60が格納されている。リール601〜603は窓
部301〜303と1対1に対応して対向し、リール6
01〜603の表面が窓部301〜303を介して視認
されるようになっている。リール601〜603の表面
には周方向に多数(例えば21)の図柄が形成され、各
窓部301〜303から縦にいくつかの図柄が視認可能
である。図柄の内容は、数字や図形等で、これらの色違
い図柄も含めて種類が複数あり、静止したときの図柄が
所定の組み合わせの役図柄のときには、遊技者に遊技媒
体である遊技球の払い出しやボーナス遊技等の特典が与
えられる。
を通りライン群31が形成してある。ライン群31は3
つのライン311,312,313が水平方向に形成さ
れるとともに、2つのライン314,315がたすきが
けに形成されており、それぞれ、停止図柄が入賞役か否
かを遊技者が判断するための入賞ラインとなっている。
数字を表示する表示ランプ群32が設けられている。表
示ランプ群32の各ランプ321,322,323,3
24,325の表示数は遊技球の賭数であり、ライン群
31の水平な入賞ライン311〜313のうち中央の入
賞ライン311に対応する表示ランプ321の表示数は
「5」であり、その上下の入賞ライン312,313に
対応する表示ランプ322,323の表示数は「10」
であり、たすきがけの入賞ライン314,315に対応
する表示ランプ324,325の表示数は「15」であ
る。
数以上の遊技球が取り込まれると点灯し、後述する3つ
のベットボタン231,232,233のいずれかを押
下すれば、押下したベットボタン231〜233に応じ
た表示ランプ321〜325のみが点灯を維持し、入賞
ライン311〜315のうち対応するものが有効とな
る。
の表示ランプ群33が設けられ、上から、役物連続作動
増加装置表示ランプ331、役物連続作動装置表示ラン
プ332、役物連続作動増加装置終了表示ランプ33
3、入賞表示ランプ334、再遊技表示ランプ335と
なっており、遊技者にいわゆるレギュラーボーナス、ビ
ッグボーナス等の案内やリプレイ等を点灯により報知す
る。
長の長方形で別の窓部34が形成され、遊技情報表示基
板612に実装されたLCDパネルの画面が窓部34か
ら視認可能である(以下、窓部301〜303をリール
表示窓部301〜303と、窓部34をLCD表示窓部
34という)。上記LCDパネルでは遊技の演出用のア
ニメーションやエラーメッセージ等を表示する。LCD
表示窓部34を挟んで左右が図柄入賞組み合わせ表示部
351,352となっており、表面に、入賞となる役図
柄が印刷形成されている。これを目押しの参考にして遊
技者は入賞を目指すことになる。
表示部351,352の下方には、表示器群36が設け
てある。遊技開始表示ランプ361は遊技が開始可能な
ときに点灯する。遊技球貯留数表示器362、遊技回数
表示器363、遊技球払出数表示器364は、それぞれ
7セグメントのLED等で構成され、遊技球貯留数表示
器362ではクレジットとして貯留されている遊技球の
球数に応じて遊技可能な回数(以下、適宜、クレジット
数という)を表示し、遊技回数表示器363では、上記
役物連続作動増加装置の作動時の役物遊技可能回数等を
表示し、遊技球払出数表示器364では、払い出される
遊技球を表示する。遊技球投入表示ランプ365は遊技
球を受け付け可能な状態のときに点灯する。
る迫り出し部の下方に遊技球貯留皿44が設けてある。
遊技球貯留皿44には台間球貸機S2のノズルS21か
ら遊技球が吐き出される。遊技球貯留皿44は、凹部で
は底面が右側をやや低くした傾斜面となっており、右端
で球2個分強の幅を有する第1の取込通路46に連なっ
ている。第1取込通路46の下流端にはここから遊技球
が落下する落下口4611,4612が開口しており、
貯留する遊技球が第1の取込通路46を介して球取込装
置5bへと流入するようになっている。
通路45の上流端が開口しており、遊技球貯留皿44に
貯留した遊技球を排出通路45を介して遊技球排出口4
51から排出可能である。遊技球貯留皿44の底面の開
口部442は球抜き装置5cにより開閉自在であり、球
抜きボタン25の操作で作動する。
遊技者が遊技機S1の前に設置された椅子に座ったとき
に両手が自然に伸ばせる高さに設定されており、遊技者
がリール601〜603に回転開始および回転停止等を
させるための遊技操作を行う操作部2aが配置されてい
る。
貯留皿44に隣接して手動投入ボタン261、自動投入
ボタン262が設けてある。
には、リール始動ボタン21、3つのリール停止ボタン
221,222,223が左側からこの順に設けられて
いる。リール始動ボタン21は、遊技可能状態におい
て、これを押下するとリール601〜603が回転を開
始する。リール停止ボタン221〜223は、リール6
01の回転時において、これを押下すると、リール60
1のうち対応するものが回転を停止する。左側の第1の
リール停止ボタン221が左側のリール601に対応
し、真ん中の第2のリール停止ボタン222が真ん中の
リール602に対応し、右側の第3のリール停止ボタン
223が右側のリール603に対応する。
出し部の傾斜した上面に設けてある。また、有効となる
入賞ライン311〜315は、スロットマシンのごとく
ボーナス遊技か否か等によっても設定される。
設けられたボタンは、遊技を終えた遊技者が精算をする
ための精算ボタン24である。
221〜223の下方で前面枠12には、左寄りに、図
例のごとく灰皿15が取り付け可能であり、右寄りに、
円形の領域に多数のスピーカ孔37が形成されている。
スピーカ孔37の背後に遊技の効果音を出力する図示し
ないスピーカが内蔵されている。
球を取り込みスロットマシンと同等の遊技が可能となる
遊技機であり、次に球取込装置5bについて説明する。
球取込装置5bは、図14に示すように、遊技球が2条
に整流される上記第1取込通路46の下流端に開口する
2つの落下口4611,4612の直下位置に配置され
ている。図15、図16、図17、図18に球取込装置
5bを示し、図19にそのハウジングの上面を示す。な
お、後述する賞球払出装置5aも球取込装置5bと同じ
構造である。ハウジング50はその天井部に、上記落下
口4611,4612と1対1に対応して対向する位置
に遊技球1個分強の大きさの取込口521,522が開
口しており、落下口4611,4612から落下した遊
技球が取込口521,522からハウジング50内に取
り込まれるようになっている。
形成側の取込室511と、駆動用のモータ55が格納さ
れたモータ室512とからなる。取込室511は取込口
521,522の配置方向に対向する室壁5111,5
112が、山形に膨出し、この対向室壁5111,51
12の間隔が、取込口521,522形成位置で最も広
くなっている。そして最も間隔が狭くなる取込室511
の両端部では、遊技球1個分強のスペースが確保されて
おり、直下の出口通路531,532にそれぞれ連なっ
ている。
3に取り付けられた第2の取込通路47が設けてある。
第2取込通路47は通路の向きが遊技機S1の前後方向
にとられるとともに、その底面が遊技機S1の背面側を
低所としてやや傾斜せしめてあり、遊技球が流下可能で
ある。第2取込通路47の上流端部は、第1出口通路5
31と近接対向して上向きに開口し、第1出口通路53
1から遊技球を受けるようになっている。第2取込通路
47の下流端は、筐体13の背面に開口し(図5)、遊
技球が遊技場側へと回収されるようになっている。
前面枠12に形成された返却通路48が設けてある。返
却通路48は通路の向きが排出通路45に向けて遊技機
S1の左右方向にとられるとともに、その底面が排出通
路45側を低所としてやや傾斜せしめてあり、遊技球が
流下可能である。返却通路48の上流端部は、第2出口
通路532と近接対向して上向きに開口し、第2出口通
路532から遊技球を受けるようになっている。返却通
路48は下流端で排出通路45と連通している。
551が、取込口521,522の直下位置をその配置
方向に平行に、取込室511との隔壁5112を貫通し
て取込室511内に突出し、その外周には、2つのスプ
ロケット541,542が同軸に結合せしめてある。ス
プロケット541,542の側面には、周方向に等間隔
に、V字状にカットされた3つの凹部540が形成され
ている。第1のスプロケット541と第2のスプロケッ
ト542とは同じ形状のものが用いられ、周方向に互い
に60°ずらしてモータシャフト551に取り付けられ
る。また、第1スプロケット541は第1取込口521
の直下に、第2スプロケット542は第2取込口522
の直下に位置せしめてある。
受光部と発光部とが対向するフォトインタラプタが設け
られ、それぞれ対応する出口通路531,532を落下
する遊技球を検出する遊技球センサ561,562とし
てある。
7が同軸に取り付けられ、その周縁部を板厚方向に受光
部と発光部とが対向するフォトインタラプタ58が設け
られている。円板57の周縁部には図示しない切り欠き
が形成されており、フォトインタラプタ58により、ス
プロケット541,542の回転角度が検出可能である
(以下、フォトインタラプタ58を回転位置センサ58
という)。
ータ55の図中左回転(以下、適宜、正回転という)時
には、第1取込口521から取り込まれた遊技球は、第
1スプロケット541の凹部540が略取込口521と
対向するタイミングで、上記凹部540に保持され、ス
プロケット541の回転ととともに第1出口通路531
側へ案内される。さらにスプロケット541が回転する
と、凹部540から遊技球が第1出口通路531を落下
し、第2取込通路47を流れていく。一方、60°の位
相差で、第2スプロケット542においても遊技球がス
プロケット542の回転方向に運ばれて第1出口通路5
31を落下し、第2取込通路47を流下していく。
55の逆回転時には、取込口531,532から取り込
まれた遊技球は、スプロケット541,542により逆
方向に遊技球が案内されて、第2出口通路532を落下
し、返却通路48を流下していく。
球の供給系について説明する。筐体13の最上部には、
補給球タンク40が設けられており、補給球タンク40
から遊技球が2条式の補給球通路41を介して賞球払出
装置5aに供給されるようになっている。そして、賞球
払出装置5aの出口通路531,532からは後述する
賞球制御基板615のCPUから指示された数の遊技球
が払い出されるようになっている。
補給球通路41の第1の通路の下流端の直下に位置し、
第2取込口522は、補給球通路41の第1の通路の直
下に位置している。
上下方向にとって配置された筒状体であり、筒内には複
数のガイド板421が傾斜方向に設けられ、ガイド板4
21に沿って遊技球が流下するようになっている。払出
通路42は、上流端で賞球払出装置5aの両出口通路5
31,532と連なり、下流端が下向きに開口してい
る。
の遊技球払出口441の周縁部が前面枠12の裏面側に
突出してL字状の筒状部43が形成されており、その垂
直部431の先端が払出通路42の下流端と近接し対向
している。垂直部431の断面形状は払出通路42の下
流端での断面形状と略同じであり、払出通路42を流下
した遊技球は、筒状部43から遊技球貯留皿44に払い
出される。
には、モータ55は正回転として、図21(A)に示す
ように、第1の遊技球センサ561で賞球の払い出し数
を計数し、遊技者が遊技を終了し精算する際にはモータ
55は逆回転として、図21(B)に示すように、第2
の遊技球センサ562で遊技球の戻し数を計数する。
遊技機S1は、遊技制御基板611を中心に制御系が構
成されている。遊技制御基板611はマイクロコンピュ
ータを備えたもので、各中継基板621,622,62
3,624からスロットマシンS1の各部の状態を示す
検出信号に基づいて、指令コマンドを、リール601〜
603等を駆動する制御基板631〜633等に出力
し、遊技を進行するとともに、賞球の払い出し等を実行
せしめる。
る。回胴中継基板621は、回胴装置60に付設され、
回胴装置60の、第1の回胴モータセンサー基板63
1、第2の回胴モータセンサー基板632、第3の回胴
モータセンサー基板633と接続されている。回胴モー
タセンサー基板631〜633は、遊技制御基板611
からの制御信号により回胴モータ641,642,64
3を通電駆動する駆動回路と、リール601〜603の
回転角度位置を検出し遊技制御基板611に出力するセ
ンサ回路とが形成されたものである。
で前面枠12に取り付けられており、リール始動ボタン
21、リール停止ボタン221〜223、操作スイッチ
基板634の状態信号が遊技制御基板611に中継され
る。操作スイッチ基板634はベットボタン231〜2
33および精算ボタン24のスイッチ部分が実装された
もので、前面枠12の上記迫り出し部内に取り付けられ
る。
され、手動投入ボタン261、自動投入ボタン262、
遊技球検知スイッチ651、遊技球計数センサ561,
562の状態信号が遊技制御基板611および賞球制御
基板615に中継される。遊技球検知スイッチ651は
第1取込通路46の途中で遊技球の有無を検知する。
に取り付けられ、賞球払出装置5aの賞球計数センサ5
61、精算計数センサ562、補給球切れスイッチ65
2、満タンスイッチ653の状態信号が遊技制御基板6
11および賞球制御基板615に中継される。補給球切
れスイッチ652は補給球通路41の途中に設けられて
遊技球の有無を検知し、賞球払出装置5aの上流に、賞
球として払いだす所定数の遊技球があるか否かが知られ
るようになっている。したがって、補給球切れスイッチ
652の位置は、賞球として一時に払い出すことが必要
な最大数を考慮して設定される。満タンスイッチ653
は遊技球貯留皿44の背後の筒状部43に設けられて遊
技球の有無を検知し、遊技球貯留皿44が遊技球で満タ
ンか否かが知られるようになっている。満タン時には、
後述するように賞球の払い出しが一時停止する。
611からの制御信号に応じてそのLCDパネルに画像
信号を出力する。遊技情報表示基板612は、マイクロ
コンピュータを中心に構成されて、その制御プログラム
にしたがって遊技の演出用のアニメーションを表示する
が、リール601〜603の図柄等と密接な画像を表示
し、また、その内容によって遊技のスリル感や臨場感が
大きく異なるため、その遊技機S1の遊技態様を規定す
る。
7セグメントLEDおよびランプとその駆動回路とが実
装された基板であり、表示部群36の配置位置で、前面
枠12に取り付けられる。
612に隣接して配置され、遊技制御基板611からの
制御信号に応じて飾りランプ基板645のランプ類を点
滅せしめる。
12に隣接して配置され、遊技制御基板611からの制
御信号に応じてスピーカ646から音声を出力せしめ
る。
4は、マイクロコンピュータを中心に構成されて、その
制御プログラムにしたがって遊技の演出用の明滅や音の
出力を行うが、その内容によって遊技のスリル感や臨場
感が大きく異なるため、その遊技機S1の遊技態様を規
定する。
位置で筐体13に取り付けられる。賞球制御基板615
はマイクロコンピュータを中心に構成され、賞球モータ
センサー基板636、球取込モータセンサー基板637
と接続されている。賞球モータセンサー基板636は賞
球払出装置5aに付設され、賞球モータ55を通電駆動
するとともに、回転位置センサ58の検出信号を賞球制
御基板615に出力する。また、球取込モータセンサー
基板637は球取り込み装置5bに付設され、球取込モ
ータ55を通電駆動するとともに、回転位置センサ58
の検出信号を賞球制御基板615に出力する。
て、分電基板673があり、上記各基板611等に給電
するようになっている。分電基板673には、受電基板
671を介して入力する商用電源から所定の電圧を生成
する電源ユニット672が接続されている。これらは筐
体13の最下部に取り付けられる。
を制御するホールコンピュータと接続するためのインタ
ーフェースであり、遊技制御基板611、賞球制御基板
615からの各種のデータや、補給球タンク40内の遊
技球の不足を検知する球切れスイッチ654、前面枠1
2の開閉状態を検知する扉開放スイッチ663の状態信
号が上記ホールコンピュータに対して出力可能である。
次のように作動する。すなわち、球切れスイッチ654
がオンで遊技球ありと判定されると、賞球の払い出しが
可能となる。一方、オフの場合はホールコンピュータは
補給を指示する。これにより、遊技可能状態が常時、保
持される。
ない投入口にお金を投入することで、遊技者は、ノズル
S21から遊技球の貸し出しを受けることができる。
向かって流れ、先頭は、球取込装置5b内へ流入する。
球取込装置5bの直上流部に設けられた遊技球検知スイ
ッチ651がオンすると、遊技可能な数の遊技球が取り
込み可能であると判断し、手動投入ボタン261若しく
は自動投入ボタン262の押下待ちとなる。手動投入ボ
タン261若しくは自動投入ボタン262が押下される
と、スロットマシンS1の実質的な操作部であるベット
ボタン231〜233、リール始動ボタン21およびリ
ール停止ボタン221〜223の遊技者による操作が可
能となる。
場合について説明する。手動投入ボタン261が押下さ
れ、遊技者がベットボタン231〜233を操作する
と、球取込装置5bが作動して(正回転)、遊技球が1
個ずつ遊技場側へと取り込まれる。このとき、球取込装
置5bの第1の遊技球計数センサ561の検出信号に基
づいて計数される。
と、その押下回数に比例した遊技球が取り込まれる。取
り込み数は押下回数1回当たり、1回の遊技の対価に相
当する5個であり、押下回数の上限は50回である。遊
技者は連続して遊技を行おうとする回数分だけ、手動投
入ボタン261を押下することになる(手動球送りモー
ド)。
になると、球取込装置5bを停止する。
に基づく遊技球の計数値が増えていくと、5個単位でク
レジットが1ずつ増えていく。このクレジットは遊技球
貯留数表示器362に表示される。
下することで遊技が開始される。そして、上記クレジッ
トが1カウントダウンする。スロットマシンと同様に、
遊技制御基板611のCPUでは、リール601〜60
3の回転を開始するとともに、抽選用乱数の抽出やこれ
に基づく当たり/外れの判定等を実行し、リール停止ボ
タン221〜223の操作に応じて、リール601〜6
03を所定位置で停止する。
し(正回転)、入賞の役の種類に応じた所定数の遊技球
を払い出す。ここで払い出し数は1回の遊技に相当する
5個を単位として設定される。賞球として払い出される
数は遊技球払出数表示器364に表示される。
置5aの賞球計数センサ561の検出信号に基づいて計
数され、遊技球の計数値が上記入賞の役の種類に応じた
所定数に達すると、賞球払出装置5aを停止する。
うごとに「1」ずつ減じられていく。なお、ボーナス遊
技の場合は、クレンジットの数は減じられない。そし
て、与えられたボーナス遊技の残数が遊技回数表示器3
63に表示される。
留皿44が遊技球で一杯になれば、遊技場備え付けのい
わゆるドル箱を遊技球排出口451の下方に置き、パチ
ンコ機と同様に、球抜きボタン25を押下すれば、遊技
球を遊技球排出口451からドル箱に移すことができ
る。
皿44の遊技球が一定数を越え、満タンスイッチ653
がオンすると、賞球払出装置5aを停止して、未払いの
遊技球の数をメモリの所定領域に記憶された未払い数に
加算して、加算した値によりメモリの未払い数を更新す
る。
投入ボタン261を押下したときには、未払い数の減算
により、遊技球の取り込みが実質的になされることにな
る。
ン24を押下すると、賞球払出装置5aおよび球取込装
置5bを逆回転で作動開始する。ここで、精算時には遊
技者は精算ボタン24の押下に加えて球抜きボタン25
を押下する。賞球払出装置5aでは、クレジット分と未
払い分との合計数を賞球計数センサ561が計数するま
で、作動を続け、遊技球を払い出す。このとき、遊技球
貯留数表示器362では表示されるクレジットが「0」
になるまで変化していく。
球は、第2の出口通路532から返却通路48に落下す
るから、返却通路48を介して排出通路45へと流下す
る。これにより、遊技球貯留皿44の底面の開口部44
2から流下しない遊技球も遊技球排出口451からドル
箱等に戻すことができる。なお球取込装置5bでは、遊
技球検知スイッチ651が遊技球を検出しなくなってか
ら所定のインパーバルをおくまで作動を続ける。遊技球
を漏れなく遊技者に戻すためである。
と、手動投入ボタン261の押下時と同様に遊技球が取
り込まれ(自動球送りモード)、遊技が可能となるが、
クレジット50(遊技球250個)を上限として、取り
込む遊技球がある限り、球取込装置5bは遊技球貯留皿
44の遊技球を取り込む。そして、クレジットが減少す
ると、新たに遊技球が取り込まれて、クレジットがカウ
ントアップする。
入ボタン261が押下されると、手動球送りモードに切
り換わるように設定されており、適宜、遊技者が手動球
送りモードと自動球送りモードとのいずれかを選択する
ことができる。
徴を有している。図23、図24に前面枠12を構成す
る部材を示し、図25に、これらの部材および上記遊技
制御基板611等の組付け状態を示す。前面枠12は上
記ヒンジ141,142を介して外枠11と蝶着される
本体パネルである本体枠71とパネルであるデザインパ
ネル72とからなる。デザインパネル72の平面形状は
長方形のもので、上記リール表示窓部301〜303
や、LCD表示窓部34が形成され、本体枠71にはデ
ザインパネル72が嵌設される開口部710が板厚方向
に打ち抜いてある。
ら本体枠開口部710に嵌めるようになっている。デザ
インパネル72の上辺、左右辺から、本体枠71の背面
に対して平行に突出する耳部721,722,723が
形成してあり、本体枠開口部710の外周部で本体枠1
2の背面と対向するようになっている。
の対向部では、本体枠71の複数箇所からデザインパネ
ル72に対して、筒状部711が突出し、これと同じ位
置でデザインパネル72には丸孔724が形成してあ
る。図26に上記本体枠71とデザインパネル72との
結合部の詳細を示す。筒状部711の先端壁には丸孔7
24と略同径の孔713が貫通している。これらの筒状
部711および丸孔724は本体枠71とデザインパネ
ル72とを結合せしめるためのものである。
記筒状部711および丸孔724にて結合手段であるプ
ッシュラッチ75により結合せしめてある。プッシュラ
ッチ75は合成樹脂製のもので、本体部材81とこれと
別体のボタン部材82とからなる。本体部材81は、円
盤状で中心に貫通孔8111が形成された基体部811
と、貫通孔8111の周縁から略筒状に突出する係合部
812とからなり、係合部812は軸方向に基体部81
1に達するスリットが貫通孔8111の周方向に等間隔
に4か所に形成されており、貫通孔8111の径方向の
可撓性を有している。本体部材81は、上記筒状部71
1の先端壁の孔713および丸孔724に比して、基体
部811では大径で、係合部812では小径である。
に連なる位置に、上記周方向に溝8121が形成されて
いる。溝8121の幅は、略前面枠筒状部711の先端
壁とデザインパネル耳部721〜723を合わせた厚さ
に設定されている。
ーパ部が形成してあり、先端内周面8122の対向間隔
が狭くなっている。
部材貫通孔8111を挿通可能である。軸部821は先
端部8211で側面が山形となるように拡径している。
を基体部811がデザインパネル丸孔724の外周部と
当接するまで押し込んでおき、ボタン部材82を、本体
部材貫通孔8111に挿入する。すると、本体部材係合
部812が、進入してくるボタン部材軸部821の山形
側面を、撓みながら乗り越える。そして、ボタン部材軸
部821がすべて本体部材貫通孔8111に進入し切っ
た状態のときの、ボタン部材軸部821の山形側面の形
成位置を設計時に適当に選べば、本体部材係合部812
がやや外方へ開いた状態で、その先端内周面8122
が、ボタン部材軸部821の先端部8211の基端側傾
斜面82111と弾接し、ボタン部材82が進入方向お
よび後退方向のいずれの動きも禁止される。
枠筒状部711内に位置する溝8121よりも先端側
で、前面枠筒状部711の先端壁の貫通孔713の径よ
りも拡径することになるので、本体枠71とデザインパ
ネル72とが締結状態となる。
2の背後位置に、デザインパネル72と対向して、遊技
機S1の遊技態様を規定する遊技系の制御装置である、
遊技制御基板611、遊技情報表示基板612、ランプ
制御基板613および音声制御基板614が取り付けら
れる。
613および音声制御基板614は、LCD表示窓部3
4と対向して配置される遊技情報表示基板612を左右
方向に挟み、ランプ制御基板613と音声制御基板61
4とが配置され、これらを背後から帯状にカバーする板
状部材である基板取付板74により、前面枠12の本体
枠71に取り付けられる。これらの遊技系制御装置61
1〜614は前面枠12を閉鎖した状態で、回胴装置6
0と、その上方で隣接する。
された金属製部材であり、4辺が前面枠12側に屈曲
し、そのうち、縦辺はさらに左右外方へと屈曲して、前
面枠本体枠71から突出する筒状部712と対向してい
る。基板取付板74の、筒状部712と正対する位置に
は丸孔741が形成してあり、これら丸孔741および
筒状部712は、実質的に、デザインパネル72の丸孔
724および筒状部711と同じものであり、プッシュ
ラッチ75により、本体枠71と基板取付板75とが締
結する。
制御基板613および音声制御基板614は基板取付板
74に次のように取り付けられる。遊技情報表示基板6
12は、基板取付板74との対向面の両縦辺に、基板取
付板612側に突出する略方形で板状の係合片6121
と係合片6122とが板面同士が対向するように設けら
れている。係合片6121,6122は可撓性の樹脂板
でなり、やや対向方向とは逆方向に撓ませた状態で、基
板取付板74に形成された係合用のスリット7421,
7422を挿通可能である。そして、係合片6121,
6122の先端部には背向面側に突条がスリット742
1,7422の長さ方向に形成されており、遊技情報表
示基板612の外れ止めとなっている。
4は、基板取付板74との対向面の一方の縦辺に、遊技
情報表示基板612の係合片6121,6122と同様
の形状で、基板取付板74側に突出して基板取付板74
に形成されたスリット7423,7424を挿通する係
合片6131,6141が形成され、他方の縦辺には縦
辺に沿って突条6132,6142が形成されている。
突条6132,6142の突出方向は係合片6131,
6141側とは反対の方向にとってあり、基板取付板7
4に形成されたスリット7431,7432に嵌まるよ
うになっている。すなわち、ランプ制御基板613、音
声制御基板614の組付け時には、突条6132,61
42をスリット7431,7432に位置決めした後、
係合片6131,6141をスリット7423,742
4に押し込むことで、ランプ制御基板613、音声制御
基板614が基板取付板74に固定される。
ビス等により固定される。
ようになされる。先ず、キーシリンダ38にキープレー
トを挿し込んでロックを解除して、前面枠12を手前側
に開く。
付板74を本体枠71に固定しているプッシュラッチ7
5のボタン部材82を引き抜いて、プッシュラッチ75
による基板取付板74と本体枠71との結合状態を解除
し、基板取付板74を本体枠71から外す。基板取付板
74には上記のごとく遊技制御基板611、遊技情報表
示基板612、ランプ制御基板613および音声制御基
板614が取り付けられているから、遊技機S1の遊技
態様を規定する遊技系制御装置が一時に取り外せる。
ら覆うものが取り外せたことになるので、次いで、プッ
シュラッチ75によるデザインパネル72と本体枠71
との結合状態を解除し、デザインパネル72を本体枠7
1から外す。そして、新しい仕様のデザインパネル7
2、制御基板611〜614と交換する。
614は基板取付板74に予め取り付けた状態で用意し
ておいてもよいし、遊技場で、旧い制御基板611〜6
14を基板取付板74から外してその基板取付板74に
新しい制御基板611〜614を取り付けてもよい。基
板取付板74からの旧い制御基板611〜614の取り
外しは、遊技情報表示基板612では、係合片612
1,6122をやや対向方向に撓ませた状態で引き抜く
ことにより、また、ランプ制御基板613、音声制御基
板614では、係合片6131,6141をやや突条6
132,6142側に撓ませた状態で引き抜くことによ
り、簡単に取り外すことができる。この場合、流用可能
な制御基板があればそのまま用いることもできる。
3は、回胴装置60の取り外しにより、若しくは、図柄
が印刷された合成樹脂製フィルムの貼り替えにより行
う。
生する。このように、本遊技機S1によれば、遊技系制
御装置611〜614をデザインパネル62と対向する
位置に配置しているから、前面枠12を開放状態とする
だけで遊技系制御装置611〜614の着脱をきわめて
容易に行うことができる。そして、遊技系制御装置61
1〜614と回胴装置60とは隣接しているから、遊技
系制御装置611〜614の配置位置には回胴装置60
に隣接して空間が確保され、回胴装置60の交換やリー
ル表面の図柄の差し替えも容易である。
部301〜303やLCD表示窓部34、図柄入賞組み
合わせ表示部351,352が形成されて遊技機S1の
顔となる部分であり、これを入れ替えれば、非遊技系の
装置615等を一時的に取り外す分解作業を伴わないで
前面枠12のデザインが一新する。そして、前面枠12
は遊技者と対向する部分であるから、遊技者から見た遊
技機S1全体が一新することになる。
べてが、容易に新しいものに切り換わることになり、再
生作業が遊技場で容易に行い得る。
はプッシュラッチ75の簡単な操作で本体枠71との結
合状態と解除状態とが変えられ、また、プッシュラッチ
75の取り付けおよび取り外しには工具が不要であり、
さらに容易に再生作業を行い得る。
面枠12に取り付けるようにしているから、前面枠12
を開放状態としたときに、遊技系制御装置611〜61
4が回胴装置60と非隣接状態となり、この状態で遊技
系制御装置611〜614の入れ替えが可能である。回
胴装置60が邪魔にならないので作業性がよい。また、
遊技系制御装置611〜614が基板取付板74を介し
て本体枠71と結合するので、デザインパネル72には
負担がなく、デザインパネル72の材料選択やデザイン
の自由度が広がる。
施形態になる遊技機を示す。デザインパネルや制御基板
と本体枠とをプッシュラッチと異なる別の手段により行
うようにしたもので、第1実施形態との相違点を中心に
説明する。
72A、基板取付板74との結合部の詳細を示す。本実
施形態では、デザインパネル72Aと本体枠71Aとの
間、基板取付板74Aと本体枠71Aとの間の結合手段
としてターンラッチ75Aを用いており、本体枠71A
の背面には、ターンラッチ75Aを受ける筒状部711
A,712Aが突出し、その先端壁にはターンラッチ7
5Aを受ける貫通孔713Aが形成されている。
称に位置する2か所が切り欠かれて孔が拡げてある。ま
た、デザインパネル72A、基板取付板74Aにもそれ
ぞれ同様の貫通孔724A,741Aが形成されてい
る。この、デザインパネル72A、基板取付板74Aの
貫通孔724A,741Aは、その取り付け状態におい
て本体枠71Aの筒状部711A,712Aの貫通孔7
13Aと同位置で、かつ、孔の拡がり方向を同じ方向に
とってある。なお、本体枠71A、デザインパネル72
A、基板取付板74Aは、この貫通孔713A,724
A,741Aをターンラッチ75Aに対応した形状とし
た点を除き基本的に第1実施形態の構成と同じである。
で、つまみ状の頭部83と、頭部83の円板状の基体部
831から板厚方向に突出する2本の脚部84,85か
らなり、各脚部84,85の先端部841,851が互
いに逆方向に鉤の手状に屈曲している。脚部84,85
はその配置方向すなわち上記屈曲方向に可撓性を有して
いる。また、脚部84,85の屈曲した先端部841,
851と頭部83の基体部831との間隔は、略筒状部
711A,712Aの先端壁とデザインパネル72Aの
板厚を合わせた長さに設定されている。
と本体枠71Aとの結合は次のよう行う。デザインパネ
ル72A、基板取付板74Aを、その貫通孔724A,
741Aが本体枠71Aの貫通孔713Aと合うように
した状態で、ターンラッチ脚部84,85の屈曲方向を
上記貫通孔713A,724A,741Aの拡がり方向
にとって、貫通孔713A,724A,741Aにター
ンラッチ75Aを挿し込む。そして、頭部基体部831
がデザインパネル72A、基板取付板74Aと当接した
状態で、ターンラッチ75Aを回転する。ここで、ター
ンラッチ脚部84,85の先端部841,851は回転
方向の前側となる側面8411,8511が傾斜面とな
っており、ターンラッチ75Aの回転に伴って、その脚
部84,85が弾性的に伸長しながら傾斜側面841
1,8511に沿って脚部先端部841,851が筒状
部711A,712A先端壁の背後へと周り込む。これ
により、デザインパネル72Aまたは基板取付板74A
と本体枠71Aとが締結する。
にビスを緩めたり締めたりするドライバーが不要であ
り、さらに容易に遊技機の再生作業を行い得る。
施形態になる遊技機を示す。基板類の着脱を別の手段に
より行うようにしたもので、第1実施形態との相違点を
中心に説明する。
本体枠71Bとの間、基板取付板74Bと本体枠71B
との間の結合手段としてビス75Bを用いており、本体
枠71Bの背面には、ビス75Bを受けるめねじが形成
された筒状部711B,712Bが突出している。な
お、本体枠71B、デザインパネル72B、基板取付板
74Bは、筒状部711B,712Bがビス75Bが螺
入する形状とした点を除き基本的に第1実施形態の構成
と同じである。
が、上記各実施形態と同様に、デザインパネルの着脱が
容易である。
デザインパネル72とを結合する結合手段はこれらと別
体の構成としているが、上記制御基板612,613の
基板取付板74への取り付けに用いた係合爪状のもので
もよい。
った軸の周りに回動して開放するようにしているが、必
ずしもこれに限定されるものではなく、矩形の前面枠の
いずれかの辺に沿った軸の周りに回動して開放するよう
になっておればよい。
ザインパネル72と対向する位置に配置して、前面枠1
2を開放したときに遊技系制御装置611〜614が着
脱がきわめて容易に行い得るようにしているが、必ずし
もこれに限定されるものではなく、遊技系制御装置61
1〜614が回胴装置60の上下または左右に隣接し、
着脱可能であればよい。
体13に取り付けられる構成でもよい。
し出しが行われるいわゆる現金機について説明したが、
CR機としてもよい。また、本発明は、遊技球の他、メ
ダルのような遊技媒体を用いる遊技機にも適用すること
ができる。
る。
る。
ある。
図である。
る。
態のときの図である。
である。
断面図である。
沿う断面図である。
装置のハウジングの図である。
作動を説明する図である。
系の作動を説明する図である。
図である。
ルの平面図である。
るプッシュラッチの縦断面図である。
分解斜視図である。
インパネルとを結合せしめるターンラッチの縦断面図で
ある。
分解斜視図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 図柄が表面に形成された複数のリールか
らなる回胴装置をハウジングに内蔵し、回転するリール
の表面の図柄を、上記ハウジングの前面パネルに形成さ
れた図柄表示用の窓部を通して表示し、前面パネルに設
けられた遊技用の操作部の操作に基づいて、リールが回
転開始および回転停止するとともに、遊技の帰趨に応じ
て遊技媒体を払い出す遊技機において、 上記前面パネルを、その全体形状を規定する本体パネル
と、該本体パネルに形成された開口部を閉鎖するパネル
であって上記図柄表示用窓部が形成されたパネルとによ
り構成するとともに、上記本体パネルの辺に沿う軸の周
りに回動自在に構成して前面パネルの背後を開放可能と
し、 かつ、上記パネルにより上記開口部を本体パネルの背後
から閉鎖した状態で上記パネルと本体パネルとを結合
し、結合状態とその解除状態とが切り換え自在に構成さ
れた結合手段を具備せしめ、 かつ、遊技の態様を規定する遊技系制御装置を、上記回
胴装置と隣接する位置に配置したことを特徴とする遊技
機。 - 【請求項2】 請求項1記載の遊技機において、上記遊
技系制御装置を、上記パネルと対向する位置に配置した
遊技機。 - 【請求項3】 請求項1または2いずれか記載の遊技機
において、上記パネルを跨いで、上記遊技系制御装置が
固定される板状部材を設け、 かつ、該板状部材と上記本体パネルとを結合し、結合状
態とその解除状態とが切り換え自在に構成された結合手
段を具備せしめた遊技機。
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JP2016112331A (ja) * | 2014-12-17 | 2016-06-23 | 京楽産業.株式会社 | 遊技機 |
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-
2001
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