JP2016110566A - 情報処理装置及び情報処理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】計測値の送信のために通信装置を使用する時間を抑制できる情報処理装置、及び情報処理システムを提供すること。【解決手段】移動体(7)の状態を計測する計測センサ(21)から計測値を取得する計測値取得ユニット(9)と、前記計測値を外部に送信する計測値送信ユニット(15)と、前記計測センサの計測環境を取得する計測環境取得ユニット(18)と、前記計測環境が予め設定された基準範囲内であるか否かを判断する計測環境判断ユニット(13)と、を備え、前記計測値送信ユニットは、前記計測環境が前記基準範囲内であることを条件として、前記計測値を送信することを特徴とする情報処理装置(3、103)。【選択図】図1

Description

本発明は情報処理装置及び情報処理システムに関する。
従来、センサを用いて移動体が備える各種機器の状態を計測し、その計測値を移動体の通信装置を用いて外部のセンタに送信する技術が知られている。センタは、受信した計測値に基づき、移動体が備える機器が異常であるか否かを判断する(特許文献1参照)。
特開2011−201336号公報
センサの計測値は、計測環境の影響を受ける。計測値の中には、不適切な計測環境において取得され、各種機器の状態を正確に反映していないものもある。特許文献1記載の技術は、各種機器の状態を正確に反映していないものも含め、一律に計測値を送信する。その結果、移動体の通信装置が必要以上に占有されてしまう。
本発明は、こうした問題にかんがみてなされたものであり、計測値の送信のために移動体の通信装置を使用する時間を抑制できる情報処理装置、及び情報処理システムを提供することを目的としている。
本発明の第1の情報処理装置は、移動体の状態を計測する計測センサから計測値を取得する計測値取得ユニットと、計測値を外部に送信する計測値送信ユニットと、計測センサの計測環境を取得する計測環境取得ユニットと、計測環境が予め設定された基準範囲内であるか否かを判断する計測環境判断ユニットとを備え、計測値送信ユニットは、計測環境が基準範囲内であることを条件として、計測値を送信する。
本発明の第1の情報処理装置は、計測環境が基準範囲内であることを条件として、計測値を送信する。そのため、計測環境が基準範囲外であるときの計測値は必ずしも送信しなくてもよいので、計測値の送信のために通信装置を使用する時間を抑制できる。
本発明の第2の情報処理装置は、移動体の状態を計測する計測センサから計測値を取得する計測値取得ユニットと、計測値を外部に送信する計測値送信ユニットと、移動体の位置情報を取得する位置情報取得ユニットと、指定された位置における計測センサの計測環境が予め設定された基準範囲内であるか否かを判断する機能を有する情報センタに対し、位置情報を送信する位置情報送信ユニットと、情報センタの判断結果を受信する判断結果受信ユニットとを備え、情報センタの判断結果が、計測環境が基準範囲内であるというものであることを条件として、計測値送信ユニットは計測値を送信する。
本発明の第2の情報処理装置は、計測環境が基準範囲内であることを条件として、計測値を送信する。そのため、計測環境が基準範囲外であるときの計測値は必ずしも送信しなくてもよいので、計測値の送信のために通信装置を使用する時間を抑制できる。
本発明の第3の情報処理装置は、移動体の状態を計測する計測センサから計測値を取得する計測値取得ユニットと、計測値を外部に送信する計測値送信ユニットと、計測センサの計測環境を取得する計測環境取得ユニットと、計測環境が予め設定された範囲内であるか否かを判断する機能を有する情報センタに対し、計測環境を送信する計測環境送信ユニットと、計測センサの判断結果を受信する判断結果受信ユニットとを備え、情報センタの判断結果が、計測環境が基準範囲内であるというものであることを条件として、計測値送信ユニットは計測値を送信する。
本発明の第3の情報処理装置は、計測環境が基準範囲内であることを条件として、計測値を送信する。そのため、計測環境が基準範囲外であるときの計測値は必ずしも送信しなくてもよいので、計測値の送信のために通信装置を使用する時間を抑制できる。
本発明の情報処理システムは、移動体に搭載された情報処理装置と、情報処理装置と通信可能であり、移動体の外部にある情報センタとを備える情報処理システムであって、情報処理装置は、移動体の状態を計測する計測センサから計測値を取得する計測値取得ユニットと、計測値を外部に送信する計測値送信ユニットとを備え、情報処理装置及び情報センタの少なくとも一方は、計測センサの計測環境を取得する計測環境取得ユニットと、計測環境が予め設定された基準範囲内であるか否かを判断する計測環境判断手段とを備え、計測値送信ユニットは、計測環境が基準範囲内であることを条件として、計測値を送信する。
本発明の情報処理システムにおいて、情報処理装置は、計測環境が基準範囲内であることを条件として、計測値を送信する。そのため、計測環境が基準範囲外であるときの計測値は必ずしも送信しなくてもよいので、計測値の送信のために通信装置を使用する時間を抑制できる。
情報処理システム1の構成を表すブロック図である。 情報処理装置3が実行する計測値送信処理を表すフローチャートである。 情報処理装置3が実行する計測値送信処理を表すフローチャートである。 図4Aは、車両7が分岐のない道路36を走行中である場合の予定位置35を表す説明図であり、図4Bは、車両7が前方で分岐している道路36を走行中である場合の予定位置35を表す説明図である。 情報処理装置103の構成を表すブロック図である。 情報処理装置103が実行する計測値送信処理を表すフローチャートである。 情報処理システム201の構成を表すブロック図である。 情報処理装置203及び情報センタ205が実行する計測値送信処理を表すフローチャートである。 情報処理装置203及び情報センタ205が実行する計測値送信処理を表すフローチャートである。 情報処理システム301の構成を表すブロック図である。 情報処理装置303及び情報センタ305が実行する計測値送信処理を表すフローチャートである。
本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
<第1の実施形態>
1.情報処理システム1の構成
情報処理システム1の構成を図1に基づき説明する。情報処理システム1は、情報処理装置3と、情報センタ5とを備える。情報処理装置3は、車両(移動体の一例)7に搭載される車載装置である。情報処理装置3は、CPU、RAM、ROM等を備えるコンピュータである。情報処理装置3は、ROMに記憶されたプログラムにより、後述する処理を実行する。
情報処理装置3は、機能的に、計測値取得ユニット9、記憶ユニット11、計測環境判断ユニット13、計測値送信ユニット15、位置情報取得ユニット17、計測環境取得ユニット18、及び計測環境記憶ユニット19を備える。各ユニットの機能は後述する。
なお、車両7は、情報処理装置3に加えて、計測センサ21、GPS23、及び通信装置25を備えている。計測センサ21は、車両7が備えるエンジンの吸気圧を計測する。エンジンの吸気圧は車両の状態の一例である。GPS23は車両7の位置を特定する。通信装置25は情報センタ5との通信を行う。
情報センタ5は、車両7の外部にある。情報センタ5は、制御部27と、通信装置29とを備える。制御部27は、CPU、RAM、ROM等を備えるコンピュータである。制御部27は、ROMに記憶されたプログラムにより、後述する処理を実行する。制御部27は、機能的に、受信ユニット31、及び移動体状態判断ユニット33を備える。各ユニットの機能は後述する。通信装置29は、情報処理装置3との通信を行う。
2.情報処理装置3が実行する計測値送信処理
情報処理装置3が所定時間ごとに繰り返し実行する計測値送信処理を図2に基づき説明する。図2のステップ1では、位置情報取得ユニット17が、GPS23を用いて、車両7の位置情報を取得する。この位置情報を、以下では第1の位置情報とする。
ステップ2では、計測値取得ユニット9が、計測センサ21から計測値を取得し、記憶ユニット11に記憶する。
ステップ3では、位置情報取得ユニット17が、GPS23を用いて、車両7の位置情報を取得する。この位置情報を以下では第2の位置情報とする。
ステップ4では、第1の位置情報により特定される位置から、第2の位置情報により特定される位置までの区間(以下では計測区間とする)の道路状況を、計測環境取得ユニット18が取得する。具体的には、以下のように行う。計測環境記憶ユニット19は、予め地図情報を記憶している。この地図情報は、位置ごとに、その位置での道路状況を記憶している。道路状況には、道路の標高、道路形状(直線であるか、カーブであるか等)、道路の傾斜、道路の凹凸等が含まれる。計測環境取得ユニット18は、上記の地図情報から、計測区間における道路状況を取得する。
ステップ5では、前記ステップ4で取得した道路状況が、予め設定された基準範囲内であるか否かを計測環境判断ユニット13が判断する。ここで、基準範囲とは、計測センサ21の計測値に対する道路状況の影響が相対的に小さく、計測値を信頼できる範囲である。例えば、道路状況が道路の標高である場合、標高が所定の閾値以下である範囲が、基準範囲となる。また、道路状況が道路形状である場合、道路の曲率が所定の閾値以下である範囲が、基準範囲となる。また、道路状況が道路の傾斜である場合、傾斜の大きさが所定の閾値以下である範囲が、基準範囲となる。また、道路状況が道路の凹凸である場合、凹凸の大きさが所定の閾値以下である範囲が、基準範囲となる。
道路状況が基準範囲内である場合はステップ6に進み、基準範囲外である場合は本処理を終了する。
ステップ6では、計測値送信ユニット15が、前記ステップ2で取得し、記憶ユニット11に記憶していた計測値を、通信装置25を用いて、情報センタ5へ送信する。
3.情報センタ5が実行する移動体状態判断処理
情報センタ5が実行する移動体状態判断処理を説明する。情報センタ5の受信ユニット31は、通信装置29を用いて、情報処理装置3が送信した計測値を受信する。次に、移動体状態判断ユニット33は、受信した計測値が、予め設定された正常範囲内にあるか否かを判断する。なお、正常範囲は、固定された範囲であってもよいし、複数の車両7から送信された計測値に基づき、統計的に設定した範囲であってもよい。
4.情報処理システム1及び情報処理装置3が奏する効果
(1A)情報処理装置3は、計測環境(道路状況)が基準範囲内であることを条件として、計測値を送信する。そのため、計測環境が基準範囲外であるときの計測値は送信しなくてもよいので、計測値の送信のために通信装置25を使用する時間を抑制できる。
また、計測環境が基準範囲外であるときの計測値は、計測環境の影響により、移動体(車両7)の状態を正確に反映していない可能性が高い。情報処理装置3は、計測環境が基準範囲外であるときの計測値を送信しないので、移動体の状態を正確に反映していない計測値の送信を抑制できる。
(1B)情報処理装置3は、位置情報取得ユニット17で取得した位置情報に対応する計測環境を計測環境記憶ユニット19から取得する。そのことにより、計測環境を容易に取得することができる。
(1C)情報処理装置3は、計測区間(計測値を取得した位置を含む区間)での計測環境を取得する。そのことにより、計測値を取得したときの計測環境が基準範囲内であるか否かを一層正確に判断することができる。
<第2の実施形態>
第2の実施形態は、基本的な構成は前記第1の実施形態と同様であるため、共通する構成については説明を省略し、相違点を中心に説明する。
1.情報処理装置3が実行する計測値送信処理
本実施形態の情報処理装置3が実行する計測値送信処理を図3に基づき説明する。図3のステップ11では、位置情報取得ユニット17が、GPS23を用いて、車両7の位置情報を取得する。
ステップ12では、計測環境取得ユニット18が、計測値を取得する予定の位置(以下では、予定位置とする)での計測環境を取得する。予定位置とは、車両7の進行方向における前方であって、後述するステップ14で計測値を取得する予定の位置である。予定位置は、例えば、車両7よりもXm前方の位置とすることができる。また、予定位置は、その時点からY秒後に車両7が到達する位置とすることができる。この場合、車両7の速度と、Y秒とから、予定位置を特定できる。
例えば、図4Aに示すように、車両7が分岐のない道路36を走行中の場合、予定位置35は、車両7の前方における1箇所とすることができる。また、図4Bに示すように、前方で分岐している(例えば交差点がある)道路36を走行中の場合、各分岐先にそれぞれ予定位置35を設定することができる。
計測環境取得ユニット18は、計測環境記憶ユニット19に記憶されている地図情報を用いて、予定位置における道路状況を取得する。計測環境記憶ユニット19の構成は前記第1の実施形態と同様である。
ステップ13では、前記ステップ12で取得した道路状況が、予め設定された基準範囲内であるか否かを計測環境判断ユニット13が判断する。図4Bに示す例のように、予定位置35が複数ある場合、そのうち1つでも、道路状況が基準範囲外であれば、基準範囲外であると判断する。道路状況が基準範囲内である場合はステップ14に進み、基準範囲外である場合は本処理を終了する。
ステップ14では、計測値取得ユニット9が、計測センサ21から計測値を取得する。
ステップ15では、計測値送信ユニット15が、前記ステップ14で取得した計測値を、通信装置25を用いて、情報センタ5へ送信する。
2.情報センタ5が実行する移動体状態判断処理
情報センタ5は、前記第1の実施形態と同様に、移動体状態判断処理を実行する。
3.情報処理システム1及び情報処理装置3が奏する効果
以上詳述した第2の実施形態によれば、前述した第1の実施形態の効果(1A)、(1B)に加え、以下の効果が得られる。
(2A)情報処理装置3は、計測値を取得する予定の位置(予定位置)での計測環境(道路状況)を取得する。そのため、計測値の取得前に、計測環境が基準範囲内であるか否かの判断を行い、計測環境が基準範囲外である場合は、計測値を取得しないようにすることができる。その結果、情報処理装置3の処理負担を軽減できる。
<第3の実施形態>
第3の実施形態は、基本的な構成は前記第1の実施形態と同様であるため、共通する構成については説明を省略し、相違点を中心に説明する。
1.情報処理装置103の構成
本実施形態における情報処理装置103、及びそれを搭載する車両7の構成は前記第1の実施形態における情報処理装置3、車両7と基本的に同様である。ただし、図5に示すように、情報処理装置103は、機能的に、画像取得ユニット39を備える。画像取得ユニット39の機能は後述する。また、車両7はカメラ37(撮像ユニットの一例)を備える。カメラ37は車両7の周囲を撮像し、画像を作成する。
2.情報処理装置103が実行する計測値送信処理
本実施形態の情報処理装置103が実行する計測値送信処理を図6に基づき説明する。図6のステップ21では、画像取得ユニット39が、カメラ37から画像を取得する。
ステップ22では、計測環境取得ユニット18が、前記ステップ21で取得した画像から、予定位置での道路状況(道路形状(直線であるか、カーブであるか等)、道路の傾斜、道路の凹凸等)を取得する。予定位置の意味は前記第2の実施形態と同様である。
ステップ23では、前記ステップ22で取得した道路状況が、予め設定された基準範囲内であるか否かを計測環境判断ユニット13が判断する。道路状況が基準範囲内である場合はステップ24に進み、基準範囲外である場合は本処理を終了する。
ステップ24では、計測値取得ユニット9が、計測センサ21から計測値を取得する。
ステップ25では、計測値送信ユニット15が、前記ステップ24で取得した計測値を、通信装置25を用いて、情報センタ5へ送信する。
3.情報処理装置103が奏する効果
以上詳述した第3の実施形態によれば、前述した第2の実施形態の効果(1A)、(1B)、(2A)に加え、以下の効果が得られる。
(3A)情報処理装置103は、カメラ37、画像取得ユニット39、及び計測環境取得ユニット18を用いて計測環境を取得する。そのため、必ずしも計測環境記憶ユニット19を備える必要がなく、計測環境を取得するための構成を簡略化できる。
<第4の実施形態>
第4の実施形態は、基本的な構成は前記第1の実施形態と同様であるため、共通する構成については説明を省略し、相違点を中心に説明する。
1.情報処理システム201の構成
情報処理システム201の構成を図7に基づき説明する。情報処理システム201は、情報処理装置203と、情報センタ205とを備える。情報処理装置203の構成は、基本的には前記第1の実施形態における情報処理装置3と同様であるが、一部において相違する。情報処理装置203が機能的に有する構成は、計測値取得ユニット9、記憶ユニット11、位置情報取得ユニット17、及び送受信ユニット41である。各ユニットの機能は後述する。なお、送受信ユニット41は計測値送信ユニット、位置情報送信ユニット、及び判断結果受信ユニットの一例である。
情報センタ205の構成は、基本的には前記第1の実施形態における情報センタ5と同様であるが、一部において相違する。情報センタ205の制御部227は、機能的に、移動体状態判断ユニット33、送受信ユニット43、計測環境取得ユニット45、計測環境記憶ユニット47、及び計測環境判断ユニット49を備える。各ユニットの機能は後述する。
2.情報処理装置203及び情報センタ205が実行する計測値送信処理
情報処理装置203及び情報センタ205が所定時間ごとに繰り返し実行する計測値送信処理を図8に基づき説明する。図8のステップ31〜37は、情報処理装置203が実行する処理であり、ステップ41〜45は、情報センタ205が実行する処理である。
(2−1)情報処理装置203の処理
ステップ31では、位置情報取得ユニット17が、GPS23を用いて、車両7の第1の位置情報を取得する。
ステップ32では、計測値取得ユニット9が、計測センサ21から計測値を取得し、記憶ユニット11に記憶する。
ステップ33では、位置情報取得ユニット17が、GPS23を用いて、車両7の第2の位置情報を取得する。
ステップ34では、送受信ユニット41が、前記ステップ31、33で取得した第1の位置情報及び第2の位置情報を、通信装置25を用いて情報センタ205に送信する。
ステップ35では、送受信ユニット41が、計測値要求を受信したか否かを判断する。なお、計測値要求は、後述するステップ44において情報センタ205が送信したものである。計測値要求を受信した場合はステップ36に進み、受信しなかった場合はステップ37に進む。
ステップ36では、前記ステップ32で取得し、記憶ユニット11に記憶していた計測値を、送受信ユニット41が、通信装置25を用いて情報センタ205に送信し、本処理を終了する。
一方、前記ステップ35で否定判断した場合は、ステップ37にて、送受信ユニット41が、再トライ要求を受信したか否かを判断する。なお、再トライ要求は、後述するステップ45において情報センタ205が送信したものである。再トライ要求を受信した場合はステップ31に進み、受信しなかった場合は本処理を終了する。
(2−2)情報センタ205の処理
ステップ41では、送受信ユニット43が、位置情報を受信したか否かを判断する。この位置情報は、前記ステップ34において情報処理装置203が送信した第1の位置情報及び第2の位置情報である。位置情報を受信した場合はステップ42に進み、受信しなかった場合は本処理を終了する。
ステップ42では、計測区間(第1の位置情報により特定される位置から、第2の位置情報により特定される位置までの区間)の道路状況を、計測環境取得ユニット45が取得する。具体的には、以下のように行う。計測環境記憶ユニット47は、前記第1の実施形態における計測環境記憶ユニット19と同様の構成である。計測環境取得ユニット45は、計測環境記憶ユニット47が有する地図情報から、計測区間における道路状況を取得する。
ステップ43では、前記ステップ42で取得した道路状況が、予め設定された基準範囲内であるか否かを計測環境判断ユニット49が判断する。道路状況が基準範囲内である場合はステップ44に進み、基準範囲外である場合はステップ45に進む。
ステップ44では、送受信ユニット43が、通信装置29を用い、計測値要求を情報処理装置203に送信する。
ステップ45では、送受信ユニット43が、通信装置29を用い、再トライ要求を情報処理装置203に送信する。
なお、情報センタ205は、指定された位置における計測センサの計測環境が予め設定された基準範囲内であるか否かを判断する機能を有する情報センタの一例である。また、計測値要求と再トライ要求とは、情報センタ205の判断結果の一例であり、計測値要求は、計測環境が基準範囲内であるという、情報センタ205の判断結果の一例である。
3.情報センタ205が実行する移動体状態判断処理
情報センタ205が実行する移動体状態判断処理を説明する。情報センタ205の送受信ユニット43は、通信装置29を用いて、情報処理装置203が送信した計測値を受信する。次に、移動体状態判断ユニット33は、受信した計測値が、予め設定された正常範囲内にあるか否かを判断する。
4.情報処理システム201及び情報処理装置203が奏する効果
以上詳述した第4の実施形態によれば、前述した第1の実施形態の効果(1A)、(1C)に加え、以下の効果が得られる。
(4A)情報センタ205は、位置情報に対応する計測環境を計測環境記憶ユニット47から取得する。そのことにより、計測環境を容易に取得することができる。
(4B)情報処理装置203は、計測環境記憶ユニット47、及び計測環境判断ユニット49に相当する構成を必ずしも備えていなくてもよい。そのことにより、情報処理装置203の構成を簡略化できる。
<第5の実施形態>
第5の実施形態は、基本的な構成は前記第4の実施形態と同様であるため、共通する構成については説明を省略し、相違点を中心に説明する。
1.情報処理装置203及び情報センタ205が実行する計測値送信処理
情報処理装置203及び情報センタ205が所定時間ごとに繰り返し実行する計測値送信処理を図9に基づき説明する。図9のステップ51〜56は、情報処理装置203が実行する処理であり、ステップ61〜65は、情報センタ205が実行する処理である。
(2−1)情報処理装置203の処理
ステップ51では、位置情報取得ユニット17が、GPS23を用いて、車両7の位置情報を取得する。
ステップ52では、送受信ユニット41が、前記ステップ51で取得した位置情報を、通信装置25を用いて情報センタ205に送信する。
ステップ53では、送受信ユニット41が、計測値要求を受信したか否かを判断する。なお、計測値要求は、後述するステップ64において情報センタ205が送信したものである。計測値要求を受信した場合はステップ54に進み、受信しなかった場合はステップ56に進む。
ステップ54では、計測値取得ユニット9が、計測センサ21から計測値を取得し、記憶ユニット11に記憶する。
ステップ55では、前記ステップ54で取得し、記憶ユニット11に記憶していた計測値を、送受信ユニット41が、通信装置25を用いて情報センタ205に送信し、本処理を終了する。
一方、前記ステップ53で否定判断した場合は、ステップ56にて、送受信ユニット41が、再トライ要求を受信したか否かを判断する。なお、再トライ要求は、後述するステップ65において情報センタ205が送信したものである。再トライ要求を受信した場合はステップ51に進み、受信しなかった場合は本処理を終了する。
(2−2)情報センタ205の処理
ステップ61では、送受信ユニット43が、位置情報を受信したか否かを判断する。この位置情報は、前記ステップ52において情報処理装置203が送信した位置情報である。位置情報を受信した場合はステップ62に進み、受信しなかった場合は本処理を終了する。
ステップ62では、予定位置の道路状況を、計測環境取得ユニット45が取得する。予定位置とは、前記ステップ52の時点での車両7の進行方向における前方であって、前記ステップ55で計測値を取得する予定の位置である。予定位置は、前記第2の実施形態と同様に決めることができる。
予定位置の道路状況は、具体的には、以下のように取得する。計測環境記憶ユニット47は、前記第1の実施形態における計測環境記憶ユニット19と同様の構成である。計測環境取得ユニット45は、計測環境記憶ユニット47が有する地図情報から、予定位置における道路状況を取得する。
ステップ63では、前記ステップ62で取得した道路状況が、予め設定された基準範囲内であるか否かを計測環境判断ユニット49が判断する。道路状況が基準範囲内である場合はステップ64に進み、基準範囲外である場合はステップ65に進む。
ステップ64では、送受信ユニット43が、通信装置29を用い、計測値要求を情報処理装置203に送信する。
ステップ65では、送受信ユニット43が、通信装置29を用い、再トライ要求を情報処理装置203に送信する。
なお、情報センタ205は、指定された位置における計測センサの計測環境が予め設定された基準範囲内であるか否かを判断する機能を有する情報センタの一例である。また、計測値要求と再トライ要求とは、情報センタ205の判断結果の一例であり、計測値要求は、計測環境が基準範囲内であるという、情報センタ205の判断結果の一例である。
2.情報センタ205が実行する移動体状態判断処理
情報センタ205は、前記第4の実施形態と同様に、移動体状態判断処理を実行する。
3.情報処理システム201及び情報処理装置203が奏する効果
以上詳述した第5の実施形態によれば、前述した第4の実施形態の効果(1A)、(1C)、(4A)、(4B)に加え、以下の効果が得られる。
(5A)情報センタ205は、計測値を取得する予定の位置(予定位置)での計測環境(道路状況)を取得し、その計測環境が基準範囲内である場合、計測値要求を送信する。情報処理装置203は、計測値要求を受信してから、計測値を取得する。そのため、情報処理装置203は、計測環境が基準範囲外である場合は、計測値を取得しないようにすることができる。その結果、情報処理装置203の処理負担を軽減できる。
<第6の実施形態>
第6の実施形態は、基本的な構成は前記第4の実施形態と同様であるため、共通する構成については説明を省略し、相違点を中心に説明する。
1.情報処理システム301の構成
情報処理システム301の構成を図10に基づき説明する。情報処理システム301は、情報処理装置303と、情報センタ305とを備える。情報処理装置303の構成は、基本的には前記第4の実施形態における情報処理装置203と同様であるが、一部において相違する。情報処理装置303が機能的に有する構成は、計測値取得ユニット9、記憶ユニット11、画像取得ユニット39、計測環境取得ユニット18、及び送受信ユニット41である。各ユニットの機能は後述する。
なお、送受信ユニット41は、計測値送信ユニット、計測環境送信ユニット、及び判断結果受信ユニットの一例である。
情報センタ305の構成は、基本的には前記第4の実施形態における情報センタ205と同様であるが、一部において相違する。情報センタ305の制御部327は、機能的に、移動体状態判断ユニット33、送受信ユニット43、及び計測環境判断ユニット49を備える。各ユニットの機能は後述する。
情報処理装置303を搭載する車両7の構成は、基本的には前記第4の実施形態と同様である。ただし、車両7は、カメラ37を備える。カメラ37は車両7の周囲を撮像し、画像を作成する。
2.情報処理装置303及び情報センタ305が実行する計測値送信処理
情報処理装置303及び情報センタ305が所定時間ごとに繰り返し実行する計測値送信処理を図11に基づき説明する。図11のステップ71〜77は、情報処理装置303が実行する処理であり、ステップ81〜84は、情報センタ305が実行する処理である。
(2−1)情報処理装置303の処理
ステップ71では、画像取得ユニット39が、カメラ37から画像を取得する。
ステップ72では、計測環境取得ユニット18が、前記ステップ71で取得した画像から、予定位置での道路状況(道路形状(直線であるか、カーブであるか等)、道路の傾斜、道路の凹凸等)を取得する。予定位置の意味は前記第2の実施形態と同様である。
ステップ73では、送受信ユニット41が、前記ステップ72で取得した道路状況を、通信装置25を用いて情報センタ305に送信する。
ステップ74では、送受信ユニット41が、計測値要求を受信したか否かを判断する。なお、計測値要求は、後述するステップ83において情報センタ305が送信したものである。計測値要求を受信した場合はステップ75に進み、受信しなかった場合はステップ77に進む。
ステップ75では、計測値取得ユニット9が、計測センサ21から計測値を取得し、記憶ユニット11に記憶する。
ステップ76では、前記ステップ75で取得し、記憶ユニット11に記憶していた計測値を、送受信ユニット41が、通信装置25を用いて情報センタ305に送信し、本処理を終了する。
一方、前記ステップ74で否定判断した場合は、ステップ77にて、送受信ユニット41が、再トライ要求を受信したか否かを判断する。なお、再トライ要求は、後述するステップ84において情報センタ305が送信したものである。再トライ要求を受信した場合はステップ71に進み、受信しなかった場合は本処理を終了する。
(2−2)情報センタ305の処理
ステップ81では、送受信ユニット43が、道路状況を受信したか否かを判断する。この道路状況は、前記ステップ73において情報処理装置303が送信したものである。道路状況を受信した場合はステップ82に進み、受信しなかった場合は本処理を終了する。
ステップ82では、前記ステップ81で受信したと判断した道路状況が、予め設定された基準範囲内であるか否かを計測環境判断ユニット49が判断する。道路状況が基準範囲内である場合はステップ83に進み、基準範囲外である場合はステップ84に進む。
ステップ83では、送受信ユニット43が、通信装置29を用い、計測値要求を情報処理装置303に送信する。
ステップ84では、送受信ユニット43が、通信装置29を用い、再トライ要求を情報処理装置303に送信する。
なお、情報センタ305は、計測環境が予め設定された基準範囲内であるか否かを判断する機能を有する情報センタの一例である。また、計測値要求と再トライ要求とは、情報センタ305の判断結果の一例であり、計測値要求は、計測環境が基準範囲内であるという、情報センタ305の判断結果の一例である。
3.情報センタ305が実行する移動体状態判断処理
情報センタ305は、前記第4の実施形態と同様に、移動体状態判断処理を実行する。
4.情報処理システム301及び情報処理装置303が奏する効果
以上詳述した第6の実施形態によれば、前述した第4の実施形態の効果(1A)、(1C)、(4A)、(4B)に加え、以下の効果が得られる。
(6A)情報処理装置303は、計測値を取得する予定の位置(予定位置)での計測環境(道路状況)を取得し、その計測環境を情報センタ305に送信する。情報センタ305は、送信された計測環境が基準範囲内であるか否かを判断し、基準範囲内である場合、計測値要求を送信する。情報処理装置303は、計測値要求を受信してから、計測値を取得する。そのため、情報処理装置303は、計測環境が基準範囲外である場合は、計測値を取得しないようにすることができる。その結果、情報処理装置303の処理負担を軽減できる。
(6B)情報処理装置303は、カメラ37、画像取得ユニット39、及び計測環境取得ユニット18を用いて計測環境を取得する。そのため、必ずしも計測環境記憶ユニット19を備える必要がなく、計測環境を取得するための構成を簡略化できる。
<その他の実施形態>
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されることなく、種々の形態を採り得る。
(1)前記第1〜第6の実施形態において、計測センサ21は、エンジンの吸気圧以外の、車両の状態を計測するものであってもよい。計測センサ21は、例えば、排ガス中の酸素濃度、大気圧、レーザレーダの受信感度、ステアリング角度、操舵トルク、スロットル開度、車両の加速度、バックソナーの受信感度、コーナーソナーの受信感度、タイヤ空気圧、プロペラシャフトの位置、カメラの感度、各種アンテナの感度、地磁気、気温等を計測するものであってもよい。
計測環境の種類は、計測値に応じて適宜設定できる。例えば、計測値の計測結果に影響を与えるものを、計測環境とすることができる。例えば、計測センサ21が、エンジンの吸気圧、大気圧、排ガス中の酸素濃度を計測するものである場合、それらの計測結果に影響する標高を計測環境とすることができる。
また、計測センサ21が、ステアリング角度、操舵トルクを計測するものである場合、それらの計測結果に影響する道路形状(直線道路であるか、カーブした道路であるか)を、計測環境とすることができる、
また、計測センサ21が、レーザレーダの受信感度、バックソナーの受信感度、コーナーソナーの受信感、カメラの感度を計測するものである場合、それらの計測結果に影響する天候(特に、降雨、又は霧であるか否か)を計測環境とすることができる。
また、計測センサ21が、車高を計測するものである場合、その計測結果に影響する道路の傾斜を計測環境とすることができる。
また、計測センサ21が、スロットル開度、車両の加速度、タイヤの空気圧、プロペラシャフトの位置を計測するものである場合、それらの計測結果に影響する道路の凹凸を計測環境とすることができる。
また、計測センサ21が、各種アンテナの感度、地磁気を計測するものである場合、それらの計測結果に影響する太陽風を計測環境とすることができる。
また、計測センサ21は、車両7自体の状態を計測するものであってもよいし、車両7が備える各種機器の状態を計測するものであってもよい。
(2)前記第4、第5の実施形態において、情報処理装置203で道路状況を取得し、その道路状況を情報センタ205に送信してもよい。そして、情報センタ205は、送信された道路状況が基準範囲内であれば計測値要求を送信し、基準範囲外であれば再トライ要求を送信することができる。
(3)前記第6の実施形態において、情報処理装置303は、前記ステップ71で取得した画像を情報センタ305に送信してもよい。情報センタ305は、送信された画像から道路状況を取得し、その道路状況が基準範囲内であれば計測値要求を送信し、基準範囲外であれば再トライ要求を送信することができる。
(4)前記第1〜第6の実施形態において、移動体は車両7以外のものであってもよい。例えば、移動体は、鉄道車両、船舶、航空機等であってもよい。
(5)前記第4〜第6の実施形態において、情報センタ205、305は、移動体状態判断ユニット33を備えていなくてもよい。この場合、情報センタ205、305とは別のセンタが計測値を受信し、受信した計測値が正常であるか否かを判断してもよい。
(6)前記第1〜第6の実施形態において、計測環境を取得する方法は他の方法であってもよい。例えば、計測環境の一例である標高は、気圧計により取得できる。また、計測環境の一例である天候は、雨量計、ナビ情報等から取得できる。
(7)前記第4〜第6の実施形態において、情報センタ205、305から情報処理装置203、303に送信する判断結果は、前記ステップ43、63、82における判断結果を反映した情報であればよく、その名称は計測値要求、再トライ要求には限定されない。
(8)上記実施形態における1つの構成要素が有する機能を複数の構成要素として分散させたり、複数の構成要素が有する機能を1つの構成要素に統合させたりしてもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、同様の機能を有する公知の構成に置き換えてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加又は置換してもよい。なお、特許請求の範囲に記載した文言のみによって特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本発明の実施形態である。
(9)上述した情報処理装置の他、当該情報処理装置を構成要素とする移動体、当該情報処理装置としてコンピュータを機能させるためのプログラム、このプログラムを記録した媒体、情報処理方法等、種々の形態で本発明を実現することもできる。
1、201、301…情報処理システム、3、103、203、303…情報処理装置、5、205、305…情報センタ、7…車両、9…計測値取得ユニット、11…記憶ユニット、13、49…計測環境判断ユニット、15…計測値送信ユニット、17…位置情報取得ユニット、18、45…計測環境取得ユニット、19、47…計測環境記憶ユニット、21…計測センサ、23…GPS、25…通信装置、27、227、327…制御部、29…通信装置、31…受信ユニット、33…移動体状態判断ユニット、37…カメラ、39…画像取得ユニット、41…送受信ユニット、43…送受信ユニット

Claims (9)

  1. 移動体(7)の状態を計測する計測センサ(21)から計測値を取得する計測値取得ユニット(9)と、
    前記計測値を外部に送信する計測値送信ユニット(15)と、
    前記計測センサの計測環境を取得する計測環境取得ユニット(18)と、
    前記計測環境が予め設定された基準範囲内であるか否かを判断する計測環境判断ユニット(13)と、
    を備え、
    前記計測値送信ユニットは、前記計測環境が前記基準範囲内であることを条件として、前記計測値を送信することを特徴とする情報処理装置(3、103)。
  2. 請求項1に記載の情報処理装置であって、
    前記移動体の位置情報を取得する位置情報取得ユニット(17)と、
    前記移動体の位置ごとに前記計測環境を記憶した計測環境記憶ユニット(19)と、
    を備え、
    前記計測環境取得ユニットは、前記位置情報取得ユニットで取得した前記位置情報に対応する前記計測環境を前記計測環境記憶ユニットから取得することを特徴とする情報処理装置。
  3. 請求項1に記載の情報処理装置であって、
    前記移動体の周囲を撮像する撮像ユニット(37)から画像を取得する画像取得ユニット(39)を備え、
    前記計測環境取得ユニットは、前記画像から前記計測環境を取得することを特徴とする情報処理装置。
  4. 移動体(7)の状態を計測する計測センサ(21)から計測値を取得する計測値取得ユニット(9)と、
    前記計測値を外部に送信する計測値送信ユニット(41)と、
    前記移動体の位置情報を取得する位置情報取得ユニット(17)と、
    指定された位置における前記計測センサの計測環境が予め設定された基準範囲内であるか否かを判断する機能を有する情報センタ(205)に対し、前記位置情報を送信する位置情報送信ユニット(41)と、
    前記情報センタの判断結果を受信する判断結果受信ユニット(41)と、
    を備え、
    前記情報センタの判断結果が、前記計測環境が前記基準範囲内であるというものであることを条件として、前記計測値送信ユニットは前記計測値を送信することを特徴とする情報処理装置(203)。
  5. 移動体(7)の状態を計測する計測センサ(21)から計測値を取得する計測値取得ユニット(9)と、
    前記計測値を外部に送信する計測値送信ユニット(41)と、
    前記計測センサの計測環境を取得する計測環境取得ユニット(18)と、
    前記計測環境が予め設定された基準範囲内であるか否かを判断する機能を有する情報センタ(305)に対し、前記計測環境を送信する計測環境送信ユニット(41)と、
    前記計測センサの判断結果を受信する判断結果受信ユニット(41)と、
    を備え、
    前記情報センタの判断結果が、前記計測環境が前記基準範囲内であるというものであることを条件として、前記計測値送信ユニットは前記計測値を送信することを特徴とする情報処理装置(303)。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の情報処理装置であって、
    前記計測環境は、標高、天候、気温、道路形状、道路の傾斜、道路の凹凸、太陽風、及び前記移動体の加速度から成る群から選択される1以上であることを特徴とする情報処理装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の情報処理装置であって、
    前記計測環境取得ユニットが取得する前記計測環境は、前記計測値を取得した位置での前記計測環境、又は前記計測値を取得する予定の位置での前記計測環境であることを特徴とする情報処理装置。
  8. 移動体(7)に搭載された情報処理装置(3、103、203、303)と、
    前記情報処理装置と通信可能であり、前記移動体の外部にある情報センタ(5、205、305)と、
    を備える情報処理システム(1、201、301)であって、
    前記情報処理装置は、
    前記移動体の状態を計測する計測センサから計測値を取得する計測値取得ユニット(9)と、
    前記計測値を外部に送信する計測値送信ユニット(15、41)と、
    を備え、
    前記情報処理装置及び前記情報センタの少なくとも一方は、
    前記計測センサの計測環境を取得する計測環境取得ユニット(18、45)と、
    前記計測環境が予め設定された基準範囲内であるか否かを判断する計測環境判断ユニット(13、49)と、
    を備え、
    前記計測値送信ユニットは、前記計測環境が前記基準範囲内であることを条件として、前記計測値を送信することを特徴とする情報処理システム。
  9. 請求項8に記載の情報処理システムであって、
    前記情報センタは、
    前記計測値送信ユニットにより送信された前記計測値を受信する受信ユニット(31、43)と、
    前記計測値に基づき前記移動体の状態が正常であるか否かを判断する移動体状態判断ユニット(33)と、
    を備えることを特徴とする情報処理システム。
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