JP2016111564A - 家電ネットワークシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】家電内部やその設置空間に専用のセンサを増設することなく、家電が利用できるセンシング情報を増やして、家電の利便性を向上させ得る家電ネットワークシステムを提供する。【解決手段】通信端末装置(30)は、自身が備えるセンサのセンシング情報をクラウドサーバ(20)へ送信する処理を所望のタイミングで受け付けて実行する情報投稿部(31b)を備え、クラウドサーバ(20)は、通信端末装置(30)より受信したセンシング情報より家電(10)に命じる動作内容を決定するための情報を抽出する情報抽出部(21c)を備え、クラウドサーバ20又は家電10は、情報抽出部(21c)にて抽出された情報に基づいて家電(10)の動作内容を決定する動作決定部(21d)を備え、家電(10)は動作決定部(21d)にて決定された動作内容を実行する。【選択図】図1

Description

本発明は、通信機能を有するセンサと家電(家庭用電子機器)を、通信ネットワークを介して接続した家電ネットワークシステムに関する。
携帯電話やスマートフォン等の通信端末装置と家電を、通信ネットワークを介して接続して、通信端末装置で家電を遠隔操作したり、家電の稼働状態を通信端末装置で遠隔にて確認したりする技術がある(例えば、特許文献1)。
通信端末装置には、カメラや、位置情報を取得するセンサ類が搭載されている。したがって、通信端末装置は、携帯できる通信機能付センサ(以下、携帯型通信機能付センサ)とも表現できる。
市場には、内蔵されたセンサを用いてセンシングした情報(以下、センシング情報)に基づいて発話する家電も登場している。センシングとは、センサを利用した計測・判別を行うことである。
また、通信端末装置と冷蔵庫を、通信ネットワークを介して接続し、ユーザが庫内画像を要求すると、庫内に設置されたカメラ(センサ)によって撮影された庫内画像(センシング情報)がユーザに伝送され、これを基にユーザが足りないと思う食材を書き込むと、サーバにアクセスして、安価に食品を提供してくれる店舗の情報を表示する等のサービスも提案されている(例えば、特許文献2)。
さらに、室内に室内環境検出装置を設け、該装置による室内のセンシング情報と、外部の電力供給先より送信されてくる電力制御信号とに基づいて、室内に設置された空気調和機の運転を制御する空気調和機の制御装置もある(特許文献3)。
特開2006−140691号公報(2006年6月1日公開) 特開2002−243335号公報(2002年8月28日公開) 特開平10−030834号公報(1998年2月3日公開)
ところが、上記従来の技術では、家電がセンシング情報を利用できるセンサは、当該家電が内蔵するセンサか、当該家電の動作を制御するために室内に設置された専用のセンサに限定されている。
そのため、家電が他のセンシング情報を利用するためには、別のセンサを追加で設ける必要があり、コストがかかる。また、別のセンサの追加を可能とするためには、設計段階で拡張ポート等を準備しておく必要があり、これによってもコストがかかる。さらに、別のセンサを設置する場所は、家電内部か家電の設置空間内に限られるため、当該家電から離れた環境でセンシングされた情報を利用することはできない。
本発明は、このような課題に鑑みなされたもので、その目的は、家電内部やその設置空間に専用のセンサを増設することなく、家電が利用できるセンシング情報を増やして、家電の利便性を向上させ得る家電ネットワークシステムを提供することにある。
本発明の一態様に係る家電ネットワークシステムは、家電とサーバ装置と通信端末装置とが通信ネットワークを介して接続された家電ネットワークシステムであって、前記通信端末装置は、自身が備えるセンサのセンシング情報を前記サーバ装置へ送信する処理を所望のタイミングで受け付けて実行する情報投稿部を備え、前記サーバ装置は、前記通信端末装置より受信したセンシング情報より家電に命じる動作内容を決定するための情報を抽出する抽出部を備え、前記サーバ装置又は家電は、前記抽出部にて抽出された情報に基づいて家電の動作内容を決定する決定部を備え、前記家電は、前記決定部にて決定された動作内容を実行することを特徴とする。
本発明の一態様に係る家電ネットワークシステムによれば、家電内部やその設置空間に専用のセンサを増設することなく、家電が利用できるセンシング情報を増やして、家電の利便性を向上させ得るという効果を奏する。
本発明の実施の形態1にかかる家電ネットワークシステムの概略構成を示す図である。 上記家電ネットワークシステムにおけるクラウドサーバの概略構成を示す図である。 上記家電ネットワークシステムにおける通信端末装置の概略構成を示す図である。 上記通信端末装置に表示されるセンシング情報を投稿する家電を選択するための家電選択画面の一例を示す図である。 上記通信端末装置に表示される家電に投稿するセンシング情報を選択するための情報選択画面の一例を示す図である。 上記家電ネットワークシステムにおける家電の概略構成を示す図である。 上記家電ネットワークシステムに含まれる各装置の処理の一例を示す図である。 本発明の実施の形態5にかかる家電ネットワークシステムに含まれる各装置の処理の一例を示す図である。 本発明の実施の形態6にかかる家電ネットワークシステムに含まれる各装置の処理の一例を示す図である。 本発明の実施の形態7にかかる家電ネットワークシステムにおける通信端末装置の概略構成を示す図である。 上記実施の形態7の家電ネットワークシステムにおける通信端末装置に表示されるスペシャル調理メニューの提案を要請できるポップアップ画面の一例を示す図である。
〔実施の形態1〕
本発明の実施の一形態について図1〜7に基づいて説明する。なお、本実施の形態では、通信端末装置にて家電を遠隔操作する遠隔操作システムに家電ネットワークシステムを組み入れた構成を例示するが、遠隔操作システムとの組み合わせは必須ではない。また、本実施の形態では、通信端末装置が備えるカメラ(センサ)による撮影画像(センシング情報)を、家電であるエアコン(空気調和機)、オーブンレンジ、冷蔵庫,洗濯機および空気清浄機に投稿して利用させる構成を例示する。
(家電ネットワークシステム100の構成)
図1は、本実施の形態に係る家電ネットワークシステム100の概略構成を示す図である。図1に示すように、家電ネットワークシステム100では、ユーザ宅50に設置されている家電(電子機器)10(10−1,10−2,10−3,10−4,10−5、0−6)と、クラウドサーバ(サーバ装置)20と、通信端末装置30(30−1,30−2,30−3)とが、広域通信ネットワーク62を介して接続されている。
家電10は、広域通信ネットワーク62に接続され、該広域通信ネットワーク62を介して制御可能なネットワーク家電である。家電10は、広域通信ネットワーク62への接続機能を持たない家電本体に、通信機能を有する通信アダプタを接続することで、ネットワーク家電として構成されたものであってもよい。本実施の形態では、家電10として、エアコン10−1,オーブンレンジ10−2,冷蔵庫10−3,洗濯機10−4,空気清浄機10−5および炊飯器10−6を備えている。
通信端末装置30は、専用のアプリケーションがダウンロードされているスマートフォンやタブレット端末等を挙げることができる。通信端末装置30には、カメラ、位置情報(例えばGPS)を取得する位置センサ、歩数を計測する歩数センサ、温度センサ、湿度センサ等のセンサが搭載されている。
クラウドサーバ20は、通信端末装置30と家電10とを対応付けて、その組み合わせを登録管理している。クラウドサーバ20に組み合わせが登録されることで、通信端末装置30を用いて、対応付けられた家電10を遠隔操作したり、遠隔にて対応付けられた家電10の稼働状態を確認したりすることができる。さらに、対応付けられた家電10に、通信端末装置30に備えられたセンサのセンシング情報を送信して、該センシング情報を利用した動作を行わせることができる。上述したように、本実施の形態では、通信端末装置30のカメラ(センサ)による撮影画像(センシング情報)を家電10に送信して利用させる。
1台の通信端末装置30につき、複数台の家電10を遠隔操作の対象として対応付けることができる。また、1台の家電10につき、複数台の通信端末装置30を遠隔操作元として対応付けることができる。
ユーザ宅50には、狭域通信ネットワークである無線LAN(Wireless Local Area Network)が整備されている。無線LANの中継局40は、インターネットを含む広域通信ネットワーク62と接続されている。中継局40は、例えばWiFi(登録商標)ルータやWiFiアクセスポイント等の通信機器である。本実施の形態では、広域通信ネットワーク62としてインターネットを含む構成を例示しているが、電話回線網、移動体通信網、CATV(CAble TeleVision)通信網、衛星通信網等を利用することもできる。
クラウドサーバ20とユーザ宅50に設置された家電10とは、広域通信ネットワーク62および無線LANの中継局40を介して通信可能となっている。また、クラウドサーバ20と通信端末装置30とは、広域通信ネットワーク62を介して通信可能になっている。通信端末装置30と広域通信ネットワーク62におけるインターネットとの間は、3G(3rd Generation)、LTE(Long Term Evolution)や、宅内あるいは公衆のWiFiアクセスポイント等を利用して接続される。また、家電10および通信端末装置30は、いずれも無線通信機器であり、広域通信ネットワーク62を介することなく、中継局40を介して相互に通信することもできる。
なお、言うまでもないが、図1で例示する家電10−1〜10−6の種類や台数、通信端末装置30−1〜30−3の種類や台数、ユーザ宅50数等は一例に過ぎない。クラウドサーバ20も同様で、1台のみ記載しているが、複数台のクラウドサーバ20が機能を分担する構成であってもよい。また、サーバ装置として、クラウドサービスを提供するクラウドサーバ20を用いて説明するが、クラウドサーバに限定されることはない。
(クラウドサーバ20の構成)
図2は、遠隔操作システム100におけるクラウドサーバ20の概略構成を示すブロック図である。クラウドサーバ20は、各ユーザ宅50に備えられた各家電10を管理するサーバであり、図2に示すように、制御部21、記憶部22および通信部23を備えている。
制御部21は、例えば、CPU(Central Processing Unit)や専用プロセッサ等の演算処理部等により構成されるコンピュータ装置からなり、クラウドサーバ20の各部の動作を制御する。記憶部22は、クラウドサーバ20で用いられる各種情報(データ)を記憶する。通信部23は、広域通信ネットワーク62を介して、家電10および通信端末装置30と相互通信を行う。
また、上記制御部21には、対応付管理部21a、認証部21b、情報抽出部(抽出部)21cおよび動作制御部(決定部)21dが構築される。
対応付管理部21aは、通信端末装置30と遠隔操作可能な家電10との対応付けを管理する。記憶部22には、対応付管理部21aが作成して管理に用いる、通信端末装置30と家電10の対応テーブルが格納されている。
認証部21bは、通信端末装置30より送信されてくる撮影画像と、該撮影画像を利用する家電10との間に齟齬が無いかどうかを確認する。具体的には、通信端末装置30より送信されてくる撮影画像と、家電10毎に登録されている家電10に関する情報(後述する郵便番号等)とを、対応・比較して齟齬の有無を判定する。記憶部22には、認証部21bが判定のために参照する、家電10に関する情報等も格納されている。
通信端末装置30備えられたカメラで撮影された画像には、撮影時間等の情報と共に、撮影場所の情報が付加されている。撮影場所の情報には、撮影時の通信端末装置30の位置情報(例えば、GPS)等が用いられる。したがって、認証部21bは、撮影画像送信時の通信端末装置30の位置情報、あるいは撮像画像に付加された撮影場所の情報と、対象の家電10に関する情報の1つである郵便番号とを比較して、撮影画像が対象の家電10の設置場所近傍で撮られたものであるかどうかを判定する。
情報抽出部21cは、通信端末装置30より送信されるセンシング情報をデータ処理して、対象の家電10の動作内容を決定するための情報を抽出する。本実施の形態では、センシング情報が撮影画像であるので、情報抽出部21cは画像処理を行って、撮影画像より動作内容を決定するための情報を抽出する。以下に、具体例を挙げる。
1)撮影画像が室内を撮影した画像である場合は、画像に含まれる人数を判定し、人数の情報を抽出する。
2)撮影画像が屋外を撮影した画像である場合には、画像より天気(晴、曇、雨等)を判定し、天気情報を抽出する。
3)撮影画像が洗濯機の洗濯槽を撮影した画像である場合は、洗濯槽内の洗濯物の量を判定し、洗濯物の量の情報を抽出する。例えば、洗濯機がドラム式であれば、洗濯物を入れたドラムを、ドアを開けた状態で正面から撮影することで、どの程度の洗濯物が入っているかを概算して、洗濯物の量を判定できる。
4)撮影画像が冷蔵庫の庫内を撮影した画像である場合は、庫内の食材を判定し、庫内の食材の情報を抽出する。クラウドサーバ20側に、野菜や魚肉など、市販の商品(食品)に関するデータベースを用意し、各商品の色々な方向からの画像を機械学習させておくことにより、画像に写っている範囲で庫内にある商品(食材)のある程度の認識が可能である。
その他、例えば、洗濯槽の撮影画像から、通常の洗濯物か、毛布やタオルケット・シーツ等の大物であるか等を判定して、洗濯物の種類の情報を抽出してもよい。例えば、画像内の洗濯物の模様・特徴が全体的に一様である場合通常の洗濯ではなく、毛布やタオルケット・シーツ等の大物であると判定することができる。
また、冷蔵庫に食品を収容する際に、各食品の賞味期限が冷蔵庫の扉を開いた状態で視認できるように収容する必要はあるが、冷蔵庫内の撮影画像から、賞味期限間近な食材を判定して、賞味期限間近な食材の情報を抽出してもよい。記憶部22には、情報抽出部21cが、センシング情報より動作内容を決定するための情報を抽出するのに必要な情報等も格納されている。
動作決定部21dは、情報抽出部21cによる抽出の結果に基づいて、対象の家電10にて実行させる動作内容を決定する。以下に、具体例を挙げる。
I)対象の家電10がエアコン10−1であり、人数の情報が抽出された場合には、人数に応じた動作内容を決定する。例えば、人数が基準よりも多い場合、冷房時は強冷房とし、暖房時は弱暖房とする。一方、人数が基準より少ない場合、冷房時は弱冷房とし、暖房時は強暖房とする。また、このようなエアコン10−1の動作変更に合わせて、例えば「今日は賑やかだね、冷やすよ!(強冷房への変更時)」や、「今日は賑やかだね、少し涼しくするね!(弱暖房への変更時)」といった発話も指示する。
II)対象の家電10がエアコン10−1であり、天気の情報が抽出された場合には、天気に応じた動作内容を決定する。例えば、天気が晴の場合、冷房時は冷房を強め、暖房時は暖房を弱める。一方、天気が曇りや雨の場合には、除湿動作を追加したりする。また、このようなエアコン10−1の動作変更に合わせて、例えば「今日は晴だね、冷やすよ!(冷房を強める時)」や、「今日はムシムシするね、除湿するよ!(除湿動作を追加する時)」といった発話も指示する。
III)対象の家電10が洗濯機10−4であり、洗濯物の量の情報が抽出された場合には、選択物の量に合った動作内容を決定する。例えば、量が標準よりも多い場合、洗剤投入量を増やして、洗い・すすぎ・脱水・乾燥の各時間を長くする。一方、量が標準よりも少ない場合は、洗剤投入量を減らして、洗い・すすぎ・脱水間・乾燥の各時間を短くする。また、このような洗濯機10−4の動作変更に合わせて、例えば「今日は山盛りだね、少し長くかかるよ!(量が多い時)」や、「今日は少ないね、早く終わるよ!(量が少ない時)」といった発話も指示する。
IV)対象の家電10が洗濯機10−4であり、天気の情報が抽出された場合には、天気に応じた動作内容を決定する。例えば、天気が晴の場合、洗濯・乾燥モードを洗濯モードに変更する。一方、天気が曇りや雨の場合には、洗濯モードを洗濯・乾燥モードとする。また、このような洗濯機10−4の動作変更に合わせて、例えば「今日は晴だよ、外に干そうよ!(洗濯モードへの変更時)」や、「今日は乾きにくいよ、乾燥させるね!(洗濯・乾燥モードへの変更時)」といった発話も指示する。
V)対象の家電10が冷蔵庫10−3又はオーブンレンジ10−2であり、食材の情報が抽出された場合には、食材に合った動作内容を決定する。食材にあった動作内容とは、例えば、食材にあった調理メニューを提案する発話動作である。
VI)対象の家電10が空気清浄機10−5であり、天気の情報が抽出された場合には、天気に応じた動作内容を決定する。例えば、天気が曇りや雨の場合には、加湿運転を停止する。また、このような空気清浄機10−5の動作変更に合わせて、例えば「今日はジメジメしているよ、加湿はやめるね!」といった発話も指示する。
その他、例えば、洗濯槽の撮影画像から、洗濯物が毛布である情報が抽出された場合には、毛布に適した洗濯コースに変更したり、賞味期限間近な食材の情報が抽出された場合には、この食材を使用する調理メニューを提案したりする等、様々な例が考えられる。
家電10が発話する音声データは、クラウドサーバ20から家電10にダウンロードさせてもよいし、家電10に備えられているものを利用できる発話内容であれば、発話動作を指示するだけでもよい。記憶部22には、動作決定部21dが、情報抽出部21cによって抽出された動作内容を決定するための情報に基づいて、家電10にて実行させる動作内容を決定するのに必要な情報等も格納されている。
また、動作決定部21dは、決定した動作内容(発話動作も含む)にて対象の家電10を駆動させるための制御コマンドを送信する。制御コマンドを受信した家電10は、当該制御コマンドに従って動作する。記憶部22には、動作内容と制御コマンドの対応テーブルも格納されている。
(通信端末装置30の構成)
図3は、家電ネットワークシステム100における通信端末装置30の概略構成を示すブロック図である。通信端末装置30は、図3に示すように、制御部31、記憶部32、表示操作部33、通信部34、カメラ36、位置センサ37、歩数センサ38、温度センサ35および湿度センサ39を備えている。
制御部31は、例えば、CPU(Central Processing Unit)や専用プロセッサ等の演算処理部等により構成されるコンピュータ装置からなり、通信端末装置30の各部の動作を制御する。制御部31は、カメラ36、位置センサ37、歩数センサ38、温度センサ35および湿度センサ39を制御して、センシング情報として、撮影画像、位置情報、歩数情報を取得する。
記憶部32は、通信端末装置30で用いられる各種情報(データ)を記憶する。カメラ36の撮影画像や、歩数情報等も記憶部32に格納される。表示操作部33は、ユーザに提示するための各種情報を表示し、また、表示情報に対する操作入力を受け付ける。通信部34は、広域通信ネットワーク62を介した通信と、無線LANの中継局40を介した装置間の相互通信とを行う。
また、制御部31には、遠隔操作部31aおよび情報投稿部31bが構築される。遠隔操作部31aおよび情報投稿部31bは、通信端末装置30にダウンロードされた専用のアプリケーション等により構築される。遠隔操作部31aは、家電10に対応した操作画面を表示操作部33に表示して、家電10に対する遠隔操作を受け付ける。制御部31は、操作画面で操作指示を受け付けると、受け付けた操作指示の実行を命じる制御コマンドをクラウドサーバ20に送信する。
情報投稿部31bは、通信端末装置30自身が備えるセンサのセンシング情報をクラウドサーバ20へ送信する処理を所望のタイミングで受け付けて実行する。情報投稿部31bは、通信端末装置30が備えるセンサによるセンシング情報を、センシング情報を利用させる家電10を示す情報と共にクラウドサーバ20に送信する。情報投稿部31bは、図4に示すような、センシング情報を投稿する家電10を選択させるための家電選択画面を表示操作部33に表示して、投稿する家電10を選択させる。図4の例では、対応付けられているエアコン10−1,オーブンレンジ10−2,冷蔵庫10−3,洗濯機10−4および空気清浄機10−5に対応したアイコンがそれぞれ表示されている。情報投稿部31bは、家電選択画面で家電10のアイコンがタップ(操作)されると、タップされたアイコンに対応した家電10を、センシング情報の投稿先に決定する。
また、情報投稿部31bは、図5に示すような、家電10に投稿するセンシング情報を選択させる情報選択画面を表示操作部33に表示して、投稿するセンシング情報を選択させる。図5の例では、カメラ36、位置センサ37、歩数センサ38、温度センサ35および湿度センサ39に対応したアイコンがそれぞれ表示されている。情報投稿部31bは、情報選択画面でセンシング情報のアイコンがタップ(操作)されると、タップされたアイコンに対応したセンシング情報を、投稿情報に決定する。
そして、情報投稿部31bは、位置センサ37あるいは歩数センサ38が選択された場合は、投稿情報に決定すると同時に、位置情報あるいは歩数情報を、投稿先の家電10を示す情報と共にクラウドサーバ20に送信する。一方、カメラが選択された場合は、カメラ36を起動させ、画像撮影後に、送信指示がなされると、撮影画像を、投稿先の家電10を示す情報と共にクラウドサーバ20に送信する。撮影画像には、撮影時間の情報等と共に、撮影場所の情報が付加されている。
(家電10の構成)
家電10は、ネットワーク通信が可能な機器である。家電10は、クラウドサーバ20からの操作信号(命令)を含む各種データを受信する。クラウドサーバ20から受信するデータには、クラウドサーバ20自体からのものに加え、クラウドサーバ20を介して送信される通信端末装置30からのものも含まれる。また、家電10は、家電10に関する情報をクラウドサーバ20に送信する。
図6は、家電10の概略構成を示すブロック図である。家電10は、制御部11、記憶部13、運転動作部14、通信部15および音声出力部16を備えている。
制御部11は、例えば、CPU(Central Processing Unit)や専用プロセッサ等の演算処理部等により構成されるコンピュータ装置からなり、家電10の各部の動作を制御する。制御部11は、クラウドサーバ20から受信したデータが動作を命じる制御コマンドである場合、受け取った制御コマンドに応じて、運転動作部14を動作させたり、音声出力部16より発話させたりする。記憶部13は、家電10で用いられる各種情報を記憶する。通信部15は、広域通信ネットワーク62を介してクラウドサーバ20と相互通信を行う。
運転動作部14は、制御部11による制御の下、家電10の種類に応じた各種運転動作を実行する。例えば、エアコン10−1である場合は、運転モードとして、冷房運転、暖房運転、除湿運転、送風運転等があり、これら各運転モードに強弱がある。空気清浄機10−5である場合は、空気清浄運転モード、加湿運転モード、イオン発生運転モード等があり、これら各運転モードに強弱がある。冷蔵庫10−3である場合に、通常運転モード、パワフル運転モード、高速製氷モード等がある。また、洗濯機10−4である場合には、洗濯コース、洗濯・乾燥コース、乾燥コース等があり、さらに、洗濯コースには、通常の洗濯物か、おしゃれ着か、毛布か等、詳細に分かれている。オーブンレンジ10−2である場合は、オーブン調理、レンジ調理であり、炊飯器10−6である場合は、炊飯である。
音声出力部16は、例えばスピーカとその駆動部とからなり、制御部11の制御の下、音声データに基づいた音声を出力して発話する。
(センシング情報を家電に投稿する処理の流れ)
家電ネットワークシステム100における各装置の処理を、図7の具体例を用いて説明する。図7は、通信端末装置30から撮影画像をエアコン10−1に投稿し、エアコン10−1に撮影画像を利用した動作を行わせる場合の各装置の処理を示している。
通信端末装置30は、ユーザの操作に従って、表示操作部33に家電選択画面(図4参照)を表示する(S1)。そして、該画面において、エアコンのアイコンがタップ(操作)され、決定操作がなされると、エアコン10−1をセンシング情報の投稿先として決定する(S2)。投稿先の家電10が決定すると、表示操作部33に情報選択画面(図5参照)を表示する(S3)。該画面において、カメラのアイコンがタップ(操作)され、決定操作がなされると、カメラ36によるセンシング情報を、送信情報として決定する(S4)。
送信情報が決定すると、カメラ36を起動させて、ユーザに画像を撮影させ、送信確定ボタン等がタップ(操作)されると、撮影画像を投稿先のエアコン10−1を示す情報と共に、クラウドサーバ20に送信する(S5)。
クラウドサーバ20は、通信端末装置30から、投稿先のエアコン10−1を示す情報と撮影画像を受信すると(S6)、撮影画像の位置情報あるいは通信端末装置の位置情報と、投稿先であるエアコン10−1に関して予め登録されている郵便番号情報とを比較して、エアコン10−1の近くで撮影された画像であるかを判断する(S7)。
S7にて、エアコン10−1の近くで撮影された画像である場合は、クラウドサーバ20は、撮影画像をデータ処理して、画像内の人数、あるいは画像から天気を判定して、動作内容を決定するための情報を抽出する(S8)。人数あるいは天気の情報が抽出されると、クラウドサーバ20は、人数あるいは天気に応じて、エアコン10−1にて実行させる動作内容を決定し(S9)、エアコン10−1に、決定した動作内容を命じる制御コマンドを送信する(S10)。
エアコン10−1は、クラウドサーバ20から制御コマンドを受信すると(S11)、制御コマンドに従って動作を実行する(S12)。例えば、撮影画像に含まれる人数が多く、強冷房への変更および発話が命じられると、エアコン10−1は、強暖房へ変更すると共に、例えば「今日は賑やかだね、冷やすよ!(強冷房への変更時)」といった内容を発話する。
なお、S7における、撮影画像がエアコン10−1の近くで撮影されたものかどうかを判断するステップにおいて、近くで撮影されたものではないと判断された場合は、S8には移行しない。これにより、ユーザが、センシング情報の投稿先を選択する際に、撮影した室内に設置されたエアコン10−1とは異なるエアコンを選択してしまっても、このような間違いは確実に排除できる。この場合、撮影画像の送信元の通信端末装置30に投稿エラー示す情報を返信する等してもよい。
以上のように、本実施の形態の家電ネットワークシステム100では、通信端末装置30より通信端末装置30が備えるセンサによるセンシング情報が、家電10に投稿され、家電10が投稿されたセンシング情報を用いた動作を実行する。
これにより、家電10の内部やその設置空間に専用のセンサを増設することなく、家電10が利用できるセンシング情報を増やして、家電10の利便性を向上させることができる。10−3
なお、本実施の形態では、投稿先の家電10を選択してから、投稿するセンシング情報を選択する手順としているが、投稿するセンシング情報を選択してから、投稿先の家電10を選択する手順としてもよい。搭載するセンサ全てのセンシング情報を、投稿先として選択できる家電10全てにおいて投稿可能にする必要はなく、家電10の種類に応じて投稿可能なセンシング情報の種類が決まっていてもよく、逆に、センシング情報の種類に応じて投稿可能な家電10の種類が決まっていてもよい。また、認証部21bと動作決定部21dとをクラウドサーバ20に設けたが、家電10に設ける構成としてもよい。
〔実施の形態2〕
本実施の形態では、上記家電ネットワークシステム100において、通信端末装置30が備える位置センサ37による位置情報(センシング情報)を、エアコン10−1、オーブンレンジ10−2、洗濯機10−4および炊飯器10−6に投稿して利用させる構成を説明する。
クラウドサーバ20における認証部21bは、通信端末装置30より送信されてくるセンシング情報が位置情報である場合には、該位置情報を利用する家電10との間に齟齬が無いかどうかを確認する処理をスキップする。
情報抽出部21cは、通信端末装置30より送信されてくるセンシング情報が位置情報である場合には、位置情報に応じて、通信端末装置30を所持しているユーザの帰宅時間を判定し、帰宅時間の情報を抽出する。
動作決定部21dは、情報抽出部21cにて抽出された帰宅時間の情報に基づいて、対象の家電10にて実行させる動作内容を決定する。以下に、具体例を挙げる。
I)対象の家電10がエアコン10−1であり、帰宅時間の情報が抽出されると、運転開始時刻を調整し、ユーザが帰宅した時に、快適な室温となる動作内容を決定する。
II)対象の家電10が洗濯機10−4であり、帰宅時間の情報が抽出されると、予約されている動作(例えば洗濯モード)の運転開始時刻を調整し、ユーザが帰宅した時に完了する動作内容を決定する。
III)対象の家電10がオーブンレンジ10−2又は炊飯器10−6であり、帰宅時間の情報が抽出されると、予約されている動作(例えばオーブン料理や炊飯)の運転開始時刻を調整し、ユーザが帰宅した時に料理ができあがる動作内容を決定する。
〔実施の形態3〕
本実施の形態では、上記家電ネットワークシステム100において、通信端末装置30が備える歩数センサ38による歩数情報(センシング情報)を、オーブンレンジ10−2、冷蔵庫10−3および洗濯機10−4に投稿して利用させる構成を説明する。
クラウドサーバ20における認証部21bは、通信端末装置30より送信されてくるセンシング情報が歩数情報である場合には、該歩数情報を利用する家電10との間に齟齬が無いかどうかを確認する処理をスキップする。
情報抽出部21cは、通信端末装置30より送信されてくるセンシング情報が歩数情報である場合には、歩数情報に応じて、通信端末装置30を所持しているユーザの運動量を判定し、運動量の情報を抽出する。
動作決定部21dは、情報抽出部21cにて抽出された運動量の情報に基づいて、対象の家電10にて実行させる動作内容を決定する。以下に、具体例を挙げる。
I)対象の家電10が洗濯機10−4であり、運動量の情報が抽出されると、運動量に合った動作内容を決定する。例えば、「今日はいっぱい運動したから洗濯物があるんじゃない?」といった発話する動作内容を決定する。
II)対象の家電10がオーブンレンジ10−2又は冷蔵庫10−3であり、運動量の情報が抽出されると、運動量に合った動作内容を決定する。例えば、「今日はいっぱい運動したから、○○○を摂ろう!×××がおすすめ」といった発話する動作内容を決定する。○○○には栄養素等がはいり、×××には○○○の栄養素等を含む調理メニューが入る。
〔実施の形態4〕
本実施の形態では、上記家電ネットワークシステム100において、通信端末装置30が備える温度センサ35,湿度センサ39による温度,湿度の情報(センシング情報)を、オーブンレンジ10−2、冷蔵庫10−3、洗濯機10−4および空気清浄機10−5に投稿して利用させる構成を説明する。
クラウドサーバ20における認証部21bは、通信端末装置30より送信されてくるセンシング情報が温度情報又は湿度情報である場合には、該情報を利用する家電10との間に齟齬が無いかどうかを確認する処理をスキップする。
情報抽出部21cは、通信端末装置30より送信されてくるセンシング情報が温度情報又は湿度情報である場合には、温度情報又は湿度情報に応じて、通信端末装置30を所持しているが居る空間の温度,湿度を判定し、温度情報又は湿度情報を抽出する。
動作決定部21dは、情報抽出部21cにて抽出された温度情報又は湿度情報の情報に基づいて、対象の家電10にて実行させる動作内容を決定する。以下に、具体例を挙げる。
I)対象の家電10が洗濯機10−4であり、温度情報が抽出されると、ユーザが居る空間の温度(気温)に合った動作内容を決定する。例えば、温度が基準よりも高い場合、洗濯モードでは、外に干した場合に良く乾くことを予想して、脱水時間を短くする。乾燥モードでは、水温の上昇等を予想して、乾燥時間を短くする。また、このような洗濯機10−4の動作変更に合わせて、例えば「今日は暑いね、早く終わるよ!(気温が高い時)」といった発話も指示する。
II)対象の家電10がオーブンレンジ10−2であり、温度情報が抽出されると、ユーザが居る空間の温度(気温)に合った動作内容を決定する。例えば、「今日は暑いね、冷たい×××がおすすめ」といった発話する動作内容を決定する。×××には、気温に応じた調理メニューが入る。
III)対象の家電10が冷蔵庫10−3であり、温度情報が抽出されると、ユーザが居る空間の温度(気温)に合った動作内容を決定する。例えば、温度が基準よりも高い場合、氷が多く必要となることを予想して、高速製氷モードに変更する。また、このような冷蔵庫10−3の動作変更に合わせて、例えば「今日は暑いね、氷をいっぱい作ろう、製氷タンクにお水を入れてよ!」といった発話する動作内容を決定する。
但し、通信端末装置30に搭載された温度センサ35および湿度センサ39(特に温度センサ35)は、センシング情報が、通信端末装置30のユーザが位置する空間の気温や湿度であるとは限らない場合がある。これは、ユーザが通信端末装置30を把持していると、ユーザの体温やユーザの手のひら近くの湿度をセンシングするためである。また、通信端末装置30が充電中であると、充電中の機器自体の昇温をセンシングするためである。したがって、温度センサ35および湿度センサ39においては、通信端末装置30に搭載されている加速度センサー等の情報とカップリングして、ユーザが通信端末装置30を把持していないときや、充電中でないときのセンシング情報を投稿する必要がある。
〔実施の形態5〕
本実施の形態の家電ネットワークシステム101は、家電ネットワークシステム100において、家電選択画面(図4参照)から投稿先の家電10を選択しなくても、投稿した画像情報に基づいて、クラウドサーバ20が投稿先の家電10を決定する構成が付加されている。
クラウドサーバ20の記憶部22には、情報抽出部21cが利用する家電10に関する情報として、郵便番号の他に、洗濯機10−4の選択槽内、冷蔵庫10−3の庫内、エアコン10−1の設置されている室内を、画像判別にて識別するための情報が格納されている。情報抽出部21cは、受信した撮影画像を画像処理して、洗濯機10−4の選択槽内、冷蔵庫10−3の庫内、あるいはエアコン10−1の何れかであるかを判定する。
例えば、冷蔵庫10−3の庫内の画像であると判定されると、当該撮影画像の投稿先の家電10は、冷蔵庫10−3であると特定する。同様に、洗濯機10−4の洗濯槽内の画像であると判定されると、当該撮影画像の投稿先の家電10は、洗濯機10−4であると特定する。また、エアコン10−1の設置されている室内であると判定されると、当該撮影画像の投稿先の家電10は、エアコン10−1であると特定する。
なお、投稿先の家電10を特定できない場合は、撮影画像の送信元の通信端末装置30に投稿エラー示す情報を返信する等してもよい。
家電ネットワークシステム101における各装置の処理を、図8の具体例を用いて説明する。図8は、通信端末装置30から撮影画像をクラウドサーバ20に投稿し、クラウドサーバ20が、撮影画像を利用した動作を行わせる対象の家電がエアコン10−1であると特定して、エアコン10−1に撮影画像を利用した動作を行わせる場合の各装置の処理を示している。
通信端末装置30は、図7におけるS1、S2をスキップし、ユーザの操作に従って、表示操作部33に情報選択画面(図5参照)を表示する(S3)。該画面において、カメラのアイコンがタップ(操作)され、決定操作がなされると、カメラ36によるセンシング情報を、送信情報として決定する(S4)。
送信情報が決定すると、カメラ36を起動させて、ユーザに画像を撮影させ、送信確定ボタン等がタップ(操作)されると、撮影画像(センシング情報)をクラウドサーバ20に送信する(S21)。
クラウドサーバ20は、通信端末装置30から、撮影画像を受信すると(S22)、受信した撮影画像を画像処理して、投稿先の家電10を特定する(S23)。投稿先の家電10が特定されると、クラウドサーバ20は、撮影画像をデータ処理して、画像内の人数、あるいは画像から天気を判定して、動作内容を決定するための情報を抽出し(S24)、その後は、図7のS9〜S12と同様の処理を行う。
〔実施の形態6〕
本実施の形態の家電ネットワークシステム102は、家電ネットワークシステム100において、家電選択画面(図4参照)から投稿先の家電10を選択しなくても、投稿した画像情報に基づいて、クラウドサーバ20が投稿先の家電10を決定する別の構成が付加されている。
クラウドサーバ20は、通信端末装置30からセンシング情報を受信すると、情報抽出部21cにて、データ処理して対象の家電10の動作内容を決定するための情報を抽出し、動作決定部21dにて、投稿先として選択可能な全ての家電10について、抽出された情報に基づいて動作内容を決定する。動作決定部21dは、各家電10に決定した動作内容(発話動作も含む)にて対象の家電10を駆動させるための制御コマンドを、センシング情報が通信端末装置30から投稿された日時の情報と一緒に家電に送信する。
家電10は、受信した日時の情報に基づいて、その時間の付近で、ドアが開閉されたり、リモコンによる操作を受けたりしていると、通信端末装置30から投稿されたセンシング情報は自分宛であると判断して、受信した制御コマンドに応じた動作を実行する。
家電ネットワークシステム102における各装置の処理を、図9の具体例を用いて説明する。図9は、通信端末装置30からセンシング情報をクラウドサーバ20に投稿し、クラウドサーバ20が、センシング情報を利用した動作内容を、投稿先として選択可能な全ての家電10について決定して、制御コマンドを送信し、そのうちのエアコン10−1が、自分宛の投稿であると判断して、エアコン10−1のみに撮影画像を利用した動作を行わせる場合の各装置の処理を示している。
通信端末装置30は、図7におけるS1、S2をスキップし、ユーザの操作に従って、表示操作部33に情報選択画面(図5参照)を表示する(S3)。該画面において、例えば、歩数センサのアイコンがタップ(操作)され、決定操作がなされると、歩数情報(センシング情報)を、送信情報として決定する(S4)。
送信情報が決定すると、歩数情報をクラウドサーバ20に送信する(S25)。クラウドサーバ20は、通信端末装置30から歩数情報を受信すると(S26)、受信した歩数情報より運動量を判定して、運動量の情報を抽出する(S27)。運動量の情報が抽出されると、クラウドサーバ20は、投稿先として選択可能な全ての家電10について、運動量に応じた動作内容を決定し(S28)、全家電10に決定した動作内容を命じる制御コマンドを、通信端末装置30が歩数情報を送信した日時の情報(クラウドサーバ20が通信端末装置30から歩数情報を受信した日時の情報でもよい)と共に送信する(S29)。
制御コマンドを受信した全家電10は各々、日時の情報と、自分に対するユーザ操作(ドアの開閉や、リモコンによる操作)の有無に基づいて、通信端末装置30から投稿されたセンシング情報が自分宛であるか否かを判断し(S30)、自分宛であると判断すると、受信した制御コマンドに応じた動作を実行する(S31)。
〔実施の形態7〕
本実施の形態の家電ネットワークシステム103は、家電ネットワークシステム100において、通信端末装置30に搭載されているセンサによるセンシング情報が、ある条件を満たしたら、家電10に対して操作指示ができる、操作指示アイコンやボタンをポップアップ表示する構成が付加されている。
通信端末装置30の制御部31には、図10に示すように、通常では命じることができない特別な動作内容を家電10に命じることができる特別操作指示部31cが構築される。特別操作指示部31cは、センシング情報が、予め設定されている条件を満たすと、通常では命じることができない特別な動作内容を家電10に命じることを可能にするアイコン又はボタンをポップアップ表示する。
例えば、センシング情報が温度情報である場合に、温度(気温)が30°を超えると、エアコン10−1にスペシャルモード運転を命じることのできるアイコンが登場する。また、センシング情報が歩数情報である場合に、歩数が10000を超えると、図11に示すような、冷蔵庫10−3やオーブンレンジ10−2にスペシャル調理メニューの提案を命じることのできるボタンがポップアップ表示される。
特別操作指示部31cが表示したアイコンがタップ(操作)され、決定操作がなされると、通信端末装置30からクラウドサーバ20に家電10にスペシャルモード運転や、スペシャル調理メニューを提案させる指示が送られ、クラウドサーバ20は、これらが実行されるように、動作内容を決定して対象の家電10に制御コマンドを送信する。クラウドサーバ20は必要に応じて、スペシャル調理メニューの音声データを作成したりする。
エアコン10−1のスペシャル運転モードとしては、例えば、「ターボ冷房モード」や「フルパワー冷房モード」といった、ユーザが設定した温度になるまで、コンプレッサーおよびファンの運転量を最大として動作するモードが考えられる。
また、冷蔵庫10−3のスペシャル運転(発話)としては、例えば、「よく運動したね、今日は疲労回復できる豚肉のしょうが焼きなんてどう?」といった、疲労回復に効果のある調理メニューの紹介などが考えられる。なお、ここで紹介する調理メニューは、その調理を行うために必要な食材が庫内に存在していなくてもよい。
また、オーブンレンジ10−2のスペシャル運転(発話)としては、例えば、「よく運動したね、疲労回復メニューを用意したよ!」といったものが考えられ、その後、オーブンレンジ10−2に、クラウドサーバ20に格納されえいる疲労回復効果のある調理メニューの中から、豚肉のしょうが焼きの調理メニューがダウンロードされる仕組みであってもよい。
〔実施の形態8〕
実施の形態1から7にて説明した家電ネットワークシステム100〜103における、対応付管理部21a、認証部21b、情報抽出部21c、動作決定部21d、遠隔操作部31a、情報投稿部31b、特別操作指示部31cはそれぞれ、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、家電ネットワークシステム100〜103における、通信端末装置30、各家電10、クラウドサーバ20は、それぞれ、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラム及び各種データがコンピュータ(又はCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)又は記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)等を備えている。そして、コンピュータ(又はCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路等を用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
また、クラウドサーバ20は必ずしも必要なく、クラウドサーバ20が所持していた機能を、家電に具備させてもよい。また、実施の形態におけるクラウドサーバ20の機能の一部を家電に持たせてもよい。
本発明は上述した各実施の形態に限定されるものではなく、種々の変更が可能であり、異なる実施の形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施の形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施の形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る家電ネットワークシステム(100)は、家電(10)とサーバ装置(クラウドサーバ20)と通信端末装置(30)とが通信ネットワーク(62)を介して接続された家電ネットワークシステムであって、前記通信端末装置は、自身が備えるセンサのセンシング情報を前記サーバ装置へ送信する処理を所望のタイミングで受け付けて実行する情報投稿部(31b)を備え、前記サーバ装置は、前記通信端末装置より受信したセンシング情報より家電に命じる動作内容を決定するための情報を抽出する抽出部(情報抽出部21c)を備え、前記サーバ装置又は家電は、前記抽出部にて抽出された情報に基づいて家電の動作内容を決定する決定部(動作決定部21d)を備え、前記家電は、前記決定部にて決定された動作内容を実行することを特徴とする。
上記構成によれば、通信端末装置の情報投稿部は、所望のタイミングで、通信端末装置が備えるセンサのセンシング情報をサーバ装置へ送信する。サーバ装置の抽出部は、前記通信端末装置より受信したセンシング情報より家電に命じる動作内容を決定するための情報を抽出する。決定部は、抽出部にて抽出された情報に基づいて家電の動作内容を決定し、家電は、決定部にて決定された動作内容を実行する。なお、決定部は、サーバ装置又は家電の何れにも搭載できる。
これにより、家電内部やその設置空間に専用のセンサを増設することなく、家電が利用できるセンシング情報を増やして、家電の利便性を向上させることができる。
本発明の態様2に係る家電ネットワークシステム(100)は、さらに、前記情報投稿部は、備える複数のセンサの中から、センシング情報を送信する対象のセンサを選択させるための情報選択画面を表示し、該情報選択画面にて選択されたセンサのセンシング情報を前記サーバ装置に送信する構成である。
上記構成によれば、情報選択画面を用いることで、家電に送信するセンシング情報(対象のセンサ)を、通信端末装置に搭載されている複数のセンサの中から簡単に選択することが可能となる。
本発明の態様3に係る家電ネットワークシステム(100)は、さらに、前記情報投稿部は、センシング情報を利用させ得る複数の家電の中から、センシング情報を利用させる対象の家電を選択させるための家電選択画面を表示し、該家電選択画面にて選択された家電を示す情報を、前記センシング情報と共に前記サーバ装置に送信する構成である。
上記構成によれば、家電選択画面を用いることで、センシング情報を送信する対象の家電を、センシング情報を利用させ得る複数の家電の中から簡単に選択することが可能となる。
本発明の態様4に係る家電ネットワークシステム(100)は、さらに、前記センシング情報が、撮像画像、位置情報又は歩数情報である。
本発明の態様5に係る家電ネットワークシステム(100)は、さらに、前記センシング情報が撮影画像であり、前記サーバ装置又は家電に、撮影画像の位置に関する情報と、予め登録されている家電の位置に関する情報とを比較して、前記家電選択画面にて選択された家電と撮影画像とに齟齬がないことを確認する認定部(21d)が設けられている構成である。
上記構成によれば、認証部が、撮影画像の位置に関する情報と、予め登録されている家電の位置に関する情報とが比較されて、家電選択画面にて選択された家電と撮影画像とに齟齬がないかを確認する。したがって、ユーザが撮影画像の投稿先の家電を間違えて選択したとしても、間違って選択された家電においてその撮像画像が利用されることはない。
本発明は、通信機能を有するセンサと家電を、通信ネットワークを介して接続した家電ネットワークシステムに関するもので、通信端末装置を用いて家電を遠隔操作する遠隔操作システム等に利用できる。
10 家電
11 制御部
14 運転動作部
16 音声出力部
15 通信部
20 クラウドサーバ(サーバ装置)
21 制御部
21a 対応付管理部
21b 認証部
21c 情報抽出部(抽出部)
21d 動作決定部(決定部)
30 通信端末装置
31 制御部
31a 遠隔操作部
31b 情報投稿部
31c 特別操作指示部
33 表示操作部
35 温度センサ
36 カメラ
37 位置センサ
38 歩数センサ
39 湿度センサ
100 家電ネットワークシステム
101 家電ネットワークシステム
102 家電ネットワークシステム
103 家電ネットワークシステム

Claims (5)

  1. 家電とサーバ装置と通信端末装置とが通信ネットワークを介して接続された家電ネットワークシステムであって、
    前記通信端末装置は、自身が備えるセンサのセンシング情報を前記サーバ装置へ送信する処理を所望のタイミングで受け付けて実行する情報投稿部を備え、
    前記サーバ装置は、前記通信端末装置より受信したセンシング情報より家電に命じる動作内容を決定するための情報を抽出する抽出部を備え、
    前記サーバ装置又は家電は、前記抽出部にて抽出された情報に基づいて家電の動作内容を決定する決定部を備え、
    前記家電は、前記決定部にて決定された動作内容を実行することを特徴とする家電ネットワークシステム。
  2. 前記情報投稿部は、備える複数のセンサの中から、センシング情報を送信する対象のセンサを選択させるための情報選択画面を表示し、該情報選択画面にて選択されたセンサのセンシング情報を前記サーバ装置に送信することを特徴とする請求項1に記載の家電ネットワークシステム。
  3. 前記情報投稿部は、センシング情報を利用させ得る複数の家電の中から、センシング情報を利用させる対象の家電を選択させるための家電選択画面を表示し、該家電選択画面にて選択された家電を示す情報を、前記センシング情報と共に前記サーバ装置に送信することを特徴とする請求項1又は2に記載の家電ネットワークシステム。
  4. 前記センシング情報が、撮像画像、位置情報又は歩数情報であることを特徴とする請求項1,2又は3に記載の家電ネットワークシステム。
  5. 前記センシング情報が撮影画像であり、
    前記サーバ装置又は家電に、撮影画像の位置に関する情報と、予め登録されている家電の位置に関する情報とを比較して、前記家電選択画面にて選択された家電と撮影画像とに齟齬がないことを確認する認定部が設けられていることを特徴とする請求項3に記載の家電ネットワークシステム。
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