JP2016111674A - 遠隔操作方法、及び遠隔操作システム - Google Patents

遠隔操作方法、及び遠隔操作システム Download PDF

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敬之 西川
Noriyuki Nishikawa
敬之 西川
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Abstract

【課題】遠隔操作システムにおいて、遠隔操作の対象となる機器の遠隔操作を行う権限が付与されているユーザに対して、その機器についての遠隔操作を促す旨の通知が行われた場合において、そのユーザがその機器への対応ができないことによって、その機器への対応が遅れてしまう可能性を従来よりも低減したい。
【解決手段】遠隔操作を行う権限が付与されているユーザに対して、機器についての遠隔操作を促す旨の通知が行われた場合において、所定期間内に、その機器への操作がなされないときに、一時的にその機器を遠隔操作する権限を他のユーザにも付与して、その一時的に権限を付与したユーザに対しても、機器についての遠隔操作を促す旨の通知を行う。
【選択図】図12

Description

本発明は、ネットワークに接続された機器を遠隔操作する遠隔操作方法、及び遠隔操作システムに関する。
従来、例えば、エアコン、電子錠等といった、宅内に設置される機器の中には、ネットワークに接続され、ネットワークを介して他の機器と通信を行う機能を有するものがある。
また、このような機能を有する機器を、携帯端末等を利用して遠隔操作する遠隔操作システムが知られている。
このような遠隔操作システムにおいて、予め機器の遠隔操作権限が付与されているユーザは、自分が使用する所定の携帯端末を利用してその機器を遠隔操作し、また、その携帯端末を介して、その機器によって検知された、その機器の状態又は周囲の状態(以下、これらの状態のことを、「機器の使用状態」と呼ぶ。)に係る情報の通知を受ける。
例えば、ユーザは、外出先において、携行する携帯端末を介して、自宅に設置された機器の使用状態に係る情報の通知を受けた場合において、その機器に対して新たな操作を行うべきであると判断するときには、その携帯端末を利用して、その外出先において、その機器に対して遠隔操作を行う。
また、このような遠隔操作システムでは、セキュリティ保持の観点から、遠隔操作の対象となる機器は、その機器に対して予め遠隔操作権限が付与されているユーザが使用する所定の携帯端末を利用してなされた遠隔操作に限って、その遠隔操作に対応する処理を実行する(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−291057号公報
ところで、予め機器の遠隔操作権限が付与されているユーザが、自分が使用する所定の携帯端末を携行せずに外出してしまった場合には、その携帯端末に対して、そのユーザに通知すべき機器の使用状態に係る情報が送信されていたとしても、そのユーザは、外出先においてそのことに気がつかない。
このような場合には、その携帯端末に送信された情報の中に、例え、その機器に対して推奨される操作をそのユーザに促す旨の情報が含まれていたとしても、その推奨される操作がそのユーザによって実行されることはない。その結果、その機器によって検知された、その機器の使用状態への対応が遅れてしまうことがある。
そこで、本開示は係る問題に鑑みてなされたものであり、機器によって検知された、その機器の使用状態への対応が遅れてしまう可能性を、従来よりも低減することができる遠隔操作方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本開示に係る遠隔操作方法は、携帯端末を用いてネットワークに接続された対象機器を操作するシステムにおいて前記対象機器を遠隔操作する方法であって、前記対象機器から前記対象機器の使用状態を示す状態情報を取得し、複数のユーザと前記複数のユーザの各々が使用する携帯端末との対応関係を示す対応関係情報及び前記対象機器に対する遠隔操作権限が付与されているか否かを前記複数のユーザ毎に示す権限情報を含むデータベースと、前記状態情報と、に基づいて、前記対象機器を第1使用状態から第2使用状態へ変更する操作を促す推奨情報を、前記複数のユーザの中で前記対象機器に対して遠隔操作権限が付与されている第1ユーザが使用する第1携帯端末に送信することを決定し、前記第1携帯端末に前記推奨情報を送信し、前記推奨情報を前記第1携帯端末に送信した後において、当該送信前に前記第1使用状態であった前記対象機器の使用状況が、当該送信後に変更されているか否かを判断し、前記推奨情報を前記第1携帯端末に送信してから所定期間以上、前記第1使用状態が変更されていないと判断された場合、前記複数のユーザの中の前記対象機器に対する遠隔操作権限が付与されていない第2ユーザに対して前記遠隔操作権限を付与することによって前記データベースを更新し、前記更新されたデータベースを用いて、前記第2ユーザが使用する第2携帯端末に前記推奨情報を送信することを決定し、前記第2携帯端末に前記推奨情報を送信することを特徴とする。
上述の遠隔操作方法によると、対象機器に対する遠隔操作権限が予め付与されている第1ユーザが使用する第1携帯端末に推奨情報が送信された場合において、所定時間以上対象機器の状態が第1使用状態から変更されていないときには、第2ユーザに対して、新たに対象機器に対する遠隔操作権限が付与された上で、その第2ユーザが使用する第2携帯端末に推奨情報が送信されることとなる。
このことによって、第1ユーザに推奨情報が送信されてから所定時間以上経過したにもかかわらず、その機器によって検知された、その機器の使用状態への対応がなされていない場合には、第1ユーザに加えて、第2ユーザも、その機器の使用状態への対応を行うことが可能となる。
このため、この遠隔操作方法は、機器によって検知された、その機器の使用状態への対応が遅れてしまう可能性を、従来よりも低減することができる。
遠隔操作システム100のシステム構成図 機器管理サーバ110と、機器120と、携帯端末130との機能構成を示す機能ブロック図 (A)状態ログ300のデータ構成図、(B)状態ログテーブル350のデータ構成図 (A)機器情報400のデータ構成図、(B)機器状態判定情報450のデータ構成図 (A)制御権情報500aのデータ構成図、(B)制御権情報500bのデータ構成図 機器状態情報600のデータ構成図 対応情報700のデータ構成図 対応完了情報800のデータ構成図 家族ユーザ情報900のデータ構成図 (A)表示部241に表示される画像の例その1、(B)表示部241に表示される画像の例その2、(C)表示部241に表示される画像の例その3、(D)表示部241に表示される画像の例その4 (A)表示部241に表示される画像の例その5、(B)表示部241に表示される画像の例その6 通知処理のフローチャート 遠隔操作システム100のシーケンス図 機器管理サーバ1410と、機器120と、携帯端末130との機能構成を示す機能ブロック図 (A)操作ログ1500のデータ構成図、(B)操作ログテーブル1550のデータ構成図 変形通知処理のフローチャート
<<本開示を得るに至った知見>>
近年、ローカルエリアネットワーク(LAN)・インターネットに接続される、ネットワーク対応家電機器が増加している。家電機器がネットワークに接続されることにより、ユーザはスマートフォンやタブレットPC(Personal Computer)などの携帯端末を利用して、宅内及び宅外から家電機器を制御することができる。例えば、ユーザは帰宅直前にスマートフォンを通じて、宅外より自宅のエアコンの運転を開始しておくことができる。これにより、宅内の空調が事前にユーザの希望通りに調整され、ユーザは帰宅直後から快適に過ごすことが可能になる。
また、ネットワークに対応した家電機器は、ユーザから携帯端末を通じて送られてきた制御内容を実行するだけでなく、家電機器が検知した情報をユーザの携帯端末に送ることもできる。例えば、自宅のエアコンが、宅内に誰もいない状態で30分以上運転していることを検知すると、エアコンはユーザの携帯端末に対して、自宅のエアコンが30分以上無人の状態で運転していることを通知することができる。これにより、ユーザは宅内のエアコンの電源オフ忘れによる、無駄な電力消費を抑えることが可能になる。
このようなネットワークに対応した家電機器がユーザの家庭に普及していく中で、宅内の各ネットワーク対応機器の制御権の設定が重要となる。例えば、父親の寝室のテレビやエアコン、照明といった家電機器について、ネットワーク経由での子供による不適切な機器操作を防止するためには、それらの機器の制御権を父親のみ、もしくは父親と母親のみに設定することが必要である。その一方で、宅内の家族ユーザ全員が共用で利用する、リビングのエアコンや照明、玄関の電子錠といった機器については、宅内の家族ユーザ全員が制御可能となるよう機器の制御権を設定する必要がある。
このような宅内のネットワーク対応機器の制御権の設定を実現する技術として、例えば、特許文献1には、宅内の家電機器を制御する宅内制御装置に、携帯端末番号と、パスワードと、制御権限の組み合わせであるアクセス権情報を予め登録しておき、携帯端末から制御要求があったときに認証を行って、登録されたユーザからの要求の場合のみ機器制御を認可する技術が記載されている。
しかしながら、前記従来の技術では、宅内の家電機器が検知した情報は、予め指定自動通報先記憶部に設定しておいた通報先にしか通知することができない。そのため、通報先として設定されているユーザ以外には家電機器が検知した情報が通知されず、通報先として設定されたユーザが家電機器から通知された情報を確認できなければ、他に家族ユーザがいたとしても、誰も家電機器が通知した情報に対する対応を取ることができないという課題を有していた。
例えば、父親と母親にのみ制御権が設定されている、父親の寝室にあるエアコンが、寝室が無人の状態で30分以上運転していることを検知すると、そのエアコンは、父親の寝室が無人の状態で30分以上運転していることを、制御権を有する父親と母親の携帯端末に通知する。しかし、父親が携帯端末の通信できない場所におり、また母親が携帯端末を宅内に忘れたまま外出してしまっているような場合には、子供ならエアコンの電源をオフにできる状況にあったとしても、父親の寝室のエアコンの制御権を持たない子供には、携帯端末を通じてエアコンを遠隔制御することも、エアコンの検知した情報が携帯端末に通知されることもないため、結果として家族ユーザ全員が、エアコンの電源をオフにするという対応を取ることができない。
発明者は、上記課題を認識し、この課題に適切に対応すべく、遠隔操作システムにおける遠隔操作方法について詳細に検討した。その結果、通報先として設定されているユーザに対して、家電機器が検知した情報の通知を試みたにも関わらず、その家電機器に対して一定時間以上何らかの対応が取られていない場合には、新たに、通報先として設定されているユーザ以外の人物に対しても、家電機器が検知した情報の通知を試みることで、その家電機器に対して何らかの対応が取られる可能性を高められることを見出し、本開示を得るに至った。
<<実施の形態1>>
<概要>
以下、本開示に係る遠隔操作方法を実現する一態様として、互いにネットワークを介して通信可能に接続された、複数の機器と、複数の携帯端末と、機器管理サーバとを含んで構成される遠隔操作システムについて説明する。
この遠隔操作システムにおいて、機器のそれぞれは、宅内に設置され、定期的に、自機の状態又は周囲の状態を検知して状態ログを生成し、生成した状態ログを機器管理サーバに送信する。
機器管理サーバは、機器から送信された状態ログを受信する度に、その状態ログを記憶する。そして、定期的に、記憶する状態ログと、予め記憶している機器状態判定情報とに基づいて、状態ログの送信元である機器のそれぞれについて、その機器のユーザに対して遠隔操作を促すべき所定の状態にあるか否かを判定する。
判定結果が肯定的である場合に、機器管理サーバは、その機器に対して予め遠隔操作する権限が付与されているユーザ(以下、「第1ユーザ」と呼ぶ。)が所有する携帯端末に向けて遠隔操作を促す機器状態情報を送信する。
機器管理サーバは、第1ユーザが所有する携帯端末への機器状態情報の送信後所定時間経過するまでの間に、対象となる機器に操作がなされたか否かを判定する。そして、判定結果が否定的なものである場合には、第1ユーザ以外のユーザであって、所定の条件を満たすユーザ(以下、「第2ユーザ」と呼ぶ。)に対して、その機器を遠隔操作する権限を一時的に付与して、その第2ユーザが所有する携帯端末に対して、機器状態情報を送信する。
機器管理サーバは、第2ユーザが所有する携帯端末への機器状態情報の送信後に、対象となる機器に対して操作がなされたか否かを判定する。そして、その判定が肯定的なものである場合には、第2ユーザに対する、その機器を遠隔操作する一時的な権限の付与を停止して、再び、その機器に対して遠隔操作する権限が付与されているユーザを、第1ユーザに限定する。
以下、この遠隔操作システムについて図面を参照しながら説明する。
<構成>
図1は、遠隔操作システム100の構成を示すシステム構成図である。
同図に示されるように、遠隔操作システム100は、機器管理サーバ110と、機器120A〜機器120Eと、携帯端末130A〜携帯端末130Dと、ネットワーク140とを含んで構成される。
ネットワーク140は、更に、インターネット141と、ゲートウエイ(GW)142A〜ゲートウエイ142Bと、基地局143A〜基地局143Bとを含んで構成される。
これら構成要素のうち、機器120A〜機器120C、ゲートウエイ142Aは、家150内に設置され、機器120D〜機器120E、ゲートウエイ142Bは、家160内に設置されている。
機器120A〜機器120Eは、例えば、エアコン、洗濯機、照明といった、通信機能を有する家電機器等である。
機器120A〜機器120Cは、それぞれ、ゲートウエイ142Aと無線又は有線で通信する。
機器120D〜機器120Eは、それぞれ、ゲートウエイ142Bと無線又は有線で通信する。
ゲートウエイ142A〜ゲートウエイ142Bは、インターネット141に接続される。
携帯端末130A〜携帯端末130Dは、例えば、スマートフォンといった、通信機能を有する、携行可能なコンピュータ端末等である。
携帯端末130A〜携帯端末130Cは、携帯電話回線を利用して、基地局143Aと通信する。
携帯端末130Dは、携帯電話回線を利用して、基地局143Bと通信する。
基地局143A〜基地局143Bは、インターネット141に接続される。
機器管理サーバ110は、例えば、ワークステーションといった、通信機能を有するコンピュータシステム等である。
機器管理サーバ110は、インターネット141に接続される。
以下では、遠隔操作システム100を説明するにあたって、特別な断りがない限り、機器120A〜機器120Eをそれぞれ個別に用いて説明することに代えて、機器120A〜機器120Eが共通に有している機能を有する仮想的な機器120を用いて説明し、携帯端末130A〜携帯端末130Dをそれぞれ個別に用いて説明することに代えて、携帯端末130A〜携帯端末130Dが共通に有している機能を有する仮想的な携帯端末130を用いて説明する。
上記構成の遠隔操作システム100において、機器管理サーバ110と機器120と携帯端末130とは、ネットワーク140を介して互いに通信することが可能となっている。
次に、これらの構成要素のうち、機器管理サーバ110と、機器120と、携帯端末130とについて、図面を用いて詳細に説明する。
図2は、機器管理サーバ110と、機器120と、携帯端末130との機能構成を示す機能ブロック図である。
機器120は、ネットワーク送受信部221と、ユーザ入力受付部222と、機器操作要求受信部223と、機器制御部224と、機器操作結果送信部225と、動作状態管理部226と、周辺状態観測部227と、状態ログ送信部228とを含んで構成され、携帯端末130からの機器操作を、機器管理サーバ110を経由して受け付ける機能と、機器120の動作状態及び周辺状態の情報を、機器管理サーバ110に送信する機能とを有する。
機器120は、例えば、ハードウエアとして、図示されていないプロセッサ、メモリ等を含み、プロセッサがメモリに記憶されているプログラムを実行することで、上記各構成要素を実現する。
ネットワーク送受信部221は、有線LAN(Local Area Network)、無線LAN、Bluetooth(登録商標)、又は、携帯電話回線を利用した通信を行う通信手段を含み、ネットワーク140を介して外部機器(例えば、機器管理サーバ110、携帯端末130等)とデータの送受信を行う。
ユーザ入力受付部222は、ユーザによる入力操作を受け付ける手段(例えば、機器120に備え付けられたボタン、キー、又は、スイッチ、あるいは、赤外線等を利用した通信機能を有するリモートコントローラ等)を含み、ユーザによる入力操作を受け付けて、受け付けた入力操作の示す機器操作要求を、機器制御部224に通知する。
機器操作要求受信部223は、機器管理サーバ110から送信された機器操作要求を受信し、受信した機器操作要求を、機器制御部224に通知する。
機器制御部224は、ユーザ入力受付部222、又は機器操作要求受信部から通知された機器操作要求を受け取り、受け取った機器操作要求に従って、機器120の制御を行う。
このため、機器120は、機器操作要求受信部223によって受信された機器操作要求、及び、機器120の近傍にいるユーザからの、機器120に備え付けられたボタン、又はリモートコントローラ等を利用してなされた入力操作の示す機器操作要求に基づいて制御される。
例えば、機器120がエアコンである場合には、機器120に対してなされる制御の一例として、電源のオンオフ制御、設定温度制御等がある。
また、機器制御部224は、機器120の制御を行った場合に、その機器制御の結果を示す操作結果を、機器操作結果送信部225に通知する。
機器操作結果送信部225は、機器制御部224から通知された操作結果を受け取り、受け取った操作結果を、機器管理サーバ110に送信する。
動作状態管理部226は、機器120の動作情報についての情報を管理する。動作状態についての情報は、機器制御部224による機器120の操作結果によって更新される。
具体例として、例えば、機器120がエアコンである場合には、現在の電源状態、運転モード、設定温度等の情報を管理する。
周辺状態観測部227は、例えば、温度センサ、人感センサ等といった各種センサを含み、これら各種センサを利用して、機器120の周囲の状態を、定期的に観測する。
具体例として、例えば、機器120がエアコンである場合には、現在の室内温度、室内の人の有無等を定期的に観測する。
状態ログ送信部228は、動作状態管理部226によって管理される、機器120の動作情報についての動作状態情報と、周辺状態観測部227によって観測される、機器120の周囲の状態についての周辺状態情報との少なくとも一方の状態情報に基づいて、機器120の状態ログを定期的に生成して、生成した状態ログを定期的に機器管理サーバ110に送信する。
図3(A)は、機器120がエアコンである場合において生成される、状態ログの一例である状態ログ300のデータ構成図である。
同図に示されるように、状態ログ300は、テーブル形式の構成を有するデータであって、レコードとして、タイムスタンプ311と、機器ID312と、運転状態313と、温度設定314と、室温315と、在室状態316と、停電検出317とが、互いに対応付けられて構成される。
タイムスタンプ311は、状態ログ300が生成された時刻を示す情報である。
機器ID312は、機器120を識別する識別子である。
運転状態313は、状態ログ300が生成された時刻における、機器120(エアコン)の運転状態を示す情報である。
温度設定314は、状態ログ300が生成された時刻における、機器120(エアコン)に設定されている設定温度を示す情報である。
室温315は、状態ログ300が生成された時刻における、機器120によって観測された、機器120の周囲の温度、すなわち、室温を示す情報である。
在室状態316は、状態ログ300が生成された時刻における、機器120によって観測された、機器120の周囲に人がいるか否か、すなわち、機器120の設置された部屋に人が在室しているか否かを示す情報である。
停電検出317は、機器120に対して最後に電源オンの操作がなされた以降において、稼働中の停電による運転停止が発生したか否かを示す情報である。
なお、上述した状態ログ300におけるレコードの各項目は、一例に過ぎず、上述した項目通りである必要はない。レコードの項目の他の例として、例えば、機器120の運転モードを示す情報等が考えられる。
なお、ここでは、状態ログは、定期的に機器管理サーバ110に送信されるとして説明したが、機器管理サーバ110への状態ログの送信は、必ずしも、定期的に状態ログが送信される例に限定される必要はない。他の例として、機器管理サーバ110からの要求、機器120の動作状態の変化、機器120の周囲状態の変化等を契機として、機器管理サーバ110に状態ログが送信される構成等が考えられる。
再び、図2に戻って、機器管理サーバ110と、機器120と、携帯端末130とについての説明を続ける。
機器管理サーバ110は、ネットワーク送受信部201と、状態ログ蓄積部202と、機器情報管理部203と、状態判定部204と、制御権管理部205と、機器状態情報送信部206と、対応検出部207と、機器操作要求送信部208と、機器操作結果受信部209と、対応完了情報送信部210と、制御権更新部211と、家族ユーザ記憶部212とを含んで構成され、以下の7つの機能を有する。
機能1:機器120から送信された状態ログを受信して記憶する機能。
機能2:定期的に、記憶する状態ログと、予め記憶している機器状態判定情報とに基づいて、状態ログの送信元である機器120のそれぞれについて、その機器120のユーザに対して遠隔操作を促すべき所定の状態にあるか否かを判定する機能。
機能3:機能2における判定結果が肯定的である場合に、その機器120に対して予め遠隔操作する権限が付与されている第1ユーザが所有する携帯端末130に向けて遠隔操作を促す旨を示す機器状態情報を送信する機能。
機能4:第1ユーザが所有する携帯端末130への機器状態情報の送信後所定時間経過するまでの間に、その機器120に操作がなされたか否かを判定する機能。
機能5:機能4における判定結果が否定的なものである場合には、第1ユーザ以外のユーザであって、所定の条件を満たす第2ユーザに対して、その機器120を遠隔操作する権限を一時的に付与して、その第2ユーザが所有する携帯端末130に向けて遠隔層アsを促す旨を示す機器状態情報を送信する機能。
機能6:第2ユーザが所有する携帯端末130への機器状態情報の送信後に、その機器120に対して操作がなされたか否かを判定する機能。
機能7:機能6における判定結果が肯定的なものである場合には、第2ユーザに対する、その機器120を遠隔操作する一時的な権限の付与を停止して、再び、その機器120に対して遠隔操作する権限が付与されているユーザを、第1ユーザに限定する機能。
機器管理サーバ110は、例えば、ハードウエアとして、図示されていないプロセッサ、メモリ等を含み、プロセッサがメモリに記憶されているプログラムを実行することで、上記各構成要素を実現する。
ネットワーク送受信部201は、有線等を利用した通信を行う通信手段を含み、ネットワーク140を介して外部機器(例えば、機器120、携帯端末130等)とデータの送受信を行う。
状態ログ蓄積部202は、機器120から送信された状態ログを受信して蓄積する。そして、受信する都度、状態ログテーブルを更新して記憶する。
図3(B)は、状態ログ蓄積部202に記憶される状態ログテーブルの一例である状態ログテーブル350のデータ構成図である。
同図に示されるように、状態ログテーブル350は、過去において受信された状態ログ300が蓄積されてなるデータであって、レコードとして、タイムスタンプ361と、機器ID362と、運転状態363と、温度設定364と、室温365と、在室状態366と、停電検出367とが、互いに対応付けられて構成される。
ここで、タイムスタンプ361と、機器ID362と、運転状態363と、温度設定364と、室温365と、在室状態366と、停電検出367とは、それぞれ、状態ログ300(図3(A)参照)における、タイムスタンプ311と、機器ID312と、運転状態313と、温度設定314と、室温315と、在室状態316と、停電検出317と同様のものである。よって、これらについては説明済である。
再び、図2に戻って、機器管理サーバ110と、機器120と、携帯端末130とについての説明を続ける。
機器情報管理部203は、遠隔操作システム100を構成する各機器120に係る情報である機器情報と機器状態判定情報とを管理する。すなわち、機器情報と機器状態判定情報とを随時更新しながら記憶する。
図4(A)は、機器情報管理部203によって管理される機器情報の一例である機器情報400のデータ構成図である。
同図に示されるように、機器情報400は、テーブル形式の構成を有するデータであって、レコードとして、機器ID411と、種類412と、型番413と、設置場所414とが、互いに対応付けられて構成される。
機器ID411は、機器120を識別する識別子である。
種類412は、対応する機器ID411で識別される機器120の機種を示す情報である。
型番413は、対応する機器ID411で識別される機器120の型番を示す情報である。
設置場所414は、対応する機器ID411で識別される機器120が設置されている場所を示す情報である。
図4(B)は、機器情報管理部203によって管理される機器状態判定情報の一例である機器状態判定情報450のデータ構成図である。
同図に示されるように、機器状態判定情報450は、テーブル形式の構成を有するデータであって、レコードとして、型番461と、状態462と、判定条件463と、通知要否464と、推奨対応操作465とが、互いに対応付けられて構成される。
型番461は、機器120の型番を示す情報である。
状態462は、対応する型番461で示される型番の機器120の状態を示す情報である。
判定条件463は、対応する型番461で示される型番の機器120について、対応する状態462によって示される状態であると判定されるために、状態ログが満たす必要のある条件を示す情報である。
通知要否464は、対応する型番461によって示される型番の機器120が、対応する状態462で示される状態であると判定される場合に、ユーザに通知する必要があるか否かを示す情報である。
通知が必要である状態の具体例として、例えば、機器120がエアコンである場合において、室内が無人の状態で所定時間(例えば30分)以上運転している状態(図4(B)において、判定条件463「電源ON、且つ、不在状態継続時間30分以上」が満たされる場合に該当。)が考えられる。これは、無駄な電力消費を抑えるために、ユーザへの通知が必要となる場合である。また、別の例として、機器120がエアコンである場合において、停電後に所定時間(例えば1時間)以上、高温(例えば、28度以上)状態が継続している状態(図4(B)において、判定条件463「停電検出、且つ、室温28度以上継続1時間以上」が満たされる場合に該当。)が考えられる。これは、宅内で飼っている暑さに弱いペットの命を守るために、ユーザへの通知が必要となる場合である。
通知要否464は、ユーザに通知する必要がある旨を示す「要」と、ユーザに通知する必要がない旨を示す「不要」とのいずれかを示す。
通知要否464が「要」を示す場合には、対応する状態462が、対象となる機器120のユーザに対して遠隔操作を促すべき所定の状態であることを示す。
推奨対応操作465は、対応する型番461によって示される型番の機器120が、対応する状態462で示される状態であると判定される場合に、その機器120に対して推奨される、対応すべき操作を示す情報である。
再び、図2に戻って、機器管理サーバ110と、機器120と、携帯端末130とについての説明を続ける。
状態判定部204は、定期的に、状態ログ蓄積部202に記憶されている状態ログテーブル350と、機器情報管理部203によって管理されている機器情報400と、機器状態判定情報450とを参照して、遠隔操作システム100に含まれる機器120のそれぞれの状態を判定する。
具体的には、遠隔操作システム100を構成する機器120のそれぞれについて、状態ログテーブル350の内容が、機器状態判定情報450の判定条件463を満たしている場合には、その機器120の状態が、対応する状態462によって示される状態であると判定し、機器状態判定情報450の判定条件463を満たしていない場合には、その機器120の状態が、対応する状態462によって示される状態でない状態であると判定する。
また、状態判定部204は、対象となる機器120について、現在の状態が、状態462によって示される状態であると判定した場合において、対応する通知要否464が、ユーザに通知する必要がある旨を示すときには、更に、対象となる機器120が、対象となる機器120のユーザに対して遠隔操作を促すべき所定の状態であると判定して、対象となる機器120の、機器ID411と、状態462と、推奨対応操作465とを、機器状態情報送信部206に通知する。
制御権管理部205は、遠隔操作システム100に含まれる機器それぞれについての制御権情報を管理する。
図5(A)は、制御権管理部205によって管理される制御権情報の一例である制御権情報500aのデータ構成図である。
同図に示されるように、制御権情報500aは、テーブル形式の構成を有するデータであって、レコードとして、機器ID511と、ユーザID512と、端末ID513と、制御権限514とが、互いに対応付けられて構成される。
機器ID511は、機器120を識別する識別子である。
ユーザID512は、対応する機器ID511によって識別される機器120を遠隔操作する制御権限が付与されているユーザを識別する識別子である。
端末ID513は、対応するユーザIDによって識別されるユーザが利用する携帯端末130を識別する識別子である。ここでは、ネットワーク140を介する通信におけるアドレスを示す情報であるとしている。アドレスの例としては、メールアドレス等が考えられる。しかしながら、携帯端末130を一意に識別することができるアドレスであれば、必ずしもメールアドレスに限られる必要はない。
制御権限514は、対応する機器ID511によって識別される機器120を遠隔操作する制御権限の種類を示す情報である。
制御権限の種類には、「正規」と「臨時」との2種類存在する。
対応する機器ID511によって識別される機器120に対して、正規の手続きを経て、予め遠隔操作する権限が付与されているユーザに対しての制御権限の種類は「正規」となる。
制御権限の種類が「正規」となる制御権限を有しているユーザは、対象となる機器120に対して操作可能となる全ての遠隔操作を行う権限を有する。
一方で、対応する機器ID511によって識別される機器120に対して、予め遠隔操作する権限が付与されているユーザ、すなわち、制御権限の種類が「正規」となる制御権限を有しているユーザではないが、現時点において一時的に遠隔操作する権限が付与されているユーザに対しての制御権限の種類は「臨時」となる。
制御権限の種類が「臨時」となる制御権限を有しているユーザは、対象となる機器120に対して操作可能となる全ての遠隔操作のうちの一部の遠隔操作に限って、遠隔操作を行う権限を有する。
制御権情報は、制御権更新部211によって、随時更新される。
図4(A)に例示される制御権情報500aは、制御権限514が「正規」となるコラム(図中のaで示される行)に対して、制御権限514が「臨時」となるコラム(図中のbで示される行)が追加されるように更新された状態のものとなっている。
図5(B)は、制御権情報500aに対して、制御権限514が「臨時」となるコラム(図中のbで示される行)が追加される前の、オリジナルな(すなわち、臨時となる制御権限を有しているユーザが存在していない状態における)制御権情報500bのデータ構成図である。
なお、オリジナルな制御権情報500bに対して、制御権限514が「臨時」となるコラム(図5(A)中のbで示される行)が追加されて制御権情報500aに更新された後に、制御権情報500aから、制御権限514が「臨時」となるコラム(図5(A)中のbで示される行)が削除されると、再びオリジナルな制御権情報500bに更新される。
以下、制御権情報500aと制御権情報500bとを明示的に区別する場合を除いて、制御権情報500aと制御権情報500bのことを、単に制御権情報500と記す。
再び、図2に戻って、機器管理サーバ110と、機器120と、携帯端末130とについての説明を続ける。
機器状態情報送信部206は、状態判定部204から、ユーザに対して遠隔操作を促すべき所定の状態であると判定された機器120(以下、「遠隔操作対象機器120」と呼ぶ。)の、機器ID411と、状態462と、推奨対応操作465とを受け取ると、機器情報管理部203によって管理される機器情報400と、制御権管理部205によって管理される制御権情報500とを参照して、遠隔操作対象機器120の機器ID511に対応付けられている端末ID513によって識別される携帯端末130のそれぞれについて、機器状態情報を生成する。そして、生成した機器状態情報のそれぞれを、遠隔操作対象機器120の機器ID511に対応付けられている端末ID513によって識別される携帯端末130のそれぞれ、すなわち、遠隔操作対象機器120に対して遠隔操作する権限が付与されているユーザの所有する携帯端末130のそれぞれに送信する。
更に、機器状態情報送信部206は、生成した機器状態情報のそれぞれを、対応検出部207に対しても通知する。
図6は、機器状態情報送信部206によって生成される機器状態情報の一例である機器状態情報600のデータ構成図である。
同図に示されるように、機器状態情報600は、テーブル形式の構成を有するデータであって、レコードとして、機器ID611と、状態612と、設置場所613と、推奨対応操作614と、制御権限615と、連絡済ユーザID616と、対応状況617とが、互いに対応付けられて構成される。
機器ID611は、状態判定部204から受け取った機器ID411であって、遠隔操作対象機器120を識別する識別子である。
状態612は、状態判定部204から受け取った状態462であって、遠隔操作対象機器120の状態を示す情報である。
設置場所613は、遠隔操作対象機器120が設置されている場所を示す情報である。
推奨対応操作614は、状態判定部204から受け取った推奨対応操作465であって、遠隔操作対象機器120に対して推奨される、対応すべき操作を示す情報である。
制御権限615は、送信対象となる携帯端末130を所有するユーザに対して付与されている制御権限の種類を示す情報である。
連絡済ユーザID616は、遠隔操作対象機器120に対して遠隔操作する権限が付与されているユーザのそれぞれ、すなわち、機器状態情報送信部206によって生成された機器状態情報のそれぞれの送信先となる携帯端末130を所有するユーザのそれぞれを識別する識別子である。
対応状況617は、機器状態情報送信部206による機器状態情報600の送信に呼応して、遠隔操作対象機器120に対してなされたユーザによる対応の状況を示す情報である。対応状況617は、対応が未だなされていない旨を示す「未」と、対応がなされた旨を示す「完」と、ユーザが対応を試みたものの、通信における不具合等に起因して対応の実行が失敗した旨を示す「失敗」とのいずれかを示す。
機器状態情報600の生成時には、対応状況617は、「未」となる。そして、機器状態情報送信部206が機器状態情報600を送信した後において、遠隔操作対象機器120に対してなされたユーザによる対応の状況に変化が生じた場合には、機器状態情報送信部206は、その変化が対応状況617に反映されるように、随時機器状態情報600を更新する。
再び、図2に戻って、機器管理サーバ110と、機器120と、携帯端末130とについての説明を続ける。
対応検出部207は、機器状態情報送信部206から受け取った機器状態情報600に対する、ユーザによる対応の有無を検出する。
対応検出部207は、機器状態情報送信部206から機器状態情報600を受け取ると、機器状態情報600に含まれる機器ID611と、状態612と、推奨対応操作614と、連絡済ユーザID616とを内部に保持し、ユーザによる対応の待ち受け、すなわち、連絡済ユーザID616によって識別されるユーザのいずれかが所有する携帯端末130から送信される対応情報の待ち受けを開始する。
図7は、携帯端末130から送信される対応情報の一例である対応情報700のデータ構成図である。
同図に示されるように、対応情報700は、テーブル形式の構成を有するデータであって、レコードとして、機器ID711と、ユーザID712と、要求操作713とが、互いに対応付けられて構成される。
機器ID711は、機器状態情報送信部206による機器状態情報600の送信に呼応して、ユーザによって試みられた遠隔操作の対象となった機器120を識別する識別子である。ここでは、機器ID711は、機器状態情報送信部206によって送信された機器状態情報600に含まれる機器ID611と同じものとなる。
ユーザID712は、機器状態情報送信部206による機器状態情報600の送信に呼応して、対応する機器ID711によって識別される機器120に対する遠隔操作を試みたユーザを識別する識別子である。
要求操作713は、機器状態情報送信部206による機器状態情報600の送信に呼応して、ユーザによって試みられた遠隔操作を示す情報である。
ここでは、対応情報700の説明において、対応情報700は、携帯端末130から送信されるものであって、対応検出部207は、携帯端末130から送信される対応情報を待ち受けるとして説明した。
しかしながら、機器状態情報送信部206による機器状態情報600の送信の後において、対応する機器120への操作の試みは、必ずしも、遠隔操作による操作の試みに限られるわけではない。
例えば、対象となる機器120の近傍にいる人物(機器状態情報送信部206による機器状態情報600の送信対象となった携帯端末130を所有するユーザである場合もあるし、機器状態情報送信部206による機器状態情報600の送信とは無関係な人物の場合もある)が、その機器120を直接操作する場合も考えられる。具体例としては、無人の部屋でエアコンである機器120が長時間運転されていることを偶然発見した家族の一員が、たまたま、機器状態情報600の送信後のタイミングで、そのエアコンのリモートコントローラを直接操作して、そのエアコンの電源をオフにする例等が考えられる。
このように、対象となる機器120が、携帯端末130を利用する遠隔操作がなされずに、直接操作される場合も考えられる。この場合には、その直接操作された機器120が、対応情報700を生成して、機器管理サーバ110へと送信する。
但し、この場合には、実際にその直接操作を行った人物を特定することができないことがある。
そこで、ここでは、この場合には、対象となる機器120は、ユーザID712を、「宅内ユーザ」を示す識別子として対応情報700を生成することとする。
再び、図2に戻って、機器管理サーバ110と、機器120と、携帯端末130とについての説明を続ける。
対応検出部207によって開始された対応情報の待ち受けは、予め設定された所定時間T1(例えば、5分)経過するまで継続される。
経過時間の計測は、対応検出部207が保有するタイマによって行われる。
対応検出部207は、対応情報の待ち受け開始後において、所定時間T1が経過するまでに、該当する対応情報700を受信した場合には、対応情報700に含まれる要求操作713を、機器操作要求送信部208に通知して、対応情報の待ち受けを終了する。そして、機器操作結果受信部209から送られる、要求操作の実行に成功した旨を示す成功操作結果受信通知、もしくは要求操作の実行に失敗した旨を示す失敗操作結果受信通知の待ち受けを開始する。
対応検出部207は、待ち受けを開始した後において、成功操作結果受信通知を受け取った場合には、対応完了情報を生成し、生成した対応完了情報を対応完了情報送信部210に通知して、その待ち受けを終了し、失敗操作結果受信通知を受け取った場合には、機器状態情報送信部206に、機器状態情報の再送を要求する。
図8は、対応検出部207によって生成される対応完了情報の一例である対応完了情報800のデータ構成図である。
同図に示されるように、対応完了情報800は、テーブル形式の構成を有するデータであって、レコードとして、機器ID811と、状態812と、対応ユーザID813と対応操作814とが、互いに対応付けられて構成される。
機器ID811は、機器状態情報送信部206による機器状態情報600の送信に呼応して、ユーザによって試みられた遠隔操作が実行された機器120を識別する識別子である。ここでは、機器ID811は、対応する対応情報700に含まれる機器ID711と同じものとなる。
状態812は、対応する機器ID811によって特定される機器120において、遠隔操作が実行される直前の状態を示す情報である。
対応ユーザID813は、機器状態情報送信部206による機器状態情報600の送信に呼応して、対応する機器ID711によって識別される機器120に対する遠隔操作を試みたユーザを識別する識別子である。ここでは、対応ユーザID813は、対応する対応情報700に含まれるユーザID712と同じものとなる。
対応操作814は、機器状態情報送信部206による機器状態情報600の送信に呼応して、ユーザによって試みられた結果、実行された遠隔操作を示す情報である。
ここでは、機器状態情報送信部206による機器状態情報600の送信の後において、対応する機器120へなされた操作は、遠隔操作による操作であるとして説明した。
しかしながら、前述した内容と同様に、機器状態情報送信部206による機器状態情報600の送信の後において、対応する機器120への操作は、必ずしも、遠隔操作による操作に限られるわけではない。
例えば、対象となる機器120の近傍にいる人物によって、その機器120を直接操作される場合も考えられる。
このような場合には、状態812は、対応する機器ID811によって特定される機器120において、直接操作が実行される直前の状態を示す情報となり、対応ユーザID813は、宅内ユーザを識別する識別子となり、対応操作814は、実行された直接操作を示す情報となる。
再び、図2に戻って、機器管理サーバ110と、機器120と、携帯端末130とについての説明を続ける。
対応検出部207は、対応情報の待ち受けを開始した後において、所定時間T1経過してもなお、対応情報を受信しない場合には、制御権更新部211に対して、ユーザからの対応がない旨を示す無対応通知を行って、対応情報の待ち受けを終了する。
機器操作要求送信部208は、対応検出部207から通知される要求操作713を受け取ると、該当する機器120に、受け取った要求操作713に対応する機器操作要求を送信する。
機器操作結果受信部209は、機器120から送信される操作結果を受信する。そして、受信した操作結果が、その操作結果の受信に先立って送信された機器操作要求の要求操作が実行された旨を示す場合、又は、宅内ユーザによる直接操作が実行された旨を示す場合に、要求操作の実行に成功した旨を示す成功操作結果受信通知を、対応検出部207へ通知し、受信した操作結果が、その操作結果の受信に先立って送信された機器操作要求の要求操作が実行されなかった旨を示す場合、又は、機器操作要求送信後所定時間内に該当する操作結果を受信しなかった場合に、要求操作の実行に失敗した旨を示す失敗操作結果受信通知を、対応検出部207へ通知する。
対応完了情報送信部210は、対応検出部207から、対応完了情報の通知を受け取ると、制御権管理部205に管理される制御権情報500を参照して、対象となる機器120の制御権が付与されているユーザの所有する携帯端末130に対して、その対応完了情報800を送信する。そして、制御権更新部211に対して、制御権情報500から、「臨時」となる制御権限のコラムを削除する旨を要求する削除要求を送信する。
制御権更新部211は、対応検出部207から通知される無対応通知を受け取った場合において、制御権管理部205の管理する制御権情報500に、該当する機器120について、制御権限514が「臨時」となるコラムが存在しないときには、所定のアルゴリズムに基づいて、該当する機器120に対して遠隔操作する制御権限を一時的に付与するユーザを識別するユーザIDを特定する。そして、特定したユーザIDに対して、「臨時」となる制御権限514が対応付けられるコラムを追加することで、その制御権情報500を更新する。
ここでは、所定のアルゴリズムとして、家族ユーザ記憶部212が記憶する家族ユーザ情報を利用して、該当する機器120に対して遠隔操作する制御権限を一時的に付与するユーザを特定するアルゴリズムを利用する。
以下、このアルゴリズムについて説明する。
家族ユーザ記憶部212は、家族ユーザ情報を記憶する。
図9は、家族ユーザ記憶部212によって記憶される家族ユーザ情報の一例である家族ユーザ情報900のデータ構成図である。
同図に示されるように、家族ユーザ情報900は、テーブル形式の構成を有するデータであって、レコードとして、互いに対応付けられた家族ユーザID911と、家族ユーザID911のそれぞれに対応付けられた端末ID912とによって構成される。
互いに対応付けられている家族ユーザID911のそれぞれは、互いに同じ家族の一員であるとして登録されているユーザを識別する識別子である。
端末ID912は、対応する家族ユーザID911によって識別されるユーザが利用する携帯端末130を識別する識別子である。
再び、図2に戻って、アルゴリズムの説明を続ける。
制御権更新部211は、対応検出部207から通知される無対応通知を受け取った場合において、制御権管理部205の管理する制御権情報500に、該当する機器120について、制御権限514が「臨時」となるコラムが存在しないときには、家族ユーザ記憶部212によって記憶される家族ユーザ情報900を参照して、該当する機器120に対して、「正規」となる制御権限が付与されているユーザのユーザIDに対応付けられている家族ユーザID911の中から、「正規」となる制御権限が付与されているユーザ以外のユーザIDを、該当する機器120に対して遠隔操作する制御権限を一時的に付与するユーザを識別する識別子として特定する。
なお、家族ユーザ情報900において互いに対応付けられている家族ユーザID911のそれぞれは、必ずしも、同じ宅内に住む家族の一員に限定される必要はない。例えば、別宅に住む祖父母を識別する識別子を、互いに対応付けられている家族ユーザID911に含ませていても構わない。
また、ここでは、家族ユーザ情報900が、互いに対応付けられた家族ユーザID911の組の数が1組の場合の例について説明したが、必ずしも、互いに対応付けられた家族ユーザID911の組の数は、1組である場合の例に限られず、例えば100組である場合の例も考えられる。
以上で、アルゴリズムの説明を終わり、引き続き、図2を用いた、機器管理サーバ110と、機器120と、携帯端末130とについての説明を続ける。
制御権更新部211は、また、対応完了情報送信部210から通知される削除要求を受け取った場合において、制御権管理部205の管理する制御権情報500に、制御権限514が「臨時」となるコラムが存在するときには、その制御権情報500から、制御権限514が「臨時」となるコラムを削除することで、その制御権情報500を更新する。
このことによって、該当する機器120を遠隔操作する一時的に付与されていた、「臨時」となる制御権限の付与が停止されて、その機器120を遠隔操作する制御権限が付与されているユーザが、「正規」となる制御権限が付与されているユーザに限定されることとなる。
携帯端末130は、ネットワーク送受信部231と、機器状態情報受信部232と、対応完了情報受信部233と、表示UI(User Interface)生成部234と、対応情報送信部235と、UI部240とを含んで構成され、機器管理サーバ110から通知される情報を表示する機能と、機器管理サーバ110を介して機器120を操作する機能とを有する。
携帯端末130は、例えば、ハードウエアとして、図示されていないプロセッサ、メモリ等を含み、プロセッサがメモリに記憶されているプログラムを実行することで、上記各構成要素を実現する。
UI部240は、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)等といった画像を表示する機能を有するデバイスを含んでなる表示部241と、ハードキー、タッチパッド等といったユーザによる入力操作を受け付ける機能を有するデバイスを含んでなるユーザ入力部242とを含んで構成されるグラフィカルインターフェースであって、画像の表示と、ユーザによる入力操作の受け付けとを行う。
なお、ユーザ入力部242は、ユーザによる接触入力操作を受け付ける場合に限定されず、例えば、マイクによる音声入力を受け付ける、又は、加速度センサ等によるジェスチャ入力を受け付けるとしてもよい。
ネットワーク送受信部231は、無線LAN、Bluetooth(登録商標)、又は、携帯電話回線を利用した通信を行う通信手段を含み、ネットワーク140を介して外部機器(例えば、機器管理サーバ110、機器120等)とデータの送受信を行う。
機器状態情報受信部232は、機器管理サーバ110から送信された機器状態情報を受信し、受信した機器状態情報を、表示UI生成部234に通知する。
対応完了情報受信部233は、機器管理サーバ110から送信された対応完了情報を受信し、受信した対応完了情報を、表示UI生成部234に通知する。
表示UI生成部234は、機器状態情報受信部232から通知された機器状態情報、あるいは、対応完了情報受信部233から通知された対応完了情報に基づいて、ユーザに表示する画像を生成して、表示部241に表示させる。
図10(A)〜(D)は、機器状態情報に基づいて作成され、表示部241に表示される画像の例であり、図11(A)、(B)は、対応完了情報に基づいて作成され、表示部241に表示される画像の例である。
以下、これら図面を用いて、表示部241に表示される画像について説明する。
図10(A)は、対象となる機器120(ここでは寝室に設置されたエアコンであるとする。)について付与されている、遠隔操作する制御権限が「正規」となるユーザ501aの所有する携帯端末130に、「長時間無人電源ON」となる状態612を含む機器状態情報600が通知された場合に表示される画像の一例を示す。
ここでは、遠隔操作する制御権限が「正規」となるユーザは、ユーザ501aとユーザ501bとであるとする。
タッチパネル1000は、表示部241を構成する液晶ディスプレイと、ユーザ入力部242を構成する透明なタッチパッドとが重ね合わされて形成されるタッチパネルである。
テキスト1010aは、機器状態情報600に含まれる、機器ID611と、状態612と、設置場所613とに基づいて生成される文字列であって、ここでは、寝室に設置されたエアコンである機器120と、その設置場所と、その状態とについての情報を示す文字列となっている。
テキスト1020aは、機器状態情報600に含まれる、連絡済ユーザID616に基づいて生成される文字列であって、ここでは、「以下の皆様にご連絡済です」という文字列と、連絡済ユーザID616に含まれる識別子のうち、自機である携帯端末130を所有するユーザ501aの識別子を除く識別子によって識別されるユーザを示す文字列とからなる文字列となっている。
テキスト1020aが表示されることで、ユーザ501aは、他に同様の通知を受けているユーザが存在することを認識できる。更に、表示画面内に、対応完了の旨を示す表示(例えば、後述する、図11(A)のテキスト1120a、図11(B)のテキスト1120b等が該当。)が含まれていないことから、他に同様の通知を受けているユーザもまた、通知に対する対応を取っていないことがわかる。このため、ユーザ同士が互いに通知に対する対応を任せ合って、結果的に誰も通知に対する対応を取らないという事態の発生頻度を低減する効果が期待できる。
アイコン1030aは、機器状態情報600に含まれる、推奨対応操作614に基づいて生成される、ボタンの形状をしたアイコンであって、ここでは、推奨対応操作614によって示される、推奨される操作を示す文字列を含んだものとなっている。
ユーザ入力部242は、アイコン1030aに対してタッチ操作がなされることで、推奨対応操作614によって示される、推奨される操作の入力を受け付ける。
アイコン1030aが表示されることにより、携帯端末130のユーザは、別の機器操作用メニュー画面に画面遷移することなく、通知に対する対応を取ることが可能となる。このため、通知の確認を行ったユーザが、対応を後回しにして、結果的に対応を取り忘れてしまうという事態の発生頻度を低減する効果が期待できる。
アイコン1040aは、機器状態情報600に、「正規」となる制御権限615が含まれる場合に限って生成される、ボタンの形状をしたアイコンであって、ここでは、「その他の操作をする」という文字列を含んだものとなっている。
このアイコン1040aは、タッチ操作がなされることで、図示していない機器操作メニュー画面に画面を遷移させるためのアイコンである。
ユーザ入力部242は、図示していない機器操作メニュー画面に対するユーザからの操作に基づいて、対象となる機器120について操作可能となる遠隔操作の全ての入力を受け付ける。
図10(B)は、対象となる機器120(ここでは寝室に設置されたエアコンであるとする。)について付与されている、遠隔操作する制御権限が「正規」となるユーザ501bの所有する携帯端末130に、「長時間無人電源ON」となる状態612を含む機器状態情報600が通知された場合に表示される画像の一例を示す。
ここでは、遠隔操作する制御権限が「正規」となるユーザは、ユーザ501aとユーザ501bとであるとする。
図10(A)において示される画像と、図10(B)において示される画像とは、ほぼ同様のものであるが、図10(A)におけるテキスト1020aには、ユーザ501bを示す文字列が含まれているのに対して、図10(B)におけるテキスト1020bには、ユーザ501aを示す文字列が含まれている点において相違している。
図10(C)は、対象となる機器120(ここでは寝室に設置されたエアコンであるとする。)について付与されている、遠隔操作する制御権限が「臨時」となるユーザ501cの所有する携帯端末130に、「長時間無人電源ON」となる状態612を含む機器状態情報600が通知された場合に表示される画像の一例を示す。
ここでは、遠隔操作する制御権限が「正規」となるユーザは、ユーザ501aとユーザ501bとであり、遠隔操作する制御権限が「臨時」となるユーザは、ユーザ501cであるとする。
図10(A)において示される画像と、図10(C)において示される画像とは、以下の2点において相違している。
第1の相違点は、図10(A)におけるテキスト1020aには、ユーザ501bを示す文字列が含まれているのに対して、図10(C)におけるテキスト1020cには、ユーザ501aを示す文字列とユーザ501bを示す文字列とが含まれている点において相違している。
テキスト1020cに、遠隔操作する制御権限が「正規」となるユーザ501aとユーザ501bとが表示されていることから、ユーザ501cは、遠隔操作する制御権限が「正規」となるユーザ501aとユーザ501bとによって対応が取られていないために、自分の携帯端末130に機器状態情報が通知されたことを認識することができる。
第2の相違点は、図10(A)において表示されているアイコン1040aに相当するアイコンが、図10(C)において表示されていない点において相違している。
この相違は、携帯端末130が受信する機器状態情報600に、「正規」となる制御権限615が含まれている(図10(A)の場合に対応)か、含まれていないか(図10(C)の場合に対応)の相違に起因する。
遠隔操作する制御権限が「臨時」となるユーザ501cの所有する携帯端末130、すなわち、図10(C)において示される画像を表示する携帯端末130には、アイコン1040aに相当するアイコンが表示されない。
このため、遠隔操作する制御権限が「臨時」となるユーザ501cは、機器操作メニュー画面に画面を遷移させることができず、対象となる機器へ試みることができる遠隔操作が、推奨対応操作614によって示される、推奨される操作に限定される。
このことにより、遠隔操作する制御権限が「臨時」となるユーザ、すなわち、対象となる機器120に対して予め遠隔操作する制御権限が付与されておらず、一時的に遠隔操作する権限が付与されているユーザによる、誤った遠隔機器操作や、悪意ある遠隔機器操作がなされてしまう可能性を低減する効果が期待できる。
図10(D)は、対象となる機器120(ここではリビングに設置されたエアコンであるとする。)について付与されている、遠隔操作する制御権限が「臨時」となるユーザ501dの所有する携帯端末130に、「停電後高温状態継続」となる状態612を含む機器状態情報600が通知された場合に表示される画像の一例を示す。
ここでは、遠隔操作する制御権限が「正規」となるユーザは、ユーザ501aとユーザ501bとであり、遠隔操作する制御権限が「臨時」となるユーザは、ユーザ501dであるとする。
図10(C)において示される画像と、図10(D)において示される画像とは、以下の2点において相違している。
第1の相違点は、図10(C)におけるテキスト1010cには、「エアコン(寝室)」との文字列と、「無人のまま長時間運転されています」との文字列が含まれているのに対して、図10(D)におけるテキスト1010dには「エアコン(リビング)」との文字列と、「停電後、長時間高温状態が続いています」との文字列が含まれている点において相違している。
第2の相違点は、図10(C)におけるアイコン1030cには、推奨される操作を示す「電源をOFF」という文字列が含まれている、すなわち、図10(C)におけるアイコン1030cは、電源をOFFという推奨操作の入力を受け付けるアイコンであるのに対し、図10(D)におけるアイコン1030dには、推奨される操作を示す「冷房モードで電源をON」という文字列が含まれている、すなわち、図10(D)におけるアイコン1030dは、冷房モードで電源をONという推奨操作の入力を受け付けるアイコンである点において相違している。
図10(D)においても、図10(C)の場合と同様に、図10(A)において表示されているアイコン1040aに相当するアイコンが、図10(C)において表示されていない。
なお、図10(A)〜(D)において、テキスト1010a〜1010dに表示される文字列に替えて、該当する機器120の位置情報を、マップを利用したイラストで表示するとしてもよい。この場合には、携帯端末130が、例えば、自機の所有者であるユーザの宅内マップを記憶しており、記憶する宅内マップと、機器状態情報600に含まれる設置場所613とに基づいて、表示するイラストを生成する。
図11(A)は、対象となる機器120(ここでは寝室に設置されたエアコンであるとする。)について付与されている、遠隔操作する制御権限が「正規」となるユーザの所有する携帯端末130、及び、遠隔操作する制御権限が「臨時」となるユーザの所有する携帯端末130に、「長時間無人電源ON」となる状態812と、「501a」となる対応ユーザID813と、「電源OFF」となる対応操作814とを含む対応完了情報800が通知された場合に表示される画面の一例を示す。
テキスト1110aは、対応完了情報800に含まれる、機器ID811と、状態812と、対応完了情報800の受信に先立って受信された、該当する機器状態情報600に含まれる設置場所613とに基づいて生成される文字列であって、ここでは、寝室に設置されたエアコンである機器120と、その設置場所と、その状態とについての情報を示す文字列となっている。
ここでは、テキスト1110aは、図10(A)のテキスト1010aと同様のものとなっている。
テキスト1120aは、対応完了情報800に含まれる、対応ユーザID813と、対応操作814とに基づいて生成される文字列であって、ここでは、「対応完了」という文字列と、対応ユーザID813によって識別されるユーザが、対応操作814によって示された操作を行った旨を示す文字列、すなわち、「501cさんが電源をOFFしました」という文字列とからなる文字列となっている。
図11(B)は、対象となる機器120(ここでは寝室に設置されたエアコンであるとする。)について付与されている、遠隔操作する制御権限が「正規」となるユーザの所有する携帯端末130、及び、遠隔操作する制御権限が「臨時」となるユーザの所有する携帯端末130に、「長時間無人電源ON」となる状態821と、「宅内ユーザ」となる対応ユーザID813と、「設定温度を28度に設定」となる対応操作814とを含む対応完了情報800が通知された場合に表示される画面の一例を示す。
これは、例えば、機器管理サーバ110が、携帯端末130に、「電源OFF」となる推奨対応操作614を含む機器状態情報600を送信した場合において、その携帯端末130による遠隔操作がなされずに、対象となる機器120の近傍にいる人物が、その機器を、「設定温度を28度に設定」する旨の直接操作、すなわち、推奨対応操作614に示される操作以外の操作を行った場合等に表示される画面の一例である。
図11(A)において示される画像と、図11(B)において示される画像とは、ほぼ同様のものであるが、図11(A)におけるテキスト1120aには、「501aさんが電源をOFFにしました」という文字列が含まれているのに対して、図11(B)におけるテキスト1120bには、「直接操作により、設定温度が28度に設定されました」という文字列が含まれている点において相違している。
図11(A)においては、テキスト1120aが表示されることにより、また、図11(B)においては、テキスト1120bが表示されることにより、ユーザは、該当する機器120への対応が既になされ、それが誰によるものであったかを知ることができる。
再び、図2に戻って、機器管理サーバ110と、機器120と、携帯端末130とについての説明を続ける。
対応情報送信部235は、ユーザ入力部242によって受け付けられた、ユーザによる入力操作に基づいて対応情報を生成し、生成した対応情報を機器管理サーバ110に送信する。
以上のように構成される遠隔操作システム100の行う動作について、以下図面を参照しながら説明する。
<動作>
遠隔操作システム100は、その特徴的な動作として、通知処理を実行する。
以下この通知処理について説明する。
図12は、通知処理のフローチャートである。
通知処理は、機器管理サーバ110が起動されることで開始される。
通知処理が開始されると、機器管理サーバ110は、状態判定部204によって、機器120の状態が、ユーザに対して遠隔操作を促すべき所定の状態であると判定されるまで待つ(ステップS1200:Noを繰り返す)。
そして、状態判定部204によって、機器120の状態が、ユーザに対して遠隔操作を促すべき所定の状態であると判定されると(ステップS1200:Yes)、機器状態情報送信部206は、機器情報管理部203によって管理される機器情報400と、制御権管理部205によって管理される制御権情報500とを参照して、遠隔操作対象機器120の機器ID511に対応付けられている端末ID513によって識別される携帯端末130のそれぞれについて、機器状態情報600を生成する。そして、生成した機器状態情報600のそれぞれを、遠隔操作対象機器120の機器ID511に対応付けられている端末ID513によって識別される携帯端末130のそれぞれに送信する(ステップS1205)。
ここで、ステップS1205の処理が、通知処理の開始後最初に実行される場合には、制御権管理部205によって管理される制御権情報500は、制御権限514が「臨時」となるコラムが追加される前の、オリジナルな制御権情報500(例えば、図5(B)に示される制御権情報500b)である。このため、機器状態情報600の送信先となる携帯端末130は、「正規」となる制御権限を有しているユーザの所有する携帯端末に限定される。このときに、機器状態情報600を受信した携帯端末130には、例えば、図10(A)に示される画像(ユーザ501aが所有する携帯端末130の場合。)、又は、図10(B)に示される画像(ユーザ501bが所有する携帯端末130の場合。)が表示されることとなる。
機器状態情報600のそれぞれを携帯端末130のそれぞれに送信すると、対応検出部207は、いずれかの携帯端末130から、又は対象となる機器120から返信される対応情報700の待ち受けを開始する(ステップS1210)。
待ち受け開始後所定時間T1以内に、対応検出部207が、待ち受けている対応情報700を受信しない場合に(ステップS1215:No)、制御権更新部211は、制御権管理部205の管理する制御権情報500に、該当する機器120について、制御権限514が「臨時」となるコラムが存在するか否かを調べる(ステップS1220)。
ステップS1220の処理において、該当する機器120について、制御権限514が「臨時」となるコラムが存在する場合に(ステップS1220:Yes)、対応検出部207は、待ち受けている対応情報700を受信するまで更に待ち受けを継続する(ステップS1225)。
ステップS1220の処理において、該当する機器120について、制御権限514が「臨時」となるコラムが存在しない場合に(ステップS1220:No)、制御権更新部211は、家族ユーザ記憶部212によって記憶される家族ユーザ情報900を参照して、「正規」となる制御権限が付与されているユーザのユーザIDに対応付けられている家族ユーザID911の中から、「正規」となる制御権限が付与されているユーザ以外のユーザIDを、該当する機器120に対して遠隔操作する制御権限を一時的に付与するユーザを識別する識別子として特定する(ステップS1230)。
そして、制御権更新部211は、特定してユーザIDに対して、「臨時」となる制御権限514が対応付けられるコラムを追加することで、制御権管理部205の管理する制御権情報500を更新する(ステップS1235)。更新された制御権情報500の例としては、例えば、図5(A)に示される制御権情報500aが該当する(追加されたコラムが、制御権情報500aにおけるbの部分に対応する。)。
ステップS1235の処理が終了すると、ステップS1205の処理に進んで、再びステップS1205以降の処理を繰り返す。
ここで、制御権情報500が、「臨時」となる制御権限514を含む状態で再びステップS1205の処理が実行される場合には、通知処理の開始後最初にステップS1205の処理が実行される場合と異なり、機器状態情報600の送信先となる携帯端末130が、「正規」となる制御権限を有しているユーザの所有する携帯端末に限定されずに、「臨時」となる制御権限を有しているユーザの携帯端末も、機器状態情報600の送信先となる。このときに、機器状態情報600を受信した、「臨時」となる制御権限を有しているユーザの携帯端末130には、例えば、図10(C)に示される画像(ユーザ501cが所有する携帯端末130の場合)が表示されることとなる。
ステップS1215の処理において、待ち受け開始後所定時間T1以内に、対応検出部207が、待ち受けている対応情報700を受信する場合と(ステップS1215:Yes)、ステップS1225の処理が終了した場合とに、機器操作要求送信部208は、該当する機器120に対して、対応情報700に含まれる要求操作713に対応する機器操作要求を送信し(ステップS1240)、機器操作要求を送信した機器120から送信される操作結果を待ち受ける(ステップS1245)。
操作結果の待ち受けにおいて、機器操作要求の要求操作が実行された旨、又は、宅内ユーザによる直接操作が実行された旨を示す操作結果を受信した場合に(ステップS1250:Yes)、対応検出部207は、対応完了情報を生成する。そして、対応完了情報送信部210は、制御権管理部205に管理される制御権情報500を参照して、生成された対応完了情報を、対象となる機器120の制御権が付与されているユーザの所有する携帯端末130に対して送信する(ステップS1255)。
操作結果の待ち受けにおいて、機器操作要求の要求操作が実行された旨、又は、宅内ユーザによる直接操作が実行された旨を示す操作結果を受信しなかった場合に(ステップS1250:No)、対応検出部207は、機器状態情報送信部206に、機器状態情報の再送を要求する。すると、機器状態情報送信部206は、対応状況617が「失敗」となるように機器状態情報600を更新する。そして、ステップS1205の処理に進んで、再びステップS1205以降の処理を繰り返す。
ステップS1255の処理が終了した場合に、制御権更新部211は、制御権管理部205の管理する制御権情報500に、該当する機器120について、制御権限514が「臨時」となるコラムが存在するか否かを調べる(ステップS1260)。
ステップS1260の処理において、該当する機器120について、制御権限514が「臨時」となるコラムが存在する場合に(ステップS1260:Yes)、制御権更新部211は、「臨時」となる制御権限514が対応付けられるコラムを削除することで、制御権管理部205の管理する制御権情報500を更新する(ステップS1265)。
ステップS1260の処理において、該当する機器120について、制御権限514が「臨時」となるコラムが存在しない場合と(ステップS1260:No)、ステップS1265の処理が終了した場合とに、ステップS1200の処理に進んで、再びステップS1200以降の処理を繰り返す。
以上で、図12で示されるフローチャートを用いた通知処理の説明を終了する。
次に、上記通知処理が遠隔操作システム100によって実行された場合における、遠隔操作システム100における、機器管理サーバ110と、機器120と、携帯端末130との具体的な振る舞いの一例について、図面を用いて説明する。
ここでの例示は、(1)機器120に対して予め遠隔操作する制御権限が付与されている第1ユーザが使用する携帯端末が130aであって、(2)第1ユーザの家族である第2ユーザのユーザIDが、家族ユーザ情報900によって第1ユーザのユーザIDに対応付けられており、(3)第2ユーザが使用する携帯端末が130bである場合において、(4)機器管理サーバ110が、機器120から送信された状態ログ300と、自機が記憶する情報とに基づいて、機器120の状態がユーザに対して遠隔操作を促すべき所定の状態であると判定した結果、(5)機器管理サーバ110から携帯端末130aに対して機器状態情報600が送信されたにも関わらず、(6)携帯端末130a及び機器120から、所定時間T1内に対応情報が送信されなかったときの振る舞い例となっている。
図13は、遠隔操作システム100における、機器管理サーバ110と、機器120と、携帯端末130aと、携帯端末130bとの振る舞いを示すシーケンス図である。
機器管理サーバ110は、機器120から状態ログを取得して(ステップS1300)自機が記憶する状態ログテーブル350を更新し、自機が記憶する、機器情報400と、機器状態判定情報450と、制御権情報500とを参照して、遠隔操作権限が付与されている第1ユーザの携帯端末130aに、機器状態情報を送信すると決定する(ステップS1305(図12におけるステップS1200:Yesに該当))。
そして、機器管理サーバ110は、機器状態情報600を生成して、携帯端末130aに送信する(ステップS1310(図12におけるステップS1205に該当))。
携帯端末130a及び機器120から対応情報700が送信されず、機器管理サーバ110は、機器状態情報600を送信してから所定時間T1以内に、対応情報700を受信しない(ステップS1315(図12におけるステップS1210、ステップS1215:Noに該当))。
すると、機器管理サーバ110は、所定時間T1以上、機器120の状態が変更されていないと判定し(ステップS1320)、自機が記憶する家族ユーザ情報900を参照して、遠隔操作権限が付与されていない第2ユーザに遠隔操作権限を付与して(ステップS1325)、第2ユーザの携帯端末130bにも機器状態情報を送信すると決定する(ステップS1330)(ステップS1320、ステップS1325、ステップS1330の一連の処理は、図12におけるステップS1220:No、ステップS1230、ステップS1255の一連の処理に該当))。
そして、機器管理サーバ110は、携帯端末130aと、携帯端末130bとに、機器状態情報600を送信する(ステップS1355(図12におけるステップS1205に対応))。
機器状態情報600が送信されてから所定時間T1以内に、携帯端末130bから対応情報700が送信されると、機器管理サーバ110は、その対応情報700を受信する(ステップS1340(図12におけるステップS1210、ステップS1215:Yesに該当))。
対応情報700を受信すると、機器管理サーバ110は、機器操作要求を生成して、機器120に送信する(ステップS1345(図12におけるステップS1240に該当))。
機器120から、機器操作要求の要求操作が実行された旨を示す操作結果が送信されると、機器管理サーバ110は、その操作結果を受信し(ステップS1350(図12におけるステップS1245、ステップS1250:Yesに該当))、対応完了情報800を生成して、携帯端末130aと携帯端末130bとに、生成した対応完了情報を送信する(ステップS1355(図12におけるステップS1255に該当))。
そして、機器管理サーバ110は、第2ユーザに付与していた遠隔操作権限を削除する(ステップS1360(図12におけるステップS1260:Yes、ステップS1265に該当))。
以上で、図13で示されるシーケンス図を用いた、遠隔操作システム100における、機器管理サーバ110と、機器120と、携帯端末130との具体的な振る舞いについての説明を終了する。
上記遠隔操作システム100によると、ユーザに対して遠隔操作を促すべき所定の状態であると機器120が判定された場合において、機器120に対して「正規」となる遠隔操作の制御権限を有しているユーザが、機器120への対応を取ることができないときに、そのユーザの家族ユーザ全員に対して、機器120の対する遠隔操作の制御権限が一時的に付与されて、機器120が、ユーザに対して遠隔操作を促すべき所定の状態である旨の通知がなされる。
このことによって、ユーザに対して遠隔操作を促すべき所定の状態であると判定された機器120に対する対応が遅れてしまう可能性を低減することができる。
更に、一時的に付与された遠隔操作の操作権限は、可能となる遠隔操作が推奨対応操作のみに限定されており、また、一時的に付与された遠隔操作の操作権限は、機器120に対する対応がなされることで解除されることとなるため、「正規」となる遠隔操作の操作権限を有していないユーザによる不適切な機器操作を抑制することができる。
<<実施の形態2>>
<概要>
以下、本開示に係る遠隔操作方法を実現する一態様として、実施の形態1における遠隔操作システム100の一部が変形された変形遠隔操作システムについて説明する。
実施の形態1における遠隔操作システム100は、遠隔操作する制御権限を一時的に付与するユーザのユーザIDを特定する方法として、家族ユーザ記憶部212によって記憶される家族ユーザ情報900において、「正規」となる制御権限が付与されているユーザのユーザIDに対応づけられている家族ユーザID911のうちの、「正規」となる制御権限が付与されているユーザ以外の家族ユーザID911を、遠隔操作する制御権限を一時的に付与するユーザのユーザIDとして特定する構成の例であった。
これに対して、実施の形態2における変形遠隔操作システムは、遠隔操作する制御権限を一時的に付与するユーザのユーザIDを特定する方法として、「正規」となる制御権限が付与されているユーザが過去に遠隔操作を行ったことがある機器に対して、遠隔操作したことがある全てのユーザのユーザIDのうちの、「正規」となる制御権限が付与されているユーザ以外のユーザIDを、遠隔操作する制御権限を一時的に付与するユーザのユーザIDとして特定する構成の例となっている。
以下、この変形遠隔操作システムの詳細について、実施の形態1における遠隔操作システム100との相違点を中心に、図面を参照しながら説明する。
<構成>
変形遠隔操作システムは、実施の形態1における遠隔操作システム100から、機器管理サーバ110が、機器管理サーバ1410に変更されるように変形されている。
機器管理サーバ1410は、実施の形態1における機器管理サーバ110から、ハードウエアとしては変更されていないが、実行対象として記憶するソフトウエアの一部が変更されている。そして、このことによって、機器管理サーバ1410は、実施の形態1における機器管理サーバ110から、その機能の一部が変更されるように変形されている。
この機器管理サーバ1410について、以下、図面を用いて説明する。
図14は、機器管理サーバ1410と、機器120と、携帯端末130との機能構成を示す機能ブロック図である。
同図に示されるように、機器管理サーバ1410は、実施の形態1における機器管理サーバ110から、機器操作結果受信部209が機器操作結果受信部1409に変更され、制御権更新部211が制御権更新部1411に変更され、家族ユーザ記憶部212が削除され、操作ログ蓄積部1412が追加されるように変形されている。
機器操作結果受信部1409は、実施の形態1における機器操作結果受信部209の行う動作に加えて、更に、以下の動作を行う。
すなわち、機器120から送信された操作結果を受信すると、受信した操作結果に基づいて操作ログを生成する。そして、生成した操作ログを、操作ログ蓄積部1412へ通知する。
図15(A)は、機器操作結果受信部1409によって生成される、操作ログの一例である操作ログ1500のデータ構成図である。
同図に示されるように、操作ログ1500は、テーブル形式の構成を有するデータであって、レコードとして、タイムスタンプ1511と、機器ID1512と、ユーザID1513と、操作内容1514とが、互いに対応付けられて構成される。
タイムスタンプ1511は、状態ログ300が生成された時刻を示す情報である。
機器ID1512は、操作された機器120を識別する識別子である。
ユーザID1513は、対応するタイムスタンプ1511によって示された時刻に、対応する機器ID1512によって識別される機器120を操作したユーザを識別する識別子である。なお、機器120が直接操作された場合には、実際にその直接操作を行った人物を特定することができないために、ユーザID1513には、「宅内ユーザ」を示す識別子(例えば、「501z」)が割り当てられる。
操作内容1514は、対応するタイムスタンプ1511によって示された時刻に、対応する機器ID1512によって識別される機器120に対してなされた操作の内容を示す情報である。
再び、図14に戻って、機器管理サーバ1410についての説明を続ける。
操作ログ蓄積部1412は、機器操作結果受信部1409から送られた操作ログを受け取って蓄積する。そして、受け取る都度、操作ログテーブルを更新して記憶する。
図15(B)は、操作ログ蓄積部1412に記憶される操作ログテーブルの一例である操作ログテーブル1550のデータ構成図である。
同図に示されるように、操作ログテーブル1550は、過去において生成された操作ログ1500が蓄積されてなるデータであって、レコードとして、タイムスタンプ1561と、機器ID1562と、ユーザID1563と、操作内容1564とが、互いに対応付けられて構成される。
ここで、タイムスタンプ1561と、機器ID1562と、ユーザID1563と、操作内容1564とは、それぞれ、操作ログ1500(図15(A)参照)における、タイムスタンプ1511と、機器ID1512と、ユーザID1513と、操作内容1514と同様のものである。よって、これらについては説明済である。
操作ログテーブル1550によると、機器ID1562が120aとなる機器120(例えば、寝室のエアコン)を操作するユーザは、ユーザID1563が501aと501bとなるユーザであり、機器ID1562が120bとなる機器120(例えば、寝室の照明)を操作するユーザは、ユーザID1563が501z(「宅内ユーザ」に対応)となるユーザであり、機器ID1562が120cとなる機器120(例えば、リビングのエアコン)を操作するユーザは、ユーザID1563が501aと501bと501cとなるユーザであり、機器ID1562が120dとなる機器120(例えば、子供部屋のエアコン)を操作するユーザは、ユーザID1563が501bと501cとなるユーザであることがわかる。
制御権更新部1411は、対応検出部207から通知される無対応通知を受け取った場合において、制御権管理部205の管理する制御権情報500に、該当する機器120について、制御権限514が「臨時」となるコラムが存在しないときには、実施の形態1における制御権更新部211が利用する所定のアルゴリズムと異なる所定のアルゴリズム(以下、「変形アルゴリズム」と呼ぶ。)に基づいて、該当する機器120に対して遠隔操作する制御権限を一時的に付与するユーザを識別するユーザIDを特定する。そして、特定したユーザIDに対して、「臨時」となる制御権限514が対応付けられるコラムを追加することで、その制御権情報500を更新する。
ここでは、変形アルゴリズムとして、操作ログ蓄積部1412が記憶する操作ログテーブル1550を利用して、該当する機器120に対して遠隔操作する制御権限を一時的に付与するユーザを特定するアルゴリズムを利用する。
以下、この変形アルゴリズムについて説明する。
制御権更新部1411は、対応検出部207から通知される無対応通知を受け取った場合において、制御権管理部205の管理する制御権情報500に、該当する機器120について、制御権限514が「臨時」となるコラムが存在しないときには、操作ログ蓄積部1412に記憶される操作ログテーブル1550を参照して、該当する機器120に対して「正規」となる制御権限が付与されているユーザが過去に遠隔操作を行ったことがある機器120(以下、「過去の操作対象機器120」と呼ぶ。)を特定する。そして、特定した過去の操作対象機器120を遠隔操作したことがある全てのユーザのユーザID1563を特定し、それら特定したユーザID1563のうちの、「正規」となる制御権限が付与されているユーザ以外のユーザID1563を、遠隔操作する制御権限を一時的に付与するユーザを識別する識別子として特定する。
例えば、(1)該当する機器120の機器IDが120aで、(2)制御権管理部205の管理する制御権情報が、図5(B)で示される制御権情報500bで、(3)操作ログ蓄積部1412の記憶する操作ログテーブルが、図15(B)で示される操作ログテーブル1550である場合には、(a)該当する機器120(機器IDが120aとなる機器)に「正規」となる制御権限が付与されているユーザ(ユーザIDが501a、501bとなるユーザ)が過去に遠隔操作を行ったことがある機器120として、機器IDが120a、120c、120dとなる機器が特定され、(b)これら特定された機器を操作したことがある全てのユーザのユーザIDとして、501a、501b、501cが特定され、(c)これら特定されたユーザIDのうちの、「正規」となる制御権限が付与されているユーザ以外のユーザIDとなる501cが、遠隔操作する制御権限を一時的に付与するユーザを識別する識別子として特定される。
以上のように構成される変形遠隔操作システムの行う動作について、以下図面を参照しながら説明する。
<動作>
変形遠隔操作システムは、その特徴的な動作として、実施の形態1における通知処理(図12参照)の一部処理が変更されるように変形された変形通知処理を実行する。
以下この変形通知処理について説明する。
図16は、変形通知処理のフローチャートである。
同図に示されるように、変形通知処理は、実施の形態1における通知処理から、ステップS1230の処理が、ステップS1630の処理に変更されるように変形されている。
よってここでは、ステップS1630の処理を中心に説明する。
ステップS1220の処理において、該当する機器120について、制御権限514が「臨時」となるコラムが存在しない場合に(ステップS1220:No)、制御権更新部211は、操作ログ蓄積部1412に記憶される操作ログテーブル1550を参照して、該当する機器120に対して「正規」となる制御権限が付与されているユーザが過去に遠隔操作を行ったことがある過去の操作対象機器120を特定する。そして、特定した過去の操作対象機器120を遠隔操作したことがある全てのユーザのユーザID1563を特定し、それら特定したユーザID1563のうちの、「正規」となる制御権限が付与されているユーザ以外のユーザID1563を、遠隔操作する制御権限を一時的に付与するユーザを識別する識別子として特定する。
ステップS1630の処理が終了すると、変形通知処理は、ステップS1235の処理に進む。
上記変形遠隔操作システムによると、変形操作システムを構成する各機器120の過去の操作履歴に基づいて、対象となる機器120に対して「正規」となる制御権限が付与されているユーザと近しい関係にあると推定し得るユーザを見つけ出して、見つけ出したユーザに対して、遠隔操作する制御権限を一時的に付与することが可能となる。
このことによって、事前に、実施の形態1における家族ユーザ情報900といったような、ユーザのグルーピング情報を登録していなくても、遠隔操作する制御権限を一時的に付与するユーザを特定することができるようになる。
<補足>
以上、本開示に係る遠隔操作方法を実現する一態様として、実施の形態1、実施の形態2において、遠隔操作システムを例示して説明したが、以下のように変形することも可能であり、実施の形態1、実施の形態2において例示した通りの遠隔操作システムにおいて実現される遠隔操作方法に限られないことはもちろんである。
(1)実施の形態1において、遠隔操作システム100は、機器120が、ゲートウエイ142を介してインターネット141に接続される構成であるとして説明した。しかしながら、遠隔操作システム100は、機器120が、ネットワーク140に接続される構成であれば、必ずしも、機器120が、ゲートウエイ142を介してインターネット141に接続される構成に限られない。他の例として、例えば、機器120が、直接インターネット141に接続される構成等が考えられる。
(2)実施の形態1において、遠隔操作システム100は、(a)機器120の状態判定に係る構成要素である、状態ログ蓄積部202、機器情報管理部203、状態判定部204、(b)機器120の状態通知に係る項組成要素である、機器状態情報送信部206、対応完了情報送信部210、(c)機器120の制御権の管理、更新に係る構成要素である、制御権管理部205、対応検出部207、制御権更新部211、家族ユーザ記憶部212が、機器管理サーバ110の構成要素であるとして説明したが、これらの構成要素は、遠隔操作システム100において実現されていれば、必ずしも、機器管理サーバ110の構成要素である構成に限られない。他の一例として、例えば、これらの構成要素の一部もしくは全部が、ゲートウエイ142、又は機器120の構成要素である構成等が考えられる。
(3)実施の形態1において、遠隔操作システム100は、ステップS1220の処理(図12参照)が肯定的であった場合に、対応検出部207が、対応情報700の待ち受けを更に継続する(ステップS1225)として説明した。
ここで、ステップS1225の処理は、一例として、ステップS1225において更なる待ち受けの継続を開始してから、所定時間T2(例えば30分)経過してもなお、対応情報700を受信しない場合には、予め定められた所定の処理を実行する処理であってもよいし、対応情報700を受信するまで待ち受け続ける処理であってもよい。予め定められた所定の処理の一例としては、例えば、該当する機器状態情報600の推奨対応操作614に対応する機器要求操作を生成して該当する機器120に送信し、ステップS1245の処理へ進む処理である例等が考えられる。
(4)実施の形態1において、遠隔操作システム100は、ステップS1250の処理(図12参照)が否定的であった場合に、機器状態情報送信部206が、対応状況617が「失敗」となるように機器状態情報600を更新し、機器状態情報送信部206が、対応状況617が「失敗」となる機器状態情報600を、該当する携帯端末130のそれぞれに送信するとして説明した。
この場合において、対応状況617が「失敗」となる機器状態情報600を受信した携帯端末130は、該当する機器120において要求操作の実行に失敗した旨の表示を行うとしてもよい。
(5)実施の形態2において、変形遠隔操作システムは、遠隔操作する制御権限を一時的に付与するユーザのユーザIDを特定する方法として、「正規」となる制御権限が付与されているユーザが過去に遠隔操作を行ったことがある機器に対して、遠隔操作したことがある全てのユーザのユーザIDのうちの、「正規」となる制御権限が付与されているユーザ以外のユーザIDを、遠隔操作する制御権限を一時的に付与するユーザのユーザIDとして特定する構成の例であるとして説明した。
これは、遠隔操作する制御権限を一時的に付与するユーザのユーザIDの特定を、過去に行われた遠隔操作の履歴に基づいて行う例のうちの一つの例である。
遠隔操作する制御権限を一時的に付与するユーザのユーザIDの特定を、過去に行われた遠隔操作の履歴に基づいて行う例は、他にも様々な例が考えられる。
例えば、他の一例として、該当する機器120に対して、過去において遠隔操作したことがある全てのユーザのユーザIDのうちの、「正規」となる制御権限が付与されているユーザ以外のユーザIDを、遠隔操作する制御権限を一時的に付与するユーザのユーザIDとして特定する例等が考えられる。
(6)実施の形態1において、遠隔操作システム100は、機器120を遠隔操作する制御権限の種類には、対象となる機器120に対して操作可能となる全ての遠隔操作を行う権限を有する「正規」と、対象となる機器120に対して操作可能となる全ての遠隔操作のうちの一部の遠隔操作を行う権限を有する「臨時」との2種類が存在する構成であって、推奨操作についての遠隔操作を行う制御権限を一時的に付与するユーザのユーザIDを特定する方法として、家族ユーザ記憶部212によって記憶される家族ユーザ情報900において、「正規」となる制御権限が付与されているユーザのユーザIDに対応づけられている家族ユーザID911のうちの、「正規」となる制御権限が付与されているユーザ以外のユーザID911を、推奨操作についての遠隔操作を行う制御権限を一時的に付与するユーザのユーザIDとして特定し、これらユーザに対して、一時的に「臨時」となる制御権限を付与する構成であるとして説明した。
これに対して、他の構成の例として、機器120を遠隔操作する制御権限の種類には、対象となる機器120に対して操作可能となる全ての遠隔操作を行う権限を有する「正規」と、対象となる機器120に対して操作可能となる全ての遠隔操作のうちの、推奨操作を含む一部の遠隔操作を行う権限を有する「第1限定権限」と、「第1限定権限」よりも更に、遠隔操作を行う権限が限定された権限であって、推奨操作を行う権限を有さない「第2限定権限」との3種類が存在する構成であって、推奨操作についての遠隔操作を行う制御権限を一時的に付与するユーザのユーザIDを特定する方法として、「第2限定権限」が付与されているユーザのユーザIDを、推奨操作についての遠隔操作を行う制御権限を一時的に付与するユーザのユーザIDとして特定し、一時的に、「第2限定権限」が付与されているユーザに対して「第1限定権限」を付与する構成の例も考えられる。
(7)上記実施の形態及び上記変形例をそれぞれ組み合わせるとしてもよい。
(8)以下、さらに、本開示の一態様に係る遠隔操作方法及び遠隔操作システムについて、それらの構成及びそれらの変形例と各効果について説明する。
(a)本開示の一態様に係る遠隔操作方法は、携帯端末を用いてネットワークに接続された対象機器を操作するシステムにおいて前記対象機器を遠隔操作する方法であって、前記対象機器から前記対象機器の使用状態を示す状態情報を取得し、複数のユーザと前記複数のユーザの各々が使用する携帯端末との対応関係を示す対応関係情報及び前記対象機器に対する遠隔操作権限が付与されているか否かを前記複数のユーザ毎に示す権限情報を含むデータベースと、前記状態情報と、に基づいて、前記対象機器を第1使用状態から第2使用状態へ変更する操作を促す推奨情報を、前記複数のユーザの中で前記対象機器に対して遠隔操作権限が付与されている第1ユーザが使用する第1携帯端末に送信することを決定し、前記第1携帯端末に前記推奨情報を送信し、前記推奨情報を前記第1携帯端末に送信した後において、当該送信前に前記第1使用状態であった前記対象機器の使用状況が、当該送信後に変更されているか否かを判断し、前記推奨情報を前記第1携帯端末に送信してから所定期間以上、前記第1使用状態が変更されていないと判断された場合、前記複数のユーザの中の前記対象機器に対する遠隔操作権限が付与されていない第2ユーザに対して前記遠隔操作権限を付与することによって前記データベースを更新し、前記更新されたデータベースを用いて、前記第2ユーザが使用する第2携帯端末に前記推奨情報を送信することを決定し、前記第2携帯端末に前記推奨情報を送信することを特徴とする。
上述の、本開示の一形態に係る遠隔操作方法によると、対象機器に対する遠隔操作権限が予め付与されている第1ユーザが使用する第1携帯端末に推奨情報が送信された場合において、所定時間以上対象機器の状態が第1使用状態から変更されていないときには、第2ユーザに対して、新たに対象機器に対する遠隔操作権限が付与された上で、その第2ユーザが使用する第2携帯端末に推奨情報が送信されることとなる。
このことによって、第1ユーザに推奨情報が送信されてから所定時間以上経過したにもかかわらず、その機器によって検知された、その機器の使用状態への対応がなされていない場合には、第1ユーザに加えて、第2ユーザも、その機器の使用状態への対応を行うことが可能となる。
このため、この遠隔操作方法は、機器によって検知された、その機器の使用状態への対応が遅れてしまう可能性を、従来よりも低減することができる。
(b)また、更に、前記推奨情報を前記第2携帯端末に送信した後に取得した状態情報が前記第1使用状態以外の使用状態を示す場合、前記第2ユーザに対する前記遠隔操作権限を削除することによって前記更新されたデータベースを更新するとしてもよい。
このようにすることで、第2ユーザに対する遠隔操作権限の付与を、対象機器の使用状態が、第1使用状態以外の使用状態となるまでの期間に限定することができるようになる。
(c)また、更に、前記推奨情報を前記第1携帯端末に送信した後に取得した第1状態情報が前記第2使用状態を示す場合は、前記第1携帯端末に前記対象機器が前記第2使用状態に変更されたことを示す対応完了情報を送信し、前記推奨情報を前記第2携帯端末に送信してから取得した第2状態情報が前記第2使用状態を示す場合は、前記第1携帯端末及び前記第2携帯端末に前記対応完了情報を送信するとしてもよい。
このようにすることで、対象機器の使用状態が、推奨情報を第1携帯端末に送信した後に第2使用状態となった場合には、第1ユーザにその旨を通知し、対象機器の使用状態が、推奨情報を第2携帯端末に送信した後に第2使用状態となった場合には、第1ユーザと第2ユーザとにその旨を通知することができるようになる。
(d)また、前記推奨情報を前記第1携帯端末に送信した後に取得した第1状態情報が第3使用状態を示す場合は、前記第1携帯端末に前記対象機器が前記第3使用状態へ変更されたことを示す状態変更情報を送信するとしてもよい。
このようにすることで、対象機器の使用状態が、推奨情報を第1携帯端末に送信した後に、第3使用状態となった場合には、第1ユーザにその旨を通知することができるようになる。
(e)また、前記対象機器が所定期間以上前記第1使用状態であることを、取得した前記状態情報が示す場合における、前記推奨情報を前記第1携帯端末に送信することの決定は、前記第1使用状態は前記対象機器の電源がオンされた状態を示すときになされるとしてもよい。
このようにすることで、対象機器の電源のつけっぱなしの検知をトリガとして推奨情報の送信を行うことができる。
(f)また、前記対象機器が所定期間以上前記第1使用状態であることを、取得した前記状態情報が示す場合における、前記推奨情報を前記第1携帯端末に送信することの決定は、前記第1使用状態は前記対象機器の電源がオンされた状態を示し且つ前記対象機器から所定範囲内に人物が居ないことを示すときになされるとしてもよい。
このようにすることで、対象機器の電源がつけっぱなしで、かつ、対象機器の近くに人物がいないことの検知をトリガとして推奨情報の送信を行うことができる。
(g)また、前記データベースは、更に、前記第1ユーザを含む家族メンバーを示す家族情報を管理し、更に、前記データベースを用いて、前記第1ユーザ以外の前記家族メンバーから前記第2ユーザを前記遠隔操作権限を付与するユーザとして選択するとしてもよい。
このようにすることで、第1ユーザの家族メンバーの中から第2ユーザを選択することができるようになる。
(h)また、前記データベースは、更に、前記対象機器を操作したユーザを示す操作ログを含み、更に、前記データベースを用いて、前記第1ユーザ以外の前記対象機器を操作したことのあるユーザから前記第2ユーザを、前記遠隔操作権限を付与するユーザとして選択するとしてもよい。
このようにすることで、対象機器を操作したことのあるユーザの中から第2ユーザを選択することができるようになる。
(i)また、前記データベースは、更に、前記対象機器を含む複数の機器を操作したユーザを示す操作ログを含み、更に、前記データベースを用いて、前記複数の機器のうち、前記第1ユーザに対する遠隔操作権限が付与されている機器を操作したことのある、前記第1ユーザ以外のユーザから前記第2ユーザを、前記遠隔操作権限を付与するユーザとして選択するとしてもよい。
このようにすることで、第1ユーザに対する遠隔操作権限が付与されている機器を操作したことのあるユーザの中から第2ユーザを選択することができるようになる。
(j)また、前記推奨情報は、第1推奨情報と、前記第1推奨情報と異なる第2推奨情報とを含み、前記第1推奨情報と前記第2推奨情報は、前記対象機器を前記第1使用状態から前記第2使用状態へ変更するための第1ユーザ操作を示す第1操作情報を含み、前記第1推奨情報は前記第1携帯端末に送信され、送信された前記第1推奨情報は前記第1携帯端末に表示され、前記第2推奨情報は前記第2携帯端末に送信され、送信された前記第2推奨情報は前記第2携帯端末に表示されるとしてもよい。
このようにすることで、第1ユーザに通知する推奨情報と、第2ユーザに通知する推奨情報とを互いに異なるものとすることができるようになる。
(k)また、前記第1操作情報は、前記対象機器の電源をオフにするための操作情報を含み、前記第1携帯端末は、ユーザ操作を受け付けるためのグラフィカルインターフェースを備え、前記第1操作情報として、前記対象機器の電源をオフにする操作をユーザから受け付けるためのアイコンが少なくとも前記第1携帯端末のグラフィカルインターフェースに表示されるとしてもよい。
このようにすることで、推奨される操作が電源をオフにするための操作である場合に、第1ユーザに対して、電源をオフにするための操作を比較的容易に実行させることができるようになる。
(l)また、前記第1操作情報は、前記対象機器の電源をオンにするための操作情報を含み、前記第1携帯端末は、ユーザ操作を受け付けるためのグラフィカルインターフェースを備え、前記第1操作情報として、前記対象機器の電源をオンにする操作をユーザから受け付けるためのアイコンが少なくとも前記第1携帯端末に表示されるとしてもよい。
このようにすることで、推奨される操作が電源をオンにするための操作である場合に、第1ユーザに対して、電源をオンにするための操作を比較的容易に実行させることができるようになる。
(m)また、前記遠隔操作権限は、第1権限と、前記第1権限よりも権限が限定された第2権限を含み、前記第1ユーザは前記第1権限を有し、前記第1推奨情報は、更に、前記第1権限を示す第1権限情報と前記第1ユーザ操作以外の前記対象機器に対する第2ユーザ操作を示す第2操作情報を含むとしてもよい。
このようにすることで、第1ユーザに送信される推奨情報に、対象機器を第1使用状態から第2使用状態へと変更するための操作以外の操作を示す情報を含めることができるようになる。
(n)また、前記第1操作情報として前記第1ユーザ操作を受け付ける第1アイコンが、前記第2操作情報として前記第2ユーザ操作を受け付ける第2アイコンが、前記第1携帯端末に表示されるとしてもよい。
このようにすることで、第1ユーザ操作を受け付けるアイコンと、第2ユーザ操作を受け付けるアイコンとを、第1携帯端末に表示させることができるようになる。
(o)また、前記第2ユーザは前記第2権限を有し、前記第2推奨情報は、更に、前記第2権限を示す第2権限情報を含むとしてもよい。
このようにすることで、第2ユーザに付与される遠隔操作権限を、第1ユーザに付与される遠隔操作権限よりも権限が限定されたものとすることができるようになる。
(p)また、前記第1アイコンが前記第2携帯端末に表示され、前記第2アイコンは前記第2携帯端末に表示されないとしてもよい。
このようにすることで、第2携帯端末には、第1アイコンが表示される一方で第2アイコンが表示されないようにすることができるようになる。
(q)また、前記第1推奨情報は、前記第1使用状態を示す第1使用状態情報を含み、前記第1使用状態情報は、前記第1携帯端末に表示されるとしてもよい。
このようにすることで、第1使用状態情報が第1携帯端末に表示されるようにすることができる。
(r)また、前記第2推奨情報は、前記第1使用状態を示す第1使用状態情報を含み、前記第1使用状態情報は、前記第2携帯端末に表示されるとしてもよい。
このようにすることで、第1使用状態情報が第2携帯端末に表示されるようにすることができる。
(s)また、前記データベースは、更に、前記対象機器を操作したユーザを示す操作ログを含み、更に、前記データベースを用いて、前記対象機器に対して前記第2使用状態に変更する操作をしたユーザを特定し、前記対応完了情報は、前記特定されたユーザを示す実行ユーザ情報を含み、前記実行ユーザ情報は前記第1携帯端末に表示され、前記対応完了情報が前記第2携帯端末に送信された場合は、前記実行ユーザ情報は前記第2携帯端末に表示されるとしてもよい。
このようにすることで、対象機器を第2使用状態に変更する操作をしたユーザが第1携帯端末に表示され、更に、完了情報が第2携帯端末に送信された場合には、対象機器を第2使用状態に変更する操作をしたユーザが第2携帯端末にも表示されるようにすることができる。
(t)また、前記家族メンバーのうち、前記遠隔操作権限を有さないメンバーが前記第2ユーザとして選択されるとしてもよい。
このようにすることで、第1ユーザの家族メンバーのうち、遠隔操作権限を有さないメンバーの中から第2ユーザを選択することができるようになる。
(u)また、前記データベースは、更に、前記対象機器を操作したユーザを示す操作ログを含み、前記推奨情報を前記第1携帯端末に送信した後の第1時間に第1状態情報が取得され、更に、前記第1状態情報が前記第2使用状態を示し、前記第1時間に対応する第1操作ログが前記変更する操作は前記第1ユーザによってされたことを示す場合、前記変更する操作が成功したと判断し、前記第1携帯端末に、前記変更する操作が成功したことを示す成功情報を送信し、前記第1状態情報が前記第1使用状態を示し、前記第1時間に対応する第1操作ログが前記変更する操作は前記第1ユーザによってされたことを示す場合、前記変更する操作が失敗したと判断し、前記第1携帯端末に、前記変更する操作が失敗したことを示す失敗情報を送信するとしてもよい。
このようにすることで、第1ユーザによってなされた操作の成否に応じて、その結果を第1ユーザにフィードバックすることができるようになる。
(v)本開示の一態様に係る遠隔操作システムは、携帯端末を用いてネットワークに接続された対象機器を遠隔操作するシステムであって、前記対象機器から前記対象機器の使用状態を示す状態情報を取得し、複数のユーザと前記複数のユーザの各々が使用する携帯端末との対応関係を示す対応関係情報及び前記対象機器に対する遠隔操作権限が付与されているか否かを前記複数のユーザ毎に示す権限情報を含むデータベースと、前記状態情報と、に基づいて、前記対象機器を第1使用状態から第2使用状態へ変更する操作を促す推奨情報を、前記複数のユーザの中で前記対象機器に対して遠隔操作権限が付与されている第1ユーザが使用する第1携帯端末に送信することを決定し、前記第1携帯端末に前記推奨情報を送信し、前記推奨情報を前記第1携帯端末に送信した後において、当該送信前に前記第1使用状態であった前記対象機器の使用状況が、当該送信後に変更されているか否かを判断し、前記推奨情報を前記第1携帯端末に送信してから所定期間以上、前記第1使用状態が変更されていないと判断された場合、前記複数のユーザの中の前記対象機器に対する遠隔操作権限が付与されていない第2ユーザに対して前記遠隔操作権限を付与することによって前記データベースを更新し、前記更新されたデータベースを用いて、前記第2ユーザが使用する第2携帯端末に前記推奨情報を送信することを決定し、前記第2携帯端末に前記推奨情報を送信することを特徴とする。
上述の、本開示の一形態に係る遠隔操作システムによると、対象機器に対する遠隔操作権限が予め付与されている第1ユーザが使用する第1携帯端末に推奨情報が送信された場合において、所定時間以上対象機器の状態が第1使用状態から変更されていないときには、第2ユーザに対して、新たに対象機器に対する遠隔操作権限が付与された上で、その第2ユーザが使用する第2携帯端末に推奨情報が送信されることとなる。
このことによって、第1ユーザに推奨情報が送信されてから所定時間以上経過したにもかかわらず、その機器によって検知された、その機器の使用状態への対応がなされていない場合には、第1ユーザに加えて、第2ユーザも、その機器の使用状態への対応を行うことが可能となる。
このため、この遠隔操作システムは、機器によって検知された、その機器の使用状態への対応が遅れてしまう可能性を、従来よりも低減することができる。
本開示に係る遠隔操作方法、及び遠隔操作システムは、機器を遠隔操作するシステムにおいて広く利用することができる。
100 遠隔操作システム
110 機器管理サーバ
120 機器
130 携帯端末
140 ネットワーク
201 ネットワーク送受信部
202 状態ログ蓄積部
203 機器情報管理部
204 状態判定部
205 制御権管理部
206 機器状態情報送信部
207 対応検出部
208 機器操作要求送信部
209 機器操作結果受信部
210 対応完了情報送信部
211 制御権更新部
212 家族ユーザ記憶部

Claims (22)

  1. 携帯端末を用いてネットワークに接続された対象機器を操作するシステムにおいて前記対象機器を遠隔操作する方法であって、
    前記対象機器から前記対象機器の使用状態を示す状態情報を取得し、
    複数のユーザと前記複数のユーザの各々が使用する携帯端末との対応関係を示す対応関係情報及び前記対象機器に対する遠隔操作権限が付与されているか否かを前記複数のユーザ毎に示す権限情報を含むデータベースと、前記状態情報と、に基づいて、前記対象機器を第1使用状態から第2使用状態へ変更する操作を促す推奨情報を、前記複数のユーザの中で前記対象機器に対して遠隔操作権限が付与されている第1ユーザが使用する第1携帯端末に送信することを決定し、
    前記第1携帯端末に前記推奨情報を送信し、
    前記推奨情報を前記第1携帯端末に送信した後において、当該送信前に前記第1使用状態であった前記対象機器の使用状況が、当該送信後に変更されているか否かを判断し、
    前記推奨情報を前記第1携帯端末に送信してから所定期間以上、前記第1使用状態が変更されていないと判断された場合、前記複数のユーザの中の前記対象機器に対する遠隔操作権限が付与されていない第2ユーザに対して前記遠隔操作権限を付与することによって前記データベースを更新し、
    前記更新されたデータベースを用いて、前記第2ユーザが使用する第2携帯端末に前記推奨情報を送信することを決定し、
    前記第2携帯端末に前記推奨情報を送信する、
    遠隔操作方法。
  2. 更に、前記推奨情報を前記第2携帯端末に送信した後に取得した状態情報が前記第1使用状態以外の使用状態を示す場合、前記第2ユーザに対する前記遠隔操作権限を削除することによって前記更新されたデータベースを更新する、
    請求項1記載の遠隔操作方法。
  3. 更に、
    前記推奨情報を前記第1携帯端末に送信した後に取得した第1状態情報が前記第2使用状態を示す場合は、前記第1携帯端末に前記対象機器が前記第2使用状態に変更されたことを示す対応完了情報を送信し、
    前記推奨情報を前記第2携帯端末に送信してから取得した第2状態情報が前記第2使用状態を示す場合は、前記第1携帯端末及び前記第2携帯端末に前記対応完了情報を送信する、
    請求項1記載の遠隔操作方法。
  4. 前記推奨情報を前記第1携帯端末に送信した後に取得した第1状態情報が第3使用状態を示す場合は、前記第1携帯端末に前記対象機器が前記第3使用状態へ変更されたことを示す状態変更情報を送信する、
    請求項1に記載の遠隔操作方法。
  5. 前記対象機器が所定期間以上前記第1使用状態であることを、取得した前記状態情報が示す場合における、前記推奨情報を前記第1携帯端末に送信することの決定は、前記第1使用状態は前記対象機器の電源がオンされた状態を示すときになされる、
    請求項1記載の遠隔操作方法。
  6. 前記対象機器が所定期間以上前記第1使用状態であることを、取得した前記状態情報が示す場合における、前記推奨情報を前記第1携帯端末に送信することの決定は、前記第1使用状態は前記対象機器の電源がオンされた状態を示し且つ前記対象機器から所定範囲内に人物が居ないことを示すときになされる、
    請求項1記載の遠隔操作方法。
  7. 前記データベースは、更に、前記第1ユーザを含む家族メンバーを示す家族情報を管理し、
    更に、前記データベースを用いて、前記第1ユーザ以外の前記家族メンバーから前記第2ユーザを前記遠隔操作権限を付与するユーザとして選択する、
    請求項1記載の遠隔操作方法。
  8. 前記データベースは、更に、前記対象機器を操作したユーザを示す操作ログを含み、
    更に、前記データベースを用いて、前記第1ユーザ以外の前記対象機器を操作したことのあるユーザから前記第2ユーザを、前記遠隔操作権限を付与するユーザとして選択する、
    請求項1記載の遠隔操作方法。
  9. 前記データベースは、更に、前記対象機器を含む複数の機器を操作したユーザを示す操作ログを含み、
    更に、前記データベースを用いて、前記複数の機器のうち、前記第1ユーザに対する遠隔操作権限が付与されている機器を操作したことのある、前記第1ユーザ以外のユーザから前記第2ユーザを、前記遠隔操作権限を付与するユーザとして選択する、
    請求項1記載の遠隔操作方法。
  10. 前記推奨情報は、第1推奨情報と、前記第1推奨情報と異なる第2推奨情報とを含み、
    前記第1推奨情報と前記第2推奨情報は、前記対象機器を前記第1使用状態から前記第2使用状態へ変更するための第1ユーザ操作を示す第1操作情報を含み、
    前記第1推奨情報は前記第1携帯端末に送信され、
    送信された前記第1推奨情報は前記第1携帯端末に表示され、
    前記第2推奨情報は前記第2携帯端末に送信され、
    送信された前記第2推奨情報は前記第2携帯端末に表示される、
    請求項1記載の遠隔操作方法。
  11. 前記第1操作情報は、前記対象機器の電源をオフにするための操作情報を含み、
    前記第1携帯端末は、ユーザ操作を受け付けるためのグラフィカルインターフェースを備え、
    前記第1操作情報として、前記対象機器の電源をオフにする操作をユーザから受け付けるためのアイコンが少なくとも前記第1携帯端末のグラフィカルインターフェースに表示される、
    請求項10記載の遠隔操作方法。
  12. 前記第1操作情報は、前記対象機器の電源をオンにするための操作情報を含み、
    前記第1携帯端末は、ユーザ操作を受け付けるためのグラフィカルインターフェースを備え、
    前記第1操作情報として、前記対象機器の電源をオンにする操作をユーザから受け付けるためのアイコンが少なくとも前記第1携帯端末に表示される、
    請求項10記載の遠隔操作方法。
  13. 前記遠隔操作権限は、第1権限と、前記第1権限よりも権限が限定された第2権限を含み、
    前記第1ユーザは前記第1権限を有し、
    前記第1推奨情報は、更に、前記第1権限を示す第1権限情報と前記第1ユーザ操作以外の前記対象機器に対する第2ユーザ操作を示す第2操作情報を含む、
    請求項10記載の遠隔操作方法。
  14. 前記第1操作情報として前記第1ユーザ操作を受け付ける第1アイコンが、前記第2操作情報として前記第2ユーザ操作を受け付ける第2アイコンが、前記第1携帯端末に表示される、
    請求項13記載の遠隔操作方法。
  15. 前記第2ユーザは前記第2権限を有し、
    前記第2推奨情報は、更に、前記第2権限を示す第2権限情報を含む、
    請求項13記載の遠隔操作方法。
  16. 前記第1アイコンが前記第2携帯端末に表示され、
    前記第2アイコンは前記第2携帯端末に表示されない、
    請求項15記載の遠隔操作方法。
  17. 前記第1推奨情報は、前記第1使用状態を示す第1使用状態情報を含み、
    前記第1使用状態情報は、前記第1携帯端末に表示される、
    請求項10記載の遠隔操作方法。
  18. 前記第2推奨情報は、前記第1使用状態を示す第1使用状態情報を含み、
    前記第1使用状態情報は、前記第2携帯端末に表示される、
    請求項10記載の遠隔操作方法。
  19. 前記データベースは、更に、前記対象機器を操作したユーザを示す操作ログを含み、
    更に、前記データベースを用いて、前記対象機器に対して前記第2使用状態に変更する操作をしたユーザを特定し、
    前記対応完了情報は、前記特定されたユーザを示す実行ユーザ情報を含み、
    前記実行ユーザ情報は前記第1携帯端末に表示され、
    前記対応完了情報が前記第2携帯端末に送信された場合は、前記実行ユーザ情報は前記第2携帯端末に表示される、
    請求項3記載の遠隔操作方法。
  20. 前記家族メンバーのうち、前記遠隔操作権限を有さないメンバーが前記第2ユーザとして選択される、
    請求項7記載の遠隔操作方法。
  21. 前記データベースは、更に、前記対象機器を操作したユーザを示す操作ログを含み、
    前記推奨情報を前記第1携帯端末に送信した後の第1時間に第1状態情報が取得され、
    更に、
    前記第1状態情報が前記第2使用状態を示し、前記第1時間に対応する第1操作ログが前記変更する操作は前記第1ユーザによってされたことを示す場合、前記変更する操作が成功したと判断し、
    前記第1携帯端末に、前記変更する操作が成功したことを示す成功情報を送信し、
    前記第1状態情報が前記第1使用状態を示し、前記第1時間に対応する第1操作ログが前記変更する操作は前記第1ユーザによってされたことを示す場合、前記変更する操作が失敗したと判断し、
    前記第1携帯端末に、前記変更する操作が失敗したことを示す失敗情報を送信する、
    請求項1記載の遠隔操作方法。
  22. 携帯端末を用いてネットワークに接続された対象機器を遠隔操作するシステムであって、
    前記対象機器から前記対象機器の使用状態を示す状態情報を取得し、
    複数のユーザと前記複数のユーザの各々が使用する携帯端末との対応関係を示す対応関係情報及び前記対象機器に対する遠隔操作権限が付与されているか否かを前記複数のユーザ毎に示す権限情報を含むデータベースと、前記状態情報と、に基づいて、前記対象機器を第1使用状態から第2使用状態へ変更する操作を促す推奨情報を、前記複数のユーザの中で前記対象機器に対して遠隔操作権限が付与されている第1ユーザが使用する第1携帯端末に送信することを決定し、
    前記第1携帯端末に前記推奨情報を送信し、
    前記推奨情報を前記第1携帯端末に送信した後において、当該送信前に前記第1使用状態であった前記対象機器の使用状況が、当該送信後に変更されているか否かを判断し、
    前記推奨情報を前記第1携帯端末に送信してから所定期間以上、前記第1使用状態が変更されていないと判断された場合、前記複数のユーザの中の前記対象機器に対する遠隔操作権限が付与されていない第2ユーザに対して前記遠隔操作権限を付与することによって前記データベースを更新し、
    前記更新されたデータベースを用いて、前記第2ユーザが使用する第2携帯端末に前記推奨情報を送信することを決定し、
    前記第2携帯端末に前記推奨情報を送信する、
    遠隔操作システム。
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