JP2016111165A - ウエハ加工用テープ - Google Patents

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Kazuhiro Kimura
和寛 木村
二朗 杉山
Jiro Sugiyama
二朗 杉山
登 佐久間
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登 佐久間
真沙美 青山
Masami Aoyama
真沙美 青山
郷史 大田
Satoshi Ota
郷史 大田
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Abstract

【課題】ラベル痕の発生を低減することができ、かつ、軽量化することができ、ウエハ貼合機でのウエハ貼合位置検出用のセンサがウエハ加工用テープの上面上方からも側方からもできるウエハ加工用テープを提供する。【解決手段】本発明のウエハ加工用テープは、長尺の離型フィルムと、前記離型フィルムの第1の面上に設けられた所定の平面形状を有する接着剤層と、前記接着剤層を覆い、且つ、前記接着剤層の周囲で前記離型フィルムに接触するように設けられた所定の平面形状の粘着フィルムと、前記離型フィルムの短手方向両端部に設けられた支持部材とを有することを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、ウエハ加工用テープに関し、特に、ダイシングテープとダイボンディングフィルムの2つの機能を有するウエハ加工用テープに関する。
近時、半導体ウエハを個々のチップに切断分離(ダイシング)する際に半導体ウエハを固定するためのダイシングテープと、切断された半導体チップをリードフレームやパッケージ基板等に接着するため、又は、スタックドパッケージにおいては、半導体チップ同士を積層、接着するためのダイボンディングフィルム(ダイアタッチフィルムともいう)との2つの機能を併せ持つダイシング・ダイボンディングテープが開発されている。
このようなダイシング・ダイボンディングテープとしては、ウエハへの貼り付けや、ダイシングの際のリングフレームへの取り付け等の作業性を考慮して、プリカット加工が施されたものがある。
プリカット加工されたダイシング・ダイボンディングテープの例を、図4及び図5に示す。図4は、ダイシング・ダイボンディングテープをロール状に巻き取った状態を示す図であり、図5(a)は、ダイシング・ダイボンディングテープの平面図であり、図5(b)は、図5(a)の線B−Bによる断面図である。ダイシング・ダイボンディングテープ50は、離型フィルム51と、接着剤層52と、粘着フィルム53とからなる。接着剤層52は、ウエハの形状に対応する円形に加工されたものであり、円形ラベル形状を有する。粘着フィルム53は、ダイシング用のリングフレームの形状に対応する円形部分の周辺領域が除去されたものであり、図示のように、円形ラベル部53aと、その外側を囲むような周辺部53bとを有する。接着剤層52と粘着フィルム53の円形ラベル部53aとは、その中心を揃えて積層され、また、粘着フィルム53の円形ラベル部53aは、接着剤層52を覆い、且つ、その周囲で離型フィルム51に接触している。
ウエハをダイシングする際には、積層状態の接着剤層52及び粘着フィルム53から離型フィルム51を剥離し、図6に示すように、接着剤層52上に半導体ウエハWの裏面を貼り付け、粘着フィルム53の円形ラベル部53aの外周部にダイシング用リングフレームRを粘着固定する。この状態で半導体ウエハWをダイシングし、その後、粘着フィルム53に紫外線照射等の硬化処理を施して半導体チップをピックアップする。このとき、粘着フィルム53は、硬化処理によって粘着力が低下しているので、接着剤層52から容易に剥離し、半導体チップは裏面に接着剤層52が付着した状態でピックアップされる。半導体チップの裏面に付着した接着剤層52は、その後、半導体チップをリードフレームやパッケージ基板、あるいは他の半導体チップに接着する際に、ダイボンディングフィルムとして機能する。
ところで、上記のようなダイシング・ダイボンディングテープ50は、接着剤層52と粘着フィルム53の円形ラベル部53aとが積層した部分は、粘着フィルム53の周辺部53bよりも厚い。このため、製品としてロール状に巻かれた際に、接着剤層52と粘着フィルム53の円形ラベル部53aの積層部分と、粘着フィルム53の周辺部53aとの段差が重なりあい、柔軟な接着剤層52表面に段差が転写される現象、すなわち図7に示すような転写痕(ラベル痕、シワ、又は、巻き跡ともいう)が発生する。このような転写痕の発生は、特に、接着剤層52が柔らかい樹脂で形成される場合や厚みがある場合、及びテープ50の巻き数が多い場合などに顕著である。そして、転写痕が発生すると、接着剤層と半導体ウエハとの接着不良により、ウエハの加工時に不具合が生じるおそれがある。
このような問題を解決するために、離型フィルムの、接着剤層及び粘着フィルムが設けられた第1の面とは反対の第2の面上であって、且つ、離型フィルムの短手方向両端部に支持部材を設けたウエハ加工用テープが開発されている(例えば、特許文献1参照)。このようなウエハ加工用テープは、支持部材が設けられているため、ウエハ加工用テープをロール状に巻き取った際に、テープに加わる巻き取り圧を分散する、或いは、支持部材に集めることができるので、接着剤層への転写跡の形成を抑制することができる。
特許第4360653号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載のウエハ加工用テープでは、離型フィルムの短手方向両端部に支持部材が設けられているため、重量が大きくなり、ハンドリング性が悪く、輸送コストもかかるという問題があった。
更に、従来から、ウエハ貼合機においてウエハの貼合位置は、光学センサを用いて、ウエハ加工用テープ50の長手方向における粘着フィルム53の円形ラベル部53aが存在する部分と存在しない部分とを色差を認識させることにより検出している。しかしながら、上記特許文献1に記載のウエハ加工用テープでは、ウエハ貼合機においてウエハの貼合位置を検出するためのセンサをウエハ加工用テープの上面上方にしか設置できないため、設備設計の上でセンサの種類や方法において貼合機の設計幅が狭い。また、ウエハ加工用テープの上面上方にセンサを設置するという制約上、ウエハ貼合機が大きくなってしまうこともあった。
そこで、本発明は、ラベル痕の発生を低減することができ、かつ、軽量化することができ、かつウエハ貼合機でのウエハ貼合位置検出用のセンサがウエハ加工用テープの上面上方からも側方からもできるウエハ加工用テープを提供することを課題とする。
以上の課題を解決するため、本発明に係るウエハ加工用テープは、長尺の離型フィルムと、前記離型フィルムの第1の面上に設けられた所定の平面形状を有する接着剤層と、前記接着剤層を覆い、且つ、前記接着剤層の周囲で前記離型フィルムに接触するように設けられた所定の平面形状の粘着フィルムと、前記離型フィルムの短手方向両端部に設けられた支持部材とを有することを特徴とする。
また、上記半導体加工用テープは、前記支持部材が、前記接着剤層と粘着剤層の合計した厚さ以上を有することが好ましい。
また、上記半導体加工用テープは、前記支持部材が、2層以上の積層構造を有することが好ましい。
本発明によれば、ラベル痕の発生を低減することができ、かつ、軽量化することができ、かつウエハ貼合機でのウエハ貼合位置検出用のセンサがウエハ加工用テープの上面上方からも側方からもできる。
(a)は、本発明の実施形態に係るウエハ加工用テープの平面図であり、(b)は、(a)の線A−Aによる断面図である。 本発明の他の実施形態に係るウエハ加工用テープの断面図である。 本発明のさらに他の実施形態に係るウエハ加工用テープの断面図である。 従来のウエハ加工用テープの斜視図である。 (a)は、従来のウエハ加工用テープの平面図であり、(b)は、(a)の線B−Bによる断面図である。 ウエハ加工用テープとダイシング用リングフレームとが貼り合わされた状態を示す断面図である。 従来のウエハ加工用テープの不具合を説明するための模式図である。
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1(a)は、本発明の実施形態に係るウエハ加工用テープ(ダイシング・ダイボンディングテープ)の平面図、図1(b)は、図1(a)の線A−Aによる断面図である。
図1(a)及び図1(b)に示すように、ウエハ加工用テープ10は、長尺の離型フィルム11と、接着剤層12と、粘着フィルム13と、支持部材14とを有する。
接着剤層12は、離型フィルムの第1の面上に設けられ、ウエハの形状に対応した円形ラベル形状を有している。粘着フィルム13は、接着剤層12を覆い、且つ、接着剤層12の周囲で離型フィルムに接触するように設けられ、所定の平面形状を有している。粘着フィルム13における平面形状は、ダイシング用のリングフレームに対応する形状を有する。そして、支持部材14は、離型フィルム11の、接着剤層12及び粘着フィルム13が設けられた第1の面11aとは反対の第2の面11bであって、且つ、離型フィルム11の短手方向両端部に設けられている。
以下、本実施形態のウエハ加工用テープ10の各構成要素について詳細に説明する。
(離型フィルム)
本発明のウエハ加工用テープ10に用いられる離型フィルム11としては、ポリエステル(PET、PBT、PEN、PBN、PTT)系、ポリオレフィン(PP、PE)系、共重合体(EVA、EEA、EBA)系、またこれらの材料を一部置換して、更に接着性や機械的強度を向上したフィルム使用することができる。また、これらのフィルムの積層体であってもよい。
離型フィルムの厚さは、特に限定されるものではなく、適宜に設定してよいが、15〜200μmが好ましく、15〜100μmがより好ましく、25〜50μmが更に好ましい。
(接着剤層)
本発明の接着剤層12は、上述のように、離型フィルム11の第1の面11a上に形成され、ウエハの形状に対応する円形ラベル形状を有する。
接着剤層12は、半導体ウエハ等が貼合されダイシングされた後、チップをピックアップする際に、チップ裏面に付着しており、チップを基板やリードフレームに固定する際の接着剤として使用されるものである。接着剤層12としては、エポキシ系樹脂、アクリル系樹脂、フェノール系樹脂から選択される少なくとも1種を含む粘接着剤等を好ましく使用することができる。この他、ポリイミド系樹脂やシリコーン系樹脂を使用することもできる。その厚さは適宜設定してよいが、5〜150μm程度が好ましく、10〜60μmが更に好ましい。
(粘着フィルム)
本発明の粘着フィルム13は、上述のように、ダイシング用のリングフレームの形状に対応する平面形状であり、従来の粘着フィルム53のように、円形ラベル部53aの外側を囲むような周辺部13bを有していない。このような粘着フィルムは、プリカット加工により、フィルム状粘着剤から平面形状の周辺領域を除去することで形成することができる。
従来のダイシング・ダイボンディングフィルム50では、周辺部13bは製品としては不要であるが、周辺部13bを取り除いてしまうと巻取り時に巻きズレを生じたり、巻取り後に周辺部13bがないところは強度が弱いため巻取り後、立てて保管しようとすると座屈を生じたりするため、周辺部13bを残していた。本願発明は、この周辺部13bを取り除くことで、軽量化を図ることができる。また、周辺部13bを取り除いても、支持部材14が設けられているため、巻き取り時に巻きズレが生じたり、立てて保管する場合に座屈が生じたりすることがない。
また、本願発明のウエハ加工用テープ10は、周辺部13bを取り除いたため、ウエハ貼合機においてウエハの貼合位置を検出するためのセンサを、離型フィルム11の短手方向側方に設置して、離型フィルム11の長手方向における円形ラベル形状の粘着フィルム13の側周面の有無を検知することにより、ウエハの貼合位置を検出することができる。周辺部13bが存在する場合は、周辺部13が、離型フィルム11の短手方向両端部に、離型フィルム11の長手方向に沿って設けられているため、センサを離型フィルム11の短手方向側方に設置した場合、粘着フィルム13の円形ラベル部13aの側周面を検出することはできない。これに対して、本願発明のウエハ加工用テープ10では、センサを平面視においてウエハ加工用テープ10の上面上方に設置するのみならず、離型フィルム11の短手方向側方に設置することができるため、設置場所の選択肢が増え、これによりセンサの種類の選択肢も増える。また、離型フィルム11の短手方向側方に設置する場合は、ウエハ貼合機を小型化することも可能となる。
粘着フィルム13としては、特に制限はなく、ウエハをダイシングする際にはウエハが剥離しないように十分な粘着力を有し、ダイシング後にチップをピックアップする際には容易に接着剤層から剥離できるよう低い粘着力を示すものであればよい。例えば、基材フィルムに粘着剤層を設けたものを好適に使用できる。
粘着フィルム13の基材フィルムとしては、従来公知のものであれば特に制限することなく使用することができるが、後述の粘着剤層として放射線硬化性の材料を使用する場合には、放射線透過性を有するものを使用することが好ましい。
例えば、その材料として、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体、ポリブテン−1、ポリ−4−メチルペンテン−1、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸エチル共重合体、エチレン−アクリル酸メチル共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体、アイオノマーなどのα−オレフィンの単独重合体または共重合体あるいはこれらの混合物、ポリウレタン、スチレン−エチレン−ブテンもしくはペンテン系共重合体、ポリアミド−ポリオール共重合体等の熱可塑性エラストマー、およびこれらの混合物を列挙することができる。また、基材フィルムはこれらの群から選ばれる2種以上の材料が混合されたものでもよく、これらが単層又は複層化されたものでもよい。
基材フィルムの厚さは、特に限定されるものではなく、適宜に設定してよいが、50〜200μmが好ましく、70〜100μmが更に好ましい。
粘着フィルム13の粘着剤層に使用される樹脂としては、特に限定されるものではなく、粘着剤に使用される公知の塩素化ポリプロピレン樹脂、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、エポキシ樹脂等を使用することができる。
粘着剤層13の樹脂には、アクリル系粘着剤、放射線重合性化合物、光重合開始剤、硬化剤等を適宜配合して粘着剤を調製することが好ましい。粘着剤層13の厚さは特に限定されるものではなく適宜に設定してよいが、5〜30μmが好ましい。
放射線重合性化合物を粘着剤層に配合して放射線硬化により接着剤層から剥離しやすくすることができる。その放射線重合性化合物は、例えば光照射によって三次元網状化しうる分子内に光重合性炭素−炭素二重結合を少なくとも2個以上有する低分量化合物が用いられる。
具体的には、トリメチロールプロパントリアクリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレート、ペンタエリスリトールテトラアクリレート、ジペンタエリスリトールモノヒドロキシペンタアクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート、1,4−ブチレングリコールジアクリレート、1,6ヘキサンジオールジアクリレート、ポリエチレングリコールジアクリレートや、オリゴエステルアクリレート等が適用可能である。
また、上記のようなアクリレート系化合物のほかに、ウレタンアクリレート系オリゴマーを用いることもできる。ウレタンアクリレート系オリゴマーは、ポリエステル型またはポリエーテル型などのポリオール化合物と、多価イソシアナート化合物(例えば、2,4−トリレンジイソシアナート、2,6−トリレンジイソシアナート、1,3−キシリレンジイソシアナート、1,4−キシリレンジイソシアナート、ジフェニルメタン4,4−ジイソシアナートなど)を反応させて得られる末端イソシアナートウレタンプレポリマーに、ヒドロキシル基を有するアクリレートあるいはメタクリレート(例えば、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、2−ヒドロキシプロピルアクリレート、2−ヒドロキシプロピルメタクリレート、ポリエチレングリコールアクリレート、ポリエチレングリコールメタクリレートなど)を反応させて得られる。
粘着剤層には、上記の樹脂から選ばれる2種以上が混合されたものでもよい。
光重合開始剤を使用する場合、例えばイソプロピルベンゾインエーテル、イソブチルベンゾインエーテル、ベンゾフェノン、ミヒラーズケトン、クロロチオキサントン、ドデシルチオキサントン、ジメチルチオキサントン、ジエチルチオキサントン、ベンジルジメチルケタール、α−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2−ヒドロキシメチルフェニルプロパン等を使用することができる。これら光重合開始剤の配合量はアクリル系共重合体100質量部に対して0.01〜5質量部が好ましい。
(支持部材)
支持部材14は、離型フィルム11の、接着剤層12及び粘着フィルム13が設けられた第1の面11aとは反対の第2の面11bであって、且つ、離型フィルム11の短手方向両端部に設けられている。このように、支持部材14を設けることで、ウエハ加工用テープ10をロール状に巻き取った際に、テープに加わる巻き取り圧を分散する、或いは、支持部材14に集めることができるので、接着剤層12への転写跡の形成を抑制することが可能となる。
また、支持部材を接着剤層12及び粘着フィルム13が設けられた第1の面11aに形成する場合には、支持層の幅に制限があるのに対し、本実施形態の構成では、支持部材14の幅を広く確保することができ、より効果的に転写痕の発生を抑制できる。
さらに、支持部材14を離型フィルム11の第2の面11bに設けることで、支持部材14の位置ズレに対する許容度が大きくなるという効果が得られる。
支持部材14は、離型フィルム11の第2の面11b上の、第1の面に設けられた接着剤層12の外側に対応する領域、すなわち、第2の面11b上において、図1(a)に示すような、離型フィルム11の端部から接着剤層12までの領域rに設けることが好ましい。このような構造により、テープ10を巻き取ったときに、接着剤層12と、離型フィルム11の第2の面11bに設けられた支持部材14とが重ならないので、接着層12に支持部材14の痕が付くことが防止される。
支持部材14は、離型フィルム11の長手方向に沿って、断続的又は連続的に設けることができるが、転写痕の発生をより効果的に抑制する観点からは、基材フィルム11の長手方向に沿って連続的に設けることが好ましい。
支持部材14の厚さとしては、離型フィルム11上における、接着剤層12と粘着フィルム13の円形ラベル部13aとの積層部分と、粘着フィルム13の周辺部13bとの段差に相当する厚さ、すなわち接着剤層12と同じか、又は、それ以上であればよい。図2は、接着剤層12よりも厚い支持部材14’の例を示す断面図である。
支持部材がこのような厚さを有することで、テープ10を巻き取ったときに、粘着フィルム13とその表面に重なる離型フィルム11の第2の面11bとが接触するか、又は、接触せずにこれらの間に空間が形成されるので、粘着フィルム13を介して柔軟な接着剤層12に離型フィルム11の第2の面11bが強く押し付けられることがない。よって、転写痕の発生をいっそう効果的に抑制することができる。
支持部材14は、粘着フィルム13の端部に対応する領域に重ねて設けることもでき、離型フィルム11の短手方向における接着剤層12及び粘着フィルム13の最大幅部分の断面視において、支持部材14の粘着フィルム13端部に対応する領域に重なる部分の面積が、それ以外の部分の1/2未満の場合、支持部材14の厚さとしては、接着剤層12と粘着フィルム13の円形ラベル部13aとの積層部分に相当する厚さ、すなわち接着剤層12と粘着フィルム13の合計厚さと同じかそれ以上であることがより好ましい。
さらに、図3に示すように、薄い粘着テープを積層させた支持部材14”を設けてもよい。
本発明の支持部材14は、300ppm/℃以下の線膨張係数を有する。ウエハ加工用テープは、例えば、保管時や運送時には、−20℃〜5℃程度で低温状態が保たれ、また、ウエハ加工用テープの接着剤層をウエハに貼り合わせる際には、接着剤を加熱軟化させて接着性を高めるために、ヒーターテーブルにて70〜80℃程度の加熱貼合が行われるなど、ウエハ加工用テープは温度変化の大きい環境下におかれる。温度変化により支持部材14の寸法が変化すると、離型フィルム11と粘着フィルム13との間、及び、接着剤層12と粘着フィルム13との間に空気が浸入してボイドが発生し、ウエハに対する貼合不良が生じ、その後のウエハのダイシング工程やテープのエキスパンド工程、さらにはチップのピックアップ工程やマウント工程での歩留まりの低下をもたらす虞がある。本発明においては、300ppm/℃以下の線膨張係数の低い支持部材を使用することで、接着剤層12への転写痕の発生を充分に抑制するとともに、温度変化の大きい使用環境下においても支持部材13の寸法変化が少なく、ボイドの発生を抑制することができる。
転写痕の発生及びボイドの発生をより効果的に抑制するためには、支持部材14の線膨張係数は、150ppm/℃以下であることが好ましく、70ppm/℃以下であることがより好ましい。線膨張係数の下限は特に制限はなく、通常0.1ppm/℃である。
また、支持部材14は、ウエハ加工用テープ10の巻きズレを防止する観点から、粘着フィルム13に対してある程度の摩擦係数を有する材質のものが好ましい。これにより、ウエハ加工用テープ10の巻きズレを防止でき、高速巻取りや巻取り数を増大させることができるといった効果が得られる。
また、支持部材14の線膨張係数と離型フィルム11の線膨張係数の差は、250ppm/℃以下であることが好ましい。線膨張係数の差が250ppm/℃より大きい場合には、保管時及び運送時の低温状態と使用時の常温状態の温度変化によって、支持部材14と離型フィルム11との寸法差が生じることから、以下のような種々の不具合がある。
(1)温度変化によって寸法差が生じると、上述のような、離型フィルム11と粘着フィルム13との間、及び、接着剤層12と粘着フィルム13との間にボイドが発生する虞がある。
(2)ユーザーがロール状でハンドリングする際に、巻きが崩れる可能性が増す。より詳細には、例え製造、出荷時に正常に巻かれていても、ユーザー側での冷蔵保管から常温使用の際、及び、常温使用から冷蔵保管の際に寸法差が生じ、巻きが崩れる可能性が増す。
(3)寸法差によってロール状に巻かれたシート間に隙間が生じ、ロール側面からの異物混入の可能性が増す。
(4)ウエハ加工用テープの巻き数が多い場合や製品幅が広い場合には、常温から冷蔵保管する際に、ロール芯側とロール外周側では冷却速度が異なる。このため、ロール芯側とロール外周側とで線膨張差に起因する支持部材14と離型フィルム11の寸法差が異なり、ロール全体での形状が変化する可能性が高い。
本発明において、線膨張係数とは、定圧下で温度を変えたときに物体の空間的広がりの増加する割合をいう。温度をT、その固体の長さをLとすると、その線膨張係数αは以下の式で与えられる。
α=(1/L)・(∂L/∂T)
また、本発明における線膨張係数の測定は、例えば、JIS K7197、プラスチックの熱機械分析による線膨張率試験方法に準拠し、熱機械的分析装置(TMA)を用いて、長さ15mm、幅5mm、チャック間距離10mmに切断した試料を取付け、引張荷重10g、昇温速度5℃/min、N2ガス雰囲気下、測定温度範囲−20℃〜50℃の条件で測定することができる。
また、支持部材14と粘着フィルム13の基材フィルムとの間の静摩擦係数は、0.2〜2.0であることが好ましく、0.6〜1.6であることがより好ましい。ウエハ加工用テープをロール状に巻き取ると、離型フィルム11の第1の面11a側に設けられた粘着フィルム13の周辺部13aと、離型フィルム11の第2の面11b側に設けられた支持部材14とが接触することから、支持部材14と粘着フィルム13の基材フィルムとの間の静摩擦係数が0.2未満と小さい場合には、製造時や使用時に巻きズレが発生し易くなりハンドリング性が悪化する。一方、2.0より大きい場合には、粘着フィルム13の基材フィルムと支持部材14との間の抵抗が大きすぎて、製造工程でのハンドリング性が悪化したり、高速巻き取り時等に蛇行したりする原因となる。したがって、両者間の静摩擦係数を上記範囲に設定することで、ウエハ加工用テープ10の巻きズレを防止でき、高速巻取りを可能とし、巻取り数を増大させることができるといった効果が得られる。
本発明において、支持部材14と粘着フィルム13の基材フィルムとの間の静摩擦係数は、JIS K7125に準拠し、以下のような測定方法により得ることができる。
25mm(幅)×100mm(長さ)にそれぞれカットされた粘着フィルム13の基材フィルムと支持部材14の両フィルムサンプルを重ね合わせ、下側のフィルムを固定する。次いで、積層されたフィルムの上に重量200gのおもりを荷重Wとして乗せ、上側のフィルムを200mm/minの速度で引張り、滑り出す際の力Fd(g)を測定し、以下の式から静摩擦係数(μd)を求める。
μd=Fd/W
支持部材14としては、例えば、樹脂フィルム基材に粘接着剤を塗布した粘接着テープを好適に使用することができる。このような粘接着テープを、離型フィルム11の第2の面11bの両端部分の所定位置に貼り付けることで、本実施形態のウエハ加工用テープ10を形成することができる。
粘接着テープの基材樹脂としては、上記線膨張係数の範囲を満たし、且つ、巻き圧に耐え得るものであれば特に限定はないが、耐熱性、平滑性、及び、入手し易さの点から、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリプロピレン、及び高密度ポリエチレンから選択されることが好ましい。
粘接着テープの粘着剤の組成及び物性については、特に限定はなく、テープ10の巻き取り工程及び保管工程において、離型フィルム11から剥離しないものであればよい。
また、支持部材14としては、着色された支持部材を用いてもよい。このような着色支持部材を用いることで、ウエハ加工用テープをロール状に巻き取った際に、テープの種類を明確に識別することができる。例えば、着色支持部材14の色を、ウエハ加工用テープの種類や厚さによって異ならせることで、容易にテープの種類や厚さを識別することができ、人為的なミスの発生を抑制、防止することができる。
次に、本発明の実施例について説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
(1)粘着フィルムの作製
(粘着フィルム1A)
溶媒のトルエン400g中に、n−ブチルアクリレート128g、2−エチルヘキシルアクリレート307g、メチルメタアクリレート67g、メタクリル酸1.5g、重合開始剤としてベンゾイルペルオキシドの混合液を、適宜、滴下量を調整し、反応温度および反応時間を調整し、官能基をもつ化合物(1)の溶液を得た。
次にこのポリマー溶液に、放射線硬化性炭素−炭素二重結合および官能基を有する化合物(2)として、別にメタクリル酸とエチレングリコールから合成した2−ヒドロキシエチルメタクリレート2.5g、重合禁止剤としてハイドロキノンを適宜滴下量を調整して加え反応温度および反応時間を調整して、放射線硬化性炭素−炭素二重結合を有する化合物(A)の溶液を得た。続いて、化合物(A)溶液中の化合物(A)100質量部に対してポリイソシアネート(B)として日本ポリウレタン社製:コロネートLを1質量部を加え、光重合開始剤として日本チバガイギー社製:イルガキュアー184を0.5質量部、溶媒として酢酸エチル150質量部を化合物(A)溶液に加えて混合して、放射線硬化性の粘着剤組成物を調製した。
続いて、調製した粘着剤層組成物を厚さ70μmのエチレン−酢酸ビニル共重合体基材フィルムに、乾燥膜厚が20μmになるように塗工し、110℃で3分間乾燥し、粘着フィルム1Aを作製した。
(粘着フィルム1B)
基材フィルムとして、厚さ70μmで一方の面をブラスト処理したエチレン−酢酸ビニル共重合体基材フィルムを用いたこと以外は、粘着フィルム1Aと同様にして、粘着フィルム1Bを作製した。
(2)離型フィルム
以下に示す離型フィルム2Aを用いた。
離型フィルム2A:厚さ25μmの離型処理したポリエチレンテレフタレートフィルム
(3)接着剤層の形成
(接着剤層3A)
エポキシ樹脂としてクレゾールノボラック型エポキシ樹脂(エポキシ当量197、分子量1200、軟化点70℃)50質量部、シランカップリング剤としてγ−メルカプトプロピルトリメトキシシラン1.5質量部、γ−ウレイドプロピルトリエトキシシラン3質量部、平均粒径16nmのシリカフィラー30質量部からなる組成物に、シクロヘキサノンを加えて攪拌混合し、更にビーズミルを用いて90分混練した。
これにアクリル樹脂(質量平均分子量:80万、ガラス転移温度−17℃)100質量部、6官能アクリレートモノマーとしてジペンタエリスリトールヘキサアクリレート5質量部、硬化剤としてヘキサメチレンジイソシアネートのアダクト体0.5質量部、キュアゾール2PZ(四国化成(株)製商品名、2−フェニルイミダゾール)2.5質量部を加え、攪拌混合し、真空脱気し、接着剤を得た。
上記接着剤を離型フィルム2A上に塗布し、110℃で1分間加熱乾燥して、膜厚が20μmのBステージ状態(熱硬化性樹脂の硬化中間状態)の塗膜を形成し、離型フィルム2A及び2B上に接着剤層3Aを形成し、冷蔵保管した。
(接着剤層3B)
上記接着剤を離型フィルム2A上に塗布し、110℃で1分間加熱乾燥して、膜厚が120μmのBステージ状態(熱硬化性樹脂の硬化中間状態)の塗膜を形成し、離型フィルム2A上に接着剤層3Bを形成し、冷蔵保管した。
(4)支持部材の作製
(支持部材4A)
アクリル樹脂(質量平均分子量:60万、ガラス転移温度−20℃)100質量部、硬化剤としてポリイソシアネート化合物(日本ポリウレタン(株)製、商品名:コロネートL)10質量部を混合して粘着剤組成物を得た。
上記粘着剤組成物を厚さ55μmのポリエチレンテレフタレートフィルムに、乾燥膜厚が25μmになるように塗工し、110℃で3分間乾燥し、支持部材4Aを作製した。
(支持部材4B)
支持部材のポリエチレンテレフタレートフィルム厚さを95μmとした以外は支持部材4Aと同様にして、支持部材4Bを作製した。
(実施例1)
冷蔵保管していた接着剤層3Aが形成された離型フィルム2Aを常温に戻し、接着剤層に対して、離型フィルムへの切り込み深さが10μm以下になるように調整して直径220mmの円形プリカット加工を行った。その後、接着剤層の不要部分を除去し、粘着フィルム1Aをその粘着剤層が接着剤層と接するように、離型フィルム2A室温でラミネートした。そして、粘着フィルム1Aに対して、離型フィルムへの切り込み深さが10μm以下となるように調節して接着剤層と同心円状に直径290mmの円形プリカット加工を行い不要部分は除去した。次に、離型フィルム2Aの接着剤層及び粘着フィルムが設けられた第1の面とは反対の第2の面であって、且つ、離型フィルム2Aの短手方向両端部に支持部材4Aを貼合して、図1に示す構造を250枚有する実施例1のウエハ加工用テープを作製した。
(実施例2)
接着剤層を3Bに代えて粘着フィルムを1Bに代えて支持部材を4Bに代えたこと以外は実施例1と同様にして、実施例2のウエハ加工用テープを作製した。
(比較例1)
冷蔵保管していた接着剤層3Aが形成された離型フィルム2Aを常温に戻し、接着剤層に対して、離型フィルムへの切り込み深さが10μm以下になるように調整して直径220mmの円形プリカット加工を行った。その後、接着剤層の不要部分を除去し、粘着フィルム1Aをその粘着剤層が接着剤層と接するように、離型フィルム2A室温でラミネートした。そして、粘着フィルム1Aに対して、離型フィルムへの切り込み深さが10μm以下となるように調節して接着剤層と同心円状に直径290mmの円形プリカット加工を行い、円形ラベル部および周辺部を残し、その他の不要部分を除去した。次に、離型フィルム2Aの接着剤層及び粘着フィルムが設けられた第1の面とは反対の第2の面であって、且つ、離型フィルム2Aの短手方向両端部に支持部材4Aを貼合して、先行特許文献1の図1に示す構造を250枚有する比較例1のウエハ加工用テープを作製した。
(比較例2)
接着剤層を3Bに代えて粘着フィルム1Bに代えて支持部材を4Bに代えたこと以外は比較例1と同様にして、比較例2のウエハ加工用テープを作製した。
[転写痕(ラベル痕、シワ、又は、巻き跡)の抑制性評価]
実施例1、2及び比較例1、2のウエハ加工用テープを1ヶ月間冷蔵庫内(5℃)で保管した。その後、ウエハ加工用テープを室温に戻してからロールを解き、目視にて転写痕の有無を観察した。その結果を表1に示す。
[ハンドリング性及び生産性の評価]
実施例1、2及び比較例1、2のウエハ加工用テープについて、製品に巻き取った状態の重量測定を行った結果を表1に示す。
Figure 2016111165
表1に示すように、実施例に係るウエハ加工用テープは、転写痕が発生することなく、同じ材料を用いた比較例に係るウエハ加工用テープに比べ、それぞれ軽量化できる結果が得られた。
[センサ認識性の評価]
実施例1、2のウエハ加工用テープ及び比較例1、2のウエハ加工用テープをウエハへ貼合する際に、光学センサを用いて、直径290mmの円形プリカットされた層の外周部分を認識させる。認識させる方法として光学センサを製品断面方向(離型フィルムの短手方向側方)からあてて認識させる作業を50回行い、円形プリカットされた層の外周部分を認識できた回数およびセンサ認識の成功割合を調べ、センサ認識性の評価を行った。
Figure 2016111165
表2に示すように、実施例1,2に係るウエハ加工用テープは、粘着フィルム13の周辺部を取り除いたため、ウエハ貼合機においてウエハの貼合位置を検出するためのセンサを、離型フィルム11の短手方向側方に設置した場合であっても、ウエハの貼合位置を検出することができた。これに対して、比較例1,2に係るウエハ加工用テープは、粘着フィルムの周辺部を有するため、センサを離型フィルム11の短手方向側方に設置した場合は、ウエハの貼合位置を検出することができなかった。
10:ウエハ加工用テープ
11:離型フィルム
12:接着剤層
13:粘着フィルム
14,14’,14”:支持部材

Claims (3)

  1. 長尺の離型フィルムと、
    前記離型フィルムの第1の面上に設けられた所定の平面形状を有する接着剤層と、
    前記接着剤層を覆い、且つ、前記接着剤層の周囲で前記離型フィルムに接触するように設けられた所定の平面形状の粘着フィルムと、
    前記離型フィルムの短手方向両端部に設けられた支持部材とを有することを特徴とするウエハ加工用テープ。
  2. 前記支持部材は、前記接着剤層の厚さ以上の厚さを有することを特徴とする請求項1に記載のウエハ加工用テープ。
  3. 前記支持部材は、2層以上の積層構造を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のウエハ加工用テープ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012082285A (ja) * 2010-10-08 2012-04-26 Hitachi Chemical Co Ltd 接着シート

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