JP2016110339A - 情報処理装置、その処理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、その処理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明は、設定値の種類やアプリケーションの処理能力を考慮した、適切なインポート処理の処理時間を算出するための手法を提供することを目的とする。【解決手段】 複数のアプリケーションがインストールされた情報処理装置であって、インポートデータに係るインポート処理の対象となる1以上のアプリケーションのそれぞれについて、それぞれのアプリケーションにより実行される前記インポートデータに含まれる設定値のインポート処理に係る処理時間を算出する第1の算出手段と、前記第1の算出手段により算出された1以上のアプリケーションの処理時間を合算することで、前記インポートデータのインポート処理全体に係る処理時間を算出する第2の算出手段と、を有することを特徴とする。【選択図】 図10

Description

本発明は、情報処理装置に対して設定値をインポートする際の設定反映にかかる処理時間を算出するための技術に関する。
近年、画像処理装置などの情報処理装置は、多機能化が進むことで設定すべき項目やその設定値の数が増加しており、設定値を一台一台手作業で設定する作業負荷の軽減のため、設定値を自動でインポート/エクスポートする仕組みが提供されている。ここで、設定値の数が膨大であるため、設定値のインポート/エクスポート処理に時間がかかるので、その時間を作業者に提示することが求められる。例えば、特許文献1では、画像データのエクスポート処理が完了する時刻を提示するために、画像データのサイズ情報をもとにその処理時間を算出する技術が提案されている。
なお、処理時間が作業者に提示されれば、作業者が別の作業を行う時間があるのか判断することができるようになり、作業者の作業効率を高めることができる。
特開平2013−219412号公報
前述の従来技術では、画像データのサイズ情報をもとにそのエクスポート処理に係る処理時間を算出する。しかしながら、情報処理装置の設定値のインポート処理は、インストールされている複数のアプリケーションが行っており、それらアプリケーション毎にインポートの処理能力が異なるため、データサイズのみでは、インポート処理時間を正確に求めることができない。また、インポートされる設定値の種類に応じた情報処理装置内部の扱いに依存して、インポート処理の方法などがことなり、その処理に係る処理時間の求め方が異なる場合もありえる。
そこで、本発明は、設定値の種類やアプリケーションの処理能力を考慮した、適切なインポート処理の処理時間を算出するための手法を提供することを目的とする。
複数のアプリケーションがインストールされた情報処理装置であって、アプリケーションで利用される設定に関する1以上の設定値管理キーの登録を受け付ける受け付け手段と、複数の設定値管理キーを複数のカテゴリに分類して管理する第1の管理手段と、情報処理装置にインストールされたアプリケーションで共通に利用できる設定値を管理する共通設定値データベースで扱う設定に関する1以上の設定値管理キーで管理される設定値のインポート処理に係る処理時間を求めるための第1の情報と、アプリケーションごとに固有な設定に関する1以上の設定値管理キーで管理される設定値のインポート処理に係る処理時間を求めるための第2の情報と、と管理する第2の管理手段と、インポート処理の対象となるインポートデータに含まれるカテゴリをもとに、当該カテゴリに含まれる設定値管理キーの登録を行った1以上のアプリケーションを決定する決定手段と、前記決定された1以上のアプリケーションのそれぞれについて、それぞれのアプリケーションにより実行される前記インポートデータに含まれる設定値のインポート処理に係る処理時間を、前記第1の情報及び前記第2の情報を用いて算出する第1の算出手段と、前記第1の算出手段により算出された1以上のアプリケーションの処理時間を合算することで、前記インポートデータのインポート処理全体に係る処理時間を算出する第2の算出手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、設定値の種類やアプリケーションの処理能力を考慮した、適切なインポート処理の処理時間を算出することが可能となる。
本発明のネットワークシステムの構成例を示す 画像処理装置のハードウェア構成の一例を示す 画像処理装置のソフトウェアのモジュール構成の一例を示す 本発明におけるインポートデータの一例を示す 共通設定値データベースに関するインポートファイルの一例を示す 画像処理装置で扱われる設定値の一例を示す インポート処理時間の通知画面の表示例を示す 実施例1における、アプリケーションに関する設定値管理キーの登録処理を説明するためのフローチャートを示す インポート処理全体に係る時間の算出処理を説明するためのフローチャートを示す 実施例1における、アプリケーションごとのインポート処理時間の算出処理を説明するためのフローチャートを示す 実施例2における、アプリケーションに関する設定値管理キーの登録処理を説明するためのフローチャートを示す 実施例2における、アプリケーションごとのインポート処理時間の算出処理を説明するためのフローチャートを示す
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
まず、本発明における用語の定義を行う。
「インポート」とは、情報処理装置が、ネットワークや記録媒体を介して、外部から設定値を取得して反映することを示す。
「インポートデータ」とは、情報処理装置がインポートのために受信した設定値を示す。
「カテゴリ」とは、情報処理装置から設定値をインポートする時の設定値の単位を表す。例えば、「アドレス帳」、「メインメニュー設定」等がインポート機能のカテゴリとして存在する。
「設定値管理キー」とは、情報処理装置内で動作するアプリケーションが管理する設定値の一定のまとまりを管理するキーを表す。情報処理装置内においてツリー構造で管理された設定値に対して、途中の階層までのキーを設定値管理キーとする。設定値管理キーの階層以下の設定値を一塊で表現するために使用される。アプリケーションが管理する設定値に応じて、アプリケーション毎に異なる設定値管理キーの階層を扱っても良い。
「デフォルトアプリケーション」とは、情報処理装置内に出荷時などから元々インストール済みのアプリケーションを示す。例えば、情報処理装置の一例である画像処理装置の場合には、「コピー」、「Box保存」、「データ送信」機能のそれぞれを動作させるデフォルトアプリケーションとして、「コピーアプリケーション」、「Boxアプリケーション」、「送信アプリケーション」が存在する。
「追加アプリケーション」とは、情報処理装置に追加でインストールされたアプリケーションを示す。情報処理装置が持つ基本機能などを使用し、機能拡張するためのアプリケーションである。
<実施例1>
<システム構成例の説明>
図1は、本発明のネットワークシステム100の構成例を示す。
本発明は、設定値のインポート処理の対象となる情報処理装置の一例として、複合機やプリンタなどの画像処理装置を用いて実施例を説明する。情報処理装置としては、他にも、デジタルカメラやデジタル医療機器、ロボット、携帯端末なども含まれる。
本システムは、画像処理装置102、PC101、サーバ103等の複数のネットワーク機器とネットワーク機器群が接続されているローカルネットワーク(LAN)104から構成されている。画像処理装置102は、PC101やサーバ103からのインポート指示や画像処理装置102の操作部312からのインポート指示に従い、インポートデータに含まれる設定値を取得、反映する。
また、情報処理装置は、ネットワークに非接続の場合であっても、USBメモリ等を使用して、該メモリ内のインポートデータに含まれる設定値のインポート処理を実行可能である。
なおPC101、サーバ103は汎用的なものでよく、特に本発明にて限定するものではないため、ハードウェア構成およびソフトウェア構成の説明を省略する。
次に、図2を用いて、画像処理装置102のハードウェアの構成例について説明する。
CPU201を含む制御部200は、装置全体を統括的に制御する。CPU201は、ROM202に記憶された制御プログラムを読み出して各種制御処理を実行する。ROM202には装置のブートプログラム等が格納されている。RAM203は、CPU201が動作するためのシステムワークメモリであり、かつ画像データを一時記憶するためのメモリでもある。このRAM203は、記憶した内容を電源OFF後も保持しておくSRAM、電源OFF後には記憶した内容が消去されてしまうDRAM等により構成されている。HDD204は、ハードディスクドライブであり、画像データや各種プログラム、あるいは各種情報テーブルを記憶する。操作部I/F205は、システムバス213と操作部212とを接続するためのインターフェース部である。この操作部I/F205は、操作部212に表示するための画像データをシステムバス213に出力するとともに、操作部212から入力された情報をシステムバス213へと出力する。操作部212には表示部(タッチパネル機能を有する液晶表示部など)やキーボードが備えられている。ネットワークI/F206はLAN214及びシステムバス213に接続し、情報の入出力を行う。
スキャナI/F208は、スキャナ部209から受け取った画像データに対して、補正、加工、および編集を行う。なお、スキャナI/F208は、受け取った画像データがカラー原稿か白黒原稿か、文字原稿か写真原稿かなどを判定する。そして、その判定結果を画像データに付随させる。こうした付随情報を属性データと称する。プリンタI/F210は、画像処理チップ207から送られた画像データを受け取り、この画像データに付随させられている属性データを参照しながら画像データに画像形成を施す。画像形成後の画像データは、プリンタI/F210を介して制御部200からプリンタ部211に転送され、プリンタ部211において記録媒体上に印刷される。
外部ストレージI/F215は、メモリメディア216と接続され、メモリメディア216へ機器内のデータや画像を保存する、あるいはメモリメディア216内のデータを機器内に書き込む際に利用される。
なお、画像処理装置以外の情報処理装置については、スキャナ部209やプリンタ部211などのハードウェア構成を備える必要はない。具体的には、CPU201やROM202、RAM203、操作部212、ネットワークI/F206など、基本的な構成に加え、各装置に特有なプリンタ部211に代わるハードウェア構成を備えている場合がある。そういった装置であっても、後述する本発明は適用することができる。
次に、図3を用いて画像処理装置102のソフトウェアのモジュール構成の例について説明する。図3に示すソフトウェア構造は、ROM202にプログラムとして保存され、実行時にCPU201によってRAM202にロードされて実行される。ここでは、画像処理装置102を機能させるために必要なソフトウェアモジュールのうち、本発明の構成要件に必要なモジュールだけを抜粋して記載している。
インポート制御モジュール310は、インポートデータを反映する処理を制御するモジュールである。画像処理装置102および/またはデフォルトアプリケーション320が起動する際に、デフォルトアプリケーション320が保持する設定値に係る設定値管理キーと、インポート時にインポート制御モジュール310から呼ばれる関数とが、インポート制御モジュール310に登録される。
キー管理部312は、デフォルトアプリケーション320から登録された設定値管理キーと登録関数を、以下の表Aのように紐づけて管理する。
Figure 2016110339
例えば、デフォルトアプリケーションの一例であるコピーアプリケーションが保持する設定値を管理する設定値管理キーは「device_settings.copy」と「copy_settings」である。このキーで実際に扱っている設定項目としては、図6に示す「device_settings.copy.sort」や「device_settings.copy.color」等が存在する。コピーアプリケーションは、起動時に、コピーアプリケーションに対するインポート処理に係る「CopyImport」関数と共に、設定値管理キーをインポート制御モジュール310に登録する。
インポート処理を実行する際は、送受信部311が、ネットワークI/F206もしくは外部ストレージI/F215を介して、インポートデータを取得する。インポート処理管理部313は、取得したインポートデータに対し、どのデフォルトアプリケーション320にインポート指示を出すかを判断する。
インポート処理管理部313は、表Bで示すように、インポートカテゴリと、そのカテゴリに対応してインポート対象となる設定値管理キーの一覧を管理している。
Figure 2016110339
インポート処理管理部313は、インポートデータに含まれるインポートカテゴリからインポートする設定値管理キーを特定する。そして、特定されたキーに対応する設定値管理キーを登録してきたデフォルトアプリケーション320に対して、インポート指示を行うことを決定する。
例えば、インポートデータのインポートカテゴリが「User」である場合、インポートする設定値管理キーとして「device_settings」、「copy_settings」、「box_settings」を特定する。そして、インポート処理管理部313は、特定されたキーから始まる設定値管理キーをインポート制御モジュール310に登録したデフォルトアプリケーションにインポート指示を出す。つまり、前述の表Aを参照すると、「CopyImport」及び「BoxImport」、「SendImport」関数を登録したデフォルトアプリケーションに対して、インポート指示を行うことになる。
設定管理モジュール330は、共通設定値データベース334へのアクセスモジュールである。また、データ展開部333は、デフォルトアプリケーション320がインポートデータを参照可能な形式に一時的に展開する処理を担う。更に、共通設定値データベース334を使用するデフォルトアプリケーション320に対してインポート処理や各種設定情報の手動更新などが行われる際には、設定反映部331を介して、その変更された設定値を共通設定値データベース334に格納する。
デフォルトアプリケーション320は、コピー、スキャン、プリント、および画像変換やデータ送受信などを実行するアプリケーション機能である。アプリケーションを実行する際に必要となる各種設定情報は設定管理モジュール330の設定取得部332を介して、共通設定値データベース334より取得して動作する。一部のデフォルトアプリケーション320は、実行に必要となる設定値の一部を、アプリケーション自身が独自で固有設定値323として管理して動作する。デフォルトアプリケーション320が固有設定値323を管理する場合、設定反映部321はインポートデータに含まれるアプリケーション固有のファイルを解析し、固有設定値323として格納する。デフォルトアプリケーション320のキー登録部322は、該アプリケーションに係る設定値管理キーをインポート制御モジュール310に登録する。
時間管理モジュール340は、インポート処理にかかる全処理時間の算出とインポート処理の残り時間の算出と行うためのモジュールである。
処理時間管理部341は、インポートデータのインポート処理の実行指示の受付け、またはインポート開始のタイミングで、インポート処理の全体の処理時間を算出する。そして、インポート処理開始後に、経過時間やデフォルトアプリケーション320のインポート処理の進捗に応じて、残りの処理時間を算出する。処理時間の算出方法の詳細については後述する。経過時間管理部342は、処理時間管理部341がインポート処理の全体の時間を算出した後、残り時間を算出するために経過時間をカウントする。
重複管理部343は、インポート制御モジュール310に登録された設定値管理キーをキー管理部312から取得し、重複している設定値管理キーの登録回数や重複している設定値管理キーを持つデフォルトアプリケーション320を管理する。
処理能力管理部344は、デフォルトアプリケーション320のインポート処理能力を管理する。具体的には、処理能力管理部344は、各デフォルトアプリケーション320に対してインポートすべき設定値が、共通設定値データベース334で扱う設定値であるか、またはアプリケーション固有設定値であるかを判別する。さらに、処理能力管理部344は、デフォルトアプリケーション320が管理する設定値をインポートするための処理時間の目安を、表Cのようにインポート対象の設定値管理キー毎に管理する。
Figure 2016110339
ファイル情報取得部345は、デフォルトアプリケーション320が固有設定値を扱う場合に、該アプリケーションが扱うインポートファイルのファイルサイズを取得する。
キー情報取得部346は、キー管理部312に登録されている設定値管理キーを用いて、設定取得部332から画像処理装置102内に存在する当該キーで管理される設定項目の項目数を取得する。更にインポートデータのファイルに存在する当該キーで管理される設定項目の項目数を取得する。
例えば、共通設定値データベースで扱う設定値管理キーである「device_settings」の処理時間算出に用いる情報取得について説明する。
まず、「device_settings」の処理能力基準値は、前述の表Cによれば「1.5」分である。「device_settings」で管理される設定項目に係る設定値のインポート処理時間が「1.5」分であることを示す。また、「device_settings」で管理される設定値は、共通設定値データベースで管理されている。そのため、キー情報取得部346は、画像処理装置102内に存在している「device_settings」で管理される設定項目の項目数及び、インポートデータに含まれる設定項目の項目数を、設定管理モジュール330の設定取得部432を介して取得する。
続いて、アプリケーションの固有設定値の設定値管理キーである「addressbook_settings」の処理時間算出に用いる情報取得について説明する。
前述の表Cによれば、「addressbook_settings」の処理能力基準値は、「0.6」分である。
また、「addressbook_settings」で管理されるファイルサイズに応じたインポート処理時間が「0.6」分であることを示す。さらに、処理能力管理部344は、「addressbook_settings」で管理される設定値のインポートファイルのサイズの基準として「16000」byteを管理している。
また、ファイル情報取得部345は、「addressbook_settings」をキーとすることで、設定取得部332を介して、インポートデータに含まれる「addressbook_settings」で扱われるファイル名を取得することができる。その後、ファイル情報取得部345は、画像処理装置102のファイルシステムによって、インポートデータに含まれる対象のファイル名のファイルサイズを取得することができる。
図4は、画像処理装置102が受付けるインポートデータの一例を示す図である。
インポートデータは、共通設定値データベース334で管理される1以上の設定項目とその設定値を含む1つのファイルと、アプリケーションの1以上の固有設定値を扱う複数のファイルで構成される。
例えば、インポートファイルに含まれる「dc.xml」ファイルは、共通設定値データベース334で管理される1以上の設定値を含んでいるファイルである。そして、「address.xml」、「Personal_address.xml」、「Personal_default.zip」ファイルはアプリケーションの1以上の固有設定値を扱うファイルである。
それぞれのインポートファイルの形式は各デフォルトアプリケーション320が解析可能なファイル形式であれば良いため、ファイル形式は問わない。
図5を用いて、共通設定値データベース334で管理される設定値のインポートファイルの詳細について説明する。図5で示すインポートファイルは、インポートデータ内の一つのファイルであって、共通設定値データベース334で管理される1以上の設定値を含むdc.xmlファイル401の内容を示す例である。
ファイル内には、設定値管理キーがタグで示され、インポートする設定値は要素の内容として含まれる。
例えば、図5に示すように「device_settings.copy.sort」という設定項目を示す設定値管理キーは「.」で区切られたタグとしてxmlファイルで表現される。図5では、「device_settings.copy.sort」で示す設定項目に対してインポートする設定値は「true」となっている。
更に、図5で示すインポートファイルには、アプリケーションの固有設定値を扱うファイルのファイル名も含まれている。
例えば、「addressbook_settings.fullpath_xml」キーが扱うファイル名は、「address.xml」となっている。デフォルトアプリケーション320は、デフォルトアプリケーション320が管理する設定値管理キーを用いて設定取得部332にアクセスすると、デフォルトアプリケーション320がインポートする対象のファイル名を取得できる。
図6は、画像処理装置102で扱われる設定値の管理体系600の一例を示す図である。
画像処理装置102内の共通設定値データベース334で管理される設定値は、図6で示すように、ツリー構造で管理され、設定値管理キーを使用して、当該キー(設定項目)の設定値にアクセスすることができる。
例えば、「device_settings.copy.sort」キーを使用して、共通設定値データベース334にアクセスすると、現在、画像処理装置102に設定されている「true」という設定値を取得することができる。
また、設定管理モジュール330の設定取得部332を介して、設定値管理キーの項目数を取得することも可能である。例えば、図6では、「device_settings」を設定値管理キーとして指定して、項目数を取得すると、「10」を取得する。これは、指定された設定値管理キーより下位となるツリー構造の末端のノードの数に相当する。同様に、「device_settings.copy」を設定値管理キーとして指定して、項目数を取得すると「5」を取得する。
なお、インポートデータに含まれない設定値については、インポート処理後も、処理前に画像処理装置102に設定されている値のまま保持される。
図7は、インポート開始後に操作部などに表示される通知画面700の一例を示す図である。
インポート開始後に、時間管理モジュール340の処理時間管理部341がインポート処理時間を算出すると、画像処理装置102の操作部212に算出した処理時間を表示する。表示する処理時間は、インポート処理の進捗や経過時間に応じてカウントダウンされる。
なお、画像処理装置102の操作部312に処理時間を表示するだけでなく、ネットワークI/F306を介して、外部のPC101やサーバ103で処理時間を取得し、表示することも可能である。
<アプリケーションの管理キーの登録処理>
図8は、インポート制御モジュール310に対して行われる、デフォルトアプリケーションに関する設定値管理キーの登録処理を説明するためのフローチャートを示す。
S800において、画像処理装置102の起動時、デフォルトアプリケーション320の起動時などに、本処理が開始される。
S801で、インポート制御モジュール310は、デフォルトアプリケーション320から、デフォルトアプリケーション320で管理される設定値管理キーとインポート処理を行う関数情報との登録を受け付ける。
例えば、コピーアプリケーションからインポート処理に係る関数「CopyImport」と、当該アプリケーションが管理する設定値管理キーである「device_settings.copy」、「copy_settings」との登録を受け付ける。
S802で、キー管理部312は、デフォルトアプリケーション320から登録を受け付けた設定値管理キーと、インポート処理管理部313が前述の表Bで管理しているインポート対象となる設定値管理キーとを比較する。この処理は、登録を受け付けた設定値管理キーの一部と、既に管理されている設定値管理キーとで、同じ記述がある場合に行われる判定処理である。
例えば、登録を受け付けた「device_settings.copy」という設定値管理キーについては、表Bでインポート対象として既に管理されている「device_settings」という設定値管理キーとが比較されることになる。この比較の結果、登録を受け付けた設定値管理キーの方が長いと判定された場合にはS803に進み、そうでない場合にはS804に進む。
S803で、キー管理部312は、登録を受け付けた設定値管理キーについて、インポート対象となる設定値管理キーに記述を合わせる。例えば、登録を受け付けた「device_settings.copy」という設定値管理キーは、「device_settings」という設定値管理キーに置換される。
S804では、キー管理部312は、表Bのキー情報を参照し、登録を受け付けた設定値管理キーが既に管理されているか否かを判断する。管理されていた場合にはS805に進み、そうでない場合にはS806に進む。
S805では、既に表Bで管理されている設定値管理キーの登録回数(d)をカウントアップする。この登録回数(d)については、後述する処理に利用する。
S806では、キー管理部312は、デフォルトアプリケーション320からの登録の受け付けに従い、インポート関数と、設定値管理キーとの組み合わせを表Aに登録する。
<インポート処理時間の算出処理>
図9で示すフローチャートを用いて、インポート処理に係る時間を算出する処理について説明する。
S900で、インポートデータを指定して、インポート指示が実行された場合に、本処理が開始する。
S901で、インポート対象管理部313は、インポートデータを解析して、該データに含まれるインポートカテゴリからインポート対象の設定値管理キーを特定する。そして、特定された設定値管理キーをインポート制御モジュール310に対して登録してきたデフォルトアプリケーション320を、インポート指示すべきアプリケーションとして決定する。ここでは、複数のアプリケーションが決定されることもある。
S902で、時間管理モジュール340は、S901で決定されたデフォルトアプリケーション320の中の1つずつを指定して、今回のインポート指示に応じたインポート処理時間を算出する。この算出処理の詳細説明は、図10を用いて後述する。
S903で、処理時間管理部341は、処理時間の算出を完了していないデフォルトアプリケーション320の有無を判断する。算出処理が未完了のアプリケーション320が存在する場合に
はS902に戻る。
S904で、処理時間管理部341は、S901で決定された全てのデフォルトアプリケーション320について算出されたインポート処理に係る処理時間を合算し、インポート処理全体にかかる時間を算出する。なお、ここで算出された処理時間は、図7で示す通知画面700の表示に利用される。
図10で示すフローチャートを用いて、前述したS902におけるアプリケーション毎のインポート処理時間を算出する処理について説明する。以下では、S902で指定された1つのアプリケーションを、対象アプリケーションとして、説明を行う。
S1001で、キー管理部312は、対象アプリケーションが登録した1以上の設定値管理キーを抽出する。S1002で、処理時間管理部341は、対象アプリケーションが登録した1以上の設定値管理キーの中の1つを指定する。
S1003で、処理時間管理部341は、指定された設定値管理キーが共通設定値データベース334で一元管理している設定であるか否かを判断する。共通設定値データベース334で管理している設定であった場合にはS1004に進む。一方で、共通設定値データベース334で管理している設定ではない場合、つまりは、アプリケーションの固有設定値であった場合にはS1009に進む。
S1004で、キー情報取得部346は、設定取得部332に指定された設定値管理キーでアクセスし、インポートファイルに含まれる設定値管理キーで扱われる設定項目の項目数(a)、画像処理装置102内に含まれる設定値管理キーで扱える設定項目の項目数(b)を取得する。
S1005で、処理能力管理部344は、処理能力管理表(表C)から、指定された設定値管理キーに対応する処理能力基準値(c)及び、ベース時間(e)を取得する。ここで、ベース時間とは、インポートデータにおけるインポートすべき設定項目の数やインポートファイルのサイズが極端に少ない場合にもある程度処理時間がかかる場合に使用する基準時間である。
S1006で、重複管理部343は、指定した設定値管理キーが、対象アプリケーション以外の他のデフォルトアプリケーション320からも重複して登録されているか否かを判断する。重複していると判断された場合にはS1007に進み、重複していない場合にはS1008に進む。S1007で、重複管理部343は、キー管理部312でカウントアップしつつ管理している設定値管理キーの登録回数(d)を取得する。
S1008で、処理時間管理部341が、S1004〜S1007で取得した情報に基づき、指定された設定値管理キーに係る処理時間を、以下の(式1)を用いて算出する。なお、設定値管理キーの登録に重複が無い場合には、登録回数(d)は“1”を示す。
(式1):設定値管理キーに係る処理時間=項目数(a)÷項目数(b)×処理能力基準値(c)÷登録回数(d)+ベース時間(e)
一方、S1009では、まず、キー情報取得部346が設定取得部332に指定された設定値管理キーでアクセスし、インポートファイルに含まれる設定値管理キーが扱うインポートファイル名を取得する。続いて、キー情報取得部346は、処理能力管理表(表C)から、指定された設定値管理キーに対応する基準ファイルサイズ(g)を取得する。S1010で、ファイル情報取得部345は、S1009で取得したインポートファイル名のインポートファイルをファイルシステムで検索し、当該ファイルのファイルサイズ(f)を取得する。
続いて、S1011で、処理能力管理部344は、処理能力管理表(表C)から、指定された設定値管理キーに対応する処理能力基準値(c)及び、ベース時間(e)を取得する。
S1012で、指定した設定値管理キーが、対象アプリケーション以外の他のデフォルトアプリケーション320からも重複して登録されているか否かを判断する。重複していると判断された場合にはS1013に進み、重複していない場合にはS1014に進む。S1013で、重複管理部343は、キー管理部312でカウントアップしつつ管理している設定値管理キーの登録回数(d)を取得する。
S1014では、処理時間管理部341が、S1009〜S1013で取得した情報に基づき、指定された設定値管理キーに係る処理時間を、以下の(式2)を用いて算出する。なお、設定値管理キーの登録に重複が無い場合には、登録回数(d)は“1”を示す。
(式2):設定値管理キーに係る処理時間=インポートフィァイルサイズ(f)÷基準ファイルサイズ(g)×処理能力基準値(c)÷登録回数(d)+ベース時間(e)
S1015では、処理時間管理部341が、対象アプリケーションについて既に計算済みの設定値管理キーの処理時間と、S1008またはS1014で算出された指定された設定値管理キーに係る処理時間を合算する。
S1016では、処理時間管理部341が、対象アプリケーションが管理する全ての設定値管理キーに対して処理時間の算出が完了したか否かを判断する。完了していない場合にはS1002に戻り、未処理の設定値管理キーを指定して、算出しょりを繰り返し実施する。S1016において全ての設定値管理キーに対する算出処理が完了していると判断した場合は、対象のアプリケーションのインポート処理時間の算出が完了となる。
<インポート処理の係る残り時間の算出処理>
本発明においては、図9で示すインポート処理全体に係る処理時間が算出された後に、インポート処理の進捗状況や経過時間に応じて、図7で示すようなインポート処理に係る残り時間の表示制御を行う。
具体的には、インポート処理時間管理部341は、インポート処理管理部313によりインポートが指示される1以上のデフォルトアプリケーションによるインポート処理に係る処理時間を取得する。
また、経過時間管理部342は、インポート処理を開始に応じて、経過時間のカウントを開始する。
インポート処理時間管理部341は、経過時間管理部342によりカウントされる経過時間に従い、算出されたインポート処理全体に係る処理時間からの差を取ることで、残り時間の表示制御を実現する。
なお、インポート処理時間管理部341は、インポート処理管理部313によりインポートが指示される1以上のデフォルトアプリケーションのそれぞれによるインポート処理が完了するごとに、通知画面700の残り時間を更新するように表示制御してもよい。
また、通知の方法として、インポート処理全体に係る処理時間と完了したインポート処理の時間とを用いた割合を用いた進捗表示が行われてもよい。
以上、本実施例によれば、デフォルトアプリケーション毎にインポート処理が異なり、そのインポート処理能力が異なる場合においても、インポート処理時間を精度よく求めることが可能となる。
更に、それぞれ設定値を独立して利用する複数のデフォルトアプリケーションの間で、設定値管理キーが重複する場合でも、適切に処理時間を求めることが可能となる。
<実施例2>
本発明における別の実施例について説明する。上述した実施例1では、アプリケーションごとにインポート処理にかかる処理時間を算出する方法として、デフォルトアプリケーション320ごとに処理能力基準値などを考慮して、インポート時間を算出する例を示した。
しかしながら、画像処理装置102に追加アプリケーションをインストールし、追加アプリケーションによるインポート処理に係る時間を算出する場合、当該追加アプリケーションの処理能力基準値などの情報が必要となる。処理能力管理部344で、追加アプリケーションに係る各種データを管理するには、画像処理装置102のファームウェアのアップデートが必要となってしまう。ここで、画像処理装置102にどのような追加アプリケーションがインストールされるかは任意なため、想定し得る全ての追加アプリケーションに係る各種データを処理能力管理部344で事前に管理しておくのは適切とはいえない。
本実施例では、追加アプリケーションによる設定値のインポート処理に係る処理時間をも含むインポート処理時間を求める方法を示す。
<実施例2におけるアプリケーションの管理キーの登録処理>
図11は、インポート制御モジュール310に対して行われる、追加アプリケーションに関する設定値管理キーの登録処理を説明するためのフローチャートを示す。
キー管理部312は実施例1と同様に設定値を持つことをアプリケーションから登録を受ける(S801)。
S1201で、キー管理部312はS801において登録された設定値管理キーが共通設定値データベース334に登録されている設定値管理キーであるか、インポート制御モジュール専用のダミーの設定値管理キーであるかを判断する。S1202で、S1201においてダミーの設定値管理キーで登録を受け付けたと判断した場合、キー管理部312は、アプリケーション登録関数と設定値管理キーの対応表、及び、インポートカテゴリとインポートする設定値管理キーの対応表に対して、ダミーの設定値管理キーを登録する。
具体的には、表Dで示すように、追加アプリケーションから登録を受け付けた設定値管理キーとインポート関数が対応表に追加される。
Figure 2016110339
また、表Eで示すように、インポート処理管理部313で管理されるインポートカテゴリと、そのカテゴリに対応してインポート対象となる設定値管理キーの一覧にも、ダミーの設定値管理キーを登録されている。ここで、追加アプリケーションがアドレス帳のインポート時に設定値をインポートすると登録した場合、「address」カテゴリに「dummy_settings」を登録する。
追加アプリケーションについてインポート制御モジュールに対して設定値管理キーの登録が行われる際には、追加アプリケーションに既に存在するインポートカテゴリの何れかに追随するかを登録させる。
Figure 2016110339
S1203で、続いてキー管理部312は、インポート対象の設定値管理キーに対する処理能力管理表に、ダミーの設定値管理キーと、それと関連付く基準ファイルサイズ、処理能力基準値、及びファイル名を登録する(表F)。追加アプリケーションについては、既存の設定管理モジュール330を介してファイル名を取得できないため、このタイミングで、追加アプリケーションからの登録情報に従いファイル名の登録も行う。
Figure 2016110339
以降の処理は、図8で説明した方法と同じであるため、説明を割愛する。
<追加アプリケーションのインポート処理時間算出のフローチャート>
図12で示すフローチャートを用いて、アプリケーション毎のインポート処理時間を算出する処理について説明する。ここでは、実施例1の図10と異なる点について、詳細に説明する。
S1301で、処理時間管理部341は、指定した設定値管理キーがダミーのキーであるか否かを判断する。ダミーのキーではないと判断された場合にはS1003に進み、ダミーのキーであると判断された場合にはS1302に進む。以下のS1302〜S1304の処理を行うことによって、追加アプリケーションのインポート処理時間を求めるための情報を取得する。
S1302で、処理時間管理部341は、処理能力管理表(表F)を参照し、ダミーのキーが扱うファイル名を取得する。さらに、ファイル情報取得部345は、ここで取得されたファイル名のインポートファイルをファイルシステムで検索し、当該ファイルのファイルサイズ(f)を取得する。
S1303で、処理能力管理部344は、処理能力管理表(表F)を参照し、ダミーキーが扱う処理能力基準値(c)及びベース時間(e)を取得する。続いて、S1304で、処理能力管理部344は、処理能力管理表(表F)を参照し、ダミーのキーが扱う基準ファイルサイズ(g)を取得する。
S1302〜S1304において取得した情報を用いて、追加アプリケーションについても、デフォルトアプリケーション320と同様に、S1012〜S1014の処理を行うことで、インポート処理時間を算出する。
以上、実施例2によれば、画像処理装置102に予め組み込まれていない追加アプリケーションの設定値をインポートする場合においても、適切にインポート処理時間を算出することができるようになる。
(他の実施例)
本発明は、上述した実施形態を適宜組み合わせることにより構成された装置あるいはシステムやその方法も含まれるものとする。
ここで、本発明は、上述した実施形態の機能を実現する1以上のソフトウェア(プログラム)を実行する主体となる装置あるいはシステムである。また、その装置あるいはシステムで実行される上述した実施形態を実現するための方法も本発明の一つである。また、そのプログラムは、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給され、そのシステム或いは装置の1以上のコンピュータ(CPUやMPU等)によりそのプログラムが読み出され、実行される。つまり、本発明の一つとして、さらにそのプログラム自体、あるいは該プログラムを格納したコンピュータにより読み取り可能な各種記憶媒体も含むものとする。また、上述した実施形態の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても、本発明は実現可能である。
102 画像処理装置
310 インポート制御モジュール
323 固有設定値
340 時間管理モジュール
343 重複管理部
344 処理能力管理部

Claims (9)

  1. 複数のアプリケーションがインストールされた情報処理装置であって、
    アプリケーションで利用される設定に関する1以上の設定値管理キーの登録を受け付ける受け付け手段と、
    複数の設定値管理キーを複数のカテゴリに分類して管理する第1の管理手段と、
    情報処理装置にインストールされたアプリケーションで共通に利用できる設定値を管理する共通設定値データベースで扱う設定に関する1以上の設定値管理キーで管理される設定値のインポート処理に係る処理時間を求めるための第1の情報と、アプリケーションごとに固有な設定に関する1以上の設定値管理キーで管理される設定値のインポート処理に係る処理時間を求めるための第2の情報と、と管理する第2の管理手段と、
    インポート処理の対象となるインポートデータに含まれるカテゴリをもとに、当該カテゴリに含まれる設定値管理キーの登録を行った1以上のアプリケーションを決定する決定手段と、
    前記決定された1以上のアプリケーションのそれぞれについて、それぞれのアプリケーションにより実行される前記インポートデータに含まれる設定値のインポート処理に係る処理時間を、前記第1の情報及び前記第2の情報を用いて算出する第1の算出手段と、
    前記第1の算出手段により算出された1以上のアプリケーションの処理時間を合算することで、前記インポートデータのインポート処理全体に係る処理時間を算出する第2の算出手段と、を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記第1の算出手段は、それぞれのアプリケーションについて、
    前記共通設定値データベースで扱う設定に関する1以上の設定値管理キーで管理される設定値のインポート処理に係る処理時間を求める際には、前記インポートデータに含まれる当該設定値管理キーに係る設定項目の項目数と前記第1の情報とに基づき、第1の処理時間を算出し、
    前記固有な設定に関する1以上の設定値管理キーで管理される設定値のインポート処理に係る処理時間を求める際には、前記インポートデータにおける当該設定値管理キーで扱われるインポートファイル名を用いて取得されるファイルサイズと前記第2の情報とに基づき、第2の処理時間を算出して、
    さらに、前記第1の処理時間と、前記第2の処理時間とを合算することで、それぞれのアプリケーションにより実行される前記インポート処理に係る処理時間を算出することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記受け付けた登録の対象となる設定値管理キーに基づき、重複して登録された回数を管理する第3の管理手段を、さらに有し、
    前記第1の算出手段は、前記第3の管理手段により登録された回数が複数である設定値管理キーについては、さらに当該登録された回数に基づき、前記第1の処理時間、及び前記第2の処理時間を算出することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記第1の情報には、設定値管理キーで管理される設定項目に係る設定値のインポート処理時間の基準を示す値が含まれることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記第2の情報には、設定値管理キーで管理される設定項目に係る設定値のインポート処理時間の基準を示す値と、ファイルサイズに応じたインポート処理時間の基準を示す値とが含まれることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記受け付け手段は、アプリケーションの起動時に、当該アプリケーションから、インポート処理の際に呼ばれる関数とともに、前記1以上の設定値管理キーの登録を受け付けることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記第2の算出手段で算出された前記インポート処理全体に係る処理時間をもとに、当該インポート処理の完了までの残り時間を通知する通知手段を、さらに有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 複数の設定値管理キーを複数のカテゴリに分類して管理する第1の管理手段と、情報処理装置にインストールされた複数のアプリケーションで共通に利用できる設定値を管理する共通設定値データベースで扱う設定に関する1以上の設定値管理キーで管理される設定値のインポート処理に係る処理時間を求めるための第1の情報と、アプリケーションごとに固有な設定に関する1以上の設定値管理キーで管理される設定値のインポート処理に係る処理時間を求めるための第2の情報と、と管理する第2の管理手段と、を備える前記情報処理装置における制御方法であって、
    アプリケーションで利用される設定に関する1以上の設定値管理キーの登録を受け付ける受け付け工程と、
    インポート処理の対象となるインポートデータに含まれるカテゴリをもとに、当該カテゴリに含まれる設定値管理キーの登録を行った1以上のアプリケーションを決定する決定工程と、
    前記決定された1以上のアプリケーションのそれぞれについて、それぞれのアプリケーションにより実行される前記インポートデータに含まれる設定値のインポート処理に係る処理時間を、前記第1の情報及び前記第2の情報を用いて算出する第1の算出工程と、
    前記第1の算出工程で算出された1以上のアプリケーションの処理時間を合算することで、前記インポートデータのインポート処理全体に係る処理時間を算出する第2の算出工程と、を有することを特徴とする制御方法。
  9. 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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